JP2010161199A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的に消去動作を実行可能な不揮発性半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】不揮発性半導体記憶装置は、メモリストリングMSと、メモリストリングMSの一端に一端を接続されたソース側選択トランジスタSSTrと、ソース側選択トランジスタSSTrの他端に一端を接続されたソース線SLと、ソース側選択トランジスタSSTrのゲートに接続されたソース側選択ゲート線SGSと、メモリセルのデータを消去する消去動作を実行する制御回路AR2とを備える。制御回路AR2は、消去動作時に、ソース線SLの電圧をソース側選択ゲート線SGSの電圧よりも所定電位差だけ大きく保ちつつソース線SLの電圧及びソース側選択ゲート線SGSを昇圧させる。所定電位差は、GIDL電流を生じさせる電位差Vthである。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気的にデータの書き換えが可能な不揮発性半導体記憶装置に関する。
NAND型フラッシュメモリ等の不揮発性半導体記憶装置のビット密度向上にあっては、微細化技術が限界に近づいてきたことから、メモリセルの積層化が期待されている。そのひとつとして、縦型トランジスタを用いてメモリセルを構成した不揮発性半導体記憶装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。積層型の不揮発性半導体記憶装置は、柱状の半導体層、その半導体層を取り囲むMONOS層、そのMONOS層を取り囲む導電層を有する。
ここで、平面型の不揮発性半導体記憶装置において、その消去動作は、チャネルとなる基板の電位を消去電圧へ上げることにより、MOSOS層の電子を抜き取ることで実行される。しかしながら、上記積層型の不揮発性半導体記憶装置において、そのチャネルは、柱状の半導体層となる。したがって、積層型の不揮発性半導体記憶装置の消去動作は、平面型と同様の方式で実行することは非効率的であり、その実現も困難である。
そこで、消去動作を効率的に実行可能な積層型の不揮発性半導体記憶装置の実現が望まれている。
特開2007−266143号公報
本発明は、効率的に消去動作を実行可能な不揮発性半導体記憶装置を提供する。
本発明の一態様に係る不揮発性半導体記憶装置は、直列接続された複数のメモリセルを含むメモリストリングと、前記メモリストリングの一端に一端を接続された第1選択トランジスタと、前記第1選択トランジスタの他端に一端を接続された第1配線と、前記第1選択トランジスタのゲートに接続された第2配線と、前記メモリセルのデータを消去する消去動作を実行する制御回路とを備え、前記メモリストリングは、基板に対して垂直方向に延びる柱状部を有する第1半導体層と、前記第1半導体層を取り囲むように形成された電荷蓄積層と、前記電荷蓄積層を取り囲み、前記基板に対して平行に延びる第1導電層とを備え、前記第1選択トランジスタは、前記柱状部の上面又は下面に接し、前記基板に対して垂直方向に延びる第2半導体層と、前記第2半導体層を取り囲むように形成された第1ゲート絶縁層と、前記第1ゲート絶縁層を取り囲み、前記基板に対して平行に延びる第2導電層とを備え、前記制御回路は、前記消去動作時に、前記第1配線の電圧を前記第2配線の電圧よりも所定電位差だけ大きく保ちつつ前記第2配線の電圧及び前記第1配線の電圧を昇圧させ、前記所定電位差は、GIDL電流を生じさせる電位差であることを特徴とする。
本発明は、効率的に消去動作を実行可能な不揮発性半導体記憶装置を提供することが可能となる。
本発明の第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の回路図である。 第1実施形態に係るメモリストリングMSを示す回路図である。 第1実施形態に係るワード線駆動回路110a(110b)を示す回路図である。 第1実施形態に係る選択ゲート線駆動回路120a(120b)を示す回路図である。 第1実施形態に係る昇圧回路140A〜140Cを示す回路図である。 昇圧回路140A〜140Cの動作を示すタイミングチャートである。 昇圧回路140A〜140Cの動作を示すタイミングチャートである。 第1実施形態に係るソース線駆動回路160を示す回路図である。 第1実施形態に係るセンスアンプ回路150を示す回路図である。 第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のメモリセルアレイAR1の一部を示す概略斜視図である。 図9の一部断面図である。 第1実施形態に係る消去動作を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る消去動作を示す概略図である。 第1実施形態に係るGIDL電流を説明するための図である。 第1実施形態に係る消去動作を示すタイミングチャートである。 第1実施形態に係る消去動作を示すタイミングチャートである。 第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の回路図である。 第2実施形態に係るセンスアンプ回路150aを示す回路図である。 第2実施形態に係るGIDL電流を説明するための図である。 第2実施形態に係る消去動作を示すタイミングチャートである。 第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置を示す回路図である。 第3実施形態に係るメモリストリングMSaを示す回路図である。 第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のメモリセルアレイAR1aの一部を示す概略斜視図である 図21の一部断面図である。 第3実施形態に係るGIDL電流を説明するための図である。 第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置を示す回路図である。 第4実施形態に係る選択ゲート線駆動回路120c(120d)を示す回路図である。 第4実施形態に係る昇圧回路140Dを示す回路図である。 第4実施形態に係る発振回路141Dを示す回路図である。 第4実施形態に係るレベルシフタ回路143Db1を示す回路図である。 第4実施形態に係るソース線駆動回路160aを示す回路図である。 第4実施形態に係る転送回路186e、185fを示す回路図である。 第4実施形態に係る転送回路186e、185fを示す回路図である。 第4実施形態に係る消去動作を示すフローチャートである。 第4実施形態に係る消去動作を示す概略図である。 第4実施形態に係る消去動作を示すタイミングチャートである。 第4実施形態に係る消去動作を示すタイミングチャートである。
以下、図面を参照して、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
(第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の概略構成)
先ず、図1を参照して、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の概略構成について説明する。図1は、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の回路図である。
図1に示すように、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、メモリセルアレイAR1、及びその周辺に設けられた制御回路AR2を有する。メモリセルアレイAR1は、電気的に書き換え可能なメモリトランジスタMTr1〜MTr8(メモリセル)を有する。制御回路AR2は、メモリトランジスタMTr1〜MTr8等へ与える電圧を制御する各種制御回路にて構成されている。
