JP3680587B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、これらの複合機等の電子写真方式の画像形成装置に関し、さらに詳しくは、このような画像形成装置の異常時における停止制御に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、これら複写機等の画像形成装置においては、帯電、露光、現像、転写、定着等の電子写真プロセスにより、記録シートにトナーによる永久像を形成している。そして、記録シートにトナー像を転写する転写位置から、記録シート上に転写されたトナー像を定着する定着位置まで、記録シートを搬送する搬送装置を備えた画像形成装置、さらに、記録シートをより安定して搬送するため、吸気ファンにより記録シートを吸引保持しつつ、搬送する吸引搬送装置を備えた画像形成装置も知られている。このような画像形成装置において、例えば記録シート詰まり等の異常が発生した場合には、その搬送装置を含めた各装置の稼働を停止させ、その異常による被害の拡大、二次的な異常の発生等を防止していた。そして、ユーザや作業者等がその異常を解消し、装置の稼働再開を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような画像形成装置において、トナー像を記録シートに転写した直後に装置が停止すると、次のような問題が生じ得る。すなわち、装置の稼働が停止した際に、図11(a)に示すように記録シートが転写部近傍に存在する場合がある。この際、転写後の中間転写ベルト(画像担持体)上には、しばらくの間転写電荷が残留している。したがって、図11(a)の波矢印で示すように、記録シートは中間転写ベルトの残留電荷により静電的に引きつけられる。そして、図11(b)に示すように、記録シートが中間転写ベルトに付着する現象が生じ得る。特に、低湿度環境下でこのような現象が生じやすい。さらに、画像形成装置の小型化に伴って、中間転写ベルト等の画像担持体と記録シートの搬送経路とは益々近接せざるを得ず、上記残留電荷の影響を強く受け、記録シートの付着現象が生じやすくなっている。
【0004】
このように記録シートが中間転写ベルトに付着すると、ユーザ等がそれを除去する際に中間転写ベルトを傷つけかねない。また、ユーザ等が付着した記録シートに気付かず、装置の稼働を再開してしまうと、例えばクリーニング装置にそのまま記録シートが突入し、中間転写ベルトを破損させてしまうおそれもある。
【0005】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、装置に異常が発生し、装置を停止させる場合に於いても、記録シートが画像担持体に付着するのを確実に防止することができる画像形成装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、画像担持体上に電子写真プロセスにより形成されるトナー画像を転写部において記録シート上に転写する転写手段と、記録シート上に転写されるトナー画像を定着部において定着する定着手段と、当該転写部から定着部までの搬送経路上に設置され、記録シートを所定の吸引力で吸引しつつ当該転写部から定着部まで搬送する吸引搬送手段とを備える画像形成装置において、装置の稼働を停止すべき異常を検知する検知手段と、当該検知手段が異常を検知した際に記録シートが搬送経路上の当該転写部近傍に存在する場合には、上記所定の吸引力よりも大きい吸引力で当該記録シートの吸引を所定時間継続させるように当該吸引搬送手段を制御する制御手段とを有するものである。
【0007】
ここで、画像担持体とはトナー画像を担持するものであり、例えば感光体ドラム、感光体ベルト、中間転写ドラム、中間転写ベルト等が該当する。また、転写手段とは、画像担持体上のトナー画像を記録シート上に転写させるものであり、所謂中間転写方式の画像形成装置においては、二次転写を行う手段である。その手段の具体的な構成は、任意のものを適用することができるが、例えば、転写コロトロン、転写ロール等を適用することができる。定着手段とは、記録シート上に転写された未定着トナー画像を圧力、又は熱と圧力との作用により定着させ、永久像とするものである。その手段の具体的な構成は、任意のものを適用することができるが、例えば、それぞれ回転駆動される加熱ロールと加圧ロールとにより構成され、両ロールのニップ部分に記録シートを通過させ定着を行うもの、それぞれ回転駆動されるロールと無端ベルトとにより構成され、ロールとベルトとのニップ部分に記録シートを通過させ定着を行うもの等が挙げられる。
