JP2022019164A - 画像形成装置、トナー帯電量取得方法 - Google Patents

画像形成装置、トナー帯電量取得方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2022019164A
JP2022019164A JP2020122835A JP2020122835A JP2022019164A JP 2022019164 A JP2022019164 A JP 2022019164A JP 2020122835 A JP2020122835 A JP 2020122835A JP 2020122835 A JP2020122835 A JP 2020122835A JP 2022019164 A JP2022019164 A JP 2022019164A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
toner
amount
processing unit
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020122835A
Other languages
English (en)
Inventor
斐斗 森上
Ayato Morikami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2020122835A priority Critical patent/JP2022019164A/ja
Publication of JP2022019164A publication Critical patent/JP2022019164A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】印刷対象画像とともに形成される検出用画像を用いてトナーの帯電量を取得可能な画像形成装置及びトナー帯電量取得方法を提供すること。【解決手段】画像形成装置は、感光体ドラムに印刷対象画像を形成するとともに前記感光体ドラムの幅方向における当該印刷対象画像の外側に検出用画像を形成する画像形成処理部81と、前記検出用画像の形成時に前記感光体ドラムと現像ローラーとの間を流れる電流の検出結果と、前記検出用画像の形成時に前記現像ローラーから前記感光体ドラムへ移動するトナーの量に対する当該検出用画像の形成に用いられるトナーの量の割合の取得結果と、前記検出用画像に含まれるトナーの量の取得結果とに基づいて、トナーの帯電量を取得する帯電量取得処理部85と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置、及びトナー帯電量取得方法に関する。
画像の形成に用いられるトナーの帯電量を取得可能な画像形成装置が知られている。例えば、感光体ドラムに予め定められた検出用画像(トナー像)が形成される際に前記感光体ドラムと現像ローラーとの間を流れる電流と、中間転写ベルトに転写された前記検出用画像に含まれるトナーの量とに基づいて、前記トナーの帯電量を取得する画像形成装置が関連技術として知られている(特許文献1参照)。
特開2009-294504号公報
しかしながら、上述の関連技術に係る画像形成装置では、前記感光体ドラムに前記検出用画像と印刷対象画像とを同時に形成した場合に、当該2つの画像が形成される際に前記感光体ドラムと前記現像ローラーとの間を流れる電流のうち前記検出用画像の形成に必要な分を区別することができない。そのため、印刷対象画像とともに形成される前記検出用画像を用いて前記トナーの帯電量を取得することができない。
本発明の目的は、印刷対象画像とともに形成される検出用画像を用いてトナーの帯電量を取得可能な画像形成装置及びトナー帯電量取得方法を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、像担持体と、現像部材と、画像形成処理部と、電流検出処理部と、割合取得処理部と、トナー量取得処理部と、帯電量取得処理部とを備える。前記像担持体には、静電潜像が形成される。前記現像部材は、帯電したトナーを用いて前記像担持体に形成される静電潜像を現像する。前記画像形成処理部は、前記現像部材を用いて前記像担持体に印刷対象画像を形成するとともに前記像担持体の幅方向における当該印刷対象画像の外側に予め定められた検出用画像を形成する。前記電流検出処理部は、前記画像形成処理部による前記検出用画像の形成時に前記像担持体と前記現像部材との間を流れる電流を検出する。前記割合取得処理部は、前記画像形成処理部による前記検出用画像の形成時に前記現像部材から前記像担持体へ移動する前記トナーの量に対する当該検出用画像の形成に用いられる前記トナーの量の割合を取得する。前記トナー量取得処理部は、前記検出用画像に含まれる前記トナーの量を取得する。前記帯電量取得処理部は、前記電流検出処理部によって検出される電流、前記割合取得処理部によって取得される割合、及び前記トナー量取得処理部によって取得される前記トナーの量に基づいて、前記トナーの帯電量を取得する。
本発明の他の局面に係るトナー帯電量取得方法は、静電潜像が形成される像担持体と、帯電したトナーを用いて前記像担持体に形成される静電潜像を現像する現像部材と、を備える画像形成装置で実行され、前記現像部材を用いて前記像担持体に印刷対象画像を形成するとともに前記像担持体の幅方向における当該印刷対象画像の外側に予め定められた検出用画像を形成する画像形成ステップと、前記画像形成ステップによる前記検出用画像の形成時に前記像担持体と前記現像部材との間を流れる電流を検出する電流検出ステップと、前記画像形成ステップによる前記検出用画像の形成時に前記現像部材から前記像担持体へ移動する前記トナーの量に対する当該検出用画像の形成に用いられる前記トナーの量の割合を取得する割合取得ステップと、前記検出用画像に含まれる前記トナーの量を取得するトナー量取得ステップと、前記電流検出ステップによって検出される電流、前記割合取得ステップによって取得される割合、及び前記トナー量取得ステップによって取得される前記トナーの量に基づいて、前記トナーの帯電量を取得する帯電量取得ステップと、を含む。