メモリセルアレイAR1は、図1に示すようにm列のメモリブロックMBを有する。各メモリブロックMBは、n行2列のメモリストリングMS、メモリストリングMSの一端に接続されたソース側選択トランジスタSSTr、及びメモリストリングMSの他端に接続されたドレイン側選択トランジスタSDTrを備える。なお、図1に示す例においては、一列目を(1)と表記し、二列目を(2)と表記する。
メモリストリングMSは、図2に示すように、メモリトランジスタMTr1〜MTr8、及びバックゲートトランジスタBTrを有する。メモリトランジスタMTr1〜MT4は、直列に接続されている。メモリトランジスタMTr5〜MTr8は、直列に接続されている。バックゲートトランジスタBTrは、メモリトランジスタMTr4とメモリトランジスタMTr5との間に設けられている。メモリトランジスタMTr1〜MTr8は、MONOS構造にて構成されており、その制御ゲートに電荷を蓄積させる。これにより、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、データを記憶する。
メモリトランジスタMTr1〜MTr8の制御ゲートは、図2に示すように、ワード線WL1〜WL8に接続されている。バックゲートトランジスタBTrの制御ゲートは、バックゲート線BGに接続されている。
各ワード線WLi(i=1〜8)は、図1に示すように、それぞれロウ方向に一列に並ぶメモリストリングMS中のメモリトランジスタMTri(i=1〜8)の制御ゲートに共通に設けられ、メモリストリングMSを跨ぐようにロウ方向に延びて形成されている。バックゲート線BGは、同様に、ロウ方向に一列に並ぶバックゲートトランジスタBTrの制御ゲートに共通に設けられ、メモリストリングMSを跨ぐようにロウ方向に延びて形成されている。
ソース側選択トランジスタSSTrの一端は、図2に示すように、メモリトランジスタMTr8の一端に接続されている。ソース側選択トランジスタSSTrの他端は、第1ソース線SLAに接続されている。ソース側選択トランジスタSSTrの制御ゲートは、ソース側選択ゲート線SGSに接続されている。
第1ソース線SLAは、図1に示すように、ロウ方向に一列に並ぶソース側選択トランジスタSSTrのソースに共通に設けられ、複数のメモリストリングMSを跨ぐようにロウ方向に延びて形成されている。カラム方向に一列に並ぶ第1ソース線SLAは、カラム方向に延びる1本の第2ソース線SLBに共通接続されている。ソース側選択ゲート線SGSは、ロウ方向に一列に並ぶソース側選択トランジスタSSTrの制御ゲートに共通に設けられ、複数のメモリストリングMSを跨ぐようにロウ方向に延びて形成されている。
ドレイン側選択トランジスタSDTrの一端は、図2に示すように、メモリトランジスタMTr1の一端に接続されている。ドレイン側選択トランジスタSDTrの他端は、ビット線BLに接続されている。ドレイン側選択トランジスタSDTrの制御ゲートは、ドレイン側選択ゲート線SGDに接続されている。
ビット線BLは、図1に示すように、カラム方向に一列に並ぶドレイン側選択トランジスタSDTrのドレインに共通に設けられ、複数のメモリブロックMBを跨ぐようにカラム方向に延びて形成されている。ドレイン側選択ゲート線SGDは、ロウ方向に一列に並ぶドレイン側選択トランジスタSDTrの制御ゲートに共通に設けられ、複数のメモリストリングMSを跨ぐようにロウ方向に延びて形成されている。
制御回路AR2は、消去動作時に、ソース線SL(第1、第2ソース線SLA、SLB)の電圧をソース側選択ゲート線SGSの電圧よりも所定電位差だけ大きく保ちつつソース線SLの電圧及びソース側選択ゲート線SGSを昇圧させる。所定電位差は、GIDL電流を生じさせる電位差Vthである。この点が、本実施形態の特徴のひとつである。なお、所定電位差は、電位差Vthに限られない。
制御回路AR2は、図1に示すように、入出力回路100、ワード線駆動回路110a、110b、選択ゲート線駆動回路120a、120b、アドレスデコーダ回路130、昇圧回路140A〜140C、センスアンプ回路150、ソース線駆動回路160、バックゲート線駆動回路170、第1ロウデコーダ回路180a、第2ロウデコーダ回路180b、及びシーケンサ190を有する。
入出力回路100は、図1に示すように、メモリセルアレイAR1に入力する情報を外部から受け付けセンスアンプ回路150に入力する。また、入出力回路100は、センスアンプ回路150から情報を出力する。
ワード線駆動回路110aは、図1に示すように、ワード線WL1〜WL4を駆動するための信号VCG1〜VCG4を出力する。ワード線駆動回路110bは、ワード線WL5〜WL8を駆動するための信号VCG5〜VCG8を出力する。
選択ゲート線駆動回路120aは、信号VSGS1、信号VSGD2、信号VSGOFFを出力する。選択ゲート線駆動回路120aは、信号VSGS2、信号VSGD1、信号VSGOFFを出力する。信号VSGS1、信号VSGS2は、選択したメモリブロック(以下、選択メモリブロックMB)のソース側選択ゲート線SGSを駆動する際に用いられる。信号VSGD2、信号VSGD1は、選択メモリブロックMBのドレイン側選択ゲート線SGDを駆動する際に用いられる。信号VSGOFFは、非選択のメモリブロックMB(以下、非選択メモリブロックMB)のソース側選択ゲート線SGS及びドレイン側選択ゲート線SGDを駆動する際に用いられる。
アドレスデコーダ回路130は、ブロックアドレスを指定するための信号VBADを出力する。
昇圧回路140Aは、基準電圧から電圧を昇圧させ、その昇圧電圧をワード線駆動回路110a、110bに転送する。昇圧回路140Bは、基準電圧から電圧を昇圧させて信号VRDECを得て、これを第1及び第2ロウデコーダ回路180a、180bに出力する。昇圧回路140Cは、基準電圧から電圧を昇圧させて信号VERAを得て、これをソース線駆動回路160に出力する。信号VERAは、メモリトランジスタMTr1〜MTr8のデータを消去する際に用いられる。
センスアンプ回路150は、ソース線SLの電圧に基づき情報を読み出す。また、センスアンプ回路150は、ソース線SL(第1、第2ソース線SLA、SLB)の信号VSLと同電圧の信号をビット線BLに与える。また、センスアンプ回路150は、アドレスデコーダ回路130から信号VBADの入力を受け付ける。
ソース線駆動回路160は、ソース線SL(第1、第2ソース線SLA、SLB)を駆動するための信号VSLを出力する。バックゲート線駆動回路170は、バックゲート線BGを駆動させるための信号VBGを出力する。
第1、第2ロウデコーダ回路180a、180bは、一つのメモリブロックMBに対して、各々一つ設けられている。第1ロウデコーダ回路180aは、メモリブロックMBのロウ方向一端側に設けられている。第2ロウデコーダ回路180bは、メモリブロックMBのロウ方向他端側に設けられている。
第1ロウデコーダ回路180aは、アドレスデコーダ回路130が出力する信号VBADに基づき、選択的にメモリトランジスタMTr1〜MTr4のゲートに信号VCG1<i>〜VCG4<i>を入力する。また、第1ロウデコーダ回路180aは、信号VBADに基づき、選択的に2列目のソース側選択トランジスタSSTrのゲートに信号VSGS2<i>を入力する。また、第1ロウデコーダ回路180aは、信号VBADに基づき、選択的に1列目のドレイン側選択トランジスタSDTrのゲートに信号VSGD1<i>を入力する。
第1ロウデコーダ回路180aは、電圧変換回路180aa、第1転送トランジスタ181a〜186a、及び第2転送トランジスタ187a、188aを有する。電圧変換回路180aaは、受け付けた信号VBAD、信号VRDECに基づき信号VSELa<i>を生成し、第1転送トランジスタ181a〜186aのゲートに出力する。また、電圧変換回路180aaは、受け付けた信号VBADの電圧に基づき、第2転送トランジスタ187a、188aのゲートを制御する。
