JPH084843A - 遊星歯車機構の荷重等配装置 - Google Patents
遊星歯車機構の荷重等配装置Info
- Publication number
- JPH084843A JPH084843A JP15969794A JP15969794A JPH084843A JP H084843 A JPH084843 A JP H084843A JP 15969794 A JP15969794 A JP 15969794A JP 15969794 A JP15969794 A JP 15969794A JP H084843 A JPH084843 A JP H084843A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- planetary gear
- bushes
- parallel
- gear shaft
- shaft
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H1/00—Toothed gearings for conveying rotary motion
- F16H1/28—Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
- F16H1/2809—Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion with means for equalising the distribution of load on the planet-wheels
- F16H1/2836—Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion with means for equalising the distribution of load on the planet-wheels by allowing limited movement of the planets relative to the planet carrier or by using free floating planets
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/08—General details of gearing of gearings with members having orbital motion
- F16H57/082—Planet carriers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/08—General details of gearing of gearings with members having orbital motion
- F16H2057/085—Bearings for orbital gears
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Retarders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 遊星歯車機構における歯形誤差等の各種誤差
を吸収して伝達荷重の均等負荷を図る。 【構成】 遊星歯車軸４の両端にブシュ６を外嵌し、キ
ャリヤ板８Ａ，８Ｂの円周上に該ブシュを半径方向に浮
動支承する凹溝９を設けるとともに、該ブシュ６に遊星
歯車軸４を入力軸２に平行に浮動させる平行案内鍔部
７，７’を形成した荷重等配装置。
を吸収して伝達荷重の均等負荷を図る。 【構成】 遊星歯車軸４の両端にブシュ６を外嵌し、キ
ャリヤ板８Ａ，８Ｂの円周上に該ブシュを半径方向に浮
動支承する凹溝９を設けるとともに、該ブシュ６に遊星
歯車軸４を入力軸２に平行に浮動させる平行案内鍔部
７，７’を形成した荷重等配装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、減速機等に用いられる
ものである。
ものである。
【０００２】
【従来の技術】遊星歯車装置は、歯形の誤差、偏心誤
差、割出誤差等のために、各遊星歯車の伝達荷重が均等
にならず、不良噛合いに基づく振動、騒音等による損壊
事故の発生が懸念され、該懸念を解決するために、図５
に示す如く、遊星歯車軸Ａに外嵌した回転軸受Ｂに少許
の隙間Ｃを以て遊動仲介輪Ｍを遊嵌し、該仲介輪Ｍに遊
星歯車Ｐを外嵌し、前述した各種誤差を前記隙間Ｃによ
って吸収することが提案されている。
差、割出誤差等のために、各遊星歯車の伝達荷重が均等
にならず、不良噛合いに基づく振動、騒音等による損壊
事故の発生が懸念され、該懸念を解決するために、図５
に示す如く、遊星歯車軸Ａに外嵌した回転軸受Ｂに少許
の隙間Ｃを以て遊動仲介輪Ｍを遊嵌し、該仲介輪Ｍに遊
星歯車Ｐを外嵌し、前述した各種誤差を前記隙間Ｃによ
って吸収することが提案されている。
【０００３】なお、図５で、遊星歯車Ｐは固定内歯歯車
Ｆに内接するとともに、入力軸歯車Ｇに外接し、遊星歯
車軸Ａは図示しないキャリヤに取付けられ、キャリヤは
出力軸に固設されている。
Ｆに内接するとともに、入力軸歯車Ｇに外接し、遊星歯
車軸Ａは図示しないキャリヤに取付けられ、キャリヤは
出力軸に固設されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、該隙間Ｃがバックラッシュの大幅な増加をもたらす
とともに、遊星歯車の回転軸心が隙間Ｃの範囲で自由に
浮動するので、入力軸との平行状態を保持できず、噛合
いの歯当りを悪化させ、円滑な噛合い伝動を著しく阻害
