JP2000010359A - 静電記録装置 - Google Patents

静電記録装置

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JP2000010359A
JP2000010359A JP10171334A JP17133498A JP2000010359A JP 2000010359 A JP2000010359 A JP 2000010359A JP 10171334 A JP10171334 A JP 10171334A JP 17133498 A JP17133498 A JP 17133498A JP 2000010359 A JP2000010359 A JP 2000010359A
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motor
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toner
paper
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JP10171334A
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Yutaka Miyasaka
裕 宮坂
Shinsuke Fujita
慎介 藤田
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤や感光体の不要な疲労を防止する。ま
た、疲労防止制御した場合のトナー濃度センサの誤動作
を防止する。 【解決手段】 複数枚の画像を形成する連続画像形成に
おいて、一枚の画像を形成する各画像形成段階間の間隔
が所定値よりも長い場合に、各画像形成段階間で現像剤
や感光体ドラムを駆動する駆動モータを一時停止する。
また、この駆動モータのオフタイミングを装置からの記
録紙の排出を検出する排紙センサからの信号に基づいて
決める。さらに、前記の駆動モータの一時停止中はトナ
ー濃度の検出を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】電子写真方式により画像形成
を行う静電記録装置に関し、本発明の静電記録装置は複
写機、プリンター、ファクシミリ等に使用される。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式による画像形成工程では、
感光体を一様に帯電し、露光し、現像して、感光体上に
トナー像を形成後、トナー像を感光体から記録紙に転写
し、記録紙上のトナー像を定着して画像が形成される。
このような電子写真方式により画像形成を行う静電記録
装置においては、感光体と現像剤が主な消耗品として、
交換して使用される。そして、これらの消耗品の交換周
期を長くして、メンテナンスの負担を軽減するための研
究が行われきており、様々な提案が出ている。静電記録
装置の制御の面からのこのような提案としては、特開昭
57−204574号公報、同59−201066号公
報、同61−32864号公報等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの提案により前
記の消耗品の寿命は延長されるが、本発明の発明者の研
究によれば、前記の消耗品の寿命を延長される可能性は
未だあって、改良の余地があることが判明した。
【0004】従って、請求項1及び請求項2に係る本発
明の目的は、電子写真装置に使用される現像剤、或いは
感光体の寿命を延長して、該装置の寿命を延長するとと
もに、該装置のメンテナンスにかかる負担を軽減するこ
とにある。
【0005】請求項5に係る本発明の目的は、電子写真
装置内の現像装置の駆動を停止した場合に生ずる可能性
があるトナー濃度の誤検出を防止することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の本発明の目的は、
(1)記録紙搬送装置を駆動する第1モータと、像形成
体及び該像形成体上にトナー像を形成する現像装置を駆
動する第2モータと、積載された記録紙源から記録紙を
一枚ずつ分離して転写部に向けて搬送する分離搬送手段
と、前記像形成体上でのトナー像形成と同期して記録紙
を前記転写部に搬送する同期搬送手段と、を備えた静電
記録装置であって、最初の画像形成における、前記分離
搬送手段の作動開始から所定時間後に、前記第2モータ
をオンするとともに、最後の画像形成における前記同期
搬送手段の作動開始から所定時間後に前記第2モータを
オフする静電記録装置において、複数枚の画像を連続し
て形成する連続画像形成工程における1枚の画像を形成
する各画像形成段階間の間隔が所定時間よりも長いとき
に前記各画像形成段階の間で前記同期搬送手段の作動開
始から所定時間後に前記第2モータの一時停止をさせ、
該一時停止後の前記第2モータのオンを当該一時停止の
後に行われる画像形成のための前記分離搬送装置の作動
開始から所定時間後に行う制御モードを有することを特
徴とする静電記録装置、(2)記録紙搬送装置を駆動す
る第1モータと、像形成体及び該像形成体上にトナー像
を形成する現像装置を駆動する第2モータと、積載され
た記録紙源から記録紙を一枚ずつ分離して転写部に向け
て搬送する分離搬送手段と、前記像形成体上でのトナー
像形成と同期して記録紙を前記転写部に搬送する同期搬
送手段と、を備え、前記第1、第2モータの作動により
画像形成が行われる静電記録装置において、前記転写部
以降に、記録紙の後端を検知できる少なくとも一つのセ
ンサを有し、該センサからの記録紙排出信号に基づい
