JP2019039493A - ピニオン - Google Patents
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Abstract
【課題】ピンローラ型のピニオンにおいて、ニードルローラのスキュー現象を防止する。
【解決手段】ベアリングでは、保持器によって、複数のニードルローラ13が軸方向Rに平行かつ円筒状に並ぶように保持され、複数のニードルローラ13により形成される円筒の内周でピンローラ9が支持される。そして、ピンローラ9は、保持器の内周側で軸方向Rに離れた2つの位置に設けられた膨出部30Aに当接することにより、保持器の傾斜を抑制する傾斜抑制部として機能する。これにより、ニードルローラ13のスキュー現象を防止することができる。
【選択図】図5
【解決手段】ベアリングでは、保持器によって、複数のニードルローラ13が軸方向Rに平行かつ円筒状に並ぶように保持され、複数のニードルローラ13により形成される円筒の内周でピンローラ9が支持される。そして、ピンローラ9は、保持器の内周側で軸方向Rに離れた2つの位置に設けられた膨出部30Aに当接することにより、保持器の傾斜を抑制する傾斜抑制部として機能する。これにより、ニードルローラ13のスキュー現象を防止することができる。
【選択図】図5
Description
本開示は、いわゆるピンローラ型のピニオンに関する。
従来より、例えば、ラック・アンド・ピニオン式の駆動装置等のピニオンには、バックラッシの発生防止等を目的として、いわゆるピンローラ型のピニオン(例えば、特許文献1参照。)が採用される場合がある。
ここで、ピンローラ型のピニオンは、例えば、以下に説明する複数のピンローラと、これらのピンローラを支持する2つの支持体とを備える。
ここで、ピンローラ型のピニオンは、例えば、以下に説明する複数のピンローラと、これらのピンローラを支持する2つの支持体とを備える。
すなわち、ピンローラは、例えば、金属製の円柱体であり、2つの支持体は、複数のピンローラを、ピニオンの回転の軸方向と平行かつ円筒状に並ぶように、軸方向の両端で支持する。
そして、駆動装置では、それぞれのピンローラを、歯先として他の歯車に噛み合わせつつ、ピニオンを回転駆動する。
そして、駆動装置では、それぞれのピンローラを、歯先として他の歯車に噛み合わせつつ、ピニオンを回転駆動する。
また、このようなピンローラ型のピニオンには、個々のピンローラを回転自在に支持するベアリングが組み入れられており、これらのベアリングは、支持体に設けた空間に収容されている。
ここで、ベアリングは、例えば、以下に説明する複数のニードルローラと、これらのニードルローラを保持する保持器とを備える。
ここで、ベアリングは、例えば、以下に説明する複数のニードルローラと、これらのニードルローラを保持する保持器とを備える。
すなわち、ニードルローラは、例えば、金属製の円柱体であり、保持器は、複数のニードルローラを軸方向に平行かつ円筒状に並ぶように保持する。そして、複数のニードルローラにより形成される円筒の内周でピンローラを外周側から支持する。
しかし、このようなベアリングでは、軸方向に対してニードルローラが傾いて軸方向に荷重が発生する現象(以下、「ニードルローラのスキュー現象」と呼ぶことがある。)が課題となっており、対策が求められている。
本開示のピニオンは、他の歯車に噛み合うものであり、円柱状かつ金属製の複数のピンローラが、ピニオンの回転の軸方向と平行かつ円筒状に並ぶように配置され、それぞれのピンローラが歯先として他の歯車に噛み合う。
また、ピニオンは、ピンローラを外周側から支持するベアリングを備え、ベアリングは、以下のような複数のニードルローラ、および、保持器を備える。
また、ピニオンは、ピンローラを外周側から支持するベアリングを備え、ベアリングは、以下のような複数のニードルローラ、および、保持器を備える。
まず、複数のニードルローラは円柱状であり、保持器は、複数のニードルローラを軸方向に平行かつ円筒状に並ぶように保持し、複数のニードルローラにより形成される円筒の内周でピンローラが支持される。さらに、ピニオンは、保持器の軸方向に対する傾斜を抑制する傾斜抑制部を備える。
これにより、本開示のピニオンは、潜在的に、ニードルローラのスキュー現象を防止することができる。
