JP3074054B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP3074054B2 JP3074054B2 JP04025715A JP2571592A JP3074054B2 JP 3074054 B2 JP3074054 B2 JP 3074054B2 JP 04025715 A JP04025715 A JP 04025715A JP 2571592 A JP2571592 A JP 2571592A JP 3074054 B2 JP3074054 B2 JP 3074054B2
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一般には電子写真方式
或は静電記録方式などにより像担持体に可視画像（トナ
ー像）を形成し、このトナー像を転写材に転写して画像
を得る画像形成装置に関し、特に転写材を搬送ベルトの
ような転写材担持体にて搬送する画像形成装置に関する
ものである。
或は静電記録方式などにより像担持体に可視画像（トナ
ー像）を形成し、このトナー像を転写材に転写して画像
を得る画像形成装置に関し、特に転写材を搬送ベルトの
ような転写材担持体にて搬送する画像形成装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】電子写真方式等を用いて紙等の転写材に
画像出力を得る画像形成装置においては、転写材を搬送
するための手段が必要であり、従来、転写材担持体とし
ては、ローラ状のコロで転写材を挟持して搬送するもの
や、無端の搬送ベルト上に転写材を載置して搬送するも
のなどがある。
画像出力を得る画像形成装置においては、転写材を搬送
するための手段が必要であり、従来、転写材担持体とし
ては、ローラ状のコロで転写材を挟持して搬送するもの
や、無端の搬送ベルト上に転写材を載置して搬送するも
のなどがある。
【０００３】この内、搬送ベルト上に転写材を載置して
搬送するものにあっては、転写材が搬送ベルトに確実に
固定されていないと、転写材の搬送中にずれが生じ画像
の転写位置がずれたり、画像が転写材に対して斜めにな
ったり、又、転写中に転写材がずれた場合には転写画像
そのものが乱れたりする。特に、複数の色に対応する画
像形成部を有し、転写材を搬送ベルトに載置して各画像
形成部を次々と通過させることによってフルカラー画像
を得るフルカラー画像形成装置においては、途中で転写
材が搬送ベルト上でずれると、各画像形成部における画
像の転写位置が転写材上でずれてしまい、画像上での重
大欠点である色ずれを生じてしまう虞れがある。
搬送するものにあっては、転写材が搬送ベルトに確実に
固定されていないと、転写材の搬送中にずれが生じ画像
の転写位置がずれたり、画像が転写材に対して斜めにな
ったり、又、転写中に転写材がずれた場合には転写画像
そのものが乱れたりする。特に、複数の色に対応する画
像形成部を有し、転写材を搬送ベルトに載置して各画像
形成部を次々と通過させることによってフルカラー画像
を得るフルカラー画像形成装置においては、途中で転写
材が搬送ベルト上でずれると、各画像形成部における画
像の転写位置が転写材上でずれてしまい、画像上での重
大欠点である色ずれを生じてしまう虞れがある。
【０００４】そこで、このような問題を解決するため
に、搬送ベルトを、例えば体積抵抗率１０12〜１０17Ω
・ｃｍ程度の半導体シートで形成し、該搬送ベルトに転
写材が載置された後に電荷を与えてチャージアップさ
せ、この電荷によって転写材との間に静電吸着を生じさ
せて確実に固定するという方法が行なわれている。
に、搬送ベルトを、例えば体積抵抗率１０12〜１０17Ω
・ｃｍ程度の半導体シートで形成し、該搬送ベルトに転
写材が載置された後に電荷を与えてチャージアップさ
せ、この電荷によって転写材との間に静電吸着を生じさ
せて確実に固定するという方法が行なわれている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の構成では、搬送ベルトの構成部材の寸法精度、搬