【0008】
吸引搬送手段は、記録シートを所定の吸引力で吸引しつつ転写部から定着部まで搬送するものであり、その手段の具体的な構成は、任意のものを適用することができるが、吸引用に複数の穴の開いた無端ベルトとそれを駆動するロール、その複数の穴を介して空気を吸引するファン等により構成され、ファンを回転させることにより、無端ベルトに記録シートを吸引保持させた状態で無端ベルトを回転させて、記録シートを搬送させる構成としてもよい。また、この吸引搬送手段を転写部から定着部までの搬送経路上に複数設けてもよい。なお、ここで所定の吸引力とは、通常の稼働状態で搬送されている記録シートが搬送経路を外れないよう安定して吸引保持され、搬送されるように定められるものである。
【0009】
装置の稼働を停止すべき異常とは、装置の稼働を続行すると被害が拡大したり、二次的異常が発生してしまうようなトラブルをいい、例えば動力源の故障による場合等を含めた記録シート詰まり(ジャムトラブル)等をいう。また、このような異常を検知する検知手段としては、例えばジャムセンサ等を挙げることができる。
【0010】
制御手段とは、検知手段が異常を検知した際に記録シートが搬送経路上の当該転写部近傍に存在する場合には、当該記録シートの吸引を所定時間継続させるように当該吸引搬送手段を制御するものであり、二次記憶装置に記憶された制御プログラム、主記憶装置、中央演算装置、入出力装置等からなり、これらの相互作用によりこの制御内容を実現するものでもよいし、電気電子回路的にこの制御内容を実現するものでもよい。
【0011】
ここで、転写部近傍とは吸引を停止すると搬送経路上の記録シートが画像担持体に付着するおそれのある領域をいい、所定時間とは記録シートの吸引を停止しても記録シートが画像担持体に付着するおそれがなくなる時間をいう。図1〜図3は、これら転写部近傍及び所定時間を説明するものである。
【0012】
図1は、転写部、定着部を含めた記録シートの搬送経路を説明するものであり、図1(a)は転写部において中間転写ベルトから記録シートへと転写が行われる画像形成装置の搬送経路を、図1(b)は転写部において感光体ドラムから記録シートへと転写が行われる画像形成装置の搬送経路をそれぞれ示している。そして、転写部から搬送方向の距離をxで示している。
【0013】
図2(a)は、転写部からある搬送方向距離における記録シートの単位面積当たりに受ける力をグラフで示している。このグラフでは、横軸に転写部からの搬送方向距離xを、縦軸に記録シートの単位面積当たりに受ける力fをそれぞれ示している。そして、実線のf=fg (x)のグラフは記録シートの単位面積当たりに受ける重力の大きさを、点線のf=fe (x)のグラフは記録シートの単位面積当たりに受ける画像担持体上の残留電荷による静電力の大きさをそれぞれ示している。
【0014】
ここで、実線のf=fg (x)のグラフは略一定値fg をとる直線のグラフとなる。すなわち、図1に示した転写部からの距離を短い順にA,B,Cとして、fg (A)≒fg (B)≒fg (C)(≒fg )の関係にある。これは記録シートの単位面積当たりの質量が略等しいためである。また、このfg の値は記録シートの秤量に依存する。一方、点線のf=fe (x)のグラフは(ある距離までは)単調減少の曲線のグラフとなる。すなわち、同様に、図1に示した転写部からの距離を短い順にA,B,Cとして、fe (A)>fe (B)>fe (C)の関係にある。これは記録シート上の位置が転写部から離れるに従い、記録シート上のその位置から画像担持体上の残留電荷までの距離も離れ(図1(a)(b)参照)、さらに画像担持体上の残留電荷の電荷量も転写部から離れるに従い、時間経過により減衰しているためである。
【0015】
図2(b)は、転写部からある搬送方向距離までの記録シートが受ける力をグラフで示している。このグラフでは、横軸に転写部からの搬送方向距離xを、縦軸に転写部からその搬送方向距離までの記録シートが受ける力Fをそれぞれ示している。そして、実線のF=Fg (x)のグラフは転写部からある搬送方向距離までの記録シートが受ける重力の大きさを、点線のF=Fe (x)のグラフは転写部からある搬送方向距離までの記録シートが受ける画像担持体上の残留電荷による静電力の大きさをそれぞれ示している。
【0016】
