JP2017009709A - 画像形成装置 - Google Patents

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保秀 篠崎
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Abstract

【課題】搬送ユニットをシート搬送方向に交差する方向へ勢いよく引き出しても、搬送部におけるシートの位置ずれや落下を回避できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】制御部150は、定着装置107の出口側に配置された定着出口センサ207の出力に基づいて転写搬送部105及びレジ搬送部120を制御する。制御部150は、定着出口センサ207によるシート検知の遅れを判断して画像形成装置100内のシート搬送のトラブルの発生を検知すると、直ちに転写搬送部105を感光ドラム101から離間させ、転写搬送部105の搬送動作を停止させる。そして、レジ搬送部120よりも上流側で待機していた待機シートをレジ搬送部120により給送し、転写搬送部105の残留シートに待機シートの先端部を重ねて後端部をレジ搬送部120によりニップした状態で待機シートを停止させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、プリンタ、ファクシミリ、複写機、複合機などの画像形成装置に関する。
像担持体に担持したトナー像をシートに転写し、トナー像を転写したシートを定着装置において加熱加圧してシートに画像を定着させる画像形成装置が広く用いられている。画像形成装置では、装置本体内でシート搬送のトラブルを引き起こして画像形成を継続できなくなることがある。装置本体内でシート搬送のトラブルが発生すると、トラブルを引き起こしたシートが破れたり、後続のシートがトラブルに巻き込まれたり、トラブルに起因して装置本体に損傷を与えたりしないように、シートの搬送が速やかに停止される。
シート搬送のトラブルが発生した場合に、搬送部を含む搬送ユニットを、残留したシートを載せたまま画像形成装置の正面側へ引き出し可能にした画像形成装置が実用化されている(特許文献1、2)。
特許文献1では、シートのジャムが発生してシートの搬送が停止されたとき、シートの搬送部に残留したシートを、搬送ユニットの正面側への引き出しを妨げない位置まで、シート搬送方向へ自動的に移動させている。
特許文献2では、搬送ユニットを装置本体の正面側への引き出す際にシートが舞い上がらないように、搬送部に残留したシートを搬送部に押え付けるシート押圧機構を搬送ユニットに設けている。
特開2011−178494号公報 特開平11−199094号公報
シートの搬送部を画像形成装置の正面側へ引き出す前に、像担持体から転写部材が離間されると、搬送部に残留したシートは、搬送部の上に自重だけで保持されている状態となる。この状態でシートの搬送部を勢いよく引き出すと、搬送部に残留したシートが位置ずれして装置本体に干渉することがある。搬送部に残留したシートが風で舞い上がって引き出した搬送部の背後の狭いスペースに落下することもある。
そこで、特許文献2に示されるようにシート押圧機構を搬送ユニットに設けることが提案された。しかし、シート押圧機構を設けると、搬送部に残留したシートを除去する前にシート押圧機構を解除する操作が必要になり、トラブルの後処理が複雑になる。シート押圧機構を解除する機構を含めて、搬送ユニットの部品点数が増加して大型化し、画像形成装置の製造コストが上昇する問題もある。
本発明は、搬送ユニットにシート押圧機構を設けることなく、搬送ユニットをシート搬送方向に交差する方向へ勢いよく引き出しても、搬送部におけるシートの位置ずれや落下を回避できる画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明の画像形成装置は、画像形成部にて画像形成するシートを搬送する搬送部と、前記搬送部が搬送するシートをニップしてシートを給送可能な給送部と、を有し、残留シートを処理する際に装置本体から引き出し自在の搬送ユニットと、前記搬送部、及び前記給送部を制御する制御部と、を備えるものである。そして、前記制御部は、前記搬送ユニットに第1のシートが残留するときは、前記搬送部により搬送される第2のシートを前記第1のシートに重ねるとともに、前記第2のシートを前記給送部によりニップした状態で停止させる。
本発明の画像形成装置では、搬送ユニットに含まれる給送部にニップされた第2のシートが第1のシートを押圧する。このため、搬送ユニットにシート押圧機構を設けることなく、搬送ユニットをシート搬送方向に交差する方向へ勢いよく引き出しても、搬送部におけるシートの位置ずれや落下を回避できる。
画像形成装置の構成の説明図である。 搬送ユニットの引き出し状態の説明図である。 転写搬送部が感光ドラムに当接した状態の説明図である。 転写搬送部が感光ドラムから離間した状態の説明図である。 搬送ユニット上の残留シートに別のシートを重ねた状態の説明図である。 画像形成装置の制御系のブロック図である。 実施の形態1における制御のフローチャートである。 実施の形態2の画像形成装置の構成の説明図である。 残留シートに重ねる待機シートの重ね量の説明図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