第1転送トランジスタ181a〜184aのゲートは、電圧変換回路180aaからの信号VSELa<i>を受け付ける。第1転送トランジスタ181a〜184aは、ワード線駆動回路110aと各ワード線WL1〜WL4との間に接続されている。第1転送トランジスタ181a〜184aは、信号VCG1〜VCG4、VSELa<i>に基づき、ワード線WL1〜WL4に信号VCG1<i>〜VCG4<i>を出力する。また、第1転送トランジスタ185aは、選択ゲート線駆動回路120aと2列目のソース側選択トランジスタSSTrのソース側選択ゲート線SGSとの間に接続されている。第1転送トランジスタ185aは、信号VSGS2、及び信号VSELa<i>に基づき、ソース側選択ゲート線SGSに信号VSGS2<i>を出力する。また、第1転送トランジスタ186aは、選択ゲート線駆動回路120aと1列目のドレイン側選択トランジスタSDTrのドレイン側選択ゲート線SGDとの間に接続されている。第1転送トランジスタ186aは、信号VSGD1、及び信号VSELa<i>に基づき、ドレイン側選択ゲート線SGDに信号VSGD1<i>を出力する。
第2転送トランジスタ187a、188aのゲートは、電圧変換回路180aaからの信号を受け付ける。第2転送トランジスタ187aの一端は、2列目のソース側選択トランジスタSSTrのソース側選択ゲート線SGSに接続され、その他端は、信号VSGOFFを入力される。第2転送トランジスタ188aの一端は、1列目のドレイン側選択トランジスタSDTrのドレイン側選択ゲート線SGDに接続され、その他端は、信号VSGOFFを入力される。
第2ロウデコーダ回路180bは、アドレスデコーダ回路130が出力する信号VBADに基づき、選択的にメモリトランジスタMTr5〜MTr8のゲートに信号VCG5<i>〜VCG8<i>を入力する。また、第2ロウデコーダ回路180bは、信号VBADに基づき、選択的に1列目のソース側選択トランジスタSSTrのゲートに信号VSGS1<i>を入力する。また、第2ロウデコーダ回路180bは、信号VBADに基づき、選択的に2列目のドレイン側選択トランジスタSDTrのゲートに信号VSGD2<i>を入力する。また、第2ロウデコーダ回路180bは、信号VBADに基づき、選択的にバックゲートトランジスタBTrのゲートに信号VBG<i>を入力する。
第2ロウデコーダ回路180bは、電圧変換回路180bb、第1転送トランジスタ181b〜187b、第2転送トランジスタ188b、189bを有する。電圧変換回路180bbは、受け付けた信号VBAD、信号VRDECの電圧に基づき信号VSELb<i>を生成し、第1転送トランジスタ181b〜187bのゲートに出力する。また、電圧変換回路180bbは、受け付けた信号VBADに基づき、第2転送トランジスタ188b、189bのゲートを制御する。
第1転送トランジスタ181b〜187bのゲートは、電圧変換回路180bbからの信号VSELb<i>を受け付ける。第1転送トランジスタ181b〜184bは、ワード線駆動回路110bと各ワード線WL5〜WL8との間に接続されている。第1転送トランジスタ181b〜184bは、信号VCG5〜VCG8、VSELb<i>に基づき、ワード線WL5〜WL8に信号VCG5<1>〜VCG8<i>を入力する。また、第1転送トランジスタ185bは、選択ゲート線駆動回路120bと1列目のソース側選択トランジスタSSTrのソース側選択ゲート線SGSとの間に接続されている。第1転送トランジスタ185bは、信号VSGS1、及び信号VSELb<i>に基づき、ソース側選択ゲート線SGSに信号VSGS1<i>を出力する。また、第1転送トランジスタ186bは、選択ゲート線駆動回路120bと2列目のドレイン側選択トランジスタSDTrのドレイン側選択ゲート線SGDとの間に接続されている。第1転送トランジスタ186bは、信号VSGD2、及び信号VSELb<i>に基づき、ドレイン側選択ゲート線SGDに信号VSGD2<i>を出力する。また、第1転送トランジスタ187bは、バックゲート線駆動回路170とバックゲート線BGとの間に接続されている。第1転送トランジスタ187bは、信号VBG、及び信号VSELb<i>に基づき、バックゲート線BGに信号VBG<i>を入力する。
第2転送トランジスタ188b、189bのゲートは、電圧変換回路180bbからの信号を受け付ける。第2転送トランジスタ188bの一端は、1列目のソース側選択トランジスタSSTrのソース側選択ゲート線SGSに接続され、その他端は、信号VSGOFFを入力される。第2転送トランジスタ189bの一端は、2列目のドレイン側選択トランジスタSDTrのドレイン側選択ゲート線SGDに接続され、その他端は、信号VSGOFFを入力される。
シーケンサ190は、ワード線駆動回路110a、110b、選択ゲート線駆動回路120a、120b、及びソース線駆動回路160に制御信号を入力する。
ワード線駆動回路110aは、図3に示すように、第1〜第4ワード線駆動回路110A〜110Dにて構成されている。第1ワード線駆動回路110Aは、信号VCG1を出力する。第2ワード線駆動回路110Bは、信号VCG2を出力する。第3ワード線駆動回路110Cは、信号VCG3を出力する。第4ワード線駆動回路110Dは、信号VCG4を出力する。
ワード線駆動回路110bは、図3に示すように、第1〜第4ワード線駆動回路110A〜110Dにて構成されている。第1ワード線駆動回路110Aは、信号VCG5を出力する。第2ワード線駆動回路110Bは、信号VCG6を出力する。第3ワード線駆動回路110Cは、信号VCG7を出力する。第4ワード線駆動回路110Dは、信号VCG8を出力する。
第1ワード線駆動回路110Aは、図3に示すように、電圧変換回路111A〜111C、及び転送トランジスタ112A〜112Cを有する。電圧変換回路111A〜111Cの入力端子は、シーケンサ190から制御信号の入力を受け付ける。電圧変換回路111A〜111Cの出力端子は、転送トランジスタ112A〜112Cのゲートに接続されている。転送トランジスタ112A〜112Cの出力端子は、共通接続されている。転送トランジスタ112Aの入力端子は、昇圧回路140Aの出力端子に接続されている。転送トランジスタ112Bの入力端子は、接地電圧Vssに接続されている。転送トランジスタ112Cの入力端子は、電源電圧Vddに接続されている。なお、第2〜第4ワード線駆動回路110B〜110Dは、第1ワード線駆動回路110Aと同様の構成を有する。
選択ゲート線駆動回路120a(120b)は、図4に示すように、第1〜第3選択ゲート線駆動回路120A〜120Cにて構成されている。第1選択ゲート線駆動回路120Aは、信号VSGOFFを出力する。第2選択ゲート線駆動回路120Bは、信号VSGS1(信号VSGS2)を出力する。第3選択ゲート線駆動回路120Cは、信号VSGD2(信号VSGD1)を出力する。
第1選択ゲート線駆動回路120Aは、図4に示すように、電圧変換回路121A、121B、及び転送トランジスタ122A、122Bを有する。電圧変換回路121A、121Bの入力端子は、シーケンサ190からの信号を受け付ける。電圧変換回路121A、121Bの出力端子は、転送トランジスタ122A、122Bのゲートに接続されている。転送トランジスタ122A、122Bの出力端子は、共通接続されている。転送トランジスタ122Aの入力端子は、接地電圧Vssに接続されている。転送トランジスタ122Bの入力端子は、電源電圧Vddに接続されている。なお、第2、第3選択ゲート線駆動回路120B、120Cは、第1選択ゲート線駆動回路120Aと同様の構成を有する。
昇圧回路140A〜140Cは、コンデンサの充放電を利用して電源電圧Vddよりも高い電圧を生成する。昇圧回路140A〜140Cは、図5に示すように、ダイオード143a〜143n、及び充放電回路144a〜144lを有する。なお、昇圧回路140A〜140Cは、さらに、ダイオード、充放電回路を有するものであってもよい。
ダイオード143a〜143eは、図5に示すように、直列に接続されている。ダイオード143f〜143nは、直列に接続されている。ダイオード143aの一端は、ダイオード143fの一端に接続されている。ダイオード143eの一端は、ダイオード143nの一端に接続されている。
