JP5436183B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、像担持体と像担持体に形成された潜像を現像する現像手段とを備えた画像形成装置に関する。
従来、像担持体である感光ドラムと現像剤担持体である現像ローラとを当接させた状態で、像担持体上の静電潜像を接触現像し、現像された画像を記録媒体に転写する画像形成装置が知られている。接触現像方式においては、現像ローラの接触により感光ドラムの表面が摩耗して性能が劣化し、形成される画質の低下をもたらす。
そこで、感光ドラムと現像ローラが当接した時間を検知する当接時間検知手段を設け、検知された時間に基づいて感光ドラムの寿命を判定する方法が特許文献1に提案されている。
特開2003−323090
しかしながら、感光ドラムと現像ローラとの現像当接及び離間の動作や構成は、部材の取り付け誤差や駆動源であるモータの制御タイミング等によるばらつき要素を含んでいる。従来の感光ドラムと現像ローラとの当接時間の検知方法は、画像形成動作中に画像形成装置の制御部が所定のタイミングで発信する当接及び離間信号を検知して、当接時間のカウントを行っていた。そのため、ばらつき要素を含んだ当接時間を検出してしまっていたため、実際の当接時間を精度良く検知するのが困難であった。それゆえ、当接時間が正確に検知できないと、感光ドラムの劣化状態も正確に検知することが困難であった。
さらに、当接時間が正確に検知できないと、感光ドラムの劣化状態も正確に検知できないため、当接時間に応じた前露光量の調整が困難であった。前露光量が適切でなくなると、感光ドラム上の電荷が充分に除去されず、残留した電荷の影響により、所謂ゴースト画像と呼ばれる画像不良が発生してしまうと、画質の低下を招いてしまうという課題があった。また、感光ドラムと現像ローラは回転軸方向において一方の端部と他方の端部では当接及び離間のタイミングにばらつきが生じる可能性があるため、両端部において当接時間にムラが発生する可能性がある。そのため、当接時間に基づいて、一様に前露光量の調整を行っても、感光ドラムの両端部における削れムラによって、画像濃度にムラが発生して画質低下が起こってしまう可能性があるという課題があった。
本願に係る発明は、以上のような状況を鑑みてなされたものであり、感光ドラムと現像ローラの当接時間を精度良く検知し、さらに感光ドラムの両端部における当接時間のムラに応じて前露光量の制御を行うことで画質低下を防止することを目的とする。
上記課題を解決するために、潜像が形成される像担持体と、前記像担持体に形成された前記潜像を現像する現像剤担持体と、前記像担持体の電荷を除去する露光手段とを有し、前記像担持体と前記現像剤担持体が離間した状態と、前記潜像を現像することが可能な前記像担持体と前記現像剤担持体が当接した状態とを切り替えることが可能な画像形成装置であって、前記像担持体と前記現像剤担持体が当接している状態である当接時間を前記像担持体の長手方向の複数箇所で検知する検知手段と、前記検知手段により検知された複数の当接時間の差分に応じて、前記露光手段により当接時間の短い箇所を露光する際の露光量を増加させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の構成によれば、感光ドラムと現像ローラの当接時間を精度良く検知し、さらに感光ドラムの両端部における当接時間のムラに応じて前露光量の制御を行うことで画質低下を防止することができる。
画像形成装置の概略構成図。 画像形成装置の制御部の構成を示したブロック図。 前露光量と感光ドラム削れ量の関係を示したグラフ。 前露光を行う装置の概略図。 当接時間検知用の画像パターン。 左右端部における当接時及び離間時の当接時間差を示したタイミングチャート。 プロセスカートリッジの概略構成図。 感光ドラム1の両端部での当接時間を示したグラフ。 感光ドラム1の前露光量制御を示したフローチャート。 左右端部の当接時間差に対する前露光量の調整の一例を示したグラフ。 カラー画像を形成する画像形成装置の概略構成図。 カラー画像を形成する画像形成装置の当接時間検知用の画像パターン。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組合せの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(第1の実施形態)