これにより、本開示のピニオンは、潜在的に、ニードルローラのスキュー現象を防止することができる。
本開示を実施するための形態を以下の実施例1、2により詳細に説明する。
〔実施例1の構成〕
実施例1のピニオン1はラック・アンド・ピニオン式の駆動装置2を構成する。
まず、駆動装置2の全体構成を、図1を用いて説明する。
駆動装置2は、例えば、ピニオン1を収容するハウジング4を2本のレール5A、5Bに沿って移動させることで、各種の物品を移動するものである。また、ラック6は、レール5A、5Bの間に設けられ、ピニオン1は、自身の回転の軸方向Rがラック6の長手方向Mに対し直角をなすようにハウジング4に収容されている。
実施例1のピニオン1はラック・アンド・ピニオン式の駆動装置2を構成する。
まず、駆動装置2の全体構成を、図1を用いて説明する。
駆動装置2は、例えば、ピニオン1を収容するハウジング4を2本のレール5A、5Bに沿って移動させることで、各種の物品を移動するものである。また、ラック6は、レール5A、5Bの間に設けられ、ピニオン1は、自身の回転の軸方向Rがラック6の長手方向Mに対し直角をなすようにハウジング4に収容されている。
ここで、ハウジング4は、例えば、ピニオン1を上側から覆う天井部4a、および、レール5A、5Bのそれぞれに摺動自在に嵌合する外壁部4A、4Bを有し、門型に形成されている。なお、レール5A、5Bはそれぞれ断面がT字形であり、外壁部4A、4Bは、天井部4aとは反対側の基端側でレール5A、5Bに外側から嵌合している。また、ピニオン1の回転軸7の内、軸方向Rの一端側の一端部7A、軸方向Rの他端側の他端部7Bが、それぞれ、外壁部4A、4Bで回転可能に支持されている。なお、回転軸7は、所定の電動機(図示せず。)により回転駆動される。
そして、ピニオン1は、例えば、図1に示す回転方向Fのトルクを受けると、自身の歯部をラック6の歯部6aに噛み合わせながら回転方向Fに回転しつつ長手方向Mに進行する。なお、歯部6aは、所定のサイクロイド曲線に倣うプロフィールを有する。
次に、ピニオン1の構成を、図2および図3を用いて説明する。
ピニオン1は、円柱状かつ金属製の複数のピンローラ9と、複数のピンローラ9を、軸方向Rと平行かつ円筒状に並ぶように、軸方向Rの両端で支持する2つの支持体10A、10Bと、ピンローラ9を回転自在に支持するベアリング11とを備える。なお、ベアリング11は、支持体10A、10Bに組み入れられている。そして、駆動装置2は、それぞれのピンローラ9を歯先として歯部6aの歯底に嵌めつつピニオン1を回転駆動することで、ピニオン1を長手方向Mに進行させる。
ピニオン1は、円柱状かつ金属製の複数のピンローラ9と、複数のピンローラ9を、軸方向Rと平行かつ円筒状に並ぶように、軸方向Rの両端で支持する2つの支持体10A、10Bと、ピンローラ9を回転自在に支持するベアリング11とを備える。なお、ベアリング11は、支持体10A、10Bに組み入れられている。そして、駆動装置2は、それぞれのピンローラ9を歯先として歯部6aの歯底に嵌めつつピニオン1を回転駆動することで、ピニオン1を長手方向Mに進行させる。
ここで、支持体10A、10Bは、例えば、円環状に設けられており、それぞれに、ベアリング11を収容する円孔11A、11Bがピンローラ9と同数だけ等角度間隔で設けられている。なお、円孔11A、11Bは、両方とも、支持体10A、10Bそれぞれの外周側に偏って設けられている。
そして、支持体10A、10Bを、円孔11A、11Bが互いに向かい合うように配置するとともに、ピンローラ9を支持体10A、10Bの間に架け渡すように組み入れる。
そして、支持体10A、10Bを、円孔11A、11Bが互いに向かい合うように配置するとともに、ピンローラ9を支持体10A、10Bの間に架け渡すように組み入れる。
すなわち、ピンローラ9の軸方向Rの一端側の一端部9Aは、ベアリング11を介して円孔11A内で回転可能に支持され、他端側の他端部9Bは、ベアリング11を介して円孔11B内で回転可能に支持されている。
なお、ベアリング11は、図3〜図7に示すように、円孔11A、11Bに保持されてピンローラ9の一端部9A、他端部9Bを外周側から支持する。また、ベアリング11は、以下に説明する複数のニードルローラ13、保持器14およびハウジング15を有する(図3参照。)。
まず、ニードルローラ13は、金属製の円柱体である。
