JP2017027842A - L型同軸コネクタおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】嵌合高さを抑えつつ、ケーブル引き上げ強度を確実に高めることができるL型同軸コネクタおよびその製造方法を提供すること。【解決手段】組み立て時に同軸ケーブル2の芯線3に接続される芯線接続部53を有する端子51と、端子51が取り付けられるハウジング11と、ハウジング11を収容する収容部62と、収容部62から上方に向かって延在する蓋部63と、蓋部63の先端側に形成され、組み立て時に同軸ケーブル2のシールド線5を圧着するシールド線圧着部64とを有する外部導体61と、を備え、収容部62がシールド線5の側面に対向する補強部62dを有し、対向する補強部62dの間隔は、シールド線5の外径よりも大きいことを特徴とする。【選択図】図15
Description
本発明は、同軸ケーブルの端部に取り付けられるL型同軸コネクタおよびその製造方法に関する。
組み立て時に接続される同軸ケーブルの延びる方向と、相手コネクタとの嵌合方向とが略直角をなすL型同軸コネクタが知られている。この種のL型同軸コネクタは、同軸ケーブルの芯線に接続される端子と、該端子を収容するハウジングと、該ハウジングを収容し、且つ同軸ケーブルのシールド線に接続される外部導体と、を備えている(例えば、特許文献1参照)。
近年、電子機器の小型化に伴い、L型同軸コネクタの低背化が求められている。例えば、同軸ケーブルの外径(外皮の外径)と同等の嵌合高さ(相手コネクタとの嵌合方向の高さ)まで低背化されたL型同軸コネクタ、換言すると、嵌合高さと同等の外径を有する同軸ケーブルとの接続が可能なL型同軸コネクタが要求されている。
また、この種のL型同軸コネクタでは、外部導体が、組み立て時に同軸ケーブルのシールド線や外皮を圧着する圧着部(かしめ部)を有しており、該圧着部による圧着力で同軸ケーブルの引き上げ強度(抜け止め強度)を確保しているが、近年では、L型同軸コネクタの信頼性を向上させるために、ケーブル引き上げ強度や引き抜き強度をさらに高めることが要求されている。
そこで、特許文献1に示されるL型同軸コネクタでは、内側面がシールド線の側面に対向し、且つ外側面が圧着部の内側面に対向する補強部を外部導体に形成し、圧着部をかしめる際に補強部をシールド線に密着させることで、嵌合高さを抑えつつ、ケーブル引き上げ強度を高めている。しかしながら、このような構造では、圧着部をかしめる際に補強部を中央側に押し込む力が十分に働かない虞があり、このような場合には、補強部がシールド線に密着しないため、ケーブル引き上げ強度を高めることが困難になる。
そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、嵌合高さを抑えつつ、ケーブル引き上げ強度を確実に高めることができ、製造が容易となるL型同軸コネクタおよびその製造方法を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、本発明に係る第1の態様は、組み立て時に接続される同軸ケーブルの延びる方向と、相手コネクタとの嵌合方向とが略直角をなすL型同軸コネクタであって、端子本体と、組み立て時に同軸ケーブルの芯線に接続される芯線接続部とを有する端子と、端子が取り付けられるハウジングと、ハウジングを収容する収容部と、収容部から上方に向かって延在する蓋部と、蓋部の先端側に形成され、組み立て時に同軸ケーブルのシールド線を圧着するシールド線圧着部とを有する外部導体と、を備え、収容部がシールド線の側面に対向する補強部を有し、組み立て前のときの対向する補強部の間隔は、シールド線の外径よりも大きいことを特徴とする。
また、シールド線圧着部は、対向する圧着部を備え、対向する圧着部は、蓋部の延びる方向と略直角方向に向かって末広がり状に形成され、対向する圧着部の一部の間隔は、対向する補強部の間隔より狭く形成してもよい。
