JP2006298514A - 用紙搬送装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 クリップやステイプルの針等の金属片が付いた用紙が供給された場合に、このような金属片が付いた用紙を確実に除去できる用紙搬送装置及びそれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】 本発明の用紙搬送装置が適用された画像形成装置では、レジストローラ12から見て用紙搬送方向の上流側(図の右側)に、上搬送ガイド24a、下搬送ガイド24b、永久磁石26、押し付け部材27、レジストセンサ25が配置されている。一方、レジストローラ12の下流側(図の左側)にはレジストガイド28が設けられている。ここで、永久磁石26は下搬送ガイド24bの搬送面の幅方向(図の紙面と垂直方向)全域に設けられ、押し付け部材7は、上搬送ガイド24aのレジストローラ12側の先端に取り付けられている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、デジタル複写機、レーザプリンタ等の画像形成装置に含まれる用紙搬送装置に関し、特にステイプルの針やクリップ等が付いた用紙を除去する用紙搬送装置に関する。また、本発明は、そのような用紙搬送装置を備えた画像形成装置に関する。
従来、用紙に付着した異物等を除去するクリーニング機構を備えた画像形成装置は多くあるが、用紙に付いたクリップやステイプルの針等は、クリーニング機構により容易に除去できるものではない。このため、クリップやステイプルの針等が付いた用紙を画像形成装置の給紙口に入れないように、ラベル表示等でユーザに注意を促す等の対策が取られることがあった。
しかし、このようなラベル表示等では、ユーザの不注意でクリップやステイプルの針等が付いた用紙が画像形成装置内に搬送されることがあり、この場合、画像形成装置に備えられる感光体や定着ローラ等の柔らかい表面層が傷つけられてしまう。そして、感光体等が傷つけられた場合には、これらの感光体等を交換する必要が生じていた。このため、画像形成装置の維持管理に非常にコストがかかるという問題があった。
このような問題を解消するために、特許文献1では、用紙に付いた金属片を紙送りローラの手前に設けた溝に磁力で落とし込み、金属片が装置内部に進入するのを防止する画像形成装置が提案されている。
また、特許文献2では、内部に用紙幅以上の大きさの磁石が設けられた、若しくは同一形状の磁石から成る紙搬送ローラと、この紙搬送ローラに引き寄せられた、金属の付いた用紙を装置外へ排出するための排出経路を備えることにより、先端に金属の付いた用紙が装置内に入ってきた場合に、その用紙を装置外に排出できる画像形成装置を提案している。
しかしながら、特許文献1の画像形成装置はクリップやステイプルの針等の金属が付いている場合、単に磁力だけでは金属片を取り除けないことが多く、結果的に金属片が付いた用紙が画像形成装置の内部に入り、感光体等を傷つけてしまうという不具合があった。また、特許文献2の画像形成装置の場合、金属片のついた用紙が画像形成装置の内部に入り込むことはないが、別途搬送経路を設ける必要等が生じ、装置構成が複雑になるという欠点があった。
実開平2−39250号公報 特開平6−56326号公報
本発明は、上記問題点に鑑み、クリップやステイプルの針等の金属片が付いた用紙が給紙された場合に、このような用紙を確実に除去できる用紙搬送装置を提供することである。また、本発明の他の目的は、上記の用紙搬送装置を備えることにより、クリップやステイプル等の金属片が付いた用紙が装置内に給紙された場合でも、装置内に備えられた感光体等を傷つけることなく、装置構成が簡易である画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために本発明は、第1の搬送面と第2の搬送面とから成る搬送経路中に用紙幅以上の大きさの磁石を備える用紙搬送装置において、前記磁石は第1の搬送面に設けられ、前記第2の搬送面側には前記搬送経路を搬送される用紙を前記磁石に押し付けるための押し付け部材が設けられることを特徴としている。
また、本発明は、上記構成の用紙搬送装置において、前記押し付け部材は、可撓性を有するシート部材であることを特徴としている。
また、本発明は、上記構成の用紙搬送装置を備える画像形成装置であることを特徴としている。
また、本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記磁石及び前記押し付け部材は、前記搬送経路に沿って配置される感光体より上流側に設けられることを特徴としている。
