JP2001154497A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001154497A
JP2001154497A JP33399799A JP33399799A JP2001154497A JP 2001154497 A JP2001154497 A JP 2001154497A JP 33399799 A JP33399799 A JP 33399799A JP 33399799 A JP33399799 A JP 33399799A JP 2001154497 A JP2001154497 A JP 2001154497A
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recording sheet
intermediate transfer
transfer belt
jam
sensor
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JP33399799A
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English (en)
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Takashi Kawabata
隆 川端
Yukio Hayashi
幸男 林
Yoko Miyamoto
陽子 宮本
Hideji Izeki
秀二 井関
Naoto Yoshino
直人 吉野
Masao Okubo
雅夫 大久保
Minoru Niwa
稔 丹羽
Masaaki Takahashi
政明 高橋
Tatsuya Soga
達也 曽我
Naoki Onishi
直樹 大西
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トナー像の二次転写後の中間転写ベルトの表面
における残留トナーと記録シートとの誤検知を防止し、
以てトナー像転写後の記録シートが中間転写ベルトに貼
り付く所謂POBジャムを確実に検出することが可能な
画像形成装置を提供する。 【解決手段】像担持体11から中間転写ベルト20へ一
次転写されたトナー像を記録シートPへ二次転写する画
像形成装置において、トナー像の二次転写部よりも中間
転写ベルト20の回転方向の下流側に設けられて該中間
転写ベルト20の表面を監視するジャムセンサ1を設
け、上記二次転写部に対する記録シートPの突入タイミ
ングに基づき、かかる記録シートPの先端が上記ジャム
センサ1の監視位置を通過すると予測される所定時間帯
のみ該ジャムセンサ1の出力信号をチェックして、上記
二次転写部における中間転写ベルト20と記録シートP
との剥離ミスを判断するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子写真複
写機やレーザビームプリンタ等、感光体ドラム等の像担
持体上に形成されたトナー像を記録シートに転写して記
録画像の形成を行う画像形成装置に係り、特に、トナー
像を像担持体から中間転写ベルトに一次転写した後に記
録シートへ二次転写するように構成した画像形成装置の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】フルカラー画像を形成するカラー複写機
やカラープリンタ等の画像形成装置においては、画情報
に応じて像担持体上に形成されたイエロー、マゼンタ、
シアン及びブラックの各トナー像を記録シート上に重ね
合わせて転写することが必要とされるが、近年では各色
トナー像を像担持体から記録シートへは直接転写せず、
中間転写ベルトへ一次転写した後に記録シートへ二次転
写するように構成したものが知られている。このように
中間転写ベルトを介してトナー像を像担持体から記録シ
ートへ間接的に転写する場合は、中間転写ベルト上で各
色トナー像の重ね合わせを行うことができるので、湿度
の変化等に伴う記録シートの抵抗値の変動の影響を受け
ることなく複数色のトナー像の重ね合わせを行うことが
でき、カラー画像を形成する際のトナー像の転写条件の
制御が容易となる他、記録シートの搬送も簡易なものと
なり、シートジャムの発生を可及的に防止することがで
きる等のメリットがある。
【0003】このような中間転写ベルトを用いた画像形
成装置において、トナー像の二次転写には転写バイアス
が印加された転写ロールが用いられている。この転写ロ
