JP2010519388A - 高固体及び低粘度を有する感圧性接着剤分散物並びにその製造方法 - Google Patents

高固体及び低粘度を有する感圧性接着剤分散物並びにその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010519388A
JP2010519388A JP2009550956A JP2009550956A JP2010519388A JP 2010519388 A JP2010519388 A JP 2010519388A JP 2009550956 A JP2009550956 A JP 2009550956A JP 2009550956 A JP2009550956 A JP 2009550956A JP 2010519388 A JP2010519388 A JP 2010519388A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
dispersion
water
monomer
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009550956A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010519388A5 (ja
JP5357057B2 (ja
Inventor
チ−ミン・ツェン
マーガレット・エム・シェリダン
チー・シー・シュ
チュン・アイ・ヤング
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
3M Innovative Properties Co
Original Assignee
3M Innovative Properties Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 3M Innovative Properties Co filed Critical 3M Innovative Properties Co
Publication of JP2010519388A publication Critical patent/JP2010519388A/ja
Publication of JP2010519388A5 publication Critical patent/JP2010519388A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5357057B2 publication Critical patent/JP5357057B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J4/00Adhesives based on organic non-macromolecular compounds having at least one polymerisable carbon-to-carbon unsaturated bond ; adhesives, based on monomers of macromolecular compounds of groups C09J183/00 - C09J183/16
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J133/00Adhesives based on homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof; Adhesives based on derivatives of such polymers
    • C09J133/04Homopolymers or copolymers of esters
    • C09J133/06Homopolymers or copolymers of esters of esters containing only carbon, hydrogen and oxygen, the oxygen atom being present only as part of the carboxyl radical
    • C09J133/08Homopolymers or copolymers of acrylic acid esters
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/28Web or sheet containing structurally defined element or component and having an adhesive outermost layer
    • Y10T428/2852Adhesive compositions

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)

Abstract

水系感圧性接着剤分散物を提供する。分散物は、モノマー溶液と水相との反応生成物である。モノマー溶液は、約40〜70部の、アルキルアクリレート、メタクリレート、ビニルエステル、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される非水溶性モノマーと、約0.01〜0.2部のモノマー可溶性フリーラジカル反応開始剤と、を含有する。水相は、約1〜20部のラテックス結合剤と、約0.1〜2部の界面活性剤と、約0.02〜1部の高分子懸濁安定剤と、残部としての水と、を含む。全ての部は、分散物100部あたりの重量部として与えられる。分散物は、少なくとも60重量%の固相、約23℃で測定した約0.3Pa・s(300センチポアズ)未満の粘度、及び二峰性粒径分布を有する。

