JP2000162892A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000162892A JP10338265A JP33826598A JP2000162892A JP 2000162892 A JP2000162892 A JP 2000162892A JP 10338265 A JP10338265 A JP 10338265A JP 33826598 A JP33826598 A JP 33826598A JP 2000162892 A JP2000162892 A JP 2000162892A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジャム等の異常時における像担持体への転写
材の貼り付きを有効に防止する。 【解決手段】 帯電粒子からなる可視像が担持される像
担持体1と、この像担持体1上の可視像を転写材3に一
括転写する一括転写手段2とを備えた画像形成装置にお
いて、画像形成中に装置を停止させる停止手段4と、一
括転写手段2による転写部位の下流近傍に転写材3が存
在するか否か判別する転写材存否判別手段5と、停止手
段4により装置を停止する際に、前記転写材存否判別手
段5にて転写材が存在することを判別した条件下で、転
写材3が像担持体1側に静電付着されて貼り付くのを阻
止する停止前処理手段6とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機等
の画像形成装置に係り、特に、像担持体上に形成された
フルカラー画像等の可視像を転写材に一括転写するタイ
プの画像形成装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば中間転写型のカラー画像形
成装置としては、例えば電子写真方式を用いて静電潜像
に応じた各色成分トナー像が形成される感光体ドラムな
どの潜像担持体と、この潜像担持体上のトナー像が中間
的に転写されるベルト又はドラム状の中間転写体と、こ
の中間転写体に対して潜像担持体上の各トナー像を順次
転写させる一次転写装置と、中間転写体上に転写された
各トナー像を用紙等の転写材に一括して二次転写させる
二次転写装置(一括転写装置)とを備えたものが知られ
ている(例えば特開平5−323704号公報参照)。
【0003】ここで、二次転写装置としては、例えば転
写ロールなどが用いられている。転写ロールは中間転写
体上に形成されたトナー像を転写材に転写するために、
トナー帯電極性と反対極性の電荷を転写材に与えて静電
気力にて中間転写体上のトナー像を転写材に転写させる
ものである。そして、中間転写体上の各色成分トナー像
を転写材上に転写した後、中間転写体から転写材を剥離
させる手法としては、例えば剥離爪を中間転写体に摺接
させることで転写材を強制的に剥離させる方法や、ある
いは、二次転写部の下流側に剥離用除電装置(例えば分
離コロトロン)を配設し、この剥離用除電装置にてAC
コロナ放電を行うことで転写材を除電し、転写材の静電
吸着力を減少させて剥離する方法(例えば特開平8−1
46707号公報参照)などが挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、中間転
写体から転写材を剥離する手法として例えば剥離爪を用
いる態様にあっては、転写材及び中間転写体に傷が付き
やすいという技術的課題がある。一方、剥離用除電装置
を利用する態様にあっては、二次転写後の転写材を除電
すると、転写材の帯電量が減少し、転写材上のトナー像
と転写材との静電吸着力が失われ、トナー飛散が生ずる
という技術的課題がある。
【0005】そこで、このような不具合を解決するため
に、例えば二次転写部下流側に導電性の剥離プレートを
配設し、転写材が二次転写部位を通過し剥離プレートに
接近してきたとき、二次転写部位で転写材に与えられた
電荷と逆極性の電荷が剥離プレートに誘起し、転写材が
剥離プレートに静電吸着することを利用して剥離する方
法が既に提案されている(例えば特公平8−23719
号公報参照)。
【0006】ところが、このタイプにあっても、環境変
化(温度、湿度変化)により生ずる中間転写体材料の電
気的特性値の変化により、中間転写体の体積抵抗率が例
えば12LogΩcm以上になると、二次転写後、転写材
は中間転写体との剥離放電のため負の電荷を受け、中間
転写体表面には静電分極により誘起された正の電荷が残
存する。このとき、中間転写体の体積抵抗率が高いと、
中間転写体表面の電位は例えば+2000V以上にな
り、しかも、体積抵抗率の増加により中間転写体の電荷
が減少するまでの時間が著しく増加する。そのため、二
次転写部位下流近傍に配置した導電性の剥離プレートに
誘起する電荷による転写材の静電吸着力よりも、中間転
写体上の電荷による静電吸着力の方が勝り、転写材が中
間転写体側へ貼り付いてしまい、剥離不良が発生すると
いう懸念があった。
【0007】このように、二次転写後の中間転写体には
転写材を引き寄せる方向の電界が保持されたままになっ
ている。このとき、例えば二次転写部以外の場所で転写
材のジャムが発生した場合、タイミングによっては二次
転写後の中間転写体が帯電している領域に転写材が位置
している可能性がある。このような状況下においては、
帯電している中間転写体に一旦中間転写体から剥離した
転写材が再び貼り付いてしまう懸念がある。従来の画像
形成装置にあっては、このような転写材の再貼り付きを
防止する手段が無く、中間転写体に転写材が一旦貼り付
いてしまった場合これにユーザーが気づくことは難し
い。このため、この種の転写材の再貼り付きが発生した
場合、ユーザーが気づかずに転写材が中間転写体に貼り
付いたまま搬送され、中間転写体クリーナ等のユーザー
が除去し難い場所でのジャムにつながる懸念がある。
【0008】特に、腰の弱い転写材や、抵抗値が極端に
高すぎる転写材の場合(低温低湿環境下での両面コピー
