JP5779120B2 - 偏心揺動型の減速装置 - Google Patents

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Description

本発明は、偏心揺動型の減速装置に関する。
特許文献1に、例えば産業用ロボットの関節駆動に使用するのに好適な偏心揺動型の減速装置が開示されている。この減速装置は、キャリヤに支持された外歯歯車が揺動しながら内歯歯車と噛合し、該噛合の際に生じる両歯車の相対回転を取り出す構成としたものである。
前記内歯歯車と外歯歯車の相対回転は、該内歯歯車本体と一体化されたケーシングとキャリヤとの相対回転として取り出される。このため、ケーシングとキャリヤは、「主軸受」と称される径の大きな軸受を介して相対回転可能とされている。
特開2010−156430号公報(図1)
ここで、減速装置が組込まれる産業機械(被駆動装置)によって、あるいは当該産業機械の用途によっては、産業機械側から減速装置の主軸受に逆入力されてくるモーメントが、ときに非常に大きくなることがあるため、このようなモーメントを「産業機械側」に設けた軸受機構で受け持つようにする構成が提案されている。この構成によれば、後に詳述するように、結果として、減速装置側では主軸受を排除することができる。
しかし、その一面で、このような主軸受を有しない減速装置の場合、搬送時や組み付け時に不用意に取り扱うと、減速装置内の各部材の位置がずれてしまったり、重要な部分が損傷してしまったりするという不具合が発生し易くなってしまう。
本発明は、このような状況を想定してなされたものであって、いわゆる主軸受を有さない偏心揺動型の減速装置において、当該減速装置の親機械への組み付け前などにおいて、減速装置自体を簡単な構成で有効に保護することをその課題としている。
本発明は、内歯を円筒状の外ピンで構成した内歯歯車と、該内歯歯車に内接噛合する外歯歯車とを有し、前記内歯歯車と外歯歯車の相対回転を、キャリヤと前記内歯歯車と一体化されたケーシングとの相対回転として取り出す偏心揺動型の減速装置において、前記ケーシングとキャリヤとの間に主軸受が配置されておらず、前記ケーシングに設けられ、前記外ピンの軸方向移動を規制する外ピン規制部を有する規制部材を備え、かつ該規制部材は、前記外ピン規制部から径方向内側に延在され、前記外歯歯車の軸方向移動を規制する外歯歯車規制部を有し、前記外歯歯車の前記規制部材側の側面に段部が形成され、前記規制部材に、該外歯歯車の段部に対応する対応段部が形成されている構成とすることにより、上記課題を解決したものである。
本発明は、又、内歯を円筒状の外ピンで構成した内歯歯車と、該内歯歯車に内接噛合する外歯歯車とを有し、前記内歯歯車と外歯歯車の相対回転を、キャリヤと前記内歯歯車と一体化されたケーシングとの相対回転として取り出す偏心揺動型の減速装置において、前記ケーシングとキャリヤとの間に主軸受が配置されておらず、前記ケーシングに設けられ、前記外ピンの軸方向移動を規制する外ピン規制部を有する規制部材を備え、かつ該規制部材は、前記外ピン規制部から径方向内側に延在され、前記外歯歯車の軸方向移動を規制する外歯歯車規制部を有し、当該減速装置は、前記主軸受を有する別の減速装置と共通のケーシングを有しており、該別の減速装置の主軸受が配置される空間に、前記規制部材および該規制部材の固定部材の少なくとも一方が配置されている構成とすることにより、同様に上記課題を解決したものである。
本発明では、内歯歯車の外ピンの軸方向の移動を規制する規制部材を、より有効に活用するようにしている。すなわち、本発明では、該規制部材を径方向内側に延在させ、この規制部材に、ケーシングに対する外歯歯車の軸方向の移動を規制する機能を合わせて持たせるようにした。これにより、簡単な構成で、外歯歯車のケーシングに対する軸方向の移動を、規制することができる。
偏心揺動型の減速装置においては、外歯歯車は、キャリヤに対して軸方向の移動を規制された状態で組み込まれている。そのため、外歯歯車のケーシングに対する軸方向の移動を規制することで、結局、減速装置全体の軸方向の動き(特に、キャリヤとケーシングの軸方向の相対移動)を効果的に規制することができる。
