JP5436184B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、像担持体と像担持体に形成された潜像を現像する現像手段とを備えた画像形成装置に関する。
従来、像担持体である感光ドラムと現像剤担持体である現像ローラとを当接させた状態で、像担持体上の静電潜像を接触現像し、現像された画像を記録媒体に転写する画像形成装置が知られている。接触現像方式においては、現像ローラの接触により感光ドラムの表面が摩耗して性能が劣化し、形成される画質の低下をもたらす。
そこで、感光ドラムと現像ローラが当接した時間を検知する当接時間検知手段を設け、検知された時間に基づいて感光ドラムの寿命を判定する方法が特許文献1に提案されている。
特開2003−323090
しかしながら、感光ドラムと現像ローラとの現像当接及び離間の動作や構成は、部材の取り付け誤差や駆動源であるモータの制御タイミング等によるばらつき要素を含んでいる。従来の感光ドラムと現像ローラとの当接時間の検知方法は、画像形成動作中に画像形成装置の制御部が所定のタイミングで発信する当接及び離間信号を検知して、当接時間のカウントを行っていた。そのため、ばらつき要素を含んだ当接時間を検出してしまっていたため、実際の当接時間を精度良く検知するのが困難であった。それゆえ、カウントした当接時間と、実際の感光ドラムと現像ローラの当接時間とに誤差が生じてしまった場合、実際の当接時間よりカウントした当接時間の方が長ければ、すでに寿命に到達している感光ドラムを使用しつづけたり、カウントした当接時間の方が短ければ、まだ寿命に到達していない感光ドラムの交換を指示したりという、感光ドラムの寿命の誤検知が起こりうるという課題があった。
本出願に係る発明は、以上のような状況を鑑みてなされたものであり、感光ドラムと現像ローラの当接時間を精度良く検知することで、感光ドラムの寿命検知の精度を上げることを目的とする。
上記課題を解決するために、潜像が形成される像担持体と、前記像担持体と当接又は離間することが可能であるトナーを担持する現像剤担持体であって、前記像担持体に現像位置で当接して前記潜像をトナー像として現像する現像剤担持体と前記像担持体と前記現像剤担持体が離間している状態において前記像担持体に形成された前記潜像が前記現像位置を通過しているときに、前記現像剤担持体を前記像担持体に前記現像位置で当接させることにより現像されたトナー像を検知する検知手段と、前記トナー像の先端が検知されてから後端が検知されるまでの時間である検知当接時間と、前記像担持体と前記現像剤担持体が当接していると予測される予測当接時間との差分に応じて、前記像担持体の使用量を算出するための補正値を算出する算出手段と、前記予測当接時間の積算値として求められる積算当接時間を前記算出手段により算出した補正値で補正した補正結果と、像担持体の寿命到達を判断するための閾値とを比較することで前記像担持体の使用状態を判断する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の構成によれば、感光ドラムと現像ローラの当接時間を精度良く検知することで、感光ドラムの寿命検知の精度を上げることができる。
第1の実施形態における画像形成装置の概略構成図。 感光ドラム1と現像器3の概略構成図。 画像形成装置の制御部の構成を示したブロック図。 感光ドラム1と現像ローラ3aの当接時間検知処理を示したフローチャート。 第1の実施形態における当接時間検知用のパターン画像。 当接及び離間の信号が発せられるタイミングと実際に当接及び離間するタイミングを示したタイミングチャート。 補正値Kを求めるグラフ。 感光ドラム1の寿命検知処理を示したフローチャート。 補正値K´を求めるグラフ。 プロセスカートリッジを用いた画像形成装置の概略構成図。 第2の実施形態における画像形成装置の概略構成図。 プロセスカートリッジの断面図。 第2の実施形態における当接時間検知用のパターン画像。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組合せの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(第1の実施形態)
