JP2012031952A - ローラのリテーナ及び揺動内接噛合型の歯車装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ローラの潤滑性をより高めることのできるリテーナ、及び該リテーナの組み込まれた潤滑性能の高い揺動内接噛合型の歯車装置を得る。
【解決手段】リテーナ30(32)は、複数のローラ26(28)のそれぞれの両端位置を位置決めする一対の第1、第2リング体30A、30B(32A、32B)と、該一対の第1、第2リング体30A、30B(32A、32B)を連結すると共に、前記複数のローラ26(28)の円周方向位置を位置決めする連結体30C(32C)と、を備える。連結体30C(32C)の内径D1(D2)が、第1、第2リング体30A、30B(32A、32B)の内径D3、D4(D5、D6)よりもそれぞれ小さく設定されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、ローラのリテーナ、及び該リテーナの組み込まれた揺動内接噛合型の歯車装置に関する。
特許文献1に、揺動内接噛合型の歯車装置が開示されている。この歯車装置では、外歯歯車が揺動しながら内歯歯車に内接噛合する。外歯歯車と該外歯歯車を揺動させる偏心体との間には複数のローラが配置されている。複数のローラは、リテーナによって保持されている。リテーナは、該複数のローラのそれぞれの両端位置を規定する一対のリング体と、該一対のリング体を連結すると共に前記複数のローラの円周方向位置を規定する連結体と、を備えている。
この揺動内接噛合型の歯車装置は、外歯歯車を複数備え、各外歯歯車に対してそれぞれ複数のローラ(及びそのリテーナ)が組み込まれている。各リテーナの隣接するリング体同士は互いに接触している。この特許文献1では、この隣接する2つのリテーナについて、第1のリテーナの連結体によって規定される仮想円環体と、第2のリテーナの連結体によって規定される仮想円環体とを想定し、その上で、該2つの仮想円環体が軸方向から見たときに周方向全体で互いに重なるような大きさとなるように、2つのリテーナの連結体の大きさを設定している。
特許文献1では、このような構成により、歯車装置にトルクが掛かって一方のリテーナで保持されているローラが傾こうとした場合でも、該トルクをその隣のリテーナの連結体によって受け止めることで、当該ローラが傾くのを抑制している。
特開2010−32000号公報(図3)
外歯歯車を複数備える揺動内接噛合型の歯車装置では、特許文献1に開示されている歯車装置のように、各偏心体と外歯歯車との間に配置されるローラの軸方向の位置決めを、リテーナのリング体同士の接触によって行なうのが一般的である。
ところが、各ローラ及びそのリテーナは、(偏心体の外周に配置されているため)該偏心体の設けられている軸が1回転する度に、該軸の軸心からの距離が偏心量に相当する分だけ変化してしまう。したがって、隣接するリテーナのリング体同士が常時接触し続けることができるようにするには、リング体の半径方向の寸法(幅)は相応に大きなものとならざるを得ない。その結果、リング体同士の隙間から潤滑剤が進入しにくく、ローラの潤滑を円滑に行ないにくいという問題があった。
とりわけ、特許文献1に開示されている歯車装置のように、連結体の補強効果によってリング体が傾くのを防止するように構成したリテーナの場合、隣接するリング体同士の接触面は、常にぴったりと押し付けられた状態が維持されるため、潤滑剤がローラ側に一層進入しにくく、潤滑性が更に低下する恐れがあった。
本発明は、このような従来の問題を解消するためになされたものであって、ローラを安定して保持しつつ、ローラの潤滑性をより高めることのできるリテーナ、及び該リテーナの組み込まれた潤滑性能の高い揺動内接噛合型の歯車装置を提供することをその課題としている。
本発明は、複数のローラを保持するリテーナであって、前記複数のローラのそれぞれの両端位置を位置決めする一対のリング体と、該一対のリング体を連結すると共に、前記複数のローラの円周方向位置を位置決めする連結体と、を備え、且つ前記連結体の内径の少なくとも一部が、前記一対のリング体のうち少なくとも一方側のリング体の内径よりも小さく設定されている構成とすることにより、上記課題を解決したものである。