Description

本発明は、約60%を超える高固体含量及び約23℃で測定した、約0.3Pa・s(300センチポアズ)未満の低粘度を有する水系感圧性接着剤分散物に関する。本発明はまた、分散物の製造方法及び構成成分として分散物を含む物品に関する。
水系感圧性接着剤(PSA)の望ましい特性は、効率よくコーティングできるように、高固体含量(典型的には約50%固体分を超える)及び低粘度である。このようなPSA組成物は、製造コストが比較的低くなる場合が多い。高固体含量では存在する水が少ないため、PSAコーティングを乾燥させるとき、水を蒸発させるのに用いられるエネルギーが少ない。結果、乾燥速度がより速く、PSA組成物をコーティングするためのライン速度がより速くなる。しかしながら、高固体含量組成物は、高粘度組成物になることがある。PSA組成物の粘度が高すぎる場合、PSA組成物のコーティング適合性及び加工が困難になる。
高固体含量及び比較的低粘度であるラテックスPSAを利用可能にするために、乳化重合で種々の技術が用いられている。例えば、特許文献1(ルー(Lu)ら)には、耐湿性でもある高固体含量(約40〜70重量%固相)を有する、乳化重合を介して製造される、ラテックスPSAが記載されている。ラテックスPSAは、モノマー相に比較的少量(約2〜5%)の低分子量疎水性ポリマー及び、凝集強度を向上させ、耐湿性を付与するために用いられた共重合性界面活性剤を使用する。特許文献2(リーマー(Rehmer)ら)には、65%を超える固体含量を有するPSAの、容易に濾過及び防臭可能な水性分散物を製造するプロセスが記載されている。分散物は、乳化フィード技術を用いて調製される。特許文献3(リー(Lee))には、二峰性粒径分布を生み出すために、スプリットフィード、遅延モノマー添加技術を用いて調製される、高固体含量(少なくとも68%)及び0.3Pa・s(300cps)〜15Pa・s(15,000センチポアズ)の範囲の粘度を有する、乳化重合したPSAが記載されている。
米国特許第6,048,611号 米国特許第6,225,401号 米国特許第6,706,356号
1つの態様では、本発明は、(a)約40〜70部の、アルキルアクリレート、メタクリレート、ビニルエステル、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される非水溶性モノマー、並びに約0.01〜0.2部のモノマー可溶性フリーラジカル反応開始剤を含む、モノマー溶液と、(b)約1〜20部のラテックス結合剤、約0.1〜2部の界面活性剤、約0.02〜1部の高分子懸濁安定剤、及び残部としての水を含む、水相と、の反応生成物を含む、又はそれから本質的になる感圧性接着剤分散物に関する。
別の態様では、本発明は、(a)モノマー溶液と水相とを混合する工程であって、モノマー溶液が、約40〜70部の、アルキルアクリレート、メタクリレート、ビニルエステル、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される非水溶性モノマーと、約0.01〜0.2部のモノマー可溶性フリーラジカル反応開始剤と、を含み、又はそれから本質的になり;水相が、約0.1〜2部の界面活性剤と、約0.02〜1部の高分子懸濁安定剤と、約1〜20部のラテックス結合剤と、残部としての水と、を含み;(b)不活性雰囲気下でモノマー溶液−水相混合物を加熱する工程と;を含む、感圧性接着剤分散物を製造する方法に関する。
更に別の態様では、1つの用途では、感圧性接着剤分散物は、テープ、ラベル、大判保護フィルム又はグラフィックフィルムのような物品の一部である。物品は、(a)対向する第1及び第2表面を有する基材と;(b)基材の第1面上に配置された感圧性接着剤であって、感圧性接着剤が、(i)約40〜70部の、アルキルアクリレート、メタクリレート、ビニルエステル、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される非水溶性モノマー、約0.01〜0.2部のモノマー可溶性フリーラジカル反応開始剤、約10部未満の非水溶性極性モノマー、約4部未満の水溶性極性モノマー、並びに約1部未満の非水溶性架橋モノマーを含む、モノマー溶液と;(ii)約1〜20部のラテックス結合剤、約0.1〜2部の界面活性剤、約0.02〜1部の高分子懸濁安定剤、及び残部としての水を含む、水相と、の反応生成物を含む、又はそれから本質的になる、感圧性接着剤分散物由来の感圧性接着剤と、を含む。
更に別の態様では、本発明は、(a)対向する第1及び第2表面を有する基材と、(b)基材の第1面上に配置された感圧性接着剤であって、感圧性接着剤が、(i)約50〜65部の、アクリル酸イソオクチル、約0.01〜0.2部のアゾ化合物、ペルオキシド及びこれらの組み合わせ、約10部未満のオクチルアクリルアミド、約4部未満のアクリル酸、並びに約1部未満の1,6−ヘキサンジオールジアクリレートを含む、モノマー溶液と、(ii)約1〜20部のアクリルラテックス結合剤、約0.1〜2部のラウリル硫酸アンモニウム、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルプロペニルエーテル、及びこれらの組み合わせ、約0.02〜1部のポリアクリルアミド、約0.002部未満のヒドロキノン、並びに残部としての水を含む、水相と、の反応生成物を含む、又はそれから本質的になる、感圧性接着剤分散物由来の感圧性接着剤と、を含む、テープに関する。
本明細書で使用するとき、全ての「部」は、分散物100部あたりの重量部として与えられる。「残部としての水」という成句は、モノマー溶液及び水相で用いられる各構成成分の量に応じて、モノマー溶液及び水相の合計を100部にするための残部を意味する。
本発明は、図面を参照して更に記載される。
以下に記載する、それぞれ実施例1及び6の二峰性分布を示すホリバ(Horiba)粒径分布のグラフ。 以下に記載する、それぞれ実施例1及び6の二峰性分布を示すホリバ(Horiba)粒径分布のグラフ。 以下に記載する、それぞれ比較例1及び2の単峰性分布を示すホリバ(Horiba)粒径分布のグラフ。 以下に記載する、それぞれ比較例1及び2の単峰性分布を示すホリバ(Horiba)粒径分布のグラフ。 本発明のPSAがテープ又はラベルの一部として用いられている、本発明の1つの代表的な用途の断面図。
これらの図面は、理想化されており、正確な縮尺で描かれておらず、例示することのみを目的とする。
本発明は、水系PSA分散物及びその製造方法に関する。方法は、同時マイクロ懸濁(すなわち、マイクロメートルサイズ)重合及びシード乳化重合を含む。ラテックス結合剤は、水相の一部として機能し、また極微粒子(sub-micron particle)の集合を成長させるためのシードを提供する、マイクロ懸濁重合の水相で用いられる。本明細書でより詳細に説明するように、均質化を含んでよい、モノマー溶液と水相との混合後、マイクロメートルサイズのモノマー液滴が、モノマー膨潤シードラテックス粒子とともに形成される。重合を開始させるために加熱するとき、マイクロ懸濁重合は、シード乳化重合とともに進行する。得られる本発明のPSA分散物は、マイクロ懸濁重合由来の、約1〜15ミクロン(マイクロメートル)の範囲の粒子の主集合と、シード乳化重合由来の、約0.1〜0.5マイクロメートルの範囲のより小さな集合と、を含む、二峰性粒径分布を示す。PSA分散物はまた、高固体含量(典型的には、約65%を超える)、及び典型的には、2番のスピンドルで、ブルックフィールド(Brookfield)粘度計を用いて、約23℃で測定したとき、約0.3Pa・s(300センチポアズ(cps))未満の低粘度を有する。モノマー溶液及び水相については、以下でより詳細に論じる。
モノマー溶液
