JP5040937B2 - 搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、搬送装置及び画像形成装置に関する。
特許文献1には、像形成体上に形成されたトナー像を転写部においてシート上に転写すると共に、トナー像が転写されたシートを定着部に搬送することにより、定着処理を施して画像の形成を行う画像形成装置において、転写部と定着部との間に複数のシート搬送手段を配置し、転写部と定着部との間の距離を、画像形成可能な最大サイズのシートの長さ以上であって、かつ最大生産性を必要とするシートの搬送方向の長さの2倍以上に設定したことを特徴とする画像形成装置が開示されている。
特許文献2には、可視像が形成担持される像担持体と、像担持体と転写ニップ域を形成して像担持体上の可視像を記録材に転写させる転写手段と、記録材上に転写された可視像を定着させる定着手段と、転写後の記録材を転写手段から定着手段まで搬送する記録材搬送手段と、を備えた画像形成装置において、転写ニップ域における記録材の搬送速度及び記録材搬送手段における記録材の搬送速度を制御し、記録材が転写ニップ域にニップされ且つ定着手段に到達していない条件下において、記録材の搬送速度を定着手段の記録材の定着速度に対応した速度へと変速する搬送速度制御手段と、搬送速度制御手段による記録材の変速動作に連動し、記録材上への可視像転写条件が一定に維持されるように転写力を制御する転写力制御手段と、を備えた画像形成装置が開示されている。
特許文献3には、像担持体上に形成したトナー像を転写材の一方の面に転写し、さらに中間転写手段を介して転写材の他方の面に転写して同時に定着を行う画像形成装置において、中間転写手段より定着手段に至る距離を転写材の最大幅以上とすると共に、転写材の中間転写手段による第1の搬送速度を定着手段による第2の搬送速度に変更する搬送速度切替手段と、を有する画像形成装置が開示されている。
特許文献4には、画像担持体に電子写真プロセスにより形成されるトナー画像を記録シート上に所定の転写速度で転写する転写部と、記録シート上に転写されるトナー像を転写速度とは異なる所定の定着速度で定着する定着部と、転写部と定着部との距離は画像形成可能な記録シートの最大搬送方向長さよりも長く、転写部から定着部まで記録シートを所定の搬送速度及び所定の間隔で連続的に搬送する搬送手段と、少なくとも記録シートの先端が定着部に達する際には記録シートの搬送速度と定着速度との略等しくなるように搬送手段の搬送速度を制御する速度制御手段と、を備えた画像形成装置において、記録シートの搬送方向長さを検知する検知手段と、先行する記録シートの搬送方向長さに応じて、先行する記録シートとそれに続く記録シートとの間隔を制御する間隔制御手段と、を有する画像形成装置が開示されている。
特許文献5には、記録シートを搬送する搬送手段と、搬送される記録シート上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、形成されたトナー像を記録シートに定着させる定着手段と、記録シートの後端がトナー像形成手段を通過した後、記録シートの先端が定着手段に至る前に、搬送手段による搬送速度を減速させる減速手段と、を備えた画像形成装置が開示されている。
特許文献6には、シートを搬送するシート搬送手段と、シート搬送手段を駆動する駆動手段と、シート搬送手段で搬送するシートの搬送速度を複数有するように駆動手段を制御する制御手段と、を有し、制御手段は、シート搬送手段のシート搬送速度が、シート搬送開始時には第1の搬送速度とし、その後、第1の搬送速度よりも低速の第2の搬送速度に減速して、シートの搬送を終えるよう、駆動手段を制御しており、連続して搬送されるシートの間隔が所定の間隔以下である場合、シート搬送手段が前のシートの後端を第2の搬送速度で搬送し終えた後に、駆動手段の駆動を停止させずに、シート搬送手段のシート搬送速度が第1の搬送速度となるように駆動手段を制御するシート搬送装置が開示されている。
特許文献7には、像担持体上の現像剤像をシートに転写する転写部と、転写部からシートを搬送する搬送部と、搬送部で搬送されたシートの転写された現像剤像を定着する定着手段と、を備えた画像形成装置において、定着部は様々なシートの種類に対応した複数の定着速度を有し、搬送部は各々独立に速度制御を行うことが可能であるシート搬送ユニットを複数有し、転写部の転写速度と定着速度がほぼ等しいときの定着部における連続するシートの間隔に対して、転写速度よりも定着速度を低下させた場合の定着部における連続するシートの間隔が狭い画像形成装置が開示されている。
特許文献8には、像担持体に形成された画像を記録材に転写する転写部と、転写部で記録材に転写された画像を定着する定着部と、記録材の搬送方向長さが異なる複数の搬送ベルトを有し、複数の搬送ベルトを用いて転写部から定着部まで記録材を搬送する搬送部と、を含む画像形成装置が開示されている。
特開平10−161379号公報 特開平11−184184号公報 特開平11−344848号公報 特開2000−98677号公報 特開2000−211761号公報 特開2002−37487号公報 特開2003−316230号公報 特開2004−359386号公報
本発明の課題は、予め定められた搬送速度で搬送されている搬送対象物の搬送速度を減速し、搬送対象物が予め定められた位置に到達したときに搬送速度を元の速度に復帰させる場合、本構成を有さない場合に比べ、搬送速度が元の速度に復帰しないという事態の発生を回避する、搬送装置及び画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の搬送装置は、搬送対象物を搬送すると共に、搬送速度が第1の搬送速度と該第1の搬送速度より遅い第2の搬送速度とに調整可能な第1の搬送手段と、前記第1の搬送手段によって前記第1の搬送速度で搬送された搬送対象物を、前記搬送対象物が前記第1の搬送手段によって搬送されている状態で受け取り、受け取った搬送対象物を搬送すると共に、搬送速度が前記第1の搬送速度と前記第2の搬送速度とに調整可能な第2の搬送手段と、前記搬送対象物が前記第1の搬送手段と前記第2の搬送手段に跨っている状態で、前記第2の搬送手段の搬送路上に位置する前記搬送対象物の先端を検出して先端検出信号を出力する先端検出手段と、前記搬送対象物が前記第1の搬送手段と前記第2の搬送手段に跨っている状態で、前記第1の搬送手段の搬送路上に位置する前記搬送対象物の後端を検出して後端検出信号を出力する後端検出手段と、前記先端検出信号及び前記後端検出信号が入力されるように設けられており、前記処理対象物の搬送開始時に前記第1の搬送手段及び前記第2の搬送手段の各々の搬送速度が前記第1の搬送速度になるように制御する第1の制御を行うと共に、前記第1の制御を行っている状態で、入力された後端検出信号に基づいて前記後端が予め定められた位置に到達したことが判定される前に前記先端検出信号に基づいて前記先端が予め定められた位置に到達したことが判定された場合には、前記第1の搬送手段及び前記第2の搬送手段の各々の搬送速度が前記第2の搬送速度になるように制御する第2の制御を行い、前記第2の制御を行っている状態で、前記後端が前記位置に到達したことが判定されたときに前記第1の搬送手段の搬送速度が前記第1の搬送速度になるように制御し、前記第1の制御を行っている状態で、前記後端が前記位置に到達したことが判定された後に前記先端検出信号に基づいて前記先端が予め定められた位置に到達したことが判定された場合には、前記第1の搬送手段の搬送速度が継続して前記第1の搬送速度になり、かつ前記第2の搬送手段の搬送速度が前記第2の搬送速度になるように制御する制御手段と、を含んで構成されている。
