JP5121696B2 - 減速装置 - Google Patents

減速装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5121696B2
JP5121696B2 JP2008335687A JP2008335687A JP5121696B2 JP 5121696 B2 JP5121696 B2 JP 5121696B2 JP 2008335687 A JP2008335687 A JP 2008335687A JP 2008335687 A JP2008335687 A JP 2008335687A JP 5121696 B2 JP5121696 B2 JP 5121696B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bodies
flange
eccentric
crankshaft
bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008335687A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010156430A (ja
Inventor
洋 鶴身
淳 為永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP2008335687A priority Critical patent/JP5121696B2/ja
Priority to CN2009102251747A priority patent/CN101769363B/zh
Priority to DE102009059785.9A priority patent/DE102009059785B4/de
Priority to KR1020090128030A priority patent/KR20100080380A/ko
Publication of JP2010156430A publication Critical patent/JP2010156430A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5121696B2 publication Critical patent/JP5121696B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/02Gearboxes; Mounting gearing therein
    • F16H57/021Shaft support structures, e.g. partition walls, bearing eyes, casing walls or covers with bearings
    • F16H57/022Adjustment of gear shafts or bearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H1/00Toothed gearings for conveying rotary motion
    • F16H1/28Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
    • F16H1/32Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion in which the central axis of the gearing lies inside the periphery of an orbital gear
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H1/00Toothed gearings for conveying rotary motion
    • F16H1/28Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
    • F16H1/32Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion in which the central axis of the gearing lies inside the periphery of an orbital gear
    • F16H2001/323Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion in which the central axis of the gearing lies inside the periphery of an orbital gear comprising eccentric crankshafts driving or driven by a gearing

