JPH10149077A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10149077A
JPH10149077A JP8307921A JP30792196A JPH10149077A JP H10149077 A JPH10149077 A JP H10149077A JP 8307921 A JP8307921 A JP 8307921A JP 30792196 A JP30792196 A JP 30792196A JP H10149077 A JPH10149077 A JP H10149077A
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locking
image forming
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forming apparatus
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Susumu Okui
進 奥井
Makoto Tamura
真 田村
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 画像形成装置側面の開閉扉を閉止するとき、
開閉扉の前側のみを押圧しても、画像形成装置の前後2
箇所の係止手段を確実にロックさせる。 【解決手段】 開閉扉を閉止するとき、後側の係止手段
の係止部材122に摺接する可動係止爪部材111の案
内面の揺動中心軸104からの距離を、前側の係止手段
の係止部材122に摺接する可動係止爪部材110の案
内面の揺動中心軸104からの距離より大きく形成し、
開閉扉101,102を閉止するとき、後側の係止手段
の可動係止爪部材111の案内面が係止部材122に摺
接したのち、前側の係止手段の可動係止爪部材110の
案内面が係止部材122に摺接して、さらにその後、前
側の可動係止爪部材110と後側の可動係止爪部材11
1とが同時に係止部材122に係止されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、特に該画像
形成装置本体側面の開口部を開閉可能にする開閉扉と、
該開閉扉と前記画像形成装置本体とを係止する係止手段
とを有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置において
は、該画像形成装置本体の給紙部、排紙部、循環反転搬
送部等の搬送路を本体側面の開口部から開閉可能にする
開閉扉と、該開閉扉と前記画像形成装置とを係止する係
止手段とを有し、前記係止手段を前記開口部の前側と後
側(画像形成装置本体を基準とした位置)とに配置して
いる。前記係止手段は係止部材と可動係止爪とから成
る。前記開閉扉を閉止するとき、前記前側と後側の2箇
所に配置された係止手段の各係止部材と可動係止爪とが
同時にロックされ、開閉扉は閉止状態になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像形成装置
は、前記前側(手前側)と後側(奥側)の2箇所に配置
された可動係止爪の爪部形状が同形状をなしている。こ
のため、開閉扉を押さえて閉じるとき、手直な手前側の
係止手段のみが係止され、奥側の係止手段が係止されて
いないハーフロック(不完全ロック)状態のままで、開
閉扉の奥側が画像形成装置本体の開口部から浮き上がっ
て不完全閉止状態となることがある。
【0004】すなわち、開閉扉を閉止するとき、操作者
は一般に開閉扉の手前側を押さえて閉じるから、手前側
の係止手段はロックされるが、奥側の係止手段には押圧
力が不足し、ロックされず、開閉扉の奥側が不完全閉止
状態となることがある。また、開閉扉の奥側の係止手段
は一般に、操作者の手前側から見にくいため、目視で確
認が困難であり、開閉扉の閉止動作を行ったにもかかわ
らず、開閉扉の奥側が半開きになっていることがある。
【0005】前記開閉扉には、記録紙の給送や搬送のた
めのローラやガイド部材等が装着されているから、開閉
扉の上記の不完全閉止状態では、給紙不良、搬送不良等
を発生する。
【0006】あるいは、開閉扉の開閉状態を検知するイ
