JP2018117014A - 搬出機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】水の消費量を抑えつつも、ウエーハの表面を濡らした状態で搬送すること。【解決手段】搬出機構(36)は、リングフレーム(F)にテープ(T)を介してウエーハ(W1)を支持したワークセット(W)を保持する保持テーブル(41)からワークセットを搬出するものである。搬出機構は、フレーム保持部(82)でリングフレームを保持し、リングフレームの内周側の空間に所定量の水を供給することで、ウエーハの上面を覆う水層(L)を形成してワークセットを搬出する。【選択図】図2

Description

本発明は、被加工物を搬送する搬出機構に関する。
例えば、ウエーハを研磨する研磨装置においては、CMP(Chemical Mechanical Polishing)研磨を実施するものが提案されている。このような研磨装置では、研磨砥粒とスラリとを用いて研磨が実施される。具体的には、研磨砥粒を含むスラリを研磨パッドとウエーハの間に定着させ、当該スラリを研磨パッドでウエーハに押し付けることにより、ウエーハの表面が研磨される。
研磨後のウエーハは洗浄手段に搬送される。しかしながら、搬送途中にウエーハの表面(被研磨面)が乾燥し、ウエーハの表面に付着したスラリが固化してしまうおそれがある。固化したスラリは洗浄手段で除去し難いため、ウエーハの表面が乾燥することはあまり好ましくない。
そこで従来では、ウエーハの表面に水を供給しながら搬送する搬送機構が提案されている(特許文献1参照)。特許文献1の搬送機構は、エッジクランプ式の搬送機構であり、ウエーハを保持している間は、ウエーハの表面に常時水が供給されている。これにより、ウエーハの乾燥が防止されている。
特許第5930196号公報
しかしながら、特許文献1に記載の搬送機構は、ウエーハの表面から水がこぼれることを想定して、絶えずウエーハに水を供給し続けている。このため、水の消費量が増加してしまうという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、水の消費量を抑えつつも、ウエーハの表面を濡らした状態で搬送することができる搬出機構を提供することを目的の1つとする。
本発明の一態様の搬出機構は、リングフレームの開口を塞いで貼着したテープに貼着してウエーハを支持したワークセットを保持する保持面を有する保持テーブルと、保持テーブルが保持したワークセットのウエーハを加工する加工手段と、を備えた加工装置において、加工手段により加工されたウエーハを保持テーブルから搬出する搬出機構であって、リングフレームを保持するフレーム保持手段と、フレーム保持手段が保持したワークセットのウエーハの上面に水層を形成する水層形成手段と、を備える。
この構成によれば、リングフレームの開口がテープによって塞がれ、テープの上にウエーハが貼着されることで、リングフレームの内周側において、テープ及びウエーハの上面に所定の空間が形成される。当該空間に水を供給することでテープ及びウエーハの上面に所定厚みの水層を形成することが可能である。このように、ウエーハの上面を覆うように水層を形成したことで、所定量の水でウエーハの上面のウェット状態を維持することができる。よって、水の消費量を抑えつつも、ウエーハの上面を濡らした状態で搬送することができる。
また、本発明の一態様の上記搬出機構において、フレーム保持手段は、リングフレームを保持する複数のフレーム保持部と、複数のフレーム保持部を支持する支持プレートと、を備え、水層形成手段は、フレーム保持手段が保持したワークセットのウエーハの上面に対面する同一面積以上の下面を備え支持プレートから昇降自在で吊り下げられた搬送プレートと、搬送プレートの外周縁から垂下した下端を保持テーブルの保持面が保持したテープの上面に接触させ搬送プレートの下面とウエーハの上面との間に僅かな隙間を形成する隙間形成部と、隙間形成部が形成した隙間に水を供給する水供給手段と、を備え、僅かな隙間を水で満たして水層を形成してワークセットを搬送する。
