JP6635773B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ジャム処理時に用紙の落下、散乱を防止することができる画像形成装置に関する。
従来から、複写機等の画像形成装置には、裏面排紙や両面印刷のために用紙の表裏を反転するための反転搬送部が設けられている。反転搬送部は、用紙を鉛直方向に搬送する搬送路を有し、搬送路の両側の用紙案内壁に設けられたローラ対によって用紙を挟持搬送し、用紙をスイッチバックさせることによって表裏を反転させるものである。また、反転搬送部は、ジャム発生時に搬送路内に残留した用紙を取り除きやすくするために、例えば、一方の案内壁が画像形成装置の開閉扉の内側に形成された開閉可能な構造になっている。
開閉可能な構造の反転搬送部では、ジャム処理時に一方の案内壁が開放されると、ローラ対による用紙の挟持が解除され、搬送路内に残留していた用紙が落下する。その結果、用紙が画像形成装置外に散乱したり、装置内であってもユーザが取り出し難い場所に入り込むなどの問題がある。このため、開閉可能な反転搬送部は、画像形成装置におけるジャム処理性能を低下させる要因になっていた。
ところで、反転搬送部における案内壁が開放されることによって用紙が落下する原因は、搬送路内のローラ対の一方が開閉可能な案内壁に設けられており、案内壁が開放されると用紙を挟持し続けることができないことにある。このような課題に対し、別途、用紙を押さえる押させ部材を設け、案内壁の開放に連動して押させ部材を、用紙を押さえる位置まで移動させることによって、用紙(シート)の落下を防止するシート搬送装置又は画像形成装置が提案されている(特許文献1)。
特開2000−247525号公報
しかしながら、上記従来技術は、反転搬送部に新たな機構を追加する必要があるために、そのための専用スペースが必要になり、コストアップにつながるという問題がある。
本発明は、特別な機構を追加することなく、ジャム処理時におけるシートの落下を防止することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1記載の画像形成装置は、シートがスイッチバックで搬送される鉛直方向の領域を有する第1の搬送路と、開閉可能であり、閉じた状態で前記第1の搬送路の案内壁を構成する扉と、前記第1の搬送路に設けられ、前記扉が閉じた状態でシートを挟持して搬送し、前記扉が開いた状態では離間される第1のローラ対と、前記第1の搬送路に接続され、前記第1の搬送路からスイッチバックの反転後に搬送されてくるシートが下流側に搬送される第2の搬送路と、前記第2の搬送路に設けられ、シートを挟持して搬送すると共に、前記扉が開いた状態でもシートを挟持し続けることができる第2のローラ対と、前記第2のローラ対よりも下流側でジャムが発生した場合、前記第1のローラ対を用いて前記第1の搬送路内に残留するシートを前記第2の搬送路に搬入して前記第2のローラ対で挟持するように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2記載の画像形成装置は、シートが搬送される第1の搬送路と、開閉可能であり、閉じた状態で前記第1の搬送路の案内壁を構成する扉と、前記第1の搬送路に設けられ、前記扉が閉じた状態でシートを挟持して搬送し、前記扉が開いた状態では離間される第1のローラ対と、前記第1の搬送路に接続され、前記第1の搬送路から搬送されてくるシートが下流側に搬送される第2の搬送路と、前記第2の搬送路に設けられ、シートを挟持して搬送すると共に、前記扉が開いた状態でもシートを挟持し続けることができる第2のローラ対と、前記第2のローラ対よりも下流側でジャムが発生した場合、前記第1のローラ対を用いて前記第1の搬送路内に残留するシートを前記第2の搬送路に搬入して前記第2のローラ対で挟持するように制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記ジャム発生時に、前記第2のローラ対の近傍にシートが存在する場合、前記第1の搬送路内に残留するシートの前記第2の搬送路への搬送を行わないことを特徴とする。
本発明によれば、ジャム発生時に、第1のローラ対を用いて第1の搬送路内に残留するシートを第2の搬送路に搬入して第2のローラ対で挟持するように制御するので、特別な機構を追加することなく、ジャム処理時における用紙の落下を防止することができる。
実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示す断面図である。 図1の画像形成装置における反転搬送部の拡大断面図である。 図1の画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。 図1の画像形成装置の左扉の開閉状態を示す図であり、図4(a)は左扉が閉じられた状態を示し、図4(b)は左扉が開かれた状態を示す。 反転搬送部の構造とジャム発生時のシート残留状態を説明するための図である。 図1の画像形成装置で実行されるジャム処理の手順を示すフローチャートである。 片面印刷反転排紙時に排紙搬送路でジャムが発生した際のシート残留状態を示す図である。 両面印刷時に排紙搬送路でジャムが発生した際のシート残留状態を示す図である。 両面印刷時に定着搬送路でジャムが発生した際のシート残留状態を示す図である。 両面印刷時に両面搬送路でジャムが発生した際のシート残留状態を示す図である。