第二面目など)には、上述した中間転写体への転写材の
再貼り付き現象がより顕著に現れ易い。尚、このような
技術的課題は、上述したように中間転写型の画像形成装
置において顕著であるが、例えば感光体ベルト上のトナ
ー像を転写材に直接転写するタイプの画像形成装置にあ
っても同様に生じ得るものである。
【0009】本発明は、以上の技術的課題を解決するた
めになされたものであって、ジャム等の異常時における
像担持体への転写材の貼り付きを有効に防止するように
した画像形成装置を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、図
1に示すように、帯電粒子からなる可視像が担持される
像担持体1と、この像担持体1上の可視像を転写材3に
一括転写する一括転写手段2とを備えた画像形成装置に
おいて、画像形成中に装置を停止させる停止手段4と、
一括転写手段2による転写部位の下流近傍に転写材3が
存在するか否か判別する転写材存否判別手段5と、停止
手段4により装置を停止する際に、前記転写材存否判別
手段5にて転写材が存在することを判別した条件下で、
転写材3が像担持体1側に静電付着されて貼り付くのを
阻止する停止前処理手段6とを備えたことを特徴とする
ものである。
【0011】このような技術的手段において、本願の対
象となる画像形成装置の画像形成方式としては、電子写
真方式、静電記録方式など適宜選定して差し支えなく、
また、各色成分画像を形成するのに、一つの像担持体1
を使用するようにしてもよいし、あるいは、複数の像担
持体1を使用するようにしてもよい。また、像担持体1
としては、可視像が担持されるものであればベルト状、
ドラム状を問わず、例えば感光体や誘電体からなる像形
成担持体1aのみからなる態様は勿論のこと、前記像形
成担持体1aと、この像形成担持体1a上の可視像を一
時的に転写するベルト状、ドラム状の中間転写体1bと
を備えた態様等、適宜選定して差し支えない。
【0012】更に、一括転写手段2としては、像担持体
1上の可視像を転写材3に転写する機能を備えたもので
あれば、転写ロール方式、コロトロン方式など適宜選定
して差し支えないが、転写電界の制御のし易さという観
点からすれば、転写電界を狭い範囲で制御し易い転写ロ
ール方式が好ましい。
【0013】また、停止手段4としては、ジャム等の異
常時に装置を強制停止させるものであれば適宜選定して
差し支えないが、装置の各部についての停止タイミング
については一律である必要はなく、通常、ジャム等の異
常時が発生した部分については直ちに停止させ、停止前
処理手段6を実行する部分については停止タイミングが
他の部分よりも遅くすることが行われる。
【0014】また、転写材存否判別手段5については、
一括転写手段2による転写部位の下流近傍に転写材3が
存在するか否か判別するものであればよく、転写材3の
後端が一括転写手段2による転写部位を通過している状
態のみならず、転写材3が一括転写手段2による転写部
位を通過中である状態をも含む。そして、転写材存否判
別手段5としては、転写材3の搬送経路中に転写材3の
先端若しくは後端検出用の位置センサを一若しくは複数
設け、各位置センサからの信号に基づいて直接的に転写
材3の存否を判別するようにしたり、あるいは、所定の
位置センサからの信号とタイマーとを用いて転写材3の
位置を認識し、転写材3の存否を判別するようにする
等、適宜選定して差し支えない。
【0015】更に、停止前処理手段6としては、停止手
段4により装置を停止する際に、一括転写手段2による
転写部位の下流近傍に転写材3が存在する条件下で、当
該転写材3が像担持体1側に静電付着されて貼り付くの
を阻止するものであれば適宜選定して差し支えない。こ
こで、停止前処理手段6の具体的態様としては、例えば
転写材3が像担持体1側から離反する方向に向けて電界
誘引される電界誘引手段である態様が挙げられる。この
場合において、停止前処理手段6としての電界誘引手段
は、例えば一括転写手段2の構成部材若しくは一括転写
手段2による転写部位の下流近傍に配された部材に、所
定のバイアスを印加するものである。
【0016】そして、停止前処理手段6としての電界誘
引手段が一括転写手段2の構成部材に所定のバイアスを
印加する態様にあっては、一括転写手段2の転写電界と
逆方向に作用する電界を生成するものであることが好ま
しい。この態様によれば、一括転写手段2による転写部
位を通過した転写材3が例えば負帯電していても、一括
転写手段2による転写部位を通過した像担持体1部分を
例えば負帯電することが可能になり、一括転写手段2に
よる転写部位下流側において、転写材3の後端部と像担
持体1とが反発し合い、像担持体1への転写材3の貼り
付きが阻止される。
【0017】また、停止前処理手段6としての電界誘引
手段が一括転写手段2による転写部位の下流近傍に配さ
れた部材に所定のバイアスを印加する態様にあっては、
転写材3上の転写画像の乱れを有効に抑えるという観点
からすれば、前記バイアスとして転写材3上の転写画像
と同極性のバイアスを選択したものであることが好まし
い。ここで、一括転写手段2による転写部位の下流近傍
に配された部材とは、定着手段への搬送部材に導く案内
部材(出口シュート)や、転写材3を剥離するための剥
離プレート等の剥離部材を意味する。この態様によれ
ば、一括転写手段2による転写部位の下流近傍に配され
た部材に転写材3上の転写画像と同極性のバイアスが印
加されると、誘電体である転写材3の裏面側には転写画
像と逆極性の電荷が誘起され、転写材3は像担持体1に
比べて近接した位置にある部材側に静電的に吸引され
る。このため、像担持体1への転写材3の貼り付きが阻
止される。更に、転写材3の裏面側には転写画像と逆極
性の電荷が誘起されることから、転写材3の表面側の転
写画像は前記誘起電荷によって保持されることになり、
転写画像が乱れるという懸念もない。
【0018】また、停止前処理手段6の他の態様として
