JP3738801B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、電子写真複写機等の画像形成装置に係り、特に、中間転写体を使用してフルカラー画像を記録材に一括転写するタイプに対して有効な画像形成装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来における中間転写型の画像形成装置にあっては、例えば静電潜像に応じたトナー像が形成される感光体と、この感光体上のトナー像が中間的に転写される中間転写ベルトと、この中間転写ベルトに対して感光体上のトナー像を転写させる一次転写装置と、中間転写ベルト上のトナー像を用紙に一括して二次転写させる二次転写装置とを備え、二次転写前の用紙の位置決めセンサ(レジストセンサ)及び排紙センサにて用紙のジャムを検知するようにしたものが知られている(例えば特開平5−323704号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この種の画像形成装置にあっては、レジストセンサと排紙センサとで用紙のジャムを検知しているため、レジストセンサや排紙センサ位置を用紙が通過しない時点で用紙のジャムを把握することが可能であるが、中間転写ベルトに用紙が貼り付いてしまうと、中間転写ベルトの二次転写位置の下流側に配置された中間転写ベルトクリーナに用紙が進入し、中間転写ベルトクリーナ、あるいは、中間転写ベルトを破損するという懸念が生ずるほか、中間転写ベルトクリーナに突入した用紙のジャム処理が面倒になってしまうという技術的課題が生ずる。
これは、特に中間転写型の画像形成装置にあっては、フルカラー化に伴い二次転写電圧が多く必要となり、その分、用紙が中間転写ベルトに吸着し易いことに起因するほか、近年では、ユーザーが使用する用紙の制限が解除されるに従い様々な電気抵抗値の用紙が取り扱われ、中間転写ベルトに吸着し易い用紙も多く存在してきたことにも起因する。
【0004】
尚、このような技術的課題は、上述したように中間転写型の画像形成装置において顕著であるが、感光体上のトナー像を用紙に直接転写するタイプの画像形成装置にあっても同様に生じ得るものである。
【0005】
この発明は、以上の技術的課題を解決するためになされたものであって、クリーナへの記録材のジャムに伴う各種弊害を効果的に回避する画像形成装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、この発明は、図1に示すように、トナー像等の可視像2が担持搬送される像担持体1と、この像担持体1に接触配置され且つ印加バイアスによる転写電界にて像担持体1上の可視像2を記録材4に転写する転写手段3と、像担持体1のうち転写手段3の下流側に位置する部位に対応して設けられ且つ像担持体1上の記録材4の有無を検知する記録材有無検知手段5と、前記転写手段3の上流側に配設され且つ前記記録材有無検知手段5にて記録材4が像担持体1上に残存していることが検知された条件下で、記録材4の搬送動作が拘束される記録材拘束手段6と、この記録材拘束手段6による記録材4の拘束動作に連動し、像担持体1の移動が所定時間経過後に停止せしめられる像担持体停止手段7と、前記記録材拘束手段6による記録材4の拘束動作後で且つ像担持体停止手段7による像担持体1の停止動作が行われる前に、前記転写手段3による転写動作能力が低下せしめられる異常時転写処理手段8とを備えたことを特徴とするものである。
【0007】
このような技術的手段において、本願の対象となる画像形成装置の画像形成方法としては、電子写真方式、静電記録方式等適宜選定して差し支えない。
また、像担持体1としては、感光体や誘電体のように可視像2が形成担持される像形成担持体だけの態様でも差し支えないが、特に、上述した技術的課題の顕著な中間転写型の態様(一若しくは複数の像形成担持体に対し中間転写体を付設した態様)のものに適用することが好ましい。
【0008】
更に、転写手段3についても、像担持体1上の可視像2を記録材4へ転写する機能部材であれば、静電転写方式、圧力転写方式など適宜選定して差し支えないが、トナー等の荷電粒子による可視像2を形成するタイプにおいて良好な転写性を確保するという観点からすれば、静電転写方式が好ましい。
ここで、静電転写方式としては、像担持体1に接触配置されるロール状等の転写部材を有し且つ転写バイアスによる転写電界にて転写処理を行う接触バイアス方式を初め、像担持体1と非接触配置されてコロナ放電等を利用する非接触バイアス方式等適宜選定して差し支えないが、中間転写型のように、二次転写時に高い転写バイアスを必要とするタイプにあっては、接触バイアス方式を採用することが好ましい。