(画像形成装置の全体構成)
図1は、画像形成装置としてのプリンタ100の概略構成を示す図である。符番1は像担持体としての感光ドラム、符番2は接触帯電部材としての帯電ローラ、符番3は現像剤T’を内包し、感光ドラム1上に形成された静電潜像を現像するための現像器である。感光ドラム1は、アルミニウム等からなる芯金1a上に、電荷発生層1bを形成し、その上層に電荷輸送層1cを形成した、いわゆる有機感光体である。電荷輸送層1cは、画像形成を行う事で次第に磨耗する。帯電ローラ2の芯金2aには、プリンタ本体に備えられた電源4aから芯金2aに接触させた摺動電極(不図示)を介し、AC電圧とDC電圧を重畳した振動電圧が印加される。現像器3は感光ドラム1に接触し図中矢印Rb方向に回転しながら現像を行う現像剤担持体である現像ローラ3aと、図中矢印Rc方向に回転することにより、現像剤T’を現像ローラ3aに供給する現像剤供給手段としての供給ローラ3bを備えている。さらに、現像ローラ3a上の現像剤T’の塗布量及び帯電量を規制する現像剤規制手段としての現像ブレード3cと、現像剤T’を供給ローラ3bに供給すると共に現像剤T’の撹拌を行う撹拌部材3d等を備えている。なお、現像器3を構成する枠体内の空間は、現像剤T’を内包するための現像剤収容部3eとして利用される。現像時には、加圧バネ3hに現像器3全体を押されることにより、現像ローラ3aが感光ドラム1に対して当接される。現像を行わない状態においては、現像ローラ3aは、カム3fにより感光ドラム1から離間している。
感光ドラム1は図中矢印Ra方向に回転しながら、帯電ローラ2によりその周面を接触帯電されて所定の電荷を得る。帯電された感光ドラム1の周面に対して、レーザースキャナ5により走査露光がなされ、静電潜像が形成される。現像ローラ3a上に担持された現像剤T’が、感光ドラム1と対向する位置に到達すると、電源4aから現像ローラ3aに印加されて直流現像バイアスにより、感光ドラム1の表面に形成された静電潜像に対して現像剤T’が転移し、現像が行われる。感光ドラム1上に形成された画像は、感光ドラム1の回転により転写部6に送られ記録媒体Pに転写される。記録媒体Pに転写された画像は、定着部7に搬送され、定着されることにより画像形成が完了する。転写部6での転写を行った際に、感光ドラム1上に残留した現像剤T’は、再び帯電ローラ2を通過する前にクリーニングブレード8によって掻き落とされ、廃現像剤容器9内に蓄積される。
符番16は前露光部であり、感光ドラム1上に残留した現像剤T’がクリーニングされた後の、感光ドラム1に残った電荷を除去するために露光を行う。この前露光を行うことにより感光ドラム1上の電荷を除去でき、次に画像形成を行う際に、前の画像形成の影響を受けずに感光ドラム1上に潜像を作成することができる。前露光部16の光源としては特に限定するものはなく、LEDや、ハロゲンランプ等を用いることができる。
(制御部の構成)
本実施形態における画像形成装置の制御部の構成を図2を用いて説明する。符番11は、プリンタ100全体を制御するCPUなどで構成された制御部である。符番12は、現像ローラ3aと感光ドラム1との当接時間をカウントするセンサー等で構成された当接時間検知部である。符番13は、当接時間の検知結果や、画像形成動作において感光ドラム1に現像ローラ3aが当接された当接時間の積算値を記憶する記憶部としてのNV−RAM(Non Volatile RAM)である。NV−RAMを設ける事で、当接時間の検知結果や、画像形成動作中に当接時間検知部12がカウントした値を不揮発性の記憶部13に格納できるため、感光ドラム1の寿命検知が正確且つ迅速に行える。なお、感光ドラム1の帯電電圧のON/OFFや、現像ローラ3aの当接及び離間等の動作タイミングは、印刷する画像サイズに拠らず全て同一に行なわれるものとする。