ンターロック手段を設けた画像形成装置においては、開
閉扉の閉止動作を行ったにもかかわらず、画像形成プロ
セスが実行されないというトラブルが発生する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
諸問題点を解決し、画像形成装置本体の開口部を開閉可
能にする開閉扉の閉止動作を確実にすることにより、記
録紙の搬送不良を防止する画像形成装置を提供すること
を目的とする。
【0008】上記目的を達成する本発明の画像形成装置
は、画像形成装置本体の側面の開口部を開閉可能にする
開閉扉と、該開閉扉と前記画像形成装置とを係止する係
止手段とを有し、前記係止手段を前記開口部の前側と後
側とに配置し、前記開閉扉を閉止するとき、前記前側と
後側の2箇所に配置された係止手段が同時にロックされ
る画像形成装置において、前記後側の係止手段の係止部
材に摺接する可動係止爪部材の案内面の揺動中心軸から
の距離を、前側の係止手段の係止部材に摺接する可動係
止爪部材の案内面の揺動中心軸からの距離より大きく形
成し、前記開閉扉を閉止するとき、前記後側の係止手段
の可動係止爪部材の案内面が係止部材に摺接したのち、
前記前側の係止手段の可動係止爪部材の案内面が係止部
材に摺接して、さらにその後、前記前側の可動係止爪部
材と後側の可動係止爪部材とが同時に前記係止部材に係
止されるようにしたことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の画像形成装置の
実施の形態を説明する。図1は、この画像形成装置の一
実施の形態を示す両面画像形成装置の概略構成図、図2
は両面画像形成装置の記録紙搬送経路を示す模式図であ
る。
【0010】この実施の形態では画像形成装置として複
写装置を示している。この複写装置には画像形成部10
と、給紙部20と、排紙部30と、反転搬送部40と、
記録紙導入部50と、中間スタッカ部60と、再給紙部
70とが備えられ、画像形成部10の転写部へ記録紙P
を搬送する給紙経路Aと、前記転写部から記録済みの記
録紙Pを排出または再給紙する搬送経路Bと、画像が形
成された記録紙Pを装置外に排出する排出経路Cと、画
像形成部10で画像が形成された記録紙Pを反転後再度
画像形成部10に循環させるための循環反転給紙経路D
とを有している。
【0011】画像形成部10には、像担持体(感光体ド
ラム)11が配置され、像担持体11には帯電器12に
より一様の帯電が付与され、露光手段13により画像情
報を像担持体11の周面に照射し、静電潜像を形成す
る。静電潜像は現像器14により現像され、トナー像を
形成する。
【0012】給紙部20には、少なくとも1つの給紙ユ
ニットが設けられている。該給紙ユニットには、多数枚
の記録紙Pを収納する給紙カセット21が引き出し可能
に配置されている。22は給紙ローラ23に記録紙Pを
圧接させる可動底板である。該給紙ローラ23を駆動回
転することにより可動底板22上の最上層の記録紙Pは
間欠的に取り出される。該給紙ローラ23の給紙下流側
には重送防止用ローラ対24,25が配置され、記録紙
Pを1枚づつ次工程に送り出し、それぞれ給紙経路Aに
配置された中間給紙ローラ26,27を介して第2給紙
ローラ(レジストローラ)28に給送される。
【0013】像担持体11の回転に同期して第2給紙ロ
ーラ28を駆動し、記録紙Pを転写器15に送り込みト
ナー像を転写する。その後、分離器16により像担持体
11から記録紙Pを分離し、搬送ベルト17により定着
装置18に搬送する。また、像担持体11の周囲には、
クリーニング装置19が配設され、転写後の像担持体1
1の表面の残留トナーを除去する。さらに、次の像形成
のために、帯電器12で再度帯電する。
【0014】定着装置18は、内部にヒータを有する定
着ローラ(加熱ローラ)181と、該定着ローラ181
に強く圧接して従動する加圧ローラ182とから成り、
前記画像形成部10から搬送された記録紙Pを圧接、挟
持して加熱することにより、記録紙P上に形成されたト
ナー像を定着する。
【0015】定着された記録紙Pは、排紙部30に送り
出される。すなわち、記録紙Pは定着装置18の搬送下
流側に配置された定着排紙ローラ31のニップ位置を通