また、補強部が、その内側において、凹凸面を有してもよい。
また、本発明に係る他の発明の態様は、接続された同軸ケーブルの延びる方向と、相手コネクタとの嵌合方向とが略直角をなすL型同軸コネクタであって、同軸ケーブルと、端子本体と、同軸ケーブルの芯線に接続される芯線接続部とを有する端子と、端子が取り付けられるハウジングと、ハウジングを収容する収容部と、収容部から同軸ケーブルの延びる方向に延在する蓋部と、蓋部の先端側に形成され、組み立て時に同軸ケーブルのシールド線を圧着するシールド線圧着部とを有する外部導体と、を備え、収容部がシールド線の側面に対向する補強部を有し、シールド線圧着部は補強部に当接し、かつ、該補強部はシールド線に当接する。
また、本発明に係るL型同軸コネクタの製造方法では、組み立て時に接続される同軸ケーブルの延びる方向と、相手コネクタとの嵌合方向とが略直角をなすL型同軸コネクタの製造方法であって、端子本体と、組み立て時に同軸ケーブルの芯線に接続される芯線接続部とを有する端子と、端子が取り付けられるハウジングと、ハウジングを収容する収容部と、収容部から上方に向かって延在する蓋部と、蓋部の先端側に形成され、組み立て時に同軸ケーブルのシールド線を圧着するシールド線圧着部とを有する外部導体と、を備え、収容部がシールド線の側面に対向する補強部を有し、蓋部が組み立て時に収容部の側に折り曲げられたとき、シールド線圧着部が補強部を中央側に押し込んでシールド線に当接させる。
本発明によれば、嵌合高さを抑えつつ、ケーブル引き上げ強度を確実に高めることができるL型同軸コネクタおよびその製造方法の提供が可能になる。
以下、本発明に係る好適な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通じて同じ要素には同じ符号を付して説明する。また、L型同軸コネクタは、同軸ケーブルが挿入される面を正面、その反対側を背面、正面側から見て右側に連続する面を右側面、正面側から見て左側に連続する面を左側面、相手コネクタと嵌合される面を下面、その反対側を上面とする。また、背面から正面に向かう方向を前方、その逆を後方、下面から上面に向かう方向を上方、その逆を下方、右側面から左側面に向かう方向を左側方、その逆を右側方として説明する。ただし、L型同軸コネクタの姿勢が変化した場合には、姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
[L型同軸コネクタ]
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態に係るL型同軸コネクタ1は、組み立て時に接続される同軸ケーブル2の延びる方向Xと、図示しない相手コネクタとの嵌合方向Zとが略直角をなすものであり、ハウジング11、端子51及び外部導体61を備える。また、L型同軸コネクタ1に接続される同軸ケーブル2は、芯線3と、芯線3の外周側を覆う内部絶縁体4と、内部絶縁体4の外周に沿って編組されるシールド線5と、シールド線5の外周側を覆う外皮6とを備える。
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態に係るL型同軸コネクタ1は、組み立て時に接続される同軸ケーブル2の延びる方向Xと、図示しない相手コネクタとの嵌合方向Zとが略直角をなすものであり、ハウジング11、端子51及び外部導体61を備える。また、L型同軸コネクタ1に接続される同軸ケーブル2は、芯線3と、芯線3の外周側を覆う内部絶縁体4と、内部絶縁体4の外周に沿って編組されるシールド線5と、シールド線5の外周側を覆う外皮6とを備える。
[端子]
図3及び図4に示すように、端子51は、導電性の板材を打ち抜き及び曲げ加工して形成されており、端子本体52と、組み立て時に挿入される同軸ケーブル2の側に端子本体52から斜め上方に向かって延在し、組み立て時に同軸ケーブル2の芯線3が圧接される芯線接続部53とを有する。