本発明によれば、印刷対象画像とともに形成される検出用画像を用いてトナーの帯電量を取得可能な画像形成装置及びトナー帯電量取得方法が実現される。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置のシステム構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の画像形成部の構成を示す図である。 図4は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の画像形成部の構成を示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で印刷処理に用いられる印刷データの一例を示す図である。 図6は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で印刷処理に用いられる単色画像データの一例を示す図である。 図7は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で実行されるトナー帯電量取得処理の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[画像形成装置10の構成]
まず、図1及び図2を参照しつつ、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の構成について説明する。ここで、図1は画像形成装置10の構成を示す断面図である。
なお、説明の便宜上、画像形成装置10が使用可能な設置状態(図1に示される状態)で鉛直方向を上下方向D1と定義する。また、図1に示される画像形成装置10の紙面左側の面を正面(前面)として前後方向D2を定義する。また、前記設置状態の画像形成装置10の正面を基準として左右方向D3を定義する。
画像形成装置10は、原稿から画像データを読み取るスキャン機能、及び画像データに基づいて画像を形成するプリント機能とともに、ファクシミリ機能、及びコピー機能などの複数の機能を有する複合機である。なお、画像形成装置10は、プリント装置、ファクシミリ装置、及びコピー機などであってもよい。
図1及び図2に示されるように、画像形成装置10は、ADF(Auto Document Feeder)1、画像読取部2、画像形成部3、給紙部4、制御部5、操作表示部6、及び記憶部7を備える。
ADF1は、前記スキャン機能による読取対象の原稿を搬送する。ADF1は、原稿セット部、複数の搬送ローラー、原稿押さえ、及び排紙部を備える。
画像読取部2は、前記スキャン機能を実現する。画像読取部2は、原稿台、光源、複数のミラー、光学レンズ、及びCCD(Charge Coupled Device)を備える。
給紙部4は、画像形成部3にシートを供給する。給紙部4は、給紙カセット、手差しトレイ、シート搬送路、及び複数の搬送ローラーを備える。
制御部5は、画像形成装置10を統括的に制御する。図2に示されるように、制御部5は、CPU51、ROM52、及びRAM53を備える。CPU51は、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。ROM52は、CPU51に各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶装置である。RAM53は、CPU51が実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される揮発性の記憶装置である。制御部5では、CPU51によりROM52に予め記憶された各種の制御プログラムが実行される。これにより、画像形成装置10が制御部5により統括的に制御される。
なお、制御部5は、集積回路(ASIC)などの電子回路で構成されたものであってもよい。また、制御部5は、画像形成装置10を統括的に制御するメイン制御部とは別に設けられた制御部であってもよい。
操作表示部6は、画像形成装置10のユーザーインターフェイスである。操作表示部6は、制御部5からの制御指示に応じて各種の情報を表示する液晶ディスプレーなどの表示部、及びユーザーの操作に応じて制御部5に各種の情報を入力する操作キー又はタッチパネルなどの操作部を有する。
記憶部7は、不揮発性の記憶装置である。例えば、記憶部7は、フラッシュメモリー及びEEPROM(登録商標)などの不揮発性メモリ、SSD(Solid State Drive)、又はHDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置である。
[画像形成部3の構成]
次に、図1~図4を参照しつつ、画像形成部3の構成について説明する。ここで、図3は画像形成ユニット31~34、中間転写装置36、及び二次転写ローラー37の構成を示す断面図である。また、図4は下側から見た感光体ドラム341、中間転写ベルト361、及び二次転写ローラー37の構成を示す図である。なお、図4における一点鎖線は、中間転写ベルト361の外周面における接触領域A1と非接触領域A2との境界を示している。また、図4における点線は、感光体ドラム341の周面における第1対向領域A3と第2対向領域A4との境界、及び第2対向領域A4とその外側の領域との境界を示している。
画像形成部3は、前記プリント機能を実現する。具体的に、画像形成部3は、電子写真方式で給紙部4から供給されるシートにカラー又はモノクロの画像を形成する。
図1に示されるように、画像形成部3は、複数の画像形成ユニット31~34、光走査装置35、中間転写装置36、二次転写ローラー37、定着装置38、及び排紙トレイ39を備える。
画像形成ユニット31は、Y(イエロー)のトナー像を形成する。図3に示されるように、画像形成ユニット31は、感光体ドラム311、帯電ローラー312、現像ローラー313Aを含む現像装置313、一次転写ローラー314、及びドラム清掃部315を備える。また、画像形成ユニット31は、図1に示されるトナーコンテナ316、及び図2に示される電流検出部317を備える。