は、一括転写手段2による転写電界作用を解除した後
に、像担持体1を所定量空回転させるものが挙げられ
る。この態様によれば、一括転写手段2による転写部位
を通過した転写材3が例えば負帯電していても、一括転
写手段2による転写部位を通過した像担持体1部分が非
帯電状態になるため、一括転写手段2による転写部位下
流側において、転写材3の後端部と像担持体1との間に
静電吸引力が働き難くなり、その分、像担持体1への転
写材3の貼り付きが阻止される。
【0019】更に、停止前処理手段6の別の態様として
は、転写材3の後端部が一括転写手段2による転写部位
を完全に通過して所定量離間するまで、一括転写手段2
による転写部位下流側に向けて転写材3を搬送させるも
のが挙げられる。この態様においては、停止前処理手段
6としては、転写材3の後端部が一括転写手段2による
転写部位を通過した時点で像担持体1を先に停止させて
も差し支えないが、制御の簡略化という観点からすれ
ば、通常、転写材3の搬送動作が終了した後に像担持体
1の停止を実行するようにすればよい。この態様によれ
ば、転写材3の後端部が像担持体1の帯電領域から十分
に離間した部位に配置されるため、一括転写手段2によ
る転写部位下流側において、転写材3の後端部と像担持
体1との間に静電吸引力が働き難くなり、その分、像担
持体1への転写材3の貼り付きが阻止される。
【0020】更にまた、停止前処理手段6の別の態様と
しては、転写材3の後端部が一括転写手段2による転写
部位を通過している条件下で、像担持体1を所定量逆方
向に回転させるものが挙げられる。この場合、像担持体
1の逆方向への回転量については、一括転写手段2によ
る転写部位下流側に位置する転写材3と像担持体1の帯
電領域とが十分に離間し、相互に影響し合わない程度で
あれば適宜選定して差し支えない。この態様によれば、
一括転写手段2による転写部位を通過した転写材3が例
えば負帯電していても、像担持体1が逆方向に回転する
ことにより、像担持体1の帯電領域が前記転写材3から
十分に離間配置される。このとき、一括転写手段2によ
る転写部位下流側において、転写材3の後端部に対向す
る像担持体1部分に帯電領域が存在しないことになるた
め、転写材3の後端部と像担持体1との間に静電吸引力
が働き難くなり、その分、像担持体1への転写材3の貼
り付きが阻止される。
【0021】また、停止前処理手段6の実行タイミング
については、一括転写手段2による転写部位下流近傍に
転写材3が存在すれば常に実行するようにしてもよい
が、転写材3の使用条件(環境条件、転写材3の種類、
画像形成モードなど)によって、転写材3の像担持体1
への再貼り付き易さが異なるため、無駄のない制御を行
うという観点からすれば、停止前処理手段6としては、
転写材3の使用条件を考慮し、転写材3が像担持体1に
再貼り付きし易い条件であると判断した際に作動するよ
うにしてもよい。
【0022】次に、上述した技術的手段の作用について
説明する。図1において、停止手段4は画像形成中に装
置を停止させるが、転写材存否判別手段5が一括転写手
段2による転写部位の下流近傍に転写材3が存在するこ
とを判別すると、停止前処理手段6が基本的に働き、停
止手段4により装置を停止する際に、一括転写手段2に
よる転写部位の下流近傍に存在する転写材3が像担持体
1側に静電付着されて貼り付くのを阻止する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 ◎実施の形態1 図2は本発明を適用したカラー画像形成装置(本実施の
形態ではカラー電子写真複写機)の概略構成を示す。同
図において、符号11は感光体ドラム(潜像担持体)で
あり、矢線A方向への回転に伴いその表面には帯電装置
12及びレーザ走査装置などの露光装置13などの周知
の電子写真プロセスによって画情報に応じた静電潜像が
形成される。また、この感光体ドラム11の周囲には例
えばロータリー型現像装置30が配設されており、この
ロータリー型現像装置30はブラック(Bk)、イエロ
(Y)、マゼンタ(M)及びシアン(C)の各色に対応
した現像器31〜34を回転ホルダに搭載したもので、
感光体ドラム11に形成された静電潜像を現像器31〜
34のいずれかで現像してトナー像Tを形成するように
なっている。尚、符号19は感光体ドラム11上の残留
トナーを除去するドラムクリーナである。
【0024】また、符号20は感光体ドラム11の表面
に当接されるように配置された中間転写ベルト(中間転
写体)であり、複数(本実施の形態では)4つのロール
21〜24に張架されて矢線B方向へ回動するようにな
っている。ここで、本実施の形態では、符号21は中間
転写ベルト20の駆動ロール、22は従動ロール、23
は中間転写ベルト20の張力を一定に制御するようにし
たテンションロール、24は二次転写用の対向ロール
(バックアップロール)である。そしてまた、本実施の
形態では、上記中間転写ベルト20は、ポリイミド、ポ
リカーボネート、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリ
エチレンテレフタレート等の樹脂又は各種ゴムにカーボ
ンブラック等を適当量含有させて体積抵抗率が106
1014Ω・cmとなるように形成され、その厚みは例え
ば0.1mmに設定される。
【0025】更に、中間転写ベルト20の感光体ドラム
11に対向する部位(一次転写位置)において、中間転
写ベルト20の裏面側には一次転写装置(本実施の形態
では一次転写ロール)18が配設されており、この一次
転写ロール18にトナーの帯電極性と逆極性の電圧を印
加することで、感光体ドラム11上のトナー像Tが中間
転写ベルト20に静電吸引されるようになっている。
【0026】更にまた、転写材としての用紙Pの搬送経
路に面した中間転写ベルト20の二次転写位置には二次
転写装置40が配設されており、本実施の形態では、中
