JP2019531681A - 周波数コンバータ及びオプションのベルト張力センサを備えるドラムモータ - Google Patents

周波数コンバータ及びオプションのベルト張力センサを備えるドラムモータ Download PDF

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Abstract

本発明はドラムモータ(1)に関する。ドラムモータ(1)は、ドラム管(2)と、シャフト(9A、9B)と、電気駆動ユニット(82)と、制御ユニット(14)とを備える。ドラム管(2)は、内部に形成されたキャビティ(3)及び長手方向軸(A)を有し、シャフト(9A、9B)は、長手方向軸(A)に沿って延在し、ドラム管(2)が少なくとも1つの回転型軸受(80A、80B)を介してシャフト(9A、9B)に取り付けられている。電気駆動ユニット(82)は、ドラム管(2)のキャビティ(3)内に配置され、ドラム管(2)の長手方向軸(A)に配置されたステータ(84)及びロータ(92)を有し、ロータ(92)はドラム管(2)に接続され、ステータ(84)はシャフト(9A、9B)に接続されている。制御ユニット(14)は駆動ユニット(82)を制御する。制御ユニット(14)は周波数コンバータを有し、シャフト(9A、9B)に直接に固定されている。

Description

本発明は、ドラム管と、シャフトと、電気駆動ユニットと、を備えるドラムモータに関する。ドラム管は、内部に形成されたキャビティ及び長手方向軸を有し、シャフトは、長手方向軸に沿って延在し、ドラム管が少なくとも1つの回転型軸受を介してシャフトに取り付けられている。電気駆動ユニット、特に同期又は非同期駆動ユニットは、ドラム管のキャビティ内に配置され、ドラム管の長手方向軸に配置されたステータ及びロータを有し、ロータは、アウターロータ型又はインナーロータ型のいずれかとして具現化され、ドラム管に接続され、ステータは、シャフトに接続されている。ドラムモータは、駆動ユニットを制御するための制御ユニットを更に備える。
本発明は、更にシステム及び方法に関する。システムは、冒頭に述べたタイプのドラムモータと、ローラ装置と、ベルトとを備え、ベルトは、ドラムモータとローラ装置との周りを巻き付ける。
冒頭に述べたタイプのドラムモータは、様々な目的に使用されている。このようなドラムモータの1つの重要な用途は、比較的大型及び小型の物流ユニット又はコンベヤ装置において、このようなドラムモータは、遊動ローラ又は従動ローラと共にドリフトコンベヤの構成要素として使用される。チェーン、ベルトなどを介してドラムモータによって駆動される遊動ローラ又は従動ローラは、回転するように設定される。このタイプのドラムモータは、電動型コンベヤローラとも呼ばれる。この場合、ローラは前後に配置され、コンベヤ経路を形成する。ドラムモータがベルトコンベヤの駆動要素として機能し、且つそのためによりハイパワークラスのものである場合、前記ドラムモータは、適用可能であれば、液体による内部冷却システム、及び他の目的のために使用されるドラムモータ又はモータ作動のコンベヤローラに比べてより高負荷レベルの伝動装置を有することができる。
冒頭に述べたタイプのドラムモータは、基本的にドラム管の内部にある電気駆動ユニットから構成され、当該駆動ユニットは、ドラム管をシャフトに対して回転させる。シャフトは、車軸として機能する。シャフトは一般に位置及びトルクに関して固定された支持フレーム内に保持される。前記シャフトは、連続的であってもよく、又は2部分に形成され、ドラム管の外側で、軸方向に突出する2つの車軸スタブを形成する形態であってもよい。
電気同期駆動ユニットを用いて駆動されるドラムモータ、すなわち同期電動モータ又は同期モータの場合には、回転速度調整の問題もある。コギングトルク及び位置決めのため、同期モータは、永久磁石を幾何学的に設置することによって、アクチュエータとして効果的に使用することができるが、同期モータを始動させることを可能にするためには、周波数コンバータを使用して同期モータを動作させる必要がある。従って、同期機を有する従来のドラムモータは、使用が制限され、同期モータを有するコンベヤ設備のオペレータは、ドラムモータの中心エネルギー供給に対応する周波数コンバータを設ける必要があった。
電気非同期駆動ユニットを用いて駆動されるドラムモータ、すなわち非同期電気モータ又は非同期モータの場合、駆動ユニットの回転速度を変化させたい場合に、回転速度調整の問題も存在する。非同期モータは星型接続又は三角接続で動作することができるが、モータが始動した後、グリッド周波数及びモータの極数に依存する回転速度が生じる。回転速度調整は、一般に、モータロータと外側ドラム管との間に配置されたギアを介して行われる。動作中に回転速度を変化させたい場合には、非同期駆動装置も周波数コンバータを使用して作動する必要がある。従って、非同期機を有する従来のドラムモータは、使用が制限され、動作中に回転速度を変化させたい場合に、非同期モータを有するコンベヤ設備のオペレータは、ドラムモータの適切な中心エネルギー供給において、周波数コンバータを設ける必要があった。
前述した目的のためのドラムモータは、様々な高い要求がされる製品である。一般に、複数のこのようなドラムモータを有するコンベヤ装置において、騒音レベルを低く抑えるために、非常に滑らかな走行が要求される。大量に使用され得る製品となるため、費用効果の高い製造方法が更に要求される。このようなドラムモータの寿命も重要な要素である。一般にドラムモータは、回転数及び対応するドラムモータの負荷に合わせて所定の間隔でサービスされる。ドラムモータが正常に動いていない、又は他の過負荷に起因して誤動作となった場合に、輸送設備が停止し、生産及び配送の遅れに繋がる。このように、ドラムモータの誤動作は、大きな不利益及びその後の損傷を引き起こす可能性がある。そのため、できるだけ過負荷を防止し、ドラムモータの長寿命化を実現する必要がある。
ドラムモータの誤動作を防止するために、例えば、ドイツ特許出願公開第DE102006033821号により、適切な検出手段によってドラムモータの堅く制動された状態を識別し、それに応じて当該ドラムモータの動作に必要なエネルギーを制限することが知られている。それにより、堅く制動された状態にあるドラムモータを更に動作させることを防止し、それによるドラムモータの破損を防止する。
更に、ドイツ特許第DE4230729号は、内部にカップリングが設けられたドラムモータを開示している。当該カップリングは、トルク支持に対応するように設計され、スイッチング素子が設けられている。それによって、トルクが限界値を超えるとドラムモータが自動的にスイッチオフされる。ドイツ特許第DE4230729号に開示されたモータは、シャッタ、ローラドア、ブラインドなどの駆動装置として用いられる。
更に、国際出願公開第02/098768号は、集積化センサシステムを有するドラムモータを開示している。集積化センサシステムは、例えば、誘導性センサ、容量センサ、光センサ、振動センサ、ピエゾセンサ、マイクロ波センサ、又はレーダセンサを有することができる。全体的に、集積化センサシステムは、ドラムモータによって搬送される素材を検出し、搬送経路を測定するように機能する。
更に、国際出願公開第2010/142029号は、コンベヤ設備における多数のドラムモータを監視するためのシステムを開示している。当該目的のために、各ローラに対して複数のローラモニタが使用され、遠隔位置から監視するために遠隔モニタが使用される。ドラムモータによって消費される電流はモニタによって監視され、プロセッサによって処理される。ローラモニタと遠隔モニタとの間の伝達は、アドホック無線接続によって行われる。
前述したシステムが理論的に有効に機能する場合であっても、更なる改善が依然として必要である。特に、本発明の目的は、特に冒頭に述べたタイプのドラムモータを特定するものであって、本発明によれば、ドラムモータの寿命が延長され、及び/又は過負荷によるドラムモータの誤動作を防止することができ、オペレータにとって使用が簡素化される。
この点に関してドラムモータに生じる1つの問題は、外部に繋がるケーブルが損傷を受ける問題である。物流の分野において、多数の移動品及びコンベヤユニットが存在する。ドラムモータに電力を供給するためのケーブルと衝突した場合、そのケーブルは僅かに損傷する可能性がある。そしてこの損傷は、やがてドラムモータの誤動作を引き起こす、最悪の場合、コンベヤ設備の停止をもたらす。また、長いケーブルの場合、電流漏れ及び電波干渉も更に問題となる。
第1の態様において、本発明は、周波数コンバータを有し、かつシャフトに直接に固定された制御ユニットによって、冒頭に述べたタイプのドラムモータの目的を達成する。
本発明によれば、制御ユニットは、ドラムモータの駆動、特に同期駆動又は非同期駆動のための周波数コンバータを有し、ドラムモータのシャフトに直接に固定されるように構成されている。その結果、ドラムモータの周りに繋ぐ対応するベルトに直接隣接して、空間的に最も近接して周波数コンバータを設けることが可能である。従って、オペレータは、同期機又は非同期機にかかわらず、ドラムモータが周波数コンバータを用いて動作されることを直ちに認識する。また、オペレータは、このタイプのドラムモータをどのように作動させるか、操作するか、そしてサービスするかを直ちに認識する。周波数コンバータは、ドラムモータの駆動ユニットの種類に適合され、駆動ユニットは、周波数コンバータとともに1つのユニットとして設けられ、パラメータ化されて配布される。オペレータが周波数コンバータを個別に供給し、設置し、そしてパラメータ化することは、もはや必要されない。これもまた誤動作を実質的に防止する。なぜなら、周波数コンバータを有する制御ユニットがシャフトに直接に固定されているため、オペレータが周波数コンバータを有していない同期駆動ユニットを、通常のグリッド(AC電圧グリッド又は三相グリッド)に接続することを防止し、そして、それにより同期駆動ユニットの過熱及び損傷を引き起こすことを防止する。