また、本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記磁石に金属片がついた用紙が吸着されたことを検知する検知手段と、前記検知手段により検知した結果を通知する通知手段とを備えることを特徴としている。
また、本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記磁石は、レジストローラの用紙搬送方向上流側にある下搬送ガイドのガイド面に設けられ、前記押し付け部材は前記下搬送ガイドに対向する上搬送ガイドに設けられることを特徴としている。
本発明の第1の構成によれば、搬送路を搬送される用紙は、磁石が設けられた搬送面とは別の搬送面に設けられた押し付け部材により磁石に押し付けられるために、用紙にクリップやステイプルの針等の金属片が付いている場合、必ずこれらの金属片は磁石に吸着される。このため、クリップやステイプルの針等の付いた用紙が、磁石が設けられた位置の下流に搬送されることはない。
また、本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の用紙搬送装置において、可撓性のシート部材で用紙を押し付けているために、用紙にクリップやステイプルの針等が付いていない場合には、用紙は押し付け部材を撓ませて通過することが可能となる。このため、簡易な装置構成で、クリップ等が付いた用紙を除去する用紙搬送装置を実現できる。
また、本発明の第3の構成によれば、上記第1又は第2の構成の用紙搬送装置を備える画像形成装置において、装置構成を複雑にすることなく、クリップやステイプルの針等の付いた用紙が、画像形成装置内に進入し、画像形成装置の部品を傷つけることを防止できる。
また、本発明の第4の構成によれば、上記第3の構成の画像形成装置において、画像形成装置を構成する部品のうち、クリップやステイプルの針等が搬送された場合に特に傷つきやすい感光体と定着ローラに対して、磁石と押し付け部材が搬送路上流側にあるために、感光体及び定着ローラがクリップ等の付いた用紙によって傷つけられることを防止できる。
また、本発明の第5の構成によれば、上記第3又は第4の構成の画像形成装置において、クリップやステイプルの針等が付いた用紙が、磁石に吸着され、用紙の搬送が停止されたことをユーザに知らせるために、ユーザのジャム処理への対応が容易となる。
また、本発明の第6の構成によれば、上記第4又は第5の構成の画像形成装置において、磁石と押し付け部材をレジストローラの手前に設ける構成としているため、クリップやステイプルの針等が付いた用紙によって、感光体等を傷つけない構成の画像形成装置を容易に実現できる。また、レジストセンサを用いて用紙が磁石に吸着されたことを検知することも可能であるため、別途、検知手段を設ける必要がなく、装置の部品点数の追加を最小限にすることが可能となる。
以下に本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の用紙搬送装置が適用された画像形成装置の概略断面図であり、ここでは一例としてデジタル複合機を示している。なお、本発明の用紙搬送装置が、デジタル複合機以外の画像形成装置に適用可能なのは言うまでもない。
画像形成装置1では、コピー動作を行う場合、複合機本体2内の画像形成部3において、帯電ユニット4により図中のA方向に回転する小径の感光体ドラム5が一様に帯電され、画像読取部6で読み取られた原稿画像データに基づく露光ユニット(レーザ走査ユニット等)7からのレーザビームにより感光体ドラム5上に静電潜像が形成され、現像ユニット8により静電潜像に現像剤(以下、トナーという)が付着されてトナー像が形成される。この現像ユニット8へのトナーの供給はトナーコンテナ9から行われる。
上記のようにトナー像が形成された感光体ドラム5に向けて、用紙が給紙機構10から用紙搬送路11及びレジストローラ対12を経由して画像形成部3に搬送され、この画像形成部3において転写ローラ13(画像転写部)により感光体ドラム5の表面におけるトナー像が用紙に転写される。
そして、トナー像が転写された用紙は感光体ドラム5から分離され、定着ローラ対14aを有する定着部14に搬送されてトナー像が定着される。定着部14を通過した用紙は、複数方向に分岐した用紙搬送路15に送られて、用紙搬送路15の分岐点に設けられた複数の経路切換ガイドを有する経路切換機構21、22、23によって搬送方向が振り分けられ、そのまま(或いは、用紙搬送路16に送られて両面コピーされた後に)、第1排出トレイ17a、第2排出トレイ17b又は第3排出トレイ17cの用紙排出部に排出される。