間転写ベルト20のトナー像担持面側に圧接配置される
二次転写ロール(バイアスロール)25と、中間転写ベ
ルト20の裏面側に配置されて二次転写ロール25の対
向電極をなす対向ロール(バックアップロール)24と
を備えている。そして、本実施の形態では、図3に示す
ように、バイアスロール25が接地されており、また、
バックアップロール24にはトナーの帯電極性と同極性
のバイアスが給電ロール26を介して安定的に印加され
ている。
【0027】本実施の形態において、上記バックアップ
ロール24は、表面にカーボンを分散したEPDMとN
BRとのブレンドゴムからなるチューブ、内部はEPD
Mのゴムからなり、その表面抵抗率が107〜1010Ω
/□でロール径がφ28mmとなるように形成され、硬
度は例えば70゜(アスカC)に設定される。一方、バ
イアスロール25は表面にカーボンを分散したウレタン
ゴムのチューブ、内部はカーボンを分散した発泡ウレタ
ンゴムからなり、更にロール表面にフッ素コートを施
し、その体積抵抗率が103〜1010Ω・cmで、ロー
ル径がφ28mmとなるように形成され、硬度は例えば
30゜(アスカC)に設定される。
【0028】更に、二次転写装置40の下流側には、中
間転写ベルト20上の残留トナーを除去するベルトクリ
ーナ41が設けられている。そして、中間転写ベルト2
0の二次転写装置40の下流側で且つベルトクリーナ4
1の上流側には、中間転写ベルト20の表面電位を検知
する表面電位センサ42が中間転写ベルト20の表面
(トナー像担持面)側に対向配置されている。ここで、
表面電位センサ42としては例えばESV(Electrosta
tic Voltmeter)が用いられており、本実施の形態で
は、通常、中間転写ベルト20表面の電位をモニター
し、例えば現像条件や転写条件を制御する目的で既に使
用されているが、更に、二次転写後に中間転写ベルト2
0に用紙Pが貼り付いたか否かを検知する用紙有無セン
サとしても使用される。そしてまた、中間転写ベルト2
0の周囲には、位置検知センサ43及び環境センサ44
が設けられている。本実施の形態では、位置検知センサ
43としては、中間転写ベルト20の図示外の基準マー
ク(位置検知用マーク)を例えば光学的に検知するもの
が用いられており、また、環境センサ44としては例え
ば機内湿度を検知する湿度センサが用いられている。
【0029】また、本実施の形態において、用紙搬送系
は、用紙トレイ50からの用紙Pをフィードロール51
で送出し、レジストレーションロール(レジストロー
ル)52で一旦位置決め停止させた後に所定のタイミン
グで二次転写位置へと用紙Pを送り込むようになってお
り、二次転写後の用紙Pを出口シュート55を介して例
えば一対の搬送ベルト53(本例ではバキューム搬送方
式を採用)へと導き、この搬送ベルト53にて定着装置
54へと搬送するようになっている。ここで、出口シュ
ート55は例えば導電性の金属プレートからなり、接地
されている。
【0030】特に、本実施の形態では、ジャム等の異常
が発生した際の装置の停止制御を行う異常時処理制御系
70が設けられている。この異常時処理制御系70は、
例えば図3に示すように、例えばレジストロール52の
出口側直後に用紙Pの先端若しくは後端通過検出用の位
置センサ71(例えば反射型フォトセンサを使用)を設
置するほか、出口シュート55部分、一対の搬送ベルト
53部分に用紙Pの先端若しくは後端通過検出用の位置
センサ72〜74(例えば反射型フォトセンサを使用)
を夫々設置し、ジャム検知信号等の異常検知信号及び各
位置センサ71〜74からの出力を異常時処理制御装置
75に取り込み、この異常時処理制御装置75では、例
えば図4及び図5に示す処理を行い、給電ロール26に
接続されるバイアス電源76、中間転写ベルト20の駆
動モータ77、一対の搬送ベルト53の駆動モータ78
などを制御するものである。
【0031】そして、本実施の形態では、バイアス電源
76は、例えば図3に示すように、二次転写バイアス
(本例ではトナーの帯電極性と同極性(負極性)のバイ
アス[例えば−2〜−3kV]が用いられる)を供給す
る第一電源761と、用紙Pの中間転写ベルト20への
貼り付きを防止するための貼り付き阻止バイアス(本例
ではトナーの帯電極性と逆極性(正極性)のバイアス
[例えば+2〜+3kV]が用いられる)を供給する第
二電源762とを有し、第一電源761、第二電源76
2及びアース(接地)763とを切替用のロータリース
イッチ764で切替選択するものである。
【0032】次に、本実施の形態に係るカラー画像形成
装置の作動について説明する。今、図示外のスタートス
イッチがオン操作されると、所定の作像プロセスが実行
される。具体的に述べると、感光体ドラム11に書き込
まれた静電潜像が例えばイエロの画情報に対応したもの
であれば、この静電潜像はイエロ(Y)のトナーを内包
する現像器32で現像され、感光体ドラム11上にはイ
エロのトナー像Tが形成される。そして、感光体ドラム
11上に形成された未定着トナー像Tは、感光体ドラム
11と中間転写ベルト20とが接する一次転写位置で一
次転写ロール18にて感光体ドラム11から中間転写ベ
ルト20の表面に静電転写される。
【0033】このとき、単色画像を形成する場合には、
中間転写ベルト20に一次転写されたトナー像Tを直ち
に用紙Pに二次転写するのであるが、複数色のトナー像
を重ね合わせたカラー画像を形成する場合には、感光体
ドラム11上でのトナー像の形成並びにこのトナー像T
の一次転写の工程が色数分だけ繰り返される。例えば4
色のトナー像を重ね合わせたフルカラー画像を形成する
場合には、感光体ドラム11上にはその一回転毎にイエ
ロ、マゼンタ、シアン及びブラックのトナー像Tが形成
され、これらトナー像Tは順次中間転写ベルト20に一
次転写される。一方、中間転写ベルト20は最初に一次
転写されたイエロのトナー像Tを保持したまま感光体ド
ラム11と同一周期で回動し、中間転写ベルト20上に