モノマー溶液は、(a)約40〜70部の、アルキルアクリレート、メタクリレート、ビニルエステル、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される非水溶性モノマーと、(b)約0.1〜2部の、モノマー可溶性フリーラジカル反応開始剤と、を含む。所望により、モノマー溶液は更に、(c)約10部未満の非水溶性極性モノマーと、(d)約4部未満の水溶性極性モノマーと、(e)約1部未満の非水溶性架橋モノマーと、のうちの少なくとも1種を含む。それぞれの構成成分については、以下で更に論じる。
構成成分(a)について、好適な非水溶性モノマーとしては、アクリル酸イソオクチル、2−エチルヘキシルアクリレート、ブチルアクリレート、アクリル酸イソボルニル、メチルメタクリレート、及びイソボルニルメタクリレートが挙げられるが、これらに限定されない。1つの実施形態では、モノマー溶液は、約50〜65部のこの構成成分(a)を含む。構成成分(b)について、好適なモノマー可溶性フリーラジカル反応開始剤は、アゾ化合物、ペルオキシ化合物、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される。1つの実施形態では、過酸化ベンゾイルのようなペルオキシ化合物は、単独で又はアゾ化合物と組み合わせて用いることができる。代表的なアゾ化合物としては、デュポン社(DuPont Co.)(デラウェア州ウィルミントン(Wilmington))から市販されている、バゾ(Vazo)52、バゾ64、及びアゾビス−2−メチル−ブチロニトリルであるバゾ67が挙げられるが、これらに限定されない。構成成分(c)について、好適な非水溶性極性モノマーとしては、N−含有モノマーが挙げられる。代表的な非水溶性極性モノマーとしては、オクチルアクリルアミドが挙げられるが、これに限定されない。構成成分(d)について、好適な水溶性極性モノマーとしては、アクリル酸が挙げられるが、これに限定されない。また、構成成分(e)について、非水溶性架橋モノマーとしては、多官能性(すなわち、ジ−、トリ−、又はテトラ−)アクリレート及びメタクリレートが挙げられる。代表的な非水溶性架橋モノマーとしては、ヘキサンジオールジアクリレートが挙げられるが、これに限定されない。
水相
水相は、(f)約1〜20部のラテックス結合剤と、(g)約0.1〜2部の界面活性剤と、(h)約0.02〜1部の高分子懸濁安定剤と、(i)残部として、モノマー溶液及び水相の合計を100部にするために、典型的には脱イオン水である水と、を含む。所望により、水相は更に水溶性阻害剤を含む。これらの構成成分のそれぞれについては、以下に詳細に論じる。
構成成分(f)については、好適な市販のラテックス結合剤は、感圧性接着剤特性を有する。代表的なラテックス結合剤は、ノベオン社(Noveon)から製品番号カーボタック(Carbotac)26222として市販されている。構成成分(g)については、従来の及び/又は重合性界面活性剤は、単独で又は組み合わせて用いることができる。本発明で用いることができる好適な従来の界面活性剤としては、アニオン性、カチオン性、及び非イオン性の種類が挙げられる。代表的な従来の界面活性剤は、ステパン社(Stepan Co.)(イリノイ州シカゴ(Chicago))製のステパノール(Stepanol)AMVである。従来の界面活性剤は、主に、マイクロ懸濁重合を促進する。単独で又は従来の界面活性剤と組み合わせて用いられる重合性界面活性剤は、本発明のPSA分散物の機械的剪断安定性及び電解質抵抗性を向上させる。代表的な重合性界面活性剤としては、それぞれ、ポリオキシエチレンアルキルフェニルプロペニルエーテル及びポリオキシエチレンアルキルフェニルプロペニルエーテルアンモニウムサルフェートである、ノイゲン(Noigen)RN−20及びハイテノール(Hitenol)BC−10が挙げられる。これらの重合性界面活性剤はともに、DKSインターナショナル社(DKS International, Inc.)(日本)から市販されている。構成成分(h)については、好適な高分子懸濁安定剤としては、マイクロ懸濁重合で用いられる合成水溶性ポリマー及びセルロース誘導体が挙げられる。代表的な高分子懸濁安定剤は、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸、ポリビニルピロリドン、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される。
製造方法
1つの代表的な方法では、本発明のPSA分散物は、(i)構成成分を混合して、上記モノマー溶液を形成する工程と、(ii)構成成分を混合して上記水相を形成する工程と、(iii)機械的ミキサーを用いてモノマー溶液と水相とを混合する又は混合物を均質化して液滴及び膨潤したラテックス粒子の分散物を形成する工程と、(iv)不活性雰囲気下で分散物を加熱して重合を開始させ、分散物をPSA分散物に変換する工程と、を含む。
一般に、混合及び/又は均質化の程度は、得られるPSA分散物の粒径に影響を与えることができる。一般に、一旦PSA分散物が基材上にコーティングされ、乾燥してPSA製品を形成すると、製品の接着性は、PSA分散物の粒径が低下するにつれて上昇する。しかしながら、接着性上昇の量は、製品が積層又は接着される基材に依存する。本発明で、PSA分散物を混合及び/又は均質化するために用いることができる好適な機械装置としては、ピペリンミキサー、コロイドミル、及びジフォード−ウッドホモミキサー(Gifford-Wood homomixer)のような高速ロータ−ステータ型ホモジナイザーが挙げられる。
用途
本発明の感圧性接着剤分散物をテープ又はラベルの一部として用いるとき、分散物は、典型的には、基材の第1面(一般的に「裏材」と呼ばれる)上にコーティングされる。好適な基材としては、所望により強化されてよい、又は他の充填剤、安定剤、及び加工助剤を含有してよい紙系及びポリマー系フィルム(一般的に「処理された基材」と呼ばれる)が挙げられる。PSA分散物をコーティングするために、カーテンコーティング、ノッチバーコーティング(notch bar coating)、グラビアコーティング、及びロールツーロール転写コーティングが挙げられるが、これらに限定されない、任意の従来のコーティング方法を用いることができる。分散物は、基材上で乾燥される。所望により、低接着性バックサイズ(backsize)又は剥離コーティングは、より容易に、すなわち、剥離コーティングを用いないときと比べてより容易に、テープを巻きだすことができるように、基材の第2面(第1面に対向する)上に配置される。所望により、下塗りが、本発明のPSA分散物をコーティングする前に、基材の第1面上に配置される。
図5は、対向する第1及び第2表面、それぞれ12a及び12bを有する基材12を備える、代表的なテープ10の断面図を示す。基材の第1表面上に配置されているのは、本明細書に記載する感圧性接着剤分散物の反応生成物から作製される又はその反応生成物に由来する感圧性接着剤14である。基材の第2表面上に配置されているのは、剥離コーティング16である。また、接着剤14と第1表面12aとの間に挟まれているのは、下塗り18である。所望により、剥離ライナ20が、接着剤14上に配置される。
本発明の感圧性接着剤分散物は、上記したテープ及びラベルに加えて、広範な用途で用いることができる。本発明の分散物は、2、3例を挙げると、のり又は液状接着剤、固体接着剤(スティックのりのような)、及び美容用途(ヘアムース、ゲル等、マスカラのような)等であるが、これらに限定されない、接着特性が必要とされる任意の用途で用いることができる。他の用途としては、消費者にメッセージを伝えるためのしるしを含むグラフィックフィルム又は保護フィルムのような大判で、高分子裏材上への感圧性接着剤分散物の使用が挙げられる。
大判製品の構造では、1つの代表的な方法にて、製品は、接着剤が下塗りと接触している状態で、次いで下塗りされた基材に積層される剥離ライナ上に、接着剤をコーティングすることにより、作製することができる。大判フィルム及び大判保護フィルムは、典型的には、幅が30.5cm(12インチ)より広い。
