JP2016102825A - 連続紙印刷装置 - Google Patents

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JP2016102825A JP2014239582A JP2014239582A JP2016102825A JP 2016102825 A JP2016102825 A JP 2016102825A JP 2014239582 A JP2014239582 A JP 2014239582A JP 2014239582 A JP2014239582 A JP 2014239582A JP 2016102825 A JP2016102825 A JP 2016102825A
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純平 柴崎
Junpei Shibazaki
純平 柴崎
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Abstract

【課題】印刷動作再開後の画像印字位置を正確に合わせることが可能であり、印刷動作中断により生じる空白領域を必要最低限に抑えつつ、画像劣化させることなく印刷動作を継続することが可能な連続紙印刷装置の提供。【解決手段】転写材に一次転写された現像剤画像を二次転写部材で連続紙に二次転写し、定着装置で定着させる連続紙印刷装置であって、連続紙の印刷を中断させたとき、連続紙に中断マークを印刷する印刷手段と、二次転写部材と定着装置が備える押圧部材とを連続紙から離間させる離間手段とを有し、中断後に印刷を再開させたとき、連続紙を所定の位置までバックフィードさせる搬送手段と、一次転写された現像剤画像が所定の位置に到達したときに、搬送手段による連続紙の再搬送を制御する制御手段と、中断マークを検出する検出手段とを備え、制御手段は中断マークが検出された後に、二次転写部材と押圧部材との連続紙からの離間を解除する。【選択図】 図1

Description

本発明は、連続紙印刷装置に関するものである。
従来、中間転写方式の連続紙印刷装置において、連続紙の印字中に印字を停止しなければならない場合、中断前の最終画像が定着されたところで印刷動作を停止し、次の印字指示に基づき印刷動作を再開すると、一次転写部から二次転写部までの距離が長いため連続紙に大きな空白領域が発生し、連続紙が無駄になるといった問題があった。
上記問題を解決するため、例えば、特許文献1には、印刷動作再開前に、二次転写ローラを転写ベルトから、押圧ローラを熱ローラから離間後、定着済みのトナー画像の後端部が二次転写部よりも給紙方向へ戻った位置となるまで連続紙をバックフィードさせ、次の印字指示により印刷動作を再開することで空白領域を出来るだけ生じさせないようにする技術が開示されている。
特開2010−97132号公報
しかしながら、従来技術では、印刷動作再開後におけるトナー画像の位置や、連続紙の位置を検出する手段を有しておらず、印刷動作再開後の画像印字位置を正確に合わせることは不可能であった。また、空白領域が短くなるように設定すると、押圧ローラの離間解除タイミングを正確に制御しなければ、定着済みのトナー画像が再度、熱ローラと押圧ローラとからなるニップ部を通過することになり、定着済みのトナー画像に歪みが発生する可能性がある。さらに、連続紙をバックフィードさせる距離は予め固定されており、印刷動作再開前後においてトナー画像を途切れさせたくない場合には対応できないといった問題があった。