JP6855977B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、正方向と逆方向に回転可能な感光体を備えた画像形成装置に関する。
従来、両面印刷においてシートを反転した状態で搬送する再搬送時に、感光体を逆回転させる画像形成装置が知られている(特許文献1参照)。具体的に、この技術では、シートに画像形成を行う際には、感光体を正回転させ、転写器に第1極性の転写バイアスを印加する。シートの第1面への画像形成後に、シートの搬送方向を切り替えると、感光体が逆回転する。
感光体が逆回転する期間中においては、感光体から転写器に現像剤が移動しないように、転写バイアスをOFFもしくは第1極性とは逆極性となる第2極性のバイアスに設定している。そして、感光体を逆回転から正回転に切り替えた後は、転写バイアスを第1極性のバイアスに設定する。
特開2015−68924号公報
しかしながら、感光体を逆回転から正回転に切り替えるときには、感光体のうち現像ローラに対向していた部分に現像剤が付着する場合があった。
そこで、本発明は、感光体を逆回転から正回転に切り替えた場合に感光体から転写器に現像剤が移動するのを抑制することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、正方向と逆方向に回転可能な感光体と、前記感光体を帯電する帯電器と、前記感光体上の静電潜像を現像する現像器と、前記感光体上の現像剤像をシートに転写する転写器と、制御部と、を備える。
前記制御部は、前記感光体を正方向に回転させる正転制御と、前記感光体を逆方向に回転させる逆転制御と、を実行可能であり、印刷制御を実行する場合には、前記正転制御を実行し、前記転写器に第1転写バイアスを印加し、前記逆転制御を実行する場合には、0または前記第1転写バイアスとは逆極性の第2転写バイアスであって、前記第1転写バイアスよりも絶対値が小さい第2転写バイアスを前記転写器に印加し、前記逆転制御から前記正転制御に切り替えた場合には、前記感光体のうち回転方向の切替時に前記現像器に対向していた部分が前記転写器に到達するタイミングを含む所定期間において、前記第1転写バイアスとは逆極性で、かつ、前記第2転写バイアスよりも絶対値が大きい第3転写バイアスを前記転写器に印加する。
この構成によれば、感光体の回転方向を逆方向から正方向に切り替えたときに現像器から感光体に付着した現像剤が、転写器を通る際には、第1転写バイアスとは逆極性で、かつ、第2転写バイアスよりも絶対値が大きい第3転写バイアスが転写器に印加されているので、現像剤が転写器に移動するのを抑制することができる。
本発明によれば、感光体の逆回転時に感光体の表面電位が大きくなりすぎるのを抑制するとともに、感光体を逆回転から正回転に切り替えた場合に感光体から転写器に現像剤が移動するのを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るレーザプリンタの概略構成を示す図である。 制御部の動作を示すフローチャートである。 モータと転写バイアスの制御を示すタイムチャートである。 シートの第1面を印刷してからモータを逆回転させて止めるまでの感光体の表面電位の変化などを示す図(a)〜(e) モータを正回転に切り替えてから露光を開始するまでの感光体の表面電位の変化などを示す図(a)〜(f)である。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
以下の説明において、方向は、図1に示す方向で説明する。すなわち、図1において、紙面に向かって右側を「前側」、紙面に向かって左側を「後側」とし、紙面に向かって奥側を「右側」、紙面に向かって手前側を「左側」とする。また、紙面に向かって上下方向を「上下方向」とする。
図1に示すように、レーザプリンタ100は、本体筐体120内に、フィーダ部130と、画像形成部140と、制御部200と、モータ300と、再搬送機構400とを備えている。モータ300の駆動力は、フィーダ部130および画像形成部140に伝達されている。
フィーダ部130は、本体筐体120の下部に着脱可能に装着される供給トレイ131と、供給トレイ131内のシートSを画像形成部140に向けて搬送する搬送機構132とを備えている。搬送機構132は、供給トレイ131内のシートSをレジストレーションローラ134に向けて搬送する供給機構133と、搬送されるシートSの先端の各位置を揃えるためのレジストレーションローラ134とを備えている。シートSの搬送方向において、レジストレーションローラ134の下流側には、第1シートセンサ101が設けられている。第1シートセンサ101は、レジストレーションローラ134から転写器183に向かって搬送されるシートSを検知するセンサである。第1シートセンサ101は、転写器183よりもレジストレーションローラ134の近くに配置されている。