また、この規制部材は、減速装置が親機械に組み付けられた後においても、装着した状態のままとすることができる。
本発明によれば、いわゆる主軸受を有さない偏心揺動型の減速装置において、当該減速装置の親機械への組み付け前などにおいて、減速装置自体を簡単な構成で有効に保護することができる。
本発明の実施形態の一例に係る減速装置の(図3の矢視I−I線に沿う)断面図 同じく、図3の矢視II−II線に沿う断面図 図1の矢視III−III線に沿う断面図 図1の矢視IV−IV線に沿う断面図 図1の要部拡大図
以下、図面に基づいて本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態の一例に係る偏心揺動型の減速装置の(図3の矢視I−I線に沿う)断面図、図2は、同じく、図3の矢視II−II線に沿う断面図、図3、図4は、それぞれ図1の矢視III−III線、IV−IV線に沿う断面図である。すなわち、図1〜図4は、断面線が異なるだけで、同一の減速装置を示している。
この減速装置は、偏心揺動型と称されるタイプの減速装置であり、内歯歯車と、該内歯歯車に内接噛合する外歯歯車とを有し、内歯歯車と外歯歯車の相対回転をキャリヤとケーシングとの相対回転として取り出すものである。以下、具体的に説明する。
減速装置12は、図示せぬモータのモータ軸の先端に形成されたピニオンによって、入力ギヤ13が駆動される構成とされている。入力ギヤ13は、スプライン14を介して、伝動軸15と一体化されている。伝動軸15には伝動ピニオン16が一体的に形成されている。伝動ピニオン16は、センタ歯車18と噛合している。センタ歯車18は、ニードル20を介してセンタ軸部材22の外周に回転自在に支持されている。なお、センタ軸部材22は、径方向中央に大径の中空部22Aを備えている。
センタ歯車18は、前記伝動ピニオン16と噛合するとともに、偏心体軸歯車24、26、28とも同時に噛合している。各偏心体軸歯車24、26、28は、それぞれ偏心体軸30、32、34と一体化されている。偏心体軸30は、偏心体36A、36Bを備える。偏心体軸32は、偏心体38A、38B(38Aのみ図示)を備える。偏心体軸34は、偏心体40A、40B(40Aのみ図示)を備える。各偏心体36A、38A、40A(36B、38B、40B)は、偏心体軸30、32、34の軸心O1に対してδeだけ偏心している。偏心体36A、38A、40Aには、ころ42A、44A、46Aを介して外歯歯車50Aが嵌合している。同様に、偏心体36B、38B、40Bには、ころ42B、44B、46B(いずれも不図示)を介して外歯歯車50Bが嵌合している。外歯歯車50A、50Bの偏心位相差は、180度である。
外歯歯車50A、50Bの軸方向両側には、第1、第2キャリヤ56、58が配置されている。ただし、第1、第2キャリヤ56、58とケーシング54との間には、(通常の減速装置ならば配置されている)いわゆる主軸受が配置されていない(後述)。第1、第2キャリヤ56、58は、第2キャリヤ58から一体的に突出されたキャリヤピン60(図2参照)およびボルト63によって連結・一体化され、全体として減速装置12のキャリヤ59を構成している。
前記偏心体軸30、32、34は、第1キャリヤ56に形成された3個の偏心体軸孔62、64、66(62のみ図示)、および第2キャリヤ58に形成された3個の偏心体軸孔68、70、72(68のみ図示)に、一対の円錐ころ軸受74、76を介してそれぞれ回転自在に支持されている。
第1キャリヤ56側に配置された円錐ころ軸受74は、第1キャリヤ56に嵌め込まれた止め輪78とスペーサ79を介して当接するとともに、偏心体軸30、32、34に形成された段部30B、32B、34B(30Bのみ図1に図示)に案内輪80を介して当接している。第2キャリヤ58側に配置された円錐ころ軸受76は、第2キャリヤ58の段部58Aに当接するとともに、偏心体軸30、32、34に形成された段部30C、32C、34C(30Cのみ図1に図示)に、案内輪84を介して当接している。スペーサ79は、シムの機能を有しており、その厚さ(軸方向寸法)を変更・選択可能である。止め輪78および段部58Aの間に一対の円錐ころ軸受74、76を介して偏心体軸30、32、34を組み込むことにより、該偏心体軸30、32、34の第1、第2キャリヤ56、58に対する位置決め(および与圧調整)が行われる。