送ベルトへと転写材を送給する搬送ローラ対の寸法精度
や、駆動モータの回転精度或は搬送ローラの摩耗などに
より、搬送ベルトと搬送ローラ対の両搬送速度を完全に
一致させることは極めて困難であった。
従来の構成では、搬送ベルトの構成部材の寸法精度、搬
送ベルトへと転写材を送給する搬送ローラ対の寸法精度
や、駆動モータの回転精度或は搬送ローラの摩耗などに
より、搬送ベルトと搬送ローラ対の両搬送速度を完全に
一致させることは極めて困難であった。
【０００６】図７及び図８には、転写材Ｓを吸着し搬送
する搬送ベルト１７と、転写材Ｓを吸着せしめるための
吸着帯電器２２と、搬送ベルト１７に転写材Ｓを送給す
る搬送力付与手段としての搬送ローラ対２１との関係を
示すが、例えば、図７に示すように、搬送ベルト１７の
搬送速度に比べて搬送ローラ対２１の搬送速度が小さい
場合、相対的にみて搬送ローラ対２１が転写材Ｓの後方
を引っ張る形態となり、転写材Ｓの吸着の位置ズレを生
じさせたり、或は、図示するように、搬送ベルト１７を
変形させ、転写不良や１色目のトナー像と次色以後のト
ナー像との転写位置ズレを生じさせたりする。更に、転
写材Ｓの後端が搬送ローラ対２１を通過した瞬間に、搬
送ベルト１７が一気に復元するため、そのショックによ
り転写ムラ等も生じさせてしまう。
する搬送ベルト１７と、転写材Ｓを吸着せしめるための
吸着帯電器２２と、搬送ベルト１７に転写材Ｓを送給す
る搬送力付与手段としての搬送ローラ対２１との関係を
示すが、例えば、図７に示すように、搬送ベルト１７の
搬送速度に比べて搬送ローラ対２１の搬送速度が小さい
場合、相対的にみて搬送ローラ対２１が転写材Ｓの後方
を引っ張る形態となり、転写材Ｓの吸着の位置ズレを生
じさせたり、或は、図示するように、搬送ベルト１７を
変形させ、転写不良や１色目のトナー像と次色以後のト
ナー像との転写位置ズレを生じさせたりする。更に、転
写材Ｓの後端が搬送ローラ対２１を通過した瞬間に、搬
送ベルト１７が一気に復元するため、そのショックによ
り転写ムラ等も生じさせてしまう。
【０００７】一方、搬送ベルト１７の搬送速度に比べて
搬送ローラ対２１のそれが大きい場合、相対的にみて搬
送ローラ対２１が転写材Ｓを押し出す形態となり、図８
に示すように、転写材Ｓが搬送ベルト１７から浮いてし
まったり、搬送ベルト１７を変形させたりして、前述と
同様の不具合が生じる。
搬送ローラ対２１のそれが大きい場合、相対的にみて搬
送ローラ対２１が転写材Ｓを押し出す形態となり、図８
に示すように、転写材Ｓが搬送ベルト１７から浮いてし
まったり、搬送ベルト１７を変形させたりして、前述と
同様の不具合が生じる。
【０００８】転写材Ｓのサイズが大きい場合には、この
不具合はさらに顕著となる。このことは高画質を求めら
れている複写機市場、特に色再現性の向上が求められて
いるカラー複写機市場では重大な欠点となる。又、搬送
ベルト１７上での転写材Ｓの位置ズレが生じることによ
り吸着不良、吸着ジャムを誘発させたり、後の工程の、
搬送ベルト上から転写材を剥離する分離工程にて、ジャ
ムを引き起こすなどの欠点を生じさせる。
不具合はさらに顕著となる。このことは高画質を求めら
れている複写機市場、特に色再現性の向上が求められて
いるカラー複写機市場では重大な欠点となる。又、搬送
ベルト１７上での転写材Ｓの位置ズレが生じることによ
り吸着不良、吸着ジャムを誘発させたり、後の工程の、
搬送ベルト上から転写材を剥離する分離工程にて、ジャ
ムを引き起こすなどの欠点を生じさせる。
【０００９】従って、本発明の目的は、搬送ベルトなど
とされる転写材担持体上での転写材の位置ズレを生じさ
せることがなく、適確な転写材吸着作用を行うことがで
き、従って、転写不良やジャム等を引き起こすことなく
高品位の画像を得ることができる画像形成装置を提供す
ることである。
とされる転写材担持体上での転写材の位置ズレを生じさ
せることがなく、適確な転写材吸着作用を行うことがで
き、従って、転写不良やジャム等を引き起こすことなく
高品位の画像を得ることができる画像形成装置を提供す
