JP2003173120A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2003173120A JP2003173120A JP2001372072A JP2001372072A JP2003173120A JP 2003173120 A JP2003173120 A JP 2003173120A JP 2001372072 A JP2001372072 A JP 2001372072A JP 2001372072 A JP2001372072 A JP 2001372072A JP 2003173120 A JP2003173120 A JP 2003173120A
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コストを抑えた簡単な機構で、記録材不足、
記録材詰まりなどの理由により記録材が二次転写部へ正
常に搬送されなかった場合に、画質を良好に保ちつつ、
再プリントをより速く行うことができる画像形成装置を
提供する。 【解決手段】 転写手段7が中間転写体5に対向して接
触配置され、中間転写体5上のトナー像を記録材Pに二
次転写する際に、転写手段7にバイアスを印加する画像
形成装置は、中間転写体5上に一次転写されたトナー像
が、転写手段7と中間転写体5とが対向する位置におい
て中間転写体5上に保持された状態で、且つ、記録材P
が転写手段7と中間転写体5とが対向する位置に搬送さ
れていない場合、転写手段7に印加するバイアスを、中
間転写体5上のトナー像を記録材Pに二次転写する際に
印加するバイアスに対して逆極性にする構成とする。
記録材詰まりなどの理由により記録材が二次転写部へ正
常に搬送されなかった場合に、画質を良好に保ちつつ、
再プリントをより速く行うことができる画像形成装置を
提供する。 【解決手段】 転写手段7が中間転写体5に対向して接
触配置され、中間転写体5上のトナー像を記録材Pに二
次転写する際に、転写手段7にバイアスを印加する画像
形成装置は、中間転写体5上に一次転写されたトナー像
が、転写手段7と中間転写体5とが対向する位置におい
て中間転写体5上に保持された状態で、且つ、記録材P
が転写手段7と中間転写体5とが対向する位置に搬送さ
れていない場合、転写手段7に印加するバイアスを、中
間転写体5上のトナー像を記録材Pに二次転写する際に
印加するバイアスに対して逆極性にする構成とする。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式或い
は静電記録方式を用いた、例えば、複写機、レーザービ
ームプリンタなどの画像形成装置に関するものであり、
特に、中間転写方式を用いた画像形成装置に関する。
は静電記録方式を用いた、例えば、複写機、レーザービ
ームプリンタなどの画像形成装置に関するものであり、
特に、中間転写方式を用いた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真方式或いは静電記録方
式を用いた画像形成装置は、像担持体に静電潜像を形成
した後、この静電潜像を現像装置が現像剤が備えたトナ
ーにより現像し、この現像像を記録材、例えば、記録用
紙、OHPシートなどに転写して記録画像を得る。又、
特に多色画像の形成が可能な画像形成装置において、第
1の像担持体に形成した現像像を、一旦、第2の像担持
体である中間転写体に一次転写した後、これを記録材に
二次転写する方式の画像形成装置がある。
式を用いた画像形成装置は、像担持体に静電潜像を形成
した後、この静電潜像を現像装置が現像剤が備えたトナ
ーにより現像し、この現像像を記録材、例えば、記録用
紙、OHPシートなどに転写して記録画像を得る。又、
特に多色画像の形成が可能な画像形成装置において、第
1の像担持体に形成した現像像を、一旦、第2の像担持
体である中間転写体に一次転写した後、これを記録材に
二次転写する方式の画像形成装置がある。
【0003】図5は、中間転写体を利用した従来の画像
形成装置の一例の概略構成を示す。図5の画像形成装置
は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色の色
分解された画像情報に従って、4色の現像像を形成し、
フルカラー画像を形成することができる画像形成装置で
ある。
形成装置の一例の概略構成を示す。図5の画像形成装置
は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色の色
分解された画像情報に従って、4色の現像像を形成し、
フルカラー画像を形成することができる画像形成装置で
ある。
【0004】矢印R101方向に回転駆動された像担持
体としてのドラム型の電子写真感光体、即ち、感光ドラ
ム101は、帯電手段たる帯電ローラ102によって均
一に帯電された後、露光装置103によって画像情報に
応じたレーザー光Lが照射されて表面に静電潜像が形成
される。この静電潜像は、4色の現像器(イエロー現像
器104a、マゼンタ現像器104b、シアン現像器1
04c、ブラック現像器104d)を有する現像装置1
04の、例えば、イエロー現像器103aによってイエ
ロートナーが付着されて、所謂、トナー像として現像さ
れる。このトナー像は、矢印R105方向に回転駆動さ
れた中間転写体としての無端ベルト状の中間転写ベルト
105に、一次転写ニップ部(一次転写部)N101を
介して一次転写手段たる一次転写ローラ106によって
一次転写される。一次転写終了後の感光ドラム101
は、一次転写時にその表面に残留したトナー(一次転写
残トナー)がクリーニング装置108によって除去さ
れ、次の画像形成に供される。
体としてのドラム型の電子写真感光体、即ち、感光ドラ
ム101は、帯電手段たる帯電ローラ102によって均
一に帯電された後、露光装置103によって画像情報に
応じたレーザー光Lが照射されて表面に静電潜像が形成
される。この静電潜像は、4色の現像器(イエロー現像
器104a、マゼンタ現像器104b、シアン現像器1
04c、ブラック現像器104d)を有する現像装置1
04の、例えば、イエロー現像器103aによってイエ
ロートナーが付着されて、所謂、トナー像として現像さ
れる。このトナー像は、矢印R105方向に回転駆動さ
れた中間転写体としての無端ベルト状の中間転写ベルト
105に、一次転写ニップ部(一次転写部)N101を
介して一次転写手段たる一次転写ローラ106によって
一次転写される。一次転写終了後の感光ドラム101
は、一次転写時にその表面に残留したトナー(一次転写
残トナー)がクリーニング装置108によって除去さ
れ、次の画像形成に供される。
【0005】以上の帯電、露光、現像、一次転写、クリ
ーニングの各プロセスを残りの3色、即ち、マゼンタ、
シアン、ブラックについても行い、中間転写ベルト10
5上に4色のトナー像が重ねられる。
ーニングの各プロセスを残りの3色、即ち、マゼンタ、
シアン、ブラックについても行い、中間転写ベルト10
5上に4色のトナー像が重ねられる。
【0006】一方、画像形成装置本体の下部には記録材
供給装置111が設けられている。記録材供給装置11
1では、供給ローラ111bが回転することにより、記
録材カセット111a内の記録材Pを一枚づつ分離し
て、二次転写ニップ部N102へ給送する(図中矢印K
方向)。
供給装置111が設けられている。記録材供給装置11
1では、供給ローラ111bが回転することにより、記
録材カセット111a内の記録材Pを一枚づつ分離し
て、二次転写ニップ部N102へ給送する(図中矢印K
方向)。
【0007】中間転写ベルト105上の4色のトナー像
は、二次転写ニップ部(二次転写部)N102を介し
て、記録材供給装置111により搬送された記録材P上
に、二次転写手段たる二次転写ローラ107により一括
して二次転写される。その後、記録材Pは定着装置11
0に搬送され、ここで、記録材Pに転写された未定着の
トナー像は熱、圧力によって記録材P上に定着される。
二次転写終了後の中間転写ベルト105上に残留したト
ナー(二次転写残トナー)は、中間転写ベルト105に
対して接離可能な中間転写ベルトクリーニング装置10
9により回収される。
は、二次転写ニップ部(二次転写部)N102を介し
て、記録材供給装置111により搬送された記録材P上
に、二次転写手段たる二次転写ローラ107により一括
して二次転写される。その後、記録材Pは定着装置11
0に搬送され、ここで、記録材Pに転写された未定着の
トナー像は熱、圧力によって記録材P上に定着される。
二次転写終了後の中間転写ベルト105上に残留したト
ナー(二次転写残トナー)は、中間転写ベルト105に
対して接離可能な中間転写ベルトクリーニング装置10
9により回収される。
【0008】上述の画像形成装置において、記録材不
足、記録材詰まりなどの理由により記録材Pが二次転写
部N102へ正常に搬送されず、所望の画像形成ができ
なかった場合、従来、一般には、中間転写ベルト105
上に形成され、記録材Pに転写されなかったトナー像を
中間転写ベルトクリーニング装置109によって除去
し、再度、帯電、露光、現像、転写などの工程を経て画
像形成を行う。
足、記録材詰まりなどの理由により記録材Pが二次転写
部N102へ正常に搬送されず、所望の画像形成ができ
なかった場合、従来、一般には、中間転写ベルト105
上に形成され、記録材Pに転写されなかったトナー像を
中間転写ベルトクリーニング装置109によって除去
し、再度、帯電、露光、現像、転写などの工程を経て画
像形成を行う。
【0009】尚、一般的に、中間転写体を用いずに像担
持体(感光ドラムなど)から記録材へトナー像を直接転
写する形式の画像形成装置では、記録材へのトナー像転
写までの工程が短いため、記録材が転写部へ正常に搬送
されていることを検知した後、像担持体への画像形成動
作を行う。
持体(感光ドラムなど)から記録材へトナー像を直接転
写する形式の画像形成装置では、記録材へのトナー像転
写までの工程が短いため、記録材が転写部へ正常に搬送
されていることを検知した後、像担持体への画像形成動
作を行う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、中間転
写体を用いた画像形成装置において、記録材不足、記録
材詰まりなどの理由により記録材が二次転写部へ正常に
搬送されず、所望の画像形成ができなかった場合の、上
記方法による画像形成再開(以下、「再プリント」とい
う。)時には、再度、帯電、露光、現像、転写などの工
程を行わねばならず、画像形成終了までの待ち時間が長
い。
写体を用いた画像形成装置において、記録材不足、記録
材詰まりなどの理由により記録材が二次転写部へ正常に
搬送されず、所望の画像形成ができなかった場合の、上
記方法による画像形成再開(以下、「再プリント」とい
う。)時には、再度、帯電、露光、現像、転写などの工
程を行わねばならず、画像形成終了までの待ち時間が長
い。
【0011】そこで、中間転写体を用いた画像形成装置
における再プリント時間短縮の方法の一つとして特開平
10−186880号公報に記載の技術がある。図5の
画像形成装置に即して説明すると、斯かる公報に記載の
技術は、中間転写ベルト105と二次転写ローラ107
を離間させて、中間転写ベルト105上のトナー像を記
録材Pへ転写せずに中間転写ベルト105上に保持し、
記録材Pの補給、或いは画像形成装置内に詰まった記録
材Pの除去など、記録材Pを二次転写部N102に正常
に搬送できる状態にした後、中間転写ベルト105上に
保持したトナー像を二次転写部N102に搬送された記
録材Pに転写するという技術である。
における再プリント時間短縮の方法の一つとして特開平
