JP2004333972A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】帯電した感光体の荷電消去を行うためのに用いられるLEDアレイの故障を早期に検知できるようにした画像形成装置の提供。
【解決手段】感光体の除電のために使用されるLEDアレイを備えた画像形成装置であって、スイッチング素子と抵抗とを直列に接続した回路を、前記LEDアレイを駆動するための駆動素子と並列に接続し、画像形成装置の制御手段が、前記駆動素子をオフ状態に、前記スイッチング素子をオン状態にして、前記抵抗の両端の電位差を検知することにより前記LEDアレイの故障を検知することを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図4
【解決手段】感光体の除電のために使用されるLEDアレイを備えた画像形成装置であって、スイッチング素子と抵抗とを直列に接続した回路を、前記LEDアレイを駆動するための駆動素子と並列に接続し、画像形成装置の制御手段が、前記駆動素子をオフ状態に、前記スイッチング素子をオン状態にして、前記抵抗の両端の電位差を検知することにより前記LEDアレイの故障を検知することを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式による複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関わる。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式の画像形成装置としては、複写機、プリンタ、ファクシミリ等が広く知られている。これらの装置においては、先ず、感光体ドラムを帯電手段により一様に帯電して、次に、帯電している感光体ドラム表面に原稿画像を光学的に露光して静電潜像を形成する。感光体ドラム上の静電潜像は現像手段により反転現像され、トナー画像が形成される。トナー画像は転写手段により感光体ドラムの表面から給送されてきた用紙の表面に転写される。トナー画像を担持した用紙は定着手段による画像定着がなされた後、排紙トレイに排出され、感光体ドラム表面は、クリーニング手段により残ったトナーが除去された後、除電されて次の画像形成のための準備がなされる。
【0003】
上述の様なプロセスにより画像形成を行っている画像形成装置においては、ト感光体ドラム上のトナー画像を用紙への転写を容易にするための除電手段としての露光(転写前露光)と、帯電手段による感光体ドラムの一様帯電を実行する前に行われるイニシャライズ処理である除電のために用いられる除電手段としての露光(帯電前露光)とが一般的に採用されている。
【0004】
従来、除電手段として使用する光源としては、除電のための光量が大きくとれる冷陰極管が多く用いられてきた。しかしながら、画像形成装置の高速化に伴って、高速で正確な露光のオンオフ制御を行う必要性が生じ、また、光源の高寿命化への要求も高まってきた結果、冷陰極管に代ってLEDを複数個並べたLEDアレイが用いられるようになってきた。
【0005】
LEDアレイそのものは高寿命ではあるが、複数のLEDを並べて使用すること、コネクタや関連する構成部品との間に接触不良を起こす要因が多く存在するとから、ある頻度での故障の発生は避けられない。また、市場におけるアフターサービス作業の際にも、作業ミスを原因とした不都合が発生することもある。
【0006】
LEDアレイの点灯不良が発生すると、転写前露光の場合には、トナー画像の感光体ドラムから用紙への転写率が低下し、結果として、濃度の低い画像が用紙上に形成されてユーザに不満を与える。また、ドラム上には未転写のトナーが多く残される結果、クリーニング手段への負荷が増大する。帯電前露光の場合には、除電が充分になされない結果として、帯電手段による感光体ドラムの帯電による表面電位の上昇が異常に高くなり、画像濃度が上がるばかりでなく、余計なトナーの付着が起こりユーザが期待した画質のコピーが得られない。
【0007】
このような不都合の発生を防止するためにLEDアレイに電流を供給する駆動回路を磁心コア内に通して、駆動電流の変化を磁心コアに設けたサーチコイルにより検知することによってLEDアレイの故障を見つける提案がなされている(例えば、特許文献1参照。)。また、感光体ドラム表面の表面電位を測定する表面電位計を設け、除電光源の点灯不良を検知する提案もある(例えば、特許文献2。)。
【0008】
【特許文献1】
特開平5−31956号公報
【0009】
【特許文献2】
特開平10−161368号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、提案されている方法は、通常のLEDアレイ点灯回路に使用される部品とは異質の故障検知のための専用部品を必要とするので、結果として装置のコストアップにつながりかねない。
【0011】
本発明は、このような状況に鑑みたなされたもので、LEDアレイの駆動回路に簡単な回路を追加することにより、LEDアレイの故障を検知できるようにした画像形成装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、以下の手段により達成される。
【0013】