また、本発明の一態様の上記搬出機構において、水層形成手段は、支持プレートが昇降自在に吊り下げた搬送プレートの下方向の移動を制限する制限部と、搬送プレートと支持プレートとを所定方向に付勢する付勢部と、を備え、フレーム保持手段が保持したリングフレームの貼着した保持面上のテープに隙間形成部の下端を接触させた搬送プレートと支持プレートとに隙間を形成し、ワークセットを保持したら制限部で隙間を形成する。
本発明によれば、水の消費量を抑えつつも、ウエーハの表面を濡らした状態で搬送することができる。
本発明に係る搬出機構が適用されるCMP研磨装置の斜視図である。 本発明に係る搬出機構の概念図である。 第1の実施の形態に係る搬出機構の分解斜視図である。 第1の実施の形態に係る搬出機構及び保持テーブルの模式図である。 第1の実施の形態に係る搬出機構の保持工程の一例を示す図である。 第1の実施の形態に係る搬出機構の水供給工程の一例を示す図である。 第1の実施の形態に係る搬出機構の離間工程の一例を示す図である。 第2の実施の形態に係る搬出機構の分解斜視図である。 第2の実施の形態に係る搬出機構の離間工程の一例を示す図である。 第3の実施の形態に係る搬出機構の分解斜視図である。 第3の実施の形態に係る搬出機構の離間工程の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る搬出機構が適用されるCMP研磨装置について説明する。図1は、本発明に係る搬出機構が適用されるCMP研磨装置の斜視図である。なお、本発明に係る搬出機構は、図1に示すように研磨加工専用の装置構成に限定されず、例えば、研削加工、研磨加工、洗浄等の一連の動作が全自動で実施されるフルオートタイプの加工装置に組み込まれてもよい。また、本実施の形態では、加工装置としてCMP研磨装置を用いた場合について説明するが、これに限定されず、加工装置は、例えば研削装置や他の加工装置であってもよい。
図1に示すように、CMP研磨装置1は、被加工物であるワークセットWに対して搬入処理、研磨加工、洗浄処理、搬出処理からなる一連の作業を全自動で実施するように構成されている。ワークセットWは、略円板状に形成されており、カセットCに収容された状態でCMP研磨装置1に搬入される。
ワークセットWは、リングフレームFにテープTを介してウエーハW1を貼着することで形成される。具体的には、リングフレームFの開口を塞ぐようにしてテープTがリングフレームFの下面側から貼着され、テープTの上面中央に円形状のウエーハW1が貼着される。これにより、ウエーハW1は、テープTを介してリングフレームFに支持された状態となる。なお、ウエーハW1は、半導体基板にIC、LSI等の半導体デバイスが形成された半導体ウエーハでもよいし、無機材料基板にLED等の光デバイスが形成された光デバイスウエーハでもよい。また、ウエーハW1は、その他にデバイス形成後の半導体基板や無機材料基板でもよい。
CMP研磨装置1の基台11の前側には、複数のワークセットWが収容された一対のカセットCが載置されている。一対のカセットCの後方には、カセットCに対してワークセットWを出し入れするカセットロボット16が設けられている。カセットロボット16の両斜め後方には、加工前のワークセットWを仮置きする仮置きテーブル22と、加工済みのワークセットWを洗浄する洗浄手段26とが設けられている。仮置きテーブル22と洗浄手段26の間には、加工前のワークセットWを保持テーブル41に搬入する搬入機構31と、保持テーブル41から加工済みのワークセットWを搬出する搬出機構36(本発明に係る搬出機構に相当)とが設けられている。
カセットロボット16は、多節リンクからなるロボットアーム17の先端にハンド部18を設けて構成されている。カセットロボット16では、カセットCから仮置きテーブル22に加工前のワークセットWが搬送される他、洗浄手段26からカセットCに加工済みのワークセットWが搬送される。
搬入機構31では、搬送パッド33によって仮置きテーブル22からワークセットWが持ち上げられ、搬送アーム32によって搬送パッド33が旋回されることで保持テーブル41にワークセットWが搬入される。搬出機構36では、支持プレート38(フレーム保持手段)によって保持テーブル41からワークセットWが持ち上げられ、搬送アーム37によって支持プレート38が旋回されることで保持テーブル41からワークセットWが搬出される。搬出されたワークセットWは、洗浄手段26に搬送される。