は位置検知センサ43によって決められた所定の位置に
その一回転毎にマゼンタ、シアン及びブラックのトナー
像Tがイエロのトナー像Tに順次重ねて転写される。
【0034】このようにして中間転写ベルト20に一次
転写されたトナー像Tは、中間転写ベルト20の回動に
伴って二次転写位置へと搬送される。一方、フィードロ
ール51によって用紙トレイ50から用紙Pが搬出さ
れ、この用紙Pはレジストロール52にて所定のタイミ
ングで二次転写位置へと供給され、バイアスロール25
と中間転写ベルト20との間に挟み込まれる。すると、
二次転写位置では、二次転写装置40であるバイアスロ
ール25とバックアップロール24との間に形成される
転写電界の作用で、中間転写ベルト20に担持されたト
ナー像Tが二次転写位置において用紙Pに静電転写され
る。
【0035】そして、未定着トナー像Tが転写された用
紙Pは中間転写ベルト20から剥離され、二次転写部下
流に配置された出口シュート55及び搬送ベルト53に
よって定着装置54に送り込まれ、未定着トナー像の定
着処理がなされる。一方、未定着トナー像の二次転写が
終了した中間転写ベルト20についてはベルトクリーナ
41によって残留トナーが除去される。尚、二次転写装
置40のバイアスロール25及びベルトクリーナ41
は、中間転写ベルト20と接離自在に配設されており、
カラー画像が形成される場合には最終色の未定着トナー
像が中間転写ベルト20に一次転写されるまで、これら
の部材は中間転写ベルト20から離間されている。
【0036】次に、ジャム等の異常が発生した際の異常
時処理制御系70の処理について説明する。今、装置内
のいずれかの箇所でジャムが発生したと仮定すると、図
4に示すように、異常時処理制御装置75は取り込んだ
異常検知信号(ジャム検知信号など)にてジャムが生じ
たことを認識し、各位置センサ71〜74からの検知信
号にて二次転写部周りに存在する用紙Pの後端位置を認
識する。このとき、用紙P後端部がレジストロール52
を通過していれば、装置に対する停止前処理を実行した
後に、装置に対する停止処理を実行し、一方、用紙P後
端部がレジストロール52を通過していなければ、直ち
に装置に対する停止処理を実行する。この後、ユーザー
がジャム用紙の除去作業を行えば、異常時処理制御装置
75はジャム用紙以外の用紙Pに対するパージ処理を実
行する。
【0037】ところで、本実施の形態では、二次転写部
のバイアスロール25はバックアップロール24より硬
度が柔らかいので、二次転写時において荷重が加わった
ときにバイアスロール25の方が弾性変形し、用紙P先
端部が中間転写ベルト20から剥離し始める。ここで、
例えば、装置内の湿度が55%以下であるような状況下
では、中間転写ベルト20の体積抵抗率が12.5Log
Ωcm以上となっており、二次転写ニップ域通過後、中
間転写ベルト20表面の電位が+2000V以上にな
る。また、二次転写ニップ域通過後の用紙Pの電位は中
間転写ベルト20から剥離する際に負極性に帯電し、約
−2000Vになってしまう。このため、本実施の形態
のような停止前処理を実行しない比較の形態にあって
は、図24(a)(b)に示すように、二次転写ニップ
域下流側において、負極性の用紙Pの後端部が正極性の
中間転写ベルト20表面に静電吸着され、貼り付いてし
まう懸念がある。
【0038】ところが、本実施の形態にあっては、以下
のような装置に対する停止前処理が実行される。すなわ
ち、本実施の形態に係る停止前処理は、図5に示すよう
に、用紙Pの後端部が二次転写ニップ域を通過したか否
かを判別し、もし、通過していなければ、用紙Pの後端
部が二次転写ニップ域を通過するまで、用紙Pを二次転
写ニップ域下流側に搬送する。そして、用紙Pの後端部
が二次転写ニップ域を通過した条件下で、二次転写バイ
アスを逆極性バイアス(貼り付き阻止バイアス)に所定
時間(例えば1sec.)切り換える。
【0039】この状態において、仮に、上述したような
環境条件(例えば装置内の湿度が55%以下)であった
としても、図6に示すように、二次転写ニップ域を通過
した用紙Pの後端部が負帯電した状態のまま存在して
も、これに対向する二次転写ニップ域下流側の中間転写
ベルト20表面は貼り付き阻止バイアスの切換に伴って
負帯電状態になるため、二次転写ニップ域下流側におい
て、用紙Pの後端部と中間転写ベルト20とは相互に反
発し合い、用紙Pの後端部が中間転写ベルト20側に貼
り付く事態は有効に回避される。
【0040】◎変形の形態1 実施の形態1に係る異常時処理制御系70は、ジャム等
の異常時に二次転写ロール25のニップ状態をそのまま
維持する態様になっているが、これに限られるものでは
なく、例えば図7及び図8の変形の形態1に示すよう
に、二次転写ロール25のニップ状態を解除するように
してもよい。同変形の形態1において、停止前処理は、
図8に示すように、用紙Pの先端部が搬送ベルト53上
に到達するまで用紙Pを二次転写ニップ域下流側に搬送
し、用紙Pの先端部が搬送ベルト53上に到達した時点
(具体的には、搬送ベルト53で用紙Pの搬送動作が可
能になった時点)で、二次転写ロール25のニップ状態
を解除し、二次転写バイアスを逆極性バイアスに所定時
間切り換える。
【0041】この状態においては、図9に示すように、
二次転写ロール25のニップ状態を解除する前時点で二
次転写ニップ域を通過した用紙P部分が負帯電している
が、これに対向する二次転写ニップ域下流側の中間転写
ベルト20表面は貼り付き阻止バイアスの切換に伴って
負帯電状態になるため、二次転写ニップ域下流側におい
て、用紙Pの後端部と中間転写ベルト20とは相互に反
発し合い、用紙Pの後端部が中間転写ベルト20側に貼
り付く事態は有効に回避される。
【0042】◎変形の形態2 また、実施の形態1に係る異常時処理制御系は、ジャム
等の異常発生時において二次転写ニップ域下流近傍に用