また、請求項2に記載の搬送装置は、請求項1に記載の発明において、前記制御手段が、更に、前記第2の搬送手段の搬送速度が前記第2の搬送速度になるように制御している状態で、前記後端が前記位置より搬送方向下流側の予め定められた位置に到達したことが判定されたときに前記第2の搬送手段の搬送速度が前記第1の搬送速度になるように制御するものである。
また、請求項3に記載の搬送装置は、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記制御手段を、前記先端検出信号及び前記後端検出信号が入力されるように設けられており、前記処理対象物の搬送開始時に前記第1の搬送手段の搬送速度が前記第1の搬送速度になるように制御する第3の制御を行うと共に、前記第3の制御を行っている状態で、入力された後端検出信号に基づいて前記後端が前記予め定められた位置に到達したことが判定される前に前記先端検出信号に基づいて前記先端が予め定められた位置に到達したことが判定された場合には、前記第1の搬送手段の搬送速度が前記第2の搬送速度になるように制御する第4の制御を行い、前記第4の制御を行っている状態で、前記後端が前記位置に到達したことが判定されたときに前記第1の搬送手段の搬送速度が前記第1の搬送速度になるように制御し、前記第3の制御を行っている状態で、前記後端が前記位置に到達したことが判定された後に前記先端検出信号に基づいて前記先端が予め定められた位置に到達したことが判定された場合には、前記第1の搬送手段の搬送速度が継続して前記第1の搬送速度になるように制御する第1の制御手段と、前記先端検出信号及び前記後端検出信号が入力されるように設けられており、前記処理対象物の搬送開始時に前記第2の搬送手段の搬送速度が前記第1の搬送速度になるように制御する第5の制御を行うと共に、前記第5の制御を行っている状態で、入力された後端検出信号に基づいて前記後端が予め定められた位置に到達したことが判定される前に前記先端検出信号に基づいて前記先端が予め定められた位置に到達したことが判定された場合には、前記第2の搬送手段の搬送速度が前記第2の搬送速度になるように制御し、前記第5の制御を行っている状態で、前記後端が前記位置に到達したことが判定された後に前記先端検出信号に基づいて前記先端が予め定められた位置に到達したことが判定された場合には、前記第2の搬送手段の搬送速度が前記第2の搬送速度になるように制御する第2の制御手段と、で構成したものである。
また、請求項4に記載の搬送装置は、請求項1から請求項3の何れか1項に記載の発明において、前記第1の搬送手段及び前記第2の搬送手段の少なくとも一方が、前記搬送対象物を搬送方向下流側に受け渡して搬送する複数の搬送体を含んで構成されるものである。
また、請求項5に記載の搬送装置は、請求項1から請求項4の何れか1項に記載の発明において、前記第1の搬送手段を収容すると共に、前記第1の搬送手段により搬送された前記搬送対象物を外部に排出する排出口を有する第1の収容体と、前記第2の搬送手段を収容すると共に、前記排出口から排出された前記搬送対象物を受け入れて前記第2の搬送手段に受け渡すための受入口を有する第2の収容体と、を更に含んで構成されたものである。
また、請求項6に記載の搬送装置は、請求項1から請求項5の何れか1項に記載の発明において、前記第1の搬送手段及び前記第2の搬送手段は、前記搬送対象物に対して前記第1の搬送速度で予め定められた第1の処理を施す第1の処理手段と、前記搬送対象物に対して前記第2の搬送速度で予め定められた第2の処理を施す第2の処理手段との間に介在され、前記第1の搬送手段が、前記第1の処理手段により処理が施された前記搬送対象物を受け取り、受け取った搬送対象物を前記第2の搬送手段に搬送し、前記第2の搬送手段が、前記第1の搬送手段により搬送された前記搬送対象物を受け取り、受け取った搬送対象物を前記第2の処理手段に搬送するものである。
一方、上記目的を達成するために、請求項7に記載の画像形成装置は、請求項6記載の搬送装置と、表面に現像剤により可視化された可視化像が保持される像保持体と、前記第1の処理手段として機能すると共に、前記像保持体上の可視化像を前記搬送対象物としての記録媒体へ転写させる転写手段と、前記第2の処理手段として機能すると共に、前記可視化像を前記記録媒体に定着させる定着手段と、を含んで構成されている。
請求項1、請求項3、及び請求項7に係る発明によれば、予め定められた搬送速度で搬送されている搬送対象物の搬送速度を減速し、搬送対象物が予め定められた位置に到達したときに搬送速度を元の速度に復帰させる場合、本構成を有さない場合に比べ、搬送速度が元の速度に復帰しないという事態の発生を回避する、という効果が得られる。
請求項2に係る発明によれば、搬送対象物の後端が予め定められた第2の位置に到達したときに第2の搬送手段の搬送速度が第1の搬送速度になるように制御しない場合に比べ、搬送対象物の搬送を円滑に行う、という効果が得られる。
請求項4に係る発明によれば、第1の搬送手段及び第2の搬送手段の少なくとも一方が複数の搬送体を含んで構成されていない場合に比べ、搬送経路の設計自由度が向上する、という効果が得られる。
請求項5に係る発明によれば、第1の搬送手段が収容される第1の収容体及び第2の搬送手段が収容される第2の収容体を有さない場合に比べ、第1の収容体と第2の収容体との相対的な位置関係に起因して搬送速度が元の速度に復帰しなくなるという事態の発生を回避する、搬送対象物の搬送を円滑に行う、という効果が得られる。
請求項6に係る発明によれば、本構成を有さない場合に比べ、搬送対象物に対しての処理を円滑に行う、という効果が得られる。
