JP2001282015A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001282015A
JP2001282015A JP2000098695A JP2000098695A JP2001282015A JP 2001282015 A JP2001282015 A JP 2001282015A JP 2000098695 A JP2000098695 A JP 2000098695A JP 2000098695 A JP2000098695 A JP 2000098695A JP 2001282015 A JP2001282015 A JP 2001282015A
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Hideaki Takada
英明 高田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成開始時及び画像形成終了時に、感光
ドラムと転写ベルトとが相対速度差を持った状態で相互
に当接され摺擦されることに起因する傷等によって発生
する画像不良を防止する。 【解決手段】 転写ベルト駆動モータ27の回転によ
り、駆動ローラ27を回転させて、転写ベルト21を矢
印A方向に移動させる。画像形成開始時には、各感光ド
ラム1a、1b、1c、1d表面と、転写ベルト21表
面との相対速度差がなくなった後に、転写ブレード4
a、4b、4c、4dにより、転写ベルト21を感光ド
ラム1a、1b、1c、1dに押圧する。転写ベルト2
1と感光ドラム1a、1b、1c、1dとの当接時に相
対速度差がないので、両者が摺擦されて傷付くことを防
止することができる。画像形成終了時には、両者の相対
速度差がなくなってから両者を離間させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ等の画像形成装置にお
いては、給紙カセットや給紙デッキ等に積載された紙等
の記録材を、画像形成装置本体内に1枚ずつ給送し、所
定の画像形成プロセスによってトナー像が形成されるタ
イミングに合わせてこの記録材を搬送して記録材上に所
望の画像を得るものである。
【0003】記録材の所定の位置に画像が形成されるよ
うに画像形成プロセスのタイミングに合わせて記録材を
給送する方法としては一般に一対のレジストローラが広
く用いられている。このレジストローラは、給紙カセッ
トや給紙デッキや給紙トレイ等から記録材を1枚ずつ給
紙する給紙部の下流側に置かれており、一対のローラが
ニップ部を形成している。
【0004】給紙部から記録材が搬送されると、レジス
トローラ対のニップ部に案内搬送され、記録材先端がニ
ップ部に突き当たる。このとき、レジストローラは停止
しており、記録材の先端縁がレジストローラのニップ部
にくわえ込まれた状態で保持され、所定のタイミングに
なるまで待機する。その後、画像形成プロセスにより、
トナー像が形成されるタイミングに合わせて、レジスト
ローラを駆動すると、記録材はトナー像と同期して搬送
され、記録材上の所望の位置にトナー像が転写される。
電子写真方式の画像形成装置の場合、その後、記録材上
の未定着トナー像は、記録材の転写部搬送手段の下流に
位置する定着装置によって、定着され、画像形成装置本
体の外部に排出される。
【0005】記録材の転写部搬送手段である転写ベルト
に静電吸着された記録材は、イエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラックの4色に対応した像担持体である4個の感
光ドラムの転写部に搬送され、転写ベルトを挟んで感光
ドラムとそれぞれ対向する4個の転写手段により、感光
ドラム上に形成されたトナー像が転写される。
【0006】4個の像担持体である感光ドラムはそれぞ
れ独立した駆動源である感光ドラム駆動モータで、色ズ
レ、色むら等が発生しないよう高精度な駆動が行われ
る。
【0007】また、転写部搬送手段である転写ベルトも
同様に独立した駆動源である転写ベルト駆動モータで高
精度に駆動される。
【0008】転写手段としては、転写ブレードが使用さ
れ、この転写ブレードは、転写ベルト上の記録材を感光
ドラムに圧接するとともに、感光ドラム上に現像された
トナー像を記録材に転写するためにトナーと逆極性の電
圧が印加される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例において、以下に述べるような問題があった。