10−186880号公報に記載の技術がある。図5の
画像形成装置に即して説明すると、斯かる公報に記載の
技術は、中間転写ベルト105と二次転写ローラ107
を離間させて、中間転写ベルト105上のトナー像を記
録材Pへ転写せずに中間転写ベルト105上に保持し、
記録材Pの補給、或いは画像形成装置内に詰まった記録
材Pの除去など、記録材Pを二次転写部N102に正常
に搬送できる状態にした後、中間転写ベルト105上に
保持したトナー像を二次転写部N102に搬送された記
録材Pに転写するという技術である。
【0012】ところが、上記従来の方法では、中間転写
ベルト105と二次転写ローラ107との接離のための
機構を必要とするため、装置のコストが高くなる、又、
二次転写ローラ107の中間転写ベルト105への当接
時のショックで、中間転写ベルト105上のトナー像が
乱れる場合があるといった問題がある。
ベルト105と二次転写ローラ107との接離のための
機構を必要とするため、装置のコストが高くなる、又、
二次転写ローラ107の中間転写ベルト105への当接
時のショックで、中間転写ベルト105上のトナー像が
乱れる場合があるといった問題がある。
【0013】従って、本発明の目的は、コストを抑えた
簡単な機構で、記録材不足、記録材詰まりなどの理由に
より記録材が二次転写部へ正常に搬送されなかった場合
に、画質を良好に保ちつつ、再プリントをより速く行う
ことができる画像形成装置を提供することである。
簡単な機構で、記録材不足、記録材詰まりなどの理由に
より記録材が二次転写部へ正常に搬送されなかった場合
に、画質を良好に保ちつつ、再プリントをより速く行う
ことができる画像形成装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
表面にトナー像が形成される像担持体と、該像担持体上
のトナー像が一次転写される中間転写体と、該中間転写
体上のトナー像を記録材に二次転写する転写手段とを備
え、前記転写手段が前記中間転写体に対向して接触配置
され、中間転写体上のトナー像を記録材に二次転写する
際に、前記転写手段にバイアスを印加する画像形成装置
において、前記中間転写体上に一次転写されたトナー像
が、前記転写手段と前記中間転写体とが対向する位置に
おいて中間転写体上に保持された状態で、且つ、記録材
が前記転写手段と前記中間転写体とが対向する位置に搬
送されていない場合、前記転写手段に印加するバイアス
を、前記中間転写体上のトナー像を記録材に二次転写す
る際に印加するバイアスに対して逆極性にすることを特
徴とする画像形成装置である。これにより、中間転写体
上のトナー像をそのまま中間転写体上に保持し、再プリ
ントに備える。
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
表面にトナー像が形成される像担持体と、該像担持体上
のトナー像が一次転写される中間転写体と、該中間転写
体上のトナー像を記録材に二次転写する転写手段とを備
え、前記転写手段が前記中間転写体に対向して接触配置
され、中間転写体上のトナー像を記録材に二次転写する
際に、前記転写手段にバイアスを印加する画像形成装置
において、前記中間転写体上に一次転写されたトナー像
が、前記転写手段と前記中間転写体とが対向する位置に
おいて中間転写体上に保持された状態で、且つ、記録材
が前記転写手段と前記中間転写体とが対向する位置に搬
送されていない場合、前記転写手段に印加するバイアス
を、前記中間転写体上のトナー像を記録材に二次転写す
る際に印加するバイアスに対して逆極性にすることを特
徴とする画像形成装置である。これにより、中間転写体
上のトナー像をそのまま中間転写体上に保持し、再プリ
ントに備える。
【0015】本発明の一実施態様によると、前記転写手
段に印加するバイアスを、前記中間転写体上のトナー像
を前記転写材に二次転写する際に印加するバイアスに対
して逆極性にすることにより、前記中間転写体上のトナ
ー像を記録材に二次転写せずに前記中間転写体上に保持
させた状態において、一定時間内に記録材が前記転写手
段と前記中間転写体とが対向する位置へ正常に搬送され
るようになった場合、前記中間転写体上に保持されたト
ナー像を記録材に二次転写する動作を再開する。
段に印加するバイアスを、前記中間転写体上のトナー像
を前記転写材に二次転写する際に印加するバイアスに対
して逆極性にすることにより、前記中間転写体上のトナ
ー像を記録材に二次転写せずに前記中間転写体上に保持
させた状態において、一定時間内に記録材が前記転写手
段と前記中間転写体とが対向する位置へ正常に搬送され
るようになった場合、前記中間転写体上に保持されたト
ナー像を記録材に二次転写する動作を再開する。
【0016】本発明の他の実施態様によると、前記中間
転写体上のトナー像を記録材に二次転写せずに前記中間
転写体上に保持させた状態において、前記像担持体を前
記中間転写体の非画像域に対向している時に装置本体動
作を停止させる。
転写体上のトナー像を記録材に二次転写せずに前記中間
転写体上に保持させた状態において、前記像担持体を前
記中間転写体の非画像域に対向している時に装置本体動
作を停止させる。
【0017】本発明の他の実施態様によると、前記像担
持体と前記中間転写体は接離可能であり、前記中間転写
体上のトナー像を記録材に二次転写せずに前記中間転写
体上に保持させた状態において、前記像担持体と前記中
間転写体とを離間させた状態で装置本体動作を停止させ
る。
持体と前記中間転写体は接離可能であり、前記中間転写
体上のトナー像を記録材に二次転写せずに前記中間転写
体上に保持させた状態において、前記像担持体と前記中
間転写体とを離間させた状態で装置本体動作を停止させ
る。
【0018】本発明の他の実施態様によると、前記像担
持体と前記中間転写体とは接離可能であり、前記中間転
写体上のトナー像を記録材に二次転写せずに前記中間転
写体上に保持させた状態から、前記中間転写体上に保持
されたトナー像を記録材に二次転写する動作を再開する
際に、前記像担持体と前記中間転写体とを離間させてお
く。
持体と前記中間転写体とは接離可能であり、前記中間転
写体上のトナー像を記録材に二次転写せずに前記中間転
写体上に保持させた状態から、前記中間転写体上に保持
されたトナー像を記録材に二次転写する動作を再開する
際に、前記像担持体と前記中間転写体とを離間させてお
く。
【0019】本発明の他の実施態様によると、前記中間
転写体上のトナー像を記録材に二次転写せずに前記中間
転写体上に保持させる際に、前記像担持体に次画像を形
成させず、且つ、前記像担持体表面を前記中間転写体上
のトナーの電荷と同極性にする。
転写体上のトナー像を記録材に二次転写せずに前記中間
転写体上に保持させる際に、前記像担持体に次画像を形
成させず、且つ、前記像担持体表面を前記中間転写体上
のトナーの電荷と同極性にする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
を図面に則して更に詳しく説明する。
を図面に則して更に詳しく説明する。
【0021】実施例1
図1は、本発明に係る画像形成装置の一実施例の概略構
成を示す。同図に示す画像形成装置は、電子写真方式の
4色フルカラー画像の形成が可能なレーザービームプリ
ンタであり、中間転写体を利用している。
成を示す。同図に示す画像形成装置は、電子写真方式の
4色フルカラー画像の形成が可能なレーザービームプリ
ンタであり、中間転写体を利用している。
【0022】先ず、画像形成装置全体の構成を説明す
る。図1に示す画像形成装置は、第1の像担持体として
ドラム型の電子写真感光体(以下、「感光ドラム」とい
う。)1を備えている。感光ドラム1は、画像形成装置
本体(以下、単に「装置本体」という。)によって回転
自在に支持されており、駆動手段(図示せず)によって
図中矢印R1方向に回転駆動される。感光ドラム1の周
囲には、その回転方向に沿って順に、感光ドラム1の表
面を均一に帯電する帯電手段としての、接触方式の帯電
ローラ2、画像情報に応じて感光ドラム1表面にレーザ
ー光Lを照射して静電潜像を形成する露光装置3、静電
潜像にトナーを付着させてトナー像として現像する、現
像手段としての現像装置4、感光ドラム1上の電位を制
御する電位制御手段12、感光ドラム1上のトナー像が
一次転写される第2の像担持体である、中間転写体とし
ての中間転写ベルト5、感光ドラム1の表面の一次転写
残トナーを除去するクリーニング装置8が配置されてい
る。
る。図1に示す画像形成装置は、第1の像担持体として
ドラム型の電子写真感光体(以下、「感光ドラム」とい
う。)1を備えている。感光ドラム1は、画像形成装置
本体(以下、単に「装置本体」という。)によって回転
自在に支持されており、駆動手段(図示せず)によって
図中矢印R1方向に回転駆動される。感光ドラム1の周
囲には、その回転方向に沿って順に、感光ドラム1の表
面を均一に帯電する帯電手段としての、接触方式の帯電
ローラ2、画像情報に応じて感光ドラム1表面にレーザ
ー光Lを照射して静電潜像を形成する露光装置3、静電
潜像にトナーを付着させてトナー像として現像する、現
像手段としての現像装置4、感光ドラム1上の電位を制
御する電位制御手段12、感光ドラム1上のトナー像が
一次転写される第2の像担持体である、中間転写体とし
ての中間転写ベルト5、感光ドラム1の表面の一次転写
残トナーを除去するクリーニング装置8が配置されてい
る。
【0023】中間転写ベルト5の内側には、一次転写手
段として一次転写ローラ6が配置されており、中間転写
ベルト5を感光ドラム1の表面に押圧して、感光ドラム
1と中間転写ベルト5との間に一次転写ニップ部N1を
形成している。一次転写ローラ6には、電源(図示せ
ず)によって一次転写バイアスが印加される。又、中間
転写ベルト5の外側には、二次転写ローラ7が配置され
ており、中間転写ベルト5との間に二次転写ニップ部N
2を形成している。二次転写ローラ7には、電源7aに
よって二次転写バイアスが印加される。更に、中間転写
ベルト5上の残留トナーを回収する手段として、中間転
写ベルト5に対向するようにして、中間転写ベルトクリ
ーニング装置9が配設されている。
段として一次転写ローラ6が配置されており、中間転写
ベルト5を感光ドラム1の表面に押圧して、感光ドラム
1と中間転写ベルト5との間に一次転写ニップ部N1を
形成している。一次転写ローラ6には、電源(図示せ
ず)によって一次転写バイアスが印加される。又、中間
転写ベルト5の外側には、二次転写ローラ7が配置され
ており、中間転写ベルト5との間に二次転写ニップ部N
2を形成している。二次転写ローラ7には、電源7aに
よって二次転写バイアスが印加される。更に、中間転写
ベルト5上の残留トナーを回収する手段として、中間転
写ベルト5に対向するようにして、中間転写ベルトクリ
ーニング装置9が配設されている。
【0024】そして、記録材Pの搬送方向(図中矢印K
方向)についての二次転写ニップ部N2の下流側には、
記録材P上に転写されたトナー像を加熱、加圧して定着
させる定着装置10が配設されている。
方向)についての二次転写ニップ部N2の下流側には、
記録材P上に転写されたトナー像を加熱、加圧して定着
させる定着装置10が配設されている。
【0025】記録材Pは、記録材供給装置11が備える
記録材カセット11aに収容されており、供給ローラ1
1bによって一枚づつ分離し、二次転写ニップ部N2に
搬送する。
記録材カセット11aに収容されており、供給ローラ1
1bによって一枚づつ分離し、二次転写ニップ部N2に
搬送する。
【0026】又、詳しくは後述するように、本実施例の
画像形成装置には、二次転写工程を控えて、中間転写ベ