また、図示しないが、感光体ドラム5の表面の残留電荷を除去する除電装置がクリーニング装置18の下流側に設けられている。さらに、給紙機構10は、複合機本体2に着脱自在に取り付けられ、用紙を収納する複数の給紙カセット10a、10bと、その上方に設けられるスタックバイパス(手差しトレイ)10cとを備えてなり、これらは用紙搬送路11によって感光体ドラム5及び現像ユニット8等からなる画像形成部3に繋がっている。
用紙搬送路15は、具体的には、定着ローラ対14aの下流側において、まず左右二股に分岐し、一方の経路(図1では右方向に分岐する経路)は第1排出トレイ17aに連通するように構成されている。そして、他方の経路(図1では左方向に分岐する経路)は搬送ローラ対19を経由して、上下二股に分岐し、一方の経路(図1では上方向に分岐する経路)は第2排出トレイ17bに連通するように構成されている。これに対し、他方の経路(図1では下方向に分岐する経路)は、上記分岐点の直下において二股に分岐し、一方の経路は排出ローラ対20を経由して第3排出トレイ17cに用紙を排出するように構成されており、他方の経路は用紙搬送路16に連通するように構成されている。
図2は、本実施形態の画像形成装置の構成を示すブロック図である。図1と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。図2において、画像形成装置1は、画像読取部6、感光体ドラム5及び現像ユニット8を有する画像形成部3、制御部30、メインモータ31、記憶部32、操作部33、検知手段34、通知手段35を備えている。
画像読取部6は、複写時に原稿を照明するスキャナランプや原稿からの反射光の光路を変更するミラーが搭載された走査光学系、原稿からの反射光を集光して結像する集光レンズ、及び結像された画像光を電気信号に変換するCCD等から構成される。
制御部30は、操作部33からの信号に基づき画像読取部6、画像形成部3等の画像形成装置各部の動作制御を行う。また、検知手段34から得られた結果に基づいて、通知手段35の動作制御も行う。
メインモータ31は、制御部30からの制御信号に応じて感光体ドラム5、転写ローラ13(図1参照)、定着部14(図1参照)を駆動する。 操作部33は、ユーザが装置の機能や印刷条件等の設定を行う操作キーと、設定条件や装置の状態等を表示する表示部(いずれも図示せず)とから構成される。記憶部32は、制御部30により用いられる画像形成装置各部の制御プログラムを記憶する。検知手段34及び通知手段35については後述する。
図3は、本発明の用紙搬送装置が適用された画像形成装置1について、レジストローラ12(図1参照)近傍の装置構成を拡大して示した拡大図である。図3(a)は、用紙Pが搬送される前の状態、図3(b)はクリップやステイプルの針等の金属片29が付いていない通常の用紙Pが搬送されている状態、図3(c)はクリップ等の金属片29が付いた用紙Pが搬送途中で永久磁石26に吸着された状態を示している。
図3に示すように本実施形態の用紙搬送装置が適用された画像形成装置では、レジストローラ12から見て用紙搬送方向の上流側(図の右側)に、上搬送ガイド24a、下搬送ガイド24b、永久磁石26、押し付け部材27、レジストセンサ25が配置されている。一方、レジストローラ12の下流側(図の左側)にはレジストガイド28が設けられている。ここで、永久磁石26は下搬送ガイド24bの搬送面の幅方向(図の紙面と垂直方向)全域に設けられ、押し付け部材7は、上搬送ガイド24aのレジストローラ12側の先端に取り付けられている。このように構成された画像形成装置1を用紙Pが搬送される様子について以下に説明する。
まず、クリップやステイプルの針等の金属片29が付いていない通常の用紙Pが搬送される場合について説明する。給紙機構10(図1参照)から搬送されてきた通常の用紙Pは、レジストセンサ25で検知された後、上搬送ガイド24aと下搬送ガイド24bに導かれてレジストローラ12に向かって搬送される。この時、用紙Pは上搬送ガイド24aに設けられた押し付け部材27によって永久磁石26に押し付けられる。
しかし、用紙Pには金属片29が付いていないために、用紙Pは永久磁石26に吸着されることなく、さらに先に搬送されようとする。本実施形態では押し付け部材27として可撓性のマイラーシートやOHPフィルム等のポリエチレンテレフタレート等からなるシート材を用いているために、用紙Pは押し付け部材27を図3(b)に示すように撓ませて進行する。そして、レジストローラ12へと搬送されるが、用紙Pの斜行を防止するために、用紙Pがレジストローラ12のニップ部に突き当てられ、先端が揃えられる。この後、レジストセンサ12で用紙Pの先端を検知してから所定の時間が経過することによりレジストローラ12が回転し、用紙Pはレジストガイド28へと搬送される。