(1) 感光体の除電のために使用されるLEDアレイを備えた画像形成装置であって、スイッチング素子と抵抗とを直列に接続した回路を、前記LEDアレイを駆動するための駆動素子と並列に接続し、画像形成装置の制御手段が、前記駆動素子をオフ状態に、前記スイッチング素子をオン状態にして、前記抵抗の両端の電位差を検知することにより前記LEDアレイの故障を検知することを特徴とする画像形成装置。
【0014】
(2) 感光体の除電のために使用されるLEDアレイを備えた画像形成装置であって、前記LEDアレイの近傍にLEDアレイの点滅を検知するための検知手段を設け、前記検知手段の出力情報により、画像形成装置の制御手段が前記LEDアレイの故障を検知することを特徴とする画像形成装置。
【0015】
(3) 画像形成装置の電源がオンとなった時、あるいは画像形成装置の動作開始ボタンが押された時、あるいは他の装置から画像形成開始を指示するための指示信号を画像形成装置が受けた時、あるいは画像形成装置の前扉が閉じられた時に、画像形成装置の制御手段がLEDアレイの故障検知を行うように制御することを特徴とする(1)、もしくは(2)に記載の画像形成装置。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明をする。
【0017】
図1は自動原稿搬送装置を備えた電子写真方式の画像形成装置を示す模式図で、本発明による除電手段の役割を説明するために用いる。
【0018】
画像形成装置は、画像形成装置本体Aと、この上部に付属装置として取り付けられている自動原稿搬送装置Fとから構成されている。また、前記画像形成装置本体Aは、原稿画像読み取り手段3、画像書き込み手段4、画像形成手段5、定着手段6、給紙手段7、操作表示手段8(図1には不図示、図2に図示)、制御手段C1等から構成されている。
【0019】
自動原稿搬送装置Fの原稿載置トレイ211の上には、原稿Dが載置される。載置された前記原稿Dは、原稿押圧板21によって送り出しローラ22に押圧され、送り出しローラ22および給紙ローラ23の作動により一枚ずつ送り出され、第1原稿検知センサPS1により原稿Dの先端が検出されて、先端がレジストローラ24に突き当てられ、一旦停止させられることにより先端が整えられる。
【0020】
レジストローラ24の回転により原稿搬送路に送り出された原稿Dは、ガイド部材213に導かれて進行し、さらに第1搬送ローラ25にて画像形成装置本体Aに設けられたスリットガラス36のある原稿画像読み取り位置に向け搬送される。
【0021】
搬送された原稿Dは、前記原稿画像読み取り位置の直前の原稿搬送路に設けてある第2原稿検知センサPS2により先端が検知され、この検知信号を基に原稿先端が原稿画像読み取り位置に到達する時機と、原稿画像読み取り手段3による原稿画像の読み取り開始時機とのタイミングがとられる。
【0022】
スリットガラス36の上面を通過しながら原稿画像の読み取りが行われた原稿Dは第2搬送ローラ26、排紙ガイドG1、排紙ローラ27により原稿排紙トレイ212に排紙される。
【0023】
なお、原稿Dの両面の画像を読み取る場合には、先ず原稿Dの第2面(裏面)の画像が読み取られ、次いで、第1面(表面)が読み取られる。この場合、レジストローら24から送り出された原稿Dは、反転ゲートG2により反転ローラ29に向け進行し、さらに、反転出口ローラ28により原稿排紙トレイ212の上部へと進行する。
【0024】
前記原稿Dの後端は、第1原稿検知センサPS1により検知され、後端が、反転ローラの近傍に到達したときに、反転ローラ29、反転出口ローラ28の回転が停止されるようになっている。
【0025】
次に、前記反転ローラ29、前記反転出口ローラ27の逆転により、前記原稿Dは、それまでの終端を先頭にして表裏が逆転した状態で反転ゲートG2に導かれて、第1搬送ローラ25に送られる。送られた原稿Dの第2面は、原稿画像読み取り手段3により、既に説明をした原稿Dの片面の読み取りの場合と同様な読み取りがなされた後、排紙ガイドG1に導かれて、再度、反転出口ローラ28に送られる。この時、原稿Dの後端が反転出口ローラ28の位置に残っているが、反転出口ローラ28の圧着が所定時間解除されるため、原稿Dの先端と後端は前記位置にてすれ違いに搬送される。読み取り終了後の原稿Dはその後端が、圧着状態に戻った反転出口ローラ28によって挟持された後、反転ローラ29に向けて搬送され、反転ローラ29により原稿画像読み取り位置へと送り出される。送り出された原稿Dは、表裏が反転されているので、今回は第1面の画像が読み取られて原稿排紙トレイ212に排出される。
【0026】
原稿画像読み取り手段3による原稿画像の読み取りは、自動原稿搬送装置Fにより搬送されている原稿Dの画像を、スリットガラス36の直下にて停止している光源311と、ミラー312とからなる第1ミラーユニット31と、ミラー321とミラー322を備える第2ミラーユニット32と、結像レンズ33とにより光学的に導いて、ライン状の撮像素子34に結像させることにより行われる。
【0027】
なお、プラテンガラス35に原稿Dを載置して画像情報を読み取る場合には、原稿画像を光第1ミラーユニット31と第2ミラーユニット32の移動による原稿画像面の走査と、結像レンズ33とにより光学的に導いて、撮像素子34に結像させる。
