JP2015526309A - 安全ロボット動作のためのシステムおよび方法 - Google Patents

安全ロボット動作のためのシステムおよび方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015526309A
JP2015526309A JP2015530136A JP2015530136A JP2015526309A JP 2015526309 A JP2015526309 A JP 2015526309A JP 2015530136 A JP2015530136 A JP 2015530136A JP 2015530136 A JP2015530136 A JP 2015530136A JP 2015526309 A JP2015526309 A JP 2015526309A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
robot
person
appendage
collision
detection area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015530136A
Other languages
English (en)
Inventor
ロドニー ブルックス,
ロドニー ブルックス,
マイケル サスマン,
マイケル サスマン,
マシュー マレー ウィリアムソン,
マシュー マレー ウィリアムソン,
ウィリアム エー. グッドウィン,
ウィリアム エー. グッドウィン,
ノエル ダイ,
ノエル ダイ,
ブルース ブルンバーグ,
ブルース ブルンバーグ,
Original Assignee
リシンク ロボティクス インコーポレイテッド
リシンク ロボティクス インコーポレイテッド
ロドニー ブルックス,
ロドニー ブルックス,
マイケル サスマン,
マイケル サスマン,
ウィリアムソン, マシュー エム.
ウィリアムソン, マシュー エム.
ウィリアム エー. グッドウィン,
ウィリアム エー. グッドウィン,
ノエル ダイ,
ノエル ダイ,
ブルース ブルンバーグ,
ブルース ブルンバーグ,
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by リシンク ロボティクス インコーポレイテッド, リシンク ロボティクス インコーポレイテッド, ロドニー ブルックス,, ロドニー ブルックス,, マイケル サスマン,, マイケル サスマン,, ウィリアムソン, マシュー エム., ウィリアムソン, マシュー エム., ウィリアム エー. グッドウィン,, ウィリアム エー. グッドウィン,, ノエル ダイ,, ノエル ダイ,, ブルース ブルンバーグ,, ブルース ブルンバーグ, filed Critical リシンク ロボティクス インコーポレイテッド
Publication of JP2015526309A publication Critical patent/JP2015526309A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/16Programme controls
    • B25J9/1674Programme controls characterised by safety, monitoring, diagnostic
    • B25J9/1676Avoiding collision or forbidden zones
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/40Robotics, robotics mapping to robotics vision
    • G05B2219/40202Human robot coexistence
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/40Robotics, robotics mapping to robotics vision
    • G05B2219/40203Detect position of operator, create non material barrier to protect operator
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/43Speed, acceleration, deceleration control ADC
    • G05B2219/43202If collision danger, speed is low, slow motion

Abstract

種々の実施形態では、ロボットとヒトとの間の安全協力が、人の腕とのいかなる衝突も害を生じさせない、第1の閾値スピード以下でロボットを継続的に動作させ、ロボットの周囲の危険域内における人の胴体または頭部の検出に応じて、人の胴体または頭部とのいかなる衝突も害を生じさせない、第2の閾値以下にスピードを減少させることによって達成される。ロボットは、本体および少なくとも1つの付属肢であって、少なくとも1つの付属肢は、本体に取り付けられ、本体に対して移動可能である、本体および少なくとも1つの付属肢と、ロボットの周囲の検出域内で人を検出するためのセンサシステムと、演算機器とを備える。

