JP2011053630A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】紙詰まり処理時に詰まった紙の視認性と操作性に優れた画像形成装置を提供する。
【解決手段】転写材を搬送する転写ベルトと、転写ベルトとの間に転写材を挟み込み、転写材にトナー像を転写する感光体と、を有し、前カバーの開動作と連動して転写ベルトを駆動し、前カバーの開動作と連動して感光体を転写ベルトから離す。
【選択図】図12
【解決手段】転写材を搬送する転写ベルトと、転写ベルトとの間に転写材を挟み込み、転写材にトナー像を転写する感光体と、を有し、前カバーの開動作と連動して転写ベルトを駆動し、前カバーの開動作と連動して感光体を転写ベルトから離す。
【選択図】図12
Description
本発明は、用紙を搬送することにより画像形成を行う画像形成装置に関する。
画像形成装置おいて、給紙トレイから取り出された用紙は、搬送手段により搬送されることにより、画像形成装置内を移動し、画像形成部、定着部などを通ることにより、その表面に画像形成が行われる。このため、画像形成部や定着部に搬送されている搬送経路の途中で、用紙が詰まってしまうことがある。つまり、紙詰まり(ジャム)が発生することがある。
この紙詰まりを解消するために、通常、外装カバーを開き、搬送経路の途中に詰まった紙を取り除く作業を行っていた。しかし、すぐには取り除けない位置に紙が詰まることもある。そのようなときのために、搬送ローラにノブを設けられており、このノブにより搬送ローラを回転させ、取り除くことができる位置まで紙を移動させてから取り除くという作業が行われてきた。
そこで、このノブにより搬送ローラを回転する手間を省くために、例えば、特許文献1では、外装カバーの開閉に連動して、搬送ローラを駆動できるようにする方法が開示されている。この方法では、ジャムが発生したときに、外装カバーを開き、この外装カバーの開放動作に連動して駆動した搬送ローラにより、取り除くことが可能な位置まで移動した紙を引き抜くことによりジャム処理を行う。
しかしながら、特許文献1で開示された方法では、紙は取り除くことが可能な位置まで移動されるが、搬送ローラによりニップされた状態であるため、ユーザが紙を引き抜くためには、大きな力が必要である。紙を引き抜く途中で、紙が破れてしまうなどの問題があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、紙詰まり処理時に詰まった紙の視認性と操作性に優れた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明における画像形成装置は、転写材を搬送する転写ベルトと、前記転写ベルトとの間に前記転写材を挟み込み、前記転写材にトナー像を転写する感光体と、を有し、前カバーの開動作と連動して前記転写ベルトを駆動し、前記前カバーの開動作と連動して前記感光体を前記転写ベルトから離すことを特徴とする。
本発明により、紙詰まり処理時に詰まった紙の視認性と操作性に優れた画像形成装置を提供することができる。
次に、発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の断面を示す図である。なお、図1に示した例は一般的な静電作像方式を用いたフルカラー画像形成装置であり、本発明の実施は図1に示した画像形成装置に限定するものではない。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る画像形成装置は、現像ユニット1a〜1d、書込ユニット2、給紙カセット3、給紙ローラ4、レジストローラ5、転写ユニット6、定着ユニット7、排紙ローラ8などを備え、一般的な電子写真プロセスに従ってフルカラー画像を形成する。
給紙ローラ4とレジストローラ5の間の画像面側の転写材搬送ガイドは、後カバーと一体的に設けられ、支点を中心に矢印Aの方向に開閉可能で、給紙ローラ4とレジストローラ5の間で発生した紙詰まり(以下、ジャム)処理を行うことができる。つまり、転写材搬送ガイドを開くことにより、給紙ローラ4とレジストローラ5の間に詰まった転写材を取り除くことができる。
書込ユニット2は、上部のカバーとともに矢印Bの方向に開放可能である。また、現像ユニット1a〜1dは、上方に取り出すことが可能である。このため、レジストローラ5と定着ユニット7の間に発生したジャム処理を行うことができる。つまり、上部カバーを開け、現像ユニット1a〜1dを上方に取り出すことにより、レジストローラ5と定着ユニット7の間に詰まった転写材を取り除くことができる。