ここで、実線のF=Fg (x)のグラフは略一次関数の曲線グラフとなる。一方、点線のF=Fe (x)のグラフは(ある距離までは)単調増加の曲線グラフとなる。そして、x≦Xのxでは、Fg (x)≦Fe (x)となり、X≦xのxでは、Fg (x)≧Fe (x)となる。すなわち、記録シートが転写部からの距離がXまでの搬送経路上に存在している場合には、記録シートを画像担持体に引きつける静電力が記録シートに作用する重力を上回り、転写部から距離Xまでの搬送経路上の領域は、記録シートが画像担持体に付着するおそれがある領域であると言える。
【0017】
図3は、搬送経路上の記録シートが受ける力の経時的な変化について説明するものである。図3(a)〜(c)のグラフは、それぞれ横軸に転写部からの搬送方向距離xを、縦軸に転写部からその搬送方向距離までの記録シートが受ける力Fをそれぞれ示している。グラフ中の実線、点線は図2で説明したものである。そして、図3(a)は、装置に異常が発生し、画像担持体の回転、転写手段の作動等、装置の稼働が停止した直後の様子を示すものであり、図2(b)と同一のものである。時間の経過とともに画像担持体上の残留電荷の電荷量が減衰するため、点線で示したF=Fe (x)のグラフは徐々にその大きさが低下し、装置の稼働停止から時間t1 後には図3(b)に示すようになる。さらに時間が経過し、装置の稼働停止から時間t2 後にはいずれのxに対しても、Fg (x)>Fe (x)となる図3(c)に示すようになる。
【0018】
ここで、本発明において、転写部近傍を転写部から距離Xまでの搬送経路上としてもよいし、所定時間を装置の稼働停止から時間t2 としてもよい。また、以上の議論は、記録シートに作用する力として静電力と重力とに着目して転写部近傍、所定時間をそれぞれ規定するものであるが、実際には、これらに力以外にも記録シートには、その「こし」による弾性力が働く場合がある。つまり、画像形成装置の構成によっては、記録シートが大きく折れ曲がって画像担持体に付着する場合があり、その場合には記録シートにはもとの形態に戻ろうとする弾性力が働き、吸引を停止すると搬送経路上の記録シートが画像担持体に付着するおそれのある領域はより狭くなり、吸引を停止しても記録シートが画像担持体に付着するおそれがなくなる時間もより短いものとなる。
【0019】
さらに、記録シートに作用する静電力の大きさは装置の環境によっても左右され、例えば低湿度環境においては、静電力がより大きくなる傾向がある。そのため、吸引を停止すると搬送経路上の記録シートが画像担持体に付着するおそれのある領域はより広くなり、吸引を停止しても記録シートが画像担持体に付着するおそれがなくなる時間もより長いものとなる。したがって、これらの事情、種々の画像形成装置の構成、安全マージン等を考慮して、転写部近傍、所定時間を具体的に規定することが望ましい。
【0020】
画像形成装置をこのように構成することにより、吸引を停止すると搬送経路上の記録シートが画像担持体に付着するおそれのある領域に記録シートが存在する場合でも、異常が発生した後、記録シートの吸引を停止しても記録シートが画像担持体に付着するおそれがなくなるまでの間、記録シートの吸引を継続するため、記録シートが画像担持体に付着することを防止することができる。
【0021】
図4は、このような本発明の作用効果を説明するものである。図4(a)は、転写部からある搬送方向距離における記録シートの単位面積当たりに受ける力をグラフで示している。このグラフでは、横軸に転写部からの搬送方向距離xを、縦軸に記録シートの単位面積当たりに受ける力fをそれぞれ示している。そして、実線のf=fg (x)+fa (x)のグラフは記録シートの単位面積当たりに受ける重力(fg (x))と吸引力(fa (x))との合力の大きさを、点線のf=fe (x)のグラフは記録シートの単位面積当たりに受ける画像担持体上の残留電荷による静電力の大きさをそれぞれ示している。
【0022】
ここで、実線のf=fg (x)+fa (x)のグラフは略一定値をとる直線的なグラフとなる。これは記録シートの単位面積当たりの質量が略等しく、記録シートの単位面積当たりに作用する吸引力の大きさも略等しいためである。一方、点線のf=fe (x)のグラフは図2において説明したように(ある距離までは)単調減少の曲線のグラフとなる。
【0023】