【0010】画像形成開始時において、感光ドラム駆動
モータと転写ベルト駆動モータとをそれぞれ駆動して、
同一速度になった後にレジストローラから記録材を転写
ベルト上に搬送し、感光ドラムと転写ブレードで形成さ
れる転写部を順次通過させていく。
【0011】この記録開始時に転写部において、感光ド
ラム表面と転写ベルトとが同一速度になるまでの間は、
4個の感光ドラム駆動モータと転写ベルト駆動モータは
それぞれ独立して駆動されるため、同一の立上げカーブ
で定常速度になるように制御しても、感光ドラムや転写
ベルトの慣性モーメント、負荷等が微妙に異なるために
同一の立上げカーブを描くことができない。
【0012】このために、転写ブレードで圧接されてい
る転写ベルトと感光ドラム表面とは相対的に異なった速
度でそれぞれが立上がるため、感光ドラム表面と転写ベ
ルト表面とが相互に擦れ合って傷付いてしまうことがあ
る、という問題である。
【0013】また、画像形成終了時に感光ドラム及び転
写ベルトが停止する場合も同様の問題が発生する。
【0014】感光ドラム表面は、OPC(有機感光体)
等の比較的柔らかい材質でできている場合には特に傷つ
きやすく、傷が付くとそれが感光ドラム上に形成される
トナー像に直接影響を与えるため、形成された画像に傷
跡が付くなどの画像乱れが発生する。
【0015】本発明は、上述事情に鑑みてなされたもの
であり、画像形成開始時や終了時に、像担持体(例えば
感光ドラム)と転写部搬送手段(例えば転写ベルト)と
が摺擦されて傷付くことに起因する画像不良を防止する
ようにした画像形成装置を提供することを目的とするも
のである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの請求項1に係る本発明は、画像形成装置において、
トナー像が形成される移動可能な表面を有する像担持体
と、前記像担持体表面に対して接離可能なベルト表面を
有し、前記像担持体上のトナー像が転写される記録材を
前記ベルト表面にて担持し搬送するベルト状搬送手段
と、前記ベルト状搬送手段の裏面側における前記像担持
体に対応する位置に配設された転写手段と、前記転写手
段を移動させて前記ベルト状搬送手段の前記ベルト表面
を前記像担持体表面に接離させる接離手段と、を備え、
前記接離手段は、前記像担持体表面と前記ベルト表面と
の相対速度差がない状態で、前記転写手段を介して前記
ベルト表面を前記像担持体表面に押圧する、ことを特徴
とする。
【0017】請求項2に係る本発明は、請求項1の画像
形成装置において、前記接離手段は、画像形成開始時に
前記像担持体表面と前記ベルト表面との相対速度差がな
くなった後に、前記転写手段を介して前記ベルト表面を
前記像担持体表面に押圧する、ことを特徴とする。
【0018】請求項3に係る本発明は、請求項1の画像
形成装置において、前記接離手段は、画像形成終了時に
前記像担持体表面と前記ベルト表面との相対速度差がな
くなった後に、前記転写手段を介して前記像担持体表面
から前記ベルト表面を離間させる、ことを特徴とする。
【0019】請求項4に係る本発明は、請求項1、2、
又は3の画像形成装置において、複数の前記像担持体
と、複数の前記像担持体のそれぞれに対応する位置に配
設された複数の前記転写手段とを備え、前記接離手段
が、複数の前記転写手段ごとに設けられている、ことを
特徴とする。
【0020】請求項5に係る本発明は、請求項1、2、
又は3の画像形成装置において、複数の前記像担持体
と、複数の前記像担持体のそれぞれに対応する複数の前
記転写手段及び前記ベルト状搬送手段を支持する移動可
能な支持部材とを備え、前記接離手段は、前記支持部材
を移動させることで、複数の前記転写手段を介して前記
ベルト状搬送手段を複数の前記像担持体に押圧し、また
前記ベルト状部材を複数の前記像担持体から離間させ
る、ことを特徴とする。
【0021】請求項6にかかる本発明は、請求項1、
2、3、4、又は5の画像形成装置において、前記像担
持体表面及び前記ベルト表面の移動速度を検出する速度
検出手段を設け、前記速度検出手段の出力に基づいて、
前記像担持体表面と前記ベルト表面との接離動作を行
う、ことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。
【0023】〈実施の形態1〉図1に、本発明に係る画
