JP2004296181A - リチウム二次電池 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】負極活物質として、硫黄元素を15ppm以上、好ましくは20ppm以上含む炭素材料を用い、非水電解液中の硫黄元素を4ppm以下にすることを特徴としており、非水電解液中には、好ましくはビニレンカーボネート及び/またはビニルエチレンカーボネートなどの被膜形成剤が含まれており、電解質塩として四フッ化ホウ酸リチウムが含まれていることを特徴としている。
【選択図】 なし
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、リチウム二次電池に関するものであり、詳細にはガンマブチロラクトンを主溶媒として用いたリチウム二次電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
正極活物質としてリチウムニッケル酸化物またはリチウムコバルト酸化物を用い、負極活物質として炭素材料を用いたリチウム二次電池が、約4Vの電圧を有し、高容量であることから、活発に研究されている。ガンマブチロラクトンは、高沸点溶媒であり、熱的に安定な溶媒であるため、ガンマブチロラクトンを電解液の溶媒として用いたリチウム二次電池は、今後有望な電池と考えられる。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−164051号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、電解液の溶媒にガンマブチロラクトンを用いたリチウム二次電池において、負極活物質として天然黒鉛を用いた場合、その表面にリチウムイオンを良好に透過する被膜が形成されないため、充放電が困難となり、また放電状態での保存時に容量が低下するという問題があった。本発明者等は、このような問題を解決する手法として、炭素材料中に含有される硫黄元素の量に着目した。特許文献1においては、負極活物質として黒鉛化が進んでいない黒鉛を用いることが提案されており、黒鉛の不純物でありリチウムイオンと副反応を起こすと考えられる硫黄の含有量が1000ppm以下であることが好ましい旨開示されている。すなわち、炭素材料中の硫黄の含有量を1000ppm以下とすることにより、リチウムイオンの吸蔵・放出量を増加させることができ、非水溶媒の還元分解を低減することができる旨開示されている。
【0005】
しかしながら、特許文献1においては、電解液の溶媒としてエチレンカーボネートが好ましい旨記載されており、電解液の溶媒としてガンマブチロラクトンを用いた場合の放電保存特性については何ら記載されていない。
【0006】
本発明の目的は、ガンマブチロラクトンを主溶媒として用いたリチウム二次電池であって、放電保存特性に優れたリチウム二次電池を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、負極活物質を含む負極と、正極活物質を含む正極と、ガンマブチロラクトンを主溶媒として含む非水電解液とを備えたリチウム二次電池であり、負極活物質が硫黄元素を15ppm以上含む炭素材料であり、非水電解液中の硫黄元素が4ppm以下であることを特徴としている。
【0008】
ガンマブチロラクトンを主溶媒とする非水電解液を用いた電池においては、負極活物質である炭素材料の表面にイオン透過性の良好な被膜が形成されにくく、このため長期保存または高温保存等において容量が低下し、放電保存特性が悪くなると考えられる。
【0009】
本発明に従い、負極活物質として、硫黄元素を15ppm以上含む炭素材料を用い、硫黄元素が4ppm以下である非水電解液を用いることにより、放電保存特性を向上させることができる。これは、このような炭素材料及び非水電解液を用いることにより、リチウムイオン透過性が良好な被膜が炭素材料の表面に形成されるためであると考えられる。
【0010】
炭素材料中に硫黄が15ppm以上含有されることにより、リチウムと硫黄との化合物が炭素材料の表面に生成し、これを起点にして緻密な被膜が形成されるものと思われる。炭素材料は、硫黄元素を20ppm以上含むことがさらに好ましい。しかしながら、炭素材料中の硫黄の量が多くなりすぎると、リチウムと硫黄との化合物の量が多くなり、充放電効率が低下するなど充放電特性に悪影響が生じるおそれがある。従って、炭素材料中の硫黄元素の量は1000ppm以下であることが好ましく、さらに好ましくは200ppm以下であり、特に好ましくは50ppm以下である。
【0011】
非水電解液中に硫黄元素が4ppmより多く存在すると、理由は定かではないが、電解液中の硫黄が、炭素材料表面に生成した被膜に対して反応性を示し、被膜が不安定になると考えられる。
【0012】
本発明において、非水電解液には、ビニレンカーボネート及びビニルエチレンカーボネートなどの重合性を有する被膜形成剤が含有されていることが好ましい。このような被膜形成剤が含有されることにより、さらに良好で緻密な被膜が炭素材料表面に形成されると考えられる。このような被膜形成剤は、溶媒及び溶質を含む非水電解液100重量部に対して、2重量部以上含まれていることが好ましく、2〜10重量部含まれていることがさらに好ましい。