画像形成ユニット32は、C(シアン)のトナー像を形成する。画像形成ユニット32は、画像形成ユニット31と同様の構成を備える。即ち、画像形成ユニット32は、図3に示されるように、感光体ドラム321、帯電ローラー322、現像ローラー323Aを含む現像装置323、一次転写ローラー324、及びドラム清掃部325を備える。また、画像形成ユニット32は、図1に示されるトナーコンテナ326、及び図2に示される電流検出部327を備える。
画像形成ユニット33は、M(マゼンタ)のトナー像を形成する。画像形成ユニット33は、画像形成ユニット31と同様の構成を備える。即ち、画像形成ユニット33は、図3に示されるように、感光体ドラム331、帯電ローラー332、現像ローラー333Aを含む現像装置333、一次転写ローラー334、及びドラム清掃部335を備える。また、画像形成ユニット33は、図1に示されるトナーコンテナ336、及び図2に示される電流検出部337を備える。
画像形成ユニット34は、K(ブラック)のトナー像を形成する。画像形成ユニット34は、画像形成ユニット31と同様の構成を備える。即ち、画像形成ユニット34は、図3に示されるように、感光体ドラム341、帯電ローラー342、現像ローラー343Aを含む現像装置343、一次転写ローラー344、及びドラム清掃部345を備える。また、画像形成ユニット34は、図1に示されるトナーコンテナ346、及び図2に示される電流検出部347を備える。
以下、画像形成ユニット34の各構成について説明する。なお、以下の説明は、画像形成ユニット31~33各々の各構成についても当てはまる。
感光体ドラム341には、静電潜像が形成される。感光体ドラム341は、左右方向D3に延在する回転軸を有する。前記回転軸は、感光体ドラム341、帯電ローラー342、及びドラム清掃部345を収容する不図示のユニット筐体によって回転可能に支持されている。感光体ドラム341は、不図示のモーターから供給される回転駆動力を受けて、図3に示される回転方向D5へ回転する。感光体ドラム341は、本発明の像担持体の一例である。
帯電ローラー342は、感光体ドラム341の周面を正極性に帯電させる。具体的に、帯電ローラー342は、不図示の電源と電気的に接続されており、当該電源から高圧電圧の印可を受けることで、感光体ドラム341の周面を帯電させる。なお、帯電ローラー342は、感光体ドラム341の周面を負極性に帯電させてもよい。
帯電ローラー342によって帯電された感光体ドラム341の周面には、光走査装置35から画像データに基づく光が照射される。これにより、感光体ドラム341の周面に静電潜像が形成される。
現像装置343は、感光体ドラム341の周面に形成された静電潜像を現像する。例えば、現像装置343は、筐体、一対の撹拌部材、マグネットローラー、及び現像ローラー343A(図3参照)を有する。前記筐体は、前記一対の撹拌部材、前記マグネットローラー、及び現像ローラー343Aを回転可能に支持する。また、前記筐体は、K(ブラック)のトナー及びキャリアを収容する。前記一対の撹拌部材は、前記筐体に収容されたトナー及びキャリアを撹拌して、当該トナーを正極性に帯電させる。前記マグネットローラーは、前記一対の撹拌部材によって撹拌されたトナー及びキャリアを汲み上げて、そのうちのトナーを現像ローラー343Aの周面に供給する。
現像ローラー343Aは、帯電したトナーを用いて、感光体ドラム341に形成された静電潜像を現像する。具体的に、現像ローラー343Aは、不図示の電源と電気的に接続されており、当該電源から高圧電圧の印可を受けることで、トナーを感光体ドラム341の周面に供給する。これにより、感光体ドラム341の周面にトナー像が形成される。現像ローラー343Aは、本発明の現像部材の一例である。
一次転写ローラー344は、現像装置343によって感光体ドラム341の周面に形成されたトナー像を中間転写ベルト361(図3参照)の外周面に転写する。具体的に、一次転写ローラー344は、不図示の電源と電気的に接続されており、当該電源から高圧電圧の印可を受けることで、感光体ドラム341の周面に形成されたトナー像を中間転写ベルト361の外周面に転写する。
ドラム清掃部345は、一次転写ローラー344によるトナー像転写後の感光体ドラム341の周面を清掃する。例えば、ドラム清掃部345は、ブレード状のクリーニング部材、及び搬送部材を有する。前記クリーニング部材は、感光体ドラム341の周面に接触して当該周面に付着したトナーを除去する。前記搬送部材は、前記クリーニング部材によって除去されたトナーを不図示のトナー収容容器へ搬送する。
トナーコンテナ346は、現像装置343の前記筐体にK(ブラック)のトナーを供給する。
電流検出部347は、感光体ドラム341と現像ローラー343Aとの間を流れる電流を検出する。例えば、電流検出部347は、不図示の電源から現像ローラー343Aへの通電経路上に設けられた電流計である。
光走査装置35は、感光体ドラム311、321、331、及び341各々に静電潜像を形成する。具体的に、光走査装置35は、Y(イエロー)の画像データの入力に応じて感光体ドラム311に当該画像データに基づく光を照射する。また、光走査装置35は、C(シアン)の画像データの入力に応じて感光体ドラム321に当該画像データに基づく光を照射する。また、光走査装置35は、M(マゼンタ)の画像データの入力に応じて感光体ドラム331に当該画像データに基づく光を照射する。また、光走査装置35は、K(ブラック)の画像データの入力に応じて、感光体ドラム341に当該画像データに基づく光を照射する。
画像形成ユニット31~34各々で形成された各色のトナー像は、中間転写ベルト361の外周面に重ねて転写される。これにより、中間転写ベルト361の外周面にカラー画像(トナー像)が形成される。
中間転写装置36は、中間転写ベルト361を用いて、画像形成ユニット31~34によって形成されたトナー像を二次転写ローラー37による転写位置P1(図3参照)へ搬送する。図3に示されるように、中間転写装置36は、中間転写ベルト361、駆動ローラー362、張架ローラー363、ベルト清掃部364、及び濃度検出部365を備える。