また、本発明は、同様の基本構成を有するリテーナにおいて、前記連結体の外径の少なくとも一部が、前記一対のリング体のうち少なくとも一方側のリング体の外径よりも大きく設定されている構成とすることにより、同じく上記課題を解決したものである。
本発明に係るリテーナにおいて、「連結体の内径の少なくとも一部が、一対のリング体のうち少なくとも一方側のリング体の内径よりも小さく設定されているとき」には、連結体がリング体よりも相対的に半径方向内側に突出するため、ローラの端部の内周側がリング体によって閉塞される状況が緩和される。
一方、本発明に係るリテーナにおいて、「連結体の外径の少なくとも一部が、前記一対のリング体のうち少なくとも一方側のリング体の外径よりも大きく設定されているとき」には、連結体がリング体よりも相対的に半径方向外側に突出するため、ローラの端部の外周側がリング体によって閉塞される状況が緩和される。
いずれの構造のリテーナの場合も、ローラの端部がリング体によって閉塞される状況が緩和されるため、潤滑剤がリテーナの軸方向外側からリング体を越えてローラ側に進入し易い。しかも、連結体自体は、リング体から突出した部分があることから、半径方向の長さを長めに確保することができ、そのため一つ一つのローラを安定して保持することができる。
本発明に係るローラのリテーナは、揺動内接噛合型の歯車装置の偏心体と外歯歯車との間に配置されるローラの保持に適用した場合に、特にその本来の機能が発揮され得る。
本発明によれば、ローラを安定して保持しつつ、ローラの潤滑性をより高めることのできるリテーナ、及び該リテーナの組み込まれた潤滑性能の高い揺動内接噛合型の歯車装置を得ることができる。
本発明の実施形態の一例に係るリテーナが組み込まれた揺動内接噛合型の歯車装置の全体概略図 図1のリテーナ付近の要部拡大図 該リテーナがローラを保持している様子を示す斜視図 同じくリテーナがローラを保持している様子を示す(A)平面図、(B)一部破断の正面図、及び(C)側面図 図4の正面図の矢示V部分の拡大断面図 図4の側面図の矢示VI部分の拡大断面図 本発明の他の実施形態の一例に係るリテーナの断面図 図7の矢示VIII部分の拡大断面図 本発明の更に他の実施形態の一例を示すリテーナの(A)一部破断の断面図及び(B)平面図 図9の矢示X部分の拡大断面図 図9の矢示XI部分の拡大断面図
以下、図面に基づいて本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態の一例に係るリテーナが組み込まれた揺動内接噛合型の歯車装置の全体概略図である。先ず、該揺動内接噛合型の歯車装置の概略構成を作用と共に簡単に説明する。
この揺動内接噛合型の歯車装置12は、偏心体14、16によって揺動回転する複数(この例では2枚)の外歯歯車18、20と、該外歯歯車18、20が内接噛合する内歯歯車22と、を備える。入力軸24には前記偏心体14、16が一体的に形成されている。
偏心体14、16の外周には複数のローラ26、28が配置され、該複数のローラ26、28の外側に前記外歯歯車18、20が組み込まれている。本発明の実施形態に係るリテーナ30、32は、この偏心体14、16と外歯歯車18、20との間に配置された複数のローラ26、28を保持している(後述)。
外歯歯車18、20は、内歯歯車22より僅かだけ歯数が少ない。このため、外歯歯車18、20が揺動しながら内歯歯車22に内接噛合すると、各外歯歯車18、20と内歯歯車22との間にゆっくりとした相対回転が生じる。ここで、外歯歯車18、20には内ピン孔18A、20Aが形成されており、該内ピン孔18A、20Aをケーシング34に固定された内ピン36が貫通している。即ち、外歯歯車18、20の自転成分とケーシング34の回転成分は同期している。内歯歯車22はクロスローラ38を介して該ケーシング34に回転自在に支持されるとともに、ボルト40を介してフランジ体42と一体化されている。
