JP5791542B2 - 遊星減速機 - Google Patents

遊星減速機 Download PDF

Info

Publication number
JP5791542B2
JP5791542B2 JP2012036494A JP2012036494A JP5791542B2 JP 5791542 B2 JP5791542 B2 JP 5791542B2 JP 2012036494 A JP2012036494 A JP 2012036494A JP 2012036494 A JP2012036494 A JP 2012036494A JP 5791542 B2 JP5791542 B2 JP 5791542B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carrier
carrier body
pair
axial direction
connecting member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012036494A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013170669A5 (ja
JP2013170669A (ja
Inventor
石塚 正幸
正幸 石塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP2012036494A priority Critical patent/JP5791542B2/ja
Priority to CN201310058047.9A priority patent/CN103291847B/zh
Publication of JP2013170669A publication Critical patent/JP2013170669A/ja
Publication of JP2013170669A5 publication Critical patent/JP2013170669A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5791542B2 publication Critical patent/JP5791542B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Retarders (AREA)

Description

本発明は、一般に減速機に関し、特に遊星歯車機構を用いた遊星減速機に関する。
揺動する外歯歯車の軸方向両側に配置された一対のキャリア体と、外歯歯車に形成されたピン孔を通して両キャリア体の間に配置された複数の内ピンと、外歯歯車に内接噛合する内歯歯車とを有する揺動内接噛合型の遊星減速機が知られている。この減速機では、外歯歯車がいわゆる遊星歯車として機能し、外歯歯車と内歯歯車との相対回転が減速出力として取り出される。特許文献1には、このような遊星減速機が組み込まれた鉄道車両用駆動ユニットが開示されている。
特開2010−169247号公報
特許文献1に記載の技術では、一対のキャリア体を連結する内ピンが中央の大径部と軸方向両端の小径部とを有しており、小部の外周面に形成された雄ねじがキャリア体に締結される。そして、大径部から小径部に縮径する段差部分がキャリア体の表面と当接している。この構造では、締結による軸方向の圧縮応力と車重による曲げ応力とが内ピンに作用する。そのため、高い圧縮応力がキャリア体の当接面に作用し、当接面が座屈してしまうするおそれがある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊星減速機において、一対のキャリア体を連結する連結部材とキャリア体との当接面が座屈する可能性を低減する技術を提供することにある。
本発明のある態様の遊星減速機は、遊星歯車の軸方向両側に配置される一対のキャリア体と、一対のキャリア体を連結する複数の連結部材と、を備える。連結部材は、キャリア体の軸方向内側面と当接する当接部を有しており、当接部は、該当接部に隣接する軸方向両側の部分よりも拡径されている。
この態様によると、一対のキャリア体を連結する連結部材に拡径された当接部を設けることで、連結部材と当接するキャリア体の座面面積を従来よりも拡大することができるので、座面に加わる単位面積当たりの圧縮荷重が低下し、座面が座屈する可能性を低減することができる。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、遊星減速機において、一対のキャリア体を連結する連結部材とキャリア体との当接面が座屈する可能性を低減することができる。