第1の変形例において、制御ユニットは、ドラム管の外側のシャフトに固定される。シャフトは通常、ドラム管の両側における支持フレームに設けられた対応する凹部内に保持される。シャフトは、連続的であってもよく、複数部分の形態であってもよい。すなわち、シャフトは、ドラムモータ全体を通して一の部品として延在ことができ、又は、シャフトは、ドラム管の両側において外側に延びて2つの車軸スタブを形成することもできる。好ましくは、これらの車軸スタブは、支持フレームにおける対応する凹部で外側に向かって軸方向に延在してドラムモータを保持する。本変形例によれば、制御ユニットは、軸端部に固定され、当該軸端部は、対応するシャフト凹部から外側に向かって軸方向に突出している。駆動ユニットの電力供給は、シャフトを通ってキャビティ内で延びるケーブルによって提供されることが好ましい。その結果、シャフトは、少なくとも制御ユニットが配置されている側において中空型シャフトとして設計される。従って、外側で延びるケーブルはなく、ドラム管、シャフト、駆動ユニット、及び制御ユニットは、単一の物理的ユニットを形成し、当該単一の物理的ユニットは、対応する支持フレーム内の1つの構成要素として組み立てることができる。これにより、ドラムモータの使用が大幅に簡素化される。
第2の変形例において、制御ユニットはドラム管のキャビティの内側に保持され、シャフトに固定されている。これにより、ドラムモータのコンパクト性が更に向上される。周波数コンバータを含む制御ユニットはドラム管内に保持され、シャフトを貫通するケーブルによって電力の供給を行うことができる。ケーブルは、支持フレームの外側からシャフトを通ってドラム管の内側に入り、そこで制御ユニット及び周波数コンバータに接続される。ドラムモータが油冷式ドラムモータとして設計された場合、この変形例においては、周波数コンバータを含む制御ユニットを、油に対してカプセル封入のようにドラム管内に収容することが重要である。例えば、この目的のために、ドラム管の内側にハウジング又は乾燥カプセル封入領域を設けることができる。無負荷運転ドラムモータの場合、ここでは大きな問題はない。この場合、周波数コンバータは、ドラム管内における軸方向の独立したハウジング内に配置されることが特に好ましい。特に、周波数コンバータからドラム管の外側への熱の転送を保証するため、及び可能な限り駆動ユニットと周波数コンバータとを相互の熱的影響から切り離すために、冷却システム又は冷却リブが設けられる。
特に好ましい実施形態において、制御ユニットは、コントローラ、特にドラムモータの動作データを取り込むためのプログラマブルロジックコントローラを有する。また、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)は、同期駆動ユニットに特定の作動信号を送信することによって、例えば、商品の製造中に、搬送ベルトの対応する作動を実現するように使用することができる。
PLCは、以下のパラメータ、すなわち、ロータの回転速度、モータ巻線の温度、定格電流消費、次回サービス期限(next due service)までのドラム回転数、次回サービス期限まで残りの運転時間のうちの少なくとも1つを判定するように機能することが好ましい。好ましくは、「次回サービス期限」は、予め定められた限界回転数及び/又は予め定められた限界動作期間によって規定される。2つ(限界回転数又は限界動作時間数)のうちの少なくとも1つに達していれば、次回サービスが期限となる。同期駆動ユニットの場合は、スリップがなければ、ロータとステータとの間の定められた回転による回転速度は、PLCによって周波数コンバータから読み出すことができる。限界回転速度が同時にPLCに保存されている場合は、残りの回転数を出力できる。動作時間についても同様である。動作時間あたりの以前の回転数と及び1日あたりの平均動作時間により、次回サービス期限までの期間の概算値を決めることも可能である。これは、好ましくは、PLCによって実行される。そのために、対応するコンピュータプログラムコードがPLC又はコントローラに設けられる。
更に、制御ユニットは、少なくとも1つの信号を無線又は有線伝送のために通信部を有することが好ましい。また、前述したパラメータは、個別に又は一緒に送信されることが好ましい。例えば、限界回転速度の対応する信号が倉庫内の監視ステーションに、又は、例えば、ラップトップ、スマートフォンなどのモバイル装置に無線で送信され、それによって、従業員は、どのドラムモータをサービスに提示すべきかを識別する。例えば、定格消費電流についても同様である。これにより、故障の識別が大幅に簡素化され、従業員は、対策が必要な場所を速やかに識別することができる。そして特別なサービスの実行を可能にするために、この情報を、インターネットを介してドラムモータの製造業者に送信することも考えられる。無線通信において、特に、ブルートゥース(登録商標)規格を介する通信も、無線ネットワーク、例えば、WiFiを介する通信も好適である。
更に好ましくは、制御ユニットは、ドラムモータに関する少なくとも1つの情報を表示するためのディスプレイを有する。この目的のためには、例えば、次回サービスまで残りの回転数、又は事前に決められた次回サービスまで、特に、次の計画されたサービス又はドラムモータが動作している設備の停止までの推定期間を表示するデジタルディスプレイが好適である。平均負荷の場合には、例えば、5就業日前、10就業日前などを表示する。更なる情報、例えば、一般に、温度又は現在の回転数、定格消費電流なども表示することができる。
ドラムモータ内又はドラムモータ上に設置されたセンサレス式ベクトル制御周波数コンバータを用いて、例えば、コンベヤベルト上にある製品を追跡するために上位コントローラで使用することができるデジタルエンコーダ信号を生成することも可能である。高価で敏感なエンコーダは、周波数コンバータによってセンサなしで確認された信号で置き換えることができる。敏感な電子エンコーダはしばしば故障するため、ドラムモータの修繕にはコストがかかる。従って、周波数コンバータによる信号の利用は、より高い動作信頼性を提供する。
本発明の更なる好ましい実施形態又は別の態様において、ドラムモータは、長手方向軸に対して実質的に垂直に作用してドラム管に加えられる力を測定するための力測定ユニットを有する検出装置を備えるように構成される。当該力、又は力を表すベクトルは、ドラムモータの長手方向軸と共に平面を形成する。当該力はドラム管の表面に対して実質的に垂直に作用する。このとき、好ましくは、ベルトの張力によりドラム管に与える力を測定することができる。ドラムモータがシステムに設置されている場合、ドラムモータの周りを部分的にループしてドラムモータにおける張力を生じさせるベルトは、一般に延びており、張力は長手方向軸に対して実質的に垂直に作用してドラム管に加えられる。当該力は、力測定ユニットを有する本発明に係る検出装置によって離散的に又は連続的に測定することができる。
このような検出装置は非同期駆動装置を有するドラムモータにも使用することができ、従って、周波数コンバータを有する前述した制御ユニットとは独立に、この態様について別途に保護を請求することができることを理解されたい。
特に、ベルトの張力による負荷がドラムモータの磨耗を招くことが分かっている。ドラムモータの周囲に張られたベルトに大きな負荷がかかると、ドラムモータの回転型軸受に大きな力が加えられ、これは早期磨耗の恐れを引き起こす。更に、負荷が高い場合、油漏れの恐れがある。それは、食品業界のみならず、悪影響を及ぼす可能性がある。長手方向軸に対して実質的に垂直に作用し、ドラム管に加えられる前記力、特にベルトの張力による力を知っていれば、それに応じてサービスの間隔を選択し、損傷する前に適切な時期にドラムモータを点検することができる。
駆動ユニットのロータは、半径方向の外側でステータを囲むことができ、すなわち、アウターロータ型として設計することができる。代替として、ロータをインナーロータ型として設計し、例えば、ギアを介してドラムモータに連結することも可能である。そのような場合、シャフトを連続的に形成するのではなく、車軸スタブとして機能する2つのシャフトを設けることが好適である。制御ユニットは、駆動ユニットを制御し、駆動ユニットに電気エネルギーを供給する。比較的大規模な設備において、制御ユニットは、設備の全てのドラムモータを制御する中央制御ユニットとして設計することができる。代替的に、ドラムモータは、搬送要求に従ってドラムモータにエネルギーを供給する単一の個別の制御ユニットを備える。前記ドラムモータは、一般にチップを有し、当該チップは電流供給のスイッチオン及びスイッチオフを制御する。
