JP2016136498A5 - 非水電解液二次電池用電解液及びそれを用いた非水電解液二次電池 - Google Patents

非水電解液二次電池用電解液及びそれを用いた非水電解液二次電池 Download PDF

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すなわち本発明は、非水有機溶媒と、前記非水有機溶媒に溶解される電解質と
(I)一般式(1−Cis)で示されるシス型の立体配座をとるジフルオロイオン性錯体(1−Cis)と、
(II)不飽和結合を有するカーボネート、フッ素原子を有するカーボネート、酸無水物、及びイソシアナト基を有する化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物と、を含む電解液であって、
前記電解液に含まれるジフルオロイオン性錯体のうち、95モル%以上が前記ジフルオロイオン性錯体(1−Cis)であることを特徴とする非水電解液二次電池用電解液を提供するものである。
前記ジフルオロイオン性錯体(1−Cis)の前記Aがリチウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、及び四級アルキルアンモニウムイオンからなる群より選ばれる少なくとも1種のイオンであることが好ましく、前記ジフルオロイオン性錯体(1−Cis)の含有量が非水電解液二次電池用電解液に対して0.001質量%以上20質量%以下の範囲であることが好ましい。
さらに前記(II)群の化合物の合計含有量が非水電解液二次電池用電解液に対して0.01質量%以上25質量%以下の範囲であり、前記(II)群の化合物が非水電解液二次電池用電解液に対してそれぞれ以下の範囲で少なくとも1種含まれていることが好ましい。
(II−1)不飽和結合を有するカーボネート:0.01質量%以上5質量%以下の範囲
(II−2)フッ素原子を有するカーボネート:0.01質量%以上20質量%以下の範囲
(II−3)酸無水物:0.01質量%以上2質量%以下の範囲
(II−4)イソシアナト基を有する化合物:0.01質量%以上5質量%以下の範囲
本発明の非水電解液二次電池用電解液は、さらに、(III)一般式(1−Trans)で示される、トランス型の立体配座をとるジフルオロイオン性錯体(1−Trans)を含むことが好ましい。
本発明の非水電解液二次電池用電解液は、さらに、(IV)一般式(1−Tetra)で示されるテトラフルオロイオン性錯体を含むことが好ましい。
更に本発明は、上記の非水電解液二次電池用電解液と、正極と、負極と、セパレータとを備えた非水電解液二次電池を提供するものである。

Claims (19)

  1. 非水有機溶媒と
    前記非水有機溶媒に溶解される電解質と
    (I)一般式(1−Cis)で示されるシス型の立体配座をとるジフルオロイオン性錯体(1−Cis)と、
    (II)不飽和結合を有するカーボネート、フッ素原子を有するカーボネート、酸無水物、及びイソシアナト基を有する化合物からなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物と、
    を含む電解液であって、
    前記電解液に含まれるジフルオロイオン性錯体のうち、95モル%以上が前記ジフルオロイオン性錯体(1−Cis)であることを特徴とする非水電解液二次電池用電解液
    Figure 2016136498
    一般式(1−Cis)において、Aは金属イオン、プロトン及びオニウムイオンからなる群から選ばれるいずれか1つであり、MはSi、P、As及びSbからなる群から選ばれるいずれか1つである。Fはフッ素原子、Oは酸素原子である。MがSiの場合、tは2であり、MがP、As又はSbの場合、tは1である。Xは酸素原子又は−N(R)−である。Nは窒素原子であり、Rは炭素数1〜10のヘテロ原子やハロゲン原子を有していてもよい炭化水素基(炭素数が3以上の場合にあっては、分岐鎖又は環状構造のものも使用できる)である。Xが−N(R)−でpが0の場合、XとWは直接結合し、その際は下記一般式(1−cis−1)〜(1−cis−3)のような構造をとることもできる。直接結合が二重結合となる下記一般式(1−cis−2)の場合、Rは存在しない。
    Figure 2016136498
    Yは炭素原子又は硫黄原子である。Yが炭素原子である場合qは1である。Yが硫黄原子である場合qは1又は2である。Wは炭素数1〜10のヘテロ原子やハロゲン原子を有していてもよい炭化水素基(炭素数が3以上の場合にあっては、分岐鎖又は環状構造のものも使用できる)、又は−N(R)−を表す。このとき、Rは水素原子、アルカリ金属、炭素数1〜10のヘテロ原子やハロゲン原子を有していてもよい炭化水素基を表す。炭素数が3以上の場合にあっては、Rは分岐鎖又は環状構造をとることもできる。pは0又は1、qは0〜2の整数、rは0〜2の整数をそれぞれ表す。また、p+r≧1である。