本発明の一実施形態に係る減速機が組み込まれたフォークリフトの車輪駆動装置の構成を示す断面図である。 図1のD−D線に沿った減速機の断面図である。 従来技術に係る減速機のキャリアピン近傍の拡大断面図である。 図1に示した減速機のキャリアピン近傍の拡大断面図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る減速機10が組み込まれたフォークリフトの車輪駆動装置100の構成を示す。図1は、車輪駆動装置100の車輪、モータ、減速機の中心軸を含む鉛直面で切断したときの断面図である。
減速機10は、偏心揺動噛合型と呼ばれる遊星歯車減速機の一種である。
モータ12の出力軸12Aは、スプライン14を介して減速機10の入力軸16と連結されている。入力軸16は、後述する外歯歯車24、26の半径方向中央に配置されている。入力軸16には、該入力軸16と軸心のずれた二つの偏心体18、20が一体に形成されている。二つの偏心体18、20は、互いに180度の位相差を有して偏心している。なお、偏心体18、20は、入力軸16と別体で構成された上で、キー等によって入力軸に固定されたものであってもよい。
各偏心体18、20の外周には、ころ軸受21、23を介して二枚の外歯歯車24、26が揺動可能に外嵌されている。外歯歯車24、26は、それぞれ内歯歯車28に内接噛合している。
内歯歯車28は、内歯を構成する円筒状の内歯ピン28A、28Bと、内歯ピン28A、28Bを貫通してこれを回転自在に保持する保持ピン28Cと、保持ピン28Cを回転自在に支持するとともに、ケーシング30と一体化された内歯歯車本体28Dとで、主に構成されている。
内歯歯車28の内歯の歯数、すなわち内歯ピン28A、28Bの数は、外歯歯車24、26の外歯の歯数よりも僅かに(この実施形態では1だけ)多い。
外歯歯車24、26の軸方向車体側には車体フレーム(図示せず)に固定される第1キャリア体34が配置され、軸方向反車体側にはキャリアボルト36およびキャリアピン42を介して第1キャリア体34と一体化された第2キャリア体38が配置されている。第2キャリア体38には、内ピン40が一体に形成されている。
図2は、図1のD−D線に沿った減速機の断面図である。図示するように、外歯歯車24(図示しないが、外歯歯車26も同様)には、その軸心からオフセットされた位置に12個の同径の貫通孔が等間隔に形成されている。そのうち、120度の等間隔で配置された3つの孔にはキャリアピン42が挿通され、残りの9つの孔には内ピン40が挿通される。そのため、前者をキャリアピン孔24Bと呼び、後者を内ピン孔24Aと呼ぶが、その形状および半径方向位置に相違はない。外歯歯車24の外周には波形の歯が形成されており、この歯が内歯歯車28の内歯ピン28A上を接触しつつ移動することで、中心軸を法線とする面内で外歯歯車24が揺動できるようになっている。図示しないが、外歯歯車24に対して180度の位相差がある点以外は外歯歯車26も同様である。
図1に戻り、内ピン40は、外歯歯車24、26に貫通形成された内ピン孔24A、26Aに隙間を有した状態で挿通され、その先端が第1キャリア体34の凹部34Aに嵌入されている。内ピン40は、外歯歯車24、26に形成された内ピン孔24A、26Aの一部と摺動促進部材44を介して当接しており、外歯歯車24、26の自転を拘束しその揺動のみを許容している。
内ピン40は、凹部34Aに圧入されているだけであり、ボルト等による固定はなされていない。内ピンは、第1および第2キャリア体34、38と外歯歯車24、26との間の動力の伝達に寄与する連結部材であると言える。
キャリアピン42は、外歯歯車24、26に貫通形成されたキャリアピン孔24B、26Bに隙間を有した状態で挿通され、拡径した当接部42Cが第1キャリア体34の反車体側面に当接している。キャリアピン42と第1キャリア体34とは、キャリアボルト36によって締結されている。第1キャリア体34にはキャリアボルト36を挿通するための貫通孔34Cおよび座ぐり部34Bが形成されており、キャリアピン42の軸方向端面には、キャリアボルト36をねじ込むためのねじ穴42Eが形成されている。また、第2キャリア体38には雌ねじ穴38Aが形成されており、キャリアピン42の反車体側先端の雄ねじと締結されて、キャリアピン42と第2キャリア体38とが連結される。
キャリアピン42は、外歯歯車24、26のキャリアピン孔24B、26Bとは接しておらず、外歯歯車24、26の自転の拘束には寄与していない。キャリアピン42は、第1キャリア体34と第2キャリア体38の間の連結のみに寄与している連結部材であると言える。