また、定着ユニット7は、外装カバーとともに矢印Cの方向に開放可能な構成となっている。よって、この前カバーを開くことにより、定着ユニット近辺でのジャムを処理することができる。
転写材の搬送経路上にはレジスト前転写材有無検知センサ11と定着後転写材有無検知センサ12が設けられ、センサ上の紙の有無を検知する。図1に示すように、レジスト前転写材有無検知センサ11は、レジストローラ5の前にあり、つまり、レジストローラ5に入っていく転写材があるかどうかを検知する。また、定着後転写材有無検知センサ12は、図1に示すように、定着ユニット7の後ろにあり、定着ユニット7からでてきた転写材があるかどうかを検知する。
図2に示すように、レジスト前転写材有無検知センサ11と、定着後転写材有無検知センサ12は、制御部に接続さている。また、制御部には、時間を計測する計時手段が接続されている。また、制御部には、操作部が接続しており、操作部は、制御部からの情報を表示する表示手段と、ユーザからの操作情報の入力を受ける入力手段とを備える。制御部は、入力手段により入力された印刷命令などを受ける。ジャムが発生した場合には、制御部は、操作部の表示手段により、ジャムが発生したことを知らせるメッセージを表示する。
そして、図3のフローチャートに示すように、画像形成中に、あらかじめ設定された所定時間T1経過後に、レジスト前転写材有無検知センサ11上に転写材がない場合と、所定時間T3経過後に、定着後転写材有無検知センサ12上に転写材がない場合に、制御部は、ジェムが発生したと判断する。このT1、T3は、転写材の長さに対応して、あらかじめ設定される。転写材の長さにより、転写材が給紙カセットからレジスト前転写材有無検知センサ11に到達する時間と給紙カセットから定着後転写材有無検知センサ12に到達する時間はあらかじめわかる。よって、この時間を設定しておき、その時間に転写材がそれぞれのセンサ上にないということにより、ジャムが発生したと判定する。これらの時間は、計時手段により計測する。
また、同様に、制御部は、あらかじめ設定された所定時間T2経過後に、レジスト前転写材有無検知センサ上に転写材が存在する場合と、所定時間T4経過後に、定着後転写材有無検知センサ上に転写材が存在する場合も、ジャムが発生したと判断する。このT2、T4も、転写材の長さに対応して、あらかじめ設定される。上記と同様に、転写材の長さから、転写材が前転写材有無検知センサ11を通過する時間と着後転写材有無検知センサ12を通過する時間はあらかじめわかる。よって、通過しているはずの時間に、転写材が存在するということにより、ジャムが発生したと判定する。
制御部は、ジャムが発生したと判断をすると、駆動手段を停止し、操作部13にジャムが発生した旨を表示する。図3のフローチャートに示すように、印刷命令を受け、印刷を開始した後(S301)、T1経過後に、レジスト前転写材有無センサ11上に紙がある場合は(S302、Yes)、ジャム処理を行うために、「給紙カセット脱着」と操作部13にメッセージを表示し(S303)、給紙カセットの脱着を促すようにする。
また、T2経過後に、レジスト前転写材有無センサ11上に紙がない場合は(S304、Yes)、前転写材有無センサ11より前に紙が詰まっていると考えられるため、ジャム処理を行うために、「後カバー開」と操作部13にメッセージを表示し(S305)、後カバーの開放を促すようにする。また、T3経過後に、定着後転写材有無センサ12上に紙がある場合は(S306、Yes)、ジャム処理を行うために、「前カバー開」と操作部13にメッセージを表示し(S307)、前カバーの開放を促すようにする。また、T4経過後に、定着後転写材有無センサ12上に紙がない場合は(S308、Yes)、定着後転写材有無センサ12より前に紙が詰まっていると考えられるため、ジャム処理を行うために、「前カバー開」と操作部13にメッセージを表示し、前カバーの開放を促すようにする。
このように、転写材後端がレジストローラを通過した時のみ、前カバーを開位置に移動させる指示を表示させるため、レジストローラと転写ベルトが同時に転写材をニップしているときに前カバーを開位置に移動させて転写ベルトを駆動し、転写材をレジストローラと転写ベルトで引っ張り合うことがなくなる。よって、転写材を引っ張り合い、転写材が破れてしまうような不具合を防ぐことが可能になる。