第1の好ましい実施形態によれば、力測定ユニットは少なくとも1つのセンサ及び評価ユニットを有し、評価ユニットはセンサによって受信された信号に基づいて力を測定し、測定された力が予め定められた限界値を超えるときに過負荷信号を出力する。そのために、好ましくは、限界値は評価ユニット内のメモリに記憶される。評価ユニットは比較動作を実行するように構成され、比較動作において、測定された力が予め定められ、記憶された限界値と比較される。この比較動作が測定された力が予め定められた限界値を超えていることを確認すると、特定の過負荷信号が評価ユニットによって出力される。過負荷信号は、好ましくは制御ユニットに出力される。代替的に、過負荷信号は他の外部ユニットに出力される。好ましい変形例において、ドラムモータが更に警告灯を有し、過負荷信号が警告灯に出力され、例えば、過負荷の場合に赤色灯が点灯するように構成される。結果的に、オペレータは、ドラムモータが過負荷になっているか否かを容易に識別することができ、適切な対策を講じることができる。一般に、ドラムモータの過負荷は、磨耗の増加、そして寿命の著しい減少をもたらすため、本発明によれば、ドラムモータの寿命が大幅に増加できる。また、過負荷信号は、好ましくは、音響的出力をすることもできる。好ましくは、限界値は、工場で装置が設置されるときに調整されるか又は記憶されることができる。限界値は、ドラムモータのタイプ、容認されるサービスの間隔、装置の動作中の通常の負荷、並びに回転型軸受及びドラムモータの設計に依存する。限界値が温度に依存することも考えられる。特に、温度が回転型軸受内の潤滑剤の粘度に影響を及ぼし、そのため、限界値を温度に適応させることができるように規定することができる。
更なる好ましい実施形態において、評価ユニットが過負荷信号を制御ユニットに送信し、制御ユニットが過負荷信号を受信するとドラムモータを減速させるように構成される。好ましくは、ドラムモータは、過負荷信号を受信すると完全に停止する。これにより、過負荷のときにドラムモータが更に回転することによって過度に磨耗されることを防止する。ドラムモータは過負荷のときに停止され、オペレータは、例えば、手動で輸送すべき対象物を移動させること又は他の適切な手段によってドラムモータの負荷を変えることができる。そのために、好ましくは、制御ユニットは、対応する信号をチップに送信し、チップは駆動ユニットへの電流供給を制御する。
ドラムモータの好ましい発展形態において、ドラム管の少なくとも1つの軸方向の端部にあるシャフトが、シャフト受容部内に保持されてドラムモータを支持するように構成される。このようなシャフト受容部は、好ましくは、ドラムモータの両側に設けられることによってドラムモータを均等に支持する。
本発明の好ましい発展形態では、力測定ユニットは、シャフトからシャフト受容部に作用する力を測定するように構成される。前記力は、シャフト受容部にも直接に作用するため、ドラムモータの長手方向軸に実質的に垂直に作用する力である。シャフト受容部に作用する力を測定することによって、長手方向軸及びドラム管に実質的に垂直に加えられる力を測定することができる。この目的のために、簡単な変形例において、ひずみゲージのような平坦な力センサを設けることができる。
検出装置は、好ましくは、ドラム管の反対側に面するシャフト受容部の側にあるハウジングによって配置される。好ましくは、シャフトは、シャフト受容部を通って検出装置のハウジング内に延びる。検出装置は、好ましくは、ハウジングを介してシャフト受容部に固定的に接続され、例えばそこにフランジで固定される。ハウジングは、検出装置を保持するだけでなく、環境の影響、例えば、油又は水などから検出装置を密封するにも役立つ。検出装置が電子部品を含むため、そのような影響から検出装置を保護することは重要である。
ドラム管の反対側に面するシャフト受容部の側にあるハウジングによって検出装置を配置することは、例えば、調整のために外部から容易に検出装置にアクセス可能であるという利点も有し、検出装置を電源及び他の周辺装置に簡単に連結することもできる。
好ましい変形例において、検出装置はドラム管のキャビティの内側に配置される。当該変形例において、好ましくは、当該検出装置にも、ケーシング、例えば、ハウジングが設けられる。代替的に、検出装置は、オイルなど、又はドラムモータによって輸送される他の物質と接触しないように、ドラム管の内側の密閉領域内に配置される。これもドラムモータの寿命の増加に繋がる。
本発明の一構成において、シャフトは、1つ又は複数のばねに抗して変位可能にシャフト受容部内に取り付けられ、力測定ユニットはシャフトの変位に基づいて力を測定するように構成される。ばねは、好ましくは、圧縮ばねとして設計される。ばねは、ばね定数Cを有し、シャフトからシャフト受容部に作用する力は、シャフトが変位する距離に比例する。その結果、ばねの法則F=C・Xである。ここで、Cはばね定数であり、Xは変位距離である。この目的のために、シャフト受容部は、好ましくは、シャフトを受け入れるためのスロットを有し、スロットは、その長手方向軸が測定すべき力の作用方向に平行するように整列される。代替的に、シャフトの端部は、個別の要素の中で回転方向に固定されるように保持され、その一部がシャフト受容部内で変位可能に保持される。測定すべき力がベルトの張力によって生じた力である場合、好ましくは、スロットはシャフト受容部内で水平に整列される。スロットは片側又は両側に向かって開口してもよく、シャフト受容部が静止位置にあるときに少なくとも1つのストッパが設けられる。本変形例は、好ましくは、このような変位能力が両方のシャフト受容部において可能である。そうすることによって、ドラムモータは常に一列に変位し、ドラムモータの長手方向軸と測定すべき力による平面に垂直な軸の周りをねじれない。ドラムモータがその長手方向軸の周りをねじると、前記ドラムモータを囲繞する(surrounding)ベルトがもはや均一に延びなくなり、これも同様に寿命に不利であり得る。従って、ベルトの同時移動を保証するためには、ドラムモータの均一な変位が好ましい。
第1の好ましい変形例において、この場合、センサは接触スイッチとして設計され、接触スイッチが、シャフト又はシャフトに連結された中間要素、例えばシャフト保持部と接触すると過負荷信号が出力される。接触スイッチは、シャフトの静止位置と接触スイッチとの間の距離にばね定数を乗じたものが限界値力に対応するように、検出装置内に局所的に配置される。本明細書において、接触スイッチはエンドスイッチとして設計される。シャフト又は中間要素と、接触スイッチとの間の接触が検出されると、接触スイッチは過負荷信号を出力する。接触スイッチは、現在の接触を確立又は中断するように構成されてもよい。接触スイッチとシャフトとの間に更に他の伝達手段、例えば、レバー、シャフト保持部などを設けることも同様に考えられ、このようにして、接触スイッチが直接にシャフトと接触する必要はなく、代わりに、間接的な接触で十分である。2つのシャフト受容部が存在する場合、2つの接触スイッチを設けることが好ましい。この場合、過負荷信号を出力するために、2つの接触スイッチのうちの1つがシャフトによって接触されれば十分である。
これと比較して改善された1つの変形例は、エンコーダとスケールとを含むセンサを有し、エンコーダは、エンコーダとスケールとの間の相対変位に対応する信号を出力するように構成される。スケールは、好ましくはシャフトに配置され、エンコーダは、位置的に固定されるように検出装置内に配置される。この場合、スケールはエンコーダに対して相対的に変位される。スケールは、例えば、バーコードなどを有してもよく、エンコーダは光学式エンコーダであってもよい。スケールが磁化可能なスケールを含み、エンコーダが磁気検出器を有することも同様に考えられる。エンコーダ及びスケールは、既に知られた距離測定手段であり、この場合、更なる変形例も同様に考えられる。本変形例は、距離を連続的に測定することができ、そのため、特定の距離からエンコーダによって出力される過負荷信号により、すなわち、エンコーダとスケールとの間の予め定められた相対変位により、限界値力を自由にプログラムすることができる点で有利である。当該変形例において、本発明に係るドラムモータは、様々な動作環境及び境界条件に容易に適応することができ、従って柔軟的な利用が可能である。
更に好ましい変形例において、センサは、シャフトの変位に比例する電気信号を出力するように構成されたポテンショメータを含む。ポテンショメータは、単純で頑丈な構成要素であり、前記タイプのドラムモータ内に設置するには適している。ポテンショメータは変位に応じて電気信号を出力し、評価ユニットは、前記信号を、自由にプログラム可能な予め定められた限界値信号と比較する。ポテンショメータによって出力される信号は距離に比例するため、予め定められた限界値信号は予め定められた限界値力に対応する。前述したように、当該距離は、ドラムモータの長手方向軸に垂直に作用してドラム管に加えられる力に比例する。この変形例においても、限界値力を自由に定めることができ、従ってドラムモータは種々の応用例において柔軟に使用することができる。前述した実施形態において、好ましくは、センサは、単一の過負荷信号のみでなく、予備過負荷信号も出力できるように設計される。予備過負荷信号は、まだ駆動スイッチを切ったり遅くしたりするのではなく、過負荷の恐れがあるときの予備警告段階に係る過負荷信号である。このような場合、黄色光を使用すること、又は音響的信号のみを出力することが考えられる。これは、例えば、距離に基づいて、過負荷信号をトリガする接触スイッチの上流に配置された第2の接触スイッチによってトリガすることができる。エンコーダ又はポテンショメータを備える実施形態において、これはプログラム技術によってトリガすることができる。