レジストガイド28へと搬送された用紙Pは、さらに搬送されて、感光体5(図1参照)に形成されたトナー像を転写ローラ13(図1参照)によって転写され、定着部14(図1参照)でトナーが定着された後に排出される。
次に、クリップやステイプルの針等の金属片29が付いた用紙Pが搬送される場合について説明する。通常の用紙Pの場合と同様に、給紙機構10(図1参照)から搬送されてきた用紙Pは、レジストローラ25で検知された後、上搬送ガイド24aと下搬送ガイド24bに導かれてレジストローラ12に向かって搬送される。そして、永久磁石26を通過する時に、用紙Pには金属片29が付いているために、図3(c)に示すように、用紙Pは永久磁石26に吸着される。なお、本実施形態では、用紙Pは押し付け部材27により永久磁石26に押し付けられる構成のため、金属片29が付いた用紙Pは確実に永久磁石26に吸着される。
その後、永久磁石26に吸着された用紙Pは、永久磁石26より下流側に搬送されることがないため、レジストローラ12より下流側にある感光体5、定着部14(いずれも図1参照)は、クリップ等の金属片29が付いた用紙Pによって傷つけられることがない。
なお、本実施形態では、金属片29を吸着する磁石として永久磁石26を用いたが、これに限定される趣旨ではなく、電磁石等を用いても構わない。また、永久磁石26の大きさを下搬送ガイド24bの幅方向全域としているが、これに限定される趣旨ではなく、用紙Pについた金属片29を確実に除去できればよく、用紙Pの幅以上の大きさであればよい。
更に、本実施形態では、押し付け部材27として可撓性のマイラーシート等を用いているが、本発明の目的を逸脱しない範囲で変更可能である。例えば、搬送される用紙Pの推進力では撓まない部材を押し付け部材27として用い、別途、所定のタイミングで押し付け部材27を上下させるような装置を設ける構成等としても構わない。ただし、マイラーシート等の可撓性のシートを押し付け部材27として用いた方が、装置の構成を複雑にしないので好ましい。
本実施形態の画像形成装置1では、用紙Pに付いた金属片29が永久磁石26に吸着されて用紙Pの搬送が止まった場合、検知手段34によってジャムを検知し、検知したジャムを通知手段35によってユーザに通知する構成となっている。図4は、画像形成処理が開始されて、用紙Pに金属片29が付いている場合に、検知手段34によりジャムを検知し、ジャムをユーザに通知する手順を示すフローチャートである。以下、図1、図2及び図3を参照しながら、図4のフローチャートについて説明する。なお、本実施形態では、検知手段34としてはレジストセンサ25が用いられている。
ユーザにより画像形成条件が入力され画像形成処理が開始されると(ステップS1)、給紙機構10から用紙Pが搬送される(ステップS2)。この後、用紙Pの先端がレジストセンサ25を通過すると(ステップS3)、制御部30に内蔵されたタイマーによる計測が開始される(ステップS4)。そして、タイマーによる計測が開始された時点から、用紙Pがレジストローラ12のニップ部に突き当てられて用紙Pの先端が揃えられた後、回転を開始したレジストローラ12により用紙Pが搬送され、用紙Pの後端がレジストセンサ25を通過するまでに要する時間が経過すると(ステップS5)、制御部30は、レジストセンサ25から用紙Pの後端が通過したとの信号を受信したか否かを確認する(ステップS6)。なお、用紙Pの先端から後端までがレジストセンサ25を通過するのに要する時間は、予め記憶部32に記憶されている。
用紙Pの後端が通過したとの信号を受信していない場合は、制御部30は、用紙Pに付いた金属片29が永久磁石26に吸着し、用紙Pの搬送が停止された状態になっていると判断し、通知手段35に信号を送信する。そして、制御部30から信号を受信した通知手段35は、ユーザにジャムの発生を通知する(ステップS7)。なお、通知手段35としては、例えば、ブザーのように音でユーザにジャムを通知するものでもよいし、画像形成装置1の操作部33に設けられた表示部(図示せず)等のようにジャムをメッセージで通知するものでもよい。
ジャムの知らせを受けたユーザが永久磁石26に吸着されている用紙Pを取り除き、ジャム処理を行う(ステップS8)と、ステップS1に戻り、再度、画像形成処理が開始される。一方、制御部30が、レジストセンサ25から用紙Pの後端が通過したとの信号を受信している場合には、用紙Pには金属片29が付いておらず、永久磁石26に用紙Pが吸着されていないと判断されて、画像形成処理が続行される(ステップS9)。