ールは、中間転写ベルトの裏面側に配設されたバックア
ップロールと対向するように配設され、所定の圧力下で
中間転写ベルトに当接すると共に、上記バックアップロ
ールとの間に所定の転写バイアス電圧が印加され、中間
転写ベルトと転写ロールとの間に挿通される記録シート
に対して該中間転写ベルト上のトナー像を転写して使用
されるようになっている。
【0004】このトナー像の二次転写においては中間転
写ベルト裏面と記録シートの裏面に対して夫々逆極性の
電荷が与えられるため、本来は中間転写ベルトから剥離
されて定着器へ送られるべき記録シートが静電誘引力に
よって中間転写ベルトに貼り付き易く、そのためにこの
種の画像形成装置においては、記録シートがそのまま中
間転写ベルトと共に搬送されてしまう所謂POBジャム
(Paper on Belt ジャム)が発生し易い。中間転写ベル
トの回転方向に沿った二次転写部の下流側には、二次転
写後の残留トナーを中間転写ベルトからクリーニングす
るためのクリーナが設けられていることから、仮にPO
Bジャムが発生した場合には、記録シートがクリーナに
入り込むというトラブルが発生し、かかる記録シートを
取り出すのが困難になる他、クリーナが破損するといっ
た事態も想定される。
【0005】このため、この種の画像形成装置では、二
次転写部よりも中間転写ベルトの回転方向の下流側に該
中間転写ベルトの表面を監視するジャムセンサを設け、
かかるジャムセンサの出力信号の変化から中間転写ベル
トに記録シートが貼り付いているか否かをチェックし、
貼り付いていると判断される場合には直ちに中間転写ベ
ルトを停止することにより、記録シートがクリーナに入
り込むトラブルを防止している(特開平10−3014
01号公報、特開平11−59962号公報、特開平1
1−184192号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記ジャムセ
ンサを用いたPOBジャムの検出では、中間転写ベルト
の表面の濃淡差に基づいて中間転写ベルト上の記録シー
トを見つけていることから、温度・湿度等の環境変動や
記録シートの種類等によってトナー像の二次転写条件が
悪化し、記録シートに対するトナー像の転写効率が低下
した場合には、転写されることなく中間転写ベルトに付
着している残留トナーを記録シートと誤検知してしまう
ことがあり、POBジャムが発生していないにも拘わら
ず、装置が停止してしまうといった不都合があった。
【0007】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、その目的とするところは、トナー像の二次
転写後の中間転写ベルトの表面における残留トナーと記
録シートとの誤検知を防止し、以てトナー像転写後の記
録シートが中間転写ベルトに貼り付く所謂POBジャム
を確実に検出することが可能な画像形成装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像形成装置は、画情報に応じたトナー像
が形成される像担持体と、この像担持体からトナー像が
一次転写される中間転写ベルトと、この中間転写ベルト
から記録シートに対してトナー像を二次転写する二次転
写手段と、トナー像の二次転写部よりも中間転写ベルト
の回転方向の下流側に設けられて該中間転写ベルトの表
面を監視するジャムセンサと、このジャムセンサの出力
信号に基づいて二次転写部における中間転写ベルトと記
録シートとの剥離ミスを判断するジャム判定手段とを備
え、上記ジャム判定手段は、上記二次転写部に対する記
録シートの突入タイミングに基づき、かかる記録シート
の先端が上記ジャムセンサの監視位置を通過すると予測
される所定時間帯のみ該ジャムセンサの出力信号をチェ
ックすることを特徴とするものである。
【0009】このような技術的手段によれば、二次転写
部よりも手前でトナー像の転写のために位置合わせされ
た記録シートが該二次転写部に突入するタイミングをチ
ェックすることで、仮にPOBジャムが発生した場合
に、記録シートの先端がジャムセンサの監視位置を通過
するタイミングを予測することができる。記録シートの
先端には通常余白部があり、残留トナーが付着したベル
ト面と記録シートの先端とでは濃淡差が大きいことか
ら、かかる先端がジャムセンサの監視位置を通過する
と、ジャムセンサの出力が大きく変化する。従って、記
録シートの先端がジャムセンサの監視位置を通過すると
予測される所定時間のみ、ジャム判定手段がジャムセン