以上の構成から、この揺動内接噛合型の歯車装置12は、ケーシング34が図示せぬ外部部材に固定されるときは、(ケーシング34と一体化された内ピン36によって自転の拘束された)外歯歯車18、20に対する内歯歯車22の相対回転がフランジ体42を介して出力される。また、フランジ体42(及び内歯歯車22)が固定されるときは、内歯歯車22に対する外歯歯車18、20の相対回転が内ピン36及びケーシング34を介して出力される(いわゆる枠回転出力)。
なお、歯車装置12の内部空間は、オイルシール44、46、48によって密閉され、グリース(潤滑剤)が封入されている。図1の符号50はグリースの給脂孔である。給脂孔50から封入されたグリースは、半径方向に形成された導入路52を介して2つのリテーナ30、32の軸方向側部にまで導かれてくるようになっている。
以下、前記リテーナ30、32付近の構成について詳細に説明する。
図2は、図1のリテーナ30、32付近の要部拡大図である。図1、図2の描写から明らかなように、この実施形態では、2つのリテーナ30、32は、全く同一の形状を有しており、且つ、前記偏心体14、16及び外歯歯車18、20の間に、互いに対称に(背中合わせとなるように)組み込まれている。そのため、以降の説明では、適宜一緒に説明する。
なお、図3は、リテーナ30がローラ26を保持している様子を示す斜視図、図4は、同じくリテーナ30がローラ26を保持している様子を示すもので、(A)は平面図、(B)は一部破断の正面図、(C)は側面図である。
リテーナ30(32)は、ガラス繊維を含む樹脂によって形成されており、複数のローラ26(28)の軸方向両端位置を規定する一対の第1、第2リング体30A、30B(32A、32B)と、該一対の第1、第2リング体30A、30B(32A、32B)を連結する連結体30C(32C)と、を備えている。ガラス繊維の含有量は,本実施形態では35%である。なお、本実施形態のようにリテーナ30(32)同士が擦る構造において、特に該リテーナ30(32)の第2リング体30B(32B)の摩耗を防止するには、ガラス繊維の含有量は、10〜40%が好ましく、25〜40%が特に好ましい。
連結体30C(32C)は、各ローラ26(28)の円周方向の間に位置することにより、一つ一つのローラ26(28)の円周方向位置を規定している。
この実施形態では、リテーナ30(32)の連結体30C(32C)の内径D1(D2)が、それぞれの第1、第2リング体30A、30B(32A、32B)の内径D3、D4(D5、D6)よりも小さく設定されている。すなわち、連結体30C(32C)は第1、第2リング体30A、30B(32A、32B)よりもΔ1だけ半径方向内側に突出している。換言するならば、第1、第2リング体30A、30B(32A、32B)を軸方向から見たときに、連結体30C(32C)及びローラ26(28)の端部26A(28A)の内周側が露出して見える状況が形成される。なお、この実施形態では、第1リング体30A、32Aの内径D3、D5と、第2リング体30B、32Bの内径D4、D6は、全て同一である。
この実施形態では、連結体30C(32C)の、第1、第2リング体30A、30B(32A、32B)の内径D3、D4(D5、D6)よりも小さな内径D1(D2)とされている部分(以降突出部分と称す)P1(P2)の軸方向長さL1(L2)が、ローラ26(28)の軸方向長さL3(L4)よりも短い。そしてその結果として、ローラ26(28)の軸方向の位置決めを行うためのリングプレート51及び突起部48と、突出部分P1(P2)との間に隙間δ1(δ2)が確保されている。即ち、連結体30C(32C)は、第1、第2リング体30A、30B(32A、32B)の間の間隔L5、L6(L7、L8)の全てに亘って突出部分P1(P2)が形成されているわけではない。