図4、5を用いて、本発明の実施形態を説明する。図4は、前カバー9が装置本体に対して閉位置にある時の、転写ユニット6内の転写駆動ローラ61近傍の様子を示している。転写駆動ローラ61の軸方向端部には転写駆動ギヤ62が設けられており、図示しないギヤを介して、図示しない駆動モータが駆動している。また、転写駆動ギヤ62は、減速ギヤ63と連結されている。
一方、前カバー9は、前カバー回転支点91を中心に装置本体に対して矢印Cの方向に回動可能に設けられており、前カバー9には、ラック部材92がラック部材回転支点93を中心に回動可能に設けられている。減速ギヤ回転支点64を中心に回動可能に設けられたギャップ部材65によって、ラック部材92は減速ギヤ回転支点64からの距離が所定値以上にならないように保持されている。ラック部材92には部分的にギヤ部921が設けられており、前カバー9が装置本体に対して閉位置にあるときは、ギヤ部921は減速ギヤ63と連結していない。
図5は、前カバー9を装置本体に対して閉位置から開位置に開放する途中の転写駆動ローラ61周辺の様子を示す。前カバーを矢印C方向に回動させると、ラック部材92はギャップ部材65によって減速ギヤ回転支点64との距離を一定に保ちながら矢印Dの方向に引っ張られる。すると、ラック部材92のギヤ部921が減速ギヤ63と連結し、さらに前カバー9を矢印Cの方向に開放すると、減速ギヤ63は矢印Eの方向に回転する。すると、減速ギヤ63と連結されている転写駆動ギヤ62は矢印Fの方向に回転し、転写駆動ローラ61に張架された転写ベルト66を矢印Gの方向に駆動する。
このように、前カバーが閉位置から開位置に移動する動作に連動して搬送手段を駆動する駆動手段を設けることにより、転写材が機内で詰まった場合に、前カバーを開位置に移動させると転写材を搬送し、ジャム処理時の転写材の視認性ならびに操作性に良くなる。これにより、転写材のつまむことができる部分が短い、といった不具合の解消することが可能となる。
また、この構成は、ラック部材とギヤだけで構成するため、低コストであり、簡易な構成である。ここで、前カバーが画像形成装置本体に対して閉位置にあるときにラック部材とギヤが連結していると、画像形成中に転写ベルトを駆動できなくなってしまうため、閉位置にある時は連結が外れる構成にする必要がある
図6に示すように、転写ベルト上の位置に転写材がある状態でジャムが発生した時は、前カバー9を矢印Cの方向に回動させると、図5で説明したように転写ベルト66は矢印Gの方向に移動し、転写材が定着ユニットの方向に搬送される。カバーを開位置に移動させると、図7に示すように、定着ユニット7が退避した空間に転写材が露出し、ユーザが転写材を容易に取り除くことが可能になる。
また、減速ギヤはワンウェイ構造になっており、図5の矢印Fの方向には動力を伝達するが、逆の方向には動力を伝達しない。そのようにすることで、前カバー9を開位置から閉位置に移動する際に転写ベルト66が矢印Gの逆方向に駆動して作像プロセス上の不具合が起こるのを防止するとともに、前カバー9を閉位置に移動する際の操作力を低減する事ができる。本実施形態では減速ギヤ63をワンウェイにしているが、もちろん転写駆動ギヤ62をワンウェイにしても良い。また、減速ギヤ63の間にアイドラギヤを連結する場合は、アイドラギヤをワンウェイにしても良い。
図8は、減速ギヤ63のワンウェイ構造について説明する図である。図8を用いて、減速ギヤ63のワンウェイ構造について説明する。減速ギヤ63は、小径ギヤ631と、コイルバネ632と、大径ギヤ633とからなる。コイルバネ端部6321は、略勘合する大径ギヤ633の挿入部6331に挿入することで、大径ギヤ633とコイルバネ632は減速ギヤ回転支点64を中心に一体的に回転する。小径ギヤ631は、コイルバネ632の内径より径が大きい圧入部6311を有する。圧入部6311をコイルバネ632に圧入することで、小径ギヤ631が矢印Fの方向に駆動する際はコイルバネ632が圧入部6311を締め付けるために小径ギヤ631とコイルバネ632、大径ギヤ633が一体的に回転し、動力を伝達する。矢印Fの逆方向に駆動する際はコイルバネ632が緩まるため、コイルバネ632と大径ギヤ633は回転せず、動力を伝達しない仕組みになっている。なお、図8はワンウェイ構造の一例であり、本発明の実施形態を限定するものではない。他の構造でもワンウェイであれば、同様の効果が得られる。