外歯歯車50A、50Bの間には、差し輪81が介在されている。また、外歯歯車50A、50Bは、偏心体軸30、32、34上において、第1キャリヤ56の凸部56Pと、第2キャリヤ58の凸部58Pとに差し輪81を介して挟持されることにより、偏心体軸30、32、34に対する(キャリヤ59に対する)軸方向の動きが規制されている。
外歯歯車50A、50Bは、内歯歯車52に若干径方向に力が加えられた状態で内接噛合している。
内歯歯車52は、ケーシング54と一体化された内歯歯車本体52Aと、該内歯歯車本体52Aに形成された外ピン溝52B、該外ピン溝52Bに回転自在に支持されるとともに該内歯歯車52の内歯を構成する円筒状の外ピン52Cとで構成されている。図3に示されるように、この実施形態では、本来120個あるべき内歯(外ピン52C)のうち、2個ずつが交互に間引いた状態で配置されている。内歯歯車52の実質的内歯の数(外ピン52Cの本来的な本数)は、間引いていない数に相当し、この例では120である。すなわち、内歯歯車52の内歯の数は、外歯歯車50A、50Bの外歯の数「118」よりも僅かだけ(この例では「2」だけ)多い。
ここで、この実施形態では、外歯歯車50A、50Bは、規制部材84、85(および止め輪86、87)によって、ケーシング54(=内歯歯車本体52A)に対して、軸方向に規制されている。
この実施形態に係る偏心揺動型の減速装置12では、通常の用途、すなわち主軸受を必要とする用途に使用する減速装置としても製造することができるように、「主軸受を組み込むべきスペースP1、P2」を、そっくり確保している。その上で、本実施形態においては、この「主軸受を組み込むべきスペース」を利用して、ここに規制部材84、85、および止め輪(固定部材)86、87を配置するようにしている。
図5を合わせて参照して、より具体的に説明すると、規制部材84、85は、リング状の部材とされ、(内歯歯車本体52Aと一体化されている)ケーシング54に設けられる。規制部材84、85は、内歯歯車52の外ピン52Cの軸方向移動を規制する外ピン規制部84A、85Aをそれぞれ有し、さらに、該外ピン規制部84A、85Aから径方向内側に延在されるとともに、外歯歯車50A、50Bの軸方向移動を規制する外歯歯車規制部84B、85Bを有している。
規制部材84、85は、止め輪86、87によってケーシング54に対して軸方向に移動不能に組み込まれている。止め輪86、87は、該ケーシング54に形成された凹部54A、54Bに嵌め込まれている。
止め輪86、87の厚さd1は、外ピン52Cの径d3のほぼ2分の1である。規制部材84、85は、それよりもさらに大きな(外ピン52Cの径d3の1/2以上の)厚さd2を有している(d1<d2)。止め輪86、87および規制部材84、85は、単に、外ピン52Cの軸方向移動を押さえるためだけならば、このような厚さ(軸方向寸法)d1、d2は必要としないが、この実施形態では、止め輪86、87および規制部材84、85に外歯歯車50A、50Bを介して第1、第2キャリヤ56、58をケーシング54に対して軸方向に位置決めする機能を合わせて持たせているため、双方ともこのような厚い軸方向厚さd1、d2としている。
一方、外歯歯車50A、50Bの側面には、当接面50A3、50B3が規制部材84、85側に突出するように段部50A1、50A2、50B1、50B2がそれぞれ形成されている。そして、該段部50A1、50A2、あるいは50B1、50B2の間に、規制部材84、85との当接面50A3、50B3が形成されている。