図3及び図4に示すように、端子51は、導電性の板材を打ち抜き及び曲げ加工して形成されており、端子本体52と、組み立て時に挿入される同軸ケーブル2の側に端子本体52から斜め上方に向かって延在し、組み立て時に同軸ケーブル2の芯線3が圧接される芯線接続部53とを有する。
端子本体52は、ハウジング11に圧入される圧入部52aと、その左右両端部から下方に延在する一対の接点部52bとを有しており、接点部52bは、L型同軸コネクタ1が相手コネクタに嵌合した際、相手コネクタの内側接点に接触して導通される。
芯線接続部53は、端子本体52との境界から斜め上方に延在する基部53aと、基部53aの先端から45°の向きで下方(基部53aに対する相対的な方向)に向かって屈曲する第1屈曲部53bと、第1屈曲部53bの先端から45°の向きで下方(第1屈曲部53bに対する相対的な方向)に向かって屈曲する第2屈曲部53cと、第2屈曲部53c及び第1屈曲部53bの左右中心部に切込み状に形成される芯線導入溝53dとを有する。つまり、芯線接続部53は、端子本体52とは反対側において、45°の向きで下方に向かって2度屈曲した形状を有する。また、第2屈曲部53cの先端は、芯線導入溝53dから芯線接続部53の幅方向の外側に向かってテーパ状に形成されている。
そして、芯線接続部53は、組み立て時に下方に押し下げられることにより、同軸ケーブル2の芯線3を圧接する。具体的には、第2屈曲部53cの先端部が同軸ケーブル2の内部絶縁体4を突き破り、芯線導入溝53d内に芯線3を挟み込む状態で芯線接続部53が同軸ケーブル2の芯線3に接続される。また、第2屈曲部53cの先端はテーパ状に形成されているため、内部絶縁体4を芯線導入溝53dに確実にガイドし、かつ、突き破りやすい。
また、本実施形態の芯線接続部53は、端子本体52との境界において、押し下げられる際の支点となる凹状溝53eを有する。このような凹状溝53eによれば、組み立て時に芯線接続部53を押し下げる際、その押し下げ荷重を軽減できるとともに、端子51を所定の位置で正確に曲げ変形させることができる。
[ハウジング]
図5及び図6に示すように、ハウジング11は、樹脂成形部品であり、端子51の端子本体52が取り付けられるハウジング本体12と、ハウジング本体12の前方(芯線接続部53の延在方向)に形成されるケーブルセット部13と、ハウジング本体12の後方から上方に向かって延在する押圧部14とを有する。
図5及び図6に示すように、ハウジング11は、樹脂成形部品であり、端子51の端子本体52が取り付けられるハウジング本体12と、ハウジング本体12の前方(芯線接続部53の延在方向)に形成されるケーブルセット部13と、ハウジング本体12の後方から上方に向かって延在する押圧部14とを有する。
ハウジング本体12は、端子本体52の圧入部52aが上方から圧入される圧入凹部12aと、圧入された端子本体52の接点部52bを下面側に露出させる接点開口部12bと、上端部から左右外側方に突設される係合凸部12cとを有しており、また、ハウジング本体12の後方から上方に向かって延在する押圧部14は、その基部としての基端部を支点とする弾性変形に基づいて前方に折り曲げ自在となっている。
ケーブルセット部13は、組み立て時に同軸ケーブル2の先端部がセットされる部分であり、同軸ケーブル2の芯線3及び内部絶縁体4の先端面が突き当てられる突き当て面部13aと、内部絶縁体4の下面側を支える底面部13bと、内部絶縁体4の左右側方を覆う左右の側壁部13cと、側壁部13cの外側面に突設される係合爪部13dとを有する。
[外部導体]
図7及び図8に示すように、外部導体61は、導電性の板材を打ち抜き及び曲げ加工して形成されており、ハウジング11を収容する収容部62と、ハウジング11の押圧部14と同一側において収容部62の後方であって、その上縁から上方に向かって延在する蓋部63と、蓋部63の先端側に形成され、組み立て時に同軸ケーブル2のシールド線5を圧着するシールド線圧着部64と、組み立て時に同軸ケーブル2の外皮6を圧着する外皮圧着部65とを有する。
