JP2003307981A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003307981A
JP2003307981A JP2002311469A JP2002311469A JP2003307981A JP 2003307981 A JP2003307981 A JP 2003307981A JP 2002311469 A JP2002311469 A JP 2002311469A JP 2002311469 A JP2002311469 A JP 2002311469A JP 2003307981 A JP2003307981 A JP 2003307981A
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JP2002311469A
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English (en)
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Kazuhiro Matsuyama
和弘 松山
Yoshinobu Tateishi
嘉信 立石
Toshiya Mikita
俊也 御喜田
Masashi Hirai
政志 平井
Toshinaka Yamanaka
敏央 山中
Mitsuyoshi Terada
光良 寺田
Hiroshi Nakagawa
裕詞 中川
Osamu Fujimoto
修 藤本
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/70Detecting malfunctions relating to paper handling, e.g. jams
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00535Stable handling of copy medium
    • G03G2215/00548Jam, error detection, e.g. double feeding
    • G03G2215/00552Purge of recording medium at jam

Abstract

(57)【要約】 【課題】部品点数を増加させることなく、製造コストや
組み立てコストを増加することなく、ジャム処理を能率
よくおこなえる画像形成システムを提供する。 【解決手段】像担持体3上に形成されたトナー像を転写
担持体7上に吸着搬送されるシート記録材に転写すると
共に、シート記録材の搬送異常を判断し、かつ、その搬
送異常時には、その搬送動作を停止させるジャム処理制
御手段を具備した画像形成装置において、前記ジャム処
理制御手段は、定着装置12以外でのシート搬送異常が
検出された場合に、定着装置12のシート記録材搬送動
作を停止させた後、転写担持体7およびその上流側のシ
ート記録材搬送動作を停止させ、転写担持体7及びその
上流側のシート搬送手段に存在するシート記録材を定着
装置12のエリアと転写担持体7が位置するエリアとに
またがる位置に搬送させ停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート記録部材に
各種画像の形成を行なう複写機,プリンタ,FAX等の
画像形成装置に係り、特に、シート記録部材の搬送中に
おけるジャム処理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、像担持体に形成されたトナー画像
を、転写担持体によって、シート記録部材に静電吸着さ
せて転写した後、そのトナー画像を定着装置でシート記
録部材上に定着させるようにして画像形成をおこなう画
像形成装置がある。このような画像形成装置のうち、特
に像担持体とその周囲に各プロセス手段を配置した画像
形成ステーションを複数配列したタンデム型の画像形成
装置では、全ての画像形成ステーションの像担持体にわ
たって単一の転写担持体が対向して形成されるためにそ
の転写担持体が長く形成されることになる。
【0003】そのため、逐次連続して搬送されるシート
記録部材の何れかが搬送中にジャムを起こし画像形成装
置が緊急停止した場合には、像担持体と転写担持体との
間にシート記録部材が停止していることが多い。特に、
定着部で搬送ジャムが発生した場合には緊急に動作を停
止しなければならない。このような場合には、像担持体
と転写担持体との間に後続のシート記録部材が停止して
いる可能性が高い。
【0004】像担持体と転写担持体との間にシート記録
部材が停止している場合は、シート記録部材は転写担持
体に静電吸着していることと、像担持体と転写担持体が
当接状態となっているために、停止して残っているシー
ト記録部材を指でつかんで引き出すことが困難である。
そのため、例えば、ジャムが発生した場合には、転写担
持体を複写時の移動方向とは逆の方向に逆転させてシー
ト記録部材を容易に取り出せる位置に戻してジャム処理
を行なうようにした用紙搬送装置や剥離不良紙処理装置
が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
【0005】ところが、転写担持体と像担持体との間に
存在するシート記録部材を目視で見つけ出すのは困難で
あり、また、通常、画像形成装置は、転写担持体上に存
在するシート記録部材を検出する手段を具備していない
ため、搬送ジャム時にシート記録部材が転写担持体に吸
着したままの状態にあるかどうかを画像形成装置自体や
使用者が判断することは難しい。
【0006】従って、ジャム発生時に常に転写担持体を
逆回転させる構成では、シート記録部材が転写担持体上
に存在していない場合には、逆回転動作が無駄となり時
間的にも不経済になるという問題がある。しかしなが
ら、転写担持体上に存在するシート記録部材を検出する
ための検出器を設けると、部品点数が増え、画像形成部
のサイズが大型化したり、製造コストや組み立てコスト
などが嵩むという問題が発生する。
【0007】また、シート記録部材のジャムが発生した
場合に,定着部のみを停止させ他の部分は一定時間駆動
させ定着部の手前までシート記録部材を搬送してジャム
処理を容易にした画像形成装置が提案されている(例え
ば、特許文献3参照)。
【0008】さらに、ジャムが発生した場合にシート記
録部材を定着部の手前に搬送するときに転写担持体に印
加される転写バイアスを断つことで、シート記録部材と
転写担持体との吸着力をある程度軽減させジャム処理を
容易にしようとした画像形成装置が提案されている(例
えば、特許文献4参照)。
【0009】
【特許文献1】特開昭62−264144号公報
【特許文献2】特開平7−281534号公報
【特許文献3】特開平5−53405号公報(段落「0
013」「0016」)
【特許文献4】特開平11−119490号公報(段落
「0055」「0066」)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、転写担
持体とシート記録部材との間に発生する吸着力は、転写
担持体に印加される転写バイアスだけでなく、帯電され
ている像担持体との接触によりシート記録部材に与えら
れる吸着力も加算される。
【0011】従って、上述の特許文献4の場合のよう
に、転写バイアスを断つ動作のみでは、転写担持体に対
するシート記録部材の吸着力を低減させることはでき
ず、依然として転写担持体とシート記録部材の吸着力は
高いままとなっているため、ジャム処理時におけるシー
ト記録部材の剥ぎ取り作業の困難性は解消しえないこと
が懸念される。
【0012】本発明は、このような実情に鑑みてなさ
れ、部品点数を増加させることなく、製造コストや組み
立てコストを増加することなく、ジャム処理を能率よく
おこなえる画像形成装置を提供することを目的とする。
さらには、転写担持体とシート記録部材との吸着力を極
力減じて、ジャム処理の能率をより一層向上させた画像
形成装置を提供することをも目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するための手段を以下のように構成している。
【0014】(1)像担持体上に形成されたトナー像を
転写担持体上に吸着搬送されるシート記録部材に転写す
ると共に、前記シート記録部材の搬送異常を判断し、か