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、印刷動作再開後の画像印字位置を正確に合わせることが可能であり、印刷動作中断により生じる空白領域を必要最低限に抑えつつ、画像劣化させることなく印刷動作を継続することが可能な連続紙印刷装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明に係る連続紙印刷装置は、転写材に一次転写された現像剤画像を二次転写部材で連続紙に二次転写し、前記連続紙に二次転写された前記現像剤画像を定着装置で定着させる連続紙印刷装置であって、連続紙の印刷を中断させたとき、前記連続紙に中断マークを印刷する印刷手段と、前記二次転写部材と前記定着装置が備える押圧部材とを前記連続紙から離間させる離間手段とを有し、中断後に印刷を再開させたとき、前記連続紙を所定の位置までバックフィードさせる搬送手段と、一次転写された前記現像剤画像が所定の位置に到達したときに、前記搬送手段による前記連続紙の再搬送を制御する制御手段と、前記連続紙上に印刷された前記中断マークを検出する検出手段とを備え、前記制御手段は、前記検出手段により前記中断マークが検出された後に、前記二次転写部材と前記押圧部材との前記連続紙からの離間を解除することを特徴としている。
本発明によれば、印刷動作再開後の画像印字位置を正確に合わせることが可能であり、印刷動作中断により生じる空白領域を必要最低限に抑えつつ、画像劣化させることなく印刷動作を継続することが可能な連続紙印刷装置を提供することができる。
本実施形態に係る連続紙印刷装置の要部構成を説明する概略図である。 連続紙印刷装置の機能構成を説明する機能ブロック図である。 印刷動作中断時における連続紙の停止位置を説明する図である。 本実施形態における印刷動作を説明するフローチャートである。 本実施形態における印刷動作の再開に係る動作を説明する図である。 本実施形態における印刷動作の再開に係る動作を説明する図である。 本実施形態における印刷動作の再開に係る動作を説明する図である。 本実施形態における印刷動作の再開に係る動作を説明する図である。 印刷結果を説明する図である。 本実施形態における印刷動作の再開に係る動作を説明する図である。 本実施形態における印刷動作の再開に係る動作を説明する図である。 本実施形態における印刷動作の再開に係る動作を説明する図である。 本実施形態における印刷動作の再開に係る動作を説明する図である。 印刷結果を説明する図である。 トナー画像の先端位置合わせ処理を実施する場合の動作を説明する図である。 トナー画像の先端位置合わせ処理を実施する場合の動作を説明する図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、本発明は以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
図1は、本実施形態に係る連続紙印刷装置100の要部構成を説明する概略図である。本実施形態に係る連続紙印刷装置100は、画像形成方法として電子写真方式を採用し、当該電子写真方式により形成したトナー画像を中間転写方式により連続紙に転写する画像形成装置である。
図1に示すように、連続紙印刷装置100は、搬送ローラ9,10、二次転写点T、定着装置15、排出ローラ16,17からなり、ロール状に巻回された連続紙8を図1中矢印y方向に搬送する搬送路Sを備え、二次転写点Tの直上には図1中矢印x方向に回転駆動する転写材としての転写ベルト5が張架されている。そして、転写ベルト5の駆動方向上流側から下流側にかけて印刷手段としてのイエローのトナー画像を現像する現像ユニット1、マゼンタのトナー画像を現像する現像ユニット2、シアンのトナー画像を現像する現像ユニット3、ブラックのトナー画像を現像する現像ユニット4が設けられている。
搬送ローラ9,10は、図示せぬ駆動源から伝達された駆動力により回転し、連続紙8を二次転写点Tに挟持搬送する。
二次転写点Tは、従動ローラ12に対向配置された二次転写部材としての二次転写ローラ11からなる。印刷動作時において、二次転写ローラ11は、転写ベルト5を介して従動ローラ12方向に押圧されており、図示せぬ高圧電源から印加された転写電圧により転写ベルト5上のトナー画像を連続紙8に二次転写する。
搬送ローラ10と二次転写点Tとの間には図示せぬ発光手段と、当該発光手段が発した光の反射光を受光する受光手段とを備え、連続紙8上に印字された中断マークを検出する検出手段としての反射センサ18が設けられている。