過し、さらに搬送下流側の排紙切換部材(切換ゲート)
32によって記録紙Pの搬送経路が排出側と、反転再給
紙側に切り換えられる。排出側に切り換えられた記録紙
Pは、切換ゲート32の上方の通路を通過し、排紙ロー
ラ33により排紙トレイ34上に載置される。
【0016】記録紙反転再給紙側には、反転搬送部40
と、記録紙導入部50と、中間スタッカ部60と、再給
紙部70とを備えている。
【0017】図3は、反転搬送部40と記録紙導入部5
0の断面図である。
【0018】切換ゲート32が反転再給紙側に切り換え
られると、切換ゲート32の下方の通路aを通過した記
録紙Pが、反転搬送部40の導入ローラ(搬送ローラ)
41を介して下方に搬送され、分岐手段42の図示左方
の通路bを通過し、更に搬送下流側の垂直通路cを経
て、正逆回転可能な反転搬送ローラ43に挟持されて搬
送され、その後、湾曲通路dで水平方向に進路が曲げら
れ、画像形成装置本体の本体骨格底板100の上面と前
記給紙カセット21の底面との間に形成された空間に設
けられたスイッチバック通路(水平通路)eに進入して
所定位置で一時停止する。この停止時の用紙先端位置
は、用紙のサイズにより異なるが、各サイズの記録紙P
の後端位置は、前記分岐手段42と前記反転搬送ローラ
43のニップ位置との中間位置である。
【0019】前記の一時停止した記録紙Pの後端部は、
逆転駆動に切り換えられた反転搬送ローラ43にニップ
されて、前記垂直通路cを上昇して、前記分岐手段42
内の通路fを通過し、記録紙導入部50により中間スタ
ッカ部60に送り込まれる(排出通路g)。
【0020】前記反転搬送部40の反転搬送ローラ43
の正転搬送下流側の記録紙搬送通路のうち、画像形成装
置本体の本体骨格底板100の上面100Aと、前記給
紙カセット21の底面21Aとの間に形成された狭い空
間に、1枚の記録紙Pが一時収容可能なスイッチバック
通路(水平通路)eを設けた。44は大サイズ用紙の先
端部に軽圧接して案内する押圧レバーである。なお、前
記本体骨格底板100の上面100Aに図示しないリブ
を形成することにより、記録紙Pのスイッチバック搬送
を円滑にするとともに、前記本体骨格底板100を補強
する。
【0021】前記反転搬送ローラ43の記録紙正転搬送
方向の下流側に、記録紙の先端部通過を検知する検知手
段を設けた。該検知手段は、検知部材45と反転センサ
PS3とから構成されている。検知部材45はアクチュ
エータ部45Aと遮光部45Bと支軸45Cとから成る
一体成型部材である。支軸45Cは反転搬送部40の図
示しない固定軸受に回転自在に支持されている。
【0022】前記アクチュエータ部45Aは前記反転搬
送ローラ43の下流側の垂直通路cを通過する記録紙P
に接触して揺動される。該アクチュエータ部45Aと一
体をなす遮光部45Bは、前記反転センサPS3の検知
光路を遮断または透過する。前記反転センサPS3はフ
ォトインタラプタ型の光センサである。
【0023】前記中間スタッカ部60の上流側上部に
は、駆動ローラ51Aと従動ローラ51B間に巻回され
た搬送ベルト52とバックアッププレート53とが固定
位置に設けてある。前記駆動ローラ51AはモータM1
により駆動され、搬送ベルト52を回動する。
【0024】前記スタッカ本体61の底部には、ワイヤ
巻回ドラム54Aが固定位置に設置され、モータM2に
より駆動回転される。該ワイヤ巻回ドラム54Aのドラ
ム面には可動ワイヤ55が複数回巻回されていて一端が
係止されている。該可動ワイヤ55の他端は、中間コロ
54B、係止部材54C間に伸縮可能に張設されてい
る。
【0025】前記搬送ベルト52の下面側には、固定位
置で回転可能な従動ローラ56Aと、前記可動ワイヤ5
5とともに移動して回転可能な従動ローラ56Bとが設
けてある。従動ローラ56A,56Bは搬送ベルト52
に圧接して従動回転する。
【0026】前記係止部材54Cと、前記従動ローラ5
6Bと、該従動ローラ56Bを搬送ベルト側に付勢する
バネ手段とを支持するキャリッジは、スタッカ本体61
の両側壁に記録紙搬送方向と平行する方向に穿設された
長穴610に摺動して直線移動可能である。該キャリッ
ジの移動は、前記モータM2から駆動伝達手段を介して
駆動される。
【0027】前記搬送ベルト52と従動ローラ56Bの