洗浄手段26は、スピンナテーブル27に向けて洗浄水及び乾燥エアを噴射する各種ノズル(不図示)を設けて構成される。洗浄手段26では、ワークセットWを保持したスピンナテーブル27が基台11内に降下され、基台11内で洗浄水が噴射されてワークセットW(ウエーハW1の被加工面)がスピンナ洗浄された後、乾燥エアが吹き付けられてワークセットWが乾燥される。
搬入機構31及び搬出機構36の後方には、ターンテーブル40が設けられている。ターンテーブル40の搬入機構31及び搬出機構36側は、ワークセットWが搬送される搬送エリアを構成する。一方、ターンテーブルの後側(後述する加工手段51側)は、ワークセットWが研磨加工される加工エリアを構成する。
ターンテーブル40の上面には、一対の保持テーブル41が周方向に均等間隔で設けられている。ターンテーブル40は、図示しない回転手段により自転可能となっている。ターンテーブル40が半回転する度に、保持テーブル41に保持されたワークセットWが搬送エリア及び加工エリアに交互に位置付けられる。
各保持テーブル41の下方には保持テーブルを回転させる回転手段(不図示)が設けられている。各保持テーブル41の上面には、ワークセットW(ウエーハW1)の下面を保持する保持面42aが形成されている。保持テーブル41の周囲には、環状の周壁43が形成され、周壁43の内側には、保持テーブル41の隣にエア供給源(不図示)に接続された噴出口44が形成されている。この周壁43の内側には、研磨加工中に保持テーブル41から流れ落ちたスラリが溜められ、噴出口44からエアが噴出されることで、研磨パッド53にスラリが供給されて再利用される。
また、ターンテーブル40の後側には、コラム12が立設されている。コラム12には、加工手段51をZ軸方向に加工送りする加工送り手段61が設けられている。加工送り手段61は、コラム12の前面に配置されたZ軸方向に平行な一対のガイドレール62と、一対のガイドレール62にスライド可能に設置されたモータ駆動のZ軸テーブル63とを有している。
Z軸テーブル63の前面には、ハウジング64を介して加工手段51が支持されている。Z軸テーブル63の背面側にはナット部(不図示)が形成され、このナット部にボールネジ(不図示)が螺合されており、ボールネジ(不図示)の一端には駆動モータ66が連結されている。駆動モータ66によってボールネジ(不図示)が回転駆動され、加工手段51がガイドレール62に沿ってZ軸方向に移動される。
加工手段51は、保持テーブル41に保持されたワークセットW(ウエーハW1の上面)を研磨加工する。加工手段51は、ハウジング64を介してZ軸テーブル63の前面に取り付けられており、スピンドル54の下部に研磨パッド53を設けて構成されている。スピンドル54にはフランジ55が設けられ、フランジ55を介してハウジング64に加工手段51が支持される。スピンドル54の下部には、研磨パッド53が装着されるプラテン52が取り付けられている。研磨パッド53の研磨面にはスラリを定着させる多数の孔が形成されている。
また、スピンドル54の上部には、ワークセットWの上面と研磨パッド53の研磨面との間にスラリを供給するスラリ供給源(不図示)が接続されている。スラリ供給源からスラリが供給されることで、スピンドル54内の流路を通じて研磨面にスラリが定着される。スラリは、砥粒を含むアルカリ性水溶液又は酸性水溶液であり、例えば、グリーンカーボランダム、ダイヤモンド、アルミナ、酸化セリウム、CBN(立方晶窒化ホウ素)の砥粒が含有される。
また、CMP研磨装置1には、装置各部を統括制御する制御手段(不図示)が設けられている。制御手段は、各種処理を実行するプロセッサやメモリ等により構成される。メモリは、用途に応じてROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の一つ又は複数の記憶媒体で構成される。
このようなCMP研磨装置1では、先ず、カセットC内からワークセットWが仮置きテーブル22に搬送される。次にワークセットWは、保持テーブル41上に搬入される。そして、保持テーブル41に保持されたワークセットWは、ターンテーブル40の回転によってCMP研磨位置に位置づけられる。CMP研磨位置では、加工手段51によってワークセットWが研磨加工される。そして、洗浄手段26でワークセットWが洗浄され、洗浄手段26からカセットCへワークセットWが搬出される。
