JP7320428B2 - 加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体ウェーハ等の被加工物を加工する加工装置に関する。
例えば、特許文献1、又は特許文献2に開示されているように、研削砥石で半導体ウェーハ等の被加工物を研削加工する装置は、研削により薄化されたウェーハの搬送を容易にするため、及び被加工物に接触しないで被加工物を搬送するために、基材と粘着層とを備えるテープを介して被加工物をリングフレームに支持させている。
このリングフレームに支持された被加工物を研削加工する際は、保持面に保持された被加工物よりリングフレームを低く位置づけ、研削加工中にリングフレームに研削砥石を接触させないようにしている。また、研削砥石を被加工物に押し付ける研削荷重をテープが受けた際に、テープが押しつぶされないようにするためにテープの基材を硬い材質(例えば、ポリエチレンテレフタラート等)にしている。
特開2011―035281号公報 特開2010―221335号公報
テープの基材を硬い材質にしているため、保持面に保持された被加工物より低く位置付けてリングフレームを保持させようとする際に、搬送手段でリングフレームを押し下げる力だけではテープが伸びず、リングフレームを押し下げることができないという問題がある。そして、搬送手段でテープを押し下げることができるようにするには、搬送手段の強度をあげたり、押し下げる駆動力を生み出す駆動源を大きくしたりする等の対応が必要となり、加工装置が大型化するという問題がある。
したがって、研削装置などの加工装置は、リングフレームに貼着されているテープが硬いテープであっても、硬いテープを伸ばして保持面に保持された被加工物よりリングフレームを低く位置付けることができるようにするという課題がある。
上記課題を解決するための本発明は、リングフレームの開口に位置づけられた被加工物と該リングフレームとにテープが貼着され一体化されたワークセットを保持する保持手段と、該保持手段に保持された被加工物を加工する加工手段と、該リングフレームの上面を吸引保持し該保持手段に該ワークセットを搬入または該保持手段から該ワークセットを搬出する搬送手段と、を少なくとも備える加工装置であって、該リングフレームは、外周に対向するように形成された少なくとも一対の切り欠きを備え、該保持手段は、保持面によって該テープを介して被加工物を保持するワーク保持部と、該保持面方向において少なくとも2つを対向配置させ該リングフレームの該切り欠き以外の上面を引っかけ、該保持面に保持された被加工物より該リングフレームを低く位置付けて保持するフレーム保持部と、少なくとも該フレーム保持部を該保持面の中心を軸に回転させる回転手段と、を備え、該搬送手段は、該リングフレームの上面を吸引保持する吸盤と、該吸盤を下面に複数配置する搬送パッドと、該搬送パッドを該保持面に垂直な上下方向に移動させる第1上下移動手段と、を少なくとも備え、該搬送パッドを上から下方向に押し該搬送パッドの該吸盤によって吸引保持される該リングフレームを該フレーム保持部が保持可能な高さまで押し下げるサポート手段を備え、該サポート手段は、該搬送パッドを押す押し部と、該押し部を該保持面に垂直な上下方向に移動させる第2上下移動手段とを備える加工装置である。
前記押し部は、前記保持面を洗浄する洗浄具であり、前記サポート手段は、該保持面を洗浄する洗浄手段として機能できると好ましい。
本発明に係る加工装置は、保持手段は、保持面によってテープを介して被加工物を保持するワーク保持部と、保持面方向において少なくとも2つを対向配置させリングフレームの切り欠き以外の上面を引っかけ、保持面に保持された被加工物よりリングフレームを低く位置付けて保持するフレーム保持部と、少なくともフレーム保持部を保持面の中心を軸に回転させる回転手段と、を備え、搬送手段は、リングフレームの上面を吸引保持する吸盤と、吸盤を下面に複数配置する搬送パッドと、搬送パッドを保持面に垂直な上下方向に移動させる第1上下移動手段と、を少なくとも備え、搬送パッドを上から下方向に押し搬送パッドの吸盤によって吸引保持されるリングフレームをフレーム保持部が保持可能な高さまで押し下げるサポート手段を備え、サポート手段は、搬送パッドを押す押し部と、押し部を保持面に垂直な上下方向に移動させる第2上下移動手段とを備えることで、リングフレームに貼着されているテープが硬いテープであっても、硬いテープを伸ばして保持面に保持された被加工物よりリングフレームを低く位置付けることを、装置を大型化したり搬送手段の強度を上げたりせずとも可能となる。
押し部が、保持面を洗浄する洗浄具であることで、サポート手段により保持手段の保持面を洗浄することが可能となる。