【0028】
原稿画像読み取り手段3において読取られた原稿Dの画像情報は原稿画像処理手段62にてA/D変換、シェーディング補正、画像圧縮等の画像処理が行われて、一旦、画像データとして制御手段C1のメモリM1に記憶される。
【0029】
前記画像データはメモリM1より呼び出されて画像書込手段4に送られて、帯電器42により電荷を付与されて回転している感光体ドラム41の表面を、レーザビームLBが、回転するポリゴンミラーPGにより主走査方向の走査することによって、前記感光体ドラム41の面上には原稿の画像データに対応した静電潜像が形成される。
【0030】
公知の電子写真技術で構成されている画像形成手段5において、前記静電潜像は現像手段44により反転現像されて、トナー画像が感光体ドラム41上に形成される。
【0031】
一方、手差し給紙手段26、または、用紙Pを収容する給紙手段7の各給紙カセットから給紙された用紙Pは、搬送ローラ56により搬送され、タイミングローラ51によって感光体ドラム41上のトナー像との位置合わせのための同期が取られて転写領域に給送される。
【0032】
トナー画像が形成された感光体ドラム41の表面は、LEDアレイである転写前露光手段TSLによる一様な露光がなされることにより除電されて、次に、トナー画像が転写手段45によりトナーとは反対極性に帯電された用紙Pに転写される。
【0033】
転写処理後の用紙Pは分離除電手段46の作用により感光体ドラム41から分離し、定着手段6に搬送され、加熱ローラ474と加圧ローラ475との加熱、加圧作用によりトナー画像が用紙P上に定着された後、排紙トレイ57に排出される。
【0034】
また、トナー画像の用紙Pへの転写を終えた感光体ドラム41の表面は、クリーニング手段48により残留トナーが除去されて、LEDアレイである帯電前露光手段PCLによる一様露光により除電がなされ、次なる画像形成に向けての準備がなされる。
【0035】
図2は画像形成装置の制御関係を示すブロック図である。
画像形成装置本体Aの制御部である制御手段C1は、CPU(CPU1)およびメモリM1を有するコンピュータであり、各制御手段、および他の装置とは、入出力ポート、シリアルあるいはパラレルの通信用インターフェイス等適宜なインターフェイスにて接続されている。自動原稿搬送装置Fの制御手段C2も同様に構成されており、前記制御手段C1とは、本例では通信手段としてのシリアルインターフェイスにて接続されている。なお、本発明の説明に関係しないブロックについては、図においては省略されている。
【0036】
図3は、画像形成手段5におけるLEDアレイを用いた除電手段である転写前露光手段TSL、帯電前露光手段PCTの位置を示す模式図である。図1を基に説明したように、転写前露光手段TSLは、トナー画像が形成されている感光体ドラム41の表面をLEDアレイにより光を照射することによって除電を行い、転写手段45の作用による前記トナー画像の感光体ドラム41から用紙Pへの転写を容易にする。
【0037】
同じく、LEDアレイで構成されている帯電前露光手段は、クリーニング手段で清掃された感光体ドラム41の表面を光照射することにより、感光体ドラム41の表面に残っている電荷を全て消去して、次に行われる帯電手段42による帯電が一定になるようにする。
【0038】
なお、図には第2の本発明に関わるLEDアレイの点滅を検知するための検知手段であるところの第1光学センサPT1、第2光学センサPT2が、それぞれ転写前露光手段TSL、帯電前露光手段PCTの近傍に示されている。
【0039】
図4は本発明による、除電手段であるLEDアレイの不良を検出するための回路例(例1)である。
【0040】
図にて示されるように、LEDアレイの点滅制御は、駆動素子TR1を制御手段C1が信号LEDCONTによりオンオフの制御をすることによりなされる。また、前記駆動素子TR1には、スイッチング素子TR3と、抵抗RDとが直列に接続された回路が並列に接続されている。前記スイッチング素子TR3はスイッチング素子TR2を介した制御手段C1の信号LEDRDによりオンオフ制御される。
【0041】
抵抗RDの両端の電位差VINはコンパレータCPに取り込まれ、図の5V電圧と抵抗R1、R2とにより決定されるVREFとの比較がなされ、その結果は制御手段C1に検知信号LEDDETとして送られる。
【0042】
図5は、図4と同様な機能を実現する他の回路例(例2)である。
図6は、図3にて説明した第1光学センサPT1、第2光学センサPT2からの信号を制御手段C1に取り込むための回路例である。図に示すように第1光学センサPT1の出力電圧VINをコンパレータCPにて基準電圧VREFと比較し、LEDアレイの点灯、不点灯を出力信号LEDDETとして、制御手段C1に送っている。
【0043】
図7は、制御手段C1が図4の回路を制御してLEDアレイの故障を検知するための故障診断プログラムをフローチャートにて表したものである。
【0044】