充放電回路144a〜144dは、図5に示すように、ダイオード143a〜143eの間にその出力端子を接続している。充放電回路144e〜144lは、ダイオード143f〜143nの間にその出力端子を接続している。充放電回路144a〜144lは、AND回路144Aとインバータ144Bとキャパシタ144Cを直列接続したものである。
充放電回路144a〜144dにおいて、AND回路144Aの一方の入力端子は、交互に信号φ1又は信号φ2を受け付けている。充放電回路144a〜144dにおいて、AND回路144Aの他方の入力端子は、信号VPASSを受け付ける。
充放電回路144e〜144lにおいて、AND回路144Aの一方の入力端子は、交互に信号φ1又は信号φ2を受け付けている。充放電回路144e〜144lにおいて、AND回路144Aの他方の入力端子は、信号VPRGを受け付ける。
ここで、図6A及び図6Bを参照して、昇圧回路140A〜140Cの動作を説明する。図6A及び図6Bは、昇圧回路140A〜140Cの動作を示すタイミングチャートである。図6A及び図6Bに示すように、昇圧回路140A〜140Cは、生成する信号に応じて、信号VPASS、又は信号VPRGを、電源電圧Vdd、又は接地電圧Vssに設定する。
ソース線駆動回路160は、図7に示すように、電圧変換回路161A〜161C、及び転送トランジスタ162A〜162Cを有する。電圧変換回路161A〜161C、及び転送トランジスタ162A〜162Cは、ワード線駆動回路110aと同様に接続されている。電圧変換回路161A〜161Cの入力端子は、シーケンサ190から信号の入力を受け付ける。転送トランジスタ162Aの入力端子は、昇圧回路140Cの出力端子に接続されている。転送トランジスタ162Bの入力端子は、接地電圧Vssに接続されている。転送トランジスタ162Cの入力端子は、電源電圧Vddに接続されている。
センスアンプ回路150は、図8に示すように、複数の選択回路151、及び電圧変換回路152A、152Bを有する。選択回路151は、選択的にソース線SLにビット線BLを接続し、ビット線BLの電位をソース線SLと同電位に設定する。
選択回路151は、図8に示すように、ページバッファ151a、トランジスタ151b、151cを有する。ページバッファ151aは、ビット線BLからの信号を受け付け、その信号に基づく出力を入出力回路100、及びアドレスデコーダ回路130に入力する。トランジスタ151bの他端は、ビット線BLに接続され、その制御ゲートは、電圧変換回路152Aからの出力信号VCUTを受け付ける。トランジスタ151cの一端は、ビット線BLに接続されている。トランジスタ151cの他端は、ソース線SLに接続され、その制御ゲートは、電圧変換回路152Bからの出力信号VRSTを受け付ける。
電圧変換回路152Aは、シーケンサ190からの信号を受け付け、その信号に基づく信号VCUTを出力する。電圧変換回路152Bは、シーケンサ190からの信号を受け付け、その信号に基づく信号VRSTを出力する。
(第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の積層構造)
次に、図9及び図10を参照して、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の積層構造について説明する。図9は、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のメモリセルアレイAR1の一部を示す概略斜視図である。図10は、図9の一部断面図である。
メモリセルアレイAR1は、図9に示すように、基板10上に設けられている。メモリセルアレイAR1は、バックゲートトランジスタ層20、メモリトランジスタ層30、選択トランジスタ層40、及び配線層50を有する。バックゲートトランジスタ層20は、バックゲートトランジスタBTrとして機能する。メモリトランジスタ層30は、メモリトランジスタMTr1〜MTr8(メモリストリングMS)として機能する。選択トランジスタ層40は、ソース側選択トランジスタSSTr、及びドレイン側選択トランジスタSDTrとして機能する。配線層50は、ソース線SL、及びビット線BLとして機能する。
バックゲートトランジスタ層20は、図9及び図10に示すように、バックゲート導電層21を有する。バックゲート導電層21は、基板10と平行なロウ方向及びカラム方向に2次元的に広がるように形成されている。バックゲート導電層21は、メモリブロックMB毎に分断されている。バックゲート導電層21は、ポリシリコン(p−Si)にて構成されている。バックゲート導電層21は、バックゲート線BGとして機能する。
バックゲート導電層20は、図10に示すように、バックゲートホール22を有する。バックゲートホール22は、バックゲート導電層21を掘り込むように形成されている。バックゲートホール22は、上面からみてカラム方向を長手方向とする略矩形状に形成されている。バックゲートホール22は、ロウ方向及びカラム方向にマトリクス状に形成されている。
メモリトランジスタ層30は、図9及び図10に示すように、バックゲート導電層20の上層に形成されている。メモリトランジスタ層30は、ワード線導電層31a〜31dを有する。ワード線導電層31a〜31dは、層間絶縁層(図示略)を挟んで積層されている。ワード線導電層31a〜31dは、カラム方向に所定ピッチをもってロウ方向に延びるストライプ状に形成されている。ワード線導電層31a〜31dは、ポリシリコン(p−Si)にて構成されている。ワード線導電層31a〜31dは、ワード線WL1〜WL8として機能する。ワード線導電層31a〜31dは、メモリトランジスタMTr1〜MTr8の制御ゲートとして機能する。
メモリトランジスタ層30は、図10に示すように、メモリホール32を有する。メモリホール32は、ワード線導電層31a〜31dを貫通するように形成されている。メモリホール32は、バックゲートホール22のカラム方向の端部近傍に整合するように形成されている。
また、バックゲートトランジスタ層20、及びメモリトランジスタ層30は、図10に示すように、ブロック絶縁層33a、電荷蓄積層33b、トンネル絶縁層33c、及びU字状半導体層34を有する。U字状半導体層34は、メモリストリングMSのボディとして機能する。
ブロック絶縁層33aは、図10に示すように、バックゲートホール22及びメモリホール32に面する側壁に所定の厚みをもって形成されている。電荷蓄積層33bは、ブロック絶縁層33aの側面に所定の厚みをもって形成されている。トンネル絶縁層33cは、電荷蓄積層33bの側面に所定の厚みをもって形成されている。U字状半導体層34は、トンネル絶縁層33cの側面に接するように形成されている。U字状半導体層34は、バックゲートホール22、及びメモリホール33を埋めるように形成されている。U字状半導体層34は、ロウ方向からみてU字状に形成されている。U字状半導体層34は、基板10に対して垂直方向に延びる一対の柱状部34a、及び一対の柱状部34aの下端を連結する連結部34bを有する。
ブロック絶縁層33a、及びトンネル絶縁層33cは、酸化シリコン(SiO)にて構成されている。電荷蓄積層33bは、窒化シリコン(SiN)にて構成されている。U字状半導体層34は、ポリシリコン(p−Si)にて構成されている。これらブロック絶縁層33a、電荷蓄積層33b、トンネル絶縁層33c、及びU字状半導体層34は、メモリトランジスタMTr1〜MTr8のMONOSとして機能する。
上記バックゲートトランジスタ層20の構成を換言すると、トンネル絶縁層33cは、連結部34bを取り囲むように形成されている。バックゲート導電層21は、連結部34bを取り囲むように形成されている。
上記メモリトランジスタ層30の構成を換言すると、トンネル絶縁層33cは、柱状部34aを取り囲むように形成されている。電荷蓄積層33bは、トンネル絶縁層33cを取り囲むように形成されている。ブロック絶縁層33aは、電荷蓄積層33bを取り囲むように形成されている。ワード線導電層31a〜31dは、ブロック絶縁層33a、及び柱状部34aを取り囲むように形成されている。