【0013】
本発明において、負極活物質である炭素材料には、珪素元素が25ppm以上含まれていることが好ましい。この理由の詳細は明らかでないが、珪素元素が含有されることにより、放電保存特性を低下させる活性な部位が減少するためであると考えられる。なお、珪素元素の含有量は、200ppm以下であることが好ましい。
【0014】
また、本発明において、負極活物質である炭素材料中の鉄元素は60ppm以下であることが好ましい。鉄元素が含有されることにより、酸化還元され易くなり、充放電特性が低下するためと考えられる。
【0015】
本発明において負極活物質として用いる炭素材料は、リチウム二次電池の負極活物質として用いることができ、硫黄元素の含有量が15ppm以上であれば特に限定されるものではないが、X線回折により求められる(002)面の面間隔(d002)が0.335〜0.338nmの範囲であり、かつc軸方向の結晶子の大きさ(LC)が30nm以上であるものが好ましく、さらには面間隔(d002)が0.335〜0.336nmの範囲であり、かつ結晶子の大きさ(LC)が100nm以上のものが特に好ましい。このような炭素材料を用いることにより、放電容量をさらに高めることができる。
【0016】
本発明において用いる正極活物質としては、リチウム二次電池に用いることができる正極活物質であれば特に限定されるものではなく、例えば、リチウム含有遷移金属酸化物が例示される。具体的には、LiNiO2、LiCoO2、LiMn2O4、LiNixCoyO2(x+y=1、0<x<1)の式で表されるものが挙げられる。また、LiNiaCobMcO2(ここで、Mは、Mn、Fe、Zn、Ti、Cr、Mg、Al、Cu、及びGaから選ばれる少なくとも1種であり、a、b、及びcは、a+b+c=1,0<a<1,0<b<1,及び0<cを満足する数である。)の式で表されるものも例示される。
【0017】
本発明において、非水電解液には、ガンマブチロラクトンが主溶媒として用いられる。従って、ガンマブチロラクトンは、溶媒全体に対し、90%以上含まれていることが好ましく、95%以上含まれていることがさらに好ましい。ガンマブチロラクトンと併用することができる溶媒としては、例えば、プロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、ジメチルスルホキシド、ジメチルカーボネート、エチルメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン、テトラヒドロフラン等が挙げられる。
【0018】
また、上述のように、良好で緻密な被膜を形成するために、二重結合等の重合性基を有するカーボネート等の被膜形成剤が含有されていることが好ましい。
また、ガンマブチロラクトンはポリプロピレン製などのセパレーターに濡れにくいため、セパレーターを濡らすために界面活性剤が電解液に添加されていることが好ましい。このような界面活性剤としては、リン酸トリオクチルなどが挙げられる。このような界面活性剤の添加量は、溶媒と溶質(電解質塩)を含む非水電解液100重量部に対し、0.01〜10重量部であることが好ましい。
【0019】
本発明において非水電解液に用いる溶質(電解質塩)としては、LiBF4、LiPF6、LiAsF6、LiCF3SO3、LiN(ClF2l+1SO2)(CmF2m+1SO2)(l、mは1以上の整数)、LiC(CpF2p+1SO2)(CqF2q+1SO2)(CrF2r+1SO2)(p、q、rは1以上の整数)などが挙げられる。特に、LiBF4(四フッ化ホウ酸リチウム)を含むことにより、安定な被膜が形成されるので、これを溶質として少なくとも含んでいることが好ましい。溶質の含有量は、非水電解液において、0.1〜1.5モル/リットルの濃度であることが好ましく、さらに好ましくは0.5〜1.5モル/リットルの濃度である。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体的な実施例により説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施することが可能なものである。
【0021】
〔正極の作製〕
正極活物質(LiCoO2)と導電剤(炭素粉末)とを90:5の重量比で混合し、正極合剤を得た。そして、結着剤としてのフッ素樹脂粉末(ポリフッ化ビニリデン)をN−メチル−2−ピロリドンに溶解させた溶液に、上記正極合剤を添加し、正極合剤とポリフッ化ビニリデンとが95:5の重量比になったスラリーを調製した。このスラリーをアルミニウム箔からなる正極集電体にドクターブレード法によって塗布し、乾燥後、これを圧延し、正極を作製した。
【0022】
〔負極の作製〕
負極活物質として、以下の硫黄含有量、珪素含有量、及び鉄含有量である炭素粉末a〜dを用いた。なお、各含有量は、ICP(誘導結合高周波プラズマ)発光分光分析法によって測定された値である。
【0023】
炭素粉末a:硫黄含有量44ppm、珪素含有量78ppm、鉄含有量48ppm