本実施形態においては、リングプレート51及び突起部48との間にリテーナ30(32)ごとローラ26(28)を挟み込むことによってリテーナ30(32)全体の歯車装置12内での位置決めを行っている。前記隙間δ1(δ2)は、該リングプレート51及び突起部48と連結体30C(32C)の突出部分P1(P2)との干渉防止に寄与している。なお、第2リング体30B(32B)の側については、隙間δ1(δ2)分の逃げは、特に形成されていない。これは、第2リング体30B(32B)の側は,互いに滑らせる側であるため、リングプレート51や突起部48との干渉の問題が発生しないことから,強度の確保により配慮した構成としたためである。すなわち、突出部分P1(P2)は、ローラ26(28)の中心から軸方向反突起部側(反リングプレート側)にずれている。
なお、この実施形態では、第1、第2リング体30A、30B(32A、32B)の外径d1、d2(d3、d4)が、連結体30C(32C)の外径d5(d6)と同一とされている。また、この実施形態では、第1リング体30A、32Aの半径方向の長さL11、L12と、第2リング体30B、32Bの半径方向の長さL13、L14も、それぞれ同一である。
図3〜図6から明らかなように、この実施形態では、連結体30C(32C)の半径方向の内周側の端部に、ローラ26(28)の半径方向内側への脱落を防止する爪部30C1(32C1:図示略)が形成されている。この爪部30C1(32C1)は、連結体30C(32C)の軸方向全長にわたって形成してもよいが、この実施形態では、連結体30C(32C)の突出部分P1(P2)の軸方向両端部にのみ形成されている。すなわち、連結体30C(32C)の軸方向中央部には爪部は形成されていない。
また、この実施形態では、連結体30C(32C)の外周側の軸方向中央部に、グリースの通路となるV字形の1本の凹部60(62)が円周方向に沿って形成されている。なお、凹部の形状は必ずしもV字形である必要はなく、例えば、U字形でも半円形でもよい。また、この例では凹部60(62)を1本のみ形成しているが、2本以上形成するようにしてもよい。形成する位置も、この例では軸方向の中央部であったが、必ずしも中央部である必要はなく、いずれか側に寄っていてもよい。さらには、この例では連結体30C(32C)の外周側に凹部60(62)を形成するようにしているが、内周側に(あるいは内周側にも)形成するようにしてもよい(例えば後述する図9、図10の例参照)。
また、この実施形態では、第1、第2リング体30A、30B(32A、32B)に隣接する連結体30C(32C)の基端部30C2(32C2)における半径方向の長さL7(L8)が、凹部60(62)における半径方向の長さL9(L10)より大きく設定されている。これは、連結体30C(32C)の基端部30C2(32C2)は、形状的な理由で不可避的に応力が集中し易いため、該応力集中を助長するような凹部60(62)を該基端部30C2(32C2)の形成するのは好ましくないという趣旨による。この趣旨に基づき、本実施形態では、第1、第2リング体30A、30B(32A、32B)に隣接する連結体30C(32C)の基端部30C2(32C2)には凹部を形成していない。
次に、この実施形態に係るリテーナ30(32)の作用を説明する。
本実施形態に係る揺動内接噛合型の歯車装置12によれば、複数のローラ26、28が偏心体14、16と外歯歯車18、20との間に配置され、偏心体14、16の外周で外歯歯車18、20が揺動する際の摺動抵抗を軽減している。
複数のローラ26(28)は、リテーナ30(32)の第1、第2リング体30A、30B(32A、32B)によってその軸方向の位置が規定され、連結体30C(32C)によって円周方向の位置が規定される。
ここで、本実施形態に係るリテーナ30(32)においては、連結体30C(32C)の内径D1(D2)が、第1、第2リング体30A、30B(32A、32B)の内径D3、D4(D5、D6)よりも小さく設定され、連結体30C(32C)は第1、第2リング体30A、30B(32A、32B)よりもΔ1だけ半径方向内側に突出している。したがって、ローラ26(28)の端部26A(28A)の内周側が第1、第2リング体30A、30B(32A、32B)によって閉塞される状況が緩和され、リテーナ30(32)を軸方向から見ると、連結体30C(32C)及びローラ26(28)の端部26A(28A)の一部が第1、第2リング体30A、30B(32A、32B)の半径方向内側で露出して見える状況が形成される。