紙Pが存在した場合には、常に装置に対する停止前処理
を実行するようにしているが、これに限られるものでは
なく、例えば図10及び図11の変形の形態2に示すよ
うに、ジャム等の異常発生時において二次転写ニップ域
下流近傍に用紙Pが存在したとしても、用紙Pの使用条
件に応じて停止前処理を選択的に実行するようにしても
よい。本変形の形態2では、用紙Pが中間転写ベルト2
0に貼り付き易い条件(用紙貼り付き条件)として、環
境(湿度)、用紙種類、画像形成モードがパラメータと
して選定されている。ここでは、例えば使用用紙種が普
通紙である条件下において、機内に設置した環境センサ
44により湿度がW%(本例では55%)未満である
か、あるいは、使用用紙種が普通紙で且つ環境湿度がW
%以上である条件下において、画像形成モードが両面記
録モードで且つコピーする面がDuplex面(両面)である
ことが用紙貼り付き条件に挙げられている。
【0043】すなわち、本変形の形態2における異常時
処理は、実施の形態1の態様と略同様であるが、実施の
形態1と異なり、図11に示すように、装置に対する停
止前処理を実行するか否かを判断するステップとして、
環境センサ検出、用紙種類判別、画像形成モード判別を
行った後に、上述した用紙貼り付き条件を満たすか否か
をチェックし、用紙貼り付き条件を満たす場合のみ装置
に対する停止前処理を実行するようにしたものである。
尚、本実施の形態1における変形の形態1,2について
は、以下の実施の形態2〜6についても同様に適用可能
である。
【0044】◎実施の形態2 図12は本発明が適用された異常時処理制御系の実施の
形態2を示す。本実施の形態に係る異常時処理制御系7
0は、実施の形態1と略同様であるが、実施の形態1と
異なり、給電ロール26には二次転写バイアス(本例で
はトナーの帯電極性と同極性(負極性)のバイアス)印
加用の転写バイアス電源81をスイッチ82を介して接
続する一方、二次転写ニップ域の下流近傍に配された出
口シュート55には吸着バイアス(本例ではトナーの帯
電極性と同極性(負極性)のバイアス)印加用の吸着バ
イアス電源83をスイッチ84を介して接続するように
したものである。尚、実施の形態1と同様の構成要素に
ついては実施の形態1と同様な符号を付してここではそ
の詳細な説明を省略する。
【0045】本実施の形態において、異常時処理は実施
の形態1と略同様に実行されるが、装置に対する停止前
処理が実施の形態と異なる。すなわち、本実施の形態に
係る停止前処理は、図13に示すように、出口シュート
55にトナーと同極性の吸着バイアス(例えば−2〜−
3kV)を印加し、用紙Pの後端部が二次転写ニップ域
を通過するまで用紙Pを二次転写ニップ域下流側へ搬送
し、用紙Pの後端部が二次転写ニップ域を通過した時点
で中間転写ベルト20の駆動を停止する。
【0046】従って、本実施の形態にあっては、図14
に示すように、二次転写ニップ域を通過した用紙Pの後
端部が負帯電した状態のまま存在し、また、これに対向
する二次転写ニップ域下流側の中間転写ベルト20表面
は正帯電した状態になっているが、出口シュート55に
吸着バイアス(本例では負極性電荷)が印加されること
より、用紙Pの後端部裏面には正電荷が誘起され、用紙
Pの後端部は、中間転写ベルト20よりも近接している
出口シュート55側に静電吸着されることになり、用紙
Pの後端部が中間転写ベルト20側に貼り付く事態は有
効に回避される。また、本実施の形態では、出口シュー
ト55に印加される吸着バイアスはトナーと同極性であ
るため、用紙Pの後端部裏面には正電荷が誘起される
が、この正電荷の存在により用紙Pの後端部表面のトナ
ーは静電的に吸引保持されることになり、その分、トナ
ー画像が飛散する懸念はない。
【0047】◎変形の形態1 実施の形態2では、出口シュート55に吸着バイアスを
印加するようにしているが、これに限られるものではな
く、例えば図15に示すように、二次転写ニップ域と出
口シュート55との間に配される剥離電極プレート60
に吸着バイアス(例えば吸着バイアス電源83,スイッ
チ84を使用)を印加するようにしてもよい。この場合
において、剥離電極プレート60としては、例えば厚さ
0.5mm程度のステンレス鋼板を使用し、用紙P側には
作用電解を集中させるために多数の針状突起601を配
列形成したものが用いられる。また、剥離電極プレート
60のレイアウトとしては、バイアスロール25とバッ
クアップロール24との中心軸間を結ぶ直線に直交する
法線のうち、バイアスロール25及びバックアップロー
ル24のニップ域出口を通過する線を基準線とすれば、
剥離電極プレート60のニップ域側端部は、前記基準線
よりd(本例では1mm)だけバイアスロール25側に
偏位配置されており、しかも、ニップ域出口より僅かな
ギャップk(本例では7mm)だけ離間して配置されて
いる。
【0048】◎実施の形態3 図16は本発明が適用された異常時処理制御系の実施の
形態3を示す。本実施の形態に係る異常時処理制御系7
0は、実施の形態2と略同様であるが、実施の形態2と
異なり、給電ロール26には二次転写バイアス(本例で
はトナーの帯電極性と同極性(負極性)のバイアス)印
加用の転写バイアス電源81をスイッチ82を介して接
続しているだけで、二次転写ニップ域の下流近傍に配さ
れた出口シュート55を単に接地しているに過ぎない。
尚、実施の形態2と同様な構成要素については実施の形
態2と同様な符号を付してここではその詳細な説明を省
略する。
【0049】また、本実施の形態において、異常時処理
は実施の形態2と略同様に実行されるが、装置に対する
停止前処理が実施の形態と異なる。すなわち、本実施の
形態に係る停止前処理は、図17に示すように、二次転
写バイアスの印加をOFFし、中間転写ベルト20を空
回転させ、用紙の後端部が二次転写ニップ域を通過し、
かつ、中間転写ベルト20の空回転量が設定値(例えば
用紙Pの後端部が二次転写ニップ域を通過した後1sec.