つ、その搬送異常時には、前記シート記録部材の搬送動
作を停止させるジャム処理制御手段を具備した画像形成
装置において、前記ジャム処理制御手段は、シート記録
部材の異常停止後の復帰作業の後で前記シート記録部材
の搬送動作の再開直前または直後に、搬送途中のシート
記録部材の存在が確認された場合には、前記シート記録
部材を取り出し易い位置に搬送して停止させることを特
徴とする。
【0015】この構成においては、搬送ジャムなどによ
り異常停止(緊急停止)をした後に画像形成装置内に残
っているシート記録部材を取り出す等の復帰作業を行な
う場合に、見過ごしやすい像担持体と転写担持体との間
に残されたシート記録部材や、転写担持体に静電吸着さ
れていて取り出しにくいシート記録部材が、取り出し易
い位置まで移動されるため、ジャム処理が容易となる。
【0016】(2)前記転写担持体の搬送方向下流側
に、シート記録部材の搬送方向に開放可能な定着装置を
備え、かつ、前記取り出し易い位置が、前記定着装置の
エリアと前記転写担持体が位置するエリアにまたがる位
置であることを特徴とする。
【0017】この構成においては、シート記録部材を転
写担持体と定着装置とにまたがった位置で停止させるこ
とにより、定着装置を画像形成装置から開放することで
シート記録部材を容易に取り出すことができる。
【0018】(3)前記取り出し易い位置は、前記定着
装置のエリアと前記転写担持体が位置するエリアにまた
がる位置の中、シート記録部材の先端が前記定着装置の
ローラ部材に噛み込む手前の位置であることを特徴とす
る。
【0019】この構成においては、定着装置を画像形成
装置より開放させた時に、シート記録部材の先端が転写
担持体から飛び出した状態となるため、シート記録部材
が転写担持体に静電吸着されていてもシート記録部材の
先端をつかんで容易に取り出すことができる。
【0020】(4)前記取り出し易い位置は、前記定着
装置のエリアと前記転写担持体が位置するエリアにまた
がる位置の中、シート記録部材の先端が前記定着装置の
ローラ部材に噛み込まれた位置であることを特徴とす
る。
【0021】この構成においては、定着装置を画像形成
装置から開放する動作により、定着装置のローラ部材に
挟み込まれたシート記録部材が一緒に引き出されるた
め、転写担持体にシート記録部材が静電吸着していても
容易にシート記録部材を取り出すことができる。(ま
た、手を差し入れてシート記録部材を転写担持体より剥
がすときに、放電等が発生した場合に不快な電気ショッ
クを受け、その条件反射により手を引っ込めたときに誤
って怪我をしてしまう等の危険性を減じることができ
る。) (5)像担持体上に形成されたトナー像を転写担持体上
に吸着搬送されるシート記録部材に転写すると共に、前
記シート記録部材の搬送異常を判断し、かつ、その搬送
異常時には、前記シート記録部材の搬送動作を停止させ
るジャム処理制御手段を具備した画像形成装置におい
て、前記ジャム処理制御手段は、シート搬送異常が検出
された場合に、前記定着装置のシート記録部材の搬送動
作を停止させた後、前記転写担持体およびその上流側の
シート搬送手段の搬送動作を停止させ、前記転写担持体
およびその上流側のシート搬送手段に存在するシート記
録部材を、前記定着装置のエリアと前記転写担持体が位
置するエリアとにまたがる所定の位置に搬送して停止さ
せることを特徴とする。
【0022】この構成においては、見過ごしやすい像担
持体と転写担持体との間に残されたシート記録部材や、
転写担持体に静電吸着されていて取り出しにくいシート
記録部材が取り出し易い位置まで移動されるため、ジャ
ム処理を能率よくおこなうことができる。
【0023】(6)前記所定の位置は、前記定着装置の
エリアと転写担持体が位置するエリアにまたがった位置
の中、前記シート記録部材の先端が前記定着装置のロー
ラ部材に噛み込む手前の位置であることを特徴とする。
【0024】この構成においては、定着装置を画像形成
装置より開放させた時に、シート記録部材の先端が転写
担持体より飛び出した状態となるため、シート記録部材
が転写担持体に静電吸着されていてもシート記録部材の
先端をつかんで容易に取り出すことができる。
【0025】(7)前記所定の位置は、前記定着装置の
エリアと転写担持体が位置するエリアにまたがった位置
の中、先頭のシート記録部材の先端が定着装置のローラ
部材に噛み込み、かつ、後続のシート記録部材の先端が
定着装置のローラ部材に噛み込む手前にあることを特徴
とする。
【0026】この構成においては、定着装置を画像形成
装置より開放させた時に、シート記録部材の先端が転写
担持体より飛び出した状態となるため、シート記録部材
が転写担持体に静電吸着されていてもシート記録部材の
先端をつかんで容易に取り出すことができる。
【0027】また、定着装置を画像形成装置から開放す
る動作により、定着装置のローラ部材に挟み込まれたシ
ート記録部材が一緒に引き出されるため、転写担持体に
シート記録部材が静電吸着していても容易にシート記録
部材を取り出すことができる。
【0028】(8)前記転写担持体を支持する転写担持
体装置と、該転写担持体装置を前記像担持体に対して離
接移動させることで前記転写担持体を前記像担持体に対
して離接動作させる離接機構とを備え、前記離接機構
は、シート記録部材の搬送異常が検出された場合に、前
記転写担持体による前記シート記録部材の搬送が停止す
る以前に、前記転写担持体装置を前記像担持体から離間
させる動作を開始することを特徴とする。
【0029】この構成においては、シート記録部材の異
常搬送が検出された場合に、転写担持体を像担持体より
離間させ像担持体とシート記録部材の接触状態を解除し
シートを定着部のエリアに搬送した後にシート記録部材
の搬送を停止させるので、ジャム発生前に像担持体に形
成されたトナー像のシート記録部材への転写を断つと共
に、電荷を有する像担持体による転写担持体に対するシ
ート記録部材への吸着力の追加を断つことができるた
め、シート記録部材に転写される未定着のトナー像を減
じることができると共に、転写担持体からのシート記録
部材を剥がしやすくなり、ジャム処理時の装置内部への
トナー汚れやシート記録部材を掴む手へのトナー汚れ等
を少なくすくことができジャム処理が容易となる。
【0030】(9)前記像担持体が、前記転写担持体が
回転移動する方向に複数配設され、前記離接機構は、シ
ート記録部材の搬送異常が検出された場合に、前記転写
担持体による前記シート記録部材の搬送停止以前に、前
記転写担持体装置を前記複数の像担持体から離間させる
動作を開始すると共に、前記複数の像担持体の中、前記
転写担持体より離間した像担持体の回転動作を停止さ
せ、かつ、前記転写担持体による前記シート記録部材の
搬送停止動作に合わせて、前記複数の像担持体の中、前
記転写担持体に接触している像担持体の回転を停止させ
ることを特徴とする。
【0031】この構成においては、前記シート記録部材
の搬送異常が検出された場合に、転写担持体を像担持体
より離間させ像担持体とシート記録部材の接触状態を解
除しシートを定着部のエリアに搬送した後にシート記録
部材の搬送を停止させる。この間に、シート記録部材
(または転写担持体)と非接触となった像担持体の回転
を停止させることにより、非接触となった像担持体の不
必要な回転を停止させ像担持体の寿命の延長を図ること
ができる。また、シート記録部材または転写担持体と接
触している像担持体はシート記録部材(または転写担持
体)が停止されるまで回転動作が継続されるので、シー
ト記録部材や転写担持体によって擦られないので寿命が
長くなる。
【0032】(10)前記像担持体が複数配設され、全
ての像担持体を使用して画像を形成する多色モードと、
特定の像担持体を使用して画像を形成する単色モード
と、を選択的に切り換える切換手段を備え、かつ、前記
両モードでは、それぞれ前記像担持体に対する前記転写
担持体の接触状態が異なり、前記切換手段は、多色モー
ドで画像形成を行っている場合に、シート記録部材の異
常搬送が検出された時以降は、前記像担持体と前記転写
担持体の接触状態を単色モード時の状態に切り換えるこ
とを特徴とする。
【0033】この構成においては、シート記録部材に異
常搬送が検出された以後は、転写担持体(シート記録部
材)と像担持体との接触状態を単色モードとすること
で、多色モードと単色モードとを切換える時に使用する