本発明の感圧性接着剤分散物は、のり、液状接着剤、及びスティックのりのような用途では、接着特性が望まれる製剤の構成成分である。この件は、美容用途も同様である。
比較例を含む以下の実施例では、感圧性接着剤分散物の粘度は、2番のスピンドルを装備したブルックフィールド粘度計を用いて、約23℃の室温で測定した。体積平均粒径は、ホリバLA−910粒径分析器を用いて測定した。
(実施例1)
電磁攪拌器を装備した1000mLの容器内で、均質な溶液が得られるまで、表1に列挙した量(グラム)の構成成分を混合することにより、モノマー溶液を作った。
2000mLの容器内で、表1に列挙した量の構成成分を混合することにより、水相を作った。モノマー溶液を、水相を含む容器に注ぎ、500rpmで3分間、機械的攪拌器で混合した。次いで、混合物を、2000rpmで10分間、ジフォード−ウッドホモミキサーを用いて均質化した。
均質化された分散物を、温度計、機械的攪拌器、及び窒素注入チューブを装備した、2リットルの樹脂フラスコに注いだ。均質化された溶液を、窒素ブランケット(blanket)下で、400〜500rpmにて攪拌し、60℃で2時間加熱し、次いで加温して75℃で4時間維持し、次いで冷却し、チーズクロスで濾過した。ホリバ粒径分析器を用いて、感圧性接着剤分散物は、図1に示されるように、第1ピークの中心が約0.23マイクロメートルであり、第2ピーク(第1ピークに比べて大きいピーク)の中心が約7.0マイクロメートルである、二峰性分布を有していた。
(実施例2)
バゾ67を除外し、ルペロックス(Luperox)A75を2倍の0.4グラムにしたことを除き、実施例1と同様に、感圧性接着剤分散物を調製した。各構成成分の量(グラム)を表1に列挙する。ホリバ分析器は、二峰性粒径分布を示した。
(実施例3)
HDDAを除外したことを除き、実施例1と同様に、感圧性接着剤分散物を調製した。各構成成分の量(グラム)を表1に列挙する。ホリバ分析器は、二峰性粒径分布を示した。
(実施例4)
均質化工程を除外したことを除き、実施例1と同様に、感圧性接着剤分散物を調製した。水相及びモノマー溶液を、窒素下で、600rpmにて30分間、機械的攪拌器を用いて、2Lの樹脂フラスコ内で混合し、次いで60℃に加熱して重合を開始させた。各構成成分の量(グラム)を表1に列挙する。ホリバ分析器は、二峰性粒径分布を示した。
(実施例5)
表1の実施例5の部分に列挙した各構成成分の量(グラム)を用いて、実施例1と同様に、モノマー溶液及び水相を調製した。
モノマー溶液を、水相を収容しているビーカーに注ぎ、500rpmで3分間、機械的攪拌器で混合し、次いで、2000rpmで10分間、ジフォード−ウッドホモミキサーを用いて均質化した。次いで、均質化された分散物を、温度計、機械的攪拌器、及び窒素注入チューブを装備した、2リットルの樹脂フラスコに注いだ。反応混合物を、窒素ブランケット下で、400〜500rpmにて攪拌し、60℃に加熱した。50分後、バッチは、樹脂フラスコの外側をエアガンで冷却した状態で、78℃に発熱した。反応を75℃で4時間維持し、冷却し、チーズクロスで濾過し、分散物を得た。ホリバ分析器は、第1ピークが約0.36マイクロメートルであり、第2ピーク(第1ピークに比べて大きいピーク)が約8.5マイクロメートルである、二峰性分布を示した。
(実施例6)
表1の実施例6の部分に列挙した各構成成分の量(グラム)を用いて、実施例1と同様に、感圧性接着剤分散物を調製した。ホリバ分析器は、図2に示すように、第1ピークが約0.2マイクロメートルであり、第2ピーク(第1ピークに比べて大きいピーク)が約6.3マイクロメートルである、二峰性分布を示した。
(実施例7)
283.9L(75ガロン)の反応器内で、表1の実施例7の部分に列挙した量の各構成成分(キログラム)を用いて、実施例1と同様に、モノマー溶液を調製した。
モノマー溶液中の全ての構成成分が溶解し、均質な溶液が得られたとき、攪拌器を停止した。表1の実施例7の部分に列挙したような水性成分を、反応器に添加した。この実施例の場合、ノイゲンRN−20の19.7重量%水溶液を用いた。攪拌器を再起動し、120rpmで維持した。
反応器中の混合物は、ジフォード−ウッドパイプラインミキサーを通過し、合計2時間で、反応器内に循環して戻ってきた。均質化された溶液を窒素でパージし、0.17MPa(25ポンド/平方インチ)の窒素とともに密封し、56〜60℃に加熱した。2.5時間の導入後、ジャケットを冷却した状態で、バッチは30分で99℃に発熱した。発熱ピーク後、バッチを75℃で4時間維持し、冷却し、40メッシュのスクリーンで濾過し、感圧性接着剤分散物を得た。ホリバ分析器は、第1ピークが約0.23マイクロメートルであり、第2ピーク(第1ピークに比べて大きいピーク)が約2.6マイクロメートルである、二峰性分布を示した。
比較例1
この比較例は、上記実施例1〜7に記載したように、反応生成物中の水相の一部としてラテックス結合剤(カーボタック26222)を用いる代わりに、それをブレンドする影響を示す。
カーボタック26222を68グラムの脱イオン水に置換したことを除き、実施例1と同様に、感圧性接着剤分散物を調製した。ホリバ分析器は、図3に示されるように、7.8マイクロメートルの体積平均粒径を備える単峰性粒径分布を示した。
100グラムの分散物と、7.4グラムのカーボタック26222(実施例1と同じ、ラテックス結合剤と分散物との比で)とのブレンドは、実施例1のような二峰性粒径分布を示さなかった。
比較例2
カーボタック26222を77グラムの脱イオン水に置換したことを除き、実施例6と同様に、感圧性接着剤分散物を調製した。ホリバ分析器は、図4に示されるように、4.0マイクロメートルの体積平均粒径を備える単峰性粒径分布を示した。
100グラムの分散物と、10.4グラムのカーボタック26222(実施例6と同じ、ラテックス結合剤と分散物との比で)とのブレンドは、実施例6のような二峰性粒径分布を示さなかった。
Figure 2010519388
オクチルアクリルアミド、ナショナル・スターチ(National Starch)製
アクリル酸、ダウ・ケミカル(Dow Chemical)製
アクリル酸イソオクチル、3M社(3M Company)(ミネソタ州セントポール(St. Paul))製
1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、サートマー(Sartomer)製
アゾビス−2−メチル−ブチロニトリル、デュポン(DuPont)製
25重量%の水を含む過酸化ベンゾイル、アトケム(ATOCHEM)製
脱イオン水
ステパノール(Stepanol)AM−V、ラウリル硫酸アンモニウム、28%固溶体、ステパン社(Stepan Company)(イリノイ州シカゴ(Chicago))製
ハイテノール(Hitenol)BC−1025、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、水中の25%固溶体、DKSインターナショナル(DKS International)製
10 19.7%水溶液を用いた実施例7を除き、ノイゲン(Noigen)RN−20、ポリオキシエチレンアルキルフェニルプロペニルエーテル、DKSインターナショナル製の25%水溶液
11 ヒドロキノン、(イーストマン・ケミカル・プロダクツ(Eastman Chemical Products)製
12 サイアネイマー(Cyanamer)N−300、ポリアクリルアミド、サイテック・インダストリーズ(Cytec Industries)の1%水溶液
13 カーボタック26222、アクリルラテックス結合剤、51%固形分、ノベオン(Noveon)製
14 感圧性接着剤分散物の固形分パーセント
15 粘度(センチポアズ)

