JP7320428B2 - 加工装置 - Google Patents
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Description
なお、本発明に係る加工装置は、加工装置1のような加工手段16が1軸の研削装置に限定されるものではなく、粗研削手段と仕上げ研削手段とを備え、回転するターンテーブルで被加工物Wを各研削手段の下方に位置づけ可能な2軸の研削装置等であってもよい。
被加工物Wの上側(+Z方向側)を向いている上面Wbは、研削が施される被研削面となる。上面Wbの反対面である下面Waには、格子状に区画された各領域にIC等の図示しないデバイスがそれぞれ形成されている。
テープTは、例えばポリエチレンテレフタラート等の硬い材質からなる基材の上に糊層が形成されている。
リングフレームFの一対の第一切り欠きFc、Fd、及び一対の第二切り欠きFe、Ff以外の部分Fgは、リングフレームFの開口の中心から一対の第一切り欠きFc、Fd、又は一対の第二切り欠きFe、Ffまでの距離よりも、リングフレームFの開口の中心からその外周縁までの距離が長くなる部分である。
第1のカセット150aと第2のカセット151aとは、同様の構成となっており、内部に上下方向に等間隔を空けて複数の図示しない棚が配置されており、該棚にワークセットWSを一枚ずつ収容可能となっている。
なお、回転手段34は、フレーム保持部32とともにワーク保持部30を回転させてもよい。
なお、フレーム保持部32は、ワーク保持部30の周方向に例えば90度間隔を空けて4つ配設されていてもよい。
本実施形態において、搬送パッド41を押す押し部80は、ワーク保持部30の保持面300aを洗浄可能な洗浄具である。即ち、図2に示すように、押し部80は、例えば、略円形板状のマウント800の下面に、円形に形成された砥石801(所謂、レベリングストーン)が取り外し可能に固定されている。マウント800の上面には、回転軸840が連結されており、押し部回転手段84によって回転される砥石801は、洗浄水が供給されつつ、保持面300aに付着している研削屑等を例えば保持面300aごと削り落として、保持面300aを洗浄することができる。
なお、押し部80は、回転可能となっていなくてもよいし、ワーク保持部30の保持面300aを洗浄する洗浄具でなくてもよい。
例えば、モータ342がサーボモータである場合には、サーボモータのロータリエンコーダは、サーボアンプとしての機能も有する制御手段9に接続されており、制御手段9の出力インターフェイスからサーボモータに対して動作信号が供給された後、サーボモータの回転数をエンコーダ信号として制御手段9の入力インターフェイスに対して出力する。そして、エンコーダ信号を受け取った制御手段9は、図1に示すスピンドル340の回転角度を逐次認識し、保持手段3の回転角度を逐次認識できる。即ち、制御手段9は、保持手段3のフレーム保持部32がX軸Y軸平面内においてどこに位置しているかを、逐次認識できる。
なお、モータ342は、例えば、パルスモータ(ステッピングモータ)であってもよく、制御手段9は、図示しないパルス発振器からパルスモータに送出されるパルス信号数をカウントすることで、保持手段3の回転角度を逐次認識してもよい。
例えば、上下動モータ822がサーボモータである場合には、サーボモータのロータリエンコーダは、サーボアンプとしての機能も有する制御手段9に接続されており、制御手段9の出力インターフェイスからサーボモータに対して動作信号が供給された後、サーボモータの回転数をエンコーダ信号として制御手段9の入力インターフェイスに対して出力する。そして、エンコーダ信号を受け取った制御手段9は、サーボモータの回転角度を基にロッド820のZ軸方向における移動量を逐次認識し、これによって押し部80の高さ位置を逐次認識することができる。
なお、上下動モータ822は、例えば、パルスモータ(ステッピングモータ)であってもよく、制御手段9は、図示しないパルス発振器からパルスモータに送出されるパルス信号数をカウントすることで、押し部80の高さ位置を逐次認識してもよい。
例えば、まず、ワークセットWSが第1のカセット150aからロボット155により搬出され、ロボット155がワークセットWSを仮置き領域152に移動させる。そして、位置合わせ手段153の位置合わせテーブル153bに仮置きされたワークセットWSが、縮径する複数の位置合わせピン153aで所定の位置に位置合わせ(センタリング)され、ワークセットWSの中心が制御手段9に把握される。また、位置合わせテーブル153b上で上記のようにワークセットWSのセンタリングがされた際における複数の位置合わせピン153aの径方向における移動量の大小によって、ワークセットWSのリングフレームFの一対の第一切り欠きFc、Fd、及び一対の第二切り欠きFe、Ffが検出され、制御手段9に把握される。
位置合わせ手段153によってリングフレームFの一対の第一切り欠きFc、Fd、及び一対の第二切り欠きFe、Ffが検出されたワークセットWSを搬入手段4Aの搬送パッド41が吸引保持しており、第1制御部91は、保持手段3の上方に位置付けられた搬送パッド41が保持するワークセットWSの例えば一対の第一切り欠きFc、Fdの、2つのフレーム保持部32の位置に対する水平面内(X軸Y軸平面内)における相対的な位置を把握している。そして、第1制御部91による制御の下で、回転手段34が、ワーク保持部30及びワーク保持部30に取り付けられたフレーム保持部32を、ワーク保持部30の保持面300aの中心を軸に所定角度回転させることで、図2に示すように、Z軸方向において、リングフレームFの一対の第一切り欠きFc、Fdに対して2つのフレーム保持部32がそれぞれ合わせられる。