第1シートセンサ101は、例えば、搬送されるシートSに押されて揺動する揺動レバーと、揺動レバーの揺動を検知する光センサとを備えている。本実施形態では、シートSの通過中、つまりシートSによって揺動レバーが倒されているときには、第1シートセンサ101がONになっているものとする。
シートSの搬送方向において、レジストレーションローラ134の上流側には、第3シートセンサ103が設けられている。第3シートセンサ103は、供給機構133または再搬送機構400からレジストレーションローラ134に向かって搬送されるシートSを検知するセンサである。第3シートセンサ103は、前述した第1シートセンサ101と同様の構成となっている。レジストレーションローラ134は、搬送されたシートSと回転を停止した状態で接触し、第3シートセンサ103にシートSが検知されてから所定時間後に回転を開始することで、シートSの先端を揃えるように構成されている。
画像形成部140は、シートSに画像を形成する機能を有している。画像形成部140は、露光器150と、プロセスユニット160と、定着器170とを備えている。
露光器150は、本体筐体120内の上部に設けられ、図示しないレーザ発光部、ポリゴンミラー、レンズおよび反射鏡などを備えている。この露光器150では、レーザビームを、後述する感光体181の表面上に高速走査にて照射する。
プロセスユニット160は、感光体181と、帯電器182と、転写器183と、プロセスカートリッジPCとを備えている。プロセスカートリッジPC内には、現像剤が収容されている。感光体181は、円筒状の感光体ドラムである。感光体181は、正方向と逆方向に回転可能となっている。ここで、正方向は、画像形成時における回転方向をいい、逆方向は、正方向とは反対の方向をいう。
帯電器182は、帯電ワイヤと、グリッド電極とを備え、コロナ放電により感光体181を帯電させる。転写器183は、円柱状の転写ローラであり、感光体181に接触している。転写器183は、感光体181の回転軸とギヤで連結されることで、感光体181との接触部が同方向に移動するように回転する。
プロセスカートリッジPCは、本体筐体120の前壁に回動可能に設けられたフロントカバー123で開閉される開口122を通して、本体筐体120に着脱可能となっている。プロセスカートリッジPCは、現像器1と、現像剤カートリッジ2とを備えている。
現像器1は、感光体181に接触して現像剤を供給する現像ローラ12と、現像ローラ12に現像剤を供給する供給ローラ13とを備えている。現像剤カートリッジ2は、現像器1に着脱可能となっている。現像剤カートリッジ2は、内部に現像剤が収容されており、内部の現像剤を現像器1に送り出すための機構を備えている。
プロセスユニット160では、回転する感光体181の表面が、帯電器182により一様に帯電された後、露光器150からのレーザビームの高速走査により露光される。これにより、感光体181の表面に画像データに基づく静電潜像が形成される。
次いで、プロセスカートリッジPC内の現像剤が感光体181上の静電潜像に供給されて、感光体181の表面上に現像剤像が形成される。つまり、感光体181上の静電潜像が現像器1によって現像されることで、感光体181の表面上に現像剤像が形成される。その後、感光体181と転写器183の間でシートSが搬送されることで、感光体181上の現像剤像がシートS上に転写される。
定着器170は、加熱ローラ171と、加熱ローラ171に押圧される加圧ローラ172とを備えている。そして、この定着器170では、シートS上に転写された現像剤像を、シートSが加熱ローラ171と加圧ローラ172との間を通過する間に熱定着している。シートSの搬送方向において、定着器170の下流側には、定着器170から排出されたシートSの通過を検知する第2シートセンサ102が設けられている。第2シートセンサ102は、前述した第1シートセンサ101と同様の構成となっている。
定着器170の下流側には、正方向と逆方向に回転可能なローラRが設けられている。ローラRは、正方向に回転することでシートSを一方向に搬送し、逆方向に回転することでシートSを他方向に搬送可能となっている。ここで、一方向は、ローラRから排出トレイ121に向かう方向であり、他方向は、排出トレイ121からローラRに向かう方向である。定着器170で熱定着されたシートSは、定着器170の下流側に配設されるローラRに搬送され、正回転するローラRによって排出トレイ121に向けて送り出される。