  2. 前記(II)群の化合物が、下記(II−1)〜(II−4)からなることを特徴とする請求項1に記載の非水電解液二次電池用電解液
    (II−1) 一般式(II−1a)及び/又は(II−1b)で示される不飽和結合を有するカーボネート。
    (II−2) 一般式(II−2a)で示されるフッ素原子を有するカーボネート。
    (II−3) 一般式(II−3a)で示される酸無水物。
    (II−4) 一般式(II−4a)で示されるイソシアナト基を有する化合物。
    Figure 2016136498
    (式中、Oは酸素原子であり、R3及びR4は、それぞれ独立して水素原子、アルキル基、不飽和結合を含む炭化水素基、アルコキシ基、ハロゲン、ハロゲンを有するアルキル基、又はアリール基である。但し、R3及びR4はエーテル結合を含んでもよい。)
    Figure 2016136498
    (式中、Oは酸素原子であり、R5はアルキル基、不飽和結合を含む炭化水素基、又はアルコキシ基である。R6は、水素原子、アルキル基、不飽和結合を含む炭化水素基、又はアルコキシ基である。但し、R5及びR6はエーテル結合を含んでもよい。但し、(II−1b)はプロピレンカーボネートの場合を除く。)
    Figure 2016136498
    (式中、Oは酸素原子であり、R7〜R10は、それぞれ独立して、水素原子、アルキル基、不飽和結合を含む炭化水素基、アルコキシ基、ハロゲン、ハロゲンを有するアルキル基、又はアリール基である。
    但し、R7〜R10のうち少なくとも一つにフッ素原子を有する。R7〜R10はエーテル結合を含んでもよい。)
    Figure 2016136498
    (式中、Oは酸素原子であり、Cは炭素原子であり、R11及びR12は、それぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、又は炭素数2〜12のアルケニル基であり、R11及びR12のうち少なくとも一方はハロゲン原子、炭素数1〜12のアルキル基又は炭素数1〜12のハロアルキル基である。また、R11とR12とそれらが結合する炭素原子とで環状脂肪族酸無水物を形成していてもよい。)
    Figure 2016136498
    (式中、Nは窒素原子、Cは炭素原子、Oは酸素原子であり、R13は、炭素数1〜10の鎖状炭化水素である。 nは1〜2の整数を表す。)
  3. 前記ジフルオロイオン性錯体(1−Cis)のアニオン部分の各元素が、以下に示される(Cis−a)、(Cis−b)、(Cis−c)及び(Cis−d)からなる群より選ばれる少なくとも一つであることを特徴とする請求項1又は2に記載の非水電解液二次電池用電解液
    (Cis−a)M=P、X=O、Y=C、p、q、t=1、r=0
    (Cis−b)M=P、X=O、W=C(CF、p、q=0、r、t=1
    (Cis−c)M=Si、X=O、Y=C、p、q=1、t=2、r=0
    (Cis−d)M=P、X=N(R)、Y=C、R=CH、p、q、t=1、r=0
  4. 前記ジフルオロイオン性錯体(1−Cis)の前記Aがリチウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、及び四級アルキルアンモニウムイオンからなる群より選ばれる少なくとも1種のイオンであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の非水電解液二次電池用電解液
  5. 前記ジフルオロイオン性錯体(1−Cis)の含有量が非水電解液二次電池用電解液に対して0.001質量%以上20質量%以下の範囲であり、
    前記(II)群の化合物の合計含有量が非水電解液二次電池用電解液に対して0.01質量%以上25質量%以下の範囲であり、
    前記(II)群の化合物が非水電解液二次電池用電解液に対してそれぞれ以下の範囲で少なくとも1種含まれていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の非水電解液二次電池用電解液
    (II−1)不飽和結合を有するカーボネート:0.01質量%以上5質量%以下の範囲
    (II−2)フッ素原子を有するカーボネート:0.01質量%以上20質量%以下の範囲
    (II−3)酸無水物:0.01質量%以上2質量%以下の範囲
    (II−4)イソシアナト基を有する化合物:0.01質量%以上5質量%以下の範囲
  6. さらに、(III)一般式(1−Trans)で示されるトランス型の立体配座をとるジフルオロイオン性錯体(1−Trans)を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の非水電解液二次電池用電解液
    Figure 2016136498