て、前記第2モータをオフする制御モードを有すること
を特徴とする静電記録装置、並びに、(3)記録紙搬送
装置を駆動する第1モータと、像形成体及び該像形成体
上にトナー像を形成する現像装置を駆動する第2モータ
と、積載された記録紙源から記録紙を一枚ずつ分離して
転写部に向けて搬送する分離搬送手段と、前記像形成体
上でのトナー像形成と同期して記録紙を前記転写部に搬
送する同期搬送手段と、を備えた静電記録装置であっ
て、最初の画像形成における、前記分離搬送手段の作動
開始から所定時間後に、前記第2モータをオンするとと
もに、最後の画像形成における前記同期搬送手段の作動
開始から所定時間後に前記第2モータをオフする静電記
録装置であって、現像剤のトナー濃度を一定の周期でサ
ンプリングを行ってトナー濃度を検出するトナー濃度検
出手段を備え、複数枚の画像を連続して形成する連続画
像形成工程における、1枚の画像を形成する各画像形成
段階間の間隔が所定値よりも長いときに、前記第2モー
タによる駆動が1枚の画像を形成する各画像形成段階の
間で一時停止する静電記録装置において、前記第2モー
タの駆動が一時停止している間は前記トナー濃度検出手
段によるトナー濃度検出を停止し、前記第2モータによ
る駆動の再開から所定時間後に前記トナー濃度検出手段
によるトナー濃度検出を再開することを特徴とする静電
記録装置、によって達成される。
【0007】例えば、A4版サイズの記録紙に複写を取
る場合であっても、複写機が有する最高の複写速度か
ら、CPM(毎分の複写枚数)、即ち、複写速度を落と
して複写が行われる場合がある。拡大複写、両面複写、
自動原稿搬送装置を用いた複写、縮小複写等において、
このような複写速度を落とした複写が行われる。感光体
や現像装置等の各画像形成部に関しては、複写機の最高
複写速度に合わせて、それらの作動速度や作動タイミン
グが設定されているので、最高複写速度よりも落とした
複写速度で複写が行われる場合には、これらの画像形成
部は余分な作動をすることになる。そして、この余分な
作動によっても、画像形成部は使用されて、これら画像
形成部をを構成する各種の部品を疲労させることにな
る。本発明においては、このような余分な画像形成部の
作動をなくするか又は少なくして、それらの疲労を軽減
している。
【0008】具体的には、一枚の画像を形成する各画像
形成段階間の間隔、即ち、CPMと称される毎分当たり
の複写枚数の逆数が所定値よりも長い場合には、現像装
置或いは感光体の一時停止をする制御が行われる。
【0009】
【発明の実施の形態】(1)複写機の全体構成 図1は本発明を複写機に実施した実施の形態にかかる複
写機100の全体構成を示す断面図である。
【0010】本実施の形態における複写機100は、自
動原稿搬送装置110(以下、これをRADFと略称す
る。)、読取走査部120、画像形成部130、給紙機
構140から構成されている。
【0011】RADF110は、原稿セット台111上
に読み取り原稿を複数枚重ねてセットし、コピースター
トボタンを押すと、原稿の各ページを順次自動的に給送
してプラテンガラス121上の所定位置に搬送するとと
もに、読み取りの終了した原稿をプラテンガラス121
上から取除いて原稿セット台111上に排出する原稿自
動搬送装置である。RADF110は片面原稿の読取の
ために、原稿セット台111からプラテンガラス121
に原稿を直接順次搬送することもできるし、あるいは、
両面原稿の読取のために、両面原稿を1枚取り出してプ
ラテンガラス121上に送り込んで片面の画像読み取り
を終えると原稿を逆方向に移動させ、原稿を駆動ローラ
115を介して裏返してプラテンガラス121の所定位
置に送り込むもこともできる。原稿の搬送は駆動ローラ
112及び従動ローラ113と、駆動ローラ112及び
従動ローラ113に巻回された搬送ベルト114等によ
り行われる。
【0012】読取走査部120は、原稿を載置するプラ
テンガラス121と、プラテンガラス121の下方であ
って、装置本体内にある露光ランプ122、第1ミラー
123、第2ミラー124、第3ミラー125、第4ミ
ラー127、結像レンズ126とからなる。プラテンガ
ラス121上に載置した原稿の画像は、露光ランプ12
2と第1ミラー123との線にて示す位置への平行移動
と、対向する第2ミラー124及び第3ミラー125を
一体的に第1ミラー123に対して1/2の速度の追随
移動させることにより照明走査され、第1ミラー12
3、第2ミラー124、第3ミラー125及び結像レン
ズ126を経て第4ミラー127で反射して感光体ドラ
ム131上へ結像される。走査が終わると第1ミラー1
23と第2ミラー124及び第3ミラー125は元の位
置に戻り、次の画像形成まで待機する。
【0013】画像形成部130は、主として図1に示す
ように感光体ドラム131と、帯電前露光LED139
と、帯電器132と、電荷消去LED138と、現像装
置133と、転写器134と、分離器135と、クリー
ニング装置136と、定着装置137とから構成され、
定着装置137を除いてカートリッジに収納してジャム
処理や各プロセス部材のメンテナンスに際して本体から
一体的に取り出せるようにしてある。
【0014】感光体ドラム131は負帯電がなされるO
PC(Organic PhotoConducto
r)感光体を塗布したドラムである。
【0015】帯電器132は例えばスコロトロン帯電器
であり、感光体ドラム131を所定電圧に均一帯電す
る。
【0016】現像装置133は、感光体ドラム131の
周面に形成さ潜像を現像して、トナー像を形成するもの
