JP5268311B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5268311B2
JP5268311B2 JP2007237532A JP2007237532A JP5268311B2 JP 5268311 B2 JP5268311 B2 JP 5268311B2 JP 2007237532 A JP2007237532 A JP 2007237532A JP 2007237532 A JP2007237532 A JP 2007237532A JP 5268311 B2 JP5268311 B2 JP 5268311B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
separation bias
transfer
separation
stiffness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007237532A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009069456A (ja
Inventor
恭弘 道下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2007237532A priority Critical patent/JP5268311B2/ja
Publication of JP2009069456A publication Critical patent/JP2009069456A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5268311B2 publication Critical patent/JP5268311B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Description

本発明は、電子写真方式を用いた複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置に関する。
近年、ファクシミリや複写機などの画像形成装置は、用紙の多様化(例えば、リサイクル紙、用紙の両面印刷、用紙の厚み、用紙のサイズ)のため、ローラなどへの用紙巻き付きを防止するため、転写部での分離性能が厳しくなってきた。この場合、分離バイアス電流を上げると、分離性能を良くなることが知られている。しかし、分離バイアス電流を上げ過ぎると、定着部での尾引き、静電オフセットなどが発生する。
ここで、定着部での尾引きとは、細線などの未定着の画像が定着部で定着する際、未定着の用紙上のトナーが熱ローラに引っ張られて画像が流れる状態のことである。静電オフセットとは、定着部で定着する際、未定着トナーが熱ローラの方に残り、熱ローラが2回目に回転してきたとき、用紙にトナーが移る現象のことである。
そこで、この問題を解消するために、転写部に搬送されてきた用紙の先端部分の領域にのみ、分離バイアス電流を印加する技術が提案されている(特許文献1参照)。また、検知した転写電圧や用紙サイズに基づいて定着部の温度を制御する技術も提案されている(特許文献2参照)。
特開2003−15428号公報 特開2004−110009号公報
しかしながら、これら従来の技術をもってしても、例えば用紙の剛度によって、定着部での尾引きや静電オフセットの問題が発生したり、転写部での分離不良が発生したりしていた。あるいは、含水の多い用紙では定着部での尾引きや静電オフセットの問題が発生したり、含水の少ない用紙では転写部での分離不良が発生したりして、十分満足すべきものではなかった。
それゆえに、本発明の主たる目的は、転写部での分離性能を向上させるとともに、定着部での尾引き、静電オフセットなどが発生しない画像形成装置を提供することである。
請求項1に係る発明は、現像された像を用紙に転写する転写部の下流に配設され、搬送されてきた用紙に分離バイアスを印加するための分離バイアス印加装置と、転写部の転写電圧を検知するための転写電圧検知装置と、転写部の上流に配設され、搬送されてきた用紙の剛度を検知するための剛度検知装置と、剛度検知装置からの用紙剛度情報に基づいて、分離バイアス印加装置の分離バイアス電流値を決定し、かつ、転写電圧検知装置からの転写電圧情報に基づいて分離バイアス電流印加時間を決定する制御装置と、を備え、剛度検知装置は、搬送されてきた用紙を用紙の搬送路に沿って設けたローラ間で撓ませる手段と、撓んだ用紙によって押されて移動する検出部材と、検出部材の移動量に応じて用紙の剛度を検出するための検出センサと、を有していること、を特徴とする、画像形成装置である。
請求項1の発明では、剛度検知装置からの用紙剛度情報に基づいて分離バイアス印加装置の分離バイアス電流値を決定し、かつ、転写電圧検知装置からの転写電圧情報に基づいて分離バイアス電流印加時間を決定するように構成されているため、最適かつ最小限の分離バイアスですみ、用紙の剛度や含水量に起因して発生していた、定着部での尾引きや静電オフセット、もしくは、転写部での分離不良の解消に優れている。