実施形態に係る画像形成装置の構成を模式的に示した概略構成図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置の電気系の要部構成を示すブロック図である 第1の実施形態に係る本体側搬送制御処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る定着装置側搬送制御処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る画像形成装置の電気系の要部構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る搬送制御処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態に係る画像形成装置の他の構成例を模式的に示した概略構成図である。
[第1の実施形態]
以下、図面を参照して本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。図1には本実施形態に係る画像形成装置10が示されている。同図に示すように、画像形成装置10は、入力された画像信号に応じた画像を処理対象物としての用紙Pに形成する画像形成装置本体10Aと、画像形成装置本体10Aで用紙Pに形成された画像を用紙Pに定着させる定着装置10Bと、を含んで構成されている。
画像形成装置本体10Aは、感光体ドラム12と、感光体ドラム12の表面を帯電させる帯電器14と、画像を示す画像信号に応じた光を感光体ドラム12の表面に照射することにより当該表面に潜像を形成する露光器18と、感光体ドラム12の表面の静電潜像を現像してトナー像を形成する現像器20と、形成されたトナー像を用紙Pの表面に転写する転写器22と、感光体ドラム12の表面の残存トナー等を除去するクリーニング器24と、感光体ドラム12の表面の残存電位を除去する光除電器26と、転写器22によりトナー像が転写された用紙Pを定着装置10Bへ搬送する第1の搬送ベルト28と、第1の搬送ベルト28の搬送路上に配置され、用紙Pが第1の搬送ベルト28と後述する第2の搬送ベルト40に跨っている状態で当該搬送路上に位置する用紙Pの後端を検出して後端検出信号を出力する後端検出器30(ここでは、光学式センサ)と、感光体ドラム12、帯電器14、露光器18、現像器20、転写器22、クリーニング器24、光除電器26、第1の搬送ベルト28、及び後端検出器30を収容すると共に、第1の搬送ベルト28によって搬送された用紙Pを定着装置10Bへ排出する排出口32Aを有する第1の収容体32と、を備えている。
感光体ドラム12としては、例えば、表面にOPC等よりなる感光体層が被覆された導電性円筒体からなるものが用いられ、モータ13により、矢印A方向に沿って回転駆動される。
帯電器14としては、コロナ放電方式(非接触帯電方式)のスコロトロン帯電器やコロトロン帯電器、ローラ帯電器などの公知の帯電手段が採用される。なお、本実施形態に係る画像形成装置10では、スコロトロン帯電器を採用している。
露光器18としては、半導体レーザ及び走査装置の組み合わせや、光学系からなるレーザ出力装置、LEDヘッド、あるいは、ハロゲンランプなどの公知の露光手段が採用される。露光像の領域、即ちトナー像を形成する感光体ドラム12の表面の位置を、所望に応じて変化させるためには、レーザ出力装置又はLEDヘッドを使用することが好ましく、本実施形態に係る画像形成装置10では、レーザ出力装置を採用している。
現像器20としては、感光体ドラム12の表面に均一なトナー像を形成する機能を有する限り、1成分系、2成分系を問わず、従来公知の現像装置が採用される。ここでは、現像器20に、スチレン系樹脂を含むトナーとキャリアとからなる2成分現像剤が使用され、トナーはプラス(+)極性に帯電している。
転写器22としては、例えば、電圧を印加した導電性又は半導電性のローラ、ブラシ、フィルム、ゴムブレード等を用いて、感光体ドラム12と用紙Pとの間に電界を作り、荷電されたトナーを転写する手段など、従来公知の手段が採用される。ここでは、電圧を印加した導電性のローラを採用している。
クリーニング器24としては、例えば、感光体ドラム12の周面(表面)に摺接するブレード25を備えたものが採用され、光除電器26としては、例えば、タングステンランプ、LEDなどが挙げられ、光除電器26に用いる光質としては、例えば、タングステンランプ等の白色光、LED光等の赤色光などが挙げられる。ここでは、波長660nmのLEDを光源として採用している。
第1の搬送ベルト28は、ゴムや合成樹脂等の弾性材料によって形成された無端状のベルト部材28Aと、ベルト部材28Aを循環駆動させる駆動ローラ28Bと、駆動ローラ28Bと共にベルト部材28Aが張り架けられた従動ローラ28Cと、を含んで構成されている。駆動ローラ28Bは、ステッピングモータ等からなる駆動モータ34によって回転駆動されるようになっている。駆動モータ34の駆動力は、ギア等の駆動伝達機構(図示省略)を介して駆動ローラ28Bに伝達され、駆動ローラ28Bが回転駆動されることによりベルト部材28Aが矢印B方向に駆動される。
一方、定着装置10Bは、第1の収容体32の排出口32Aから排出された用紙Pを受け入れる受入口38Aを有する第2の収容体38と、第2の収容体38に収容され、受入口38Aによって受け入れられた用紙Pを受け取り、受け取った用紙Pを搬送する第2の搬送ベルト40と、第2の収容体38に収容されると共に第2の搬送ベルト40の搬送路上に配置され、用紙Pが第1の搬送ベルト28と第2の搬送ベルト40に跨っている状態で当該搬送路上に位置する用紙Pの先端を検出して先端検出信号を出力する先端検出器42(ここでは、光学式センサ)と、第2の収容体38に収容され、第2の搬送ベルト40によって搬送された用紙Pに形成された画像を用紙Pに定着させる定着器44と、を含んで構成されている。
第2の搬送ベルト40は、ゴムや合成樹脂等の弾性材料によって形成された無端状のベルト部材40Aと、ベルト部材40Aを循環駆動させる駆動ローラ40Bと、駆動ローラ40Bと共にベルト部材40Aが張り架けられた従動ローラ40Cと、を含んで構成されている。駆動ローラ40Bは、ステッピングモータ等からなる駆動モータ46によって回転駆動されるようになっている。駆動モータ46の駆動力は、ギア等の駆動伝達機構(図示省略)を介して駆動ローラ40Bに伝達され、駆動ローラ40Bが回転駆動されることによりベルト部材40Aが矢印C方向に駆動される。
定着器44としては、公知の接触型熱定着装置を採用し、具体的には、例えば、芯金上にゴム弾性層を有し、必要に応じて定着部材表面層を具備した加熱ローラと、芯金上にゴム弾性層を有し、必要に応じて定着部材表面層を具備した加圧ローラとからなる定着部材を具備する熱ローラ定着装置や、定着部材として、このようなローラとローラとの組み合わせを、ローラとベルトとの組み合わせや、ベルトとベルトとの組み合わせに代えた定着装置を採用してもよい。ここでは、定着器44として、加熱ローラ44Aと加圧ローラ44Bとからなる熱ローラ定着装置を採用している。なお、加熱ローラ44Aは、モータ48により、矢印D方向に沿って回転駆動される。