当接時間検知部12は、制御部11と接続され、制御部11から発せられる現像ローラ3aへの当接信号、及び離間信号の検知を行う。また、感光ドラム1に対向する位置に設けられ、感光ドラム1に形成された現像剤像の有無検知を行う現像剤像センサー15と当接時間検知部12は接続されている。これにより、感光ドラム1の表面における現像剤像の描き出しタイミングと、描き終りのタイミングを検知する事ができる。現像剤像センサー15は、感光ドラム1の表面の現像剤像の有無を光学的に検知するフォトセンサーであり、現像剤像が存在する場合には出力電圧の変化として当接時間検知部12に伝達を行う。
前露光量と感光ドラム1の電荷輸送層1cの削れ速度との関係を図3に示す。例えば、前露光量が300mVのときは削れ速度は1.00倍、350mVのときは削れ速度は1.10倍となる。このように、300mVで削れる量を基準として、グラフから得られた倍率を掛け合わすことによって、感光ドラム1の削れ量を算出することができる。つまり、前露光量が減少すると感光ドラム1の削れ量も減少する。前露光量が増加すると感光ドラム1の削れ量も増加する。しかし、前露光量を少なくすることにより、感光ドラム1の削れ量を少なくすることができるが、前露光量が必要以上に少なくなると、感光ドラム1に電荷が残留してしまいゴースト画像が発生してしまう可能性がある。図3の点線で表されているように、前露光量が250mVを下回ると、ゴースト画像が発生する可能性がある。
図4に感光ドラム1に前露光を行う装置の概略図を示す。前露光を行うための前露光部としてLED16a、16bを感光ドラム1の回転軸の長手方向の両端に配置している。感光ドラム1に対して複数箇所、本実施形態では左右から前露光を行う。図4では前露光量は感光ドラム1の回転軸方向中央で最も弱くなるため、中央でゴースト画像を防止できるように露光量を設定した。前露光量を感光ドラム1の軸方向で可変な例としてはLEDアレイによる前露光装置もあるが、本実施形態では本体スペースの観点から前露光を感光ドラム1の左右から照射することで、前露光量が感光ドラム1の軸方向で可変となっている。
(感光ドラム1の両端部での当接時間検知処理)
感光ドラム1の両端部での当接時間差の検知について説明する。図5に感光ドラム1の両端部での当接時間を検知するための画像パターンを示す。両端部での当接時間を検知するのは、先の左右から前露光を行っていることに対応するためである。なお、この当接時間の初期測定のための検知動作は、プロセスカートリッジが交換されたときに行われるが、画像形成時の前回転又は後回転において測定することも可能である。
当接時間の検知が始まると、感光ドラム1の駆動を開始した後、電源4aから帯電ローラ2にAC電圧とDC電圧を重畳した振動電圧を印加して、感光ドラム1の表面の帯電を行う。次いで、感光ドラム1の帯電処理面に対し、レーザースキャナ5により走査露光がなされ、現像剤像センサー15に検知可能な箇所に図5に示すような、複数の画像パターンの静電潜像が形成される。
制御部11は現像ローラ3aの当接信号を発し、現像ローラ3aの当接及び離間手段10はカム3fの切り替えを行って、感光ドラム1に現像ローラ3aを当接させる。このとき、現像ローラ3aには感光ドラム1に当接する前から、電源4aから現像ローラ3aに直流現像バイアスが供給されており、感光ドラム1上に形成された静電潜像に現像ローラ3aが当接した時点から現像が行われる。つまり、現像ローラ3aの当接タイミングが、現像剤像の書き出しタイミングとなり、当接の検知を感光ドラム1の両端で行う。その後、制御部11は現像ローラ3aの離間信号を発し、現像ローラ3aの当接及び離間手段10はカム3fの切り替えを行って、感光ドラム1から現像ローラ3aを離間させる。感光ドラム1から現像ローラ3aが離間された時点で、感光ドラム1上の静電潜像の現像は終了する。即ち、現像ローラ3aの離間タイミングが、現像剤像の書き終わりタイミングとなり、離間の検知を感光ドラム1の両端部で行う。