先ず、制御手段C1はLEDアレイの駆動素子であるTR1を、制御信号LEDCONTによりオフ状態にする(S1)。次に、制御信号LEDRDにてスイッチング素子TR3をスイッチング素子TR2を介してオン状態にする(S2)。この時、LEDアレイが正常であれば、電流はLEDアレイ、スイッチング素子TR3、抵抗RDから構成される回路を流れ、結果として、抵抗RDの両端には所定の電位差が生じ、コンパレータCPの出力信号LEDDETは「L」となる。もし、LEDアレイに電流が流れなければ、もしくは微小な電流しか流れなければ、前記抵抗RDの両端には、電位差が生じないか、もしくは微小な電位差しか現れず、前記出力信号LEDDETは「H」となる。制御手段C1はこの結果を判断して(S3)、LEDアレイに電流が流れない場合は、LEDアレイの故障処理ルーチンを走らせて、画像形成装置の画像形成作業を禁止すると共に、操作表示手段に故障の表示をする(S4)。
【0045】
図8は、上記の故障診断プログラムを実行させる時機を判定する実行判定プログラムのフローチャートである。画像形成装置Aの電源が投入されると(S20)、制御手段C1は、各種のイニシャライズ処理と共に、上述の図7のLEDアレイ故障診断プログラムを実行する(S21)。その後は、画像形成装置Aに画像形成作業の開始を指示するスタートボタンが押された時(S22)、他の装置から画像形成の指示信号を受けた時(S23)、ジャム処理やアフターサービス等で前扉が一旦開かれ、閉じられた時(S24)に故障診断プログラムを実行させる。
【0046】
図9は、図6にて示される回路を用いて、制御手段C1が第2の本発明によるLEDアレイの不良を検知する故障診断プログラムを表すフローチャートである。制御手段C1は、制御信号LEDCONTによりLEDアレイ駆動素子TR1をオン状態とする(S30)。この結果、LEDアレイの点灯により第1光学センサPT1はオン状態となり、コンパレータCPの出力信号LEDDETは「H」となる。もし、点灯しなければ前記出力信号LEDDETは「L」となるので、制御手段C1はこの結果を判定して(S31)、図7の例と同様のLEDアレイ故障処理を実行する(S32)。なお、この第2の本発明による故障診断は、故障診断プログラムを図8で示される第1の本発明のように予め設定された時機に起動させることもできるが、LEDアレイの点灯がなされる時には常に実行させるようにしても良い。
【0047】
【発明の効果】
第1の本発明により除電手段として用いられるLEDアレイの故障をLEDアレイの駆動回路に低廉で簡単な検知回路を付加することにより検知することが可能となり、第2の本発明によりLEDアレイの故障がLEDアレイの点灯動作時に直ちに検知されるので、本発明による画像形成装置においては、LEDアレイに関わる部品故障、接続不良が早期に検知され、画質不良事故の発生が未然に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置を説明する模式図である。
【図2】画像形成装置の制御関係を示すブロック図である。
【図3】画像形成手段の構成を示す模式図である。
【図4】LEDアレイ故障検知回路例1を示す回路図である。
【図5】LEDアレイ故障検知回路例2を示す回路図である。
【図6】LEDアレイの故障検知を光学的に行う場合の回路図である。
【図7】LEDアレイの故障診断プログラムのフローチャートである。
【図8】LEDアレイの故障診断プログラムの実行時期を決定するプログラムのフローチャートである。
【図9】光学センサを用いたLEDアレイ故障診断プログラムのフローチャートである。
【符号の説明】
3 原稿画像読み取り手段
4 画像書き込み手段
5 画像形成手段
6 定着手段
7 給紙手段
8 操作表示手段
41 感光体ドラム
42 帯電手段
44 現像手段
45 転写手段
A 画像形成装置
F 自動原稿搬送装置
D 原稿
P 用紙
C1 制御手段
CP コンパレータ
RD 抵抗
TR1 駆動素子
TR2 スイッチング素子
TR3 スイッチング素子
TSL 転写前露光手段
PCL 帯電前露光手段
PT1 第1光学センサ
PT2 第2光学センサ
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式による複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関わる。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式の画像形成装置としては、複写機、プリンタ、ファクシミリ等が広く知られている。これらの装置においては、先ず、感光体ドラムを帯電手段により一様に帯電して、次に、帯電している感光体ドラム表面に原稿画像を光学的に露光して静電潜像を形成する。感光体ドラム上の静電潜像は現像手段により反転現像され、トナー画像が形成される。トナー画像は転写手段により感光体ドラムの表面から給送されてきた用紙の表面に転写される。トナー画像を担持した用紙は定着手段による画像定着がなされた後、排紙トレイに排出され、感光体ドラム表面は、クリーニング手段により残ったトナーが除去された後、除電されて次の画像形成のための準備がなされる。
【0003】
上述の様なプロセスにより画像形成を行っている画像形成装置においては、ト感光体ドラム上のトナー画像を用紙への転写を容易にするための除電手段としての露光(転写前露光)と、帯電手段による感光体ドラムの一様帯電を実行する前に行われるイニシャライズ処理である除電のために用いられる除電手段としての露光(帯電前露光)とが一般的に採用されている。
