JP6702665B2 - L型同軸コネクタおよびその製造方法 - Google Patents
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Description
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態に係るL型同軸コネクタ1は、組み立て時に接続される同軸ケーブル2の延びる方向Xと、図示しない相手コネクタとの嵌合方向Zとが略直角をなすものであり、ハウジング11、端子51及び外部導体61を備える。また、L型同軸コネクタ1に接続される同軸ケーブル2は、芯線3と、芯線3の外周側を覆う内部絶縁体4と、内部絶縁体4の外周に沿って編組されるシールド線5と、シールド線5の外周側を覆う外皮6とを備える。
図3及び図4に示すように、端子51は、導電性の板材を打ち抜き及び曲げ加工して形成されており、端子本体52と、組み立て時に挿入される同軸ケーブル2の側に端子本体52から斜め上方に向かって延在し、組み立て時に同軸ケーブル2の芯線3が圧接される芯線接続部53とを有する。
図5及び図6に示すように、ハウジング11は、樹脂成形部品であり、端子51の端子本体52が取り付けられるハウジング本体12と、ハウジング本体12の前方(芯線接続部53の延在方向)に形成されるケーブルセット部13と、ハウジング本体12の後方から上方に向かって延在する押圧部14とを有する。
図7及び図8に示すように、外部導体61は、導電性の板材を打ち抜き及び曲げ加工して形成されており、ハウジング11を収容する収容部62と、ハウジング11の押圧部14と同一側において収容部62の後方であって、その上縁から上方に向かって延在する蓋部63と、蓋部63の先端側に形成され、組み立て時に同軸ケーブル2のシールド線5を圧着するシールド線圧着部64と、組み立て時に同軸ケーブル2の外皮6を圧着する外皮圧着部65とを有する。
つぎに、L型同軸コネクタ1の組み立て手順について、図9〜図15を参照して説明する。ただし、同軸ケーブル2には、先端側から順番に、内部絶縁体4の外周面を露出させた内部絶縁体露出部2aと、シールド線5の外周面を露出させたシールド線露出部2bとが予め加工されているものとする。
図9及び図10に示すように、L型同軸コネクタ1を組み立てる際には、まず、端子51をハウジング11のハウジング本体12に上方から圧入する端子圧入工程を行う。図10及び図11に示すように、この端子圧入工程を自動組立機で行う場合は、キャリアC1が接続された状態で端子51を製造するとともに、キャリアC1と端子51との間に分離用の分離部59を形成し、また、キャリアC2が接続された状態でハウジング11を製造するとともに、キャリアC2とハウジング11との間に分離用の分離部19を形成しておく。そして、自動組立機においては、同一ピッチで並ぶ複数の端子51及びハウジング11を連続的に供給すると、ハウジング11に対する端子51の圧入が自動的に実行された後、端子51がキャリアC1から分離される。
図12に示すように、端子圧入工程の後は、端子51が圧入されたハウジング11を、外部導体61の収容部62に上方から嵌合状に装着するハウジング装着工程が行われる。このとき、ハウジング11の係合凸部12cが外部導体61の係合凹部62bに係合するとともに、ハウジング11の係合爪部13dが外部導体61の係合凹部62cに係合することにより、外部導体61に対するハウジング11の位置決め及び抜け止めが行われる。図13に示すように、このハウジング装着工程を自動組立機で行う場合は、キャリアC3が接続された状態で外部導体61を製造するとともに、キャリアC3と外部導体61との間に分離用の分離部69を形成しておく。また、端子圧入工程で端子51が圧入されたハウジング11は、キャリアC2に接続された状態であるが、キャリアC2同士は分離させておく。そして、自動組立機においては、外部導体61のピッチに合わせてハウジング11を連続的に供給すると、外部導体61に対するハウジング11の装着が自動的に実行された後、ハウジング11及び外部導体61がキャリアC2、C3から分離され、図1に示す状態のL型同軸コネクタ1が得られる。
図14の(a)に示すように、L型同軸コネクタ1に同軸ケーブル2を接続する際には、まず、同軸ケーブル2の先端部(内部絶縁体露出部2a)をハウジング11のケーブルセット部13に挿入状にセットする。このとき、同軸ケーブル2の芯線3及び内部絶縁体4の先端面がケーブルセット部13の突き当て面部13aに突き当てられるとともに、内部絶縁体4の下面側が底面部13bで支えられる。