加工装置の一例を示す斜視図である。 ワークセットを保持手段に保持させる際に、搬入手段の搬送パッドに保持されたワークセットのリングフレームの一対の第一切り欠きが、保持手段の2つのフレーム保持部にZ方向において対向するように合わせられた状態を説明する断面図である。 ワークセットを保持手段に保持させる際に、搬入手段の搬送パッドに保持されたワークセットのリングフレームの一対の第一切り欠き以外の部分の上面を、フレーム保持部の引っかけ爪の下面よりも低く位置づけた後、回転手段により保持手段を回転させてリングフレームを引っかけ爪で保持させる状態を説明する断面図である。 ワークセットを保持手段から搬出する際に、搬出手段の搬送パッドに保持されたワークセットのリングフレームの一対の第一切り欠き以外の部分の上面を、フレーム保持部の引っかけ爪の下面よりも低く位置づけた後、回転手段により保持手段を回転させてリングフレームの一対の第一切り欠きを2つのフレーム保持部にZ方向において対向するように合わせる場合を説明する断面図である。 ワークセットを保持手段から搬出手段によって搬出している状態を説明する断面図である。
図1に示す加工装置1は、保持手段3上に保持された被加工物Wを加工手段16によって研削加工する装置であり、加工装置1の装置ベース10上の前方(-Y方向側)は、保持手段3に対して被加工物Wの着脱が行われる着脱領域Aであり、装置ベース10上の後方(+Y方向側)は、加工手段16によって保持手段3上に保持された被加工物Wの研削加工が行われる加工領域Bである。
なお、本発明に係る加工装置は、加工装置1のような加工手段16が1軸の研削装置に限定されるものではなく、粗研削手段と仕上げ研削手段とを備え、回転するターンテーブルで被加工物Wを各研削手段の下方に位置づけ可能な2軸の研削装置等であってもよい。
被加工物Wは、例えば、シリコン母材等からなる円形の半導体ウェーハであるが、これに限定されず、ガリウムヒ素、サファイア、セラミックス、樹脂、窒化ガリウム又はシリコンカーバイド等で構成されていてもよい。
被加工物Wの上側(+Z方向側)を向いている上面Wbは、研削が施される被研削面となる。上面Wbの反対面である下面Waには、格子状に区画された各領域にIC等の図示しないデバイスがそれぞれ形成されている。
被加工物Wは、例えば、その下面Waに被加工物Wよりも大径の円形のテープTが貼着された状態になっている。また、テープTの外周部分はリングフレームFに貼着されている。これにより、被加工物WがテープTを介してリングフレームFに一体化されリングフレームFでハンドリング可能なワークセットWSとなっている。
テープTは、例えばポリエチレンテレフタラート等の硬い材質からなる基材の上に糊層が形成されている。
リングフレームFは、所定の金属(例えば、SUS等)で構成されており環状平板状となっており、被加工物Wの外径よりも大きい内径の円形の開口を備えている。被加工物Wは、その中心とリングフレームFの開口の中心とが略合致した状態でリングフレームFによってテープTを介して支持されている。また、リングフレームFは、例えば、その外周の一部をフラットに切欠くことで、平行に向かい合った一対の第一切り欠きFc、Fdと、平行に向かい合った一対の第二切り欠きFe、Ffと、を備えており、一対の第一切り欠きFc、Fd、及び一対の第二切り欠きFe、Ffは、リングフレームFの位置決め等に使用される。
リングフレームFの一対の第一切り欠きFc、Fd、及び一対の第二切り欠きFe、Ff以外の部分Fgは、リングフレームFの開口の中心から一対の第一切り欠きFc、Fd、又は一対の第二切り欠きFe、Ffまでの距離よりも、リングフレームFの開口の中心からその外周縁までの距離が長くなる部分である。
装置ベース10の正面側(-Y方向側)には、第1のカセットステージ150及び第2のカセットステージ151が設けられており、第1のカセットステージ150には加工前の被加工物Wが収容される第1のカセット150aが載置され、第2のカセットステージ151には加工後の被加工物Wが収容される第2のカセット151aが載置される。
第1のカセット150aと第2のカセット151aとは、同様の構成となっており、内部に上下方向に等間隔を空けて複数の図示しない棚が配置されており、該棚にワークセットWSを一枚ずつ収容可能となっている。
第1のカセット150aの後方には、第1のカセット150aから加工前のワークセットWSを搬出するとともに加工後のワークセットWSを第2のカセット151aに搬入するロボット155が配設されている。ロボット155に隣接する位置には、仮置き領域152が設けられており、仮置き領域152には位置合わせ手段153が配設されている。
図1に示すように、位置合わせ手段153は、ワークセットWSよりも小径の位置合わせテーブル153bを備えており、位置合わせテーブル153bの平坦な上面は被加工物WをテープTを介して仮置きする仮置き面となる。位置合わせテーブル153bの周囲には、位置合わせテーブル153bの径方向に縮径、又は拡径するように移動可能な位置合わせピン153aが複数円環状に等間隔を空けて配設されている。