であり、現像装置133内では、トナーとキャリアとを
所定濃度(重量%)に制御した現像剤を撹拌スクリュウ
1332で撹拌した後、マグネットローラの外側で回転
する現像スリーブ1331の外周に磁気ブラシを形成
し、現像スリーブ1331には所定のバイアス電圧が印
加されて、感光体ドラム131上の潜像をトナー像に顕
像化する。
【0017】転写器134は、記録紙を帯電して感光体
ドラム131上に形成されたトナー像を記録紙にトナー
を転写するものであり、スコロトロン放電器であること
が好ましいが、これに限定されるものでなく、コロトロ
ン帯電器或いは帯電ローラ等の記録紙上にトナー像を静
電的に転写するものであればよい。
【0018】分離器135は、記録紙を除電することに
より、記録紙を感光体ドラム131から分離するもので
あり、スコロトロン帯電器、コロトロン帯電器、帯電ロ
ーラ等を用いる。転写器134は、感光体ドラム131
との間に転写電界が作用する転写部を形成する。
【0019】帯電前露光LED139は感光体ドラム1
31に残留した電荷を除去する発光ダイオードであり、
クリーニング後の感光体ドラム131の周面を一様に露
光する。
【0020】クリーニング装置136は、転写後の感光
体ドラム131上に残留するトナーをクリーニングブレ
ードにより除去し、感光体ドラム131をクリーニング
する。
【0021】定着装置137は、周知の如く熱若しくは
熱及び圧力をトナー像を担持した記録紙に加えることに
より、トナー像を記録紙上に永久に固定するための装置
である。斯かる定着装置137は画像形成部130を構
成するものであるが、給紙機構140の一部でもある。
【0022】電荷消去LED138は、画像形成に不必
要な画像領域外の部分の感光体ドラム131上の電荷を
消去する発光ダイオードであり、原稿サイズ情報や複写
倍率情報によって制御されて点滅して、感光体ドラム1
31を露光し、不要な電荷を消去する。
【0023】給紙機構140は、感光体ドラム131で
のトナー像形成と同期して記録紙を転写部に供給すると
ともに、転写後の記録紙を定着装置137に搬送した
後、定着装置137から排出するものであり、図1に示
すように給紙カセット141,142,143に収容さ
れている多数枚の積載記録紙から一枚ずつ分離して転写
位置に向けて搬送する第1給紙ローラ141a,142
a,143aと、ガイド部材141b,142b,14
3bと、搬出ローラ141c,142c,143cと、
搬送ローラ144と、搬送ローラ144の給紙方向前方
に配置したシャッタ前センサ250と、レジストシャッ
タ145と、集積反転部149と定着装置137の排出
ローラの手前に配置したジャム検知用の排紙センサ(図
示せず)等とからなる。
【0024】レジストシャッタ145は、ソレノイドS
D5(図2に示す)の動作により突出して記録紙の給送
を停止するものである。これにより、記録紙の斜行を補
正して感光体ドラム131に担持したトナー像との同期
を確実にするものである。
【0025】シャッタ前センサ250と排紙センサ26
0は例えばアクチュエータとフォトカプラとからなる。
アクチュエータは軸で軸支してあり、記録紙の通過によ
り回動する。これにより、フォトカプラの光路を遮るよ
うになっている。従って、フォトカプラは記録紙の通過
の有無により出力をオン/オフする。
【0026】給紙カセット141,142,143は各
種サイズの記録紙を収納できる。これらの給紙カセット
は、A系列或いはB系列のサイズの記録紙、即ち定型サ
イズの記録紙が収容されたときには、収容されたサイズ
に対応したサイズ信号を出力する。
【0027】これらの給紙カセットの少なくとも一つは
ユニバーサルカセット、則ち、複写機が取り扱うことが
できる範囲内のあらゆるサイズの記録紙を収容すること
ができるカセットとして構成されており、前記のような
定型サイズの記録紙が収容された場合には、サイズ信号
を出力するが、ユニバーサルカセットに収容された記録
紙の場合には、サイズ信号は出力されない。このよう
に、給紙カセットからサイズ信号が出力されない場合の
制御については後に説明する。
【0028】給紙機構140は、上記構成を備えること
により、給紙カセット141,142,143からは指
定のサイズの記録紙を1枚ずつ第1給紙ローラ141
a,142a,143aによって搬出し、搬出ローラ1
41c,142c,143c及びガイド部材141b,
142b,143bを介して画像の転写部に向かって給
紙する。かかる記録紙は、感光体ドラム131上のトナ
ー像と同期して作動するレジストシャッタ145によっ
て感光体ドラム131上に送出される。この記録紙に
は、転写器134の作用により、感光体ドラム131上
のトナー像が転写され、分離器135の除電作用によっ
て感光体ドラム131上から分離された後、定着装置1
37へ送られ、加熱ローラ及び加圧ローラによって溶融
定着された後、片面複写の場合に排紙ローラにより装置
外の排紙トレイ152へ排出する。
【0029】一方、記録紙に両面複写を行う場合には、
分岐部材148aにより搬送路が切り換えられ、循環搬
送部148に搬送される。循環搬送部148により搬送
された記録紙は、駆動ローラと従動ローラが一対で構成
された多数のローラ(以下、これを一対ローラ群148
bと略称する)間に循環搬送部148の案内で供給され
る。かかる記録紙は、検知部材(図示せず)で先ず先端
が検知され、検知情報がCPU210(図2参照)に入
力される。検知部材(図示せず)で記録紙が検知される
と、CPU210により供給される位置にある一対ロー
ラ群148bのみが搬送方向に回転を開始し、記録紙が
集積反転部149に収納される。集積反転部149の収