ところで、ウエーハをハーフカットした後に研削加工を実施するDBG(Dicing Before Grinding)やSDBG(Stealth Dicing Before Grinding)においては、研削加工後にウエーハが個々のチップに分割されるため、ウエーハがテープを介してリングフレームに支持される。研削加工の際には、ウエーハの外周のリングフレームが、ウエーハの上面(又は保持テーブルの保持面)より下方に引き下げられる。研磨加工においても同様である。
従来の研磨装置では、研磨加工後のウエーハが上記のようなスピンナ式の洗浄手段によって洗浄される。具体的に洗浄手段は、ウエーハを吸引保持したスピンナテーブルを高速回転させ、ウエーハに洗浄水を噴射して洗浄する。この種の洗浄手段では、遠心力によって洗浄水が外側に吹き飛ぶ力を利用して、ウエーハの上面の汚れ(研磨屑やスラリ等)が洗い流される。
しかしながら、遠心力を利用してウエーハの上面の汚れを吹き飛ばしたとしても、ウエーハの外周部分にスラリが残留してしまうおそれがあり、十分な洗浄効果が得られるとは限らない。特に、ウエーハをリングフレームに支持したワークセットにあっては、ウエーハの外周部分だけでなく、リングフレームの内周部分にもスラリが残留してしまうおそれがある。
ウエーハの外周部分に残留したスラリ等の汚れは、乾燥すると固化してしまい、再び水で濡らしたとしても除去し難くなる。それだけでなく、後の工程で装置内にスラリが混入することにより、予期しない不具合が生じるおそれもある。そのため、ウエーハを研磨加工後、洗浄手段までウエーハを搬送する間にウエーハの上面が乾燥しないように常時水を供給する搬送機構が提案されている。しかしながら、水が常時供給されることで水を無駄に使用してしまうという問題がある。
そこで、本発明者は、上記の課題に基づいて、リングフレームに支持されるウエーハにおいて、水の消費量を抑えつつも、ウエーハの表面を濡らした状態で搬送することを着想した。ここで、本発明に係る搬出機構の特徴部分を簡略化した構成について、図2を用いて説明する。
図2は、本発明に係る搬出機構の概念図である。図2Aはワークセット搬出前の状態を示し、図2Bはワークセット搬出中の状態を示している。図2に示すように、本発明に係る搬出機構36(搬送機構)は、保持テーブル41から研磨加工済みのワークセットWを搬出して洗浄手段26(図1参照)に搬送するように構成されている。
保持テーブル41は、ワークセットWの下面中央を吸引保持するポーラスチャックで構成されている。保持テーブル41は、円板状の枠体42の上面に、セラミックス等の多孔質材で構成される保持面42aを有している。保持面42aは、ウエーハW1の外径と略同一外径を有している。保持面42aには、図示しない吸引源が接続されており、保持面42aに生じる負圧によって、ウエーハWを吸引保持することが可能となっている。より具体的にウエーハW1は、テープTを介して保持面42aに吸引保持される。
保持面42aの外周側において、枠体42の上面は、保持面42aより一段下がっており、一段下がった枠体42の上面には、リングフレームFの下面を保持する複数のフレーム保持部42bが設けられている。フレーム保持部42bは、保持面42aの外周側で等角度間隔に複数個配置されている。フレーム保持部42bは、上方に向かって拡径する円錐台形状を有し、例えば、ゴム等の弾性体で形成される。フレーム保持部42bには、図示しない吸引源が接続されており、フレーム保持部42bに生じる負圧によって、リングフレームFの下面を吸引保持することが可能となっている。図2Aでは、保持面42aに対してリングフレームFの下面が下方に押し下げられており、ワークセットWの最上面がウエーハW1の上面となっている。
搬出機構36は、旋回可能な搬送アーム37の先端に軸部36aを介して支持される支持プレート38を有している。支持プレート38は、軸部36aを中心とした概略円板状に形成され、ウエーハW1の外径より大きく、リングフレームFと略同一外径を有している。支持プレート38及び軸部36aの中心には、貫通穴38aが形成されている。この貫通穴38aには、バルブ80を介して水供給源81が接続されている。これにより、支持プレート38の下面の貫通穴38aからウエーハW1に向かって水を供給することが可能である。