<実施の形態1>
図1は画像形成装置の構成の説明図である。図1に示すように、画像形成装置100は、レーザービームを用いてモノクロ画像を形成するレーザービームプリンタである。
画像形成装置100は、画像形成部の一例である感光ドラム101を囲んで、帯電ローラ102、露光装置103、現像装置104、転写搬送部105、及びドラムクリーニング装置106を配置している。帯電ローラ102は、直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧を印加されて感光ドラム101を一様な電位に帯電させる。
露光装置103は、感光ドラム101の表面にレーザービームを走査して感光ドラム101の表面に画像の静電潜像を形成する。現像装置104は、現像ローラ104sにトナーを担持して感光ドラム101の静電潜像をトナー像に現像する。
転写搬送部105は、感光ドラム101に担持されたトナー像をシートPへ転写し、トナー像を転写されたシートPを定着装置107へ搬送する。トナー像を転写されたシートPは、定着装置107に搬送され、定着装置107で加熱加圧を受けて表面に画像を定着される。ドラムクリーニング装置106は、感光ドラム101にクリーニングブレードを摺擦させて、感光ドラム101の表面の転写残トナーを回収する。シート後処理装置211は、画像を定着されたシートPに対して、積載、仕分け、針綴じ処理、穴明け等の後処理を実行する。
シートPは、画像形成装置100の下部に配置されたカセット110に積載されている。給送ローラ112は、カセット110に積載された最上位のシートに当接して回転することにより、シートPをカセット110から分離部111へ送出する。分離部111は、順方向に回転する搬送ローラと逆方向に駆動されつつ搬送ローラに従動回転する従動ローラとのニップで重送シートをカセット110へ押し戻し、1枚のシートPのみをレジ前搬送部202へ受け渡す。
レジ前搬送部202は、シートPをレジ搬送部120まで搬送し、レジ搬送部120へ受け渡す。レジ搬送部120は、停止状態でシートPをニップの入口に突き当てることにより、シートPの斜行を修正し、感光ドラム101のトナー像のタイミングに合せて回転開始して、転写搬送部105へシートPを受け渡し、転写部T1へ送り込む。
(現像装置)
現像容器104aには、現像剤として磁性トナー(一成分現像剤)が収容される。現像容器104a内の現像剤は、攪拌部材104cによって攪拌されて、現像室104gへ搬送される。現像室104g内の現像剤は、攪拌部材104dによって現像ローラ104sに供給される。
現像ローラ104sは、非磁性の金属パイプで形成され回転駆動される。現像ローラ104sの内側に、非回転のマグネット104mが配置される。マグネット104mは、外周面に磁極を配列した固体磁石であって、磁束を発生して現像ローラ104sの外周面に現像剤を担持させる。
摩擦板104bは、現像ローラ104sに担持された現像剤を摩擦して負極性に帯電させる。不図示の電源が、直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧を現像ローラ104sに印加することにより、現像ローラ104sと感光ドラム101の対向位置で現像ローラ104sから感光ドラム101へ現像剤が移転して感光ドラム101にトナー像が現像される。
(定着装置)
定着装置107は、定着ローラに加圧ローラを圧接してニップを形成している。定着ローラは、軸と一体の芯金部の周囲にシリコンゴムの弾性層を形成している。加圧ローラは、軸と一体の芯金部の周囲にシリコンゴムの弾性層を形成している。
定着ローラの中心軸線上に非回転のランプヒータが配置される。ランプヒータは、不図示の温度センサによって検知される定着ローラ108の表面温度が所定の目標温度に維持されるようにON−OFF制御される。
(搬送ユニット)
図2は搬送ユニットの引き出し状態の説明図である。図1に示すように、搬送ユニット200は、レジ搬送部120、転写搬送部105、定着装置107、反転搬送路116を支持して装置本体130の正面側へ一体に引き出し可能である。ジャム処理に先立たせて、ユーザーが引き出しロックレバー203を矢印B方向に回動して、装置本体130に対するロックを解除すると、搬送ユニット200を正面側へ引き出し可能となる。
図2に示すように、画像形成装置100は、ジャム処理等のメンテナンス性向上のため、シート搬送路の一部を含む搬送ユニット200がシート搬送方向と直交する方向に引き出し可能である。搬送ユニット200は、左右のスライドレール201によって装置本体130の正面側へ引き出し可能に保持されている。
装置本体内の昇温を防止するためのファンを有した内装カバー302を装置本体の前面に設けている。装置本体のサイズを抑え、空気の漏れ出しを防ぐため、搬送ユニット200を装着した状態では、搬送ユニット200と内装カバー302とが密着する。
