JP2008122607A - 画像形成装置 - Google Patents

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Hiroyoshi Ogawa
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Abstract

【課題】開閉カバーに設けられた表示部を簡易な構成で見やすくする。
【解決手段】転写ユニット52が回転すると、転写ユニット52の回転力は、リンク部材56によって表示部54に伝達され、表示部54が揺動する。このとき、表示部54は、表示面が上方へ向いた状態で維持されるように、表示部54の手前側が持ち上げられて揺動する。このように、表示部54は、開閉カバー50を開放しても、上向きを向いた状態で維持されるので、開閉カバー50が開放された際でも表示部54が見やすくなる。転写ユニット52と表示部54とをリンク部材56で連結し、転写ユニット52の回転力を利用して表示部54を揺動させるので、別途、表示部54を移動させるための構成を必要とせず、表示部54を簡易な構成で見やすくできる。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
画像形成装置としては、特許文献1に開示される画像形成装置が公知である。特許文献1の画像形成装置は、装置本体を備え、その装置本体には、開閉可能な開閉部としての手差し給紙トレイが設けられている。手差し給紙トレイには、操作ユニットが回転可能に設けられている。操作ユニットの上面には、操作パネル及び表示パネルが設けられている。また、装置本体には、手差し給紙トレイの角度にかかわらず操作パネル及び表示パネルの床面に対する角度を一定に保つ角度維持機構が設けられている。
この角度維持機構は、手差し給紙トレイの支軸に中心を合わせる如く本体に固定された第1歯車と、操作ユニットの支軸に固定された第2歯車と、手差し給紙トレイに回転自在に支持され第1歯車に噛み合う第3歯車と、同じく手差し給紙トレイに回転自在に支持され第2歯車に噛み合う第4歯車と、第3歯車と同軸に固定された第1プーリ及び第4歯車と同軸に固定された第2プーリと、第1プーリおよび第2プーリに巻き掛けられたベルトとから構成されている。
特許文献1の画像形成装置によれば、手差し給紙トレイを開放すると、角度維持機構により表示パネルが回転し、表示パネルの床面に対する角度が一定に保たれるので、表示パネルが見やすくなる。
特開2006−62183号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、機構が複雑となり、部品点数も多いため装置が大型化する。
本発明は、上記事実を考慮し、開閉部に設けられた表示部を簡易な構成で見やすくできる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る画像形成装置は、装置本体に開閉可能に取り付けられた開閉部と、前記装置本体に回転可能に取り付けられ、前記開閉部の開閉中心と異なる回転中心を有し、前記開閉部の開閉に伴って回転する回転部材と、前記開閉部に揺動可能に取り付けられた表示部と、前記回転部材と前記表示部とに連結され、前記開閉部の開閉に伴って前記表示部を揺動させるリンク部材と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、開閉部を開閉すると、この開閉部の開閉に伴って、リンク部材に引っ張られあるいは押されて、表示部が揺動する。
このように、表示部が揺動するので、開閉部が開放された際に表示部が見やすい向きに揺動するように揺動角度を調整することにより、開閉部に設けられた表示部が見やすくなる。また、回転部材と表示部をリンク部材で連結し、回転部材の回転力を利用して表示部を揺動させるので、表示部を簡易な構成で見やすくできる。
本発明の請求項2に係る画像形成装置は、請求項1の構成において、前記表示部は、前記装置本体に遠い側を揺動中心にして、前記装置本体側が揺動することを特徴とする。
この構成によれば、表示部は、装置本体に遠い側を揺動中心にして、装置本体側が揺動するので、異物が表示部と開閉部との間に入りにくい。