減速機10のケーシング30は、一対の主軸受46、47を介して、車体フレームに固定された第1キャリア体34および第2キャリア体38に回転自在に支持されている。ケーシング30の軸方向反車体側の端面には、ボルト49によってホイール部材48が連結され、このホイール部材48にフォークリフト(図示せず)のタイヤ50が装着される。減速機10は、タイヤ50の軸方向範囲内(図1の二点鎖線の範囲内)に収められている。
第2キャリア体38の外周面に形成されたねじ穴には軸受ナット56が螺合されており、第2キャリア体38とケーシング30と主軸受46、47とを組み付ける際に、軸受ナット56の押し込み量を変更することで、主軸受46、47に与える与圧を調整することができる。
減速機10の入力部材たる入力軸16は、正面合わせで配置された一対のアンギュラ玉軸受52、54を介して、第1キャリア体34および第2キャリア体38に回転自在に支持されている。アンギュラ玉軸受52、54は、それぞれ転動体52A、54A、および外輪52B、54Bを有しているが、内輪は有していない。代わりに、入力軸16に転動面52C、54Cが形成されており、これらがアンギュラ玉軸受の内輪として機能している。なお、この構成に限られず、別体の内輪を配置してもよい。
第2キャリア体38の内周面に形成されたねじ穴には軸受ナット39が螺合されており、第1キャリア体34、第2キャリア体38とアンギュラ玉軸受52、54を組み付ける際に、軸受ナット39の押し込み量を変更することで、アンギュラ玉軸受52、54に与える与圧を調整することができる。
車体側のアンギュラ玉軸受52は、第1キャリア体34の凹部34Dと入力軸16の転動面52Cとで軸方向の動きが拘束されている。反車体側のアンギュラ玉軸受54は、第2キャリア体38にねじ込まれた軸受ナット39の段部39Aと入力軸16の転動面54Cとで軸方向の動きが拘束されている。そのため、入力軸16は、第1キャリア体34および軸受ナット39によって、軸方向の動きがいずれの方向に対しても拘束され、ガタなく軸方向に位置決めされる。
続いて、車輪駆動装置100の作用を説明する。
モータ12の出力軸12Aの回転は、スプライン14を介して減速機10の入力軸16に伝達される。入力軸16が回転すると、偏心体18、20の外周が偏心運動を行い、ころ軸受21、23を介して外歯歯車24、26が揺動する。この揺動により、外歯歯車24、26の外歯と内歯歯車28の内歯ピン28A、28Bとの噛合位置が順次ずれてゆく現象が生じる。
外歯歯車24、26と内歯歯車28との歯数差は、1に設定されており、また、各外歯歯車24、26の自転は、車体フレームに固定された第1キャリア体34に固定された内ピン40によって拘束されている。このため、入力軸16が一回回転する毎に、自転の拘束されている外歯歯車24、26に対して内歯歯車28が歯数差に相当する分だけ自転(回転)することになる。この結果、入力軸16の回転により、1/(内歯歯車の歯数)に減速された回転速度にて内歯歯車本体28Dと一体化されているケーシング30が回転する。ケーシング30の回転により、ケーシング30にボルト49によって固定されているホイール部材48を介してフォークリフトのタイヤ50が回転する。
続いて、従来技術に係る減速機の構造の問題点について説明する。
図3は従来技術に係る減速機10’のキャリアピン近傍の拡大断面図であり、図4は図1に示した減速機10のキャリアピン近傍の拡大断面図である。従来技術の減速機は全体図を示さないが、図3に表すキャリアピン近傍以外の構成は、図1の減速機10と同様である。
図3を参照すると、従来技術に係る減速機10’のキャリアピン42’は、外歯歯車24、26に挿通される大径部42B’と、第1キャリア体34’に挿入される小部42D’との間に段差部分42C’が形成されており、この段差部分42C’が第1キャリア体34’の反車体側にある座面34B’と当接している。外歯歯車24、26に形成されるキャリアピン孔24B’、26B’の直径は、内ピンと外歯歯車間の伝達トルクを確保するために容易に拡大することはできないため、キャリアピン42’の大径部42B’の直径も制限される。このため、キャリアピン42’と第1キャリア体34’の座面34B’との当接面積が非常に小さくなっている。
キャリアピン42’はボルト36’によって両キャリア体34’、38’に締結されているので、常に軸方向の圧縮応力が作用している。また、減速機10’が組み込まれているフォークリフトでは、車重に加え積載物の重量も加わるため、キャリアピン42’には大きな曲げ荷重が加わる。この曲げ荷重と上記の圧縮応力とがキャリアピン42’に作用するため、段差部分42C’と当接する第1キャリア体34’の座面34B’には高い圧縮応力が作用し、座面が座屈してしまうおそれがあった。