Claims (44)

  1. 約40〜70部の、アルキルアクリレート、メタクリレート、ビニルエステル、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される非水溶性モノマー、並びに約0.01〜0.2部のモノマー可溶性フリーラジカル反応開始剤を含む、モノマー溶液と;
    約1〜20部のラテックス結合剤、約0.1〜2部の界面活性剤、約0.02〜1部の高分子懸濁安定剤、及び残部としての水を含む、水相と;
    の反応生成物を含み、
    全ての部が、分散物100部あたりの重量部として与えられる、水系感圧性接着剤分散物。
  2. 少なくとも60重量%の固相を有する、請求項1に記載の分散物。
  3. 2番のスピンドルを備えるブルックフィールド粘度計を用いて、約23℃で測定したとき、約0.3Pa・s(300センチポアズ)未満の粘度を有する、請求項1に記載の分散物。
  4. 第1平均粒径が約0.1〜0.5マイクロメートルの範囲であり、第2平均粒径が1〜15マイクロメートルの範囲である、二峰性粒径分布を有する、請求項1に記載の分散物。
  5. 前記モノマー溶液が、約10部未満の非水溶性極性モノマーを更に含む、請求項1に記載の分散物。
  6. 前記非水溶性極性モノマーがオクチルアクリルアミドである、請求項5に記載の分散物。
  7. 前記モノマー溶液が、約4部未満の水溶性極性モノマーを更に含む、請求項1に記載の分散物。
  8. 前記水溶性極性モノマーがアクリル酸である、請求項7に記載の分散物。
  9. 前記モノマー溶液が、約1部未満の非水溶性架橋モノマーを更に含む、請求項1に記載の分散物。
  10. 前記非水溶性架橋モノマーが、多官能性アクリレート、多官能性メタクリレート、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項9に記載の分散物。
  11. 前記非水溶性架橋モノマーがヘキサンジオールジアクリレートである、請求項9に記載の分散物。
  12. 前記水相が、約0.002部未満の水溶性阻害剤を更に含む、請求項1に記載の分散物。
  13. 前記水溶性阻害剤がヒドロキノンである、請求項12に記載の分散物。
  14. (i)前記アルキルアクリレートが、アクリル酸イソオクチル、2−エチルヘキシルアクリレート、ブチルアクリレート、アクリル酸イソボルニル、及びこれらの組み合わせからなる群から選択され、(ii)前記メタクリレートが、イソボルニルメタクリレート、メチルメタクリレート、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項1に記載の分散物。
  15. 前記高分子懸濁安定剤が、水溶性ポリマー及びセルロース誘導体からなる群から選択される、請求項1に記載の分散物。
  16. 前記高分子懸濁安定剤が、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸、ポリビニルピロリドン、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項1に記載の分散物。
  17. 前記界面活性剤が、(i)アニオン性、カチオン性、非イオン性界面活性剤、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される従来の界面活性剤と、(ii)ポリオキシエチレンアルキルフェニルプロペニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルプロペニルエーテルアンモニウムサルフェート、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される重合性界面活性剤と、からなる群から選択される、請求項1に記載の分散物。
  18. モノマー溶液と水相とを混合する工程であって、前記モノマー溶液が、約40〜70部の、アルキルアクリレート、メタクリレート、ビニルエステル、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される非水溶性モノマーと、約0.01〜0.2部のモノマー可溶性フリーラジカル反応開始剤と、を含み、前記水相が、約0.1〜2部の界面活性剤と、約0.02〜1部の高分子懸濁安定剤と、約1〜20部のラテックス結合剤と、残部としての水と、を含み、全ての部が前記分散物100部あたりの重量部として与えられる工程と;
    前記モノマー溶液−水相混合物を不活性雰囲気下で加熱する工程と;を含む、感圧性接着剤分散物の製造方法。
  19. 前記分散物が、少なくとも60重量%の固相を有する、請求項18に記載の方法。
  20. 前記分散物が、2番のスピンドルを備えるブルックフィールド粘度計を用いて、約23℃で測定した、約0.3Pa・s(300センチポアズ)未満の粘度を有する、請求項18に記載の方法。
  21. 前記分散物が、第1体積平均粒径が約0.1〜0.5マイクロメートルであり、第2体積平均粒径が約1〜15マイクロメートルである、二峰性粒径分布を有する、請求項18に記載の方法。
  22. 前記モノマー溶液が、約10部未満の非水溶性極性モノマーを更に含む、請求項18に記載の方法。
  23. 前記非水溶性極性モノマーがオクチルアクリルアミドである、請求項22に記載の方法。
  24. 前記モノマー溶液が、約4部未満の水溶性極性モノマーを更に含む、請求項18に記載の方法。
  25. 前記水溶性極性モノマーがアクリル酸である、請求項24に記載の方法。
  26. 前記モノマー溶液が、約1部未満の非水溶性架橋モノマーを更に含む、請求項18に記載の方法。
  27. 前記非水溶性架橋モノマーが、多官能性アクリレート及び多官能性メタクリレートからなる群から選択される、請求項26に記載の方法。
  28. 前記非水溶性架橋モノマーがヘキサンジオールジアクリレートである、請求項26に記載の方法。
  29. 前記水相が、約0.002部未満の水溶性阻害剤を更に含む、請求項18に記載の方法。
  30. 前記水溶性阻害剤がヒドロキノンである、請求項29に記載の方法。
  31. (i)前記アルキルアクリレートが、アクリル酸イソオクチル、2−エチルヘキシルアクリレート、ブチルアクリレート、アクリル酸イソボルニル、及びこれらの組み合わせからなる群から選択され、(ii)前記メタクリレートが、イソボルニルメタクリレート、メチルメタクリレート、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項18に記載の方法。
  32. 前記高分子懸濁安定剤が、水溶性ポリマー及びセルロース誘導体からなる群から選択される、請求項18に記載の方法。