本発明の請求項3に係る画像形成装置は、請求項1又は請求項2の構成において、前記開閉部の閉鎖時において、前記表示部を前記装置本体に位置決めする位置決め部を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、表示部は、開閉部の閉鎖時において装置本体に位置決めされるので、操作時においても表示部ががたつくことがない。
本発明の請求項4に係る画像形成装置は、請求項1〜3のいずれか1項の構成において、前記回転部材は、前記開閉部の開閉に伴って開閉する転写ユニットであることを特徴とする。
この構成によれば、開閉部の開閉に伴って、転写ユニットが開閉されるので、転写ユニットの保守作業する際の操作性がよい。
本発明は、上記構成としたので、開閉部に設けられた表示部を簡易な構成で見やすくできる。
〔第1実施形態〕
以下に、本発明の画像形成装置に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。
(画像形成装置の全体構成)
まず、本実施形態に係る画像形成装置10の全体構成について説明する。図1には、画像形成装置10の全体構成が示されている。
本実施形態に係る画像形成装置10は、図1に示すように、装置本体12を備え、装置本体12の下部には、記録媒体としての用紙Pが束状に積層されて収容される給紙トレイ14が配置されている。
この給紙トレイ14の先端側(図1において右端側)の直上には、用紙Pの上面の先端側に接触して回転し、給紙トレイ14から用紙Pを送り出すフィードロール16が配置されている。
また、装置本体12には、給紙トレイ14の先端部から延出して、緩やかに湾曲し、装置前方側(図1において右側)で上方へ向かって略垂直に延びる第1搬送路22が形成されている。
この第1搬送路22に沿って、用紙搬送方向の上流側から順に、用紙Pを挟持搬送する複数(例えば、2つ)の搬送ロール対24、画像が形成される用紙Pを静電吸着して搬送する無端状の搬送ベルト26が配置されている。
搬送ベルト26は、上方に配置された張架ローラ27と、下方に配置された張架ローラ29に張架されており、張架ローラ27及び張架ローラ29のいずれかが、所定方向(図1において、時計回り方向)へ回転駆動することにより、搬送ベルト26が所定方向(図1において、時計回り方向)へ回転(循環駆動)する。
この搬送ベルト26の用紙搬送方向上流側には、搬送ベルト26の表面上を帯電させると共に、搬送ベルト26へ静電吸着される用紙Pを搬送ベルト26へ押し当てる帯電ロール31が搬送ベルト26に隣接して設けられている。
また、第1搬送路22を間に挟んで、搬送ベルト26に対向する横方向には、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色に対応した複数のプロセスカートリッジ28Y、28M、28C、28Kが、第1搬送路22に沿って、装置本体12に略垂直方向へ縦列配置されている。
各プロセスカートリッジ28Y、28M、28C、28Kには、それぞれ、所定方向(図1において反時計回り方向)へ回転する感光体ドラム30が設けられている。
感光体ドラム30の周囲には、感光体ドラム30の回転方向上流側から順に、それぞれ、感光体ドラム30の表面を帯電させる帯電ローラ32と、帯電した感光体ドラム30の表面を露光して感光体ドラム30の表面に静電潜像を形成する露光装置34と、感光体ドラム30の表面に形成された静電潜像へトナーを付着させて現像する現像ローラ36と、が設けられている。
この帯電ローラ32及び現像ローラ36は、各プロセスカートリッジ28Y、28M、28C、28Kに、それぞれ、設けられている。
感光体ドラム30に対向する横方向には、搬送ベルト26の内周側に、それぞれ、感光体ドラム30の表面に形成されたトナー画像を用紙Pへ所定の転写位置で転写する転写装置38が設けられている。
搬送ベルト26より用紙搬送方向下流側には、転写されたトナー画像を用紙Pへ定着させる定着装置40、用紙Pを挟持搬送する搬送ロール対42、用紙Pを排出トレイ20へ排出する排出ロール対44が、この順で配置されている。
また、片面に画像が形成された用紙Pを反転させて、再び第1搬送路22へ送り戻すための第2搬送路46が、搬送ベルト26を挟んで第1搬送路22に対向して形成されている。
この第2搬送路46には、用紙Pを下方へ挟持搬送する複数(例えば、3つ)の搬送ロール対48が配置されており、両面に画像を形成する際には、片面に画像が形成された用紙Pは、排出ロール対44によりスイッチバックされて第2搬送路46に導かれ、複数の搬送ロール対48によって下方へ搬送され、第1搬送路22へ送り戻される。