【0009】
また、記録材有無検知手段5としては、記録材4の有無を検知し得るものであれば、像担持体1上の帯電電位が測定可能な表面電位センサ(例えばESV[Electrostatic Voltmeter])であったり、あるいは、像担持体1の表裏より像担持体1を挟持し、像担持体1の抵抗を検知するもの、あるいは、像担持体1までの距離センサを配設し、常に像担持体1までの距離を認識しておき、記録材4が像担持体1に貼り付いた状態の距離の差異から記録材4の有無を検知したり、あるいは、像担持体1に対して反射型フォトセンサを配設し、像担持体1に貼り付いた状態の記録材4先端の影を検出して、記録材4の有無を検知する等適宜選定して差し支えない。
この場合において、装置コストの上昇を効果的に抑えるという観点からすれば、記録材有無検知手段5として既存のデバイスを兼用することが好ましい。例えば中間転写体等の像担持体1の帯電電位を制御するために既に表面電位センサが用いられているのであれば、記録材有無検知手段5として既存の表面電位センサを兼用するようにすればよい。
また、中間転写体等の像担持体1が例えばシーム部を有するベルトであるような場合には、シーム部の電位、電気抵抗値、距離等を認識しておき、記録材4が像担持体1に貼り付いた状態と区別(分離)するように閾値を設けることが好ましい。
【0010】
更に、記録材拘束手段6としては、記録材有無検知手段5による検知情報に基づいて記録材4の搬送動作が拘束される機能部材であれば、必要に応じて記録材4を挟持停止させる等適宜選定して差し支えないが、装置コストの上昇を効果的に抑えるという観点からすれば、既存のデバイスを兼用することが好ましい。
ここで、記録材拘束手段6として既存のデバイスを利用する態様としては、記録材4を位置決め搬送する位置決めロールを兼用することが挙げられる。この位置決めロールは記録材4を挟持搬送するものであるが、この駆動を停止させるようにすれば、記録材4を挟持したまま記録材4の移動を阻止する機能部材になるものである。
【0011】
更にまた、記録材拘束手段6による記録材4の拘束動作を確実に行わせるには、記録材有無検知手段5の記録材有無検知部位と記録材拘束手段6との距離(記録材拘束手段6から例えば転写手段3の転写ニップ域出口までの距離に、転写ニップ域出口から記録材有無検知部位までの像担持体1上の距離を加算した距離に相当)を搬送可能な記録材4の寸法長よりも短く設定すればよい。
【0012】
また、像担持体停止手段7としては、記録材拘束手段6による記録材4の拘束動作が行われた後に所定時間経過した時点で像担持体1の移動を停止させるようにすればよい。
このときの像担持体1の停止タイミングとしては任意に設定して差し支えないが、像担持体1上の可視像2のボタ落ちや飛散を有効に防止するという観点からすれば、転写手段3の下流側に像担持体1上の残留物が清掃されるクリーニング手段9を備えたタイプにおいて、像担持体停止手段7としては、像担持体1上の可視像形成領域がクリーニング手段9を通過する所定時間経過後に像担持体1を停止するものであることが好ましい。
【0013】
更に、像担持体1の停止タイミングについて、像担持体1への記録材4の貼り付きを有効に回避するために、像担持体停止手段7による像担持体1の停止動作が行われる前に、転写手段3による転写動作能力が低下せしめられる異常時転写処理手段8を具備すればよい。
例えば転写手段3が像担持体1に接触配置され且つ印加バイアスによる転写電界にて転写処理を行うタイプを例に挙げると、転写動作能力を低下させる手段としては、転写手段3による転写電界自体を低減させたり、あるいは、像担持体1の可視像担持面から転写手段3を離間配置する等適宜選定して差し支えない。
ここで、転写電界を低減するとは、転写処理に必要な電界よりも低ければよく、零の態様は勿論のこと、逆極性の電界をも含むものである。
【0014】
特に、転写手段3が像担持体1に接触配置され且つ印加バイアスによる転写電界にて転写処理を行うタイプにおいて、像担持体1への記録材4の貼り付きをより確実に回避するという観点からすれば、像担持体停止手段7による像担持体1の停止動作が行われる前に、転写手段3による転写電界が低減せしめられ且つ像担持体1の可視像担持面から転写手段3が離間配置される異常時転写処理手段8を具備させることが好ましい。
この態様においては、記録材4は、像担持体1に対して静電吸着し難く、しかも、圧力付着し難くなり、像担持体1への記録材4の貼り付き阻止効果が多大である。
【0015】
更にまた、レイアウト上、記録材有無検知手段5とクリーニング手段9との位置関係が接近配置されてしまうような場合には、像担持体停止手段7にて像担持体1を停止したとしても、記録材4の先端がクリーニング手段9に突入してしまう態様があり得る。