一旦座屈が生じると、モータ軸と減速機の入力軸の軸心がずれる。また、座屈により座面34B’が凹むと、第1キャリア体34’または第2キャリア体38’で支持しているアンギュラ玉軸受に与えられている与圧が低下あるいはゼロになる。すると、車輪駆動装置の剛性が低下する上、軸ずれによるタイヤの偏摩耗が発生したり、またはタイヤのキャンパー角が大きくなったりするなどの問題が発生する。
このような座面の座屈を防止すべく、本実施形態では、図4に示すように、両側に隣接する円柱形部分42Bおよび42Dよりも拡径された当接部42Cがキャリアピン42に形成されている。この形状によると、キャリアピン42と当接する第1キャリア体34の座面面積が従来よりも拡大するので、単位面積当たりの圧縮荷重が低下し、座面が座屈する可能性を大きく低減することができる。
図4から分かるように、当接部42Cの直径は、第1キャリア体34側が平坦面で最大径となり、第2キャリア体38側に向かって直線的に縮径して円柱形部分42Bと同径になる。そのため、当接部42Cの第1キャリア体34側が、キャリアピン42が挿通されている外歯歯車24、26のキャリアピン孔24B、26Bよりも大きくなっている。したがって、第1キャリア体34に座ぐり部34Bを形成することで、拡径したキャリアピン42の当接部42Cを収納するための空間を作り出している。
図4では、キャリアピン42の第1キャリア体34側に当接部42Cが形成されており、第2キャリア体38側には拡径した当接部が形成されていない。この理由は、第1キャリア体34が鋳造で成型されるのに対し、第2キャリア体38は鍛造で成型されることから、第1キャリア体34の材料の圧縮強度が第2キャリア体38よりも劣り座屈が生じやすいためである。しかしながら、第2キャリア体38側にも拡径した当接部が形成されていてもよい。なお、鋳造、鍛造に限らず、第1キャリア体34と第2キャリア体38が圧縮強度の異なる材料で形成されていれば、本実施形態を同様に適用することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、一対のキャリア体を連結するキャリアピンと当接するキャリア体の座面面積を従来よりも拡大することができるので、座面に加わる単位面積当たりの圧縮荷重が低下し、座面が座屈する可能性を低減することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。これらの実施の形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本明細書における入力軸、出力軸という用語は、動力の入出力先にのみ着目したものであって、シャフト形状のものに限られない。
実施の形態では、入力軸(偏心体軸)16が内歯歯車28の中心に配置されるタイプの偏心揺動噛合型の遊星歯車減速機を例に説明した。しかしながら、このタイプの減速機に限らず、例えば、内歯歯車の中心からオフセットした位置に複数本の偏心体軸が配置されるタイプの遊星歯車減速機にも本発明を適用することができる。
実施の形態では、第1キャリア体34および第2キャリア体38を固定し、ケーシング30から回転を出力する構成を説明した。しかしながら、ケーシング30を固定し、第1キャリア体34および第2キャリア体38から回転を出力するように構成してもよい。この場合には、外歯歯車24、26の自転成分が、内ピン40を介して第1キャリア体34および第2キャリア体38に伝達される。
実施の形態では、一対のキャリア体と外歯歯車との間の動力の伝達に寄与する連結部材である内ピンと、キャリア体同士の間の連結のみに寄与する連結部材であるキャリアピンとが別個の構成であり、キャリアピンの当接部と当接するキャリア体の座面における圧縮応力を低減することを説明した。しかしながら、キャリアピンを備えず、内ピンが動力の伝達とキャリア体の連結の両方の役割を有する構造の偏心揺動型遊星減速機も存在する。このような遊星減速機では、拡径した当接部を内ピンに形成することで、本発明を適用することができる。
また、実施の形態では、偏心揺動噛合型の遊星歯車減速機を例にして説明したが、単純遊星歯車機構を用いる減速機において、遊星歯車の両側に配置されるキャリア体を連結する連結部材のキャリア体座面との当接部に対しても、本発明を適用することができる。
また、本発明に係る減速機は、フォークリフトの車輪駆動装置に限られず、入力軸に対して出力軸を減速する必要がある様々な装置に組み込むことができる。
10 減速機、 12 モータ、 16 入力軸、 24、26 外歯歯車、 24A、26A 内ピン孔、 24B、26B キャリアピン孔、 28 内歯歯車、 30 ケーシング、 34 第1キャリア体、 34B 座ぐり部、 38 第2キャリア体、 40 内ピン、 42 キャリアピン、 42C 当接部、 46、47 主軸受、 52、54 アンギュラ玉軸受、 100 車輪駆動装置。