次に、本実施形態に係る画像形成装置における、画像を形成する画像形成動作について説明する。
本実施形態に係る画像形成装置において、用紙Pへ画像を形成する場合は、まず給紙トレイ14から取り出された用紙Pが、複数の搬送ロール対24によって搬送路22を上方へ搬送され、搬送ベルト26へ送り込まれる。搬送ベルト26へ送り込まれた用紙Pは、帯電ロール31によって搬送ベルト26へ押し当てられると共に、帯電する搬送ベルト26に静電吸着されて、上方へ搬送され、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色に対応した所定の転写位置へ順次送り込まれる。
所定の転写位置へ送り込まれた用紙Pは、感光体ドラム30上に形成された各色のトナー画像が転写装置38によって転写され、フルカラー画像が形成される。さらに定着装置40へ搬送され、転写されたトナー画像が定着装置40により定着される。用紙Pの片面へのみ画像を形成する場合は、トナー画像が定着された後、用紙Pは排出ロール対44により排出トレイ20へ排出される。
用紙Pの両面へ画像を形成する場合には、片面に画像が形成された後、用紙Pは、排出ロール対44でスイッチバックされ、反転して第2搬送路46へ送り込まれる。さらに、第2搬送路46から再び第1搬送路22へ送り込まれ、反対面側に上記と同様に画像が形成され、用紙Pの両面へ画像が形成される。以上のように、一連の画像形成動作が行われる。
(表示部を揺動させる揺動機構)
次に、本実施形態に係る表示部54を揺動させる揺動機構について説明する。図2には、本実施形態に係る開閉カバー50及び転写ユニット52を開放した状態が示されている。なお、図2は、搬送ロール対48の一部を省略して図示している。
図3(A)及び図4(A)には、開閉カバー50及び転写ユニット52を閉じた状態における表示部54及び表示部カバー58の位置(向き)が、概略的に示されている。また、図3(B)及び図4(B)には、開閉カバー50及び転写ユニット52を開放した状態における表示部54及び表示部カバー58の位置(向き)が、概略的に示されている。
図5は、開閉カバー50及び転写ユニット52の開閉角度に応じた表示部54の位置を示す側面図であり、(A)は、開閉カバー50及び転写ユニット52を閉じた場合を示し、(B)は、開閉カバー50及び転写ユニット52を途中まで開放した場合を示し、(C)は、開閉カバー50及び転写ユニット52を全開した場合を示す。
なお、説明の便宜上、開閉カバー50が開放される方向を手前側として、開閉カバー50が閉じられる方向を奥側として説明する(図3参照)。
画像形成装置10は、図2に示すように、装置本体12に開閉可能に取り付けられた開閉部としての開閉カバー50を備えている。開閉カバー50には、表示部54が設けられており、この表示部54は、開閉カバー50と一体に開閉される。
開閉カバー50と装置本体12との間には、装置本体12に回転可能に取り付けられた回転部材としての転写ユニット52が設けられている。転写ユニット52には、搬送ロール対48、搬送ベルト26及び転写装置38が設けられており、搬送ロール対48、搬送ベルト26及び転写装置38は転写ユニット52と一体に回転して開閉される。
開閉カバー50は、図3(A)及び図3(B)に示すように、下部の奥側の部位が、軸部51によって装置本体12の下部に取り付けられて、装置本体12に回転可能に支持されている。これにより、開閉カバー50は、軸部51を開閉中心(回転中心)として開閉されるようになっている。
開閉カバー50は、装置本体12側から装置外側へ(図2及び図3(B)においてA方向へ)回転して、開位置へ傾倒することにより、装置本体12の内部及び第1搬送路22を開放する(図3(B)参照)。第1搬送路22が開放されることにより、第1搬送路22で用紙詰まり(ジャム)を起こした用紙Pを取り除くことができる。
また、開閉カバー50は、装置内部を開放した状態から、装置本体12側へ(図2及び図3(B)においてB方向へ)回転して、閉位置へ縦立することにより、装置内部を閉鎖する(図3(A)参照)。