サの出力信号をチェックすれば残留トナーを記録シート
と誤検知することなく、POBジャムを確実に検出する
ことができる。
【0010】ここで、POBジャムの検出精度を高める
ためには、二次転写後の記録シートの搬送経路にも該記
録シートを検出する転写後センサを設け、上記ジャム判
定手段がこの転写後センサ及び上記ジャムセンサの双方
の出力信号に基づいて二次転写部における中間転写ベル
トと記録シートとの剥離ミスを判断するのが好ましい。
このように構成すれば、転写後センサが記録シートを検
出せず、且つ、ジャムセンサが記録シートを検出した場
合に、POBジャムが発生したと判断することができ、
残留トナーを記録シートと間違える誤検知を防止して、
POBジャム検出に対する信頼性の向上を図ることがで
きる。また、誤って2枚の記録シートが二次転写部に重
送され、トナー像の転写されなかった下側の記録シート
が定着器へ搬送され、トナー像の転写がなされた上側の
記録シートが中間転写ベルトに貼り付いた場合でも、夫
々の記録シートをジャムセンサ及び転写後センサによっ
て検出することができるので、このような所謂行き別れ
ジャムが発生したことをユーザに対して教え、装置内か
ら除去すべき記録シートの存在を適切に教えることが可
能となる。
【0011】更に、装置の経時的な使用によってジャム
センサがトナーで汚れることを考慮すると、上記ジャム
判定手段が定期的に上記ジャムセンサの出力信号を取り
込み、記録シートの剥離ミスを判断する際にジャムセン
サの出力信号と比較する閾値を更新するのが好ましい。
このように構成すれば、ジャムセンサがトナーで汚れて
その感度が低下しても、その時の感度に最適な閾値によ
って記録シートが中間転写ベルトに貼り付いているか否
かを判断することができるので、残留トナーを記録シー
トと間違える誤検知を防止して、POBジャム検出に対
する信頼性の向上を図ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の画像形成装置を詳細に説明する。図1は本発明が適用
されたカラーレーザビームプリンタの構成を示す概略図
である。このレーザビームプリンタはイエロー、マゼン
タ、シアン及びブラックの各色毎にトナー像を形成する
4基のプロセスユニット10Y、10M、10C、10
Bkを備えると共に、各プロセスユニットからトナー像
が一次転写される中間転写ベルト20を備え、かかる中
間転写ベルト20に多重転写されたトナー像を記録シー
トPに二次転写してフルカラー画像を形成するように構
成されている。
【0013】上記中間転写ベルト20は無端状に形成さ
れると共に駆動ロール21を含む複数のベルト搬送ロー
ル21〜25に架け回されており、矢線方向に回動しな
がら各色プロセスユニット10Y、10M、10C、1
0Bkで形成されたトナー像の一次転写を受けるように
構成されている。上記中間転写ベルト20はポリイミド
系樹脂で構成され、厚さ60〜90μmの薄膜フィルム
シートの両端を互いに溶着して無端状に形成されてい
る。また、その体積抵抗率は1011〜1013Ω・cm、
表面抵抗率は1011〜1013Ω/□に調整されている。
【0014】中間転写ベルト20を挟んでベルト搬送ロ
ール24と対向する位置には二次転写ロール30が配設
されており、記録シートPは互いに圧接する転写ロール
30と中間転写ベルト20との間に挿通されて、かかる
中間転写ベルト20からトナー像の二次転写を受けるよ
うになっている。すなわち、上記ベルト搬送ロール24
は転写ロール30のパックアップロールとして機能して
いる。一方、駆動ロール21と対向する位置には中間転
写ベルト30のクリーナ26が配設され、二次転写後に
中間転写ベルト20に残留付着したトナーを該中間転写
ベルト20上から除去するように構成されている。ま
た、クリーナ26と一段目のプロセスユニット10Yと
の間には中間転写ベルト20のシーム(継ぎ目)部分を
検出するシーム検出センサ27が配設されており、中間
転写ベルト20のシーム部分にトナー像が転写されるの
を防止するため、各プロセスユニット10Y、10M、
10C、10Bkではシーム検出センサ27の出力信号
を参考にトナー像の形成タイミングが調整されるように
なっている。
【0015】この中間転写ベルト20の上側には前述し
た4基のプロセスユニット10Y、10M、10C、1
0Bkが並列的に配設されており、各色の画情報に応じ
て形成したトナー像を中間転写ベルト20に一次転写す
