JP2018014293A - 視認窓を有する同軸コネクタ、及び、該同軸コネクタを用いた同軸コネクタ装置 - Google Patents

視認窓を有する同軸コネクタ、及び、該同軸コネクタを用いた同軸コネクタ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】芯線の接続作業中に装置を引っくり返すことなく接続状態の確認を行うことができる、視認窓を有する同軸コネクタ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】端子と、前記端子を支持するハウジングと、前記ハウジングの外部を覆う導体シェルと、を備える。端子は、同軸ケーブルの芯線が設置される設置部を有する。ハウジングは、設置部に向って折り曲げ可能に設けられた押圧部を有する。押圧部は、設置部に向って折り曲げられたときに押圧部と設置部との間に挟み込まれる芯線に対して設置部とは反対側に芯線を視認可能とする窓を有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、同軸ケーブルの芯線を視認可能とする窓を有する同軸コネクタ、及び、該同軸コネクタを用いた同軸コネクタ装置に関する。
特許文献1に、同軸ケーブルの芯線を視認可能とする窓を有した従来の同軸コネクタ、及び、該同軸コネクタを用いた同軸コネクタ装置が開示されている。図17は、特許文献1に開示された同軸コネクタ装置の斜視図である。この図は、特に、同軸コネクタ110に同軸ケーブル111の一端部を装着する過程、ここでは挿着前の状態を示している。
同軸コネクタ装置110は、同軸ケーブル111の芯線112との電気的接続がなされるコンタクト部材120と、同軸ケーブル111の外側導体114との電気的接続がなされるグラウンドコンタクト部材121と、コンタクト部材120とグラウンドコンタクト部材121とを相互絶縁状態をもって支持する絶縁ハウジング部材122を含む。
芯線112を固定部分150に接続する際、先ず、固定部分150に同軸ケーブル111の芯線112を載置し、次いで、絶縁ハウジング部材122の折曲当接部140を折り曲げることにより、可動部分151を押圧して固定部分150に向かって変位せしめ、可動部分51と固定部分150とによって同軸ケーブル111の芯線112を挟持する。
同軸ケーブル111の芯線112を目視可能とするため、同軸コネクタ装置110には、固定部分150を保持する保持部141の底面部分に透孔155が設けられている。この透孔155等を通じて目視しながら、例えば、芯線112を固定部分150に接続し、また、その接続状態の確認を行うことができる。
特開2012−243441号公報
しかしながら、上記の従来装置では、芯線112を視認可能とする透孔(窓)142が、折曲当接部140が固定部分150に向って折り曲げられたときに折曲当接部140と固定部分150との間に挟み込まれる芯線112に対して固定部分150と同じ側に設けられているため、芯線112を固定部分150に接続している接続作業中は装置110を引っくり返すことによってのみ、或いは、一連の接続作業が終了した後にのみ、芯線の接続状態の確認を行うことができ、このため確認作業が非常に煩雑なものとなっていた。
本発明は、このような従来技術における問題点を解決するためになされたものであり、芯線の接続作業中に装置を引っくり返すことなく接続状態の確認を行うことができる、視認窓を有する同軸コネクタ、及び、該同軸コネクタを用いた同軸コネクタ装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の一態様による同軸コネクタは、端子と、前記端子を支持するハウジングと、前記ハウジングの外部を覆う導体シェルと、を備え、前記端子は、同軸ケーブルの芯線が設置される設置部を有し、前記ハウジングは、前記設置部に向って折り曲げ可能に設けられた押圧部を有し、前記押圧部は、前記設置部に向って折り曲げられたときに前記押圧部と前記設置部との間に挟み込まれる前記芯線に対して前記設置部とは反対側に前記芯線を視認可能とする窓を有することを特徴として有する。
この態様の同軸コネクタによれば、接続状態を確認するための窓が、設置部に向って折り曲げられたときに設置部との間に挟み込まれる芯線に対して設置部とは反対側に位置する押圧部に設けられていることから、芯線の接続作業中に装置を引っくり返すことなく接続状態の確認を行うことができ、従って、接続状態の確認が容易な視認窓を有する同軸コネクタが得られる。