以下、実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、実施の形態に係る画像形成装置100の概略構成を示す断面図である。この画像形成装置100は、中間転写ベルトの水平部に沿って複数の画像形成ステーションが直列状に配置されたタンデム型中間転写方式の画像形成装置である。画像形成装置100は、装置本体上部の画像形成部と、その下方の中間転写部、及び給紙部と、給紙部からのシートを搬送するシート搬送部とで主として構成されている。画像形成装置100は、例えば、外部機器から送信される画像信号に応じて、電子写真方式によりシートSにフルカラー画像を形成する。
図1において、画像形成装置100の画像形成部は、それぞれイエロー、マゼンダ、シアン、ブラックのトナー像を形成する画像形成ステーション1Y、1M、1C、1Kを備えている。各画像形成ステーション1Y、1M、1C、1Kは、それぞれ感光ドラム11Y、11M、11C、11Kを備えている。
感光ドラム11Y〜11Kの周囲には、対応する感光ドラム11Y〜11Kの表面をそれぞれ一様に帯電させる帯電ローラ12Y〜12K、感光ドラム11Y〜11Kに像光を照射して表面に静電潜像を形成する露光装置13Y〜13Kが配置されている。また、感光ドラム11Y〜11Kの周囲には、該感光ドラムに形成された静電潜像をそれぞれ現像してトナー像を形成する現像装置14Y〜14Kと、トナー像転写後の感光ドラム上に残留するトナーを除去するクリーニング装置15Y〜15Kを備えている。
中間転写部は、主として中間転写ベルト31で構成されている。中間転写ベルト31は、駆動ローラ33、テンションローラ34、及び、二次転写を行うための転写対向ローラ32によって回転可能に張架されている。中間転写ベルト31は、各画像形成ステーションの感光ドラム11Y〜11Kとそれぞれ摺接するように回転する。中間転写ベルト31の内周面側には、感光ドラム11Y〜11Kにそれぞれ対向する位置に一次転写ローラ35Y、35M、35C、35Kが配置されている。
画像形成ステーション1Y〜1Kの感光ドラム11Y〜11K上に形成された各色のトナー像はそれぞれ一次転写ローラ35Y〜35Kによって中間転写ベルト31に重畳するように同一画像位置に転写され、カラー画像を形成する。
給紙部は、給紙カセット61、62、63、64と、給紙カセット61〜64の上端部にそれぞれ配置された給紙ローラ71、72、73、74を備えている。シート搬送部は、給紙搬送路91、搬送ベルト42、定着搬送路92、反転経路93、排紙搬送路94、両面搬送路95等、及びこれら搬送路に設けられた各種ローラ、各種センサ等を備えている。
給紙カセット61、62、63、64に格納されたシートSは、給紙ローラ71〜74のいずれかが回転することによって給紙搬送路91へ搬出され、停止中のレジストローラ75に当接して停止する。レジストローラ75は、中間転写ベルト31に転写されたトナー像とタイミングを合わせるように二次転写部にシートSを給送する。二次転写ローラ41と転写対向ローラ32の当接部が二次転写部となる。中間転写ベルト31上のトナー像は、二次転写部において二次転写ローラ41に印加される所定の転写バイアスによってシートSに転写される。
トナー像が転写されたシートSは、搬送ベルト42によって定着搬送路92へと搬送され、定着装置5に搬入される。定着装置5は、シートS上のトナー像に熱と圧力を加えることによってトナー像を溶融させ、該トナー像をシートSの表面に定着させる。トナー像が定着されたシートSは、排紙搬送路94を経て排紙トレイ65上に排紙される。
次に、シート搬送部の一部を構成する反転搬送路について説明する。反転搬送路は、必要に応じて用紙の表裏を反転するためにシートが搬送される搬送路である。
図2は、図1の画像形成装置における反転搬送部の拡大断面図である。
図2において、反転搬送部は、定着搬送路92、上側排紙経路99、下側排紙経路98、排紙搬送路94、連結搬送経路97及び反転経路93を備えている。定着搬送路92は定着装置5の下流側の搬送路であり、上側排紙経路99及び下側排紙経路98は定着搬送路92が分岐された搬送路である。排紙搬送路94は上側排紙経路99に連結されて画像形成装置100の排紙口に到る搬送路である。反転経路93は下側排紙経路98に連結された搬送路である。反転経路93の一方の案内壁は左扉150であり、開閉可能に構成されている。連結搬送経路97は反転経路93と排紙搬送路94とをつなぐ搬送路である。