これに対し、規制部材84、85には、このうちの段部50A1、50B1に対応し、径方向内側の方がより外歯歯車50A、50Bから遠ざかるような(規制部材84、85の厚さ方向内側に窪むような)対応段部84S、85Sがそれぞれ形成されている。そして、この対応段部84S、85Sの径方向外側が外ピン52Cの軸方向移動を規制する前記外ピン規制部84A、85A、径方向内側が外歯歯車50A、50Bの軸方向移動を規制する前記外歯歯車規制部84B、85Bをそれぞれ構成している。
なお、外歯歯車規制部84B、85Bと、外歯歯車50A、50Bの当接面50A3、50B3は、あくまで保護用であるため、実際に「当接」している必要はない。むしろ、通常運転時に回転抵抗とならないように、極めて僅かな隙間を有して「対向」している方がよい。
規制部材84、85は、この実施形態では潤滑性を考慮して鋳物で構成されている。一方、止め輪86、87は、鋼系の金属で構成されている。そのため、それぞれの強度を考慮して、止め輪86、87の軸方向厚さd1より規制部材84、85の軸方向厚さd2の方を大きくしている(d1<d2)。
なお、この規制部材84、85の対応段部84S、85Sは、該規制部材84、85の軸方向両側に対称に形成してある。すなわち、第1キャリヤ56側の規制部材84と第2キャリヤ58側の規制部材85は、全く同一の部材である。
規制部材84、85の外歯歯車規制部84B、85Bは、外歯歯車50A、50Bが最小偏心方向に揺動したときでも(図1の外歯歯車50Bの状態でも)、該外歯歯車規制部84B、85Bが外歯歯車50A、50Bの当接面50A3、50B3と当接し得る径方向位置に形成されている。
また、外歯歯車50A、50Bの側面に形成された段部50A1、50B1と、規制部材84、85に形成された対応段部84S、85Sは、外歯歯車50A、50Bが最大偏心方向に揺動したときでも(図1の外歯歯車50Aの状態でも)、径方向にδr1だけずれており、該段部50A1と対応段部84S(あるいは段部50B1と対応段部85S)が互いに径方向に干渉しないようにしてある。
なお、この減速装置12は、該減速装置12の内外を封止するオイルシールOL1〜OL3を有している。また、ケーシング54の軸方向側面54Eと対向する第1キャリヤ56の軸方向側面56Eとの間には、両者の相対回転の干渉を防止するための隙間S1が確保されている。また、図の符号70は、減速装置12のサイドカバーである。
ここで、図2を参照しながら、当該減速装置12が、産業用ロボット90の駆動用として組み付けられている構成例について説明する。この減速装置12は、例えば、図2に示されるようにして、産業用ロボット90に組み付けられることで、主軸受が配置されていないにも拘わらず、ケーシング54に対して第1、第2キャリヤ56、58を円滑に回転させることができる。
産業用ロボット90は、第1アーム92と第2アーム94を備える。減速装置12のケーシング54(=内歯歯車52の内歯歯車本体52A)は、ボルト(頭部と軸線のみで図示:以下同じ)97を介して第1アーム92と連結される。減速装置12の第1キャリヤ56は、ボルト98を介して第2アーム94と連結される。また、第2アーム94には、リングブロック96が該ボルト99によって取り付けられている。
第1アーム92と第2アーム94は、リングブロック96を介してクロスローラ軸受100によって相対回転自在に連結されている。クロスローラ軸受100は、外輪100Aと内輪100Bとの間にころ100Cを交互に90度の角度で組み込んだもので、1個でラジアル荷重およびスラスト荷重の双方を受け持つことができる。符号102、104は、それぞれクロスローラ軸受100の位置決め部材である。
この減速装置12は、このような産業用ロボット90に組み付けられることで、主軸受なしでも、該産業用ロボット90の、第1アーム92と第2アーム94とを支障なく相対回転させることができる。
次に、この実施形態に係る偏心揺動型の減速装置12の作用を説明する。