加工装置1は、リングフレームFの平坦な上面Faを吸引保持し保持手段3にワークセットWSを搬入または保持手段3から搬出する搬送手段4を備えている。本実施形態において、搬送手段4は、リングフレームFの平坦な上面Faを吸引保持し保持手段3にワークセットWSを搬入する搬入手段4Aと、リングフレームFの平坦な上面Faを吸引保持し保持手段3から搬出する搬出手段4Bとを備えている。
搬入手段4Aは、リングフレームFの上面Faを吸引保持する吸盤40と、吸盤40を下面に複数配置する搬送パッド41と、搬送パッド41を保持手段3のワーク保持部30の保持面300aに垂直な上下方向(Z軸方向)に移動させる第1上下移動手段42と、を少なくとも備えている。
搬送パッド41は、図1に示すように、水平方向に平行に延在する長尺のアーム部430の先端側の下面に装着されている。アーム部430の後端側には、第1上下移動手段42が接続されている。第1上下移動手段42は、例えば、電動シリンダであり、搬送パッド41をZ軸方向に上下動させるとともに、図示しない旋回モータの生み出す駆動力により、アーム部430を介して搬送パッド41を水平面内(X軸Y軸平面内)において旋回移動可能である。
図2に示すように、搬送パッド41は、例えば、平面視円形の板状に形成されている。吸盤40は、例えば、変形可能なゴム等の弾性材を平面視円形状に形成しリングフレームFに当接する接触部400と、接触部400と搬送パッド41の下面とを繋ぐパイプ部401とを備えており、搬送パッド41の周方向に均等間隔(例えば、90度間隔)を空けて複数(例えば、4つ)配設されている。
各吸盤40には搬送パッド41の内部を通る吸引路がそれぞれ連通しており、該吸引路には、搬送パッド41の旋回移動を妨げないように可撓性を備える樹脂チューブ490が図示しない継手等を介して連通している。そして、樹脂チューブ490のもう一端側は、真空発生装置、又はエジェクター機構等の吸引源49に接続されている。例えば、樹脂チューブ490内には、ソレノイドバルブ491が配設されている。
図1に示すように、搬入手段4A及び搬出手段4Bの移動範囲内には、ワークセットWSを保持する保持手段3が配設されている。保持手段3は、カバー39によって周囲を囲まれており、カバー39及びカバー39に連結されY軸方向に伸縮する蛇腹カバー39aの下に配設された図示しないボールネジ機構等のY軸方向移動手段によって、装置ベース10上をY軸方向に往復移動可能である。
保持手段3は、保持面300aによってテープTを介して被加工物Wを保持するワーク保持部30と、ワーク保持部30の保持面方向(水平方向)において少なくとも2つを対向配置させリングフレームFの一対の第一切り欠きFc、Fd及び一対の第二切り欠きFe、Ff以外の部分Fgの上面Faを引っかけ、保持面300aに保持された被加工物WよりリングフレームFを低く位置付けて保持するフレーム保持部32と、少なくともフレーム保持部32をワーク保持部30の保持面300aの中心を軸に回転させる回転手段34と、を備えている。
なお、回転手段34は、フレーム保持部32とともにワーク保持部30を回転させてもよい。
図2に示すように、ワーク保持部30は、例えば、その外形が円形状であり、被加工物Wを吸着するポーラス板300と、縦断面が凹形状となっておりポーラス板300を支持する枠体301とを備える。枠体301の凹部にはめ込まれた状態のポーラス板300は、図示しない吸引源に連通している。ポーラス板300の上面である保持面300aに吸引源が生み出す吸引力が伝達されることで、ワーク保持部30は保持面300a上で被加工物WをテープTを介して吸引保持する。
フレーム保持部32は、本実施形態においては、ワーク保持部30の周方向に180度間隔を空けて、ワーク保持部30の枠体301の外側面に2つ取り付けられており、ブロック状の支持台320と、支持台320に配設された側面視逆L字状の引っかけ爪322とを備えている。引っかけ爪322のリングフレームFの上面Faに当接する下面は、例えば、ワーク保持部30の保持面300aよりも低い高さ位置になるように設定されている。
なお、フレーム保持部32は、ワーク保持部30の周方向に例えば90度間隔を空けて4つ配設されていてもよい。
回転手段34は、本実施形態においては、軸方向がZ軸方向であり上端側がワーク保持部30の下面に接続されたスピンドル340と、スピンドル340を回転駆動するモータ342とを備えており、ワーク保持部30及びワーク保持部30に取り付けられたフレーム保持部32を、ワーク保持部30の保持面300aの中心を軸に回転させる。
図1に示すように、例えば、加工装置1の装置ベース10上には、保持手段3の移動経路を跨ぐようにして、門型の支持ブリッジ88が立設されており、サポート手段8は支持ブリッジ88に取り付けられている。サポート手段8は、例えば、図示しないスライダによって支持ブリッジ88をX軸方向に往復移動可能となっていてもよい。