Description

本発明は、揺動内接噛合遊星歯車機構を備えた減速装置に関する。
特許文献1に、揺動内接噛合遊星歯車機構を備えた減速装置が開示されている。この減速装置10は、図5、図6に示されるように、偏心体16A、16Bが一体的に形成されクランク軸として機能する入力軸14と、前記偏心体16A、16Bの外周に嵌合された外歯歯車(遊星歯車)18A、18Bと、該外歯歯車18A、18Bが内接噛合する内歯歯車20と、を備える。
外歯歯車18A、18Bには、内ピン24が遊嵌している。内ピン24は、該内接噛合遊星歯車機構のキャリヤとして機能し、外歯歯車18A、18Bの軸方向両側に配置された一対のフランジ体(キャリヤ体)25、26にリジッドに固定・連結されている。
入力軸(クランク軸)14が回転すると、偏心体16A、16Bを介して外歯歯車18A、18Bが揺動回転する。例えば内歯歯車20側(第1相手機械31側)が固定されている場合、この揺動回転によって外歯歯車18A、18Bが内歯歯車20に対して相対的に変位する(自転する)。この外歯歯車18A、18Bの自転成分が、内ピン24を介してフランジ体25、26から取り出され、該フランジ体25、26と一体化している第2相手機械33側が回転する。
このような構成の減速装置10は、例えば産業用ロボットや工作機械等に多用されている。この場合に、何らかの原因でロボットの腕や工作機械の可動部が何かに衝突すると、該衝突によって軸方向両側に位置する一対のフランジ体25、26に対し「捻れ」や「曲げ」を伴った強い衝撃が加わり、該一対のフランジ体25、26をリジッドに固定・連結している内ピン24に曲げ力と引張力が発生する現象が起こる。
一方、該内ピン24は、外歯歯車18A、18Bを貫通する必要があることから、比較的細い径のピン等の連結部材で構成されている(構成せざるを得ない)。このため、(極めてまれにではあるが)こうした衝撃によって内ピン24が破断してしまうことがあるという問題があった。
加えて、内ピン24が破断してしまうと、フランジ体25(または26)が当該破断によってその支持のベースを失ってケーシング30から「分離」してしまい、この分離によってロボットの第1部材31側、あるいは第2部材33側のいずれかが脱落して付近にあるものが破壊されたりするという、いわゆる二次災害が発生してしまうおそれがあった。
特許文献2では、こうした問題に対処するための構成として、「ケーシングの軸方向端部において、半径方向内側に向けて突出する突起部を、前記軸または該軸と一体化された部材のいずれとも接触しない状態で設けるとともに、前記軸または該軸と一体化された部材に、自身の外径が前記突起部の内径よりも大きく設定され、該突起部に対してケーシング軸方向内側において対向する対向部を形成した構成」を開示している。
この構成により、フランジ体(キャリヤ体)は、減速機の内部が破壊されたとしても、この突起部及び対向部の存在によりケーシングから脱落するのが防止される。
国際公開WO2008−075598 A1(図1、図2) 特許4167879号公報(請求項1、図1)
しかしながら、上記特許文献2で開示された構成は、突起部と対向部を2つの部材にそれぞれ形成する必要があったため、構造が複雑になるという問題があった。また、該突起部及び対向部は、その機能上半径方向に重なりを有していたため、組み付けの融通性や容易性が大きく低下するという問題もあった。
本発明は、このような従来の問題を解消するためになされたものであって、構造を複雑化することなく、また組み付けの融通性や容易性を確保しつつ、たとえ強い衝撃が加わってキャリヤ体を連結している連結部材が破壊されたとしても、減速装置の一部が分解・脱落して二次災害が発生するのを未然に防止することをその課題としている。
本発明は、遊星歯車を揺動回転させるクランク軸を有する揺動内接遊星歯車機構を備えた減速装置において、キャリヤ体を前記遊星歯車の軸方向両側に配置し、前記キャリヤ体を連結部材にて連結すると共に、前記クランク軸を、軸受を介して前記キャリヤ体によって両持ち支持し、且つ該クランク軸を支持する軸受として、零以外の接触角を有する一対の軸受を背面合わせで組み込み、前記軸受の外輪が前記キャリヤ体と一体的に形成され、該外輪を構成する部分に硬化処理が施されており、前記キャリヤ体の硬化処理が施されている部分の軸方向内側の側面によって、前記遊星歯車を前記クランク軸に回転自在に支持する軸受の転動体の軸方向移動を規制した構成としたことにより、上記課題を解決したものである。
本発明では、クランク軸を、軸受を介してキャリヤ体によって両持ち支持し、且つ該クランク軸を支持する軸受として、零以外の接触角を有する一対の軸受を「背面合わせ」で組み込むように構成した。
そのため、キャリヤ体を連結・固定している連結部材が破断されるような事態が発生したとしても、キャリヤ体(あるいはこれと一体化されている部材)は、クランク軸をキャリヤ体に支持している軸受が背面合わせとされているが故に、その転動体が軸方向外側に傾斜している外輪の転走面に引っかかることになり、脱落を免れることができる(後述)。
本発明は、軸受の種類とその組み込み方向の工夫によって、キャリヤ体の脱落防止という効果を得ているものであるため、減速装置の特定の部材に対して別途突起部や対向部を形成したりする必要がない。また、このような突起部や対向部がないことから、「該突起部や対向部が半径方向に重なりを有しているが故に減速装置の組み付けの融通性や容易性が低下する」という不具合が発生することもない。
本発明によれば、構造を複雑化することなく、また組み付けの融通性や容易性を確保しつつ、たとえ強い衝撃が加わってキャリヤ体を連結している連結部材が破壊されたとしても、減速装置の一部が分解・脱落して二次災害が発生するのを未然に防止することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態の一例が適用された減速装置40の断面図である。
この減速装置40は、外歯歯車(遊星歯車)46A〜46Cを揺動回転させるクランク軸たる入力軸42を有する揺動内接遊星歯車機構を備える。入力軸42は、1対の第1、第2アンギュラ玉軸受50、52を介して第1、第2フランジ体(キャリヤ体)54、56に両持ち支持されている。第1、第2アンギュラ玉軸受50、52は、約40度の接触角(零以外の接触角)θ1、θ2を有しており、背面合わせで組み込まれている。
以下、各部の構成をより具体的に説明する。
入力軸42に一体的に形成された偏心体48A〜48Cの偏心位相は、円周方向に120度ずつずれている。各偏心体48A〜48Cの外周には、ころ58A〜58Cを介して3枚の外歯歯車46A〜46Cが揺動回転自在に組み込まれている。各外歯歯車46A〜46Cは内歯歯車60に内接噛合している。