【0004】
従来、除電手段として使用する光源としては、除電のための光量が大きくとれる冷陰極管が多く用いられてきた。しかしながら、画像形成装置の高速化に伴って、高速で正確な露光のオンオフ制御を行う必要性が生じ、また、光源の高寿命化への要求も高まってきた結果、冷陰極管に代ってLEDを複数個並べたLEDアレイが用いられるようになってきた。
【0005】
LEDアレイそのものは高寿命ではあるが、複数のLEDを並べて使用すること、コネクタや関連する構成部品との間に接触不良を起こす要因が多く存在するとから、ある頻度での故障の発生は避けられない。また、市場におけるアフターサービス作業の際にも、作業ミスを原因とした不都合が発生することもある。
【0006】
LEDアレイの点灯不良が発生すると、転写前露光の場合には、トナー画像の感光体ドラムから用紙への転写率が低下し、結果として、濃度の低い画像が用紙上に形成されてユーザに不満を与える。また、ドラム上には未転写のトナーが多く残される結果、クリーニング手段への負荷が増大する。帯電前露光の場合には、除電が充分になされない結果として、帯電手段による感光体ドラムの帯電による表面電位の上昇が異常に高くなり、画像濃度が上がるばかりでなく、余計なトナーの付着が起こりユーザが期待した画質のコピーが得られない。
【0007】
このような不都合の発生を防止するためにLEDアレイに電流を供給する駆動回路を磁心コア内に通して、駆動電流の変化を磁心コアに設けたサーチコイルにより検知することによってLEDアレイの故障を見つける提案がなされている(例えば、特許文献1参照。)。また、感光体ドラム表面の表面電位を測定する表面電位計を設け、除電光源の点灯不良を検知する提案もある(例えば、特許文献2。)。
【0008】
【特許文献1】
特開平5−31956号公報
【0009】
【特許文献2】
特開平10−161368号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、提案されている方法は、通常のLEDアレイ点灯回路に使用される部品とは異質の故障検知のための専用部品を必要とするので、結果として装置のコストアップにつながりかねない。
【0011】
本発明は、このような状況に鑑みたなされたもので、LEDアレイの駆動回路に簡単な回路を追加することにより、LEDアレイの故障を検知できるようにした画像形成装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、以下の手段により達成される。
【0013】
(1) 感光体の除電のために使用されるLEDアレイを備えた画像形成装置であって、スイッチング素子と抵抗とを直列に接続した回路を、前記LEDアレイを駆動するための駆動素子と並列に接続し、画像形成装置の制御手段が、前記駆動素子をオフ状態に、前記スイッチング素子をオン状態にして、前記抵抗の両端の電位差を検知することにより前記LEDアレイの故障を検知することを特徴とする画像形成装置。
【0014】
(2) 感光体の除電のために使用されるLEDアレイを備えた画像形成装置であって、前記LEDアレイの近傍にLEDアレイの点滅を検知するための検知手段を設け、前記検知手段の出力情報により、画像形成装置の制御手段が前記LEDアレイの故障を検知することを特徴とする画像形成装置。
【0015】
(3) 画像形成装置の電源がオンとなった時、あるいは画像形成装置の動作開始ボタンが押された時、あるいは他の装置から画像形成開始を指示するための指示信号を画像形成装置が受けた時、あるいは画像形成装置の前扉が閉じられた時に、画像形成装置の制御手段がLEDアレイの故障検知を行うように制御することを特徴とする(1)、もしくは(2)に記載の画像形成装置。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明をする。
【0017】
図1は自動原稿搬送装置を備えた電子写真方式の画像形成装置を示す模式図で、本発明による除電手段の役割を説明するために用いる。
【0018】
画像形成装置は、画像形成装置本体Aと、この上部に付属装置として取り付けられている自動原稿搬送装置Fとから構成されている。また、前記画像形成装置本体Aは、原稿画像読み取り手段3、画像書き込み手段4、画像形成手段5、定着手段6、給紙手段7、操作表示手段8(図1には不図示、図2に図示)、制御手段C1等から構成されている。
【0019】
自動原稿搬送装置Fの原稿載置トレイ211の上には、原稿Dが載置される。載置された前記原稿Dは、原稿押圧板21によって送り出しローラ22に押圧され、送り出しローラ22および給紙ローラ23の作動により一枚ずつ送り出され、第1原稿検知センサPS1により原稿Dの先端が検出されて、先端がレジストローラ24に突き当てられ、一旦停止させられることにより先端が整えられる。
【0020】
レジストローラ24の回転により原稿搬送路に送り出された原稿Dは、ガイド部材213に導かれて進行し、さらに第1搬送ローラ25にて画像形成装置本体Aに設けられたスリットガラス36のある原稿画像読み取り位置に向け搬送される。
【0021】