サポート手段8は、搬送パッド41を押す押し部80と、押し部80をワーク保持部30の保持面300aに垂直な上下方向(Z軸方向)に移動させる第2上下移動手段82とを備える。押し部80のZ軸方向における移動経路上に、搬入手段4Aの旋回移動可能な搬送パッド41、及び搬出手段4Bの旋回移動可能な搬送パッド41が位置づけ可能となっている。
第2上下移動手段82は、例えば、図1に示す上下動モータ822が生み出す駆動力によってロッド820がシリンダケース821内からZ軸方向に上下動可能である電動シリンダであるが、これに限定されるものではなくエアシリンダ等であってもよい。ロッド820の下端側には、例えば、押し部80が押し部回転手段84を介して連結されている。
押し部回転手段84は、軸方向がZ軸方向である回転軸840と、回転軸840を回転させるモータ842とを備えている。
本実施形態において、搬送パッド41を押す押し部80は、ワーク保持部30の保持面300aを洗浄可能な洗浄具である。即ち、図2に示すように、押し部80は、例えば、略円形板状のマウント800の下面に、円形に形成された砥石801(所謂、レベリングストーン)が取り外し可能に固定されている。マウント800の上面には、回転軸840が連結されており、押し部回転手段84によって回転される砥石801は、洗浄水が供給されつつ、保持面300aに付着している研削屑等を例えば保持面300aごと削り落として、保持面300aを洗浄することができる。
なお、押し部80は、回転可能となっていなくてもよいし、ワーク保持部30の保持面300aを洗浄する洗浄具でなくてもよい。
例えば、図1、2に示す搬入手段4Aの搬送パッド41を支持するアーム部430の先端側の上面には、降下する押し部80が当接する載置台432が配設されている。載置台432は、例えば、平面視円形の皿状に形成されており、その中心が搬送パッド41の中心と略合致している。載置台432は、洗浄具としても機能する押し部80の下面にゴミが付着している場合に、該ゴミが搬送パッド41やアーム部430に移ってしまうことを防ぐ。なお、搬入手段4Aは、載置台432を備えていなくてもよい。
図1に示すように、装置ベース10上に搬入手段4Aに並べて配置された搬出手段4Bは、搬入手段4Aと略同様の構成となっているため、搬出手段4Bの構成についての説明は省略する。
図1に示すように、装置ベース10上の後方側(+Y方向側)には、コラム100が立設されており、コラム100の前面には、保持手段3に保持された被加工物Wを加工する加工手段16を、Z軸方向に加工送りするボールネジ機構等からなる加工送り手段17が配設されている。
加工手段16は、軸方向が保持手段3の保持面300aに直交するZ軸方向でありモータ162によって回転される回転軸160の下端側に、加工具164が取り付けられた構成となっている。加工具164は、研削ホイールであり、ホイール基台と、略直方体形状の外形を備えホイール基台の下面に複数環状に配設された研削砥石とを備えている。
例えば、回転軸160の内部には、Z軸方向に延びる図示しない研削水流路が形成されている。この研削水流路に連通する図示しない研削水供給手段から回転軸160に対して供給される研削水は、研削水流路の下端の開口から加工具164に向かって下方に噴出し、加工具164と被加工物Wとの接触部位に到達する。
図1に示すように、搬出手段4Bと近接する位置には、搬出手段4Bにより搬送された加工後の被加工物Wを洗浄する枚葉式の洗浄手段156が配置されている。洗浄手段156は、スピンナテーブル156aで被加工物Wの下側を向いた下面WaをテープTを介して保持し、保持された被加工物Wの上方を移動する洗浄ノズル156bから、洗浄水を被加工物Wの上面Wbに噴射して上面Wbの洗浄を行う。
図1に示すように、加工装置1は、例えば、装置全体の制御を行う制御手段9を備えている。CPU及びメモリ等の記憶素子等で構成される制御手段9は、先に説明した本発明の各発明構成要素に電気的に接続されている。制御手段9は、例えば、加工送り手段17、加工手段16、搬入手段4A、及び搬出手段4B等に電気的に接続されており、制御手段9による制御の下で、加工送り手段17による加工手段16の昇降動作、及び加工手段16における加工具164の回転動作、搬入手段4A(搬出手段4B)における搬送パッド41の旋回移動動作等が実施される。
例えば、制御手段9は、回転手段34のモータ342に電気的に接続されている。
例えば、モータ342がサーボモータである場合には、サーボモータのロータリエンコーダは、サーボアンプとしての機能も有する制御手段9に接続されており、制御手段9の出力インターフェイスからサーボモータに対して動作信号が供給された後、サーボモータの回転数をエンコーダ信号として制御手段9の入力インターフェイスに対して出力する。そして、エンコーダ信号を受け取った制御手段9は、図1に示すスピンドル340の回転角度を逐次認識し、保持手段3の回転角度を逐次認識できる。即ち、制御手段9は、保持手段3のフレーム保持部32がX軸Y軸平面内においてどこに位置しているかを、逐次認識できる。