定着装置15は、連続紙8に転写されたトナー画像に対して熱及び圧力を付与することによりトナー画像を定着させる。定着装置15は、熱ローラ14と、押圧部材としての定着時に当該熱ローラ14を押圧する押圧ローラ13とを備え、当該熱ローラ14と押圧ローラ13とによって形成されるニップ部を連続紙8が通過することにより、熱及び圧力が付与される。熱ローラ14は、例えば、アルミニウム等からなる中空円筒状の芯金をシリコーンゴム等の耐熱弾性層で被覆し、その上をPFA(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)チューブでさらに被覆することによって形成されている。芯金内には、例えば、ハロゲンランプ等の図示せぬ加熱装置が内蔵されており、図示せぬ温度検出手段が検出する熱ローラ14の表面温度に基づき図示せぬ加熱装置のオン・オフを制御することによって、熱ローラ14の表面温度は所定の定着温度に維持される。押圧ローラ13は、例えば、アルミニウム等からなる中空円筒状の芯金をシリコーンゴム等の耐熱弾性層で被覆し、その上をPFAチューブで被覆することによって形成されている。
排出ローラ16,17は、図示せぬ駆動源から伝達された駆動力により回転し、定着装置15を通過した連続紙8を装置外に排出する。
なお、搬送手段としての搬送ローラ9,10、排出ローラ16,17は、印刷動作中断時には、搬送時と逆方向に回転し、連続紙8をバックフィードさせる。このとき、二次転写ローラ11は従動ローラ12から、押圧ローラ13は熱ローラ14からそれぞれ離間する方向に移動する。
転写ベルト5は、駆動ローラ6、従動ローラ7、及び従動ローラ12により張架された無端のベルト部材である。転写ベルト5は、現像ユニット1,2,3,4で現像されたトナー像を担持した状態で二次転写点Tに搬送する。
現像ユニット1,2,3,4は、少なくとも、後述する上位装置から受信した印刷データに基づく静電潜像を担持する像担持体としての感光体ドラム1a,2a,3a,4aと、当該感光体ドラムにトナーを供給することにより、トナー画像を現像する現像剤担持体としての現像ローラ1b,2b,3b,4bとを備える。
感光体ドラム1a,2a,3a,4aは導電性支持体と光導電層とによって構成され、例えば、導電性支持体としてのアルミニウム等の金属シャフトに光導電層としての電荷発生層及び電荷輸送層が順次積層されて構成された有機感光体である。そして、感光体ドラム1a,2a,3a,4aは回転しながら、図示せぬ露光装置から照射された印刷データに基づく光により静電潜像を形成する。
現像ローラ1b,2b,3b,4bは、例えば、ステンレス等の金属シャフトの外周にカーボンブラックを分散させたウレタンゴムを配設し、その表面はイソシアネート処理が施されている。現像ローラ1b,2b,3b,4bは、感光体ドラム1a,2a,3a,4aに対して所定の圧力をもって当接しており、感光体ドラム1a,2a,3a,4a表面に形成された静電潜像に回転しながらトナーを供給しトナー画像を現像する。
なお、感光体ドラム1a,2a,3a,4aには、転写ベルト5を介して一次転写ローラ1c,2c,3c,4cが圧接して設けられている。一次転写ローラ1c,2c,3c,4cには図示せぬ高圧電源が接続されており、各感光体ドラム表面で現像されたトナー画像は、印加された転写電圧により転写ベルト5に一次転写される。
ところで、図1中Cで示す位置Cは、印刷動作中断中に、連続紙8上に印字された中断マークが位置する場所であり、搬送路Sにおいて定着装置15を出てすぐの場所に設定されている。ここで、位置Cから定着装置15中心までの距離をL2、定着装置15中心から二次転写ローラ11中心までの距離をL3、二次転写ローラ11中から反射センサ18までの距離をL4、反射センサ18から図1中Aで示す位置Aまでの距離をL5とする。位置Aは、印刷動作中断後の再開時に、連続紙8をバックフィードした際に中断マークが位置する場所である。また、転写ベルト5上に設けられる図1中Bで示す位置Bは、二次転写ローラ11中心からの距離L4とL5とを加算した距離に等しい位置となるように設定されている。そして、L2、L3、L4、L5を加算した距離をL6とする。