この構成により、給脂孔50から封入されたグリースは、リテーナ32の第1リング体32Aに遮られることなく、容易に該第1リング体32Aの半径方向内側を軸方向に越えてローラ28側に進入できる。そして、更に、リテーナ32の第2リング体32B、及びリテーナ30の第2リング体30Bを経て、リテーナ30のローラ26側にも容易に進入できる。その際、連結体30C(32C)の外周側の軸方向中央部にグリースの通路となる凹部60(62)が円周方向に沿って形成されており、且つ、ローラ26(28)の抜け防止用に形成されている爪部30C1(32C1)も、連結体30C(32C)の突出部分P1(P2)の軸方向両端部にのみ形成されていることから、グリースは前記凹部60(62)や爪部30C1(32C1)の形成されていない部分を通って各ローラ26(28)の周辺全体に良好に行き渡ることができる。
一方、本実施形態では、この爪部30C1(32C1)が、連結体30C(32C)の突出部分P1(P2)の軸方向の「両端部」に形成されている。また、連結体30C(32C)自体が第1、第2リング体30A、30B(32A、32B)から半径方向内側に突出していて半径方向の長さL7(L8)を大きく確保できている。そのため、複数のローラ26(28)を傾くことなく(スキューさせることなく)極めて安定した状態で保持することができる。
更には、ローラ26(28)を偏心体14、16の外周からリテーナ30(32)ごと取り外しても該複数のローラ26(28)がバラバラにはずれてしまうことはない。したがって、ローラ26(28)の組み付け、分解等の作業が容易である。
各リテーナ30(32)及びそれぞれのローラ26(28)の歯車装置12内での軸方向の位置決めは、リングプレート51及び突起部48との間に、2つのリテーナ30(32)及びそれぞれのローラ26(28)が挟み込まれることによって行なわれるが、本実施形態では、連結体30C(32C)の突出部分P1(P2)の軸方向長さL1(L2)がローラ26(28)の軸方向長さL3、L4よりも短く、結果としてリングプレート51と突起部48との間に隙間δ1(δ2)が確保されているため、該リングプレート51や突起部48と突出部分P1(P2)とが干渉することはない。
なお、リテーナ30とリテーナ32は、隣接する第2リング体30B、32B同士が接触することによって互いの軸方向の位置決めが行なわれる。このような位置決め構造は、該第2リング体30B、32B同士の磨耗が発生し易くなるが、この実施形態では、ガラス繊維を含む樹脂にてリテーナ30(32)を形成するようにしているため、耐久性を良好に確保することができる。また、特に、本実施形態は、隣接する第2リング体30B、32B同士が接触することによって互いの軸方向の位置決めを行う構成であり、且つ既述の従来技術と同様に、実質的に仮想円環体が全周で重なる構成であって、潤滑条件がよくないため、本実施形態の構成によって良好にローラ26(28)を潤滑することができる効果は大きい。
なお、この実施形態では、第1、第2リング体30A、30B(32A、32B)に隣接する連結体30C(32C)の基端部における半径方向の長さL7(L8)が、凹部60(62)における半径方向の長さL9(L10)よりも大きく設定されており、且つ、リテーナ30(32)の外周側においては、第1、第2リング体30A、30B(32A、32B)の外径d1、d2(d3、d4)を連結体30C(32C)の外径d5(d6)と同一の寸法としているため、リテーナ30(32)全体の強度を十分に維持することができている。
次に、図7、図8を用いて本発明の他の実施形態の一例について説明する。
本発明に係るリテーナの一対のリング体の半径方向の長さ(大きさ)は、必ずしも同一である必要はない。図1の歯車装置12を参照しながら説明するならば、例えば、次のような場合に一対のリング体の半径方向の長さを異ならせるメリットがある。