このような態様にあっては、クリーニング手段9に突入した記録材4を除去し易くするという観点からすれば、像担持体停止手段7による像担持体1の停止動作が行われる前に、像担持体1の可視像担持面からクリーニング手段9が一時的に退避せしめられる異常時クリーニング処理手段10を具備させることが好ましい。
【0016】
次に、上述した技術的手段の作用について説明する。
図1に二点鎖線で示すように、転写手段3による転写動作中に、記録材4が中間転写体等の像担持体1に貼り付いたとすると、記録材有無検知手段5が転写手段3の下流側に位置する像担持体1上に記録材4有りと検知し、記録材4が像担持体1上に貼り付いた状態にあることが確実に把握される。
すると、転写手段3の上流側に配設された記録材拘束手段6は、記録材有無検知手段5にて記録材4が像担持体1上に残存していることが検知された条件下で、記録材4の搬送動作を拘束する。
更に、像担持体停止手段7は、記録材拘束手段6による記録材4の拘束動作に連動し、像担持体1の移動を所定時間経過後に停止する。
この状態において、記録材拘束手段6にて拘束保持された記録材4は、移動する像担持体1から剥離し、像担持体1上に貼り付いた記録材4が容易に除去される。
【0017】
また、異常時転写処理手段8を設けた態様にあっては、異常時転写処理手段8は、像担持体停止手段7による像担持体1の停止動作が行われる前に、転写手段3の転写動作能力を低下させるため、像担持体1への記録材4の貼り付き力が低下する。
一方、異常時クリーニング処理手段10を設けた態様にあっては、異常時クリーニング処理手段10は、像担持体停止手段7による像担持体1の停止動作が行われる前に、像担持体の可視像担持面からクリーニング手段9を一時的に退避させるため、仮に、記録材4の先端がクリーニング手段9に突入したとしても、この記録材4の先端がクリーニング手段9に突入したままジャムすることはなく、容易に落下除去される。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
◎実施の形態1
図2は本発明を適用したカラー画像形成装置(本実施の形態ではカラー電子写真複写機)の概略構成を示す。
同図において、符号11は感光体ドラム(潜像担持体)であり、矢線A方向への回転に伴いその表面には帯電装置12及び例えばレーザ走査スキャナ等の露光装置13などの周知の電子写真プロセスによって画情報に応じた静電潜像が形成される。
また、この感光体ドラム11の周囲には、ブラック(Bk)、イエロ(Y)、マゼンタ(M)及びシアン(C)の各色に対応した現像器14a〜14dを搭載したロータリー現像装置14が配設されており、感光体ドラム11に形成された静電潜像を現像器14a〜14dのいずれかで現像してトナー像Tを形成するようになっている。
更に、符号15は感光体ドラム11上の各色トナー像Tを転写し易く処理する転写前帯電装置、16は転写後の感光体ドラム11上の残留トナー電荷を除去する除電装置、17は感光体ドラム11上の残留トナーを除去するドラムクリーナである。
【0019】
また、符号20は感光体ドラム11の表面に当接されるように配置された中間転写ベルトであり、複数(本実施の形態では)5つのロール21〜25に張架されて矢線B方向へ回動するようになっている。
ここで、本実施の形態では、符号21は中間転写ベルト20の駆動ロール、22は中間転写ベルト20の張力を一定に制御するようにしたテンションロール、23,24は従動ロール、25は二次転写用の対向ロール(バックアップロール)であり、前記駆動ロール21は例えば駆動モータ31(図3参照)にて駆動されるようになつている。
そしてまた、本実施の形態では、上記中間転写ベルト20は、ポリイミド、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂又は各種ゴムにカーボンブラック等を適当量含有させて体積抵抗率が106〜1015Ω・cmとなるように形成され、その厚みは例えば0.1mmに設定される。
【0020】
更に、中間転写ベルト20の感光体ドラム11に対向する部位(一次転写位置)において、中間転写ベルト20の裏面側には一次転写装置(本実施の形態では一次転写ロール)18が配設されており、この一次転写ロール18にトナーの帯電極性と逆極性の電圧を印加することで、感光体ドラム11上のトナー像Tが中間転写ベルト20に静電吸引されるようになっている。
【0021】