図示せぬモータが運転されることによって入力ギヤ13が駆動されると、該入力ギヤ13とスプライン14を介して連結されている伝動軸15が回転し、伝動ピニオン16に至る。伝動ピニオン16が回転すると、該伝動ピニオン16と噛合しているセンタ歯車18が回転する。センタ歯車18が回転すると、3個の偏心体軸歯車24、26、28が回転し、これにより、3本の偏心体軸30、32、34が同一の方向に同一の回転速度で回転する。
その結果、偏心体軸30、32、34上の偏心体36A、38A、40Aと、ころ42A、44A、46Aを介して嵌合している外歯歯車50Aが揺動する。またこれと同時に、3本の偏心体軸30、32、34上の偏心体36B、38B、40Bと、ころ42B、44B、46Bを介して嵌合している外歯歯車50Bも(外歯歯車50Aと180度の位相差で)揺動する。
両外歯歯車50A、50Bは、共に、内歯歯車52に内接噛合しており、かつ、内歯歯車52の内歯の歯数(間引きしていない本来の外ピン52Cの本数)は、外歯歯車50A、50Bの外歯の歯数よりも2だけ多い。このため、外歯歯車50A、50Bは、偏心体30、32、34が1回回転する毎に(外歯歯車50A、50Bが1回揺動する毎に)内歯歯車52に対して歯数差分だけ円周方向の位相がずれることになる。つまり、内歯歯車52から見たときに2/118だけ外歯歯車50A、50Bが回転する。
この相対回転が、内歯歯車52の内歯歯車本体52Aと一体化されているケーシング54と、キャリヤ59(第1、第2キャリヤ56、58)との相対回転として取り出される。この結果、ケーシング54と一体化されている第1アーム92と、第1キャリヤ56と一体化されている第2アーム94とを、互いに相対回転させることができる。
仮に、産業用ロボット90の稼動中に第1アーム92、あるいは第2アーム94に何らかの衝撃が加わって、その衝撃荷重やモーメントが入力されてきたときには、この衝撃荷重やモーメントを、確実にクロスローラ軸受100によって受け止めることができる。
クロスローラ軸受100は、外輪100Aと内輪100Bとの間にころ100Cを90度の角度で交互に組み込んだものであるため、1個でラジアル荷重およびスラスト荷重の双方を受け持つことができ、かつ、バックラッシが殆どない。そのため、第1キャリヤ56は、第2アーム94、リングブロック96、クロスローラ軸受100、および第1アーム92を介して、(第1アーム92と一体化されている)ケーシング54に対して軸方向および径方向に正確に位置決めされる。
一方、本減速装置12には、主軸受が配置されていないため、減速装置12が産業用ロボット90に、その一構成要素として組み付けられていないときには、種々の不具合が発生する虞がある。
この不具合は、従来、必ずしも明確に認識されていた不具合ではないため、少し丁寧に説明すると、例えば、第1キャリヤ56の反外歯歯車側の軸方向側面を下側に向けて減速装置12を図示せぬ作業台以上に置こうとした場合には、減速装置12のケーシング54自体が重量物であることから、その自重でケーシング54と第1キャリヤ56との間の軸方向の隙間S1(図1参照)が小さくなってしまい、オイルシールOL1〜OL3等が損傷する虞がある。同様の現象は、第2キャリヤ58の反外歯歯車側の側面を下側に向けて減速装置12を作業台以上に置こうとした場合にも発生し、やはりオイルシールOL1〜OL3等が損傷する虞がある。そのほか、組み付け作業中のちょっとした衝撃でも、ケーシング54とキャリヤ59は、容易に相対移動してしまう虞がある。
しかしながら、本実施形態においては、止め輪86、87を介してケーシング54に対して軸方向に固定された規制部材84、85が、外ピン規制部84A、85Aのみならず外歯歯車規制部84B、85Bを有している。そのため、外歯歯車50A、50Bがケーシング54に対して軸方向に動こうとすると、該外歯歯車規制部84B、85Bのいずれか一方が該外歯歯車50A、50Bの当接面50A3、50B3と当接し、差し輪81とともに、この外歯歯車50A、50Bの軸方向移動を規制する。
したがって、凸部56P、58Pを介して外歯歯車50A、50Bと(差し輪81を挟んで)当接している第1、第2キャリヤ56、58のケーシング54に対する軸方向移動も規制される。第1、第2キャリヤ56、58は、キャリヤピン60およびボルト63を介して強固に連結されている。偏心体軸30、32、34は、一対の円錐ころ軸受74、76を介して第1、第2キャリヤ56、58に対して軸方向移動が規制されている。