機構を有効に用いることができる。
【0034】(11)前記転写担持体に転写バイアスを
印加するための転写部材を備え、前記転写部材は、シー
ト記録部材の搬送異常が検出された場合に、前記転写担
持体への転写バイアスの供給を断つことを特徴とする。
【0035】この構成においては、シート記録部材に異
常搬送が検出された以後は転写担持体に印加している転
写バイアスを断つことにより、シート記録部材に接触し
ている像担持体に形成されたトナー像がシート記録部材
に転写されないようにすることができると共に、転写バ
イアスによりシート記録部材と転写担持体との吸着力の
追加を断つことができるので、シート記録部材に転写さ
れる未定着のトナー像を減じることができると共に、転
写担持体からのシート記録部材を剥がしやすくなり、ジ
ャム処理時の装置内部へのトナー汚れやシート記録部材
を掴む手へのトナー汚れ等を少なくすることができジャ
ム処理が容易となる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態に係
る画像形成装置について図面を参照しつつ詳細に説明す
る。
【0037】(画像形成装置)図1は、画像形成装置の
構成を示し、この画像形成装置は、外部から伝達された
画像データに応じて、所定のシート記録部材(記録用
紙,以下、シートという)に対して多色または単色の画
像を形成するものであり、露光ユニット1,現像器2,
感光体ドラム(像担持体)3,帯電器5,クリーナユニ
ット4,転写搬送ベルトユニット8,定着ユニット12
と、用紙搬送路S,給紙トレイ10および排紙トレイ1
5等を具備している。
【0038】この画像形成装置において取り扱われる画
像データは、ブラック(K),シアン(C),マゼンタ
(M),イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応
じたものである。従って、露光ユニット1(1a,1
b,1c,1d),現像器2(2a,2b,2c,2
d),感光体ドラム3(3a,3b,3c,3d),帯
電器5(5a,5b,5c,5d),クリーナユニット
4(4a,4b,4c,3d)は各色に応じた4種類の
潜像を形成するようにそれぞれ4個ずつ設けられ、それ
ぞれaがブラックに、bがシアンに、cがマゼンタに、
dがイエローに設定され4つの画像ステーションが構成
されている。
【0039】感光体ドラム3は、画像形成装置のほぼ中
心部に配設されており、帯電器5は、感光体ドラム3の
表面を所定の電位に均一に帯電させるための帯電手段で
あり、接触型のローラ型やブラシ型の帯電器のほか図に
示すようにチャージャー型の帯電器が用いられる。
【0040】露光ユニット1は、発光素子をアレイ状に
並べた例えばLED書込みヘッドや、図面に記載したレ
ーザ照射部および反射ミラーを備えたレーザスキャニン
グユニット(LSU)を用いている。そして、帯電器5
によって帯電された感光体ドラム3が、露光ユニット1
によって、入力される画像データに応じて露光されるこ
とにより、その表面に、画像データに応じた静電潜像が
形成される。
【0041】現像器2は、それぞれの感光体ドラム3上
に形成された静電潜像を(K,C,M,Y)のトナーに
より顕像化し、クリーナユニット4は、現像・画像転写
後における感光体ドラム上の表面に残留したトナーを、
除去・回収する。
【0042】感光体ドラム3の下方に配置されている転
写搬送ユニット8は、転写ベルト7,転写ベルト駆動ロ
ーラ71,転写ベルトテンションローラ73,複数の転
写ベルト従動ローラ72,73,転写ローラ6(6a,
6b,6c,6d)、および転写ベルトクリーニングユ
ニット9を備え、転写ベルト駆動ローラ71、転写ベル
ト従動ローラ72,74および転写ベルトテンションロ
ーラ73は、転写ベルト7を張架し、その転写ベルト7
を矢印B方向に回転駆動させる。
【0043】その転写ローラ6は、転写搬送ユニット8
の内側のハウジング(図示せず)に回転可能に軸支され
ており、転写ベルト駆動ローラ71,転写ベルト従動ロ
ーラ72,74および転写ベルトテンションローラ73
とともに、転写ベルト7を張架している。この転写ロー
ラ6は、感光体ドラム3のトナー像を、転写ベルト7上
に吸着されて搬送されるシートに転写する。
【0044】転写ベルト7は、厚さ100〜150μm
程度のフィルムを用いて無端状に形成されており、それ
ぞれの感光体ドラム3に対して離接可能に設けられてお
り、感光体ドラム3全てに接触させて画像形成を行う多
色モード時には、感光体ドラム3に形成された各色のト
ナー像をシートに順次的に重ねて転写することによっ
て、カラーのトナー像(多色トナー像)を形成する機能
を有している。
【0045】また、転写ベルト7を感光体ドラム3aの
みと接触させ、他の感光体ドラム3b,3c,3dと離
間させて画像形成を行う単色モード時にはブラック
(黒)のトナー像(単色トナー像)をシートに転写する
ことによって白黒の画像を形成する機能を有している。
【0046】この両モード間の転写ベルト7の切換動作
は、切換手段38によっておこなわれる。すなわち、転
写搬送ユニット8のハウジングに備えられている転写ロ
ーラ6aの軸の軸心を延長した位置に設けられた支点軸
を回転中心にして、切換手段38に備えられるカム43
を図示しないステッピングモータ等の駆動源により回転
させ、転写搬送ユニット8の支持片50に作用させるこ
とで行われる。
【0047】感光体ドラム3からシート(記録用紙)へ
のトナー像の転写は、転写ベルト7の裏側に接触してい
る転写ローラ6によって行われる。転写ローラ6(6
a,6b,6c)には、トナー像を転写するために転写
部の高圧電源(電源a,b,c,d)によって高電圧
(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)
または、シートの搬送ジャム発生時に転写ベルト7を除
電するためのACの高圧電圧が印加される。転写ローラ
6は、直径8〜10mmの金属(例えばステンレス)軸
をベースとし、その表面が導電性の弾性材(例えばEP
DM,発泡ウレタン等)により覆われているローラであ
る。この導電性の弾性材により、シートに対して均一に
高電圧を印加することができる。
【0048】また、感光体ドラム3から転写ベルト7に
付着したトナーは、シートの裏面を汚す原因になるため
に、転写ベルトクリーニングユニット9によって除去・
回収されるように設定されている。
【0049】給紙トレイ10は、印刷に使用するシート
(記録用紙)を蓄積しておくためのトレイであり、画像
形成装置の画像形成部の下側に設けられている。また、
画像形成装置の上部に設けられている排紙トレイ15
は、印刷済みのシートをフェイスダウンで載置するため
のトレイであり、画像形成装置の側部に設けられている
排紙トレイ33は、印刷済みのシートをフェイスアップ
で載置するためのトレイである。
【0050】また、画像形成装置には、給紙トレイ10
のシートを転写搬送ユニット8や定着ユニット12を経
由させて排紙トレイ15に送るための、Sの字形状の用
紙搬送路Sが設けられている。さらに、給紙トレイ10
から排紙トレイ15および排紙トレイ33までの用紙搬
送路Sの近傍には、ピックアップローラ16,レジスト
ローラ14,定着部12,搬送方向切換えゲート34,
搬送ローラ25等が配設されている。
【0051】搬送ローラ25は、シートの搬送を促進・
補助するための、小型のローラであり、用紙搬送路Sに
沿って複数設けられている。ピックアップローラは、給
紙トレイ10の端部に備えられ、給紙トレイ10から、
シートを1枚毎に用紙搬送路Sに供給する呼び込みロー
ラである。
【0052】搬送方向切換えゲート34は、側面カバー
35に回転可能に設けられており、実線で示す状態から
破線で示す状態にすることにより搬送路Sの途中からシ
ートを分離し画像形成装置の側部に設けてある排紙トレ
イ33にシートを排出できるようになっている。
【0053】一方、実線で示す状態の場合には、シート
は定着部12と側面カバー35,搬送切換えガイド34
の間に形成される搬送部S' (用紙搬送路Sの一部)を
通り上部の排紙トレイ15に排出される。
【0054】また、レジストローラ14は、用紙搬送路
Sを搬送されているシートを一旦保持するものである。
そして、感光体ドラム3上のトナー像をシートに良好に
多重転写できるように、感光体ドラム3の回転にあわせ