ルト5と二次転写ローラ7との対向部に記録材が搬送さ
れているか否かを検出するための手段が設けられてい
る。斯かる手段としては、記録材供給装置11の記録材
搬送経路の随所に、記録材P(及び/又はその通過)の
有無を検出し、記録材詰まりを検出することができる記
録材検出手段11dを設けることができる。又、記録材
カセット11a内の記録材切れを検出するための記録材
切れ検出手段11eを設けることができる。記録材検出
手段11d、記録材切れ検出手段11eとしては、記録
材Pの有無によって状態変化する信号を発する任意の手
段を用い得るが、例えば、透過型のフォトインタラプタ
を用いることができる。
画像形成装置には、二次転写工程を控えて、中間転写ベ
ルト5と二次転写ローラ7との対向部に記録材が搬送さ
れているか否かを検出するための手段が設けられてい
る。斯かる手段としては、記録材供給装置11の記録材
搬送経路の随所に、記録材P(及び/又はその通過)の
有無を検出し、記録材詰まりを検出することができる記
録材検出手段11dを設けることができる。又、記録材
カセット11a内の記録材切れを検出するための記録材
切れ検出手段11eを設けることができる。記録材検出
手段11d、記録材切れ検出手段11eとしては、記録
材Pの有無によって状態変化する信号を発する任意の手
段を用い得るが、例えば、透過型のフォトインタラプタ
を用いることができる。
【0027】更に、装置本体動作を統括的に制御する、
CPUなど、演算部、記憶部、制御部を備えた制御手段
(制御回路)であるコントローラ(図示せず)を有す
る。この他、例えば、パーソナルコンピュータなどの外
部機器と通信可能に接続され、外部機器からの信号を受
けて、画像形成信号としてコントローラに出力するシス
テム制御部などを有している。
CPUなど、演算部、記憶部、制御部を備えた制御手段
(制御回路)であるコントローラ(図示せず)を有す
る。この他、例えば、パーソナルコンピュータなどの外
部機器と通信可能に接続され、外部機器からの信号を受
けて、画像形成信号としてコントローラに出力するシス
テム制御部などを有している。
【0028】上述の画像形成装置の各構成要素につい
て、更に説明すると、感光ドラム1は、アルミニウムシ
リンダの外周面にOPC(有機光半導体)、A−Si
(アモルファスシリコン)、CdS(硫化カドミウ
ム)、Se(セレン)などの光導電層を設けて構成した
ものである。
て、更に説明すると、感光ドラム1は、アルミニウムシ
リンダの外周面にOPC(有機光半導体)、A−Si
(アモルファスシリコン)、CdS(硫化カドミウ
ム)、Se(セレン)などの光導電層を設けて構成した
ものである。
【0029】転写ローラ6は、芯金とその周囲を囲繞す
る導電性の弾性部材によって構成されており、感光ドラ
ム1の表面に接触配置されて従動回転すると共に、電源
(図示せず)によって帯電バイアスが印加される。
る導電性の弾性部材によって構成されており、感光ドラ
ム1の表面に接触配置されて従動回転すると共に、電源
(図示せず)によって帯電バイアスが印加される。
【0030】露光装置3は、画像情報に応じてレーザー
光Lを発光するレーザー発振器3aと、ポリゴンミラー
(図示せず)と、ミラー3bなどを有し、画像情報に応
じて、帯電済の感光ドラム1の表面を走査露光して静電
潜像を形成する。
光Lを発光するレーザー発振器3aと、ポリゴンミラー
(図示せず)と、ミラー3bなどを有し、画像情報に応
じて、帯電済の感光ドラム1の表面を走査露光して静電
潜像を形成する。
【0031】現像装置4は、現像器支持手段としての回
転体4Aと、これに搭載された4色の現像器、即ち、イ
エロー現像器4a、マゼンタ現像器4b、シアン現像器
4c、ブラック現像器4dを有する。各現像器4a〜4
dは、必要時に、回転体4Aの図中矢印R4方向の回転
によって、感光ドラム1上の静電潜像の現像に供するべ
く感光ドラム1の表面に対向する現像位置に配置され
る。図1に示す状態では、イエロー現像器4aが感光ド
ラム1に対向配置されている。4色フルカラーの画像形
成に際しては、各現像器4a〜4dが順次に現像位置に
配置されることになる。
転体4Aと、これに搭載された4色の現像器、即ち、イ
エロー現像器4a、マゼンタ現像器4b、シアン現像器
4c、ブラック現像器4dを有する。各現像器4a〜4
dは、必要時に、回転体4Aの図中矢印R4方向の回転
によって、感光ドラム1上の静電潜像の現像に供するべ
く感光ドラム1の表面に対向する現像位置に配置され
る。図1に示す状態では、イエロー現像器4aが感光ド
ラム1に対向配置されている。4色フルカラーの画像形
成に際しては、各現像器4a〜4dが順次に現像位置に
配置されることになる。
【0032】感光ドラム1の表面を清掃するクリーニン
グ装置8は、感光ドラム1上の残留トナーを掻き取るブ
レード部材8aと、掻き取り、回収した廃トナーを収容
する廃トナー容器8bとを有している。
グ装置8は、感光ドラム1上の残留トナーを掻き取るブ
レード部材8aと、掻き取り、回収した廃トナーを収容
する廃トナー容器8bとを有している。
【0033】中間転写ベルト5は、無端状に形成されて
おり、相互に平行に配置された3本の支持ローラ5a、
5b、5cに掛け渡されている。3本の支持ローラのう
ち1本が駆動ローラであり、残りの2本は従動ローラと
なる。中間転写ベルト5は、駆動ローラが駆動手段(図
示せず)によって回転することにより、図中矢印R5方
向に駆動(走行)される。
おり、相互に平行に配置された3本の支持ローラ5a、
5b、5cに掛け渡されている。3本の支持ローラのう
ち1本が駆動ローラであり、残りの2本は従動ローラと
なる。中間転写ベルト5は、駆動ローラが駆動手段(図
示せず)によって回転することにより、図中矢印R5方
向に駆動(走行)される。
【0034】中間転写ベルト5の具体的な材料として
は、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、スチ
レンブタジエンゴム、ブタジエンゴム、エチレンプロピ
レンゴム、クロロプレンゴム、クロロスルホン化ポリエ
チレン、塩素化ポリエチレン、アクリルゴム、フッ素ゴ
ム、ウレタンゴムなどが挙げられる。
は、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、スチ
レンブタジエンゴム、ブタジエンゴム、エチレンプロピ
レンゴム、クロロプレンゴム、クロロスルホン化ポリエ
チレン、塩素化ポリエチレン、アクリルゴム、フッ素ゴ
ム、ウレタンゴムなどが挙げられる。
【0035】中間転写ベルト5の内側の、感光ドラム1
とほぼ対向する位置には、一次転写ローラ6が配置さ
れ、中間転写ベルト5を感光ドラム1の表面に押圧して
一次転写ニップ部N1を形成している。又、中間転写ベ
ルト5の外側の、支持ローラ5bにほぼ対向する位置に
は、二次転写ローラ7が配置されており、この二次転写
ローラ7表面と中間転写ベルト5との間に二次転写ニッ
プ部N2を形成している。
とほぼ対向する位置には、一次転写ローラ6が配置さ
れ、中間転写ベルト5を感光ドラム1の表面に押圧して
一次転写ニップ部N1を形成している。又、中間転写ベ
ルト5の外側の、支持ローラ5bにほぼ対向する位置に
は、二次転写ローラ7が配置されており、この二次転写
ローラ7表面と中間転写ベルト5との間に二次転写ニッ
プ部N2を形成している。
【0036】更に、中間転写ベルト5の移動方向につい
て二次転写ニップ部N2の下流側で、且つ、一次転写ニ
ップ部N1の上流側において、中間転写ベルト5の表面
に対向するようにして、中間転写ベルトクリーニング装
置9が配設されている。中間転写ベルトクリーニング装
置9は、中間転写ベルト5の表面に接離自在に配置され
ており、中間転写ベルト5上の残留トナーを掻き取るブ
レード部材9aと、掻き取り、回収した廃トナーを廃ト
ナー回収箱(図示せず)へ搬送するための廃トナー搬送
部材としてのスクリュー(図示せず)とを有している。
て二次転写ニップ部N2の下流側で、且つ、一次転写ニ
ップ部N1の上流側において、中間転写ベルト5の表面
に対向するようにして、中間転写ベルトクリーニング装
置9が配設されている。中間転写ベルトクリーニング装
置9は、中間転写ベルト5の表面に接離自在に配置され
ており、中間転写ベルト5上の残留トナーを掻き取るブ
レード部材9aと、掻き取り、回収した廃トナーを廃ト
ナー回収箱(図示せず)へ搬送するための廃トナー搬送
部材としてのスクリュー(図示せず)とを有している。
【0037】記録材供給装置11は、画像形成部へ記録
材Pを給送するものであり、複数枚の記録材Pを収納し
た記録材カセット11a、供給ローラ11b、ガイド
(図示せず)、搬送ローラ(図示せず)、レジストロー
ラ11cなどを備えて構成されている。
材Pを給送するものであり、複数枚の記録材Pを収納し
た記録材カセット11a、供給ローラ11b、ガイド
(図示せず)、搬送ローラ(図示せず)、レジストロー
ラ11cなどを備えて構成されている。
【0038】次に、上述の構成の画像形成装置の動作に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0039】図中矢印R1方向に回転駆動された感光ド
ラム1は、帯電ローラ2に直流電圧と交流電圧とが重畳
された帯電バイアスが印加されることにより、その表面
が均一に帯電される。レーザー発振器3aにイエローの
画像信号が入力されると、レーザー光Lが発光され、帯
電済の感光ドラム1の表面を照射して静電潜像を形成す
る。感光ドラム1が更に矢印R1方向に回転すると、感
光ドラム1上の静電潜像には、イエロー現像器4aによ
ってイエローのトナーが付着され、トナー像として現像
される。この感光ドラム1上のイエローのトナー像は、
一次転写ローラ6に印加された一次転写バイアスによっ
て、一次転写ニップ部N1を介して中間転写ベルト5上
に一次転写される。一次転写後の感光ドラム1は、表面
の一次転写残トナーがクリーニング装置8によって除去
され、次の画像形成に供される。
ラム1は、帯電ローラ2に直流電圧と交流電圧とが重畳
された帯電バイアスが印加されることにより、その表面
が均一に帯電される。レーザー発振器3aにイエローの
画像信号が入力されると、レーザー光Lが発光され、帯
電済の感光ドラム1の表面を照射して静電潜像を形成す
る。感光ドラム1が更に矢印R1方向に回転すると、感
光ドラム1上の静電潜像には、イエロー現像器4aによ
ってイエローのトナーが付着され、トナー像として現像
される。この感光ドラム1上のイエローのトナー像は、
一次転写ローラ6に印加された一次転写バイアスによっ
て、一次転写ニップ部N1を介して中間転写ベルト5上
に一次転写される。一次転写後の感光ドラム1は、表面
の一次転写残トナーがクリーニング装置8によって除去
され、次の画像形成に供される。
【0040】以上の帯電、露光、現像、一次転写、クリ
ーニングの一連の各画像形成プロセスを、他の3色、即
ち、マゼンタ、シアン、ブラックについても繰り返すこ
とにより、中間転写ベルト5上に4色のトナー像が形成
される。
ーニングの一連の各画像形成プロセスを、他の3色、即
ち、マゼンタ、シアン、ブラックについても繰り返すこ
とにより、中間転写ベルト5上に4色のトナー像が形成
される。
【0041】一方、記録材供給装置11は、画像形成部
へ記録材Pを給送する。つまり、画像形成動作に応じて
供給ローラ11bが駆動回転し、記録材カセット11a
内の記録材Pを一枚ずつ分離給送すると共に、ガイド
(図示せず)によって記録材Pをガイドし、搬送ローラ
(図示せず)を経由してレジストローラ11cに至る。
レジストローラ11cは、画像形成動作中に記録材Pを