ることである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
複数の像担持体と、転写材を担持する転写材担持体と、
転写材を前記転写材担持体へ搬送するために転写材に搬
送力を与える搬送力付与手段と、を有し、前記複数の像
担持体から前記搬送力付与手段により搬送され前記転写
材担持体に担持された転写材に複数色の像を静電的に順
次転写する画像形成装置において、前記転写材担持体に
担持された転写材に最初の像を転写する位置に転写材先
端が到達した後であって、前記転写材担持体に担持され
た転写材に次の像を転写する位置に転写材先端が到達す
る前に、前記搬送力付与手段は転写材への搬送力を解除
することを特徴とする画像形成装置である。
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
複数の像担持体と、転写材を担持する転写材担持体と、
転写材を前記転写材担持体へ搬送するために転写材に搬
送力を与える搬送力付与手段と、を有し、前記複数の像
担持体から前記搬送力付与手段により搬送され前記転写
材担持体に担持された転写材に複数色の像を静電的に順
次転写する画像形成装置において、前記転写材担持体に
担持された転写材に最初の像を転写する位置に転写材先
端が到達した後であって、前記転写材担持体に担持され
た転写材に次の像を転写する位置に転写材先端が到達す
る前に、前記搬送力付与手段は転写材への搬送力を解除
することを特徴とする画像形成装置である。
【００１１】本発明の一実施態様によると、前記搬送力
付与手段による転写材の搬送速度は、前記転写材担持体
による転写材の搬送速度よりも速い。本発明の他の実施
態様によると、転写材の搬送方向において、転写材の長
さは、前記搬送力付与手段が転写材に搬送力を付与する
位置から前記転写材担持体に担持された転写材に最初の
像を転写する位置までの距離よりも長い。本発明の他の
実施態様によると、前記画像形成装置は、前記転写材担
持体に担持された転写材に最初の像を転写する前に、転
写材を前記転写材担持体に静電的に吸着する吸着手段を
有する。本発明の他の実施態様によると、前記搬送力付
与手段は、転写材を挟持し、転写材に搬送力を与える一
対のローラを備える。本発明の更に他の実施態様による
と、前記転写材担持体は、ベルト形状である。
付与手段による転写材の搬送速度は、前記転写材担持体
による転写材の搬送速度よりも速い。本発明の他の実施
態様によると、転写材の搬送方向において、転写材の長
さは、前記搬送力付与手段が転写材に搬送力を付与する
位置から前記転写材担持体に担持された転写材に最初の
像を転写する位置までの距離よりも長い。本発明の他の
実施態様によると、前記画像形成装置は、前記転写材担
持体に担持された転写材に最初の像を転写する前に、転
写材を前記転写材担持体に静電的に吸着する吸着手段を
有する。本発明の他の実施態様によると、前記搬送力付
与手段は、転写材を挟持し、転写材に搬送力を与える一
対のローラを備える。本発明の更に他の実施態様による
と、前記転写材担持体は、ベルト形状である。
【００１２】
【実施例】以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則
して更に詳しく説明する。本発明は、フルカラーレーザ
ービームプリンタに具現化されるものとして説明する。
して更に詳しく説明する。本発明は、フルカラーレーザ
ービームプリンタに具現化されるものとして説明する。
【００１３】図１を参照すると、本実施例にて、フルカ
ラーレーザービームプリンタ１は、装置本体２内に、シ
アン画像形成部６ａ、マゼンタ画像形成部６ｂ、イエロ
ー画像形成部６ｃ及びブラック画像形成部６ｄの４個の
画像形成部を有する。又、各画像形成部６ａ、６ｂ、６
ｃ、６ｄはそれぞれ、像担持体としての感光体ドラム３
を有し、感光体ドラム３の周辺に、一次帯電器１２、現
像器１３、分離帯電器１５及びクリーナ１６等が配置さ
れている。
ラーレーザービームプリンタ１は、装置本体２内に、シ
アン画像形成部６ａ、マゼンタ画像形成部６ｂ、イエロ