  33. 前記高分子懸濁安定剤が、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸、ポリビニルピロリドン、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項18に記載の方法。
  34. 前記界面活性剤が、(i)アニオン性、カチオン性、非イオン性界面活性剤、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される従来の界面活性剤と、(ii)ポリオキシエチレンアルキルフェニルプロペニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルプロペニルエーテルアンモニウムサルフェート、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される重合性界面活性剤と、からなる群から選択される、請求項18に記載の方法。
  35. 対向する第1及び第2表面を有する裏材と;
    前記裏材の前記第1面上に配置される感圧性接着剤であって、前記感圧性接着剤が、
    約40〜70部の、アルキルアクリレート、メタクリレート、ビニルエステル、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される非水溶性モノマー、約0.01〜0.2部のモノマー可溶性フリーラジカル反応開始剤、約10部未満の非水溶性極性モノマー、約4部未満の水溶性極性モノマー、及び約1部未満の非水溶性架橋モノマーを含む、モノマー溶液と;
    約1〜20部のラテックス結合剤、約0.1〜2部の界面活性剤、約0.02〜1部の高分子懸濁安定剤、及び残部としての水を含む、水相と;
    の反応生成物を含む、感圧性接着剤分散物由来である、感圧性接着剤と;
    を含み、
    全ての部が、前記分散物100部あたりの重量部として与えられる、物品。
  36. 前記感圧性接着剤が、第1体積平均粒径が約0.1〜0.5マイクロメートルであり、第2体積平均粒径が約1〜15マイクロメートルである、二峰性粒径分布を有する、請求項35に記載の物品。
  37. (i)前記アルキルアクリレートが、アクリル酸イソオクチル、2−エチルヘキシルアクリレート、ブチルアクリレート、アクリル酸イソボルニル、及びこれらの組み合わせからなる群から選択され、(ii)前記メタクリレートが、イソボルニルメタクリレート、メチルメタクリレート、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項35に記載の物品。
  38. 前記高分子懸濁安定剤が、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸、ポリビニルピロリドン、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項35に記載の物品。
  39. 前記界面活性剤が、(i)アニオン性、カチオン性、非イオン性界面活性剤、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される従来の界面活性剤と、(ii)ポリオキシエチレンアルキルフェニルプロペニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルプロペニルエーテルアンモニウムサルフェート、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される重合性界面活性剤と、からなる群から選択される、請求項35に記載の物品。
  40. 前記裏材の前記第1表面上に配置される少なくとも1つの下塗りと、前記裏材の前記第2表面上に配置される低接着性バックサイズと、前記接着剤上に配置されるライナと、を更に含む、請求項35に記載の物品。
  41. ライナの第1表面上に前記感圧性接着剤分散物をコーティングする工程と;
    前記分散物を乾燥させる工程と;
    前記基材の第1表面上に下塗りをコーティングする工程と;
    前記下塗りを乾燥させる工程と;
    前記下塗りが前記感圧性接着剤に接触するように、前記コーティングされたライナを前記コーティングされた基材に積層する工程と、により作製される大判の、請求項35に記載の物品。
  42. 対向する第1及び第2表面を有する裏材と;
    前記裏材の前記第1面上に配置される感圧性接着剤であって、前記感圧性接着剤が、
    約50〜65部のイソオクチルアクリレート、約0.01〜0.2部のアゾ化合物ペルオキシド、及びこれらの組み合わせ、約10部未満のオクチルアクリルアミド、約4部未満のアクリル酸、及び約1部未満の1,6−ヘキサンジオールジアクリレートを含むモノマー溶液;並びに
    約1〜20部のアクリルラテックス結合剤、約0.1〜2部のラウリル硫酸アンモニウム、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルプロペニルエーテル、及びこれらの組み合わせ、約0.02〜1部のポリアクリルアミド、約0.002部未満のヒドロキノン、及び残部としての水を含む、水相;
    の反応生成物を含む感圧性接着剤分散物由来である、感圧性接着剤と;を含み、
    全ての部が前記分散物100部あたりの重量部として与えられる、テープ。
  43. 前記感圧性接着剤が、第1体積平均粒径が約0.1〜0.5マイクロメートルであり、第2体積平均粒径が約1〜15マイクロメートルである、二峰性粒径分布を有する、請求項42に記載のテープ。
  44. 前記裏材の前記第1表面上に配置される少なくとも1つの下塗りと、前記裏材の前記第2表面上に配置される低接着性バックサイズと、前記接着剤上に配置されるライナと、を更に含む、請求項42に記載のテープ。
JP2009550956A 2007-02-22 2008-01-29 高固体及び低粘度を有する感圧性接着剤分散物並びにその製造方法 Expired - Fee Related JP5357057B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/677,907 2007-02-22
US11/677,907 US8030395B2 (en) 2007-02-22 2007-02-22 Pressure sensitive adhesive dispersion having high solids and low viscosity and method of making same
PCT/US2008/052245 WO2008103526A1 (en) 2007-02-22 2008-01-29 Pressure sensitive adhesive dispersion having high solids and low viscosity and method of making same