(A)給脂口(あるいは排脂口)の位置との関係で有効なとき:
図1のような歯車装置12の場合、給脂口50がフランジ体側のリテーナ32の近くに位置している。このため、例えば、反フランジ体側のリテーナ30に着目する場合、第2リング体30Bはグリースを通したいという要請があるが、第1リング体30Aは、グリースを留まらせたい(通したくない)という要請がある。勿論、グリースは、歯車装置12内の空間内に封入された状態で、反フランジ体側のリテーナ30の第1リング体30Aの側からも進入できるので、この要請は、必須の要請ではないが、潤滑剤の円滑な充填という観点で有効に機能する要請である。したがって、この要請に応えて第1リング体30Aの半径方向の長さL11(図2)を、第2リング体30Bの半径方向の長さL13より長く設定してもよい。これにより、給脂口50から遠いリテーナ30の端部の閉塞度を高めることができ、給脂口50に近いリテーナ32側から封入されてきたグリースを2つのリテーナ30、32のローラ26、28の周辺により確実に留まらせることができる。
(B)歯車装置の減速比(偏心体の偏心量)との関係で有効なとき:
歯車装置12の減速比が低い場合には偏心体14、16の偏心量が大きくなる傾向となる。そのため、第1リング体30A、32Aの半径方向の長さL11、L12と比較して隣接し合っている第2リング体30B、32B同士の半径方向の長さL13、L14をそれぞれ長めに設定すると、たとえ偏心量が大きくても、相応の面積にて隣接する第2リング体30B、32B同士を安定して接触させることができる。
(C)ローラの位置決め部材との関係で有効なとき:
歯車装置12のような例においては、例えばリテーナ32において、第1リング体32Aの側は、リングプレート51のような「ローラ28を位置決めするための部材」が存在するが、第2リング体32Bの側はそのような位置決め部材は存在しない。このため、ローラ28の位置決め部材の存在する側の第1リング体32Aの半径方向の長さL12と比較して、位置決め部材の存在しない側の第2リング体32Bの半径方向の長さL14をより長めに設定してもよい。これにより、位置決め部材との干渉の防止とリテーナの強度確保とをより高度に両立できる。
このように、リング体の半径方向の長さは、給脂口の位置(潤滑剤を通したいか、留めたいか)、歯車装置の減速度(偏心体の偏心量)、ローラの位置決め部材との干渉の有無、或いはリテーナ自体に要求される強度との関係等を総合的に考慮して、それぞれの側で独自に適宜の長さに設定されてよい。
図7、図8の実施形態は、特に、上記(B)(C)の事情を考慮して、歯車装置12におけるフランジ体側のリテーナ32をリテーナ70に置き替えている。リテーナ70の一対の第1、第2リング体70A、70Bの半径方向の長さL15、L16は、それぞれ異なる長さに設定されている(L15>L16)。
なお、この実施形態でも、(リングプレート51のある側にのみ)連結体70Cの突出部分P3と該突起部48との間に、(隙間δ1に相当する)隙間δ3を確保している。
このリテーナ70は、先の実施形態のフランジ体側のリテーナ32の置き換え用として有効であるが、先のリテーナ30とも(左右反転して、即ち背中合わせとして)置き代えるようにしてもよい。この場合上記(C)を満足しつつ、且つ上記(B)、即ち偏心量の大きな歯車装置に対してより有効な構成となり得る。
更には、例えば、リテーナ32はそのままにして、リテーナ30のみをリテーナ70にそのまま(左右反転させることなく)置き代えてもよい。この場合は、突起部48でローラを押さえるのではなく、リテーナ70の端部を別途の突起部等で押さえることになる。このリテーナ32とリテーナ70の組み合わせは、前記(A)の要請に対して特に有効に機能する。このように第1、第2リング体の半径方向の長さが互いに異なる構成は、さまざまな組込のバリエーションが考えられる。
その他の構成については、連結体70Cの軸方向中央に凹部74が形成されている構成を含め、先の実施形態のリテーナ30(32)と同様である。
図9〜図11に本発明の更に他の実施形態の一例を示す。