Description

(関連出願への相互参照)
本出願は、2012年8月31日に出願された米国仮出願61/695,443号に対して優先権、およびその権利を主張する。上記文献は、その全体として参照することによって本明細書において援用される。
(技術分野)
本発明は、特に、ロボットおよびヒトが同一の作業空間を共有する状況における、ロボット動作における安全性に関する。
(背景)
従来の産業ロボットの動作の間の安全性は、通常、危険な条件によってトリガされ、トリガされると、ロボットをシャットダウンさせる、または大幅に減速したスピードで作業させるようにコマンドを出す、外部センサシステムによって達成される。典型的には、センサは、人がロボットの作業域に進入すると、それを検出するように配列される。例えば、センサシステムは、床上の感圧式マット、誰かが歩いて通り過ぎることによって遮断される光の連続ビーム、または人々の移動を検出する、走査レーザスコープファインダ(適切な知覚処理機能性を含む)から成る、あるいはそれを含み得る。そのようなシステムの短所は、ロボット近傍の人々の存在が、必然的に、ロボットの作業の減速またはさらに完全停止を生じることである。その結果、有意な効率低下をもたらし、これは、人々に対する安全上のリスクを回避するために、ロボットの周囲に広危険域を画定する必要性によって悪化する。本制約はまた、人々が、ロボットに近接近して、例えば、それと協働して作業することを妨害する。
このような妥協を許さないアプローチの代替の1つは、ヒト傍観者の種々の身体部分およびロボットの種々の部品の軌道を算出および予測し、可能性として考えられる衝突を予想し、特定の身体部分と特定のロボット部品との間の影響が生じさせ得る潜在的損傷を査定し、その知識に関するより精緻化された安全決定を基礎とし、例えば、ロボットを完全にシャットダウンするのではなく、算出されたリスクに見合ったスピードにロボットを減速することである。しかしながら、本アプローチは、算出の複雑性および固有の不確実性を前提として、実際に実装することは困難である。すなわち、人の身体部分がある場所を正確に感知し、それらが指向している場所を予測することは困難であって、さらに、ヒト身体の異なる部分と異なる機械的形状および硬度のロボット部品との間の衝突のヒト傷害の脆弱性をモデル化することはより困難である。さらに、モデル化正確度におけるいかなる妥協または不確実性も、妥協を許さないアプローチと比較して、システムの安全性を弱体化させるか、または効率向上を損なわせるかのいずれかとなるであろう。
故に、ロボット動作の不必要な中断および遅延を回避しながら、簡単に実装される、ロボット安全性のためのシステムおよび方法を提供することが望ましい。
(要約)
一般に、本発明は、簡単に実装され、かつ明確である算出判断に依拠し、ロボットが、人と協働して、および/または人に接近して作業を行い、そうすることが安全であるときは常時、フルスピードで動作することを可能にする、ロボット安全性のアプローチを提供する。より具体的には、種々の実施形態では、安全ロボット動作は、少なくとも2つの異なる安全限界を利用することによって、動作スピードを過度に限定することなく達成される。より低く、かつより厳密なスピード限界は、人の胴体または頭部とロボットとの間の衝突の場合の傷害(および、疼痛)を回避するように設定される一方、より高く、かつより寛容なスピード限界は、人の腕または手(概して、あまり敏感ではない)とロボットとの間の衝突が傷害を生じさせないことを保証するように設定される。
より低いスピード限界は、ロボットの安全システムが、ロボットの周囲の危険域への人の胴体および/または頭部の進入を検出すると、トリガされる。本域は、例えば、ロボットの付属肢の届く範囲、すなわち、ロボットの作業空間と同一の広がりを持つように定義されてもよい。人の胴体および頭部が危険域外にある限り、ロボットは、より高いスピードで動作してもよい。これは、人が、危険域外からロボットの作業空間内に到達し、例えば、ロボットがより低いスピード限界を上回るスピードで動作している間、ロボットのための新しい物体または材料を設置する、あるいは完成した物体または材料を回収することを可能にする。一方、フルスピードを構成する、より高いスピード限界は、決して超えられることはない。したがって、より高い限界と両立し得る条件下では、ロボットの作業空間内への到達は、本質的に安全である。安全性関連ロボット制御に対する本離散(継続的に可変ではない)アプローチは、傷害を回避する必要と算出上の取扱性および確実性の均衡を保つ。
一方で、人の胴体および頭部と、他方で、その腕および手を判別することは、いくつかの方法で達成され得る。いくつかの実施形態では、人を検出するセンサシステムは、例えば、カメラ画像の分析に基づいて、腕と人の身体の残りの部分を明示的に区別可能であり得る。他の実施形態では、腕は、例えば、本質的に、腕に着目させないセンサシステムの構成を用いて、胴体および頭部から暗示的に区別される。例えば、一実施形態では、検出域(すなわち、センサによって監視される空間域)は、例えば、危険域内への人の胴体または頭部の進入が、通常、検出されるが、人の手が、危険域内にある場合でも、検出域外にし、したがって、検出を回避し得るように、センサの好適な配列を介して、危険域の一部のみと一致するように調整される。センサが、例えば、ある高さ(例えば、平均的人の胸部または肩の近似高さ)を上回る運動のみを検出する場合、人の手は、その高さ閾値を下回る危険域に進入する場合、検出されない。
種々の付加的特徴はさらに、安全性および/または動作効率を向上させ得る。いくつかの実施形態では、ロボット(特に、その付属肢)の形状および材料は、人の腕または手との衝突の場合、依然として、傷害を回避する、最高許容可能スピード(すなわち、より高いスピード限界)を最大限にするように選択される。例えば、ロボットの付属肢の縁および/または角は、丸みを帯びているか、または軟質材料で充填されてもよく、ロボット表面は、同様に、衝突の場合、影響力を最小限にするように、軟質材料で被覆されてもよい。ロボットはまた、さらなる衝突を回避するように、衝突に応じて、ロボットの運動を停止するように、衝突検出システムを含んでもよい。さらに、いくつかの実施形態では、ロボットは、その内部状態および意図(すなわち、特定の方向における移動等、次に行うことを計画しているアクション)を直感的様式において信号伝達し、ヒトが、ロボットが次に行おうとしていることを判断し、したがって、別の人との衝突を回避することができるのと同様に、容易にロボットとの衝突を回避することを可能にする。ロボット安全システムはまた、その存在およびアクションが、どのようにロボット動作に影響を及ぼすかを査定するのに役立つように、フィードバックを近傍の人に提供し、したがって、そのアクションを調節し、ロボット性能を最大限にすることを可能にし得る。例えば、人は、危険域内におけるその存在をアラート(例えば、視覚的または聴覚的に)され、ロボット動作の減速をもたらしてもよく、人は、それに応答して、実行可能である場合、危険域から離れてもよい。
種々の実施形態では、ロボットは、危険域外からヒトによって容易かつ安全に到達されることができる場所に1つ以上のタッチベースまたは機械的制御を具備し、人が、これらの制御のいずれかにタッチする、またはそれをアクティブ化することによって、ロボットを訓練モードに切り替えることを可能にする。訓練モードでは、人は、典型的には、直接的物理的相互作用を介して(例えば、ロボットの付属肢を誘導することによって)、あるタスクの施行において、ロボットに命令するために、危険域に進入してもよい。訓練モードを安全にするために、ロボットは、ユーザからそのようにするためのコマンドのみに応答して、移動し、その場合、ユーザがロボットから十分に離れたことを判定するまで、より低いスピード限界を超えないスピード(または、第3のさらにより低いスピード限界以下)で移動する。
最後に、ロボットの安全システムは、自己一貫性チェックを実装し、その安全性センサを監視し、全センサが正しく動作していることを確実にしてもよい。故障を検出する場合、安全システムは、ロボット動作をシャットダウンする。停電の場合、安全シャットダウンを確実にするために、ロボットは、低速かつ安全な様式において、そのアームを受動的に降下させ、人への傷害のいかなる可能性も回避する、付加的能力を有してもよい。
故に、第1の側面では、本発明は、本体および本体に取り付けられ、それに対して移動可能な1つ以上の付属肢と、ロボットの周囲の検出域内で人を検出するためのセンサシステムとを含む、ロボットを対象とする。付属肢の1つ以上の角または縁は、丸みを帯びているか、または軟質材料で充填されてもよい。センサシステムは、1つ以上のソナーセンサを含んでもよい。代替として、または加えて、センサシステムは、人の胴体または頭部と人の腕を判別するように構成され得る、1つ以上のカメラおよび関連付けられた画像処理機器を含んでもよい。ロボットはさらに、(i)少なくとも部分的に、検出域内の危険域を定義し、(ii)付属肢と人の腕との間の衝突が人に害を及ぼさない第1の閾値以下のスピードでロボットを動作させ、(iii)危険域内における人の胴体または頭部の検出に応答して、少なくとも1つの付属肢と人の胴体または頭部との間の衝突が人に害を及ぼさない、第2の閾値以下のスピードで、ロボットを動作させるための演算機器を含み、第2の閾値は、第1の閾値を下回る。ロボットはまた、ロボットを訓練モードに切り替えるために、人によって動作可能な切替機構を含んでもよい。演算機器は、訓練モードに切り替えられると、第1の閾値を下回り、好ましくは、第2の閾値を下回る、第3の閾値以下のスピードで、ロボットを動作させるように構成されてもよい。演算機器は、少なくとも部分的に、ロボットの本体または付属肢(または、他の物理的ロボット部品)内に埋め込まれ、またはロボットと通信する別個のデバイス内に提供されてもよい。
危険域の境界は、少なくとも部分的に、付属肢の届く範囲に基づいてもよい。いくつかの実施形態では、危険域は、付属肢の届く範囲と同一の広がりである一方、他の実施形態では、その外側境界は、安全域からわずかに付属肢の届く範囲を超える。種々の実施形態では、危険域の少なくとも一部は、検出域外にある。検出域は、検出域の下方の危険域内の活動が、ロボットの動作を改変させないように、より低い高さ境界によって空間的に限定されてもよい。より低い高さ境界は、ロボットからの距離に伴って変動してもよい。
ロボットはさらに、ロボットアクションが行われようとする場所に向かう方向、ヒトとロボットの接近、ロボットが域内で人を検出したかどうかの指標、および/またはロボット故障の指標を信号伝達するための1つ以上の出力デバイスを含んでもよい。加えて、ロボットは、衝突検出システムを有してもよく、演算機器は、衝突検出システムに応答し、衝突が検出されると、ロボットの動作を終了させてもよい。ロボットはまた、停電の場合、ロボット動作を安全にシャットダウンするための非常用回路を含んでもよい。
別の側面では、本発明は、少なくとも1つの移動可能な付属肢を有するロボットを安全に動作させるための方法に関する。ロボットは、付属肢と人の腕との間の衝突が人に害を及ぼさない、第1の閾値以下のスピードで動作される。本方法は、センサシステムを使用して、ロボットの周囲の検出域を監視し、その中の人を検出することを伴う(例えば、運動の検出に基づいて)。少なくとも部分的に、検出域内にある危険域内の人の胴体または人の頭部の検出に応答して、ロボットは、少なくとも1つの付属肢と人の胴体または頭部との間の衝突が人に害を及ぼさない、第2の閾値以下のスピードで動作され、第2の閾値は、第1の閾値を下回る。
いくつかの実施形態では、危険域の少なくとも一部は、検出域外にある。検出域は、検出域の下方の危険域内の活動が、ロボットの動作を改変させないように、より低い高さ境界によって部分的に定義されてもよい。検出域を監視することは、検出域の画像を取得することと、その中の人の胴体または頭部を識別するように、画像を処理することを含む、またはそれらから成ってもよい。本方法はさらに、人による切替機構の動作に応じて、ロボットを訓練モードに切り替えることと、訓練モードに切り替えられると、第3の閾値以下のスピードで、ロボットを動作させることとを含んでもよい。第3の閾値は、第1の閾値を下回る。さらに、本方法は、衝突が生じると、ロボットの動作を終了させることと、および/または停電の場合、ロボット動作を安全にシャットダウンすることとを伴ってもよい。
前述は、特に、図面と関連して検討されることによって、以下の発明を実施するための形態からより容易に理解されるであろう。
図1は、種々の実施形態による、ロボットの機能的構成要素を概念的に図示する、ブロック図である。 図2Aおよび2Bは、一実施形態による、例示的ロボットの斜視図である。 図2Aおよび2Bは、一実施形態による、例示的ロボットの斜視図である。 図3Aおよび3Bは、種々の実施形態による、ロボットの検出域および危険域を図示する概略上部および斜視図である。 図4は、種々の実施形態による、ロボットの周囲域を監視し、それに基づいてボットスピード限界間を切り替えるための方法を図示する、流れ図である。
(詳細な説明)
図1は、種々の実施形態による、ヒトとその作業空間を安全に共有し、および/または協働することができる、ロボット100の主要な機能的システム構成要素を概念的に描写する。そのようなロボット100は、概して、1つ以上の付属肢102を含み、それぞれ、通常(必ずしもではないが)、移動可能な関節(ヒンジまたは回転式関節等)を介して接続される複数の連結部と、物体を操作および移動させる、または他の有用作業を行うためのエンドエフェクタ(並列二重フィンガグリッパ、吸引カップグリッパ、または多フィンガ付き高機能ハンド等)とを含む。付属肢102の移動は、概して、ロボット位置、運動学、動特性、および力を監視ならびに改変させる、より高いレベルのロボットコントローラ104と、高レベルコントローラ104と通信し、そこからコマンドを受け取り、関節と関連付けられた個々のモータおよびアクチュエータを駆動させ、命令に応じて、ロボットの付属肢102または他の可動部品を移動させる、1つ以上の関節レベルコントローラ106とを含む、1つ以上のコントローラによって制御される。付属肢100はまた、付属肢に外部から印加される力(例えば、ロボットアームを誘導させるときにユーザによって、あるいは人または物体との衝突に応じて)を測定する、1つ以上の統合された力センサ108を有してもよい。