このように、転写ベルトを、下流へ(順方向に)送る方向に駆動させる方向のみ動力を伝達することにより、前カバーを閉位置に移動する際に転写手段が逆方向に駆動することを防ぐことができる。また、前カバーを開位置に移動する際は搬送手段を駆動するのに必要な動力を前カバーの開時の緩衝手段に兼用することができるために緩衝部材が不要となり低コストな構成となる。さらに閉位置に移動する際は開位置に移動する際より少ない操作力で移動させることができるため、操作性に優れる画像形成装置を提供できる。
前カバー9の開閉動作により転写駆動ギヤ62を回転させる方法として、図9に示すように、定着ユニット7を前カバー9と一体的に矢印Hの方向に引き出すことにより転写駆動ギヤ62を回転させるようにしても良い。前カバー9を矢印Hの方向に引き出すと、前カバー9と一体的に設けられたラック部材92が移動する。ラック部材92のギヤ部921は、前カバー9が閉位置にあるときは転写駆動ギヤ62と連結していないが、前カバー9を引き出す過程で転写駆動ギヤ62と連結し、転写ベルト66を矢印Gの方向に駆動させ、定着ユニット7が退避した空間に転写材を露出させることで、ユーザが容易に転写材を取り除くことができる。転写駆動ギヤ62は、図8に示すようなワンウェイ構造になっており、前カバー9を閉位置に移動する際は回転しないことで、転写ベルト66が矢印Gの逆方向に駆動して作像プロセス上の不具合が起こるのを防止するとともに、前カバー9を閉位置に移動する際の操作力を低減する事ができる。もちろん、転写駆動ギヤ62とラック部材92の間にアイドラギヤや減速ギヤを用いても良いし、アイドラギヤや減速ギヤをワンウェイ構造にしても同様の効果が得られる。
本発明の実施形態を、図11、12を用いて説明する。図11は、前カバー9の移動と転写ベルト66の駆動に関しては、図4、5に示した実施形態に対して、アイドラギヤ67が追加されたこと、ラック部材92が前カバー回転支点92を中心とする円弧形状になっている点が異なるが、図4、5に示した実施形態と同様の効果が得られる。この実施形態では、さらに、装置本体に対して略水平方向に移動可能で、感光体の回転軸141a〜141dに対応した4箇所の傾斜部151a〜151dと、ギヤ部152を有するスライド部材15を設けるとともに、スライド部材15のギヤ部152、ラック部材92の第二のギヤ部922と連結する第二のアイドラギヤ68を設けている。また、感光体の回転軸141a〜141dは、感光体軸141a〜141dと略勘合する図示しない本体フレームのU字型の位置決め溝によって、略上下方向にのみ移動可能に保持されている。感光体軸141a〜141dは、前カバー9が閉位置にある状態ではスライド部材15とは接していないことで、前カバー9が閉位置にある時は現像ユニット1自身の自重により感光体軸141a〜141dが図示しない本体フレームの位置決め溝に従って精度よく位置決めされる。
ここで、前カバー9を矢印Cの方向に開放すると、図12に示すように、第二のアイドラギヤ68が矢印Iに示す方向に回転し、連結されたスライド部材は矢印Jの方向にスライドする。すると、傾斜部151a〜151dは、略上下方向にのみ移動可能に保持された感光体軸141a〜141dを略上方に持ち上げ、感光体14a〜14dは転写ユニット6に対して離間する。第二のアイドラギヤ68は常にラック部材92の第二のギヤ部922と連結しているため、転写ベルト66が駆動し始めるより先に感光体14a〜14dを転写ユニット7に対して離間することが可能となり、感光体14と転写材、または感光体14と転写ベルト66の擦れによって感光体14や転写ベルト66が未定着トナーで汚れることや、傷つくことを防止することができる。
このようにすることにより、感光体と転写ベルトによる転写材の挟み込みが解除されるため、小さな力で転写材を引き抜くことが可能になる。
また、転写ベルトと感光体が離間した後に転写ベルトを駆動するようにすると、感光体と転写ベルトに吸着搬送される転写材が擦れて感光体が傷つくことを防止できる。また、前カバーの移動に伴って像担持体も駆動する構成とすることによる構成の複雑さ、サイズアップを回避することができる。また、棒部材で感光体を持ち上げるため、簡易でコストの低い構成となる。