なお、モータ342は、例えば、パルスモータ(ステッピングモータ)であってもよく、制御手段9は、図示しないパルス発振器からパルスモータに送出されるパルス信号数をカウントすることで、保持手段3の回転角度を逐次認識してもよい。
例えば、制御手段9は、押し部80を上下動させる第2上下移動手段82の上下動モータ822に電気的に接続されている。
例えば、上下動モータ822がサーボモータである場合には、サーボモータのロータリエンコーダは、サーボアンプとしての機能も有する制御手段9に接続されており、制御手段9の出力インターフェイスからサーボモータに対して動作信号が供給された後、サーボモータの回転数をエンコーダ信号として制御手段9の入力インターフェイスに対して出力する。そして、エンコーダ信号を受け取った制御手段9は、サーボモータの回転角度を基にロッド820のZ軸方向における移動量を逐次認識し、これによって押し部80の高さ位置を逐次認識することができる。
なお、上下動モータ822は、例えば、パルスモータ(ステッピングモータ)であってもよく、制御手段9は、図示しないパルス発振器からパルスモータに送出されるパルス信号数をカウントすることで、押し部80の高さ位置を逐次認識してもよい。
以下に、図1に示す加工装置1において、ワークセットWSの被加工物Wを所望の厚さまで研削する場合の加工装置1の動作について説明する。
例えば、まず、ワークセットWSが第1のカセット150aからロボット155により搬出され、ロボット155がワークセットWSを仮置き領域152に移動させる。そして、位置合わせ手段153の位置合わせテーブル153bに仮置きされたワークセットWSが、縮径する複数の位置合わせピン153aで所定の位置に位置合わせ(センタリング)され、ワークセットWSの中心が制御手段9に把握される。また、位置合わせテーブル153b上で上記のようにワークセットWSのセンタリングがされた際における複数の位置合わせピン153aの径方向における移動量の大小によって、ワークセットWSのリングフレームFの一対の第一切り欠きFc、Fd、及び一対の第二切り欠きFe、Ffが検出され、制御手段9に把握される。
例えば、上記のようにワークセットWSのセンタリング、並びにリングフレームFの一対の第一切り欠きFc、Fd、及び一対の第二切り欠きFe、Ffの検出が行われた後、位置合わせテーブル153bが低速で所定角度回転されて、例えば、リングフレームFの一対の第一切り欠きFc、FdがX軸方向、又はY軸方向に平行に合わせられて、リングフレームFの一対の第一切り欠きFc、Fd、及び一対の第二切り欠きFe、FfのX軸Y軸平面内における位置が定められてもよい。
次いで、位置合わせテーブル153bに載置されているワークセットWSの中心と搬入手段4Aの搬送パッド41の中心とが略合致するように、旋回移動される搬送パッド41がワークセットWSの上方に位置づけられる。次いで、第1上下移動手段42により、搬送パッド41が降下して、リングフレームFの上面Faに各吸盤40が接触する。この状態で、図2に示すソレノイドバルブ491が開かれ吸引源49が作動して、吸引源49によって生み出された吸引力が吸盤40に伝達されて、吸盤40がリングフレームFの上面Faを吸引保持する。搬送パッド41が上昇して、位置合わせテーブル153bからワークセットWSが搬出される。
図1に示す保持手段3がY軸方向において移動し、サポート手段8の押し部80の直下に位置づけられる。また、ワークセットWSを吸引保持した搬送パッド41が旋回移動されて、Z軸方向における押し部80と保持手段3との間の位置に位置付けられる。また、ワークセットWSの中心と保持手段3の中心とが略合致せしめられる。
図1に示すように、制御手段9は、例えば、フレーム保持部32にワークセットWSのリングフレームFを保持させる際の装置制御を実施する第1制御部91を備えている。
位置合わせ手段153によってリングフレームFの一対の第一切り欠きFc、Fd、及び一対の第二切り欠きFe、Ffが検出されたワークセットWSを搬入手段4Aの搬送パッド41が吸引保持しており、第1制御部91は、保持手段3の上方に位置付けられた搬送パッド41が保持するワークセットWSの例えば一対の第一切り欠きFc、Fdの、2つのフレーム保持部32の位置に対する水平面内(X軸Y軸平面内)における相対的な位置を把握している。そして、第1制御部91による制御の下で、回転手段34が、ワーク保持部30及びワーク保持部30に取り付けられたフレーム保持部32を、ワーク保持部30の保持面300aの中心を軸に所定角度回転させることで、図2に示すように、Z軸方向において、リングフレームFの一対の第一切り欠きFc、Fdに対して2つのフレーム保持部32がそれぞれ合わせられる。