Claims (4)

  1. 遊星歯車の軸方向両側に配置される一対のキャリア体と、
    前記一対のキャリア体を連結する複数の連結部材と、を備え、
    前記連結部材は、前記キャリア体の軸方向内側面と当接する当接部を有しており、
    前記当接部は、該当接部に隣接する軸方向両側の部分よりも拡径されており、
    前記複数の連結部材は、前記遊星歯車に形成された貫通孔にそれぞれ挿通されており、キャリア体と前記遊星歯車との間の動力の伝達に寄与する第1の連結部材と、一対のキャリア体の連結に寄与する第2の連結部材とを含み、
    前記第1の連結部材の少なくとも一端は、前記キャリア体の軸方向内側面に形成された孔に圧入され、前記第2の連結部材に前記当接部が設けられることを特徴とする遊星減速機。
  2. 遊星歯車の軸方向両側に配置される一対のキャリア体と、
    前記一対のキャリア体を連結する複数の連結部材と、を備え、
    前記連結部材は、前記キャリア体の軸方向内側面と当接する当接部を有しており、
    前記当接部は、該当接部に隣接する軸方向両側の部分よりも拡径されており、
    前記キャリア体の軸方向内側面のうち、前記連結部材の当接部が当接する部分に座ぐりが形成されていることを特徴とする遊星減速機。
  3. 前記一対のキャリア体が当該減速機の入力軸または出力軸を回転可能に支持する軸受を支持しており、該軸受は与圧調整の必要な軸受であることを特徴とする請求項1または2に記載の遊星減速機。
  4. 遊星歯車の軸方向両側に配置される一対のキャリア体と、
    前記一対のキャリア体を連結する複数の連結部材と、を備え、
    前記連結部材は、前記キャリア体の軸方向内側面と当接する当接部を有しており、
    前記当接部は、該当接部に隣接する軸方向両側の部分よりも拡径されており、
    前記一対のキャリア体がそれぞれ異なる材料で形成されており、圧縮強度の小さい材料で形成されたキャリア体と当接する側に位置する前記連結部材の当接部が拡径されていることを特徴とする遊星減速機。
JP2012036494A 2012-02-22 2012-02-22 遊星減速機 Active JP5791542B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012036494A JP5791542B2 (ja) 2012-02-22 2012-02-22 遊星減速機
CN201310058047.9A CN103291847B (zh) 2012-02-22 2013-02-22 行星减速器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012036494A JP5791542B2 (ja) 2012-02-22 2012-02-22 遊星減速機