ー画像形成部６ｃ及びブラック画像形成部６ｄの４個の
画像形成部を有する。又、各画像形成部６ａ、６ｂ、６
ｃ、６ｄはそれぞれ、像担持体としての感光体ドラム３
を有し、感光体ドラム３の周辺に、一次帯電器１２、現
像器１３、分離帯電器１５及びクリーナ１６等が配置さ
れている。
【００１４】又、各現像器１３には、それぞれの画像形
成部６ａ、６ｂ、６ｃ、６ｄに応じてシアン、マゼン
タ、イエロー、ブラックのいずれか所定の現像剤が内蔵
されている。
成部６ａ、６ｂ、６ｃ、６ｄに応じてシアン、マゼン
タ、イエロー、ブラックのいずれか所定の現像剤が内蔵
されている。
【００１５】更に、装置本体２の上流側（図中右方）に
多数の転写材Ｓを収納する給紙カセット７を備えた給紙
部９が配置され、又、装置本体２の下流側（図中左方）
に排紙トレイ１０を備えた排紙部１１が配置される。給
紙部９には給紙カセット７に臨んで該給紙カセット７に
収納する転写材Ｓを１枚ずつ送り出すピックアップロー
ラ２０が配置され、該ピックアップローラ２０に隣接し
て該ピックアップローラ２０からの転写材Ｓを搬送ベル
ト１７上に給紙する搬送力付与手段としてのレジストロ
ーラ対２１が配置されている。
多数の転写材Ｓを収納する給紙カセット７を備えた給紙
部９が配置され、又、装置本体２の下流側（図中左方）
に排紙トレイ１０を備えた排紙部１１が配置される。給
紙部９には給紙カセット７に臨んで該給紙カセット７に
収納する転写材Ｓを１枚ずつ送り出すピックアップロー
ラ２０が配置され、該ピックアップローラ２０に隣接し
て該ピックアップローラ２０からの転写材Ｓを搬送ベル
ト１７上に給紙する搬送力付与手段としてのレジストロ
ーラ対２１が配置されている。
【００１６】そして、画像形成部６ａ、６ｂ、６ｃ、６
ｄの下方には、転写材担持体である半導体シートで構成
された無端の搬送ベルト１７が配置されており、該搬送
ベルト１７は上流側支持ローラ１９ａ及び下流側支持ロ
ーラ１９ｂに支持されて矢印方向に循環移動し、載置し
た転写材Ｓを各画像形成部６ａ、６ｂ、６ｃ、６ｄに順
次搬送する。
ｄの下方には、転写材担持体である半導体シートで構成
された無端の搬送ベルト１７が配置されており、該搬送
ベルト１７は上流側支持ローラ１９ａ及び下流側支持ロ
ーラ１９ｂに支持されて矢印方向に循環移動し、載置し
た転写材Ｓを各画像形成部６ａ、６ｂ、６ｃ、６ｄに順
次搬送する。
【００１７】更に、上記上流側支持ローラ１９ａの近傍
には搬送ベルト１７に対向して吸着帯電器２２が配設さ
れる。吸着帯電器２２は循環移動する搬送ベルト１７を
帯電し、搬送ベルト１７上に転写材Ｓを吸着、固定させ
る。
には搬送ベルト１７に対向して吸着帯電器２２が配設さ
れる。吸着帯電器２２は循環移動する搬送ベルト１７を
帯電し、搬送ベルト１７上に転写材Ｓを吸着、固定させ
る。
【００１８】なお、下流側支持ローラ１９ｂと排紙トレ
イ１０との間には定着器２３が配置されている。
イ１０との間には定着器２３が配置されている。
【００１９】次に、上記構成のレーザービームプリンタ
１の動作について説明する。
１の動作について説明する。
【００２０】プリント開始信号が入力されると、搬送ベ
ルト１７が駆動されて移動を開始する。そして所定の時
間経過後、レジストローラ対２１の転写材Ｓの給紙が開
始され、給紙カセット７からピックアップローラ２０に
てレジストローラ対２１へ１枚ずつ送られた転写材Ｓ
は、該レジストローラ対２１から搬送ベルト１７上に送
られて、搬送ベルト１７上に吸着、固定される。
ルト１７が駆動されて移動を開始する。そして所定の時
間経過後、レジストローラ対２１の転写材Ｓの給紙が開
始され、給紙カセット７からピックアップローラ２０に
てレジストローラ対２１へ１枚ずつ送られた転写材Ｓ
は、該レジストローラ対２１から搬送ベルト１７上に送
られて、搬送ベルト１７上に吸着、固定される。
【００２１】本発明に従えば、転写材Ｓが、搬送ベルト
１７上に吸着、固定された後、最初の画像形成部６ａに
突入した直後に、レジストローラ解除カム（図示せず）
が作動して、レジストローラ対２１の転写材挟持力、即