また、記録材としての用紙Pの搬送経路に面した中間転写ベルト20の二次転写位置には二次転写装置40が配設されており、本実施の形態では、中間転写ベルト20のトナー像担持面側に圧接配置される二次転写ロール26と、中間転写ベルト20の裏面側に配置されて二次転写ロール26の対向電極をなす対向ロール(バックアップロール)25とを備えている。
そして、本実施の形態では、二次転写ロール26が接地されており、また、バックアップロール25にはトナーの帯電極性と同極性のバイアスが給電ロール27を介して安定的に印加されている。
更に、二次転写ロール26には例えばウレタンゴムからなるクリーニングブレード28aを有するロールクリーナ28が付設されており、二次転写ロール26及びロールクリーナ28は、転写リトラクト機構29(図3参照)にて中間転写ベルト20に圧接する転写位置と、この転写位置から離間する待機位置との間で進退動するようになっている。
【0022】
本実施の形態において、上記バックアップロール25は、金属芯材の外周に内側に発泡弾性体層と外側の導電層を被覆してなる二層構成のEPDMを用いた。外側の導電層はカーボンブラックを15〜35重量%分散した半導電性のEPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)発泡ゴムで、表面層の厚みは0.5〜1.5mmに構成されている。表面抵抗率は107〜1010Ω/□の抵抗領域に制御される。
また、二次転写ロール26は芯金とこの芯金の周囲に固着されたカーボンブラック分散発泡EPDM材料からなるコア層にスキン層を介して5〜20μmの厚みのカーボンブラック分散のフッ素樹脂系材料でコーティングし、芯金とコーティング層との体積抵抗率が104Ωcmないし106Ωcmであり、ロール硬度はアスカC硬度で20゜から45゜である。
【0023】
更に、二次転写装置40の下流側には、中間転写ベルト20上の残留トナーを除去するベルトクリーナ41が設けられている。
そして、このベルトクリーナ41は、クリーナリトラクト機構42(図3参照)を介して中間転写ベルト20に圧接するクリーニング位置と、このクリーニング位置から離間する待機位置との間で進退動するようになっている。
【0024】
更にまた、本実施の形態において、用紙搬送系は、用紙トレイ50からの用紙Pをフィードロール51で送出し、搬送ロール52で搬送すると共に、レジストレーションロール(レジストロール)53で一旦位置決め停止させた後に、所定のタイミングで二次転写位置へガイドシュート54を介して用紙Pを送り込むようになっており、二次転写後の用紙Pを用紙搬送ガイド55を介して搬送ベルト56へと導き、この搬送ベルト56にて定着装置57へと搬送し、更に、排出ロール58を経て図示外の排出トレイへと排出するようになっている。
【0025】
特に、本実施の形態では、ベルトクリーナ41への用紙Pのジャムを阻止するジャム制御系100が設けられている。
本実施の形態に係るジャム制御系100は、図3に示すように、中間転写ベルト20の二次転写装置40の下流側で且つベルトクリーナ41の上流側に、中間転写ベルト20の表面電位を検知する表面電位センサ101が中間転写ベルト20の表面(トナー像担持面)側に対向配置されている。
ここで、表面電位センサ101としては例えばESV(Electrostatic Voltmeter)が用いられており、本実施の形態では、通常、中間転写ベルト20表面の電位をモニターし、例えば現像条件や転写条件を制御する目的で既に使用されているが、更に、二次転写後に中間転写ベルト20に用紙Pが貼り付いたか否かを検知する用紙有無センサ(POB(Paper On Belt)ジャムセンサ)としても使用される。
【0026】
更に、本実施の形態では、レジストロール53の入口側手前には、レジストレーションセンサ(レジストセンサ)102が配設されており、また、二次転写装置40の下流側の用紙搬送ガイド55付近には転写後センサ103が配設されている。
【0027】
そして、上記表面電位センサ(POBジャムセンサ)101、レジストセンサ102、転写後センサ103からの検知信号は制御装置104に入力されている。この制御装置104は、通常マイクロコンピュータシステムにて構成されており、一連の作像プログラムを基本的に実行するほか、図4に示すジャム制御処理プログラムを実行し、中間転写ベルト20の駆動モータ31、レジストロール53、一次転写装置18、二次転写装置40、ベルトクリーナ41等に対して所定の制御信号を送出するようになっている。尚、図3中、符号151は一次転写バイアス、152は二次転写バイアスを示す。
【0028】