搬送された原稿Dは、前記原稿画像読み取り位置の直前の原稿搬送路に設けてある第2原稿検知センサPS2により先端が検知され、この検知信号を基に原稿先端が原稿画像読み取り位置に到達する時機と、原稿画像読み取り手段3による原稿画像の読み取り開始時機とのタイミングがとられる。
【0022】
スリットガラス36の上面を通過しながら原稿画像の読み取りが行われた原稿Dは第2搬送ローラ26、排紙ガイドG1、排紙ローラ27により原稿排紙トレイ212に排紙される。
【0023】
なお、原稿Dの両面の画像を読み取る場合には、先ず原稿Dの第2面(裏面)の画像が読み取られ、次いで、第1面(表面)が読み取られる。この場合、レジストローら24から送り出された原稿Dは、反転ゲートG2により反転ローラ29に向け進行し、さらに、反転出口ローラ28により原稿排紙トレイ212の上部へと進行する。
【0024】
前記原稿Dの後端は、第1原稿検知センサPS1により検知され、後端が、反転ローラの近傍に到達したときに、反転ローラ29、反転出口ローラ28の回転が停止されるようになっている。
【0025】
次に、前記反転ローラ29、前記反転出口ローラ27の逆転により、前記原稿Dは、それまでの終端を先頭にして表裏が逆転した状態で反転ゲートG2に導かれて、第1搬送ローラ25に送られる。送られた原稿Dの第2面は、原稿画像読み取り手段3により、既に説明をした原稿Dの片面の読み取りの場合と同様な読み取りがなされた後、排紙ガイドG1に導かれて、再度、反転出口ローラ28に送られる。この時、原稿Dの後端が反転出口ローラ28の位置に残っているが、反転出口ローラ28の圧着が所定時間解除されるため、原稿Dの先端と後端は前記位置にてすれ違いに搬送される。読み取り終了後の原稿Dはその後端が、圧着状態に戻った反転出口ローラ28によって挟持された後、反転ローラ29に向けて搬送され、反転ローラ29により原稿画像読み取り位置へと送り出される。送り出された原稿Dは、表裏が反転されているので、今回は第1面の画像が読み取られて原稿排紙トレイ212に排出される。
【0026】
原稿画像読み取り手段3による原稿画像の読み取りは、自動原稿搬送装置Fにより搬送されている原稿Dの画像を、スリットガラス36の直下にて停止している光源311と、ミラー312とからなる第1ミラーユニット31と、ミラー321とミラー322を備える第2ミラーユニット32と、結像レンズ33とにより光学的に導いて、ライン状の撮像素子34に結像させることにより行われる。
【0027】
なお、プラテンガラス35に原稿Dを載置して画像情報を読み取る場合には、原稿画像を光第1ミラーユニット31と第2ミラーユニット32の移動による原稿画像面の走査と、結像レンズ33とにより光学的に導いて、撮像素子34に結像させる。
【0028】
原稿画像読み取り手段3において読取られた原稿Dの画像情報は原稿画像処理手段62にてA/D変換、シェーディング補正、画像圧縮等の画像処理が行われて、一旦、画像データとして制御手段C1のメモリM1に記憶される。
【0029】
前記画像データはメモリM1より呼び出されて画像書込手段4に送られて、帯電器42により電荷を付与されて回転している感光体ドラム41の表面を、レーザビームLBが、回転するポリゴンミラーPGにより主走査方向の走査することによって、前記感光体ドラム41の面上には原稿の画像データに対応した静電潜像が形成される。
【0030】
公知の電子写真技術で構成されている画像形成手段5において、前記静電潜像は現像手段44により反転現像されて、トナー画像が感光体ドラム41上に形成される。
【0031】
一方、手差し給紙手段26、または、用紙Pを収容する給紙手段7の各給紙カセットから給紙された用紙Pは、搬送ローラ56により搬送され、タイミングローラ51によって感光体ドラム41上のトナー像との位置合わせのための同期が取られて転写領域に給送される。
【0032】
トナー画像が形成された感光体ドラム41の表面は、LEDアレイである転写前露光手段TSLによる一様な露光がなされることにより除電されて、次に、トナー画像が転写手段45によりトナーとは反対極性に帯電された用紙Pに転写される。
【0033】
転写処理後の用紙Pは分離除電手段46の作用により感光体ドラム41から分離し、定着手段6に搬送され、加熱ローラ474と加圧ローラ475との加熱、加圧作用によりトナー画像が用紙P上に定着された後、排紙トレイ57に排出される。
【0034】
また、トナー画像の用紙Pへの転写を終えた感光体ドラム41の表面は、クリーニング手段48により残留トナーが除去されて、LEDアレイである帯電前露光手段PCLによる一様露光により除電がなされ、次なる画像形成に向けての準備がなされる。
【0035】
図2は画像形成装置の制御関係を示すブロック図である。
画像形成装置本体Aの制御部である制御手段C1は、CPU(CPU1)およびメモリM1を有するコンピュータであり、各制御手段、および他の装置とは、入出力ポート、シリアルあるいはパラレルの通信用インターフェイス等適宜なインターフェイスにて接続されている。自動原稿搬送装置Fの制御手段C2も同様に構成されており、前記制御手段C1とは、本例では通信手段としてのシリアルインターフェイスにて接続されている。なお、本発明の説明に関係しないブロックについては、図においては省略されている。
【0036】