(転写搬送部)
図3は転写搬送部が感光ドラムに当接した状態の説明図である。図4は転写搬送部が感光ドラムから離間した状態の説明図である。図1に示すように、転写搬送部105は、感光ドラム101に当接して転写部T1を形成し、感光ドラム101に担持されたトナー像を、転写部T1を通過するシートPに転写する。
転写搬送部105は、従動ローラ105cと駆動ローラ105bとに転写ベルト105aを張架し、転写ベルト105aと感光ドラム101との対向位置に転写ローラ105dを配置している。転写ローラ105dに直流電圧を印加することにより、感光ドラム101から、転写ベルト105aに担持されたシートPへトナー像が転写される。
従動ローラ105c、駆動ローラ105b、及び転写ローラ105dは、回転軸をフレーム105fに支持されて回転自在である。フレーム105fは、回転軸105eを中心にして、従動ローラ105c側を上下に回動可能である。加圧機構の一例である圧力カム131は、フレーム105fの従動ローラ105c側を上下に移動させて、転写ローラ105dに支持された転写ベルト105aを感光ドラム101に当接/離間させる。
転写搬送部105は、実線で示す転写位置と破線で示す離間位置とへ移動可能である。圧力カム131は、昇降モータ132に駆動されてフレーム105fの従動ローラ105c側を上下に移動させる。制御部150は、昇降モータ132を制御して、感光ドラム101に転写搬送部105を当接/離間させる。転写搬送部105が破線位置へ移動して感光ドラム101から離間することにより、転写搬送部105と感光ドラム101とを摺擦させることなく、搬送ユニット200を正面側へ引き出し可能となる。
図3に示すように、感光ドラム101と転写搬送部105の当接時、転写ローラ105dに支持された転写ベルト105aと感光ドラム101のニップである転写部T1で感光ドラム101からシートへトナー像が転写される。しかし、この状態で搬送ユニット200が正面側へ引き出されると、感光ドラム101と転写ベルト105aの両方に摺擦傷が付いてしまう。
図4に示すように、感光ドラム101と転写搬送部105の離間時、転写ローラ105dに支持された転写ベルト105aが感光ドラム101から離間する。転写ベルト105aが下がって空間が確保され、その結果、転写ベルト105aに感光ドラム101を摺擦させることなく搬送ユニット200を正面側へ引き出し可能となる。
以上説明したように、像担持体の一例である感光ドラム101は、トナー像を担持可能である。搬送ユニットの一例である搬送ユニット200は、画像形成装置100の装置本体130からシート搬送面に沿ってシート搬送方向と交差する方向へ引き出し可能である。搬送ユニット200は、転写搬送部105、レジ搬送部120、及び定着装置107を有する。
転写部材の一例である転写搬送部105は、感光ドラム101に対して接離可能であって感光ドラム101に担持されたトナー像の転写部T1を形成可能である。転写搬送部105は、感光ドラム101の下方に配置され、下方へ移動して感光ドラム101から離間する。
搬送部の一例である転写搬送部105は、転写部T1でトナー像を転写されたシートを搬送する。給送部の一例であるレジ搬送部120は、シートをニップして転写部T1へシートを給送可能である。定着装置の一例である定着装置107は、転写搬送部105により搬送されたシートを加熱して画像をシートに定着させる。
転写ベルトの一例である転写ベルト105aは、回転体の一例である駆動ローラ105b及び従動ローラ105cに張架されて感光ドラム101に当接する。フレームの一例であるフレーム105fは、駆動ローラ105b及び従動ローラ105cを支持する。フレーム105fは、シート搬送方向下流側を回動中心にしてシート搬送方向上流側を感光ドラム101から離間する方向へ回動させる。接離機構の一例である圧力カム131は、フレーム105fを移動(回動)させて、転写ベルト105aを感光ドラム101から接離させる。
(シート検知センサ)
図1に示すように、画像形成装置100は、シート搬送経路の複数の位置にシートPの先端及び後端を検知するセンサを設けている。制御部150は、搬送方向に離れた2つのセンサでシートPを検知し、下流側のセンサによるシートPの検知タイミングに遅延が発生した場合、シート搬送のトラブルが発生していると判断し、シートPの搬送を停止させる。
レジ前搬送部202には、書き込みセンサ204が配置される。書き込みセンサ204は、レジ前搬送部202におけるシートPの先端位置を検知して、画像形成のタイミングを決める。レジ搬送部120には、レジ前センサ205が配置される。レジ前センサ205は、レジ搬送部120における待機シートの有無を検知する。
転写部T1の下流側に残留検知部の一例である転写センサ208が配置される。制御部150は、レジ前センサ205でシートPが検知された後、所定時間が経過しても転写センサ208でシートPが検知されない場合、感光ドラム101の巻き付きジャムが発生したと判断する。