上記態様の同軸コネクタにおいて、前記導体シェルは、前記押圧部に向って折り曲げ可能に設けられた圧着片を有し、前記圧着片は、前記押圧部に向って折り曲げられたときに前記圧着片と前記設置部との間に挟み込まれる前記芯線に対して前記設置部とは反対側に、前記押圧部の窓と連通して前記芯線を視認可能とする窓を有するのが好ましい。
この態様の同軸コネクタによれば、導体シェルに押圧部と連通する窓を設けることにより、押圧部の窓の周辺においても導体シェルを取り付けることができる。
上記態様の同軸コネクタにおいて、前記押圧部は、前記設置部に向って折り曲げられたときに前記押圧部の押圧面と前記設置部との間に隙間を形成するのが好ましい。
この態様の同軸コネクタによれば、隙間を確保することにより様々な径を有する芯線に装置を使用することができる。
上記態様の同軸コネクタにおいて、前記押圧部が、前記設置部に設置される前記芯線を挟んで対向する一方の側にのみ設けられていてもよいし、前記押圧部が、前記設置部に設置される前記芯線を挟んで対向する各側に設けた対の押圧部から成ってもよい。
上記態様の同軸コネクタにおいて、前記対の押圧部はそれぞれ、前記設置部に向って折り曲げられたときに互いに突き合わされる突合せ面を有し、少なくとも一方の押圧部の突合せ面に、相手側の押圧部の突合せ面を超えて前記相手側の押圧部の側に突出する凸部が設けられているのが好ましい。
この態様の同軸コネクタによれば、凸部を設けたことにより、設置部に設置される芯線の幅方向「β」における押圧部の押圧面の長さを長くして、芯線をより確実に圧着することができる。
上記態様の同軸コネクタにおいて、前記凸部の一部が前記押圧部の押圧面によって形成されているのが好ましい。
この態様の同軸コネクタによれば、凸部の一部を押圧面として使用することにより芯線をより効果的に押圧することができる。
上記態様の同軸コネクタにおいて、前記凸部に対応して、相手側の前記押圧部の突合せ面に、前記凸部と噛み合う凹部が設けられているのが好ましい。
この態様の同軸コネクタによれば、凸部と凹部を噛み合わせることにより装置をより小型化することができる。
上記態様の同軸コネクタにおいて、前記凹部が前記押圧部の押圧面よりも該押圧面から離れる側に向かって窪んだ窪み部であってもよい。
凹部をこのような窪み部として形成することにより、凸部を、押圧面と同じか又は押圧面よりも設置面により近い側に位置付けることができる。
上記態様の同軸コネクタにおいて、前記凸部に、該凸部の先端に向うにつれて前記押圧部の押圧面に接近するテーパーが設けられているのが好ましい。
テーパーを設けることにより、押圧部を突き合わせる際に凸部が相手側の押圧部と衝突するリスクを減らすことができる。
上記態様の同軸コネクタにおいて、前記対の押圧部のそれぞれに、前記凸部及び/又は前記凹部が、前記設置部に設置される前記芯線の延出方向に沿って複数及び/又は交互に配置されているのが好ましい。
凸部と凹部を交互に配置することにより、設置部に設置される芯線の延出方向に沿って複数箇所で芯線をより確実に圧着することができる。
上記態様の同軸コネクタにおいて、前記窓が、前記設置部に設置される前記芯線の延出方向において、1つ又は複数の前記凸部、及び/又は、1つ又は複数の前記凹部と隣り合って配置されていてもよい。
上記態様の同軸コネクタにおいて、前記対の押圧部の双方に前記窓がそれぞれ設けられており、前記対の押圧部が前記設置部に向って折り曲げられたときに、前記対の押圧部にそれぞれ設けた前記窓が、前記設置部に設置される前記芯線の幅方向において連結されてもよい。
この態様の同軸コネクタによれば、対の押圧部の双方に設けた窓を芯線の幅方向「β」において連結させることによって、より大きな範囲で芯線の接続状態を確認することができる。
上記態様の同軸コネクタにおいて、前記設置部に設置される前記芯線の延出方向において、前記窓よりも前記芯線の先端側に、前記押圧部の押圧面が設けられているのが好ましい。
この態様の同軸コネクタによれば、芯線の先端側を圧着することにより、窓を通じてバラツキが生じやすい芯線の先端側が外部に飛び出すことを効果的に防止することができる。
上記態様の同軸コネクタにおいて、前記突合せ面が当接面であってもよい。
この態様の同軸コネクタによれば、突合せ面を当接させることにより、互いに突き合わせた押圧部の状態を維持することができる。
本発明の他の態様による同軸コネクタ装置は、端子と、前記端子を支持するハウジングと、前記ハウジングの外部を覆う導体シェルと、同軸ケーブルと、を備え、前記端子は、前記同軸ケーブルの芯線が設置された設置部を有し、前記ハウジングは、前記設置部に向って折り曲げられた押圧部を有し、前記押圧部は、該押圧部と前記設置部との間に挟み込まれた前記芯線に対して前記設置部とは反対側に前記芯線を視認可能とする窓を有することを特徴として有する。