静止待機させる非回転の動作と、記録材Pを中間転写ベ
ルト5に向けて搬送する回転の動作とを所定のシーケン
スで行い、次工程である二次転写工程時の中間転写ベル
ト5上のトナー像と記録材Pとの位置合わせを行う。
へ記録材Pを給送する。つまり、画像形成動作に応じて
供給ローラ11bが駆動回転し、記録材カセット11a
内の記録材Pを一枚ずつ分離給送すると共に、ガイド
(図示せず)によって記録材Pをガイドし、搬送ローラ
(図示せず)を経由してレジストローラ11cに至る。
レジストローラ11cは、画像形成動作中に記録材Pを
静止待機させる非回転の動作と、記録材Pを中間転写ベ
ルト5に向けて搬送する回転の動作とを所定のシーケン
スで行い、次工程である二次転写工程時の中間転写ベル
ト5上のトナー像と記録材Pとの位置合わせを行う。
【0042】こうして、中間転写ベルト5上の4色のト
ナー像は、電源7aによって二次転写ローラ7に印加さ
れた二次転写バイアスにより、二次転写ニップ部N2を
介して、記録材供給装置11によって図中矢印K方向に
搬送されてきた記録材Pに二次転写される。
ナー像は、電源7aによって二次転写ローラ7に印加さ
れた二次転写バイアスにより、二次転写ニップ部N2を
介して、記録材供給装置11によって図中矢印K方向に
搬送されてきた記録材Pに二次転写される。
【0043】トナー像転写後の記録材Pは定着装置10
に搬送され、ここで加熱、加圧を受けて、その上に担持
した未定着のトナー像が溶融固着(定着)される。これ
により、例えば、4色フルカラーの画像が得られる。
に搬送され、ここで加熱、加圧を受けて、その上に担持
した未定着のトナー像が溶融固着(定着)される。これ
により、例えば、4色フルカラーの画像が得られる。
【0044】尚、二次転写後の中間転写ベルト5上に
は、記録材Pに転写されずに残った二次転写残トナーが
存在するが、この残留トナーは中間転写ベルトクリーニ
ング装置9により回収される。中間転写ベルトクリーニ
ング装置9は、中間転写ベルト5に接離可能なブレード
部材9aを有しており、中間転写ベルト5上の二次転写
残トナーが中間転写ベルトクリーニング装置9と対向す
る位置に到達したときにこのブレード部材を中間転写ベ
ルト5に当接させて、中間転写ベルト5から二次転写残
トナーを掻き取る。ブレード部材9aに掻き取られたト
ナーは、中間転写ベルトクリーニング装置9内に設けら
れたスクリュー(図示せず)により、廃トナー回収箱
(図示せず)へ搬送される。
は、記録材Pに転写されずに残った二次転写残トナーが
存在するが、この残留トナーは中間転写ベルトクリーニ
ング装置9により回収される。中間転写ベルトクリーニ
ング装置9は、中間転写ベルト5に接離可能なブレード
部材9aを有しており、中間転写ベルト5上の二次転写
残トナーが中間転写ベルトクリーニング装置9と対向す
る位置に到達したときにこのブレード部材を中間転写ベ
ルト5に当接させて、中間転写ベルト5から二次転写残
トナーを掻き取る。ブレード部材9aに掻き取られたト
ナーは、中間転写ベルトクリーニング装置9内に設けら
れたスクリュー(図示せず)により、廃トナー回収箱
(図示せず)へ搬送される。
【0045】ところで、記録材不足、記録材詰まりなど
の理由により記録材Pが二次転写部N2へ正常に搬送さ
れず、所望の画像形成ができなかった場合の装置動作と
して、従来、中間転写ベルト5上に形成され、記録材P
に転写されなかったトナー像を中間転写ベルトクリーニ
ング装置9によって除去し、再度、帯電、露光、現像、
転写等の工程を経て画像形成を行う方法が知られてい
る。
の理由により記録材Pが二次転写部N2へ正常に搬送さ
れず、所望の画像形成ができなかった場合の装置動作と
して、従来、中間転写ベルト5上に形成され、記録材P
に転写されなかったトナー像を中間転写ベルトクリーニ
ング装置9によって除去し、再度、帯電、露光、現像、
転写等の工程を経て画像形成を行う方法が知られてい
る。
【0046】これに対して、本実施例の画像形成装置
は、再プリント時間短縮のため、次のような構成とされ
ている。つまり、本実施例によれば、中間転写ベルト5
上にトナー像が形成されているにも拘わらず、二次転写
ニップ部N2に記録材Pが搬送されていない場合、二次
転写ローラ7に印加するバイアスを、トナー像を中間転
写ベルト5から記録材Pへ二次転写する際に二次転写ロ
ーラ7に印加するバイアスとは逆極性とする。本実施例
では、二次転写ローラ7への、二次転写時とは逆極性の
転写バイアスの印加は、ほぼ中間転写ベルト5上のトナ
ー像が、二次転写ローラ7との対向部に到達した時点で
開始する。
は、再プリント時間短縮のため、次のような構成とされ
ている。つまり、本実施例によれば、中間転写ベルト5
上にトナー像が形成されているにも拘わらず、二次転写
ニップ部N2に記録材Pが搬送されていない場合、二次
転写ローラ7に印加するバイアスを、トナー像を中間転
写ベルト5から記録材Pへ二次転写する際に二次転写ロ
ーラ7に印加するバイアスとは逆極性とする。本実施例
では、二次転写ローラ7への、二次転写時とは逆極性の
転写バイアスの印加は、ほぼ中間転写ベルト5上のトナ
ー像が、二次転写ローラ7との対向部に到達した時点で
開始する。
【0047】ここで、二次転写ニップN2に正常に記録
材Pが搬送されているか否かは、上述の記録材検出手段
11d、記録材切れ検出手段11eなどの出力、画像形
成動作の進捗などに基づいて、コントローラが判断制御
する。斯かる判断に基づき、コントローラは、二次転写
ローラ7の電源7aの極性を切り替え、二次転写ローラ
7に印加するバイアスを、二次転写時とは逆極性とする
制御を行う。電源7aは、二次転写ローラ7に印加する
バイアスの極性を切り替える手段を備えている。
材Pが搬送されているか否かは、上述の記録材検出手段
11d、記録材切れ検出手段11eなどの出力、画像形
成動作の進捗などに基づいて、コントローラが判断制御
する。斯かる判断に基づき、コントローラは、二次転写
ローラ7の電源7aの極性を切り替え、二次転写ローラ
7に印加するバイアスを、二次転写時とは逆極性とする
制御を行う。電源7aは、二次転写ローラ7に印加する
バイアスの極性を切り替える手段を備えている。
【0048】より具体的には、本実施例ではマイナス極
性に帯電されたトナー(負帯電性トナー)を用いたの
で、通常の二次転写工程では、二次転写ローラ7にプラ
ス極性のバイアスを印加するが、記録材Pが二次転写ニ
ップ部N2に正常に搬送されなかった場合には、二次転
写ローラ7にマイナス極性のバイアスを印加する。この
場合、トナーはマイナス極性の電荷をもっているので、
マイナス極性のバイアスが印加された二次転写ローラ7
には転写されることなく、つまり、中間転写ベルト5に
保持されたそのままの状態で二次転写ニップ部N2を通
過する。このようにして、中間転写ベルト5上に形成さ
れたトナー像を、二次転写ローラ7へ転写させることな
く、そのまま中間転写ベルト5上に保持する。
性に帯電されたトナー(負帯電性トナー)を用いたの
で、通常の二次転写工程では、二次転写ローラ7にプラ
ス極性のバイアスを印加するが、記録材Pが二次転写ニ
ップ部N2に正常に搬送されなかった場合には、二次転
写ローラ7にマイナス極性のバイアスを印加する。この
場合、トナーはマイナス極性の電荷をもっているので、
マイナス極性のバイアスが印加された二次転写ローラ7
には転写されることなく、つまり、中間転写ベルト5に
保持されたそのままの状態で二次転写ニップ部N2を通
過する。このようにして、中間転写ベルト5上に形成さ
れたトナー像を、二次転写ローラ7へ転写させることな
く、そのまま中間転写ベルト5上に保持する。
【0049】本実施例とは逆に、プラス極性に帯電され
たトナー(正帯電性トナー)を用いる場合には、通常の
二次転写工程では、二次転写ローラ7にマイナス極性の
バイアスを印加するが、記録材Pが二次転写ニップ部N
2に正常に搬送されなかった場合には、二次転写ローラ
7にプラス極性のバイアスを印加する。
たトナー(正帯電性トナー)を用いる場合には、通常の
二次転写工程では、二次転写ローラ7にマイナス極性の
バイアスを印加するが、記録材Pが二次転写ニップ部N
2に正常に搬送されなかった場合には、二次転写ローラ
7にプラス極性のバイアスを印加する。
【0050】そして、中間転写ベルト5上に保持された
トナー像の移動方向(図中矢印方向R5)後端部が二次
転写ニップ部N2を通過した後、装置本体動作を一旦停
止させる。こうして、再プリントに備える。
トナー像の移動方向(図中矢印方向R5)後端部が二次
転写ニップ部N2を通過した後、装置本体動作を一旦停
止させる。こうして、再プリントに備える。
【0051】尚、本明細書にて、装置本体動作を停止さ
せるとは、具体的には、少なくとも感光ドラム1、中間
転写ベルト5、記録材供給装置11、感光ドラム1上へ
の画像形成、一次転写ローラ6、及び、二次転写ローラ
7へのバイアス供給の動作を停止させることをいう。
せるとは、具体的には、少なくとも感光ドラム1、中間
転写ベルト5、記録材供給装置11、感光ドラム1上へ
の画像形成、一次転写ローラ6、及び、二次転写ローラ
7へのバイアス供給の動作を停止させることをいう。
【0052】ここで、上述のように感光ドラム1と中間
転写ベルト5とは接触配置されているが、装置本体動作
を停止させる際には、中間転写ベルト5上トナー像の非
画像領域を感光ドラム1に対向させておくことが好まし
い。これは、中間転写ベルト5の画像領域を感光ドラム
1に当接させた状態で装置本体動作を停止させておく
と、トナーの種類にもよるが、中間転写ベルト5上に保
持されたトナーのうち感光ドラム1へ転移するトナーが
みられる場合があるためである。
転写ベルト5とは接触配置されているが、装置本体動作
を停止させる際には、中間転写ベルト5上トナー像の非
画像領域を感光ドラム1に対向させておくことが好まし
い。これは、中間転写ベルト5の画像領域を感光ドラム
1に当接させた状態で装置本体動作を停止させておく
と、トナーの種類にもよるが、中間転写ベルト5上に保
持されたトナーのうち感光ドラム1へ転移するトナーが
みられる場合があるためである。
【0053】例えば、A4サイズの記録材Pの3枚分の
トナー像Tが中間転写ベルト5上に保持されている場
合、中間転写ベルト5の移動方向について、中間転写ベ
ルト5上で感光ドラム1に対向する位置の下流側、且
つ、二次転写ローラ7に対向する位置の上流側の位置に
2枚分のトナー像を、又二次転写ローラ7に対向する位
置の下流側、且つ、感光ドラムに対向する位置の上流側
の位置に1枚分のトナー像を保持させる。この様子を図
2(a)に示した。
トナー像Tが中間転写ベルト5上に保持されている場
合、中間転写ベルト5の移動方向について、中間転写ベ
ルト5上で感光ドラム1に対向する位置の下流側、且
つ、二次転写ローラ7に対向する位置の上流側の位置に
2枚分のトナー像を、又二次転写ローラ7に対向する位
置の下流側、且つ、感光ドラムに対向する位置の上流側
の位置に1枚分のトナー像を保持させる。この様子を図
2(a)に示した。
【0054】又、A4サイズの記録材Pの1枚分のトナ
ー像Tが中間転写ベルト5上に保持されている場合、中
間転写ベルト5の移動方向について、中間転写ベルト5
上で感光ドラム1に対向する位置の下流側、且つ、二次
転写ローラ7に対向する位置の上流側に、この1枚分の
トナー像を保持させる。その様子を図2(b)に示し
た。
ー像Tが中間転写ベルト5上に保持されている場合、中
間転写ベルト5の移動方向について、中間転写ベルト5
上で感光ドラム1に対向する位置の下流側、且つ、二次
転写ローラ7に対向する位置の上流側に、この1枚分の
トナー像を保持させる。その様子を図2(b)に示し
た。