圧接位置からスタッカ本体61内に排出された記録紙P
の先端部は、前記排出通路gの空間を通過して、スタッ
カ本体61内の底面または該スタッカ本体61内に積載
された先行の記録紙Pの上面に当接したのち、滑走して
突き当て面61Aに移送される。
【0028】図4は、排紙部30と反転搬送部40と画
像形成装置本体側面部の開閉扉開閉機構とを示す正面断
面図である。図5は、前記開閉扉を開放状態にした画像
形成装置本体側面部の正面断面図、図6は前記開閉扉開
放状態の斜視図である。図7は上記開閉扉開閉機構の要
部斜視図である。
【0029】画像形成装置本体左側面部には、排紙部3
0と反転搬送部40等が配置され、開閉扉により本体左
側面部の開口部が開閉可能になっている。開閉扉は、下
開閉扉101と上開閉扉102の屈曲式2段構成になっ
ている。下開閉扉101は、画像形成装置本体底部に固
定された揺動中心軸103に枢支され、揺動回転可能に
なっている。上開閉扉102は、下開閉扉101上部に
固定された揺動中心軸104に枢支され、揺動回転可能
になっている。前記画像形成装置本体底部と前記上開閉
扉102とは揺動自在なステーバー105により連結さ
れ、下開閉扉101を開放状態にしたとき、ステーバー
105は前記上開閉扉102をほぼ垂直状態に支持す
る。前記2箇所の揺動中心軸103,104から成る2
段関節に支持された2個の開閉扉101,102は、開
閉扉の開閉時に、画像形成装置本体側方の占有空間を少
なくすることができるから、画像形成装置を狭い場所に
設置して、側面の開閉扉を開閉することができる。
【0030】前記上開閉扉102の上部には、可動ロッ
ク爪部材106が支点軸106Aにより揺動可能に支持
されている。該可動ロック爪部材106は、中央部の前
記支点軸106Aを支点とし、一方の端部の力点は把持
部106B、他方の端部の作用点はロック爪部106C
を形成している。該ロック爪部106Cは後述の捩りコ
イルバネ112の付勢により、画像形成装置本体側の係
止部材121に係脱可能に係合する。
【0031】前記ロック爪部106Cの近傍には、連結
棒107が貫通、軸止されている。該連結棒107の両
端部には、2本の連結桿108(F),108(R)の
上端部が回転可能に保持されている。
【0032】前側(図6に示す画像形成装置本体の操作
者に対面する側F)の連結桿108(F)の下端部は、
可動係止爪部材110の突起軸部110Aに接続してい
る。該可動係止爪部材110の基部110Bは前記揺動
中心軸104の一方の端部に嵌入されて、揺動可能に支
持されている。前記揺動中心軸104の軸径に装着され
た捩りコイルバネ112は、前記可動係止爪部材110
の先端部のロック爪部110Cを上方にバネ付勢すると
ともに、連結桿108(F)、連結棒107を介して前
記ロック爪部106Cを上方にバネ付勢する。
【0033】前記ロック爪部106Cは画像形成装置本
体側の係止部材122にバネ付勢されて係脱可能に係合
する。
【0034】後側(図6に示す画像形成装置本体の背面
側R)の連結桿108(R)の下端部は、可動係止爪部
材111の突起軸部111Aに接続している。該可動係
止爪部材111の基部111Bは前記揺動中心軸104
の他方の端部に嵌入されて、揺動可能に支持されてい
る。前記揺動中心軸104の軸径に装着された捩りコイ
ルバネ112は、前記可動係止爪部材111の先端部の
ロック爪部106Cを上方にバネ付勢するとともに、連
結桿108(F)、連結棒107を介して前記ロック爪
部106Cを上方にバネ付勢する。
【0035】前記ロック爪部106Cは画像形成装置本
体側の係止部材122にバネ付勢されて係脱可能に係合
する。
【0036】図8は、前記可動係止爪部材110,11
1の形状を比較する正面図であり、図8(a)は前記前
側の可動係止爪部材110を示す正面図、図8(b)は
後側の可動係止爪部材111の形状を示す正面図であ
る。
【0037】前記前側の可動係止爪部材110は、前記
揺動中心軸104が固定される基部110Aと、前記連
結桿108(F)に接続する突起軸部110Bと、前記
係止部材122のストッパ面に当接する係止面110C
と、画像形成装置の前側の係止手段の係止部材122
(F)に摺接する案内面(傾斜面)110Dと、ロック