るようになっている。これら4基のプロセスユニットは
中間転写ベルト20の回動方向に沿ってイエロー10
Y、マゼンタ10M、シアン10C及びブラック10B
kの順に配設されており、最も頻繁に使用されるであろ
うブラックのプロセスユニット10Kが最も二次転写部
の近傍に配置されている。また、これらプロセスユニッ
ト10Y、10M、10C、10Bkは、各プロセスユ
ニットに具備された感光体ドラム11を画情報に応じて
露光するラスタ走査ユニット12を夫々備えており、各
色の画情報に応じて変調されたレーザ光Bmが各プロセ
スユニット10Y、10M、10C、10Bkの感光体
ドラム11を露光するようになっている。
【0016】また、各プロセスユニット10Y、10
M、10C、10Bkは、感光体ドラム11と、この感
光体ドラム11を一様な背景部電位にまで帯電させる帯
電器13と、上記レーザ光Bmの露光によって感光体ド
ラム11上に形成された静電潜像を現像してトナー像を
形成する現像装置14と、トナー像を中間転写ベルト2
0に転写した後の感光体ドラム11の表面から残留トナ
ーや紙粉を除去するクリーナ15と、このクリーナによ
る清掃に先立って残留トナーを除電するクリーニング前
除電器16とを備えており、感光体ドラム11上に各色
の画情報に応じたトナー像を形成し得るように構成され
ている。
【0017】各プロセスユニット10Y、10M、10
C、10Bkの感光体ドラム11と対向する位置には、
中間転写ベルト20を挟むようにして一次転写ロール1
7Y、17M、17C、17Bkが配設されており、こ
れら転写ロール17Y、17M、17C、17Bkに対
して所定の転写バイアス電圧を印加することにより、感
光体ドラム11と転写ロール17Y、17M、17C、
17Bkとの間に電界が形成され、感光体ドラム11上
で電荷を帯びているトナー像がクーロン力で中間転写ベ
ルト20に転写されるようになっている。この一次転写
ロール17(17Y、17M、17C、17Bk)はE
PDMゴムからなる発泡弾性体であり、その硬度は25
〜35度(アスカC測定)、体積抵抗率は107 〜10
9 Ω・cmに調整されている。
【0018】図2に示すように、上記一次転写ロール1
7の両軸端は、夫々、弾性部材29によって下方から上
方へ向けて付勢されたサポートブラケット28によって
支持されており、このサポートブラケット28には一次
転写ロール17の回転軸が上方から嵌合する係止溝28
aが形成されている。一次転写ロール17は経時的な使
用によって次第に抵抗値が上昇してしまい、感光体ドラ
ム11との間に最適な転写電界を形成することが困難に
なるので、これを定期的に交換する必要があるが、サポ
ートブラケット28の係止溝28aに対して上方から嵌
め込まれているだけなので、その交換は極めて容易であ
る。
【0019】一次転写ロール17の交換は、図3に示す
ように、平板状の治具50を中間転写ベルト20と一次
転写ロール17との間に挿入して行う。この治具50は
弾性を有する例えば樹脂製の薄板からなり、その前後の
両辺には半円状の切欠部51が形成されている。この治
具50は、先ず、上記ベルト搬送ロール21, 22を支
承するベルトフレームFと中間転写ベルト20との隙間
から該中間転写ベルト20の裏面側へ挿入される。挿入
したならば、治具50をアーチ状に湾曲させ、中間転写
ベルト20を裏面側から押し上げるようにして持ち上げ
る。ベルトフレームFには湾曲させた治具50の両側辺
を係止するための切欠溝52が形成されており、この切
欠溝52に治具50の両側辺を嵌め込むことにより、治
具50から手を離してもその湾曲状態を維持し、中間転
写ベルト20を局部的に持ち上げておくことが出来る。
そして、治具50の前後両辺には切欠部51が形成され
ていることから、図4に示すように、前述の如く治具5
0をセットして中間転写ベルト20を持ち上げた場合、
ベルトフレームFと中間転写ベルト20との間には手を
挿入し得る程度の隙間が形成されることになり、この隙
間から一次転写ロール17をベルトフレームFの外側に
取り出すことができる。つまり、この治具50を使用す
れば、中間転写ベルト20それ自体をベルトフレームF
から取り外さなくても、その裏面側に位置する一次転写
ロール17の交換を容易に行うことができる。また、上
記治具50は単なる平板状に形成されているので、使用
しないときは折り畳んで格納しておくことが可能であ
る。
【0020】そして、このように構成されたカラーレー