納状態が光源と受光素子よりなる非接触検知手段により
検知され、CPU210に入力される。
【0030】所定枚数の記録紙が集積反転部149に収
納されると、反転給紙ローラ149aによって転写部に
向けて搬出される。搬出された記録紙は、搬出ローラ1
44やガイド部材等を介して搬送され、再びレジストシ
ャッタ145位置に搬送され、感光体ドラム131に形
成されたトナー画像と一致するように給紙され、記録紙
の裏面に転写器134で画像が転写され、分離器135
で分離された後、定着装置137で画像を熱定着し、排
紙ローラで搬送することにより排紙トレイ152に排紙
する。以上が給紙機構140の概略構成である。なお、
本実施の形態において集積反転部149と循環搬送部1
48等がいわゆる両面複写ユニット(ADU)を構成し
てある。
【0031】150はトナー濃度検出センサであり、現
像装置133内の現像剤の透磁率からトナー濃度を検出
する。また、151は手差し給紙部であり、少数枚の記
録紙を積載して、転写部に向けて記録しを供給すること
ができる。
【0032】(2)複写機の制御回路 続いて、本実施の形態における複写機の制御回路の概略
構成を図2を参照して説明する。
【0033】図2は本実施の形態における制御回路を示
すブロック図である。
【0034】本実施の形態における制御回路は、電子写
真プロセスを実行することによりコピー画像を記録する
ために各プロセス部材を制御するものであり、マイクロ
コンピュータ及びメモリで構成される制御部であるCP
U210と、メイン電源230と、高圧電源240と、
シャッタ前センサ250と、排紙センサ260と、給紙
ソレノイドSD1〜SD3と、反転給紙ソレノイドSD
4(反転給紙ローラ149aを駆動するソレノイド)
と、シャッターソレノイドSD5と、トナー濃度センサ
150、電荷消去LED138と、帯電前露光LED1
39とを備えている。
【0035】CPU210は、電子写真プロセスに関す
る制御全体を制御するものであり、給紙ソレノイドSD
1〜SD3と、反転給紙ソレノイドSD4と、シャッタ
ーソレノイドSD5と、シャッタ前センサ250と、高
圧電源240と、排紙センサ260と、メイン電源23
0とモータM2,M4とを接続してある。高圧電源24
0は、帯電器132と、現像スリーブ1331と、転写
器134と、分離器135とに電力を供給する。メイン
電源230は、高圧電源240とCPU210とモータ
M1に電力を供給するものであり、メインスイッチms
のオン/オフにより電力の供給を開始したり、停止した
りする。
【0036】CPU210は、所定のタイミングでシャ
ッタ前センサ250から送出されるパルス信号の状態を
参照してオンレベルで記録紙の先端を検知若しくは送り
方向の記録紙の長さを検出したり、所定のタイミングで
排紙センサ260から送出されるパルス信号のオフレベ
ルから記録紙の後端を検知している。CPU210は所
定のタイミングで排紙センサ260から送出されるパル
ス信号のオフをカウントすることにより、メンテナンス
コピーボリュウムをトータルカウンタTCでカウントし
たり、又は操作パネル(図示せず)から設定したコピー
枚数をカウントする。
【0037】CPU210は、記録紙サイズや各モード
に応じた給送間隔に切り替えて給紙する給紙制御手段で
もある。従って、CPU210には記録紙のサイズに応
じた給送間隔に相当する時間を予め設定してあり、給紙
カセット141、142又は143からの記録紙サイズ
信号に従って給紙機構140を制御する。
【0038】また、画像形成部130における画像形成
タイミングに合わせて原稿搬送が行われるようにRAD
F110を制御する。この現像搬送部の制御には、プラ
テン上の読取基準位置に原稿が到達したことを示す信号
が用いられる。
【0039】モータM1は給紙機構140を構成する第
1給紙ローラ141a、142a、143a、反転給紙
ローラ149aと、搬出ローラ141c、142c、1
43c、149cと、搬送ローラ144や定着装置13
7の定着ローラ等の駆動源であり、モータM2は感光体
ドラム131と現像装置内の現像スリーブ1331や撹
拌スクリュウ1332の駆動源であり、モータM3はR
ADF110の駆動源であり、M4は読取走査部120
を駆動する駆動源である。
【0040】なお、感光体ドラム131と、現像スリー
ブ及び撹拌スクリュウとの駆動源であるモータを個別に
設けてもよい。
【0041】本実施の形態におけるCPU210は、更
に、次に説明するような特徴的な機能を有している。
【0042】次に挙げるような種々の複写モードに対応
して、各画像形成段階間の間隔T0を種々の値に設定す
るプログラムがCPU210に格納されている。
【0043】ブック複写 RADFを用いた複写 片面複写 両面複写 片面原稿の複写 両面原稿の複写 記録紙サイズ 複写倍率 手差し、等 例えば、A4版の記録紙に複写をする場合にも、一枚の
原稿から複数部の複写を取る場合と、RADFを用いて
多数枚の原稿から複写を取る場合とでは画像形成段階間
の間隔T0(図3に示す)は異なる。
【0044】また、定着温度、湿度等の条件によっても
間隔T0を変化させるように構成される。そして、CP
U210は間隔T0が予め定められた値より長いか、短
いかによって、モータM2をオン/オフ駆動するか、連
続駆動するかを判断するプログラムを有する。
【0045】ところで、モータ類がオン/オフ駆動され
る場合、そのオン、即ち、起動する時に、突入電流が流
れて、ノイズが発生しやすくなる。従って、ノイズの発
生を少なくすると言う意味ではオン/オフ回数を少なく