像形成装置の一例を示す。同図は、画像形成装置の概略
構成を示す縦断面図である。
【0024】同図に示す画像形成装置は、マゼタン、シ
アン、イエロー、ブラックの各色のトナー像を形成す
る、平行に配置された4個の像担持体であるドラム型の
電子写真感光体(以下「感光ドラム」という。)1a、
1b、1c、1dと、これら感光ドラム1a〜1dの下
方に、これらを縦断するように配設された転写ベルト
(転写部搬送手段)21を備えている。感光ドラム駆動
モータとしての超音波モータ(不図示)により駆動され
る感光ドラム1a、1b、1c、1dの周囲には、それ
ぞれ一次帯電器2a、2b、2c、2d、現像器3a、
3b、3c、3d、転写帯電器4a、4b、4c、4d
が配置され、また感光ドラム1a〜1dの上方にはLE
D等で構成される露光装置6a、6b、6c、6dが配
置されている。
【0025】感光ドラム1a、1b、1c、1dをそれ
ぞれの帯電器2a、2b、2c、2dにより帯電し、色
分解したイエロー、マゼタン、シアン、ブラックの各色
の光像を露光装置6a、6b、6c、6dにより露光し
て、感光ドラム1a、1b、1c、1dにイエロー、マ
ゼタン、シアン、ブラックの静電潜像を形成し、それぞ
れの静電潜像を現像器3a、3b、3c、3dにより現
像して、感光ドラム1a、1b、1c、1d上にイエロ
ー、マゼタン、シアン、ブラックのトナー像を順次、形
成する。
【0026】紙等の記録材Sは、カセット7a、7bに
収納されている。カセット7a、7bは図1中の手前方
向に引き出し可能な構成であり、例えば、記録材Sの補
給や、カセット内ジャム時のジャム処理等も、カセット
7a、7bを画像形成装本体手前側に引き出すことによ
り可能な構成となっている。
【0027】記録材Sは、カセット7a又はカセット7
bからピックアップローラ8a、8bにより1枚ずつ送
り出され、上搬送ローラ9を経て、レジストローラ10
でタイミングを合わされた後、ベルト搬送部20に設け
られた転写ベルト21上に供給され、その表面に静電吸
着されて矢印A方向に搬送される。転写ベルト21に吸
着された記録材Sは、転写ベルト21の回動により各感
光ドラム1a、1b、1c、1dと対向した転写部に順
次搬送され、感光ドラム1a、1b、1c、1d上の各
色のトナー像が、各転写部に配置されてトナーと逆極性
の電圧が印加された転写ブレード4a、4b、4c、4
dの作用により順次転写されて重ね合わされる。これに
より、記録材S上に、イエロー、マゼタン、シアン、ブ
ラックの4色のトナー像を重ね合わせたカラー画像が得
られる。
【0028】4色のトナー像が転写された記録材Sは、
転写ベルト21から搬送方向先端において分離された
後、定着器11に搬送されて、ここで加熱・加圧され、
これにより各色のトナーが溶融混色されて表面に定着さ
れる。こうして形成されたフルカラーのプリント画像
は、定着器11の下流に設けられた排紙搬送手段63に
よって画像形成装置本体外部に排出される。転写ベルト
21の下流に配置された定着器11及び定着器11下流
の排紙搬送手段63は駆動モータ(不図示)で独立に駆
動されている。
【0029】ベルト搬送部20は、記録材Sを搬送する
転写ベルト21を転写ベルト駆動モータ(例えば、パル
スモータ)27で駆動される転写ベルト駆動ローラ22
及び複数の支持ローラ23、24、25に対し懸回して
構成したものである。
【0030】転写ベルトクリーナ28は、転写ベルト2
1上に付着したトナーを除去するものであり、必要に応
じて接離機構(不図示)により、転写ベルト21に対し
て接離しクリーナ用のブラシが回転して転写ベルト21
上のトナーを掻き取るように構成されている。
【0031】上述構成の画像形成装置は、画像形成動作
が開始されて、給紙の動作が始まると、まず給紙ローラ
8a又は給紙ローラ8bが駆動され、カセット7a、7
bに収納されている記録材Sを給紙する。このとき、転
写ベルト駆動モータ27が回転し駆動ローラ22の回転
が始まる。このとき、感光ドラム駆動モータ(不図示)
が駆動され感光ドラム1a〜1dの駆動が開始される。
【0032】給紙された記録材Sは、上搬送ローラ9を
経て、レジストローラ対10のニップ部に先端が突き当
たりループを形成して先端全域をニップ部に押し付けた
状態で停止する。
【0033】転写ブレード4a〜4dが加圧されていな
い状態では転写ベルト21は感光ドラム1a〜1dから
わずかに離れた位置にあり、それぞれが異なる速度で駆