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010519388A true JP2010519388A (ja) 2010-06-03
JP2010519388A5 JP2010519388A5 (ja) 2011-03-10
JP5357057B2 JP5357057B2 (ja) 2013-12-04

Family

ID=39710421

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009550956A Expired - Fee Related JP5357057B2 (ja) 2007-02-22 2008-01-29 高固体及び低粘度を有する感圧性接着剤分散物並びにその製造方法

Country Status (9)

Country Link
US (1) US8030395B2 (ja)
EP (1) EP2118224A4 (ja)
JP (1) JP5357057B2 (ja)
KR (1) KR101488035B1 (ja)
CN (1) CN101675136B (ja)
AU (1) AU2008218889B2 (ja)
CA (1) CA2678498C (ja)
MX (1) MX2009008902A (ja)
WO (1) WO2008103526A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6258565B1 (ja) * 2014-12-30 2018-01-10 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 水性感圧接着剤組成物
JP2019527762A (ja) * 2016-08-12 2019-10-03 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 濡れ面及び乾燥面接着剤
JP2019533066A (ja) * 2016-11-08 2019-11-14 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー 制御された粒径分布
WO2022092250A1 (ja) * 2020-10-30 2022-05-05 東洋インキScホールディングス株式会社 アクリル系ポリマー粒子の製造方法、アクリル系ポリマー粒子、アクリル系ポリマー粒子含有組成物、及び水性粘着剤

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150017427A1 (en) * 2012-02-03 2015-01-15 3M Innovative Properties Company Blends for pressure sensitive adhesives used in protective films
CN103792603B (zh) 2012-10-26 2016-07-06 3M创新有限公司 回归反射材料及制品
CN103792604B (zh) 2012-10-26 2016-12-21 3M创新有限公司 回归反射制品和附饰物
WO2016109173A1 (en) 2014-12-30 2016-07-07 3M Innovative Properties Company Water-based pressure-sensitive adhesive compositions
US10414954B2 (en) 2014-12-30 2019-09-17 3M Innovative Properties Company Water-based pressure-sensitive adhesive compositions
ES2800278T3 (es) * 2015-09-23 2020-12-29 Basf Se Masas de dos componentes para recubrimiento
EP3372649B1 (en) * 2017-03-07 2019-09-25 Organik Kimya Sanayi Ve Tic. A.S. Polymodal polymer composition
CN110799613A (zh) 2017-06-30 2020-02-14 3M创新有限公司 干湿表面粘合剂
EP3611197A1 (en) * 2018-08-17 2020-02-19 Organik Kimya Sanayi Ve Tic. A.S. Use of a polymodal polymer composition
CN109355022A (zh) * 2018-09-17 2019-02-19 江苏创客新材料科技有限公司 一种粘尘纸卷低粘配方及其制备方法
WO2021136705A1 (en) 2019-12-31 2021-07-08 Basf Se A water-borne polymer composition, a method for making such and its application as removable pressure sensitive adhesive
KR20220098063A (ko) 2020-12-31 2022-07-11 삼성디스플레이 주식회사 표시 장치

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5441988A (en) * 1977-08-17 1979-04-03 Minnesota Mining & Mfg Adheren polymer fine particle
JPS5684776A (en) * 1979-12-14 1981-07-10 Toyo Ink Mfg Co Ltd Pressure-sensitive adhesive
JPS58168610A (ja) * 1982-03-30 1983-10-05 Nitto Electric Ind Co Ltd 感圧性接着剤の製造方法
JPS6011569A (ja) * 1983-06-30 1985-01-21 Enomoto Toshio 再剥離性粘着剤組成物およびその製造法
JPS61264076A (ja) * 1985-05-17 1986-11-21 Nitto Electric Ind Co Ltd ヒドロゾル型感圧性接着剤組成物
JPH02219886A (ja) * 1989-02-22 1990-09-03 Saiden Kagaku Kk 床材用接着剤
JPH02305880A (ja) * 1989-05-19 1990-12-19 Hitachi Chem Co Ltd 粘着剤用樹脂組成物
JPH07278233A (ja) * 1994-04-13 1995-10-24 Sekisui Chem Co Ltd アクリル系エマルジョン型粘着剤の製造方法、アクリル系エマルジョン型粘着剤、粘着テープまたはシートおよび表面保護材
JPH08504477A (ja) * 1992-12-11 1996-05-14 ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー 親水性ポリマー又はオリゴマーのペンダント部分を有する粘着性微小球
JPH10195407A (ja) * 1997-01-10 1998-07-28 Soken Chem & Eng Co Ltd 耐水性に優れた粘着付与樹脂およびその製造方法
JP2001279210A (ja) * 2000-03-30 2001-10-10 Beiersdorf Ag 水性分散系からのアクリル系ホットメルト感圧接着剤の製造方法
JP2001323235A (ja) * 2000-05-15 2001-11-22 Mitsubishi Chemicals Corp 粘着剤組成物および粘着ラベル又はテープ
JP2002501106A (ja) * 1998-01-27 2002-01-15 ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー 非白化エマルジョン感圧接着剤
JP2004519536A (ja) * 2001-01-08 2004-07-02 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 感圧接着剤パターンのインクジェット印刷のための方法および組成物

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2455133C3 (de) 1974-11-21 1982-03-04 Beiersdorf Ag, 2000 Hamburg Verfahren zur Herstellung von Selbstklebebänder oder -fÅlien
US6048611A (en) 1992-02-03 2000-04-11 3M Innovative Properties Company High solids moisture resistant latex pressure-sensitive adhesive
JP3239473B2 (ja) 1992-10-08 2001-12-17 住友化学工業株式会社 水系エマルジョンの製造方法及び感圧性接着剤
DE19633967A1 (de) 1996-08-22 1998-02-26 Basf Ag Herstellung hochkonzentrierter Haftklebstoffdispersionen und deren Verwendung
CA2370498A1 (en) 1999-05-07 2000-11-16 Avery Dennison Corporation Adhesives and method for making same
DE19928352A1 (de) 1999-06-21 2000-12-28 Roehm Gmbh Verbesserte Poly(meth)acrylatptastisole und Verfahren zu ihrer Herstellung
CA2395914C (en) 1999-12-27 2008-06-03 Atofina Latex with high non-volatile matter content, low viscosity and having a bimodal distribution
JP2001323236A (ja) 2000-05-16 2001-11-22 Nitto Denko Corp 水分散型アクリル系感圧性接着剤および粘着テープ類
CA2460691C (en) 2001-10-05 2008-12-23 Avery Dennison Corporation High solids content, low-viscosity emulsion polymers
US20030109630A1 (en) 2001-10-23 2003-06-12 Smith Dawn E. Microsphere adhesive formulations
KR100866835B1 (ko) 2006-11-15 2008-11-04 주식회사 에스아이켐 하이솔리드 psa 점착제 및 그 제조방법 그리고 그 2차제품

