JP2006196250A - リチウム二次電池 - Google Patents

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豊樹 藤原
Kazuhisa Takeda
和久 武田
Hideki Kitao
英樹 北尾
Naoya Nakanishi
直哉 中西
Toshiyuki Noma
俊之 能間
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Abstract

【課題】 正極と、負極と、非水系溶媒に溶質を溶解させた非水電解液とを備えたリチウム二次電池における非水電解液を改善し、非水電解液を改善し、高温環境下において保存した場合において各種の特性が低下するのを防止する。
【解決手段】 正極1と、負極2と、非水系溶媒に溶質を溶解させた非水電解液とを備えたリチウム二次電池において、上記の非水電解液に、オキサラト錯体をアニオンとするリチウム塩と、ビニレンカーボネート,ビニルエチレンカーボネート,エチレンサルファイト,フルオロエチレンカーボネートからなる群から選択される少なくとも1種の被膜形成剤とを添加させた。
【選択図】 図1

Description

この発明は、正極と、負極と、非水系溶媒に溶質を溶解させた非水電解液とを備えたリチウム二次電池に係り、特に、リチウム二次電池に用いる非水電解液を改善し、高温環境下において保存した場合において各種の特性が低下するのを防止するようにした点に特徴を有するものである。
近年、高出力,高エネルギー密度の新型二次電池として、非水系溶媒に溶質を溶解させた非水電解液を使用し、リチウムの酸化,還元を利用した高起電力のリチウム二次電池が利用されるようになった。
そして、このようなリチウム二次電池においては、非水電解液として、例えば、エチレンカーボネートやプロピレンカーボネートやジメチルカーボネート等の非水系溶媒に、LiPF6やLiBF4等のリチウム塩を溶解させたものが用いられている。
しかし、このようにエチレンカーボネートやプロピレンカーボネートやジメチルカーボネート等の非水系溶媒に、LiPF6やLiBF4等のリチウム塩を溶解させた非水電解液を用いたリチウム二次電池においては、高温で保存した場合に、容量が低下したり、電池の内部抵抗が増加するという問題があった。
このため、近年においては、エチレンカーボネートを主溶媒に用いた非水電解液において、ビニレンカーボネートをエチレンカーボネートに対して0.01〜10.0重量%添加させ、保存時において、電池の内部抵抗が増加するのを抑制する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、このようにエチレンカーボネートに対してビニレンカーボネートを上記のような範囲で添加させた非水電解液を用いた場合においても、高温で保存した場合に、電池の内部抵抗が増加するのを十分に抑制することができなかった。
また、近年においては、リチウム二次電池における非水電解液の溶質として、リチウム―ビス(オキサラト)ボレートを使用し、リチウム二次電池における高温環境下におけるサイクル特性を向上させることが提案されている(例えば、非特許文献2参照。)。
しかし、このように非水電解液の溶質にリチウム―ビス(オキサラト)ボレートを用いたリチウム二次電池においては、電池の内部抵抗が大きくなって、充放電特性等の電池特性が低下するという問題があった。
また、上記のようなリチウム二次電池においては、その正極における正極活物質として、スピネル構造を有するリチウムマンガン複合酸化物や層状構造を有するコバルト酸リチウムやリチウムニッケル複合酸化物等が用いられている。
ここで、正極活物質にスピネル構造を有するリチウムマンガン複合酸化物を用いたリチウム二次電池の場合、正極活物質に層状構造を有するコバルト酸リチウムを用いたリチウム二次電池に比べて、電池電圧は高いが、容量が小さく、また高温環境下における保存特性が悪いという問題があった。
また、正極活物質に層状構造を有するリチウムニッケル複合酸化物を用いたリチウム二次電池の場合、電池容量は大きいが、電池電圧が低く、また高温環境下における保存特性も十分ではなかった。
そして、近年においては、リチウム二次電池の正極における正極活物質に、スピネル構造を有するリチウムマンガン複合酸化物と、層状構造を有するリチウムニッケル複合酸化物とを混合させて使用し、電池容量と電池電圧とのバランスを適切に設定できるようにすると共に、高温環境下における保存特性を向上させるようにしたリチウム二次電池が提案されている(例えば、非特許文献3及び非特許文献4参照。)。