次いで、第1制御部91による制御の下で、図3に示す第1上下移動手段42が搬送パッド41を-Z方向に下降させていき、リングフレームFの一対の第一切り欠きFc、Fdを、2つの引っかけ爪322の内側先端よりも内側を通過させる。
ここで、例えば、ワークセットWSを構成するテープTの基材が柔らかな材質のものである場合には、例えば電動シリンダである第1上下移動手段42の駆動源となるモータの回転角度が制御されることで、搬送パッド41を所望の高さ位置まで降下させれば、テープTが適切に伸びて、リングフレームFの一対の第一切り欠きFc、Fd(又は、一対の第二切り欠きFe、Ff)以外の部分Fgの上面Faをフレーム保持部32の引っかけ爪322の下面より低く位置付けることができる。即ち、ワーク保持部30の保持面300aに保持される被加工物WよりもリングフレームFを低く位置付けることができる。
しかし、本実施形態のテープTのように、テープTの基材がポリエチレンテレフタラート等の硬い材質からなる場合には、第1上下移動手段42の駆動源となるモータの回転角度が制御され搬送パッド41を所望の高さ位置まで降下させようとしても、第1上下移動手段42による搬送パッド41を降下させようとする力だけではテープTが適切に伸びず、リングフレームFの一対の第一切り欠きFc、Fd(又は、一対の第二切り欠きFe、Ff)以外の部分Fgの上面Faをフレーム保持部32の引っかけ爪322の下面より低く位置付けることができない場合が発生するという問題が従来は存在した。
このような従来の問題を解決するために、本発明に係る加工装置1においては、第1制御部91(図1参照)の制御の下で、図3に示すサポート手段8の第2上下移動手段82が、押し部80を下降させていき、第1上下移動手段42によって搬送パッド41と共に下降する載置台432に接触させて、搬送パッド41を載置台432及びアーム部430を介して上から下方向に押し、搬送パッド41の吸盤40によって吸引保持されるリングフレームFをフレーム保持部32が保持可能な高さまで押し下げるサポートを行う。例えば、第1制御部91による制御の下で、第2上下移動手段82の上下動モータ822(図1参照)の回転角度が制御されることで、押し部80を所望の高さ位置まで降下させれば、搬入手段4Aのアーム部430の僅かな撓み等に影響されず、テープTが適切に伸ばされて、かつ、搬送パッド41により保持されるリングフレームFの一対の第一切り欠きFc、Fd(又は、一対の第二切り欠きFe、Ff)以外の部分Fgの上面Faをフレーム保持部32の引っかけ爪322の下面より低く位置付けることができる。即ち、ワーク保持部30の保持面300aに保持される被加工物WよりもリングフレームFを低く位置付けることができる。また、被加工物Wは、テープTを介してワーク保持部30の保持面300aに載置された状態になる。
その後、第1制御部91による制御の下で、図3に示すように、回転手段34が、ワーク保持部30及びワーク保持部30に取り付けられたフレーム保持部32を、ワーク保持部30の保持面300aの中心を軸に所定角度回転させることで、Z軸方向において、一対の第一切り欠きFc、Fd以外の部分Fgの上面Faが、Z軸方向においてフレーム保持部32の引っかけ爪322の下面にそれぞれ接触して、リングフレームFがフレーム保持部32によって保持される。その後、第2上下移動手段82が押し部80を上昇させて、押し部80による搬送パッド41の下方向への押しを解除する。
なお、フレーム保持部32を回転させないで、ワークセットWSを回転させてもよい。
次いで、ワーク保持部30が保持面300aでテープTを介して被加工物Wを吸引保持した後に、搬入手段4Aが吸盤40によるリングフレームFの吸引保持を解除して、第1上下移動手段42によって搬送パッド41が上昇してワークセットWSから離間する。
ワークセットWSを保持した保持手段3が+Y方向へ移動し、図1に示す加工手段16の加工具164の回転中心が被加工物Wの回転中心に対して所定距離だけ水平方向にずれ、加工具164の回転軌跡が被加工物Wの回転中心を通るように、保持手段3が所定位置に位置づけられる。
加工手段16が加工送り手段17によって-Z方向へと送られ、回転する加工具164が被加工物Wの上面Wbに当接することで研削加工が行われる。研削中は、保持手段3が回転するのに伴って被加工物Wも回転するので、加工具164が被加工物Wの上面Wbの全面の研削加工を行う。また、加工具164と被加工物Wの上面Wbとの接触箇所に対して研削水が供給され、研削水による接触箇所の冷却及び研削屑の洗浄除去が行われる。リングフレームFは、図3に示すように、ワーク保持部30の保持面300aに保持された被加工物Wより低く位置付けられているため、リングフレームFに加工具164が接触してしまうことはない。