ここで、シートSの両面に画像を形成する両面印刷時においては、シートSの全体を排出トレイ121上に排出する前に、ローラRが逆回転することで、シートSを本体筐体120内に引き戻す。本体筐体120内に引き戻されたシートSは、フラッパ110の切り替えにより、定着器170の後側を通った後、再搬送機構400に送られる。
再搬送機構400は、定着器170で第1面に現像剤像が熱定着されたシートSを、表裏反転してレジストレーションローラ134の上流側に再搬送するための機構である。再搬送機構400は、画像形成部140と、供給トレイ131との間に配設されている。再搬送機構400は、ガイド部材410と、複数の戻しローラ420とを備えている。
ガイド部材410は、定着器170の後側を通って下方に搬送されるシートSの向きを前方に切り替えるためのガイドである。戻しローラ420は、ガイド部材410で案内されてきたシートSをレジストレーションローラ134の上流側に戻すためのローラである。
戻しローラ420は、モータ300の回転方向に関わらず、モータ300の駆動力によって正方向に回転するよう構成されている。つまり、複数の戻しローラ420は、モータ300の正回転時と逆回転時の両方のときにおいて、シートSをレジストレーションローラ134に向けて送るような方向に回転している。
この再搬送機構400によって搬送されるシートSは、表裏が反転された状態でレジストレーションローラ134に送られる。これにより、シートSは、レジストレーションローラ134で先端が揃えられた後、再度感光体181と転写器183との間に搬送され、感光体181の表面の現像剤像がシートSの第2面に転写される。
モータ300は、感光体181やローラRなどを駆動するためのモータであり、感光体181やローラRなどに連結されている。そして、感光体181とローラRは、モータ300が正回転する場合には正回転し、モータ300が逆回転する場合には逆回転するようになっている。
また、モータ300は、ワンウェイクラッチを介して現像ローラ12に連結されている。ワンウェイクラッチは、モータ300が正回転する場合には駆動力を伝達して現像ローラ12を回転させ、モータ300が逆回転する場合には駆動力を伝達せず現像ローラ12を回転させないように構成されている。
制御部200は、CPU、RAM、ROM、不揮発性メモリ、ASICおよび入出力回路などを備えている。制御部200は、外部のコンピュータから出力されてくる印刷指令と、各シートセンサ101〜103から出力されてくる信号と、ROM等に記憶されたプログラムやデータに基づいて各種演算処理を行うことによって、モータ300、転写器183等に印加するバイアスなどを制御する。なお、以下の説明では、本発明に関係する制御のみを説明し、その他の制御、例えばフィーダ部130や定着器170の制御などについては、説明を省略する。
制御部200は、感光体181を正方向に回転させる正転制御と、感光体181を逆方向に回転させる逆転制御と、を実行可能となっている。
制御部200は、感光体181の静電潜像を現像し、シートSに転写する印刷制御を実行する場合には、モータ300を正回転させることで正転制御を実行し、転写器183に第1転写バイアスVt1を印加する機能を有している。また、制御部200は、印刷制御を実行する場合には、帯電器182に第1帯電バイアスVc1を印加し、現像ローラ12に第1現像バイアスVd1を印加し、現像ローラ12を正回転させる。現像ローラ12は、印刷制御を実行するとき、感光体181と逆方向に回転する。言い換えると、印刷制御を実行するとき、感光体181と現像ローラ12の表面は、接触部分で同方向に移動し、かつ現像ローラ12の周速度の方が大きくなっている。
ここで、第1転写バイアスVt1は、例えば−1.8〜−3.5kVとすることができる。また、第1帯電バイアスVc1、詳しくはグリッド電極に印加するバイアスは、例えば+610Vとすることができ、第1現像バイアスVd1は、第1帯電バイアスVc1よりも絶対値が小さいバイアス、例えば+270Vとすることができる。なお、Vt1,Vc1,Vd1を前述した値とした場合には、帯電直後の感光体181の表面電位は、+600V程度となり、転写器183を通過した直後の感光体181の表面電位は、+100V程度となる。
制御部200は、逆転制御を実行する場合には、第2転写バイアスVt2を転写器183に印加する機能を有している。第2転写バイアスVt2は、第1転写バイアスVt1とは逆極性で、かつ、第1転写バイアスVt1よりも絶対値が小さいバイアスとなっている。第2転写バイアスVt2は、第1帯電バイアスVc1よりも絶対値が大きいバイアス、例えば+850Vとすることができる。ここで、第2転写バイアスVt2は、感光体181の表面電位と同極性かつ絶対値が表面電位以上の値とすることで、感光体181の表面から転写器183に電流が流れるのを抑制することができる。