更なる好ましい実施形態によれば、検出装置は更に、ロータの回転速度、モータ巻線の温度、定格消費電流、次回サービス期限までのドラム回転、出力安定器信号数、過負荷信号の出力の日付を含むパラメータのうちの少なくとも1つを判定するように構成される。特に、ロータの回転速度、モータ巻線の温度、及び出力過負荷信号の数は、次回サービスまでの運転期間を決定するためにも使用することができる。仮に高い回転速度及び過負荷信号が多数出力された場合、摩耗は比較的高いと考えられ、次回サービス期限を早めに実行する必要がある。次回サービスまでのドラム回転数は通常予め定められている。そうすることによって、検出装置がドラムの回転数をカウントし、それによって、次回サービスまで残りのドラム回転数も検出できるため有利である。過負荷信号が出力された1つ又は複数の日付も、検出装置によって検出されることが好ましい。そのために、検出装置又は制御ユニットは、サービス従業員によって調整可能な日付カウンタを有することが好ましい。そうすることによって、過負荷信号が出力された日数及び頻度を振り返って考慮に入れることが可能である。従来技術において基本的に知られているように、ロータの回転速度、モータ巻線の温度、定格消費電流などのパラメータのため、複数の個別のセンサを設けることが好ましい。
好ましくは、測定された力を表す少なくとも1つの信号を無線又は有線伝送するために、通信ユニットが設けられる。例えば、過負荷信号が出力されると、対応する信号が倉庫内の監視ステーションに無線で送信される。それによって、従業員は、倉庫内又は物流施設内において、ドラムモータが過負荷信号を出力した場所を識別する。これにより、故障の特定が大幅に簡素化され、従業員は対策が必要な場所を速やかに識別できる。また、特別なサービスの実行を可能にするために、この情報を、インターネットを介してドラムモータの製造業者に送信することも考えられる。無線通信において、特に、ブルートゥース(登録商標)規格を介する通信も、無線ネットワーク、例えば、WiFiを介する通信も好適である。
更なる好ましい実施形態によれば、制御ユニットは、コントローラ及び/又は検出装置に電気エネルギーを供給するためのエネルギー蓄積部を有する。これは、制御ユニットが通信ユニットを有し、コントローラが日付カウンタを有し、また、通信ユニット及び日付カウンタは、ドラムモータが殆どスイッチオフされている場合に、電気エネルギーが供給されるように構成されているときに特に好ましい。そのようなエネルギー蓄積部は、容量性蓄積装置として設計されてもよく、又は充電式バッテリを有してもよい。
好ましくは、過負荷信号の存在、又はドラム管の長手方向軸に垂直に作用してドラム管に加えられる力もディスプレイに表示される。
本発明の第2の態様によれば、冒頭で述べた目的はシステムによって達成される。当該システムは、請求項のいずれか一項に記載の少なくとも1つのドラムモータと、ローラ装置と、ベルトとを備え、ベルトは、ドラムモータとローラ装置との周りを巻き付ける。ローラ装置とドラムモータとは、それらの回転軸を介して互いに実質的に平行に配置される。一変形例において、ローラ装置は、同様にドラムモータとして設計される。他の変形例において、ローラ装置は、受動ローラ装置として設計される。更に、当該システムは、複数のドラムモータと、受動的又は能動的な複数のローラ装置とを有することができる。ベルトは、搬送ベルトとして機能することができるようにローラの周りを巻き付け、軸は互いに実質的に平行に配置され、好ましくは水平面内において一列に整列される。
本発明の第3の態様によれば、冒頭に述べた目的はシステムによって達成される。当該システムは、少なくとも1つのドラムモータと、ローラ装置、特に偏向ドラムと、ベルトとを備える。少なくとも1つのドラムモータは、ドラム管と、シャフトと、電気駆動ユニットと、制御ユニットとを含む。ドラム管は、その内部に形成されたキャビティと長手方向軸とを有し、シャフトは、長手方向軸に沿って延在し、ドラム管が少なくとも1つの回転型軸受を介してシャフトに取り付けられる。電気駆動ユニットは、ドラム管のキャビティ内に配置され、ステータ及びロータを有し、ステータとロータとは、ドラム管の長手方向軸に配置される。駆動ユニットは、特に、ドラムモータに接続されたロータとシャフトとによって、シャフトに対するドラム管の回転運動を発生させる。制御ユニットは、駆動ユニットを制御するために用いられる。ドラムモータとローラ装置とは、それらの回転軸を介して互いに実質的に平行に配置され、ローラ装置は、ローラ管とローラシャフトとを含み、ローラ管は、その内部に形成されたローラキャビティと長手方向軸とを有し、ローラシャフトは、長手方向軸に沿って延在し、ローラ管が少なくとも1つのローラ回転型軸受を介してローラシャフトに取り付けられる。ベルトは、ドラムモータとローラ装置の周りを巻き付ける。制御ユニットは、周波数コンバータを有し、ローラシャフトに直接に固定される。
本発明の第1の態様に係るドラムモータとは異なり、本発明の前記第3の態様によれば、制御ユニットはドラムモータのシャフトに固定されておらず、ローラ装置のローラシャフトに固定されている。ローラ装置は、好ましくは偏向ドラムとして設計され、偏向ドラムは、通常コンベヤ装置内に設けられ、ベルトを偏向させるために用いられる。このような偏向ドラムは、別個の駆動装置によって駆動されることなく、受動的にベルトを介して付随的に走行する。制御ユニットを駆動ユニットに接続するケーブルは、例えば、ドラムモータのシャフトから出て、ドラムモータとローラ装置とが内部に配置されているコンベヤ装置の縁部に沿って、制御ユニットに至る。従って、ケーブルは、完全に構成物の付近で又は構成物に沿って導かれ、移動物体との衝突から実質的に保護される。
制御ユニットは、このように、サービス従業員にとって容易にアクセス可能のように、又は、位置に対して敏感な電子部品の位置決めに気候的に適合するように、ローラ装置に設置される。更に、本発明の本態様によれば、制御ユニットを、潤滑及び洗浄のために通常使用され得る油及び液体からよりよく、且つより容易に保護することができる。なお、前記制御ユニットは、ドラムモータの近くにあり、短いケーブル配線を達成することができる。ケーブルを遠隔地にあるスイッチギアキャビネットなどに導く必要がなく、電流漏れ及び電波干渉を実質的に防ぐことができる。
本発明の第3の態様に係る制御装置及びローラ装置に対する制御装置の位置決めは、第1の実施形態に係る制御装置及びドラムモータに対する制御装置の位置決めと同一及び類似の実施形態及び展開を有する。前記実施形態及び展開は、特に、従属請求項に記載されている。これに関して、更なる特徴及びその利点について、本発明の第1の態様に関する前述した説明は十分に参照される。
第1の変形例において、制御ユニットは、ローラ管の外側でローラシャフトに固定されている。ローラシャフトは通常、ローラ管の両側における支持フレーム又はフレームワークに設けられた対応する凹部内に保持される。ローラシャフトは、連続的であってもよく、多部分の形態であってもよい。すなわち、ローラ装置の全体を通して完全な車軸として延在ことができ、又は、ローラシャフトは、ローラ管の外側の両側で延びて2つの車軸スタブを形成することができる。好ましくは、これらの車軸スタブは、外側に向かって支持フレームにおける対応する凹部まで軸方向に延在してローラ装置を保持する。この変形例によれば、制御ユニットは、対応するシャフトの凹部から軸方向に突出する軸端部に固定される。
第2の変形例において、制御ユニットは、ローラ管のローラキャビティの内側に保持され、ローラシャフトに固定される。これにより、ローラ装置、そしてシステム全体のコンパクト性が更に向上させる。周波数コンバータを含む制御装置は、ローラ管内に保持され、ローラシャフトを通って供給されるケーブルによって電力供給を行うことができる。ケーブルは、支持フレームの外側から、ローラシャフトを通って、ローラ管の内側に入り、そこで制御ユニット及び周波数コンバータに接続される。本変形例は、制御ユニットを特に効果的に保護することができるとの利点を有する。特に、IP66又はIP69Kまでのコントロールユニットの保護を達成することができる。
本発明の第4の態様によれば、冒頭に述べた目的は、ドラム管を有するドラムモータと、ローラ装置と、ベルトとを備える輸送システムを動作させる方法によって達成される。ドラムモータとローラ装置とは、それらの回転軸によって互いに実質的に平行に配置され、ベルトは、ドラムモータとローラ装置との周りを巻き付ける。前記輸送システムを動作させる方法は、以下のステップ、すなわち、ドラムモータの長手方向軸に実質的に垂直に作用してドラム管に加えられる力を測定するステップと、測定された力が予め定められた限界値力を超えているか否かを比較し、測定された力が限界値力を超えた場合に過負荷信号を出力するステップとを含む。好ましくは、輸送システムは、本発明の第2の態様に係るシステムであり、及び/又はドラムモータは、本発明の第1の態様に係るドラムモータの前述した実施形態の1つに係るドラムモータである。本発明の第1の態様に係るドラムモータ、本発明の第2の態様に係るシステム、及び本発明の第3の態様に係る方法は、特に、従属請求項に係る実施形態と同一及び類似の実施形態を有することを理解されたい。この点に関して、前述した説明は十分に参照される。
また、当該方法は、以下のステップ、すなわち、制御ユニットにおいて過負荷信号を受信し、過負荷信号を受信した場合に、ドラムモータを減速させ、特に、停止させるステップを含むことが好ましい。