定着装置107の入口側に定着入口センサ206が配置される。制御部150は、転写センサ208でシートPが検知された後、所定時間が経過しても定着入口センサ206でシートPが検知されない場合、転写ベルト105aの巻き付きジャムが発生したと判断する。定着装置107の出口側に定着出口センサ207が配置される。制御部150は、定着入口センサ206でシートPが検知された後、所定時間が経過しても定着出口センサ207でシートPが検知されない場合、定着装置107内でジャムが発生したと判断する。
(操作部の表示画面)
図1に示すように、制御部150は、センサの出力に基づいてシートPのジャムが発生したと判断すると、直ちにシートPの搬送を停止させる。そして、シート搬送路におけるジャム発生位置を特定し、操作部113の表示画面に表示する。
ユーザーは、操作部113の表示画面に表示された段階的な復帰処理のガイドに従って搬送ユニット200を装置本体130の正面側へ引き出し、ジャムしたシートPと、搬送ユニット200上の残留シートとを装置本体外へ除去する。ジャムの後処理の終了後、ユーザーは、搬送ユニット200を元の画像形成可能な状態に復帰させ、画像形成装置100の動作を再開させる。
(ジャム処理時の問題)
シートPは、転写部T1で感光ドラム101からトナー像を転写される際に帯電して転写ベルト105aに電気的に吸着する。このため、シートPのジャムが発生して画像形成を中断した直後であれば、搬送ユニット200を引き出す際に位置ずれしたり、風で舞い上がったりすることはない。
しかし、シートPのジャムが発生して画像形成を中断して数分も経過すると、転写ベルト105a上の残留シートの帯電が失われて、残留シートが転写ベルト105a上に自重で載っているだけの状態となる。こうなると、搬送ユニット200を引き出す際にシートが位置ずれしたり、風で舞い上がったりし易くなる。ユーザーが搬送ユニット200からジャムシート及び残留シートを取り出す際は、装置本体130の電源がOFFされるので、電気的な吸着を利用することもできない。
特に軽くて柔らかいシートでは、搬送ユニット200を引き出す際の風で舞い上がって、搬送ユニット200の背面側のスペースへ落下することがある。この場合、装置本体130の狭い隙間から手を差し込んでシートを拾い出す必要がある。
また、搬送ユニット200上の残留シートは、転写部T1でトナーが転写されて定着装置107へ搬送される途中のものであるため、未定着のトナー像を担持している。このため、ジャム処理時にシートを手で触ると、手指がトナーで汚れてしまう。搬送ユニット200からシートを取り出す際にシートが装置本体130に接触すると、装置本体130がトナーで汚れてしまう。トナーを担持したシートが床に落下すると、床にトナーが飛び散ってしまう。
そこで、搬送ユニット200の背面側に落下防止ネットを設けることが提案された。しかし、落下防止ネットを設けると、手指の進入も妨げるため、装置本体130のメンテナンス性が損なわれてしまう。
また、特許文献2に示されるように、搬送ユニット200を正面側へ引き出す際にシートを搬送ユニット200に押し付けるシート押圧部材を搬送ユニット200に設けることが提案された。しかし、シート押圧部材と押圧の解除機構を設けることは、装置本体130の大型化や部品コストの上昇を招いて好ましくない。
そこで、実施の形態1では、搬送ユニット200上の残留シートの上に別のシートを排出して抑え込むことにより、シートの位置ずれ、落下やシート面からのトナーの飛散を抑制している。そして、別のシートが搬送ユニット200上で位置ずれしたり落下したりしないように、別のシートの搬送方向の後端部をレジ搬送部120でニップしている。
(複数枚の画像形成ジョブ)
図5は搬送ユニット上の残留シートに別のシートを重ねた状態の説明図である。図1に示すように、複数枚の画像形成ジョブの実行中、感光ドラム101ではトナー像が連続的に形成され、転写ベルト105aでシートが連続的に搬送され、レジ搬送部120で次のシート(待機シート)が待機している。
制御部150は、転写搬送部105の下流の定着装置107や更に下流のシート後処理装置211でシートのジャムが発生すると、転写搬送部105を速やかに停止させ、転写搬送部105を感光ドラム101から離間させる。このとき、転写搬送部105の上に、トナー像が部分的に転写されたシートが残留する。
図3に示すように、感光ドラム101と転写搬送部105が当接して停止した状態で、搬送ユニット200を装置本体130の正面側へ引き出すと、感光ドラム101と転写搬送部105が摺擦して、双方に傷が付いてしまう。それ以前に、感光ドラム101と転写搬送部105の摩擦力によって、搬送ユニット200を装置本体130の正面側へ引き出すことができない。
このため、図1に示すように、制御部150は、昇降モータ132を制御して圧力カム131を作動させて、転写搬送部105を破線位置まで回動させる。これにより、図4に示すように、感光ドラム101から転写搬送部105が離間して、感光ドラム101と転写搬送部105上の残留シートとの間に、レジ搬送部120から待機シートを流し込む空間が確保される。