図7及び図8に示すように、外部導体61は、導電性の板材を打ち抜き及び曲げ加工して形成されており、ハウジング11を収容する収容部62と、ハウジング11の押圧部14と同一側において収容部62の後方であって、その上縁から上方に向かって延在する蓋部63と、蓋部63の先端側に形成され、組み立て時に同軸ケーブル2のシールド線5を圧着するシールド線圧着部64と、組み立て時に同軸ケーブル2の外皮6を圧着する外皮圧着部65とを有する。
収容部62は、ハウジング11を上方から装着可能な平面視U字形状であり、L型同軸コネクタ1が相手コネクタに嵌合した際、相手コネクタの外側接点に接触して導通される接点部62aと、組み立て時にハウジング11の係合凸部12cと係合する係合凹部62bと、組み立て時にハウジング11の係合爪部13dと係合する係合凹部62cとを有する。さらに、収容部62は、その前端(すなわち、自由端)から前方に延在する左右の補強部62dを有しており、左右の補強部62dは、組み立て時にシールド線5の左右側面に対向配置される。また、補強部62dの内側には、シールド線5に当接して同軸ケーブル2を抜け止めするための凹凸面62eが形成されている。
蓋部63は、基部に折り曲げ部63aを有し、組み立て時に折り曲げ部63aを支点として前方(収容部62側)に折り曲げられることにより、収容部62の上方を覆う。蓋部63の左右両側には、組み立て状態で下方に延在する第1係合部63b及び第2係合部63cが形成されており、第1係合部63bは、収容部62の左右を支持することが可能な係合爪63dを有し、第2係合部63cは、蓋部63の折り曲げ時に収容部62の下縁に係合して折り曲げ状態を維持する係合爪63eを有する。
シールド線圧着部64は、蓋部63を折り曲げたとき、シールド線5の上面側に沿う上面部64aと、上面部64aの左右両端から下方に延在してシールド線5の左右側面に沿い、左右外側方から中央側への曲げ加工(かしめ加工)によりシールド線5を圧着する圧着部64bとを有する。組み立て前、言い換えれば、曲げ加工前における左右の圧着部64bは、均等な間隔ではなく、圧着部64bの基部側と比べて先端側ほど間隔が広い末広がり状に形成されている。
外皮圧着部65は、蓋部63を折り曲げたとき、外皮6の上面側に沿う円弧部65aと、円弧部65aの左右両端から下方に延在して外皮6の左右側面に沿い、左右外側方から中央側への曲げ加工(かしめ加工)により外皮6を圧着する圧着部65bとを有する。曲げ加工前における左右の圧着部65bは、均等な間隔ではなく、先端側ほど間隔が広い末広がり状に形成されている。また、外皮圧着部65の内側には、外皮6に当接して同軸ケーブル2を抜け止めするための凹凸面65cが形成されている。
[組み立て手順]
つぎに、L型同軸コネクタ1の組み立て手順について、図9〜図15を参照して説明する。ただし、同軸ケーブル2には、先端側から順番に、内部絶縁体4の外周面を露出させた内部絶縁体露出部2aと、シールド線5の外周面を露出させたシールド線露出部2bとが予め加工されているものとする。
つぎに、L型同軸コネクタ1の組み立て手順について、図9〜図15を参照して説明する。ただし、同軸ケーブル2には、先端側から順番に、内部絶縁体4の外周面を露出させた内部絶縁体露出部2aと、シールド線5の外周面を露出させたシールド線露出部2bとが予め加工されているものとする。
[端子圧入工程]