本発明の第5の態様において、冒頭に述べた目的は、ドラム管を有するドラムモータと、ローラ装置と、ベルトとを備える輸送システムを動作させる方法によって達成される。ドラムモータとローラ装置とは、それらの回転軸によって互いに実質的に平行に配置され、ベルトは、ドラムモータとローラ装置との周りを巻き付ける。前記輸送システムを動作させる方法は、以下のステップ、すなわち、ドラムの回転を識別するステップと、次回サービスまでのドラムの回転数を判定するステップとを含む。前記方法は、同期駆動ユニット又は非同期駆動ユニットを有するドラムモータを使用して実行されることが好ましい。従って、ドラムモータは、冒頭に記載した本発明の第1の態様に係るドラムモータであることが好ましい。同期駆動ユニット内の周波数コンバータは、「センサレス」エンコーダとして使用することができ、回転速度は、周波数コンバータによるドラムモータの制御によって分かる。特定の限界回転速度に達した後にサービス期限となり、次回サービス期限まで残りの回転速度は、既知の予め定められた限界回転速度及び既知の検出された現在の回転速度から決定することができる。本方法は、更に好ましくは、以下のステップ、すなわち、次回サービスまでの残り時間を識別するステップを含む。当該ステップは、好ましくは、以前の動作時間をカウントすることと、1日当たりの平均動作時間を判定することと、そこから、限界動作時間数を特徴とする次回サービス期限までの推定日数及び時間数を判定することとを含む。本方法は、更に好ましくは、以下のステップ、すなわち、定格消費電流と、巻線温度と、ロータ回転速度とを識別するステップと、ドラムモータがどの使用方法のタイプに該当するかの自動認識を実行するステップとを含む。本方法は、更に好ましくは、限界値に達した後にモータをスイッチオフにすることを含む。限界値は、前述したパラメータのうちの1つの限界値、例えば、巻線温度、又はモータ定格電流の限界値とすることができる。これにより、ドラムモータの安全性を更に向上させる。
本発明は、添付の図面を参照して以下により詳細に説明される。
本発明に係るドラムモータの斜視側面図である。 図1のドラムモータの他の斜視側面図である。 図1及び図2のドラムモータの概略側面図である。 第2の例示的な実施形態に係るドラムモータの全断面を示す図である。 図4のドラムモータの細部及び側面を示す図である。 第3の例示的な実施形態に係るドラムモータの概略平面図である。 検出装置及び力測定ユニットを含むシャフト受容部の概略図である。 図7の力測定ユニットの第1の状態を示す図である。 図7の力測定ユニットの第2の状態を示す図である。 図7の力測定ユニットの第3の状態を示す図である。 制御ユニットが偏向ローラのローラシャフトに直接に固定されているシステムの概略図である。 制御ユニットが配置された偏向ローラの長手方向断面図である。
本発明に係るドラムモータ1は、内部にキャビティが形成されたドラム管2を有する。キャビティは図面では見えない。これに関しては、知られているドラムモータの一般的な設計が参照される。また、ドラムモータ1は、長手方向軸Aを有し、当該長手方向軸Aは、ドラム管2の長手方向軸であり、同時にドラムモータの回転軸を表している。
電気同期駆動ユニット(図示せず)は、ドラム管2の内部に収容され(図4参照)、ドラム管2を回転駆動するためのステータとロータとを有する。ドラム管2は、その外面4にベルトを保持し(図6参照)、当該ベルトは、輸送システムの一部である。ベルトは、図1に関する組み立てられた状態において、概ね画面の平面で延びる。
2つの別々のシャフト9A、9B(図1及び図2では見えず、図3参照)がドラム管2の両軸端部6、8に設けられている。2つのシャフト9A、9Bは車軸スタブとして機能し、対応するシャフト受容部10、12内に回転方向に固定するように保持されている。シャフト受容部10、12は、ここでは別々にドラムモータ1に設けることができる。それらは、機械支持フレームの一部でもある。機械支持フレームは、複数のドラムモータ1及び/又は他の複数のローラを有する輸送システム用の支持フレームとして機能する。
図1の左側には、シャフト受容部10の隣に、ドラム管2の反対側に配置された制御ユニット14が示されている。より具体的には、制御ユニット14のハウジング16が見えている。当該ハウジング16は、中間プレート18によってシャフト受容部10にフランジで固定されている。ハウジング16は、その内部に収容されている電子システムを冷却するための多数の冷却リブ20を備えている。2つの制御ボタン22A、22Bがハウジング16の側面、すなわち、図1において、観察者を面する側に設けられている。それらの制御ボタンによって制御ユニット14を操作することができる。
制御ユニット14は内部に周波数コンバータを有し、周波数コンバータは、同期又は非同期駆動ユニットに接続されている(図4参照)。周波数コンバータ及び制御ユニット14は、ハウジング16を介してシャフト9Aに直接に取り付けられている。中間プレート18は、シャフト受容部10(図1及び図2参照)のストッパとして機能する。明瞭のために図3にはシャフト受容部10が示されていない。図3は、図3に示すドラムモータ1が1つの物理的ユニットとして対応する支持フレーム内に保持することができるように、2つのシャフト9A、9Bがドラム2からどのように突出して、図3に示すドラムモータ1が1つの物理的ユニットとして対応する支持フレーム内に保持することができるかを特によく示している。制御ユニット14におけるグリッド接続は符号23で示されている。制御ユニット14は、AC又は三相グリッドに直接に接続することができ、従って、ドラムモータ1は、オペレータにより追加の周波数コンバータなどを設置する必要がなく、直接に操作することができる。この例示的な実施形態において、ドラムモータ1が物理的ユニットとして事前に全体的に組み立てられるように、制御ユニットは、シャフト9Aに固定するように堅固に結合されている。
周波数コンバータによって、ドラムモータのトルクが低下することなく、回転速度をほぼゼロから定格回転速度までスムーズに調整することができる。しかしながら、ドラムモータが定格回転数よりも高い周波数で運転することも可能であるが、電圧がもはや増加した周波数に適合することができないため、出力トルクは減少する。拡張したHz特性曲線
において操作を行うことによって電圧調整範囲を拡大しない限り、一定のトルクで定格回転速度の2倍の回転速度を可能にするためには、ドラムモータは十分な予備パワーを有するように形成されなければならない。
ドラム管2の内部の制御ユニット14と同期又は非同期駆動ユニット(図4参照)との間の接続は、ケーブル接続によって行われ、当該ケーブルは、シャフト9Aの内部で延びる(同様に対応する図4参照)。制御部14は、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)も有する。PLCは、コントローラ又はマイクロコンピュータとして設計することもできることを理解すべきであるが、PLCはより高い費用効果を有し、より堅牢であるため、好ましい。同期駆動ユニットのロータの回転速度、そしてドラム2の回転速度、定格電流、及び巻線温度は、制御装置14内のPLCによって識別することができる。本例示的実施形態によれば、PLCは日付カウンタも有している。日付カウンタに対して一定の電力を恒久的に供給するために、制御ユニット14は、更にエネルギー蓄積部を有する。当該エネルギー蓄積部は、本例示的実施形態において、コンデンサ、又はバッファ蓄電池/充電式バッテリとして設計される。その結果、ドラムモータ1がグリッドに接続されていない状態でも日付カウンタを含むPLCを動作させることができる。
日付カウンタは、過熱などの過負荷などが発生した時点を記憶するために使用される。この目的のために、制御ユニット14はまた、内部メモリ、例えば、RAMメモリ又はEPROM、及び無線を介して前記情報を伝送するための通信ユニットを有する。ドラム管2の回転を検出するために追加のセンサを必要とすることなく、周波数コンバータから読み出すことができるため、制御ユニット14は、「センサレス」エンコーダとして動作することができる。これによって設計も非常に簡素化される。
図4は一変形例を示す。当該変形例は、制御ユニット14がドラム管2の外側のシャフト9Aに固定されることなく、ドラム管2の内側に設けられたキャビティ3内に固定されている点で、図1−3に示された実施形態に対して実質的に異なる。
ドラムモータ1の一般的な設計は、図4に基づいても見られる。第1の例示的な実施形態(図1−3)において、ドラムモータ1は、制御ユニット14がドラム管2の外側に配置されるとの違いで設計されている。
ドラム管2は、回転型軸受80A、80Bを介して対応するシャフト9A、9Bに取り付けられている。同期駆動ユニット82はドラム管2の内部に配置され、インナーロータ型モータとして設計されている。すなわち、半径方向において外側のステータ84は、シャフト9Aに固定的に結合されており、対応するステータ巻線86を有する。適切な電流は、ライン88を介して制御ユニット14によって供給される。制御ユニット14は、端子90を介して接続されており、端子90はシャフト9Aを介して外部へ導かれている。ロータ92はロータシャフト94を有し、ロータシャフト94はギア96内に導入される。ギア96の出力側98はドラム2に接続されている。その結果ドラム管2を駆動することができる。
ギア96は油で潤滑されるため、制御ユニット14を封入するために、壁100はドラム管2の内部に設けられている。壁100は制御ユニット14を油から保護すると同時に駆動ユニットから制御ユニット14を熱的に切り離している。