図5に示すように、制御部150は、レジ搬送部120の上流に待機していた待機シートP2を、レジ搬送部120まで搬送する。レジ搬送部120は、待機シートP2をニップして転写ベルト105a上の残留シートP1の上に排出する。レジ搬送部120は、待機シートP2の後端がレジ前センサ205を通過して、レジ搬送部120に到達する直前位置まで待機シートを搬送して停止する。
これにより、転写ベルト105a上にあるフリーな状態の残留シートP1の上に、シート後端をレジ搬送部120で挟持された待機シートP2が覆い被さって停止した状態となる。
これにより、搬送ユニット200を引き出す際の勢いや風によって残留シートP1が動こうとすると、残留シートP1に密着した待機シートP2が残留シートP1に摩擦力を及ぼして、残留シートP1が動くことを防止する。
また、残留シートP1の未定着のトナー像の担持面に白紙の待機シートP2が覆い被さるので、搬送ユニット200を装置本体130の正面側へ引き出して残留シートP1を取り除く際に、ユーザーが未定着のトナー像に直接触れずに作業できる。
また、残留シートP1は、待機シートP2との間に未定着のトナー像を挟んだ状態で処理されるので、処理に伴って残留シートP1からトナーが周囲へ飛散したり、落下して床を汚したりし難くなる。これにより、残留シートP1の処理の作業性が大幅に向上する。
(1枚の画像形成ジョブ)
図3に示すように、1枚の画像形成ジョブもしくは複数枚の画像形成ジョブの最終のシートにトナー像が転写されているときにシートジャムが発生することがある。この場合、レジ搬送部120には待機シートP2が存在しない。レジ搬送部120とカセット110の間のシート搬送経路にも待機シートP2として利用できるシートが存在しない。
そこで、制御部150は、給送ローラ112を作動させてカセット110から新たにシートを繰り出して分離部111で1枚に分離し、レジ前搬送部202を経てレジ搬送部120で停止させることにより、1枚の新たな待機シートP2を形成する。そして、複数枚の画像形成ジョブの場合と同様に、レジ搬送部120を制御して、転写ベルト105a上の残留シートP1の上に、シート後端をレジ搬送部120で挟持された状態で停止した待機シートP2が覆い被さるようにする。
すなわち、シート供給部の一例であるカセット110は、シートをレジ搬送部120へ供給可能である。待機検知部の一例であるレジ前センサ205は、レジ搬送部120にて待機する待機シートP2の有無を検知可能である。制御部150は、カセット110を制御して、レジ搬送部120に待機シートP2が待機していない場合は、カセット110からレジ搬送部120へシートを待機シートP2として供給させる。
(シートジャムの表示時期)
図2に示すように、画像形成装置100では、内装カバー302が開かれると、内装カバー302の開閉を検知する不図示のインターロック機構が作動して装置本体130の電源がOFFされ、すべての搬送が停止する。
このため、ユーザーが、待機シートP2の搬送が終了する前に内装カバー302に接触することを阻止する必要がある。そこで、制御部150は、待機シートP2の搬送が終了した後に、操作部113の表示画面において、シートのジャムの発生を通報し、ジャムシートの処理手順を表示する。
以上説明したように、通報手段の一例である操作部113は、シート搬送のトラブルをユーザーに通報可能である。制御部150は、待機シートP2をレジ搬送部120によりニップした状態で停止させた後に、操作部113の表示画面を通じてシート搬送のトラブルを通報する。
(シートのジャムの発生時の制御)
図6は画像形成装置の制御系のブロック図である。図7は実施の形態1における制御のフローチャートである。
図6に示すように、制御部150は、書き込みセンサ204、レジ前センサ205、転写センサ208、定着入口センサ206、定着出口センサ207の各出力に基づいてシートの搬送を制御して画像形成ジョブを実行する。
図7に示すように、制御部150は、シートジャムを検知すると(S11のYES)、速やかにシートの搬送を停止する(S12)。
制御部150は、転写部T1を離間する(S13)。
制御部150は、転写センサ208がシートを検知している場合(S14のYES)、転写搬送部105に残留シートP1有りと判断して、転写搬送部105を作動させて、残留シートP1を図5の位置に位置決める(S15)。しかし、転写センサ208がシートを検知していない場合(S14のNO)、転写搬送部105に残留シートP1無しと判断して、操作部113において、シートジャムの発生を通報する(S21)。
制御部150は、レジ前センサ205がシートを検知している場合(S16のYES)、待機シートP2有りと判断して、レジ搬送部120により待機シートP2の搬送を開始する(S18)。しかし、レジ前センサ205がシートを検知していない場合(S16のNO)、待機シートP2が無いと判断して、カセット110からシートをレジ搬送部120まで搬送する(S17)。
制御部150は、待機シートP2を図5に示す位置まで搬送して、シート搬送方向の後端側をレジ搬送部120にニップさせた状態で待機シートP2を停止させる(S20)。その後、操作部113において、シートジャムの発生を通報する(S21)。