しかし、このようにスピネル構造を有するリチウムマンガン複合酸化物と、層状構造を有するリチウムニッケル複合酸化物とを混合させた正極活物質を用いたリチウム二次電池においても、高温環境下で保存した場合に、充放電特性等の電池特性が低下するのを十分に抑制することは困難であった。
特許第3066126号公報 Kang Xu,Shengshui Zhang,Bruce A,Poese,and T.Richard Jow:Electrochemical and Solid−State Letters,5(11)A259−A262(2002) 第43回電池討論会予稿集第162〜163頁 第44回電池討論会予稿集第308〜309頁
この発明は、正極と、負極と、非水系溶媒に溶質を溶解させた非水電解液とを備えたリチウム二次電池における上記のような問題を解決することを課題とするものであり、特に、このリチウム二次電池に用いる非水電解液を改善し、高温環境下で保存した場合において、電池の内部抵抗が上昇するのを防止すると共に、充放電特性等の電池特性が低下するのを十分に抑制することを課題とするものである。
この発明においては、上記のような課題を解決するため、正極と、負極と、非水系溶媒に溶質を溶解させた非水電解液とを備えたリチウム二次電池において、上記の非水電解液に、オキサラト錯体をアニオンとするリチウム塩と、ビニレンカーボネート,ビニルエチレンカーボネート,エチレンサルファイト,フルオロエチレンカーボネートからなる群から選択される少なくとも1種の被膜形成剤とを添加させるようにしたのである。
この発明におけるリチウム二次電池のように、非水系溶媒に溶質を溶解させた非水電解液に、オキサラト錯体をアニオンとするリチウム塩を添加させると共に、ビニレンカーボネート,ビニルエチレンカーボネート,エチレンサルファイト,フルオロエチレンカーボネートからなる群から選択される少なくとも1種の被膜形成剤を添加させると、上記のオキサラト錯体をアニオンとするリチウム塩と上記の被膜形成剤とにおける還元分解電位が異なるため、初期充電時において、上記のオキサラト錯体をアニオンとするリチウム塩が先に分解されて、負極の表面に高温環境下においても安定な第1被膜が形成され、その後、上記の被膜形成剤が分解されて、上記の第1被膜の上に第2被膜が形成されるようになる。
そして、上記の第1被膜と第2被膜との相互作用によって、これらの被膜が強固になり、高温環境下においても非水電解液が負極と直接接触して副反応が生じるのが抑制され、高温での保存特性が向上し、高温環境下で保存した場合においても、電池の内部抵抗が上昇するのが防止されると共に、充放電特性等の電池特性が低下するのが十分に抑制されるようになる。
次に、この発明に係るリチウム二次電池の実施形態について具体的に説明する。なお、この発明に係るリチウム二次電池は、下記の実施形態に示したものに限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において、適宜変更して実施することができるものである。
ここで、この発明に係るリチウム二次電池において、非水電解液に添加させる上記のオキサラト錯体をアニオンとするリチウム塩は、中心原子にC24 2-が配位したアニオンを有するリチウム塩であり、例えば、Li[M(C24xy](式中、Mは遷移金属,周期律表のIIIb族,IVb族,Vb族から選択される元素、Rはハロゲン、アルキル基、ハロゲン置換アルキル基から選択される基、xは正の整数、yは0又は正の整数である。)で表わされるものを用いることができ、好ましくは、上記のMがホウ素又はリンからなるものを用いることができ、具体的には、Li[B(C242]、Li[B(C24)F2]、Li[P(C24)F4]、Li[P(C2422]等を用いることができ、特に、負極の表面に高温環境下においても安定な被膜を形成するために、Li[B(C242]を用いることが好ましい。
そして、上記のように非水電解液に上記のオキサラト錯体をアニオンとするリチウム塩を添加させるにあたり、添加させるオキサラト錯体をアニオンとするリチウム塩の量が少ないと、負極の表面に上記の第1被膜が十分に形成されなくなる一方、その量が多くなりすぎると、負極の表面に形成される第1被膜が厚くなって、リチウム二次電池の内部抵抗が上昇する。このため、非水電解液に添加させる上記のオキサラト錯体をアニオンとするリチウム塩の量を、非水系溶媒に対して0.001〜0.5mol/lの範囲、好ましくは0.01〜0.20mol/lの範囲、より好ましくは0.05〜0.10mol/lの範囲になるようにする。