図4(b)は、転写部からある搬送方向距離までの記録シートが受ける力をグラフで示している。このグラフでは、横軸に転写部からの搬送方向距離xを、縦軸に転写部からその搬送方向距離までの記録シートが受ける力Fをそれぞれ示している。そして、実線のF=Fg (x)+Fa (x)のグラフは転写部からある搬送方向距離までの記録シートが受ける重力(Fg (x))と吸引力(Fa (x))との合力の大きさを、点線のF=Fe (x)のグラフは転写部からある搬送方向距離までの記録シートが受ける画像担持体上の残留電荷による静電力の大きさをそれぞれ示している。
【0024】
図4(a)と図2(a)、図4(b)と図2(b)とをすると明らかなように、異常が発生した後も、記録シートの吸引を所定時間継続するため、記録シートを吸引搬送手段に引きつける力の大きさは、吸引を停止する場合に比べて、記録シートの単位面積当たりfa (x)大きくなり、常に記録シートを画像担持体に引きつける記録シート単位面積当たりの静電力の大きさfe (x)を上回り(図4(a)参照)、その結果、常に、Fg (x)+Fa (x)>Fe (x)となり(図4(b)参照)、記録シートが画像担持体に付着することがない。
さらに、上記制御手段は、記録シートの吸引を継続する場合には、上記所定の吸引力よりも大きい吸引力で記録シートの吸引を継続させるように当該吸引搬送手段を制御することにより、図4(a)に示す吸引力f a (x)の大きさがより大きくなることとなり、それに伴い図4(b)に示す吸引力F a (x)の大きさもより大きく(グラフの傾きが大きく)なる。その結果、記録シートが画像担持体に付着するのをより確実に防止することができる。なお、この大きい吸引力とは、所定の吸引力よりも大きいものであればよいが、あまりに大きくては記録シートの搬送を妨げるおそれが生じるため、所定の吸引力をF a 、大きい吸引力をF A として、F A <2F a であることが望ましい。
【0025】
また、このように当該記録シートの吸引を所定時間継続させる他、記録シートの搬送も所定時間継続させるように当該吸引搬送手段を制御することもできる(請求項2)。画像形成装置をこのように構成することにより、画像担持体上の残留電荷と記録シートとの距離が相対的に離れることにより、記録シートを画像担持体に引きつける静電力が弱められ、より確実に記録シートが画像担持体に付着するのを防止することができる。なお、吸引を継続する時間と、搬送を継続する時間とは、同一時間とすることもできるが、それぞれ独立の時間とすることもできる。
【0026】
また、上記制御手段は、当該検知手段が異常を検知した際に記録シートが搬送経路上の当該転写部近傍に存在する場合には、当該記録シートの搬送方向先端が定着部に達するまで記録シートの吸引及び搬送を継続させるように当該吸引搬送手段を制御するものでもよい(請求項3)。画像形成装置をこのように形成することにより、定着部で確実に記録シートが保持されるため、記録シートが画像担持体に付着することがない。また、万一記録シートが画像担持体に付着しても、装置の稼働に伴い、定着手段により記録シートが定着されつつ排出されるため、その記録シートが画像担持体に付着したままでクリーニング装置に突入する等の不都合を確実に防ぐことができる。
【0027】
その結果、例えば、図3(b)に示したように画像担持体上の残留電荷の電荷量が十分に減衰し切らない状態であっても、記録シートの搬送方向先端が定着部に達した後は、記録シートの吸引及び搬送を停止することができ、これらの停止をより早急に行うことができる。
【0029】
【発明の実施による形態】
次に、実施例に基づいて本発明の好適な実施の形態を説明する。
◎実施例1
図5は、本実施例にかかる画像形成用装置(カラープリンタ)の構成を示したものであり、4つの画像形成部1K,Y,M,Cを中間転写ベルト20に対し順次並べて配置し、その各画像形成部1K,Y,M,Cにより各色成分(ブラック、イエロー、マゼンタ、シアン)のトナー像をそれぞれ形成してから、中間転写ベルト20に順次重ね合わせるように一時転写させることにより、フルカラー画像の形成を可能にしている。
【0030】
各画像形成部1K,Y,M,Cは感光体ドラム10、帯電器11、露光器12、現像器13、感光体クリーニング装置14等からなる。なお、各現像器13はブラック、イエロー、シアン、マゼンタの色毎の現像器13Bk,Y,C,Mである。中間転写部2は中間転写ベルト(画像担持体)20、駆動ロール22c、張架ロール22a,b,21、ステアリングロール26、一次転写装置(一次転写ロール)23、二次転写装置(転写手段)、ベルトクリーニング装置27等からなり、二次転写装置は転写ロール24、バックアップロール25等からなり、バックアップロール25には図示しない電源装置からトナーの帯電極性と同極性の二次転写バイアス電圧が印加されている。定着装置(定着手段)6は、内部に熱源を有する加熱ロール61と加圧ロール62とからなる。