また、支持プレート38の外周部分には、リングフレームFの上面を保持する複数のフレーム保持部82が設けられている。フレーム保持部82は、周方向に均等間隔で複数個(例えば、4つ)設けられている(図2では2つのみ図示)。フレーム保持部82は、支持プレート38の外周部分から垂下する軸部83と、軸部83の下端に設けられる吸着部84と、軸部83の上端に設けられるストッパ部85とを含んで構成される。
吸着部84は、下方に向かって拡径する円錐台形状を有し、例えば、ゴム等の弾性体で形成される。ストッパ部85は、軸部83より大径の円板形状を有しており、軸部83及び吸着部84の脱落を防止する役割を果たす。フレーム保持部82には、吸着部84に連通する連通路(不図示)が形成されており、当該連通路には、バルブ86を介して吸引源87が接続されている。フレーム保持部82は、全体として支持プレート38に固定されている。また、搬出機構36全体としては、昇降手段88によって昇降可能に構成されている。
図2に示す搬出機構36では、支持プレート38及び複数のフレーム保持部82がリングフレームFを保持するフレーム保持手段を構成し、水供給源81、貫通穴38a及びその周辺部分がウエーハW1の上面に水層Lを形成する水層形成手段を構成する。
このように構成される搬出機構36でワークセットWを保持テーブル41から搬出する場合には、先ず、搬出機構36を所定高さに位置付け、図2Aに示すように吸着部84でリングフレームFの上面を吸引保持する。そして、貫通穴38aから水をウエーハW1に向かって所定量供給する。水を所定量供給した後、フレーム保持部42bによるリングフレームFの吸引保持を解除して、ワークセットWを保持テーブル41から離間させる。
このとき、図2Bに示すように、保持面42aに対するリングフレームFの下方への押し下げが解除されるため、リングフレームFの下面とウエーハW1の下面とが面一となり、テープTが水平となる。ウエーハW1に供給された水は、ウエーハW1の上面及びテープTの上面を覆うように、ウエーハW1の外周に向かって流れる。ウエーハW1の外周に流れて広がった水は、リングフレームFに堰き止められる。ウエーハW1に対してリングフレームFの厚みが十分に大きいため、ウエーハW1の上面には、所定厚みの水層Lが形成される。より具体的には、水の表面張力によって、リングフレームFより僅かに厚みの大きい水層Lが形成される。
このように、リングフレームFとテープTによって形成される所定空間を、所定量の水を溜めておくダムとして活用することにより、微量の水でウエーハW1の上面を覆うことができる。上記したように、水層Lは、表面張力によって所定厚みで保持されるため、所定量の水を供給するだけでウエーハW1の上面の乾燥を抑制することが可能である。以上より、水の消費量を抑えつつも、ウエーハW1の表面を濡らした状態で搬送することができる。
次に、図3から図7を参照して、第1の実施の形態に係る搬出機構について説明する。図3は、第1の実施の形態に係る搬出機構及び保持テーブルの分解斜視図である。図4は、第1の実施の形態に係る搬出機構の模式図である。図5は、第1の実施の形態に係る搬出機構の保持工程の一例を示す図である。図6は、第1の実施の形態に係る搬出機構の水供給工程の一例を示す図である。図7は、第1の実施の形態に係る搬出機構の離間工程の一例を示す図である。第1の実施の形態は、図2に示す搬出機構の水層形成手段に、水層を所定厚みで保持する構成を追加した点で相違する。以下、図2に示す搬出機構と共通する構成は同一符号で示し、適宜説明を省略する。
先ず、搬出機構の詳細構成について説明する。図3及び図4に示すように、搬出機構36には、支持プレート38の下方に、水層形成手段の一部として搬送プレート90が設けられている。搬送プレート90は、ウエーハW1と略同径の円形状に形成されている。すなわち、搬送プレート90の下面は、ウエーハW1の上面に対面し、ウエーハW1と同一面積を有する。