図9及び図10に示すように、L型同軸コネクタ1を組み立てる際には、まず、端子51をハウジング11のハウジング本体12に上方から圧入する端子圧入工程を行う。図10及び図11に示すように、この端子圧入工程を自動組立機で行う場合は、キャリアC1が接続された状態で端子51を製造するとともに、キャリアC1と端子51との間に分離用の分離部59を形成し、また、キャリアC2が接続された状態でハウジング11を製造するとともに、キャリアC2とハウジング11との間に分離用の分離部19を形成しておく。そして、自動組立機においては、同一ピッチで並ぶ複数の端子51及びハウジング11を連続的に供給すると、ハウジング11に対する端子51の圧入が自動的に実行された後、端子51がキャリアC1から分離される。
図9及び図10に示すように、L型同軸コネクタ1を組み立てる際には、まず、端子51をハウジング11のハウジング本体12に上方から圧入する端子圧入工程を行う。図10及び図11に示すように、この端子圧入工程を自動組立機で行う場合は、キャリアC1が接続された状態で端子51を製造するとともに、キャリアC1と端子51との間に分離用の分離部59を形成し、また、キャリアC2が接続された状態でハウジング11を製造するとともに、キャリアC2とハウジング11との間に分離用の分離部19を形成しておく。そして、自動組立機においては、同一ピッチで並ぶ複数の端子51及びハウジング11を連続的に供給すると、ハウジング11に対する端子51の圧入が自動的に実行された後、端子51がキャリアC1から分離される。
[ハウジング装着工程]
図12に示すように、端子圧入工程の後は、端子51が圧入されたハウジング11を、外部導体61の収容部62に上方から嵌合状に装着するハウジング装着工程が行われる。このとき、ハウジング11の係合凸部12cが外部導体61の係合凹部62bに係合するとともに、ハウジング11の係合爪部13dが外部導体61の係合凹部62cに係合することにより、外部導体61に対するハウジング11の位置決め及び抜け止めが行われる。図13に示すように、このハウジング装着工程を自動組立機で行う場合は、キャリアC3が接続された状態で外部導体61を製造するとともに、キャリアC3と外部導体61との間に分離用の分離部69を形成しておく。また、端子圧入工程で端子51が圧入されたハウジング11は、キャリアC2に接続された状態であるが、キャリアC2同士は分離させておく。そして、自動組立機においては、外部導体61のピッチに合わせてハウジング11を連続的に供給すると、外部導体61に対するハウジング11の装着が自動的に実行された後、ハウジング11及び外部導体61がキャリアC2、C3から分離され、図1に示す状態のL型同軸コネクタ1が得られる。
図12に示すように、端子圧入工程の後は、端子51が圧入されたハウジング11を、外部導体61の収容部62に上方から嵌合状に装着するハウジング装着工程が行われる。このとき、ハウジング11の係合凸部12cが外部導体61の係合凹部62bに係合するとともに、ハウジング11の係合爪部13dが外部導体61の係合凹部62cに係合することにより、外部導体61に対するハウジング11の位置決め及び抜け止めが行われる。図13に示すように、このハウジング装着工程を自動組立機で行う場合は、キャリアC3が接続された状態で外部導体61を製造するとともに、キャリアC3と外部導体61との間に分離用の分離部69を形成しておく。また、端子圧入工程で端子51が圧入されたハウジング11は、キャリアC2に接続された状態であるが、キャリアC2同士は分離させておく。そして、自動組立機においては、外部導体61のピッチに合わせてハウジング11を連続的に供給すると、外部導体61に対するハウジング11の装着が自動的に実行された後、ハウジング11及び外部導体61がキャリアC2、C3から分離され、図1に示す状態のL型同軸コネクタ1が得られる。
[外部導体折り曲げ工程]
図14の(a)に示すように、L型同軸コネクタ1に同軸ケーブル2を接続する際には、まず、同軸ケーブル2の先端部(内部絶縁体露出部2a)をハウジング11のケーブルセット部13に挿入状にセットする。このとき、同軸ケーブル2の芯線3及び内部絶縁体4の先端面がケーブルセット部13の突き当て面部13aに突き当てられるとともに、内部絶縁体4の下面側が底面部13bで支えられる。