【0031】
搬送系部5は、記録シートトレイ50、ピックアップロール51、搬送ロール対52a,b,c、レジロール対53、ベルト搬送装置(吸引搬送手段)54a,b等からなる。なお、中間転写ベルト20は、つなぎ目のない(シームレス)タイプのものであり、アクリル、塩化ビニル、ポリエステル、ポリカーボ、ポリアミド等の樹脂、又は各種のゴムにカーボンブラック等の帯電防止材を適当量含有させ、例えば厚さ0.1mmに形成されており、その体積抵抗率は106 〜1014Ω・cmに調整されている。また、中間転写ベルト20には基準マークが印刷又は反射テープとして取り付けられており、その基準マークをセンサが読み取ることにより色合わせ等のためのタイミングを取っている。
【0032】
このような画像形成装置によってフルカラーの画像を形成する動作について説明する。帯電器11によって感光体ドラム10の表面は一様な所定の電圧に帯電される。次に、例えばブラック成分の画像に対応して露光器12からレーザ光が感光体ドラム10表面に照射され、感光体ドラム10表面には電位差による静電潜像が形成される。その静電潜像はブラックの現像器13(Bk)によってトナーにより現像され、黒トナーの顕像となる。この黒トナー像は感光体ドラム10の回転に従って、中間転写ベルト20と接する一次転写位置へと移動する。この際、一次転写装置23によって電界の作用により黒トナーは中間転写ベルト20へと一次転写される。なお、一次転写されず感光体ドラム10表面に僅かに残った残留黒トナーは下流の感光体クリーニング装置14によりクリーニングされる。このような画像形成プロセスがイエロー、マゼンタ、シアンの各色について行なわれる。
【0033】
一方、中間転写ベルト20(以下、単に「ベルト20」という)は駆動ロ−ル22c及び張架ロール22a,b,21によって所定の張力で引っ張られてた状態で回転駆動している。なお、駆動ロール22cや張架ロール22a〜cの軸方向においてもベルト20に偏りが生じないよう、ステアリングロール26により所定の張力で引っ張られている。このベルト20上に次々に一次転写されたトナー像はベルト20の回転に伴って移動する。
【0034】
また、記録シートトレイ50に収容されている記録シートは、ピックアップロール51、搬送ロール対52a〜cによって二次転写位置(転写部)近くまで搬送され、全ての色のトナー像がベルト20上に重ねられ、二次転写位置に達するタイミングに合わせてレジロール対53が回転を開始し、記録シートが二次転写位置へと搬送される。そこで、転写ロール24及びバックアップロール25から供給される電界の作用によって全ての色のトナー像が記録シートへ二次転写され、記録シートは表面にフルカラートナー像を保持する。その記録シートはベルト搬送装置54a,bにより定着装置6まで搬送され、加熱ロール61と加圧ロール62とのニップ部を通過する際に熱と圧力との作用によりフルカラートナー像が記録シートに定着され、永久像となり画像形成が終了する。
【0035】
とろこで、この実施例に係る画像形成装置では、ベルト20(画像担持体)上に電子写真プロセスにより形成されるトナー画像を二次転写位置(転写部)において記録シート上に転写する二次転写装置(転写手段)と、記録シート上に転写されるトナー画像を定着位置(定着部)において定着する定着装置6(定着手段)と、当該二次転写位置から定着位置までの搬送経路上に設置され、記録シートを所定の吸引力で吸引しつつ当該二次転写位置から定着位置まで搬送するベルト搬送装置54a,b(吸引搬送手段)とを備える画像形成装置であって、装置の稼働を停止すべき異常を検知する検知手段と、当該検知手段が異常を検知した際に記録シートが搬送経路上の当該転写部近傍に存在する場合には、当該記録シートの吸引及び搬送を所定時間継続させるように当該吸引搬送手段を制御する制御手段とを有することをものである。
【0036】
上記ベルト搬送装置54a,bは、ゴムや合成樹脂等の弾性材料によって形成された無端状のベルト部材541a,bと、このベルト部材541を循環駆動するベルト駆動ローラ542a,bと、当該ベルト駆動ローラ542a,bと対をなして無端状のベルト部材541a,bを架けるアイドルローラ543a,bとで構成されている。