以上説明したように、検知部の一例である定着出口センサ207は、装置本体内のシートの搬送不良を検知可能である。制御部の一例である制御部150は、制御部150は、定着装置107の出口側に配置された定着出口センサ207によるシート検知の遅れを判断し、定着出口センサ207の出力に基づいて転写搬送部105及びレジ搬送部120を制御する。
制御部150は、シート搬送のトラブルが発生すると、転写搬送部105を感光ドラム101から離間させ、転写搬送部105を停止させる。これにより、搬送ユニット200は物理的に引き出し可能な状態となるが、引き出しに伴って転写搬送部105上のシートが移動したり舞い上がったりする可能性がある。
そこで、実施の形態1では、転写搬送部105に残留する第1のシートの一例である残留シートP1に重なるように残留シートP1とは異なる第2のシートの一例である待機シートP2をレジ搬送部120により給送する。そして、待機シートP2をレジ搬送部120によりニップした状態で停止させる。これにより、待機シートP2で残留シートP1を押え込んで、転写搬送部105における残留シートP1の移動や舞い上がりを抑制する。
(実施の形態1の効果)
実施の形態1では、シートのジャム発生時に、搬送ユニット200内のフリーな残留シートP1の上に、レジ搬送部120で搬送された待機シートP2が覆い被さる。これにより、搬送ユニット200を引き出す際の勢いや風によって残留シートP1が動こうとすると、シート間に摩擦が発生して動くことを防止する。これにより、引き出しユニットを引き出す際の風によるフリーな紙の浮きを防止し、トナーの飛散を低減することができる。
実施の形態1では、転写搬送部105は、転写ローラ105dが感光ドラム101から離間する方向へ移動可能である。転写搬送部105は、転写ローラ105dと一体に構成され、感光ドラム101に対して一体に離間する方向へ移動する。制御部150は、レジ搬送部120により第2のシートを給送する前に転写搬送部105を離間する方向へ移動させる。これにより、待機シートP2を残留シートP1の上に確実に排出して残留シートP1を転写搬送部105から押し出さないようにする。
実施の形態1では、未定着のトナーの印字面を覆い被せる面ができることで定搬ユニットを引き出し待機紙を処理する際、作業者が未定着のトナー面に直接触れずに処理することができるのでトナーの飛散を低減できると共に作業性が向上する。残留シートP1の除去作業において手指が汚れたり、トナーが周囲に飛散したりし難い。正面へ引き出した転写搬送部105に保持されたシートから手指にトナーが付着しにくい。
実施の形態1では、紙詰まりが発生した際の引き出しユニットを引き出す際に引き出しユニット上でフリーになっている紙の浮き、動きを防止し、処理性を向上することで、トナーの飛散、シートの落下を防止し、詰まった用紙を簡単に除去することができる。
実施の形態1では、用紙紙詰まりが発生して転写搬送部105が搬送駆動を停止した際、搬送ユニット200上に保持されていない残留シートP1があれば、レジ搬送部120が待機シートP2を転写搬送部105へ搬送する。このとき、待機シートP2の搬送量は、待機シートP2の搬送方向の後端が搬送ユニット200の入り口からレジ搬送部120までの間に位置するように調整される。このため、搬送ユニット200を引き出した際に、搬送ユニット200の入り口からはみ出した待機シートP2が破れたりしないで済む。
実施の形態1では、搬送された待機シートP2は、先端の少なくとも一部が転写搬送部105上の保持されていない残留シートP1の上面に接触するように位置決めて停止される。
<実施の形態2>
図8は実施の形態2の画像形成装置の構成の説明図である。図1に示すように、実施の形態1では、転写搬送部105の残留シートP1と同一の後続のシートを待機シートP2として利用した。これに対して、実施の形態2では、転写搬送部105の残留シートP1よりもシート搬送方向に直角な方向の長さが大きいシートをカセットから取り出して待機シートP2として利用する。
上述したように、1枚の画像形成ジョブもしくは複数枚の画像形成ジョブの最終のシートの場合、レジ搬送部120に待機シートP2が存在しないため、レジ搬送部120へ搬送して待機シートP2として利用するシートに選択の余地がある。待機シートP2として利用するシートのサイズを残留シートP1よりも搬送方向に直角な方向の長さが大きいものとすれば、転写搬送部105に残留シートP1を押し付ける効果を高めることができる。あるいは残留シートP1よりも単位面積当たり重量の大きいシートや弾性係数の高いシートを利用すれば、転写搬送部105に残留シートP1を保持する効果を高めることができる。
図8に示すように、実施の形態2では、画像形成装置100に複数のカセット110a、110b、110cが装備されて異なるサイズ、紙種のシートPa、Pb、Pcが収容されている。