て、シートをタイミングよく搬送する機能を有してい
る。
【0055】すなわち、レジストローラ14は、シート
検出器Aの出力した検知信号に基づいて、各感光体ドラ
ム3上のトナー像の先端をシートにおける印刷範囲の先
端に合わせるように、シートを搬送するように設定され
ている。またシート検出器Aはシートの搬送タイミング
を監視しており、シート検出器Aの信号を基準にシート
のジャム検出なども行っている。
【0056】定着部12は、ヒートローラ31,加圧ロ
ーラ32等を備えており、ヒートローラ31および加圧
ローラ32は、シートを挟んで回転するようになってい
る。また、ヒートローラ31は、図示しない温度検出器
の出力値に基づいて制御部によって図示しないヒータラ
ンプのON,OFFを制御し所定の定着温度となるよう
にされており、加圧ローラ32とともにシートを熱圧着
することにより、シートに転写された単色トナー像また
は多色トナー像を溶融・混合・圧接し、シートに対して
熱定着させる機能を有している。ヒートローラ31,加
圧ローラ32を以降は定着部のローラ部材31,32と
記載する。
【0057】なお、トナー像の定着後のシートは、搬送
ローラ25…によって排紙トレイ33または15に選択
的に排紙される。このとき用紙搬送路Sの反転排紙経路
(排紙部)に搬送された場合は、反転された状態で(ト
ナー像を下側に向けて)、排紙トレイ15上に排出され
るようになっている。またこのときシート検出器B,シ
ート検出器Cおよび図示しないシート検出器等により定
着後のシートの搬送状態が監視されている。
【0058】ここでは、カラー画像形成装置について説
明しているが、単一の画像形成ステーションを備えた構
成のもの(モノクロ画像形成装置)であってもよい。ま
た、本実施の形態では、画像形成装置本体を、3段の給
紙トレイを備えた給紙デスク装置上に載置しているが、
これに限定されることなく、使用者により各種形式の給
紙装置が選択されてよい。
【0059】以上のように構成される画像形成装置にあ
って、本実施の形態では、シートの搬送中に紙詰まり
(搬送ジャム)が発生した場合のジャム処理を能率よ
く、かつ、確実におこなうために、シートの搬送異常を
判断し、かつ、その搬送異常時には、その搬送動作を停
止させるジャム処理制御手段を有する制御部を具備し、
以下のような構成を採用している。
【0060】図2に示すように、画像形成装置本体の両
側に横設したスライド部材36により、排紙トレイ33
を具備した排紙部とユニット化された定着部12が、転
写搬送ベルトユニット8の搬送方向下流側に向けて(シ
ートの搬送方向)に開放可能となっており(図16参
照)、ジャム処理時には、側面カバー35と共にその定
着部12を画像形成装置本体より引き出し開放する動作
と連動して、スライド部材36に備えた図示しないカム
機構を転写搬送ユニット8と切換手段38に係合させる
ことで全ての感光体ドラム3に対して転写ベルト7を離
間させることができ、かつ、定着部12の収納動作に連
動して元の状態に復帰させることができるようになって
いる。すなわち、本実施の形態では、転写ベルトユニッ
ト(転写担持体装置)8に支持された転写ベルト7を全
ての感光体ドラム3(3a〜3d)に対して離接動作さ
せるための離接機構(図示省略)を有し、定着部12と
一体のスライド部材36のスライド動作(図16参照)
に機械的に連係して復帰作業が容易に実施できるように
転写ベルトユニット8が全ての感光体ドラム3(3a〜
3d)から離間されるように構成している。
【0061】上述のスライド部材36は、例えば、精度
の高いアキュライド等のスライドベアリングを用い、比
較的重量のある定着部12を高精度に支持しスムーズな
移動を行えるようにするのが好ましいが、その定着部1
2を画像形成装置本体の所定の位置に戻した時に、高精
度な位置決めが可能であれば、その他のスライド手段を
用いてもよい。
【0062】また、本実施の形態では、転写ベルト7を
含む転写搬送ユニット8は、さらに、前述したように上
流側の転写ローラ6aの軸を延長した所に位置する、転
写搬送ユニット8のハウジング部に設けられた不図示の
支点軸を回転中心として、その下流側が画像形成装置本
体に対して回転可能に支持されており、切換手段38を
用いて転写搬送ベルトユニット8が略水平に全感光体ド
ラム3に対して接触する図17に示す状態と、下流部が
下降し感光体ドラム3aのみが転写ベルト7に接触する
図18で示す状態とに切換えられるようになっている。
【0063】搬送中のシートの位置を検出するための検
出手段は、上述のシート検出器A,シート検出器B,シ
ート検出器Cの他に同様なシート検出器が搬送路Sに複
数備えられている。
【0064】この定着部12の上流側に配設されるシー
ト検出器Aの検出タイミングを基準としたジャム処理制
御手段による制御については、図7,8,13,14,
15のフローチャートで説明しているが、定着部12の
下流側に配設したシート検出器Bやシート検出器Cは排
紙トレイ33や排紙トレイ15へのシートの排出状態を
検出しており、シート検出器Aに加えてシート検出器
B,シート検出器Cを用いて同様の制御をおこなうこと
もできる。
【0065】ジャム処理制御手段は、画像形成装置の制
御系統ブロック図を表す図12に示すように、CPU,
ROM,RAMからなる制御部内にジャム処理制御部1
00aとして設けられ、その入力側にはシート検出器
A,B,Cが接続され、出力側には転写ベルト7を駆動
させるための駆動源や、転写ベルト7の上流側のシート
搬送手段としてのレジストローラ14のクラッチ等を具
備した搬送機構部や、転写ベルトユニット8を感光体ド
ラム3(3a〜3d)に対して離接動作させるための離
接機構部(切換手段38)が接続され、また、転写ロー
ラ6への高電圧の転写バイアスを印可するための転写部
材(転写部に含まれる)も接続されている。なお、本発
明は、転写ベルト7の上流側のシート搬送手段を、レジ
ストローラ14に限定するものではなく、後述するよう
に、その他に、転写ベルト7の上流側の搬送路Sに設け
られているシート搬送用の搬送ローラが上記シート搬送
手段に含められてもよい。
【0066】ジャム処理作業をおこなう時には、上述の
ように、定着部12を画像形成装置本体から引き出すこ
とによって、定着部12を外部に開放し、その前後両側
からジャム処理をおこなえるが、図16に示すように、
その開放部がジャムの発生した画像形成部に対して側方
からのアクセスになるため上流側の感光体ドラム3と転
写ベルト7との間にシートが残っている場合には、これ
を見つけ出すのが困難なことが多い。
【0067】特に、サイズの小さなシートは見過ごすこ
とが多い。そこで、ジャム処理時には、このような見つ
けにくい上流側の位置に停滞しているシートをも確実に
見つけ出して取り除くことができるように、ジャム処理
制御手段により、以下のような制御をおこなっている。
このジャム処理は、全ての感光体ドラム3を使用する多
色モード時のジャム処理の制御について説明を行ってい
る。
【0068】すなわち、例えば、図7のフローチャート
に示すように、画像形成動作の開始後、搬送ジャムが発
生すると、画像形成に関わるすべての動作(例えば、露
光ユニット1による感光体ドラム3への書込み動作,感
光体ドラム3の回転動作,帯電器5による帯電動作,現
像器2による現像動作,転写ローラ6による転写バイア
スの印加動作,シート記録部材の搬送動作,定着部の定
着動作等)を緊急停止させると共に、切換手段38を動
作させ転写搬送ユニット8を回転移動させ転写ベルト7
を感光体ドラム3aを除く感光体ドラム3b,3c,3
dから離間させる(STEP3,4)。
【0069】このときの転写ベルト7の感光体ドラム3
からの離間は、シートを転写ベルト7に吸着させる為に
も働く感光体ドラム3b,3c,3dからの電荷の供給
を断ち、後に行うシートを転写ベルト7から剥ぎ取ると
きの力をなるべく小さくさせるためである。
【0070】その後、操作部にジャム発生の表示がなさ
れ操作者がジャム処理(復帰作業)を行う(STEP
5)。復帰作業は、定着部12を画像形成装置本体から
引き出して、その動作により転写搬送ベルトユニット8
が再び移動させられ感光体ドラム3aと転写ベルト7と
が、(離接機構により)完全に離間させられる。この復
帰作業により、例えば、図3に示すように、ヒートロー
ラ31に巻き付いたシートを取り除くことができる。な