画像形成部の下方で転写材にトナー像を転写する転写ユニットを有する画像形成装置では、転写ユニット近傍で発生したジャム処理の際に、転写材を取り除くには転写材をニップしている部品、例えば画像形成部を装置本体から外して転写材を取り出す方法か、定着手段を外して定着手段についてきた転写材を取り出す、という方法が考えられる。
前者の方法では、画像形成部を取り除くためには上部のカバーを開いた後に(1〜4個の)画像形成部を取り除く必要があるためアクション数が増えるし、上部のカバーと画像形成部を一体的に開く構成にするには大きな操作力が必要になる上、開閉動作の緩衝に大掛かりな緩衝部材が必要になる。
後者の方法では、定着手段についてきた転写材を取り除くためには定着手段のニップを解除する必要があるためアクション数が増えるし、定着手段に転写材がニップされていない場合は転写材を機内から取り出すことができない。
このような画像形成装置においても、前カバーの開閉動作に連動して転写ベルトを駆動する駆動手段を有するので、前カバーを開位置に移動させると機内の転写材が露出して容易に取り除くことができる。つまり、大掛かりな緩衝部材やアクション数を増やすことなく転写材の除去が可能になり、小型でメンテナンス性に優れる画像形成装置を提供できる。
図13は、本発明に実施形態に係る画像形成装置の定着ユニット7の図を示す図である。定着ユニット7は、回転支点711を中心に回転可能に保持された加熱ローラ71と、加圧ローラ72と、加圧ローラ72の軸方向両端部を、回転支点721を中心に回転可能に保持し、回転軸731を中心に回動可能な加圧ローラ保持部材73、加圧ローラ72を略上方に付勢する加圧ローラ付勢部材74、定着カバー75などから構成される。加圧ローラ付勢部材74は、バネ部材741と、定着カバー75の下方に設けられた案内部751に沿って略上下方向にスライド可能なスライド部材742から成る。前カバー9が閉位置にある場合は、装置本体に設けられた突出部16が案内部751内に挿入し、付勢部材74を略上方に押圧することで、加圧ローラ72は加熱ローラ71と圧接し、ニップを形成する。前カバー9が開位置に移動すると、図14に示すように、付勢部材74が定着ユニット7内の下方にスライドし、加圧ローラ72と加熱ローラ71のニップを解除する。
このような構成にすることで、例えば、図15に示すように、転写ユニット6と定着ユニット7の両方に転写材がニップされた状態でジャムが発生しても、図16に示すように、前カバー9を開放するだけで、定着ユニット7内のニップを解除する動作無しに転写材を取り除くことが可能となる。なお、ここで説明した実施形態は一例であり、例えば、付勢部材74を定着カバー75の案内部751から突出し、前カバー9が閉位置にあるときに付勢部材の突出部が装置本体に接してニップを形成し、開位置にあるときにニップを解除する構成にしても良いし、加熱ローラ71を保持部材が移動可能に保持する構成でも、同様の効果が得られる。
このように、前カバーが閉位置にあるときのみ付勢手段が加熱ローラもしくは加圧ローラを付勢する構成であるため、定着手段に転写材がニップされた状態でジャムが発生した場合、前カバーを開位置に移動させた後に加熱ローラと加圧ローラの圧接を解除する動作が不要になり、操作性に優れる画像形成装置を提供できる。
定着手段を前カバーと一体的に移動可能に設けることで、前カバーを開位置に移動させると定着手段が退避してジャム処理時の処理空間が大きくなり、操作性に優れる画像形成装置を提供できる。
定着手段用の一次のハーネスを、前カバーの支点軸周辺を通って装置本体につなげるようにする。前カバーを、装置本体に対して回動以外の移動可能な構成(例えば引き出し方式)とするためには、開位置に移動しても定着手段と装置本体を電気的に接続できる長いハーネスを用いるか、脱着可能なコネクタで接続する必要がある。前者の方法では開閉部材が装置本体に対して閉位置にある時にハーネスを収納するスペースが必要になかったり、長いために高価なハーネスを使用せざるを得ない欠点がある。後者の方法では開閉部材の移動にコネクタの脱着が伴うため、大きな操作力が必要となり、操作性が悪化する。前カバーを、装置本体に対して回動可能な構成にし、電気接続手段(ハーネス)を回転支点周辺を通すことで、短く安価な接続手段で、コネクタが不要となり、低コストかつ操作性にすぐれる画像形成装置を提供できる。