<画像形成装置の全体構成>
図1は、画像形成装置としてのプリンタ100の概略構成を示す図である。符番1は像担持体である感光ドラム、符番2は接触帯電部材としての帯電ローラ、符番3は現像剤T’を内包し、感光ドラム1上に形成された静電潜像を現像するための現像器である。
感光ドラム1は、アルミニウム等からなる芯金上に、電荷発生層を形成し、その上層に電荷輸送層を形成した、所謂有機感光体である。電荷輸送層は、画像形成を行う事で次第に磨耗する。帯電ローラ2の芯金2aには、プリンタ本体に備えられた電源4aから芯金2aに接触させた摺動電極(不図示)を介し、AC電圧とDC電圧を重畳した振動電圧が印加される。現像器3は、感光ドラム1と接触し図中矢印Rb方向に回転しながら現像を行う現像剤担持体としての現像ローラ3aと、図中矢印Rc方向に回転することにより、現像剤T’を現像ローラ3aに供給する現像剤供給手段としての供給ローラ3bを備えている。さらに、現像ローラ3a上の現像剤T’の塗布量及び帯電量を規制する現像剤規制手段としての現像ブレード3cと、現像剤T’を供給ローラ3bに供給すると共に現像剤T’の撹拌を行う撹拌部材3d等を備えている。尚、現像器3を構成する枠体内の空間は、現像剤T’を内包するための現像剤収容部3eとして利用される。
感光ドラム1上の静電潜像の現像を行う際、現像器3全体が加圧バネ3hに押される事により、現像ローラ3aが感光ドラム1に対して当接される。現像を行わない状態においては、現像ローラ3aは、カムにより感光ドラム1から離間する。
図2は、感光ドラム1と現像器3の概略構成図である。感光ドラム1と現像ローラ3aは、現像時以外のタイミングでは、カム3fが矢印a方向に切り替えられ、支点3gを中心に現像器3が移動して、感光ドラム1と現像ローラ3aの離間が行なわれる。
感光ドラム1は矢印Ra方向に回転しながら、帯電ローラ2により周面を接触帯電されて、所定の電荷を得る。帯電された感光ドラム1の周面に対し、レーザースキャナ5により走査露光がなされ、静電潜像が形成される。
現像ローラ3a上に担持された現像剤T’が、感光ドラム1と対向する位置に到達すると、電源4aから現像ローラ3aに印加された直流現像バイアスにより、感光ドラム1の表面に形成された静電潜像に対して現像剤T’が転移し、接触現像が行われる。感光ドラム1上に形成された画像は、感光ドラム1の回転により転写部6に送られ記録媒体Pに転写される。記録媒体Pに転写された画像は定着部7に搬送され、定着されることにより画像形成が完了する。転写部6での転写を行った際に、感光ドラム1上に残留した現像剤T’は、再び帯電ローラ2を通過する前にクリーニングブレード8によって掻き落とされ、廃現像剤容器9内に蓄積される。
<制御部の構成>
本実施形態における画像形成装置の制御部の構成を図3を用いて説明する。符番11は、プリンタ100全体を制御するCPUなどで構成された制御部である。符番12は、現像ローラ3aと感光ドラム1との当接時間をカウントするセンサー等で構成された当接時間検知部である。符番13は、当接時間の検知結果や、画像形成動作において感光ドラム1に現像ローラ3aが当接された当接時間の積算値を記憶する記憶部としてのNV−RAM(Non Volatile RAM)である。NV−RAMを設ける事で、当接時間の検知結果や、画像形成動作中に当接時間検知部12がカウントした値を不揮発性の記憶部13に格納できるため、感光ドラム1の寿命検知が正確且つ迅速に行える。なお、感光ドラム1の帯電電圧のON/OFFや、現像ローラ3aの当接及び離間等の動作タイミングは、印刷する画像サイズに拠らず全て同一に行なわれるものとする。