【0037】
上記ベルト駆動ローラ542a,bは、ステッピングモータ等からなる駆動モータ(図示せず)によって回転駆動されるようになっており、この駆動モータは、制御手段(図示せず)から出力される回転数に応じた駆動信号に基づいて、図示しない駆動回路から出力されるパルス信号を受けて、駆動制御される。この駆動モータの駆動力は、図示しないギア等の駆動伝達機構を介してベルト駆動ローラ542a,bに伝達され、当該ベルト駆動ローラ542a,bが回転駆動されて無端状のベルト部材541a,bを駆動する。また、上記無端状のベルト部材541a,bには、図示しないシート吸着用の孔が多数穿設されており、空気吸引装置(図示せず)により搬送ベルト面が記録シートを吸引した状態で、記録シートを定着装置6へ搬送されるように構成されている。
【0038】
また、空気吸引装置は、回転することにより記録シートを吸引する空気流を起こす回転ファン544a,bと、それぞれの回転ファン544a,bを回転駆動させるステッピングモータ等からなる回転モータ(図示せず)とか構成されており、制御手段(図示せず)から出力される回転数に応じた駆動信号に基づいて、図示しない駆動回路から出力されるパルス信号を受けて、回転駆動される。
【0039】
図6は、本実施例に係る画像形成装置の記録シートの吸引及び搬送制御系をブロック図を用いて説明するものである。検知手段としての主制御装置8から異常信号を受け取った制御手段7は、記録シートが搬送経路上の転写部近傍に存在するか否かを判断し、存在する場合には所定時間記録シートの吸引及び搬送を継続するように、駆動モーター54ma,bと、回転モーター545a,bにぞれぞれ駆動信号を送信する。なお、主制御装置とは、画像形成装置全体のプロセス制御、タイミング制御等を行っている装置であり、例えばジャムセンサ(図示せず)等からの異常信号を受け取り、それを制御手段7に送信するものである。
【0040】
以下、図6で示した記録シートの吸引及び搬送制御系の制御手順を図7のフローチャートを用いて説明する。まず、S10において、主制御装置8から異常信号が送信されたか否かを判断する。そして、装置を停止すべき異常を示す異常信号が主制御装置8から制御手段7へ送信されると、制御手段7は記録シートが二次転写位置(転写部)近傍に存在するか否かを判断する(S11)。この判断は、主制御装置8から送信されるレジロール対53の回転開始タイミング信号と、予め制御手段7が記憶している記録シートの搬送速度と、レジロール対の回転開始タイミングからの経過時間と、予め制御手段7が記憶しているレジロール対53の位置から二次転写位置までの距離により、まず記録シートの位置を計算し、その記録シートの位置が、予め求めておく吸引を停止すると搬送経路上の記録シートが画像担持体に付着するおそれのある領域に属するか否かにより判断することができる。なお、この領域の求め方については上述の通りである。
【0041】
そして、記録シートが二次転写位置近傍に存在しない場合には、制御手段7は直ちに記録シートの搬送と吸引を停止するように、駆動モーター54ma,b、回転モーター545a,bに駆動信号を送信する(S13)。また、記録シートが二次転写位置近傍に存在する場合には、所定時間t経過後に(S12)、制御手段7は直ちに記録シートの搬送と吸引を停止するように、駆動モーター54ma,b、回転モーター545a,bに駆動信号を送信する(S13)。なお、この所定時間tは、制御手段7があらかじめ記憶しているものであり(図6参照)、ベルト20上の残留電荷の電荷量が十分低減するのに必要な時間である(図3参照)。なお、この所定時間tは、二次転写装置が印加する電荷量、ベルト20の電気的特性等により異なるものであるが、あまりに長時間では、定着装置6に複数枚の記録シートが突入しかねないという問題があり、あまりに短時間では、記録シートのベルト20への再付着を防止できないため、好ましくは、0.5<t<2.0[sec]、さらに好ましくは0.5 <t<1.5[sec]である。
【0042】
なお、この値は、本実施例における記録シートの搬送速度が264[mm/sec]、二次転写部から定着部までの距離が450[mm]であるため、記録シートのベルト20への再付着を防止するための値として、記録シートが二次転写部から132(=264×0.5)[mm]以上搬送されていることが必要であり、反対に、定着部へ記録シートが複数枚突入するのを防止するための値として、記録シートが二次転写部から396(=264×1.5)[mm]以下しか搬送されていないことが好ましいため、それぞれ求められたものである。