図2は、本第1の実施形態に係る画像形成装置10の電気系の要部構成を示すブロック図である。同図に示すように、画像形成装置本体10Aは、CPU50、ROM(Read Only Memory)52、RAM(Random Access Memory)54、NVM(Non Volatile Memory)56、UI(ユーザ・インタフェース)パネル58、及び外部インタフェース60を含んで構成されている。
ROM52は、画像形成装置本体10Aの作動を制御する制御プログラム、後述する本体側搬送制御処理プログラムや各種パラメータ等を予め記憶する記憶手段として機能するものである。RAM54は、各種プログラムの実行時のワークエリア等として用いられるものである。NVM56は、装置の電源スイッチが切られても保持しなければならない各種情報を記憶するものである。UIパネル58は、ディスプレイ上に透過型のタッチパネルが重ねられたタッチパネルディスプレイ等から構成され、各種情報がディスプレイの表示面に表示されると共に、ユーザがタッチパネルに触れることにより所望の情報や指示が入力される。外部インタフェース60は、定着装置10Bに接続され、定着装置10Bと各種信号の授受を行うためのものである。
CPU50、ROM52、RAM54、NVM56、UIパネル58及び外部インタフェース60は、システムバスBUS1を介して相互に接続されている。従って、CPU50は、ROM52、RAM54、NVM56へのアクセスと、UIパネル58への各種情報の表示と、UIパネル58に対するユーザの操作指示内容の把握と、定着装置10Bからの外部インタフェース60を介した各種信号の受信と、定着装置10Bへの外部インタフェース60を介した各種信号の送信と、を各々行う。
また、画像形成装置本体10Aは、ゼログラフィ方式にて用紙Pに対して画像形成を行う画像形成エンジン部62を含んで構成されている。画像形成エンジン部62は、感光体ドラム12、帯電器14、露光器18、現像器20、転写器22、クリーニング器24、光除電器26、及び第1の搬送ベルト28を含んで構成されている。画像形成エンジン部62もまた、システムバスBUS1に接続されている。従って、CPU50は、画像形成エンジン部62の作動の制御を行う。
また、後端検出器30もシステムバスBUS1に接続されている。従って、CPU50は、後端検出器30から出力される後端検出信号の受信を行う。
また、モータ13,34もモータ制御部64を介してシステムバスBUS1に接続されている。従って、CPU50は、モータ制御部64を介してモータ13,34の駆動制御を行う。
一方、定着装置10Bは、CPU70、ROM(Read Only Memory)72、RAM(Random Access Memory)74、NVM(Non Volatile Memory)76、及び外部インタフェース78を含んで構成されている。
ROM72は、定着装置10Bの作動を制御する制御プログラム、後述する定着装置側搬送制御処理プログラムや各種パラメータ等を予め記憶する記憶手段として機能するものである。RAM74は、各種プログラムの実行時のワークエリア等として用いられるものである。NVM76は、装置の電源スイッチが切られても保持しなければならない各種情報を記憶するものである。外部インタフェース78は、画像形成装置本体10Aの外部インタフェース60に接続され、画像形成装置本体10Aと各種信号の授受を行うためのものである。
CPU70、ROM72、RAM74、NVM76、及び外部インタフェース78は、システムバスBUS2を介して相互に接続されている。従って、CPU70は、ROM72、RAM74、NVM76へのアクセスと、画像形成装置本体10Aからの外部インタフェース78を介した各種信号の受信と、画像形成装置本体10Aへの外部インタフェース78を介した各種信号の送信と、を各々行う。
また、先端検出器42及び定着器44もシステムバスBUS2に接続されている。従って、CPU70は、先端検出器42から出力される先端検出信号の受信と、定着器44の作動の制御と、を各々行う。
また、モータ46,48もモータ制御部80を介してシステムバスBUS2に接続されている。従って、CPU70は、モータ制御部80を介してモータ46,48の駆動制御を行う。
次に、本実施形態に係る画像形成装置10の作用を説明する。
先ず、画像形成装置10の画像形成プロセスを簡単に説明する。図1の矢印A方向に回転する感光体ドラム12は、電圧が印加された帯電器14によって、その表面が一様に帯電される。帯電された感光体ドラム12は露光器18により静電潜像が書き込まれる。感光体ドラム12の表面に書き込まれた静電潜像は、現像器20によりトナー像に現像される。
そして、トナー像は転写器22により、図示しない給紙箱から搬送されてくる用紙Pに転写される。用紙Pは、第1の搬送ベルト28及び第2の搬送ベルト40によって定着器44に搬送され、用紙Pに転写されたトナー像は、定着器44により用紙Pに定着され、その後、用紙Pは装置外に排出される。また、トナー像が用紙Pに転写された後、感光体ドラム12の表面に残留していたトナーはクリーニング器24のブレード25により除去され、次いで光除電器26により除電されて、次の画像形成プロセスに備える。
ところで、定着器44は、熱及び圧力によって用紙P上にトナー像を溶融することにより定着させるものであるため、感光体ドラム12上に形成されたトナー像を用紙Pに静電的に転写する転写器22と異なり、定着にある程度の時間を必要とする。そのため、本実施形態に係る画像形成装置10では、定着器44における用紙Pの搬送速度(以下、必要に応じて「定着速度」という。)が転写器22における用紙Pの搬送速度(以下、必要に応じて「転写速度」という。)よりも遅くなるように制御が行われている。従って、用紙Pの搬送速度が相対的に速い転写器22から、用紙Pの搬送速度が相対的に遅い定着器44に用紙Pを搬送する際に、用紙Pの搬送速度を調整する必要がある。
また、本実施形態に係る画像形成装置10では、第1の搬送ベルト28と第2の搬送ベルト40との間隔が予め定められた間隔に保持されている状態で、画像形成装置本体10Aで複数の用紙Pの各々にトナー画像を形成し、定着装置10Bで当該トナー画像を各用紙Pに定着させる場合、生産性を向上させるために、搬送方向の長さが先端検出器42の検出位置から第1の搬送ベルト28の搬送路上の予め定められた第1の位置(第2の搬送ベルト40の搬送速度を定着速度とし、第1の搬送ベルト28の搬送速度を転写速度としても用紙Pが定着装置10Bに押し込まれない位置)よりも長い用紙Pは、第1の搬送ベルト28及び第2の搬送ベルト40によって転写速度で搬送され、先端検出器42によって用紙Pの先端が検出され、かつ先端が予め定められた第1’の位置(第1の搬送ベルト28及び第2の搬送ベルト40、または第2の搬送ベルト40のみを転写速度から定着速度へ減速を開始し終了したときに、用紙Pの先端が定着装置10Bの手前である位置)に到達したときに第1の搬送ベルト28及び第2の搬送ベルト40によって定着速度で搬送され、後端検出器30によって後端が検出され、かつ後端が上記予め定められた位置に到達したときに第1の搬送ベルト28の搬送速度が転写速度に戻され、後端が予め定められた第2の位置(用紙Pの後端が第2の搬送ベルト40から離れる位置)に到達したときに第2の搬送ベルト40の搬送速度が転写速度に戻される。