本発明によれば、芯線の接続作業中に装置を引っくり返すことなく接続状態の確認を行うことができる、接続状態の確認が容易な視認窓を有する同軸コネクタ、及び、該同軸コネクタを用いた同軸コネクタ装置が提供される。
同軸コネクタと基板側装置との抜去状態を示す斜視図である。 同軸コネクタを同軸ケーブルとともに示した分解斜視図である。 同軸ケーブルを設置した直後の同軸コネクタの斜視図である。 図3の平面図である。 組み立て完了後の同軸コネクタの斜視図である。 図5の平面図である。 ハウジングの斜視図である。 図4のA−A線断面図である。 図4のB−B線断面図である。 図8や図14に相当する断面図である。 図9や図15に相当する断面図である。 図6のA−A線断面図である。 図6のB−B線断面図である。 変形例を示す図であって同軸ケーブルを設置した直後の同軸コネクタの斜視図である。 図14の変形例を示す図であって組み立て完了後の同軸コネクタの斜視図である。 他の変形例を示す図であって同軸ケーブルを設置した直後の同軸コネクタの斜視図である。 従来の同軸コネクタのコネクタ構造の概略断面図である。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の好適な実施形態による同軸コネクタ、及び、該同軸コネクタを用いた同軸コネクタ装置について説明する。尚、ここでは、本発明の好適な実施形態のみを示すが、勿論、これによって本発明を限定しようとするものではない。
図1は、本発明の同軸コネクタ3に同軸ケーブル10の一端を接続した同軸コネクタ装置1を、該装置1と嵌合/抜去可能な同軸コネクタ9とともに示した斜視図である。図1は、特に、同軸コネクタ装置1と同軸コネクタ9の抜去状態を示している。
同軸コネクタ9は、図示のように、基板接続型であってもよいが、同軸コネクタ装置1と同様に、ケーブル接続型であってもよい。尚、本明細書では、便宜上、同軸ケーブル10の延出方向を「α」方向、同軸ケーブル10の幅方向を「β」、同軸コネクタ装置1と同軸コネクタ9が嵌合/抜去される方向を「γ」方向として説明する。
同軸コネクタ9は、回路基板(図示されていない)に固定した状態で使用される。同軸コネクタ9は、主に、絶縁性のハウジング93と、円環状の外部導体91と、棒状の中心導体92を含む。外部導体91と中心導体92は、ハウジング93と一体成形されている。外部導体91は外部接続部94を介して回路基板に接続可能であり、中心導体92は、外部接続部95を介して回路基板に接続可能である。同軸コネクタ9と同軸コネクタ装置1との嵌合時に、中心導体92は、同軸コネクタ装置の内部に設けられた端子と接続され、外部導体91は、同軸コネクタ装置1の外部を覆う導体シェル70に設けた略環状の嵌合部72に接続される。この接続を介して、同軸コネクタ装置1は、回路基板の所定部分と電気的に接続される。
図2に、同軸コネクタ装置1の分解斜視図、換言すれば、同軸ケーブル3の分解斜視図を同軸ケーブル10とともに示す。また、図3に、同軸コネクタ3に同軸ケーブル10を設置した直後の斜視図、図4に、その平面図を、更に、図5に、組み立て完了後の同軸コネクタ装置1の斜視図、図6に、その平面図を、それぞれ示す。
同軸コネクタ3は、主に、端子20と、該端子20を支持するハウジング40と、該ハウジング40の外部を覆う導体シェル70を含み、同軸コネクタ装置1は、更に、同軸ケーブル10を含む。図7は、ハウジング40単体の斜視図を、図2とは角度を変えて示したものである。特に説明する点を除き、同軸コネクタ3及び同軸コネクタ装置1は基本的に左右対称形状であると考えてよい。以下、必要に応じて符号「A」又は「B」を用いることにより左右を区別して説明を行う。
同軸ケーブル10には、従来一般の同軸ケーブルを用いることができる。同軸ケーブル10は、最外殻から中心に向かって、外被11、外部導体12、絶縁体13、芯線14を含む。
端子20は、同軸ケーブル10の軸線方向「α」に沿って長さ部分を有する。端子20の前方には接触部22が、端子20の後方には設置部24が、それぞれ設けられている。
接触部22は、同軸コネクタ装置1が基板側の同軸コネクタ9と嵌合されたときに、基板側の同軸コネクタ装置9の中心導体92(図1参照)と接続される。接触部22は、基板側の同軸コネクタ装置9との嵌合側に向って立設した2つの弾性片22aを含む。基板側装置9の中心導体92は、これらの弾性片22aの間に挟み込まれる。勿論、これに限らず、例えば、単なる挿入孔としてもよい。