することが望ましい。
【0046】このような意図から、本実施の形態におい
ては、各画像形成段階間の間隔T0が所定値以下である
場合に、モータM2を連続駆動して、突入電流の発生回
数を極力少なくしている。
【0047】モータM2を連続駆動するか、オン/オフ
駆動するかの判断のための閾値は前記の二つの目的を勘
案して設定される。
【0048】給紙ソレノイドSD1〜SD3は第1給紙
ローラ141a,141b,141cを駆動系に着脱す
るものであり、反転給紙ソレノイドSD4は反転給紙ロ
ーラ149aを駆動系に着脱するものである。シャッタ
ーソレノイドSD5は前述したようにレジストシャッタ
145を駆動するものである。
【0049】(3)駆動モータの制御−1 次に、上記に説明した複写機における各部分の作動を図
3のタイミングチャートにより説明する。本実施の形態
は、原稿の1画像から複数部の複写を連続して取る場合
やRADF110を用いて複数の原稿を自動的に露光部
に搬送して複数の原稿画像から1部又は複数部の複写を
連続して取る場合や原稿の両面の画像をRADFを用い
て自動的に露光位置に設定して、1部又は複数部の複写
を連続して取る場合に、このような連続画像形成工程に
おける1画像を形成する各画像形成段階間の間隔T0
前記のような種々の理由で所定値よりの長くなったとき
に、感光体ドラム131並びに現像装置133の現像ス
リーブ1331及び現像剤撹拌スクリュウ1332の駆
動の一時停止をさせて、感光体131や現像剤の不要な
作動を回避した。
【0050】このような制御によって感光体ドラム13
1や現像剤の疲労が軽減されてこれらの寿命が延長され
る。なお、標準モードにおいては、複写機はその機械が
有する画像形成能力の最も高い画像形成速度に設定され
ており、感光体ドラム131や現像装置133を連続駆
動してこられの作動時間に無駄が生じないように設計さ
れる。
【0051】図3(a)は、A4版の記録紙に標準モー
ド、即ち、本複写機において設定された標準複写速度で
複写を行う場合のタイミングを示している。同図におい
て、シーケンスaは画像形成領域を示す。1c、2c、
3c、4cは感光体ドラム131上で画像画形成されて
いる領域を示し、これらの画像形成領域の間に存在する
谷の部分は感光体ドラム131上の非画像領域を示す。
シーケンスbは給紙機構を駆動するモータM1の作動を
示している。図から明らかなように、モータM1は複写
スタートとともにオンした後、複写終了時にオフするま
で連続してオンの状態にある。シーケンスcは第1給紙
ローラ141aを駆動する給紙ソレノイドSD1の作動
を示しており、各複写段階の初期においてオンして、記
録紙を画像形成部に向けて搬送する。なお、図示しては
いないが、給紙部から画像形成部間での距離の相違に対
応した作動時間のずれはあるものの第1給紙ローラ14
1b、141cをそれぞれ駆動する給紙ソレノイドSD
2、SD3も同様に作動する。シーケンスdはシャッタ
ーソレノイドSD5の作動を示しており、給紙ソレノイ
ドSD1よりもほぼ所定時間遅れて作動する。給紙ソレ
ノイドSD1は複写スタート信号に基づいて、該信号か
ら所定時間後、或いは前の複写における記録紙の排紙信
号に基づいて該信号から所定時間後にオンするが、シャ
ッターソレノイドSD5は、露光ランプ122及び第1
ミラー123の走査スタート信号に基づいて、該信号か
ら所定時間後にオンする。このようにしてシャッターソ
レノイドSD5は画像形成と同期して作動する。シーケ
ンスeは感光体ドラム131、現像装置内の現像スリー
ブ1331、現像剤撹拌スクリュウ1332等を駆動す
るモータM2の作動を示し、モータM2は最初の複写段
階における給紙ソレノイドSD1のオンから所定時間t
1後にオンし、複写中オンを継続し、最後の複写段階に
おけるシャッターソレノイドSD5のオンから所定時間
t2後にオフする。
【0052】図3(b)は、同じA4版サイズの記録紙
に複写をする場合であるが、拡大複写モードにおける作
動タイミングを示す。拡大複写モードにおいては、読取
操作部120における露光ランプ122が遅い速度で移
動して原稿を走査する。
【0053】このために、プラテンガラス121が過熱
されて望ましくない。これを防止するために、例えば、
各画像形成段階間の間隔T0は図3(b)に示すように
長く設定されている。また、一時停止におけるモータM
2のオフのタイミングはシャッターソレノイドSD5の
作動開始から所定時間t2後に設定される。
【0054】この場合、シーケンスa、b、c及びdに
関しては、オン/オフ間の間隔が伸びたもののオン/オ
フの作動態様は変わらない。これに対して、シーケンス
eで示すモータM2の作動態様は図3(a)と異なるよ
うに設定されている。即ち、モータM2は、一枚の複写
を行う各複写段階の間でオフ/オン、即ち、一時停止を
する。モータM2の一時停止後の次の画像形成のための
オンのタイミングは給紙ソレノイドSD1の作動から所
定時間t1後に設定される。そして、シャッターソレノ
イドSD5のオンから所定時間t2後にモータM2はオ
フする。
【0055】このような、モータM2の作動態様は、感
光体ドラム131や現像装置133の現像スリーブ13
31、現像剤撹拌スクリュウ1332等の不必要な作動
をなくすか或いは少なくして、感光体ドラム131や現
像剤の疲労を少なくすることを目的として設定されたも
のである。
【0056】なお、括弧内に示したシーケンス(e)は
従来の複写機における感光体ドラム及び現像装置の駆動
モータの作動タイミングを示している。
【0057】図3(a)のように、モータM2を連続駆
動するか、図3(b)のように、オン/オフ駆動するか