また、本実施の形態において、レジストロール53のニップ域から二次転写装置40のニップ域出口までの距離d1と、この二次転写装置40のニップ域出口からPOBジャムセンサ101の中間転写ベルト20上の検知位置までの距離d2との総和dは、最小用紙サイズ(本実施の形態では葉書サイズ)より短寸(例えば約140mm)に設定されている。
【0029】
次に、本実施の形態に係るカラー画像形成装置の作像プロセスについて説明する。
今、図示外のスタートスイッチがオン操作されると、所定の作像プロセスが実行される。
具体的に述べると、感光体ドラム11に書き込まれた静電潜像が例えばイエロの画情報に対応したものであれば、この静電潜像はイエロ(Y)のトナーを内包する現像器14bで現像され、感光体ドラム11上にはイエロのトナー像Tが形成される。
そして、感光体ドラム11上に形成された未定着トナー像Tは、感光体ドラム11と中間転写ベルト20とが接する一次転写位置で感光体ドラム11から中間転写ベルト20の表面に転写される。
【0030】
このとき、単色画像を形成する場合には、中間転写ベルト20に一次転写されたトナー像Tを直ちに用紙Pに二次転写するのであるが、複数色のトナー像Tを重ね合わせたカラー画像を形成する場合には、感光体ドラム11上でのトナー像Tの形成並びにこのトナー像Tの一次転写の工程が色数分だけ繰り返される。
例えば4色のトナー像Tを重ね合わせたフルカラー画像を形成する場合には、感光体ドラム11上にはその一回転毎にブラック、イエロ、マゼンタ及びシアンのトナー像Tが形成され、これらトナー像Tは順次中間転写ベルト20に一次転写される。一方、中間転写ベルト20は最初に一次転写されたブラックのトナー像Tを保持したまま感光体ドラム11と同一周期で回動し、中間転写ベルト20上にはその一回転毎にイエロ、マゼンタ及びシアンのトナー像Tが転写される。
【0031】
このようにして中間転写ベルト20に一次転写されたトナー像Tは、中間転写ベルト20の回動に伴って二次転写位置へと搬送される。
一方、用紙Pはレジストロール53にて所定のタイミングで二次転写位置へと供給され、バックアップロール25に対して二次転写ロール26が用紙Pをニップする。
すると、二次転写位置では、二次転写装置40である二次転写ロール26とバックアップロール25との間に形成される転写電界の作用で、中間転写ベルト20に担持されたトナー像Tが二次転写位置において用紙Pに静電転写される。
尚、カラー画像が形成される場合には、最終色前のトナー像Tが二次転写ロール26、ベルトクリーナ41を通過する迄、これらの部材は中間転写ベルト20から離間している。
この後、二次転写された用紙Pは搬送ベルト56を経て定着装置57へと搬送され、用紙P上のトナー像Tが定着される。
尚、トナー像Tの二次転写が終了した中間転写ベルト20はベルトクリーナ41によって残留トナーが除去される。
【0032】
このような作像プロセスにおいて、用紙Pが定着装置57側へ導かれる場合には、用紙Pはレジストセンサ102を通過した後に、転写後センサ103を通過し、この間、表面電位センサ101に急激な変化は表れない。
このため、制御装置104は、例えば表面電位センサ101からの電位モニター(中間転写ベルト20の表面電位モニター)による変化に基づいて、現像条件や転写条件等を制御しながら、一連の作像プロセスを実行する。
【0033】
これに対し、今、図5に示すように、二次転写後の用紙P(図5中太点線で示す)が中間転写ベルト20に貼り付いたとすれば、表面電位センサ(POBジャムセンサ)101の電位モニターが大きく変動する。尚、図5において、符号Tはトナー像を示す。
制御装置104は、POBジャムセンサ101からの出力変動を捉えて、中間転写ベルト20上に用紙Pが貼り付いたことを直ちに認識する(図4ステップ(以下STと略記する)1)。
すると、制御装置104は、図4ST2及び図6に示すように、レジストロール53の駆動を緊急停止し、用紙Pを挟持したまま用紙Pの進行を阻止する。
この状態において、中間転写ベルト20は未だ動作状態にあるため、用紙Pが中間転写ベルト20から剥離し易くなる。
【0034】
この後、制御装置104は、図4ST3及び図7に示すように、二次転写ロール26のバイアス(本実施の形態ではバックアップロール25側から印加されているバイアス)152をオフし、かつ、転写リトラクト機構29にて中間転写ベルト20から二次転写ロール26を待機位置までリトラクトする。
このとき、二次転写部位にある用紙Pに対し転写電界が作用しないため、当該用紙P部分には中間転写ベルト20に対する静電吸着力が働かず、また、二次転写ロール26がリトラクトした分、用紙Pの先端部分が落下し易くなる。
【0035】
更に、制御装置104は、図4ST4及び図8に示すように、クリーナリトラクト機構42にて中間転写ベルト20からベルトクリーナ41を待機位置までリトラクトする。