ち、転写材搬送力を解除する。この後、転写材Ｓは搬送
ベルト１７上への吸着・固定力により、各画像形成部６
ａ、６ｂ、６ｃ、６ｄを順次搬送されてフルカラーの画
像が形成され、定着器２３で画像を定着されて排紙トレ
イ１０上に排紙される。
１７上に吸着、固定された後、最初の画像形成部６ａに
突入した直後に、レジストローラ解除カム（図示せず）
が作動して、レジストローラ対２１の転写材挟持力、即
ち、転写材搬送力を解除する。この後、転写材Ｓは搬送
ベルト１７上への吸着・固定力により、各画像形成部６
ａ、６ｂ、６ｃ、６ｄを順次搬送されてフルカラーの画
像が形成され、定着器２３で画像を定着されて排紙トレ
イ１０上に排紙される。
【００２２】次に、本発明の画像形成装置における転写
材を挟持搬送する、レジストローラ対２１のような搬送
力付与手段の開放動作、タイミングについて説明する。
材を挟持搬送する、レジストローラ対２１のような搬送
力付与手段の開放動作、タイミングについて説明する。
【００２３】図２は、給紙カセット７からピックアップ
ローラ２０にてレジストローラ対２１へ１枚ずつ送られ
た転写材Ｓがレジストローラ対２１において、斜行除去
のためにループを形成して、停止している状態を示す。
即ち、このような、所謂、前回転等のシーケンスが終了
すると、レジストローラ対２１は、画像形成部６ａ、６
ｂ、６ｃ、６ｄの作動と同期しながら、回転を始め、図
３に示すように、転写材Ｓを搬送ベルト１７へと送給し
始め、それによって、転写材Ｓは吸着帯電器２２で搬送
ベルト１７に吸着されて画像形成部６ａに導かれる。こ
のとき、レジストローラ対２１の搬送速度は、搬送ベル
ト１７の移動速度よりわずかに速くなっており、転写材
Ｓは吸着帯電器２２の手前でループを形成する。
ローラ２０にてレジストローラ対２１へ１枚ずつ送られ
た転写材Ｓがレジストローラ対２１において、斜行除去
のためにループを形成して、停止している状態を示す。
即ち、このような、所謂、前回転等のシーケンスが終了
すると、レジストローラ対２１は、画像形成部６ａ、６
ｂ、６ｃ、６ｄの作動と同期しながら、回転を始め、図
３に示すように、転写材Ｓを搬送ベルト１７へと送給し
始め、それによって、転写材Ｓは吸着帯電器２２で搬送
ベルト１７に吸着されて画像形成部６ａに導かれる。こ
のとき、レジストローラ対２１の搬送速度は、搬送ベル
ト１７の移動速度よりわずかに速くなっており、転写材
Ｓは吸着帯電器２２の手前でループを形成する。
【００２４】図４は転写材Ｓの先端が、第１の画像形成
部６ａに達した直後を示す。このときに、レジストロー
ラ対２１の転写材Ｓを挟持する力は、レジストローラ解
除カム（図示せず）によって、例えば図示するように、
レジストローラ対２１の上側ローラを上方へと離動させ
ることにより解除され、転写材Ｓのループも解放状態と
なる。そして、図５に示すように、転写材Ｓの後端がレ
ジストローラ対２１を抜けたときに、レジストローラ対
２１は、上方へと移動した上側ローラが再度下方へと移
動し、再び転写材Ｓを挟持可能状態とされ、次の転写材
Ｓを待つ状態となる。
部６ａに達した直後を示す。このときに、レジストロー
ラ対２１の転写材Ｓを挟持する力は、レジストローラ解
除カム（図示せず）によって、例えば図示するように、
レジストローラ対２１の上側ローラを上方へと離動させ
ることにより解除され、転写材Ｓのループも解放状態と
なる。そして、図５に示すように、転写材Ｓの後端がレ
ジストローラ対２１を抜けたときに、レジストローラ対
２１は、上方へと移動した上側ローラが再度下方へと移
動し、再び転写材Ｓを挟持可能状態とされ、次の転写材
Ｓを待つ状態となる。
【００２５】ここで、図４に示すレジストローラ挟持力
の解除タイミングであるが、転写材Ｓが画像形成部６ａ
に到達する手前にレジストローラ対２１の解除を行う
と、レジストローラ対２１の挟持力、即ち、転写材への
搬送力を解除したときに、吸着帯電器２２の吸着力のみ
で転写材Ｓを搬送することになり、搬送性に不安があ
る。
の解除タイミングであるが、転写材Ｓが画像形成部６ａ