また、上記のように非水電解液にビニレンカーボネート,ビニルエチレンカーボネート,エチレンサルファイト,フルオロエチレンカーボネートからなる群から選択される少なくとも1種の被膜形成剤を添加させるにあたり、特に、高温環境下において安定な被膜が得られるようにするためには、ビニレンカーボネートを添加させることが好ましい。
また、非水電解液にビニレンカーボネートを添加させるにあたり、その添加量が少ないと、上記の第1被膜の上にビニレンカーボネートによる第2被膜が十分に形成されなくなる一方、その添加量が多くなりすぎると、第1被膜の上に形成される第2被膜が厚くなって、リチウム二次電池の内部抵抗が上昇する。このため、非水電解液にビニレンカーボネートを添加させるにあたっては、上記のオキサラト錯体をアニオンとするリチウム塩を添加させる前の非水電解液に対して、0.1〜5.0重量%の範囲、好ましくは0.5〜3.0重量%の範囲、さらに好ましくは1.0〜2.0重量%の範囲になるようにする。
また、上記の非水電解液における非水系溶媒としては、リチウム二次電池において一般に使用されているものを用いることができ、例えば、エチレンカーボネート,プロピレンカーボネート,ブチレンカーボネートなどの環状カーボネート、ジメチルカーボネート,エチルメチルカーボネート,ジエチルカーボネートなどの鎖状カーボネートを用いることができる。特に、上記の環状カーボネートと鎖状カーボネートとの混合溶媒を用いることが好ましい。
また、上記の非水電解液における溶質としても、リチウム二次電池において一般に使用されているものを用いることができ、例えば、LiPF6,LiAsF6,LiBF4,LiCF3SO3,LiN(Cl2l+1SO2)(Cm2m+1SO2)(l,mは1以上の整数),LiC(Cp2p+1SO2)(Cq2q+1SO2)(Cr2r+1SO2)(p,q,rは1以上の整数)等を単独又は2種以上組み合わせて用いることができ、特に、LiPF6を上記のLi[B(C242]と組み合わせて使用することが望ましい。
また、この発明におけるリチウム二次電池において、その正極に用いる正極活物質としては、リチウム二次電池において一般に使用されている公知の正極活物質を用いることができるが、電池電圧を高めるためには、スピネル構造を有するリチウムマンガン複合酸化物を用いることが好ましく、電池容量は大きくするためには、少なくともニッケルを含有する層状構造を有するリチウム遷移金属複合酸化物を用いることが好ましく、より好ましくは、スピネル構造を有するリチウムマンガン複合酸化物と少なくともニッケルを含有する層状構造を有するリチウム遷移金属複合酸化物とを混合させて用いるようにする。
ここで、スピネル構造を有するリチウムマンガン複合酸化物と少なくともニッケルを含有する層状構造を有するリチウム遷移金属複合酸化物とを混合させたものを用いると、電圧の高いスピネル構造を有するリチウムマンガン複合酸化物は、電圧の低い層状構造を有するリチウムニッケル複合酸化物により電位が押し下げられる一方、電圧の低い層状構造を有するリチウムニッケル複合酸化物は、電圧の高いスピネル構造を有するリチウムマンガン複合酸化物により電位が押し上げられるため、これらが単独で存在するときとは異なるエネルギー状態を取るようになり、これによりリチウム二次電池における高温保存特性が向上すると考えられる。
そして、正極活物質に用いる上記のスピネル構造を有するリチウムマンガン複合酸化物は、B,F,Mg,Al,Ti,Cr,V,Fe,Co,Ni,Cu,Zn,Nb,Zrから選択される少なくとも一種類の元素をさらに含んでいてもよい。
また、正極活物質に用いる少なくともニッケルを含有する層状構造を有するリチウム遷移金属複合酸化物において、その構造安定性を高めて、リチウム二次電池における高温での安全性を向上させるためには、マンガンを含有させることが好ましく、またリチウム二次電池の高率特性を高めるためには、さらにコバルトを含有させることがより好ましい。具体的には、一般式Li[LiaMnxNiyCozb]O2(式中、MはLi,B,F,Mg,Al,Ti,Cr,V,Fe,Cu,Zn,Nb,Y,Zr,Snから選択される少なくとも一種類の元素、a,b,x,y及びzは、0≦a≦0.3、a+b+x+y+z=1、x≧0、y>0、z≧0の条件を満たす。)で表されるものが好ましい。