定着搬送路92には、一対のローラ76a、76bからなる内排紙ローラ76が配置されている。内排紙ローラ76は、定着モータ301によって駆動される。すなわち、内排紙ローラ76は定着モータ301を回転させることによってシートSを定着搬送路92から排紙搬送路94又は反転経路93方向に搬送する。
上側排紙経路99と下側排紙経路98との分岐点には、排紙フラッパ120が配置されている。排紙フラッパ120は、排紙ソレノイド311(図3参照)に接続されており、排紙ソレノイド311をオフすることによって、図2中、A方向へ動く。これにより、定着搬送路92から搬送されてきたシートSは反転経路93方向へと搬送される。また、排紙フラッパ120は、排紙ソレノイド311がオンすることで、図2中、B方向へ動き、これにより、シートSは排紙搬送路94方向へと搬送される。
反転経路93には、鉛直方向に沿って下方から上方に向かう経路に2つのローラ78a及び78bからなる反転下ローラ78、並びに2つのローラ77a及び77bからなる反転上ローラ77が配置されている。反転下ローラ78及び反転上ローラ77における2つのローラa及びbは、それぞれ離間及び当接可能に構成されている。なお、ここでいう鉛直方向とは、略鉛直方向を含む広い概念である。反転下ローラ78及び反転上ローラ77は、反転モータ302によって駆動される。すなわち、反転モータ302を正回転させることによって、反転下ローラ78及び反転上ローラ77は、シートSを反転経路93の下方向へ向かって挟持搬送する。また、反転モータ302を逆回転することによって、反転下ローラ78及び反転上ローラ77は、シートSを反転経路93の上方向へ向かって挟持搬送する。
反転経路93と排紙搬送路94とをつなぐ連結搬送経路97には、2つのローラ79a及び79bからなる外排紙前ローラ79が配置されている。また、排紙搬送路94の出口に2つのローラ80a及び80bからなる外排紙ローラ80が配置されている。外排紙前ローラ79及び外排紙ローラ80は、排紙モータ303によって駆動され、定着搬送路92または反転経路93から搬送されてきたシートSを画像形成装置100から排出する。
反転経路93と連結搬送経路97及び下側排紙経路98とが連結された連結部に反転フラッパ121が配置されている。反転フラッパ121は、図示省略したバネによって図2中、D方向へと付勢されている。従って、反転フラッパ121は、シートSが定着搬送路92方向から反転経路93に侵入する際には、シートSが搬送される力によって図2中、C方向へと動いてシートSが反転経路93へ侵入することを可能にする。一方、シートSが反転経路93を上方向に搬送されてきた場合は、反転フラッパ121は、図2中、D方向に付勢された状態であるために、シートSが排紙搬送路94方向へ搬送されることを可能にする。
反転経路93の反転上ローラ77と反転下ローラ78の間に、両面搬送路95が接続されている。反転経路93と両面搬送路95との接続部には、両面フラッパ122が配置されている。反転経路93と両面搬送路95との接続部の近傍には、2つのローラ81a及び81bからなる両面ローラ81が配置されている。両面ローラ81は、両面モータ304によって駆動され、シートSを両面搬送路95へ搬入する。
両面フラッパ122は、両面ソレノイド312(図3参照)に接続されており、両面ソレノイド312をオンすることによって図2中、E方向へと動く。これにより、反転経路93を上方向に搬送されてきたシートSは両面搬送路95へと搬入される。なお、両面フラッパ122は、両面ソレノイド312がオフの通常状態では図2中、F方向に移動した状態にあり、この状態において、反転経路93を上方向に搬送されてきたシートSは排紙搬送路94方向へ搬送される。反転経路93に設けられた反転センサ111、排紙搬送路94に設けられた外排紙センサ112、及び、両面搬送路95に設けられた両面センサ113はそれぞれ用紙を検知するセンサである。
次に、図1の画像形成装置100の制御構成について説明する。
図3は、図1の画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。
図3において、画像形成装置100は、CPU回路部204を有しており、CPU回路部204は、CPU201と、該CPU201に接続されたROM202及びRAM203を備えている。
CPU201は、画像形成装置100全体を制御する。ROM202は、CPU201が動作するためのプログラムを格納する。RAM203は、CPU201が一時的にデータを記憶しておくための記憶部として機能する。
反転センサ111、外排紙センサ112、及び、両面センサ113は、それぞれCPU回路部204のCPU201に接続されており、シートSを検知する。シート検知結果はCPU201に入力され、CPU201は、これらの検知結果を用いてシートSの搬送制御を行う。
定着モータ301、反転モータ302、排紙モータ303、及び、両面モータ304は、それぞれCPU回路部204に接続されており、CPU201の指示に従ってそれぞれ各搬送部のローラを駆動する。すなわち、CPU201は、定着モータ301、反転モータ302、排紙モータ303、両面モータ304を制御することによってシートSを搬送する。