ロボット100の周囲の空間を監視し、例えば、ロボット100に接近する人々を検出するために、ロボット100はさらに、限定ではないが、ソナーセンサ、光学スコープセンサ、1つ以上のビデオカメラ(好ましくは、深度感知能力を伴い、例えば、可視または赤外線範囲内で動作する)、および/またはマイクロホン(例えば、特性音パターンに基づいて、人々を検出するための)等のロボットの環境を監視するための1つ以上のセンサ110を含む。加えて、ロボットは、例えば、その付属肢102の場所、配向、および構成を記録するための加速度計またはジャイロスコープ等のロボット100自体の状態を監視するためのセンサ112を含んでもよい。さらに、ロボット100は、典型的には、1つ以上のユーザ入力デバイス116(例えば、ボタン、ダイヤル、または他の機械的制御、タッチパッド、テキスト打ち込みのためのキーパッドまたはキーボード等)ならびに情報をユーザに提供する出力デバイス118(例えば、1つ以上の画面、インジケータライト、スピーカ等)を伴う、ユーザインターフェース114を含む。ユーザ入力デバイス116に介して提供されるユーザ入力およびセンサ110、112を用いて取得される信号は、演算機器120に送信され、処理されてもよい。例えば、演算機器120上で実行されるプログラムと併せて、センサ信号およびユーザ入力に基づいて、演算機器120は、ロボットの動作を命令する。演算機器120は、例えば、ロボットコントローラ104と通信する、またはそれを含み、それによって、ロボット移動を統制してもよい。さらに、制御信号および/またはデータを出力デバイス118に提供してもよい(例えば、インジケータライトをオンまたはオフにする、あるいは画面上にテキストまたは画像を表示させる)。
演算機器120は、ハードウェア、ソフトウェア、または両方の組み合わせ内に実装されてもよい。種々の実施形態では、少なくとも、プロセッサ122および関連付けられたメモリ124と、その間および/またはセンサ110、112、ロボットコントローラ104、およびユーザインターフェース114との通信を促進する、1つ以上のバス126とを含む。例えば、演算機器120は、CPU、システムメモリ、不揮発性データ記憶デバイス、ユーザ入力/出力デバイス、および随意に、他のデバイスへの接続のためのインターフェースまたはポートを含む、汎用コンピュータ上に提供されてもよい。代替として、演算機器120は、限定ではないが、特殊目的コンピュータ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGAS)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、またはプログラマブルゲートアレイ(PGAS)を含む、種々の他の処理デバイスのいずれかを採用してもよい。いくつかの実施形態では、複数の異なる処理デバイスの組み合わせが、使用される。演算機器120は、ロボット内に物理的に埋め込まれる(例えば、ロボットコントローラ104とともに1つのデバイス内に統合される)、あるいは有線または無線接続を介して(例えば、Ethernet(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、WLAN、インターネット等を介して)、ロボット100と遠隔で通信してもよい。さらに、いくつかの実施形態では、演算機器120および/またはロボットコントローラ104の全体的制御機能性は、ロボット内に物理的に統合される構成要素と、ロボットと通信する外部構成要素との間に分散される。
演算機器120の機能性は、種々のモジュール(例えば、複数の離散した相互通信する回路、あるいは図示されるように、メモリ124内に記憶される複数のソフトウェアアプリケーションまたはプログラムモジュール)に編成されてもよい。例えば、タスクモジュール130は、例えば、そうするようにプログラムまたは訓練されたタスクに従って、その作業を行うようにロボットを制御してもよい。センサデータ処理モジュール132は、センサ110、112から受信したセンサ示度値を処理し、例えば、ロボットの環境内で生じる運動を検出し、検出された任意の物体に対する範囲を計算し、および/または利用されるセンサのタイプに応じて、画像を処理し、その中の人を識別および特定(随意に、異なる身体部分を区別)してもよい。処理されたセンサデータは、例えば、メモリ124内に記憶された域定義に基づいて、人が危険域に進入する、またはそこから離れると(その頭部または胴体とともに)、それを判定し、異なる最大スピード設定を適宜切り替える、スピード制御モジュール134によって利用されてもよい。衝突検出モジュール136は、予期しない衝突に関してロボットを監視し(例えば、ロボット内に埋め込まれた力センサからの信号および/またはロボットの継続的に更新される自己モデルに基づいて)、衝突に応答して、ロボットに、直ちに動作を中断するようにコマンドを出してもよい。訓練モジュール138は、ロボット動作を統制し、例えば、訓練目的のために、ロボット100とユーザとの間の物理的相互作用を促進する、訓練モードにおけるユーザ入力を処理してもよい。最後に、故障応答モジュール140は、その示度値の相互一貫性に関してロボットセンサ112を監視し、任意のセンサまたはロボット動作故障を検出し、警告を発報し、ロボット動作を中断し、および/または任意の故障条件の場合、安全シャットダウン手順を始動させてもよい。いくつかの実施形態では、故障応答モジュール140は、停電の場合、非常用バッテリによって給電され、さらに、安全シャットダウンを制御してもよい。本明細書によるロボット制御に特有のこれらの種々のモジュールに加え、演算機器は、例えば、汎用コンピュータによって提供される場合、メモリ配分、ファイル管理、および大容量記憶デバイスの動作等の低レベルの基本システム機能の実行を命令する、従来のオペレーティングシステム142(例えば、Gentoo Linux(登録商標))を含んでもよい。当然ながら、当業者によって容易に理解されるであろうように、異なる機能性は、より少ないまたはより多いモジュールに群化される、あるいは概して、多くの他の方法で編成されてもよい。一般に、ソフトウェア内に実装される場合、種々のモジュールは、限定ではないが、C、C++、C#、Ada、Basic、Cobra、Fortran、Java(登録商標)、Lisp、Perl、Python、Ruby、またはObject Pascal等の高レベル言語、あるいは低レベルアセンブリ言語を含む、任意の好適なプログラミング言語でプログラムされてもよい。いくつかの実施形態では、異なるモジュールは、異なる言語でプログラムされる。
図2Aおよび2Bは、本発明の一実施形態による、例示的ロボット200を図示する。ロボットは、(固定または回転可能)基部202と、本体204と、物体を操作するためのグリッパ208を伴う2つのアーム206と、LCD画面212を伴うヘッド210とを含む。LCD画面212は、ヘッド210の中心を通る垂直軸の周囲で回転することができる。代替として、または同時に、異なる画面部分に、テキスト、ロボットの統合されたカメラのうちの1つによって捕捉された静止画像またはビデオフレーム、あるいはコンピュータ生成グラフィック(顔等)を表示してもよい。図2Bに描写される状態では、画面は、眼を表示し、どの方向にロボットが移動しようとしているかその視線の方向を示す、または人々に類似視覚的かつ直感的に理解される合図を提供してもよい。
ヘッド210内に統合されるのは、ロボットの環境内で移動する物体または人々を検出するためのソナーセンサリング214である。静的物体ではなく、移動を検出することは、完全に静止して留まる物体が、人とは非常に異なるため、人と無生物物体を判別するのに役立つ。ソナーリング214は、音のパルスを放出し(超低周波音、可聴、または超音波範囲)、環境内の物体からの反射から生じるエコーを聴取する。音響信号の飛行時間、すなわち、合計往復時間に基づいて、物体の距離が、推定されることができる。さらに、ソナーリング214は、その周縁の周囲に複数の個々のエミッタセンサを備え、物体が検出される方向が確定されることを可能にしてもよい。全センサによって受信される(概して、時間依存)信号は、集合的に処理され、例えば、人が、あるセンサの検出域(または、「視野」)から近隣センサの検出域内に移動すると、運動を検出および/または追跡してもよい。人々と他の可動物体を区別するために、運動のスピードおよびパターンが、ある実施形態では、分析され、典型的ヒト運動と比較される。ソナーリングはまた、人が検出された方向を示す、インジケータライト216を含み、これは、検出された人および他の人へのフィードバックとしての役割を果たすことができ、例えば、検出された人に、インジケータライト216がオフになるまで、ロボットから離れさせてもよい。これらの機能を実装するための好適な配列は、同時係属中の出願第13/159,047号(「Dual−motor series elastic actuator」)および第13/440,653号(「Visual indication of target tracking」)に記載されており、その全開示は、参照することによって本明細書に組み込まれる。
画面212の上方に搭載されるのは、ロボットの環境を監視する、カメラ218であり得る。好適な画像処理ソフトウェア(例えば、図1に描写されるように、演算機器120内に実装される)と併せて、カメラ218は、ロボットの近傍の人々を検出するための代替または相補的手段を提供する。ある実施形態では、画像ベースの検出は、その運動、例えば、その典型的身体サイズおよび形状、顔の一意の特徴、および/または典型的皮膚色に基づいて、その運動に関係なく、ヒトの識別を促進する。さらに、胴体、頭部、腕、手、および脚等の種々の身体部分間の明示的判別を可能にし得る。そのような検出、識別、および判別機能性は、限定ではないが、エッジ検出および他の特徴認識方法、画像テンプレートに対する相関、主成分分析、カラー/テクスチャ分析等を含む、当業者に公知の種々の従来の画像処理アルゴリズムによって提供されてもよい。画像処理ソフトウェアはまた、検出されたヒトの運動を追跡し、人と静止物体の判別の別の方法を提供し、ロボットが、例えば、危険域に進入しそうになるとき、ヒトに早期警告を与えることを可能にし得る。ロボットから検出された人の距離は、種々の方法で判定されてもよい。あるアプローチでは、画像は、ヒトの顔に関して分析され、そのサイズから、人への接近範囲が推測されることができる。代替として、距離は、ステレオカメラによって取得された2つの画像から算出される、または任意の他の種類の光学深度センサを用いて測定されてもよい。種々の実施形態では、ソナー測定およびカメラ画像は、ロボットの環境内の人々を検出するために、ある組み合わせにおいて使用される。例えば、ソナーリング214は、最初に、移動を検出するために使用されてもよく、顔認識技法が、その後、移動物体がヒトであることを確認するために採用されてもよい。当然ながら、他のタイプの運動および距離センサも、ロボットの周囲の空間領域を監視するために、同様に使用されてもよい。
ロボット200はまた、いくつかのユーザ相互作用点、すなわち、ヒトによってタップされると、ロボットにヒトの場所を示し、ロボットに、そのアクションを中断させ、そのアーム206を人が立っている場所の側方へとゆっくりと持って来させる、肩上のタッチパッド(または、「注意喚起ボタン」)220と、1つ以上の「ナビゲータ」222、すなわち、ユーザ入力をロボットに提供するための一式の機械的制御と、ユーザがロボットアームを握持することができる、タッチセンサ式リストカフ224とを含む。人が、これらのユーザインターフェース構成要素220、222、224のいずれかをタッチするたびに、ロボットは、訓練モードに切り替わる。本モードでは、ユーザからの明示的要求に応じてのみ(したがって、ゆっくりとのみ)移動するであろう。訓練モードは、ユーザが、例えば、種々のタスクの施行をロボットに実証するように、ロボットと物理的に相互通信することを可能にする。例えば、ユーザは、リストカフ224によって、ロボットアーム206を握持し、物体を持ち上げる、移動させる、または操作するためのある運動を通して、それを誘導してもよい。訓練モードにおけるロボットの例示的特性および動作は、例えば、米国特許出願第13/621,517号(「User Interface for Robot Training」)および第13/621,657号(「Training and Operating Industrial Robots」)に説明されており、その全開示は、参照することによって本明細書に組み込まれる。
直接、ロボット内に埋め込まれたユーザ操作可能制御の代わりに、またはそれに加え、ロボットはまた、例えば、スマートフォン等の遠隔制御デバイスを介して、無線で通信するための送受信機を含んでもよい。例えば、スマートフォンアプリケーションは、ユーザが、ロボットと物理的に接触するいかなる必要もなく、遠隔で、ロボットを訓練モードに切り替える(または、それをオンまたはオフにする)ことを可能にし得る。種々の環境では、そのような遠隔制御機能性は、有用な付加的安全性層を提供し得る。製造フロア上では、例えば、人々は、概して、ロボット上の制御を介してロボットと相互通信し得るが、監督者は、危険を知覚する場合、随時、ロボットを遠隔でシャットダウンする、または別のモードに切り替えることを可能にする、スマートフォン(または、他の遠隔制御デバイス)を有してもよい。(スマートフォンは、高度なコンピューティング能力を伴う、すなわち、概して、インターネットを介して通信する、ウェブページを表示する、および遠隔デバイスとのデータ交換を伴う、双方向用途を実行可能な携帯電話である。スマートフォンは、例えば、iPhonesTM(Apple Inc.(Cupertino, California)製)、BlackBerriesTM(RIM(Waterloo, Ontario, Canada製)、またはAndroidTMプラットフォーム(Google Inc.(Mountain View, California)製)を具備する任意の携帯電話を含む。)