こうすることにより、仮に、用紙Pの先端部がベルトクリーナ41部分に突入していたとしても、突入した用紙Pが除去し易く、しかも、ベルトクリーナ41がリトラクトしている分、用紙Pの先端が落下し易くなる。
【0036】
この後、制御装置104は、図4ST5,6及び図9に示すように、駆動モータ31に対し停止信号を送出することで中間転写ベルト20の駆動を停止すると共に、レジストロール53及び搬送ロール52のニップを解除する。
尚、中間転写ベルト20に対し停止信号が入力されても、約30mm程度の空走距離が存在するため、レジストロール53の駆動を停止した直後に中間転写ベルト20の駆動を停止したとしても、中間転写ベルト20に吸着している用紙Pは剥離され、用紙P先端部は落下する。
従って、この状態においては、ジャムした用紙Pは中間転写ベルト20から完全に剥離され、用紙Pの先端が落下しているため、ジャムした用紙Pの除去作業は簡単に行われる。
【0037】
更に、制御装置104は、図4ST7に示すように、表面電位センサ(POBジャムセンサ)101及びレジストセンサ102の信号変化に基づいてジャムした用紙Pが除去されたことを認識し、一連のジャム制御処理を終了する。
【0038】
◎実施の形態2
図10は実施の形態2で用いられるジャム制御系の処理内容を示すフローチャートである。
同図において、制御装置104は、実施の形態1と略同様な処理ステップ(ST1〜ST7)を有するが、実施の形態1と異なり、二次転写ロール26のバイアスをオフし、かつ、中間転写ベルト20から二次転写ロール26をリトラクトするステップ(ST3)と、ベルトクリーナ41をリトラクトするステップ(ST4)との間に、中間転写ベルト20上の残留トナーをクリーニングするステップ(ST8)を付加したものである。
【0039】
従って、本実施の形態によれば、図11に示すように、二次転写後の用紙P(図11中太点線で示す)が中間転写ベルト20に貼り付いたとすれば、制御装置104は、POBジャムセンサ101からの出力変動を捉えて、中間転写ベルト20上に用紙Pが貼り付いたことを直ちに認識し(図10ST1)、図10ST2及び図12に示すように、レジストロール53の駆動を緊急停止し、更に、図10ST3及び図13に示すように、二次転写ロール26のバイアス152をオフし、かつ、転写リトラクト機構29にて中間転写ベルト20から二次転写ロール26を待機位置までリトラクトする。
【0040】
この後、制御装置104は、図10ST8及び図14に示すように、ベルトクリーナ41にて中間転写ベルト20上の残留トナーTをクリーニングする。
更に、制御装置104は、図10ST4及び図15に示すように、クリーナリトラクト機構42にて中間転写ベルト20からベルトクリーナ41を待機位置までリトラクトし、この後、図10ST5,6及び図16に示すように、駆動モータ31に対し停止信号を送出することで中間転写ベルト20の駆動を停止すると共に、レジストロール53及び搬送ロール52のニップを解除する。
【0041】
この状態において、ジャム用紙Pの除去作業を行った場合、本実施の形態では、中間転写ベルト20上の残留トナーTが存在しなくなるため、ジャム用紙Pの除去作業時において発生する懸念のある中間転写ベルト20上のトナーのボタ落ちやトナーの飛散は有効に防止される。
そして、ジャム用紙Pの除去作業が終了すると、制御装置104は、図10ST7を経て一連のジャム制御処理を終了する。
【0042】
◎実施の形態3
図17は実施の形態3に係るカラー画像形成装置を示す。
本実施の形態に係るカラー画像形成装置は、実施の形態1,2の中間転写方式と異なり、感光体上に必要色の数だけトナー像を互いに積層させた状態で形成し、この感光体上に形成された必要色数のトナー像を用紙上に一括転写するタイプに本発明を適用した例である。
【0043】
同図において、符号81は絶縁性の表面コート層を有する有機感光体の感光体ベルト、82は例えばスコロトロンからなる帯電器で、コロナ放電ワイヤには直流電源が接続されている。また、83はレーザ走査装置等の露光装置から感光体ベルト81に照射される露光ビーム、84〜87は各々イエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)のトナーが別々に入っている現像器、88は感光体ベルト81上のトナー像を用紙Pに転写するための転写装置、89は転写工程後に感光体ベルト81上に残留したトナーを除去するベルトクリーナである。
【0044】
尚、本実施の形態において、感光体ベルト81は4つのロール91〜94に張架されて矢印B方向へ回動するようになっている。