当接時間検知部12は、制御部11と接続され、制御部11から発せられる現像ローラ3aへの当接信号、及び離間信号の検知を行う。また、感光ドラム1に対向する位置に設けられ、感光ドラム1に形成された現像剤像の有無検知を行う現像剤像センサー15と当接時間検知部12は接続されている。これにより、感光ドラム1表面における現像剤像の描き出しタイミングと、描き終りのタイミングを検知する事ができる。現像剤像センサー15は、感光ドラム1表面の現像剤像の有無を光学的に検知するフォトセンサーであり、現像剤像が存在する場合には出力電圧の変化として当接時間検知部12に伝達を行う。
<感光ドラム1に対する現像ローラ3aの当接時間検知処理>
図4のフローチャートを用いて、感光ドラム1に対する現像ローラ3aの当接時間検知処理について説明を行う。検知動作がスタートすると、制御部11は読み取り・書込み手段14を介して記憶部13に、当接時間の検知結果(当接時間の補正値)が存在するか否かの検知を行う(S1)。当接時間の補正値が存在しない場合は、感光ドラム1の駆動を開始した後(S2)、電源4aから帯電ローラ2にAC電圧とDC電圧を重畳した振動電圧を印加して、感光ドラム1表面の帯電を行う(S3)。
次いで、感光ドラム1の帯電処理面に対し、レーザースキャナ5により走査露光がなされ、現像剤像検知手段である現像剤像センサー15の検知範囲に図5に示すパターン画像の静電潜像が形成される(S4)。制御部11は現像ローラ3aの当接信号を発し(S5)、現像ローラ3aの当接及び離間手段10はカム3fの切り替えを行って、感光ドラム1に現像ローラ3aを当接させる(S6)。制御部11からの当接信号が発せられると共に、その発信タイミングが当接時間検知部12で検知される。
ここで、現像ローラ3aには感光ドラム1に当接される前から、電源4aから現像ローラ3aに直流現像バイアスが供給される様にし、感光ドラム1上に形成された静電潜像に現像ローラ3aが当接した時点から現像が行われる様にする。これにより、現像ローラ3aの当接タイミングが、現像剤像の描き出しタイミングとなる。現像ローラ3aが感光ドラム1に当接して形成された現像剤像の先端が現像剤像センサー15に達すると、当接時間検知部12は現像剤像センサー15から出力される電圧変化を読み取り、現像剤像の描き出しタイミングの検知を行う。つまり、このタイミングが現像ローラ3aが感光ドラム1に当接したタイミングとなる(S7)。
その後、所定の時間が経過した後、制御部11は現像ローラ3aの離間信号を発し(S8)、現像ローラ3aの当接及び離間手段10はカム3fの切り替えを行って、感光ドラム1から現像ローラ3aを離間させる(S9)。制御部11からの離間信号が発せられると共に、その発信タイミングが当接時間検知部12で検知される。感光ドラム1から現像ローラ3aが離間された時点で、感光ドラム1上の静電潜像の現像は終了する。つまり、この現像ローラ3aの離間タイミングが、現像剤像の描き終わりタイミングとなる。感光ドラム1表面の現像剤像の後端が現像剤像センサー15に達すると、当接時間検知部12は現像剤像センサー15から出力される電圧変化を読み取り、現像剤像の描き終わりタイミングの検知を行う。つまり、このタイミングが現像ローラ3aの離間タイミングとなる(S10)。
当接時間検知部12を介し、現像剤像の描き出しタイミング(現像ローラ3aの当接タイミング)及び、現像剤像の描き終わりタイミング(現像ローラ3aの離間タイミング)について検知結果を得た制御部11は、同様に当接時間検知部12で検知しておいた当接信号と離間信号の発信タイミング情報と併せ、図6に示すタイミングチャートに基づいて感光ドラム1の寿命閾値Bの補正を行う(S11)。
図6のタイミングチャートを用いて、当接及び離間の信号が発せられるタイミングと実際に感光ドラム1と現像ローラ3aが当接及び離間したタイミングを説明する。図中の(a)は、当接信号の発信タイミングから実際に現像ローラ3aが感光ドラム1に当接されるまでの時間を示す。(b)は、感光ドラム1と現像ローラ3aが当接した状態において、離間信号が発信されるまでの時間を示す。(c)は、離間信号の発信タイミングから実際に現像ローラ3aが感光ドラム1より離間されるまでの時間を示す。