制御部200は、逆転制御から正転制御に切り替えた場合には、感光体181のうち回転方向の切替時に現像ローラ12に対向していた部分Pd(図5(a)参照)が転写器183に到達するタイミングを含む所定期間T1において、第3転写バイアスVt3を転写器183に印加する機能を有している。所定期間T1は、感光体181が1回転する時間以内の期間に設定されている。
第3転写バイアスVt3は、第1転写バイアスVt1とは逆極性で、かつ、第2転写バイアスVt2よりも絶対値が大きいバイアスとなっている。第3転写バイアスVt3は、第1転写バイアスVt1よりも絶対値が小さいバイアス、例えば+1.6kVとすることができる。
制御部200は、感光体181の回転方向を逆方向から正方向に切り替えてから所定期間T1が経過したときには、転写器183に印加する転写バイアスを、第3転写バイアスVt3から第1転写バイアスVt1に切り替える機能を有している。制御部200は、感光体181のうち転写バイアスの切替時に転写器183に対向していた部分Pt(図5(c)参照)が、露光器150に対向する位置LP(図5(f)参照)を通過した後に、露光器150による露光を開始する機能を有している。
制御部200は、シートSの搬送方向を変更する場合には、モータ300の回転方向を変更するように構成されている。ここで、モータ300を逆方向に回転させ、感光体181を逆方向に回転させる場合には、モータ300の駆動力はワンウェイクラッチにより現像ローラ12に伝達されない。
次に、制御部200の動作について詳細に説明する。
図2に示すように、制御部200は、印刷指令を受信したか否かを判断する(S1)。ステップS1において印刷指令を受信していない場合には(No)、制御部200は、本制御を終了する。
ステップS1において印刷指令を受信している場合には(Yes)、制御部200は、モータ300を正回転させる(S2)。これにより、感光体181とともに現像ローラ12が正回転する。ステップS2の後、制御部200は、帯電器182に第1帯電バイアスVc1を印加し、現像ローラ12に第1現像バイアスVd1を印加し、転写器183に第1転写バイアスVt1を印加する(S3)。これにより、シートSの第1面に対して現像剤を転写する際には、モータ300が正回転し、転写バイアスが第1転写バイアスVt1に設定されている(図3の例えば時刻t1)。
ステップS3の後、制御部200は、露光器150によって感光体181を露光する露光処理を実行する(S4)。詳しくは、制御部200は、第1シートセンサ101がONになってから所定時間後に、1頁分の画像に対応した露光処理を実行して、1頁分の画像に対応した静電潜像を感光体181上に形成する。
ステップS4の後、制御部200は、次に露光処理を行う画像データがシートSの第2面に対応したデータか否かを判断することで、シートSの再搬送が必要であるか否かを判断する(S5)。ステップS5において再搬送が必要であると判断した場合には(Yes)、制御部200は、シートSの第1面への現像剤像の転写が完了した後に、転写器183に第2転写バイアスVt2を印加する(S6)。つまり、シートSの第1面への現像剤像の転写が完了した後は、転写バイアスが第1転写バイアスVt1から第2転写バイアスVt2に切り替えられる(図3の時刻t2)。なお、シートSの第1面への現像剤像の転写が完了したかどうかの判断は、例えば第1シートセンサ101がONになってからの経過時間に基づいて判断すればよい。
ステップS6の後、制御部200は、定着器170によってシートS上の現像剤像が定着された後、詳しくはローラRによってシートSの後端部付近が支持されているときに、モータ300を停止させる(S7、図3の時刻t3)。なお、モータ300の停止のタイミングは、例えば第2シートセンサ102がOFFになってからの経過時間に基づいて設定すればよい。
ステップS7の後、制御部200は、モータ300を逆回転させる(S8、図3の時刻t4)。モータ300の逆回転時においては、感光体181が逆回転し、現像ローラ12には駆動力が伝わらない。また、ステップS6において転写バイアスを第1転写バイアスVt1から第2転写バイアスVt2に切り替えていることにより、感光体181が逆回転する間、転写器183に第2転写バイアスVt2が印加される。
ステップS8の後、制御部200は、シートSの後端がローラRを抜けた後であって、シートSの先端がレジストレーションローラ134に到達する前に、モータ300を停止させる(S9、図3の時刻t5)。なお、モータ300の停止のタイミングは、前述と同様に設定すればよい。ステップS9の後、制御部200は、モータ300を正回転させる(S10、図3の時刻t6)。これにより、感光体181とともに現像ローラ12が正回転する。