しかし、先端検出信号が先端検出器42から出力されてからCPU50に入力されるまでの時間と、後端検出信号が後端検出器30から出力されてからCPU50に入力されるまでの時間との差が大きい場合や、第1の収容体10A及び第2の収容体10Bの少なくとも一方の設置位置が予め定められた設置位置から大きくずれてしまうこと等が原因で第1の搬送ベルト28と第2の搬送ベルト40との間隔が大きくずれてしまった場合(例えば、第1の搬送ベルト28と第2の搬送ベルト40との間隔が上記予め定められた間隔ではない場合)には、CPU50による転写速度から定着速度への減速制御と定着速度から転写速度への復帰制御との順序が入れ替わってしまう場合があり、この場合、CPU50が後の制御で実施した減速制御により定着速度に減速された第1の搬送ベルト28の搬送速度を定着速度から転写速度に復帰させることができなくなってしまう。
そこで、本第1の実施形態に係る画像形成装置10では、第1の搬送ベルト28の搬送速度が転写速度から定着速度に減速された後、転写速度に復帰させることができなくなるという事態の発生を回避するための本体側搬送制御処理及び定着装置側搬送制御処理が実行される。
次に、図3を参照して、本体側搬送制御処理を実行する際の画像形成装置本体10Aの作用を説明する。なお、図3は、画像形成装置本体10Aにて複数の用紙P(以下、必要に応じて「処理対象用紙」ともいう。)の各々に対してトナー画像を転写させ、定着装置10Bにて当該トナー画像を各処理対象用紙に定着させる場合に、画像形成装置本体10AのCPU50によりに実行される本体側搬送制御処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムはROM52の予め定められた領域に予め記憶されている。なお、ここでは、錯綜を回避するために、転写器22が感光体ドラム12上のトナー像を複数の処理対象用紙の各々に対して予め定められた時間間隔を空けて転写しているものとする。
同図のステップ100では、モータ制御部64に対して、第1の搬送ベルト28を転写速度で駆動させるようにモータ34の駆動開始を指示する。これに応じて、モータ制御部64は、第1の搬送ベルト28を転写速度で駆動させるようにモータ34を制御する。
次のステップ102では、後端検出信号を受信したか否かを判定し、否定判定となった場合にはステップ104へ移行する。
ステップ104では、後述する定着装置側搬送制御処理プログラムのステップ204の処理により転送される先端検出信号を受信したか否かを判定し、否定判定となった場合にはステップ102へ戻る一方、肯定判定となった場合にはステップ105へ移行する。ステップ105では処理対象用紙の先端が上記予め定められた第1’の位置に到達したか否かを判定し、否定判定となった場合にはステップ102へ戻る一方、肯定判定となった場合にはステップ106へ移行する。
ステップ106では、モータ制御部64に対して、第1の搬送ベルト28を定着速度で駆動させるようにモータ34の駆動制御を指示する。これに応じて、モータ制御部64は、第1の搬送ベルト28が定着速度で駆動させるようにモータ34を制御する。
次のステップ108では、後端検出信号の受信待ちを行った後、ステップ110へ移行し、処理対象用紙の後端が上記予め定められた第1の位置に到達するまで待機する。なお、本ステップ110では、上記ステップ108で後端検出信号を受信してから、第1の搬送ベルト28及び第2の搬送ベルト40によって予め定められた速度(ここでは、定着速度)で搬送されている処理対象用紙の後端が上記予め定められた第1の位置に到達されるものとして予め画像形成装置10の実機による実験や、画像形成装置10の設計仕様に基づくコンピュータ・シミュレーション等によって得られた時間が経過したことをもって処理対象用紙の後端が上記予め定められた第1の位置に到達したとみなしているが、これに限らず、上記予め定められた第1の位置に到達した処理対象用紙の後端を検出するセンサを用いて処理対象用紙の後端が上記予め定められた第1の位置に到達したことを検出してもよい。
次のステップ112では、モータ制御部64に対して、第1の搬送ベルト28を転写速度で駆動させるようにモータ34の駆動制御を指示する。これに応じて、モータ制御部64は、第1の搬送ベルト28を転写速度で駆動させるようにモータ34を制御する。
一方、ステップ102において肯定判定となった場合には、ステップ114へ移行する。ステップ114では、処理対象用紙の後端が上記予め定められた第1の位置に到達したか否かを判定し、否定判定となった場合にはステップ104へ移行する一方、肯定判定となった場合には、次のステップ116にて、後述する定着装置側搬送制御処理プログラムのステップ204の処理により転送される先端検出信号の受信待ちを行う。
次のステップ118では、第1の搬送ベルト28によって全ての処理対象用紙が搬送されたか否かを判定し、否定判定となった場合にはステップ102へ戻る一方、肯定判定となった場合にはステップ120へ移行する。
ステップ120では、モータ制御部64に対して、第1の搬送ベルト28を停止させるようにモータ34の駆動停止を指示する。これに応じて、モータ制御部64は、第1の搬送ベルト28を停止させるようにモータ34を制御する。
次のステップ122では、第2の搬送ベルト40の停止指示を示す停止指示信号を定着装置10Bへ送信した後、本本体側搬送制御処理プログラムを終了する。
次に、図4を参照して、定着装置側搬送制御処理を実行する際の定着装置10Bの作用を説明する。なお、図4は、複数の処理対象用紙の各々に対してトナー画像を転写させ、当該トナー画像を各処理対象用紙に定着させる際に、定着装置10BのCPU70によりに実行される定着装置側搬送制御処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムはROM72の予め定められた領域に予め記憶されている。なお、ここでは、錯綜を回避するために、転写器22が感光体ドラム12上のトナー像を複数の処理対象用紙の各々に対して予め定められた時間間隔を空けて転写しているものとする。
同図のステップ200では、モータ制御部80に対して、第2の搬送ベルト40を転写速度で駆動させるようにモータ46の駆動開始を指示する。これに応じて、モータ制御部80は、第2の搬送ベルト40を転写速度で駆動させるようにモータ46を制御する。