に到達する手前にレジストローラ対２１の解除を行う
と、レジストローラ対２１の挟持力、即ち、転写材への
搬送力を解除したときに、吸着帯電器２２の吸着力のみ
で転写材Ｓを搬送することになり、搬送性に不安があ
る。
【００２６】又、図５に示すように、レジストローラ挟
持力の解除タイミングを遅くして、例えば、転写材Ｓの
先端が第２の画像形成部６ｂに達したときに解除する
と、転写材Ｓの搬送は安定して行なわれるが、図３に示
すような、転写材Ｓの吸着帯電器２２の手前でのループ
が増大し、吸着不良、転写ヌケ等を起こす。又、レジス
トローラ対２１を解除しない場合も同様である。
持力の解除タイミングを遅くして、例えば、転写材Ｓの
先端が第２の画像形成部６ｂに達したときに解除する
と、転写材Ｓの搬送は安定して行なわれるが、図３に示
すような、転写材Ｓの吸着帯電器２２の手前でのループ
が増大し、吸着不良、転写ヌケ等を起こす。又、レジス
トローラ対２１を解除しない場合も同様である。
【００２７】図６に本発明の他の実施例を示す。この実
施例の画像形成装置は、先の実施例とは、先の実施例に
おける吸着帯電器２２が設けられていない点でのみ相違
する。
施例の画像形成装置は、先の実施例とは、先の実施例に
おける吸着帯電器２２が設けられていない点でのみ相違
する。
【００２８】この実施例の構成によると、転写材Ｓはレ
ジストローラ対２１の搬送力により第１の画像形成部６
ａまで搬送され、そこで転写帯電器１５により、感光ド
ラム３ａ上の画像の転写を受けると同時に転写ベルト１
７に吸着する。つまり感光ドラム３及び転写帯電器１５
は転写材Ｓの吸着手段も兼ねることとなる。この実施例
の構成でも、先の実施例と同様に、レジストローラ対２
１の転写材挟持力解除作動を行なわせることにより、転
写不良等を起こすことなく良好な画像を得ることができ
る。
ジストローラ対２１の搬送力により第１の画像形成部６
ａまで搬送され、そこで転写帯電器１５により、感光ド
ラム３ａ上の画像の転写を受けると同時に転写ベルト１
７に吸着する。つまり感光ドラム３及び転写帯電器１５
は転写材Ｓの吸着手段も兼ねることとなる。この実施例
の構成でも、先の実施例と同様に、レジストローラ対２
１の転写材挟持力解除作動を行なわせることにより、転
写不良等を起こすことなく良好な画像を得ることができ
る。
【００２９】つまり、この実施例においても、転写材Ｓ
の先端が、第１の画像形成部６ａに達した直後に、レジ
ストローラ対２１の転写材Ｓを挟持する力を、レジスト
ローラ解除カム（図示せず）によって、例えばレジスト
ローラ対２１の上側ローラを上方へと離動させることに
より解除し、そして、転写材Ｓの後端がレジストローラ
対２１を抜けたときに、上方へと移動した上側ローラを
再度下方へと移動して、再びレジストローラ対２１を転
写材挟持可能状態とする。
の先端が、第１の画像形成部６ａに達した直後に、レジ
ストローラ対２１の転写材Ｓを挟持する力を、レジスト
ローラ解除カム（図示せず）によって、例えばレジスト
ローラ対２１の上側ローラを上方へと離動させることに
より解除し、そして、転写材Ｓの後端がレジストローラ
対２１を抜けたときに、上方へと移動した上側ローラを
再度下方へと移動して、再びレジストローラ対２１を転
写材挟持可能状態とする。
【００３０】上記各実施例においては、レジストローラ
対２１の転写材搬送力である挟持力を解除する例とし
て、レジストローラ対２１の上側ローラを上方に移動し
てレジストローラ対２１の挟持力を解除するものとした
が、これに限定されるものではなく、例えば、レジスト
ローラ対２１を自由回転状態にすることによっても同様
の効果を得ることができる。更に、搬送力付与手段とし
て、レジストローラ対２１を示したが、このローラ２１
が搬送ローラ或は給紙ローラとされる場合であっても、
同様の効果を奏し得ることはいうまでもない。
対２１の転写材搬送力である挟持力を解除する例とし
て、レジストローラ対２１の上側ローラを上方に移動し
てレジストローラ対２１の挟持力を解除するものとした
が、これに限定されるものではなく、例えば、レジスト