中間転写ベルト361は、感光体ドラム311、321、331、341各々から各色のトナー像が転写される無端状のベルト部材である。図3に示されるように、中間転写ベルト361は、画像形成装置10の前後方向D2において離間して配置された駆動ローラー362及び張架ローラー363によって張架される。駆動ローラー362は、不図示のモーターから供給される回転駆動力を受けて回転する。これにより、中間転写ベルト361は、図3に示される回転方向D4へ回転する。感光体ドラム311、321、331、341各々から中間転写ベルト361の外周面に転写されたトナー像は、中間転写ベルト361の回転に伴って二次転写ローラー37による転写位置P1(図3参照)へ搬送される。ベルト清掃部364は、転写位置P1でトナー像が転写された後の中間転写ベルト361の外周面を清掃する。
濃度検出部365は、中間転写ベルト361の外周面に転写された画像(トナー像)の濃度を検出する。例えば、濃度検出部365は、中間転写ベルト361の外周面を向けて光を射出する発光部と、前記発光部から射出されて中間転写ベルト361の外周面で反射された光を受光する受光部とを備える反射型のフォトセンサーである。図3に示されるように、濃度検出部365は、画像形成ユニット34よりも中間転写ベルト361の回転方向D4の下流側であって、二次転写ローラー37よりも当該回転方向D4の上流側に配置される。また、図4に示されるように、濃度検出部365は、中間転写ベルト361の外周面における中間転写ベルト361の幅方向(左右方向D3)の一方の端部に対向して配置される。なお、濃度検出部365は、中間転写ベルト361の外周面における中間転写ベルト361の幅方向の両方の端部に対向して配置されてもよい。
二次転写ローラー37は、中間転写ベルト361の外周面に形成されたトナー像を給紙部4によって供給されるシートに転写する。図3に示されるように、二次転写ローラー37は、中間転写ベルト361を挟んで張架ローラー363と対向する位置で、中間転写ベルト361の外周面と接触して設けられる。二次転写ローラー37は、不図示の付勢部材によって張架ローラー363側へ付勢されている。二次転写ローラー37は、不図示の電源と電気的に接続されており、当該電源から高圧電圧の印可を受けることで、中間転写ベルト361の外周面に形成されたトナー像を二次転写ローラー37と中間転写ベルト361とが接触する転写位置P1(図3参照)を通過するシートに転写する。
図4に示されるように、二次転写ローラー37は、その軸方向(左右方向D3)における長さが、中間転写ベルト361の幅よりも短い。これにより、中間転写ベルト361の外周面には、二次転写ローラー37と接触する接触領域A1(図4参照)と、二次転写ローラー37とは接触しない非接触領域A2(図4参照)とが生じる。非接触領域A2は、中間転写ベルト361の外周面における接触領域A1の両外側の領域である。図4に示されるように、濃度検出部365は、非接触領域A2に対向して設けられる。二次転写ローラー37は、中間転写ベルト361の外周面に形成される画像のうち、接触領域A1に形成される画像をシートに転写し、非接触領域A2に形成される画像をシートに転写しない。二次転写ローラー37は、本発明の転写部材の一例である。なお、二次転写ローラー37は、その軸方向における長さが、中間転写ベルト361の幅と同じであってもよい。
定着装置38は、二次転写ローラー37によってシートに転写されたトナー像をそのシートに溶融定着させる。例えば、定着装置38は、定着ローラー及び加圧ローラーを備える。前記定着ローラーは、前記加圧ローラーと接触して設けられ、シートに転写されたトナー像を加熱してそのシートに定着させる。前記加圧ローラーは、前記定着ローラーとの間で形成される接触部を通過するシートを加圧する。
排紙トレイ39には、画像形成後のシートが排出される。
ところで、画像の形成に用いられるトナーの帯電量を取得可能な画像形成装置が知られている。例えば、感光体ドラム341に予め定められた検出用画像(トナー像)が形成される際に感光体ドラム341と現像ローラー343Aとの間を流れる電流と、中間転写ベルト361に転写された前記検出用画像に含まれるトナーの量とに基づいて、トナーの帯電量を取得する画像形成装置が関連技術として知られている。
しかしながら、上述の関連技術に係る画像形成装置では、感光体ドラム341に前記検出用画像と印刷対象画像とを同時に形成した場合に、当該2つの画像が形成される際に感光体ドラム341と現像ローラー343Aとの間を流れる電流のうち、前記検出用画像の形成に必要な分を区別することができない。そのため、前記印刷対象画像とともに形成される前記検出用画像を用いてトナーの帯電量を取得することができない。
これに対し、本発明の実施形態に係る画像形成装置10では、以下に説明するように、前記印刷対象画像とともに形成される前記検出用画像を用いてトナーの帯電量を取得することが可能である。
具体的に、制御部5のROM52には、CPU51に後述のトナー帯電量取得処理(図7のフローチャート参照)を実行させるためのトナー帯電量取得プログラムが予め記憶されている。なお、前記トナー帯電量取得プログラムは、CD、DVD、フラッシュメモリーなどのコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されており、前記記録媒体から読み取られて記憶部7にインストールされてもよい。
そして、制御部5は、図2に示されるように、画像形成処理部81、電流検出処理部82、割合取得処理部83、トナー量取得処理部84、帯電量取得処理部85、及び設定処理部86を含む。具体的に、制御部5は、CPU51を用いてROM52に記憶されている前記トナー帯電量取得プログラムを実行する。これにより、制御部5は、画像形成処理部81、電流検出処理部82、割合取得処理部83、トナー量取得処理部84、帯電量取得処理部85、及び設定処理部86として機能する。
画像形成処理部81は、画像形成部3を用いてシートにカラー画像を形成する印刷処理を実行する。
例えば、画像形成処理部81は、前記印刷処理の実行指示が入力された場合に、図5に示される印刷データX10を生成する。印刷データX10は、印刷対象画像であるカラー画像IM10及び複数のパッチ画像IM11~IM14を含む画像データである。なお、図5では、カラー画像IM10及び複数のパッチ画像IM11~IM14にハッチングが施されている。