図3は、画像形成手段5におけるLEDアレイを用いた除電手段である転写前露光手段TSL、帯電前露光手段PCTの位置を示す模式図である。図1を基に説明したように、転写前露光手段TSLは、トナー画像が形成されている感光体ドラム41の表面をLEDアレイにより光を照射することによって除電を行い、転写手段45の作用による前記トナー画像の感光体ドラム41から用紙Pへの転写を容易にする。
【0037】
同じく、LEDアレイで構成されている帯電前露光手段は、クリーニング手段で清掃された感光体ドラム41の表面を光照射することにより、感光体ドラム41の表面に残っている電荷を全て消去して、次に行われる帯電手段42による帯電が一定になるようにする。
【0038】
なお、図には第2の本発明に関わるLEDアレイの点滅を検知するための検知手段であるところの第1光学センサPT1、第2光学センサPT2が、それぞれ転写前露光手段TSL、帯電前露光手段PCTの近傍に示されている。
【0039】
図4は本発明による、除電手段であるLEDアレイの不良を検出するための回路例(例1)である。
【0040】
図にて示されるように、LEDアレイの点滅制御は、駆動素子TR1を制御手段C1が信号LEDCONTによりオンオフの制御をすることによりなされる。また、前記駆動素子TR1には、スイッチング素子TR3と、抵抗RDとが直列に接続された回路が並列に接続されている。前記スイッチング素子TR3はスイッチング素子TR2を介した制御手段C1の信号LEDRDによりオンオフ制御される。
【0041】
抵抗RDの両端の電位差VINはコンパレータCPに取り込まれ、図の5V電圧と抵抗R1、R2とにより決定されるVREFとの比較がなされ、その結果は制御手段C1に検知信号LEDDETとして送られる。
【0042】
図5は、図4と同様な機能を実現する他の回路例(例2)である。
図6は、図3にて説明した第1光学センサPT1、第2光学センサPT2からの信号を制御手段C1に取り込むための回路例である。図に示すように第1光学センサPT1の出力電圧VINをコンパレータCPにて基準電圧VREFと比較し、LEDアレイの点灯、不点灯を出力信号LEDDETとして、制御手段C1に送っている。
【0043】
図7は、制御手段C1が図4の回路を制御してLEDアレイの故障を検知するための故障診断プログラムをフローチャートにて表したものである。
【0044】
先ず、制御手段C1はLEDアレイの駆動素子であるTR1を、制御信号LEDCONTによりオフ状態にする(S1)。次に、制御信号LEDRDにてスイッチング素子TR3をスイッチング素子TR2を介してオン状態にする(S2)。この時、LEDアレイが正常であれば、電流はLEDアレイ、スイッチング素子TR3、抵抗RDから構成される回路を流れ、結果として、抵抗RDの両端には所定の電位差が生じ、コンパレータCPの出力信号LEDDETは「L」となる。もし、LEDアレイに電流が流れなければ、もしくは微小な電流しか流れなければ、前記抵抗RDの両端には、電位差が生じないか、もしくは微小な電位差しか現れず、前記出力信号LEDDETは「H」となる。制御手段C1はこの結果を判断して(S3)、LEDアレイに電流が流れない場合は、LEDアレイの故障処理ルーチンを走らせて、画像形成装置の画像形成作業を禁止すると共に、操作表示手段に故障の表示をする(S4)。
【0045】
図8は、上記の故障診断プログラムを実行させる時機を判定する実行判定プログラムのフローチャートである。画像形成装置Aの電源が投入されると(S20)、制御手段C1は、各種のイニシャライズ処理と共に、上述の図7のLEDアレイ故障診断プログラムを実行する(S21)。その後は、画像形成装置Aに画像形成作業の開始を指示するスタートボタンが押された時(S22)、他の装置から画像形成の指示信号を受けた時(S23)、ジャム処理やアフターサービス等で前扉が一旦開かれ、閉じられた時(S24)に故障診断プログラムを実行させる。
【0046】
図9は、図6にて示される回路を用いて、制御手段C1が第2の本発明によるLEDアレイの不良を検知する故障診断プログラムを表すフローチャートである。制御手段C1は、制御信号LEDCONTによりLEDアレイ駆動素子TR1をオン状態とする(S30)。この結果、LEDアレイの点灯により第1光学センサPT1はオン状態となり、コンパレータCPの出力信号LEDDETは「H」となる。もし、点灯しなければ前記出力信号LEDDETは「L」となるので、制御手段C1はこの結果を判定して(S31)、図7の例と同様のLEDアレイ故障処理を実行する(S32)。なお、この第2の本発明による故障診断は、故障診断プログラムを図8で示される第1の本発明のように予め設定された時機に起動させることもできるが、LEDアレイの点灯がなされる時には常に実行させるようにしても良い。
【0047】
【発明の効果】
第1の本発明により除電手段として用いられるLEDアレイの故障をLEDアレイの駆動回路に低廉で簡単な検知回路を付加することにより検知することが可能となり、第2の本発明によりLEDアレイの故障がLEDアレイの点灯動作時に直ちに検知されるので、本発明による画像形成装置においては、LEDアレイに関わる部品故障、接続不良が早期に検知され、画質不良事故の発生が未然に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置を説明する模式図である。