なお、当接時間検知処理の動作中において、当接信号の発信から離間信号の発信が行われる迄の時間(a)+(b)は一定となるように設定されている。しかし、(a)+(b)の間に実際に感光ドラム1と現像ローラ3aが接触していた時間(b)は、個々の画像形成装置における感光ドラム1や現像ローラ3aの取り付け誤差や、駆動源であるモータの制御タイミング等によるばらつき要素によって変化する可能性がある。同様に、離間信号の発信タイミングから実際に現像ローラ3aが感光ドラム1より離間されるまでの時間(c)についても、個々の画像形成装置における組み付け誤差等によって変化する可能性がある。制御部11は、現像ローラ3aの当接時間検知の結果、感光ドラム1への現像ローラ3aの当接時間、即ち(b)、(c)の各時間の総和Zを算出する。
Z=(b)+(c)・・・(1)
また制御部11は、当接時間検知の結果と比較するための感光ドラム1と現像ローラ3aの当接時間のターゲットとして、予め基準時間Sを定めている。基準時間Sとは、当接信号の発信から離間信号の発信が行われるまでの時間(a)+(b)である。一例として、本実施形態における基準時間Sは、5.0秒と定められている。
制御部11は、上述の通り算出を行った総和Z、及び基準時間Sとの差分を算出し、その結果を図7に示すグラフに照らし合わせ、補正値Kを導き出す。図7のグラフは、当接時間検知の結果によって得られた総和Zから基準時間Sを引いた値と補正値Kの関係を示し、総和Zと基準時間Sとの相違によって、感光ドラム1の削れ量の変化を実測して導き出したものである。本実施形態の一例として、当接信号発信から離間信号発信迄の時間(a)+(b)である基準時間Sが5.0秒、実際の感光ドラム1と現像ローラ3aの当接時間(b)+(c)である総和Zが5.7秒であった場合、総和Z(5.7秒)から基準時間S(5.0秒)を引いた値、即ち0.7秒に対応する補正値Kは、図7のグラフから0.8となることがわかる。
なお、本実施形態の一例として図7のグラフに示す関係から補正値Kを導き出したが、現像ローラ3aの当接時間と感光ドラム1の削れ量の変化が単純な比例関係となる場合、以下の計算により補正値Kを算出しても良い。
補正値K=基準時間S/総和Z・・・(2)
その後、制御部11は感光ドラム1の寿命閾値Bに対して補正値Kを乗じることによって、感光ドラム1の寿命判断を行うタイミングを変更する。上述のように、本実施形態での一例として求められた補正値Kは0.8であるので、寿命閾値Bに対し0.8を乗じる。これにより感光ドラム1の寿命閾値Bは0.8倍され、補正前より寿命に達するタイミングが早くなる(S12)。このように、検知された当接時間に応じて求められた補正値Kを寿命閾値Bに乗じることによって、当接時間に応じた寿命検知を精度良く行うことが可能となる。
尚、本実施形態のプリンタ100では、上述の検知結果が記憶部13(NV−RAM)12に保存される為、メンテナンス等の理由でプリンタ100本体から感光ドラム1や現像器3を取外さない限り、再度検知を行う必要が無い。逆に、これらプリンタの構成部品の交換を行った場合、図4のフローチャートに沿った検知動作を再度行い、後述する感光ドラム1の寿命算出に反映させる必要が有る。
<感光ドラム1の寿命検知処理>
図8のフローチャートを用いて、感光ドラム1の寿命検知について説明を行う。制御部11は、画像形成動作が開始されると(S21)、所定のタイミングで現像ローラ3aを感光ドラム1に当接させるように制御を行う。この際、制御部11からカム3fを動作させるための当接信号が発せられる。当接時間検知部12はこの信号を検知し、現像ローラ3aの当接時間カウントを開始する(S22)。感光ドラム1上の静電潜像の現像が終了すると、制御部11は所定のタイミングで現像ローラ3aを感光ドラム1から離間させるよう制御を行う。この際、制御部11からカム3fを動作させるための信号が発せられる。当接時間検知部12はこの信号を検知し、現像ローラ3aの当接時間カウントを停止する(S23)。