ザビームプリンタによるフルカラー画像の形成に当たっ
ては、先ず、各色の画情報に応じてラスタ走査ユニット
12が各プロセスユニット10Y、10M、10C、1
0Kの感光体ドラム11を所定のタイミングで露光し、
これによって各プロセスユニット10Y、10M、10
C、10Kの感光体ドラム11上には画情報に応じたト
ナー像が形成される。各プロセスユニット10Y、10
M、10C、10Kで形成されたトナー像は回動する中
間転写ベルト20に対して順次転写され、かかる中間転
写ベルト20上には各色トナー像が重なり合った多重ト
ナー像が形成される。
【0021】一方、記録シートPは給紙ロール41によ
って給紙カセット40から一枚ずつ引き出された後、図
中に破線で示す所定のシート給送通路46を経て中間転
写ベルト20と二次転写ロール30とが接する二次転写
部に給送される。二次転写部の手前側にはレジストレー
ションロール42が設けられており、記録シートPはこ
のレジストレーションロール42によって二次転写部に
対する突入タイミングが制御され、中間転写ベルト20
上に一次転写されたトナー像との位置合わせがなされ
る。中間転写ベルト20を挟んで二次転写ロール30と
対向するバックアップロール24には所定の転写バイア
ス電圧が印加されており、中間転写ベルト20上に保持
されていたトナー像は二次転写ロール30とバックアッ
プロール24との間に形成された転写電界によって記録
シートPに静電転写される。
【0022】トナー像の二次転写がなされた記録シート
Pは中間転写ベルト20から剥離された後、直列的に配
置された二連のシート搬送ベルト43によって定着器4
4へと搬送される。トナー像を記録シートPに二次転写
した後は該記録シートPと中間転写ベルト20が帯電し
ていることから、二次転写ロール30とシート搬送ベル
ト43との間には記録シートPの除電部材(図示せず)
が設けられる一方、中間転写ベルト20の裏面側にもバ
ックアップロール24に隣接して該中間転写ベルト20
の除電プレート(図示せず)が設けられており、これに
よって記録シートPが中間転写ベルト20に再吸着する
のを防止している。
【0023】また、二次転写部を通過した記録シートP
が中間転写ベルト20に貼り付いてしまう所謂POBジ
ャムが発生してまった場合に、これを見出して直ちに中
間転写ベルト20を停止させるべく、かかる中間転写ベ
ルト20の回転方向に沿った二次転写部の下流側には該
ベルト20の表面を監視するジャムセンサ1が設けられ
ている。トナー像の二次転写を受けた記録シートPが適
切に搬送されて中間転写ベルト20から剥離された場
合、トナー像が一次転写されていた中間転写ベルト20
の表面には僅かに残留トナーが付着していることから、
ジャムセンサ1の出力は図5に示すように変化する。一
方、記録シートPが中間転写ベルト20に貼り付いてP
OBジャムが発生した場合、仮に記録シートPの裏面に
既に画像が形成されているとすると、ジャムセンサ1の
出力信号は図6に示すように変化する。図6においてジ
ャムセンサ1の出力信号が急激に落ち込んでいる箇所は
記録シートPの先端余白に対応している。このように記
録シートPの裏面に既に記録画像が形成されている場
合、すなわち両面プリント時においては、記録シートP
の先端余白部を除いてジャムセンサ1の出力に大差がな
く、記録シートPが中間転写ベルト20に貼り付くPO
Bジャムなのか、あるいは単に残留トナーが多いだけな
のかをジャムセンサ1の出力信号から判別するのは非常
に困難である。
【0024】そこで、この実施例では、ジャムセンサ1
の出力信号がPOBジャムの発生、未発生で大きく異な
る時間帯、すなわちPOBジャムが発生したと仮定した
場合に記録シートPの先端がジャムセンサ1の前を横切
ると考えられる時間帯のみ、かかるジャムセンサ1の出
力信号をチェックし、この時間帯内でジャムセンサ1の
出力が予め定められた閾値を跨いで変化した場合にの
み、POBジャムが発生したと判断して、中間転写ベル
ト20を停止するように構成している。記録シートPは
レジストレーションロール42によって二次転写部の手
前で一旦位置合わせがなされるので、POBジャムの発
生時に記録シートPの先端がジャムセンサ1の前を通過
する時間帯は、このレジストレーションロール42が回
転を開始して記録シートPが二次転写部へ突入するする
タイミングをチェックすれば容易に把握することができ
る。図6に示したように、記録シートPの先端がジャム
センサ1の前面を通過すると、かかるジャムセンサ1の