所望の厚みになるまで被加工物Wが研削された後、図1に示す加工送り手段17が加工手段16を上昇させ被加工物Wから離間させることで、被加工物Wの研削加工が完了する。次いで、被加工物Wを吸引保持した保持手段3が、-Y方向に移動されて、サポート手段8の押し部80の直下に位置づけられる。また、搬出手段4Bの搬送パッド41が旋回移動されて、Z軸方向における押し部80と保持手段3との間の位置に位置付けられる。また、保持手段3に保持された研削された後のワークセットWSの中心と搬出手段4Bの搬送パッド41の中心とが略合致せしめられる。
なお、上記の実施例のように被加工物Wを回転させないで、被加工物Wの上面Wbより加工具164の研削砥石の下面を下に位置づけ、保持手段3を+Y方向に移動させ、回転する加工具164で被加工物Wを研削してもよい。
図1に示すように、制御手段9は、例えば、フレーム保持部32からワークセットWSを搬出させる際の装置制御を実施する第2制御部92を備えている。
図4に示すように、搬出手段4Bの第1上下移動手段42により、搬送パッド41が降下して、リングフレームFの上面Faに各吸盤40が接触する。この状態で、図4に示すソレノイドバルブ491が開かれた状態で吸引源49が作動して、吸引力が伝達された吸盤40がリングフレームFの上面Faを吸引保持する。さらに、第2制御部92(図1参照)の制御の下で、図4に示すサポート手段8の第2上下移動手段82が、押し部80を下降させていき、第1上下移動手段42によって搬送パッド41と共に下降する載置台432に押し部80を接触させて、搬送パッド41を載置台432及びアーム部430を介して上から下方向に押す。
これによって、本実施形態のようにテープTの基材が硬い材質であっても、第1上下移動手段42による搬送パッド41を降下させようとする力に加えて、押し部80が搬送パッド41を下方に押す力がテープTに加わるため、テープTが適切に伸びて、搬送パッド41により保持されるリングフレームFの一対の第一切り欠きFc、Fd(又は、一対の第二切り欠きFe、Ff)以外の部分Fgの上面Faをフレーム保持部32の引っかけ爪322の下面より低く位置付けることができる。即ち、例えば、第2制御部92による制御の下で、第2上下移動手段82の上下動モータ822の回転角度が制御されることで、押し部80を所望の高さ位置まで降下させれば、搬出手段4Bのアーム部430の僅かな撓み等に影響されず、テープTが適切に伸びて、搬送パッド41により保持されるリングフレームFの一対の第一切り欠きFc、Fd(又は、一対の第二切り欠きFe、Ff)以外の部分Fgの上面Faをフレーム保持部32の引っかけ爪322の下面より低く位置付けることができる。即ち、フレーム保持部32によるリングフレームFの保持が解除される。
次いで、ワーク保持部30によるテープTを介した被加工物Wの吸引保持が解除される。
ここで、図1に示す第2制御部92は、保持手段3が保持するワークセットWSの例えば一対の第一切り欠きFc、Fdの、2つのフレーム保持部32の位置に対する水平面内(X軸Y軸平面内)における相対的な位置を把握している。そして、第2制御部92による制御の下で、図4に示す回転手段34が、ワーク保持部30及びワーク保持部30に取り付けられたフレーム保持部32を、ワーク保持部30の保持面300aの中心を軸に所定角度回転させることで、Z軸方向において、リングフレームFの一対の第一切り欠きFc、Fdに対して2つのフレーム保持部32がそれぞれ合わせられる。さらに、図5に示すように、第2制御部92による制御の下で、第1上下移動手段42が搬送パッド41を+Z方向に上昇させていき、リングフレームFの一対の第一切り欠きFc、Fdを、2つのフレーム保持部32の引っかけ爪322の内側先端よりも内側を通過させることで、ワーク保持部30及びフレーム保持部32から被加工物Wが研削された後のワークセットWSを離間させることができる。
そして、図1に示す搬出手段4Bが、保持手段3からワークセットWSを洗浄手段156に搬送する。洗浄手段156がワークセットWSを洗浄・乾燥した後、ロボット155がワークセットWSを第2のカセット151aに搬入する。
上記のように、本発明に係る加工装置1は、保持手段3は、保持面300aによってテープTを介して被加工物Wを保持するワーク保持部30と、ワーク保持部30の保持面方向において少なくとも2つを対向配置させリングフレームFの一対の第一切り欠きFc、Fd及び第二切り欠きFe、Ff以外の上面Faを引っかけ、保持面300aに保持された被加工物WよりリングフレームFを低く位置付けて保持するフレーム保持部32と、少なくともフレーム保持部32を保持面300aの中心を軸に回転させる回転手段34と、を備え、搬送手段4を構成する搬入手段4A(搬出手段4B)は、リングフレームFの上面Faを吸引保持する吸盤40と、吸盤40を下面に複数配置する搬送パッド41と、搬送パッド41を保持面300aに垂直な上下方向(Z軸方向)に移動させる第1上下移動手段42と、を少なくとも備え、搬送パッド41を上から下方向に押し搬送パッド41の吸盤40によって吸引保持されるリングフレームFをフレーム保持部32が保持可能な高さまで押し下げるサポート手段8を備え、サポート手段8は、搬送パッド41を押す押し部80と、押し部80を保持面300aに垂直な上下方向に移動させる第2上下移動手段82とを備えることで、リングフレームFに貼着されているテープTが硬いテープであっても、硬いテープTを伸ばして保持面300aに保持された被加工物WよりリングフレームFを低く位置付けることを、装置を大型化したり搬送手段4を構成する搬入手段4A(搬出手段4B)の強度を上げたりせずとも可能となる。