爪先端部110Eとから形成されている。
【0038】前記後側の可動係止爪部材111は、前記
揺動中心軸104が固定される基部111Aと、前記連
結桿108(R)に接続する突起軸部111Bと、前記
係止部材122(R)のストッパ面に当接する係止面1
11Cと、画像形成装置の前側の係止手段の係止部材1
22(F)に摺接する案内面(傾斜面)111Dと、ロ
ック爪先端部111Eとから形成されている。
【0039】前記前側の可動係止爪部材110と、後側
の可動係止爪部材111とは、基部から係止面までは同
一形状をなすが、後側の可動係止爪部材111の案内面
(傾斜面)111Dと、ロック爪先端部111Eとは、
前側の可動係止爪部材110に比して、前記揺動中心軸
104より遠い位置にあり、前記係止部材122(R)
に早期に当接する。
【0040】図9(a),(b)は、前記可動係止爪部
材110,111が同一形状をなした場合の係合状態を
示す。図9(a)は、前記開閉扉101,102を閉止
するとき、該開閉扉101,102の前側(F)を押さ
え付けた場合、該開閉扉101,102が変形して、破
線で示す前側の可動係止爪部材110と実線で示す後側
の可動係止爪部材111との取り付け位置が距離L1だ
けずれ、かつ、両可動係止爪部材110,111が角度
θ1だけ傾斜して、前側の可動係止爪部材110の係止
面110Cの一部が前記係止部材122(F)の係止面
122Bの一部に不安定係合した状態を示す。この状態
で、後側の可動係止爪部材111の先端部近傍の案内面
(傾斜面)111Dは、前記係止部材122(R)の案
内面(傾斜面)122Aに当接した状態でロックされて
いない。
【0041】図9(b)は、前記開閉扉101,102
を閉止するとき、該開閉扉101,102の前側(F)
を押さえ付けた場合、該開閉扉101,102が変形し
て、破線で示す前側の可動係止爪部材110の基準位置
Gと、実線で示す後側の可動係止爪部材111との取り
付け位置が距離L2だけずれ、前側の可動係止爪部材1
10の係止面110Cが前記係止部材122(F)の係
止面122Bに係合した状態を示す。この状態で、後側
の可動係止爪部材111の案内面(傾斜面)111D
は、前記係止部材122(R)の案内面(傾斜面)12
2Aに当接した状態でロックされていない。
【0042】図9(c),(d),(e)は、前記可動
係止爪部材110,111が係止部材122に係止され
る過程を示す正面図である。
【0043】図9(c)は本発明による後側の可動係止
爪部材111の案内面111Dが係止部材122(R)
の案内面122Aに最初に当接した状態を示す。前記開
閉扉101,102を閉止するとき、該開閉扉101,
102の前側(F)を押さえ付けた場合、後側の可動係
止爪部材111を支持する揺動中心軸104は、前記図
9(b)の破線で示す揺動中心軸104の基準位置Gか
ら遠い距離L3の位置にあり、この位置において後側の
可動係止爪部材111のみが前記係止部材122(R)
の案内面122Aに当接する。
【0044】図9(d)は、前記開閉扉101,102
をさらに強く押さえ付けて閉止する中間過程を示す。開
閉扉101,102がさらに強く押圧されると、後側の
可動係止爪部材111の案内面111Dは係止部材12
2(R)の案内面122Aに当接しながら角度θ2だけ
揺動し、同時に、前側の可動係止爪部材110を支持す
る揺動中心軸104は、前記図9(b)の破線で示す揺
動中心軸104の基準位置Gから距離L4の位置に前進
して、後側の可動係止爪部材111を支持する揺動中心
軸104とほぼ一致する。
【0045】図9(e)は、前記可動係止爪部材11
0,111が係止部材122(F),122(R)に係
止されたロック状態を示す。開閉扉101,102がさ
らに強く押圧されると、前側の可動係止爪部材110の
基部110Aと後側の可動係止爪部材111の基部11
1Aとが一致した関係位置となり、基準位置Gまで前進
すると、前側の可動係止爪部材110の係止面110C
と、後側の可動係止爪部材111の係止面111Cとは
前記係止部材122(F),122(R)の係止面12
2Bに同時に係合して、ロック状態に保持される。
【0046】このようにして、前記開閉扉101,10