転写ユニット52は、図3(A)に示すように、下部の手前側の部位が、軸部53によって装置本体12の下部に取り付けられて、装置本体12に回転可能に支持されている。転写ユニット52は、開閉カバー50の開閉中心と異なる回転中心を有しており、上端付近に設けられたスライド部72が、開閉カバー52に設けられたスライド溝70にスライド可能に連結している。したがって、開閉カバー50の開閉に伴って転写ユニット52のスライド部72が、開閉カバー52のスライド溝70に沿ってスライドし、回転中心を支点として開閉するようになっている。すなわち、転写ユニット52は、開閉カバー50の開閉動作に連動して開閉され、開閉カバー50の開放角度が大きくなるのに伴って、開放角度(回転角度)が大きくなる構成となっている。
転写ユニット52は、装置本体12側から装置外側へ(図2及び図3(B)においてA方向へ)回転して、開位置へ傾倒することにより、装置本体12の内部及び第1搬送路22を開放する(図3(B)参照)。第1搬送路22が開放されることにより、第1搬送路22で用紙詰まり(ジャム)を起こした用紙Pを取り除くことができる。また、装置内部が開放されることにより、各プロセスカートリッジ28Y、28M、28C、28Kの交換や装置本体12の内部に構成部品の保守点検が可能となる。
また、転写ユニット52は、装置内部を開放した状態から、装置本体12側へ(図2及び図3(B)においてB方向へ)回転して、閉位置へ縦立することにより、装置内部を閉鎖する(図3(A)参照)。
また、開閉カバー50の上部の奥側には、表示部54の奥側の部位が軸部55によって揺動可能に取り付けられており、軸部55を揺動中心として揺動するようになっている。
これにより、表示部54は、奥側(装置本体側)を支点にして、手前側(装置本体から遠い側)が揺動する。
この表示部54は上面に表示画面を有しており、その表示画面に操作指示や警告表示等の内容が表示され、オペレータに報知するように構成されている。
開閉カバー50には、表示部54を覆う表示部カバー58が設けられている。表示部カバー58には、図4(A)に示すように、ウィンドウ60が設けられており、このウィンドウ60を通じて、表示部54が視認できるようになっている。表示部カバー58は、その奥側に部位が、軸部55によって表示部54と同軸上に揺動可能に支持されている。
表示部54の手前側には、リンク部材56の一端部が軸部57によって連結されており、リンク部材56の他端部は、軸部59によって転写ユニット52の上部の奥側に連結されている。
リンク部材56は、転写ユニット52の回転に伴って表示部54を押して表示部54を揺動させるように構成されている。また、転写ユニット52の開放角度が大きくなるのに伴って、表示部54の手前側を持ち上げる方向へ揺動させるように、リンク部材56の長さ、リンク部材56の表示部54への連結位置及びリンク部材56の転写ユニット52への連結位置が調整されており、図5(A)、(B)、(C)に示すように、開閉カバー50の開放角度に応じて、表示部54は向きを変える。なお、表示部54及び表示部カバー58は一体的に揺動するようになっている。
次に、上記の第1実施形態について作用を説明する。
本実施形態では、開閉カバー50を開放すると、この開閉カバー50の開放動作に伴って、転写ユニット52が回転して開放される。転写ユニット52が回転すると、リンク部材56によって表示部54が押され、表示部54が揺動する。このとき、表示部54は、表示面が上方へ向いた状態で維持されるように、表示部54の手前側が持ち上げられて揺動する。
また、開閉カバー50の開放角度が大きくなると、転写ユニット52の開放角度(回転角度)も大きくなり、これに伴って、表示部54の揺動角度も大きくなる。
このように、表示部54は、開閉カバー50を開放しても、上向きを向いた状態で維持されるので、開閉カバー50が開放された際でも表示部54が見やすくなる。これにより、開閉カバー50を開放して装置内部の保守作業や用紙詰まりの処理する際に、表示部54を見ながら作業ができる。従って、表示部54の紙詰まりが発生した場所や、保守作業の作業手順等の表示内容を確認しながら作業が行え、作業性が向上する。
また、本実施形態では、転写ユニット52と表示部54とをリンク部材56で連結し、転写ユニット52を利用して表示部54を揺動させるので、別途、表示部54を移動させるための構成を必要とせず、表示部54を簡易な構成で見やすくできる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一の機能を有する部分には同一の符号を付し、説明を省略する。また、画像形成装置の全体構成は、第1実施形態と同一であるので、説明を省略する。