ステップS10の後、詳しくはステップS10と略同時のタイミングで、制御部200は、転写器183に第3転写バイアスVt3を印加する(S11、図3の時刻t6)。ステップS11の後、制御部200は、第3転写バイアスVt3の印加開始から所定期間T1の経過後に、転写器183に第1転写バイアスVt1を印加する(S12、図3の時刻t7)。
ステップS12の後、制御部200は、規定時間T2の間、シートSをレジストレーションローラ134の位置で待機させる(S13)。ステップS13の後、制御部200は、ステップS4に戻って露光処理を実行する。
ここで、規定時間T2は、以下の式(1)に基づいて設定すればよい。
T2≧TA−(TB+TC) ・・・(1)
TA:転写バイアスをVt3からVt1に切り替えたときに感光体181のうち転写器183に対向していた部分Ptが、露光器150に対向する位置LP(露光器150で露光される位置)に到達するまでに要する時間
TB:第1シートセンサ101がONになってから露光処理を開始するまでの時間
TC:シートSの先端が、転写バイアスをVt3からVt1に切り替えたときの位置から第1シートセンサ101の位置まで移動するのに要する時間(移動距離/シートSの搬送速度)
ここで、レーザプリンタ100の小型化により、再搬送経路(図1の破線参照)の距離を長くすることができない場合には、転写バイアスをVt3からVt1に切り替えたときに感光体181のうち転写器183に対向していた部分Ptが露光器150に対向する位置LPに到達する前に、第1シートセンサ101がONになり、表面電位が大きくなった部分(図5(f)の表面電位E2の部分)が露光されてしまう。この場合、現像剤像が薄くなるという問題が生じる。これに対し、本実施形態では、規定時間T2の間、シートSをレジストレーションローラ134の位置で待機させるので、適正な表面電位の部分(図5(f)のE1の部分)を露光することが可能となっている。なお、再搬送経路の距離が十分長い場合には、レジストレーションローラ134での待機時間を、通常の時間(シートSの先端を揃えるのに十分な時間)としてもよい。つまり、本実施形態では、シートSの第2面への印刷を行う前に、通常の待機時間よりも長い規定時間T2の間、レジストレーションローラ134でシートSを待機させているが、再搬送経路が十分長い場合には、シートSを通常の待機時間よりも長い時間待機させる必要はない。
なお、モータ300は、図示せぬクラッチを介してレジストレーションローラ134に連結されている。そして、制御部200は、クラッチをON・OFFすることで、レジストレーションローラ134を回転・停止させる。
ステップS5において再搬送の必要がないと判断した場合には(No)、制御部200は、印刷が終了したか否か、詳しくは印刷指令で指定されている頁数分の印刷がすべて完了したか否かを判断する(S14)。ステップS14において、制御部200は、印刷が終了していないと判断した場合には(No)、ステップS4の処理に戻り、印刷が終了したと判断した場合には(Yes)、本制御を終了する。
次に、制御部200の動作の一例について詳細に説明する。
シートSの第1面に対して現像剤像を転写する際(例えば図3の時刻t1)においては、制御部200は、モータ300を正回転させることで感光体181を正回転させるとともに、転写バイアスをマイナスの第1転写バイアスVt1に設定している。この状況において、感光体181の表面電位は、図4(a)に示す状態となっている。詳しくは、シートSの第1面への画像形成時には、感光体181のうち、帯電器182よりも感光体181の回転方向下流側であって、かつ、転写器183よりも回転方向上流側の部分が、露光に適した大きめの表面電位E1となっている。また、感光体181のうち、転写器183よりも回転方向下流側であって、かつ、帯電器182よりも回転方向上流側の部分が、第1転写バイアスVt1の影響を受けて、0に近い小さめの表面電位E0となっている。つまり、帯電器182によって帯電された部分の表面電位E1が、第1転写バイアスVt1の影響によって、表面電位E0まで減少している。
シートSの第1面への現像剤像の転写が終わると、制御部200は、転写バイアスを第1転写バイアスVt1から第2転写バイアスVt2に切り替える(図3の時刻t2)。これにより、図4(b)に示すように、感光体181の帯電器182によって帯電された部分は、プラスの小さめの値である第2転写バイアスVt2の影響をほとんど受けることなく、表面電位E1を保ったまま、転写器183を通過する。