また、排紙ソレノイド311、及び、両面ソレノイド312は、それぞれCPU回路部204に接続されている。排紙ソレノイド311、及び、両面ソレノイド312は、上述の通り、それぞれ排紙フラッパ、及び、両面フラッパに接続されており、CPU201はこれらのソレノイドを制御することによってシートSをどの搬送経路へ搬送するかを決定する。
以下に、画像形成装置100における反転搬送部の動作について詳細に説明する。
反転搬送部は、定着搬送路92から搬送されてきたシートSを反転経路93に送り込み、そこでシートSをスイッチバックさせることによってシートSの表裏を反転させる。反転経路93は、表裏を反転させたシートSを排紙搬送路94及び両面搬送路95の何れかへ搬送する。排紙搬送路94へ搬送されたシートSは画像形成装置100から排出される。また、両面搬送路95へ搬送された、表面に画像が形成されたシートSは、裏面にも画像を形成するために二次転写部へ再送される。
すなわち、反転搬送部の動作として、(1)シートSを表裏反転せずにストレート排紙する動作、(2)シートSの表裏を反転させて排紙する反転排紙動作、及び、(3)シートSの表裏両面に印刷を行う場合の動作が挙げられる。以下、図2を参照しつつこれらの動作について説明する。
(1)シートSを表裏反転せずにストレート排紙する動作
定着装置5を抜けたシートSは、内排紙ローラ76によって挟持搬送される。このとき排紙フラッパ120は、図2中、B方向に移動した状態にあり、シートSは、定着搬送路92、及び、上側排紙経路99を経て排紙搬送路94に導かれる。その後、シートSは、外排紙ローラ80によって挟持搬送され、画像形成装置100から機外に排出される。
(2)シートSの表裏を反転させて排紙する反転排紙動作
定着装置5を抜けたシートSは、フラッパ120を図2中、A方向に動かした状態で搬送されることによって、下側排紙経路98を経て反転経路93に搬入される。反転経路93に搬入されたシートSは、反転経路93内でスイッチバックされることによって表裏を反転される。すなわち、シートSは、反転上ローラ77、及び、反転下ローラ78によって反転経路93内を下方に向かって搬送され、シート後端がフラッパ121を抜けた位置で一旦停止する。以下、シート後端がフラッパ121を抜けた位置を「反転停止位置」という。
シートSが反転停止位置で停止した後、反転モータ302を逆回転させることによって、シートSは反転経路93内を上方向に進む。このとき、フラッパ121は図中、D方向へ付勢されているため、シートSは、連結搬送経路97を経て外排紙前ローラ79方向へ進み、外排紙前ローラ79によって搬送されて排紙搬送路94へと導かれる。その後、シートSは、外排紙ローラ80によって挟持搬送され、反転後のシートとして画像形成装置100から機外に排出される。
(3)シートSの表裏両面に印刷を行う場合の動作
定着装置5を抜けたシートSは、定着搬送路92から下側排紙経路98を経て反転経路93へと搬送される。ここまでの動作はシートSを表裏反転させて反転排紙する場合と同様である。反転経路93へと搬送されたシートSは、両面フラッパ122を抜けた位置で一旦停止する。その後、フラッパ122を図2中、E方向に移動させ、反転モータ302を逆回転させることによって、シートSが両面搬送路95へと搬入される。両面搬送路95へ搬入されたシートSは、両面印刷における第2面への印刷のために二次転写部(図1参照)へ再送される。
ところで、反転搬送部の反転経路93の案内壁を構成する案内扉としての左扉150は、上述のように開閉可能に構成されている。即ち、左扉150が閉じられた状態で反転経路93が形成される。
図4は、図1の画像形成装置100の左扉150の開閉状態を示す図であり、図4(a)は左扉が閉じられた状態を示し、図4(b)は左扉が開かれた状態を示す。
図4において、左扉150の内側は、反転経路93の一方の案内壁を形成している。これによって、紙詰まり(以下、「ジャム」という。)の発生によって、反転経路93にシートSが残留した場合、残留シートは、左扉150を開放することによって容易に取り除くことができる。
しかしながら、左扉150には反転上ローラ77bと反転下ローラ78bが取り付けられているために、左扉150を開放した状態ではシートSはローラ対によって挟持されていない状態となる。このため、反転上ローラ77及び反転下ローラ78、またはそのいずれか一方のみで挟持される位置にシートSが残留する場合、残留シートは、左扉150を開放した際に支持を失って落下、散乱してしまう。
そこで、本実施の形態においては、以下のようにして、左扉150を解放した際に反転経路93内に残留するシートSの落下を防止することとしている。
図5は、反転搬送部の構造とジャム発生時のシート残留状態を説明するための図である。