図6(A)及び図7(A)には、本実施形態に係る開閉カバー50及び転写ユニット52を閉じた状態における表示部54及び表示部カバー58の位置(向き)が、概略的に示されている。また、図6(B)及び図7(B)には、開閉カバー50及び転写ユニット52を開放した状態における表示部54及び表示部カバー58の位置(向き)が、概略的に示されている。
図8は、開閉カバー50及び転写ユニット52の開閉角度に応じた表示部54の位置を示す側面図であり、(A)は、開閉カバー50及び転写ユニット52を閉じた場合を示し、(B)は、開閉カバー50及び転写ユニット52を途中まで開放した場合を示し、(C)は、開閉カバー50及び転写ユニット52を全開した場合を示す。
図9は、本実施形態に係る位置決め部を示す側面図であり、(A)は、開閉カバー50及び転写ユニット52を閉じた場合を示し、(B)は、開閉カバー50及び転写ユニット52を開放した場合を示す。
なお、説明の便宜上、開閉カバー50が開放される方向を手前側として、開閉カバー50が閉じられる方向を奥側として説明する(図6参照)。
第2実施形態は、第1実施形態における表示部54の揺動機構を変形したものであり、図6(A)及び図6(B)に示すように、第2実施形態における開閉カバー50は、下部の手前側の部位が、軸部51によって装置本体12の下部に取り付けられて、装置本体12に回転可能に支持されている。これにより、開閉カバー50は、軸部51を開閉中心(回転中心)として開閉されるようになっている。
開閉カバー50は、第1実施形態と同様に、装置本体12側から装置外側へ(図6及び図7においてA方向へ)回転して、開位置へ傾倒することにより、装置本体12の内部及び第1搬送路22を開放する(図6(B)参照)。第1搬送路22が開放されることにより、第1搬送路22で用紙詰まり(ジャム)を起こした用紙Pを取り除くことができる。
また、開閉カバー50は、装置内部を開放した状態から、装置本体12側へ(図6及び図7においてB方向へ)回転して、閉位置へ縦立することにより、装置内部を閉鎖する(図6(A)参照)。
転写ユニット52は、図6(A)に示すように、下部の奥側の部位が、軸部53によって装置本体12の下部に取り付けられて、装置本体12に回転可能に支持されている。転写ユニット52は、開閉カバー50の開閉中心と異なる回転中心を有しており、上端付近に設けられたスライド部としての軸部59が、開閉カバー52に設けられたスライド溝64にスライド可能に連結している。したがって、開閉カバー50の開閉に伴って転写ユニット52の軸部59が、開閉カバー52のスライド溝64に沿ってスライドし、回転中心を支点として開閉するようになっている。すなわち、転写ユニット52は、開閉カバー50の開閉動作に連動して開閉され、開閉カバー50の開放角度が大きくなるのに伴って、開放角度(回転角度)が大きくなる構成となっている。
転写ユニット52は、装置本体12側から装置外側へ(図6(B)においてA方向へ)回転して、開位置へ傾倒することにより、装置本体12の内部及び第1搬送路22を開放する(図6(B)参照)。第1搬送路22が開放されることにより、第1搬送路22で用紙詰まり(ジャム)を起こした用紙Pを取り除くことができる。また、装置内部が開放されることにより、各プロセスカートリッジ28Y、28M、28C、28Kの交換や装置本体12の内部に構成部品の保守点検が可能となる。
また、転写ユニット52は、装置内部を開放した状態から、装置本体12側へ(図6(B)においてB方向へ)回転して、閉位置へ縦立することにより、装置内部を閉鎖する(図6(A)参照)。
また、開閉カバー50の上部の手前側には、表示部54が軸部55によって揺動可能に取り付けられており、軸部55を揺動中心として揺動するようになっている。
この表示部54は、側面から見ると(図6参照)、手前側で屈曲したL字形状をしており、表示部54の手前側の下部が軸部55で支持されている。これにより、表示部54は、手前側(装置本体から遠い側)の部位を揺動中心にして、奥側(装置本体側)の部位が揺動する。
この表示部54は上面に表示画面を有しており、その表示画面に操作指示や警告表示等の内容が表示され、オペレータに報知するように構成されている。