ここで、前カバー9を開いた時の回転による転写材の搬送量は、レジストローラ5〜定着ユニット7の距離と紙の長さの差より長くなるようにギヤ比を設定すると、転写材後端がレジストローラ6を抜けた直後の位置でジャムが発生しても、前カバー9を開くと転写材先端を定着ユニット7付近まで送ることができ、ジャム紙の視認性、操作性を向上できる。本実施形態では、表1に示すように、前カバー9を開放した際に、前カバー9の回転角の16.8倍ほど転写駆動ローラが回転するように増幅させている。前カバー9を一度開放すると、転写ベルト66を、レジストローラ5〜定着ユニット7までの距離から最小転写材長さを引いた値173mmより長い210mmほど搬送できる。
画像形成装置が対応する最も短い転写材、例えば、はがき(長さ127mm)がレジストローラを抜けた直後の位置でジャムが発生した場合に、つかみやすい定着ローラまで一度の開閉動作で送るには、レジストローラから定着ローラまでの搬送距離が250mm(上述している直接転写方式の画像形成装置は概ね300mm以上)の場合、122mm搬送する必要がある。φ18の転写駆動ローラ2.2回転時の搬送距離に相当する値であり、前カバーの最大開放角を80度(0.22回転)とすると、開閉部材の回転角の10倍以上に増幅して転写手段を回転駆動させると、一度の開動作で定着ローラ近傍まで転写材を搬送することができ、ジャム除去の操作性に優れる画像形成装置を提供できる。
また、図17に、前カバー9の開放角度と、転写ベルト66の駆動量、転写ベルト66と感光体14間の距離、定着ユニット内の加熱ローラ71と加圧ローラ72間の距離の関係をそれぞれ示す。前カバー9を開き始めると、20°開放した時点からラック部材92と減速ギヤ63が連結し、転写ベルト66が駆動し始める。その後は回転角度に比例して増加し、80°開放すると、210mm搬送する。転写ベルト66と感光体14間の距離は、前カバー9が0°から10°までは開放角度に比例して増加する。これはスライド部材15の傾斜部151によって感光体軸141が徐々に持ち上げられるためである。10°以降は、感光体軸141はスライド部材15の水平な部分に支えられ、距離は一定となる。定着ユニット7内の加熱ローラ71と加圧ローラ72間のギャップは、約3°までは開放角によらず0となっている。これは、前カバー9が開放するにつれて、軸間の距離は比例して大きくなるが、閉位置にあるときにニップを形成しているためである。その後、3°〜5°にかけては開放角に比例して大きくなり、その後はほぼ一定のギャップとなる。この図から、前カバー9を開放すると、転写ベルト66と感光体14の離間と、加熱ローラ71と加圧ローラ72間のギャップが形成された後に転写ベルト66が駆動し始めることがわかる。
図18〜20を用いて、本発明の実施形態を説明する。本実施形態では、前カバー9の開閉に連動してレジストローラ5を駆動する構成となっている。レジストローラ5は、レジスト駆動ローラ51とレジスト従動ローラ52からなる。レジスト駆動ローラ51とレジスト従動ローラ51の両端は、長穴部531を有する軸受け53に保持され、レジスト駆動ローラ51はバネ部材54によって、レジスト従動ローラ52と圧接している。また、レジスト駆動ローラ51とレジスト従動ローラ51は図示しないギヤによって連結されている。図20に示すように、ラック部材92は傾斜部923を有している。前カバー9を矢印Kの方向に回転させると、レジスト駆動ローラ51のギヤ部511とラック部材92のギヤ部921が連結し、レジスト駆動ローラ51とレジスト従動ローラ52が回転する。さらに前カバー9を矢印Kの方向に開放すると、傾斜部923によって、レジスト駆動ローラ51とレジスト従動ローラ52が離間する。ジャム処理時にはレジスト駆動ローラ51とレジスト従動ローラ52の回転によって転写材が搬送されて紙の視認性が向上し、同ローラの離間によって少ない操作力で転写材を引き抜くことが可能になる。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範囲な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更が可能である。
また、本発明における画像形成装置は、前記転写ベルトを張架する第1の回転ローラと第2の回転ローラの2つの回転ローラと、前カバーに取り付けられたラック部材と、前記第1の回転ローラに取り付けられた第1のギヤと、前記第1のギヤに連結した第2のギヤと、前記ラック部材に取り付けられ、前記第2のギヤに連結した第3のギヤと、を有し、前記前カバーの開動作により前記ラック部材が移動し、当該ラック部材の移動により前記第3のギヤが移動し、当該第3のギヤの移動により前記第2のギヤが回転し、当該第2のギヤの回転により前記第1のギヤが回転し、当該第1のギヤの回転により前記第1の回転ローラが回転し、当該第1の回転ローラの回転により前記転写ベルトが移動するようにしても良い。