図14の(a)に示すように、L型同軸コネクタ1に同軸ケーブル2を接続する際には、まず、同軸ケーブル2の先端部(内部絶縁体露出部2a)をハウジング11のケーブルセット部13に挿入状にセットする。このとき、同軸ケーブル2の芯線3及び内部絶縁体4の先端面がケーブルセット部13の突き当て面部13aに突き当てられるとともに、内部絶縁体4の下面側が底面部13bで支えられる。
図14の(a)及び(b)に示すように、同軸ケーブル2の先端部をハウジング11のケーブルセット部13にセットしたら、外部導体61の蓋部63を前方(収容部62側)に折り曲げる。蓋部63を前方に折り曲げると、ハウジング11の押圧部14が蓋部63の下面に押されて追随状に折り曲げられるとともに、押圧部14が端子51の芯線接続部53を押し下げる。図14の(c)に示すように、押圧部14によって下方に押し下げられた芯線接続部53は、その基端部に形成された凹状溝53eを支点として下方に曲げ変形されるとともに、先端部が同軸ケーブル2の内部絶縁体4を突き破り、芯線導入溝53d内に芯線3を挟み込む状態で芯線3に接続される。ここで芯線接続部53は、前述したように45°の向きで下方に向かって2度屈曲した形状を有するので、内部絶縁体4を良好に突き破ることができるだけでなく、先端部(第2屈曲部53c)を芯線3に対して90°の向きで圧接させることができる。そして、外部導体61の蓋部63を所定の下限位置まで折り曲げると、蓋部63の第2係合部63cに形成される係合爪63eが収容部62の下縁に係合して折り曲げ状態が維持される。なお、芯線接続部53の屈曲する各角度は、同軸ケーブル2や端子51の種類または寸法等に応じて適宜変更することができる。
図15に示すように、外部導体折り曲げ工程では、端子51の芯線接続部53を同軸ケーブル2の芯線3に圧接させるだけでなく、外部導体61の補強部62dを同軸ケーブル2のシールド線5に当接させる。つまり、図15の(a)に示すように、外部導体61に形成された左右の補強部62dは、同軸ケーブル2の外皮6の外径程度の間隔、または、同軸ケーブル2のシールド線5の外径よりも大きい間隔を介して互いに対向しており、ハウジング11のケーブルセット部13に同軸ケーブル2の先端部をセットした状態では、シールド線5の左右側面部と隙間を介して対向している。この状態で、蓋部63を前方に折り曲げると、図15の(b)及び(c)に示すように、曲げ加工前における左右の圧着部64bは、均等な間隔ではなく、圧着部64bの基部側と比べて先端側ほど間隔が広い末広がり状に形成されており、また、左右の圧着部64bの基部側の間隔は、左右の補強部62dの間隔より狭く形成されているため、蓋部63の先端側に形成されるシールド線圧着部64が補強部62dを中央側に押し込んでシールド線5に当接させる。これにより、補強部62dの内側に形成される凹凸面62eがシールド線5に当接してL型同軸コネクタ1のケーブル引き上げ強度や引き抜き強度が高められ、同軸ケーブル2を確実に保持することができる。
[ケーブル圧着工程]
図15の(c)に示すように、蓋部折り曲げ工程の後は、シールド線圧着部64及び外皮圧着部65のかしめ加工によるケーブル圧着工程が行われる。具体的には、シールド線圧着部64の先端側を左右外側方から中央側へ曲げ加工してシールド線5に圧着させるとともに、外皮圧着部65の先端側を左右外側方から中央側へ曲げ加工して外皮6に圧着させる。以上でL型同軸コネクタ1の組み立てが完了する。そして、図14の(c)に示すように、組み立て後におけるハウジング11の嵌合方向の高さは、同軸ケーブル2のシールド線5の外径以下であり、外部導体61の嵌合方向の高さは、同軸ケーブル2の外皮6の外径とほぼ同等である。