その後、現像剤像が第1面に転写されたシートSが定着器170を通過してローラRによって排出トレイ121に完全に排出される前の所定のタイミングで、制御部200は、図4(c)に示すように、モータ300を停止させる(図3の時刻t3)。この際、感光体181が図4(b)の状態から1回転以上回転しているので、感光体181の表面全体が、表面電位E1となっている。ここで、感光体181が1回転以上回転することで、表面電位E1の部分が帯電器182を通過することになるが、帯電器182の影響は受けずに、表面電位は、E1に保たれる。
その後、制御部200は、図4(d)に示すように、モータ300を逆回転させて(図3の時刻t4)、感光体181を逆回転させる。この際、モータ300の駆動力は、ワンウェイクラッチによって現像ローラ12へ伝達されない状態となる。現像ローラ12は、停止した状態、もしくは感光体181からの摩擦力によりわずかに逆方向に回転する状態となる。このとき、感光体181と現像ローラ12の表面は、接触部分で同方向に移動し、かつ感光体181の周速度の方が大きくなっている。
その後、制御部200は、図4(e)に示すように、シートSの先端がレジストレーションローラ134に到達する前に、モータ300を停止させて(図3の時刻t5)、感光体181を停止させる。次いで、制御部200は、図5(a)に示すように、モータ300を正回転させて感光体181を正回転させるとともに、転写バイアスを第2転写バイアスVt2から第3転写バイアスVt3に切り替える(図3の時刻t6)。
感光体181を逆回転から正回転に切り替える際には、感光体181のうち現像ローラ12に対向する部分Pdに、現像ローラ12上の現像剤が付着しやすい。感光体181のうち現像ローラ12に対向する部分Pdに現像剤が付着すると、現像剤が付着した部分Pdは、図5(b)に示すように、感光体181の正回転に伴って、転写器183に向けて移動する。
また、第3転写バイアスVt3はプラスの大きめの値であるため、図5(a)の状態から図5(b)の状態まで感光体181が正回転すると、感光体181のうち転写器183を通過した部分が、第3転写バイアスVt3の影響を受けて、表面電位E1よりも大きい表面電位E2となる。
第3転写バイアスVt3を所定期間T1の間印加した後、制御部200は、図5(c)に示すように、転写バイアスを第3転写バイアスVt3から第1転写バイアスVt1に切り替える(図3の時刻t7)。この際、現像剤が付着した部分Pdは、転写器183に対向する位置を既に通り過ぎている。つまり、現像剤が付着した部分Pdが転写器183に対向しているときには、転写器183にプラスの大きめの第3転写バイアスVt3が印加されているので、現像剤が部分Pdから転写器183に移動するのを良好に抑制することができる。
図5(c)の状態から図5(d)の状態まで感光体181が正回転すると、マイナスの大きめの第1転写バイアスVt1の影響によって、感光体181のうち転写器183を通過した部分が、表面電位E1から表面電位E0まで下がる。また、この際、感光体181のうち最も大きい表面電位E2となる部分が帯電器182を通過するが、大きい表面電位E2となる部分は、帯電器182の影響を受けず、表面電位E2のままとなる。
図5(e)に示すように、感光体181がさらに正回転して、表面電位E0の部分が帯電器182を通過すると、表面電位E0の部分が帯電されて、表面電位E1となる。つまり、感光体181の表面は、表面電位が小さい場合には、帯電器182の影響を受けるが、表面電位がある程度大きくなると、帯電器182の影響をほとんど受けない。
図5(f)に示すように、感光体181のうち最も大きい表面電位E2の部分が、露光器150で露光される位置LPを通り過ぎた後、制御部200は、露光処理を開始する。なお、本実施形態では、露光処理を開始する際において現像剤が付着した部分Pdが現像ローラ12に対向する位置に到達しているので、部分Pd上の現像剤が現像ローラ12によって回収される。露光処理の開始時と部分Pd上の現像剤が現像ローラ12で回収されるタイミングは、本実施形態のように略同時のタイミングでなくてもよく、異なるタイミングであってもよい。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
レーザプリンタ100は、感光体181と、帯電器182と、現像器1と、転写器183と制御部200とを備える構成とすることができる。制御部200は、印刷制御を実行する場合には、感光体181を正方向に回転させ、転写器183に第1転写バイアスVt1を印加し、逆転制御を実行する場合には、感光体181を逆方向に回転させ、転写器183に第2転写バイアスVt2を印加する。さらに感光体181の回転方向を逆方向から正方向に切り替えた場合には、感光体181のうち回転方向の切替時に現像器1に対向していた部分が転写器183に到達するタイミングを含む所定期間において、第1転写バイアスVt1とは逆極性で、かつ、第2転写バイアスVt2よりも絶対値が大きい第3転写バイアスVt3を転写器183に印加する構成とすることができる。これによれば、感光体181の回転方向を逆方向から正方向に切り替えたときに現像剤が転写器183に移動するのを抑制することができる。また、感光体181を逆方向に回転させる場合に、第1転写バイアスVt1とは逆極性の小さな第2転写バイアスVt2を転写器183に印加するので、感光体181の表面電位が大きくなりすぎるのを抑えることができる。