図2Aおよび2Bに図示されるように、ロボットアーム206のある表面、特に、その鋭的角は、生じ得るいかなる影響の深刻度も減少させる、軟質ゴムパッド226(または、概して、任意の種類の軟質衝撃吸収または減衰構造)で被覆される。ロボットが動作し得る任意のスピード(常時、より高いスピード限界以下である)では、「軟質」アーム206は、人に衝打しても、傷害を生じさせない。ロボットアーム206はさらに、予期しない衝撃に遭遇すると、停止し、したがって、いかなる衝突の持続時間も、非常に限定される。これらの2つの要因は、ロボットがフルスピードで動作しているとき、ヒトがその腕をロボット作業空間内に延ばすことを安全にする。一方、人の胴体または頭部が、ロボットアーム206の届く範囲内に入ると、警戒感から、ロボットは、非常に低スピード(2つのスピード限界のうちのより低い方以下)まで減速され、人の頭部との衝撃は、いかなる害も生じさせず、概して、疼痛閾値を下回る。
一般に、本明細書によると、より低いスピード限界は、人がロボットの周囲の危険域に進入し、検出されると、トリガされる。危険域は、用途に特有であり得る、安全上のリスクに関する実践的考慮、すなわち、ロボットのタイプ、実施するタスクのタイプ、およびそれが動作する環境に基づいて定義されてもよい。例えば、いくつかの実施形態では、危険域は、衝突が生じ得る、ロボットの周囲の空間領域と同じ広がりである(かつ、それと同時に移動する)。本領域の外側限界は、概して、ロボットの付属肢(または、他の移動可能な部品)の届く範囲に対応する。いくつかの実施形態では、衝突が、最悪、移動していない(または、非常にゆっくりと移動している)ロボット部品(例えば、ロボットの本体およびヘッド)とは生じ得るが、付属肢とは生じない領域は、定常部品との衝突が、あまり害を及ぼさないと見なされる場合、危険域から除外される。例えば、全体としてのロボットが、概して、移動する、ある実施形態では、危険域は、付属肢のためのより低いスピード限界が、人がその届く範囲内に来る前にトリガされるように、衝突領域の境界を越えて、安全域を含んでもよい。安全域の深度は、ロボットの運動の全体的スピードに依存し得る。当業者によって容易に理解されるであろうように、危険域は、多くの異なる方法で定義されてもよい。
危険域は、少なくとも部分的に、検出域、すなわち、センサシステム(または、その「視野」)によって監視される域内にある。検出域は、典型的には、センサシステムが、人々および/または運動を検出することができない、または確実に検出することができない、ある最大範囲によって限定される。本範囲は、概して、採用されるセンサシステムのタイプに依存する(例えば、ソナー対画像ベースのシステム)。さらに、ロボットに直接隣接する領域は、センサシステムの視野から除外され(例えば、センサの位置、配向、および/または構成、ならびに他のロボット部品によって提示される何らかの障害物のため)、したがって、検出域外にされてもよい。その結果、危険域の一部は、検出域外にあってもよい。いくつかの実施形態では、検出域は、以下の図3Bに関して説明されるように、危険域のある部分を網羅範囲から除外するように計画的に調整される。
図3Aおよび3Bは、それぞれ、ロボット200の上方からの平面図と、側方からの立面図において、図2Aおよび2Bのロボット200のための検出域および危険域を図示する。図3Aに示されるように、外側境界300(描写される2次元では、円形である)は、検出域302(すなわち、ソナーシステムが運動を確実に検出することができる領域)の外側限界を定義する。内側(同様に、円形)境界304は、ソナー検出域302の内側限界を定義する。その境界304内の点は、ロボットのソナーシステムによる検出には、ロボット200に近すぎる。腎臓形状域306は、そのアームが届くロボットの限界を定義し、本実施形態では、危険域と同じ広がりである。示されるように、ロボットアームは、ロボットの本体およびヘッドに自在に近づくことはできない。アームが届く範囲は、代わりに、ロボットの自己衝突を防止する役割を果たす、ロボットを囲繞する安全領域によって限界される。これは、当然ながら、全実施形態に該当する必要はない。さらに、危険域は、アームが届く範囲を越えて延在し、例えば、ロボットの本体またはヘッドとの衝突が生じ得る領域を含んでもよい。したがって、危険域は、ロボットを囲む単一閉鎖境界、内側と外側(例えば、球状)境界との間に形成されるある厚さのシェル、または示されるように、ロボットを完全ではないが、囲繞する、不規則形状の空間領域によって定義される、一色の空間領域(例えば、球形または半球形)であってもよい。
図3Bは、ロボット200と相互作用する人を示し、検出域302の垂直広がりを図示する。検出域302は、ソナーリング214の個々のエミッタセンサによって放出されるソナービーム312によって形成される、上側および下側境界308、310を有してもよい。これらのビーム312は、略円錐形の形状であって、ロボットの周囲にドーナツ形の検出域をもたらし得る。ソナーセンサは、検出域の下側境界310が、ロボットまでの距離の減少に伴って上昇するように配向され、人の身体および頭部(例えば、直立に起立したおよその平均サイズの成人の身体および頭部)が、検出域302内の任意の場所で検出されることができるように位置付けられる。人が、危険域306と一致する検出域の一部内で検出される場合、ロボット200は、その移動を減速させることによって応答する。しかしながら、人が、危険域外で検出されると、ロボットは、正常(例えば、フル)スピードで動作を継続する。ロボットのスピードは、したがって、わずかでも人が検出されたかどうかのみに基づいてではなく、また、任意の検出された人が位置する場所に基づいて、特に、ロボット200からの距離(例えば、前述のような飛行時間測定または他の深度感知アプローチを使用して判定される)に基づいても、制御される。図3Bに示されるように、危険域306のわずかに外にいる人は、通常、手または腕をソナー検出領域の下側境界310の下方の危険域306内に延ばし、したがって、より低いスピード限界をトリガせずに、ロボット200と相互作用する、および/またはロボットの作業空間内で動作することが可能である。故に、ソナーセンサ配列および検出域の結果として生じる形状によって、人の頭部および上半身とその手の判別は、付随して検出するように達成される。人々が、カメラ画像に基づいて検出される実施形態では、ソナーリングのドーナツ形の検出域302は、計画的にシミュレーションされ、より低いスピード限界は、危険域内で見つかった移動物体が、肩の高さの上方に延在するときのみ、トリガされてもよい。代替として、人の胴体とその手の判別は、例えば、大きく略円筒形の物体(胴体のような)が検出されると、スイッチにスピードを減速させるように、形状およびサイズに基づいて達成されることができる。
図4は、種々の実施形態による、ロボットのスピード設定を制御し、ロボットがヒトとともに、またはヒトと並行して作業する空間内の安全性を確実にするための方法を要約する。これらの方法は、ロボットの周囲の検出域を継続的に監視し(ステップ400)(例えば、センサデータ処理モジュール132と併せて、ソナーリング114または他のセンサ110を用いて)、例えば、その運動に基づいて、その中の人々を検出することを伴う(ステップ402)。いったん人が検出されると、その人、または精密に、その胴体または頭部が危険域内に位置するかどうかの判定が行われる(例えば、処理モジュール132によって)(ステップ404)。人が、危険域内にいる場合、ロボットの最大スピード限界は、スピード設定のうちのより低い方に切り替えられる(または、それに留まる)(ステップ406)。そうでなければ、より高い設定に留まる(ステップ408)。当然ながら、ロボットが、より低いスピードで動作し、人が、次いで、危険域から離れると、スピード限界は、より高い設定に戻される(ステップ408)。いくつかの実施形態では、第3のさらにより低いスピード設定が、訓練モードで使用される。すなわち、ロボットが、その本体上の機械的制御(例えば、制御220、222、224)のいずれかを介して、人の胴体および頭部が危険域内または外にある状態で生じ得る、ユーザ入力を受信すると(ステップ410)、ロボットは、非常に低スピードで動作し、典型的には、ユーザ入力に直接応答してのみ、動作するモードに切り替わる。本制御方式は、ロボットの独立作業(最高スピード)、ヒトとの協働作業(より低いスピード)、および訓練モードでのヒトとの相互作用(最低スピード)間のシームレスな切替を促進する。
いくつかの実施形態では、ロボットは、種々の視覚的合図を近傍の任意の人に与えることができる。例えば、画面212上にレンダリングされる顔は、眼の表現を含んでもよく、人は、示される視線方向を推定するために使用することができる。ロボットは、その視線を移動しようとしている方向または次のアクションを実施しようとする場所に変化させてもよい。例えば、ロボットが、物体に到達しようとする場合、そのレンダリングされた眼は、最初に、そのアームを移動させるであろう場所を凝視してもよい。いったんロボットが、そのグリッパ内に物体を有すると、その視線をその物体を置くであろう場所に移行してもよい。このように、人は、ロボットの次のアクションを予測することができる。ロボットは、ヒトが、類似状況において、その眼を移動させるであろう方法を模倣するようにプログラムされているため、概して、ロボットの眼の解釈において、観察しているヒトを訓練する必要はない。人々は、ロボットが、その視線を移行させるとき、何を意味するかを直感的に理解することができる。意図を信号伝達するために眼を使用することに加え、全体としてのロボットの顔もまた、重要な視覚的合図を提供してもよい。例えば、ロボットの顔は、人が危険域内で検出されると常時、赤色に変わり、直感的警告を提供してもよい。
ソナーセンサリング214はまた、ロボットのヘッドの円周の周囲に離間された黄色ライトのリングを含むため、視覚的インジケータとして二重機能を果たし得る。ライトは、運動が、ソナーリング自体によって、または、例えば、ロボットのヘッドカメラ218からの画像ストリーム上で起動する顔検出アルゴリズムによって検出されるかどうかにかかわらず、システムが運動を検出したいずれかの方向を照らし出す。ライトは、ロボットがその人を「見えている」かどうかを人に示す。ロボットはさらに、ロボット故障の場合、例えば、緑色(正常動作を示す)から赤色に色を変化させる、および/または明滅する、そのヘッド上に光の無点滅のリング、すなわち、「後光」を含んでもよい。この色の変化は、人々に、ロボットに不具合が生じていることの直感的警告を与える。後光はまた、ロボットの状態に関するより詳細な情報を提供してもよい。例えば、一実施形態では、無点滅の緑色後光は、ロボットが正常に作業していることを示し、点滅緑色は、訓練モードにあることを意味し、無点滅の黄色(全ソナーライトが、同時に、色覚異常の人々が、後光に対する無点滅の緑色との差異が分かり得るように、黄色を点滅させながら)は、ロボットが困惑しており、手助けされるまで移動しないであろうことを示し、非常にゆっくりなパルス黄色(例えば、6秒毎のパルス持続時間を伴う)は、ロボットがスリープ中(したがって、移動しないであろう)ことを意味し、高速点滅赤色は、ロボットが破損しており、その理由から移動しないであろうことを信号伝達する。
ロボットは、万が一故障を経験しても、その内部安全挙動が、安全にシャットダウンすることを確実にする。問題が、例えば、ロボットの動作を監視するセンサ112からのセンサ示度値に基づいて、検出され得る。異なるセンサからの示度値は、通常ロボット動作の間に保持する種々の測定された数量間の物理的関係を記述する制約に基づいて、ある公差範囲内の相互一貫性に関してチェックされ得る。これらの制約のいずれかの違反は、センサ故障、異常および問題のあるロボット挙動、または両方を示し、自動シャットダウンまたは少なくとも一時的ロボット動作の停止等、安全プロトコルの始動をトリガしてもよい。(センサ一貫性チェックおよび好適な応答は、本明細書に全体として組み込まれる、2013年8月28日出願の米国特許出願第14/012,389号に詳細に説明されている。)ロボットはまた、衝突が検出された場合も停止される。種々の実施形態では、衝突検出は、付属肢内に埋め込まれた力センサによる測定に依拠する。シャットダウンまたは一時的ロボット動作の中断は、概して、関節を無効にすることを伴い、関節のモータに流れる電流を遮断することによって、モータ内のコイルを短絡させ、電気機械的減衰効果を利用するロボット四肢内の機械的エネルギーを消散させる、動的制動を提供することによって、またはシステムをゼロ速度状態まで能動的に制動することによって達成されてもよい。停電の場合、ロボットアーム102のための電子非常用停止制動回路が、例えば、1つ以上のモータ巻線を短絡させることによって、ゆっくりとそれらを降下させる。制動回路は、例えば、電荷貯蔵回路によって給電されてもよい。好適な回路は、例えば、2012年4月13日出願の米国特許出願第13/446,650号(「Electronic Emergency−Stop Braking Circuit for Robotic Arms」)に説明され、参照することによって、全体として本明細書に組み込まれる。
本発明は、特定の特徴および実施形態に関して説明されたが、本明細書に開示される概念を組み込む他の実施形態は、本発明の精神および範囲から逸脱することなく使用されてもよいことは、当業者に明白となるであろう。例えば、ロボットは、ヒトの存在および場所を検出するために、前述以外の代替または付加的センサまたはセンサ場所および配列を含んでもよい。さらに、ロボットは、例えば、音によってを含め、説明されたもの以外の様式において、人の検出およびその意図を通信してもよい。故に、説明される実施形態は、あらゆる観点において、制限ではなく、例証にすぎないと見なされるものとする。