開閉カバー50には、表示部54を覆う表示部カバー58が設けられている。表示部カバー58には、図6(A)に示すように、ウィンドウ60が設けられており、このウィンドウ60を通じて、表示部54が視認できるようになっている。表示部カバー58は、その手前側に部位が、軸部55によって表示部54と同軸上に揺動可能に支持されている。
表示部54の奥側には、リンク部材56の一端部が軸部57によって連結されており、リンク部材56の他端部は、軸部59によって転写ユニット52の上部の奥側に連結されている。
軸部59は、転写ユニット52に形成されたスライド溝64に、スライド可能に係合している。スライド溝64は円弧状に湾曲しており、転写ユニット52が閉じている状態において、軸部59はスライド溝64の下端部に位置し(図6(A)及び図8(A)参照)、転写ユニット52が所定角度以上開放されると、軸部59はスライド溝64の上端部にスライド移動する(図8(C)参照)。
リンク部材56は、転写ユニット52の回転に伴い表示部54を引っ張って表示部54を揺動させるように構成されている。また、転写ユニット52の開放角度が大きくなるのに伴って、表示部54の奥側を下げる方向へ揺動させるように、リンク部材56の長さ、リンク部材56の表示部54への連結位置及びリンク部材56の転写ユニット52への連結位置が調整されており、図8(A)、(B)、(C)に示すように、開閉カバー50の開放角度に応じて、表示部54は向きを変える。
また、図9(A)、(B)に示すように、開閉カバー50の閉鎖時において、表示部54が位置決めされる位置決め部66が設けられている。位置決め部66は、開閉カバー50が閉じられた際に、その上面が表示部54の下面に当たり、表示部54の移動を規制することにより、表示部54を位置決めする(図9(A)参照)。開閉カバー50が開放されると、表示部54は位置決め部66から外れ、位置決め状態が解除させる(図9(B)参照)。
なお、表示部54及び表示部カバー58は一体的に揺動するようになっている。また、本実施形態では、表示部54の奥側が下方へ下げられるので、下げられた表示部54と干渉しないように、開閉カバー50は一部が切り欠けられた切欠部が形成されている。
次に、上記の第2実施形態について作用を説明する。
本実施形態では、開閉カバー50を開放すると、この開閉カバー50の開放動作に伴って、転写ユニット52が回転して開放される。転写ユニット52が回転すると、転写ユニット52の回転に伴って、リンク部材56によって表示部54が引っ張られ、表示部54が揺動する。このとき、表示部54は、表示面が上方へ向いた状態で維持されるように、表示部54の奥側が下げられて揺動する。
また、開閉カバー50の開放角度が大きくなると、転写ユニット52の開放角度(回転角度)も大きくなり、これに伴って、表示部54の揺動角度も大きくなる。
このように、表示部54は、開閉カバー50を開放しても、上向きを向いた状態で維持されるので、開閉カバー50が開放された際でも表示部54が見やすくなる。これにより、開閉カバー50を開放して装置内部の保守作業や用紙詰まりの処理する際に、表示部54を見ながら作業ができる。従って、表示部54の紙詰まりが発生した場所や、保守作業の作業手順等の表示内容を確認しながら作業が行え、作業性が向上する。
また、本実施形態では、表示部54は、装置本体12に遠い側の部位を揺動中心にして、装置本体12側の部位が揺動するので、表示部54と開閉カバー50との隙間が大きく開くことがなく、異物が表示部54と開閉カバー50との間に入りにくい。
また、本実施形態では、開閉カバー50の閉鎖時において、表示部54は装置本体12に位置決めされるので、操作時にも表示部54ががたつくことがない。
また、本実施形態では、転写ユニット52と表示部54とをリンク部材56で連結し、転写ユニット52を利用して表示部54を揺動させるので、別途、表示部54を移動させるための構成を必要とせず、表示部54を簡易な構成で見やすくできる。
なお、上記実施形態では、回転部材として転写ユニットを用いたが、これに限られず、例えば、転写装置等を有さない開閉カバーであってもよく、装置本体12に回転可能に取り付けられた回転部材であれば構わない。
本発明は、本実施形態に限るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変形、変更、改良が可能である。