本発明によれば、所定の入力情報に基づいて、分離バイアス印加装置の分離バイアス電流値を決定し、かつ、分離バイアス電流印加時間を決定するように構成されているため、最適かつ最小限の分離バイアスですみ、転写部での分離性能を向上させるとともに、定着部での尾引き、静電オフセットなどが発生しない画像形成装置を得ることができる。
本発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための最良の形態の説明から一層明らかとなろう。
(第1の実施形態)
図1は本発明に係る画像形成装置の要部を示す概略構成図である。感光体ドラム2は駆動手段によって図示矢印の時計方向に所定速度で駆動される。感光体ドラム2の外周近傍には、帯電器4、現像装置6、転写ローラ8、クリーニング装置10が設けられている。感光体ドラム2は帯電器4にて表面がプラスのバイアスに一様に帯電される。感光体ドラム2の回転方向における帯電器4の下流側には、レーザースキャニングユニット24が配置されている。レーザースキャニングユニット12から放射されたレーザ光Lは、感光体ドラム2上に照射され、静電潜像が形成される。
レーザースキャニングユニット12の下流側には、現像装置6が配置されている。現像装置6は、トナーを感光体ドラム2に付与するためのものである。前記静電潜像は現像装置6によって現像され、トナー像として顕像化される。現像装置6の下流側には、転写ローラ8が配置されている。さらに、転写ローラ8の下流側には、感光体ドラム2に残ったトナーを除去するためのクリーニング装置10が配置されている。
一方、給紙カセット(図示せず)から搬送ローラ対20によって搬送されてきた用紙Pは、搬送ガイド22に沿って導かれる。搬送ガイド22に配置されているレジストスィッチ(フォトセンサ)24が用紙Pの先端部を検知すると、レジストローラ対26が一時的に回転駆動を停止する。従って、搬送されてきた用紙Pは、先端がレジストローラ対26に当接すると、先端部分の搬送は一旦停止するが、後続部分は搬送ローラ対20によって引き続き搬送されている。このため、図2に示すように、用紙Pは搬送ガイド22に設けられた三角引込み部23に沿って撓む。
三角引込み部23内には、用紙Pの剛度を検知するための剛度検知装置(アクチュエータ)30の検出針34が配置されている。用紙Pの剛度は、撓んだ用紙Pによって検出針34が押されて移動した量によって検知される。図3に示すように、剛度検知装置30は、検出針34と、検出針34の一端側に設けた二つの遮光板36a,36bと、遮光板36a,36bのそれぞれに対応して設けられた二つのフォトセンサ38a,38bとで構成されている。遮光板36a,36bは、検出針34の軸方向から見て相互に異なる角度で取り付けられている。初期状態では、フォトセンサ38a,38bは遮光板36a,36bによって遮光されており、OFF状態である。
この剛度検知装置30において、剛度が低い(コシの弱い)用紙Pの場合は、用紙Pの撓んだ部分が検出針34を押して移動させる力が弱いため、遮光板36a,36bの移動もなく、二つのフォトセンサ38a,38bは遮光板36a,36bによって遮光され、OFF状態のままである。剛度が中程度の用紙Pの場合は、用紙Pの撓んだ部分が検出針を押して移動させる力がある程度強いため、フォトセンサ38aのみが遮光板36aによる遮光から開放され、ON状態になる。剛度の高い(コシの強い)用紙Pの場合は、用紙Pの撓んだ部分が検出針34を押して移動させる力が強いため、遮光板36a,36bの移動量も多くなり、二つのフォトセンサ38a,38bは遮光板36a,36bによる遮光から開放され、ON状態になる。
剛度検知装置30によって用紙Pの剛度が検知された後、感光体ドラム2上のトナー画像が転写ローラ8に接近するのに同期して、レジストローラ対26が回転駆動を再び開始することにより、搬送タイミングが調整され、感光体ドラム2と転写ローラ8との間を搬送される。これによって、用紙Pの先端とトナー画像先端とが一致して転写ローラ8を通過し、用紙Pには転写ローラ8上に形成されたトナー画像が転写される。
ここで、転写ローラ8には、転写電圧(マイナスのバイアス)が印加される。転写部には、この転写ローラ8の転写電圧を測定するための転写電圧検知装置(図示せず)が設けられている。転写電圧は、用紙Pの含水量が多くなると、用紙Pが低抵抗になるため低くなる。逆に、用紙Pの含水量が少なくなると、用紙Pが高抵抗になるため高くなる。
転写ローラ8の下流には、搬送されてきた用紙Pに分離バイアスを印加するための分離バイアス印加装置40が配設されている。すなわち、転写ローラ8から搬送されてきた用紙Pはマイナスに静電帯電した状態であるため、静電気によってローラなどに巻き付き易い。このため、分離バイアス印加装置40の針端子41から分離電圧(プラスのバイアス)を印加して、マイナス帯電を打ち消す。分離バイアス印加装置40の分離バイアス電流の電流値は、剛度検知装置30からの用紙剛度情報に基づいて決定され、印加時間は転写電圧検知装置からの転写電圧情報に基づいて決定される。