図2は、連続紙印刷装置100の機能構成を説明する機能ブロック図である。本実施形態に係る連続紙印刷装置100は、送受信部101と、制御手段としての制御部102と、画像形成部103と、操作入力部104と、印刷位置設定手段としての中断距離設定部105とを備える。
送受信部101は、例えば、ネットワークカード等のインターフェースカードを備え、LAN(Local Area Network)ケーブルを介して上位装置200と接続される。送受信部101は、制御部102による制御に基づき、上位装置200とのデータ送受を制御する。
制御部102は、例えば、CPU(Central Processing Unit)や、装置ファームウェア等を格納するROM(Read Only Memory)を備え、送受信部101、画像形成部103、操作入力部104、中断距離設定部105等を制御することにより連続紙印刷装置100を統括的に制御する。
画像形成部103は、制御部102による制御に基づき、搬送ローラ9,10、定着装置15,排出ローラ16,17、転写ベルト5、現像ユニット1,2,3,4等を駆動させ、連続紙8に対する印刷動作を行う。
操作入力部104は、例えば、装置情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)等の表示手段や、操作情報の入力を受け付けるタッチパネル等の情報入力手段を備える。
中断距離設定部105は、例えば、フラッシュメモリ等の書き換え可能なメモリ装置を備え、印刷動作中断前の画像後端から印刷動作再開時の画像先端までの距離である中断距離を設定格納する。中断距離は、操作入力部104を介して受け付けてもよいし、後述する上位装置200が備えるドライバソフト201を介して受け付けてもよい。
上位装置200は、例えば、PC(Personal Computer)等の情報端末装置であり、具備する文書、図表作成ソフトウェアによって作成されたアプリケーションデータに基づき連続紙印刷装置100が解釈可能な印刷データを生成するドライバソフト201を備える。
本実施形態に係るドライバソフト201は上記機能に加え、印刷動作再開後に印字を開始するための指標である中断マークを生成し、中断前の画像データ最後部から所定の距離をおいた箇所に付与する。なお、中断マークはドライバソフト201側で生成せず、連続紙印刷装置100の操作入力部104を介してユーザにより入力させて設定し、画像形成部103の機能によって生成する形態とすることも可能である。さらに、ドライバソフト201は、連続紙8の印字開始時及び印字中に、トナー切れや、感光体ドラム1a,2a,3a,4a寿命、廃トナーフル等の印刷動作を一時中断しなければならない要因となるワーニングが発生しているか否かをチェックし、ワーニングが発生した場合にはユーザへ警告と中断マークの再設定指示を出す確認手段及び報知手段を兼ねる。
中断マーク20としては、例えば、図9に示すような5mm*5mm程度の微小なブロックとすることができ、本実施形態においては目立たないイエロー色のベタパターンとする。中断マーク20は反射センサ18にて検出可能な図形であれば如何なる形状でもよく、その形状に制限はない。そして、中断マーク20の有無、大きさ、位置設定は、ドライバソフト201にて設定可能であるものとし、連続紙印刷装置100の操作入力部104を介しても設定可能とする。
中断マーク20は、印刷動作中断前の画像後端から印刷動作再開時の画像先端までの距離である中断距離となる位置に付与される。中断位置を短く設定すれば、連続紙8の空白領域は狭くなるが、あまり短すぎると、定着済みのトナー画像が印刷動作再開時に再度定着装置15を通過することになるため、通常は、上記L2、L3、L4を加算した距離をL1として標準設定する。ただし、ユーザが画像よりも空白領域を問題視する場合には、任意の短い距離を設定することができる。
図3は、印刷動作中断時における連続紙8の停止位置を説明する図である。中断マーク20は、中断前の定着済みトナー画像19の後端19aから中断距離であるL1の距離をおいて印字され、当該位置にて停止している。このとき、二次転写ローラ11は従動ローラ12から、押圧ローラ13は熱ローラ14からそれぞれ離間している。