設置部24には、同軸コネクタ装置1の組み立て時に、同軸ケーブル10の芯線14が設置、接続される。この結果、端子20を通じて、芯線14と、基板側の中心導体92は電気的に接続される。設置部24を形成する面は略平坦であるが、嵌合/抜去方向「γ」に沿って若干突出或いは窪んだ状態としてもよい。これにより、芯線14との接触を確実にすることができる。図示の例では、窪み部24aが形成されている。
ハウジング40は、主に、組み立て完了時に略直方形状となる本体46と、本体46の前側に位置する円形部47を含む。本体46と円形部47は、板状の首部48を介して接続されている。
ハウジング40は端子20と一体成形されている。従って、実際上、これらを分離することはできない。図2は、便宜上、これらを分離した状態を示している。
ハウジング40と端子20が一体成形された後も、端子20の一部、即ち、接触部22と設置部24及びこれらの周辺部は、ハウジング40の外部に露出されたままである。接触部22は、ハウジング40の円形部47に設けた環状突出部44の貫通孔43に配置される。貫通孔43において、接触部22は、嵌合/抜去方向「γ」に沿って直立している。
設置部24は、嵌合/抜去側の面を外部に露出させた状態で配置される。設置部24の底部側は、ハウジング40の本体46に設けた窪み64に嵌め込まれる。設置部24の上方には、支持片53を通じて本体46に連結された押圧部50が配置される。押圧部50は、対で形成されてもよい。対を成すこれらの押圧部50A、50Bはそれぞれ、設置部24に設置される芯線14を挟んで対向する各側に設けられている。押圧部50A、50Bは、支持片53A、53Bを利用して、設置部24に向って折り曲げることができる。折り曲げを容易にするため、支持片53A、53Bは薄板で形成するのが好ましい。押圧部50A、50Bを設置部24に向って折り曲げたとき、芯線14は押圧部50A、50Bと設置部24との間に挟み込まれる。押圧部50A、50Bにはそれぞれ、芯線14を視認可能とする窓60A、60Bが設けられている。これらの窓60A、60Bは、押圧部50A、50Bが設置部24に向って折り曲げられたときに押圧部50A、50Bと設置部24との間に挟み込まれる芯線14に対して設置部24とは反対側に配置されている。よって、ユーザは、これらの窓60A、60Bを通じて、芯線14の接続状態を確認することができる。対の押圧部50A、50Bが設置部24に向って折り曲げられたとき、対の押圧部50A、50Bにそれぞれ設けた窓60A、60Bは、設置部24に設置される芯線14の幅方向「β」において連結される。このように2つの窓60A、60Bを連結させることにより、窓をより大きくすることができる。
導体シェル70は一枚の板状金属を打ち抜き、折り曲げることによって形成されている。
導体シェル70は、前方に設けた略環状の嵌合部72に加え、後方に向って、圧着片80、圧着バレル83、及び圧着バレル84をこれらの順に有する。圧着片80は、同軸ケーブル10の芯線14を圧着するためのもの、圧着バレル83は、外部導体12を圧着するための、圧着バレル84は、外被11を圧着するためのものである。
嵌合部72は、前端に設けた折り曲げ片74aを通じて、スコップ状の載置部74に接続される。導体シェル70は、この折り曲げ片74aを中心に載置部74に対して折り曲げることが可能である。
圧着片80は、押圧部50に対応して対で形成されている。対を成すこれらの圧着片80A、80Bはそれぞれ、設置部24に設置される芯線14を挟んで対向する各側に設けられている。圧着片80A、80Bは、ハウジング40の押圧部50A、50Bに向って折り曲げることができる。圧着片80A、80Bを折り曲げることにより、押圧部50A、50Bと設置部24との間に芯線14を挟み込んだ状態で、押圧部50A、50Bを芯線14に対して圧着、固定することができる。
押圧部50A、50Bに向って折り曲げられたときに互いに突き合わされる圧着片80A、80Bの縁87A、87Bに、押圧部50A、50Bの窓60A、60Bと連通して芯線14を視認可能とする窓81A、81Bがそれぞれ設けられている。これらの窓81A、81Bは、押圧部50A、50Bの窓60A、60Bと同様に、押圧部50A、50Bに向って折り曲げられたときに圧着片80A、80Bと設置部24との間に挟み込まれる芯線14に対して設置部24とは反対側に設けられている。窓81A、81Bは、例えば、切り欠きでもよい。ユーザは、これらの窓81A、81Bを通じて、芯線14の接続状態を確認することができる。対の押圧部50A、50Bが設置部24に向って折り曲げられたとき、これらの窓81A、81Bは、設置部24に設置される芯線14の幅方向「β」において連結される。このように、2つの窓81A、81Bを連結させることによって窓をより大きくすることができる。尚、圧着片80に窓80を設けずに、押圧部50A、50Bの窓60A、60Bの周辺において圧着片を取り除いてもよい。但し、窓80A、80Bを設けることによって、押圧部50A、50Bの窓60A、60Bの周辺においても導体シェルを取り付けて圧着力をより強化することができる。