パッチ画像IM11は、予め定められた濃度を有するY(イエロー)のベタ画像である。パッチ画像IM12は、予め定められた濃度を有するC(シアン)のベタ画像である。パッチ画像IM13は、予め定められた濃度を有するM(マゼンタ)のベタ画像である。パッチ画像IM14は、予め定められた濃度を有するK(ブラック)のベタ画像である。
図5に示されるように、印刷データX10は、印刷領域A5及び非印刷領域A6を含む。印刷領域A5は、印刷データX10における主走査方向D6の中央部を含む領域である。主走査方向D6は、中間転写ベルト361の幅方向に対応する方向である。非印刷領域A6は、主走査方向D6における印刷領域A5の両外側の領域である。図5では、印刷領域A5及び非印刷領域A6の境界が一点鎖線によって示されている。
印刷領域A5内の画像は、中間転写ベルト361の外周面における接触領域A1(図4参照)に形成される。つまり、印刷領域A5内の画像は、給紙部4によって供給されるシートに形成される。
一方、非印刷領域A6内の画像は、中間転写ベルト361の外周面における非接触領域A2(図4参照)に形成される。つまり、非印刷領域A6内の画像は、給紙部4によって供給されるシートに形成されない。
図5に示されるように、カラー画像IM10は印刷領域A5内に配置される。また、複数のパッチ画像IM11~IM14は、非印刷領域A6内に配置される。複数のパッチ画像IM11~IM14は、主走査方向D6の一方側の非印刷領域A6において、主走査方向D6に直交する副走査方向D7に並んで配置される。複数のパッチ画像IM11~IM14は、副走査方向D7におけるカラー画像IM10の両端部の内側に配置される。なお、複数のパッチ画像IM11~IM14は、印刷領域A5を挟む2つの非印刷領域A6のそれぞれにおいて、副走査方向D7に並んで配置されてもよい。例えば、同じ色の一対のパッチ画像が主走査方向D6に対向するように、2つのパッチ画像IM11、2つのパッチ画像IM12、2つのパッチ画像IM13、及び2つのパッチ画像IM14を配置することが考えられる。この場合、同じ色の一対のパッチ画像は、同じ濃度を有していてもよく、異なる濃度を有していてもよい。
次に、画像形成処理部81は、生成した印刷データX10を、Y(イエロー)、C(シアン)、M(マゼンタ)、及びK(ブラック)の4つの印刷色に対応する4つの単色画像データX20に分解する。
図6には、K(ブラック)に対応する単色画像データX20である単色画像データX24が示されている。単色画像データX24は、単色画像IM21及びパッチ画像IM14を含む画像データである。単色画像IM21は、カラー画像IM10に含まれるK(ブラック)の画像である。
単色画像データX20は、印刷データX10に含まれる印刷領域A5及び非印刷領域A6に対応する印刷領域A7及び非印刷領域A8を含む。
印刷領域A7内の画像は、感光体ドラム341の周面における第1対向領域A3(図4参照)に形成され、その後中間転写ベルト361の外周面における接触領域A1(図4参照)に形成される。第1対向領域A3は、感光体ドラム341の周面における中間転写ベルト361の接触領域A1と対向する領域である。
一方、非印刷領域A8内の画像は、感光体ドラム341の周面における第2対向領域A4(図4参照)に形成され、その後中間転写ベルト361の外周面における非接触領域A2(図4参照)に形成される。第2対向領域A4は、感光体ドラム341の周面における中間転写ベルト361の非接触領域A2と対向する領域である。
図6に示されるように、単色画像IM21は印刷領域A7内に配置される。また、パッチ画像IM14は、非印刷領域A8内に配置される。単色画像IM21は、本発明の印刷対象画像の一例である。また、パッチ画像IM14は、本発明の検出用画像の一例である。
次に、画像形成処理部81は、生成された4つの単色画像データX20を光走査装置35に入力するとともに、画像形成部3及び給紙部4の各部を駆動して、前記印刷処理を実行する。
これにより、画像形成ユニット31の感光体ドラム311の周面に、カラー画像IM10に含まれるY(イエロー)の画像が形成されるとともに、感光体ドラム311の幅方向における当該画像の外側にパッチ画像IM11が形成される。また、画像形成ユニット32の感光体ドラム321の周面に、カラー画像IM10に含まれるC(シアン)の画像が形成されるとともに、感光体ドラム321の幅方向における当該画像の外側にパッチ画像IM12が形成される。また、画像形成ユニット33の感光体ドラム331の周面に、カラー画像IM10に含まれるM(マゼンタ)の画像が形成されるとともに、感光体ドラム331の幅方向における当該画像の外側にパッチ画像IM13が形成される。また、画像形成ユニット34の感光体ドラム341の周面に、カラー画像IM10に含まれるK(ブラック)の画像(単色画像IM21)が形成されるとともに、感光体ドラム341の幅方向における当該画像の外側にパッチ画像IM14が形成される。
そして、中間転写ベルト361の外周面に、カラー画像IM10及び4つのパッチ画像IM11~IM14が形成されて、そのうちのカラー画像IM10のみがシートに転写される。
電流検出処理部82は、画像形成処理部81による感光体ドラム341へのパッチ画像IM14の形成時に、感光体ドラム341と現像ローラー343Aとの間を流れる電流を検出する。
具体的に、電流検出処理部82は、電流検出部347を用いて、画像形成処理部81による感光体ドラム341へのパッチ画像IM14の形成時に、感光体ドラム341と現像ローラー343Aとの間を流れる電流を検出する。
割合取得処理部83は、画像形成処理部81によるパッチ画像IM14の形成時に現像ローラー343Aから感光体ドラム341へ移動するトナーの量に対する、パッチ画像IM14の形成に用いられるトナーの量の割合を取得する。
例えば、割合取得処理部83は、単色画像データX24に基づいて、パッチ画像IM14の形成時に現像ローラー343Aから感光体ドラム341へ移動するトナーの量に対する、パッチ画像IM14の形成に用いられるトナーの量の割合を取得する。