図15の(c)に示すように、蓋部折り曲げ工程の後は、シールド線圧着部64及び外皮圧着部65のかしめ加工によるケーブル圧着工程が行われる。具体的には、シールド線圧着部64の先端側を左右外側方から中央側へ曲げ加工してシールド線5に圧着させるとともに、外皮圧着部65の先端側を左右外側方から中央側へ曲げ加工して外皮6に圧着させる。以上でL型同軸コネクタ1の組み立てが完了する。そして、図14の(c)に示すように、組み立て後におけるハウジング11の嵌合方向の高さは、同軸ケーブル2のシールド線5の外径以下であり、外部導体61の嵌合方向の高さは、同軸ケーブル2の外皮6の外径とほぼ同等である。
以上に述べた実施形態によれば、組み立て時に接続される同軸ケーブル2の延びる方向Xと、相手コネクタとの嵌合方向Zとが略直角をなすL型同軸コネクタ1であって、端子本体52と、組み立て時に同軸ケーブル2の芯線3に接続される芯線接続部53とを有する端子51と、端子51が取り付けられるハウジング11と、ハウジング11を収容する収容部62と、収容部62から上方に向かって延在する蓋部63と、蓋部63の先端側に形成され、組み立て時に同軸ケーブル2のシールド線5を圧着するシールド線圧着部64とを有する外部導体61と、を備え、収容部62がシールド線5の側面に対向する補強部62dを有し、組み立て前のときの対向する補強部62dの間隔は、シールド線5の外径よりも大きいので、嵌合高さを抑えつつ、ケーブル引き上げ強度を確実に高めることができ、容易に製造することができる。
また、シールド線圧着部64は、対向する圧着部64bを備え、対向する圧着部64bは、蓋部63の延びる方向と略直角方向に向かって末広がり状に形成され、対向する圧着部64bの一部の間隔は、対向する補強部62dの間隔より狭く形成するので、L型同軸コネクタ1の同軸ケーブル2引き上げ強度をさらに向上させることができる。
また、補強部62dが、その内側において、凹凸面62eを有するので、当接されるシールド線5の抜けを確実に規制し、L型同軸コネクタ1のケーブル引き上げ強度をさらに向上させることができる。
また、他の実施の態様によれば、接続された同軸ケーブル2の延びる方向Xと、相手コネクタとの嵌合方向Zとが略直角をなすL型同軸コネクタ1であって、同軸ケーブル2と、端子本体52と、同軸ケーブル2の芯線3に接続される芯線接続部53とを有する端子51と、端子51が取り付けられるハウジング11と、ハウジング11を収容する収容部62と、収容部62から同軸ケーブル2の延びる方向Xに延在する蓋部63と、蓋部63の先端側に形成され、組み立て時に同軸ケーブル2のシールド線5を圧着するシールド線圧着部64とを有する外部導体61と、を備え、収容部62がシールド線5の側面に対向する補強部62dを有し、シールド線圧着部64は補強部62dに当接し、かつ、該補強部62dはシールド線5に当接するので、嵌合高さを抑えつつ、L型同軸コネクタ1の同軸ケーブル2引き上げ強度を確実に高めることができる。
さらに、他の実施の態様によれば、組み立て時に接続される同軸ケーブル2の延びる方向Xと、相手コネクタとの嵌合方向Zとが略直角をなすL型同軸コネクタ1の製造方法であって、端子本体52と、組み立て時に同軸ケーブル2の芯線3に接続される芯線接続部53とを有する端子51と、端子51が取り付けられるハウジング11と、ハウジング11を収容する収容部62と、収容部62から上方に向かって延在する蓋部63と、蓋部63の先端側に形成され、組み立て時に同軸ケーブル2のシールド線5を圧着するシールド線圧着部64とを有する外部導体61と、を備え、収容部62がシールド線5の側面に対向する補強部62dを有し、蓋部63が組み立て時に収容部62の側に折り曲げられたとき、シールド線圧着部64が補強部62dを中央側に押し込んでシールド線5に当接させてL型同軸コネクタ1を製造するので、シールド線圧着部をかしめる際に補強部を中央側に押し込む場合に比べ、補強部62dを確実にシールド線5に当接させてL型同軸コネクタ1のケーブル引き上げ強度を高めることができ、また、L型同軸コネクタ1を容易に製造することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