図5、図6によく示されるように、対の圧着片80A、80Bを設置部24に向って折り曲げたときに、これら対の圧着片80A、80Bの縁87A、87B同士が互いに干渉しないよう、それらの間に所定の距離を設けるのが好ましい。圧着片80A、80B同士の干渉を防止することにより、それらが干渉することによって生じる金属片等のゴミの発生を減らすことができる。また、それらの縁87A、87Bが突き合わされる長さを短くするために、それらの縁87A、87Bに、窓81と同様の切り欠き85を小さく設けてもよい。圧着片80A、80B同士が突き合わされる長さを減らすことにより、圧着片80A、80B同士が干渉する可能性を減らし、それらが干渉することによって生じ得る金属片等のゴミの発生を減らすことができる。
圧着バレル83は、外部導体12に対して環状にカシメられる。圧着力を強化するため、圧着バレル83の内側に向って突出するに突起83aを設けてもよい。過度の力が加わらないよう、圧着バレル83Aには凹部83bを、圧着バレル83Bには凸部83cを、それぞれ設けて、これらが組み合わされたときの内径を調整してもよい。
圧着バレル84は、外被11に対して環状にカシメられる。圧着バレル83と同様に、圧着力を強化するため、圧着バレル84の内側に向って突出する突起84aを設けてもよい。
図2によく示されるように、同軸コネクタ装置1を組み立てる際は、導体シェル70に対して、一体成形された端子20及びハウジング40と、同軸ケーブル10とを、これらの順に組み込む。組み込みは、同軸コネクタ装置1と基板側の同軸コネクタ9との嵌合/抜去方向「γ」に沿って行う。
先ず、一体成形された端子20及びハウジング40を、導体シェル70に設置する。このとき、ハウジング40の断面略逆台形部分66(図2、図9、図11、図13参照)の周辺に形成された窪み66aに、導体シェル70の断面略逆ハの字状の一対の切起し部86A、86Bが嵌め込まれ、これによりハウジング40は導体シェル70の所定位置に位置決めされる。ハウジング40の断面略逆台形部分66(図2、図9、図11、図13参照)は、ハウジング40の本体46において、押圧部50を設けた側とは設置部24に対して反対側に窪み66aを設けることによって形成されている。また、導体シェル70の一対の切起し部86A、86Bは、設置部24に設置される芯線14の幅方向「β」において導体シェル70の一対の圧着片80A、80Bの間に配置され、平坦な底板82を略コの字状に切り抜くことによって形成された舌片の自由端86bを根元86a付近においてハウジング40の設置側に向って、且つ、それら舌片の自由端86b同士が先端に向うにつれて互いに離間するように角度を付けて立設させることにより形成されている。
次いで、嵌合部72を、載置部74と連結された折り曲げ片74aを中心に、ハウジング40の環状突出部44に向って折り曲げる。図2は、嵌合部72を既に折り曲げた状態を示しているが、実際の組み立て時には、載置部74にハウジング40の円形部47を設置した後に、嵌合部72を載置部74の側に折り曲げる。
その後、同軸ケーブル10を、ハウジング40や導体シェル70の所定位置に配置し、導体シェル70の圧着片80、圧着バレル83、及び圧着バレル84をそれぞれ折り曲げ、又は、カシメる。尚、ハウジング40に設けた窓60や圧着片80に設けた窓81は、押圧部50が設置部24に向って折り曲げられたときに設置部24との間に挟み込まれる芯線14に対して設置部24とは反対側に設けられていることから、本構成によれば、接続作業中に装置を引っくり返すことなく芯線14の接続状態を確認することができる。
図2及び図7を参照して、ハウジング40の構成をより詳細に説明する。
ハウジング40の本体46に設けた対の押圧部50A、50Bには、それぞれ、設置部24に設置される芯線14の延出方向「α」に沿って、前方から後方に向って、略直方形状の前部54A、54B、窪状の窓60A、60B、平板状の覆部55A、55Bが、これらの順に設けられている。覆部55A、55Bは後方に延設され、後部立壁59A、59Bの上方に及んでいる。