Claims (22)

  1. ロボットであって、前記ロボットは、
    本体および少なくとも1つの付属肢であって、前記少なくとも1つの付属肢は、前記本体に取り付けられ、前記本体に対して移動可能である、本体および少なくとも1つの付属肢と、
    前記ロボットの周囲の検出域内で人を検出するためのセンサシステムと、
    演算機器と
    を備え、
    前記演算機器は、
    (i)少なくとも部分的に、前記検出域内の危険域を定義することと、
    (ii)前記少なくとも1つの付属肢と人の腕との間の衝突が前記人に害を及ぼさない、第1の閾値以下のスピードで、前記ロボットを動作させることと、
    (iii)前記危険域内での人の胴体または頭部のうちの少なくとも1つの検出に応答して、前記少なくとも1つの付属肢と前記人の胴体または頭部との間の衝突が前記人に害を及ぼさない、第2の閾値以下のスピードで、前記ロボットを動作させることと
    を行い
    前記第2の閾値は、前記第1の閾値を下回る、ロボット。
  2. 前記危険域の少なくとも一部は、前記検出域外にある、請求項1に記載のロボット。
  3. 前記危険域の境界は、少なくとも部分的に、前記少なくとも1つの付属肢の届く範囲に基づく、請求項1に記載のロボット。
  4. 前記危険域の外側境界は、安全域からわずかに前記少なくとも1つの付属肢の届かない範囲にある、請求項3に記載のロボット。
  5. 前記検出域は、前記検出域の下方の前記危険域内の活動が、前記ロボットの動作を改変させないように、より低い高さ境界によって空間的に限定される、請求項3に記載のロボット。
  6. 前記より低い高さ境界は、前記ロボットからの距離に伴って変動する、請求項5に記載のロボット。
  7. 前記センサシステムは、少なくとも1つのソナーセンサを備える、請求項1に記載のロボット。
  8. 前記センサシステムは、少なくとも1つのカメラと、関連付けられた画像処理機器とを備える、請求項1に記載のロボット。
  9. 前記画像処理機器は、前記人の胴体または頭部と前記人の腕とを判別するように構成されている、請求項8に記載のロボット。
  10. 前記少なくとも1つの付属肢の角または縁のうちの少なくとも1つは、丸みを帯びているか、または軟質材料で充填されるかのうちの少なくとも1つである、請求項1に記載のロボット。
  11. ロボットアクションが行われようとする場所に向かう方向、ヒトと前記ロボットの接近、前記ロボットが前記域内で人を検出したかどうかの指標、またはロボット故障の指標のうちの少なくとも1つを信号伝達するための少なくとも1つの出力デバイスをさらに備える、請求項1に記載のロボット。
  12. 前記ロボットを訓練モードに切り替えるために、人によって動作可能な切替機構をさらに備え、前記演算機器は、訓練モードに切り替えられると、前記第1の閾値を下回る第3の閾値以下のスピードで、前記ロボットを動作させるように構成されている、請求項1に記載のロボット。
  13. 衝突検出システムをさらに備え、前記演算機器は、衝突が検出されると、前記衝突検出システムに応答して、前記ロボットの動作を終了させる、請求項1に記載のロボット。
  14. 停電の場合、ロボット動作を安全にシャットダウンするための非常用回路をさらに備える、請求項1に記載のロボット。
  15. 少なくとも1つの移動可能な付属肢を有するロボットを安全に動作させるための方法であって、前記方法は、
    前記少なくとも1つの付属肢と人の腕との間の衝突が前記人に害を及ぼさない、第1の閾値以下のスピードで、前記ロボットを動作させることと、
    センサシステムを使用して、前記ロボットの周囲の検出域を監視し、前記検出域の中の人を検出することと、
    少なくとも部分的に前記検出域内にある、危険域内での人の胴体または人の頭部のうちの少なくとも1つの検出に応答して、前記少なくとも1つの付属肢と前記人の胴体または頭部との間の衝突が前記人に害を及ぼさない、第2の閾値以下のスピードで、前記ロボットを動作させることと
    を含み、
    前記第2の閾値は、前記第1の閾値を下回る、方法。
  16. 前記危険域の少なくとも一部は、前記検出域外にある、請求項15に記載の方法。
  17. 前記検出域は、前記検出域の下方の前記危険域内の活動が、前記ロボットの動作を改変させないように、より低い高さ境界によって部分的に定義される、請求項15に記載の方法。
  18. 前記検出域を監視することは、前記検出域の中の運動を検出することを含む、請求項15に記載の方法。
  19. 前記検出域を監視することは、前記検出域の画像を取得し、前記検出域の中の人の胴体または頭部を識別するように、前記画像を処理することを含む、請求項15に記載の方法。
  20. 人による切替機構の動作に応じて、前記ロボットを訓練モードに切り替えることと、
    訓練モードに切り替えられると、第3の閾値以下のスピードで、前記ロボットを動作させることと
    をさらに含み、前記第3の閾値は、前記第1の閾値を下回る、請求項15に記載の方法。
  21. 衝突が生じると、前記ロボットの動作を終了させることをさらに含む、請求項15に記載の方法。
  22. 停電の場合、ロボット動作を安全にシャットダウンすることをさらに含む、請求項15に記載の方法。
JP2015530136A 2012-08-31 2013-09-03 安全ロボット動作のためのシステムおよび方法 Pending JP2015526309A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201261695443P 2012-08-31 2012-08-31
US61/695,443 2012-08-31
PCT/US2013/057809 WO2014036549A2 (en) 2012-08-31 2013-09-03 Systems and methods for safe robot operation

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015526309A true JP2015526309A (ja) 2015-09-10

Family

ID=50073415

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015530136A Pending JP2015526309A (ja) 2012-08-31 2013-09-03 安全ロボット動作のためのシステムおよび方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9043025B2 (ja)
EP (1) EP2890529A2 (ja)
JP (1) JP2015526309A (ja)
CN (1) CN104870147B (ja)
WO (1) WO2014036549A2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016043457A (ja) * 2014-08-25 2016-04-04 セイコーエプソン株式会社 ロボットおよびロボットシステム
JP2017205858A (ja) * 2016-05-16 2017-11-24 セイコーエプソン株式会社 ロボット、制御装置およびロボットシステム
KR20180084841A (ko) 2015-12-01 2018-07-25 카와사키 주코교 카부시키 카이샤 로봇 시스템의 감시장치
EP3392001A2 (en) 2017-04-21 2018-10-24 Omron Corporation Robot system
DE112017002114T5 (de) 2016-04-22 2019-01-03 Mitsubishi Electric Corporation Objekt-Handhabungsgerät und Objekthandhabungsverfahren
JP2019042871A (ja) * 2017-09-01 2019-03-22 川崎重工業株式会社 ロボットシステム
JP2019188556A (ja) * 2018-04-26 2019-10-31 オムロン株式会社 センサコントローラ、ロボットシステム、センサ制御方法、およびプログラム
CN112775971A (zh) * 2021-01-07 2021-05-11 配天机器人技术有限公司 提升安全性能的方法、机器人控制柜及存储介质
WO2021261394A1 (ja) * 2020-06-25 2021-12-30 ファナック株式会社 ロボット制御装置
WO2023170868A1 (ja) * 2022-03-10 2023-09-14 株式会社Fuji 安全装置およびロボットシステム