図15の(c)に示すように、蓋部折り曲げ工程の後は、シールド線圧着部64及び外皮圧着部65のかしめ加工によるケーブル圧着工程が行われる。具体的には、シールド線圧着部64の先端側を左右外側方から中央側へ曲げ加工してシールド線5に圧着させるとともに、外皮圧着部65の先端側を左右外側方から中央側へ曲げ加工して外皮6に圧着させる。以上でL型同軸コネクタ1の組み立てが完了する。そして、図14の(c)に示すように、組み立て後におけるハウジング11の嵌合方向の高さは、同軸ケーブル2のシールド線5の外径以下であり、外部導体61の嵌合方向の高さは、同軸ケーブル2の外皮6の外径とほぼ同等である。
Claims (7)
- 組み立て時に接続される同軸ケーブルの延びる方向と、相手コネクタとの嵌合方向とが略直角をなすL型同軸コネクタであって、
端子本体と、組み立て時に前記同軸ケーブルの芯線が圧接される芯線接続部とを有する端子と、
前記端子本体が取り付けられるハウジング本体と、前記端子本体の前記芯線接続部と反対側において前記ハウジング本体から前記嵌合方向における相手コネクタと嵌合される面側とは反対方向である上方に向かって延在する押圧部とを有するハウジングと、
前記ハウジングを収容する収容部と、前記ハウジングの前記押圧部と同一側において前記収容部から前記上方に向かって延在する蓋部とを有する外部導体と、を備え、
前記芯線接続部は、組み立て時に挿入される同軸ケーブルの側に前記端子本体から斜め上方に向かって延在し、さらに、その先端側は、前記上方と逆である下方へ向かって延在することを特徴とするL型同軸コネクタ。 - 前記端子の前記芯線接続部が、前記端子本体との境界において、前記下方へ押し下げられる際の支点となる凹状溝を有することを特徴とする請求項1に記載のL型同軸コネクタ。
- 前記端子の前記芯線接続部が、前記端子本体とは反対側において、45°の向きで前記下方に向かって2度屈曲していることを特徴とする請求項1又は2に記載のL型同軸コネクタ。
- 前記ハウジングは、前記端子本体の前記芯線接続部側においてハウジング本体から同軸ケーブルの延びる方向へ延在する支持部を備え、
前記支持部は、前記芯線接続部よりも前記下方に位置することを特徴とする請求項1から3に記載のL型同軸コネクタ。 - 接続された同軸ケーブルの延びる方向と、相手コネクタとの嵌合方向とが略直角をなすL型同軸コネクタであって、
同軸ケーブルと、
端子本体と、前記同軸ケーブルの芯線が圧接される芯線接続部とを有する端子と、
前記端子本体が取り付けられるハウジング本体と、前記端子本体の前記芯線接続部と反対側において前記ハウジング本体から同軸ケーブルの延びる方向へ延在する押圧部とを有するハウジングと、
前記ハウジングを収容する収容部と、前記ハウジングの前記押圧部と同一側において前記収容部から同軸ケーブルの延びる方向へ延在する蓋部とを有する外部導体と、を備え、
前記ハウジングは、前記端子本体の前記芯線接続部側においてハウジング本体から同軸ケーブルの延びる方向へ延在する支持部を備え、
前記同軸ケーブルの前記嵌合方向における相手コネクタに向かう方向である下方側は前記支持部により支持され、前記支持部に支持された同軸ケーブルの前記下方と逆である上方側の前記同軸ケーブルは、前記芯線接続部により圧接されており、
前記端子の前記芯線接続部が、前記端子本体とは反対側において、45°の向きで前記下方に向かって2度屈曲していることを特徴とするL型同軸コネクタ。 - 組み立て時に接続される同軸ケーブルの延びる方向と、相手コネクタとの嵌合方向とが略直角をなすL型同軸コネクタの製造方法であって、
端子本体と、組み立て時に前記同軸ケーブルの芯線が圧接される芯線接続部とを有する端子と、
前記端子本体が取り付けられるハウジング本体と、前記端子本体の前記芯線接続部と反対側において前記ハウジング本体から前記嵌合方向における相手コネクタと嵌合される面側とは反対方向である上方に向かって延在する押圧部とを有するハウジングと、
前記ハウジングを収容する収容部と、前記ハウジングの前記押圧部と同一側において前記収容部から前記上方に向かって延在する蓋部とを有する外部導体と、を備え、
組み立て時に前記蓋部が前記収容部の側に折り曲げられると、前記押圧部が前記蓋部に追随して折り曲げられ、前記押圧部によって前記上方と逆である下方に押し下げられた前記芯線接続部が前記芯線を圧接することを特徴とするL型同軸コネクタの製造方法。 - 前記ハウジングは、前記端子本体の前記芯線接続部側においてハウジング本体から同軸ケーブルの延びる方向へ延在する支持部を備え、
前記支持部は、前記下方から同軸ケーブルを支持することを特徴とする請求項6に記載のL型同軸コネクタの製造方法。
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