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す図である。 図2は、第1実施形態に係る画像形成装置において、開閉カバー及び転写ユニットを開放した状態を示す図である。 図3(A)は、第1実施形態に係る開閉カバー及び転写ユニットを閉じた状態における表示部及び表示部カバーの位置(向き)を示すが概略図であり、図3(B)は、本実施形態に係る開閉カバー及び転写ユニットを開放した状態における表示部及び表示部カバーの位置(向き)を示す概略図である。 図4(A)は、第1実施形態に係る開閉カバー及び転写ユニットを閉じた状態における表示部及び表示部カバーの位置(向き)を概略的に示すが斜視図であり、図4(B)は、本実施形態に係る開閉カバー及び転写ユニットを開放した状態における表示部及び表示部カバーの位置(向き)を概略的に示す斜視図である。 図5は、第1実施形態に係る開閉カバー及び転写ユニットの開閉角度に応じた表示部の位置を示す側面図であり、(A)は、開閉カバー及び転写ユニットを閉じた場合を示し、(B)は、開閉カバー及び転写ユニットを途中まで開放した場合を示し、(C)は、開閉カバー及び転写ユニットを全開した場合を示す。 図6(A)は、第2実施形態に係る開閉カバー及び転写ユニットを閉じた状態における表示部及び表示部カバーの位置(向き)を示すが概略図であり、図6(B)は、本実施形態に係る開閉カバー及び転写ユニットを開放した状態における表示部及び表示部カバーの位置(向き)を示す概略図である。 図7(A)は、第2実施形態に係る開閉カバー及び転写ユニットを閉じた状態における表示部及び表示部カバーの位置(向き)を概略的に示すが斜視図であり、図7(B)は、本実施形態に係る開閉カバー及び転写ユニットを開放した状態における表示部及び表示部カバーの位置(向き)を概略的に示す斜視図である。 図8は、第2実施形態に係る開閉カバー及び転写ユニットの開閉角度に応じた表示部の位置を示す側面図であり、(A)は、開閉カバー及び転写ユニットを閉じた場合を示し、(B)は、開閉カバー及び転写ユニットを途中まで開放した場合を示し、(C)は、開閉カバー及び転写ユニットを全開した場合を示す。 図9は、第2実施形態に係る位置決め部を示す側面図であり、(A)は、開閉カバー及び転写ユニットを閉じた場合を示し、(B)は、開閉カバー及び転写ユニットを開放した場合を示す。
符号の説明
10 画像形成装置
12 装置本体
50 開閉カバー(開閉部)
52 転写ユニット(回転部材)
54 表示部
56 リンク部材
66 位置決め部

Claims (4)

  1. 装置本体に開閉可能に取り付けられた開閉部と、
    前記装置本体に回転可能に取り付けられ、前記開閉部の開閉中心と異なる回転中心を有し、前記開閉部の開閉に伴って回転する回転部材と、
    前記開閉部に揺動可能に取り付けられた表示部と、
    前記回転部材と前記表示部とに連結され、前記開閉部の開閉に伴って前記表示部を揺動させるリンク部材と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記表示部は、前記装置本体に遠い側を揺動中心にして、前記装置本体側が揺動することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記開閉部の閉鎖時において、前記表示部を前記装置本体に位置決めする位置決め部を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記回転部材は、前記開閉部の開閉に伴って開閉する転写ユニットであることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013140199A (ja) * 2011-12-28 2013-07-18 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2014197049A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 セイコーエプソン株式会社 記録装置及び画像読取装置

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