出力信号が大きく変化することから、このように記録シ
ートPの先端に対応した特定の時間帯のみジャムセンサ
1の出力信号をチェックすれば、中間転写ベルト20上
の残留トナーと記録シートPとを誤検出することはな
く、POBジャムの検出の信頼性を高めることが可能と
なる。
【0025】また、トナー像が転写された記録シートP
を定着器44へと搬送するシート搬送ベルト43の内部
には、記録シートPが確かに中間転写ベルト20から剥
離されて定着器44へ送られたか否かを検出するための
転写後センサ2が設けられており、この転写後センサ2
の出力信号と前述のジャムセンサ1の出力信号との双方
をチェックすることにより、一層POBジャム検出の信
頼性を高めることができる。すなわち、記録シートPが
二次転写部に突入し後、所定の時間内に転写後センサ2
が記録シートPを検出せず、且つ、ジャムセンサ1が記
録シートPを検出した場合に、POBジャムと判断する
ことができる。また、このようにジャムセンサ1の出力
信号の他に転写後センサ2の出力信号をチェックするよ
うに構成すれば、所謂行き分かれジャムが発生した場合
でも、これを検出することも可能となる。すなわち、誤
って二枚の記録シートPが重なったまま二次転写部に突
入する所謂重送が発生した場合には、下側の記録シート
Pは中間転写ベルト20に貼り付くことなく定着器44
へと搬送されるが、上側の記録シートPは中間転写ベル
ト20に貼り付いてしまい、この場合にプリンタの稼働
を停止すると、プリンタ内には除去しなければならない
記録シートPが2枚発生していることになる。このよう
な場合であっても、ジャムセンサ1の出力信号と転写後
センサ2の出力信号の双方をチェックしていれば、ユー
ザに対して単なるPOBジャムではなく、行き分かれジ
ャムであることを明示することができ、その後のジャム
回復処理が容易となる。
【0026】また、経時的な使用によってジャムセンサ
1がトナーで汚れ、かかるジャムセンサ1の出力信号の
大きさが相対的に低下した場合であっても、中間転写ベ
ルト20に貼り付いた記録シートPの先端を確実に検出
するため、ジャムセンサ1の出力信号と比較される閾値
は定期的に更新されるようになっている。かかる更新に
おいては、トナー像の転写が行われていない状態、すな
わち中間転写ベルト20の表面が比較的きれいな状態で
ジャムセンサ1の出力信号を取り込み、この信号の大き
さに基づいて新たな閾値が決定される。
【0027】そして、POBジャムを発生することなく
定着器へと送られた記録シートPは該定着器3によって
トナー像の定着がなされた後、排紙トレイ45に排出さ
れ、これによって記録シートPに対するフルカラー画像
の形成が完了する。また、このプリンタでは記録シート
Pの画像面を下向きにした所謂フェイスダウン排出を可
能にするため、定着器44と排紙トレイ45との間に記
録シートPの表裏を反転させるためのインバータ通路4
7が形成されている。更に、このインバータ通路47は
シート再送通路48によって前述のシート給送通路46
と繋がれており、インバータ通路47において表裏反転
した記録シートPを再度二次転写部に送り込むことによ
って、記録シートPの表裏両面に記録画像を形成するこ
とが可能となっている。
【0028】このように、本実施例のレーザビームプリ
ンタでは中間転写ベルト20に一次転写されたトナー像
を記録シートPに二次転写して記録画像を形成している
が、例えば、中間転写ベルト20に4色のトナー像が一
次転写されている場合、プロセスユニット10Yから一
次転写されたイエロートナー像は他のプロセスユニット
10M、10C、10Bkの一次転写部を通過する際に
中間転写ベルト20の表面に押し付けられることから、
最終段のプロセスユニット10Bkから一次転写された
ブラックトナー像よりも中間転写ベルト20に対する付
着力が強く、二次転写部に形成された転写電界のみでは
記録シートPに対する転写効率を高めることが困難であ
る。このため、トナー像の二次転写が終了した中間転写
ベルト20はクリーナ26によって残留トナーが除去さ
れた後、その表面に離型剤となるシリコンオイルが塗布
され、この後にトナー像の一次転写を受けるようになっ
ている。図7に示すように、中間転写ベルト20の回動
方向に沿てクリーナ26の下流側には、シリコンオイル
を願心したシリコンゴム製のオイル塗布ロール60が配
設されており、このオイル塗布ロール60を中間転写ベ
ルト20の表面で転がすことにより、シリコンオイルが