【0055】記録材Pの補給(記録材カセット11aへ
の記録材Pの補給)、或いは画像形成装置内に詰まった
記録材Pの除去など、記録材Pを正常に搬送できるよう
にした後、上述のようにして中間転写ベルト5上に保持
されたトナー像を二次転写部N2に搬送されてきた記録
材Pへ転写する。二次転写ニップN2に正常に記録材P
が搬送されているかどうかは、上述と同様にして検知す
る。
の記録材Pの補給)、或いは画像形成装置内に詰まった
記録材Pの除去など、記録材Pを正常に搬送できるよう
にした後、上述のようにして中間転写ベルト5上に保持
されたトナー像を二次転写部N2に搬送されてきた記録
材Pへ転写する。二次転写ニップN2に正常に記録材P
が搬送されているかどうかは、上述と同様にして検知す
る。
【0056】ところで、上述のように感光ドラム1は中
間転写ベルト5に接触配置されているが、二次転写時と
は逆極性のバイアスを二次転写ローラ7に印加すること
によって、中間転写ベルト5上にトナー像を保持させた
場合には、中間転写ベルト5上のトナー像領域と対向す
る感光ドラム1上に次のトナー像を形成させない。
間転写ベルト5に接触配置されているが、二次転写時と
は逆極性のバイアスを二次転写ローラ7に印加すること
によって、中間転写ベルト5上にトナー像を保持させた
場合には、中間転写ベルト5上のトナー像領域と対向す
る感光ドラム1上に次のトナー像を形成させない。
【0057】本実施例においては、感光ドラム1の周長
は、中間転写ベルト5上で二次転写部N2から中間転写
ベルト5の移動方向に向かう一次転写部N1までの距離
より短いので、二次転写時とは逆極性のバイアスを二次
転写ローラ7に印加する制御を開始した後、あるタイミ
ングで感光ドラム1上にトナー像を形成させる動作をO
FFとする。
は、中間転写ベルト5上で二次転写部N2から中間転写
ベルト5の移動方向に向かう一次転写部N1までの距離
より短いので、二次転写時とは逆極性のバイアスを二次
転写ローラ7に印加する制御を開始した後、あるタイミ
ングで感光ドラム1上にトナー像を形成させる動作をO
FFとする。
【0058】但し、感光ドラム1上から中間転写ベルト
5上に亘るトナー像移動経路上において、感光ドラム1
上の画像形成開始点、具体的には被露光位置から二次転
写部N2までの距離が、画像長(トナー像移動方向の長
さ)より短い場合には、二次転写時とは逆極性のバイア
スを二次転写ローラ7に印加する制御を開始した時点で
感光ドラム1上での画像形成動作が完了していないの
で、このとき感光ドラム1上にトナー像を形成させる動
作をOFFすると不完全なトナー像が中間転写ベルト5
上に保持されることになる。これを防ぐために、あるサ
イズ1枚分の画像の感光ドラム1上のトナー像形成動作
が完了した後、あるタイミングでトナー像を形成させる
動作をOFFとし、その後の画像形成(次画像)の形成
は行わない。この場合、トナー像を形成させる動作をO
FFした時点において、中間転写ベルト5上に保持した
トナー像の先端位置から中間転写ベルト5の回転方向
(図中矢印R5)に向かう一次転写位置N1までの距離
が、感光ドラム1の周上の被露光位置から感光ドラム1
の回転方向(図中矢印R1)に向かう一次転写位置1N
までの距離より長いことが条件となる。
5上に亘るトナー像移動経路上において、感光ドラム1
上の画像形成開始点、具体的には被露光位置から二次転
写部N2までの距離が、画像長(トナー像移動方向の長
さ)より短い場合には、二次転写時とは逆極性のバイア
スを二次転写ローラ7に印加する制御を開始した時点で
感光ドラム1上での画像形成動作が完了していないの
で、このとき感光ドラム1上にトナー像を形成させる動
作をOFFすると不完全なトナー像が中間転写ベルト5
上に保持されることになる。これを防ぐために、あるサ
イズ1枚分の画像の感光ドラム1上のトナー像形成動作
が完了した後、あるタイミングでトナー像を形成させる
動作をOFFとし、その後の画像形成(次画像)の形成
は行わない。この場合、トナー像を形成させる動作をO
FFした時点において、中間転写ベルト5上に保持した
トナー像の先端位置から中間転写ベルト5の回転方向
(図中矢印R5)に向かう一次転写位置N1までの距離
が、感光ドラム1の周上の被露光位置から感光ドラム1
の回転方向(図中矢印R1)に向かう一次転写位置1N
までの距離より長いことが条件となる。
【0059】更に、感光ドラム1をトナーと同極性、本
実施例ではマイナス極性の電位を保たせることにより、
中間転写ベルト5上に保持されたトナー像が二次転写の
ために中間転写ベルト5と感光ドラム1とが当接位置を
通過する際に、感光ドラム1へ転写させることなく、ト
ナー像をそのまま中間転写ベルト5上に保持させる。本
実施例では、感光ドラム表面電位は−100V〜−60
0V程度であり、常にマイナス極性の電位を有してい
る。
実施例ではマイナス極性の電位を保たせることにより、
中間転写ベルト5上に保持されたトナー像が二次転写の
ために中間転写ベルト5と感光ドラム1とが当接位置を
通過する際に、感光ドラム1へ転写させることなく、ト
ナー像をそのまま中間転写ベルト5上に保持させる。本
実施例では、感光ドラム表面電位は−100V〜−60
0V程度であり、常にマイナス極性の電位を有してい
る。
【0060】その後、記録材Pが二次転写ニップ部N2
に搬送され、二次転写ローラ7にトナーと逆極性、つま
りプラス極性のバイアスを印加して記録材P上に中間転
写ベルト5上のトナー像を転写させる。トナー像が転写
された記録材Pは定着装置10へ搬送され、定着部にて
加熱、加圧工程を経て、トナー像が記録材Pに定着され
る。
に搬送され、二次転写ローラ7にトナーと逆極性、つま
りプラス極性のバイアスを印加して記録材P上に中間転
写ベルト5上のトナー像を転写させる。トナー像が転写
された記録材Pは定着装置10へ搬送され、定着部にて
加熱、加圧工程を経て、トナー像が記録材Pに定着され
る。
【0061】上述の方法により、本実施例では、記録材
不足、記録材詰まりなどの理由により記録材Pが二次転
写部N2へ正常に搬送されず、所望の画像形成ができな
かった場合における、再プリント工程の画像形成時間を
短縮することができる。
不足、記録材詰まりなどの理由により記録材Pが二次転
写部N2へ正常に搬送されず、所望の画像形成ができな
かった場合における、再プリント工程の画像形成時間を
短縮することができる。
【0062】ところで、図5を参照して前述したよう
に、従来、記録材不足、記録材詰まりなどの理由により
記録材Pが二次転写部N2へ正常に搬送されず、所望の
画像形成ができなかった場合における、再プリント工程
の画像形成時間を短縮することを目的とした方法の一つ
として、中間転写ベルト5と二次転写ローラ7を離間さ
せて、中間転写ベルト5上のトナー像を記録材Pへ転写
せずに中間転写ベルト上に保持し、記録材Pの補給、或
いは画像形成装置内に詰まった記録材Pの除去など、記
録材Pを二次転写部N2に正常に搬送できる状態にした
後、中間転写ベルト5上に保持したトナー像を二次転写
部N2に搬送された記録材Pに転写するという技術が知
られている。
に、従来、記録材不足、記録材詰まりなどの理由により
記録材Pが二次転写部N2へ正常に搬送されず、所望の
画像形成ができなかった場合における、再プリント工程
の画像形成時間を短縮することを目的とした方法の一つ
として、中間転写ベルト5と二次転写ローラ7を離間さ
せて、中間転写ベルト5上のトナー像を記録材Pへ転写
せずに中間転写ベルト上に保持し、記録材Pの補給、或
いは画像形成装置内に詰まった記録材Pの除去など、記
録材Pを二次転写部N2に正常に搬送できる状態にした
後、中間転写ベルト5上に保持したトナー像を二次転写
部N2に搬送された記録材Pに転写するという技術が知
られている。
【0063】しかし、この従来の方法では、中間転写ベ
ルト5と二次転写ローラ7との離間機構、即ち、二次転
写ローラ7の揺動のための駆動モータ、ギア、その他の
部材が必要であり、コスト高の原因になっている。又、
二次転写ローラ7の当接、離間のショックにより、中間
転写ベルト5上に保持されたトナー像が、感光ドラム1
など、中間転写ベルト5と接する部材が存在する場合、
その接触部材との間で擦れてトナー像がずれることがあ
る。
ルト5と二次転写ローラ7との離間機構、即ち、二次転
写ローラ7の揺動のための駆動モータ、ギア、その他の
部材が必要であり、コスト高の原因になっている。又、
二次転写ローラ7の当接、離間のショックにより、中間
転写ベルト5上に保持されたトナー像が、感光ドラム1
など、中間転写ベルト5と接する部材が存在する場合、
その接触部材との間で擦れてトナー像がずれることがあ
る。
【0064】これに対して、本実例によれば、二次転写
ローラ7と中間転写ベルト5との当接・離間機構を有し
ないためコストを抑えられ、又当接・離間により発生す
る画像ずれを生じさせることなく、記録材不足、記録材
詰まりなどの理由により記録材が二次転写部N2へ正常
に搬送されなかった場合の再プリントをより速く行うこ
とができる。
ローラ7と中間転写ベルト5との当接・離間機構を有し
ないためコストを抑えられ、又当接・離間により発生す
る画像ずれを生じさせることなく、記録材不足、記録材
詰まりなどの理由により記録材が二次転写部N2へ正常
に搬送されなかった場合の再プリントをより速く行うこ
とができる。
【0065】次に、本発明の作用について更に説明す
る。本実施例と、従来の方法、つまり、中間転写ベルト
5上に形成され、記録材Pに転写されなかったトナー像
を中間転写ベルトクリーニング装置9によって除去し、
再度、帯電、露光、現像、転写等の工程を経て画像形成
を行う場合とを比較した場合の再プリントの時間短縮に
着目する。
る。本実施例と、従来の方法、つまり、中間転写ベルト
5上に形成され、記録材Pに転写されなかったトナー像
を中間転写ベルトクリーニング装置9によって除去し、
再度、帯電、露光、現像、転写等の工程を経て画像形成
を行う場合とを比較した場合の再プリントの時間短縮に
着目する。
【0066】ここでは、一例として、本実施例の画像形
成装置において、図2(b)に示すように中間転写ベル
ト5上にA4サイズの記録材P1枚分のトナー像が保持
されている場合について、従来の方法と比較する。
成装置において、図2(b)に示すように中間転写ベル
ト5上にA4サイズの記録材P1枚分のトナー像が保持
されている場合について、従来の方法と比較する。
【0067】この場合、本実施例による再プリント時間
の短縮は、4色トナーによるフルカラーの画像形成時に
おいては、画像形成のスタートから4色目の一次転写が
終わり、更に中間転写ベルト上に転写された4色トナー
像が図2(b)に示した位置に至るまでの時間に相当す
る。
の短縮は、4色トナーによるフルカラーの画像形成時に
おいては、画像形成のスタートから4色目の一次転写が
終わり、更に中間転写ベルト上に転写された4色トナー
像が図2(b)に示した位置に至るまでの時間に相当す
る。
【0068】本実施例においては、プロセススピードが
117mm/sec、感光ドラム1の直径が60mm、
中間転写ベルト5の周長が750mmである。従って、
帯電・露光・現像の各工程を経て1色目の一次転写が開
始されるまでの時間は、感光ドラム1の一周分に相当す
る時間であるので、下記式より、 60(mm)×3.14÷117(mm/sec) =1.6(sec) ・・・(1) 1.6秒である。
117mm/sec、感光ドラム1の直径が60mm、
中間転写ベルト5の周長が750mmである。従って、
帯電・露光・現像の各工程を経て1色目の一次転写が開
始されるまでの時間は、感光ドラム1の一周分に相当す