次のステップ202では、先端検出信号を受信したか否かを判定し、否定判定となった場合にはステップ204からステップ210の処理を実行せずにステップ212へ移行する一方、肯定判定となった場合にはステップ204へ移行する。
ステップ204では、上記ステップ202で受信した先端検出信号を画像形成装置本体10Aへ転送した後、ステップ205へ移行する。ステップ205では、処理対象用紙の先端が予め定められた第1’の位置に到達したか否かを判定し、否定判定となった場合にはステップ202へ戻る一方、肯定判定なった場合にはステップ206へ移行し、モータ制御部80に対して、第2の搬送ベルト40を定着速度で駆動させるようにモータ46の駆動制御を指示する。これに応じて、モータ制御部80は、第2の搬送ベルト40が定着速度で駆動させるようにモータ46を制御する。
次のステップ208では、用紙Pの後端が上記予め定められた第2の位置に到達するまで待機する。なお、本ステップ208では、上記ステップ202で先端検出信号を受信してから、第2の搬送ベルト40によって定着速度で搬送されている処理対象用紙の後端が上記予め定められた第2の位置に到達されるものとして予め画像形成装置10の実機による実験や、画像形成装置10の設計仕様に基づくコンピュータ・シミュレーション等によって得られた時間が経過したことをもって処理対象用紙の後端が上記予め定められた第2の位置に到達したとみなしているが、これに限らず、先端検出器42に処理対象用紙の後端を検出する機能を持たせ、当該先端検出器42によって処理対象用紙の後端が検出されてから第2の搬送ベルト40によって定着速度で搬送されている処理対象用紙の後端が上記予め定められた第2の位置に到達されるものとして予め画像形成装置10の実機による実験や、画像形成装置10の設計仕様に基づくコンピュータ・シミュレーション等によって得られた時間が経過したことをもって処理対象用紙の後端が上記予め定められた第2の位置に到達したとみなしてもよいし、上記予め定められた第2の位置に到達した処理対象用紙の後端を検出するセンサを用いて処理対象用紙の後端が上記予め定められた第2の位置に到達したことを検出してもよい。
次のステップ210では、モータ制御部80に対して、第2の搬送ベルト40を転写速度で駆動させるようにモータ46の駆動制御を指示する。これに応じて、モータ制御部80は、第2の搬送ベルト40を転写速度で駆動させるようにモータ46を制御する。
次のステップ212では、上述した本体側搬送制御処理プログラムの上記ステップ122の処理により送信される停止指示信号を受信したか否かを判定し、否定判定となった場合にはステップ202へ戻る一方、肯定判定となった場合にはステップ214へ移行する。
ステップ214では、モータ制御部80に対して、第2の搬送ベルト40を停止させるようにモータ46の駆動停止を指示した後、本定着装置側搬送制御処理プログラムを終了する。なお、本ステップ214の処理に応じて、モータ制御部80は、第2の搬送ベルト40を停止させるようにモータ46を制御する。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、画像形成装置本体10Aで本体側搬送制御処理を実行すると共に、定着装置10Bで定着装置側搬送制御処理を実行する場合の形態例を挙げて説明したが、本第2の実施形態では、定着装置10Bで定着装置側搬送制御処理を実行せずに、第1の搬送ベルト28の搬送速度が転写速度から定着速度に減速された後、転写速度に復帰させることができないという事態の発生を回避するための搬送制御処理を画像形成装置本体10Aで実行する場合の形態例について説明する。なお、本第2の実施形態では、上記第1の実施形態に係る画像形成装置10と同一の部材については同一の符号を付し、説明を省略する。
図5は、本第2の実施形態に係る画像形成装置10’の電気系の要部構成を示すブロック図である。同図に示すように、画像形成装置10’は、上記第1の実施形態に係る画像形成装置10と比較して、定着装置10Bに代えて定着装置10B’が適用されている点のみが異なっている。
定着装置10B’は、定着装置10Bと比較して、CPU70、ROM72、RAM74、NVM76、外部インタフェース78、及びシステムBUS2が除かれている点、先端検出器42及び定着器44がシステムBUS1に接続されている点、モータ46,48がモータ制御部80を介してシステムBUS1に接続されている点のみが異なっている。
次に、図6を参照して、本第2の実施形態に係る搬送制御処理を実行する際の画像形成装置10’の作用を説明する。なお、図6は、複数の処理対象用紙の各々に対してトナー画像を転写させ、当該トナー画像を各処理対象用紙に定着させる際に、画像形成装置本体10AのCPU50によりに実行される搬送制御処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムはROM52の予め定められた領域に予め記憶されている。なお、ここでは、錯綜を回避するために、転写器22が感光体ドラム12上のトナー像を複数の処理対象用紙の各々に対して予め定められた時間間隔を空けて転写しているものとする。
同図のステップ300では、モータ制御部64に対して、第1の搬送ベルト28を転写速度で駆動させるようにモータ34の駆動開始を指示すると共に、モータ制御部80に対して、第2の搬送ベルト40を転写速度で駆動させるようにモータ46の駆動開始を指示する。これに応じて、モータ制御部64は、第1の搬送ベルト28を転写速度で駆動させるようにモータ34を制御し、モータ制御部80は、第2の搬送ベルト40を転写速度で駆動させるようにモータ46を制御する。
次のステップ302では、後端検出信号を受信したか否かを判定し、否定判定となった場合にはステップ304へ移行し、先端検出信号を受信したか否かを判定し、否定判定となった場合にはステップ302へ戻る一方、肯定判定となった場合にはステップ305へ移行する。ステップ305では処理対象用紙の先端が上記第1の実施形態で説明した予め定められた第1’の位置に到達したか否かを判定し、否定判定となった場合にはステップ302へ戻る一方、肯定判定となった場合にはステップ306へ移行する。
ステップ306では、モータ制御部64に対して、第1の搬送ベルト28を定着速度で駆動させるようにモータ34の駆動制御を指示すると共に、モータ制御部80に対して、第2の搬送ベルト40を定着速度で駆動させるようにモータ46の駆動開始を指示する。これに応じて、モータ制御部64は、第1の搬送ベルト28が定着速度で駆動させるようにモータ34を制御し、モータ制御部80は、第2の搬送ベルト40を定着速度で駆動させるようにモータ46を制御する。