お、完全な離間状態は、図5及び図9(b)に示されて
いる。
【0071】このジャム処理は、例えば定着装置の下流
に位置している検出器(例えばシート検出器B)にシー
トが到達しない場合で定着部12でのジャムと判断され
た場合に行う制御として実施される。このジャム処理が
終了した後は、定着部12を画像形成装置本体に挿入し
て転写搬送ベルトユニット8を定着部12を引き出す前
の状態に復帰させる。なお、STEP3にて、定着部の
定着動作にはヒータも含み、ヒータへの通電は安全のた
めOFFされる。
【0072】次に、STEP6で先のジャム発生時にシ
ート検出器Aの状態を監視していたときの情報を基に、
他にシート検出器Aを通過したシートが転写ベルト上に
存在するか否かが判断される。また、STEP7ではシ
ート検出器Aにてレジストローラ14に挟持されている
シートが存在するか否かが判断される。STEP6また
はSTEP7でシートが存在すると判断された場合に
は、次いで、STEP8で定着部12を停止させたまま
シートの搬送動作を開始し、STEP9で、シートが定
着部12のエリアに進入したタイミング(図4の破線で
示すシートの状態)あるいは充分に進入したタイミング
(図4の実線で示すシートの状態)でシートの搬送を停
止させる。このとき、転写ベルト7の感光体ドラム3か
らの離間状態を維持し、シートを転写ベルト7に吸着さ
せる為にも働く感光体ドラム3b,3c,3dからの電
荷の供給を断つ、それは後に行うシートを転写ベルト7
から剥ぎ取るときの力をなるべく小さくさせるためであ
る。
【0073】本例では、転写ローラ6への高電圧の転写
バイアスの印可を停止させて、転写ベルト7とシートの
吸着力を減少させているが、積極的にその吸着力を減少
させるために、転写ローラ6b,6c,6dには電源
b,c,dをACの高電圧出力に切換えて印可させても
よい。その後、STEP10で操作者が定着部12を開
放し再度ジャム処理(復帰作業)を行う。
【0074】このとき、定着部12の開放動作に連動す
る離接機構により、転写ベルトユニット8が全ての感光
体ドラム3から離間する位置に移動しているため、図5
に示すように、残っていたシートの先端が掴みやすくな
り、容易にジャム処理を行える。また、ジャム発生後す
ぐに転写ローラ6への転写バイアスの印可を停止し、転
写ベルト7を感光体ドラム3b,3c,3dから離間さ
せているので、転写ベルト7に吸着しているシートの吸
着力が低下しているためにシートを転写ベルト7から剥
ぎ取りやすい状態になっていることも、ジャム処理の容
易化に大きく寄与している。
【0075】ジャム処理をした後に定着部12をもとに
戻すとSTEP7に戻り再びシート検出器Aでシートの
滞留が再度検出され、シートの滞留が無ければSTEP
11に進み切換手段38を動作させ転写ベルト7を感光
体ドラム3全てに接触させる。その後、STEP12に
てプロセス部の予備動作である前回転動作(感光体ドラ
ム3や転写ベルト7のクリーニング等の準備作業)を開
始し、STEP13にて前回転動作が修了すればSTE
P14にて操作部のレディーランプを点灯させ画像形成
可能な状態で待機状態となる。
【0076】一方、STEP6で転写ベルト上に滞留す
るシートが無いと判断され、STEP7にて、シート検
出器Aでシートが検出されない場合は、ジャム処理が完
全に終了していると判断し、STEP11に進み切換手
段38を動作させ転写ベルト7を感光体ドラム3全てに
接触させる。その後、STEP12,13進み前記した
前回転動作の終了を待って、画像形成準備の完了したこ
とを示すレディーランプを点灯させる(STEP6〜1
4)。実施例では、レディーランプを点灯させて動作の
再開を促しているが、自動的に画像形成動作を再開させ
てもよい。
【0077】このように、定着部12を画像形成装置本
体から引き出して、一旦、ジャム処理をおこなった後、
画像形成装置の上流側に残っている後続のシートがあれ
ば、これを下流側の取り出し易い位置に搬送して、再
度、ジャム処理を行うことで、シートを取り残すことな
く、確実に復帰作業を完了することができる。その取り
出し易い位置は、例えば、シートが定着部12のエリア
と転写ベルト7のエリアにまたがる位置であればよい。
【0078】なお、搬送ジャムと判断された場合には上
流側のシート搬送手段の内レジストローラ14を含む上
流のシート搬送手段の駆動は停止される。ただし、レジ
ストローラ14に噛みこんで転写ベルト7の領域に入り
込んだシートがある場合には、転写ベルト7よりその先
端が定着部のエリアに進入するあるいは充分に進入する
まで搬送される。この時、レジストローラ14の駆動側
のローラには図示しない駆動系との間に設けた図示しな
い一方向クラッチにより、レジストローラ14が従動回
転するようになっている。また、レジストローラ14を
含む上流側のシートを挟持しているローラを駆動しても
良い。
【0079】また、上述した2回目のジャム処理の際
に、緊急停止時に上流側に滞留している後続のシートを
より確実に搬出するために、図8に示すように、シート
搬送動作を開始するときに定着部12の回転動作も開始
させシートの搬送動作を停止させる前に、所定時間、例
えば、図6(a)に示すように、シートを定着ローラ
(ローラ部材)31,32に噛み込ませるまでに要する
時間だけ、転写ベルト7を転動させた(STEP8')
後、シートの搬送動作を停止(STEP9')させて、
ジャム処理を行うようにしてもよい。この場合、定着部
12を画像形成装置本体から引き出すと、図6(b)に
実線で示すように、定着ローラ31,32に噛み込まれ
たシートを容易に画像形成装置内より引き抜くことがで
き、転写ベルト7からシートを剥ぎ取る操作を容易に行
うことができる。このように、STEP8'〜9'のシー
ト搬送過程を設定することで、特に、小サイズのシート
をも画像形成の内部に落下させることなく定着部12の
ローラ31,32に噛み込ませた状態で取り出し易い位
置に確実に搬出することができる。
【0080】上記の複数回に分けて行うジャム処理は、
特に、定着部12でジャムが発生した場合に有効で、シ
ートが異常発熱してこげたり煙を発生し、そのまま放置
すると大きなトラブルに発展する可能性があるため、画
像形成装置を緊急に停止させすぐに定着部を引き出しジ
ャム処理をする場合についての動作として説明した。
が、定着部12以外の部分でのジャムではもっと効率よ
いジャム処理を行ってもよい。
【0081】次の例は、ジャムの発生が検出された場合
に定着部12の上流側のシート搬送手段の回転動作を即
停止させない場合である。
【0082】例えば、図13に示すように、ジャムが発
生した場合、画像形成動作(露光ユニット1による感光
体ドラムへ3の書込み動作,現像器2による現像動作
等)と定着部の動作(ヒータによる加熱動作,ローラ類
31,32の回転動作)を停止させる(STEP2
3)。さらに、STEP24にて切換手段38を動作さ
せ転写搬送ユニット8を回転移動させ、転写ベルト7を
感光体ドラム3b,3c,3dから離間させる。これ
は、前述した通りシートの転写ベルト7への吸着力をで
きるだけ減じて転写ベルト7からシートを剥がしやすく
するためであり、かつ、すでに感光体ドラム3b、3
c、3dに形成されてしまっている画像がシートに転写
されるのを防止するためでもある。
【0083】そして、同時にSTEP25にて転写ロー
ラ6への転写バイアスの印加も停止させる。これは、シ
ートの転写ベルト7への吸着力を減じるためと、感光体
ドラム3aにすでに形成されてしまっている画像がシー
トに転写されないようにするためである。また、このと
き、前述した転写ローラ6b,6c,6dへの高電圧印
可をACの高電圧出力に切換え積極的に吸着力を減少さ
せてもよい。
【0084】そして、転写ベルト7上に吸着され担持さ
れているシートを感光体ドラム3b,3c,3dと非接
触の状態で搬送し続け、定着部12のエリアにシートの
先端が充分に進入するまでの時間、転写ベルト7による
シートの搬送を継続した後にシートの搬送を停止させる
(STEP28〜29)。
【0085】これは、転写ベルト7上に2枚のシートが
搬送されている状態(図10の状態)のときに、転写部
12のローラ部材31,32の手前に先頭のシートと後
続のシートとを集め、同時に(一度に)ジャム処理をす
るためである。このとき、後続のシートが下流に位置す