この実施形態に係るリテーナ80では、連結体80Cの外径d11が第1、第2リング体80A、80Bの外径d12、d13(この例ではd12=d13)よりも大きく設定され、連結体80Cが第1、第2リング体80A、80Bよりも半径方向外側にΔ2だけ突出した突出部分P4を有している。
これは、本発明は、潤滑剤がリング体を軸方向に超えてローラ側に進入し易くすることをその趣旨とするものであるため、潤滑剤の(ローラ側への)通路は、必ずしもリング体の半径方向内側に存在している必要はなく、該リング体の半径方向外側に存在していてもよいという技術概念に基づく。特に、例えば図1に示されたような歯車装置12のように、給脂口50の導入路52がリテーナの半径方向外側に位置しているような構成の場合、連結体80Cが第1、第2リング体80A、80Bよりも半径方向外側に突出している構成の方が、グリースがより容易にローラ側に進入できる可能性がある。
なお、この実施形態では、リテーナ80は、第1、第2リング体80A、80B、連結体80C、及び突出部分(第1、第2リング体80A、80Bの外径12、d13よりも大きな外径d11とされている部分)P4等を含めて、中心面C1に対して対称であり、外径d12、d13、内径D12、D13、半径方向の長さL15、L16がそれぞれ同一である。したがって、ローラ82を位置決めする部材(図示略)に対しても対称な組付けが可能である。なお、この実施形態でも、突出部分(第1、第2リング体80A、80Bの外径d12、d13よりも大きな外径d11とされている部分)P4の軸方向長さL20が、ローラ82の軸方向長さL21よりも短い。この実施形態では、ローラ26(28)の位置決め部材は該ローラ26(28)の外周部を押さえることによってリテーナ80の位置決めを行う。
連結体80Cの半径方向の外周側の端部に、ローラ82の半径方向外側への脱落を防止する爪部80C1が形成されている。このようにローラの脱落防止の爪部は連結体の半径方向いずれの側に形成してもよく、また、連結体の弾性変形の範囲でローラの嵌め込みができるならば、半径方向の両側の端部に形成されていてもよい。なお、爪部の形成は、連結体の軸方向の全体である必要はなく、該連結体の軸方向の一部のみに形成されるものであってもよい。この点は先の実施形態と同様である。
潤滑油の通路となる凹部86は、この実施形態では連結体80Cの内周側に1本、円周方向に沿って形成されている。但し、この潤滑油の通路となる凹部は、外周側に形成してもよく、当然に両側に形成してもよい。数も1本に限定されず、大きさや形状、形成位置等も特に限定されない。
なお、この(連結体をリング体に対して半径方向外側に突出させる)実施形態においても、先の実施形態と同様の変形が可能である。
要するに、本発明は、先の図8までの実施形態のように、連結体の内径が、第1、第2リング体の内径よりも小さく設定されている場合には、第1、第2リング体の内周側において既に相応のグリースの確保が実現されるため、第1、第2リング体の外周側における連結体の大きさとの関係や、第1、第2リング体の大きさの大小関係をどのように設定するかについては、特に限定されない。第1、第2リング体の外径を連結体の外径より逆に大きめに設定してもよく、第1、第2リング体の半径方向の長さ(大きさ)は異ならせてもよい。
一方、この図9〜図11の実施形態のように、連結体の外径が、第1、第2リング体の外径よりも大きく設定されている場合には、第1、第2リング体の外周側において既に相応のグリースの確保が実現されるため、第1、第2リング体の内周側における連結体の大きさとの関係や、第1、第2リング体の大きさの大小関係をどのように設定するかについては、特に限定されない。第1、第2リング体の内径を連結体の内径より逆に大きめに設定してもよく、第1、第2リング体の半径方向の長さ(大きさ)は異ならせてもよい。
当然に、リング体に対し連結体が半径方向内側及び外側の双方に突出するような構成としてもよい。
12…歯車装置
14、16…偏心体
18、20…外歯歯車
22…内歯歯車
24…入力軸
26、28…ローラ
30、32…リテーナ