なお、本実施形態では、金属片29が付いた用紙Pが永久磁石26に吸着されたことを検知する検知手段34として、アクチュエータ型のレジストセンサ25を用いているが、必ずしもこれに限定される趣旨ではない。例えば、光センサ等のアクチュエータ型以外のレジストセンサを用いてもよいし、レジストセンサと定着部14の下流側等に設けられた用紙センサとの組合せで検知する構成としても構わない。
また、永久磁石26に金属片29が吸着されると磁界の乱れが生じるために、磁界の乱れを検出できるサーチコイル等を用いた磁気センサを使用しても構わない。特に、磁気センサを検知手段34として用いた場合には、用紙Pが永久磁石26に吸着されて止まった場合と通常の紙詰まりとの区別がつきやすく、ジャム処理の対応の点でメリットがある。
更に、本実施形態では、本発明の用紙搬送装置を画像形成装置1のレジストローラ12の手前に配置する構成としているが、この場所に限定する趣旨ではなく、本発明の目的を逸脱しない範囲で変更可能である。例えば、本発明の用紙搬送装置を画像形成装置に備えられる原稿搬送装置の搬送経路に適用する等しても構わない。
本発明においては、搬送経路中に用紙幅以上の大きさの磁石を備える用紙搬送装置において、磁石が用紙の搬送面に設けられ、磁石の上方には用紙を磁石に押し付けるための押し付け部材が備えられている。
このため、クリップやステイプルの針等の金属片が付いた用紙を磁石で吸着することが可能なため、磁石が設けられた位置より下流側に金属片が付いた用紙が搬送されるのを防止できる。また、磁石の上方には押し付け部材が設けられているために、金属片が付いた用紙を確実に、磁石に吸着させることが可能となる。
また、押し付け部材に、マイラーシート等の可撓性を有する部材を用いることより、装置構成を簡易にできる。
また、上記用紙搬送装置を画像形成装置に備えることにより、金属片が付いた用紙によって画像形成装置内部の部品が傷つけられるのを防止することが可能となる。
また、上記画像形成装置に、金属片が付いた用紙が磁石に吸着されたことを検知する検知手段と検知結果を通知する通知手段を設けることにより、ユーザのジャム処理への対応が容易になる。
は、本発明の用紙搬送装置が適用された画像形成装置の構成を示す概略断面図である。 は、本発明の用紙搬送装置が適用された画像形成装置の構成を示すブロック図である。 は、本発明の用紙搬送装置が適用された画像形成装置のレジストローラ近傍の装置構成を示す拡大図である。 は、本実施形態の画像形成装置において、金属片が付いた用紙が磁石に吸着された場合のユーザへの通知手順を示したフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置
5 感光体
12 レジストローラ
24a 上搬送ガイド
24b 下搬送ガイド
25 レジストセンサ
26 永久磁石
27 押し付け部材
29 金属片
30 制御部
34 検知手段
35 通知手段

Claims (6)

  1. 第1の搬送面と第2の搬送面とから成る搬送経路中に用紙幅以上の大きさの磁石を備える用紙搬送装置において、
    前記磁石は第1の搬送面に設けられ、前記第2の搬送面側には前記搬送経路を搬送される用紙を前記磁石に押し付けるための押し付け部材が設けられることを特徴とする用紙搬送装置。
  2. 前記押し付け部材は、可撓性を有するシート部材であることを特徴とする請求項1に記載の用紙搬送装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の用紙搬送装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記磁石及び前記押し付け部材は、前記搬送経路に沿って配置される感光体より上流側に設けられることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記磁石に金属片がついた用紙が吸着されたことを検知する検知手段と、前記検知手段により検知した結果を通知する通知手段と、を備えることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記磁石は、レジストローラの用紙搬送方向上流側にある下搬送ガイドのガイド面に設けられ、前記押し付け部材は前記下搬送ガイドに対向する上搬送ガイドに設けられることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の画像形成装置。
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