Families Citing this family (166)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112011103155T5 (de) * 2010-09-21 2013-07-18 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Beweglicher Körper
EP2838698B2 (de) * 2012-07-10 2020-01-01 Siemens Aktiengesellschaft Roboteranordnung und verfahren zum steuern eines roboters
CN104870147B (zh) 2012-08-31 2016-09-14 睿信科机器人有限公司 机器人安全工作的系统和方法
DE102013212887B4 (de) * 2012-10-08 2019-08-01 Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt e.V. Verfahren zum Steuern einer Robotereinrichtung,Robotereinrichtung, Computerprogrammprodukt und Regler
US9798302B2 (en) 2013-02-27 2017-10-24 Rockwell Automation Technologies, Inc. Recognition-based industrial automation control with redundant system input support
US9498885B2 (en) 2013-02-27 2016-11-22 Rockwell Automation Technologies, Inc. Recognition-based industrial automation control with confidence-based decision support
US9804576B2 (en) * 2013-02-27 2017-10-31 Rockwell Automation Technologies, Inc. Recognition-based industrial automation control with position and derivative decision reference
US9393695B2 (en) 2013-02-27 2016-07-19 Rockwell Automation Technologies, Inc. Recognition-based industrial automation control with person and object discrimination
JP5668770B2 (ja) * 2013-03-15 2015-02-12 株式会社安川電機 ロボットシステム、及び、ロボットシステムの制御方法
US9427871B2 (en) * 2013-05-06 2016-08-30 Abb Technology Ag Human safety provision in mobile automation environments
JP5962590B2 (ja) * 2013-05-31 2016-08-03 株式会社安川電機 ロボットシステムおよび被加工物の製造方法
JP6229324B2 (ja) * 2013-06-14 2017-11-15 セイコーエプソン株式会社 ロボット、ロボット制御装置およびロボットの制御方法
DE202013104264U1 (de) * 2013-09-18 2015-01-09 Daimler Ag Arbeitsstation
DE102013225283B4 (de) * 2013-12-09 2023-04-27 Rohde & Schwarz GmbH & Co. Kommanditgesellschaft Verfahren und Vorrichtung zum Erfassen einer Rundumansicht
JP5855685B2 (ja) 2014-01-30 2016-02-09 ファナック株式会社 サーボモータ制御装置及び該制御装置を備えた生産システム
US9452531B2 (en) * 2014-02-04 2016-09-27 Microsoft Technology Licensing, Llc Controlling a robot in the presence of a moving object
EP3105015B1 (en) * 2014-02-13 2021-08-18 ABB Schweiz AG Robot sytem and method for controlling the robot system
US9701018B2 (en) * 2014-04-01 2017-07-11 Bot & Dolly, Llc Software interface for authoring robotic manufacturing process
JP6397226B2 (ja) * 2014-06-05 2018-09-26 キヤノン株式会社 装置、装置の制御方法およびプログラム
TWI592265B (zh) * 2014-06-25 2017-07-21 Hiwin Tech Corp Safety control method of mechanical arm
CN106660215B (zh) 2014-07-02 2021-09-17 西门子公司 预警系统和机器人系统
US9205558B1 (en) 2014-07-16 2015-12-08 Google Inc. Multiple suction cup control
US9927797B2 (en) * 2014-08-29 2018-03-27 Amazon Technologies, Inc. Safety compliance for mobile drive units
DE102014114234B4 (de) 2014-09-30 2020-06-25 Kastanienbaum GmbH Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung/Regelung eines Roboter-Manipulators
ES2648295T3 (es) * 2014-11-07 2017-12-29 Comau S.P.A. Robot industrial y procedimiento de control de un robot industrial
US9623560B1 (en) * 2014-11-26 2017-04-18 Daniel Theobald Methods of operating a mechanism and systems related therewith
US9375853B1 (en) * 2014-12-03 2016-06-28 Google Inc. Methods and systems to provide feedback based on a motion per path metric indicative of an effect of motion associated with components of a robotic device
JP5931167B1 (ja) * 2014-12-11 2016-06-08 ファナック株式会社 人間協調型ロボットシステム
US10345788B2 (en) * 2014-12-26 2019-07-09 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Robot system
US20160214261A1 (en) * 2015-01-22 2016-07-28 GM Global Technology Operations LLC Collaborative robot system and method
US10114379B2 (en) * 2015-06-01 2018-10-30 Dpix, Llc Point to point material transport vehicle improvements for glass substrate
JP6554945B2 (ja) * 2015-07-03 2019-08-07 株式会社デンソーウェーブ ロボットシステム
JP6591818B2 (ja) * 2015-07-30 2019-10-16 ファナック株式会社 産業用ロボットシステムおよびその制御方法
US10198706B2 (en) * 2015-07-31 2019-02-05 Locus Robotics Corp. Operator identification and performance tracking
US9868213B2 (en) * 2015-08-11 2018-01-16 Empire Technology Development Llc Incidental robot-human contact detection
US10880470B2 (en) * 2015-08-27 2020-12-29 Accel Robotics Corporation Robotic camera system
US10350757B2 (en) 2015-08-31 2019-07-16 Avaya Inc. Service robot assessment and operation
US10032137B2 (en) 2015-08-31 2018-07-24 Avaya Inc. Communication systems for multi-source robot control
US10124491B2 (en) * 2015-08-31 2018-11-13 Avaya Inc. Operational parameters
US10040201B2 (en) 2015-08-31 2018-08-07 Avaya Inc. Service robot communication systems and system self-configuration
EP3753687B1 (en) 2015-09-01 2022-11-02 Berkshire Grey Operating Company, Inc. Systems and methods for providing dynamic robotic control systems
US11370128B2 (en) 2015-09-01 2022-06-28 Berkshire Grey Operating Company, Inc. Systems and methods for providing dynamic robotic control systems
US9789610B1 (en) 2015-09-02 2017-10-17 X Development Llc Safe path planning for collaborative robots
CN108349096B (zh) 2015-09-09 2021-12-28 伯克希尔格雷股份有限公司 用于在机器人环境中提供动态通信照明的系统和方法
US10414047B2 (en) * 2015-09-28 2019-09-17 Siemens Product Lifecycle Management Software Inc. Method and a data processing system for simulating and handling of anti-collision management for an area of a production plant
US9981385B2 (en) 2015-10-12 2018-05-29 The Boeing Company Dynamic automation work zone safety system
DE202015105595U1 (de) * 2015-10-21 2016-01-14 Fft Produktionssysteme Gmbh & Co. Kg Absolutes robotergestütztes Positionsverfahren
CN105234963A (zh) * 2015-11-13 2016-01-13 中国科学院重庆绿色智能技术研究院 一种机器人的人-机交互安全防护系统
CN108349083B (zh) 2015-11-13 2021-09-21 伯克希尔格雷股份有限公司 用于提供各种物体的分拣的分拣系统和方法
JP2017094409A (ja) * 2015-11-18 2017-06-01 株式会社日本自動車部品総合研究所 動作予告装置
US11192251B2 (en) * 2015-11-26 2021-12-07 Institut De Recherche Technologique Jules Verne Method and device for controlling a robot during co-activity
JP6657859B2 (ja) * 2015-11-30 2020-03-04 株式会社デンソーウェーブ ロボット安全システム
DE102015225587A1 (de) * 2015-12-17 2017-06-22 Volkswagen Aktiengesellschaft Interaktionssystem und Verfahren zur Interaktion zwischen einer Person und mindestens einer Robotereinheit
DE102016122650B4 (de) 2015-12-29 2022-05-25 Hiwin Technologies Corp. Robotersicherheitssystem
CN108472814B (zh) 2016-01-08 2021-07-16 伯克希尔格雷股份有限公司 用于获取并移动物体的系统和方法
CN106965191A (zh) * 2016-01-13 2017-07-21 上海摩西海洋工程股份有限公司 一种安保机器人
CN105575095B (zh) * 2016-02-03 2020-06-23 普宙飞行器科技(深圳)有限公司 一种无人机双遥控系统
US10065316B2 (en) * 2016-02-05 2018-09-04 Rethink Robotics, Inc. Systems and methods for safe robot operation
CA3014049C (en) 2016-02-08 2021-06-22 Thomas Wagner Systems and methods for providing processing of a variety of objects employing motion planning
JP6733239B2 (ja) * 2016-03-18 2020-07-29 セイコーエプソン株式会社 制御装置及びロボットシステム
JP2017177321A (ja) * 2016-03-23 2017-10-05 セイコーエプソン株式会社 制御装置及びロボットシステム
WO2017163251A2 (en) * 2016-03-24 2017-09-28 Polygon T.R Ltd. Systems and methods for human and robot collaboration
CN106154906B (zh) * 2016-05-03 2019-11-29 北京光年无限科技有限公司 面向智能操作系统的故障报告方法及机器人操作系统
CN107378941B (zh) 2016-05-16 2022-02-18 精工爱普生株式会社 机器人、控制装置以及机器人系统
US10486303B2 (en) 2016-05-24 2019-11-26 Bruce Donald Westermo Elevated robotic assistive device system and method
DE112017002639T5 (de) * 2016-05-26 2019-03-28 Mitsubishi Electric Corporation Robotersteuerungsvorrichtung
JP6444942B2 (ja) * 2016-05-26 2018-12-26 ファナック株式会社 衝撃緩和部材を有するツールを備えたロボット
EP3537248A1 (en) 2016-06-10 2019-09-11 Duke University Motion planning for autonomous vehicles and reconfigurable motion planning processors
JP6360105B2 (ja) * 2016-06-13 2018-07-18 ファナック株式会社 ロボットシステム
DE102016007520A1 (de) * 2016-06-20 2017-12-21 Kuka Roboter Gmbh Überwachung einer Roboteranordnung
DE102016007519A1 (de) * 2016-06-20 2017-12-21 Kuka Roboter Gmbh Überwachung einer Anlage mit wenigstens einem Roboter
AU2017294795B2 (en) 2016-07-15 2019-06-13 Fastbrick Ip Pty Ltd Boom for material transport
US10635758B2 (en) * 2016-07-15 2020-04-28 Fastbrick Ip Pty Ltd Brick/block laying machine incorporated in a vehicle
WO2018018574A1 (zh) * 2016-07-29 2018-02-01 罗伯特·博世有限公司 人员保护系统及其运行方法
US10055667B2 (en) 2016-08-03 2018-08-21 X Development Llc Generating a model for an object encountered by a robot
CN107717982B (zh) * 2016-08-12 2020-09-25 财团法人工业技术研究院 机械手臂的控制装置及操作方法
US11000953B2 (en) * 2016-08-17 2021-05-11 Locus Robotics Corp. Robot gamification for improvement of operator performance
DE102016215683A1 (de) * 2016-08-22 2018-02-22 Volkswagen Aktiengesellschaft Verfahren zur Steuerung einer robotergestützten Bearbeitung eines Werkstückes mittels einer Mensch-Roboter-Kollaboration-Schnittstelle
EP3298874B1 (en) * 2016-09-22 2020-07-01 Honda Research Institute Europe GmbH Robotic gardening device and method for controlling the same
US10298012B2 (en) 2016-09-29 2019-05-21 Enel X North America, Inc. Network operations center including automated validation, estimation, and editing configuration engine
US10566791B2 (en) 2016-09-29 2020-02-18 Enel X North America, Inc. Automated validation, estimation, and editing processor
US10291022B2 (en) 2016-09-29 2019-05-14 Enel X North America, Inc. Apparatus and method for automated configuration of estimation rules in a network operations center
US10461533B2 (en) 2016-09-29 2019-10-29 Enel X North America, Inc. Apparatus and method for automated validation, estimation, and editing configuration
US10203714B2 (en) * 2016-09-29 2019-02-12 Enel X North America, Inc. Brown out prediction system including automated validation, estimation, and editing rules configuration engine
US10170910B2 (en) * 2016-09-29 2019-01-01 Enel X North America, Inc. Energy baselining system including automated validation, estimation, and editing rules configuration engine
US10423186B2 (en) 2016-09-29 2019-09-24 Enel X North America, Inc. Building control system including automated validation, estimation, and editing rules configuration engine
CN106406312B (zh) * 2016-10-14 2017-12-26 平安科技(深圳)有限公司 导览机器人及其移动区域标定方法
JP6431017B2 (ja) * 2016-10-19 2018-11-28 ファナック株式会社 機械学習により外力の検出精度を向上させた人協調ロボットシステム
JP7118080B2 (ja) * 2016-11-16 2022-08-15 ウィンク・ロボティクス まつ毛の評価方法および装置
CN106335063B (zh) * 2016-11-18 2019-09-27 北京光年无限科技有限公司 一种用于机器人的动作输出控制方法及机器人
JP6450737B2 (ja) * 2016-12-08 2019-01-09 ファナック株式会社 ロボットシステム
WO2018107000A1 (en) 2016-12-09 2018-06-14 Berkshire Grey, Inc. Systems and methods for processing objects provided in vehicles
DE102016014989B4 (de) * 2016-12-15 2019-02-14 Kuka Roboter Gmbh Kollisionsüberwachung eines Roboters
DE102016125408A1 (de) * 2016-12-22 2018-06-28 RobArt GmbH Autonomer mobiler roboter und verfahren zum steuern eines autonomen mobilen roboters
US10322688B2 (en) * 2016-12-30 2019-06-18 Textron Innovations Inc. Controlling electrical access to a lithium battery on a utility vehicle
US11518051B2 (en) 2017-02-07 2022-12-06 Veo Robotics, Inc. Dynamic, interactive signaling of safety-related conditions in a monitored environment
US11820025B2 (en) 2017-02-07 2023-11-21 Veo Robotics, Inc. Safe motion planning for machinery operation
EP3580735B1 (en) * 2017-02-07 2022-08-17 Veo Robotics, Inc. Workspace safety monitoring and equipment control
US11541543B2 (en) 2017-02-07 2023-01-03 Veo Robotics, Inc. Dynamic, interactive signaling of safety-related conditions in a monitored environment
JP6866673B2 (ja) * 2017-02-15 2021-04-28 オムロン株式会社 監視システム、監視装置、および監視方法
JP6842947B2 (ja) * 2017-02-23 2021-03-17 パナソニック株式会社 収穫装置及び収穫方法
CA3055538A1 (en) * 2017-03-06 2018-09-13 Berkshire Grey, Inc. Systems and methods for efficiently moving a variety of objects
US10223821B2 (en) * 2017-04-25 2019-03-05 Beyond Imagination Inc. Multi-user and multi-surrogate virtual encounters
DE102017004095A1 (de) * 2017-04-28 2018-10-31 Iwk Verpackungstechnik Gmbh Tuben-Umsetzvorrichtung in einer Tubenfüllmaschine und Verfahren zu ihrer Steuerung
TWI710871B (zh) * 2017-05-22 2020-11-21 達明機器人股份有限公司 協作型機器人編程速度的方法
DE102017111886B3 (de) * 2017-05-31 2018-05-03 Sick Ag Bestimmen der Bewegung einer abzusichernden Maschine
DE102017005604A1 (de) * 2017-06-12 2018-12-13 Kuka Deutschland Gmbh Überwachung eines Roboters
KR101785998B1 (ko) * 2017-06-26 2017-10-18 주식회사 썬에이치에스티 안전사고예방을 위한 출입감지시스템
CN111095355B (zh) 2017-07-05 2023-10-20 快砖知识产权私人有限公司 实时定位和定向跟踪器
EP3428754B1 (de) * 2017-07-13 2023-02-15 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zum einrichten eines bewegungsautomaten und einrichtungsanordnung
CN107150342B (zh) * 2017-07-18 2020-04-28 广东工业大学 一种工业机器人及其工业机器人避障系统
JP6659629B2 (ja) 2017-07-31 2020-03-04 ファナック株式会社 多関節ロボットの制御装置
US11656357B2 (en) 2017-08-17 2023-05-23 Fastbrick Ip Pty Ltd Laser tracker with improved roll angle measurement
US11072071B2 (en) * 2017-09-19 2021-07-27 Autodesk, Inc. Modifying robot dynamics in response to human presence
US11518036B2 (en) * 2017-09-29 2022-12-06 Honda Motor Co., Ltd. Service providing system, service providing method and management apparatus for service providing system
WO2019071313A1 (en) 2017-10-11 2019-04-18 Fastbrick Ip Pty Ltd MACHINE FOR CARRYING OBJECTS AND CARROUSEL WITH SEVERAL COMPARTMENTS FOR USE WITH THE SAME
DE102017009641A1 (de) * 2017-10-17 2019-04-18 Kuka Deutschland Gmbh Verfahren und System zum Betreiben eines Roboterarms
CN107717996B (zh) * 2017-11-14 2018-08-24 北京镁伽机器人科技有限公司 具有测距停止功能的多关节机器人和测距停止方法
JP6680752B2 (ja) * 2017-11-28 2020-04-15 ファナック株式会社 ロボットの速度を制限する制御装置
JP7058126B2 (ja) * 2018-01-12 2022-04-21 株式会社日立製作所 ロボット制御装置および自動組立システム
KR20190094677A (ko) * 2018-02-05 2019-08-14 삼성전자주식회사 카메라 구동 방식 변경 기반의 음성 및 얼굴 인식 장치 및 방법
TWI822729B (zh) 2018-02-06 2023-11-21 美商即時機器人股份有限公司 用於儲存一離散環境於一或多個處理器之一機器人之運動規劃及其改良操作之方法及設備
CN108423427A (zh) * 2018-03-05 2018-08-21 菲尼克斯(南京)智能制造技术工程有限公司 真空吸取装置和方法
ES2928250T3 (es) 2018-03-21 2022-11-16 Realtime Robotics Inc Planificación del movimiento de un robot para diversos entornos y tareas y mejora del funcionamiento del mismo
KR102519064B1 (ko) * 2018-04-25 2023-04-06 삼성전자주식회사 사용자에게 서비스를 제공하는 이동형 로봇 장치 및 방법
IT201800005091A1 (it) 2018-05-04 2019-11-04 "Procedimento per monitorare lo stato di funzionamento di una stazione di lavorazione, relativo sistema di monitoraggio e prodotto informatico"
US11788398B2 (en) * 2018-06-01 2023-10-17 Schlumberger Technology Corporation Safe drill floor access
EP3578320B1 (de) 2018-06-07 2021-09-15 Sick Ag Konfigurieren einer von einem 3d-sensor überwachten gefahrenstelle
DE102018114156B3 (de) * 2018-06-13 2019-11-14 Volkswagen Aktiengesellschaft Verfahren zur Steuerung eines Roboters, insbesondere eines Industrieroboters, sowie Vorrichtung zur Steuerung des Roboters
JP7155660B2 (ja) * 2018-06-26 2022-10-19 セイコーエプソン株式会社 ロボット制御装置およびロボットシステム
US11597086B2 (en) 2018-09-13 2023-03-07 The Charles Stark Draper Laboratory, Inc. Food-safe, washable interface for exchanging tools
US11154991B2 (en) * 2018-09-26 2021-10-26 Disney Enterprises, Inc. Interactive autonomous robot configured for programmatic interpretation of social cues
CN109284962A (zh) * 2018-09-29 2019-01-29 炬星科技(深圳)有限公司 一种基于行走机器人灯光指示的协作系统、方法及装置与终端和存储介质
DE102018125736B4 (de) * 2018-10-17 2021-02-18 Sick Ag Verfahren zum Schutz von Menschen in einer Umgebung einer beweglichen Maschine
KR102228866B1 (ko) * 2018-10-18 2021-03-17 엘지전자 주식회사 로봇 및 그의 제어 방법
JP6863945B2 (ja) 2018-10-24 2021-04-21 ファナック株式会社 ロボットの制御方法
WO2020097224A1 (en) 2018-11-06 2020-05-14 Bono Peter L Robotic surgical system and method
KR20200094831A (ko) 2019-01-22 2020-08-10 삼성전자주식회사 로봇 및 그 제어 방법
CN111687829B (zh) * 2019-03-14 2023-10-20 苏州创势智能科技有限公司 基于深度视觉的防碰撞控制方法、装置、介质、及终端
CN109910057B (zh) * 2019-03-22 2021-11-05 上海电气集团股份有限公司 康复机器人的碰撞测试方法及系统
JPWO2020195292A1 (ja) * 2019-03-26 2020-10-01
EP3959050B1 (en) 2019-04-25 2024-04-17 Berkshire Grey Operating Company, Inc. System and method for maintaining vacuum hose life in hose routing systems in programmable motion systems
US20220218432A1 (en) * 2019-05-31 2022-07-14 Intuitive Surgical Operations, Inc. Systems and methods for bifurcated navigation control of a manipulator cart included within a computer-assisted medical system
EP3977226A4 (en) 2019-06-03 2023-06-07 Realtime Robotics, Inc. APPARATUS, METHODS AND ARTICLES FOR FACILITATING MOVEMENT PLANNING IN ENVIRONMENTS HAVING DYNAMIC OBSTACLES
JP6806845B2 (ja) * 2019-06-11 2021-01-06 ファナック株式会社 ロボットシステムおよびロボット制御方法
DE102019208808A1 (de) * 2019-06-18 2020-12-24 Robert Bosch Gmbh Kollisionserkennungseinrichtung für Greifersysteme und Verfahren zur Erkennung einer Kollision
JP7260422B2 (ja) * 2019-07-02 2023-04-18 ファナック株式会社 異物検出装置
CN114206561A (zh) * 2019-08-14 2022-03-18 索尼集团公司 机器人控制装置、方法和程序
US11409924B2 (en) 2019-08-15 2022-08-09 Dassault Systémes Americas Corp. Modelling operating zones for manufacturing resources using virtual model and graphics based simulation
US11673265B2 (en) 2019-08-23 2023-06-13 Realtime Robotics, Inc. Motion planning for robots to optimize velocity while maintaining limits on acceleration and jerk
WO2021041213A1 (en) * 2019-08-23 2021-03-04 Veo Robotics, Inc. Safe operation of machinery using potential occupancy envelopes
JP2021086217A (ja) * 2019-11-25 2021-06-03 トヨタ自動車株式会社 自律移動体システム、自律移動体の制御プログラムおよび自律移動体の制御方法
TWI715318B (zh) * 2019-11-28 2021-01-01 原見精機股份有限公司 自動化設備及其安全裝置
EP4069472A4 (en) * 2019-12-05 2024-03-20 Magna powertrain gmbh & co kg METHOD AND CONFIGURATION IN THE CONTEXT OF BARRIER-FREE ROBOTICS
JP2021094602A (ja) * 2019-12-13 2021-06-24 セイコーエプソン株式会社 制御方法およびロボットシステム
KR20210090020A (ko) * 2020-01-09 2021-07-19 삼성전자주식회사 로봇 제어 시스템 및 방법
TW202146189A (zh) 2020-01-22 2021-12-16 美商即時機器人股份有限公司 於多機器人操作環境中之機器人之建置
CN111730602B (zh) * 2020-07-20 2020-12-04 季华实验室 机械臂安全防护方法、装置、存储介质及电子设备
EP4185443A1 (en) 2020-07-22 2023-05-31 Berkshire Grey Operating Company, Inc. Systems and methods for object processing using a passively collapsing vacuum gripper
JP7395451B2 (ja) * 2020-09-16 2023-12-11 株式会社東芝 ハンドリング装置、処理装置、コントローラ及びプログラム
US20230302650A1 (en) * 2020-10-15 2023-09-28 Intuitive Surgical Operations, Inc. Detection and mitigation of predicted collisions of objects with user control system
US20220126451A1 (en) * 2020-10-26 2022-04-28 Realtime Robotics, Inc. Safety systems and methods employed in robot operations
JP2022102061A (ja) * 2020-12-25 2022-07-07 トヨタ自動車株式会社 制御装置、タスクシステム、制御方法及び制御プログラム
TWI741943B (zh) 2021-02-03 2021-10-01 國立陽明交通大學 機器人控制方法、動作計算裝置及機器人系統
US11866269B2 (en) 2021-10-06 2024-01-09 Berkshire Grey Operating Company, Inc. Dynamic processing of objects provided in elevated vehicles with evacuation systems and methods for receiving objects
US20230373092A1 (en) * 2022-05-23 2023-11-23 Infineon Technologies Ag Detection and Tracking of Humans using Sensor Fusion to Optimize Human to Robot Collaboration in Industry

Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60233706A (ja) * 1984-04-09 1985-11-20 ツェー・エー・ヴィードミュラー・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツンク・ウント・コムパニー 自動加工装置用の電子警報監視装置
JPH01222889A (ja) * 1988-02-26 1989-09-06 Murata Mach Ltd 自走式ロボットの安全装置
JPH0633210U (ja) * 1992-10-02 1994-04-28 神鋼電機株式会社 無人搬送車車載安全装置
JPH1158271A (ja) * 1997-08-25 1999-03-02 Denso Corp 移動ロボット
JP2000108075A (ja) * 1998-10-02 2000-04-18 Harness Syst Tech Res Ltd ロボットの安全装置
JP2000246684A (ja) * 1999-02-26 2000-09-12 Sharp Corp アーム型ロボット
JP2002355783A (ja) * 2001-06-01 2002-12-10 Atr Media Integration & Communications Res Lab コミュニケーションロボット
WO2004009303A1 (ja) * 2002-07-18 2004-01-29 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki ロボット制御装置およびロボットシステム
JP2005066794A (ja) * 2003-08-27 2005-03-17 Yaskawa Electric Corp ロボット制御装置
JP2006192562A (ja) * 2004-12-14 2006-07-27 Honda Motor Co Ltd 自律移動ロボット
WO2007085330A1 (en) * 2006-01-30 2007-08-02 Abb Ab A method and a system for supervising a work area including an industrial robot
JP2008137127A (ja) * 2006-12-04 2008-06-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd ロボットの制御方法
JP2010125546A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Kawada Kogyo Kk ロボット用のプロテクトサポータおよびカバー
WO2011051285A1 (de) * 2009-10-28 2011-05-05 Ifm Electronic Gmbh System und verfahren für eine interaktion zwischen einer person und einer maschine
US20110264266A1 (en) * 2008-12-03 2011-10-27 Abb Research Ltd. Robot safety system and a method
JP2012040626A (ja) * 2010-08-17 2012-03-01 Fanuc Ltd 人間協調ロボットシステム

