JPS5844086Y2 - 計量用コンベヤベルトの張力調整装置 - Google Patents

計量用コンベヤベルトの張力調整装置

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JPS5844086Y2
JPS5844086Y2 JP11770280U JP11770280U JPS5844086Y2 JP S5844086 Y2 JPS5844086 Y2 JP S5844086Y2 JP 11770280 U JP11770280 U JP 11770280U JP 11770280 U JP11770280 U JP 11770280U JP S5844086 Y2 JPS5844086 Y2 JP S5844086Y2
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JP
Japan
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conveyor belt
screw shaft
frame
spring seat
spring
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JP11770280U
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JPS5741821U (ja
Inventor
善晴 山本
Original Assignee
川崎製鉄株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、粉粒体等の被計量物をコンベヤベルトで搬送
しつつ、その単位長当りの重量を時間積算することによ
り計量するようにした計量装置において、一定のベルト
張力を与えるための張力調整装置の改良に関するもので
ある。
一般に、ベルトコンベヤ上の搬送物の輸送量を計量する
計量装置では、搬送物の重量をコンベヤベルトを介して
計測するため、コンベヤベルトの張力変動は、計量精度
に直接影響する。
従来、この種のベルトコンベヤでは、ベルト張力の変動
が生じにくい重錘式テークアツプを使用しているが、重
錘部がコンベヤ下方に張り出すためスペース的、重量的
にも大型化する難点がある。
これに対し、コンベヤベルトを懸張するベルトプーリの
軸受部をスプリングで支持することにより、バネ力でコ
ンベヤベルトの張力を調整すれば構造上非常に簡略化さ
れることが考えられる。
しかし、この種のスプリング式の張力調整装置は、構造
それ自体はコンパクトなものとすることができるが、そ
の張力の調整が困難であり、とくにコンベヤ式計量装置
の設置の際、あるいは設置後、使用中のコンベヤベルト
の伸び等に対して必要な調整が仲々に困難であるといっ
た欠点があるため、高い計量精度が要求される計量装置
には実用できない問題があった。
本考案は、かかる問題に鑑みてなされたものであって、
調整作業が容易で、しかもベルト張力が適正か否かを常
時確認することができるスプリング式のコンベヤベルト
張力調整装置を提供することを基本的な目的としている
このため、本考案においては、コイルスプリングのスプ
リング力をネジ軸を介してヘッドプーリに負荷するよう
にするとともに、ネジ軸の回動操作によりコイルスプリ
ングのスプリング力を調整することができ、しかもその
スプリング力、したかってコンベヤベルトの張力状態は
常時ゲージによって確認することができるコンベヤベル
トの張力調整装置を構成したことを基本的な特徴として
いる。
以下、図示の実施例に基づいて本考案をより具体的に説
明する。
第1図において、1はU型鋼等の型鋼よりなるフレーム
20により結合された駆動プーリ2と従動プーリ3間に
懸張したコンベヤベルト、4はコンベヤベルト1の搬送
側に沿って適当なピッチで配設したキャリアローラ5.
・・・、5の一つに作用する下向きの荷重を検出するこ
とにより搬送物6の重量を連続的に測定する荷動検出台
、7は従動プーリ3の回転軸3aの回転速度からコンベ
ヤベルト1の走行速度を検出する走行速度検出器で、検
出荷重と検出速度とを掛算することによって、搬送物6
の輸送量を算出する。
上記従動プーリ3は、第2図に拡大図を示すように、従
動プーリ3の両側部に前記フレーム20に連続して夫々
設置した支持フレーム8に設置したコンベヤベルト1の
走行方向の上下一対のガイドレール9,9によって走行
方向にスライド自在にガイドされた軸受箱10により、
その軸部3aを回転自在に軸受する。
この軸受箱10には、走行方向に平行な所要長さのネジ
軸11の先端を回転自在にかつ上記走行方向に相対変位
不自在に連結する一方、ネジ軸11の後端は、フレーム
20に沿って、フレーム20の上下のウェブ20a。
20bより内側において後方に伸長させ、このネジ軸1
1の途中には、指針12を下向きに支持したバネ座13
を螺合している。
このバネ座13は、その上部をまわり止め用のキイ条1
4にキイ嵌合し、ネジ軸11を回転操作することにより
、キイ条14に沿ってコンベヤベルト1め走行方向に進
退させることができる。
このバネ座13と、ネジ軸11後端側においてフレーム
20の上、下のウェブ20a、20b間に固定した支持
壁15の間のネジ軸11部分には、コイルスプリング1
6をネジ軸11と同軸に嵌装し、このコイルスプリング
16のスプリング力をバネ座13に負荷し、このバネ座
13に負荷されるスプリング力をネジ軸11を介して軸
受箱10に作用させ、従動プーリ3をそのスプリング力
で支持することにより、駆動プーリ2との間でコンベヤ
ベルト1に必要な張力を与える。
このように、コイルスプリング16のバネ力をバネ座1
3で一旦受合ったうえで、ネジ軸11を介して、従動プ
ーリ3の軸受箱10に伝達するようにすれば、コイルス