中間転写ベルト20の表面に適量塗布されるようになっ
ている。
【0029】しかし、中間転写ベルト20には前述の如
くシーム部分が存在し、このシーム部分に付着したトナ
ーはクリーナ26によっても取り除くことが困難なの
で、オイル塗布ロール60がシーム部分を走行すると、
かかるトナーがオイル塗布ロール60の表面に局所的に
付着してしまう。このようにオイル塗布ロール60の表
面に対して局所的にトナーが付着すると、中間転写ベル
ト20に対するシリコンオイルの塗布にむらが生じ、ト
ナー像の記録シートPに対する二次転写効率にもむらが
発生してしまう。そこで、図8及び図9に示すように、
この実施例では中間転写ベルト20の表面のシーム部分
62の両側に台形状のスペーサ61を夫々形成し、中間
転写ベルト20の表面を走行してきたオイル塗布ロール
60がスペーサ61に乗り上げてシーム部分62を飛び
越えるように構成した。これにより、オイル塗布ロール
60はシーム部分62に接触しないので、該ロール60
の表面にトナーが付着することもなく、中間転写ベルト
20に対して均一にシリコンオイルを塗布することが可
能となる。尚、前述の通り、中間転写ベルト20のシー
ム部分62の回転位置はシーム検出センサ27の出力信
号から把握することが可能なので、モータとカムを用い
ることにより、シーム部分62がオイル塗布ロール60
に接近した場合に、能動的にオイル塗布ロール60を中
間転写ベルト20から離間させることも可能である。
【0030】また、図10に示すように、オイル塗布ロ
ール60の上流側にトナー付着ロール63を配設し、シ
ーム部分62に溜まったトナーをこのトナー付着ロール
63で積極的に取り除くように構成し、これによってオ
イル塗布ロールにトナーが付着するのを可及的に防止す
ることも可能である。この場合、トナー付着ロール63
は弾性のある合成ゴム、例えばシリコンオイルを含まな
いシリコンゴム等から形成することができ、中間転写ベ
ルト20に圧接させた際に、中間転写ベルト20と大き
な接触面積を生じるよう、スペースの許す限り大きな直
径であることが望ましい。
【0031】更に、オイル塗布ロール60から中間転写
ベルト20に対するシリコンオイルの塗布が均一に行わ
れるようにするという観点からすれば、オイル塗布ロー
ル60に対してトナーの局所的に付着しないようにする
のも効果的である。具体的には、中間転写ベルト20の
シーム部分がオイル塗布ロール60の周面の一箇所に繰
り返し接触するのを避けるため、中間転写ベルト20の
周長がオイル塗布ロール60の周長の整数倍とならない
ように、かかる中間転写ベルト20の周長あるいはオイ
ル塗布ロール60の直径を決定する。また、ソレノイド
やカム等を用いて、オイル塗布ロール60の回転軸を中
間転写ベルト20の所定回転毎に軸方向へ変位させるの
も効果的である。
【0032】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の画像
形成装置によれば、記録シートの先端がジャムセンサの
監視位置を通過すると予測される所定時間帯のみジャム
センサの出力信号をチェックするように構成しているの
で、トナー像の二次転写後の中間転写ベルトの表面にお
ける残留トナーと記録シートとの誤検知を防止すること
ができ、トナー像転写後の記録シートが中間転写ベルト
に貼り付く所謂POBジャムを確実に検出することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用されたカラーレーザビームプリ
ンタの構成わ示す概略図である。
【図2】 実施例に係る一次転写ロールの支持構造を示
す斜視図である。
【図3】 実施例に係る一次転写ロールを交換する際の
治具の使用方法を説明する斜視図である。
【図4】 実施例に係る治具を用いて一次転写ロールを
交換する様子を示す斜視図である。
【図5】 実施例に係るジャムセンサが中間転写ベルト
に付着した残留トナーを検出している際の出力信号を示
すグラフである。
【図6】 実施例に係るジャムセンサが中間転写ベルト
に付着した記録シートの先端を検出している際の出力信
号を示すグラフである。
【図7】 実施例に係るオイル塗布ロールの配設状態を
示す概略図である。
【図8】 実施例に係るオイル塗布ロールと中間転写ベ
ルトに形成したスペーサとの一関係を示す斜視図であ
る。
【図9】 実施例に係るオイル塗布ロールが中間転写ベ
ルトに形成されたスペーサに乗り上げた状態を示す概略
図である。