画像形成動作が終了した後、制御部11は読み取り書込み部14を介して記憶部13内に記憶された現像ローラ3aの当接時間の積算値情報を読み取り、制御部11に付随しているフラッシュメモリに一時保管する(S24)。制御部11は、すでに記憶部13に現像ローラ3aの当接時間の積算値Aがあるか否かを検知する(S25)。積算値Aがない場合は、先のS24で一時保管した当接時間を積算値Aとして記憶部13に書き込む(S26)。積算値Aがある場合は、記憶部13からこれまでの当接時間の積算値Aを読み出し(S27)、先のS24で一時保管した当接時間とこれまでの当接時間の積算値Aを加算し、記憶部13に書き込む(S28)。
制御部11は記憶部13に書き込まれたの積算値Aと、予め記憶部13内に格納された寿命閾値Bとの比較を行う(S29)。積算値Aが寿命閾値Bに到達、若しくは超過した場合、制御部11はオペレーションパネル16やパソコンディスプレイ(不図示)を介して、使用者に対し感光ドラム1の寿命到達を報知する(S30)。このとき、使用者に対し感光ドラム1が寿命に到達した旨を報知すると同時に、プリンタ本体を停止するよう制御を行っても良い。積算値Aが寿命閾値Bに到達していない場合、S21からの動作を繰り返す。なお、寿命の到達を報知するタイミングは寿命に到達したときに限られるものではない。例えば、寿命閾値Bを寿命の90%となる値と設定し、感光ドラム1の寿命の残りが10%に達した時点で、使用者に対して感光ドラム1の寿命が間近であるため、交換の指示を報知するようにしてもよい。
感光ドラム1の寿命閾値Bは、あるサイズの1ページの出力画像を得る際、現像ローラ3aが感光ドラム1へ当接する時間を見積り、感光ドラム1の寿命とされるそのサイズのページ数を乗じることによって算出される。例えば、A4サイズ画像1ページの出力に要する現像ローラ3aの当接時間が30秒であり、その感光ドラムで問題無く印字可能なA4のページ数が10000ページである場合、寿命閾値Bは300000秒に設定すれば良い。
このような方法で、感光ドラム1の寿命の検知を行うことができるが、本実施形態においては、先の図4で算出した補正値Kを寿命閾値Bに乗じることで精度良く感光ドラム1の寿命検知を行うことができる。上述の値を使って説明すると、
寿命閾値B(300000)*補正値K(0.8)=補正後の寿命閾値B(240000)・・・(3)
となり、当接時間に応じた寿命閾値Bを設定することが可能となる。
また、予め定めた寿命閾値Bの変更を行わず、算出した補正値K´をS22及びS23の過程で得られる当接時間のカウント値に反映させて、感光ドラム1と現像ローラ3aの当接時間を求めることも可能である。この補正値K´は図9から求める。本実施形態の一例として、当接信号発信から離間信号発信迄の時間(a)+(b)である基準時間Sが5.0秒、実際の感光ドラム1と現像ローラ3aの当接時間(b)+(c)である総和Zが5.7秒であった場合、総和Z(5.7秒)から基準時間S(5.0秒)を引いた値、即ち0.7秒に対応する補正値Kは、図9のグラフから1.2となることがわかる。制御部11はS22及びS23で得られる当接時間のカウント値に補正値K´を乗じる事によって、感光ドラム1の寿命と判断するタイミングの調整を行う。
このように、本実施形態での一例として求められた補正値K´は1.2であるので、当接時間のカウント値に1.2を乗じる。これにより累積される当接時間のカウント値は1.2倍されたものとなり、補正前より寿命に達するタイミングが早くなる。このように、検知された当接時間に応じて求められた補正値K´を当接時間のカウント値に乗じることによっても、当接時間に応じた寿命検知を精度良く行うことが可能となる。なお、ここでは一例として感光ドラム1の寿命検知を行うために、当接時間を検知し補正値を求める方法について説明したが、寿命検知に限定されるものではない。例えば、当接時間のカウント値を積算したものを感光ドラム1の現在の使用量としてユーザに報知するような際にも、当接時間のカウント値に補正値を乗じることによって、精度良く使用量を報知することが可能となる。