炭素粉末b:硫黄含有量16ppm、珪素含有量40ppm、鉄含有量26ppm
炭素粉末c:硫黄含有量7ppm、珪素含有量7ppm、鉄含有量76ppm
炭素粉末d:硫黄含有量85ppm、珪素含有量30ppm、鉄含有量30ppm
炭素粉末97.5重量部に、スチレンブタジエンゴム(SBR)1重量部、カルボキシメチルセルロース(CMC)1.5重量部を混合して、負極合剤とし、これを水に分散させてスラリーを調製した。このスラリーを負極集電体である銅箔の両面にドクターブレード法により塗布し、乾燥した後、圧延して各負極を作製した。
【0024】
〔電解液の作製〕
ガンマブチロラクトンにLiBF4を1.2モル/リットルの濃度となるように溶解し、この溶液100重量部に対して、界面活性剤としてのリン酸トリオクチルを5重量部、ビニレンカーボネートを4重量部添加して、電解液を調製した。
【0025】
〔電池の組み立て〕
イオン透過性のポリプロピレン製微多孔膜をセパレーターとして用いた。このセパレーターを数周巻いた後、正極と負極の間にセパレーターを介在させスパイラル状に巻き取って電極体を作製した。このとき、電極体から正極及び負極のそれぞれの集電リードが長手方向において互いに逆向きに突き出るように巻き取りを行った。この電極体を電池缶内に挿入し、電極缶底部に負極リードをスポット溶接により取り付け、正極リードを電池蓋底部に同様にして取り付けた。電解液を注入した後、封口して、以下の各電池を作製した。負極活物質である炭素粉末a〜dと、各電池との関係は以下の通りである。
【0026】
本発明電池A1:炭素粉末a
本発明電池A2:炭素粉末b
比較電池X1:炭素粉末c
比較電池X2:炭素粉末d
【0027】
〔放電保存特性の評価〕
上記各電池について、放電保存特性を以下のようにして評価した。保存条件としては、温度:60℃、期間:20日間とし、保存前及び保存後の放電容量を測定し、以下の式で求められる容量低下率を算出した。
【0028】
容量低下率(%)=[1−(保存後の放電容量)÷(保存前の放電容量)]×100
保存前及び保存後の充放電は以下のようにして行った。
【0029】
25℃にて、1.7Aの定電流で電圧が4.2Vに達するまで充電し、さらに4.2Vの定電圧で電流値が0.075Aに達するまで充電した。その後、25℃にて、0.34Aの定電流で、電圧が2.75Vに達するまで放電した。
各電池の容量低下率を表1に示す。
【0030】
〔電解液中の硫黄含有量の測定〕
電池組み立て後の電解液を抽出し、ICP発光分光分析法により、電解液中の硫黄含有量を測定した。
【0031】
なお、この方法による硫黄含有量の検出限界は、4ppmである。従って、この方法で硫黄含有量を検出できなかったものについては、4ppm未満としている。
【0032】
【表1】
【0033】
表1から明らかなように、本発明電池A1及びA2は、比較電池X1に比べ、容量低下率が小さくなっており、放電保存特性に優れていることがわかる。このことから、炭素材料中に含まれる硫黄含有量は15ppm以上が好ましいことがわかる。特に、硫黄含有量が20ppm以上の炭素材料を用いた本発明電池A1は、本発明電池A2よりも良好な放電保存特性を示しており、硫黄含有量は20ppm以上がさらに好ましいことがわかる。
【0034】
比較電池X2のように、電解液中の硫黄含有量が4ppmよりも多くなると、容量低下率が非常に大きくなり、放電保存特性が悪くなることがわかる。これは、保存中に電解液中の硫黄が炭素材料表面の被膜と副反応を起こし、被膜の安定性が低くなったためと考えられる。
【0035】
【発明の効果】
以上のように、本発明に従うことにより、ガンマブチロラクトンを主溶媒として用いたリチウム二次電池において、放電保存特性、すなわち放電状態における保存特性を高めることができる。
Claims (6)
- 負極活物質を含む負極と、正極活物質を含む正極と、ガンマブチロラクトンを主溶媒として含む非水電解液とを備えたリチウム二次電池において、
前記負極活物質が硫黄元素を15ppm以上含む炭素材料であり、前記非水電解液中の硫黄元素が4ppm以下であることを特徴とするリチウム二次電池。 - 前記負極活物質が硫黄元素を20ppm以上含むことを特徴とする請求項1に記載のリチウム二次電池。
- 前記非水電解液に、ビニレンカーボネート及び/またはビニルエチレンカーボネートが含まれていることを特徴とする請求項1または2に記載のリチウム二次電池。
- 前記負極活物質が珪素元素を25ppm以上含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のリチウム二次電池。
- 前記負極活物質中の鉄元素が60ppm以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のリチウム二次電池。
- 前記非水電解液に、電解質塩として四フッ化ホウ酸リチウムが含まれていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のリチウム二次電池。
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