【図10】 実施例に係るオイル塗布ロールの前段にト
ナー付着ロールを配設した実施例を示す概略図である。
【符号の説明】
1…ジャムセンサ、2…転写後センサ、11…感光体ド
ラム(像担持体)、20…中間転写ベルト、30…二次
転写ロール(二次転写手段)、P…記録シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 陽子 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 井関 秀二 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 吉野 直人 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 大久保 雅夫 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 丹羽 稔 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 高橋 政明 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 曽我 達也 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 大西 直樹 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 Fターム(参考) 2H027 DA21 DA38 DC04 DC16 DE07 DE09 ED16 ED24 EE02 EE07 EE08 EF09 2H032 AA05 BA09 DA18 DA28 2H072 AA02 AA16 AA29 AB17 3F048 AA02 AA05 AB01 BA05 BA14 BB09 DB11 DB16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画情報に応じたトナー像が形成される像
    担持体と、この像担持体からトナー像が一次転写される
    中間転写ベルトと、この中間転写ベルトから記録シート
    に対してトナー像を二次転写する二次転写手段と、トナ
    ー像の二次転写部よりも中間転写ベルトの回転方向の下
    流側に設けられて該中間転写ベルトの表面を監視するジ
    ャムセンサと、このジャムセンサの出力信号に基づいて
    二次転写部における中間転写ベルトと記録シートとの剥
    離ミスを判断するジャム判定手段とを備え、 上記ジャム判定手段は、上記二次転写部に対する記録シ
    ートの突入タイミングに基づき、かかる記録シートの先
    端が上記ジャムセンサの監視位置を通過すると予測され
    る所定時間帯のみ該ジャムセンサの出力信号をチェック
    することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、
    二次転写後の記録シートの搬送経路に転写後センサを設
    け、 上記ジャム判定手段がこの転写後センサ及び上記ジャム
    センサの双方の出力信号に基づいて二次転写部における
    中間転写ベルトと記録シートとの剥離ミスを判断するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の画像形成装置にお
    いて、上記ジャム判定手段は定期的に上記ジャムセンサ
    の出力信号を取り込み、記録シートの剥離ミスを判断す
    る際にジャムセンサの出力信号と比較する閾値を更新す
    ることを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006243166A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Ricoh Printing Systems Ltd 画像形成装置及び感光体ユニット
JP2009282371A (ja) * 2008-05-23 2009-12-03 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及びプログラム
JP2012181518A (ja) * 2011-02-10 2012-09-20 Canon Inc 画像形成装置

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