片面印刷した後、印刷面を下にして反転搬送部から排紙(反転排紙)する場合、又は、両面印刷の第2面印刷を行う場合、反転搬送部においてシートSの表裏を反転させる必要がある。その際、反転経路93よりも下流側の搬送経路でジャムが発生すると、反転経路93内に存在するシートSを画像形成装置100から機外へ排出することができない。このため、かかる場合、シートSは、反転経路93内の図5(a)に示す位置に残留することになる。この場合、シートSは反転下ローラ78のみによって挟持されているために、ジャム処理を目的として左扉150が開放されると落下してしまう。
そこで、落下を防止するために、ジャム発生時にはシートSを反転経路93の下流側の図5(b)で示す位置まで搬送して停止させる。具体的には、外排紙センサ112がシートSを検知する位置までシートSが搬送され、外排紙センサ112がシートSを検知した後、シートSの搬送が停止する。これにより、シートSは外排紙前ローラ79によって挟持された状態になる。外排紙前ローラ79は、左扉150には設けられていない。従って、左扉150を開放した場合でも外排紙前ローラ79はシートSを挟持し続けることができ、ジャム処理時に左扉150が開放されてもシートSが落下することはない。
同様に、シートSを図5(c)で示す位置まで搬送することによっても、左扉150が開放されてもシートSの落下を防止できる。具体的には、シートSが両面搬送路95へと搬送され、両面センサ113がシートSを検知する位置までシートSが搬送された後シートSの搬送が停止する。これにより、シートSは両面ローラ81に挟持された状態になる。両面ローラ81は外排紙前ローラ79と同様、左扉150が開放された場合でもシートSを挟持し続けることができるので、ジャム処理時に左扉150が開放されたとしてもシートSが落下することはない。
なお、図5(b)、及び、図5(c)に示したシートSの落下を防止する方法は、どちらを採用してもよいが、外排紙前ローラ79もしくは両面ローラ81にシートを挟持させるのに妨げになる先行紙が残留していないことが前提条件となる。なお、シートを挟持させるのに妨げになる先行紙とは、外排紙前ローラ79もしくは両面ローラ81の近傍に残留する先行紙である。
また、シートSが反転排紙されるシートか両面印刷されるシートであるかに応じて上記の2つの方法の一方が選択される構成でもよい。即ち、シートSが反転排紙されるべきシートであれば、図5(b)に示した方法が選択され、シートSが両面印刷されるべきシートであれば、図5(c)に示した方法が選択される。
以下、図1の画像形成装置で実行されるジャム処理について詳細に説明する。
図6は、図1の画像形成装置で実行されるジャム処理の手順を示すフローチャートである。このジャム処理は、画像形成装置100のCPU回路部204のCPU201が、ROM202に格納されたジャム処理プログラムに従って実行する。
図6において、画像形成装置100でジャムが発生した場合、CPU201は、先ず、反転経路93にシートが存在するか否か判定する(ステップS101)。ステップS101の判定の結果、反転経路93内にシートが存在する場合(ステップS101で「YES」)、CPU201は、反転経路93に存在するシートがジャム要因シートでないか否かを判定する(ステップS102)。ジャム要因シートとは、ジャムが発生したことの判断の要因となったシートである。ジャム検知及びジャム処理においてCPU201は、RAM203を用いて、どのシートでジャムが発生したかを管理している。従って、CPU201は、RAM203上の管理情報を参照することによって反転経路93に存在するシートがジャム要因シートであるか否かを判定する。
ステップS102の判定の結果、反転経路93に存在するシートがジャム要因シートでない場合(ステップS102で「YES」)、CPU201は、処理をステップS103に進める。すなわち、CPU201は、外排紙前ローラ79の近傍にシートが存在しないか否か判定する(ステップS103)。このとき、CPU201は、外排紙センサ112の信号に基づいて外排紙前ローラ79の近傍にシートが存在しないか否か判定する。
ステップS103の判定の結果、外排紙前ローラ79の近傍に用紙がない場合(ステップS103で「YES」)、CPU201は、処理をステップS104に進める。すなわち、CPU201は、反転経路93に存在するシートを外排紙前ローラ79に挟持される位置まで搬送する。このとき、CPU201は、外排紙センサ112の信号に基づいて外排紙前ローラ79に挟持される位置までのシートの搬送が完了したか否かを判断する。
以下、反転経路93に残留するシートが外排紙前ローラ79に挟持される位置まで搬送されるジャム処理の具体例について説明する。
画像形成装置100におけるジャムが発生する場所としては、例えば、(ア)排紙搬送路94、(イ)定着搬送路92、(ウ)両面搬送路95、(エ)反転経路93、及び、(オ)給紙搬送路91の5つが考えられる。従って、以下、ジャム発生場所ごとに反転経路93に残留するシートが外排紙前ローラ79に挟持される位置まで搬送されるジャム処理について説明する。
(ア)排紙搬送路94で発生したジャムの処理