用紙Pの先端が転写ローラ8に到達すると、転写バイアスと分離バイアスとが、略同時に印加される。転写バイアスは用紙Pの全面にわたって印加される。一方、分離バイアスは、後述する制御によって、用紙Pの所定の部分に印加される。転写バイアスと分離バイアスは、略同時に印加されているため、用紙Pの先端が転写ローラ8に到達したときに、分離バイアスが印加されているので、実際には、用紙Pに対しては、分離バイアスは転写バイアスに比べて少し早めに印加されている。こうしてトナー画像が転写された用紙Pは、図示しない定着装置に搬送され、定着装置で定着され、機外に排出される。
次に、以上の構成からなる画像形成装置の分離バイアス制御の一例について、図4に示すフローチャートを参照して詳説する。
レジストローラ対26のところに搬送されてきた用紙Pは、ステップS1で、剛度検知装置30のフォトセンサ38aがON状態であると判断され、さらにステップS2で、フォトセンサ38bもON状態であると判断されると、ステップS3で、用紙Pは剛度が高い(コシが強い)と判断される。すなわち、用紙Pはコシが折れにくく、ローラなどへ巻き付きにくいと判断される。従って、ステップS4で、分離バイアス印加装置40の分離バイアス電流の電流値を0μA(すなわち、分離バイアス電流を流さない)に設定する。
また、ステップS1で、剛度検知装置30のフォトセンサ38aがON状態であると判断され、ステップS2で、フォトセンサ38bがOFF状態であると判断されると、ステップS5で、用紙Pは剛度が中程度と判断される。すなわち、用紙Pは剛度の点において、ローラなどへ若干巻き付き易いと判断される。従って、ステップS6で、分離バイアス印加装置40の分離バイアス電流の電流値を+10μAに低く設定する。
また、ステップS1で、剛度検知装置30のフォトセンサ38aがOFF状態であると判断されると、ステップS7で、用紙Pは剛度が低い(コシが弱い)と判断される。すなわち、用紙Pはコシが折れて、ローラなどへ巻き付き易いと判断される。従って、ステップS8で、分離バイアス印加装置40の分離バイアス電流の電流値を+40μAに高く設定する。
各ステップS4,S6,S8で分離バイアス電流の電流値が設定された後、用紙Pの先端が転写ローラ8に到達すると、ステップS9で、図5のタイミングチャートに示すように、転写バイアスと分離バイアスとが略同時に印加される。なお、図5において、転写バイアスの+逆バイアスは、転写ローラ8の除電のために印加されているものである。分離バイアス印加装置40からの分離バイアスは、各ステップS4,S6,S8で設定された電流値で、転写バイアス印加後所定時間(本実施形態の場合は100ms)印加される。一方、転写部に設けられた転写電圧検知装置は、転写ローラ8に印加された転写バイアス(転写電圧)を測定する。
次に、ステップS10で、転写バイアスの測定電圧が2.0kV以上であると判断されると、用紙Pの含水量が少ないと判断される。すなわち、用紙Pは含水量が少ないため静電帯電し易く、静電気によってローラなどへ巻き付き易いと判断される。従って、ステップS11で、図5(C)に示すように、分離バイアスが転写バイアスOFF後100msまで印加される。すなわち、分離バイアスは用紙Pの全面にわたって印加される。
また、ステップS10で、転写バイアスの測定電圧が2.0kVより低いと判断され、かつ、ステップS12で、転写バイアスの測定電圧が1.5kV以上であると判断されると、用紙Pの含水量が中程度であると判断される。すなわち、用紙Pは、静電気によってローラなどへ若干巻き付き易いと判断される。従って、ステップS13で、図5(B)に示すように、分離バイアスが引き続き所定時間(本実施形態の場合は300ms)まで印加される。すなわち、分離バイアスの印加は、用紙Pの先端から約半分のところでカットされる。
また、ステップS10で、転写バイアスの測定電圧が2.0kVより低いと判断され、さらに、ステップS12で、転写バイアスの測定電圧が1.5kVより低いと判断されると、用紙Pの含水量が多いと判断される。すなわち、用紙Pは含水量が多いため静電帯電しにくく、静電気によるローラなどへの巻き付きがほとんど発生しないと判断される。従って、ステップS14で、図5(A)に示すように、分離バイアスは即カットされる。すなわち、分離バイアスの印加は、用紙Pの先端から若干の距離のところでカットされる。
次に、紙含水、秤量および紙目が異なる用紙Pを用いて、用紙剛度情報と転写電圧情報とに基づいて分離バイアス電流と分離バイアス電流の印加時間を決定した場合の評価結果を表1に記載する。表1において、T目(縦目)とは、用紙の長い辺と平行に用紙の繊維が揃っている紙のことである。Y目(横目)とは、用紙の短い辺と平行に用紙の繊維が揃っている紙のことである。なお、これらの実施例1〜12および比較例1,2は、図4に示した分離バイアス制御フローチャートを設計する際の基礎データの一つとして用いられたものであり、従って、実施例7、実施例9、実施例12のトータルの分離バイアス印加時間は、図4に示した分離バイアス制御フローチャートとは異なったものとなっている。