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5441988A (en) * 1977-08-17 1979-04-03 Minnesota Mining & Mfg Adheren polymer fine particle
JPS5684776A (en) * 1979-12-14 1981-07-10 Toyo Ink Mfg Co Ltd Pressure-sensitive adhesive
JPS58168610A (ja) * 1982-03-30 1983-10-05 Nitto Electric Ind Co Ltd 感圧性接着剤の製造方法
JPS6011569A (ja) * 1983-06-30 1985-01-21 Enomoto Toshio 再剥離性粘着剤組成物およびその製造法
JPS61264076A (ja) * 1985-05-17 1986-11-21 Nitto Electric Ind Co Ltd ヒドロゾル型感圧性接着剤組成物
JPH02219886A (ja) * 1989-02-22 1990-09-03 Saiden Kagaku Kk 床材用接着剤
JPH02305880A (ja) * 1989-05-19 1990-12-19 Hitachi Chem Co Ltd 粘着剤用樹脂組成物
JPH08504477A (ja) * 1992-12-11 1996-05-14 ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー 親水性ポリマー又はオリゴマーのペンダント部分を有する粘着性微小球
JPH07278233A (ja) * 1994-04-13 1995-10-24 Sekisui Chem Co Ltd アクリル系エマルジョン型粘着剤の製造方法、アクリル系エマルジョン型粘着剤、粘着テープまたはシートおよび表面保護材
JPH10195407A (ja) * 1997-01-10 1998-07-28 Soken Chem & Eng Co Ltd 耐水性に優れた粘着付与樹脂およびその製造方法
JP2002501106A (ja) * 1998-01-27 2002-01-15 ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー 非白化エマルジョン感圧接着剤
JP2001279210A (ja) * 2000-03-30 2001-10-10 Beiersdorf Ag 水性分散系からのアクリル系ホットメルト感圧接着剤の製造方法
JP2001323235A (ja) * 2000-05-15 2001-11-22 Mitsubishi Chemicals Corp 粘着剤組成物および粘着ラベル又はテープ
JP2004519536A (ja) * 2001-01-08 2004-07-02 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 感圧接着剤パターンのインクジェット印刷のための方法および組成物

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6258565B1 (ja) * 2014-12-30 2018-01-10 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 水性感圧接着剤組成物
JP2018506616A (ja) * 2014-12-30 2018-03-08 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 水性感圧接着剤組成物
JP2019527762A (ja) * 2016-08-12 2019-10-03 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 濡れ面及び乾燥面接着剤
JP7241679B2 (ja) 2016-08-12 2023-03-17 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 濡れ面及び乾燥面接着剤
JP2019533066A (ja) * 2016-11-08 2019-11-14 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー 制御された粒径分布
JP7175886B2 (ja) 2016-11-08 2022-11-21 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー 制御された粒径分布
WO2022092250A1 (ja) * 2020-10-30 2022-05-05 東洋インキScホールディングス株式会社 アクリル系ポリマー粒子の製造方法、アクリル系ポリマー粒子、アクリル系ポリマー粒子含有組成物、及び水性粘着剤

Also Published As

Publication number Publication date
CA2678498C (en) 2016-02-16
US20080206558A1 (en) 2008-08-28
MX2009008902A (es) 2009-08-28
EP2118224A4 (en) 2011-09-21
WO2008103526A1 (en) 2008-08-28
KR20100014444A (ko) 2010-02-10
AU2008218889A1 (en) 2008-08-28
EP2118224A1 (en) 2009-11-18
CN101675136B (zh) 2013-12-11
CA2678498A1 (en) 2008-08-28
AU2008218889B2 (en) 2011-08-18
CN101675136A (zh) 2010-03-17
US8030395B2 (en) 2011-10-04
KR101488035B1 (ko) 2015-01-29
JP5357057B2 (ja) 2013-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5357057B2 (ja) 高固体及び低粘度を有する感圧性接着剤分散物並びにその製造方法
JP5320683B2 (ja) 水分散型アクリル系粘着剤組成物及び両面粘着テープ
JPH10513212A (ja) 剥離のための水性(メタ)アクリルラテックスポリマー
US10604593B2 (en) Aqueous emulsion, adhesive composition, and aqueous emulsion manufacturing method
KR20140030247A (ko) 수계 점착제 조성물 및 그의 제조 방법
WO2016114010A1 (ja) エマルション型粘着剤組成物
KR102470448B1 (ko) 의류용 수성 아크릴계 점착제 및 이의 제조 방법
JP3809314B2 (ja) 水性粘着剤組成物、その製造方法および粘着テープ又は粘着ラベル
JP2001164221A (ja) 再剥離型粘着剤および粘着シート類
JPS63238179A (ja) 水分散型感圧性接着剤組成物
JP3343528B2 (ja) 水系感圧接着剤組成物
JPH06322345A (ja) アクリル系感圧接着剤
JPH0623364B2 (ja) 水分散型感圧性接着剤組成物
JP2007211083A (ja) 光硬化型粘着剤組成物及びその製造方法
JPH0339522B2 (ja)
JP3037706B2 (ja) 感圧性接着剤組成物およびその製造法
JP2636233B2 (ja) 水分散型感圧性接着剤組成物
JP2582768B2 (ja) 水分散型感圧性接着剤組成物の製造法
JP2006008827A (ja) 粘着剤用複合樹脂組成物水性分散体及び粘着剤組成物
JP6975539B2 (ja) 粘着剤用水系樹脂組成物
JP2006008834A (ja) 粘着剤用樹脂組成物水性分散体及び粘着剤組成物
BRPI0807270A2 (pt) "dispersão de adesivo sensível à pressão à base de água, artigo e fita"
JP2002105422A (ja) 再剥離用水分散型感圧性接着剤
JPS5949265B2 (ja) 水分散型感圧接着剤組成物
JP2005264079A (ja) 水性分散型粘着剤組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110117

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20130329

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130730

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130829

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees