JP2000247525A - シート搬送装置と該装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置と該装置を備えた画像形成装置

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JP2000247525A
JP2000247525A JP11053303A JP5330399A JP2000247525A JP 2000247525 A JP2000247525 A JP 2000247525A JP 11053303 A JP11053303 A JP 11053303A JP 5330399 A JP5330399 A JP 5330399A JP 2000247525 A JP2000247525 A JP 2000247525A
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sheet
guide wall
piece
path
fall prevention
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JP11053303A
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Kazuhiko Ishiwatari
和彦 石渡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート縦搬送路の一方の案内壁を開いて、シ
ートのジャム処理を行なうとき、詰まったシートがシー
ト縦搬送路内をさらに下流の方へ落下するのを阻止す
る。 【解決手段】 シート搬送装置81は、シート搬送回転
体対によって搬送されるシートを縦に案内のシート縦搬
送路29と、シート縦搬送路の1対の案内壁の内、一方
の案内壁29aを開閉可能に形成し、一方の案内壁29
aを開いたとき、シート縦搬送路の他方の案内壁29b
に接近するシート落下防止手段91と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートを搬送する
シート搬送装置と、このシート搬送装置を備えた画像形
成装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シート搬送装置は、例えば、図9
に示す画像形成装置の1例である複写機に組み込まれて
いる。
【0003】なお、シートには、普通紙、普通紙の代用
品である厚みの薄い樹脂製のシート、葉書、ボール紙、
封書、プラスチック製の薄板等がある。
【0004】複写機本体1は、主に、原稿の画像情報を
読取る画像読取部Aと、画像読取部Aによって読み取ら
れた画像情報をシートに形成する画像形成部Bとで構成
されている。
【0005】画像形成部Bには、シートSの両面に画像
を形成する両面モードを行うための、ほぼ垂直な搬送路
29と、正逆回転ローラ対32とが設けられている。ま
た、シートを供給するカセットペディスクルCにも、ほ
ぼ垂直な反転パス40が設けられている。複写機本体1
の側部である開閉ガイド30は、搬送路29の一方の案
内壁29bを開いてジャム処理ができるように、開閉で
きるようになっている。
【0006】複写機は、片面に画像を形成したシート
を、正逆回転ローラ対32によって逆送し、搬送路18
から感光ドラム5、転写ローラ6等からなる画像形成手
段70へ搬送した後、シートの他の面にも画像を形成す
るようになっている。
【0007】長尺シートの場合は、シートの一部をカセ
ットペディスクルCの反転パス40へ送り込まれて、反
転される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来例のシー
ト搬送装置は以下の解決すべき課題があった。
【0009】搬送路29が、ほぼ垂直であるため、開閉
ガイド30を開いて、搬送路29に滞留したシートをジ
ャム処理しようとすると、滞留していたシートが符号S
1で示す位置から反転パス40中の符号S2で示す位置
に落下し、ユーザが滞留シートを発見しにくいことがあ
った。
【0010】また、ユーザが反転パス40中の滞留シー
トを発見できないと、残留したシートが反転パス40を
塞ぎ、次のジョブにおけるシートが反転パス40に円滑
に進入することができず、シートの先端が折れ曲がり、
後続のシートまで、反転パス40に詰まる恐れがあっ
た。
【0011】これを防ぐ方法として、反転パス40内部
にシート検知センサを設けたり、反転パス40が開閉で
きるようにすることが考えられる。しかし、装置のコス
トアップ、複雑化、及びジャム処理手順の複雑化等の新
たな課題が生じる恐れがある。
【0012】そこで、本出願人は、図10に示す様に、
下流端が開口し、且つ、シートを引き出し易くするため
下流端が傾斜した傾斜反転パス41を形成し、滞留シー
トS3が自由落下により、カセットペディスクルの外装
の開口42から矢印a方向に排出する構造を提案した。
しかし、滞留シートが、符号S4で示すように皺になる
と、傾斜反転パス41内に引っ掛かり、外部に出てこな
いことがあり、完全な解決策にはなっていなかった。
【0013】本発明は、シート縦搬送路の一方の案内壁
を開いて、シートのジャム処理を行なうとき、詰まった