はCPU210において、間隔T0が所定値以下か又は
所定値より長いかを判断することにより行われる。
【0058】(4)駆動モータの制御−2 上記に説明したように、モータM2のオフタイミング
は、図3(a)に示すように、連続作動して最画像形成
終了後にオフする場合及び図3(b)に示すように、各
画像形成段階の間でオフする場合において、シャッター
ソレノイドSD5のオンから所定時間後であるが、この
ような制御は定型サイズの記録紙に画像を形成するモー
ドにおいて採られるものである。
【0059】ユニバーサルカセットから記録紙を画像形
成部に供給する場合や手差し給紙部151から記録紙が
供給される場合のように不定型サイズの記録紙に画像を
形成する場合には、給紙カセットから記録紙サイズ情報
を取ることができないこともあるために、記録紙のサイ
ズが複写機内で読み取られない場合が多く、シャッター
ソレノイドSD5のオンのように、記録紙の先端の通過
時間から画像形成の終了時間を予測することができない
場合がある。このようなモード、即ち、ユニバーサルカ
セットからの給紙又は手差し給紙により画像形成が行わ
れ、記録紙サイズの信号が発生しない場合は、フルサイ
ズ(例えば、A3サイズ)の画像形成を行うように制御
されるため、実際小サイズ(例えば、B5サイズ)のコ
ピーのときは無駄な駆動部分が生ずることになる。これ
を防止するために、排紙センサ260の排紙検知と同時
にモータM2をオフする制御が行われる。
【0060】図4はこのような複写モードにおける各部
分の作動タイミングを示す。
【0061】図4(a)は実施の形態ではなく、参考と
して示したタイムチャートであり、前記のように、フル
サイズの画像形成を行うシーケンスで制御が行われる場
合を示している。
【0062】図4(a)では、モータM2が給紙ソレノ
イドSD1のオンから所定時間t1後にオンし、シャッ
ターソレノイドSD5のオンから所定時間t2後にオフ
する制御となっている。これに対して、本実施の形態に
おいては、図4(b)に示す制御が行われる。図4
(b)においては、モータM2が給紙ソレノイドSD1
のオンから所定時間t1後にオンし、排紙センサ260
が記録紙の排出の検知、即ち、記録紙の後端の通過の検
知に基づいて、該検知の信号の出力と同時にオフする。
【0063】図4(a)と図4(b)の比較から明らか
なように、排紙センサからの信号に基づいてモータM2
をオフすることによって、シャッターソレノイドSD5
からの信号に基づくよりも、モータM2がオフしている
時間が延長される。小サイズの記録紙に画像を形成する
場合には、この延長効果はさらに顕著になる。
【0064】図4(c)は、複数枚の画像を連続して形
成する連続画像形成工程において、モータM2が連続し
て作動するモードにおける作動シーケンスを示してい
る。同図においては、排紙センサ260からの信号に基
づいて、該信号が出力されるのと同時に、最終画像形成
後におけるモータM2のオフを行っている。
【0065】なお、図では排紙センサ260の記録紙後
端検知と同時にモータM2をオフしているが、若干遅れ
てモータM2をオフしてもよい。
【0066】なお、排紙センサ260は図1のように、
定着装置137の下流でなく、分離器135と定着装置
137との間に配置してもよい。即ち、モータM2のオ
ン/オフ制御のための排紙センサ260は記録紙後端が
感光体ドラム131から離れたことを検知できる位置に
配置されればよい。
【0067】排紙センサ260からの信号に基づいて、
モータM2をオフすることによって、ユニバーサルカセ
ットからの給紙や手差し給紙による画像形成における、
感光体ドラム131及び現像装置133の無駄な作動が
防止される。更に、前記のように、シャッターソレノイ
ドSD5からの信号による場合よりも大きな無駄な作動
の防止効果が得られる。
【0068】(5)帯電前露光手段及び電荷消去手段の
制御 本実施の形態においては、感光体ドラム131並びに現
像装置133の現像スリーブ1331及び現像剤撹拌ス
クリュウ1332を駆動するモータM2のオン/オフに
同期して帯電前露光LED139及び電荷消去LED1
38をオン/オフする制御が行われる。
【0069】帯電前露光LED139及び電荷消去LE
D138を同期制御した場合、感光体ドラム131はそ
れ自身及びその駆動系の慣性によって、モータM2のオ
フ指令後も若干回転するために、モータM2のオフ信号
と同時に帯電前露光LED139及び電化消去LED1
38をオフすると、このようなオフ後の回転により、電
荷の消去が不完全になって、感光体ドラム131の周面
の電位のムラが発生する。このような電位のムラをなく
して感光体ドラム131の周面の電位を均一にするため
に、図5に示すように帯電前露光LED139と電荷消
去LED138のオフをモータM2のオフから時間t3
だけ遅延させる制御が行われる。
【0070】図5のシーケンスgはこれらのLEDのオ
ン/オフを示す。
【0071】(6)現像バイアスの制御4 図6に示すように、感光体ドラム131並びに現像装置
133の現像スリーブ及び現像剤撹拌スクリュウを駆動
するモータM2のオン/オフに同期して現像バイアスが
オン/オフされる。図6におけるシーケンスhは現像バ
イアスのオン/オフを示す。この場合、現像バイアスの
オフはモータM2のオフから所定時間t4後に行われ
る。この制御によって、感光体ドラム131の周面にキ
ャリアや余分なトナーが付着するのが防止される。
【0072】(7)トナー濃度検出の制御 本実施の形態においては、現像剤のトナー濃度の検知一
定周期で行われる、即ち、トナー濃度センサ150の出