る時間であるので、下記式より、 60(mm)×3.14÷117(mm/sec) =1.6(sec) ・・・(1) 1.6秒である。
【0069】又、1色目の一次転写開始から4色目の一
次転写開始までに要する時間は、中間転写ベルトが3周
分回転する時間に相当するので、下記式より、 750(mm)×3(回転)÷117(mm/sec) =19.2(sec) ・・・(2) 19.2秒である。ここで、本実施例では、感光ドラム
1と中間転写ベルト5との周速は同じである。
次転写開始までに要する時間は、中間転写ベルトが3周
分回転する時間に相当するので、下記式より、 750(mm)×3(回転)÷117(mm/sec) =19.2(sec) ・・・(2) 19.2秒である。ここで、本実施例では、感光ドラム
1と中間転写ベルト5との周速は同じである。
【0070】更に、4色目の一次転写開始から図2
(b)に示す位置にトナー像が至るまでの時間は、中間
転写ベルト5と感光ドラム1との対向位置から、図2
(b)に示す位置にトナー像が存在するときのトナー像
先端位置までの距離を、中間転写ベルト5が回転するの
に要する時間に相当する。本実施例においては、中間転
写ベルト5と感光ドラム1との対向位置から、図2
(b)に示す位置にトナー像が存在するときのトナー像
先端位置までの距離は485mmであるので、4色目の
一次転写開始から、図2(b)に示す位置にトナー像が
至るまでの時間は、下記式より、 485(mm)÷117(mm/sec) =4.1(sec) ・・・(3) 4.1秒である。
(b)に示す位置にトナー像が至るまでの時間は、中間
転写ベルト5と感光ドラム1との対向位置から、図2
(b)に示す位置にトナー像が存在するときのトナー像
先端位置までの距離を、中間転写ベルト5が回転するの
に要する時間に相当する。本実施例においては、中間転
写ベルト5と感光ドラム1との対向位置から、図2
(b)に示す位置にトナー像が存在するときのトナー像
先端位置までの距離は485mmであるので、4色目の
一次転写開始から、図2(b)に示す位置にトナー像が
至るまでの時間は、下記式より、 485(mm)÷117(mm/sec) =4.1(sec) ・・・(3) 4.1秒である。
【0071】従って、本実施例による再プリント時間の
短縮は、4色トナーによるフルカラーの画像形成時にお
いては、上記(1)〜(3)式から得られた値の合計で
あるので、下記式より、 1.6+19.2+4.1=24.9(sec) 24.9秒の待ち時間短縮効果、つまり、再プリント時
間の短縮効果が得られる。
短縮は、4色トナーによるフルカラーの画像形成時にお
いては、上記(1)〜(3)式から得られた値の合計で
あるので、下記式より、 1.6+19.2+4.1=24.9(sec) 24.9秒の待ち時間短縮効果、つまり、再プリント時
間の短縮効果が得られる。
【0072】尚、中間転写ベルト5にトナー像を保持し
ていない場合の画像形成開始から画像形成終了までの時
間は、帯電・露光・現像の各工程を経て、1色目の一次
転写が開始されるまでの時間と、1色目の一次転写開始
から4色目の一次転写開始までの時間と、4色目の一次
転写開始から4色トナー像の二次転写開始までの時間
と、二次転写開始から定着工程を経て排紙終了までの時
間の合計に相当する。
ていない場合の画像形成開始から画像形成終了までの時
間は、帯電・露光・現像の各工程を経て、1色目の一次
転写が開始されるまでの時間と、1色目の一次転写開始
から4色目の一次転写開始までの時間と、4色目の一次
転写開始から4色トナー像の二次転写開始までの時間
と、二次転写開始から定着工程を経て排紙終了までの時
間の合計に相当する。
【0073】ここで、帯電・露光・現像の各工程を経
て、1色目の一次転写が開始されるまでの時間は、式
(1)より1.6秒。1色目の一次転写開始から4色目
の一次転写開始までの時間は式(2)より19.2秒。
4色目の一次転写開始から4色トナー像の二次転写開始
までの時間は、中間転写ベルト5と感光ドラム1との対
向位置から、中間転写ベルト5と二次転写ローラ7との
対向位置までの距離を中間転写ベルト5が117(mm
/sec)のスピードで移動するのに要する時間に相当
する。この時間は、中間転写ベルト5が感光ドラム1に
対向する位置から二次転写ローラ7に対向する位置まで
の距離は、本実施例においては510(mm)であるの
で、下記式より、 510(mm)÷117(mm/sec) =4.4(sec) ・・・(4) 4.4秒である。
て、1色目の一次転写が開始されるまでの時間は、式
(1)より1.6秒。1色目の一次転写開始から4色目
の一次転写開始までの時間は式(2)より19.2秒。
4色目の一次転写開始から4色トナー像の二次転写開始
までの時間は、中間転写ベルト5と感光ドラム1との対
向位置から、中間転写ベルト5と二次転写ローラ7との
対向位置までの距離を中間転写ベルト5が117(mm
/sec)のスピードで移動するのに要する時間に相当
する。この時間は、中間転写ベルト5が感光ドラム1に
対向する位置から二次転写ローラ7に対向する位置まで
の距離は、本実施例においては510(mm)であるの
で、下記式より、 510(mm)÷117(mm/sec) =4.4(sec) ・・・(4) 4.4秒である。
【0074】又、二次転写開始から定着工程を経て排紙
終了までの時間は、二次転写ローラ7の配設位置から排
紙終了時の記録材Pの先端位置までの距離500mm
を、117(mm/sec)のスピードで移動するのに
要する時間に相当するので、下記式より、 500(mm)÷117(mm/sec)=4.3(sec) ・・・(5) 4.3秒である。
終了までの時間は、二次転写ローラ7の配設位置から排
紙終了時の記録材Pの先端位置までの距離500mm
を、117(mm/sec)のスピードで移動するのに
要する時間に相当するので、下記式より、 500(mm)÷117(mm/sec)=4.3(sec) ・・・(5) 4.3秒である。
【0075】従って、中間転写ベルト5上にトナー像を
保持していない場合の画像形成開始から画像形成終了ま
での時間は、下記式より、 1.6+19.2+4.4+4.3=29.5(se
c) 29.5秒である。つまり、本実施例によれば、再プリ
ント時における待ち時間について、約84%(=(2
4.9/29.5)×100)の時間短縮の効果が得ら
れた。
保持していない場合の画像形成開始から画像形成終了ま
での時間は、下記式より、 1.6+19.2+4.4+4.3=29.5(se
c) 29.5秒である。つまり、本実施例によれば、再プリ
ント時における待ち時間について、約84%(=(2
4.9/29.5)×100)の時間短縮の効果が得ら
れた。
【0076】以上、本実施例によれば、中間転写ベルト
5にトナー像が保持された状態で記録材が正常に二次転
写部N2に搬送されなかった場合に、二次転写ローラ7
に、トナー像転写時とは逆極性の電界を印加すること
で、簡易な構成にて、画質を良好に保ちつつ、再プリン
ト時間の短縮を達成できる。
5にトナー像が保持された状態で記録材が正常に二次転
写部N2に搬送されなかった場合に、二次転写ローラ7
に、トナー像転写時とは逆極性の電界を印加すること
で、簡易な構成にて、画質を良好に保ちつつ、再プリン
ト時間の短縮を達成できる。
【0077】実施例2
次に、本発明の他の実施例について説明する。本実施例
の画像形成装置は、基本的に実施例1の画像形成装置と
同様の構成とされるので、実施例1と同一機能、構成を
有する要素には同一符号を付し、詳しい説明は省略す
る。
の画像形成装置は、基本的に実施例1の画像形成装置と
同様の構成とされるので、実施例1と同一機能、構成を
有する要素には同一符号を付し、詳しい説明は省略す
る。
【0078】本実施例では、中間転写ベルトにトナー像
を保持した状態にて、所定時間内に適当な記録材補給、
装置内で詰まった記録材の除去などの処置が行われたか
を判断する点で実施例1とは異なる。
を保持した状態にて、所定時間内に適当な記録材補給、
装置内で詰まった記録材の除去などの処置が行われたか
を判断する点で実施例1とは異なる。
【0079】図3は、本実施例の装置動作概略を示すフ
ローチャートである。先ず、実施例1と同様、記録材不
足、記録材詰まりなどの理由により記録材Pが二次転写
部N2へ正常に搬送されず、所望の画像形成ができない
と判断した場合(ステップ3)、中間転写ベルト5にト
ナー像を保持する処理が成される(ステップ5)。記録
材Pが正常に二次転写部N2に搬送されている場合二次
転写工程以降の通常の動作を行う(ステップ4)。
ローチャートである。先ず、実施例1と同様、記録材不
足、記録材詰まりなどの理由により記録材Pが二次転写
部N2へ正常に搬送されず、所望の画像形成ができない
と判断した場合(ステップ3)、中間転写ベルト5にト
ナー像を保持する処理が成される(ステップ5)。記録
材Pが正常に二次転写部N2に搬送されている場合二次
転写工程以降の通常の動作を行う(ステップ4)。
【0080】そして、本実施例では、ステップ5にて中
間転写ベルト5上にトナー像を保持する処理がなされた
場合、一定時間内に記録材Pを補給、或いは画像形成装
置内に詰まっていた記録材Pを除去するなどの対策が施
されたかどうかを判断して(ステップ6)、一定時間以
内に上記対策が施された場合には、中間転写ベルト5上
のトナー像を記録材Pに二次転写する動作を再開し(ス
テップ4)、一定時間内に上記対策が施されなかった場
合には、中間転写ベルトクリーニング装置9により、中
間転写ベルト5上に保持されたトナー像を清掃する(ス
テップ7)ことを特徴とする。尚、各ステップ中、感光
ドラム1、中間転写ベルト5、記録材Pへの画像形成動
作、或いは二次転写ベルト5上の二次転写残トナーの除
去動作などは、実施例1と同様であるので、ここでは詳
しい説明は繰り返さない。
間転写ベルト5上にトナー像を保持する処理がなされた
場合、一定時間内に記録材Pを補給、或いは画像形成装
置内に詰まっていた記録材Pを除去するなどの対策が施
されたかどうかを判断して(ステップ6)、一定時間以
内に上記対策が施された場合には、中間転写ベルト5上
のトナー像を記録材Pに二次転写する動作を再開し(ス
テップ4)、一定時間内に上記対策が施されなかった場
合には、中間転写ベルトクリーニング装置9により、中
間転写ベルト5上に保持されたトナー像を清掃する(ス
テップ7)ことを特徴とする。尚、各ステップ中、感光
ドラム1、中間転写ベルト5、記録材Pへの画像形成動
作、或いは二次転写ベルト5上の二次転写残トナーの除
去動作などは、実施例1と同様であるので、ここでは詳
しい説明は繰り返さない。
【0081】つまり、記録材切れ、記録材詰りなどの理
由により所望の画像形成ができなかったために、使用者
が、例えば、他の画像形成装置を用いて所望の画像を出
力するなどした場合、中間転写ベルト5上に保持された
トナー像が不必要となる。もし、不必要なトナー像が中
間転写ベルト5上に担持されたままであると、次の画像
形成動作時に中間転写ベルト5のクリーニング動作を行
わねばならず、画像形成時の待ち時間が長くなるという
デメリットが想定される。本実施例によれば、このデメ
リットを解消し、次の画像形成における待ち時間を長く
しないという利点がある。
由により所望の画像形成ができなかったために、使用者
が、例えば、他の画像形成装置を用いて所望の画像を出
力するなどした場合、中間転写ベルト5上に保持された
トナー像が不必要となる。もし、不必要なトナー像が中
間転写ベルト5上に担持されたままであると、次の画像
形成動作時に中間転写ベルト5のクリーニング動作を行
わねばならず、画像形成時の待ち時間が長くなるという
デメリットが想定される。本実施例によれば、このデメ