また、上記のようにスピネル構造を有するリチウムマンガン複合酸化物と、少なくともニッケルを含有する層状構造を有するリチウム遷移金属複合酸化物とを混合させて使用するにあたり、一方が多くなりすぎると、これらを混合させることによる上記のような効果が得られず、リチウム二次電池における高温保存特性を十分に向上させることが困難になるため、スピネル構造を有するリチウムマンガン複合酸化物と、少なくともニッケルを含有する層状構造を有するリチウム遷移金属複合酸化物とを混合させる重量比を9:1〜1:9の範囲、好ましくは6:4〜1:9の範囲、さらに好ましくは4:6〜1:9の範囲にする。
また、この発明のリチウム二次電池において、その負極に用いる負極活物質についても、リチウム二次電池において一般に使用されている公知のものを用いることができるが、負極活物質として炭素材料を使用することが好ましく、特に黒鉛材料を用いることが好ましい。
次に、この発明に係るリチウム二次電池について実施例を挙げて具体的に説明すると共に、この実施例に係るリチウム二次電池においては、高温環境下で保存した場合における特性の低下が抑制されることを、比較例を挙げて明らかにする。なお、この発明におけるリチウム二次電池は下記の実施例に示したものに限定されるものでなく、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施できるものである。
(実施例1)
実施例1においては、下記のようにして作製した正極と負極と非水電解液とを用い、図1に示すような円筒型18650サイズで定格容量が1.4Ahになったリチウム二次電池を作製した。
[正極の作製]
正極を作製するにあたっては、正極活物質として、Li1.1Mn1.94で表されるスピネル構造のリチウムマンガン複合酸化物と、LiNi0.4Co0.3 Mn0.3 2 で表される層状構造を有するリチウム・ニッケル・コバルト・マンガン複合酸化物とを3:7の重量比で混合したものを用いた。
そして、上記の正極活物質と、導電剤の炭素と、結着剤のポリフッ化ビニリデンとが90:5:5の重量比になるようにして、上記の正極活物質と炭素とポリフッ化ビニリデンのN−メチル−2−ピロリドン溶液とを混練してスラリーを調製し、このスラリーをアルミニウム箔からなる集電体の両面に塗布し、これを乾燥させた後、これを圧延ローラにより圧延させて正極を作製した。
[負極の作製]
負極を作製するにあたっては、負極活物質に黒鉛粉末を使用し、この黒鉛粉末と、結着剤のスチレン・ブタジエンゴムと、増粘剤のカルボキシメチルセルロースとが98:1:1の重量比になるようにして、上記の黒鉛粉末とスチレン・ブタジエンゴムとカルボキシメチルセルロース水溶液とを混練してスラリーを調製し、このスラリーを銅箔からなる集電体の両面に塗布し、これを乾燥させた後、これを圧延ローラにより圧延させて負極を作製した。
[非水電解液の作製]
非水電解液を作製するにあたっては、環状カーボネートのエチレンカーボネートと、鎖状カーボネートのエチルメチルカーボネートとを3:7の体積比で混合させた混合溶媒に対して、溶質としてLiPF6を1mol/lの割合で溶解させると共に、リチウム―ビス(オキサラト)ボレートLi[B(C242]を0.05mol/lの割合で溶解させ、さらにビニレンカーボネート(VC)を、上記のリチウム―ビス(オキサラト)ボレートLi[B(C242]を溶解させる前の非水電解液の重量に対して2.0重量%添加させた。
[電池の作製]
電池を作製するにあたっては、図1に示すように、上記のようにして作製した正極1と負極2との間に、セパレータ3としてリチウムイオン透過性のポリエチレン製の微多孔膜を介在させ、これらをスパイラル状に巻いて電池缶4内に収容させた後、この電池缶4内に上記の非水電解液を注液して封口し、上記の正極1を、正極リード5を介して正極蓋6に取り付けられた正極外部端子9に接続させると共に、上記の負極2を、負極リード7を介して電池缶4に接続させ、電池缶4と正極蓋6とを絶縁パッキン8により電気的に分離させた。
(実施例2)
実施例2においては、上記の実施例1における非水電解液の作製において、上記の混合溶媒に対する上記のリチウム―ビス(オキサラト)ボレートLi[B(C242]の割合を0.10mol/lに変更し、それ以外は、上記の実施例1の場合と同様にして、実施例2のリチウム二次電池を作製した。
(比較例1)
比較例1においては、上記の実施例1における非水電解液の作製において、上記のビニレンカーボネート(VC)を添加させないようにし、それ以外は、上記の実施例1の場合と同様にして、比較例1のリチウム二次電池を作製した。