ローラ対２１を自由回転状態にすることによっても同様
の効果を得ることができる。更に、搬送力付与手段とし
て、レジストローラ対２１を示したが、このローラ２１
が搬送ローラ或は給紙ローラとされる場合であっても、
同様の効果を奏し得ることはいうまでもない。
【００３１】又、上記各実施例においては４ドラム系の
場合を示したが、これが２ドラム系の場合においても同
様である。
場合を示したが、これが２ドラム系の場合においても同
様である。
【００３２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、複数の
像担持体と、転写材を担持する転写材担持体と、転写材
を転写材担持体へ搬送するために転写材に搬送力を与え
る搬送力付与手段と、を有し、複数の像担持体から搬送
力付与手段により搬送され転写材担持体に担持された転
写材に複数色の像を静電的に順次転写する画像形成装置
において、転写材担持体に担持された転写材に最初の像
を転写する位置に転写材先端が到達した後であって、転
写材担持体に担持された転写材に次の像を転写する位置
に転写材先端が到達する前に、搬送力付与手段は転写材
への搬送力を解除する構成とされるので、転写材の転写
材担持体に対する相対位置がずれてしまい、転写不良が
発生するのを防止し、高画質、高精彩の画像を得ること
ができる。
像担持体と、転写材を担持する転写材担持体と、転写材
を転写材担持体へ搬送するために転写材に搬送力を与え
る搬送力付与手段と、を有し、複数の像担持体から搬送
力付与手段により搬送され転写材担持体に担持された転
写材に複数色の像を静電的に順次転写する画像形成装置
において、転写材担持体に担持された転写材に最初の像
を転写する位置に転写材先端が到達した後であって、転
写材担持体に担持された転写材に次の像を転写する位置
に転写材先端が到達する前に、搬送力付与手段は転写材
への搬送力を解除する構成とされるので、転写材の転写
材担持体に対する相対位置がずれてしまい、転写不良が
発生するのを防止し、高画質、高精彩の画像を得ること
ができる。
【図１】本発明に係る画像形成装置の一実施例の概略構
成図である。
成図である。
【図２】図１の画像形成装置の作動態様を説明する概略
構成図である。
構成図である。
【図３】図１の画像形成装置の作動態様を説明する概略
構成図である。
構成図である。
【図４】図１の画像形成装置の作動態様を説明する概略
構成図である。
構成図である。
【図５】図１の画像形成装置の作動態様を説明する概略
構成図である。
構成図である。
【図６】本発明に係る画像形成装置の他の実施例の概略
構成図である。
構成図である。
【図７】従来の画像形成装置における転写材の搬送態様
を説明する図である。
を説明する図である。
【図８】従来の画像形成装置における転写材の搬送態様
を説明する図である。
を説明する図である。
３ 像担持体（感光体ドラム） １５ 転写帯電器 １７ 転写材担持体（搬送ベルト） ２１ 搬送力付与手段（レジストローラ
対） ２２ 吸着帯電器
対） ２２ 吸着帯電器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G03G 13/01 G03G 15/01 - 15/01 117 G03G 21/00 370 G03G 21/14 G03G 15/16 G03G 15/00 510 - 518
Claims (6)
- 【請求項１】 複数の像担持体と、転写材を担持する転
写材担持体と、転写材を前記転写材担持体へ搬送するた
めに転写材に搬送力を与える搬送力付与手段と、を有
し、前記複数の像担持体から前記搬送力付与手段により
搬送され前記転写材担持体に担持された転写材に複数色
の像を静電的に順次転写する画像形成装置において、 前記転写材担持体に担持された転写材に最初の像を転写
する位置に転写材先端が到達した後であって、前記転写
材担持体に担持された転写材に次の像を転写する位置に
転写材先端が到達する前に、前記搬送力付与手段は転写