内歯歯車60の内歯は、円弧歯形であり、具体的には円弧状の溝60Aに回転自在に嵌入された円柱状の外ピン60Bによって構成されている。内歯歯車60の歯数は、外歯歯車46A〜46Cの歯数より「1」だけ多く設定されている。内歯歯車60は、この実施形態ではケーシング62と一体化されている。ケーシング62には、ロボットの第1部材(図示略)と連結するためのボルト孔62Aが形成されている。第1、第2フランジ体54、56の外周には該主軸受66、68が配置されている。
各外歯歯車46A〜46Cには、複数の内ピン孔46A1〜46C1が軸方向に貫通して形成されている。内ピン孔46A1〜46C1には内ローラ70の被せられた内ピン72(連結部材)が(偏心体48A〜48Cの偏心量に相当する分の隙間を有して)遊嵌している。内ピン72は第1フランジ体54から一体的に突出・形成されており、ボルト74によって第2フランジ体56とリジッドに連結・固定され、外歯歯車46A〜46Cのキャリヤとして機能している。
なお、図の符号76はロボットの第2部材(図示略)と第1フランジ体54とを連結するためのボルト孔である。
ここで、入力軸(クランク軸)42を第1、第2フランジ体(キャリヤ体)54、56に両持ち支持させるための軸受として、この実施形態では、第1、第2アンギュラ玉軸受50、52を採用している。第1、第2アンギュラ玉軸受50、52は、ともに約40度の接触角θ1、θ2(θ1=θ2)を有し、それぞれ「背面合わせ」にて入力軸42と第1、第2フランジ体54、56との間に組み込まれている。第1、第2アンギュラ玉軸受50、52は、それぞれ独立した内輪50A、52Aを有している。しかし、外輪50B、52Bは、第1、第2フランジ体54、56と一体に形成されている。即ち、第1、第2フランジ体54、56の一部がそれぞれ第1、第2アンギュラ玉軸受50、52の外輪50B、52Bとして機能していることになる。
外輪50B、52Bの転走面50B1、52B1は、(第1、第2アンギュラ玉軸受50、52が背面合わせとされているが故に)互いに軸方向外側に向いている。内輪50A、52Aの転走面50A1、52A1は、(第1、第2アンギュラ玉軸受50、52が背面合わせとされているが故に)互いに軸方向内側に向いている。
第1、第2フランジ体54、56の内周付近には、高周波硬化処理が施されており、該内周付近が外輪50B、52Bとしての機能を果たすために必要な硬度が確保されている。なお、高周波硬化処理以外に、浸炭、調質などの硬化処理を行なってもよい。
内輪50A、52Aと、(第1、第2フランジ体54、56と一体化された)外輪50B、52Bとの間には、転動体としてボール50C、52Cが組み込まれている。なお、外輪50B、52Bを第1、第2フランジ体54、56と一体化する構成は、止め輪や圧入等による位置拘束による組み付けと比較して組み付け強度が格段に優れるため、本実施形態のように衝撃で内ピン72が折れるようなときでも脱落防止に必要な軸方向反力を確実に付与することができる(落下防止の信頼性が高い)という点でメリットがある。また、軸受を背面合わせで組み込む場合には、外輪を一体化する構成により、(内輪を一体化する構成と比較して)特に各部品の組み付けの融通性、容易性が格段に優れるのも実用上の大きなメリットである。この意味で、組付けの容易性をより効果的に実現するには、あくまで「外輪」の方を一体化すべきである。
入力軸42の端部付近には、第1、第2溝部42A、42Bが穿設されている。この第1、第2溝部42A、42Bには、第1、第2止め輪84、86が嵌め込まれている。また、第1アンギュラ玉軸受50の内輪50Aと第1溝部42Aに嵌め込まれた第1止め輪84との間に、シム90が配置されている。第1、第2フランジ体54、56は、内ピン72によって連結されていて、その間隔Loが一定(不変)であるため、第1、第2アンギュラころ軸受50、52の外輪50B、52Bの間隔も一定(不変)である。したがって、このシム90の軸方向厚さの調整により、第1、第2アンギュラころ軸受50、52の内輪50A、52Aの間隔が適正に狭められることで、第1、第2アンギュラころ軸受50、52の与圧の大小(強弱)の調整が可能である。換言するならば、シム90によって、適正な与圧がかけられることにより、第1、第2アンギュラ玉軸受50、52の軸方向のがたが詰められるようになっている。
一方、前述したように、第1、第2フランジ体54、56の内周は、第1、第2アンギュラ玉軸受50、52の外輪の一部を構成しているため、高周波硬化処理を行っている。そのため、その副次的効果として第1、第2フランジ体54、56の内周付近の軸方向内側側面54A、56Aも非常に硬くなっている。また、形状的にも、背面合わせとした外輪としての形状を有しているため、この第1、第2フランジ体54、56の内周付近の軸方向内側側面54A、56Aは、(軸方向外周側側面より)半径方向内側にまで延在されている。この実施形態では、これらの特徴を積極的に利用して、第1、第2フランジ体54、56の軸方向内側側面54A、56Aによって、外歯歯車46A〜46Cのころ(転動体)58A〜58Cの軸方向の移動規制(具体的にはころ58A〜58Cのリテーナ58A1〜58C1の軸方向の移動規制)を行うように構成している。
次にこの減速装置40の作用を説明する。
入力軸42が回転することによって偏心体48A〜48Cが回転すると、該偏心体48A〜48Cの外周に組み込まれた外歯歯車46A〜46Cが揺動回転する。ケーシング62(内歯歯車60)側が固定されている場合、この揺動回転によって外歯歯車46A〜46Cが内歯歯車60に対して相対的に変位する(自転する)。この外歯歯車46A〜46Cの自転成分が、内ピン72を介して第1、第2フランジ体54、56から取り出され、該第1フランジ体54とボルト孔76(にねじ込まれる図示せぬボルト)を介して一体化している相手部材(図示略)が回転する。
なお、第1、第2フランジ体54、56側の回転が拘束(外歯歯車46A〜46Cの自転が拘束)されている場合、ケーシング62と一体化されている相手部材(図示略)が回転する態様で出力が取り出される。
このような構成は、何らかの原因で減速装置40と連結されている部材が何かに衝突すると、該衝突によって軸方向両側に位置する一対の第1、第2フランジ体54、56に対し「捻れ」や「曲げ」を伴った強い衝撃が加わり、該一対の第1、第2フランジ体54、56をリジッドに固定・連結している内ピン72に曲げ力と引張力が発生する現象が起こる。
内ピン24は、外歯歯車46A〜46Cを貫通する必要があることから、比較的細い径で設計されている(設計せざるを得ない)。このため、(極めてまれではあるが)こうした衝撃によって内ピン72が破断してしまうことがある。