Figure 0005268311
実施例1〜実施例6までは、含水量が多い(8−9%)用紙Pを給紙した場合である。この場合、実施例1〜実施例6の用紙Pの剛度検知結果は「低」または「中」であった。従って、分離バイアス印加装置40の分離バイアス電流は、それぞれ「+40μA」または「+10μA」に設定された。また、転写電圧検知装置の転写電圧検知結果は「1.1kV」〜「1.6kV」であった。従って、トータルの分離バイアス印加時間は、転写電圧が1.6kVの実施例5に対しては「400ms」に設定され、残りの実施例に対しては「100ms」に設定された。この結果、実施例1〜実施例6のすべてに、良好な分離性および画像品質性が認められた。
一方、比較例2の場合、用紙Pの剛度検知結果は「中」であった。従って、分離バイアス印加装置40の分離バイアス電流は、「+10μA」に設定した。しかし、転写電圧検知装置の転写電圧検知結果は「1.1kV」であったにもかかわらず、トータルの分離バイアス印加時間を「100ms」ではなく、「FULL」に設定した。この結果、分離バイアス印加時間が長過ぎることになり、静電オフセットや尾引きが発生した。
同様に、実施例7〜実施例12までは、含水量が少ない(3−4%)用紙Pを給紙した場合である。この場合、実施例7〜実施例12のすべてに、良好な分離性および画像品質性が認められた。
一方、比較例1の場合、用紙Pの剛度検知結果は「低」であった。従って、分離バイアス印加装置40の分離バイアス電流は、「+40μm」に設定した。しかし、転写電圧検知装置の転写電圧検知結果は「2.4kV」であったにもかかわらず、トータルの分離バイアス印加時間を「FULL」ではなく、「400ms」に設定した。この結果、分離バイアス印加時間が短過ぎることになり、分離不良が発生した。
以上のように、剛度検知装置30からの用紙剛度情報に基づいて分離バイアス印加装置40の分離バイアス電流を決定し、かつ、転写電圧検知装置からの転写電圧情報に基づいて分離バイアス電流の印加時間を決定するように構成されているため、最適かつ最小限の分離バイアスですみ、用紙Pの剛度や含水量に起因して発生していた、定着部での尾引きや静電オフセット、もしくは、転写部での分離不良を解消することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係る画像形成装置は、絶対湿度と用紙の秤量と表裏印字の情報に基づいて、分離バイアス印加装置の分離バイアス電流および分離バイアス印加時間を決定するように構成されている。
画像形成装置は、機外の絶対湿度を測定するための気温湿度センサと、現像された像を用紙Pに転写する転写部の下流に配設され、搬送されてきた用紙Pに分離バイアスを印加するための分離バイアス印加装置(前記第1の実施形態で説明した分離バイアス印加装置40と同様のもの)と、気温湿度センサからの絶対湿度と用紙Pの秤量と印字表裏の情報に基づいて、分離バイアス印加装置の分離バイアス電流の電流値および分離バイアス印加時間を決定する制御装置とを備えている。
制御装置のメモリには、表2に示す分離バイアス電流の電流値および分離バイアス印加時間を決定する設定テーブルが記憶されている。そして、気温湿度センサから制御装置に送られてきた絶対湿度情報と、例えば画像形成装置本体に設けられた操作パネルから入力された用紙Pの重さ(秤量・密度)情報と表裏印字情報に基づいて、分離バイアス印加装置の分離バイアス電流値および分離バイアス印加時間が決定される。
Figure 0005268311
例えば、絶対湿度が45g/10m3より低く、用紙Pの重さが軽く、かつ、表面だけの印字という情報が制御装置に送られてきたとする。この場合、制御装置は、表2に示した設定テーブルに基づいて、分離バイアス印加装置の分離バイアス電流の電流値を「+40μA」に設定し、かつ、分離バイアス印加時間を「FULL」に設定する。図6は転写バイアスと分離バイアスのタイミングチャート図である。
以上のように、絶対湿度と用紙Pの秤量と表裏印字の情報に基づいて、分離バイアス印加装置の分離バイアス電流値および分離バイアス印加時間を決定するように構成されているため、最適かつ最小限の分離バイアスですみ、用紙Pの含水量や秤量や表裏印字の違いによって発生していた、定着部での尾引きや静電オフセット、もしくは、転写部での分離不良を解消することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々に変形される。
本発明に係る画像形成装置の要部を示す概略構成図である。 用紙の剛度を検知する方法を説明するための説明図である。 剛度検知装置を示した概略斜視図である。 分離バイアスの制御フローチャート図である。 転写バイアスと分離バイアスのタイミングチャート図である。 転写バイアスと分離バイアスのタイミングチャート図である。
符号の説明
2 感光体ドラム
6 現像器
8 転写ローラ
30 剛度検知装置
40 分離バイアス印加装置