制御部150は、これらの複数種類のシートの中で、残留シートP1を転写搬送部105上で押圧して移動を妨げる効果が最も高いシートPcを選択して、レジ搬送部120へ搬送し、待機シートP2として利用する。転写搬送部105上の残留シートP1よりもシート搬送方向に直角な幅方向のサイズが大きいシートPcを選択して、レジ搬送部120へ搬送する。また、搬送方向の長さが大きいシートPcは、残留シートP1のより多くの面積を覆うことができるので、移動を妨げる意味でも、トナー汚れを防止する意味でも好ましい。
しかし、搬送方向のサイズが大きいシートを選択すると、レジ搬送部120が待機シートを残留シート上で搬送する時間が増えて好ましくない。待機シートP2が残留シートP1上のトナーを掻き落して装置本体内が汚れる心配もある。そのため、制御部150は、残留シートよりも搬送方向のサイズが大きいシートを搬送する場合は、待機シートの先端が残留シートの先端位置を越えないように、レジ搬送部120で搬送する待機シートの搬送距離又は搬送時間を制限する。
以上説明したように、制御部150は、残留シートP1よりもシート搬送方向に直角な方向の長さが大きいシートを待機シートP2に選ぶ。
<実施の形態3>
図5に示すように、実施の形態1では、回転軸105eを中心に転写ベルト105aが回動して搬送方向の上流側が下方へ移動する。これにより、レジ搬送部120のシート排出方向下流側に、待機シートP2を残留シートP1から浮かせた状態で排出可能な空間を確保している。これにより、待機シートP2は、残留シートP1の搬送方向の中間位置に角度を持って接触し、レジ搬送部120が搬送する待機シートP2が残留シートP1を下流側へ押し流さないようにしている。
しかし、待機シートP2の搬送経路の構成によっては、搬送方向を含む面内における残留シートP1の角度と待機シートP2の角度との関係から、待機シートP2が残留シートP1を下流側へ押し流す場合がある。
そこで、実施の形態1では、レジ搬送部120が待機シートP2を搬送している間、転写ローラ105dに高電圧(1500V)を印加して、残留シートP1を転写ベルト105aに電気的に引き付けている。電気的な引力で残留シートP1を引き止めて残留シートP1が待機シートP2に押し流されないようにしている。
実施の形態3では、転写ベルト105aと残留シートP1とが電気的に吸着しているので、待機シートP2の搬送に伴って残留シートP1が連れ送りされて転写搬送部105上で位置ずれしたり落下したりすることを回避できる。
以上説明したように、制御部150は、待機シートP2をレジ搬送部120により給送するとき、転写搬送部105に残留シートP1を引き付けるように転写ローラ105dに電圧を印加する。
<その他の実施の形態>
図9は残留シートに重ねる待機シートの重ね量の説明図である。図9中、(a)は残留シートの後端を押える状態、(b)は残留シートの半分を押える状態、(c)は残留シートの全体を押える状態である。
本発明の画像形成装置は、実施の形態1で説明した具体的な各部構成、部品形態、及び実寸法には限定されない。実施の形態1の構成の一部又は全部を等価な部材に置き換えた別の実施の形態でも実施可能である。
像担持体は中間転写ベルトでもよい。すなわち、本発明の画像形成装置は、中間転写ベルトを用いて複数色のトナー像をシートに転写するフルカラープリンタであってもよい。
転写部と搬送部は、別部材であってもよい。本発明は、転写ローラの下流側に搬送ベルト又は搬送ローラを配置してシートを載置可能にした画像形成装置において実施してもよい。
実施の形態1では、モノクロレーザービームプリンタの実施の形態を説明したが、実施の形態1の制御は、複写機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置、レーザービーム露光を用いない画像形成装置でも実施可能である。
実施の形態1では、転写ベルトを用いた実施の形態を説明した。しかし、本発明は、感光ドラムに対して当接/離間が可能な転写ローラのシート搬送方向下流側に「複数の搬送ローラ」あるいは「2以上の張架ローラで張架した搬送ベルト」を配置した実施の形態でも実施できる。
実施の形態1では、シートを転写部T1へ搬送する搬送経路と同じ搬送経路を用いて残留シートP1の上に待機シートP2を重ねるように給送した。しかし、シートを転写部T1へ搬送する搬送経路とは異なる搬送経路を利用して残留シートP1の上に別のシートを搬送する実施の形態としてもよい。
図9の(a)に示すように、待機シートP2は、残留シートP1の搬送方向下流領域に接触していてもよい。図9の(b)に示すように、待機シートP2は、残留シートP1の搬送方向の中間位置から下流領域まで接触していてもよい。図9の(c)に示すように、待機シートP2は、残留シートP1の搬送方向の全域に重なっていてもよい。
100 画像形成装置、101 感光ドラム、102 帯電ローラ
103 露光装置、104 現像装置、104s 現像ローラ
105 転写搬送部、105a 転写ベルト
105b 駆動ローラ、105d 転写ローラ
106 ドラムクリーニング装置、107 定着装置、110 カセット
111 分離部、113 操作部、120 レジ搬送部、150 制御部
200 搬送ユニット、201 搬送ユニットレール、202 レジ前搬送部