経過)に達した条件下で、中間転写ベルト20の空回転
を停止させる。
【0050】従って、本実施の形態においては、例えば
図18に示すように、二次転写バイアスをOFFにする
前に用紙Pが二次転写ニップ域を通過した状況下にあっ
ては、二次転写ニップ域を通過した用紙Pの後端部が負
帯電した状態のまま存在することになるが、二次転写バ
イアスをOFFにすることで、用紙Pの後端部に対向す
る二次転写ニップ域下流側の中間転写ベルト20表面は
非帯電状態になるため、二次転写ニップ域下流側におい
て、用紙Pの後端部と中間転写ベルト20との間に静電
吸引力が作用し難くなり、用紙Pの後端部が中間転写ベ
ルト20側に貼り付く事態は有効に回避される。
【0051】◎実施の形態4 本実施の形態に係る異常時処理制御系は、実施の形態3
と略同様の構成を備えており、実施の形態3と略同様な
異常時処理を実行するようになっているが、実施の形態
3と異なる装置に対する停止前処理を実行するものであ
る。すなわち、本実施の形態に係る停止前処理は、図1
9に示すように、二次転写バイアスの印加をOFFし、
中間転写ベルト20を空回転させ且つ搬送ベルト53を
駆動し、用紙Pの後端部が二次転写ニップ域から十分離
れた条件下で、中間転写ベルト20及び搬送ベルト53
の駆動を停止する。ここで、用紙Pの後端部が二次転写
ニップ域から十分離れた条件とは、用紙Pの後端部が例
えば負帯電していたとしても、当該用紙Pの後端が中間
転写ベルト20側に静電吸引されないことを意味する。
【0052】従って、本実施の形態においては、例えば
図20に示すように、二次転写バイアスをOFFにする
前に用紙Pが二次転写ニップ域を通過した状況下にあっ
ては、二次転写ニップ域を通過した用紙Pの後端部が負
帯電した状態のまま存在することになるかも知れない
が、当該用紙P自体が二次転写ニップ域から十分離れた
部位に搬送され、しかも、二次転写ニップ域下流側の中
間転写ベルトの帯電領域も二次転写ニップ域から次第に
離間していくため、二次転写ニップ域下流側において、
用紙Pの後端部と中間転写ベルト20との間に静電吸引
力が作用することはほとんどなくなり、用紙Pの後端部
が中間転写ベルト20側に貼り付く事態は確実に回避さ
れる。尚、本実施の形態においては、中間転写ベルト2
0及び搬送ベルト53の駆動を同時に停止させている
が、用紙P自体が中間転写ベルト20から十分に離間配
置されることになるため、用紙Pの後端部が二次転写ニ
ップ域を通過した時点で中間転写ベルト20の駆動を搬
送ベルト53よりも先に停止させるようにしてもよい。
【0053】◎実施の形態5 図21は本発明が適用された異常時処理制御系の実施の
形態3を示す。本実施の形態に係る異常時処理制御系7
0は、実施の形態3と略同様であるが、実施の形態3と
異なり、中間転写ベルト20の駆動ロール21の駆動源
として正逆回転可能な駆動モータ79を用いるようにし
たものである。尚、実施の形態3と同様な構成要素につ
いては実施の形態3と同様な符号を付してここではその
詳細な説明を省略する。
【0054】また、本実施の形態に係る異常時処理は、
実施の形態3と略同様に実行されるが、実施の形態3と
異なる装置に対する停止前処理を実行するものである。
すなわち、本実施の形態に係る停止前処理は、図22に
示すように、用紙Pの後端部が二次転写ニップ域を通過
した時点で、中間転写ベルト20を逆方向に空回転さ
せ、中間転写ベルト20の空回転量が例えば用紙長を超
えた条件下で中間転写ベルトの逆方向空回転を停止させ
る。ここで、中間転写ベルト20の逆方向空回転量とし
ては、二次転写ニップ域下流側に位置する用紙Pの後端
部の帯電領域と中間転写ベルト20の帯電領域とが相互
に影響しない範囲で適宜選定される。具体的には、少な
くとも用紙Pの後端部に対応する位置にインターイメー
ジ部が来るまで中間転写ベルト20を逆回転させるよう
にすればよい。
【0055】従って、本実施の形態によれば、例えば図
23に示すように、二次転写ニップ域を通過した用紙P
の後端部が負帯電した状態のまま存在することになる
が、中間転写ベルト20の逆方向空回転によって、二次
転写ニップ域下流側に位置していた中間転写ベルト20
の正帯電領域が二次転写ニップ域上流側に移動してい
き、用紙Pの後端部の負帯電領域と中間転写ベルト20
の正帯電領域とが相互に離間した位置関係になる。この
とき、中間転写ベルト20の正帯電領域に隣接した部位
はインターイメージ部であり、通常二次転写バイアスが
印加されていない領域であるため、二次転写ニップ域の
下流側の中間転写ベルト20は当該インターイメージ部
に対応した非帯電状態になる。よって、二次転写ニップ
域下流側において、用紙Pの後端部と中間転写ベルト2
0との間に静電吸引力が作用することはほとんどなくな
り、用紙Pの後端部が中間転写ベルト20側に貼り付く
事態は確実に回避される。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ジャム等の異常が発生した状況下で装置を停止させる際
に、一括転写手段による転写部位下流近傍に転写材が存
在していても、転写材が像担持体側に貼り付く作用を阻
止するための停止前処理を行うようにしたので、ジャム
等の異常時において転写材の後端部が像担持体に貼り付
く事態を有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像形成装置の概要を示す説明
図である。
【図2】 本発明が適用されたカラー画像形成装置の実
施の形態1を示す説明図である。
【図3】 実施の形態1に係る異常時処理制御系を示す
説明図である。
【図4】 実施の形態1に係る異常時処理制御系の制御
内容を示すフローチャートである。
【図5】 図4の停止前処理の内容を示すフローチャー
トである。
【図6】 実施の形態1に係る停止前処理を模式的に示
す説明図である。
【図7】 実施の形態1に係る異常時処理制御系の変形
の形態1を示す説明図である。
【図8】 同変形の形態1の停止前処理の内容を示すフ
ローチャートである。
【図9】 同変形の形態1に係る停止前処理を模式的に
示す説明図である。
【図10】 実施の形態1に係る異常時処理制御系の変
形の形態2を示す説明図である。
【図11】 同変形の形態2の異常時処理制御系の制御
内容を示すフローチャートである。
【図12】 実施の形態2に係る異常時処理制御系を示
す説明図である。
【図13】 実施の形態2に係る停止前処理の内容を示