Claims (1)

  1. 現像された像を用紙に転写する転写部の下流に配設され、搬送されてきた用紙に分離バ
    イアスを印加するための分離バイアス印加装置と、
    前記転写部の転写電圧を検知するための転写電圧検知装置と、
    前記転写部の上流に配設され、搬送されてきた用紙の剛度を検知するための剛度検知装
    置と、
    前記剛度検知装置からの用紙剛度情報に基づいて、前記分離バイアス印加装置の分離バ
    イアス電流値を決定し、かつ、前記転写電圧検知装置からの転写電圧情報に基づいて前記
    分離バイアス電流印加時間を決定する制御装置と、を備え、
    前記剛度検知装置は、搬送されてきた用紙を用紙の搬送路に沿って設けたローラ間で撓
    ませる手段と、撓んだ用紙によって押されて移動する検出部材と、前記検出部材の移動量
    に応じて用紙の剛度を検出するための検出センサと、を有していること、
    を特徴とする、画像形成装置。
JP2007237532A 2007-09-13 2007-09-13 画像形成装置 Expired - Fee Related JP5268311B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007237532A JP5268311B2 (ja) 2007-09-13 2007-09-13 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007237532A JP5268311B2 (ja) 2007-09-13 2007-09-13 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009069456A JP2009069456A (ja) 2009-04-02
JP5268311B2 true JP5268311B2 (ja) 2013-08-21