選択トランジスタ層40は、図9及び図10に示すように、ソース側導電層41a、及びドレイン側導電層41bを有する。ソース側導電層41a、及びドレイン側導電層41bは、カラム方向に所定ピッチをもってロウ方向に延びるストライプ状に形成されている。一対のソース側導電層41aと、一対のドレイン側導電層41bは、カラム方向に交互に配置されている。ソース側導電層41aは、U字状半導体層34を構成する一方の柱状部34aの上層に形成され、ドレイン側導電層41bは、U字状半導体層34を構成する他方の柱状部34aの上層に形成されている。
ソース側導電層41a、及びドレイン側導電層41bは、ポリシリコン(p−Si)にて構成されている。ソース側導電層41aは、ソース側選択ゲート線SGSとして機能する。また、ソース側導電層41aは、ソース側選択トランジスタSSTrの制御ゲートとして機能する。ドレイン側導電層41bは、ドレイン側選択ゲート線SGDとして機能する。また、ドレイン側導電層41bは、ドレイン側選択トランジスタSDTrの制御ゲートとして機能する。
選択トランジスタ層40は、図10に示すように、ソース側ホール42a、及びドレイン側ホール42bを有する。ソース側ホール42aは、ソース側導電層41aを貫通するように形成されている。ソース側ホール42aは、メモリホール32と整合する位置に形成されている。ドレイン側ホール42bは、ドレイン側導電層41bを貫通するように形成されている。ドレイン側ホール42bは、メモリホール32と整合する位置に形成されている。
選択トランジスタ層40は、図10に示すように、ソース側ゲート絶縁層43a、ソース側柱状半導体層44a、ドレイン側ゲート絶縁層43b、及びドレイン側柱状半導体層44bを有する。ソース側ゲート絶縁層43aは、ソース側ホール42aに面する側壁に形成されている。ソース側柱状半導体層44aは、ソース側ゲート絶縁層43aに接するように、基板10に対して垂直方向に延びるように柱状に形成されている。ドレイン側ゲート絶縁層43bは、ドレイン側ホール42bに面する側壁に形成されている。ドレイン側柱状半導体層44bは、ドレイン側ゲート絶縁層43bに接するように、基板10に対して垂直方向に延びるように柱状に形成されている。
ソース側ゲート絶縁層43a及びドレイン側ゲート絶縁層43bは、酸化シリコン(SiO)にて構成されている。ソース側柱状半導体層44a及びドレイン側柱状半導体層44bは、ポリシリコン(p−Si)にて構成されている。
上記選択トランジスタ層40の構成を換言すると、ソース側ゲート絶縁層43aは、ソース側柱状半導体層44aを取り囲むように形成されている。ソース側導電層41aは、ソース側ゲート絶縁層43a及びソース側柱状半導体層44aを取り囲むように形成されている。ドレイン側ゲート絶縁層43bは、ドレイン側柱状半導体層44bを取り囲むように形成されている。ドレイン側導電層41bは、ドレイン側ゲート絶縁層43b及びドレイン側柱状半導体層44bを取り囲むように形成されている。
配線層50は、図9及び図10に示すように、選択トランジスタ層40の上層に形成されている。配線層50は、ソース線層51、プラグ層52、及びビット線層53を有する。ソース線層51は、ロウ方向に延びる板状に形成されている。ソース線層51は、カラム方向に隣接する一対のソース側柱状半導体層44aの上面に接するように形成されている。プラグ層52は、ドレイン側柱状半導体層44bの上面に接し、基板10に対して垂直方向に延びるように形成されている。ビット線層53は、ロウ方向に所定ピッチをもってカラム方向に延びるストライプ状に形成されている。ビット線層53は、プラグ層52の上面に接するように形成されている。ソース線層51、プラグ層52、及びビット線層53は、タングステン(W)等の金属にて構成されている。ソース線層51は、ソース線SL(第1ソース線SLA)として機能する。ビット線層53は、ビット線BLとして機能する。
(第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の消去動作の概略)
次に、図11及び図12を参照して、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の消去動作の概略について説明する。図11は、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の消去動作を示すフローチャートである。図12は、消去動作を示す概略図である。
先ず、制御回路AR2は、図12の符号「s11」に示すように、選択メモリブロックMBにおいて、ソース側選択ゲート線SGS及びドレイン側選択ゲート線SGDを所定電圧Vdd−Vthに上げると共に、ソース線SL及びビット線BLを電源電圧Vddに上げる(ステップS11)。電源電圧Vddは、所定電圧Vdd−VthよりVthだけ高く、この電位差VthによりGIDL電流を生じさせる電圧である。
ここで、GIDL電流は、図13の符号「A」に示すように、ソース側導電層41a(ソース側選択ゲート線SGS)の端部のソース線層51(ソース線SL)側を高電界とすることにより生じさせる。また、GIDL電流は、図13の符号「A」に示すように、ドレイン側導電層41b(ドレイン側選択ゲート線SGD)の端部のビット線層53(ビット線BL)側を高電界とすることにより生じさせる。GIDL電流により、ホールH、及び電子Eが生成される。
また、ステップS11において、制御回路AR2は、図12の符号「s11」に示すように、ワード線WL1〜WL8、及びバックゲート線BGを電源電圧Vddに上げる。
続いて、制御回路AR2は、図12の符号「s12」に示すように、ソース線SL及びビット線BLを電源電圧Vddから消去電圧Veraへ向かって昇圧させる(ステップS12)。なお、このステップS12の動作において、その他の配線は、ステップS11と同様の制御状態で保持される。しかしながら、ソース側選択ゲート線SGSの電位、ドレイン側選択ゲート線SGDの電位、ワード線WL1〜8の電位、及びバックゲート線BGの電位は、メモリストリングMSのボディとのカップリングにより上昇する。よって、ソース側選択ゲート線SGS、ドレイン側選択ゲート線SGD、ワード線WL1〜WL8、及びバックゲート線BGは、結果的にフローティング状態となる。
より詳しくは、ステップS12において以下のような制御が実行される。すなわち、ソース側選択ゲート線SGSとソース線SLとの間、及びドレイン側選択ゲート線SGDとビット線BLとの間にVthより大きな電位差が生じる。この電位差により、GIDL電流が生じ、メモリストリングMSのボディにホールが注入され、そのボディの電位が上昇する。すると、メモリストリングMSのボディとのカップリングにより、ソース側選択トランジスタSSTrのゲート電位、及びドレイン側選択トランジスタSDTrのゲート電位は、所定電圧Vdd−Vthよりも高くなる。これにより、ソース側選択ゲート線SGS及びドレイン側選択ゲート線SGDは、フローティング状態となる。ひとたび、以上の循環が始まると、ソース線SL及びビット線BLの電位の昇圧に伴い、メモリストリングMSのボディの電位、ソース側選択ゲート線SGSの電位、及びドレイン側選択ゲート線SGDの電位も追随して上昇する。
ステップS12の動作実行後、制御回路AR2は、図12の符号「s13」に示すように、ソース線SL及びビット線BLが消去電圧Veraに達した場合、ワード線WL1〜WL8及びバックゲート線BGを接地電圧Vssとし(ステップS13)、GIDL電流により生じたホールHをメモリトランジスタMTr1〜MTr8のゲートに送り込む。これにより、データを消去する。
(第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の具体的消去動作)
次に、図14A及び図14Bを参照して、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の具体的消去動作について説明する。図14A及び図14Bは、消去動作を示すタイミングチャートである。