図7は、片面印刷反転排紙時に排紙搬送路94でジャムが発生した際のシート残留状態を示す図である。図7(a)及び図7(b)は、それぞれシートS1が排紙搬送路94内で紙詰まりしてジャムが発生した状態を示している。
図7(a)と図7(b)の相違は、シートS1が停止している位置であり、ジャムが検知されるタイミングによってどちらの状態になるかが決まる。すなわち、図7(a)の状態の場合、外排紙センサ112と両面センサ113は共にシートを検知しておらず、外排紙前ローラ79と両面ローラ81の近傍にはそれぞれ先行紙が存在していない。このため、反転経路93内で残留するシートS2は、図7(a)中、矢印A方向に搬送され、外排紙前ローラ79で挟持した位置で停止される。これによって、左扉150を開放した際、シートS2の落下を防止することができる。
また、この場合、シートS2を図7(a)中、矢印B方向に搬送して両面ローラ81で挟持した位置で停止させることによっても、左扉150を開放した際、落下を防止することができる。
外排紙前ローラ79で挟持する位置まで搬送して停止させるか、両面ローラ81で挟持する位置まで搬送して停止させるかは、特に限定されるものではない。例えば、搬送方向のシート長が所定長さよりも短い場合は外排紙前ローラ79で挟持した位置で停止させ、所定長さよりも長い場合は両面ローラ81で挟持した位置で停止させるというように、用紙の長さ等に応じて停止位置を変更させてもよい。
なお、図7(b)の場合は、外排紙センサ112がシートS1を検知しており、外排紙前ローラ79の近傍に先行紙が存在している。従って、この場合、反転経路93に残留するシートS2を、外排紙前ローラ79で挟持される位置まで搬送することができず、両面ローラ81で挟持される位置まで搬送するジャム処理が実行される。かかるジャム処理については、後述する。
次に、両面印刷時に排紙搬送路94でジャムが発生した場合、反転経路93内に残留するシートは、外排紙前ローラ79に挟持される位置まで搬送される。
図8は、両面印刷時に排紙搬送路94でシートS1のジャムが発生した際のシート残留状態を示す図である。図8において、両面印刷時にジャムが発生した場合は、両面ローラ81の近傍に先行紙が存在する可能性がある。両面センサ113がシートS4を検知している場合は、両面ローラ81の近傍に先行シートS4が存在するため、反転経路93内で残留するシートS5を両面ローラ81で挟持する位置まで搬送することはできない。よって、この場合は、シートS5を図8中、矢印A方向へ搬送し、外排紙前ローラ79で挟持される位置まで搬送して停止させる。
(イ)定着搬送路92で発生したジャムの処理
片面印刷時に定着搬送路92内でジャムが発生した場合は、定着搬送路92よりも下流側の搬送経路に存在するシートは通常通り画像形成装置100から排出することができる(以下、この排出動作を「下流紙排出処理」という)。この場合、排紙搬送路94内にジャム紙は存在しないので、反転経路93内に停止したシートも排紙搬送路94を経由して下流紙排出処理によって画像形成装置100から排出させることができる。
一方、両面印刷時に定着搬送路92内でジャムが発生した場合は、以下のように取り扱われる。
図9は、両面印刷時に定着搬送路92内でジャムが発生した際のシート残留状態を示す図である。
図9において、反転経路93内に残留するシートS4は、両面印刷処理においては両面搬送路95へ搬送されるべきであり、反転経路93から直接、排紙搬送路94を経由して画像形成装置100の機外に排出されるべきではない。ところが、図8の状況と同じく、両面ローラ81の近傍に先行シートS3が存在するため、シートS4を両面ローラ81で挟持する位置まで搬送することができない。よって、この場合、反転経路93内に残留するシートS4を、図9中、矢印A方向へ搬送し、外排紙前ローラ79で挟持される位置まで搬送して停止させる。
(3)両面搬送路95で発生したジャムの処理
両面搬送路95でジャムが発生した場合、反転経路93内で停止したシートは、外排紙前ローラ79に挟持される位置まで搬送される。
図10は、両面印刷時に両面搬送路95内でジャムが発生した際のシート残留状態を示す図である。図10において、シートS4は、両面印刷のために両面搬送路95へ送られるべきであり、反転経路93から直接、排紙搬送路94を経由して画像形成装置100の機外に排出されるべきではない。ところが、両面ローラ81の近傍に先行シートS3が存在するため、反転経路93内で残留するシートS4を両面ローラ81で挟持する位置まで搬送することはできない。よって、この場合、シートS4は、図10中、矢印A方向の外排紙前ローラ79で挟持される位置まで搬送される。
図6に戻り、反転経路93内のシートを外排紙前ローラ79で挟持される位置まで搬送した後、CPU201は、反転搬送部のシート搬送動作を停止し(ステップS105)、その後、本ジャム処理を終了する。