次に、本実施形態に係る動作について図4のフローチャートを用いて説明する。まず、上位装置200において、ドライバソフト201を介して連続紙8たるロール紙に対する印刷指示が送信されると(ステップS10)、当該ドライバソフト201は、トナー切れや、感光体ドラム1a,2a,3a,4a寿命、廃トナーフル等の印刷動作を一時中断しなければならない要因となるワーニングが発生しているか否かを確認する。
ワーニングが発生していない場合(ステップS11 No)、ドライバソフト201はその旨を連続紙印刷装置100の制御部104に通知する。通知を受けた制御部102は、画像形成部103を制御し、印刷動作を開始させる(ステップS12)。なお、ドライバソフト201は、印刷動作中においてもワーニングの発生を監視し、ワーニングが発生した場合には(ステップS13 Yes)、ドライバソフト201は制御部104に中断指示を与えるとともに、中断距離設定部105に中断時の再開距離(中断距離)が設定されているか否かを確認する。なお、ドライバソフト201は、ステップS11において、ワーニングが発生している場合においても(ステップS11 Yes)、中断距離設定部105に中断距離が設定されているか否かを確認する。
中断距離設定部105に中断距離が設定されている場合(ステップS14 Yes)、ドライバソフト201は、制御部104に印刷指示を与え、指示を受けた制御部104は印刷を開始させる(ステップS16)。一方、中断距離設定部105に中断距離が設定されていない場合(ステップS14 No)、ドライバソフト201は、ユーザに対して中断距離設定値を入力させる(ステップS15)。
印刷動作中に、トナー切れ、感光体ドラム1a,2a,3a,4a寿命、廃トナーフル等、若しくはユーザの指示により印刷中断要求があると(ステップS17 Yes)、ドライバソフト201は、中断マーク20を生成し、中断前の画像データ最後部からL1の距離をおいた箇所に付与する。画像形成部103により連続紙8に中断マーク20が印字されると、制御部102は画像形成部103に対して印刷動作を停止させる(ステップS18)。
ステップS19において中断理由が解除され、ドライバソフト201により印刷再開指示が出されると(ステップS20)、制御部102は、画像形成部103に対して印刷動作を再開する(ステップS21)。
次に、図5、図6、図7、図8、及び図9を用いて印刷動作の再開に係る動作について説明する。図5乃至図9に示す例は、中断マーク20が付与される位置(中断距離)L1をL2、L3、L4を加算した距離とし、中断前のトナー画像が再度定着装置15を通らない場合の印刷動作である。
印刷再開指示を受けた画像形成部103は、図5に示すように、搬送ローラ9,10、排出ローラ16、17等を搬送時の方向とは逆方向に回転させ、連続紙8を図5中矢印z方向にバックフィードする。このとき、二次転写ローラ11は従動ローラ12から、押圧ローラ13は熱ローラ14からそれぞれ離間している。なお、バックフィードさせる距離は、図1で示すL6の距離である。そして、中断マーク20が位置Aの位置に到達した時点で連続紙8のバックフィードは停止する。
図6は、印刷再開後に現像ユニット1,2,3,4によりトナー画像21が現像され、転写ベルト5に一次転写後、図中矢印x方向に搬送されている様子を説明する図である。連続紙8は、トナー画像21の先端21aが位置Bに到達するまでは搬送されず、待機している。そして、トナー画像21の先端21aが位置Bに到達すると、画像形成部103は搬送ローラ9,10、排出ローラ16、17等を搬送時の方向に回転させ、連続紙8の搬送を開始する。
図7は、連続紙8の搬送が図中矢印y方向に開始され、反射センサ18が中断マーク20を検出した際の様子を説明する図である。反射センサ18により中断マーク20が検出されると、画像形成部103は、従動ローラ12に対する二次転写ローラ11の離間を、熱ローラ14に対する押圧ローラ13の離間をそれぞれ解除する。