【0043】
また、本実施例では吸引を継続する時間と、搬送を継続する時間とは同一時間tであるが、それぞれ独立の時間とすることもできる。例えば、本実施例とは異なり、ベルト搬送装置54a,bの駆動が独立した駆動モーター54ma,bを有さず、他の装置と共有する主駆動装置から駆動力を得る場合には、搬送を継続する時間を吸引を継続する時間よりも短く設定することもでき、その場合には、その共有する主駆動装置をより早く停止させることができる。
【0044】
このような制御を行うため、記録シートがベルト20に付着することがない。
【0045】
◎実施例2
図8は、本実施例にかかる画像形成用装置(カラープリンタ)の構成を示したものであり、各色毎の現像器K,Y,M,Cを備えるロータリー現像装置13を感光体ドラム10に対峙して設け、感光体ドラム10に各色のトナー像をそれぞれ形成してから、中間転写ベルト20に順次重ね合わせるように一時転写させることにより、フルカラー画像の形成を可能にしている。なお、装置の構成において、実施例1にかかる画像形成装置と同機能の構成については、同一の符号を付しその説明は省略する。また、画像形成動作についても、実施例1に係る画像形成装置では、ベルト20が一回転するまでにその上に4色のトナー像が重ねられて画像形成されるのに対し、本実施例にかかる画像形成装置では、ベルト20が四回転することにより、その上に4色のトナー像が重ねられて画像形成される点が主な相違点であり、その詳細な説明は省略する。
【0046】
この実施例に係る画像形成装置では、ベルト20(画像担持体)上に電子写真プロセスにより形成されるトナー画像を二次転写位置(転写部)において記録シート上に転写する二次転写装置(転写手段)と、記録シート上に転写されるトナー画像を定着位置(定着部)において定着する定着装置6(定着手段)と、当該転写位置から定着位置までの搬送経路上に設置され、記録シートを所定の吸引力で吸引しつつ当該二次転写位置から定着位置まで搬送するベルト搬送装置54a,b(吸引搬送手段)とを備える画像形成装置であって、装置の稼働を停止すべき異常を検知する検知手段と、当該検知手段が異常を検知した際に記録シートが搬送経路上の当該転写部近傍に存在する場合には、当該記録シートの搬送方向先端が定着位置に達するまで記録シートの吸引及び搬送を継続させるように当該吸引搬送手段を制御する制御手段とを有することをものである。
【0047】
図9は、本実施例に係る画像形成装置の記録シートの吸引及び搬送制御系をブロック図を用いて説明するものであり、主にに図6に示した実施例1のブロック図との違いを説明する。本実施例に係る画像形成装置の制御手段7は、実施例1に係る画像形成装置の制御手段7と同様に、所定時間t’を有している、本実施例におけるこの所定時間t’は、記録シートの搬送方向先端が定着位置に達するまでの時間を意味している点で、ベルト20上の残留電荷の電荷量の低減時間を意味する実施例1と異なる。
【0048】
以下、図9で示した記録シートの吸引及び搬送制御系の制御手順について、主に図7に示した実施例1の制御手順との違いを説明する。装置の異常が検知され、その際に記録シートが二次転写位置近傍に存在する場合には、所定時間t’経過後に(図7のS12参照)、制御手段7は直ちに記録シートの搬送と吸引を停止するように、駆動モーター54ma,b、回転モーター545a,bに駆動信号を送信する(図7のS13参照)。なお、この所定時間t’は、制御手段7が判断するものであり(図9参照)、主制御装置8から送信されるレジロール対53の回転開始タイミング信号と、記録シートの搬送速度と、レジロール対53の位置から定着位置までの距離と、異常信号の受信タイミングにより判断することができる。
【0049】
このような制御を行うため、少なくとも記録シートの一端が定着装置6に保持されるため、記録シートがベルト20に付着することがない。また、万一記録シートがベルト20に付着することがあるとしても、記録シートは定着装置6から排出されるため、ベルト20からは引き離され、そのままクリーニング装置27に突入することがない。
【0050】
◎変形例
この変形例は、実施例2の変形例であり、この画像形成装置の記録シートの吸引及び搬送制御系は、制御手段7が回転モータ545のみを制御する点、所定時間t’を記憶したり、判断したりすることがない点が実施例2と異なる。
【0051】