ここで、例えば、ワークセットWSを構成するテープTの基材が柔らかな材質のものである場合には、例えば電動シリンダである第1上下移動手段42の駆動源となるモータの回転角度が制御されることで、搬送パッド41を所望の高さ位置まで降下させれば、テープTが適切に伸びて、リングフレームFの一対の第一切り欠きFc、Fd(又は、一対の第二切り欠きFe、Ff)以外の部分Fgの上面Faをフレーム保持部32の引っかけ爪322の下面より低く位置付けることができる。即ち、ワーク保持部30の保持面300aに保持される被加工物WよりもリングフレームFを低く位置付けることができる。
なお、フレーム保持部32を回転させないで、ワークセットWSを回転させてもよい。
なお、上記の実施例のように被加工物Wを回転させないで、被加工物Wの上面Wbより加工具164の研削砥石の下面を下に位置づけ、保持手段3を+Y方向に移動させ、回転する加工具164で被加工物Wを研削してもよい。
図4に示すように、搬出手段4Bの第1上下移動手段42により、搬送パッド41が降下して、リングフレームFの上面Faに各吸盤40が接触する。この状態で、図4に示すソレノイドバルブ491が開かれた状態で吸引源49が作動して、吸引力が伝達された吸盤40がリングフレームFの上面Faを吸引保持する。さらに、第2制御部92(図1参照)の制御の下で、図4に示すサポート手段8の第2上下移動手段82が、押し部80を下降させていき、第1上下移動手段42によって搬送パッド41と共に下降する載置台432に押し部80を接触させて、搬送パッド41を載置台432及びアーム部430を介して上から下方向に押す。
ここで、図1に示す第2制御部92は、保持手段3が保持するワークセットWSの例えば一対の第一切り欠きFc、Fdの、2つのフレーム保持部32の位置に対する水平面内(X軸Y軸平面内)における相対的な位置を把握している。そして、第2制御部92による制御の下で、図4に示す回転手段34が、ワーク保持部30及びワーク保持部30に取り付けられたフレーム保持部32を、ワーク保持部30の保持面300aの中心を軸に所定角度回転させることで、Z軸方向において、リングフレームFの一対の第一切り欠きFc、Fdに対して2つのフレーム保持部32がそれぞれ合わせられる。さらに、図5に示すように、第2制御部92による制御の下で、第1上下移動手段42が搬送パッド41を+Z方向に上昇させていき、リングフレームFの一対の第一切り欠きFc、Fdを、2つのフレーム保持部32の引っかけ爪322の内側先端よりも内側を通過させることで、ワーク保持部30及びフレーム保持部32から被加工物Wが研削された後のワークセットWSを離間させることができる。
T:テープ F:リングフレーム Fc、Fd:一対の第一切り欠き Fe、Ff:一対の第二切り欠き Fa:リングフレームの上面 WS:ワークセット
1:加工装置 10:装置ベース A::着脱領域 B:加工領域 100:コラム
150:第1のカセットステージ 150a:第1のカセット 151:第2のカセットステージ 151a:第2のカセット 155:ロボット 152:仮置き領域 153:位置合わせ手段 156:洗浄手段
4:搬送手段 4A:搬入手段 40:吸盤 400:接触部 401:パイプ部
41:搬送パッド 42:第1上下移動手段 430:アーム部 432:載置台
4B:搬出手段
49:吸引源
3:保持手段 30:ワーク保持部 300:ポーラス板 300a:保持面
301:枠体
32:フレーム保持部 320:支持台 322:引っかけ爪
34:回転手段
8:サポート手段 80:押し部 800:マウント 801:砥石
82:第2上下移動手段 820:ロッド 821:シリンダケース 822:上下動モータ
84:押し部回転手段 88:支持ブリッジ
17:加工送り手段 16:加工手段 160:回転軸 164:加工具 162:モータ
9:制御手段 91:第1制御部 92:第2制御部
Claims (2)
- リングフレームの開口に位置づけられた被加工物と該リングフレームとにテープが貼着され一体化されたワークセットを保持する保持手段と、該保持手段に保持された被加工物を加工する加工手段と、該リングフレームの上面を吸引保持し該保持手段に該ワークセットを搬入または該保持手段から該ワークセットを搬出する搬送手段と、を少なくとも備える加工装置であって、
該リングフレームは、外周に対向するように形成された少なくとも一対の切り欠きを備え、
該保持手段は、保持面によって該テープを介して被加工物を保持するワーク保持部と、該保持面方向において少なくとも2つを対向配置させ該リングフレームの該切り欠き以外の上面を引っかけ、該保持面に保持された被加工物より該リングフレームを低く位置付けて保持するフレーム保持部と、少なくとも該フレーム保持部を該保持面の中心を軸に回転させる回転手段と、を備え、
該搬送手段は、該リングフレームの上面を吸引保持する吸盤と、該吸盤を下面に複数配置する搬送パッドと、該搬送パッドを該保持面に垂直な上下方向に移動させる第1上下移動手段と、を少なくとも備え、
該搬送パッドを上から下方向に押し該搬送パッドの該吸盤によって吸引保持される該リングフレームを該フレーム保持部が保持可能な高さまで押し下げるサポート手段を備え、
該サポート手段は、該搬送パッドを押す押し部と、該押し部を該保持面に垂直な上下方向に移動させる第2上下移動手段とを備える加工装置。 - 前記押し部は、前記保持面を洗浄する洗浄具であり、前記サポート手段は、該保持面を洗浄する洗浄手段として機能できる請求項1記載の加工装置。
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