さらに、外歯歯車50A、50Bを含め、減速装置12内の各部材は、第1、第2キャリヤ56、58に形成された偏心体軸孔に一対の円錐ころ軸受74、76を介して組み込まれた3本の偏心体軸30、32、34を基準として、タイトに噛合した外歯歯車50A、50Bの外歯と内歯歯車52の内歯である外ピン52Cとの当接によって径方向に位置決めされている。そのため、結局、減速装置12は、たとえ産業用ロボット90に組み付けられていない状態においても、全体として1個の大きな塊となるため、主軸受がなくても、減速装置12内の各部材を効果的に保護することができる。
本実施形態においては、外歯歯車50A、50Bの側面に段部50A1、50A2、50B1、50B2が形成され、規制部材84、85に、このうちの段部50A1、50B1に対応する対応段部84S、85Sが形成されているため、こうしたケーシング54とキャリヤ59の移動や位置ずれの発生をより確実に抑制することができる。
また、本実施形態においては、規制部材84、85の対応段部84S、85Sが該規制部材84、85の軸方向両側部に対称に形成されているため、両規制部材84、85を同一の部材とすることができ、かつ、該規制部材の組み付けに当たって軸方向の表裏を考慮する必要がない(組み付け方向の表裏のミスが生じない)。
また、本実施形態においては、規制部材84、85の外歯歯車規制部84B、85Bは、外歯歯車50A、50Bが最小偏心方向に揺動したときでも外歯歯車50A、50Bの当接面50A3、50B3に当接し得る径方向位置に形成されているため、組み付けようとする減速装置12の外歯歯車50A、50Bが、いかなる偏心状態で停止していたとしても、必ず外歯歯車50A、50Bの「全周」において軸方向の移動を規制することができる。
さらには、上記実施形態においては、規制部材84、85は、止め輪(固定部材)86、87によってケーシング54に固定されており、かつ規制部材84、85の軸方向寸法を該止め輪86、87の軸方向寸法を厚く形成するようにしていたため、仮に、大きな衝撃が減速装置12のケーシング54、あるいは第1、第2キャリヤ56、58等に加わったとしても、外歯歯車50A、50B(ひいては第1、第2キャリヤ56、58)とケーシング54との軸方向の位置関係を確実に維持することができる。
また、上記実施形態においては、主軸受を有する別の減速装置と共通のケーシング(54)を有しており、該別の減速装置の主軸受が配置される空間P1、P2に、前記規制部材84、85および規制部材84、85の固定部材である止め輪86、87の少なくとも一方(上記例では双方を)が配置されるような構成としたため、主軸受を有する別の減速装置との間で、ケーシング(54)を含め、部材を最大限共通に用いることができる。
なお、上記外歯歯車および規制部材に段部、或いは対応段部を形成する構成は、本発明において必須の構成ではなく、外歯歯車に段部は必ずしも設ける必要はなく、規制部材も、例えば、単純なリング形状とされていてもよい。
また、本発明においては、必ずしも規制部材の両側部に外歯歯車規制部を設ける必要はなく、例えば、規制部材の軸方向片側にのみ、段部が形成されているような構成であってもよい。また、上記実施形態では、外歯歯車側が凸、規制部材側が凹となるように段部が設けられていたが、外歯歯車側が凹、規制部材側が凸となるように段部を設けてもよい。
また、本発明は、外歯歯車が少なくとも最大偏心方向に揺動したときに、規制部材の外歯歯車規制部と外歯歯車の当接面が当接し得る構成とされていれば、たとえ最小偏心方向に偏心したときに当接しなくても、(外歯歯車の全周における規制はできないものの)規制自体は可能である。
また、本発明は、止め輪(固定部材)と規制部材の厚さ関係の構成についても必ずしも上記構成に限定されるものではなく、要は、加わる可能性があると想定される荷重に対し、素材の選択を含め、止め輪および規制部材が十分な強度を有していればよい。規制部材の素材も、上記実施形態のように、必ずしも鋳物で構成しなければならないものではなく、より強度の高い鋼系の金属で構成するようにしてもよい。