プリング16のバネ力を軸方向の力に完全に変更できる
ので、従動プーリ3を安定に支持することができる。
また、この場合、ネジ軸11を回転させても、バネ座1
3は回転しないから、コイルスプリング16のバネ座1
3との当接状態は不変に保たれ、当接点の変更によるス
プリング力の変イbatないから、スプリング力を安定
なものとすることができる。
上記バネ座13に支持する指針12に対しては、コイル
スプリング16のバネ長さく自然長をt。
とじt。
>tとする。)を直読するための直読用ゲージプレート
17と、この直読用ゲージプレート11に沿って長溝1
8,18の範囲で位置調節可能な許容範囲設定用ゲージ
プレート19とをフレーム20の下側ウェブ20bに設
けている。
この許容範囲設定用ゲージプレート19は、第3図に拡
大図を示すように、基準線aを中心にして、その左右に
下限線b1上限線Cを書入れたものであって、指針12
が、上、下限線c、bの範囲内に位置するように、コイ
ルスプリング16のスプリング力を管理するようにして
いる。
−ハま、コイルスプリング16のスフリンク力の設定に
ついて説明すると、まず、コンベヤ能力、コンベヤ速度
等を考慮したうえで、コンベヤベルト1に適正な張力を
与えるため、コイルスプリング16の設定長さtsを計
算によって予じめ求めておき、設置に際しては、ネジ軸
11の後端をスパナで回してコイルスプリング16のバ
ネ長さlが、設定長さt8となるように調整する。
そして、許容範囲設定用ゲージプレート19の基準線a
が指針12に合致するように位置調整したうえで固定し
、以後指針12が、上、下限線c、bを越えないように
、コンベヤベルトの張力を管理するようにする。
なお、上記上、下限線c、bの範囲内であれは、従動プ
ーリ3の両側部のコイルスプリング16゜16’の設定
長さt8.t18を若干具ならせて設定することにより
いわゆる蛇行調整も可能である。
また、コンベヤ能力を変える場合には、その変更に応じ
て設定長さt8を必要な最適値に変更すればよい。
以上の説明から明らかなように、本考案は、ネジ軸の回
転操作により、コンベヤベルトの張力をきわめて簡単に
調整することができるうえ、コンベヤベルトの張力を与
えるコイルスプリングのバネ長さを指針位置によって直
読することができるため、張力の管理も容易に行なえる
計量用コンベヤベルトの張力調整装置を提供することが
でき、張力の調整、管理が容易であるため、計量精度の
向上を期することができ、重錘式のものに代って実用的
で、フレーム内に組込むことができるコンパクトな計量
装置を提供することができるといつた利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る張力調整装置を組込んだベルトコ
ンベヤ式計量装置の側面概略説明図、第2図は第1図の
張力調整装置の要部拡大側面図、第3図は許容範囲設定
用ゲージプレートの正面図である。 1・・・・・・コンベヤベルト、3・・・・・−従動プ
ーリ、10・・・・・・軸受箱、11・・・・・・ネジ
軸、12・・・・・・指針、13・・・・・・バネ座、
14・・・・・・バネ座ガイド、15・・・・・・支持
壁、16・・・・・・コイルスプリング、17・・・・
・・ゲージプレート、20・・・・・・フレーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動プーリ2と従動プーリ3との間に懸張したコンベヤ
    ベルト1に沿って水平方向に配設された型鋼よりなるフ
    レーム20と、従動プーリを回動自在に軸受する軸受箱
    10と、、軸受箱をコンベヤベルトの走行方向に前後進
    自在に案内するガイド9.9と、先端が軸受箱の側部に
    回転自在にかつ前後方向に軸受箱と連動するように連結
    され、後端がフレームによって画成される空間内でフレ
    ームに平行に駆動プーリ側に伸びたネジ軸11と、ネジ
    軸の中間部に螺合したバネ座13と、バネ座を回動不自
    在に、かつ前後方向に案内するバネ座ガイド14と、ネ
    ジ軸の後端側においてフレームに固定された支持壁15
    と、バネ座ガイドに一端が支持壁に他端が当接するよう
    にネジ軸と同軸に嵌装されたコイルバネ16と、上記バ
    ネ座ガイドに取付けられた指針12と、該指針に対応し
    てフレームに固定したゲージプレート17とからなり、
    ネジ軸後端を回動操作することにより従動プーリに対す
    るコイルバネのバネ力を調整するようにした計量用コン
    ベヤベルトの張力調整装置。
JP11770280U 1980-08-19 1980-08-19 計量用コンベヤベルトの張力調整装置 Expired JPS5844086Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5741821U JPS5741821U (ja) 1982-03-06
JPS5844086Y2 true JPS5844086Y2 (ja) 1983-10-06

Family

ID=29478459

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60143482U (ja) * 1984-03-01 1985-09-24 株式会社小糸製作所 表示装置
JPH0520989Y2 (ja) * 1987-10-07 1993-05-31
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Publication number Publication date
JPS5741821U (ja) 1982-03-06

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