(比較例2)
比較例2においては、上記の実施例1における非水電解液の作製において、上記の混合溶媒に対する上記のリチウム―ビス(オキサラト)ボレートLi[B(C242]の割合を、上記の実施例2と同じ0.10mol/lに変更すると共に、上記のビニレンカーボネート(VC)を添加させないようにし、それ以外は、上記の実施例1の場合と同様にして、比較例2のリチウム二次電池を作製した。
(比較例3)
比較例3においては、上記の実施例1における非水電解液の作製において、上記のリチウム―ビス(オキサラト)ボレートLi[B(C242]を溶解させないようにし、それ以外は、上記の実施例1の場合と同様にして、比較例3のリチウム二次電池を作製した。
(比較例4)
比較例4においては、上記の実施例1における非水電解液の作製において、上記のリチウム―ビス(オキサラト)ボレートLi[B(C242]を溶解させないようにすると共に、ビニレンカーボネート(VC)を添加させないようにし、それ以外は、上記の実施例1の場合と同様にして、比較例4のリチウム二次電池を作製した。
(実施例3)
実施例3においては、上記の実施例1における非水電解液の作製において、ビニレンカーボネート(VC)の添加量を、リチウム―ビス(オキサラト)ボレートLi[B(C242]を溶解させる前の非水電解液の重量に対して1.0重量%に変更すると共に、上記の実施例1における正極の作製において、正極活物質としてLiCoO2だけを用いるようにし、それ以外は、上記の実施例1の場合と同様にして、実施例3のリチウム二次電池を作製した。
(比較例5)
比較例5においては、上記の実施例1における非水電解液の作製において、上記のリチウム―ビス(オキサラト)ボレートLi[B(C242]を溶解させないようにし、それ以外は、上記の実施例3の場合と同様に、ビニレンカーボネート(VC)の添加量を、リチウム―ビス(オキサラト)ボレートLi[B(C242]を溶解させる前の非水電解液の重量に対して1.0重量%に変更すると共に、正極活物質としてLiCoO2だけを用いるようにして比較例5のリチウム二次電池を作製した。
(実施例4)
実施例4においては、上記の実施例1における非水電解液の作製において、ビニレンカーボネート(VC)の添加量を、リチウム―ビス(オキサラト)ボレートLi[B(C242]を溶解させる前の非水電解液の重量に対して1.0重量%に変更すると共に、上記の実施例1における正極の作製において、正極活物質としてLiNi1/3Co1/3Mn1/32 で表される層状構造を有するリチウム・ニッケル・コバルト・マンガン複合酸化物だけを用いるようにし、それ以外は、上記の実施例1の場合と同様にして、実施例4のリチウム二次電池を作製した。
(比較例6)
比較例6においては、上記の実施例1における非水電解液の作製において、上記のリチウム―ビス(オキサラト)ボレートLi[B(C242]を溶解させないようにし、それ以外は、上記の実施例4の場合と同様に、ビニレンカーボネート(VC)の添加量を、リチウム―ビス(オキサラト)ボレートLi[B(C242]を溶解させる前の非水電解液の重量に対して1.0重量%に変更すると共に、正極活物質としてLiNi1/3Co1/3Mn1/32 で表される層状構造を有するリチウム・ニッケル・コバルト・マンガン複合酸化物だけを用いるようにして比較例6のリチウム二次電池を作製した。
次に、上記のようにして作製した実施例1〜4及び比較例1〜6の各リチウム二次電池をそれぞれ25℃の室温下において、1.4Aの充電電流で4.2Vまで充電させた後、さらに電圧を4.2Vに維持させながら充電電流を減少させ、充電電流が0.07Aになるまで充電させた後、0.47Aの放電電流で3.0Vまで放電させて保存前の放電容量Qoを測定した。
また、上記の実施例1〜4及び比較例1〜6の各リチウム二次電池をそれぞれ25℃の室温下において、1.4Aの充電電流で充電深度(SOC)が50%になるまで充電させた状態で、それぞれ0.24A,0.70A,2.4A,4.2Aの電流で10秒間充電及び放電を行い、それぞれの電池電圧を測定し、各電流値と電池電圧とをプロットして充電時及び放電時におけるI―V特性を求め、得られた直線の傾きから充電時及び放電時における保存前のIV抵抗(mΩ)を求めた。
また、上記の実施例1〜4及び比較例1〜6の各リチウム二次電池をそれぞれ25℃の室温下において、1.4Aの充電電流で充電深度(SOC)が50%になるまで充電させた後、各リチウム二次電池を65℃の恒温槽内に30日間保存させた。