前部54A、54Bは、設置部24に設置される芯線14の延出方向「α」において、窓60A、60Bよりも更に芯線14の先端14a側に配置されている。これにより、バラツキが生じやすい芯線14の先端14a側を、前部54A、54Bの押圧面52A、54Bによって圧着し、芯線14が窓60を通じた芯線14の外部への飛び出しを防止することができるようになっている。押圧部50A、50Bが設置部24に向って図示「β1」方向に折り曲げられたとき、前部54A、54Bは、首部48に設けた圧入突起41に圧入される。圧入をスムースにするため、圧入突起47に、前部54A、54Bを案内するテーパー41aを設けるのが好ましい。
前部54A、54Bと覆部55A、55Bは、それぞれ、押圧部50A、50Bが設置部24に向って「β1」方向に折り曲げられたときに「β」方向において互いに突き合わされる突合せ面51A、51Bを構成し得る。これらの突合せ面51A、51Bは当接面として形成されてもよい。突合せ面51A、51Bを互いに当接する当接面とすることにより、導体シェル70によらずに、押圧部50A、50Bの接触状態を所定の力で維持することができる。
覆部55Aの底面側に、突合せ面51Aから突出した凸部56Aが設けられている。凸部56Aは、押圧部50A、50Bが設置部24に向って折り曲げられたときに覆部55Aにおける突合せ面51Aよりも突合せ方向「β」において相手方の押圧部50Bの側に突出し、相手側の押圧部50Bの突合せ面51Bを超えて相手側の押圧部50Bの側に突出し得る。
同様に、覆部55Bの底面側に、突合せ面51Bから突出した凸部56B、56B’が設けられている。これらの凸部56B、56B’は、押圧部50A、50Bが設置部24に向って折り曲げられたときに覆部55Bにおける突合せ面51Bよりも突合せ方向「β」において相手方の押圧部50Aの側に突出し、相手側の押圧部50Aの突合せ面51Aを超えて相手側の押圧部50Aの側に突出し得る。
これら凸部56A、56B、56B’を設けたことにより、押圧部50A、50Bが設置部24に向って折り曲げられたときに、設置部24に設置される芯線14の幅方向「β」における押圧部50の押圧面52の長さを長くして、芯線14をより確実に圧着することができる。
凸部56A、56B、56B’はそれぞれ、押圧部50A、50Bが設置部24に向って折り曲げられたときに「γ」方向において設置部24と対面する押圧面52A、52B、52Bを構成し得る。押圧部50A、50Bが設置部24に向って折り曲げられたときに、設置部24に設置された芯線14は、これら押圧部50A、50Bの押圧面52A、52Bと、設置部24との間に挟み込まれる。このように凸部56A、56B、56B’の一部を押圧面52A、52Bとして使用することにより、芯線14をより効果的に圧着することができる
凸部56Aに対応して、相手側の押圧部50Bの突合せ面51Bに、凸部56Aと噛み合わされる凹部58Bが設けられている。凹部58Bは、押圧部50A、50Bが設置部24に向って折り曲げられたときに、覆部55Bにおける突合せ面51Bよりも、突合せ方向「β」において覆部55Aにおける突合せ面51Aから離れる方向に窪んでいる。
同様に、凸部56B、56B’に対応して、相手側の押圧部50Aの突合せ面51Aに、凸部56B、56B’と噛み合わされる凹部58A、58A’が設けられている。凹部58A、58A’は、押圧部50A、50Bが設置部24に向って折り曲げられたときに、覆部55Aにおける突合せ面51Aよりも、突合せ方向「β」において覆部55Bにおける突合せ面51Bから離れる方向に窪んでいる。
これら凸部56A、56B、56B’と凹部58B、58A、58A’は、押圧部50A、50Bが設置部24に向って折り曲げられたときに互いに噛み合わされ、これにより装置をより小型化することができる。
凹部58Bは、押圧部50Bの押圧面52B側を開放させた状態で、押圧部50Bの押圧面52Bよりも押圧面52Bから離れる側に向かって窪んだ窪み部として形成されてもよい。
同様に、凹部58A、58A’は、押圧部50Aの押圧面52A側を開放させた状態で、押圧部50Aの押圧面52Aよりも押圧面52Aから離れる側に向かって窪んだ窪み部として形成されてもよい。
凹部58B、58A、58A’を押圧面52B、52A側を開放した窪み部として形成することにより、押圧部50A、50Bが設置部24に向って折り曲げられたときに、凸部56A、56B、56B’を、押圧面52B、52Aと同じか又は押圧面52B、52Aよりも設置部24により近い側に位置付けることができる。
この場合、凸部56A、56B、56B’に、凸部56A、56B、56B’の先端56aに向うにつれて押圧部50A、50Bの押圧面52A,52Bに接近するテーパー65A、65B、65B’を設けるのが好ましい。テーパー65A、65B、65B’を設けることにより、凸部56A、56B、56B’と凹部58B、58A、58A’を噛み合わせる際に、凸部56A、56B、56B’が相手側の押圧部と衝突するリスクを減らすことができる。
凸部や凹部の数は、勿論、実施形態にものに限定されないが、これらは交互に配置されるのが好ましい。凸部と凹部を交互に配置することにより、設置部24に設置される芯線14の延出方向「α」に沿って複数箇所で芯線14をより確実に圧着することができる。また、図示の例に限らず、窓60は、いずれの位置に設けられてもよい。窓60は、設置部24に設置される芯線14延出方向「α」において、1つ又は複数の凸部、及び/又は、1つ又は複数の凹部と隣り合って配置することができる。
図8乃至図13を参照して、芯線14の圧着過程を説明する。図8は、図4のA−A線断面図、図9は、図4のB−B線断面図であって、共に、同軸ケーブル10を設置した直後の同軸コネクタ装置1の状態を示している。一方、図12は、図6のA−A線断面図、図13は、図6のB−B線断面図であって、共に、組み立て完了後の同軸コネクタ装置1の状態を示している。図10は、図8や図12に相当する断面図、図11は、図9や図13に相当する断面図であって、これらの途中段階の状態を示している。
図8、図9から明らかなように、同軸ケーブル10を設置部24に設置する際、押圧部50A、50Bは共に開放位置にある。同軸ケーブル10が設置部24に設置された後、冶具等を用いて、図10、図11に示すように、導体シェル70の圧着片80A、80Bがそれぞれ、押圧部50A、50Bに向って図示「β1」方向に折り曲げられ、この結果、圧着片80A、80Bとの接触を通じて、ハウジング40の押圧部50A、50Bがそれぞれ、支持片53A、53Bを中心に設置部24に向って折り曲げられる。このとき、押圧部50Aの凸部56Aは、押圧部50Bの凹部58Bと、押圧部50Bの凸部56B’は、押圧部50Aの凹部58A’と、押圧部50Bの凸部56Bは、押圧部50Aの凹部58Aと、それぞれ噛み合わされる。この結果、凸部56A、56B’、56Bの圧着面52A、52Bは、設置部24に設置された芯線14に至り、図12、図13に示すように、芯線14は、圧着片80A、80Bと設置部24との間に挟み込まれる。このように、凸部56を設けたことにより、設置部24に設置される芯線14の幅方向「β」における押圧部50の押圧面52Aの長さを長くして、芯線14をより確実に圧着することができる。
尚、図9、図13に示したように、押圧部50は、設置部24に向って折り曲げられたときに押圧部50の押圧面52と設置部24との間に隙間「d」を形成するのが好ましい。このような隙間を設けることにより、様々な径の芯線に対応することが可能となる。
図14、図15に、図1等に示した実施形態の変形例を示す。図14、図15はそれぞれ、図3、図5に相当する。これらの図において、図1等と同様の部材には、同じ参照番号を付している。また、変更した部材には、「C」の文字を付している。特に説明しない点は、先の実施形態と実質的に同様であると考えてよい。この変形例では、押圧部50Cが、設置部24に設置される芯線14を挟んで対向する一方の側にのみ設けられている。芯線14をより広範囲で圧着するため、押圧部50Cは、図1等の押圧部50A、50Bと比較して長く設定されている。窓60Cは、押圧部50Cにのみ設けられている。
図16に、図1等に示した実施形態の他の変形例を示す。この図は、図3や図14に相当する斜視図である。先の実施形態との主な相違は、圧着片89Aが、同軸ケーブルの延出方向「α」において、大きな切り欠き88Aによって圧着片89Aaと圧着片89Abとに分離されている点、同様に、圧着片89Bが、大きな切り欠き88Bによって圧着片89Baと圧着片89Bbとに分離されている点にある。この図において、図1等と同様の部材には、同じ参照番号を付している。特に説明しない点は、先の実施形態と実質的同様であると考えてよい。
圧着片89を「β1」方向においてハウジング40に向って折り曲げたとき、圧着片89Aa、89Baについては、ハウジング40の保持部67と干渉することがあるため、十分な折り曲げを行うことができないことがある。この場合は、圧着片89Aa、89Baは、ハウジング40から遠ざかる方向に若干浮いた状態で圧着されてしまう。仮に、圧着片89Aaと圧着片89Abや、圧着片89Baと圧着片89Bbが十分に分離されていなければ、圧着片89Ab、89Bbもまた、圧着片89Aa、89Baの影響を受けて不十分な状態で圧着されてしまう。これを防止するため、比較的大きな窓、即ち、圧着片80を折り曲げて箱状に形成した際に側面までおよぶ切り欠き88A、88Bを設けて、折り曲げの機能に関してそれぞれの圧着片89の独立性を高め、このような問題を解決している。この構成によれば、少なくとも圧着片89Ab、89Bbについては、保持部67との干渉の影響を受けることなく、ハウジング40に向って十分な折り曲げ角度をもって折り曲げることができる。