すフローチャートである。
【図14】 実施の形態2に係る停止前処理を模式的に
示す説明図である。
【図15】 実施の形態2に係る異常時処理制御系の変
形の形態1を示す説明図である。
【図16】 実施の形態3に係る異常時処理制御系を示
す説明図である。
【図17】 実施の形態3の停止前処理の内容を示すフ
ローチャートである。
【図18】 実施の形態3に係る停止前処理を模式的に
示す説明図である。
【図19】 実施の形態4の停止前処理の内容を示すフ
ローチャートである。
【図20】 実施の形態4に係る停止前処理を模式的に
示す説明図である。
【図21】 実施の形態5に係る異常時処理制御系を示
す説明図である。
【図22】 実施の形態5の停止前処理の内容を示すフ
ローチャートである。
【図23】 実施の形態5に係る停止前処理を模式的に
示す説明図である。
【図24】 (a)は比較の形態に係る二次転写部を示
す説明図、(b)は比較の形態において、ジャム等異常
発生時に二次転写部下流側で起こる用紙の貼り付き現象
を示す説明図である。
【符号の説明】 1…像担持体,1a…像形成担持体,1b…中間転写
体,2…一括転写手段,3…転写材,4…停止手段,5
…転写材存否判別手段,6…停止前処理手段
フロントページの続き (72)発明者 山本 啓司 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 吉野 直人 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 西 直人 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 小松 伸嘉 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 林 幸男 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 曽我 達也 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 保苅 則雄 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DC04 DC14 EA03 EC20 ED15 ED16 ED24 EE03 EE07 EF09 EK03 EK09 2H032 AA05 BA09 BA19 BA29 CA04 CA13 DA04 DA24 DA28 9A001 HH28 HH31 JJ35 KK31 KK37 KK42

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電粒子からなる可視像が担持される像
    担持体と、この像担持体上の可視像を転写材に一括転写
    する一括転写手段とを備えた画像形成装置において、 画像形成中に装置を停止させる停止手段と、 一括転写手段による転写部位の下流近傍に転写材が存在
    するか否か判別する転写材存否判別手段と、 停止手段により装置を停止する際に、前記転写材存否判
    別手段にて転写材が存在することを判別した条件下で、
    転写材が像担持体側に静電付着されて貼り付くのを阻止
    する停止前処理手段とを備えたことを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、 停止前処理手段は、転写材が像担持体側から離反する方
    向に向けて電界誘引される電界誘引手段であることを特
    徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の画像形成装置において、 停止前処理手段としての電界誘引手段は、一括転写手段
    の構成部材若しくは一括転写手段による転写部位の下流
    近傍に配された部材に、所定のバイアスを印加するもの
    であることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の画像形成装置において、 停止前処理手段としての電界誘引手段は、一括転写手段
    の構成部材に所定のバイアスを印加する態様であって、
    一括転写手段の転写電界と逆方向に作用する電界を生成
    するものであることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の画像形成装置において、 停止前処理手段としての電界誘引手段は、一括転写手段
    による転写部位の下流近傍に配された部材に所定のバイ
    アスを印加する態様であって、前記バイアスとして転写
    材上の転写画像と同極性のバイアスを選択したものであ
    ることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の画像形成装置において、 停止前処理手段は、一括転写手段による転写電界作用を
    解除した後に、像担持体を所定量空回転させることを特
    徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の画像形成装置において、 停止前処理手段は、転写材の後端部が一括転写手段によ
    る転写部位を完全に通過して所定量離間するまで、一括
    転写手段による転写部位下流側に向けて転写材を搬送さ
    せることを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の画像形成装置において、 停止前処理手段は、転写材の搬送動作が終了した後に像
    担持体の停止を実行するものであることを特徴とする画
    像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の画像形成装置において、 停止前処理手段は、転写材の後端部が一括転写手段によ
    る転写部位を通過している条件下で、像担持体を所定量
    逆方向に回転させることを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の画像形成装置におい
    て、 停止前処理手段は、転写材の使用条件を考慮し、転写材
    が像担持体に再貼り付きし易い条件であると判断した際
    に作動することを特徴とする画像形成装置。
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