するという欠点を有していた。
は、該隙間Ｃがバックラッシュの大幅な増加をもたらす
とともに、遊星歯車の回転軸心が隙間Ｃの範囲で自由に
浮動するので、入力軸との平行状態を保持できず、噛合
いの歯当りを悪化させ、円滑な噛合い伝動を著しく阻害
するという欠点を有していた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は，遊星
歯車軸の両端部に回転軸受を介して夫々ブシュを外嵌
し、該ブシュを夫々支持する一対の平行して離間対設し
たキャリヤ板の夫々の円周上に前記夫々のブシュを半径
方向に浮動案内する凹溝を設けるとともに、該一対のキ
ャリヤ板の平行した対向面に案内されて遊星歯車軸を入
力軸に平行して浮動させる平行案内鍔部を前記夫々のブ
シュに形成したことにより、前記課題を解決した荷重等
配装置である。
歯車軸の両端部に回転軸受を介して夫々ブシュを外嵌
し、該ブシュを夫々支持する一対の平行して離間対設し
たキャリヤ板の夫々の円周上に前記夫々のブシュを半径
方向に浮動案内する凹溝を設けるとともに、該一対のキ
ャリヤ板の平行した対向面に案内されて遊星歯車軸を入
力軸に平行して浮動させる平行案内鍔部を前記夫々のブ
シュに形成したことにより、前記課題を解決した荷重等
配装置である。
【０００６】
【作用】遊星歯車軸端は、一対の平行して離間対設した
キャリヤ板の円周上に凹設した凹溝に案内されて半径放
射方向に確実に浮動するとともに、遊星歯車軸端に外嵌
したブシュの平行案内鍔部によって、遊星歯車軸が入力
軸に平行して浮動するから、遊星歯車は噛合い歯当りを
悪化させることなく前記した各種誤差を半径方向の浮動
によって吸収し、不良噛合いの発生を防止することがで
きる。
キャリヤ板の円周上に凹設した凹溝に案内されて半径放
射方向に確実に浮動するとともに、遊星歯車軸端に外嵌
したブシュの平行案内鍔部によって、遊星歯車軸が入力
軸に平行して浮動するから、遊星歯車は噛合い歯当りを
悪化させることなく前記した各種誤差を半径方向の浮動
によって吸収し、不良噛合いの発生を防止することがで
きる。
【０００７】
【実施例】図１は、本発明の荷重等配装置を有する遊星
歯車減速機の正面断面図であって、ケーシング１内に軸
受された入力軸２の駆動歯車２’は第１段の遊星歯車３
Ａに噛合し、遊星歯車軸４の両端部には回転軸受５と介
して角形ブシュ６が外嵌され、該角形ブシュ６は図２又
は図３に示すように夫々１つの鍔部７又は一対の鍔部
７’，７’を有し、出力軸８と一体回転する第１キャリ
ヤ板８Ａおよび第２キャリヤ板８Ｂの円周上の角形凹溝
９に半径方向放射状に浮動自在に案内されて支承されて
いるが、前記ブシュ６は必ずしも角形でなくても円筒形
でも差支えなく、凹溝９は凹溝対向内側面が放射方向に
平行であればＵ字形であってもよい。
歯車減速機の正面断面図であって、ケーシング１内に軸
受された入力軸２の駆動歯車２’は第１段の遊星歯車３
Ａに噛合し、遊星歯車軸４の両端部には回転軸受５と介
して角形ブシュ６が外嵌され、該角形ブシュ６は図２又
は図３に示すように夫々１つの鍔部７又は一対の鍔部
７’，７’を有し、出力軸８と一体回転する第１キャリ
ヤ板８Ａおよび第２キャリヤ板８Ｂの円周上の角形凹溝
９に半径方向放射状に浮動自在に案内されて支承されて
いるが、前記ブシュ６は必ずしも角形でなくても円筒形
でも差支えなく、凹溝９は凹溝対向内側面が放射方向に
平行であればＵ字形であってもよい。
【０００８】なお、第１、第２キャリヤ板８Ａおよび８
Ｂは一対の平行して離間対設しボルト１０で結合した一
体のキャリヤ板を構成している。
Ｂは一対の平行して離間対設しボルト１０で結合した一
体のキャリヤ板を構成している。
【０００９】また、遊星歯車軸４には、ケーシング１に
固設された環状内歯歯車１１に内接噛合する第２段の遊
星歯車３Ｂが固設されている。
固設された環状内歯歯車１１に内接噛合する第２段の遊
星歯車３Ｂが固設されている。
【００１０】したがって、入力軸２の回転は駆動歯車
２’より第１段の遊星歯車３Ａに、そして第２段の遊星
歯車３Ｂは固設した環状内歯歯車１１に伝達されるか
ら、第２段の遊星歯車３Ｂは自転、公転して遊星歯車軸
４を入力軸２の周りに回転させるので、キャリヤ板８
Ａ，８Ｂは一体回転して出力軸８を回転させる。
２’より第１段の遊星歯車３Ａに、そして第２段の遊星
歯車３Ｂは固設した環状内歯歯車１１に伝達されるか
ら、第２段の遊星歯車３Ｂは自転、公転して遊星歯車軸
４を入力軸２の周りに回転させるので、キャリヤ板８
Ａ，８Ｂは一体回転して出力軸８を回転させる。
【００１１】また、角形ブシュ６に形成された鍔部７又
は７’は、一対の平行して離間対設した夫々のキャリヤ
板の平行した対向面又は夫々のキャリヤの両面に案内さ
れて浮動し、遊星歯車軸４を入力軸２に平行を維持して
半径方向放射状に浮動させる平行案内鍔部７を構成して
いる。
は７’は、一対の平行して離間対設した夫々のキャリヤ
板の平行した対向面又は夫々のキャリヤの両面に案内さ
れて浮動し、遊星歯車軸４を入力軸２に平行を維持して
半径方向放射状に浮動させる平行案内鍔部７を構成して
いる。
【００１２】したがって、遊星歯車４は、キャリヤ板円
周上の角形凹溝９によって半径方向放射状に浮動案内さ
れるとともに、ブシュの平行案内鍔部７によって入力軸
と平行を維持して浮動することができる。
周上の角形凹溝９によって半径方向放射状に浮動案内さ
れるとともに、ブシュの平行案内鍔部７によって入力軸
と平行を維持して浮動することができる。
【００１３】
【発明の効果】本発明は、遊星歯車軸の両端部に夫々軸
受を介して鍔付きブシュを外嵌し、該夫々のブシュをキ