さらには、本発明は、そもそも規制部材をどのようにしてケーシングに固定するかについても、特に上記実施形態の例に限定されるものではなく、例えば、ケーシングが複数のケーシング部材で構成されており、該複数のケーシング部材で規制部材を直接挟持するような構成で規制部材をケーシングに固定することができるならば、規制部材を固定するための(止め輪等の)別途の固定部材は不要である。
また、本発明は、もとより、当該主軸受を有する減速装置とで、部材を共用化することを必須とするものではなく、主軸受の配置されるべき空間に規制部材や規制部材の固定部材を配置しなければならないものでもない。
また、上記実施形態においては、減速装置の軸心からオフセットされた位置に、複数の偏心体軸を備えた偏心揺動型の減速装置が示されていたが、本発明に係る偏心揺動型の減速装置は、このタイプの構成に限定されるものではなく、例えば、減速装置の径方向の中央に一本のみ偏心体軸を有するようなタイプの偏心揺動型の減速装置にも適用可能であり、同様の作用効果が得られる。
12…減速装置
30、32、34…偏心体軸
50A、50B…外歯歯車
52…内歯歯車
52C…外ピン
56、58…第1、第2キャリヤ
59…キャリヤ
84、85…規制部材
84A、85A…外ピン規制部
84B、85B…外歯歯車規制部
84S、85S…段部

Claims (5)

  1. 内歯を円筒状の外ピンで構成した内歯歯車と、該内歯歯車に内接噛合する外歯歯車とを有し、前記内歯歯車と外歯歯車の相対回転を、キャリヤと前記内歯歯車と一体化されたケーシングとの相対回転として取り出す偏心揺動型の減速装置において、
    前記ケーシングとキャリヤとの間に主軸受が配置されておらず、
    前記ケーシングに設けられ、前記外ピンの軸方向移動を規制する外ピン規制部を有する規制部材を備え、かつ
    該規制部材は、前記外ピン規制部から径方向内側に延在され、前記外歯歯車の軸方向移動を規制する外歯歯車規制部を有し、
    前記外歯歯車の前記規制部材側の側面に段部が形成され、前記規制部材に、該外歯歯車の段部に対応する対応段部が形成されている
    ことを特徴とする偏心揺動型の減速装置。
  2. 請求項において、
    前記対応段部が、前記規制部材の軸方向両側部に形成されている
    ことを特徴とする偏心揺動型の減速装置。
  3. 請求項またはにおいて、
    前記規制部材の前記外歯歯車規制部は、前記外歯歯車が最小偏心方向に揺動したときでも常に前記外歯歯車の側面に当接し得る径方向位置に形成されている
    ことを特徴とする偏心揺動型の減速装置。
  4. 請求項1〜のいずれかにおいて、
    前記規制部材は、前記ケーシングに固定された止め輪によって、前記ケーシングに軸方向に固定されており、かつ該止め輪よりも軸方向寸法が厚い
    ことを特徴とする偏心揺動型の減速装置。
  5. 内歯を円筒状の外ピンで構成した内歯歯車と、該内歯歯車に内接噛合する外歯歯車とを有し、前記内歯歯車と外歯歯車の相対回転を、キャリヤと前記内歯歯車と一体化されたケーシングとの相対回転として取り出す偏心揺動型の減速装置において、
    前記ケーシングとキャリヤとの間に主軸受が配置されておらず、
    前記ケーシングに設けられ、前記外ピンの軸方向移動を規制する外ピン規制部を有する規制部材を備え、かつ
    該規制部材は、前記外ピン規制部から径方向内側に延在され、前記外歯歯車の軸方向移動を規制する外歯歯車規制部を有し、
    当該減速装置は、前記主軸受を有する別の減速装置と共通のケーシングを有しており、該別の減速装置の主軸受が配置される空間に、前記規制部材および該規制部材の固定部材の少なくとも一方が配置されている
    ことを特徴とする偏心揺動型の減速装置。
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