力をCPU210が一定に周期でサンプリングする。
【0073】このような複写機において、トナー濃度セ
ンサ150の出力をCPU210が読み込む時間にモー
タM2がオフになる場合に、トナー濃度検出を停止し、
モータM2が作動したら、その作動開始から所定時間後
に、トナー濃度検出を再開するという制御を行うもので
ある。この制御は図7(a)において、「中断」で示さ
れている。モータM2が停止すると、現像装置中の現像
剤の撹拌が止まる結果、正しいトナー濃度を検出するこ
とができなくなる。本実施の形態では、モータM2の停
止中トナー濃度検出を停止しているので、正しくないト
ナー濃度の検出により、トナー補給が誤動作することが
防止される。
【0074】前記のように、トナー濃度検出が一時的に
停止する制御をすると、トナー濃度のサンプリング周期
が部分的に長くなって、サンプリング周期が長くなった
時間に黒化面積率の高い画像の形成が行われると、トナ
ーの消費量が多くなって、現像剤のトナー濃度が低下
し、画像濃度が落ちる結果となる。
【0075】このような問題を解決するために、本実施
の形態においては、トナー濃度センサにより検出された
トナー濃度が所定時間に亘って或いは所定画像形成工程
に亘って低い場合には、トナー濃度センサの検出値のサ
ンプリング周期をΔtだけ短縮する図7(b)に示す制
御を行う。なお、括弧内に示したトナー濃度サンプリン
グのシーケンスはサンプリング周期を短縮しない場合を
示している。トナー補給はサンプリング結果に基づいて
行われるので、サンプリング周期が短縮されれば、トナ
ー補給周期も短縮されてトナー補給量が多くなって、ト
ナー濃度の低い状態は回復する。
【0076】さらに、本実施の形態においては、前記の
ようにトナー濃度検出のサンプリング周期及びトナー補
給周期を短くした結果、トナー濃度が回復した場合に元
のサンプリング周期に戻す制御が行われる。
【0077】即ち、所定時間又は所定画像形成工程に亘
って、トナー濃度が高く、トナー補給が行われない場合
には、サンプリング周期は元の周期に戻される。
【0078】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、連続して画像
形成が行われる画像形成工程において、各画像形成段階
間の間隔が長い場合に、像形成体及び現像装置の駆動を
画像形成段階間で一時停止するので、像形成体及び現像
剤の疲労が軽減されて、その寿命が延長される結果、メ
ンテナンスの周期が延長される。
【0079】また、各画像形成段階間の間隔が所定値以
下の場合には、像形成体及び現像装置を連続駆動するの
で、突入電流の発生回数が押さえられる。
【0080】請求項2の発明によれば、排紙センサから
の信号に基づいて、像形成体及び現像装置を駆動するモ
ータをオフしているので、不定形サイズの記録紙に画像
を形成するモードにおいて、像形成体や現像剤の不要な
疲労を防止することができる。特に、A5サイズやはが
きサイズ等の小サイズの記録紙に画像を形成する場合の
不要な疲労が防止される。
【0081】請求項5の発明によれば、現像剤の不要な
疲労を防止するために現像装置の停止制御を行う場合に
トナー濃度センサが誤作動をすることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る複写機の断面図であ
る。
【図2】図1に示す複写機の制御回路のブロック図であ
る。
【図3】図1に示す複写機における像形成体及び現像装
置を駆動するモータの作動タイミングを示す図である。
【図4】図1に示す複写機における像形成体及び現像装
置を駆動するモータの作動タイミングを示す図である。
【図5】図1に示す複写機における帯電前露光LED及
び電荷消去LEDの作動タイミングを示す図である。
【図6】図1に示す複写機における現像バイアス印加の
タイミングを示す図である。
【図7】図1に示す複写機におけるトナー濃度の検出タ
イミングを示す図である。
【符号の説明】
131 感光体ドラム 133 現像装置 1331 現像スリーブ 1332 現像剤攪拌スクリュウ 260 排紙センサ 150 トナー濃度センサ SD1,SD2,SD3 給紙ソレノイド SD5 シャッターソレノイド M1,M2,M3 モータ2

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙搬送装置を駆動する第1モータ
    と、像形成体及び該像形成体上にトナー像を形成する現
    像装置を駆動する第2モータと、積載された記録紙源か
    ら記録紙を一枚ずつ分離して転写部に向けて搬送する分
    離搬送手段と、前記像形成体上でのトナー像形成と同期
    して記録紙を前記転写部に搬送する同期搬送手段と、を
    備えた静電記録装置であって、最初の画像形成におけ
    る、前記分離搬送手段の作動開始から所定時間後に、前
    記第2モータをオンするとともに、最後の画像形成にお
    ける前記同期搬送手段の作動開始から所定時間後に前記
    第2モータをオフする静電記録装置において、 複数枚の画像を連続して形成する連続画像形成工程にお
    ける1枚の画像を形成する各画像形成段階間の間隔が所
    定時間よりも長いときに前記各画像形成段階の間で前記
    同期搬送手段の作動開始から所定時間後に前記第2モー
    タの一時停止をさせ、該一時停止後の前記第2モータの
    オンを当該一時停止の後に行われる画像形成のための前
    記分離搬送装置の作動開始から所定時間後に行う制御モ
    ードを有することを特徴とする静電記録装置。