先ず、時刻t11において、信号VBADが、図10Aに示すように反転する。
図14Bに示すように、上記信号VBADの変化により、時刻t11にて、選択メモリブロックMBにおいて、信号VSELa<i>、信号VSELb<i>は、接地電圧Vssから電源電圧Vddへと上がる。すなわち、第1転送トランジスタ181a〜186a(181b〜187b)は、オン状態となる。一方、第2転送トランジスタ187a、188a(188b、189b)のゲートには、接地電圧Vssが印加され、第2転送トランジスタ187a、188a(188b、189b)は、オフ状態となる。以上の動作により、選択メモリブロックMBにおいて、ワード線WL1〜WL4、WL5〜WL8は、第1転送トランジスタ181a〜184a、181b〜184bを介してワード線駆動回路110a、110bに接続される。また、ソース側選択ゲート線SGS及びドレイン側選択ゲート線SGDは、第1転送トランジスタ185a、186a、185b、186bを介して選択ゲート線駆動回路120a、120bに接続される。また、バックゲート線BGは、第1転送トランジスタ187bを介してバックゲート線駆動回路170に接続される。
一方、図14Bに示すように、上記信号VBADの変化により、時刻t11にて、非選択メモリブロックMBにおいて、信号VSELa<x>、信号VSELb<x>は、電圧Vssに保持される。すなわち、第1転送トランジスタ181a〜186a(181b〜187b)は、オフ状態に保持される。一方、第2転送トランジスタ187a、188a(188b、189b)のゲートには、電圧VDDが印加され、第2転送トランジスタ187a、188a(188b、189b)は、オン状態となる。以上の動作により、非選択メモリブロックMBにおいて、ワード線WL1〜WL4、WL5〜WL8は、フローティング状態となる。また、ソース側選択ゲート線SGS及びドレイン側選択ゲート線SGDは、第2転送トランジスタ188a、187a、188b、189bを介して選択ゲート線駆動回路120a、120bに接続される。また、バックゲート線BGは、フローティング状態となる。
次に、図14Aに示すように、時刻t12にて、信号VSGS1、信号VSGS2、信号VSGD1、信号VSGD2、信号VSGOFF、信号VCG1〜VCG8、及び信号VBGは、接地電圧Vssから電源電圧Vddに上げられる。
図14Bに示すように、時刻t12にて、上記信号VSGS1、信号VSGS2、信号VSGD1、信号VSGD2、信号VSGOFF、信号VCG1〜VCG8、及び信号VBGの変化により、選択メモリブロックMBにおいて、信号VSGD1<i>、信号VSGD2<i>、信号VSGS1<i>、信号VSGS2<i>、信号VCG1<i>〜VCG8<i>、及び信号VBG<i>は、所定電圧Vdd−Vthに上げられる。
一方、図14Bに示すように、時刻t12にて、上記信号VSGS1、信号VSGS2、信号VSGD1、信号VSGD2、信号VSGOFF、信号VCG1〜VCG8、及び信号VBGの変化により、非選択メモリブロックMBにおいて、信号VSGD1<x>、信号VSGD2<x>、信号VSGS1<x>、信号VSGS2<x>は、所定電圧Vdd−Vthに上げられる。
また、図14Bに示すように、時刻t12にて、ソース線駆動回路160において、信号VSLは、電源電圧Vddまで上げられる。また、時刻t12にて、センスアンプ回路150において、信号VRSTは、電圧Vppまで上げられる。この信号VRSTの変化により、時刻t12にて、信号VBLは、電源電圧Vddとなる。
続いて、図14Bに示すように、時刻t13にて、ソース線駆動回路160において、信号VSLは、消去電圧Veraへの昇圧を開始する。これに伴い、信号VBLも、消去電圧Veraへの昇圧を開始する。
上記時刻t13の制御により、図14Bの符号「A」、「B」に示すように、信号VSGS1<i>、信号VSGS2<i>、信号VSGD1<i>、信号VSGD2<i>の電位は、メモリストリングMSのボディとのカップリングによって、信号VSL、及び信号VBLの昇圧に伴い、上昇する。そして、時刻t13から、信号VSLと信号VSGS1、VSGS2との電位差、及び信号VBLと信号VSGD1、VSGD2との電位差により、GIDL電流が生じる。
次に、図14Bに示すように、時刻t14にて、信号VSLは、消去電圧Veraとなる。これに合わせ、図14Aに示すように、選択メモリブロックMBにおいて、信号VCG1〜VCG8、及び信号VBGは、接地電圧Vssとされる。すなわち、時刻t14にて、図3に示す転送トランジスタ112Bは、「オン状態」とされる。
図14Bに示すように、上記信号VCG1〜VCG8、及び信号VBGの変化により、選択メモリブロックMBにおいて、時刻t14にて、信号VCG1<i>〜VCG8<i>、及び信号VBG<i>は、接地電圧Vssとされる。これら時刻t14の制御により、GIDL電流によって生じたホールHは、メモリトランジスタMTr1〜MTr8のゲートに送りこまれ、消去動作の実行が開始される。
続いて、図14Aに示すように、時刻t15にて、全ての信号は、接地電圧Vssとされる。これにより、図14Bに示すように、時刻t15にて、全ての信号は、接地電圧Vssとされる。すなわち、時刻t15にて、消去動作は、終了する。
(第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の効果)
次に、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の効果について説明する。上記のように、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、ソース側選択ゲート線SGS及びドレイン側選択ゲート線SGDを所定電圧Vdd−Vthに上げる共にソース線SL及びビット線BLを電源電圧Vddに上げる。その後、不揮発性半導体記憶装置は、ソース線SL及びビット線BLの消去電圧Veraへの昇圧を開始する。
これら動作により、以下に示す(1)〜(4)の循環が生じる。(1)ソース線SL及びビット線BLが昇圧される。(2)ソース線SLとソース側選択ゲート線SGSとの間、ビット線BLとドレイン側選択ゲート線SGDとの間でそれそれGIDL電流が発生する。(3)メモリストリングMSのボディの電位が上昇する。(4)メモリストリングMSのボディとカップリングして、ソース側選択ゲート線SGSの電位及びドレイン側選択ゲート線SGDの電位が上昇する。上記(1)〜(4)の循環により、メモリストリングMSのボディ、ソース側選択ゲート線SGS、及びドレイン側選択ゲート線SGDの電位も上昇する。
上記の動作により生じたGIDL電流により、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、効率的にデータを消去することができる。
また、上記構成により、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置においては、ソース線SL及びビット線BLの昇圧タイミングに合わせて、ソース側選択ゲート線SGS及びドレイン側選択ゲート線SGDを昇圧させる必要がない。すなわち、不揮発性半導体記憶装置は、ソース側選択ゲート線SGS及びドレイン側選択ゲート線SGDを昇圧させるタイミングを制御する回路を必要とせず、もってその占有面積の増大を抑制することができる。
[第2実施形態]
(第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の構成)
次に、図15及び図16を参照して、第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の構成について説明する。図15は、第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の回路図である。図16は、第2実施形態に係るセンスアンプ回路150aを示す回路図である。なお、第2実施形態において、第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付し、その説明を省略する。