また、搬送プレート90は、支持プレート38に対して昇降自在に吊り下げられている。具体的に搬送プレート90の上面には、鉛直方向に延びる一対の軸部91が形成されている。一対の軸部91は支持プレート38を貫通しており、上端に軸部91の脱落防止のためのストッパ部92が設けられている。ストッパ部92は、軸部91より大径の円板形状を有している。軸部91及びストッパ部92によって搬送プレート90が支持プレート38に支持されている。詳細は後述するが、ストッパ部92は、支持プレート38に対する搬送プレート90の下方向への移動を制限する制限部として機能する。
軸部91には、搬送プレート90と支持プレート38とを所定方向に付勢する付勢部93が設けられている。付勢部93は、例えば圧縮コイルバネで構成され、一端(下端)が搬送プレート90の上面に固定され、他端(上端)が支持プレート38の下面に固定されている。これにより、付勢部93は、搬送プレート90と支持プレートとをそれぞれが離間する方向に付勢する。なお、付勢部93は、圧縮コイルバネに限らず適宜変更が可能である。例えば、板バネやクッション性を有する弾性体を用いてもよい。
また、搬送プレート90の中央には、貫通穴90aが形成されており、支持プレート38の貫通穴38aと当該貫通穴90aとは、伸縮可能な配管94によって連通されている。これにより、貫通穴90aからウエーハW1に向かって水を供給することが可能になっている。
また、搬送プレート90の外周には、搬送プレート90の下面とウエーハW1の上面との間に僅かな隙間を形成するための一対の隙間形成部95が形成されている。一対の隙間形成部95は、搬送プレート90の側面から径方向外側に突出した後、下方に屈曲した側面視L字状に形成される。詳細は後述するが、搬送プレート90の外周縁から垂下した隙間形成部95の下端が保持テーブル41上のテープTの上面に接触することで、搬送プレート90の下面とウエーハW1の上面との間に僅かな隙間が形成される。
次に、搬出機構36の搬送方法及び具体的な動作について説明する。本発明に係る搬送方法は、搬出機構36でワークセットWを吸引保持する保持工程(図5参照)、ウエーハW1の上面に水を供給する水供給工程(図6参照)、ワークセットWを保持テーブル41から離間させる離間工程(図7参照)を経て実施される。なお、本発明に係る搬送方法は、以下に示す例に限定されず、適宜変更が可能である。以下に示す例では、水供給工程の後に離間工程が実施されるが、例えば離間工程の後に水供給工程を実施してもよい。
図5に示すように、保持テーブル41の上面にはテープTを介してウエーハW1が吸引保持されている。また、リングフレームFは、下面がフレーム保持部42bによって吸引保持され、全体が保持面42aに対して下方に引き下げられている。これにより、リングフレームFの上面はウエーハW1の上面より下方に位置付けられている。なお、リングフレームFを下方に引き下げる構成は特に限定されない。例えば、フレーム保持部42bを昇降可能にしてリングフレームFを引き下げてもよい。また、フレーム保持部42bの上端を保持面42aより下方に設け、図示しない搬送手段でリングフレームFを上方から押し下げてリングフレームFの下面をフレーム保持部42bに接触させてからリングフレームFの下面をフレーム保持部42bで吸引保持してもよい。
保持工程では、先ず搬出機構36が、支持プレート38(又は搬送プレート90)の中心とワークセットW(又は保持面42a)の中心とが一致するように位置合わせされる。そして、昇降手段88によって搬出機構36が下降される。搬出機構36の加工途中においては、先ず隙間形成部95の下端が保持面42a上のテープTの上面に接触する。これにより、搬送プレート90の下面とウエーハW1の上面との間には、僅かな隙間Dが形成される。
更に搬出機構36が下降されると、付勢部93の付勢力に抗して支持プレート38及びフレーム保持部82が更に下降する。すなわち、支持プレート38と搬送プレート90とが相対的に近づく。そして、吸着部84の下面がリングフレームFの上面に接触するまで搬出機構36が下降されると、バルブ86を開いて吸着部84でリングフレームFの上面を吸引保持することが可能となる。
次に水供給工程が実施される。図6に示すように、水供給工程では、ウエーハW1の上面に水が供給される。具体的には、バルブ80が開かれ、水供給源81から貫通穴38a、配管94及び貫通穴90aを通じてウエーハW1の上面に水が供給される。水は、搬送プレート90の下面とウエーハW1の上面との隙間Dに供給される。当該隙間Dが水で満たされると、ウエーハW1の上面を覆う所定厚みの水層Lが形成される。