(滞留した)シートがシート縦搬送路内をさらに下流の
方へ落下するのを阻止して、ジャム処理を確実に行なえ
るシート搬送装置と、該シート搬送装置を備えた画像形
成装置とを提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のシート搬送装置
は、シート搬送回転体対によって搬送されるシートを縦
に案内するシート縦搬送路と、前記シート縦搬送路の1
対の案内壁の内、一方の案内壁を開閉可能に形成し、該
一方の案内壁を開いたとき、前記シート縦搬送路の他方
の案内壁に接近するシート落下防止手段と、を備えてい
る。
【0015】上記シート搬送装置は、ユーザがシート縦
搬送路に詰まったシートを除去すべく、一方の案内壁を
開くと、シート落下防止手段が他方の案内壁に接近し
て、一方の案内壁を開いたことによって落下しようとす
る滞留しシートを受け止めるか、或は、他方の案内壁に
押し付けて、滞留したシートの落下を防止する。これに
よって、ユーザがシートを発見し損なうようなことがな
い。
【0016】本発明のシート搬送装置は、前記シート縦
搬送路に配設されて前記シート縦搬送路を搬送されてき
たシートを逆送するシート逆送回転体対と、前記シート
逆送回転体対によって逆送されたシートを案内する、前
記シート縦搬送路から分岐された反転シート搬送路と、
を備え、前記シート縦搬送路の一方の案内壁が、前記シ
ート逆送回転体対の下流側を回動中心にして、上流側が
開閉可能になっていることを特徴としている。
【0017】上記シート搬送装置は、シート縦搬送路を
搬送されてきたシートをシート逆送回転体対によって、
逆送し、反転シート搬送路に送り込む。一方の案内壁
は、シート逆送回転体対の下流側を回動中心にして、上
流側が開閉される。一方の案内壁の上流側が開閉される
ため、滞留シートを上方から、容易に取り除ける。特
に、シート縦搬送路と反転シート搬送路との分岐部分に
は、シートが詰まり易いが、一方の案内壁がシート逆送
回転体対の下流側を回動中心にして開閉されるため、分
岐部分が外部に表われ、シートを取り除き易くなる。
【0018】本発明のシート搬送装置は、前記シート搬
送回転体対の一方が、前記一方の案内壁に配設されてい
ることを特徴としている。
【0019】上記シート搬送装置は、一方の案内壁を開
いたとき、その一方の案内壁と一体にシート搬送回転体
対の一方が移動し、他方から離れる。これによって、シ
ート搬送回転体対間に挟まった滞留シートは容易に除去
される。
【0020】本発明のシート搬送装置は、前記シート逆
送回転体対の一方が、前記一方の案内壁に配設されてい
ることを特徴としている。
【0021】上記シート搬送装置は、一方の案内壁を開
いたとき、その一方の案内壁と一体にシート逆送回転体
対の一方が移動し、他方から離れる。これによって、シ
ート逆送回転体対間に挟まった滞留シートは容易に除去
される。
【0022】本発明のシート搬送装置は、前記シート落
下防止手段が、前記シート搬送路に滞留シートを検知す
るジャムシート検知手段を備えていることを特徴として
いる。
【0023】上記シート搬送装置は、滞留シートをジャ
ムシート検知手段が検知することによって、ユーザにシ
ート詰まりを報せる。また、除去し忘れた滞留シートが
ある場合も、ジャムシート検知手段がシート詰まりを検
知して、除去忘れをユーザに報せる。これによって、ユ
ーザは、シート詰まりが生じると、直ちに滞留シートの
除去を行なえる。また、滞留シートの除去忘れが生じる
ことなく、確実にシートの除去を行なえる。
【0024】本発明のシート搬送装置は、前記一方の案
内壁が、回動開閉可能であり、前記シート落下防止手段
が、前記一方の案内壁の回動中心に一体に設けられた駆
動回転体と、該駆動回転体に連動し、前記一方の案内壁
の開閉に伴って前記他方の案内壁に対して接離する固定
部材上のシート落下防止片とを備えていることを特徴と
している。
【0025】上記シート搬送装置は、一方の案内壁を開
くと、シート落下防止片が他方の案内壁に接近し、一方
の案内壁を開いたことによって、落下しようとする滞留
シートを受け止めるか、或は、他方の案内壁に押し付け
て、滞留シートの落下を防止する。これによって、ユー
ザがシートを発見し損なうようなことがない。
【0026】本発明のシート搬送装置は、前記駆動回転
体がピニオンであり、前記シート落下片が前記ピニオン
に噛合するラックを備えたスライド片であることを特徴
としている。
【0027】上記シート搬送装置は、一方の案内壁を開
くと、ピニオンが回転し、スライド片が他方の案内壁に
接近移動し、一方の案内壁を開いたことによって、落下
しようとする滞留シートを受け止めるか、或は、他方の
案内壁に押し付けて、滞留シートの落下を防止する。
【0028】本発明のシート搬送装置は、前記駆動回転
体が駆動歯車であり、前記シート落下片が前記駆動歯車
に噛合する従動歯車を有する傾動片であることを特徴と
している。
【0029】上記シート搬送装置は、一方の案内壁を開
くと、駆動歯車が回転し、傾動片が他方の案内壁に接近
傾動し、一方の案内壁を開いたことによって、落下しよ
うとする滞留シートを受け止めるか、或は、他方の案内
壁に押し付けて、滞留シートの落下を防止する。
【0030】本発明のシート搬送装置は、前記一方の案
内壁が、回動開閉可能であり、前記シート落下防止手段
が、前記一方の案内壁を開いたとき、駆動手段によって
前記他方の案内壁に接近する、固定部材上のシート落下
防止片を備え、前記駆動手段が、前記ジャムシート検知
手段によって滞留シートを検知されているとき、被前記
シート落下防止片を前記他方の案内壁に接近させる動作
のみ行なうことを特徴としている。
【0031】上記シート搬送装置は、一方の案内壁を開
くと、駆動手段によって、シート落下防止片が他方の案
内壁に接近し、一方の案内壁を開いたことによって、落
下しようとする滞留シートを受け止めるか、或は、他方
の案内壁に押し付けて、滞留シートの落下を防止する。
【0032】滞留シートが除去されない限り、ジャムシ
ート検知手段によって、滞留シートが検知されたままに
なっており、駆動手段は、シート落下防止片を元の位置
に戻さない。このため、ユーザは、滞留シートの除去忘
れに気が付く。
【0033】本発明のシート搬送装置は、前記他方の案
内壁に対する前記シート落下防止片の接触圧を、前記シ
ート落下防止片と前記他方の案内壁との間に挟まれたシ
ートを抜き取ることができるように設定したことを特徴
としている。
【0034】上記シート搬送装置は、一方の案内壁を開
いたことによって、落下しようとする滞留シートを、他
方の案内壁に押し付けたとき、ユーザが、滞留シートを
引き裂くようなことなく、抜き取ることができる。
【0035】本発明のシート搬送装置は、前記シート落
下防止片と前記他方の案内壁とが互いに接触する部分の
少なくとも一方を、弾性変形可能にしたことを特徴とし
ている。
【0036】上記シート搬送装置は、シート落下防止片
が弾性変形して他方の案内壁に当接し、各部の寸法誤差
を吸収する。また、一方の案内壁を開いたことによっ
て、落下しようとする滞留シートを、他方の案内壁に確
実に押し付けたとき、ユーザが、滞留シートを引き裂く
ようなことなく、抜き取ることができる。
【0037】本発明のシート搬送装置は、前記シート落
下防止片が、前記他方の案内壁に接触するローラを備え
ていることを特徴としている。
【0038】上記シート搬送装置は、一方の案内壁を開
いたことによって、落下しようとする滞留シートを、他
方の案内壁に押し付けたとき、ユーザが、滞留シートを
引き抜くとき、ローラがシートに追従回転し、その引き
抜きが容易に行なえるようにする。
【0039】本発明の画像形成装置は、シートに画像を
形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって一
方の面に画像が形成されたシートを反転搬送して他方の
面に画像を形成すべく前記画像形成手段に搬送する上記
いずれか1つのシート搬送装置と、を備えている。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図8に基づいて説明する。
【0041】(第1実施形態)第1実施形態のシート搬
送装置81を、シート搬送装置81が組み込まれた画像
形成装置の1例である複写機とともに説明する。
【0042】本実施形態のシート搬送装置81は、記録
装置の1例である複写機に組み込まれているが、ファク
シミリ、プリンタ、或は、これらの複合機等の本体にも
装備することができ、複写機本体のみに装備されること
に限定されるものではない。
【0043】図1において、複写機本体1は、主に、原
稿の画像情報を読取る画像読取部Aと、画像読取部Aに
よって読み取られた画像情報をシートに形成する画像形
成部Bとで構成されている。
【0044】画像読取部の下部には、カセット2a,2
bが配置されている。ピックアップローラ3a,3bに
よりカセットから繰り出されたシートSは、シート分離
手段(図示せず)により一枚ずつ分離され、給送路17
を通って画像形成部Bに設けられた画像形成手段70を
構成する電子写真感光ドラム5まで給送される。
【0045】複写機本体1の下部にはカセットペディス
クルCが配設されており、内部には複写機本体1と同様
にカセット2c,2d,2e,2fが配置されており、
大量のシートSが収納出来るようになっている。また、
このカセット内のシートを給送するために、装置本体1
と同様に、ピックアップローラや装置本体1の給送路1
7に連通する給送路が配設されている。
【0046】カセットペディスクルCのシート排出側
(図1の左側)には、シートSが通る反転パスとしての
反転パス43が設けられている。反転パス43の上面入
口側と、装置本体1の反転パスでもある搬送路29の下
面の出口側とは、整合するように、カセットペディスク
ルCの上部に設けられた不図示の位置決めピンと、装置
本体1の下部に設けられた位置決め穴(図示せず)とが
嵌合して、連通するように位置決めをしている。反転パ
ス43の上端部にシート進入を円滑にするテーパ部43
aが形成されている。
【0047】装置本体1が両面モードでコピーを開始す
ると、原稿台15にセットされた原稿の画像情報が走査
光学7に駆動されることにより画像読取手段8により読
取られる。
【0048】画橡読取手段8により読取られた画像情報
を基に、レーザスキャナ9でレーザ光Lを照射し、感光
ドラム5の表面上に静電画像である潜像を形成し、この
静電画像に現像機16からトナーが供給されてトナー画
像が形成され可視像化される。同時に、カセット2bか
ら給送路17を経て供給されたシートSは、レジストロ
ーラ対4で位置決めされて感光ドラム5と転写ローラ6
との間に搬送され、転写ローラ6により感光ドラム5に
形成されたトナー画像がシートSの表面に転写される。
転写されたシートSは、搬送ベルト11により搬送さ
れ、定着ローラ12aと加圧ローラ12bとにより構成
された定着装置12に送られ、該定着装置12によって
加熱、加圧処理されて、トナー画像がシートSに定着さ
れる。
【0049】片面モードの場合、定着されたシートS
は、シート排出装置Dに設けられた内シート排出ローラ
対21、外シート排出ローラ対22によりシート排出ト
レイ20に排出される。
【0050】両面モード実行の場合、片面に画像が形成
されたシートSは、不図示のローラ駆動手段により駆動
される内シート排出ローラ対21により搬送され、シー
ト排出装置内Dのフラッパ23が不図示の切替え手段に
より2点鎖線図の位置へ移動することによって、搬送方
向を下方向に向けられて、搬送路25を通り、更に、シ
ート進行の切替手段又は分岐用に設けられた樹脂製等の
弾性シート28を通り抜ける。そして、シートSは、正
逆回転可能な正逆転ローラ対32により、ほぼ垂直な反
転パスでもある搬送路29に送り込まれる。搬送路29
は、開閉ガイド30の内側に形成された一方の案内壁2
9aと装置本体側の他方の案内壁29aとにより形成さ
れている。
【0051】搬送路29に送り込まれたシートの後端の
位置は、不図示のシート検知手段によって検知される。
この検知された信号により、シートSが弾性シート28
を通り抜けるまで正逆転ローラ対32を正転をさせ、そ
の後、逆転させる。シートは、逆送され、弾性シート2
8の案内により搬送路27に進入し、裏返しになって、
入口ローラ対18aにより搬送路18に進入させられ
る。
【0052】そして、シートSの長さが短い場合、シー
トSの先端は画像形成装置本体1の搬送路29内で反転
を終了するが、シートSの長さが長い場合、シートSの
先端は搬送路29を抜けてカセットベディスクルCの反
転パスとしての反転パス43まで進入する。
【0053】反転されたシートSは、裏面に画像を形成
するため、搬送路18を通りシートの表面に画像を形成
したときと同様に給送路17を通り、レジストローラ4
によって、位置決めされる。その後、シートは、感光ド
ラム5上に形成された画像が転写ローラ6によって転写
され、搬送ベルト11で定着装置12に送り込まれ、そ
して、画像が定着され、最後に、外シート排出ローラ2
2によりシート排出トレイ20上に排出されて、積載さ
れる。これによって、シートSの両面に、画像が形成さ
れたことになる。
【0054】次に、図1乃至図3に基づいて、第1実施
形態のシート搬送装置81を説明する。
【0055】図において、符号30aは開閉ガイドの回
転ヒンジ部を示し、符号30bは開閉ガイド30の回転
ヒンジ部に設けられた歯車を示し、符号51はシート落
下防止片である板状のスライド片51を示している。ス
ライド片51は、装置本体1側にスライド可能に取付け
られている。符号S1及び符号S2は搬送路29に滞留
したシートを示す。
【0056】搬送路29に長さの短いシートS1が貯留
した場合、図2に示すようにジャム処理を行なうため、
矢印b方向に開閉ガイド30をヒンジ部30aを中心に
開けると、正逆転ローラ対32a,32b同士が離間
し、シートS1は落下する。しかし、図3に示すよう
に、開閉ガイド30の回転ヒンジ部30aと一体に構成
された歯車30bとスライド片51のラック51aとが
噛み合っているため、開閉ガイド30の開く動作に連動
して、スライド片51が矢印dの方向にスライドし、他
方の案内壁29aに接近するので、落下したシートS1
はスライド片51に下端部を規制され、ペディスクルC
の反転パス43に入り込むことはない。
【0057】また、搬送路29に長さの長いシートS2
は、滞留した場合、図3の1点鎖線で示すように、下端
部がスライド片51と他方の案内壁29aとの間に挟ま
って、落下が防止され、やはり、ペディスクルCの反転
パス43の内部まで入り込むことが防止される。
【0058】なお、スライド片51は、他方の案内壁2
9aとで、シートS2を挟んだとき、シートS2が落下
しない程度の力でシートS2を他方の案内壁29aを押
圧しており、シートS2を抜き取る時、シートS2に破
損を与えないようになっている。また、シートを抜き取
り易くするため、スライド片51の先端に回転可能なロ
ーラ(図示省略)を設けてもよい。さらに、挟んだシー
トS2に損傷を与えないように、スライド片51の先端
と、スライド片51の先端が対向する他方の案内壁29
aの一部分との少なくとも一方に弾性を持たせてもよ
い。
【0059】シート搬送装置81は、以上説明した各構
成要素の内、給送路17、レジストローラ対4,4、搬
送ベルト11、内シート排出ローラ対21,21、外シ
ート排出ローラ対22、フラッパ23、シート搬送ロー
ラ対(シート搬送回転体対)24,24、搬送路(シー
ト縦搬送路)25、弾性シート28、開閉ガイド部(一
方の案内壁)30、正逆転ローラ対(シート逆送回転体
対)32a,32b、搬送路(シート縦搬送路)29、
反転パス(シート縦搬送路)43、搬送路(反転シート
搬送路)27、搬送路(反転シート搬送路)18、入口
ローラ対18a,18a等で形成されている。
【0060】また、図3において符号91はシート落下
防止手段を示している。シート落下防止手段91は、回
転ヒンジ部(回動中心)30a、歯車(駆動回転体)3
0b、スライド片(シート落下防止片)51等によっ
て、構成されている。
【0061】第1実施形態のシート搬送装置81は、滞
留シートS1,S2が、開閉ガイド30を開いたとき、
スライド片51により落下が防止され、ペディスクルC
の反転パス43の内部まで、落ち込むことがなくなるの
で次の利点を有している。
【0062】ユーザが滞留シートを発見し易くなる。ジ
ャム処理を容易に行なえるようになる。反転パス43に
滞留シートが残留することがなくなるため、次のジョブ
における後続のシートのジャムの再発を防止をすること
ができる。
【0063】(第2実施形態)次に、図4、図5に基づ
いて、本発明の第2実施形態のシート搬送装置82を説
明する。第2実施形態のシート搬送装置82は、シート
落下防止手段92の構成が、第1実施形態のシート搬送
装置81のシート落下防止手段91の構成と異なってい
る。なお、第2実施形態のシート搬送装置82におい
て、第1実施形態のシート搬送装置81と同一部分につ
いては、同一符号を付してその部分の説明を省略するこ
ととする。
【0064】図5は、第2実施形態のシート搬送装置8
2における、シート落下防止手段92の拡大図である。
【0065】図において、符号30aは、開閉ガイドの
回転ヒンジ部(回動中心)を示し、符号30cは開閉ガ
イド30の回転ヒンジ部に設られた歯車(回転体)を示
し、符号53は傾動片(シート落下防止片)を、符号5
4は、ジャムシート検出センサ(ジャムシート検知手
段)を示している。これらは、シート落下防止手段92
を構成している。
【0066】歯車30cは、開閉ガイド30に一体的に
設けられている。傾動片53は、装置本体1の固定され
た支点53cを中心に回転可能に取付けられている。符
号S3は搬送路29に滞留したシートを示す。
【0067】搬送路29にシートS3が滞留した場合、
図4に示すように、ジャム処理をすべく、矢印b方向に
開閉ガイド30をヒンジ部30aを中心にして開ける
と、正逆転ローラ対32a,32bが離間し、シートS
3は開閉ガイド30からの拘束が解除される。しかし、
図5のように、開閉ガイド30の回転ヒンジ部30aに
一体に設けられた歯車30cと、装置本体1の固定され
た支点53cに回転可能に設けられた傾動片53の歯車
部53aとが互いに噛合しており、開閉ガイド30の開
く動作に連動して、傾動片53が矢印eの方向に回転す
る。このため、滞留シートS3は、傾動片53と一方の
案内壁29aとに挟まれて、落下が防止され、ペディス
クルCの反転パス43に落ち込むようなことがない。
【0068】傾動片53には、先端部53bが弾性変形
できるように弾性体が使用されている。このように弾性
体を使用すると、図5に一点鎖線で示すように、開閉ガ
イド30がどんな開閉角度であっても、先端部53bが
撓むので、適度の押圧力(実験によると約50g乃至約
2000g程度の押圧力が最適であった)で、滞留シー
トS3を押さえることができ、ユーザはジャム処理時、
シートS3を無理に引っ張っても、シートS3は破れる
ことなく、取り除き、再度使用することができる。
【0069】第2実施形態においては、傾動片53の先
端部53bの近傍に滞留シートS3を検出するジャムシ
ート検知センサ(ジャムシート検知手段)54が配設さ
れており、シートS3のジャム処理が行われないと、シ
ートの残留がセンサ54によって検出されて、ジャム表
示や、次回ジョブの禁止表示等出来るので、次回のジョ
ブにおけるジャムの再発を防止することができる。
【0070】以上のように、第2実施形態のシート搬送
装置82によれば、第1実施形態のシート搬送装置81
に比べて、傾動片53によって、どんな長さの滞留シー
トであっても、直接落下を押さえることができ、落下防
止精度を向上させることができる。
【0071】さらに、傾動片53の近傍に、ジャムシー
ト検知センサ54を配設することで、ユーザによるジャ
ム処理が完璧に行われるようになっているので、次回の
ジョブにおけるジャムの再発を確実に防止することがで
きる。
【0072】(第3実施形態)次に、図6を用いて、本
発明の第3実施形態のシート搬送装置83を説明する。
第3実施形態のシート搬送装置83は、シート落下防止
手段93の構成が、第1実施形態のシート搬送装置81
のシート落下防止手段91の構成と異なっている。な
お、第3実施形態のシート搬送装置83において、第1
実施形態のシート搬送装置81と同一部分については、
同一符号を付してその部分の説明を省略することとす
る。
【0073】図6は、第3実施形態のシート搬送装置8
3における、シート落下防止手段93の拡大図である。
【0074】図において、符号30cは開閉ガイド30
の回転ヒンジ部(回動中心)30aに設られた歯車(回
転体)を示し、符号56は傾動片(シート落下防止片)
を示し、装置本体1の固定の支点56c中心に回転可能
に取付けられている。符号57は傾動片56の先端に回
転自在に取付けられた押さえローラを示し、ジャムシー
ト検知センサ54を示している。これらは、シート落下
防止手段93を構成している。符号S4は搬送路29に
滞留したシートを示している。歯車30cは、開閉ガイ
ド30に一体的に設けられている。
【0075】傾動片56は、先端部56bが弾性変形で
きるように弾性体が使用されている。
【0076】第3実施形態のシート搬送装置83におい
ては、第2実施形態のシート搬送装置82と比べて、傾
動片56の先端に回転可能なローラ57が取付けられて
いるため、滞留シートを抜き取るとき、ローラ57が追
従回転して、より一層、滞留シートを円滑に抜き取るこ
とができるようになり、ユーザによるジャム処理の操作
性が向上し、且つ滞留シートを傷つけるようなことがな
くなり、滞留シートを再使用することができる。
【0077】(第4実施形態)次に、図7及び図8に基
づいて、第4実施形態のシート搬送装置84を説明す
る。
【0078】第4実施形態のシート搬送装置84は、シ
ート落下防止手段94の構成が、第1実施形態のシート
搬送装置81のシート落下防止手段91の構成と異なっ
ている。なお、第4実施形態のシート搬送装置84にお
いて、第1実施形態のシート搬送装置81と同一部分に
ついては、同一符号を付してその部分の説明を省略する
こととする。
【0079】図8は、第4実施形態のシート搬送装置8
4における、シート落下防止手段94の拡大図である。
【0080】符号60は開閉ガイド30の開閉を検知す
るマイクロスイッチを示す。符号61は傾動片56を作
用させる為の駆動モータ(駆動手段)を、符号61aは
駆動歯車を、符号62は中間歯車を、各々示す。駆動モ
ータ61、中間歯車62及び傾動片56は、装置本体1
に設けられている。
【0081】第4実施形態のシート落下防止手段94
は、マイクロスイッチ60、駆動モータ61、従動歯車
61a、中間歯車62、傾動片56、ジャムシート検知
センサ54等で構成されている。
【0082】開閉ガイド30が開くと、マイクロスイッ
チ60からの信号で、駆動モータ61が回転し、駆動歯
車61a、中間歯車62のそれぞれ矢印f、gの方向へ
の回転により、傾動片56が矢印hの方向に回転し、滞
留シートを押さえる。ユーザが滞留シートをジャム処理
してジャムシート検知センサ54がOFFすると、駆動
モータ61が逆転し傾動片56は元の位置に戻る。
【0083】第1乃至第3のシート搬送装置のシート落
下防止手段91,92,93は、ユーザがジャム処理せ
ず、開閉ガイド30を閉めると、閉める動作に連動して
傾動片56の拘束力がなくなるので、滞留シートが落下
する恐れがあったが、第4実施形態のシート搬送装置8
4のシート落下防止手段94は、ユーザがジャム処理し
てジャムシート検知センサ54がOFFになるまで、駆
動モータ61は逆転しない。このため、ユーザによるジ
ャム処理が完璧に行われないと、ジャム表示の解除や、
次回のジョブの禁止を解除できない。よって、次回、ジ
ョブにおけるジャムの再発防止効果が、更に向上する。
【0084】また、本実施形態においては、傾動片56
の駆動にモータを用いたが、これに制限されることな
く、ソレノイド等でも同様の効果が得られる。
【0085】
【発明の効果】本発明のシート搬送装置は、次の効果を
奏する。
【0086】シートを略垂直方向に搬送するシート縦搬
送路の一方の案内壁を開くと、シート落下防止手段がシ
ート縦搬送路内に滞留したシートを受け止めて、或は、
他方の案内壁に押し付けて落下を防止するので、滞留シ
ートの落下を防止して、ユーザが滞留シートを容易に発
見することができる。
【0087】また、滞留シートの発見をし損なうことが
なく、次のジョブにおけるシートのジャムの再発防止を
することができる。
【0088】本発明のシート搬送装置のように、シート
縦搬送路の一方の案内壁が、シート逆送回転体対の下流
側を回動中心にして、上流側が開閉可能になっている
と、一方の案内壁の上流側が開閉されるため、滞留シー
トを上方から、取り易い状態で取り除くことができる。
また、シートが詰まり易いシート縦搬送路と反転シート
搬送路との分岐部分が外部に表われるので、シートを容
易に取り除くことができる。
【0089】本発明のシート搬送装置のように、シート
搬送回転体対の一方が、一方の案内壁に配設されている
と、一方の案内壁を開いたとき、その一方の案内壁と一
体にシート搬送回転体対の一方が移動し、他方から離れ
るので、シート搬送回転体対間に滞留したシートを容易
に除去することができる。
【0090】本発明のシート搬送装置のように、シート
逆送回転体対の一方が、一方の案内壁に配設されている
と、一方の案内壁を開いたとき、その一方の案内壁と一
体にシート逆送回転体対の一方が移動し、他方から離れ
るので、シート逆送回転体対間に滞留したシートを容易
に除去することができる。
【0091】本発明のシート搬送装置のように、シート
落下防止手段が、シート搬送路に滞留シートを検知する
ジャムシート検知手段を備えていると、滞留シートをジ
ャムシート検知手段が検知することによって、ユーザに
シート詰まりを報せることができる。また、除去し忘れ
た滞留シートがあっても、ジャムシート検知手段がシー
ト詰まりを検知して、除去忘れをユーザに報せることが
できる。従って、ユーザによるジャム処理が完璧に行な
うことができ、次回のジョブにおけるジャムの再発を防
止することができる。
【0092】本発明のシート搬送装置のように、一方の
案内壁を開くと、シート落下防止片が他方の案内壁に接
近するようになっていると、一方の案内壁を開いたこと
によって、落下しようとする滞留シートを受け止める
か、他方の案内壁に押し付けるかして、滞留シートの落
下を防止して、ユーザが滞留シートの発見をし損なうこ
とを防止することができる。
【0093】本発明のシート搬送装置のように、一方の
案内壁を開いたとき、駆動手段によって他方の案内壁に
接近する、固定部材上のシート落下防止片を備え、前記
駆動手段が、前記ジャムシート検知手段によって滞留シ
ートを検知されているとき、被前記シート落下防止片を
前記他方の案内壁に接近させる動作のみ行なうことを特
徴としている。
【0094】本発明のシート搬送装置のように、一方の
案内壁を開くと、駆動手段によって、シート落下防止片
が他方の案内壁に接近するようにすると、一方の案内壁
を開いたことによって、落下しようとする滞留シートを
受け止めるか、或は、他方の案内壁に押し付けて、滞留
シートの落下を防止することができる。また、滞留シー
トが除去されないと、駆動手段が、シート落下防止片を
元の位置に戻さなため、滞留シートの除去忘れに気付く
ことができるとともに、次のシートの搬送動作を行なう
ことができない。
【0095】本発明のシート搬送装置のように、シート
落下防止片と他方の案内壁とが互いに接触する部分の少
なくとも一方を弾性変形可能にすると、シート落下防止
片が弾性変形して他方の案内壁に当接し、各部の寸法誤
差を吸収することができる。また、一方の案内壁を開い
たことによって、落下しようとする滞留シートを、他方
の案内壁に確実に押し付けたとき、ユーザが、滞留シー
トを引き裂くことなく、抜き取ることができる。
【0096】本発明のシート搬送装置のように、シート
落下防止片が、他方の案内壁に接触するローラを備えて
いると、一方の案内壁を開いたことによって、落下しよ
うとする滞留シートを、他方の案内壁に押し付けたと
き、ユーザが、滞留シートを引き抜くとき、ローラがシ
ートに追従回転し、シートに損傷を与えることなく、容
易に引き抜くことができる。
【0097】本発明の画像形成装置は、滞留シートを確
実に除去することができる上記いずれか1つのシート搬
送装置を備えているので、繰り返してシート詰まりが生
じることがなく、画像形成能率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にシート搬送装置を備
えた画像形成装置の概略正面断面図である。
【図2】図1の第1の実施形態のシート搬送装置の一方
の案内壁を開けたときの画像形成装置の概略正面断面図
である。
【図3】図1の第1の実施形態のシート搬送装置の落下
防止手段の拡大図である。
【図4】本発明の第2の実施形態のシート搬送装置の一
方の案内壁を開けたときの画像形成装置の概略正面断面
図である。
【図5】図4の第2の実施形態のシート搬送装置の落下
防止手段の拡大図である。
【図6】本発明の第3の実施形態のシート搬送装置の落
下防止手段の拡大図である。
【図7】本発明の第4の実施形態にシート搬送装置を備
えた画像形成装置の概略正面断面図である。
【図8】図7の第2の実施形態のシート搬送装置の落下
防止手段の拡大図である。
【図9】従来例のシート搬送装置を備えた画像形成装置
の概略正面断面図である。
【図10】他の従来例のシート搬送装置を備えた画像形
成装置の概略正面断面図である。
【符号の説明】
S シート A 画像読取部 B 画像形成部 C カセットペディスタル D シート排出装置 1 画像形成装置本体 8 画像読取手段 17 給送路 18 搬送路(反転シート搬送路) 24 シート搬送ローラ対(シート搬送回転体対) 25 搬送路(シート縦搬送路) 27 搬送路(反転シート搬送路) 29 搬送路(シート縦搬送路) 29a 他方の案内壁 29b 一方の案内壁 30 開閉ガイド 30a 回転ヒンジ部(一方の案内壁の回動中心) 30b 歯車(駆動回転体、ピニオン) 30c 歯車(駆動歯車) 32a,32b 正逆転ローラ対(シート逆送回転体
対) 43 反転パス(シート縦搬送路) 51 スライド片(シート落下防止片) 51a ラック 53 傾動片(シート落下防止片) 53a 歯車部(従動歯車) 53b 先端部 53c 支点 54 ジャムシート検知センサ(ジャムシート検知手
段) 56 傾動片(シート落下防止片) 56b 先端部 56c 支点 57 ローラ 60 マイクロスイッチ 61 駆動モータ(駆動手段) 61a 駆動歯車 62 中間歯車 70 画像形成手段 81,82,83,84 シート搬送装置 91,92,93,94 シート落下防止手段

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート搬送回転体対によって搬送される
    シートを縦に案内するシート縦搬送路と、 前記シート縦搬送路の1対の案内壁の内、一方の案内壁
    を開閉可能に形成し、該一方の案内壁を開いたとき、前
    記シート縦搬送路の他方の案内壁に接近するシート落下
    防止手段と、 を備えたことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記シート縦搬送路に配設されて前記シ
    ート縦搬送路を搬送されてきたシートを逆送するシート
    逆送回転体対と、 前記シート逆送回転体対によって逆送されたシートを案
    内する、前記シート縦搬送路から分岐された反転シート
    搬送路と、を備え、 前記シート縦搬送路の一方の案内壁が、前記シート逆送
    回転体対の下流側を回動中心にして、上流側が開閉可能
    になっていることを特徴とする請求項1に記載のシート
    搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記シート搬送回転体対の一方が、前記
    一方の案内壁に配設されていることを特徴とする請求項
    1に記載のシート搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記シート逆送回転体対の一方が、前記
    一方の案内壁に配設されていることを特徴とする請求項
    2に記載のシート搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記シート落下防止手段が、前記シート
    搬送路に詰まったシートを検知するジャムシート検知手
    段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のシー
    ト搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記一方の案内壁が、回動開閉可能であ
    り、前記シート落下防止手段が、前記一方の案内壁の回
    動中心に一体に設けられた駆動回転体と、該駆動回転体
    に連動し、前記一方の案内壁の開閉に伴って前記他方の
    案内壁に対して接離する固定部材上のシート落下防止片
    とを備えていることを特徴とする請求項1又は5に記載
    のシート搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記駆動回転体がピニオンであり、前記
    シート落下片が前記ピニオンに噛合するラックを備えた
    スライド片であることを特徴とする請求項6に記載のシ
    ート搬送装置。
  8. 【請求項8】 前記駆動回転体が駆動歯車であり、前記
    シート落下片が前記駆動歯車に噛合する従動歯車を有す
    る傾動片であることを特徴とする請求項6に記載のシー
    ト搬送装置。
  9. 【請求項9】 前記一方の案内壁が、回動開閉可能であ
    り、前記シート落下防止手段が、前記一方の案内壁を開
    いたとき、駆動手段によって前記他方の案内壁に接近す
    る、固定部材上のシート落下防止片を備え、前記駆動手
    段が、前記ジャムシート検知手段によって滞留シートを
    検知されているとき、前記シート落下防止片を前記他方
    の案内壁に接近させる動作のみ行なうことを特徴とする
    請求項1又は5に記載のシート搬送装置。
  10. 【請求項10】 前記他方の案内壁に対する前記シート
    落下防止片の接触圧を、前記シート落下防止片と前記他
    方の案内壁との間に挟まれたシートを抜き取ることがで
    きるように設定したことを特徴とする請求項6,7,8
    又は9に記載のシート搬送装置。
  11. 【請求項11】 前記シート落下防止片と前記他方の案
    内壁とが互いに接触する部分の少なくとも一方を、弾性
    変形可能にしたことを特徴とする請求項6,7,8,9
    又は10に記載のシート搬送装置。
  12. 【請求項12】 前記シート落下防止片が、前記他方の
    案内壁に接触するローラを備えていることを特徴とする
    請求項6,7,8,9,10又は11に記載のシート搬
    送装置。
  13. 【請求項13】 シートに画像を形成する画像形成手段
    と、 前記画像形成手段によって一方の面に画像が形成された
    シートを反転搬送して他方の面に画像を形成すべく前記
    画像形成手段に搬送する請求項1乃至12のシート搬送
    装置の内、いずれか1項に記載のシート搬送装置と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008217758A (ja) * 2007-02-08 2008-09-18 Seiko Epson Corp 媒体処理装置
US8381986B2 (en) 2006-12-28 2013-02-26 Seiko Epson Corporation Check processing device
US9946213B2 (en) 2015-12-04 2018-04-17 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus that prevents sheet from falling at time of jam processing
US11548757B2 (en) 2019-07-12 2023-01-10 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

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