第3転写バイアスVt3を印加する所定期間T1を、感光体181が1回転する時間以内といった短い期間とすることができる。これによれば、第3転写バイアスVt3によって感光体181の表面電位が大きくなりすぎるのを抑えることができる。
レーザプリンタ100は、露光器150を備え、制御部200は、感光体181のうち転写バイアスを第3転写バイアスVt3から第1転写バイアスVt1に切り替えたときに転写器183に対向していた部分が、露光器150に対向する位置を通過した後に露光を開始することができる。これによれば、感光体181のうち第3転写バイアスVt3によって表面電位が大きくなった部分を露光することを抑制することができるので、現像剤像が薄くなる問題が生じるのを抑えることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
前記実施形態では、感光体181の回転速度を一定としたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、所定の第1画質で印刷を行う場合に、感光体181の回転速度を第1回転速度に設定し、前記第1画質よりも高画質となる第2画質で印刷を行う場合に、感光体181の回転速度を、第1回転速度よりも高い第2回転速度としてもよい。
また、この場合、制御部200は、所定期間T1において、感光体181の回転速度が高いほど、転写器183に流れる電流の絶対値を大きくするように構成されていてもよい。具体的には、例えば、ステップS11の処理において、感光体181の回転速度が第1回転速度よりも高いか否かを判断する。そして、感光体181の回転速度が第1回転速度以下である場合には、転写器183に流れる電流の絶対値が所定値となるような第3転写バイアスVt3を転写器183に印加する。また、感光体181の回転速度が第1回転速度よりも高い場合には、転写器183に流れる電流の絶対値が所定値よりも大きくなるような第4転写バイアスVt4を転写器183に印加する。なお、第4転写バイアスVt4は、第1転写バイアスVt1とは逆極性で、かつ、第2転写バイアスVt2よりも絶対値が大きいバイアスであればよい。例えば、第4転写バイアスVt4は、第3転写バイアスVt3と同じ値であってもよいし、異なる値であってもよい。これによれば、感光体181の回転速度に応じて転写器183から感光体181に与える単位時間当たりの電荷量が大きく異なってしまうのを抑えることができる。
また、制御部200は、感光体181を正方向に回転させるときに感光体181を第1周速で回転させ、感光体181を逆方向に回転させるときに感光体を第1周速以下の第2周速で回転させるように構成されていてもよい。具体的には、例えば、ステップS2,S10において感光体181の周速を第1周速とし、ステップS8において感光体181の周速を第2周速とするように、モータ300の回転速度を制御すればよい。
前記実施形態では、第2転写バイアスVt2を0よりも若干大きな値に設定したが、本発明はこれに限定されず、例えば、第2転写バイアスは0であってもよい。
前記実施形態では、帯電バイアスと現像バイアスを、感光体181の回転方向に関わらず、一定としたが、本発明はこれに限定されず、正回転時と逆回転時とで異なる値に設定してもよい。例えば、正回転時の帯電バイアスを第1帯電バイアスVc1とし、逆回転時の帯電バイアスを、第1帯電バイアスVc1よりも小さな第2帯電バイアスVc2としてもよい。第2帯電バイアスVc2は、例えば+550Vとすることができる。また、例えば、正回転時の現像バイアスを第1現像バイアスVd1とし、逆回転時の現像バイアスを、第1現像バイアスVd1よりも小さな第2現像バイアスVd2としてもよい。
前記実施形態では、感光体181として感光体ドラムを例示したが、本発明はこれに限定されず、例えばベルト状の感光体であってもよい。
前記実施形態では、現像ローラ12はワンウェイクラッチによってモータ300が逆回転する場合には駆動力が伝達されない構成としたが、本発明はこれに限定されず、モータ300と現像ローラ12との間にクラッチを備え、逆転制御を実行する場合には、制御部200によってクラッチを切断することで、現像ローラ12への駆動が入力されないようにしてもよい。あるいは、モータ300の回転方向によらず、現像ローラ12が同じ方向に回転するよう構成してもよい。