例えば、割合取得処理部83は、単色画像データX24に含まれる副走査方向D7におけるパッチ画像IM14の形成領域A9(図6参照)を特定する。そして、割合取得処理部83は、特定された形成領域A9内の印字領域A7の印字量を取得する。例えば、割合取得処理部83は、形成領域A9内の印字領域A7が主走査方向D6に沿って所定間隔ごとに分割された分割領域ごとに当該分割領域の印字量を取得して、取得された前記分割領域各々の印字量の合計を形成領域A9内の印字領域A7の印字量として取得する。例えば、割合取得処理部83は、前記分割領域に含まれる画素各々の濃度値の合計を、当該分割領域の印字量として取得する。また、割合取得処理部83は、形成領域A9内の非印刷領域A8の印字量を取得する。そして、割合取得処理部83は、形成領域A9内の印字領域A7の印字量及び形成領域A9内の非印刷領域A8の印字量の合計に対する、形成領域A9内の非印刷領域A8の印字量の割合を、パッチ画像IM14の形成時に現像ローラー343Aから感光体ドラム341へ移動するトナーの量に対する、パッチ画像IM14の形成に用いられるトナーの量の割合として取得する。
なお、制御部5は、形成領域A9内の印字領域A7の印字量が予め定められた基準値以上である場合は、形成領域A9内の印字領域A7の印字量が前記基準値未満となるように、単色画像データX24におけるパッチ画像IM14の位置を副走査方向D7に移動させてもよい。これにより、電流検出処理部82によって検出される電流全体に対する、当該電流に含まれるパッチ画像IM14の形成に必要な分の電流の割合が過度に低くなり、パッチ画像IM14の形成に必要な分の電流の算出精度が低下することを回避可能である。
トナー量取得処理部84は、パッチ画像IM14に含まれるトナーの量を取得する。
例えば、トナー量取得処理部84は、濃度検出部365を用いて、パッチ画像IM14に含まれるトナーの量を取得する。例えば、トナー量取得処理部84は、濃度検出部365によって検出されるパッチ画像IM14の濃度値に基づいて、パッチ画像IM14に含まれるトナーの量を算出する。
帯電量取得処理部85は、電流検出処理部82によって検出される電流、割合取得処理部83によって取得される割合、及びトナー量取得処理部84によって取得されるトナーの量に基づいて、K(ブラック)のトナーの帯電量を取得する。
具体的に、帯電量取得処理部85は、割合取得処理部83によって取得される割合に基づいて、電流検出処理部82によって検出される電流の値のうち、パッチ画像IM14の形成に必要な分を算出する。そして、帯電量取得処理部85は、算出された電流の値と、トナー量取得処理部84によって取得されるトナーの量とに基づいて、K(ブラック)のトナーの帯電量を取得する。
設定処理部86は、帯電量取得処理部85による取得結果に基づいて、感光体ドラム341における画像形成条件を設定する。
例えば、設定処理部86は、現像ローラー343Aに印可される電圧を設定する。なお、設定処理部86は、帯電ローラー342に印可される電圧を設定してもよい。
[トナー帯電量取得処理]
以下、図7を参照しつつ、画像形成装置10において制御部5により実行されるトナー帯電量取得処理の手順の一例とともに、本発明に係るトナー帯電量取得方法について説明する。ここで、ステップS11、S12・・・は、制御部5により実行される処理手順(ステップ)の番号を表している。なお、前記トナー帯電量取得処理は、前記印刷処理の実行指示が入力された場合に実行される。
<ステップS11>
まず、ステップS11において、制御部5は、印刷データX10を生成する。
<ステップS12>
ステップS12において、制御部5は、ステップS11で生成された印刷データX10を、Y(イエロー)、C(シアン)、M(マゼンタ)、及びK(ブラック)の4つの印刷色に対応する4つの単色画像データX20に分解する。これにより、単色画像データX24を含む4つの単色画像データX20が取得される。
<ステップS13>
ステップS13において、制御部5は、ステップS12で取得される単色画像データX24に基づいて、パッチ画像IM14の形成時に現像ローラー343Aから感光体ドラム341へ移動するトナーの量に対する、パッチ画像IM14の形成に用いられるトナーの量の割合を取得する。ここで、ステップS13の処理は、本発明の割合取得ステップの一例であって、制御部5の割合取得処理部83により実行される。
なお、制御部5は、Y(イエロー)、C(シアン)、及びM(マゼンタ)についても、ステップS13と同様の処理を実行してよい。
<ステップS14>
ステップS14において、制御部5は、ステップS12で取得された4つの単色画像データX20を光走査装置35に入力するとともに、画像形成部3及び給紙部4の各部を駆動して、前記印刷処理を実行する。ここで、ステップS11、S12、及びS14の処理は、本発明の画像形成ステップの一例であって、制御部5の画像形成処理部81により実行される。
<ステップS15>
ステップS15において、制御部5は、ステップS14で実行される前記印刷処理における感光体ドラム341へのパッチ画像IM14の形成時に、感光体ドラム341と現像ローラー343Aとの間を流れる電流を検出する。ここで、ステップS15の処理は、本発明の電流検出ステップの一例であって、制御部5の電流検出処理部82により実行される。
なお、制御部5は、Y(イエロー)、C(シアン)、及びM(マゼンタ)についても、ステップS15と同様の処理を実行してよい。
<ステップS16>
ステップS16において、制御部5は、濃度検出部365を用いて、パッチ画像IM14に含まれるトナーの量を取得する。ここで、ステップS16の処理は、本発明のトナー量取得ステップの一例であって、制御部5のトナー量取得処理部84により実行される。
なお、制御部5は、Y(イエロー)、C(シアン)、及びM(マゼンタ)についても、ステップS16と同様の処理を実行してよい。
<ステップS17>
ステップS17において、制御部5は、ステップS15で検出される電流、ステップS13で取得される割合、及びステップS16で取得されるトナーの量に基づいて、K(ブラック)のトナーの帯電量を取得する。ここで、ステップS17の処理は、本発明の帯電量取得ステップの一例であって、制御部5の帯電量取得処理部85により実行される。