る搬送手段であるレジストローラ14等に挟持されてい
る場合は、そのローラ部材を駆動させることによりシー
トがスムーズに搬送されるようにする。
【0086】つまり、ジャム発生後すぐに画像形成動作
および定着部12の回転動作を停止させてから、所定時
間経過後に、図9(a)に示すような状態になったとき
にシートの搬送動作を完全に停止させる。そして、ST
EP29にて操作者による図9(b)に示すように定着
部12を画像形成装置本体から引き出す操作により、連
動する離接機構によって、転写搬送ユニット8がさらに
移動させられ転写ベルト7が全ての感光体ドラム3から
離間される。
【0087】そして、操作者が前述したように2枚のシ
ートを取り出す復帰作業(ジャム処理)を実施する。ジ
ャム処理が終了した後は、定着部12を画像形成装置本
体に挿入して転写搬送ユニット8を元の状態(感光体ド
ラム3aのみが転写ベルト7に接触している状態)に復
帰させる。
【0088】次いで、STEP30にてシート検出器A
によりレジストローラ14にシートが滞留していないか
を念のため確認し、シートの滞留が認められたら、ST
EP35〜STEP36で前述したと同様に滞留してい
るシートの先端が定着部12のエリアに侵入あるいは充
分に浸入するまでシートの搬送を行い、STEP37に
て再度、操作者が復帰作業を行う。
【0089】復帰作業後は、再度STEP30に戻り、
シートの滞留状態が確認される。STEP30でシート
の滞留が認められなかった場合は、復帰作業(ジャム処
理)が完了したと判断し、STEP31に進み切換手段
38を動作させ転写ベルト7を感光体ドラム3全てに接
触させる。
【0090】その後、STEP32にてプロセス部の予
備動作である前回転動作(感光体ドラム3や転写ベルト
7のクリーニング等の準備作業)を開始し、STEP3
3にて前回転動作が修了すればSTEP34にて操作部
のレディーランプを点灯させ画像形成可能な待機状態と
なる。
【0091】また、STEP30からSTEP35〜S
TEP37,STEP30に戻るフローは念のために行
われる動作であり、先に説明したSTEP7〜STEP
10,STEP7に戻る動作と同一の動作であるので説
明を省略する。
【0092】また、上述した2回目のジャム処理の際
に、緊急停止時に上流側に滞留している後続のシートを
より確実に搬出するための方法を、図14に示すが、S
TEP35'〜STEP36'は先に説明したSTEP
8'〜STEP9'と同一の動作で同一の目的のために行
われる動作であるので説明を省略する。
【0093】次に、図15に示す例では、さらに効率よ
く確実にジャム処理を行うことができる実施例で、ジャ
ムが発生した時に図10に示すように転写ベルト7上に
複数枚のシートが存在している場合で、先頭のシートを
定着部12のローラ31,32で狭持した状態で定着部
12から下流側に搬送されないように搬送を停止させ、
後続のシートを定着部12のローラ31,32の手前に
集めてジャム処理を行う方法である。
【0094】STEP42でジャムの発生が検出された
場合に、STEP43にて画像形成動作(露光ユニット
1による感光体ドラムへ3の書込み動作,現像器2によ
る現像動作等)を停止させる。このとき定着部12の動
作はヒータによる加熱動作は停止しても良いが、ローラ
類31,32の回転動作は続行させる。ほぼ同時に、さ
らに、STEP44にて切換手段38を動作させ転写搬
送ユニット8を回転移動させ、転写ベルト7を感光体ド
ラム3b,3c,3dから離間させる。
【0095】これは、前述した通りシートの転写ベルト
7への吸着力をできるだけ減じて転写ベルト7からシー
トを剥がしやすくするためと、すでに感光体ドラム3
b、3c、3dに形成されてしまっている画像がシート
に転写させることをも防止するためでそして、同時にS
TEP45にて転写ローラ6への転写バイアスの印加も
停止さある。
【0096】また、このとき、積極的に吸着力が減少す
るように転写ローラ6b,6c,6dにACの高電圧を
印可してもよい。これは、シートの転写ベルト7への吸
着力を減じるためと、感光体ドラム3aにすでに形成さ
れてしまっている画像がシートに転写されないようにす
るためである。
【0097】さらに、離間させた感光体ドラム3b,3
c,3dの回転を停止させる(STEP46)。先頭の
シートが定着部12のローラ31,32に挟持されたタ
イミングにて定着部12のローラ31,32の回転動作
を停止し、転写ベルト7を含む下流側の少なくともレジ
ストローラ14の回転は続行させておく(S47〜4
8)。その後、後続のシートが先頭のシートの下部に入
り込み転写部12のエリアに進入あるいは充分に進入し
たタイミングにて転写ベルト7等によるシートの搬送を
停止させる(STEP49)。
【0098】STEP50にて、先に述べたと同様に復
帰作業を行うシートは図11(a)に示す状態で停止さ
れており、図11(b)に示すように定着部12を引き
出すことで復帰作業が容易に行える。この時の、それぞ
れのシートの搬送の停止は、シート検出器Aを基準にタ
イマにてコントロールされるが、シートの上流に位置す
るシート検出器Bやシート検出器Cより検出しても良
い。
【0099】すなわち、この場合は、まず、画像形成動
作のみを停止(定着ローラは駆動)させた後、シート検
出器Aによる検出タイミングを基準として、またはシー
ト検出器B,シート検出器Cでシートが検出された後、
つまり所定時間が経過するのを待って、定着部12の動
作を停止させ、さらに、所定時間経過するのを待って、
シートの搬送動作を完全に停止させ、しかる後に、定着
部12を画像形成装置本体から引き出して離接機構を連
動させ、転写搬送ユニット8を全ての感光体ドラム3か
ら離間する位置に移動させて、復帰作業(ジャム処理)
をおこなう(STEP43〜50)。
【0100】上述のSTEP42ジャムの発生を検出し
たときに画像形成動作を停止してから、STEP48で
所定時間が経過するのを待って定着部12の動作を停止
させるのは、図11(a)に示すように先頭のシートを
定着部12のローラ部材(31,32)に噛み込ませる
ための時間を確保するためである。この時、後続のシー
ト(破線参照)はローラ部材(31,32)に噛み込ま
れる手前の位置にある。そして、さらに後続のシートを
搬送することにより定着部12のローラ部材(31,3
2)に突き当たる所に搬送させることができる。
【0101】このように、先頭のシートをローラ部材
(31,32)に噛み込ませておき、後続のシートを定
着部12の所まで搬送させることにより、定着部12を
引き出した時に先頭および後続のシートを同時に取り出
すことができ、1度でジャム処理を完了させることがで
きる。
【0102】また、STEP51以降のSTEP(ST
EP51〜58)は前述した方法のところで記載した
(STEP7〜14),(STEP30〜37)に記載
した内容と同一であり説明を省略する。さらに、STE
P52,53も(STEP8',STEP9')や(ST
EP35',STEP36')と同一の方法であり説明を
省略する。
【0103】以上説明したように、本発明では、ジャム
処理の際に、見過ごしやすい上流側の感光体ドラム3と
転写ベルト7の間に残されたシートや、転写ベルト7に
静電吸着されていて取り出しにくいシートを取り出し易
い位置まで搬出方向に移動させて取り出し易い位置まで
移動させる。これによりジャム処理が容易となる。
【0104】また、シートの転写ベルト7への吸着力を
低減させることで、部品点数を増加させることなく、製
造コストや組み立てコストを増加することなく、ジャム
処理の能率を格段に向上させることができる。そのこと
は、画像形成装置の小型化や軽量化をも実現できる。
【0105】なお、本発明は、以上説明した実施の形態
に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない限りに
おいて、必要に応じて、適宜、設計変更や改良等は自由
である。また、画像形成装置は、図1,図2に示す構成
に限定されることなく、像担持体上に形成されたトナー
像を転写担持体上に吸着搬送されるシート記録部材に転
写すると共に、前記シート記録部材の搬送異常を判断
し、かつ、その搬送異常時には、前記シート記録部材の
搬送動作を停止させるジャム処理制御手段を具備した画
像形成装置であれば、構成や形式の如何を問わない。