次のステップ308では、後端検出信号の受信待ちを行った後、ステップ310へ移行し、処理対象用紙の後端が上記第1の実施形態で説明した予め定められた第1の位置に到達するまで待機した後、ステップ312へ移行し、モータ制御部64に対して、第1の搬送ベルト28を転写速度で駆動させるようにモータ34の駆動制御を指示した後、ステップ320へ移行する。本ステップ312の処理に応じて、モータ制御部64は、第1の搬送ベルト28を転写速度で駆動させるようにモータ34を制御する。
一方、ステップ302において肯定判定となった場合にはステップ314へ移行する。ステップ314では、処理対象用紙の後端が上記第1の実施形態で説明した予め定められた第1の位置に到達したか否かを判定し、否定判定となった場合にはステップ304へ移行する一方、肯定判定となった場合にはステップ316へ移行し、先端検出信号の受信待ちを行った後、ステップ317へ移行する。ステップ317では、処理対象用紙の先端が上記第1の実施形態で説明した第1’の位置に到達するまで待機した後、ステップ318へ移行する。
ステップ318では、第1の搬送ベルト28の転送速度での駆動を継続させるようにモータ34の駆動制御を指示すると共に、モータ制御部80に対して、第2の搬送ベルト40を定着速度で駆動させるようにモータ46の駆動開始を指示した後、ステップ320へ移行する。本ステップ318の処理に応じて、モータ制御部64は、第1の搬送ベルト28の転送速度での駆動を継続させるようにモータ34を制御し、モータ制御部80は、第2の搬送ベルト40を定着速度で駆動させるようにモータ46を制御する。
ステップ320では、処理対象用紙の後端が上記第1の実施形態で説明した予め定められた第2の位置に到達するまで待機した後、ステップ322へ移行し、モータ制御部80に対して、第2の搬送ベルト40を転写速度で駆動させるようにモータ46の駆動制御を指示する。これに応じて、モータ制御部80は、第2の搬送ベルト40を転写速度で駆動させるようにモータ46を制御する。
次のステップ324では、第1の搬送ベルト28及び第2の搬送ベルト40によって全ての処理対象用紙が定着器44に搬送されたか否かを判定し、否定判定となった場合にはステップ302へ戻る一方、肯定判定となった場合にはステップ326へ移行し、モータ制御部64に対して、第1の搬送ベルト28を停止させるようにモータ34の駆動停止を指示すると共に、モータ制御部80に対して、第2の搬送ベルト40を停止させるようにモータ46の駆動停止を指示した後、本搬送制御処理プログラムを終了する。なお、本ステップ326の処理に応じて、モータ制御部64は、第1の搬送ベルト28を停止させるようにモータ34を制御し、モータ制御部80は、第2の搬送ベルト40を停止させるようにモータ46を制御する。
以上、本発明を上記各実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記各実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の主旨を逸脱しない範囲で上記各実施形態に多様な変更または改良を加えてもよく、当該変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
また、上記各実施形態は、特許請求の範囲に記載された発明を限定するものではなく、また、上記各実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。上記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における状況に応じた組み合わせにより種々の発明が抽出される。上記各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、効果が得られる限りにおいて、この幾つかの構成要件が削除された構成が発明として抽出される。
例えば、上記各実施形態では、用紙Pが第1の搬送ベルト28及び第2の搬送ベルト40によって搬送される場合の形態例を挙げて説明したが、これに限らず、一例として図7に示すように、第1の搬送ベルト28の代わりに、第1の搬送ベルト28と同様の構成の搬送ベルト29A,29Bを並設することにより構成された第1の搬送ベルトユニット29を適用すると共に、第2の搬送ベルト40の代わりに、第2の搬送ベルト40と同様の構成の搬送ベルト41A,41Bを並設することにより構成された第2の搬送ベルトユニット41を適用してもよい。なお、この場合、搬送ベルト29Bは当該ベルトに対して後端が予め定められた位置を通過していなければ搬送ベルト29Aと同期して定着速度へ減速され、上記予め定められた位置を通過していれば転写速度で継続して駆動される。搬送ベルト41Bも同様に、後端が当該ベルトに対して予め定められた位置を通過していなければ搬送ベルト41Aと同期して定着速度へ減速され、上記予め定められた位置を通過していれば転写速度で継続して駆動される。また、第1の搬送ベルト28及び第2の搬送ベルト40の一方の代わりに、用紙Pを搬送方向下流側に受け渡して搬送する複数の搬送ベルトで構成されて搬送ベルトユニットを適用してもよい。
また、上記各実施形態では、第1の搬送ベルト28及び第2の搬送ベルト40を用いた場合の形態例を挙げたが、第1の搬送ベルト28及び第2の搬送ベルト40に代えて、例えば、複数の円筒状部材で用紙Pを搬送方向下流側に受け渡して搬送するようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、画像形成装置本体10Aで感光体ドラム12上のトナー画像を用紙Pに転写させる転写処理(予め定められた第1の処理)を行ってから、トナー画像が転写された用紙Pを定着装置10B(10B’)に搬送し、定着装置1010B(10B’)で当該トナー画像を用紙Pに定着させる定着処理(予め定められた第2の処理)を行う画像形成装置10を例に挙げて説明したが、各々異なる速度で各々異なる処理を行う2つの処理手段の処理速度が速い処理手段から処理速度が遅い処理手段へ処理対象物(例えば、フィルム状部材、板状部材など)を搬送する装置であれば如何なるものであってもよい。
その他、上記各実施形態で説明した画像形成装置10,10Bの構成(図1、図2、及び図5参照。)の構成は一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において状況に応じて変更してもよいことは言うまでもない。
また、上記第1の実施形態で説明した本体側搬送制御処理プログラムの処理の流れ(図3参照。)、上記第1の実施形態で説明した定着装置側搬送制御処理プログラムの処理の流れ(図4参照。)、及び上記第2の実施形態で説明した搬送制御処理プログラムの処理の流れ(図6参照。)も一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよいことは言うまでもない。
10,10’ 画像形成装置
10A 画像形成装置本体
10B,10B’ 定着装置
12 感光体ドラム(像保持体)