ャリヤ板の円周上に設けた半径方向浮動案内凹溝内に支
承するとともに、夫々のブシュの平行案内鍔部が一対の
キャリヤ板の平行面に浮動案内されて遊星歯車軸を入力
軸と平行状態を維持しながら浮動させるので、遊星歯車
軸は入力軸と平行状態を保ちながらキャリヤ板の半径方
向に放射状に浮動し、平行浮動によって駆動歯車との歯
当りを改善し、放射方向の浮動によって各種誤差を吸収
して伝動負荷荷重の均等な配分を遂行して荷重等配効果
を達成することができ、噛合い騒音、歯の折損事故、不
良噛合い等が除去されて円滑な噛合い伝動を実現したも
のであって、その効果は著大である。
受を介して鍔付きブシュを外嵌し、該夫々のブシュをキ
ャリヤ板の円周上に設けた半径方向浮動案内凹溝内に支
承するとともに、夫々のブシュの平行案内鍔部が一対の
キャリヤ板の平行面に浮動案内されて遊星歯車軸を入力
軸と平行状態を維持しながら浮動させるので、遊星歯車
軸は入力軸と平行状態を保ちながらキャリヤ板の半径方
向に放射状に浮動し、平行浮動によって駆動歯車との歯
当りを改善し、放射方向の浮動によって各種誤差を吸収
して伝動負荷荷重の均等な配分を遂行して荷重等配効果
を達成することができ、噛合い騒音、歯の折損事故、不
良噛合い等が除去されて円滑な噛合い伝動を実現したも
のであって、その効果は著大である。
【図１】本発明の遊星歯車減速機の正面断面図である。
【図２】第１実施例の遊星歯車軸の正面図である。
【図３】第２実施例の遊星歯車軸の正面図である。
【図４】第１キャリヤ板の側面図である。
【図５】従来例の説明側面図である。
１ ケーシング ２ 入力軸 ２’ 駆動歯車 ３Ａ，３Ｂ 遊星歯車 ４ 遊星歯車軸 ５ 回転軸受 ６ ブシュ ７，７’ 平行案内鍔部 ８ 出力軸 ８Ａ，８Ｂ キャリヤ板 ９ キャリヤ板円周上凹溝 １１ 環状内歯歯車
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成６年９月９日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図１
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
Claims (1)
- 【請求項１】 遊星歯車装置の遊星歯車軸の両端部に回
転軸受を介して夫々ブシュを外嵌し、該ブシュを夫々支
持する一対の平行して離間対設したキャリヤ板の夫々の
円周上に前記夫々のブシュを半径方向に浮動案内する凹
溝を設けるとともに、該一対のキャリヤ板の平行した対
向面に案内されて遊星歯車軸を入力軸に平行して浮動さ
せる平行案内鍔部を前記夫々のブシュに形成した遊星歯
車機構の荷重等配装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15969794A JPH084843A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 遊星歯車機構の荷重等配装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15969794A JPH084843A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 遊星歯車機構の荷重等配装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH084843A true JPH084843A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15699346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15969794A Pending JPH084843A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 遊星歯車機構の荷重等配装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH084843A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001081787A1 (en) * | 2000-04-25 | 2001-11-01 | Kim Seo San | A multi-function pulley lift with the multi-stage reducer |
| JP2013170669A (ja) * | 2012-02-22 | 2013-09-02 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 遊星減速機 |
-
1994
- 1994-06-20 JP JP15969794A patent/JPH084843A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001081787A1 (en) * | 2000-04-25 | 2001-11-01 | Kim Seo San | A multi-function pulley lift with the multi-stage reducer |
| JP2013170669A (ja) * | 2012-02-22 | 2013-09-02 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 遊星減速機 |
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