図6に感光ドラム1の両端部での現像ローラ3aとの当接及び離間のタイミングチャートを示す。このタイミングチャートから感光ドラム1と現像ローラ3aの当接及び離間のタイミングは左右で当接時間に差分があることがわかる。感光ドラム1の回転方向に対して右端部は左端部より早く当接している。また、離間動作において、右端部は左端部より遅れて離間していることがわかる。このことから、当接時間は感光ドラム1の軸方向で違っており、右端部は左端部よりも当接及び離間動作において長い時間当接している。図中の(a)は感光ドラム1の右端部と左端部での当接までの時間差を、(b)は離間までの時間差を示す。この両端部での時間差(a)及び(b)から当接時間差Zを求め(Z=(a)+(b))、Zを記憶部13に格納する。ここでは、一例として両端部での当接の時間差は、右端部の方をプラスとすることにする。つまり、右端部より左端部の方が1(s)当接までの時間差があったとすると、(a)は+1(s)となる。これより、当接時間差Zがプラスのときは左端部より右端部の当接時間が長く、マイナスのときは右端部より左端部の当接時間が長いとする。なお、この定義は一例であり、左端部をプラスと定義することも可能である。
(当接及び離間動作)
図7は、感光ドラム1やクリーニングブレード等を備えた廃現像剤容器9と現像器3からなるプロセスカートリッジの概略構成図である。感光ドラム1と現像ローラ3aは、現像時以外のタイミングでは、カム3fが矢印a方向に作動し、支点3gを中心に現像器3が移動して、感光ドラム1と現像ローラ3aの離間が行なわれる。
先の当接時間の検知でも述べたように、プロセスカートリッジに装着された加圧バネ3hやカム3fの部品精度等の影響により感光ドラム1と現像ローラ3aとの当接及び離間は感光ドラム1の軸方向に対し一斉行われるのではなく、感光ドラム1の軸方向で時間差をもって行われる。図8(a)、(b)に感光ドラム1の両端部での当接時間を示す。図8(a)は同一のプロセスカートリッジを用い、装着する画像形成装置を変えた場合の当接時間を示し、図8(b)は同一の画像形成装置を用い、装着するプロセスカートリッジを変えた場合の当接時間を示している。図8(a)、(b)から当接時間は感光ドラム1の両端部で時間差があることがわかる。また、感光ドラム1の回転軸方向での時間差は、加圧バネ3hやカム3fの精度のほか、カムに押される現像容器等によって変わるため、画像形成装置やプロセスカートリッジが変わると時間差も変わる。よって、プロセスカートリッジが新しく装着されたときには、先の当接時間を検知するシーケンスを行い、当接時間を検知する。なお、プロセスカートリッジが変更されていなければ、当接時間は変わらないため、当接時間の検知はカートリッジが変更されたときに行えばよい。
(前露光量の調整方法)
図9のフローチャートを用いて前露光量の調整方法について説明する。制御部11は、画像形成動作が開始されると(S1)記憶部13に格納されている感光ドラム1と現像ローラ3aとの当接時間差Zが格納されているか判断する(S2)。記憶部13に当接時間差Zが格納されている場合はステップS6に進む。
記憶部13に当接時間差Zが格納されていない場合は、所定のタイミングで現像ローラ3aを感光ドラム1に当接させるよう制御を行う。この際、制御部11からカム3fを動作させるための信号が発せられる。当接時間検知部12はこの信号を検知し、現像ローラ3aの当接時間カウントを感光ドラム1の両端部で開始する(S3)。
感光ドラム1上の静電潜像の現像が終了すると、制御部11は所定のタイミングで現像ローラ3aを感光ドラム1から離間させるよう制御を行う。この際、制御部11からカム3fを動作させるための信号が発せられる。当接時間検知部12はこの信号を検知し、現像ローラ3aの当接時間カウントを感光ドラム1の両端部で停止する(S4)。当接時の感光ドラム1における左右での時間差と、離間時の感光ドラム1における左右での時間差とを用いて、当接時間差Zを算出し、記憶部13に書き込む(S5)。
記憶部13に格納された当接時間差Zを読み込んで感光ドラム1の両端部における前露光量の制御を行う。まず、当接時間差Zの符号から左端部と右端部のどちらの当接時間が長いかを判別することができ、さらに当接時間差Zの数値により左端部と右端部の前露光量の制御を行う。図10のグラフに、感光ドラム1における左右の前露光量を調整し、削れムラを抑制する前露光量を示す。ここでは、一例として、感光ドラム1の左右端部の当接時間に差が無い場合(Z=0)と、右端部のほうが当接時間が長い場合(Z>0)を示す。当接時間に差が無い場合は、左右端部で均等な前露光量とし、右端部の方が当接時間が長い場合は、左端部の前露光量を大きくして、左右の削れムラを抑制する(S6)。図10では、一例として右端部の方が当接時間が0.4(s)長くなっているため、右端部の前露光量を約320mV、左端部の前露光量を約360mVとすることで、当接時間の差によって発生する感光ドラム1の削れムラを前露光量を制御することで抑制できる。S6で決定された前露光量によって、LED16a、16bを照射し、前露光を行った後に画像形成を行う(S7)。なお、当接時間による前露光量の調整は、当接時間の検知と同様に、感光ドラム1と現像ローラ3の組み合わせが変更にならない限り、一度行えばよいものである。