本実施形態で説明したように、予め感光ドラム1と現像ローラ3aとの当接時間を検知し、算出した補正値Kを用いて、感光ドラム1の寿命を検知することによって、感光ドラム1の寿命検知の精度を向上することが可能となった。実際に、A4サイズの原稿を平均10000枚印刷すると寿命となるような感光ドラム1を用いて、補正値Kを用いた寿命検知と、補正値Kを用いなかった寿命検知を行ってみた。補正値Kを用いなかった場合は、10000枚に対し、前後1500枚程寿命の報知タイミングがバラついたのに対し、補正値Kを用いた場合は、10000枚に対し、前後200枚程寿命の報知タイミングがバラつくに留まった。このように、感光ドラム1と現像ローラ3aの当接時間を精度良く検知することが可能となり、検知した当接時間を用いることによって、感光ドラム1の寿命の検知の精度も向上することが可能となった。
なお、本実施形態で説明した寿命検知の方法は、図10に示すように像担持体である感光ドラム1と、感光ドラム1の表面を帯電する帯電手段である帯電ローラ2と、感光ドラム1上の静電潜像の現像を行う現像器3と、クリーニングブレード8及び廃現像剤容器9とを一体化し、プリンタ本体と着脱可能なプロセスカートリッジ31として構成したものに適応することも可能である。
(第2の実施形態)
第1の実施形態においては、単一の感光ドラムと現像ローラの当接時間の検知、及び感光ドラムの寿命の検知方法について説明した。本実施形態においては、複数の感光ドラムと現像ローラを有する画像形成装置における、感光ドラムと現像ローラの当接時間の検知、及び感光ドラムの寿命の検知方法について説明する。なお、先の第1の実施形態と同様の構成については、説明を省略する。
<画像形成装置の全体構成>
図11は、画像形成装置としてのカラープリンタ200の概略構成を示す図である。なお、説明の便宜上、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックで同一の構成である複数の部材は一つの符番で説明する。符番51(51a〜51d)は、プロセスカートリッジを装着するための装着部、符番52(52a〜52d)は、プロセスカートリッジ、符番53(53a〜53d)は、プロセスカートリッジ52に備えられた像担持体である感光ドラムである。符番54(54a〜54d)は、転写後の感光ドラム53の表面に残った現像剤を除去するクリーニングブレード、符番55(55a〜55d)は、感光ドラム53の表面を均一に帯電する帯電ローラである。符番56は、各々の感光ドラム53表面から現像剤像が転写される中間転写ベルトである。符番57(57a〜57d)は、感光ドラム53に現像剤像を形成するための現像ローラである。本実施形態の画像形成装置では、感光ドラム53と、クリーニングブレード54と、帯電ローラ55と、現像ローラ57とを一体化し、プロセスカートリッジ52として画像形成装置本体と自在に着脱可能に構成した。
符番58は駆動ローラ、符番59はテンションローラであり、中間転写ベルト56は駆動ローラ58及びテンションローラ59に張架されている。符番60(60a〜60d)は、感光ドラム53に対向して中間転写ベルト56の内側に配置され、感光ドラム53上の現像剤像を中間転写ベルト56に転写するための一次転写ローラである。符番76は、現像剤像センサーであり、中間転写ベルト56上に現像剤像が存在するか否かを検知することができる。また、非画像形成時に中間転写ベルト56上に濃度検知用パッチパターンを作成し、現像剤像センサー76を利用して濃度検知用パッチパターンの濃度を検知し、検知結果に応じて現像用バイアスを調整することもできる。感光ドラム53上に形成された現像剤像は、感光ドラム53一次転写ローラ60に正極性のバイアスを印加することにより、順次、中間転写ベルト56上に一次転写される。その後、中間転写ベルト56に4色の現像剤像が重なった状態で二次転写部61まで搬送される。