次に離間工程が実施される。図7に示すように、離間工程では、ワークセットWが保持テーブル41から離間される。具体的には、バルブ80が閉じられることで水の供給が遮断され、フレーム保持部42bによるリングフレームFの吸引保持が解除される。そして、昇降手段88によって搬出機構36が上昇されると、付勢部93の付勢力によって搬送プレート90が支持プレート38に対して下方に移動される。
支持プレート38に対する搬送プレート90の下方への移動は、ストッパ部92の下面が支持プレート38の上面に当接することで規制される。このとき、搬送プレート90と支持プレート38との隙間Dを維持しながら、リングフレームFの下面とウエーハW1の下面とが面一となり、テープTが水平となる。ウエーハW1に供給された水は、隙間Dの水層Lを保持しつつも、ウエーハW1の外周側にも供給されている。ウエーハW1の外周側に供給された水は、リングフレームFに堰き止められる。このように、所定量の水でウエーハW1の全面を水層Lで覆うことが可能であり、水の消費量を削減することが可能である。
搬出機構36は、図7に示す隙間D及び水層Lを保持したまま上昇され、搬送アーム37を旋回させてワークセットWを洗浄手段26(共に図1参照)に搬送する。搬送中は、ウエーハW全体(隙間D)が水に覆われている(満たされている)ため、乾燥することがない。
以上のように、本発明によれば、リングフレームFの開口がテープTによって塞がれ、テープTの上にウエーハW1が貼着されることで、リングフレームFの内周側において、テープT及びウエーハW1の上面に所定の空間が形成される。当該空間に水を供給することでテープT及びウエーハW1の上面に所定厚みの水層Lを形成することが可能である。このように、ウエーハW1の上面を覆うように水層Lを形成したことで、所定量の水でウエーハW1の上面のウェット状態を維持することができる。よって、水の消費量を抑えつつも、ウエーハW1の上面を濡らした状態で搬送することができる。
なお、上記実施の形態では、支持プレート38に対する搬送プレート90の下方向への移動を制限する制限部として、ストッパ部92を例示して説明したが、この構成に限定されない。例えば、以下のような構成も可能である。
ここで、図8から図11を参照して、第2、第3の実施の形態に係る搬出機構について説明する。図8は、第2の実施の形態に係る搬出機構の分解斜視図である。図9は、第2の実施の形態に係る搬出機構の離間工程の一例を示す図である。図10は、第3の実施の形態に係る搬出機構の分解斜視図である。図11は、第3の実施の形態に係る搬出機構の離間工程の一例を示す図である。以下に示す実施の形態では、制限部の構成のみが第1の実施の形態と異なるものであり、同一名称の構成は同一の符号で示し、適宜説明を省略する。
図8及び図9に示す搬出機構36では、下方に屈曲する隙間形成部95の側面から径方向外側に向かって突出する板状のツバ部96が形成されている。ツバ部96は、特に図9に示すように、リングフレームFに対して上下方向で重なる長さで径方向外側に延びている。
離間工程では、搬出機構36が上昇する際に、ツバ部96の下面がリングフレームFの上面に当接することで、支持プレート38に対する搬送プレート90の下方向への移動が制限される。この場合であっても、隙間Dに水層Lを形成した状態でワークセットWを搬出することが可能である。なお、ツバ部96が設けられる位置(高さ)は、適宜変更が可能である。例えば、ツバ部96の高さは、ツバ部96がリングフレームFに当接したときにテープTに加わる重量が水層Lを形成する水の重量とウエーハW1の重量とを合わせた重量となるように調整されることが好ましい。
図10及び図11に示す搬出機構36では、支持プレート38と搬送プレート90とを所定方向に付勢する付勢部として、一対の引張バネ97が設けられている。引張バネ97の一端(下端)は搬送プレート90の上面に固定され、他端(上端)が支持プレート38の下面に固定されている。これにより、引張バネ97は、搬送プレート90と支持プレートとをそれぞれが近づく方向に付勢する。この場合、搬送プレート90は、引張バネ97によって支持プレート38に吊り下げられた状態となる。