    一般式(1−Trans)において、Aは金属イオン、プロトン及びオニウムイオンからなる群から選ばれるいずれか1つであり、MはSi、P、As及びSbからなる群から選ばれるいずれか1つである。Fはフッ素原子、Oは酸素原子である。MがSiの場合、tは2であり、MがP、As又はSbの場合、tは1である。Xは酸素原子又は−N(R)−である。Nは窒素原子であり、Rは炭素数1〜10のヘテロ原子やハロゲン原子を有していてもよい炭化水素基(炭素数が3以上の場合にあっては、分岐鎖又は環状構造のものも使用できる)である。Xが−N(R)−でpが0の場合、XとWは直接結合し、その際は下記一般式(1−Trans−1)〜(1−Trans−3)のような構造をとることもできる。直接結合が二重結合となる下記一般式(1−Trans−2)の場合、Rは存在しない。
    Figure 2016136498
    Yは炭素原子又は硫黄原子である。Yが炭素原子である場合qは1である。Yが硫黄原子である場合qは1又は2である。Wは炭素数1〜10のヘテロ原子やハロゲン原子を有していてもよい炭化水素基(炭素数が3以上の場合にあっては、分岐鎖又は環状構造のものも使用できる)、又は−N(R)−を表す。このとき、Rは水素原子、アルカリ金属、炭素数1〜10のヘテロ原子やハロゲン原子を有していてもよい炭化水素基を表す。炭素数が3以上の場合にあっては、Rは分岐鎖又は環状構造をとることもできる。pは0又は1、qは0〜2の整数、rは0〜2の整数をそれぞれ表す。また、p+r≧1である。
  7. 前記ジフルオロイオン性錯体(1−Trans)のアニオン部分の各元素が、以下に示される(Trans−a)、(Trans−b)、(Trans−c)及び(Trans−d)からなる群より選ばれる少なくとも一つであることを特徴とする請求項6に記載の非水電解液二次電池用電解液
    (Trans−a)M=P、X=O、Y=C、p、q、t=1、r=0
    (Trans−b)M=P、X=O、W=C(CF、p、q=0、r、t=1
    (Trans−c)M=Si、X=O、Y=C、p、q=1、t=2、r=0
    (Trans−d)M=P、X=N(R)、Y=C、R=CH、p、q、t=1、r=0
  8. 前記ジフルオロイオン性錯体(1−Trans)の前記Aがリチウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、及び四級アルキルアンモニウムイオンからなる群より選ばれる少なくとも1種のイオンであることを特徴とする請求項6又は7に記載の非水電解液二次電池用電解液
  9. 前記ジフルオロイオン性錯体(1−Trans)の含有量の、前記ジフルオロイオン性錯体(1−Cis)の質量に対する割合が0.0001以上、0.05以下であることを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の非水電解液二次電池用電解液
  10. さらに、(IV)一般式(1−Tetra)で示されるテトラフルオロイオン性錯体を含むことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の非水電解液二次電池用電解液
    Figure 2016136498
    一般式(1−Tetra)において、Aは金属イオン、プロトン及びオニウムイオンからなる群から選ばれるいずれか1つであり、MはSi、P、As及びSbからなる群から選ばれるいずれか1つである。Fはフッ素原子、Oは酸素原子である。MがSiの場合、tは2であり、MがP、As又はSbの場合、tは1である。Xは酸素原子又は−N(R)−である。Nは窒素原子であり、Rは炭素数1〜10のヘテロ原子やハロゲン原子を有していてもよい炭化水素基(炭素数が3以上の場合にあっては、分岐鎖又は環状構造のものも使用できる)である。Xが−N(R)−でpが0の場合、XとWは直接結合し、その際は下記一般式(1−Tetra−1)〜(1−Tetra−3)のような構造をとることもできる。直接結合が二重結合となる下記一般式(1−Tetra−2)の場合、Rは存在しない。
    Figure 2016136498
    Yは炭素原子又は硫黄原子である。Yが炭素原子である場合qは1である。Yが硫黄原子である場合qは1又は2である。Wは炭素数1〜10のヘテロ原子やハロゲン原子を有していてもよい炭化水素基(炭素数が3以上の場合にあっては、分岐鎖又は環状構造のものも使用できる)、又は−N(R)−を表す。このとき、Rは水素原子、アルカリ金属、炭素数1〜10のヘテロ原子やハロゲン原子を有していてもよい炭化水素基を表す。炭素数が3以上の場合にあっては、Rは分岐鎖又は環状構造をとることもできる。pは0又は1、qは0〜2の整数、rは0〜2の整数をそれぞれ表す。また、p+r≧1である。