上述の画像形成動作と同期して給送装置62、及びレジストローラ対63等からなる記録媒体Pの搬送手段により記録媒体Pが搬送される。給送装置62は、記録媒体Pを収納する給送カセット64と、記録媒体Pを給送する給送ローラ65と、給送された記録媒体Pを搬送する搬送ローラ対66とを有している。給送カセット64に収納された記録媒体Pは、給送ローラ65に圧接され、分離パッド67によって一枚ずつ分離された後、二次転写部61に搬送される。
二次転写部61において、二次転写ローラ68に正極性のバイアスを印加する事によって、搬送された記録媒体P上に中間転写ベルト56上の4色の現像剤像を一括して二次転写する。現像剤像を二次転写された記録媒体Pは定着部69に搬送され、記録媒体Pに形成した現像剤像に熱及び圧力を加えて定着される。定着ベルト69aは円筒形状であり、ヒータ等の発熱手段を接着したベルトガイド部材(不図示)にガイドされている。定着ベルト69aと加圧ローラ69bとが所定の圧接力をもって定着ニップを形成している。未定着の現像剤像が転写された記録媒体Pが、定着ベルト69aと加圧ローラ69bとの間の定着ニップで加熱及び加圧されると、現像剤像が記録媒体P上に定着される。現像剤像が定着された記録媒体Pは、排出ローラ対70によって排出トレイTLに排出される。なお、画像形成装置における制御部の構成は、先の第1の実施形態における図3の構成と同様であるため、ここでの説明は省略する。
<プロセスカートリッジ>
本実施形態のプロセスカートリッジ52について、図12を用いて説明を行う。図12は、現像剤tを収納したプロセスカートリッジ52の主断面である。なお、イエローマゼンタ、シアン、ブラックの各色の現像剤を収納したプロセスカートリッジは夫々同一の構成である。先の図11同様に、説明の便宜上、同一の構成である複数の部材は一つの符番で説明する。
プロセスカートリッジ52は、感光ドラム53と、帯電ローラ、クリーニングブレード54を備えた感光体ユニット77(77a〜77d)、及び現像ユニット78(78a〜78d)で構成されている。現像ユニット78は、画像形成を行う際には軸86を中心に矢印A方向に回転し、現像ローラ57が感光ドラム53に当接するように駆動される。画像形成を行わない際には、軸86を中心に矢印A方向と逆に回転し、現像ローラ57が感光ドラムより離間するように駆動される。
<感光ドラム53に対する現像ローラ57の当接時間検知処理>
本実施形態の画像形成装置において行われる、感光ドラム53に対する現像ローラ57の当接時間検知処理について説明を行う。当接時間検知処理の全体の流れは先の第1の実施形態における図4のフローチャートに示した方法と同様である。
本実施形態における当接時間検知処理の特徴は、図4のフローチャートのS4に示す当接時間検知用のパターン画像にある。図13に本実施形態で用いるパターン画像を示す。図13に示すように、本実施形態で用いる当接時間検知用のパターン画像は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順で、各プロセスカートリッジについて形成され、中間転写ベルト56に対向して配置された、現像剤像センサー76によって連続して検知を行う。これにより、プロセスカートリッジ毎に現像ローラ57の当接時間の検知が行われる。(図4のフローチャートS5乃至S10)各色において、夫々当接時間の検知を行うと、各色において、補正値Kを算出し感光ドラム53の寿命閾値Bの補正を行う。これは、先の第1の実施形態で示した方法と同一である。
<感光ドラム53の寿命検知処理>
本実施形態における感光ドラム53の寿命検知処理は、先の第1の実施形態における図8で説明した方法と同様である。先の図8の検知方法を各色のプロセスカートリッジ毎に行うことで、夫々のプロセスカートリッジにおける感光ドラム53の寿命を精度良く検知することができる。
このように、各プロセスカートリッジにおいて、感光ドラム53と現像ローラ57の当接時間を精度良く検知することが可能となり、検知した当接時間を用いることによって、感光ドラム1の寿命の検知の精度も向上することが可能となった。