図15に示すように、第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置においては、センスアンプ回路150aのみが、第1実施形態と異なる。
図16に示すように、第2実施形態に係るセンスアンプ回路150aは、トランジスタ151cの接続のみが、第1実施形態と異なる。トランジスタ151cの一端は、ビット線BLに接続され、その他端は、接地されている。
(第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の消去動作)
次に、図17、図18を参照して、第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の消去動作について説明する。図17は、第2実施形態に係るGIDL電流を説明するための図であり、図18は、その消去動作を示すタイミングチャートである。
第2実施形態の消去動作においては、図17の符号「A」に示すように、第1実施形態と異なり、ソース側導電層41a(ソース側選択ゲート線SGS)の端部のソース線層51(ソース線SL)側を高電界とすることにより、GIDL電流を生じさせる。すなわち、第2実施形態においては、図18の時刻t12〜t15に示すように、ビット線BLの電圧は制御せず、ソース線SLの電圧のみを制御する。その他、第2実施形態に係る消去動作は、第1実施形態と同様である。
(第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の効果)
第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、第1実施形態と同様の特徴を有し、第1実施形態と同様の効果を奏する。
[第3実施形態]
(第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の構成)
次に、図19を参照して、第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の構成について説明する。図19は、第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置を示す回路図である。なお、第3実施形態において、第1及び第2実施形態と同様の構成については、同一符号を付し、その説明を省略する。
図19に示すように、第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、第1及び第2実施形態と異なるメモリセルアレイAR1a、制御回路ARa2を有する。
メモリセルアレイAR1aは、図19に示すようにm列のメモリブロックMBaを有する。各メモリブロックMBaは、n行4列のメモリストリングMSa、メモリストリングMSaの一端に接続されたソース側選択トランジスタSSTra、及びメモリストリングMSaの他端に接続されたドレイン側選択トランジスタSDTraを備える。なお、図19に示す例においては、一列目を(1)と表記し、二列目を(2)と表記し、三列目を(3)と表記し、四列目を(4)と表記する。
メモリストリングMSaは、図20に示すように、メモリトランジスタMTra1〜MTra4を有する。メモリトランジスタMTra1〜MTra4は、直列に接続されている。メモリトランジスタMTra1〜MTra4は、MONOS構造にて構成されており、その制御ゲートに電荷を蓄積させる。
メモリトランジスタMTra1〜MTra4の制御ゲートは、図20に示すように、ワード線WLa1〜WLa4に接続されている。各ワード線WLa1〜WLa4は、ロウ方向及びカラムにマトリクス状に並ぶメモリトランジスタMTra1〜MTra4の制御ゲートに共通に設けられている。
ソース側選択トランジスタSSTraのドレインは、図20に示すように、メモリトランジスタMTra1のソースに接続されている。ソース側選択トランジスタSSTraのソースは、第1ソース線SLAaに接続されている。ソース側選択トランジスタSSTraの制御ゲートは、ソース側選択ゲート線SGSaに接続されている。
第1ソース線SLAaは、図19に示すように、ロウ方向に一列に並ぶソース側選択トランジスタSSTrのソースに共通に設けられ、複数のメモリストリングMSを跨ぐようにロウ方向に延びて形成されている。カラム方向に一列に並ぶ第1ソース線SLAaは、カラム方向に延びる1本の第2ソース線SLBaに共通接続されている。ソース側選択ゲート線SGSaは、ロウ方向及びカラム方向にマトリクス状に並ぶソース側選択トランジスタSSTraの制御ゲートに共通に設けられている
ドレイン側選択トランジスタSDTraの一端は、図20に示すように、メモリトランジスタMTra4の一端に接続されている。ドレイン側選択トランジスタSDTraの他端は、ビット線BLaに接続されている。ドレイン側選択トランジスタSDTraの制御ゲートは、ドレイン側選択ゲート線SGDaに接続されている。
ビット線BLaは、図19に示すように、カラム方向に一列に並ぶドレイン側選択トランジスタSDTraの一端に共通に設けられ、複数のメモリブロックMBaを跨ぐようにカラム方向に延びて形成されている。ドレイン側選択ゲート線SGDaは、ロウ方向に一列に並ぶドレイン側選択トランジスタSDTraの制御ゲートに共通に設けられ、複数のメモリストリングMSaを跨ぐようにロウ方向に延びて形成されている。
制御回路AR2aは、図19に示すように、入出力回路100、ワード線駆動回路110c、選択ゲート線駆動回路120a’、アドレスデコーダ回路130、昇圧回路140A〜140C、センスアンプ回路150、ソース線駆動回路160、第1ロウデコーダ回路180c、第2ロウデコーダ回路180d、及びシーケンサ190を有する。
ワード線駆動回路110cは、図19に示すように、ワード線WLa1〜WLa4を駆動するための信号VCG1〜VCG4を出力する。ワード線駆動回路110cは、第1及び第2実施形態のワード線駆動回路110a、110bと略同様の構成を有する(図3参照)。
選択ゲート線駆動回路120a’は、信号VSGS、信号VSGD1〜VSGD4、信号VSGOFFを出力する。信号VSGSは、選択メモリブロックMBaのソース側選択ゲート線SGSaを駆動する際に用いられる。信号VSGD1〜信号VSGD4は、選択メモリブロックMBaのドレイン側選択ゲート線SGDa1〜SGDa4を駆動する際に用いられる。信号VSGOFFは、非選択メモリブロックMBaのソース側選択ゲート線SGSa及びドレイン側選択ゲート線SGDa1〜SGDa4を駆動する際に用いられる。
第1、第2ロウデコーダ回路180c、180dは、一つのメモリブロックMBaに対して、各々一つ設けられている。第1ロウデコーダ回路180cは、メモリブロックMBaのロウ方向一端側に設けられている。第2ロウデコーダ回路180dは、メモリブロックMBaのロウ方向他端側に設けられている。
第1ロウデコーダ回路180cは、アドレスデコーダ回路130が出力する信号VBADに基づき、選択的にメモリトランジスタMTra1〜MTra4のゲートに信号VCG1<i>〜VCG4<i>を入力する。
第1ロウデコーダ回路180cは、電圧変換回路180cc、及び第1転送トランジスタ181c〜184cを有する。電圧変換回路180ccは、受け付けた信号VBAD、信号VRDECに基づき信号VSELL<i>を生成し、第1転送トランジスタ181c〜184cのゲートに出力する。
第1転送トランジスタ181c〜184cのゲートは、電圧変換回路180ccからの信号VSELL<i>を受け付ける。第1転送トランジスタ181c〜184cは、ワード線駆動回路110cと各ワード線WLa1〜WLa4との間に接続されている。第1転送トランジスタ181c〜184cは、信号VCG1〜VCG4、VSELL<i>に基づき、ワード線WLa1〜WLa4に信号VCG1<1>〜VCG4<i>を出力する。