しかし、この実施形態では、第1フランジ体54及び第2フランジ体56の(第1、第2アンギュラ玉軸受50、52の)外輪50B、52Bの転走面50B1、52B1が、背面合わせであるが故に互いに軸方向外側に向いている。逆に第1、第2アンギュラ玉軸受50、52の内輪50A、52Aは、(背面合わせであるが故に)互いにその転走面50A1、52A1が軸方向内側に向いている。この第1、第2アンギュラ玉軸受50、52の内輪50A、52Aは、止め輪84、86により入力軸(クランク軸)42上において互いに軸方向に離反する方向に動くことができない。そのため、外輪50B、52Bもボール50C、52Cによって互いに離反する方向に動くことができない。故に、該外輪50B、52Bと一体化されている第1、第2フランジ体54、56も互いに離反する方向に動くことができない。
即ち、たとえ内ピン72が破断して第1、第2フランジ体54、56が当該破断によってその支持のベースを失ってしまったとしても、第1、第2フランジ体54、56は、外輪50B、52Bの転走面50B1、52B1の部分がボール50C、52Cに引っ掛かり、軸方向に分離・離反してしまうことがない。この結果、第1フランジ体54に対して第2フランジ体56が脱落したり、或いは第2フランジ体56に対して第1フランジ体54側が脱落したりするのを防止することができ、脱落によるいわゆる2次災害が発生するのを回避できる。
この実施形態では、軸受の種類とその組み込み方向の工夫によって、第1、第2フランジ体54、56の脱落防止という効果を得ているものであるため、従来の特許文献2では必須であった別途の突起部や対向部等を形成したりする必要がない。また、このような突起部や対向部がなく、しかも内輪50A、52Aが入力軸42と一体形成されていないことから、「該突起部、対向部或いは内輪が半径方向に重なっているために、減速装置の組み付けの融通性や容易性が低下する」という不具合が発生することもなく、組み付けの作業性が極めて良い。
また、第1、第2アンギュラ玉軸受50、52が背面合わせで組み込まれていることから、その作用線のスパンL1を大きくとることができ、入力軸(クランク軸)42を極めて安定した態様(軸ぶれしない態様)で支持することができる。この結果、3枚の外歯歯車46A〜46Cを正確な位相差を保って正確な量だけ偏心揺動させることができ、振動、騒音が小さく、且つ効率の高い運転ができる。軸ぶれが小さいことから、必要ならば、第1、第2アンギュラ玉軸受50、52のボール50C、52Cをより小さく設計することも可能である。
なお、上記実施形態においては、クランク軸の機能を有する入力軸42が減速装置40の中央に設けられた構成が採用されていたが、本発明に係る減速装置のクランク軸の構成は、このような構成に限定されるものではない。
例えば、図2〜図4に示す減速装置104で示されるように、クランク軸を複数(この例では3本)備えた構成にも本発明を適用でき、同様な作用効果が得られる。
この減速装置104では、図示せぬモータの動力は、キー(キー溝106Aのみ図示)を介して入力軸106に伝達される。入力軸106には、伝動ピニオン108が形成されている。伝動ピニオン108は3個の振り分けギヤ130A〜130C(130Aのみ図示)と同時に噛合している。各振り分けギヤ130A〜130Cは、3本の偏心体軸(クランク軸)144A〜144Cと一体化されている。
偏心体軸144Aは、該偏心体軸144Aの軸心から偏心した偏心体160A、162Aを備える。偏心体軸144Bは、偏心体160B、162B(図3参照。偏心体160Bは図示されていない。)を備える。偏心体軸144Cは、偏心体160C、162C(偏心体160Cは図示されていない。)を備える。
各偏心体軸142A〜142Cの軸方向同位置にある偏心体、例えば、偏心体軸142Aの偏心体160A、偏心体軸142Bの偏心体160B、及び偏心体軸142Cの偏心体160Cは、互いに同一の偏心位相で組み込まれている。また、偏心体軸144Aの偏心体162A、偏心体軸144Bの偏心体162B、及び偏心体軸144Cの偏心体162Cも、互いに同一の偏心位相で組み込まれている。偏心体160A〜160Cには、ころ164A〜164Cを介して外歯歯車166が嵌合している(ころ164B、164Cは図示されていない)。又、偏心体162A〜162Cも、それぞれころ170A〜170Cを介して外歯歯車168と嵌合している。
これらの構成により、各偏心体軸144A〜144Cはそれぞれの振り分けギヤ130A〜130Cと一体的に同一方向に同一速度で回転可能であり、且つ、各偏心体軸144A〜144Cの回転により、偏心体160A、160B、164Cがセットで同一位相で回転し、同様に偏心体162A、162B、162Cのセットが同一位相で回転する。なお、偏心体160A、160B、160Cのセットの偏心位相と、偏心体162A、162B、162Cのセットの偏心位相は、互いに180度ずれており、外歯歯車166、168の偏心位相差は180°である。
2枚の外歯歯車166、168は、内歯歯車172に内接噛合している。内歯歯車172はケーシング120と一体化されている。ケーシング120はボルト(ボルト孔122のみ図示)を介してロボットのベース部材(図示略)に固定されている。内歯歯車172の内歯は外ピン174によって構成されている。但し、ここでは、軽量化および低コスト化を考慮して、外ピン174は、2個おきに配置が省略されている。この構成では、外ピン174がフルに配置されている場合に比べ、伝達容量は若干低下するものの、外歯歯車166、168と内歯歯車172の機構学的な相対運動(減速の原理)としては同等なものが得られる。
外歯歯車166、168の軸方向両側には、第1、第2フランジ体(キャリヤ体)146、148が配置され、軸受178、180を介してケーシング120に回転自在に支持されている。第1フランジ体146はボルト182によってキャリヤピン(連結部材)184A〜184Cとリジッドに固定・連結されている。第2フランジ体148は、相手機械ごとボルト(ボルト孔186のみ図示)によってキャリヤピン184A〜184Cとリジッドに固定・連結されている。したがって、この実施形態においても、衝突等が発生したときには第1、第2フランジ体146、148をリジッドに固定・連結しているキャリヤピン184A〜184Cが過酷な状態となって破断する恐れがある。また、破断したときには、やはり第1フランジ体146側と、第2フランジ体148側との分離現象が発生してしまう。
そこで、この実施形態では、偏心体軸(クランク軸)144A〜144Cを第1、第2フランジ体146、148に両持ち支持させるための軸受として、第1、第2アンギュラころ軸受188、190を採用している。