  2. 【請求項2】 記録紙搬送装置を駆動する第1モータ
    と、像形成体及び該像形成体上にトナー像を形成する現
    像装置を駆動する第2モータと、積載された記録紙源か
    ら記録紙を一枚ずつ分離して転写部に向けて搬送する分
    離搬送手段と、前記像形成体上でのトナー像形成と同期
    して記録紙を前記転写部に搬送する同期搬送手段と、を
    備え、前記第1、第2モータの作動により画像形成が行
    われる静電記録装置において、 前記転写部以降に、記録紙の後端を検知できる少なくと
    も一つのセンサを有し、該センサからの記録紙排出信号
    に基づいて、前記第2モータをオフする制御モードを有
    することを特徴とする静電記録装置。
  3. 【請求項3】 前記像形成体が感光性であり、且つ、前
    記像形成体の帯電、露光及び現像によって、前記像形成
    体上にトナー像が形成され、前記帯電の前に前記像形成
    体を一様に露光する帯電前露光手段を有する前記静電記
    録装置において、少なくとも前記帯電前露光手段のオフ
    を前記第2モータのオフから所定時間後に行うことを特
    徴とする請求項1に記載の静電記録装置。
  4. 【請求項4】 前記像形成体が感光性であり、且つ、前
    記像形成体の帯電、露光及び現像によって、前記像形成
    体上にトナー像が形成され、帯電された前記像形成体の
    周辺領域を露光して電荷を消去する電荷消去手段を有す
    る前記静電記録装置において、少なくとも前記電荷消去
    光手段のオフを前記第2モータのオフから所定時間後に
    行うことを特徴とする請求項1に記載の静電記録装置。
  5. 【請求項5】 記録紙搬送装置を駆動する第1モータ
    と、像形成体及び該像形成体上にトナー像を形成する現
    像装置を駆動する第2モータと、積載された記録紙源か
    ら記録紙を一枚ずつ分離して転写部に向けて搬送する分
    離搬送手段と、前記像形成体上でのトナー像形成と同期
    して記録紙を前記転写部に搬送する同期搬送手段と、を
    備えた静電記録装置であって、最初の画像形成におけ
    る、前記分離搬送手段の作動開始から所定時間後に、前
    記第2モータをオンするとともに、最後の画像形成にお
    ける前記同期搬送手段の作動開始から所定時間後に前記
    第2モータをオフする静電記録装置であって、現像剤の
    トナー濃度を一定の周期でサンプリングを行ってトナー
    濃度を検出するトナー濃度検出手段を備え、複数枚の画
    像を連続して形成する連続画像形成工程における、1枚
    の画像を形成する各画像形成段階間の間隔が所定値より
    も長いときに、前記第2モータによる駆動が1枚の画像
    を形成する各画像形成段階の間で一時停止する静電記録
    装置において、 前記第2モータの駆動が一時停止している間は前記トナ
    ー濃度検出手段によるトナー濃度検出を停止し、前記第
    2モータによる駆動の再開から所定時間後に前記トナー
    濃度検出手段によるトナー濃度検出を再開することを特
    徴とする静電記録装置。
  6. 【請求項6】 前記トナー濃度検出手段により検出され
    たトナー濃度が所定値以下である場合、前記検出周期を
    短縮することを特徴とする請求項5に記載の静電記録装
    置。
  7. 【請求項7】 前記トナー濃度検出手段からの信号に基
    づいて作動し、前記現像装置にトナーを供給するトナー
    補給装置を有し、該トナー補給装置の作動が所定時間以
    上ないときは、前記トナー濃度検出手段の前記検出周期
    を元の所定値に戻すことを特徴とする請求項6に記載の
    静電記録装置。
  8. 【請求項8】 前記制御モードがユニバーサルカセット
    から記録紙を供給して画像形成を行う画像形成モードの
    少なくとも一部において行われる制御モードであること
    を特徴とする請求項2に記載の静電記録装置。
  9. 【請求項9】 前記制御モードが手差し給紙部から記録
    紙を供給して画像形成を行う画像形成モードの少なくと
    も一部において行われる制御モードであることを特徴と
    する請求項2に記載の静電記録装置。
  10. 【請求項10】 前記現像装置が現像バイアス印加手段
    を有し、少なくとも該バイアス印加手段のオフを前記第
    2モータのオフから所定時間後に行うことを特徴とする
    請求項1に記載の静電記録装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005309042A (ja) * 2004-04-21 2005-11-04 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2006267499A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2007171573A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成システム
US11378895B2 (en) * 2020-03-23 2022-07-05 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with developing roller separation processing

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