ここで、91は感光体ベルト81の駆動ロール、92は従動ロール、93は感光体ベルト81の張力を一定に制御するようにしたテンションロール、94は転写装置88の一要素を構成する対向ロール(バックアップロール)である。
【0045】
また、本実施の形態において、転写装置88は、実施の形態1,2と略同様に、感光体ベルト81のトナー像担持面側に圧接配置される転写ロール95と、感光体ベルト81の裏面側に配置されて前記転写ロール95の対向電極をなす対向ロール(バックアップロール)94とを備えている。
そして、本実施の形態では、転写ロール95が接地され、バックアップロール94には図示外のバイアス電源が接続される。
尚、転写ロール95には例えばウレタンゴムからなるクリーニングブレード98が付設されている。
【0046】
更に、本実施の形態では、感光体ベルト81の転写装置88の下流側で且つベルトクリーナ89の上流側にはPOBジャムセンサを兼用する表面電位センサ101が設けられており、実施の形態1と略同様なジャム制御系(図示せず)が構成されており、ジャム制御系の制御装置(図示せず)は例えば図18に示すジャム処理制御プログラムを実行するようになっている。
【0047】
次に、本実施の形態に係るカラー画像形成装置の画像形成プロセスについて説明する。
先ず、第1サイクルとして感光体ベルト81を帯電器82のグリッドに直流バイアスをかけて一様に帯電する。その後、図示外の露光装置により第1回目の像露光を施して画像潜像を形成する。そして、イエロの現像器84に現像バイアスを印加し、感光体ベルト81上に付着させる。
引き続き第2サイクルに入り、感光体ベルト81を帯電器82で一様に帯電する。その後、露光装置により第2回目の像露光を施して画像潜像を形成し、マゼンタの現像器85に現像バイアスを印加し、マゼンタトナーを感光体ベルト81上に付着させる。以上の工程を繰り返し、シアン、ブラックの像を形成する。
【0048】
その後、転写装置88を用いて感光体ベルト81に付着しているトナーを用紙Pに一括転写する。
特に、本画像形成プロセスにあっては、感光体ベルト81が複数回転し、この感光体ベルト81上に複数の色トナー像が重ね形成されることから、感光体ベルト81上に最終色前のトナー像が形成され、当該トナー像が転写装置88、ベルトクリーナ89を通過するまでは転写ロール95、ベルトクリーナ89は感光体ベルト81から離間配置されており、転写動作が行われる直前に、転写ロール95が感光体ベルト81に当接配置され、用紙トレイ50からの用紙Pが感光体ベルト81の転写位置に所定のタイミングで送り込まれたときに転写動作が行われ、転写後の感光体ベルト81上の残留トナーはタイミングを合わせて当接させたベルトクリーナ89によって清掃される。
【0049】
また、本実施の形態において、仮に、一括転写後の用紙Pが感光体ベルト81に貼り付いたとすれば、表面電位センサ(POBジャムセンサ)101の出力が“用紙有”レベルに変化する。
図示外の制御装置は、図18に示すように、この変動を捉えて、感光体ベルト81に用紙Pが付着したと認識し、実施の形態1と略同様に、先ずレジストロール53の駆動を停止した後、転写ロール95のバイアスをオフし、かつ、感光体ベルト81から転写ロール95をリトラクトし、更に、ベルトクリーナ89をリトラクトさせ、しかる後に、感光体ベルト81の駆動を停止すると共に、レジストロール53のニップを解除し、ジャムした用紙Pが除去されたか否かを最終的にチェックする。
このようにすれば、本実施の形態においても、感光体ベルト81から用紙は確実に除去される。
尚、本実施の形態においても、ST3とST4との間に、図18に点線で示すように、感光体ベルト81上の残留トナーをクリーニングするステップ(ST8)を付加し、実施の形態2と略同様なジャム制御処理を行うようにしてもよいことは勿論である。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、転写手段による転写部位の下流側に位置する像担持体上に記録材が貼り付いた事態を検知し、この検知情報に基づいて、記録材の移動を拘束すると共に、この記録材の拘束動作に連動して所定時間経過後に像担持体を停止させるようにし、更に、像担持体が停止する前に転写手段の転写動作能力を低下させるようにしたので、像担持体へ貼り付いた記録材を確実に剥離することができる。
このため、像担持体に記録材が貼り付いたまま例えば下流側に位置するクリーニング手段等に突入する事態を有効に回避でき、クリーニング手段等あるいは像担持体の破損を有効に回避することができ、しかも、記録材のジャム処理を容易に行うことができ、もって、装置の信頼性をより改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る画像形成装置の概要を示す説明図である。