図4を参照して、今、便宜上、偏心体軸144Aに着目すると、第1、第2アンギュラころ軸受188、190は、ともに約15度の接触角θ3、θ4(θ3=θ4)を有し、それぞれ「背面合わせ」にて偏心体軸144Aと第1、第2フランジ体146、148との間に組み込まれている。第1、第2アンギュラころ軸受188、190は、それぞれ独立した内輪188A、190Aを有している。しかし、外輪188B、190Bは、第1、第2フランジ体146、148と一体に形成されている。即ち、第1、第2フランジ体146、148の偏心体軸144A周りの一部がそれぞれ第1、第2アンギュラころ軸受188、190の外輪188B、190Bとして機能していることになる。
外輪188B、190Bの転走面188B1、190B1は、(第1、第2アンギュラころ軸受188、190が背面合わせとされているが故に)互いに軸方向外側に向いている。内輪188A、190Aの転走面188A1、190A1は、(第1、第2アンギュラころ軸受188、190が背面合わせとされているが故に)互いに軸方向内側に向いている。
第1、第2フランジ体146、148の内周付近には、高周波硬化処理が施されており、該内周付近が外輪188B、190Bとしての機能を果たすために必要な硬度が確保されている。そのため、この実施形態でも、この硬度増大を利用して、第1フランジ体146の軸方向内側側面146Aによって、外歯歯車166のころ(転動体)164Aの軸方向の移動規制(具体的にはころ164Aのリテーナ164A1の軸方向の移動規制)を行うように構成している。
偏心体軸(クランク軸)144Aの端部付近には、第1、第2溝部144A1、144A2が穿設されている。この第1、第2溝部144A1、144A2には、第1、第2止め輪192、194が嵌め込まれている。また、第1アンギュラころ軸受188の内輪188Aと、第1溝部144A1に嵌め込まれた第1止め輪192との間に、シム196が配置されている。第1、第2フランジ体146、148の間隔は一定(不変)であるため、第1、第2アンギュラころ軸受188、190の外輪188B、190Bの間隔も一定(不変)である。したがって、このシム196の軸方向厚さの調整により、第1、第2アンギュラころ軸受188、190の内輪188A、190Aの間隔が適正に狭められることで、第1、第2アンギュラころ軸受188、190の与圧の大小(強弱)の調整が可能である。即ち、シム196によって、適正な与圧がかけられることにより、第1、第2アンギュラころ軸受188、190の軸方向のがたが詰められるようになっている。
他の偏心体軸144B、144Cも上記偏心体軸144Aと同様の構成を有している。
この実施形態では、入力軸106が回転すると、該入力軸106と噛合している振り分けギヤ130A〜130Cが回転し、偏心体軸144A〜144Cが同一方向に同一の回転速度で回転する。この結果、外歯歯車166、168が互いに180°の位相差を持って同様に内歯歯車172に内接噛合しながら揺動回転する。
内歯歯車172と外歯歯車166、168との歯数差(本来の内歯歯車172の歯数80と外歯歯車166、168の歯数78との差)は、それぞれ2であるため、外歯歯車166、168が1回揺動を行なうと、その歯数差分だけ外歯歯車166、168は自転することになる。この自転成分が偏心体軸144A〜144Cを介して第1、第2フランジ体146、148に伝達される。
第2フランジ体148は、ボルト186を介して相手機械と一体化されているため、結局、該第2フランジ体148の回転により、図示せぬ相手機械が回転する。
今、便宜上、再び偏心体軸144Aに着目すると、この実施形態でも、第1フランジ体146及び第2フランジ体148の(第1、第2アンギュラころ軸受188、190の)外輪188B、190Bの転走面188B1、190B1が、背面合わせであるが故に互いに軸方向外側に向いている。逆に第1、第2アンギュラころ軸受188、190の内輪188A、190Aは、(背面合わせであるが故に)互いにその転走面188A1、190A1が軸方向内側に向いている。この第1、第2アンギュラころ軸受188、190の内輪188A、190Aは、止め輪192、194により偏心体軸(クランク軸)144A上において互いに軸方向に離反する方向に動くことができない。そのため、外輪188B、190Bもころ188C、190Cによって互いに離反する方向に動くことができない。故に、該外輪188B、190Bと一体化されている第1、第2フランジ体146、148も互いに離反する方向に動くことができない。
この作用は、他の偏心体軸144B、144Cにおいても同様である。
この結果、たとえキャリヤピン(連結部材)184A〜184Cが破断して第1、第2フランジ体(キャリヤ体)146、148が当該破断によってその支持のベースを失ってしまったとしても、第1、第2フランジ体146、148は、外輪188B、190Bの転走面188B1、190B1の部分がころ188C、190Cに引っ掛かり、軸方向に分離・離反してしまうことがない。この結果、第1フランジ体146側に対して第2フランジ体148側が脱落したり、或いは第2フランジ体148側に対して第1フランジ体146側が脱落したりするのを防止することができ、脱落によるいわゆる2次災害が発生するのを防止できる。
なお、第1、第2アンギュラころ軸受188、190が背面合わせで組み込まれていることから、その作用線のスパンL2を大きくとることができ、偏心体軸144Aを極めて安定した態様(軸ぶれしない態様)で支持することができるという効果も先の実施形態と同様に得られる。
偏心体軸144B、144Cにおいても偏心体軸144Aと同様の作用が得られる。
なお、上記実施形態においては、クランク軸を支持するための軸受としてアンギュラ玉軸受、あるいはアンギュラころ軸受を用いるようにしていたが、本発明においては、軸受の種類については特にこの2つの種類の軸受に限定されるものではなく、接触角を有して背面合わせにて組み込むことができる軸受ならば、例えば、テーパードローラ軸受のような軸受であっても同様な作用効果が得られる。
例えば、産業用ロボットの腕や工作機械の可動部等の駆動に用いる減速装置として適用可能である。
本発明の実施形態の一例が適用された減速装置の断面図 本発明の他の実施形態の一例が適用された減速装置の断面図 図2の矢示III−III線に沿う断面図 図2の要部拡大図 従来の減速装置の一例を示す断面図 図5の矢示VI−VI線に沿う断面図
符号の説明
42…入力軸(クランク軸)
46A〜46C…外歯歯車
48A〜48C…偏心体
50、52…第1、第2アンギュラ玉軸受
50A、52A…内輪
50A1、52A1…転走面
50B、52B…外輪
50B1、52B1…転走面
50C、52C…ボール
54、56…第1、第2フランジ体(キャリヤ体)
58A〜58C…ころ
60…内歯歯車
62…ケーシング
72…内ピン
θ1、θ2…接触角