22 転写器(第1の処理手段、転写手段)
28 第1の搬送ベルト(第1の搬送手段)
29A,29B,41A,41B 搬送ベルト(搬送体)
30 先端検出器(先端検出手段)
32 第1の収容体
32A 排出口
34 モータ(第1の搬送手段)
38 第2の収容体
38A 受入口
40 第2の搬送ベルト(第2の搬送手段)
42 後端検出器(後端検出手段)
44 定着器(第2の処理手段、定着手段)
46 モータ(第2の搬送手段)
50 CPU(制御手段、第1の制御手段)
70 CPU(第2の制御手段)

Claims (7)

  1. 搬送対象物を搬送すると共に、搬送速度が第1の搬送速度と該第1の搬送速度より遅い第2の搬送速度とに調整可能な第1の搬送手段と、
    前記第1の搬送手段によって前記第1の搬送速度で搬送された搬送対象物を、前記搬送対象物が前記第1の搬送手段によって搬送されている状態で受け取り、受け取った搬送対象物を搬送すると共に、搬送速度が前記第1の搬送速度と前記第2の搬送速度とに調整可能な第2の搬送手段と、
    前記搬送対象物が前記第1の搬送手段と前記第2の搬送手段に跨っている状態で、前記第2の搬送手段の搬送路上に位置する前記搬送対象物の先端を検出して先端検出信号を出力する先端検出手段と、
    前記搬送対象物が前記第1の搬送手段と前記第2の搬送手段に跨っている状態で、前記第1の搬送手段の搬送路上に位置する前記搬送対象物の後端を検出して後端検出信号を出力する後端検出手段と、
    前記先端検出信号及び前記後端検出信号が入力されるように設けられており、前記処理対象物の搬送開始時に前記第1の搬送手段及び前記第2の搬送手段の各々の搬送速度が前記第1の搬送速度になるように制御する第1の制御を行うと共に、前記第1の制御を行っている状態で、入力された後端検出信号に基づいて前記後端が予め定められた位置に到達したことが判定される前に前記先端検出信号に基づいて前記先端が予め定められた位置に到達したことが判定された場合には、前記第1の搬送手段及び前記第2の搬送手段の各々の搬送速度が前記第2の搬送速度になるように制御する第2の制御を行い、前記第2の制御を行っている状態で、前記後端が前記位置に到達したことが判定されたときに前記第1の搬送手段の搬送速度が前記第1の搬送速度になるように制御し、前記第1の制御を行っている状態で、前記後端が前記位置に到達したことが判定された後に前記先端検出信号に基づいて前記先端が予め定められた位置に到達したことが判定された場合には、前記第1の搬送手段の搬送速度が継続して前記第1の搬送速度になり、かつ前記第2の搬送手段の搬送速度が前記第2の搬送速度になるように制御する制御手段と、
    を含む搬送装置。
  2. 前記制御手段は、更に、前記第2の搬送手段の搬送速度が前記第2の搬送速度になるように制御している状態で、前記後端が前記位置より搬送方向下流側の予め定められた位置に到達したことが判定されたときに前記第2の搬送手段の搬送速度が前記第1の搬送速度になるように制御する請求項1記載の搬送装置。
  3. 前記制御手段を、
    前記先端検出信号及び前記後端検出信号が入力されるように設けられており、前記処理対象物の搬送開始時に前記第1の搬送手段の搬送速度が前記第1の搬送速度になるように制御する第3の制御を行うと共に、前記第3の制御を行っている状態で、入力された後端検出信号に基づいて前記後端が前記予め定められた位置に到達したことが判定される前に前記先端検出信号に基づいて前記先端が予め定められた位置に到達したことが判定された場合には、前記第1の搬送手段の搬送速度が前記第2の搬送速度になるように制御する第4の制御を行い、前記第4の制御を行っている状態で、前記後端が前記位置に到達したことが判定されたときに前記第1の搬送手段の搬送速度が前記第1の搬送速度になるように制御し、前記第3の制御を行っている状態で、前記後端が前記位置に到達したことが判定された後に前記先端検出信号に基づいて前記先端が予め定められた位置に到達したことが判定された場合には、前記第1の搬送手段の搬送速度が継続して前記第1の搬送速度になるように制御する第1の制御手段と、
    前記先端検出信号及び前記後端検出信号が入力されるように設けられており、前記処理対象物の搬送開始時に前記第2の搬送手段の搬送速度が前記第1の搬送速度になるように制御する第5の制御を行うと共に、前記第5の制御を行っている状態で、入力された後端検出信号に基づいて前記後端が予め定められた位置に到達したことが判定される前に前記先端検出信号に基づいて前記先端が予め定められた位置に到達したことが判定された場合には、前記第2の搬送手段の搬送速度が前記第2の搬送速度になるように制御し、前記第5の制御を行っている状態で、前記後端が前記位置に到達したことが判定された後に前記先端検出信号に基づいて前記先端が予め定められた位置に到達したことが判定された場合には、前記第2の搬送手段の搬送速度が前記第2の搬送速度になるように制御する第2の制御手段と、で構成した請求項1または請求項2記載の搬送装置。
  4. 前記第1の搬送手段及び前記第2の搬送手段の少なくとも一方は、前記搬送対象物を搬送方向下流側に受け渡して搬送する複数の搬送体を含んで構成される請求項1から請求項3の何れか1項に記載の搬送装置。
  5. 前記第1の搬送手段を収容すると共に、前記第1の搬送手段により搬送された前記搬送対象物を外部に排出する排出口を有する第1の収容体と、
    前記第2の搬送手段を収容すると共に、前記排出口から排出された前記搬送対象物を受け入れて前記第2の搬送手段に受け渡すための受入口を有する第2の収容体と、を更に含む請求項1から請求項4の何れか1項に記載の搬送装置。
  6. 前記第1の搬送手段及び前記第2の搬送手段は、前記搬送対象物に対して前記第1の搬送速度で予め定められた第1の処理を施す第1の処理手段と、前記搬送対象物に対して前記第2の搬送速度で予め定められた第2の処理を施す第2の処理手段との間に介在され、
    前記第1の搬送手段は、前記第1の処理手段により処理が施された前記搬送対象物を受け取り、受け取った搬送対象物を前記第2の搬送手段に搬送し、
    前記第2の搬送手段は、前記第1の搬送手段により搬送された前記搬送対象物を受け取り、受け取った搬送対象物を前記第2の処理手段に搬送する請求項1から請求項5の何れか1項に記載の搬送装置。
  7. 請求項6記載の搬送装置と、
    表面に現像剤により可視化された可視化像が保持される像保持体と、
    前記第1の処理手段として機能すると共に、前記像保持体上の可視化像を前記搬送対象物としての記録媒体へ転写させる転写手段と、
    前記第2の処理手段として機能すると共に、前記可視化像を前記記録媒体に定着させる定着手段と、
    を含む画像形成装置。
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