この実施形態(図4)の重要な利点は、ドラムモータ1は、その寸法に関して全体的に非同期駆動ユニットを有する通常のドラムモータに対応しているため、簡単に既存の設備に設置することができることである。制御部14が周波数コンバータを有し、端子90と同期駆動ユニット82との間に接続されているため、本実施形態に係るドラムモータ1は、端子90を介して通常のグリッドに直接に接続することができる。
図1−3の実施形態において、ディスプレイ62がハウジング16に配置されるか、又は外部ディスプレイが通信インターフェースによって周波数コンバータに接続することができる。次回サービス期限までのドラム管2の回転数は、ディスプレイ62に表示される。
このようなディスプレイ62は、図4に係る実施形態においても好ましい。しかしながら、この場合、制御ユニット14がドラム管2の内部に配置されているため、ドラムモータ1は、好ましくは別個のディスプレイパネル110を有する(図5参照)。表示パネル110は、例えば、第2のシャフト9B上に配置されてもよく、同様に、シャフト9Aに配置することも可能である。
この例示的な実施形態によれば、ディスプレイパネル110は、ディスプレイ62と、スタートボタン112と、ストップボタン114と、調整ボタン16A、16B、16C、16Dとを更に有する。情報伝送のため、特にディスプレイ62に表示される情報を伝送するために、アンテナ120も設けられている。
ディスプレイを有する制御ユニットを外部接続することを可能にするために、電力供給用の電気ケーブルに加え、モータから第2の制御ラインを引き出すことも考えられる。これは、空間的環境が制限されるか又はアクセス不可能な状況により、図5に示すような固定的に取り付けられたハウジングが適用困難な場合に、特に必要である。
図6−8cは、図1−3に係る例示的な実施形態に基づいて示された本発明の更なる例示的な実施形態を概略に示している。本実施形態においても、ドラムモータ1は、ドラム管2の外側のシャフト9Aに固定された制御ユニット14を有する。図6は外観を示し、図7−8dは詳細を示している。図6によれば、2本のシャフト9A、9Bは対応するシャフト受容部10、12に保持されている。
この例示的な実施形態によれば、ドラムモータ1は検出装置130を備え、検出装置130は、本例示的な実施形態により、制御ユニット14の内部に設けられている。しかしながら、検出装置130は、同様に、別個のハウジングを有する別個の構成要素として設けることもできる。ドラムモータ1が同期駆動ユニットを備えることなく、代わりに周波数コンバータなしで作動される非同期駆動ユニットを備えるため、制御装置14が省略できる場合に、検出装置130が別個の構成要素として設けることは有利である。しかしながら、そのような実施形態においても、以下に説明されるような検出装置130が好ましい。
検出装置130は、2つの力測定ユニット30、31を有し、他の実施形態においては、1つのみの力測定ユニット30を設けることもできる。長手方向軸Aに実質的に垂直に作用してドラム管2に加えられる力Fは、力測定ユニット30、31によって測定することができる。
好ましくは、力Fは、ドラム管2の表面4に対して垂直であって、従って、ドラム管2に垂直である。力Fは、ベルト140によって発生し、ベルト140は、ドラム管2の周りを通し、物品を輸送するために用いられる。輸送される物品の重力のため、ベルト140は張った状態でドラム管2を「引っ張り」、その結果、力Fがドラム管2に加えられる。この方向における高い負荷は、ドラム管2をシャフト9A、9Bに回転可能に支承するための回転型軸受80A、80Bのより速い磨耗をもたらすことが分かった。本発明によれば、対応するサービス又はドラムモータ1のスイッチオフによって、適時に対応するように、力Fは、力測定ユニット30,31を有する検出装置130に検出される。
図示されていない一変形例において、検出装置130は、図4の前記例示的な実施形態に類似する方法、且つドラム管2の内部の制御ユニット14に相当する方法で配置される。このような配置は、設置スペースが削減される利点があるが、オイル漏れの問題に繋がる可能性がある。従って、このような場合、好ましくは、検出装置130がドラム管2の内側の封入領域3内に収容される。
それぞれの場合において、力測定ユニット30、31は、シャフト受容部10、12内に保持されているシャフト9A、9Bの端部と相互作用する。
ここに示す例示的な実施形態(図6−8c)において、力測定ユニット30、31は、静止部32、33と、シャフト保持部34、35とを有する。シャフト保持部34、35は、特に、金属シートから形成され、細長い収容部36(図7参照)を有する。細長い収容部36内に、すなわちドラム管2の端部6にあるシャフト9Aを、ストッパ38まで保持することができる。シャフト9Aは、例えば、締付けねじ接続によって、ストッパ38と接触するように収容部36内に固定することができる。この目的のために、シャフトの端部に、シャフト保持部34を通して延びるねじ山を設け、対応するナットを利用して、締め付け方法でシャフトをシャフト保持部34に接続させることが便利である。組み立てられた位置において、図7に示されるように、シャフトが収容部36内に配置され、長手方向軸Aが図面の平面に対して垂直に延在している。
シャフト保持部34は足端部40を有し、足端部40は、狭い領域42を介してヘッド部44から分離されている。足端部40は、狭い領域42に比べて広がっているため、ストッパ46が形成されている。足端部40は、静止部32内に変位可能に保持され、同様に、静止部は、シャフト保持部34を保持するために、開口における狭窄部48を有し、狭窄部48は、ストッパ46に対応するストッパ50を形成する。このように、シャフト保持部34の滑り抜けが防止される。
足部40は、3つの螺旋圧縮ばね52A、52B、52Cによって、図7における右に向かう方向に予張力が与えられ、すなわち、ストッパ46、50が互いに当接する位置にある。この位置は休止位置とも呼ばれる。シャフト保持部34、そしてシャフト、最終的にドラム管2も、当該位置において無負荷状態である。
シャフト保持部34の足部40にはセンサ作動要素54が配置されており、当該センサ作動要素は、変位軸Vの方向において細長く延在している。本実施形態によれば、第1及び第2の接触スイッチ56、58は、センサ作動要素54に隣接して横方向に配置されている。力Fがドラム管2に加えられ、シャフトを介してシャフト保持部34に伝達されると、シャフト保持部34は、ばね52A、52B、52Cの力に抗して図7における左側に変位する(図8A、8B、8C参照)。シャフト保持部34の変位距離、すなわち、足部40が静止部32内の挿入距離は、力Fに比例するため、センサ作動要素54がそれぞれの接触スイッチ56、58に接触する力Fは、接触スイッチ56、58とセンサ作動要素54との間の間隔によって予め規定することができる。
より正確には、本実施形態において、力Fが加えられると、センサ作動要素54は、最初に第2の接触スイッチ58と接触し、次に力Fが更に増大すると第1の接触スイッチ56と接触する。第1の接触スイッチ56が作動されると、過負荷信号が出力される。第2の接触スイッチ58は、高い力に既に達していることを予備的に警告する段階として機能する。このとき過負荷信号は出力されず、予備負荷信号のみが出力される。過負荷信号が制御ユニット14に出力され、ドラムモータ1は停止される。
機械的に作動される接触スイッチ56、58を有する当該シンプルな態様において、制御ユニット14の接触スイッチの接続部は、前述した評価ユニットとして機能し、当該評価ユニットは、接触スイッチ56、58によって受信された信号に基づいて力を測定し、当該測定された力が予め定められた限界値を超えると、過負荷信号を出力するように構成される。
更に図6−8cから分かるように、3つのLED60A、60B、60C、61A、61B、61Cが各静止部32、33に設けられている。LED60A、61Aは緑色で、LED60B、61Bは黄色で、そしてLED60C、61Cは赤色である。前記3つのLED60A、60B、60C、61A、61B、61Cは、信号機システムによってドラムモータ1の負荷を表示する。休止状態において、LED60A、61Aが点灯し(図8A参照)、力Fが許容範囲内にあることが、緑色光の表示によってオペレータに知らせられる。この状態において、センサ作動要素54はまだ接触スイッチ58に到達していないか、又はまだ完全に押下されていない。力Fが増大すると、足部40は静止部32内に更に挿入され、センサ作動要素54は第2の接触スイッチ58と接触する。前記第2の接触スイッチが十分に作動されると、黄色の接触ライト60B、61Bが点灯し(図8B参照)、緑色の接触ライト60Aが同時に消灯する。このときオペレータは、力Fが現在予備負荷領域に到達したことを認識することができる。このとき、まだ限界ではないが、この状態の力Fは、既に限界値力に近い、ドラムモータ1はますます負荷かけられている。
ここで負荷が更に増大し、それに応じて力Fが増大すると、足部40は、ばね52A、52B、52Cの力に抗して更に挿入され、センサ作動要素54は第1の接触スイッチ56と接触するようになる。前記第1の接触スイッチが押されると、赤色LED60C、61Cが点灯し(図8C参照)、黄色のLED60B、61Bが消灯する。このときオペレータは、赤色光により、これが警告であり、そして予め定められた限界値力に達したことを認識することができる。過負荷信号も同時に出力され、ドラムモータ1は減速され、特に停止される。ドラムモータを停止させることによって、ドラムモータ1が過負荷状態でそれ以上動くことを防止し、従ってドラムモータ1の故障が防止される。