離間工程では、搬出機構36が上昇する際に、支持プレート38に対する搬送プレート90の下方向への移動が、引張バネ97の伸び量によって制限される。すなわち、支持プレート38に対する搬送プレート90の下方向への移動量は、引張バネ97の硬さ(ばね定数)で調整することが可能である。この場合、搬送プレート90(軸部91及び隙間形成部95を含む)の重量より大きい引張力(付勢力)で、テープTに加わる重量が水層Lを形成する水の重量とウエーハW1の重量とを合わせた重量となるように調整されることが好ましい。このような構成であっても、隙間Dに水層Lを形成した状態でワークセットWを搬出することが可能である。
また、複数の実施の形態を説明したが、本発明の他の実施の形態として、上記の各実施の形態を全体的又は部分的に組み合わせたものでもよい。
また、本発明の実施の形態は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の趣旨を逸脱しない範囲において様々に変更、置換、変形されてもよい。さらには、技術の進歩又は派生する別技術によって、本発明の技術的思想を別の仕方で実現することができれば、その方法を用いて実施されてもよい。したがって、特許請求の範囲は、本発明の技術的思想の範囲内に含まれ得る全ての実施形態をカバーしている。
以上説明したように、本発明は、水の消費量を抑えつつも、ウエーハの表面を濡らした状態で搬送することができるという効果を有し、特に、被加工物としてのウエーハがテープを介してリングフレームに支持されるワークセットを搬送する搬出機構に有用である。
1 CMP研磨装置(加工装置)
36 搬出機構
38 支持プレート(フレーム保持手段)
41 保持テーブル
42a 保持面
51 加工手段
81 水供給源(水供給手段)
82 フレーム保持部(フレーム保持手段)
90 搬送プレート(水層形成手段)
92 ストッパ部(制限部)
93 付勢部
95 隙間形成部
96 ツバ部(制限部)
97 引張バネ(付勢部)
F リングフレーム
T テープ
W1 ウエーハ
W ワークセット
D 隙間
L 水層

Claims (3)

  1. リングフレームの開口を塞いで貼着したテープに貼着してウエーハを支持したワークセットを保持する保持面を有する保持テーブルと、該保持テーブルが保持したワークセットのウエーハを加工する加工手段と、を備えた加工装置において、該加工手段により加工されたウエーハを該保持テーブルから搬出する搬出機構であって、
    該リングフレームを保持するフレーム保持手段と、
    該フレーム保持手段が保持したワークセットのウエーハの上面に水層を形成する水層形成手段と、を備えた搬出機構。
  2. 該フレーム保持手段は、
    該リングフレームを保持する複数のフレーム保持部と、
    該複数のフレーム保持部を支持する支持プレートと、を備え、
    該水層形成手段は、
    該フレーム保持手段が保持したワークセットのウエーハの上面に対面する同一面積以上の下面を備え該支持プレートから昇降自在で吊り下げられた搬送プレートと、
    該搬送プレートの外周縁から垂下した下端を該保持テーブルの該保持面が保持した該テープの上面に接触させ該搬送プレートの下面とウエーハの上面との間に僅かな隙間を形成する隙間形成部と、
    該隙間形成部が形成した該隙間に水を供給する水供給手段と、を備え、
    該隙間を水で満たして該水層を形成してワークセットを搬送する請求項1に記載の搬出機構。
  3. 該水層形成手段は、該支持プレートが昇降自在に吊り下げた該搬送プレートの下方向の移動を制限する制限部を備え、
    該制限部は、該搬送プレートと該支持プレートとを離反する方向もしくは接近する方向のどちらか所定方向に付勢する付勢部を有し、
    該水層形成手段は、該フレーム保持手段が保持したリングフレームに貼着される該保持面上の該テープの上に該隙間形成部の下端を接触させ、該搬送プレートと該支持プレートとを接近する方向に移動させ、該ワークセットを該保持テーブルから離間させたら該制限部で該搬送プレートの下面と該フレーム保持手段が保持したワークセットのウエーハの上面とに該隙間を形成する請求項2に記載の搬出機構。
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