【0106】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明
は、以下の効果を奏する。
【0107】(1)異常停止後の復帰作業の後でシート
記録部材の搬送動作を再開した時に検出器により前記シ
ート記録部材の存在が確認された場合には、前記シート
記録部材を取り出し易い位置に搬送後、その搬送動作を
停止させるので、復帰作業を行なった場合に、見過ごし
やすい像担持体と転写担持体との間に残されたシート記
録部材や、転写担持体に静電吸着されていて取り出しに
くいシート記録部材が取り出し易い位置まで移動される
ため、部品点数を増加させることなく、製造コストや組
み立てコストを増加することなく、ジャム処理の能率を
向上させることができる。
【0108】(2)取り出し易い位置が、定着装置のエ
リアと転写担持体が位置するエリアにまたがる位置であ
るので、定着装置を画像形成装置から開放することでシ
ート記録部材を容易に取り出すことができる。
【0109】(3)取り出し易い位置が、定着装置のエ
リアと転写担持体が位置するエリアにまたがった位置の
中、前記シート記録部材の先端が前記定着装置のローラ
部材に噛み込む手前の位置であるので、定着装置を画像
形成装置から開放した時に、シート記録部材の先端が転
写担持体から飛び出した(はみ出した)状態となり、シ
ート記録部材が転写担持体に静電吸着されていてもシー
ト記録部材の先端をつかんで容易に取り出すことができ
る。
【0110】(4)取り出し易い位置が、前記定着装置
のエリアと転写担持体が位置するエリアにまたがった位
置の中、前記シート記録部材の先端が前記定着装置のロ
ーラ部材に噛み込んだ位置であるので、定着装置を画像
形成装置から開放すれば、定着装置のローラ部材に挟み
込まれたシート記録部材が一緒に引き出され、転写担持
体にシート記録部材が静電吸着していても容易にシート
記録部材を取り出すことができる。
【0111】(5)定着装置以外でのシート搬送異常が
検出された場合に、前記定着装置のシート記録部材搬送
動作を停止させた後、転写担持体およびその上流側のシ
ート記録部材搬送動作を停止させ、前記転写担持体を含
む上流側のシート記録部材搬送手段に存在するシート記
録部材を前記定着装置のエリアと転写担持体が位置する
エリアとにまたがる位置に搬送させ停止させるので、見
過ごしやすい像担持体と転写担持体との間に残されたシ
ート記録部材や、転写担持体に静電吸着されていて取り
出しにくいシート記録部材を取り出しやすい状態にし、
一度のジャム処理で復帰作業を完了することができ、部
品点数を増加させることなく、製造コストや組み立てコ
ストを増加することなく、ジャム処理の能率を格段に向
上させることができる。
【0112】(6)定着装置のエリアと転写担持体が位
置するエリアにまたがった位置の中、シート記録部材の
先端が前記定着装置のローラ部材に噛み込む手前の位置
に停止させるので、定着装置を画像形成装置から開放し
た時に、シート記録部材の先端が転写担持体より飛び出
した状態となり、シート記録部材が転写担持体に静電吸
着されていてもシート記録部材の先端をつかんで容易に
取り出すことができ、一度のジャム処理で復帰作業を完
了することができる。
【0113】(7)定着装置のエリアと転写担持体が位
置するエリアにまたがった位置の中、先頭のシート記録
部材の先端が定着装置のローラ部材に噛み込み、後続の
シート記録部材の先端が定着装置のローラ部材に噛み込
む手前の位置でシート記録部材を停止させるので、定着
装置を画像形成装置から開放した時に、定着装置のロー
ラ部材に挟み込まれた先頭のシート記録部材が一緒に引
き出され、かつ、後続のシート記録部材の先端が転写担
持体より飛び出した状態となるため、シート記録部材が
転写担持体に静電吸着されたいてもその先端をつかんで
容易に取り出すことができ、一度のジャム処理で復帰作
業を完了することができる。
【0114】(8)シート記録部材の異常搬送が検出さ
れた場合に、転写担持体を像担持体より離間させ像担持
体とシート記録部材の接触状態を解除しシートを定着部
のエリアに搬送した後にシート記録部材の搬送を停止さ
せるので、ジャム発生前に像担持体に形成されたトナー
像のシート記録部材への転写を断つと共に、電荷を有す
る像担持体による転写担持体に対するシート記録部材へ
の吸着力の追加を断つことができるため、シート記録部
材に転写される未定着のトナー像を減じることができる
と共に、転写担持体からのシート記録部材を剥がしやす
くなり、ジャム処理時の装置内部へのトナー汚れやシー
ト記録部材を掴む手へのトナー汚れ等を少なくすくこと
ができ、ジャム処理を容易におこなうことができる。
【0115】(9)シート記録部材の搬送異常が検出さ
れた場合に、転写担持体を像担持体より離間させ像担持
体とシート記録部材の接触状態を解除しシートを定着部
のエリアに搬送した後にシート記録部材の搬送を停止さ
せ、この間に、シート記録部材(または転写担持体)と
非接触となった像担持体の回転を停止させるので、非接
触となった像担持体の不必要な回転を停止させ像担持体
の寿命の延長を図ることができる。また、シート記録部
材または転写担持体と接触している像担持体は、シート
記録部材(または転写担持体)が停止されるまで回転動
作が継続されるので、シート記録部材や転写担持体によ
って擦られないので寿命が長くなる。
【0116】(10)シート記録部材に異常搬送が検出
された以後は、転写担持体(シート記録部材)と像担持
体との接触状態を単色モードとするので、多色モードと
単色モードとを切換える時に使用する機構を有効に用い
ることができる。
【0117】(11)シート記録部材に異常搬送が検出
された以後は転写担持体に印加している転写バイアスを
断つことにより、シート記録部材に接触している像担持
体に形成されたトナー像がシート記録部材に転写されな
いようにすることができると共に、転写バイアスにより
シート記録部材と転写担持体との吸着力の追加を断つこ
とができるので、シート記録部材に転写される未定着の
トナー像を減じることができると共に、転写担持体から
のシート記録部材を剥がしやすくなり、ジャム処理時の
装置内部へのトナー汚れやシート記録部材を掴む手への
トナー汚れ等を少なくことができジャム処理が容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像形成装置の要部構
成図である。
【図2】同定着部を引き出した状態の要部構成図であ
る。
【図3】同緊急停止でした状態の説明図である。
【図4】同緊急停止で残っているシートの説明図であ
る。
【図5】同定着部を引き出してジャム処理をおこなう時
の説明図である。
【図6】同他の例の説明図である。
【図7】同ジャム処理制御の一例を示すフローチャート
である。
【図8】同他の例を示すフローチャートである。
【図9】同先頭のシートと後続のシートの停止状態とジ
ャム処理をおこなう時の説明図である。
【図10】同他の例の説明図である。
【図11】同ジャム処理をおこなう時の説明図である。
【図12】同制御系のブロック図である。
【図13】同ジャム処理制御の異なる例を示すフローチ
ャートである。
【図14】同別の例を示すフローチャートである。
【図15】同さらに別の例を示すフローチャートであ
る。
【図16】(ジャム処理時に)定着部を引き出す状態の
説明図である。
【図17】同多色モードの状態を示す説明図である。
【図18】同単色モードの状態を示す説明図である。
【符号の説明】
3−像担持体 7−転写担持体 8−転写担持体装置 12−定着装置(定着部) 14−シート搬送手段 31,32−ローラ部材 38−切換手段 100a−ジャム処理制御手段