動されても相互に接触していないため、傷付くことは無
い。駆動の立上げが終わりそれぞれが所定の速度になり
相対速度差が略無くなった後に、転写ブレード4a〜4
dを順次加圧して転写ベルト21を感光ドラム1a〜1
dに当接させる。また、画像形成終了時には、転写ベル
ト21、感光ドラム1a〜1dの駆動が行われた状態の
まま、まず転写ブレード4a〜4dを順次に転写ベルト
21から離間し、転写ベルト21が感光ドラム1a〜1
dに対して押圧された状態から解除された後に、それぞ
れ停止動作に入り減速を行う。このため、転写ブレード
4a〜4dにより転写ベルト21が感光ドラム1a〜1
dに押圧されている状態では常に相対速度差が略無い状
態のため、転写ベルト21と感光ドラム1a〜1dとが
摺擦されることなく、したがってともに傷付くことなく
画像形成動作を行うことができる。
【0034】転写ブレード4a〜4dの転写ベルト21
に対する当接・離間には、図2にしめすように、信号を
入力することにより制御棒42aの出し入れを行うこと
のできる自己保持型ソレノイド42(以下「ラッチング
ソレノイド」という。)が用いられ、当接時にはバネの
付勢により当接されてる転写ブレード4a〜4dを、ラ
ッチングソレノイド42の力で離間させる。本実施の形
態では、ラッチングソレノイド42とカム43とホルダ
ー41とによって接離手段を構成する。制御棒42aが
矢印D方向に動作すると、軸43aを中心にカム43が
矢印E方向に回転し、転写ブレード4aのホルダー41
のカム当接部41bを押し上げることで、軸41aを中
心に転写ブレード4aを矢印F方向に押し下げて、転写
ベルト21から離間させる。また、当接させるときは、
この逆の動作を行う。ラッチングソレノイド42を用い
ることにより、転写ブレード4aの当接時及び離間時に
おいて電流を常時流し続ける必要がなくなり、動作時に
おいて、不要な電力を使わなくてすむ。なお、他の転写
ブレード4b〜4dも同様の構成により、当接・離間を
行う。
【0035】本実施の形態では、感光ドラム駆動モータ
及び転写ベルト駆動モータ27をパルスモータとして、
駆動を行っているが、DCモータ等を用いて、このモー
タ、又は感光ドラム1a〜1d又は転写ベルト21に回
転数(速度)を検知する検知手段を設け、その信号によ
り相対速度差が無くなったことを判断して転写ブレード
4a〜4dの加圧を行うようにしてもよい。
【0036】〈実施の形態2〉図3、図4に、実施の形
態2を示す。これらの図は、ベルト搬送部の要部断面図
である。なお、本実施の形態における画像形成装置全体
の構成は、前述の実施の形態1とほぼ同様であり、同一
部分は同一符号を付して適宜説明を省略する。
【0037】本実施の形態では、転写ベルト21は、支
持部材としての転写ベルト支持枠(保持枠)29に設け
られている転写ベルト駆動ローラ22、及び複数の支持
ローラ23、24、25に対して懸回されたもので、転
写ベルト駆動ローラ22を中心として揺動可能となって
いる。転写ベルト支持枠29に設けられた転写ブレード
4a〜4bは感光ドラム1a〜1dに対して単独で解除
されることはなく常時当接する方向に付勢した状態で備
えられている。
【0038】駆動源(不図示)により駆動されるカム
(接離手段)30により転写ベルト支持枠29とそれに
設けられた支持ローラ23から25を転写ベルト駆動ロ
ーラ22を中心として揺動移動することで感光ドラム1
a〜1bに対して転写ベルト21を接離させることがで
きる。
【0039】画像形成開始時には、転写ベルト支持枠2
9は図3で示す状態であり、この状態で転写ベルト駆動
モータ27(図1参照)と感光ドラム駆動モータ(不図
示)が駆動を始める。両モータが所定の回転速度になり
相対速度差が略無くなった状態になった時点で接離手段
であるカム30を駆動し、転写ベルト支持枠29を図4
に示す位置に押し上げて、転写ベルト21を感光ドラム
1a〜1bに押圧した状態とする。また、画像形成終了
時は同様に、転写ベルト駆動モータ27と感光ドラム駆
動モータが定常速度から減速を始める前に、接離手段で
あるカム30を駆動し、図3の状態に戻し、その後、両
モータの減速動作にはいる。
【0040】本実施の形態においても、接離手段である
カム30により転写ベルト支持枠29とそれに設けられ
た支持ローラ23〜25を移動させ、転写ベルト21が
感光ドラム1a〜1dに押圧されている状態では常に相
対速度差が略無い状態とすることができ、転写ベルト2