Claims (1)

  1. 遊星歯車を揺動回転させるクランク軸を有する揺動内接遊星歯車機構を備えた減速装置において、
    キャリヤ体を前記遊星歯車の軸方向両側に配置し、
    該キャリヤ体を連結部材にて連結すると共に、
    前記クランク軸を、軸受を介して前記キャリヤ体によって両持ち支持し、且つ
    該クランク軸を支持する軸受として、零以外の接触角を有する一対の軸受を背面合わせで組み込み、
    前記軸受の外輪が前記キャリヤ体と一体的に形成され、該外輪を構成する部分に硬化処理が施されており、
    前記キャリヤ体の硬化処理が施されている部分の軸方向内側の側面によって、前記遊星歯車を前記クランク軸に回転自在に支持する軸受の転動体の軸方向移動を規制した
    ことを特徴とする減速装置。
JP2008335687A 2008-12-29 2008-12-29 減速装置 Active JP5121696B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008335687A JP5121696B2 (ja) 2008-12-29 2008-12-29 減速装置
CN2009102251747A CN101769363B (zh) 2008-12-29 2009-12-09 减速装置
DE102009059785.9A DE102009059785B4 (de) 2008-12-29 2009-12-21 Untersetzungsvorrichtung bzw. Verzögerungsvorrichtung
KR1020090128030A KR20100080380A (ko) 2008-12-29 2009-12-21 감속장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008335687A JP5121696B2 (ja) 2008-12-29 2008-12-29 減速装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010156430A JP2010156430A (ja) 2010-07-15
JP5121696B2 true JP5121696B2 (ja) 2013-01-16