前記実施形態では、帯電ワイヤとグリッド電極を備えた帯電器182を例示したが、本発明はこれに限定されず、帯電器は、例えば、円筒状の帯電ローラなどであってもよい。
前記実施形態では、感光体181に接触する現像ローラ12を備えた接触式の現像器1を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、感光体181に接触しない非接触式の現像器であってもよい。
前記実施形態では、レーザプリンタ100に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
シートSは、厚紙、はがき、薄紙などの用紙であってもよいし、OHPシートなどであってもよい。
前記実施形態では、露光器150としてレーザを出射するスキャナを例示したが、本発明はこれに限定されず、例えばLEDヘッドを備えた露光器であってもよい。
また、前記した実施形態および変形例で説明した各要素を、任意に組み合わせて実施してもよい。
1 現像器
100 レーザプリンタ
181 感光体
182 帯電器
183 転写器
200 制御部
S シート

Claims (7)

  1. 正方向と逆方向に回転可能な感光体と、
    前記感光体を帯電する帯電器と、
    前記感光体上の静電潜像を現像する現像器と、
    前記感光体上の現像剤像をシートに転写する転写器と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記感光体を正方向に回転させる正転制御と、
    前記感光体を逆方向に回転させる逆転制御と、を実行可能であり、
    印刷制御を実行する場合には、前記正転制御を実行し、前記転写器に第1転写バイアスを印加し、
    前記逆転制御を実行する場合には、0または前記第1転写バイアスとは逆極性の第2転写バイアスであって、前記第1転写バイアスよりも絶対値が小さい第2転写バイアスを前記転写器に印加し、
    前記逆転制御から前記正転制御に切り替えた場合には、前記感光体のうち回転方向の切替時に前記現像器に対向していた部分が前記転写器に到達するタイミングを含む所定期間において、前記第1転写バイアスとは逆極性で、かつ、前記第2転写バイアスよりも絶対値が大きい第3転写バイアスを前記転写器に印加することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記所定期間は、前記感光体が1回転する時間以内の期間であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記所定期間において、前記感光体の回転速度が高いほど、前記転写器に流れる電流の絶対値を大きくすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 正方向と逆方向に回転可能であり、シートを一方向と他方向に搬送可能なローラと、
    前記ローラと前記感光体に駆動力を入力するモータと、を備え、
    前記ローラと前記感光体の回転方向は、前記モータの回転方向に応じて変更され、
    前記制御部は、前記シートの搬送方向を変更する場合に、前記モータの回転方向を変更し、前記逆転制御を実行することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記現像器は、前記感光体に現像剤を供給する現像ローラを備え、
    前記モータは、前記現像ローラに駆動力を入力し、
    前記現像ローラは、前記正転制御を実行する場合には前記モータから駆動力が入力され、前記逆転制御を実行する場合には前記モータから駆動力が入力されないことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記正転制御を実行する場合に前記感光体を第1周速で回転させ、前記逆転制御を実行する場合に前記感光体を前記第1周速以下の第2周速で回転させることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記感光体を露光する露光器を備え、
    前記制御部は、
    前記所定期間が経過したときに前記転写器に印加する転写バイアスを、前記第3転写バイアスから前記第1転写バイアスに切り替え、
    前記感光体のうち前記転写バイアスの切替時に前記転写器に対向していた部分が、前記露光器に対向する位置を通過した後に、前記露光器による露光を開始することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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