次に、保持器14は、複数のニードルローラ13を軸方向Rに平行かつ円筒状に並ぶように保持する。そして、ピンローラ9は、複数のニードルローラ13により形成される円筒の内周で支持される。
また、保持器14は、2つのリング17と、2つのリング17の間を架橋する複数の架橋部18とを有し、周方向に隣り合う2つの架橋部18の間にニードルローラ13を収容して回転可能に保持する。
なお、保持器14は樹脂製である
次に、保持器14は、複数のニードルローラ13を軸方向Rに平行かつ円筒状に並ぶように保持する。そして、ピンローラ9は、複数のニードルローラ13により形成される円筒の内周で支持される。
また、保持器14は、2つのリング17と、2つのリング17の間を架橋する複数の架橋部18とを有し、周方向に隣り合う2つの架橋部18の間にニードルローラ13を収容して回転可能に保持する。
なお、保持器14は樹脂製である
ハウジング15は、円筒部26、および、円筒部26の一端側を閉塞する閉塞部27を有し、金属製の有底の円筒体として設けられている。そして、ハウジング15は、円孔11A、11B内に強固に嵌着されてニードルローラ13を保持した保持器14を、自身の内周側に収容する。このとき、ニードルローラ13を保持した保持器14は、全体として円筒部26の内周で回転可能となっており、個々のニードルローラ13は、円筒部26の内周壁、および、ピンローラ9の外周面に摺接するようになっている。
なお、ハウジング15の開口付近の内周にはオイルシール28が装着されている。
なお、ハウジング15の開口付近の内周にはオイルシール28が装着されている。
次に、傾斜抑制部について説明する。
まず、傾斜抑制部とは、保持器14の軸方向Rに対する傾斜を抑制する構成であり、 実施例1の傾斜抑制部はピンローラ9である。すなわち、ピンローラ9は、保持器14の内周側に当接することで、保持器14の軸方向Rに対する傾斜を抑制する。より具体的には、ピンローラ9は、保持器14の内周側の軸方向Rに離れた2つの位置で保持器14の内周側に当接する。
まず、傾斜抑制部とは、保持器14の軸方向Rに対する傾斜を抑制する構成であり、 実施例1の傾斜抑制部はピンローラ9である。すなわち、ピンローラ9は、保持器14の内周側に当接することで、保持器14の軸方向Rに対する傾斜を抑制する。より具体的には、ピンローラ9は、保持器14の内周側の軸方向Rに離れた2つの位置で保持器14の内周側に当接する。
ここで、ピンローラ9が当接する2つの位置は、2つのリング17の内周である。そして、これら2つの位置には、内周側に膨らむ膨出部30Aが設けられ、ピンローラ9の外周面は、ほぼ全周で膨出部30Aに当接している。
〔実施例1の効果〕
実施例1のピニオン1によれば、ピンローラ9は、保持器14の内周側で軸方向Rに離れた2つの位置に設けられた膨出部30Aに当接することにより、保持器14の傾斜を抑制する傾斜抑制部として機能する。
これにより、ニードルローラ13が軸方向Rに対して傾いて軸方向Rに荷重が発生する現象(ニードルローラ13のスキュー現象)を防止することができる。
実施例1のピニオン1によれば、ピンローラ9は、保持器14の内周側で軸方向Rに離れた2つの位置に設けられた膨出部30Aに当接することにより、保持器14の傾斜を抑制する傾斜抑制部として機能する。
これにより、ニードルローラ13が軸方向Rに対して傾いて軸方向Rに荷重が発生する現象(ニードルローラ13のスキュー現象)を防止することができる。
また、架橋部18の内、軸方向Rの両端は、外周側に張り出す張出部19である。
これにより、2つの張出部19の間、かつ、架橋部18の外周側にグリスの充填領域を確保することができる。
また、ニードルローラ13の軸方向の端面はリング17に当接している。
これにより、ニードルローラ13の傾きを、更に抑制することができる。
これにより、2つの張出部19の間、かつ、架橋部18の外周側にグリスの充填領域を確保することができる。
また、ニードルローラ13の軸方向の端面はリング17に当接している。
これにより、ニードルローラ13の傾きを、更に抑制することができる。
〔実施例2〕
実施例2のピニオン1を実施例1のピニオン1と異なる点を中心に説明する。
実施例2のピニオン1によれば、図8〜図10に示すように、ハウジング15の円筒部26の内周壁が2つのリング17の外周に当接している。これにより、円筒部26の内周壁は、傾斜抑制部として機能する。