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2013170669A JP2013170669A (ja) 2013-09-02
JP2013170669A5 JP2013170669A5 (ja) 2014-01-09
JP5791542B2 true JP5791542B2 (ja) 2015-10-07

Family

ID=49093215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012036494A Active JP5791542B2 (ja) 2012-02-22 2012-02-22 遊星減速機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5791542B2 (ja)
CN (1) CN103291847B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016205603A (ja) * 2015-04-28 2016-12-08 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ 遊星歯車減速機
CN105065584A (zh) * 2015-08-19 2015-11-18 英瑞克自动化有限公司 内摆线减速器
JP7463266B2 (ja) * 2020-12-18 2024-04-08 美的集団股▲フン▼有限公司 内接噛合遊星歯車装置、及びその製造方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0544793A (ja) * 1991-08-19 1993-02-23 Sumitomo Heavy Ind Ltd 内接噛合遊星歯車構造
JPH084843A (ja) * 1994-06-20 1996-01-12 Tsubakimoto Chain Co 遊星歯車機構の荷重等配装置
US5692989A (en) * 1996-06-06 1997-12-02 Kamlukin; Igor Self aligning planetary gear transmission & speed reducer
JP2007239886A (ja) * 2006-03-08 2007-09-20 Ntn Corp インホイールモータ駆動装置
JP4227157B2 (ja) * 2006-08-02 2009-02-18 住友重機械工業株式会社 単純遊星歯車装置の製造方法及び単純遊星歯車装置のシリーズ
JP2008275094A (ja) * 2007-05-01 2008-11-13 Ntn Corp インホイールモータ駆動装置
CN201351714Y (zh) * 2008-11-27 2009-11-25 国茂减速机集团有限公司 静轴式多级行星齿轮减速机
JP2010169247A (ja) * 2008-12-26 2010-08-05 Ntn Corp 鉄道車両駆動ユニット
JP5121696B2 (ja) * 2008-12-29 2013-01-16 住友重機械工業株式会社 減速装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013170669A (ja) 2013-09-02
CN103291847B (zh) 2015-11-18
CN103291847A (zh) 2013-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4818787B2 (ja) 揺動内接噛合遊星歯車装置
US10443657B2 (en) Power transmission device for vehicle
EP1813504B1 (en) Variable gear ratio steering appartus for an automobile
JP6440797B1 (ja) サイクロイド減速機
US8961361B2 (en) Wheel drive unit
JP6096487B2 (ja) 軸の連結構造
CN107636347B (zh) 用于多列车轮式机动车的摆动稳定装置
JP6137875B2 (ja) 遊星歯車減速装置
JP4850129B2 (ja) 最終減速装置
WO2011096347A1 (ja) 撓み噛合い式歯車装置
US9206881B2 (en) Rigid speed reducer with internal and external tooth profile tooth-enveloping
TWI540031B (zh) Concentric multi-axis actuator
US10112472B2 (en) Drive device for hybrid vehicle
KR101968005B1 (ko) 동력 전달 기구
JP5791542B2 (ja) 遊星減速機
EP2241780B1 (en) Planetary reduction gear apparatus
JP2014119110A (ja) 減速装置のセンタパイプ構造
JP4891890B2 (ja) 最終減速装置
JP5820298B2 (ja) 動力伝達装置およびその組立方法
WO2017170588A1 (ja) 伝動装置
JPWO2006126571A1 (ja) ハイポイドギア装置および車両用終減速装置
KR20150004482A (ko) 대형 트럭의 탠덤 액슬
JP5961520B2 (ja) 偏心揺動型の減速装置
JP2012167749A (ja) 動力伝達装置
US10814543B2 (en) Transmission gear system of multi-screw extruder or kneader

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131115

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140414

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150303

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150416

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150804

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150804

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Ref document number: 5791542

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150