Family

ID=42282799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008335687A Active JP5121696B2 (ja) 2008-12-29 2008-12-29 減速装置

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP5121696B2 (ja)
KR (1) KR20100080380A (ja)
CN (1) CN101769363B (ja)
DE (1) DE102009059785B4 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5608374B2 (ja) * 2010-01-07 2014-10-15 ナブテスコ株式会社 歯車伝動装置
JP5654798B2 (ja) * 2010-07-30 2015-01-14 住友重機械工業株式会社 ローラのリテーナ及び揺動内接噛合型の歯車装置
JP5388971B2 (ja) * 2010-08-24 2014-01-15 住友重機械工業株式会社 減速装置
CN102734388B (zh) * 2011-04-12 2015-09-02 住友重机械工业株式会社 具有齿轮结构体的变速装置系列及齿轮结构体系列
JP5782321B2 (ja) * 2011-07-15 2015-09-24 ナブテスコ株式会社 歯車装置
JP5791542B2 (ja) * 2012-02-22 2015-10-07 住友重機械工業株式会社 遊星減速機
JP5868724B2 (ja) 2012-02-23 2016-02-24 住友重機械工業株式会社 減速装置、産業機械および減速装置の産業機械への組込方法
JP5779120B2 (ja) 2012-02-24 2015-09-16 住友重機械工業株式会社 偏心揺動型の減速装置
CN105062082A (zh) * 2015-08-16 2015-11-18 朱志 一种led封装用掺混纳米金刚石的高强度有机硅树脂-聚甲基丙烯酸甲酯复合材料及其制备方法
JP6756649B2 (ja) * 2017-03-17 2020-09-16 株式会社ニッセイ 減速装置
JP6932068B2 (ja) * 2017-11-15 2021-09-08 住友重機械工業株式会社 偏心揺動型歯車装置
JP7417360B2 (ja) * 2019-03-11 2024-01-18 住友重機械工業株式会社 歯車装置
JP7463266B2 (ja) * 2020-12-18 2024-04-08 美的集団股▲フン▼有限公司 内接噛合遊星歯車装置、及びその製造方法
CN113404820B (zh) * 2021-06-29 2022-09-23 重庆大学 一种可调隙多曲柄变齿厚精密传动装置
JP2023167606A (ja) * 2022-05-12 2023-11-24 ナブテスコ株式会社 シール装置、回転装置、及び産業ロボット