図8は、転写ベルト5上のトナー画像21が連続紙8に二次転写されている様子を説明する図である。トナー画像21の先端21aが二次転写ローラ11と従動ローラ12とからなる二次転写点Tに到達するタイミングに合わせて図示せぬ高圧電から転写電圧が印加され、転写ベルト5上のトナー画像21が連続紙8に二次転写される。
図9は上記印刷動作による印刷結果を表す図である。トナー画像19の後端19aとトナー画像21の先端21aとの距離が中断距離L1に相当する。上記で説明した例においては、中断前のトナー画像19が再度定着装置15を通過することはないが、空白領域がその分大きい領域となっている。
中断距離L1を0とした場合の印刷動作について図10乃至図14を用いて説明する。中断距離L1を0とする場合、中断マーク20は中断前のトナー画像19の後端19aと重なる位置に重なる位置に印字される。
印刷再開指示を受けた画像形成部103は、図10に示すように、搬送ローラ9,10、排出ローラ16、17等を搬送時の方向とは逆方向に回転させ、連続紙8を図中矢印z方向にバックフィードする。このとき、二次転写ローラ11は従動ローラ12から、押圧ローラ13は熱ローラ14からそれぞれ離間している。そして、中断マーク20が位置Aの位置に到達した時点で連続紙8のバックフィードは停止する。
図11は、印刷再開後に現像ユニット1,2,3,4によりトナー画像21が現像され、転写ベルト5に一次転写後、図中矢印x方向に搬送されている様子を説明する図である。連続紙8は、トナー画像21の先端21aが位置Bに到達するまでは搬送されず、待機している。そして、トナー画像21の先端21aが位置Bに到達すると、画像形成部103は搬送ローラ9,10、排出ローラ16、17等を搬送時の方向に回転させ、連続紙8の搬送を開始する。
図12は、連続紙8の搬送が図中矢印y方向に開始され、反射センサ18が中断マーク20を検出した際の様子を説明する図である。反射センサ18により中断マーク20が検出されると、画像形成部103は、従動ローラ12に対する二次転写ローラ11の離間を、熱ローラ14に対する押圧ローラ13の離間をそれぞれ解除する。
図13は、転写ベルト5上のトナー画像21が連続紙8に二次転写されている様子を説明する図である。トナー画像21の先端21aが二次転写ローラ11と従動ローラ12とからなる二次転写点Tに到達するタイミングに合わせて図示せぬ高圧電から転写電圧が印加され、転写ベルト5上のトナー画像21が連続紙8に二次転写される。
図14は上記印刷動作による印刷結果を表す図である。前述したように、中断距離L1を0とする場合、中断マーク20は中断前のトナー画像19の後端19aと重なる位置に重なる位置に印字されるため、再開後のトナー画像は中断前のトナー画像最後端と同じ位置となり、印刷結果は、図14に示すように、中断前後で切れ目のないものとなる。
上記のように、中断距離L1を0とする場合、トナー画像の先端位置合わせが非常に重要となる。図10乃至図14で示した印刷動作に対し、トナー画像の先端位置合わせ処理を実施する場合の動作を図15及び図16で説明する。
再開後のバックフィード動作や、バックフィードさせる処理、再開後のトナー画像が位置Bまで到達し、連続紙8の搬送を開始させるまでの動作は前記の例と同じである。ここで説明する例においては、反射センサ18により連続紙上の中断マーク20を検出し、当該検出タイミングにより連続紙8の搬送速度を変更する。すなわち、図15に示すように、中断マーク20の検出タイミングと転写ベルト5上のトナー画像21を二次転写タイミングとが等しいか否かを算出及び比較する。そして、正しいタイミングに対し中断マーク20の検出タイミングが遅れている場合は搬送ローラ9,10、排出ローラ16,17の回転速度を加速制御して連続紙8の搬送速度を速くし、中断マーク20の検出タイミングが早い場合は連続紙8の搬送速度を遅くする。タイミングのずれ量と、そのずれ量に対応した搬送速度及びその速度で搬送する時間は予め評価して決定しておく。図16に示すように、速度変更により必要な位置合わせが完了したら、連続紙8の搬送速度を元の搬送速度に戻し、転写ベルト5の速度と連続紙搬送速度とを一致させて、従動ローラ12に対する二次転写ローラ11の離間を、熱ローラ14に対する押圧ローラ13の離間をそれぞれ解除する。