以下、この変形例の記録シートの吸引及び搬送制御系の制御手順を図10のフローチャートを用いて説明する。まず、S30において、主制御装置8から異常信号が送信されたか否かを判断する。そして、装置を停止すべき異常を示す異常信号が主制御装置8から制御手段7へ送信されると、制御手段7は画像形成装置の作業扉がユーザ等に開けられるまで吸引を継続し(S31)、作業扉が開けられると吸引を停止するように回転モーター545に駆動信号を送信する(S32)。なお、作業扉が開いたか否かの判断は、主制御装置8から作業扉の開放を示す信号が制御手段7に送信されることで判断することができる。また、異常信号が送信された後、作業扉が開放されるまでの間は、通常の吸引力で吸引を継続することもできるが、より大きい吸引力で吸引を行ってもよい。その吸引力の変更は、回転モーター545に送信する駆動信号の周波数を変更することにより容易に行うことができる。
【0052】
このような制御を行うため、記録シートがベルト20に付着することがない。また、制御をより簡便に行うことができる。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、装置に異常が発生し、装置を停止させる場合に於いても、記録シートが画像担持体に付着するのを確実に防止することができる画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、記録シートの搬送経路を説明するものである。
【図2】図2は、装置停止後の記録シートの受ける力を説明するものである。
【図3】図3は、装置停止後の記録シートの受ける力の経時的変化を説明するものである。
【図4】図4は、装置停止後に吸引を継続する場合の記録シートの受ける力を説明するものである。
【図5】図5は、実施例1に係る画像形成装置の全体の構成を説明するものである。
【図6】図6は、実施例1に係る画像形成装置の制御系をブロック図を用いて説明するものである。
【図7】図7は、実施例1に係る画像形成装置の制御手順をフローチャートを用いて説明するものである。
【図8】図8は、実施例2に係る画像形成装置の全体の構成を説明するものである。
【図9】図9は、実施例2に係る画像形成装置の制御系をブロック図を用いて説明するものである。
【図10】図10は、実施例2の変形例に係る画像形成装置の制御手順をフローチャートを用いて説明するものである。
【図11】図11は、従来の画像形成装置における装置停止後に記録シートが画像担持体に付着する問題を説明するものである。
【符号の説明】
24…転写ロール(転写手段)、25…バックアップロール(転写手段)、6…定着装置(定着手段)、54…ベルト搬送装置(吸引搬送手段)、8…主制御装置(検知手段)、7…制御手段、20…中間転写ベルト(画像担持体)

Claims (3)

  1. 画像担持体上に電子写真プロセスにより形成されるトナー画像を転写部において記録シート上に転写する転写手段と、記録シート上に転写されるトナー画像を定着部において定着する定着手段と、当該転写部から定着部までの搬送経路上に設置され、記録シートを所定の吸引力で吸引しつつ当該転写部から定着部まで搬送する吸引搬送手段とを備える画像形成装置において、
    装置の稼働を停止すべき異常を検知する検知手段と、
    当該検知手段が異常を検知した際に記録シートが搬送経路上の当該転写部近傍に存在する場合には、上記所定の吸引力よりも大きい吸引力で当該記録シートの吸引を所定時間継続させるように当該吸引搬送手段を制御する制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 上記制御手段は、当該検知手段が異常を検知した際に記録シートが搬送経路上の当該転写部近傍に存在する場合には、当該記録シートの搬送を所定時間継続させるように当該吸引搬送手段を制御する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 上記制御手段は、当該検知手段が異常を検知した際に記録シートが搬送経路上の当該転写部近傍に存在する場合には、当該記録シートの搬送方向先端が定着部に達するまで記録シートの吸引及び搬送を継続させるように当該吸引搬送手段を制御する請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
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