なお、制御部5は、Y(イエロー)、C(シアン)、及びM(マゼンタ)についても、ステップS17と同様の処理を実行してよい。
<ステップS18>
ステップS18において、制御部5は、ステップS17によるK(ブラック)のトナーの帯電量の取得結果に基づいて、感光体ドラム341における画像形成条件を設定する。ここで、ステップS18の処理は、制御部5の設定処理部86により実行される。
なお、制御部5は、Y(イエロー)、C(シアン)、及びM(マゼンタ)についても、ステップS18と同様の処理を実行してよい。
このように、画像形成装置10では、K(ブラック)のトナーの帯電量の取得に、パッチ画像IM14の形成時に現像ローラー343Aから感光体ドラム341へ移動するトナーの量に対するパッチ画像IM14の形成に用いられるトナーの量の割合が用いられる。これにより、感光体ドラム341にパッチ画像IM14と印刷対象画像である単色画像IM21とを同時に形成した場合に、当該2つの画像が形成される際に感光体ドラム341と現像ローラー343Aとの間を流れる電流のうち、パッチ画像IM14の形成に必要な分を区別することが可能である。従って、単色画像IM21とともに形成されるパッチ画像IM14を用いてトナーの帯電量を取得することが可能である。
なお、画像形成装置10は、濃度検出部365に替えて、中間転写ベルト361の外周面に形成された画像を読み取り可能なラインセンサーを備えていてもよい。この場合、トナー量取得処理部84は、当該ラインセンサーを用いて、パッチ画像IM14に含まれるトナーの量を取得すればよい。また、割合取得処理部83は、当該ラインセンサーによる読取画像に基づいて、パッチ画像IM14の形成時に現像ローラー343Aから感光体ドラム341へ移動するトナーの量に対する、パッチ画像IM14の形成に用いられるトナーの量の割合を取得してもよい。
1 ADF
2 画像読取部
3 画像形成部
4 給紙部
5 制御部
6 操作表示部
7 記憶部
10 画像形成装置
31 画像形成ユニット
32 画像形成ユニット
33 画像形成ユニット
34 画像形成ユニット
35 光走査装置
36 中間転写装置
37 二次転写ローラー
38 定着装置
39 排紙トレイ
81 画像形成処理部
82 電流検出処理部
83 割合取得処理部
84 トナー量取得処理部
85 帯電量取得処理部
86 設定処理部

Claims (6)

  1. 静電潜像が形成される像担持体と、
    帯電したトナーを用いて前記像担持体に形成される静電潜像を現像する現像部材と、
    前記現像部材を用いて前記像担持体に印刷対象画像を形成するとともに前記像担持体の幅方向における当該印刷対象画像の外側に予め定められた検出用画像を形成する画像形成処理部と、
    前記画像形成処理部による前記検出用画像の形成時に前記像担持体と前記現像部材との間を流れる電流を検出する電流検出処理部と、
    前記画像形成処理部による前記検出用画像の形成時に前記現像部材から前記像担持体へ移動する前記トナーの量に対する当該検出用画像の形成に用いられる前記トナーの量の割合を取得する割合取得処理部と、
    前記検出用画像に含まれる前記トナーの量を取得するトナー量取得処理部と、
    前記電流検出処理部によって検出される電流、前記割合取得処理部によって取得される割合、及び前記トナー量取得処理部によって取得される前記トナーの量に基づいて、前記トナーの帯電量を取得する帯電量取得処理部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記割合取得処理部は、前記印刷対象画像及び前記検査用画像の形成に用いられる画像データに基づいて、前記検出用画像の形成時に前記現像部材から前記像担持体へ移動する前記トナーの量に対する当該検出用画像の形成に用いられる前記トナーの量の割合を取得する、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成処理部によって形成された前記検出用画像の濃度を検出する濃度検出部を備え、
    前記トナー量取得処理部は、前記濃度検出部を用いて前記検出用画像に含まれる前記トナーの量を取得する、
    請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成処理部によって形成された前記印刷対象画像及び前記検査用画像のうち前記印刷対象画像だけをシートに転写する転写部材を備える、
    請求項1~3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記帯電量取得処理部による取得結果に基づいて、前記像担持体における画像形成条件を設定する設定処理部を備える、
    請求項1~4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 静電潜像が形成される像担持体と、帯電したトナーを用いて前記像担持体に形成される静電潜像を現像する現像部材と、を備える画像形成装置で実行されるトナー帯電量取得方法であって、
    前記現像部材を用いて前記像担持体に印刷対象画像を形成するとともに前記像担持体の幅方向における当該印刷対象画像の外側に予め定められた検出用画像を形成する画像形成ステップと、
    前記画像形成ステップによる前記検出用画像の形成時に前記像担持体と前記現像部材との間を流れる電流を検出する電流検出ステップと、
    前記画像形成ステップによる前記検出用画像の形成時に前記現像部材から前記像担持体へ移動する前記トナーの量に対する当該検出用画像の形成に用いられる前記トナーの量の割合を取得する割合取得ステップと、
    前記検出用画像に含まれる前記トナーの量を取得するトナー量取得ステップと、
    前記電流検出ステップによって検出される電流、前記割合取得ステップによって取得される割合、及び前記トナー量取得ステップによって取得される前記トナーの量に基づいて、前記トナーの帯電量を取得する帯電量取得ステップと、
    を含むトナー帯電量取得方法。