1、感光ドラム1a〜1dともに傷付くことなく画像形
成動作を行うことができる。
【0041】前述の実施の形態1及び上述の実施の形態
2においては、転写手段として転写ブレード4a〜4d
を使用して例を説明したが、これに代えて転写ローラを
用いこともでき、この場合もほぼ同様の効果をあげるこ
とができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
画像形成開始時及び画像形成終了時に、像担持体とベル
ト状搬送手段とが相対速度差を持った状態で相互に当接
されることがないので、相互の摺擦に起因する傷等によ
り発生する画像不良を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の画像形成装置の概略構成を示す
縦断面図。
【図2】実施の形態1における転写ブレードの接離手段
を示す要部斜視図。
【図3】実施の形態2において、転写ベルトを感光ドラ
ムから離間させた状態を示す図。
【図4】実施の形態2において、転写ベルトを感光ドラ
ムに当接させた状態を示す図。
【符号の説明】
1a、1b、1c、1d像担持体(感光ドラム) 4a、4b、4c、4d転写手段(転写ブレード) 21 ベルト状搬送手段(転写ベルト) 29 支持部材(転写ベルト支持枠、保持枠) 30 接離手段(カム) 42 接離手段(ラッチングソレノイド) 43 接離手段(カム) S 記録材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像が形成される移動可能な表面を
    有する像担持体と、 前記像担持体表面に対して接離可能なベルト表面を有
    し、前記像担持体上のトナー像が転写される記録材を前
    記ベルト表面にて担持し搬送するベルト状搬送手段と、 前記ベルト状搬送手段の裏面側における前記像担持体に
    対応する位置に配設された転写手段と、 前記転写手段を移動させて前記ベルト状搬送手段の前記
    ベルト表面を前記像担持体表面に接離させる接離手段
    と、を備え、 前記接離手段は、前記像担持体表面と前記ベルト表面と
    の相対速度差がない状態で、前記転写手段を介して前記
    ベルト表面を前記像担持体表面に押圧する、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記接離手段は、画像形成開始時に前記
    像担持体表面と前記ベルト表面との相対速度差がなくな
    った後に、前記転写手段を介して前記ベルト表面を前記
    像担持体表面に押圧する、 ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記接離手段は、画像形成終了時に前記
    像担持体表面と前記ベルト表面との相対速度差がなくな
    った後に、前記転写手段を介して前記像担持体表面から
    前記ベルト表面を離間させる、 ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 複数の前記像担持体と、 複数の前記像担持体のそれぞれに対応する位置に配設さ
    れた複数の前記転写手段とを備え、 前記接離手段が、複数の前記転写手段ごとに設けられて
    いる、 ことを特徴とする請求項1、2、又は3に記載の画像形
    成装置。
  5. 【請求項5】 複数の前記像担持体と、 複数の前記像担持体のそれぞれに対応する複数の前記転
    写手段及び前記ベルト状搬送手段を支持する移動可能な
    支持部材とを備え、 前記接離手段は、前記支持部材を移動させることで、複
    数の前記転写手段を介して前記ベルト状搬送手段を複数
    の前記像担持体に押圧し、また前記ベルト状部材を複数
    の前記像担持体から離間させる、 ことを特徴とする請求項1、2、又は3に記載の画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 前記像担持体表面及び前記ベルト表面の
    移動速度を検出する速度検出手段を設け、前記速度検出
    手段の出力に基づいて、前記像担持体表面と前記ベルト
    表面との接離動作を行う、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、又は5に記載
    の画像形成装置。
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