【図2】 実施の形態1に係る画像形成装置の概要を示す説明図である。
【図3】 実施の形態1で用いられるジャム制御系を示す説明図である。
【図4】 図3に示すジャム制御系の処理内容を示すフローチャートである。
【図5】 実施の形態1で用いられるジャム処理系の動作例▲1▼を示す説明図である。
【図6】 実施の形態1で用いられるジャム処理系の動作例▲2▼を示す説明図である。
【図7】 実施の形態1で用いられるジャム処理系の動作例▲3▼を示す説明図である。
【図8】 実施の形態1で用いられるジャム処理系の動作例▲4▼を示す説明図である。
【図9】 実施の形態1で用いられるジャム処理系の動作例▲5▼を示す説明図である。
【図10】 実施の形態2で用いられるジャム制御系の処理内容を示すフローチャートである。
【図11】 実施の形態2で用いられるジャム処理系の動作例▲1▼を示す説明図である。
【図12】 実施の形態2で用いられるジャム処理系の動作例▲2▼を示す説明図である。
【図13】 実施の形態2で用いられるジャム処理系の動作例▲3▼を示す説明図である。
【図14】 実施の形態2で用いられるジャム処理系の動作例▲4▼を示す説明図である。
【図15】 実施の形態2で用いられるジャム処理系の動作例▲5▼を示す説明図である。
【図16】 実施の形態2で用いられるジャム処理系の動作例▲6▼を示す説明図である。
【図17】 実施の形態3に係る画像形成装置の概要を示す説明図である。
【図18】 実施の形態3で用いられるジャム制御系の処理内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…像担持体,2…可視像,3…転写手段,4…記録材,5…記録材有無検知手段,6…記録材拘束手段,7…像担持体停止手段,8…異常時転写処理手段,9…クリーニング手段,10…異常時クリーニング処理手段
Claims (6)
- 可視像が担持搬送される像担持体と、
この像担持体に接触配置され且つ印加バイアスによる転写電界にて像担持体上の可視像を記録材に転写する転写手段と、
像担持体のうち転写手段の下流側に位置する部位に対応して設けられ且つ像担持体上の記録材の有無を検知する記録材有無検知手段と、
前記転写手段の上流側に配設され且つ前記記録材有無検知手段にて記録材が像担持体上に残存していることが検知された条件下で、記録材の搬送動作が拘束される記録材拘束手段と、
この記録材拘束手段による記録材の拘束動作に連動し、像担持体の移動が所定時間経過後に停止せしめられる像担持体停止手段と、
前記記録材拘束手段による記録材の拘束動作後で且つ像担持体停止手段による像担持体の停止動作が行われる前に、前記転写手段による転写動作能力が低下せしめられる異常時転写処理手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
異常時転写処理手段は、像担持体停止手段による像担持体の停止動作が行われる前に、転写手段による転写電界が低減せしめられ且つ像担持体の可視像担持面から転写手段が離間配置されるものであることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
記録材有無検知手段の記録材有無検知部位と記録材拘束手段との距離は、搬送可能な記録材の寸法長よりも短く設定されていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
記録材拘束手段は、記録材を位置決め搬送する位置決めロールであることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置のうち、転写手段の下流側に像担持体上の残留物が清掃されるクリーニング手段を備えたタイプにおいて、
像担持体停止手段は、像担持体上の可視像形成領域がクリーニング手段を通過する所定時間経過後に像担持体を停止するものであることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置のうち、転写手段の下流側に像担持体上の残留物が清掃されるクリーニング手段を備えたタイプにおいて、
像担持体停止手段による像担持体の停止動作が行われる前に、像担持体の可視像担持面からクリーニング手段が一時的に退避せしめられる異常時クリーニング処理手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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