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6228941U (ja) * 1985-08-07 1987-02-21
JPH04167879A (ja) 1990-10-31 1992-06-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd アナログ伝送路管理装置
CN2423447Y (zh) * 1999-12-08 2001-03-14 徐启 椭圆摆线针轮传动装置
JP4201448B2 (ja) * 1999-12-28 2008-12-24 住友重機械工業株式会社 内接噛合遊星歯車構造を採用した変速機のシリーズ
JP2002181140A (ja) * 2000-12-12 2002-06-26 Teijin Seiki Co Ltd モータ付き減速機
JP4167879B2 (ja) * 2002-10-15 2008-10-22 住友重機械工業株式会社 減速機
JP4726185B2 (ja) * 2004-01-13 2011-07-20 ナブテスコ株式会社 偏心揺動型歯車装置
DE102004058551B4 (de) * 2004-12-03 2007-04-19 Spinea S.R.O. Getriebe
EP1916444A4 (en) * 2005-08-18 2010-08-04 Ntn Toyo Bearing Co Ltd POWER TRANSMISSION DEVICE
JP4818787B2 (ja) * 2006-04-17 2011-11-16 住友重機械工業株式会社 揺動内接噛合遊星歯車装置
JP5478893B2 (ja) * 2006-12-21 2014-04-23 ナブテスコ株式会社 歯車装置
JP5083873B2 (ja) * 2007-07-02 2012-11-28 ナブテスコ株式会社 偏心揺動型歯車装置
JP4688909B2 (ja) * 2008-07-24 2011-05-25 住友重機械工業株式会社 内接噛合遊星歯車構造を採用した変速機のシリーズ

Also Published As

Publication number Publication date
KR20100080380A (ko) 2010-07-08
JP2010156430A (ja) 2010-07-15
DE102009059785A1 (de) 2010-07-29
CN101769363A (zh) 2010-07-07
CN101769363B (zh) 2012-09-26
DE102009059785B4 (de) 2017-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5121696B2 (ja) 減速装置
JP5536341B2 (ja) 減速装置
EP2068038B1 (en) Reduction gear
JP4847892B2 (ja) 揺動内接噛合遊星歯車装置及びその偏心体軸の製造方法
EP2450596B1 (en) Planetary gear mechanism
JP4818787B2 (ja) 揺動内接噛合遊星歯車装置
KR101100920B1 (ko) 편심요동형 기어장치
JP5156961B2 (ja) 減速装置
KR20090059119A (ko) 편심요동형 감속기 및 편심요동형 감속기를 이용한 안정기축의 회전장치
CN110206858B (zh) 偏心摆动型减速装置
JP4747129B2 (ja) 偏心揺動減速装置
US7785223B2 (en) Oscillating internally meshing planetary gear reducer
KR20130108057A (ko) 동력전달장치
JP4747128B2 (ja) 偏心揺動減速装置
JP2017044319A (ja) 偏心揺動型の歯車装置および産業用ロボット
KR20180064288A (ko) 감속장치
JP2023184669A (ja) 歯車ユニット
JP6208820B2 (ja) 減速装置
JP4897496B2 (ja) 揺動内接噛合式の遊星歯車装置
JP5961214B2 (ja) 減速装置
JP2018128128A (ja) 偏心揺動型の歯車装置
US20220107005A1 (en) Speed reducer and eccentric gear of the same
JP2005201308A (ja) 偏心揺動型遊星歯車装置
JP4845791B2 (ja) 偏心揺動歯車機構
JP2021173299A (ja) 歯車装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110909

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120724

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120726

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120921

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121016

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121023

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151102

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5121696

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150