実施例2のピニオン1を実施例1のピニオン1と異なる点を中心に説明する。
実施例2のピニオン1によれば、図8〜図10に示すように、ハウジング15の円筒部26の内周壁が2つのリング17の外周に当接している。これにより、円筒部26の内周壁は、傾斜抑制部として機能する。
すなわち、実施例2の傾斜抑制部は円筒部26であり、円筒部26が保持器14の外周側に当接することで、保持器14の軸方向Rに対する傾斜を抑制する。より具体的には、円筒部26は、保持器14の外周側の軸方向Rに離れた2つの位置で保持器14の外周側に当接する。ここで、円筒部26が当接する2つの位置は2つのリング17の外周である。そして、これら2つの位置には、外周側に膨らむ膨出部30Bが設けられ、円筒部26の内周壁は、ほぼ全周で膨出部30Bに当接している。
このため、実施例1と同様に、保持器14の傾斜を抑制することで、ニードルローラ13のスキュー現象を防止することができる。
このため、実施例1と同様に、保持器14の傾斜を抑制することで、ニードルローラ13のスキュー現象を防止することができる。
〔変形例〕
本願発明は、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形例を考えることができる。
例えば、実施例の駆動装置2は、ピニオン1を回転駆動することでピニオン1をラック6に沿って進行させていたが、ピニオン1の位置を固定したままピニオン1を回転駆動してラック6を進行させてもよい。また、ピニオン1を、他の平歯車と噛み合わせることで、ラック・アンド・ピニオン式以外の駆動装置を構成してもよい。
本願発明は、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形例を考えることができる。
例えば、実施例の駆動装置2は、ピニオン1を回転駆動することでピニオン1をラック6に沿って進行させていたが、ピニオン1の位置を固定したままピニオン1を回転駆動してラック6を進行させてもよい。また、ピニオン1を、他の平歯車と噛み合わせることで、ラック・アンド・ピニオン式以外の駆動装置を構成してもよい。
また、実施例1のピニオン1によれば、膨出部30Aを2つのリング17の内周に設けることで、ピンローラ9を傾斜抑制部として機能させていたが、膨出部30Aを設ける位置は、このような態様に限定されない。例えば、膨出部30Aを、架橋部18の内周に設けてもよい。さらに、実施例1のピニオン1によれば、ピンローラ9の外周面は、ほぼ全周で膨出部30Aに当接していたが、保持器14の傾斜を抑制することができれば、全周で当接させる必要はなく、ピンローラ9の外周面を部分的に内周側に窪ませたり、膨出部30Aを部分的に外周側に窪ませたりしてもよい。
また、実施例2のピニオン1によれば、膨出部30Bを2つのリング17の外周に設けることで、円筒部26を傾斜抑制部として機能させていたが、膨出部30Bを設ける位置は、このような態様に限定されない。例えば、膨出部30Bを、2つの張出部19の外周に設けてもよい。また、ベアリング11がハウジング15を有さない場合、円孔11A、11Bの内周壁を膨出部30Bに当接させることで傾斜抑制部として機能させてもよい。さらに、実施例2のピニオン1によれば、円筒部26の内周壁は、ほぼ全周で膨出部30Bに当接していたが、保持器14の傾斜を抑制することができれば、全周で当接させる必要はなく、円筒部26の内周壁を部分的に外周側に窪ませたり、膨出部30Bを部分的に内周側に窪ませたりしてもよい。
1 ピニオン 6 ラック(他の歯車) 9 ピンローラ 11 ベアリング 13 ニードルローラ 14 保持器 R 軸方向
Claims (5)
- 他の歯車(6)に噛み合うピニオン(1)において、
円柱状かつ金属製の複数のピンローラ(9)が、前記ピニオンの回転の軸方向(R)と平行かつ円筒状に並ぶように配置され、それぞれのピンローラが歯先として前記他の歯車に噛み合い、
また、前記ピニオンは、前記ピンローラを外周側から支持するベアリング(11)を備え、
このベアリングは、
円柱状の複数のニードルローラ(13)と、
この複数のニードルローラを前記軸方向に平行かつ円筒状に並ぶように保持し、前記複数のニードルローラにより形成される円筒の内周で前記ピンローラが支持される保持器(14)とを有し、