また、本発明における画像形成装置は、第1のギヤと第2のギヤの2つのギヤのうちの少なくとも1つのギヤがワンウェイギヤであるようにしても良い。
また、本発明における画像形成装置は、前記転写ベルトは、前記前カバーの開動作と連動して前記感光体を前記転写ベルトから離した後に、前カバーの開動作と連動して駆動されるようにしても良い。
また、本発明における画像形成装置は、傾斜部を有するスライド部材と、前記スライド部材に取り付けられ、前記第3のギヤと連結した第4のギヤと、を有し、前記前カバーの開動作により前記ラック部材が移動し、当該ラック部材の移動により前記第3のギヤが移動し、当該第3のギヤの移動により前記第4のギヤが移動し、当該第4のギヤの移動により前記スライド部材が移動し、前記スライド部材は、当該第4のギヤの移動により移動するときに、前記傾斜部により前記感光体を持ち上げ、当該感光体を前記転写ベルトから離すようにしても良い。
また、本発明における画像形成装置は、前記転写材は、前記感光体の下方にあるときに、当該感光体から前記トナー像を転写されるようにしても良い。
また、本発明における画像形成装置は、前記第1のギヤと前記第2のギヤとの間のギヤ比と前記第2のギヤと前記第3のギヤの間のギヤ比は、前記転写ベルトの移動距離が前記ラック部材の移動距離の10倍以上になるような組み合わせであるようにしても良い。
また、本発明における画像形成装置は、前記転写材に転写材に転写されたトナー像を当該転写材に定着させる定着手段を有し、前記定着手段は、前記前カバーと一体となって移動するようにしても良い。
また、本発明における画像形成装置は、前記定着手段は、回転可能な加熱部材と、当該加熱部材と圧接して回転する加圧部材と、加熱部材と加圧部材の一方を付勢することで加熱部材と加圧部材を圧接させる付勢部材と、を有し、前記付勢部材は、前記前カバーが閉状態であるときにのみ、加熱部材と加圧部材の一方を付勢するようにしても良い。
また、本発明における画像形成装置は、前記転写ベルトの上流に前記転写材があるかないかを検知するセンサと、時間を計時する計時手段と、ユーザに対するメッセージを表示する表示手段と、を有し、前記計時手段により計時された時間を使用し、前記転写材が前記センサを通過すべき時間に通過していないときと、前記転写材が前記センサを通過すべきでない時間に通過しているときに、紙詰まりが発生していると判断し、前記前カバーを開くことを伝えるメッセージを前記表示手段により表示するようにしても良い。
また、本発明における画像形成装置は、前記前カバーが少なくとも一つの支点を中心として回転自在に接続しており、前記支点の周辺を通る線状の電気接続手段により前記定着手段と結ばれているようにしても良い。
1 現像ユニット
14 感光体
141 感光体回転軸
15 スライド部材
151 傾斜部
152 ギヤ部
2 書込ユニット
3 給紙カセット
4 給紙ローラ
5 レジストローラ
6 転写ユニット
61 転写駆動ローラ
62 転写駆動ギヤ
63 減速ギヤ
64 減速ギヤ回転支点
65 ギャップ部材
66 転写ベルト
67 アイドラギヤ
68 第2のアイドラギヤ
7 定着ユニット
8 排紙ローラ
9 前カバー
91 前カバー回転支点
92 ラック部材
921 ギヤ部
922 第2のギヤ部
93 ラック部材回転支点
11 レジスト前転写材有無検知センサ
12 定着後転写材有無検知センサ
14 感光体
141 感光体回転軸
15 スライド部材
151 傾斜部
152 ギヤ部
2 書込ユニット
3 給紙カセット
4 給紙ローラ
5 レジストローラ
6 転写ユニット
61 転写駆動ローラ
62 転写駆動ギヤ
63 減速ギヤ
64 減速ギヤ回転支点
65 ギャップ部材
66 転写ベルト
67 アイドラギヤ
68 第2のアイドラギヤ
7 定着ユニット
8 排紙ローラ
9 前カバー
91 前カバー回転支点
92 ラック部材
921 ギヤ部
922 第2のギヤ部
93 ラック部材回転支点
11 レジスト前転写材有無検知センサ
12 定着後転写材有無検知センサ
Claims (11)
- 転写材を搬送する転写ベルトと、