2を閉止するとき、該開閉扉101,102の前側
(F)を押さえ付けた場合でも、先ず、後側(R)の可
動係止爪部材111の先端部が前記係止部材122
(R)に当接したのち、前側(F)の可動係止爪部材1
10と後側(R)の可動係止爪部材111の各係止面が
同時に係止部材122(F)(R)に係合してロック状
態に保持されるから、前側(F)の可動係止爪部材11
0のみロックされ、後側(R)の可動係止爪部材111
が未係合のままの、開閉扉が半開き状態になることが防
止される。
【0047】図10は、前記分岐手段42を構成する可
動分岐部材42Bの斜視図である。図3ないし図5にお
いて、反転搬送部40の導入ローラ(搬送ローラ)41
の下方で、前記記録紙導入部の上流側の入口部には、分
岐手段42が設けられている。該分岐手段42は、固定
分岐部材42Aと可動分岐部材42Bとから成る。固定
分岐部材42Aは画像形成装置本体側に固定されてい
る。可動分岐部材42Bは図5に示すように、下開閉扉
101に取り付けられている。
【0048】前記可動分岐部材42Bは、複数の分岐板
421と、該分岐板421を貫通して支持する揺動軸4
22と、前記複数の分岐板421のうち両端の分岐板の
記録紙通過部の外側に突出した2個の位置決め突起部4
23(F),423(R)とから形成されている。
【0049】前記揺動軸422は下開閉扉101の軸受
け部に揺動可能に支持されている。該揺動軸422は前
記複数の分岐板421にインサートされて一体成型加工
される。前記下開閉扉101に取り付けられた前記複数
の分岐板421は、下開閉扉101が開放状態のときに
は、前記揺動軸422を回転中心にして首振り揺動可能
である。
【0050】図11は、前記下開閉扉101の閉止動作
により、前記可動分岐部材42Bを画像形成装置本体に
位置決めする過程を示す要部断面図である。
【0051】図11(a)は、可動分岐部材42Bを画
像形成装置本体に挿入する前の状態を示す要部断面図、
図11(b)は、この状態の他の要部断面図である。
【0052】画像形成装置本体側の前(F)、後(R)
2箇所の所定位置には、位置決め用案内部材123
(F),123(R)が固定されている。該位置決め用
案内部材123(F),123(R)は、V字形状の開
放口を有する導入部123Aと、U字形状の案内溝を有
する位置決め溝部123Bとから成る。
【0053】開閉扉101,102が閉止されるに従
い、下開閉扉101に支持された可動分岐部材42Bが
前記固定分岐部材42Aに接近し、さらに、可動分岐部
材42Bの前(F)、後(R)2箇所の両端の先端部に
固定された位置決め突起部423(F)(R)が、それ
ぞれ前後位置決め用案内部材123(F),123
(R)の導入部123Aに沿って導入され、さらに位置
決め溝部123Bに嵌入することにより、可動分岐部材
42Bが所定位置に設置される。図11(c)は、可動
分岐部材42Bを画像形成装置本体側の位置決め用案内
部材123(F),123(R)に挿入完了した停止状
態を示す要部断面図、図11(d)は、この状態の他の
要部断面図である。
【0054】前記分岐手段42を、固定分岐部材42A
と可動分岐部材42Bとの分割構造となし、開閉扉10
1,102の開放動作により、可動分岐部材42Bを固
定分岐部材42Aから分離することにより、分岐手段4
2の搬送通路内に停留した記録紙Pや、導入ローラ41
の下流の反転搬送通路内に停留した記録紙Pを容易に取
り出すことが可能である。
【0055】また、このような分割構造の分岐手段42
において、開閉扉101に取り付けられた可動分岐部材
42Bは、開閉扉101,102が開放状態にあるとき
は首振り揺動可能な構造をなし、開閉扉101,102
が閉止されると、可動分岐部材42Bの位置決め突起部
423(F),423(R)が、画像形成装置本体側の
位置決め用案内部材123(F),123(R)に嵌合
して位置決めされるから、開閉扉101や可動分岐部材
42Bの加工精度、組立精度や、開閉扉揺動による位置
精度の変動等にかかわらず、開閉扉101を閉止した画
像形成時には、固定分岐部材42Aと可動分岐部材42
Bとを正確に位置決めすることが可能である。これによ
り、固定分岐部材42Aと可動分岐部材42Bとの間に
は、所定精度の平行間隙が形成され、この間隙の搬送通