材への搬送力を解除することを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項２】 前記搬送力付与手段による転写材の搬送
速度は、前記転写材担持体による転写材の搬送速度より
も速いことを特徴とする請求項１の画像形成装置。 - 【請求項３】 転写材の搬送方向において、転写材の長
さは、前記搬送力付与手段が転写材に搬送力を付与する
位置から前記転写材担持体に担持された転写材に最初の
像を転写する位置までの距離よりも長いことを特徴とす
る請求項１又は２の画像形成装置。 - 【請求項４】 前記画像形成装置は、前記転写材担持体
に担持された転写材に最初の像を転写する前に、転写材
を前記転写材担持体に静電的に吸着する吸着手段を有す
ることを特徴とする請求項１、２又は３の画像形成装
置。 - 【請求項５】 前記搬送力付与手段は、転写材を挟持
し、転写材に搬送力を与える一対のローラを備えること
特徴とする請求項１〜４のいずれかの項に記載の画像形
成装置。 - 【請求項６】 前記転写材担持体は、ベルト形状である
ことを特徴とする請求項１〜５のいずれかの項に記載の
画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04025715A JP3074054B2 (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04025715A JP3074054B2 (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 画像形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05188729A JPH05188729A (ja) | 1993-07-30 |
| JP3074054B2 true JP3074054B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=12173492
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04025715A Expired - Fee Related JP3074054B2 (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3074054B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9398127B2 (en) | 2012-07-05 | 2016-07-19 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Portable terminal and skin property measuring instrument |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5707737B2 (ja) * | 2010-05-26 | 2015-04-30 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷方法 |
-
1992
- 1992-01-16 JP JP04025715A patent/JP3074054B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
| US9398127B2 (en) | 2012-07-05 | 2016-07-19 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Portable terminal and skin property measuring instrument |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05188729A (ja) | 1993-07-30 |
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