リットを解消し、次の画像形成における待ち時間を長く
しないという利点がある。
【0082】このように、本実施例によれば、実施例1
と同様の効果が得られると共に、上記の想定されるデメ
リットを解消し得るという効果がある。
と同様の効果が得られると共に、上記の想定されるデメ
リットを解消し得るという効果がある。
【0083】実施例3
次に、本発明の他の実施例について説明する。本実施例
の画像形成装置は、基本的には、実施例1の画像形成装
置と同様の構成とされ、中間転写ベルト5が感光ドラム
1に対して離接可能である点が異なる。従って、実施例
1と同一機能、構成を有する要素には同一符号を付し、
詳しい説明は省略する。
の画像形成装置は、基本的には、実施例1の画像形成装
置と同様の構成とされ、中間転写ベルト5が感光ドラム
1に対して離接可能である点が異なる。従って、実施例
1と同一機能、構成を有する要素には同一符号を付し、
詳しい説明は省略する。
【0084】本実施例の画像形成装置は、記録材Pが二
次転写部N2に正常に搬送されなかった場合、中間転写
ベルト5上のトナー像を記録材Pへ二次転写せずに中間
転写ベルト5上に保持させて、記録材Pが二次転写部N
2に正常に搬送できるように処理した後、中間転写ベル
ト5上に保持したトナー像を記録材Pへ転写することに
より、再プリントをより速く行う点では実施例1と同様
である。本実施例では、感光ドラム1と中間転写ベルト
5が接離可能であり、中間転写ベルト5上のトナー像を
記録材Pへ二次転写せずに中間転写ベルト5上に保持さ
せるとき、感光ドラム1と中間転写ベルト5を離間させ
た状態で装置本体動作を停止させる点に特徴を有する。
次転写部N2に正常に搬送されなかった場合、中間転写
ベルト5上のトナー像を記録材Pへ二次転写せずに中間
転写ベルト5上に保持させて、記録材Pが二次転写部N
2に正常に搬送できるように処理した後、中間転写ベル
ト5上に保持したトナー像を記録材Pへ転写することに
より、再プリントをより速く行う点では実施例1と同様
である。本実施例では、感光ドラム1と中間転写ベルト
5が接離可能であり、中間転写ベルト5上のトナー像を
記録材Pへ二次転写せずに中間転写ベルト5上に保持さ
せるとき、感光ドラム1と中間転写ベルト5を離間させ
た状態で装置本体動作を停止させる点に特徴を有する。
【0085】つまり、装置本体動作が停止状態の時に感
光ドラム1と中間転写ベルト5の画像領域が当接してい
ると、中間転写ベルト5上に保持されたトナーのうち、
感光ドラム1へ転移するトナーがみられる場合がある。
この場合、中間転写ベルト5上に保持されたトナー像が
乱れるため、再プリント時に良好な画像が得られない。
本実施例によれば、この問題を予防、回避することがで
きる。
光ドラム1と中間転写ベルト5の画像領域が当接してい
ると、中間転写ベルト5上に保持されたトナーのうち、
感光ドラム1へ転移するトナーがみられる場合がある。
この場合、中間転写ベルト5上に保持されたトナー像が
乱れるため、再プリント時に良好な画像が得られない。
本実施例によれば、この問題を予防、回避することがで
きる。
【0086】又、この想定される問題に対する上記実施
例1における対策、つまり、中間転写ベルト5上のトナ
ー像を記録材Pへ二次転写せずに中間転写ベルト5上に
保持させた状態で装置本体動作を停止させるときに、中
間転写ベルト5上の非画像領域に感光ドラム1を当接さ
せた状態で装置本体動作を停止させる対策と比較して、
本実施例の構成においては、次の利点がある。
例1における対策、つまり、中間転写ベルト5上のトナ
ー像を記録材Pへ二次転写せずに中間転写ベルト5上に
保持させた状態で装置本体動作を停止させるときに、中
間転写ベルト5上の非画像領域に感光ドラム1を当接さ
せた状態で装置本体動作を停止させる対策と比較して、
本実施例の構成においては、次の利点がある。
【0087】つまり、中間転写ベルト5上のトナー像を
記録材Pへ二次転写せずに中間転写ベルト5上に保持さ
せた状態で、感光ドラム1を中間転写ベルト5から離間
させているので、中間転写ベルト5上のトナー像が二次
転写ローラ7に対向する位置に存在しない限り、任意の
位置で装置本体動作を停止することが可能である。これ
により、中間転写ベルト5の長さや感光ドラム1の位置
などの制約条件が少なくなる点で有利である。
記録材Pへ二次転写せずに中間転写ベルト5上に保持さ
せた状態で、感光ドラム1を中間転写ベルト5から離間
させているので、中間転写ベルト5上のトナー像が二次
転写ローラ7に対向する位置に存在しない限り、任意の
位置で装置本体動作を停止することが可能である。これ
により、中間転写ベルト5の長さや感光ドラム1の位置
などの制約条件が少なくなる点で有利である。
【0088】例えば、A3サイズのトナー像を中間転写
ベルト5上に保持する場合において、中間転写ベルト5
上の非画像領域に感光ドラム1を当接させようとする
と、中間転写ベルト5の移動方向について、中間転写ベ
ルト5上で感光ドラム1に対向する位置の下流側、且
つ、二次転写ローラ7に対向する位置の上流側の領域、
或いは二次転写ローラ7に対向する位置の下流側、且
つ、感光ドラム1に対向する位置の上流側の領域がA3
サイズのトナー像を保持できるだけの領域が必要にな
る。
ベルト5上に保持する場合において、中間転写ベルト5
上の非画像領域に感光ドラム1を当接させようとする
と、中間転写ベルト5の移動方向について、中間転写ベ
ルト5上で感光ドラム1に対向する位置の下流側、且
つ、二次転写ローラ7に対向する位置の上流側の領域、
或いは二次転写ローラ7に対向する位置の下流側、且
つ、感光ドラム1に対向する位置の上流側の領域がA3
サイズのトナー像を保持できるだけの領域が必要にな
る。
【0089】これに対して、本実施例においては、中間
転写ベルト5の全域から二次転写ニップ部N2の領域を
差し引いた分の領域がA3サイズ以上の領域を有してい
ればよい。図4に感光ドラム1を中間転写ベルト5から
離間させた状態でA3サイズのトナー像T’を保持させ
た場合の様子を示した。尚、例示の目的で、図4におい
て、中間転写ベルト5のサイズは図2(a)、図2
(b)のものと比べて小さくした。
転写ベルト5の全域から二次転写ニップ部N2の領域を
差し引いた分の領域がA3サイズ以上の領域を有してい
ればよい。図4に感光ドラム1を中間転写ベルト5から
離間させた状態でA3サイズのトナー像T’を保持させ
た場合の様子を示した。尚、例示の目的で、図4におい
て、中間転写ベルト5のサイズは図2(a)、図2
(b)のものと比べて小さくした。
【0090】当然、本実施例の構成においても、中間転
写ベルト5上のトナー像の非画像領域を感光ドラム1に
対向させておいてよい。
写ベルト5上のトナー像の非画像領域を感光ドラム1に
対向させておいてよい。
【0091】尚、本実施例では、中間転写ベルト5上の
トナー像を記録材Pに二次転写せずに中間転写ベルト5
上に保持させたトナー像を、その後記録材Pに二次転写
するとき、中間転写ベルト5と感光ドラム1とは離間し
た状態を維持する。
トナー像を記録材Pに二次転写せずに中間転写ベルト5
上に保持させたトナー像を、その後記録材Pに二次転写
するとき、中間転写ベルト5と感光ドラム1とは離間し
た状態を維持する。
【0092】実施例4
次に、本発明の更に他の実施例を説明する。本実施例の
画像形成装置は、実施例3のものと同様に、中間転写ベ
ルト5が感光ドラム1に対して離接可能とされている。
画像形成装置の基本的構成、動作は実施例1と同様であ
るので、同一機能、構成を有する要素には同一符号を付
し、本実施例に特徴的な部分のみ説明する。
画像形成装置は、実施例3のものと同様に、中間転写ベ
ルト5が感光ドラム1に対して離接可能とされている。
画像形成装置の基本的構成、動作は実施例1と同様であ
るので、同一機能、構成を有する要素には同一符号を付
し、本実施例に特徴的な部分のみ説明する。
【0093】実施例1では、中間転写ベルト5上のトナ
ー像を記録材Pに二次転写せずに中間転写ベルト5上に
保持させた状態から、この中間転写ベルト5上のトナー
像を記録材Pに二次転写する動作を再開する際に、感光
ドラム1上にはトナー像を担持させておらず、且つ、感
光ドラム1をトナーと同極性、つまり、トナー極性がマ
イナスの場合にはマイナス極性の電位を保たせた。これ
により、中間転写ベルト5上に保持されたトナー像を、
二次転写のため中間転写ベルト5上の感光ドラムに接す
る位置を通過する際に、感光ドラム1へ転写させない
で、そのまま中間転写ベルト5上に保持させた。
ー像を記録材Pに二次転写せずに中間転写ベルト5上に
保持させた状態から、この中間転写ベルト5上のトナー
像を記録材Pに二次転写する動作を再開する際に、感光
ドラム1上にはトナー像を担持させておらず、且つ、感
光ドラム1をトナーと同極性、つまり、トナー極性がマ
イナスの場合にはマイナス極性の電位を保たせた。これ
により、中間転写ベルト5上に保持されたトナー像を、
二次転写のため中間転写ベルト5上の感光ドラムに接す
る位置を通過する際に、感光ドラム1へ転写させない
で、そのまま中間転写ベルト5上に保持させた。
【0094】これに対して、感光ドラム1と中間転写ベ
ルト5が接離可能である場合には、上記同様の目的を達
成する他の方法を提供することができる。つまり、本実
施例においては、中間転写ベルト5上のトナー像を記録
材Pに二次転写せずに中間転写ベルト5上に保持させた
状態から、この中間転写ベルト5上のトナー像を記録材
Pに二次転写する動作を再開する際に、感光ドラム1と
中間転写ベルト5を離間させることを特徴とする。
ルト5が接離可能である場合には、上記同様の目的を達
成する他の方法を提供することができる。つまり、本実
施例においては、中間転写ベルト5上のトナー像を記録
材Pに二次転写せずに中間転写ベルト5上に保持させた
状態から、この中間転写ベルト5上のトナー像を記録材
Pに二次転写する動作を再開する際に、感光ドラム1と
中間転写ベルト5を離間させることを特徴とする。
【0095】これにより、中間転写ベルト5上のトナー
像が感光ドラム1と対向する位置を通過するときに、中
間転写ベルト5上のトナー像が乱されることなく、記録
材Pへの二次転写に備えることができる。
像が感光ドラム1と対向する位置を通過するときに、中
間転写ベルト5上のトナー像が乱されることなく、記録
材Pへの二次転写に備えることができる。
【0096】以上、具体的実施例を参照して本発明を説
明したが、本発明は上記各実施例において用いた画像形
成装置の各要素の正確な構成、配置、寸法、材料などに
限定されるものではないことを理解されたい。
明したが、本発明は上記各実施例において用いた画像形
成装置の各要素の正確な構成、配置、寸法、材料などに
限定されるものではないことを理解されたい。
【0097】尚、実施例1〜4においては、現像時のト
ナーの極性がマイナス(負帯電性トナー)の場合につい
て説明したが、本発明はこれがプラス(正帯電性トナ
ー)の場合においても適用できるのは言うまでもない。
ナーの極性がマイナス(負帯電性トナー)の場合につい
て説明したが、本発明はこれがプラス(正帯電性トナ
ー)の場合においても適用できるのは言うまでもない。
【0098】又、第2の像担持体である中間転写体とし
て、中間転写ベルトを使用するものとして説明したが、
これに代えて、例えば枠体にシートを張設してドラム状
とした中間転写ドラムを使用することも可能である。斯
かるドラム形状の中間転写体は、当業者には周知である
のでこれ以上の詳しい説明は省略する。
て、中間転写ベルトを使用するものとして説明したが、
これに代えて、例えば枠体にシートを張設してドラム状
とした中間転写ドラムを使用することも可能である。斯