路から記録紙Pは円滑に記録紙導入部50の入口部に挿
入される。
【0056】以上の実施の形態は、循環反転搬送経路D
を有する両面画像形成装置の側面の開閉機構について説
明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、両
面画像形成装置の再給紙部70や給紙部20の開口部を
開閉可能にする開閉扉のロック機構にも適用可能であ
る。また、一般の画像形成装置における、給紙部や排紙
部における開閉扉のロック機構にも適用可能である。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置は、前記後側の係止手段の係止部材に摺接する可動
係止爪部材の案内面の揺動中心軸からの距離を、前側の
係止手段の係止部材に摺接する可動係止爪部材の案内面
の揺動中心軸からの距離より大きく形成し、前記開閉扉
を閉止するとき、前記後側の係止手段の可動係止爪部材
の案内面が係止部材に摺接したのち、前記前側の係止手
段の可動係止爪部材の案内面が係止部材に摺接して、さ
らにその後、前記前側の可動係止爪部材と後側の可動係
止爪部材とが同時に前記係止部材に係止されるようにし
たものであるから、画像形成装置側面の開閉扉を閉止す
るとき、開閉扉の前側のみを押圧しても、画像形成装置
の前後2箇所の係止手段を確実にロックさせることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の概略構成図。
【図2】画像形成装置の用紙搬送経路を示す模式図。
【図3】反転搬送部と記録紙導入部の断面図。
【図4】排紙部と反転搬送部と画像形成装置本体側面部
の開閉扉開閉機構とを示す正面断面図。
【図5】開閉扉を開放状態にした画像形成装置本体側面
部の正面断面図。
【図6】開閉扉開放状態の斜視図。
【図7】開閉扉開閉機構の要部斜視図。
【図8】前側の可動係止爪部材と後側の可動係止爪部材
の形状を示す正面図。
【図9】可動係止爪部材が係止部材に係止される過程を
示す説明図。
【図10】分岐手段を構成する可動分岐部材の斜視図。
【図11】下開閉扉の閉止動作により、可動分岐部材を
画像形成装置本体に位置決めする過程を示す要部断面
図。
【符号の説明】
10 画像形成部 20 給紙部 30 排紙部 32 排紙切換部材(切換ゲート) 40 反転搬送部 41 導入ローラ 42A 固定分岐部材 42B 可動分岐部材 421 分岐板 422 揺動軸 423 位置決め突起部 43 反転搬送ローラ 50 記録紙導入部 60 中間スタッカ部 70 再給紙部 101 下開閉扉(開閉扉) 102 上開閉扉(開閉扉) 103,104 揺動中心軸 106 可動ロック爪部材 108(F,R) 連結桿 110 可動係止爪部材(F) 111 可動係止爪部材(R) 110C,111C 係止面 110D,111D 案内面(傾斜面) 121 係止部材 122(F,R) 係止部材 123(F,R) 位置決め用案内部材 P 記録紙(用紙)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体の側面の開口部を開閉
    可能にする開閉扉と、該開閉扉と前記画像形成装置とを
    係止する係止手段とを有し、前記係止手段を前記開口部
    の前側と後側とに配置し、前記開閉扉を閉止するとき、
    前記前側と後側の2箇所に配置された係止手段が同時に
    ロックされる画像形成装置において、前記後側の係止手
    段の係止部材に摺接する可動係止爪部材の案内面の揺動
    中心軸からの距離を、前側の係止手段の係止部材に摺接
    する可動係止爪部材の案内面の揺動中心軸からの距離よ
    り大きく形成し、前記開閉扉を閉止するとき、前記後側
    の係止手段の可動係止爪部材の案内面が係止部材に摺接
    したのち、前記前側の係止手段の可動係止爪部材の案内
    面が係止部材に摺接して、さらにその後、前記前側の可
    動係止爪部材と後側の可動係止爪部材とが同時に前記係
    止部材に係止されるようにしたことを特徴とする画像形
    成装置。
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