以上のように、連続紙の印刷を中断する際に、中断マークを連続紙の中断前のトナー画像後端から一定距離の位置に印刷し、再開時にはそのマーク位置を検出して二次転写ローラと定着装置の押圧ローラとの離間を解除するように構成したため、中断時の空白領域を必要最低限に抑えながら、定着済みのトナー画像が再度定着装置を通ることを防ぎ、画像劣化させずに印刷を継続することができる。また、中断マークの印刷位置を任意に設定できるようにしたため、ユーザの選択により空白領域をゼロとすることも可能である。
本発明は、連続紙を用いた中間転写方式のFAX、複写機等にも適用可能である。
1,2,3,4 現像ユニット
1a,2a,3a,4a 感光体ドラム
1b,2b,3b,4b 現像ローラ
1c,2c,3c,4c 一次転写ローラ
5 転写ベルト
6 駆動ローラ
7 従動ローラ
8 連続紙
9,10 搬送ローラ
11 二次転写ローラ
12 従動ローラ
13 押圧ローラ
14 熱ローラ
15 定着装置
16,17 排出ローラ
18 反射センサ
19,21 トナー画像
20 中断マーク
100 連続紙印刷装置
101 送受信部
102 制御部
103 画像形成部
104 操作入力部
105 中断距離設定部
200 上位装置
201 ドライバソフト

Claims (4)

  1. 転写材に一次転写された現像剤画像を二次転写部材で連続紙に二次転写し、前記連続紙に二次転写された前記現像剤画像を定着装置で定着させる連続紙印刷装置であって、
    連続紙の印刷を中断させたとき、
    前記連続紙に中断マークを印刷する印刷手段と、
    前記二次転写部材と前記定着装置が備える押圧部材とを前記連続紙から離間させる離間手段とを有し、
    中断後に印刷を再開させたとき、
    前記連続紙を所定の位置までバックフィードさせる搬送手段と、
    一次転写された前記現像剤画像が所定の位置に到達したときに、前記搬送手段による前記連続紙の再搬送を制御する制御手段と、
    前記連続紙上に印刷された前記中断マークを検出する検出手段とを備え、
    前記制御手段は、前記検出手段により前記中断マークが検出された後に、前記二次転写部材と前記押圧部材との前記連続紙からの離間を解除すること
    を特徴とする連続紙印刷装置。
  2. 前記連続紙に対する前記中断マークの印刷位置設定を受付ける印刷位置設定手段を備えること
    を特徴とする請求項1に記載の連続紙印刷装置。
  3. 前記連続紙に対する装置のワーニングを確認する確認手段と、
    前記確認手段により装置のワーニングが確認されるとともに、前記印刷位置設定手段を介して前記中断マークの印刷位置設定が行われていない場合に、利用者に対して前記中断マークの印刷位置設定を促す報知手段とを備えること
    を特徴とする請求項2に記載の連続紙印刷装置。
  4. 前記中断マークの検出タイミングに基づき、前記連続紙の搬送速度を変更する変更手段と備え、
    前記制御手段は、
    前記連続紙の搬送速度と前記転写材の駆動速度とを一致させた後、前記二次転写部材と前記押圧部材との前記連続紙からの離間を解除すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の連続紙印刷装置。
JP2014239582A 2014-11-27 2014-11-27 連続紙印刷装置 Pending JP2016102825A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017223849A (ja) * 2016-06-16 2017-12-21 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP2018180461A (ja) * 2017-04-21 2018-11-15 株式会社沖データ 画像形成装置
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