Family

ID=40605786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007237532A Expired - Fee Related JP5268311B2 (ja) 2007-09-13 2007-09-13 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5268311B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5843596B2 (ja) 2011-12-13 2016-01-13 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2023084232A (ja) 2021-12-07 2023-06-19 コニカミノルタ株式会社 用紙物性検出装置、画像形成装置、用紙物性検出方法、および制御プログラム

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57165874A (en) * 1981-04-06 1982-10-13 Canon Inc Detector for rigidity of copying member
JPH0339770A (ja) * 1989-07-06 1991-02-20 Konica Corp 静電複写装置
JPH0355585A (ja) * 1989-07-25 1991-03-11 Nec Corp 電子写真式印刷装置
JPH03287282A (ja) * 1990-04-03 1991-12-17 Ricoh Co Ltd 分離チャージャ制御装置
JPH05165342A (ja) * 1991-12-11 1993-07-02 Fujitsu Ltd 電子写真プリンタの用紙分離装置
JPH06202422A (ja) * 1993-01-06 1994-07-22 Canon Inc 画像形成装置
JPH0784470A (ja) * 1993-09-16 1995-03-31 Konica Corp 画像形成装置
JPH07248692A (ja) * 1994-03-10 1995-09-26 Canon Inc 画像形成装置
JPH0980936A (ja) * 1995-09-16 1997-03-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH1124417A (ja) * 1997-06-27 1999-01-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2000155448A (ja) * 1998-11-20 2000-06-06 Canon Inc 画像形成装置
JP2000330388A (ja) * 1999-05-18 2000-11-30 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2000352880A (ja) * 1999-06-11 2000-12-19 Canon Inc 画像形成装置
JP2001249548A (ja) * 2000-03-06 2001-09-14 Canon Inc 画像形成装置
JP2001324897A (ja) * 2000-05-15 2001-11-22 Konica Corp 画像形成装置
JP2002082496A (ja) * 2000-09-06 2002-03-22 Canon Inc 画像形成装置
JP4174220B2 (ja) * 2002-02-22 2008-10-29 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2003302798A (ja) * 2002-04-08 2003-10-24 Konica Minolta Holdings Inc 画像形成装置
JP2005172857A (ja) * 2003-12-05 2005-06-30 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及びこれに用いられる転写剥離装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009069456A (ja) 2009-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009057169A (ja) 排紙制御装置、及び画像形成装置
JP2011133525A (ja) 画像形成装置
JP6091714B2 (ja) 転写装置、画像形成装置
JP6265066B2 (ja) 転写装置、画像形成装置
JP2012042641A (ja) 画像形成装置
JP6161818B2 (ja) 転写装置、画像形成装置
JP2011128398A (ja) 画像形成装置
JP2007039242A (ja) 重送検知装置、重送判断方法及び画像形成装置
JP2008265974A (ja) シート材搬送装置、シート材位置揃え装置、および、画像形成装置
JP5268311B2 (ja) 画像形成装置
JP2005164895A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6003678B2 (ja) 画像形成装置
JP5184169B2 (ja) 画像形成装置
JP2006267193A (ja) 画像形成装置
JP6170861B2 (ja) 画像形成装置
JP6988408B2 (ja) 画像形成装置
JP2002156802A (ja) 画像形成装置
US20210382415A1 (en) Image forming apparatus
JP6855977B2 (ja) 画像形成装置
JP2003280302A (ja) 画像形成装置
JP2001206587A (ja) シート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置
JP6568730B2 (ja) 用紙搬送装置および画像形成装置
JP5550422B2 (ja) 画像形成装置
JP4706606B2 (ja) 画像形成装置
JP2015106092A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100824

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120619

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120828

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121025

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130409

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130507

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5268311

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees