JP7057968B2 - 同軸プラグコネクタ - Google Patents
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Description
本開示によれば、切欠部を容易に形成できる。
本開示によれば、シールド部材を容易に製造できる。
本開示によれば、同軸ケーブルに設けられた外部導体露出部との良好な当接状態を実現できる。
本開示によれば、ケーブル固定部によって同軸ケーブルを固定するだけなく、複数の可撓片を、同軸ケーブルに設けられた外部導体露出部により密着させることができる。
本開示によれば、同軸ケーブルの同軸プラグコネクタの脱落を、より強力に抑制することができる。
[1.構成]
以下、本発明の実施形態について説明する。
同軸プラグコネクタ1は、図1に示すように、本体11と、コネクタ部12とを備える。
同軸プラグコネクタ1は、図2及び図3に示すように、プラグ部2と、保護ケース部3と、固定金具4と、シールド部材5と、を備える。
プラグ部2は、外部導体金具6と、コンタクトピン7と、スペーサ8とを備える。
保持部62は、電極部61の軸中心に沿った方向とは直交する方向に突出する円筒状の部位である。保持部62の先端部62aは、円筒の径が徐々に小さくなるようにテーパ状に形成される。
保護ケース部3は、当該同軸プラグコネクタ1の本体11及びコネクタ部12による外形形状を形成すると共に、プラグ部2およびプラグ部2と同軸ケーブルとの接続部分を保護する樹脂製のケースである。
ケース片3aは、保護ケース部3における上記分割面の下側部分の全体である。ケース片3aは、電極孔31と、取付孔32と、導入溝33とを有する。電極孔31は、コネクタ部12に対応する部位に設けられた、外部導体金具6の電極部61が挿入される円筒状の孔である。電極孔31の内径は、外部導体金具6の電極部61の外径と同じ大きさを有する。取付孔32は、固定金具4を取り付けるための孔である。導入溝33は、ケース片3a,3cを閉じ合わせたときに導入孔13を形成する半円状の溝である。
固定金具4は、基部41と、プラグ嵌合部42と、ケーブル固定部43と、係止片44とを備え、これらは金属材料を用いて一体に形成される。
プラグ嵌合部42は、基部41の長手方向の一端に設けられ、基部41の長手方向とは直行する両方向に突出し、上方に向けてU字状に湾曲した一対の嵌合片を有する。一対の嵌合片の湾曲形状は、外部導体金具6の保持部62(但し、先端部62a以外)の外周に沿った形状と略一致する。
[1-4.シールド部材]
シールド部材5は、シールド基部51と、導電シート52とを有する。シールド基部51は、外力により変形し、その変形に対する復元力を有する材料によってブロック状に形成された部材である。導電シート52は、導電性を有する糸を編組することで製造され、シールド基部51の表面を覆うように、シールド基部51に取り付けられる。つまり、シールド部材5は、表面が導電性を有したソフトシールドである。なお、シールド部材5は、ケース片3cの内面に取り付けられ、ケース片3cをケース片3aに閉じ合わせたときに、ケース片3aに組み付けられた外部導体金具6の切欠部62b及び当接部63を覆う位置に配置される。シールド部材5の厚さは、ケーブル固定部43によりケース片3aに固定される同軸ケーブの外部導体露出部9a(後述する)と、ケース片3cの内面との間の間隔より大きく設定される。
同軸プラグコネクタ1は、次のようにして組み立てられる。
まず、ケース片3aの取付孔32に、固定金具4の係止片44を挿入すると共に、ケース片3cの内面にシールド部材5を固定することで、固定金具4及びシールド部材5を、保護ケース部3と一体化する。
この同軸プラグコネクタ1のケース片3cを開放した状態では、図4に示すように、切欠部62bの隙間から、透明なスペーサ8を介してコンタクトピン7のコンタクト部71が視認される。
ここで、同軸プラグコネクタ1を同軸ケーブル9に組み付ける手順について説明する。
また、一対の締付片43a,43bをカシメた際、一対の可撓片63a,63bが、同軸ケーブル9の外部導体露出部9aの外部導体92に沿うように変形することで、外部導体92に、一対の可撓片63a,63bが密着する。また、これと同時に、一対の締付片43a,43bが、一対の可撓片63a,63bの外面、及び同軸ケーブル9の非加工部分に沿うように変形することで、これら一対の可撓片63a,63b及び同軸ケーブル9に、一対の締付片43a,43bが密着する。この作用により、図6及び図7に示すように、径の異なる同軸ケーブル9を使用しても、当接部63(即ち、一対の可撓片63a,63b)と外部導体露出部9aとの間が隙間のない状態で保持される。なお、図6は4Cケーブルの場合を示し、図7は5Cケーブルの場合を示す。図7では、当接部63は、外部導体露出部9aの下方に位置する。
その後、ケース片3a,3cを閉じ合わせると、シールド部材5の導電性を有する表面が、当接部63に保持された外部導体露出部9aおよび切欠部62bからなる露出部位と、切欠部62b周囲の外部導体金具6とを覆うようにして、これらに押し付けられる。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)同軸プラグコネクタ1では、コンタクトピン7を保持するスペーサ8が透明な材料で形成され、外部導体金具6には、コンタクトピン7のコンタクト部71を視認できる位置に切欠部62bが設けられている。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
Claims (12)
- 同軸ケーブルを固定するケーブル固定部と、
前記ケーブル固定部に固定された前記同軸ケーブルの外部導体に接続される金属製の円筒電極及び前記同軸ケーブルの内部導体に接続され、前記円筒電極の軸中心に配置される中心電極を形成するプラグ部と、
前記同軸ケーブルと前記プラグ部との接続部分を保護する絶縁性の保護ケース部と、
を備え、
前記プラグ部は、
一方の端部が前記円筒電極を形成し、他方の端部に、前記同軸ケーブルの外被を除去して前記外部導体を露出させた外部導体露出部に外側から当接させる当接部を有する外部導体金具と、
一方の端部である接続端が、前記同軸ケーブルの先端において内部導体を露出させた内部導体露出部が挿入される形状に形成され、他方の端部である電極端が前記中心電極として使用される金属製のコンタクトピンと、
前記コンタクトピンを、前記外部導体金具とは非導通状態で前記外部導体金具の内部に保持するスペーサと、
を有し、
前記外部導体金具は、前記スペーサに保持された前記コンタクトピンの接続端を、当該外部導体金具の外部から視認するための切欠部を有する、
前記スペーサは、少なくとも、前記コンタクトピンの接続端と前記外部導体金具の切欠部との間に位置する部位に、透明な材料が用いられ、前記外部導体金具の切欠部から露出する部位の外面には、該外面を少なくとも覆い、且つ、前記外部導体金具と接触するように設けられた透明電極が用いられる
同軸プラグコネクタ。 - 請求項1に記載の同軸プラグコネクタであって、
前記外部導体金具の前記切欠部及び前記当接部が形成された部位である露出部位と前記保護ケース部と間に、前記露出部位を覆い且つ前記外部導体金具と導通するシールド部材を更に備える
同軸プラグコネクタ。 - 請求項2に記載の同軸プラグコネクタであって、
前記シールド部材は、外力により変形し且つ該変形に対して復元性を有する材料によってブロック状に形成され、少なくとも前記露出部位に当接させる面が導電性を有するソフトシールドである、
同軸プラグコネクタ。 - 同軸ケーブルを固定するケーブル固定部と、
前記ケーブル固定部に固定された前記同軸ケーブルの外部導体に接続される金属製の円筒電極及び前記同軸ケーブルの内部導体に接続され、前記円筒電極の軸中心に配置される中心電極を形成するプラグ部と、
前記同軸ケーブルと前記プラグ部との接続部分を保護する絶縁性の保護ケース部と、
を備え、
前記プラグ部は、
一方の端部が前記円筒電極を形成し、他方の端部に、前記同軸ケーブルの外被を除去して前記外部導体を露出させた外部導体露出部に外部から当接させる当接部を有する外部導体金具と、
一方の端部である接続端が、前記同軸ケーブルの先端において内部導体を露出させた内部導体露出部が挿入される形状に形成され、他方の端部である電極端が前記中心電極として使用される金属製のコンタクトピンと、
前記コンタクトピンを、前記外部導体金具とは非導通状態で前記外部導体金具の内部に保持するスペーサと、
を有し、
前記外部導体金具は、前記スペーサに保持された前記コンタクトピンの接続端を、当該外部導体金具の外部から視認するための切欠部を有し、
前記外部導体金具の前記切欠部及び前記当接部が形成された部位である露出部位と前記保護ケース部と間に、前記露出部位を覆い且つ前記外部導体金具と導通するシールド部材を更に備え、
前記シールド部材は、外力により変形し且つ該変形に対して復元性を有する材料によってブロック状に形成され、少なくとも前記露出部位に当接させる面が導電性を有するソフトシールドである、
同軸プラグコネクタ。 - 請求項4に記載の同軸プラグコネクタであって、
前記ソフトシールドは、変形前の厚さが、前記露出部位と前記保護ケース部との間の間隔より大きく設定された
同軸プラグコネクタ。 - 請求項4又は請求項5に記載の同軸プラグコネクタであって、
前記スペーサは、少なくとも、前記コンタクトピンの接続端と前記外部導体金具の切欠部との間に位置する部位に、透明な材料が用いられる
同軸プラグコネクタ。 - 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の同軸プラグコネクタであって、
前記切欠部は、前記外部導体金具の当接部側端から、前記コンタクトピンの保持位置に向けて形成されたスリット状の切り込みである
同軸プラグコネクタ。 - 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の同軸プラグコネクタであって、
前記当接部は、複数の可撓片を有する
同軸プラグコネクタ。 - 請求項8に記載の同軸プラグコネクタであって、
前記複数の可撓片は、先端ほど前記ケーブル固定部に固定される同軸ケーブルの中心軸に対してより外側に広がり、かつ、先端が前記同軸ケーブルの外被を除去した部位の直径より大きい仮想円に沿って位置する形状を有する
同軸プラグコネクタ。 - 請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の同軸プラグコネクタであって、
前記ケーブル固定部は、前記同軸ケーブルを挟持して締め付ける複数の締付片を有し、
前記複数の締付片は、前記同軸ケーブルと共に前記複数の可撓片の先端部分を挟持する位置に配置される
同軸プラグコネクタ。 - 請求項10に記載の同軸プラグコネクタであって、
前記複数の締付片は、締め付け時に互いに対向する先端が、前記同軸ケーブルの周方向に沿った複数の異なる位置にて対向する段差を有した形状に形成された
同軸プラグコネクタ。 - 請求項10または請求項11に記載の同軸プラグコネクタであって、
前記複数の締付片は、締め付け時に前記同軸ケーブルの外被に食い込ませる爪を有する
同軸プラグコネクタ。
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