1 感光ドラム
2 帯電ローラ
3 現像器
3a 現像ローラ
11 制御部
12 当接時間検知部
13 記憶部
14 読み取り・書込み手段
15 現像剤像センサー

Claims (6)

  1. 潜像が形成される像担持体と、
    前記像担持体と当接又は離間することが可能であるトナーを担持する現像剤担持体であって、前記像担持体に現像位置で当接して前記潜像をトナー像として現像する現像剤担持体と
    前記像担持体と前記現像剤担持体が離間している状態において前記像担持体に形成された前記潜像が前記現像位置を通過しているときに、前記現像剤担持体を前記像担持体に前記現像位置で当接させることにより現像されたトナー像を検知する検知手段と、
    前記トナー像の先端が検知されてから後端が検知されるまでの時間である検知当接時間と、前記像担持体と前記現像剤担持体が当接していると予測される予測当接時間との差分に応じて、前記像担持体の使用量を算出するための補正値を算出する算出手段と、
    前記予測当接時間の積算値として求められる積算当接時間を前記算出手段により算出した補正値で補正した補正結果と、像担持体の寿命到達を判断するための閾値とを比較することで前記像担持体の使用状態を判断する制御手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 潜像が形成される像担持体と、
    前記像担持体と当接又は離間することが可能であるトナーを担持する現像剤担持体であって、前記像担持体に現像位置で当接して前記潜像をトナー像として現像する現像剤担持体と、
    前記像担持体と前記現像剤担持体が離間している状態において前記像担持体に形成された前記潜像が前記現像位置を通過しているときに、前記現像剤担持体を前記像担持体に前記現像位置で当接させることにより現像されたトナー像を検知する検知手段と、
    前記トナー像の先端が検知されてから後端が検知されるまでの時間である検知当接時間と、前記像担持体と前記現像剤担持体が当接していると予測される予測当接時間との差分に応じて、前記像担持体の使用量を算出するための補正値を算出する算出手段と、
    前記予測当接時間の積算値として求められる積算当接時間と、像担持体の寿命到達を判断するための閾値を前記算出手段により算出した補正値で補正した補正結果とを比較することで前記像担持体の使用状態を判断する制御手段と、を備えることを特徴とする像形成装置。
  3. 前記予測当接時間は、前記現像剤担持体を前記像担持体に当接させるための当接信号が発信されてから前記現像剤担持体を前記像担持体から離間させるための離間信号が発信されるまでの時間であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 画像形成装置の状態を報知する報知手段を有し、
    前記制御手段は、前記積算当接時間を前記算出手段により算出した補正値で補正した補正結果が前記閾値を超えたと判断すると、前記報知手段により前記像担持体の交換を報知することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 画像形成装置の状態を報知する報知手段を有し、
    前記制御手段は、前記積算当接時間が前記を前記算出手段により算出した補正値で補正した補正結果を超えたと判断すると、前記報知手段により前記像担持体の交換の指示を報知することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記現像剤担持体と、
    前記算出手段によって算出された補正値を記憶する記憶手段とを備えたカートリッジが着脱可能であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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