JP2016513156A5

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Publication number: JP2016513156A5
Application number: JP2015557991A
Authority: JP
Filing date: 2013-05-23
Publication date: 2016-07-07
Anticipated expiration: 2033-05-23

Claims

防汚コーティングシステムであって、ベースコーティング材料と、場合によって第１の接着促進剤を含むベースコーティング組成物；および、
式：
（Ｒ¹Ｏ）_a（Ｒ¹）_(3-a)Ｓｉ−Ｒ²−（Ｓｉ（Ｒ¹）₂Ｏ）_p−Ｓｉ（Ｒ¹）₂−Ｒ²−Ｏ−（ＣＨ₂−ＣＨＲ¹−Ｏ）_q−Ｒ¹（１）
［式中、ａは１−３であり；Ｒ¹はＨまたはＣ₁−Ｃ₁₀のアルキルラジカルであり；Ｒ²はＣ₂−Ｃ₁₀のアルキレンであり；ｐは１−１００であり；ｑは１−５０である。］のシランと、場合によって第２の接着促進剤と、場合によって無機充填剤と、場合によってシラン架橋剤と、場合によって縮合触媒とを含む防汚コーティング組成物、を含む防汚コーティングシステム。
Ｒ¹がＣ₁−Ｃ₁₀アルキルである、請求項１に記載の防汚コーティングシステム。
前記シランが
または
である、請求項１に記載の防汚システム。
前記防汚組成物が、前記シランと反応することができるヒドロキシル末端ポリマーを含む、請求項１−３のいずれかに記載の防汚システム。
前記ヒドロキシル末端ポリマーがシラノール末端ポリマーまたは次式のポリマーである、請求項４に記載の防汚システム。
［式中、Ｒ ³ は、ＯＨ、ＯＲ ¹ 、アルキルおよびその２種以上の組み合わせから別々に選ばれ；Ｒ ¹ は、Ｈまたはアルキルラジカルであり；Ｒ ⁴ は、アルキル、アリールフルオロアルキル、フルオロアリール、アルキルアリールまたはＲ ⁵ から別々に選ばれ；Ｒ ⁵ およびＲ ⁶ は別々にＯＨまたはＯＲ ¹ であり、Ｒ ³ 、Ｒ ⁴ 、Ｒ ⁵ 、Ｒ ⁶ またはその組み合わせの少なくとも１つはＯＨである。］
前記防汚コーティング組成物が、約１０重量パーセントから約９９重量パーセントの量の前記ヒドロキシル末端ポリマーを含む、請求項４または５に記載の防汚システム。
前記防汚コーティング組成物が、約０．１重量パーセントから約４０重量パーセントの量の前記シランを含む、請求項１−６のいずれかに記載の防汚システム。
前記ベースコーティング組成物が防食コーティング材料、エポキシ樹脂組成物、または防食コーティング材料およびエポキシ樹脂組成物の両方を含む、請求項１−７のいずれかに記載の防汚システム。
前記第１の接着促進剤がエポキシ修飾接着促進剤を含み、前記エポキシ修飾接着促進剤が、次の化学式を有する少なくとも１個の分子を含む、請求項１−８のいずれかに記載の防汚システム。
（Ｒ ¹ Ｏ） _a （Ｒ ¹ ） _3-a −Ｓｉ−Ｍ−（Ｓｉ（Ｒ ¹ ） ₂ Ｏ） _r −（Ｓｉ（Ｒ ¹ ）（Ｏ _1/2 ）（Ｏ）） _t −（Ｓｉ（Ｘ）（Ｏ _1/2 ）（Ｏ）） _v −Ｓｉ（Ｒ ¹ ） ₂ −Ｍ−Ｓｉ（ＯＲ ¹ ） _a （Ｒ ¹ ） _3-a
［式中、Ｒ ¹ はＨまたはアルキルラジカルであり、ＭはＲ ² または酸素であり；ｒは０−１０００であり；ｔは１から２０であり；ｖは０から２０であり；Ｘは−Ｒ ² −（Ｎ（Ｒ ¹ ） _1-b （Ｙ） _b −Ｒ ² ） _c −Ｎ（Ｒ ¹ ） _2-b （Ｙ） _b であり；ｂは０−２であり；ｃは０−５であり；Ｙは、Ｒ ¹ または１つの末端にエポキシドを有する有機ラジカルであり；Ｒ ² はＣ ₂ −Ｃ ₁₀ のアルキレンである。ただし、少なくとも１つのＹは、１つの末端にエポキシドを有する有機ラジカルである。］
Ｙが、部分開環ビスフェノールＡジグリシドキシエーテル、ビスフェノールＦジグリシドキシエーテル、エポキシクレゾールノボラック、ビス−（３，４−エポキシシクロヘキシル）アジパート、３，４−エポキシシクロヘキシルメチル−３，４−エポキシシクロヘキサンカルボキシレートまたはその２種以上の組み合わせのラジカルを含む、請求項９に記載の防汚システム。
前記エポキシ修飾接着促進剤が次式のものである、請求項９に記載の防汚システム。
前記エポキシ修飾接着促進剤が、前記硬化したベースコーティング組成物の合計重量に対して約０．１重量パーセントから約２０重量パーセントの量で存在する、請求項９−１１のいずれかに記載の防汚システム。
前記第２の接着促進剤が、１以上のガンマ−アミノプロピルトリエトキシシラン、Ｎ−ベータ−（アミノエチル）−ガンマ−アミノプロピルトリメトキシシラン、ガンマ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、ベータ−（３，４−エポキシシクロヘキシル）エチルトリメトキシシランおよびビス−（ガンマ−トリメトキシシリルプロピル）アミン、またはアミノシランおよびエポキシ化合物の組み合わせから選ばれ、
前記アミノシランが、ガンマ−アミノプロピルトリエトキシシラン、Ｎ−ベータ−（アミノエチル）−ガンマ−アミノプロピルトリメトキシシラン、およびビス−（ガンマ−トリメトキシシリルプロピル）アミンから選ばれ、
前記エポキシ化合物が、ビスフェノールＡジグリシドキシエーテル、ビスフェノールＦジグリシドキシエーテル、エポキシクレゾールノボラック、ビス−（３，４−エポキシシクロヘキシル）アジパート、３，４−エポキシシクロヘキシルメチル−３，４−エポキシシクロヘキサンカルボキシラート、ガンマ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、ベータ−（３，４−エポキシシクロヘキシル）エチルトリメトキシシラン、またはその２種以上の組み合わせから選ばれる、
請求項１−１２のいずれかに記載の防汚システム。
前記防汚コーティング組成物が、充填剤、架橋剤および／または縮合触媒を含む、請求項１−１３のいずれかに記載の防汚システム。
前記システムがタイコート材料を実質的に含まない、請求項１−１４のいずれかに記載の防汚システム。
請求項１−１５のいずれかに記載のコーティングシステムを含む物品であって、前記物品の表面に配置された前記ベースコーティング組成物から形成されたベースコート層、および前記ベースコート層に配置された防汚コーティング層を含む物品。
前記コーティングシステムが、前記ベースコート層と前記防汚コーティング層の間に配置されるタイコート層を実質的に含まない、請求項１６に記載の物品。
前記物品の表面が、金属、ガラス繊維、木材、繊維強化プラスチック、コンクリートまたはその２種以上の組み合わせを含む、請求項１６または１７に記載の物品。