1…L型同軸コネクタ、2…同軸ケーブル、2a…内部絶縁体露出部、2b…シールド線露出部、3…芯線、4…内部絶縁体、5…シールド線、6…外皮、11…ハウジング、12…ハウジング本体、12a…圧入凹部、12b…接点開口部、12c…係合凸部、13…ケーブルセット部、13a…突き当て面部、13b…底面部、13c…側壁部、13d…係合爪部、14…押圧部、19…分離部、51…端子、52…端子本体、52a…圧入部、52b…接点部、53…芯線接続部、53a…基部、53b…第1屈曲部、53c…第2屈曲部、53d…芯線導入溝、53e…凹状溝、59…分離部、61…外部導体、62…収容部、62a…接点部、62b…係合凹部、62c…係合凹部、62d…補強部、62e…凹凸面、63…蓋部、63a…折り曲げ部、63b…第1係合部、63c…第2係合部、63d…係合爪、63e…係合爪、64…シールド線圧着部、64a…上面部、64b…圧着部、65…外皮圧着部、65a…円弧部、65b…圧着部、65c…凹凸面、69…分離部、C1、C2、C3…キャリア。
Claims (5)
- 組み立て時に接続される同軸ケーブルの延びる方向と、相手コネクタとの嵌合方向とが略直角をなすL型同軸コネクタであって、
端子本体と、組み立て時に同軸ケーブルの芯線に接続される芯線接続部とを有する端子と、
前記端子が取り付けられるハウジングと、
前記ハウジングを収容する収容部と、前記収容部から上方に向かって延在する蓋部と、前記蓋部の先端側に形成され、組み立て時に前記同軸ケーブルのシールド線を圧着するシールド線圧着部とを有する外部導体と、を備え、
前記収容部が前記シールド線の側面に対向する補強部を有し、
組み立て前のときの前記対向する補強部の間隔は、前記シールド線の外径よりも大きいことを特徴とするL型同軸コネクタ。 - 前記シールド線圧着部は、対向する圧着部を備え、
前記対向する圧着部は、前記蓋部の延びる方向と略直角方向に向かって末広がり状に形成され、前記対向する圧着部の一部の間隔は、前記対向する補強部の間隔より狭く形成されることを特徴とする請求項1に記載のL型同軸コネクタ。 - 前記補強部が、その内側において、凹凸面を有することを特徴とする請求項1または2に記載のL型同軸コネクタ。
- 接続された同軸ケーブルの延びる方向と、相手コネクタとの嵌合方向とが略直角をなすL型同軸コネクタであって、
同軸ケーブルと、
端子本体と、同軸ケーブルの芯線に接続される芯線接続部とを有する端子と、
前記端子が取り付けられるハウジングと、
前記ハウジングを収容する収容部と、前記収容部から同軸ケーブルの延びる方向に延在する蓋部と、前記蓋部の先端側に形成され、組み立て時に前記同軸ケーブルのシールド線を圧着するシールド線圧着部とを有する外部導体と、を備え、
前記収容部が前記シールド線の側面に対向する補強部を有し、
前記シールド線圧着部は前記補強部に当接し、かつ、該補強部は前記シールド線に当接することを特徴とするL型同軸コネクタ。 - 組み立て時に接続される同軸ケーブルの延びる方向と、相手コネクタとの嵌合方向とが略直角をなすL型同軸コネクタの製造方法であって、
端子本体と、組み立て時に同軸ケーブルの芯線に接続される芯線接続部とを有する端子と、
前記端子が取り付けられるハウジングと、
前記ハウジングを収容する収容部と、前記収容部から上方に向かって延在する蓋部と、前記蓋部の先端側に形成され、組み立て時に前記同軸ケーブルのシールド線を圧着するシールド線圧着部とを有する外部導体と、を備え、
前記収容部が前記シールド線の側面に対向する補強部を有し、
前記蓋部が組み立て時に前記収容部の側に折り曲げられたとき、前記シールド線圧着部が前記補強部を中央側に押し込んで前記シールド線に当接させることを特徴とするL型同軸コネクタの製造方法。
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