勿論、本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。
1 ケーブル側の同軸コネクタ装置
9 基板側の同軸コネクタ
10 同軸ケーブル
14 芯線
20 端子
24 設置部
40 ハウジング
50 押圧部
51 突合せ面
52 押圧面
53 支持片
60 窓
70 導体シェル
80、80 圧着片
81 窓
83 圧着バレル

Claims (16)

  1. 端子と、
    前記端子を支持するハウジングと、
    前記ハウジングの外部を覆う導体シェルと、を備え、
    前記端子は、同軸ケーブルの芯線が設置される設置部を有し、
    前記ハウジングは、前記設置部に向って折り曲げ可能に設けられた押圧部を有し、
    前記押圧部は、前記設置部に向って折り曲げられたときに前記押圧部と前記設置部との間に挟み込まれる前記芯線に対して前記設置部とは反対側に前記芯線を視認可能とする窓を有することを特徴とする同軸コネクタ。
  2. 前記導体シェルは、前記押圧部に向って折り曲げ可能に設けられた圧着片を有し、
    前記圧着片は、前記押圧部に向って折り曲げられたときに前記圧着片と前記設置部との間に挟み込まれる前記芯線に対して前記設置部とは反対側に、前記押圧部の窓と連通して前記芯線を視認可能とする窓を有する請求項1に記載の同軸コネクタ。
  3. 前記押圧部は、前記設置部に向って折り曲げられたときに前記押圧部の押圧面と前記設置部との間に隙間を形成する請求項1又は2に記載の同軸コネクタ。
  4. 前記押圧部が、前記設置部に設置される前記芯線を挟んで対向する一方の側にのみ設けられている請求項1乃至3のいずれかに記載の同軸コネクタ。
  5. 前記押圧部が、前記設置部に設置される前記芯線を挟んで対向する各側に設けた対の押圧部から成る請求項1乃至3のいずれかに記載の同軸コネクタ。
  6. 前記対の押圧部はそれぞれ、前記設置部に向って折り曲げられたときに互いに突き合わされる突合せ面を有し、
    少なくとも一方の押圧部の突合せ面に、相手側の押圧部の突合せ面を超えて前記相手側の押圧部の側に突出する凸部が設けられている請求項5に記載の同軸コネクタ。
  7. 前記凸部の一部が前記押圧部の押圧面によって形成されている請求項6に記載の同軸コネクタ。
  8. 前記凸部に対応して、相手側の前記押圧部の突合せ面に、前記凸部と噛み合う凹部が設けられている請求項6又は7に記載の同軸コネクタ。
  9. 前記凹部が前記押圧部の押圧面よりも該押圧面から離れる側に向かって窪んだ窪み部である請求項8に記載の同軸コネクタ。
  10. 前記凸部に、該凸部の先端に向うにつれて前記押圧部の押圧面に接近するテーパーが設けられている請求項9に記載の同軸コネクタ。
  11. 前記対の押圧部のそれぞれに、前記凸部及び/又は前記凹部が、前記設置部に設置される前記芯線の延出方向に沿って複数及び/又は交互に配置されている請求項8乃至10のいずれかに記載の同軸コネクタ。
  12. 前記窓が、前記設置部に設置される前記芯線の延出方向において、1つ又は複数の前記凸部、及び/又は、1つ又は複数の前記凹部と隣り合って配置されている請求項8乃至11のいずれかに記載の同軸コネクタ。
  13. 前記対の押圧部の双方に前記窓がそれぞれ設けられており、前記対の押圧部が前記設置部に向って折り曲げられたときに、前記対の押圧部にそれぞれ設けた前記窓が、前記設置部に設置される前記芯線の幅方向において連結される請求項6乃至12のいずれかに記載の同軸コネクタ。
  14. 前記設置部に設置される前記芯線の延出方向において、前記窓よりも前記芯線の先端側に、前記押圧部の押圧面が設けられている請求項6乃至13のいずれかに記載の同軸コネクタ。
  15. 前記突合せ面が当接面である請求項6乃至14のいずれかに記載の同軸コネクタ。
  16. 端子と、
    前記端子を支持するハウジングと、
    前記ハウジングの外部を覆う導体シェルと、
    同軸ケーブルと、を備え、
    前記端子は、前記同軸ケーブルの芯線が設置された設置部を有し、
    前記ハウジングは、前記設置部に向って折り曲げられた押圧部を有し、
    前記押圧部は、該押圧部と前記設置部との間に挟み込まれた前記芯線に対して前記設置部とは反対側に前記芯線を視認可能とする窓を有することを特徴とする同軸コネクタ装置。
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