本実施形態においては、押し部80が、ワーク保持部30の保持面300aを洗浄する洗浄具であることで、サポート手段8により保持面300aが洗浄可能となる。即ち、保持手段3によってワークセットWSが保持されていない適宜のタイミングで、サポート手段8によって保持面300aの洗浄が実施される。
例えば、保持手段3がY軸方向において移動し、サポート手段8の押し部80の直下に位置づけられる。押し部回転手段84によって、押し部80が回転軸840を軸に回転しつつ、第2上下移動手段82によって押し部80が降下してワーク保持部30の保持面300aに接触せしめられる。また、回転手段34によって保持手段3が回転するのに伴って、ワーク保持部30の保持面300aに付着していた研削屑等が押し部80の砥石801によって削り落とされて、保持面300aが洗浄される。
本発明に係る加工装置1は上記実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。また、添付図面に図示されている加工装置1の各構成の形状等についても、これに限定されず、本発明の効果を発揮できる範囲内で適宜変更可能である。
W:被加工物 Wa:被加工物の下面 Wb:被加工物の上面
T:テープ F:リングフレーム Fc、Fd:一対の第一切り欠き Fe、Ff:一対の第二切り欠き Fa:リングフレームの上面 WS:ワークセット
1:加工装置 10:装置ベース A::着脱領域 B:加工領域 100:コラム
150:第1のカセットステージ 150a:第1のカセット 151:第2のカセットステージ 151a:第2のカセット 155:ロボット 152:仮置き領域 153:位置合わせ手段 156:洗浄手段
4:搬送手段 4A:搬入手段 40:吸盤 400:接触部 401:パイプ部
41:搬送パッド 42:第1上下移動手段 430:アーム部 432:載置台
4B:搬出手段
49:吸引源
3:保持手段 30:ワーク保持部 300:ポーラス板 300a:保持面
301:枠体
32:フレーム保持部 320:支持台 322:引っかけ爪
34:回転手段
8:サポート手段 80:押し部 800:マウント 801:砥石
82:第2上下移動手段 820:ロッド 821:シリンダケース 822:上下動モータ
84:押し部回転手段 88:支持ブリッジ
17:加工送り手段 16:加工手段 160:回転軸 164:加工具 162:モータ
9:制御手段 91:第1制御部 92:第2制御部

Claims (2)

  1. リングフレームの開口に位置づけられた被加工物と該リングフレームとにテープが貼着され一体化されたワークセットを保持する保持手段と、該保持手段に保持された被加工物を加工する加工手段と、該リングフレームの上面を吸引保持し該保持手段に該ワークセットを搬入または該保持手段から該ワークセットを搬出する搬送手段と、を少なくとも備える加工装置であって、
    該リングフレームは、外周に対向するように形成された少なくとも一対の切り欠きを備え、
    該保持手段は、保持面によって該テープを介して被加工物を保持するワーク保持部と、該保持面方向において少なくとも2つを対向配置させ該リングフレームの該切り欠き以外の上面を引っかけ、該保持面に保持された被加工物より該リングフレームを低く位置付けて保持するフレーム保持部と、少なくとも該フレーム保持部を該保持面の中心を軸に回転させる回転手段と、を備え、
    該搬送手段は、該リングフレームの上面を吸引保持する吸盤と、該吸盤を下面に複数配置する搬送パッドと、該搬送パッドを該保持面に垂直な上下方向に移動させる第1上下移動手段と、を少なくとも備え、
    該搬送パッドを上から下方向に押し該搬送パッドの該吸盤によって吸引保持される該リングフレームを該フレーム保持部が保持可能な高さまで押し下げるサポート手段を備え、
    該サポート手段は、該搬送パッドを押す押し部と、該押し部を該保持面に垂直な上下方向に移動させる第2上下移動手段とを備える加工装置。
  2. 前記押し部は、前記保持面を洗浄する洗浄具であり、前記サポート手段は、該保持面を洗浄する洗浄手段として機能できる請求項1記載の加工装置。
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