次いで、このように65℃の恒温槽内に30日間保存させた後の各リチウム二次電池を取り出し、上記の場合と同様にして、30日間保存後における放電容量Q30を測定すると共に、30日間保存後における充電時及び放電時のIV抵抗(mΩ)を求めた。
そして、上記の保存前の放電容量Qoと30日間保存後における放電容量Q30とから下記の式により、30日間保存後における容量復帰率(%)を求めると共に、保存前と30日間保存後とにおける充電時及び放電時のIV抵抗(mΩ)から、30日間保存後における充電時及び放電時のIV抵抗増加分(mΩ)を求め、その結果を下記の表1に示した。
容量復帰率(%)=(Qa/Qo)×100
Figure 2006196250
この結果、非水電解液に、オキサラト錯体をアニオンとするリチウム塩であるリチウム―ビス(オキサラト)ボレートと、ビニレンカーボネートとを添加させた実施例1〜4の各リチウム二次電池は、同じ正極活物質を用いた比較例の各リチウム二次電池と比較した場合、何れも容量復帰率及び高温で30日間保存した後における充電時及び放電時のIV抵抗の増加が少なくなっており、特に、ビニレンカーボネートを添加させていない比較例1,2,4の各リチウム二次電池に比べて、容量復帰率が大きく向上していた。
また、この実施例1〜4のリチウム二次電池を比較した場合、正極活物質にスピネル構造のリチウムマンガン複合酸化物と、層状構造を有するリチウム・ニッケル・コバルト・マンガン複合酸化物とを混合させたものを用いた実施例1,2のリチウム二次電池は、正極活物質にLiCoO2だけを用いた実施例3のリチウム二次電池や、正極活物質にLiNi1/3Co1/3Mn1/32 で表される層状構造を有するリチウム・ニッケル・コバルト・マンガン複合酸化物だけを用いた実施例4のリチウム二次電池に比べて、高温で保存した後における容量復帰率が高くなっていた。
なお、上記の実施例においては、非水電解液に被膜形成剤としてビニレンカーボネートを添加させるようにしたが、ビニルエチレンカーボネートやエチレンサルファイトやフルオロエチレンカーボネートを用いた場合においても、ビニレンカーボネートと同様に第2被膜が形成されて、同様の効果が得られる。
この発明の実施例1〜4及び比較例1〜6において作製したリチウム二次電池の概略断面図である。
符号の説明
1 正極
2 負極
3 セパレータ
4 電池缶
5 正極リード
6 正極蓋
7 負極リード
8 絶縁パッキン
9 正極外部端子

Claims (6)

  1. 正極と、負極と、非水系溶媒に溶質を溶解させた非水電解液とを備えたリチウム二次電池において、上記の非水電解液に、オキサラト錯体をアニオンとするリチウム塩と、ビニレンカーボネート,ビニルエチレンカーボネート,エチレンサルファイト,フルオロエチレンカーボネートからなる群から選択される少なくとも1種の被膜形成剤とを添加させたことを特徴とするリチウム二次電池。
  2. 請求項1に記載のリチウム二次電池において、非水電解液に添加させる上記のオキサラト錯体をアニオンとするリチウム塩が、リチウム―ビス(オキサラト)ボレートLi[B(C242]であることを特徴とするリチウム二次電池。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のリチウム二次電池において、上記のオキサラト錯体をアニオンとするリチウム塩が、上記の非水電解液における非水系溶媒に対して0.01〜0.2mol/lの範囲で添加されていることを特徴とするリチウム二次電池。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のリチウム二次電池において、上記の被膜形成剤がビニレンカーボネートであることを特徴とするリチウム二次電池。
  5. 請求項4に記載のリチウム二次電池において、上記のビニレンカーボネートが、オキサラト錯体をアニオンとするリチウム塩を添加させる前の非水電解液に対して0.5〜3.0重量%の範囲で添加されていることを特徴とするリチウム二次電池。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のリチウム二次電池において、上記の正極に、スピネル構造を有するリチウムマンガン複合酸化物と、少なくともニッケルを含有する層状構造を有するリチウム遷移金属複合酸化物と、これらの混合物とから選択される正極活物質を用いたことを特徴とするリチウム二次電池。
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