【図2】画像形成装置の制御関係を示すブロック図である。
【図3】画像形成手段の構成を示す模式図である。
【図4】LEDアレイ故障検知回路例1を示す回路図である。
【図5】LEDアレイ故障検知回路例2を示す回路図である。
【図6】LEDアレイの故障検知を光学的に行う場合の回路図である。
【図7】LEDアレイの故障診断プログラムのフローチャートである。
【図8】LEDアレイの故障診断プログラムの実行時期を決定するプログラムのフローチャートである。
【図9】光学センサを用いたLEDアレイ故障診断プログラムのフローチャートである。
【符号の説明】
3 原稿画像読み取り手段
4 画像書き込み手段
5 画像形成手段
6 定着手段
7 給紙手段
8 操作表示手段
41 感光体ドラム
42 帯電手段
44 現像手段
45 転写手段
A 画像形成装置
F 自動原稿搬送装置
D 原稿
P 用紙
C1 制御手段
CP コンパレータ
RD 抵抗
TR1 駆動素子
TR2 スイッチング素子
TR3 スイッチング素子
TSL 転写前露光手段
PCL 帯電前露光手段
PT1 第1光学センサ
PT2 第2光学センサ
Claims (3)
- 感光体の除電のために使用されるLEDアレイを備えた画像形成装置であって、スイッチング素子と抵抗とを直列に接続した回路を、前記LEDアレイを駆動するための駆動素子と並列に接続し、画像形成装置の制御手段が、前記駆動素子をオフ状態に、前記スイッチング素子をオン状態にして、前記抵抗の両端の電位差を検知することにより前記LEDアレイの故障を検知することを特徴とする画像形成装置。
- 感光体の除電のために使用されるLEDアレイを備えた画像形成装置であって、前記LEDアレイの近傍にLEDアレイの点滅を検知するための検知手段を設け、前記検知手段の出力情報により、画像形成装置の制御手段が前記LEDアレイの故障を検知することを特徴とする画像形成装置。
- 画像形成装置の電源がオンとなった時、あるいは画像形成装置の動作開始ボタンが押された時、あるいは他の装置から画像形成開始を指示するための指示信号を画像形成装置が受けた時、あるいは画像形成装置の前扉が閉じられた時に、画像形成装置の制御手段がLEDアレイの故障検知を行うように制御することを特徴とする請求項1、もしくは請求項2に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003131210A JP2004333972A (ja) | 2003-05-09 | 2003-05-09 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003131210A JP2004333972A (ja) | 2003-05-09 | 2003-05-09 | 画像形成装置 |
Publications (1)
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JP2004333972A true JP2004333972A (ja) | 2004-11-25 |
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ID=33506452
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003131210A Pending JP2004333972A (ja) | 2003-05-09 | 2003-05-09 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004333972A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007047484A (ja) * | 2005-08-10 | 2007-02-22 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
US7877035B2 (en) | 2005-12-26 | 2011-01-25 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Electronic device and image forming apparatus |
-
2003
- 2003-05-09 JP JP2003131210A patent/JP2004333972A/ja active Pending
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US7877035B2 (en) | 2005-12-26 | 2011-01-25 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Electronic device and image forming apparatus |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
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