かるドラム形状の中間転写体は、当業者には周知である
のでこれ以上の詳しい説明は省略する。
【0099】又、上記各実施例では、二次転写手段とし
て二次転写ローラを使用しているが、中間転写体と接触
配置されたベルト状の転写部材である二次転写ベルトな
ど、接触型の二次転写手段であれば適用可能である。
て二次転写ローラを使用しているが、中間転写体と接触
配置されたベルト状の転写部材である二次転写ベルトな
ど、接触型の二次転写手段であれば適用可能である。
【0100】当然、実施例3及び4の画像形成装置にお
いて、実施例2にて説明した判断制御を加えても良く、
それぞれの実施例にて説明した効果に加えて、更に実施
例2にて説明した効果を得ることができる。
いて、実施例2にて説明した判断制御を加えても良く、
それぞれの実施例にて説明した効果に加えて、更に実施
例2にて説明した効果を得ることができる。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転写手段が中間転写体に対向して接触配置され、中間転
写体上のトナー像を記録材に二次転写する際に、転写手
段にバイアスを印加する画像形成装置は、中間転写体上
に一次転写されたトナー像が、転写手段と中間転写体と
が対向する位置において中間転写体上に保持された状態
で、且つ、記録材が転写手段と中間転写体が対向する位
置に搬送されていない場合、転写手段に印加するバイア
スを、中間転写体上のトナー像を記録材に二次転写する
際に印加するバイアスに対して逆極性にする構成とされ
るので、コストを抑えた簡単な機構で、記録材不足、記
録材詰まりなどの理由により記録材が二次転写部へ正常
に搬送されなかった場合に、画質を良好に保ちつつ再プ
リントをより速く行うことができる。
転写手段が中間転写体に対向して接触配置され、中間転
写体上のトナー像を記録材に二次転写する際に、転写手
段にバイアスを印加する画像形成装置は、中間転写体上
に一次転写されたトナー像が、転写手段と中間転写体と
が対向する位置において中間転写体上に保持された状態
で、且つ、記録材が転写手段と中間転写体が対向する位
置に搬送されていない場合、転写手段に印加するバイア
スを、中間転写体上のトナー像を記録材に二次転写する
際に印加するバイアスに対して逆極性にする構成とされ
るので、コストを抑えた簡単な機構で、記録材不足、記
録材詰まりなどの理由により記録材が二次転写部へ正常
に搬送されなかった場合に、画質を良好に保ちつつ再プ
リントをより速く行うことができる。
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施例の概略構
成を示す模式的断面図である。
成を示す模式的断面図である。
【図2】図1の画像形成装置において、中間転写ベルト
に(a)A4サイズの画像3枚分、(b)A4画像1枚
分のトナー像を保持した状態を示す中間転写ベルト周辺
の模式的断面図である。
に(a)A4サイズの画像3枚分、(b)A4画像1枚
分のトナー像を保持した状態を示す中間転写ベルト周辺
の模式的断面図である。
【図3】本発明に係る画像形成装置の他の実施態様にお
ける装置動作の概略を説明するためのフローチャート図
である。
ける装置動作の概略を説明するためのフローチャート図
である。
【図4】本発明に係る画像形成装置の更に他の実施例に
おいて、中間転写ベルトにA3サイズの画像1枚分のト
ナー像を保持した状態を示す中間転写ベルト周辺の模式
的断面図である。
おいて、中間転写ベルトにA3サイズの画像1枚分のト
ナー像を保持した状態を示す中間転写ベルト周辺の模式
的断面図である。
【図5】従来の中間転写方式の画像形成装置の一例の概
略構成を示す模式的断面図である。
略構成を示す模式的断面図である。
1 感光ドラム(像担持体)
2 帯電ローラ
3 露光装置
4 現像装置
5 中間転写ベルト(中間転写体)
6 一次転写ローラ
7 二次転写ローラ
8 感光ドラムクリーニング装置
9 中間転写ベルトクリーニング装置
10 定着装置
11 記録材供給装置
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 2H027 DC04 DE07 DE09 EA03 ED17
ED24 ED28 EE07 EF10 EK00
EK04 EK10 EK14 EK15
2H030 AD17 BB42 BB54 BB56
2H200 FA08 GA10 GA14 GA16 GA17
GA18 GA23 GA34 GA44 GA47
GA50 GB41 HA02 HB12 HB22
JA02 JA29 JB10 JC03 JC07
JC12 JC15 KA01 KA12 LA24
LB02 LB13 MA03 MA04 PA03
PA20 PA23 PA28 PB12 PB36
Claims (6)
- 【請求項1】 表面にトナー像が形成される像担持体
と、該像担持体上のトナー像が一次転写される中間転写
体と、該中間転写体上のトナー像を記録材に二次転写す
る転写手段とを備え、前記転写手段が前記中間転写体に
対向して接触配置され、中間転写体上のトナー像を記録
材に二次転写する際に、前記転写手段にバイアスを印加
する画像形成装置において、前記中間転写体上に一次転
写されたトナー像が、前記転写手段と前記中間転写体と
が対向する位置において中間転写体上に保持された状態
で、且つ、記録材が前記転写手段と前記中間転写体とが
対向する位置に搬送されていない場合、前記転写手段に
印加するバイアスを、前記中間転写体上のトナー像を記
録材に二次転写する際に印加するバイアスに対して逆極
性にすることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記転写手段に印加するバイアスを、前
記中間転写体上のトナー像を前記転写材に二次転写する
際に印加するバイアスに対して逆極性にすることによ
り、前記中間転写体上のトナー像を記録材に二次転写せ
ずに前記中間転写体上に保持させた状態において、一定
時間内に記録材が前記転写手段と前記中間転写体とが対
向する位置へ正常に搬送されるようになった場合、前記
中間転写体上に保持されたトナー像を記録材に二次転写
する動作を再開することを特徴とする請求項1の画像形
成装置。 - 【請求項3】 前記中間転写体上のトナー像を記録材に
二次転写せずに前記中間転写体上に保持させた状態にお
いて、前記像担持体を前記中間転写体の非画像域に対向
している時に装置本体動作を停止させることを特徴とす
る請求項1又は2の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記像担持体と前記中間転写体は接離可
能であり、前記中間転写体上のトナー像を記録材に二次
転写せずに前記中間転写体上に保持させた状態におい
て、前記像担持体と前記中間転写体とを離間させた状態
で装置本体動作を停止させることを特徴とする請求項1
〜3のいずれかの項に記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記像担持体と前記中間転写体とは接離
可能であり、前記中間転写体上のトナー像を記録材に二
次転写せずに前記中間転写体上に保持させた状態から、
前記中間転写体上に保持されたトナー像を記録材に二次
転写する動作を再開する際に、前記像担持体と前記中間
転写体とを離間させておくことを特徴とする請求項1〜
4のいずれかの項に記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記中間転写体上のトナー像を記録材に
二次転写せずに前記中間転写体上に保持させる際に、前
記像担持体に次画像を形成させず、且つ、前記像担持体
表面を前記中間転写体上のトナーの電荷と同極性にする
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかの項に記載の
画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001372072A JP2003173120A (ja) | 2001-12-05 | 2001-12-05 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001372072A JP2003173120A (ja) | 2001-12-05 | 2001-12-05 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003173120A true JP2003173120A (ja) | 2003-06-20 |
Family
ID=19181019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001372072A Pending JP2003173120A (ja) | 2001-12-05 | 2001-12-05 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003173120A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006030365A (ja) * | 2004-07-13 | 2006-02-02 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2011133581A (ja) * | 2009-12-22 | 2011-07-07 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2011227190A (ja) * | 2010-04-16 | 2011-11-10 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2015141292A (ja) * | 2014-01-28 | 2015-08-03 | 株式会社沖データ | 画像形成装置 |
JP2019012246A (ja) * | 2017-07-03 | 2019-01-24 | 株式会社沖データ | 画像形成装置 |
-
2001
- 2001-12-05 JP JP2001372072A patent/JP2003173120A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006030365A (ja) * | 2004-07-13 | 2006-02-02 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP4627641B2 (ja) * | 2004-07-13 | 2011-02-09 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP2011133581A (ja) * | 2009-12-22 | 2011-07-07 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2011227190A (ja) * | 2010-04-16 | 2011-11-10 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2015141292A (ja) * | 2014-01-28 | 2015-08-03 | 株式会社沖データ | 画像形成装置 |
JP2019012246A (ja) * | 2017-07-03 | 2019-01-24 | 株式会社沖データ | 画像形成装置 |
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