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10320343B4 (de) * 2003-05-07 2008-05-21 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Verfahren zur überwachten Kooperation zwischen einer Robotereinheit und einem Menschen
JP3927994B2 (ja) * 2004-10-19 2007-06-13 松下電器産業株式会社 ロボット装置
JP5188977B2 (ja) 2005-09-30 2013-04-24 アイロボット コーポレイション 個人の相互交流のためのコンパニオンロボット
JP5035768B2 (ja) 2006-04-18 2012-09-26 独立行政法人産業技術総合研究所 人間ロボット共存作業用安全装置
DE102006048166A1 (de) * 2006-08-02 2008-02-07 Daimler Ag Verfahren zur Beobachtung einer Person in einem industriellen Umfeld
WO2009155947A1 (en) 2008-06-26 2009-12-30 Abb Ag Control system and method for control
JP4648486B2 (ja) 2009-01-26 2011-03-09 ファナック株式会社 人間とロボットとの協調動作領域を有する生産システム
US8511964B2 (en) 2009-09-22 2013-08-20 GM Global Technology Operations LLC Humanoid robot
US8918209B2 (en) 2010-05-20 2014-12-23 Irobot Corporation Mobile human interface robot
US8855812B2 (en) 2010-07-23 2014-10-07 Chetan Kapoor System and method for robot safety and collision avoidance
CN104870147B (zh) 2012-08-31 2016-09-14 睿信科机器人有限公司 机器人安全工作的系统和方法

Patent Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60233706A (ja) * 1984-04-09 1985-11-20 ツェー・エー・ヴィードミュラー・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツンク・ウント・コムパニー 自動加工装置用の電子警報監視装置
JPH01222889A (ja) * 1988-02-26 1989-09-06 Murata Mach Ltd 自走式ロボットの安全装置
JPH0633210U (ja) * 1992-10-02 1994-04-28 神鋼電機株式会社 無人搬送車車載安全装置
JPH1158271A (ja) * 1997-08-25 1999-03-02 Denso Corp 移動ロボット
JP2000108075A (ja) * 1998-10-02 2000-04-18 Harness Syst Tech Res Ltd ロボットの安全装置
JP2000246684A (ja) * 1999-02-26 2000-09-12 Sharp Corp アーム型ロボット
JP2002355783A (ja) * 2001-06-01 2002-12-10 Atr Media Integration & Communications Res Lab コミュニケーションロボット
WO2004009303A1 (ja) * 2002-07-18 2004-01-29 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki ロボット制御装置およびロボットシステム
JP2005066794A (ja) * 2003-08-27 2005-03-17 Yaskawa Electric Corp ロボット制御装置
JP2006192562A (ja) * 2004-12-14 2006-07-27 Honda Motor Co Ltd 自律移動ロボット
WO2007085330A1 (en) * 2006-01-30 2007-08-02 Abb Ab A method and a system for supervising a work area including an industrial robot
JP2008137127A (ja) * 2006-12-04 2008-06-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd ロボットの制御方法
JP2010125546A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Kawada Kogyo Kk ロボット用のプロテクトサポータおよびカバー
US20110264266A1 (en) * 2008-12-03 2011-10-27 Abb Research Ltd. Robot safety system and a method
WO2011051285A1 (de) * 2009-10-28 2011-05-05 Ifm Electronic Gmbh System und verfahren für eine interaktion zwischen einer person und einer maschine
JP2012040626A (ja) * 2010-08-17 2012-03-01 Fanuc Ltd 人間協調ロボットシステム

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016043457A (ja) * 2014-08-25 2016-04-04 セイコーエプソン株式会社 ロボットおよびロボットシステム
US10442080B2 (en) 2015-12-01 2019-10-15 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Monitoring device of robot system
KR20180084841A (ko) 2015-12-01 2018-07-25 카와사키 주코교 카부시키 카이샤 로봇 시스템의 감시장치
US11065767B2 (en) 2016-04-22 2021-07-20 Mitsubishi Electric Corporation Object manipulation apparatus and object manipulation method for automatic machine that picks up and manipulates an object
DE112017002114T5 (de) 2016-04-22 2019-01-03 Mitsubishi Electric Corporation Objekt-Handhabungsgerät und Objekthandhabungsverfahren
JP2017205858A (ja) * 2016-05-16 2017-11-24 セイコーエプソン株式会社 ロボット、制御装置およびロボットシステム
EP3392001A2 (en) 2017-04-21 2018-10-24 Omron Corporation Robot system
JP2019042871A (ja) * 2017-09-01 2019-03-22 川崎重工業株式会社 ロボットシステム
JP7011910B2 (ja) 2017-09-01 2022-01-27 川崎重工業株式会社 ロボットシステム
JP2019188556A (ja) * 2018-04-26 2019-10-31 オムロン株式会社 センサコントローラ、ロボットシステム、センサ制御方法、およびプログラム
WO2021261394A1 (ja) * 2020-06-25 2021-12-30 ファナック株式会社 ロボット制御装置
JP7414993B2 (ja) 2020-06-25 2024-01-16 ファナック株式会社 ロボット制御装置
CN112775971A (zh) * 2021-01-07 2021-05-11 配天机器人技术有限公司 提升安全性能的方法、机器人控制柜及存储介质
WO2023170868A1 (ja) * 2022-03-10 2023-09-14 株式会社Fuji 安全装置およびロボットシステム

Also Published As

Publication number Publication date
US9043025B2 (en) 2015-05-26
WO2014036549A2 (en) 2014-03-06
EP2890529A2 (en) 2015-07-08
US20140067121A1 (en) 2014-03-06
CN104870147A (zh) 2015-08-26
WO2014036549A3 (en) 2014-07-03
CN104870147B (zh) 2016-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9043025B2 (en) Systems and methods for safe robot operation
JP7106542B2 (ja) 自律移動ロボットおよび自律移動ロボットの制御方法
US11090815B2 (en) Robot, control device, and robot system
JP6314134B2 (ja) ロボット訓練のためのユーザインターフェース
EP3017920B1 (en) An industrial robot and a method for controlling an industrial robot
US9559515B2 (en) Method for switching a sensor system between modes and switchable sensor system
JP3927994B2 (ja) ロボット装置
JP2018115078A (ja) リフトクレーンのための光学検出システム
US20170225331A1 (en) Systems and methods for safe robot operation
JP2013091114A (ja) インタラクション操作システム
JPWO2018084082A1 (ja) ジェスチャ入力システム及びジェスチャ入力方法
CN106604804A (zh) 碰撞检测
WO2021220679A1 (ja) ロボット制御装置、方法、及びプログラム
JP2017094409A (ja) 動作予告装置
JP6526097B2 (ja) ロボットシステム
US20230001568A1 (en) Safety System for Hand-Guiding a Robot
KR102221922B1 (ko) 가상 현실 게임용 안전 가드 장치
JP6568601B2 (ja) ロボット、ロボットの制御方法、およびプログラム
KR101402908B1 (ko) 행위기반 로봇 제어장치 및 그 제어방법
EP4349541A1 (en) Method and system for electromechanical safety for robotic manipulators
US20230302650A1 (en) Detection and mitigation of predicted collisions of objects with user control system
JPWO2023037443A5 (ja) ロボット制御装置
Ogorodnikova Creating an active awareness system for humans in robotic workcell
CN115463410A (zh) 手柄使用方法、装置、vr系统及计算机可读存储介质
Ogorodnikova On the Problem of Creating an Active Awareness System for Humans in Robotic Workcell

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160706

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170419

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20171117