JP2020122835A 2020-07-17 2020-07-17 画像形成装置、トナー帯電量取得方法 Pending JP2022019164A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020122835A JP2022019164A (ja) 2020-07-17 2020-07-17 画像形成装置、トナー帯電量取得方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020122835A JP2022019164A (ja) 2020-07-17 2020-07-17 画像形成装置、トナー帯電量取得方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022019164A true JP2022019164A (ja) 2022-01-27

Family

ID=80203571

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020122835A Pending JP2022019164A (ja) 2020-07-17 2020-07-17 画像形成装置、トナー帯電量取得方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022019164A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11739099B2 (en) 2014-03-31 2023-08-29 Curia Ip Holdings, Llc Polymorphic mixture of Rifaximin and its use for the preparation of solid formulations

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11739099B2 (en) 2014-03-31 2023-08-29 Curia Ip Holdings, Llc Polymorphic mixture of Rifaximin and its use for the preparation of solid formulations

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9389566B2 (en) Image forming apparatus
US20160018768A1 (en) Image forming apparatus and conveyance speed control method of recording medium in image forming apparatus
JP4595729B2 (ja) 画像形成装置
JP2007178560A (ja) 画像形成装置
JP2022019164A (ja) 画像形成装置、トナー帯電量取得方法
US20220365465A1 (en) Image forming apparatus
JP5436184B2 (ja) 画像形成装置
JP4558048B2 (ja) 転写装置およびこれを備えた画像形成装置
US10365577B2 (en) Image forming apparatus
US20230137796A1 (en) Image forming apparatus capable of acquiring temperature value of image-carrying member, temperature value acquisition method
CN110515285A (zh) 图像处理装置以及异常判断方法
JP7467873B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
US11982965B2 (en) Image forming apparatus capable of acquiring potential value of exposed area on image-carrying member, potential value acquisition method
JP2022029588A (ja) 画像形成装置及び電流検出方法
JP2022124058A (ja) 画像形成装置、画像形成方法
JP4820067B2 (ja) 画像形成装置
JP2022177412A (ja) 画像形成装置、転写条件設定方法
US11815839B2 (en) Image forming apparatus capable of adjusting image forming condition accurately, and image forming condition adjustment method
US20230288863A1 (en) Image forming apparatus and determination method
US20240103419A1 (en) Image forming apparatus capable of adjusting emission light amount of light-emitting portion, and light amount adjustment method
US20230137743A1 (en) Image forming apparatus capable of accurately acquiring electrical resistance value of transfer member, electrical resistance value acquisition method
JP2023112386A (ja) 画像形成装置、形成条件調整方法
US20210088940A1 (en) Image forming apparatus
JP4785600B2 (ja) カラー画像形成装置と印刷モードの切り替え方法
JP2023112387A (ja) 画像形成装置、報知方法