  11. 前記テトラフルオロイオン性錯体のアニオン部分の各元素が、以下に示される(Tetra−a)、(Tetra−b)、(Tetra−c)及び(Tetra−d)からなる群より選ばれるいずれかであることを特徴とする請求項10に記載の非水電解液二次電池用電解液
    (Tetra−a)M=P、X=O、Y=C、p、q、t=1、r=0
    (Tetra−b)M=P、X=O、W=C(CF、p、q=0、r、t=1
    (Tetra−c)M=Si、X=O、Y=C、p、q=1、t=2、r=0
    (Tetra−d)M=P、X=N(R)、Y=C、R=CH、p、q、t=1、r=0
  12. 前記Aがリチウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン及び四級アルキルアンモニウムイオンからなる群より選ばれる少なくとも1種のイオンであることを特徴とする請求項10又は11に記載の非水電解液二次電池用電解液
  13. 前記テトラフルオロイオン性錯体(1−Tetra)の含有量の、前記ジフルオロイオン性錯体(1−Cis)の質量に対する割合が、0.02以上0.25以下である、請求項10〜12のいずれか1項に記載の非水電解液二次電池用電解液
  14. 前記非水有機溶媒が、環状カーボネート及び鎖状カーボネートからなる群から選ばれる少なくとも1種を含むことを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の非水電解液二次電池用電解液
  15. 前記環状カーボネートが、エチレンカーボネート及びプロピレンカーボネートからなる群から選ばれる少なくとも1種であり、前記鎖状カーボネートが、エチルメチルカーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート及びメチルプロピルカーボネートからなる群から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項14に記載の非水電解液二次電池用電解液
  16. 前記非水有機溶媒が、さらにエステル類、エーテル類、ラクトン類、ニトリル類、アミド類及びスルホン類からなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物を含有することを特徴とする請求項14又は15に記載の非水電解液二次電池用電解液
  17. 前記電解質が、リチウム、ナトリウム、カリウム、及び四級アンモニウムからなる群から選ばれる少なくとも1種のカチオンと、ヘキサフルオロリン酸、テトラフルオロホウ酸、過塩素酸、ヘキサフルオロヒ酸、ヘキサフルオロアンチモン酸、トリフルオロメタンスルホン酸、ビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド、ビス(ペンタフルオロエタンスルホニル)イミド、(トリフルオロメタンスルホニル)(ペンタフルオロエタンスルホニル)イミド、ビス(フルオロスルホニル)イミド、(トリフルオロメタンスルホニル)(フルオロスルホニル)イミド、(ペンタフルオロエタンスルホニル)(フルオロスルホニル)イミド、トリス(トリフルオロメタンスルホニル)メチド、及びビス(ジフルオロホスホニル)イミドからなる群から選ばれる少なくとも1種のアニオンの対からなる塩であることを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項に記載の非水電解液二次電池用電解液
  18. 請求項1〜17のいずれか1項に記載の非水電解液二次電池用電解液と、正極と、負極と、セパレータとを備えた非水電解液二次電池
  19. 下記(ア)〜(エ)を備えた、請求項18に記載の非水電解液二次電池
    (ア)請求項1〜17のいずれか1項に記載の非水電解液二次電池用電解液
    (イ)下記(A)〜(D)からなる群より選ばれる少なくとも1種を正極活物質として含む正極、
    (A)ニッケル、マンガン、コバルトの少なくとも1種以上の金属を含有し、かつ層状構造を有するリチウム遷移金属複合酸化物
    (B)スピネル構造を有するリチウムマンガン複合酸化物
    (C)リチウム含有オリビン型リン酸塩
    (D)層状岩塩型構造を有するリチウム過剰層状遷移金属酸化物
    (ウ)下記(E)〜(I)からなる群より選ばれる少なくとも1種を負極活物質として含む負極、
    (E)X線回折における格子面(002面)のd値が0.340nm以下の炭素材料
    (F)X線回折における格子面(002面)のd値が0.340nmを超える炭素材料
    (G)Si、Sn、Alから選ばれる1種以上の金属の酸化物
    (H)Si、Sn、Alから選ばれる1種以上の金属若しくはこれら金属を含む合金又はこれら金属若しくは合金とリチウムとの合金
    (I)リチウムチタン酸化物
    (エ)ポリオレフィン又はセルロースを主成分とするセパレータ
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