接触スイッチ56、58は、他のセンサ、例えば、特にエンコーダによって置き換えることも可能であることは容易に認識できる。このような場合、2つの接触スイッチ56、58の代わりに、単一のエンコーダを設け、センサ作動要素54にスケールを設けることができる。この場合、エンコーダは、センサ作動要素54におけるスケールを走査し、測定された計数状態が予め定められた足部40の挿入に到達したときに対応すると、対応する信号を出力する。
このような場合、センサ作動要素54におけるスケールは、任意の所望の方法で設計することができ、特に、光学的、磁気的、又は機械的な方法で走査することができる。対応する光学式、磁気式、又は機械式エンコーダは、知られているものであり、利用可能である。
更なる可能性として、接触スイッチ56、58の代わりに、ポテンショメータを設ける変形例もある。この場合、例えば、歯付きロッドがセンサ作動要素54に設けられ、対応するピニオンがポテンショメータに設けられる。代替として、センサ作動要素54は、プランジャ型鉄心として設計することができる。当該プランジャ型鉄心は、対応するプランジャ型コイルに挿入される。静止部32への足部40の挿入、そしてばね52A、52B、52Cの力に抗するシャフトの変位もそれによって検出することができ、限界値力の超過に対応して過負荷信号を出力することができる。
図示の実施形態(図6参照)において、ディスプレイ62は、3つのLED60A、60B、60C、61A、61B、61Cの隣にある制御ユニット14のハウジング16に配置されている。接触スイッチ56、58の代わりに、エンコーダなど、連続的な力の測定を可能にするセンサが配置されている場合、現にドラム管2に作用している力Fは、前記ディスプレイ62に表示されることが好ましい。更に、次回サービス期限までのドラム管2の回転数もディスプレイ62に表示される。そのために、制御部14は、通常のサービス間隔、及び検出されたドラムモータ1負荷、特に過負荷信号出力の数に基づいて、次回サービス期限の間隔を決定する。従って、例えば、最初の過負荷信号を検出したとき、次回サービスの間隔までの回転数を5%減少させることが考えられる。ここで、適切な段階分けを設けることができる。
図9−10は、少なくとも1つのドラムモータ1及びローラ装置202を含むシステムを示す。同一及び類似の要素について、第1の例示的実施形態と同一の参照符号が付されている。この点に関して、前述した説明は十分に参照される。
ドラムモータ1の第1の例示的な実施形態(図1−5参照)とは異なり、システム200のこの特定の例示的な実施形態(図9及び10)において、制御ユニット14は、ドラムモータ1のシャフト9A、9Bに直接に配置されておらず、その代わり、ローラ装置202のローラシャフト204A、204Bに直接に固定されている。
本例示的な実施形態において、ローラ装置202は、偏向ローラ203として設計され、図10に詳細に示されている。偏向ローラ203は、ローラ管206を有し、ベルト140は、ローラ管206の半径方向の外側表面において延びる。ローラ管206は、第1の軸受カバー208及び第2の軸受カバー210によって、ローラシャフト204A、204Bに回転可能に取り付けられており、ローラシャフトは、支持フレーム内に回転方向に固定されるように保持されている。そのために、第1の軸受カバー208に第1のローラ回転型軸受209が設けられ、第2の軸受カバー210に第2のローラ回転型軸受211が設けられている。具体的には、ローラシャフト204A、204Bは、ここで分割されて、2つの車軸スタブとして設計されている。当該2つの車軸スタブは、第1及び第2の軸受カバー208、210を通って、中心軸Bに沿って延在する。これに関して、このようなローラ装置202及び、特に、偏向ドラム203は、知られているものであり、よく使用されるものである。
軸受カバー208、210によって、内側ローラキャビティ212は環境から効果的に封止されている。ローラ装置202、特に、偏向ドラム203は、駆動されることなく、キャビティ212は、動作中に空気のみで満たされる。
本実施形態において、ローラキャビティ212は、内部に周波数コンバータを含む制御ユニット14を収容するために使用される。
他の例示的な実施形態において、ドラムモータ1を参照して既に説明したように、制御ユニット14は、ローラ管206の外側にあるローラシャフト204A、204Bに固定するように構成される。
制御ユニット14がローラキャビティ212の内部に配置されることによって、前記制御ユニットは、環境の影響から特に効果的に保護され、特に、クラスIP66又はIP69Kの保護を達成することができる。
本例示的な実施形態において、第1の車軸スタブ204A及び第2の車軸スタブ204Bの両方が中空型として具現化されているため、第1の電線214が第1の車軸スタブ204Aを通って制御ユニット14まで延びる。前記第1の電線は、制御ユニット14をドラムモータ1に接続させる。図9に示す例示的な実施形態において、具体的に、前記第1の電線は、制御ユニット14を表示パネル110に接続させる。表示パネル110は、その一部が、車軸スタブ9Aを介してドラムモータ1の駆動ユニット82に結合されている。制御ユニット14に電流を供給するように機能する第2の電気ケーブル216は、第2のローラ車軸スタブ204Bを通って延びる。周波数コンバータを有する制御ユニット14は、供給エネルギーを変換して駆動ユニット82を駆動し、第1の電線214を介して前記エネルギーを提供する。
第1の電線214は、好ましくは、支持フレーム又は支持構造に沿って延びる。当該支持フレーム又は支持構造において、駆動モータ1とローラ装置202との両方は、対応するシャフト又はシャフト部9A、9B、204A、204Bによって保持されている。
この点において、制御ユニット14が同様に回転方向に固定されており、動作中にローラ管206のみが回転することは理解されたい。
第1の例示的な実施形態の利点は、前記システム200によって更に改善されている。オペレータは、依然として、直接にドラムモータで対応する値を読み取り、ドラムモータ1に配置された表示パネル110によって調整を行うことができる。しかしながら、制御ユニット14は、ドラムモータ1から離れているが、それでも空間的に近接しており、特に、同一の構造上に配置されている。この場合、制御ユニットは、外部からの影響から効果的に保護され、ローラキャビティ212は便利に使用される。

Claims (38)

  1. 内部に形成されたキャビティ(3)及び長手方向軸(A)を有するドラム管(2)と、
    長手方向軸(A)に沿って延在し、前記ドラム管(2)が少なくとも1つの回転型軸受(80A、80B)を介して取り付けられているシャフト(9A、9B)と、
    前記ドラム管(2)の前記キャビティ(3)内に配置され、前記ドラム管(2)の前記長手方向軸(A)に配置されたステータ(84)及びロータ(92)を有する電気駆動ユニット(82)であって、前記ロータ(92)は前記ドラム管(2)に接続され、前記ステータ(84)は前記シャフト(9A、9B)に接続されている、前記電気駆動ユニット(82)と、
    前記電気駆動ユニット(82)を制御するための制御ユニット(14)と、
    を備え、
    前記制御ユニット(14)は、周波数コンバータを有し、前記シャフト(9A、9B)に直接に固定されていることを特徴とする、ドラムモータ(1)。
  2. 前記電気駆動ユニット(82)は、同期駆動ユニットであり、前記同期駆動ユニットを制御するための前記制御ユニット(14)は、パラメータ化されていることを特徴とする、請求項1に記載のドラムモータ(1)。
  3. 前記制御ユニット(14)は、前記ドラム管(2)の外側の前記シャフト(9A、9B)に固定されている、請求項1又は2に記載のドラムモータ。
  4. 前記制御ユニット(14)は、前記ドラム管(2)の前記キャビティ(3)の内側に保持され、且つ前記シャフト(9A、9B)に固定されている、請求項1から3のいずれか1項に記載のドラムモータ。
  5. 前記制御ユニット(14)は、前記ドラムモータ(1)の動作データを取り込むためのコントローラ、特にプログラマブルロジックコントローラ(PLC)を有する、請求項1から4のいずれか1項に記載のドラムモータ。
  6. 前記コントローラは更に、以下のパラメータ、すなわち、前記ロータ(92)の回転速度と、モータ巻線(86)の温度と、定格消費電流と、次回サービス期限までのドラム回転と、次回サービス期限まで残りの動作時間とのうちの少なくとも1つを判定するように構成されている、請求項5に記載のドラムモータ。
  7. 前記制御ユニット(14)は、少なくとも1つの信号を無線又は有線伝送するための通信ユニットを有する、請求項1から6のいずれか1項に記載のドラムモータ。
  8. 前記制御ユニット(14)は、前記ドラムモータ(1)に関する少なくとも1つの情報を表示するためのディスプレイ(62)を有する、請求項1から7のいずれか1項に記載のドラムモータ。
  9. 前記長手方向軸(A)に実質的に垂直に作用して前記ドラム管(2)に加えられる力(F)を測定するための力測定ユニット(30、31)を有する検出装置(130)を備えることを特徴とする、請求項1から8のいずれか1項に記載のドラムモータ。