さらに、前記ピニオンは、前記保持器の前記軸方向に対する傾斜を抑制する傾斜抑制部を備えることを特徴とするピニオン。 - 請求項1に記載のピニオンにおいて、
前記保持器は、
前記複数のニードルローラの前記軸方向の両端に配置される2つのリング(17)と、
この2つのリングの間を架橋するとともに前記軸方向に平行かつ円筒状に並ぶ複数の架橋部(18)とを有し、
隣り合う2つの架橋部の間に前記ニードルローラを収容して保持し、
前記ピンローラは、前記リングの内周または前記架橋部の内周に当接することで、前記傾斜抑制部として機能することを特徴とするピニオン。 - 請求項1または請求項2に記載のピニオンにおいて、
このベアリングは、所定の空間(11A、11B)に収容されて前記ピンローラを支持し、
前記保持器は、
前記複数のニードルローラの前記軸方向の両端に配置される2つのリングと、
この2つのリングの間を架橋するとともに前記軸方向に平行かつ円筒状に並ぶ複数の架橋部とを有し、
隣り合う2つの架橋部の間に前記ニードルローラを収容して保持し、
前記空間の周壁は、前記リングの外周または前記架橋部の外周に当接することで、前記傾斜抑制部として機能することを特徴とするピニオン。 - 請求項1ないし請求項3の内のいずれか1つに記載のピニオンにおいて、
前記保持器は、
前記複数のニードルローラの前記軸方向の両端に配置される2つのリング(17)と、
この2つのリングの間を架橋するとともに前記軸方向に平行かつ円筒状に並ぶ複数の架橋部(18)とを有し、
隣り合う2つの架橋部の間に前記ニードルローラを収容して保持し、
前記架橋部の内、前記軸方向の両端は、外周側に張り出す張出部(19)であることを特徴とするピニオン。 - 請求項1ないし請求項4の内のいずれか1つに記載のピニオンにおいて、
前記保持器は、
前記複数のニードルローラの前記軸方向の両端に配置される2つのリングと、
この2つのリングの間を架橋するとともに前記軸方向に平行かつ円筒状に並ぶ複数の架橋部とを有し、
隣り合う2つの架橋部の間に前記ニードルローラを収容して保持し、
前記ニードルローラの前記軸方向の端面は前記リングに当接していることを特徴とするピニオン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017161832A JP2019039493A (ja) | 2017-08-25 | 2017-08-25 | ピニオン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017161832A JP2019039493A (ja) | 2017-08-25 | 2017-08-25 | ピニオン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019039493A true JP2019039493A (ja) | 2019-03-14 |
Family
ID=65727534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017161832A Pending JP2019039493A (ja) | 2017-08-25 | 2017-08-25 | ピニオン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019039493A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113639021A (zh) * | 2021-09-17 | 2021-11-12 | 东莞台一盈拓科技股份有限公司 | 一种新型齿轮-齿条精密传动结构 |
-
2017
- 2017-08-25 JP JP2017161832A patent/JP2019039493A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113639021A (zh) * | 2021-09-17 | 2021-11-12 | 东莞台一盈拓科技股份有限公司 | 一种新型齿轮-齿条精密传动结构 |
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