前記転写ベルトとの間に前記転写材を挟み込み、前記転写材にトナー像を転写する感光体と、を有し、
前カバーの開動作と連動して前記転写ベルトを駆動し、
前記前カバーの開動作と連動して前記感光体を前記転写ベルトから離すことを特徴とする画像形成装置。 - 前記転写ベルトを張架する第1の回転ローラと第2の回転ローラの2つの回転ローラと、
前カバーに取り付けられたラック部材と、
前記第1の回転ローラに取り付けられた第1のギヤと、
前記第1のギヤに連結した第2のギヤと、
前記ラック部材に取り付けられ、前記第2のギヤに連結した第3のギヤと、を有し、
前記前カバーの開動作により前記ラック部材が移動し、当該ラック部材の移動により前記第3のギヤが移動し、当該第3のギヤの移動により前記第2のギヤが回転し、当該第2のギヤの回転により前記第1のギヤが回転し、当該第1のギヤの回転により前記第1の回転ローラが回転し、当該第1の回転ローラの回転により前記転写ベルトが移動することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 第1のギヤと第2のギヤの2つのギヤのうちの少なくとも1つのギヤがワンウェイギヤであることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記転写ベルトは、前記前カバーの開動作と連動して前記感光体を前記転写ベルトから離した後に、前カバーの開動作と連動して駆動されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 傾斜部を有するスライド部材と、
前記スライド部材に取り付けられ、前記第3のギヤと連結した第4のギヤと、を有し、
前記前カバーの開動作により前記ラック部材が移動し、当該ラック部材の移動により前記第3のギヤが移動し、当該第3のギヤの移動により前記第4のギヤが移動し、当該第4のギヤの移動により前記スライド部材が移動し、
前記スライド部材は、当該第4のギヤの移動により移動するときに、前記傾斜部により前記感光体を持ち上げ、当該感光体を前記転写ベルトから離すことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記転写材は、前記感光体の下方にあるときに、当該感光体から前記トナー像を転写されることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記第1のギヤと前記第2のギヤとの間のギヤ比と前記第2のギヤと前記第3のギヤの間のギヤ比は、前記転写ベルトの移動距離が前記ラック部材の移動距離の10倍以上になるような組み合わせであることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記転写材に転写材に転写されたトナー像を当該転写材に定着させる定着手段を有し、
前記定着手段は、前記前カバーと一体となって移動することを特徴とする請求項1から7に記載の画像形成装置。 - 前記定着手段は、回転可能な加熱部材と、当該加熱部材と圧接して回転する加圧部材と、加熱部材と加圧部材の一方を付勢することで加熱部材と加圧部材を圧接させる付勢部材と、を有し、
前記付勢部材は、前記前カバーが閉状態であるときにのみ、加熱部材と加圧部材の一方を付勢することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。 - 前記転写ベルトの上流に前記転写材があるかないかを検知するセンサと、
時間を計時する計時手段と、
ユーザに対するメッセージを表示する表示手段と、を有し、
前記計時手段により計時された時間を使用し、前記転写材が前記センサを通過すべき時間に通過していないときと、前記転写材が前記センサを通過すべきでない時間に通過しているときに、紙詰まりが発生していると判断し、前記前カバーを開くことを伝えるメッセージを前記表示手段により表示することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記前カバーが少なくとも一つの支点を中心として回転自在に接続しており、
前記支点の周辺を通る線状の電気接続手段により前記定着手段と結ばれていることを特徴とする請求項1から10までのいずれか1項に記載の画像形成装置。
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