203 ロックレバー、204 書き込みセンサ、205 レジ前センサ
206 定着入口センサ、207 定着出口センサ、208 転写センサ
211 シート後処理装置、302 内装カバー、303 定着入口ガイド
N ニップ、P1 残留シート、P2 待機シート、T1 転写部

Claims (11)

  1. 画像形成部にて画像形成するシートを搬送する搬送部と、前記搬送部が搬送するシートをニップしてシートを給送可能な給送部と、を有し、残留シートを処理する際に装置本体から引き出し自在の搬送ユニットと、
    前記搬送部、及び前記給送部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記搬送ユニットに第1のシートが残留するときは、前記搬送部により搬送される第2のシートを前記第1のシートに重ねるとともに、前記第2のシートを前記給送部によりニップした状態で停止させることを特徴とする画像形成装置。
  2. トナー像を担持可能な像担持体と、
    前記像担持体に対して接離可能であって前記像担持体に担持されたトナー像の転写部を形成可能な転写部材と、前記転写部でトナー像を転写されたシートを搬送する搬送部と、シートをニップして前記転写部へシートを給送可能な給送部と、を有し、装置本体から引き出し可能な搬送ユニットと、
    シート搬送の搬送不良を検知する検知部と、
    前記検知部の出力に基づいて前記転写部材、前記搬送部、及び前記給送部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、シート搬送の搬送不良が発生すると、前記転写部材を前記像担持体から離間させ、前記搬送部を停止させ、前記搬送部に残留する第1のシートに重なるように前記第1のシートとは異なる第2のシートを前記給送部により給送し、前記第2のシートを前記給送部によりニップした状態で停止させることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記搬送部は、前記転写部材が前記像担持体から離間する方向へ移動可能であって、
    前記制御部は、前記給送部により前記第2のシートを給送する前に前記搬送部を前記離間する方向へ移動させることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記搬送部は、前記転写部材と一体に構成され、前記像担持体に対して一体に前記離間する方向へ移動することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記転写部材は、前記像担持体の下方に配置され、
    前記搬送部及び前記転写部材は、下方へ移動して前記像担持体から離間することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記搬送部及び前記転写部材は、回転体と、前記回転体に張架されて前記像担持体に当接する転写ベルトと、前記回転体を支持するフレームと、前記フレームを移動させて前記転写ベルトを前記像担持体から接離させる接離機構と、を有することを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置。
  7. 前記フレームは、シート搬送方向下流側を回動中心にしてシート搬送方向上流側を前記像担持体から離間する方向へ回動させることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. シートを前記給送部へ供給可能なシート供給部と、
    前記給送部にて待機する前記第2のシートの有無を検知可能な待機検知部と、を備え、
    前記制御部は、前記給送部に前記第2のシートが待機していない場合は、前記シート供給部から前記給送部へシートを前記第2のシートとして供給させるように、前記待機検知部の出力に基づいて前記シート供給部を制御すること特徴とする請求項2乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. シート搬送のトラブルをユーザーに通報可能な通報手段を備え、
    前記制御部は、前記第2のシートを前記給送部によりニップした状態で停止させた後に、前記通報手段によりシート搬送のトラブルを通報することを特徴とする請求項2乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記第2のシートは、前記第1のシートよりもシート搬送方向に直角な方向の長さが大きいシートであることを特徴とする請求項2乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御部は、前記第2のシートを前記給送部により給送するとき、前記転写部材に前記第1のシートを引き付けるように前記転写部材に電圧を印加することを特徴とする請求項2乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置。

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