このように、感光ドラム1と現像ローラ3aの当接時間を精度良く検知することが可能となり、検知した当接時間から感光ドラム1の左右端部の当接時間差を求めることによって、前露光量を適切に制御することが可能となり、感光ドラム1の削れムラを抑制し、画質の低下を抑制することが可能となった。
なお、本実施形態で説明した前露光量の調整方法は、図11に示すような複数色の現像剤に応じた複数のステーションを有する画像形成装置であるカラープリンタ200に適応することも可能である。基本的な当接時間の検知方法は、上述した方法と同一であるが、複数の感光ドラムと現像ローラを有するため、当接時間を検知するための画像パターンが先の図5とは異なるものとなる。図12にカラープリンタで用いる画像パターンを示す。図12に示すように、本実施形態で用いる当接時間検知用の画像パターンは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順で、各プロセスカートリッジについて形成され、中間転写ベルト25に対向して配置された、現像剤像センサーによって連続して検知を行う。これにより、プロセスカートリッジ毎に現像ローラの当接時間の検知が行われ、当接時間差Zを求めることができる(図9のフローチャートS3乃至S6)。各色において、夫々当接時間差Zの算出を行うと、各色において、前露光量の調整を行う。これは、先の図10で説明した方法と同一である。
1 感光ドラム
2 帯電ローラ
3 現像器
3a 現像ローラ
11 制御部
12 当接時間検知部
13 記憶部
14 読み取り・書き込み手段
15 現像剤像センサー

Claims (4)

  1. 潜像が形成される像担持体と、
    前記像担持体に形成された前記潜像を現像する現像剤担持体と、
    前記像担持体の電荷を除去する露光手段とを有し、
    前記像担持体と前記現像剤担持体が離間した状態と、前記潜像を現像することが可能な前記像担持体と前記現像剤担持体が当接した状態とを切り替えることが可能な画像形成装置であって、
    前記像担持体と前記現像剤担持体が当接している状態である当接時間を前記像担持体の長手方向の複数箇所で検知する検知手段と、
    前記検知手段により検知された複数の当接時間の差分に応じて、前記露光手段により当接時間の短い箇所を露光する際の露光量を増加させる制御手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 潜像が形成される像担持体と、
    前記像担持体に形成された前記潜像を現像する現像剤担持体と、
    前記像担持体の電荷を除去する露光手段とを有し、
    前記像担持体と前記現像剤担持体が離間した状態と、前記潜像を現像することが可能な前記像担持体と前記現像剤担持体が当接した状態とを切り替えることが可能な画像形成装置であって、
    前記像担持体と前記現像剤担持体が当接している状態である当接時間を前記像担持体の長手方向の複数箇所で検知する検知手段と、
    前記検知手段により検知された複数の当接時間の差分に応じて、前記露光手段により当接時間の長い箇所を露光する際の露光量を減少させる制御手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記検知手段で検知する複数箇所とは、前記像担持体の長手方向の左右端部であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記露光手段は、前記像担持体の長手方向の左右端部に夫々配置されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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