フロントページの続き (72)発明者 御喜田 俊也 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 平井 政志 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 山中 敏央 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 寺田 光良 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 中川 裕詞 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 藤本 修 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DA32 DA36 DA40 DC04 DC05 DC11 DC14 DC15 DE07 DE10 EB04 ED02 ED17 ED19 ED24 ED25 EE01 EE04 EE05 EE07 EF13 EK04 EK10 FA28 ZA07 2H072 AA13 AA17 AB07 BA03 BA12 CA01 CA02 CA05 EA16 EA18 2H200 FA12 GA02 GA23 GA33 GA34 GA47 GB22 HA02 HA12 HA28 HB03 HB07 HB12 HB45 HB46 HB48 JA02 JA25 JA26 JA28 JA29 JB06 JB32 JB45 JB46 JB48 JB49 JB50 KA03 KA30 LA15 LA17 LA24 LA40 MA04 MA08 MB01 NA02 NA03 PA03 PA10 PA12 PA19 PA22 PA28 PB12 PB21 PB35 2H300 EA07 EA18 EB04 EB07 EB12 EB27 ED07 ED11 ED12 EF02 EF06 EF08 EF10 EF13 EF14 EF17 EG02 EG03 EG15 EH16 EH17 EJ09 EJ47 EK03 EK09 EK10 FF01 FF05 FF08 FF15 GG01 GG02 GG03 GG33 HH03 HH14 HH16 HH24 HH32 KK03 KK07 KK12 KK13 MM22 NN02 PP02 PP03 QQ03 QQ10 QQ11 QQ13 QQ15 QQ16 QQ19 QQ31 QQ32 QQ35 RR12 RR27 TT03 TT04

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に形成されたトナー像を転写
    担持体上に吸着搬送されるシート記録部材に転写すると
    共に、前記シート記録部材の搬送異常を判断し、かつ、
    その搬送異常時には、前記シート記録部材の搬送動作を
    停止させるジャム処理制御手段を具備した画像形成装置
    において、 前記ジャム処理制御手段は、シート記録部材の異常停止
    後の復帰作業の後で前記シート記録部材の搬送動作の再
    開直前または直後に、搬送途中のシート記録部材の存在
    が確認された場合には、前記シート記録部材を取り出し
    易い位置に搬送して停止させることを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 前記転写担持体の搬送方向下流側に、シ
    ート記録部材の搬送方向に開放可能な定着装置を備え、
    かつ、前記取り出し易い位置が、前記定着装置のエリア
    と前記転写担持体が位置するエリアにまたがる位置であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記取り出し易い位置は、前記定着装置
    のエリアと前記転写担持体が位置するエリアにまたがる
    位置の中、シート記録部材の先端が前記定着装置のロー
    ラ部材に噛み込む手前の位置であることを特徴とする請
    求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記取り出し易い位置は、前記定着装置
    のエリアと前記転写担持体が位置するエリアにまたがる
    位置の中、シート記録部材の先端が前記定着装置のロー
    ラ部材に噛み込まれた位置であることを特徴とする請求
    項2に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 像担持体上に形成されたトナー像を転写
    担持体上に吸着搬送されるシート記録部材に転写すると
    共に、前記シート記録部材の搬送異常を判断し、かつ、
    その搬送異常時には、前記シート記録部材の搬送動作を
    停止させるジャム処理制御手段を具備した画像形成装置
    において、 前記ジャム処理制御手段は、シート搬送異常が検出され
    た場合に、前記定着装置のシート記録部材の搬送動作を
    停止させた後、前記転写担持体およびその上流側のシー
    ト搬送手段の搬送動作を停止させ、前記転写担持体およ
    びその上流側のシート搬送手段に存在するシート記録部
    材を、前記定着装置のエリアと前記転写担持体が位置す
    るエリアとにまたがる所定の位置に搬送して停止させる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記所定の位置は、前記定着装置のエリ
    アと転写担持体が位置するエリアにまたがった位置の
    中、前記シート記録部材の先端が前記定着装置のローラ
    部材に噛み込む手前の位置であることを特徴とする請求
    項5に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記所定の位置は、前記定着装置のエリ
    アと転写担持体が位置するエリアにまたがった位置の
    中、先頭のシート記録部材の先端が定着装置のローラ部
    材に噛み込み、かつ、後続のシート記録部材の先端が定
    着装置のローラ部材に噛み込む手前にあることを特徴と
    する請求項5に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記転写担持体を支持する転写担持体装
    置と、該転写担持体装置を前記像担持体に対して離接移
    動させることで前記転写担持体を前記像担持体に対して
    離接動作させる離接機構とを備え、 前記離接機構は、 シート記録部材の搬送異常が検出された場合に、前記転
    写担持体による前記シート記録部材の搬送が停止する以
    前に、前記転写担持体装置を前記像担持体から離間させ
    る動作を開始することを特徴とする請求項1ないし7の
    いずれかに記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記像担持体が、前記転写担持体が回転
    移動する方向に複数配設され、 前記離接機構は、 シート記録部材の搬送異常が検出された場合に、前記転
    写担持体による前記シート記録部材の搬送停止以前に、
    前記転写担持体装置を前記複数の像担持体から離間させ
    る動作を開始すると共に、前記複数の像担持体の中、前
    記転写担持体より離間した像担持体の回転動作を停止さ
    せ、かつ、前記転写担持体による前記シート記録部材の
    搬送停止動作に合わせて、前記複数の像担持体の中、前
    記転写担持体に接触している像担持体の回転を停止させ
    ることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記像担持体が複数配設され、全ての
    像担持体を使用して画像を形成する多色モードと、特定
    の像担持体を使用して画像を形成する単色モードと、を
    選択的に切り換える切換手段を備え、かつ、前記両モー
    ドでは、それぞれ前記像担持体に対する前記転写担持体
    の接触状態が異なり、 前記切換手段は、 多色モードで画像形成を行っている場合に、シート記録
    部材の異常搬送が検出された時以降は、前記像担持体と
    前記転写担持体の接触状態を単色モード時の状態に切り
    換えることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに
    記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記転写担持体に転写バイアスを印加
    するための転写部材を備え、 前記転写部材は、シート記録部材の搬送異常が検出され
    た場合に、前記転写担持体への転写バイアスの供給を断
    つことを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記
    載の画像形成装置。
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