  10. 前記力測定ユニット(30、31)は、少なくとも1つのセンサ(56、58)と評価ユニットとを有し、
    前記評価ユニットは、前記センサ(56、58)によって受信された信号に基づいて前記力(F)を測定し、測定された力(F)が予め定められた限界値を超えると過負荷信号を出力するように構成されている、請求項9に記載のドラムモータ。
  11. 前記評価ユニットは、前記過負荷信号を前記制御ユニット(14)に送信し、前記制御ユニット(14)は、前記過負荷信号を受信すると前記ドラムモータ(1)を減速させるように構成されている、請求項10に記載のドラムモータ。
  12. 前記ドラム管(2)の少なくとも1つの軸端部(6、8)におけるシャフトは、シャフト受容部(10、12)内に保持されて前記ドラムモータ(1)を支持し、
    前記力測定ユニット(30、31)は、前記シャフト(9A、9B)からシャフト受容部(10、12)に作用する力(F)を測定するように構成されている、
    請求項9から11のいずれか1項に記載のドラムモータ。
  13. 前記検出装置(130)は、前記ドラム管(2)の反対側に面するシャフト受容部(10)の側にあるハウジング(16)によって配置されている、請求項12に記載のドラムモータ。
  14. 前記検出装置(130)は、前記ドラム管(2)内のキャビティ(3)の内側に配置されている、請求項12に記載のドラムモータ。
  15. 前記シャフト(9A、9B)は、少なくとも1つのばね(52A、52B、52C)に抗して変位可能にシャフト受容部(10、12)内に取り付けられ、力測定ユニット(30)は、前記シャフト(9A、9B)の変位に基づいて前記力(F)を測定するように構成されている、請求項12から14のいずれか1項に記載のドラムモータ。
  16. 前記センサは、接触スイッチ(56、58)であり、前記過負荷信号は、前記接触スイッチ(56、58)と、前記シャフト(9A、9B)又は前記シャフト(9A、9B)に結合された要素(54)とが接触すると出力されるように構成されている、請求項10又は15に記載のドラムモータ。
  17. 前記センサは、エンコーダ及びスケールを含み、前記エンコーダは、エンコーダとスケールとの間の相対変位に応じた信号を出力するように構成されている、請求項10又は15に記載のドラムモータ。
  18. 前記センサは、前記シャフトの変位に比例する電気信号を出力するように構成されたポテンショメータを含む、請求項10又は15に記載のドラムモータ。
  19. 前記制御ユニット(14)は、前記コントローラ及び/又は前記検出装置(130)に電気エネルギーを供給するためのエネルギー蓄積部を有する、請求項1から18のいずれか1項に記載のドラムモータ。
  20. 請求項1から19のいずれか1項に記載のドラムモータ(1)と、ローラ装置と、ベルト(140)と、を備え、
    前記ドラムモータと前記ローラ装置とは、それらの回転軸によって互いに実質的に平行に配置され、
    前記ベルト(140)は、前記ドラムモータ及び前記ローラ装置の周りを巻き付けるように構成されている、
    システム。
  21. 少なくとも1つのドラムモータ(1)と、ローラ装置(202)、特に偏向ドラム(203)と、ベルト(140)とを備え、
    前記少なくとも1つのドラムモータ(1)は、
    内部に形成されたキャビティ(3)及び長手方向軸(A)を有するドラム管(2)と、
    長手方向軸(A)に沿って延在し、前記ドラム管(2)が少なくとも1つの回転型軸受(80A、80B)を介して取り付けられているシャフト(9A、9B)と、
    前記ドラム管(2)の前記キャビティ(3)内に配置された電気駆動ユニット(82)であって、前記ドラム管(2)の前記長手方向軸(A)に配置されたステータ(84)とロータ(92)とを有し、前記ロータ(92)は前記ドラム管(2)に接続され、前記ステータ(84)は前記シャフト(9A、9B)に接続されている、前記電気駆動ユニット(82)と、
    前記電気駆動ユニット(82)を制御するための制御ユニット(14)と、
    を有し、
    前記ドラムモータ(1)と前記ローラ装置(202)がそれらの回転軸(A、B)によって互いに実質的に平行に配置され、
    前記ローラ装置(202)は、
    内部に形成されたローラキャビティ(212)及び長手方向軸(B)を有するローラ管(206)と、
    長手方向軸(B)に沿って延在し、前記ローラ管(206)が少なくとも1つのローラ回転型軸受(211)を介して取り付けられているローラシャフト(204A、204B)と、
    を有し、
    前記ベルト(140)は、前記ドラムモータ(1)及び前記ローラ装置(202)の周りを巻き付けており、
    前記制御ユニット(14)は、周波数コンバータを有し、前記ローラシャフト(204A、204B)に直接に固定されている、
    ことを特徴とする、システム。
  22. 前記電気駆動ユニット(82)は、同期駆動ユニットであって、前記同期駆動ユニットを制御するための制御ユニット(14)は、パラメータ化されている、請求項21に記載のシステム。
  23. 前記制御ユニット(14)は、前記ローラ管(206)の外側で前記ローラシャフト(204A、204B)に固定されている、請求項21又は22に記載のシステム。
  24. 前記制御ユニット(14)は、前記ローラ管(206)の前記ローラキャビティ(212)の内側に保持され、前記ローラシャフト(204A、204B)に固定されている、請求項21から23のいずれか1項に記載のシステム。
  25. 制御ユニット(14)は、前記ドラムモータ(1)の動作データを取り込むためのコントローラ、特にプログラマブルロジックコントローラ(PLC)を有する、請求項21から24のいずれか1項に記載のシステム。
  26. 前記コントローラは、以下のパラメータ、すなわち、ロータ(92)の回転速度と、モータ巻線(86)の温度と、定格消費電流と、次回サービス期限までのドラム回転と、次回サービス期限まで残りの動作時間とのうちの少なくとも1つを判定するように更に構成されている、請求項25に記載のシステム。
  27. 前記制御ユニット(14)は、少なくとも1つの信号を無線又は有線で伝送するための通信ユニットを有する、請求項21から26のいずれか1項に記載のシステム。
  28. 前記制御ユニット(14)は、前記ドラムモータ(1)に関する少なくとも1つの情報を表示するためのディスプレイ(62)を有する、請求項21から27のいずれか1項に記載のシステム。
  29. 前記制御ユニット(14)は、前記コントローラに電気エネルギーを供給するためのエネルギー蓄積部を有する、請求項21から28のいずれか1項に記載のシステム。
  30. ドラム管(2)を有するドラムモータ(1)と、ローラ装置と、ベルト(140)とを有する輸送システムを動作させる方法であって、
    前記ドラムモータ(1)と前記ローラ装置とは、それらの回転軸(A)によって互いに実質的に平行に配置され、
    前記ベルト(140)は、前記ドラムモータ(1)及び前記ローラ装置の周りを巻き付けており、
    実質的に垂直に長手方向軸(A)に作用して前記ドラム管(2)に加えられる力(F)を測定するステップと、
    測定された力(F)が予め定められた限界値力を超えるかどうかを比較するステップと、
    測定された力(F)が予め定められた限界値力を超えると過負荷信号を出力するステップと、
    を含む、方法。
  31. 制御ユニット(14)で前記過負荷信号を受信するステップと、
    前記過負荷信号が受信された場合に、前記ドラムモータ(1)を減速させ、特に、停止させるステップと、
    を更に含む、請求項30に記載の方法。
  32. ドラム管(2)を有するドラムモータ(1)と、ローラ装置と、ベルト(140)とを有する輸送システムを動作させる方法であって、
    前記ドラムモータ(1)と前記ローラ装置とは、それらの回転軸(A)によって互いに実質的に平行に配置され、
    前記ベルト(140)は、前記ドラムモータ(1)及び前記ローラ装置の周りを巻き付けており、
    ドラム回転を識別するステップと、
    次回サービスまでのドラム回転数を判定するステップと、
    を含む、方法。
  33. 次回サービスまでのドラム回転数の判定(残りの動作時間)は、予め定められた限界回転速度と現在の回転速度とを比較することを含む、請求項32に記載の方法。
  34. 次回サービスまで残りの時間を特定することを含む、請求項32又は33に記載の方法。
  35. 以前の動作時間をカウントすることと、
    1日当たりの平均動作時間を判定することと、
    そこから、限界動作時間数を特徴とする次回サービス期限までの推定日数及び時間数を判定することと、
    を含む、請求項34に記載の方法。
  36. 定格消費電流、巻線温度、ロータ回転速度を識別するステップと、
    ドラムモータがどの使用タイプに該当するかの自動認識を実行するステップと、
    を含む、請求項32から35のいずれか1項に記載の方法。
  37. 制限値に達した後にモータをスイッチオフにすることを含む、請求項32から36のいずれか1項に記載の方法。
  38. 制限値は、前述したパラメータのうちの1つの限界値、好ましくは巻線温度又はモータ定格電流の制限値であり得る、請求項37に記載の方法。
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