一方、ステップS103の判定の結果、外排紙前ローラ79の近傍に用紙がある場合(ステップS103で「NO」)、CPU201は、両面ローラ81の近傍にシートが存在しないか否かを判定する(ステップS106)。このとき、CPU201は、両面センサ113の信号に基づいて両面ローラ81の近傍にシートが存在しないか否かを判断する。
ステップS106の判定の結果、両面ローラ81の近傍にシートが存在しない場合(ステップS106で「YES」)、CPU201は、反転経路93に存在するシートを両面ローラ81に挟持される位置まで搬送させる(ステップS107)。このとき、CPU201は、両面センサ113の信号に基づいて、両面ローラ81に挟持される位置までのシートの搬送が完了したか否かを判断する。
上述した図7(b)は、片面印刷反転排紙時にシートS1が排紙搬送路94で停止してジャムが発生した状態を示す図である。より詳しくは、図7(b)は、ジャム発生時に、外排紙前ローラ79の近傍に先行紙が存在しており、かつ、両面ローラ81の近傍にシートが存在しない状態を示している。
図7(b)において、外排紙センサ112がシートS1を検知しており、外排紙前ローラ79の近傍に先行紙が存在しているので、反転経路93に残留するシートS2を外排紙前ローラ79で挟持する位置まで搬送することはできない。よって、この場合、シートS2を図7(b)中、矢印B方向へ搬送させ、両面ローラ81で挟持した位置で停止させる。これによって、左扉150を開放した際に反転経路93に残留していたシートS2の落下を防止することができる。
図6に戻り、反転経路93内のシートを両面ローラ81で挟持される位置まで搬送させた後、CPU201は、反転搬送部のシート搬送動作を停止し(ステップS105)、その後、本ジャム処理を終了する。
一方、ステップS106の判定の結果、両面ローラ81の近傍にシートがある場合(ステップS106で「「NO」)、CPU201は、ただちに反転搬送部のシート搬送動作を停止し(ステップS105)、その後、本ジャム処理を終了する。外排紙前ローラ79の近傍に先行紙が存在しており、かつ、両面ローラ81の近傍にもシートが存在している場合は、反転経路93に存在するシートの搬送先がないからである。
また、ステップS101の判定の結果、反転経路93内にシートが存在しない場合(ステップS101で「NO」)、CPU201は、ただちに反転搬送部のシート搬送動作を停止し(ステップS105)、本ジャム処理を終了する。反転経路93にシートが存在しなければ、左扉150が開放されてもシートが落下、散乱することはないからである。
また、ステップS102の判定の結果、反転経路93内に存在するシートがジャム要因シートであった場合(ステップS102で「NO」)、CPU201は、ただちに反転搬送部のシート搬送動作を停止し(ステップS105)、本ジャム処理を終了する。ただちに反転搬送部のシート搬送動作を停止する理由として、ジャム要因シートに対して搬送動作を継続すると、ジャム状態がよりひどくなる可能性があることが挙げられる。
図6の処理によれば、ジャムが発生した際、外排紙前ローラ79の近傍に先行紙が存在するか否かを判定し、先行紙が存在しない場合、反転経路93に残留するシートを外排紙前ローラ79で挟持される位置まで搬送させて停止させる(ステップS104)。これによって、ジャム処理のために左扉150が開放されても反転経路93に残留していたシートSの落下を防止することができる。
また、外排紙前ローラ79の近傍に先行紙がある場合、両面ローラ81の近傍に先行紙が存在しているか否か判定し、先行紙が存在しない場合、反転経路93に残留するシートを両面ローラ81で挟持される位置まで搬送させて停止させる(ステップS107)。これによっても、ジャム処理のために左扉150が開放されても反転経路93に残留していたシートSの落下を防止することができる。
また、本実施の形態によれば、ジャムが発生した場合に、反転経路9に残留していたシートは既存の搬送ローラによって挟持できる位置まで搬送される。これによって、特別な機構を追加することなく、左扉150の開放に伴うシートの落下を防止することができるので、コストの増加を抑えつつ、ジャム処理性能を向上させることができる。
本実施の形態において、ジャムが発生した際、外排紙前ローラ79の近傍、及び両面ローラ81の近傍にそれぞれ先行紙が存在している場合、反転経路93に残留するシートの搬送は停止される。外排紙前ローラ79の近傍、及び両面ローラ81の近傍にそれぞれ先行紙が存在している場合とは、排紙搬送路内、及び両面搬送路内にそれぞれ先行紙が存在している場合をいう。かかる場合、シートの搬送先を確保することができないので、反転経路93に残留するシートの搬送が停止される。また、反転経路93内のシートがジャム要因シートである場合、当該ジャム要因シートの搬送は行われない。ジャム状態がよりひどくなる可能性があるからである。
本実施の形態において、給紙搬送路91内でジャムが発生した場合は、ジャム要因シート以外はすべて下流紙排出が可能である。このため、反転経路93内に存在するシートも排紙搬送路94方向に搬送され、該排紙搬送路94を経て画像形成装置100から機外に排出される。