30A、30B、32A、32B…第1、第2リング体
30C、32C…連結体
30C1、32C1…爪部
30C2、32C2…基端部
34…ケーシング
36…内ピン
38…クロスローラ
42…フランジ体
60、62…凹部
P1、P2…突出部分

Claims (14)

  1. 複数のローラを保持するリテーナであって、
    前記複数のローラのそれぞれの両端位置を位置決めする一対のリング体と、
    該一対のリング体を連結すると共に、前記複数のローラの円周方向位置を位置決めする連結体と、を備え、且つ
    前記連結体の内径の少なくとも一部が、前記一対のリング体のうち少なくとも一方側のリング体の内径よりも小さく設定されている
    ことを特徴とするローラのリテーナ。
  2. 請求項1において、
    前記連結体の、前記リング体の内径よりも小さな内径とされている部分の軸方向長さが、前記ローラの軸方向長よりも短い
    ことを特徴とするローラのリテーナ。
  3. 請求項1または2において、
    前記リング体の外径が、前記連結体の外径よりも大きく設定されている
    ことを特徴とするローラのリテーナ。
  4. 複数のローラを保持するリテーナであって、
    前記複数のローラのそれぞれの両端位置を位置決めする一対のリング体と、
    該一対のリング体を連結すると共に、前記複数のローラの円周方向位置を位置決めする連結体と、を備え、且つ
    前記連結体の外径の少なくとも一部が、前記一対のリング体のうち少なくとも一方側のリング体の外径よりも大きく設定されている
    ことを特徴とするローラのリテーナ。
  5. 請求項4において、
    前記連結体の、前記リング体の外径よりも大きな外径とされている部分の軸方向長さが、前記ローラの軸方向長さよりも短い
    ことを特徴とするローラのリテーナ。
  6. 請求項4または5において、
    前記リング体の内径が、前記連結体の内径よりも小さく設定されている
    ことを特徴とする揺動内接噛合型の歯車装置のローラのリテーナ。
  7. 請求項1〜6のいずれかにおいて、
    前記連結体の半径方向の端部に、前記ローラの脱落を防止する爪部が形成されている
    ことを特徴とするローラのリテーナ。
  8. 請求項7において、
    前記爪部が、前記連結体の軸方向の一部にのみ形成されている
    ことを特徴とするローラのリテーナ。
  9. 請求項1〜8のいずれかにおいて、
    前記連結体の軸方向中間部に、潤滑剤の通路となる凹部が円周方向に沿って形成されている
    ことを特徴とするローラのリテーナ。
  10. 請求項9において、
    前記リング体に隣接する前記連結体の基端部における半径方向の長さが、前記凹部における半径方向の長さより大きく設定されている
    ことを特徴とするローラのリテーナ。
  11. 請求項1〜10のいずれかにおいて、
    前記一対のリング体の半径方向の長さがそれぞれ異なる
    ことを特徴とするローラのリテーナ。
  12. 請求項1〜11のいずれかにおいて、
    前記リテーナが、ガラス繊維を含む樹脂にて形成されている
    ことを特徴とするローラのリテーナ。
  13. 偏心体によって揺動回転する外歯歯車が内歯歯車に内接噛合する揺動内接噛合型の歯車装置であって、
    請求項1〜12のいずれかに記載のリテーナを、前記偏心体と外歯歯車との間に配置される複数のローラを保持するリテーナとして備えた
    ことを特徴とする揺動内接噛合型の歯車装置。
  14. 請求項13において、
    前記偏心体及び外歯歯車を複数列備え、それぞれの偏心体及び外歯歯車に対して前記複数のローラ及び該ローラを保持するリテーナが組み込まれると共に、
    各リテーナの、隣接する前記リング体同士を摺らせることによって該リテーナ同士の軸方向の位置決めが行なわれる
    ことを特徴とする揺動内接噛合型の歯車装置。
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