77 反転上ローラ
78 反転下ローラ
79 外排紙前ローラ
81 両面ローラ
91 給紙搬送路
92 定着搬送路
93 反転経路
94 排紙搬送路
95 両面搬送路
100 画像形成装置
150 左扉
201 CPU

Claims (8)

  1. シートがスイッチバックで搬送される鉛直方向の領域を有する第1の搬送路と、
    開閉可能であり、閉じた状態で前記第1の搬送路の案内壁を構成する扉と、
    前記第1の搬送路に設けられ、前記扉が閉じた状態でシートを挟持して搬送し、前記扉が開いた状態では離間される第1のローラ対と、
    前記第1の搬送路に接続され、前記第1の搬送路からスイッチバックの反転後に搬送されてくるシートが下流側に搬送される第2の搬送路と、
    前記第2の搬送路に設けられ、シートを挟持して搬送すると共に、前記扉が開いた状態でもシートを挟持し続けることができる第2のローラ対と、
    前記第2のローラ対よりも下流側でジャムが発生した場合、前記第1のローラ対を用いて前記第1の搬送路内に残留するシートを前記第2の搬送路に搬入して前記第2のローラ対で挟持するように制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. シートが搬送される第1の搬送路と、
    開閉可能であり、閉じた状態で前記第1の搬送路の案内壁を構成する扉と、
    前記第1の搬送路に設けられ、前記扉が閉じた状態でシートを挟持して搬送し、前記扉が開いた状態では離間される第1のローラ対と、
    前記第1の搬送路に接続され、前記第1の搬送路から搬送されてくるシートが下流側に搬送される第2の搬送路と、
    前記第2の搬送路に設けられ、シートを挟持して搬送すると共に、前記扉が開いた状態でもシートを挟持し続けることができる第2のローラ対と、
    前記第2のローラ対よりも下流側でジャムが発生した場合、前記第1のローラ対を用いて前記第1の搬送路内に残留するシートを前記第2の搬送路に搬入して前記第2のローラ対で挟持するように制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記ジャム発生時に、前記第2のローラ対の近傍にシートが存在する場合、前記第1の搬送路内に残留するシートの前記第2の搬送路への搬送を行わないことを特徴とする画像形成装置。
  3. シートに形成された画像を定着する定着手段を有し、
    前記第2の搬送路は、前記定着手段により定着されたシートを装置外に排紙する排紙搬送路、又は両面印刷において表面に画像が形成された定着後のシートの裏面に画像を形成するために前記表面に画像が形成されたシートを画像形成部に搬送するための両面搬送路であることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. シートに形成された画像を定着する定着手段を有し、
    前記第2の搬送路は、前記定着手段により定着されたシートを装置外に排紙する排紙搬送路、及び両面印刷において表面に画像が形成された定着後のシートの裏面に画像を形成するために前記表面に画像が形成されたシートを画像形成部に搬送するための両面搬送路を備えており、
    前記制御手段は、前記排紙搬送路内の前記第2のローラにシートを挟持させるのに妨げになるシートが残留している場合、前記第1の搬送路内に残留するシートを前記両面搬送路に搬入するよう制御することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記両面搬送路内の前記第2のローラにシートを挟持させるのに妨げになるシートが残留している場合、前記第1の搬送路内に残留するシートを前記排紙搬送路に搬入するよう制御することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記排紙搬送路及び前記両面搬送路の何れにもシートが残留していない場合、前記第1の搬送路内に残留するシートのシート長が所定長さよりも短い場合、前記第1の搬送路内に残留するシートを前記排紙搬送路に搬入するよう制御することを特徴とする請求項4又は5記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記排紙搬送路及び前記両面搬送路の何れにもシートが残留していない場合、前記第1の搬送路内に残留するシートのシート長が前記所定長さよりも長い場合、前記第1の搬送路内に残留するシートを前記両面搬送路に搬入するよう制御することを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、前記第1の搬送路に存在するシートがジャム要因シートである場合、前記第1の搬送路に存在するシートを搬送しないことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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