第2ロウデコーダ回路180dは、アドレスデコーダ回路130が出力する信号VBADに基づき、選択的に4列のソース側選択トランジスタSSTraのゲートに共通に信号VSGS<i>を入力する。また、第2ロウデコーダ回路180dは、信号VBADに基づき、選択的に1列〜4列目のドレイン側選択トランジスタSGDのゲートに信号VSGD1<i>〜VSGD4<i>を入力する。
第2ロウデコーダ回路180dは、電圧変換回路180dd、第1転送トランジスタ181d〜185d、第2転送トランジスタ181d’〜185d’を有する。電圧変換回路180ddは、受け付けた信号VBAD、信号VRDECの電圧に基づき信号VSELR<i>を生成し、第1転送トランジスタ181d〜185dのゲートに出力する。また、電圧変換回路180ddは、受け付けた信号VBAD、信号VRDECに基づき、第2転送トランジスタ181d’〜185d’のゲートを制御する。
第1転送トランジスタ181d〜185dのゲートは、電圧変換回路180ddからの信号VSELR<i>を受け付ける。第1転送トランジスタ181dは、選択ゲート線駆動回路120a’とソース側選択ゲート線SGSaとの間に接続されている。また、第1転送トランジスタ182d〜185dは、選択ゲート線駆動回路120a’と4列に並ぶ各ドレイン側選択ゲート線SGDaとの間に接続されている。第1転送トランジスタ181dは、信号VSGS、信号VSELR<i>に基づき、ソース側選択ゲート線SGSaに信号VSGS<i>を入力する。また、第1転送トランジスタ182d〜185dは、信号VSGD1〜SGD4、信号VSELR<i>に基づき、4列に並ぶ各ドレイン側選択ゲート線SGDaに信号VSGD1<i>〜VSGD4<i>を入力する。
第2転送トランジスタ181d’〜185d’のゲートは、電圧変換回路180ddからの信号を受け付ける。第2転送トランジスタ181d’は、選択ゲート線駆動回路120a’とソース側選択ゲート線SGSaとの間に接続されている。また、第2転送トランジスタ182d’〜185d’は、選択ゲート線駆動回路120a’と4列に並ぶ各ドレイン側選択ゲート線SGDaとの間に接続されている。第2転送トランジスタ181d’は、信号VSGOFFに基づき、ソース側選択ゲート線SGSaに信号VSGS<i>を入力する。また、第2転送トランジスタ182d’〜185d’は、信号VSGOFFに基づき、4列に並ぶ各ドレイン側選択ゲート線SGDaに信号VSGD1<i>〜VSGD4<i>を入力する。
(第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の積層構造)
次に、図21及び図22を参照して、第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の積層構造について説明する。図21は、第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のメモリセルアレイAR1aの一部を示す概略斜視図である。図22は、図21の一部断面図である。
メモリセルアレイAR1aは、図21に示すように、基板10a上に設けられている。メモリセルアレイAR1aは、ソース側選択トランジスタ層60、メモリトランジスタ層70、ドレイン側選択トランジスタ層80、及び配線層90を有する。基板10aは、第1ソース線SLAa(ソース線SLa)として機能する。ソース側選択トランジスタ層60は、ソース側選択トランジスタSSTraとして機能する。メモリトランジスタ層70は、メモリトランジスタMTra1〜MTra4(メモリストリングMSa)として機能する。ドレイン側選択トランジスタ層80は、ドレイン側選択トランジスタSDTraとして機能する。配線層90は、ビット線BLaとして機能する。
基板10aは、図21及び図22に示すように、第1実施形態と異なり、その表面に拡散層11aを有する。拡散層11aは、第1ソース線SLAa(ソース線SLa)として機能する。
ソース側選択トランジスタ層60は、図21及び図22に示すように、ソース側導電層61を有する。ソース側導電層61は、基板10aと平行なロウ方向及びカラム方向に広がる板状に形成されている。ソース側導電層61は、メモリブロックMBa毎に分断されている。
ソース側導電層61は、ポリシリコン(p−Si)にて構成されている。ソース側導電層61は、ソース側選択ゲート線SGSaとして機能する。また、ソース側導電層61は、ソース側選択トランジスタSSTraのゲートとして機能する。
また、ソース側選択トランジスタ層60は、図22に示すように、ソース側ホール62を有する。ソース側ホール62は、ソース側導電層21を貫通するように形成されている。ソース側ホール62は、拡散層11aと整合する位置で、ロウ方向及びカラム方向にマトリクス状に形成されている。
また、ソース側選択トランジスタ層60は、図22に示すように、ソース側ゲート絶縁層63、及びソース側柱状半導体層64を有する。ソース側ゲート絶縁層63は、ソース側ホール62に面する側壁に所定の厚みをもって形成されている。ソース側柱状半導体層64は、ソース側ゲート絶縁層63の側面に接し、ソース側ホール62を埋めるように形成されている。ソース側柱状半導体層64は、拡散層11aに接するように、基板10aに対して垂直方向に延びるように柱状に形成されている。
ソース側ゲート絶縁層63は、酸化シリコン(SiO)にて構成されている。ソース側柱状半導体層64は、ポリシリコン(p−Si)にて構成されている。
上記ソース側選択トランジスタ層60の構成を換言すると、ソース側ゲート絶縁層63は、ソース側柱状半導体層64を取り囲むように形成されている。また、ソース側導電層61は、ソース側ゲート絶縁層63取り囲むように形成されている。
メモリトランジスタ層70は、図21及び図22に示すように、積層されたワード線導電層71a〜71dを有する。ワード線導電層71a〜71dは、基板10aと平行なロウ方向及びカラム方向に広がる板状に形成されている。ワード線導電層71a〜71dは、メモリブロックMBa毎に分断されている。
ワード線導電層71a〜71dは、ポリシリコン(p−Si)にて構成されている。ワード線導電層71a〜71dは、ワード線WLa1〜WLa4として機能する。また、ワード線導電層71a〜71dは、メモリトランジスタMTra1〜MTra4のゲートとして機能する。
また、メモリトランジスタ層70は、図22に示すように、メモリホール72を有する。メモリホール72は、ワード線導電層71a〜71dを貫通するように形成されている。メモリホール72は、ロウ方向及びカラム方向にマトリクス状に、ソース側ホール62と整合する位置に形成されている。
また、メモリトランジスタ層70は、ブロック絶縁層73a、電荷蓄積層73b、トンネル絶縁層73c、及びメモリ柱状半導体層74を有する。メモリ柱状半導体層74は。メモリストリングMSaのボディとして機能する。
ブロック絶縁層73aは、メモリホール72に面する側壁に所定の厚みをもって形成されている。電荷蓄積層73bは、ブロック絶縁層73aの側壁に所定の厚みをもって形成されている。トンネル絶縁層73cは、電荷蓄積層73bの側壁に所定の厚みをもって形成されている。メモリ柱状半導体層74は、トンネル絶縁層73cの側壁に接し、メモリホール32を埋めるように形成されている。メモリ柱状半導体層74は、ソース側柱状半導体層64の上面、及び後述するドレイン側柱状半導体層84の下面に接するように、基板10aに対して垂直方向に延びるように形成されている。
ブロック絶縁層73a、及びトンネル絶縁層73cは、酸化シリコン(SiO)にて構成されている。電荷蓄積層73bは、窒化シリコン(SiN)にて構成されている。メモリ柱状半導体層74は、ポリシリコン(p−Si)にて構成されている。
上記メモリトランジスタ層70の構成を換言すると、トンネル絶縁層73cは、ソース側柱状半導体層74を取り囲むように形成されている。電荷蓄積層73bは、トンネル絶縁層73cを取り囲むように形成されている。ブロック絶縁層73aは、電荷蓄積層73bを取り囲むように形成されている。ワード線導電層71a〜71dは、ブロック絶縁層73aを取り込むように形成されてい
ドレイン側選択トランジスタ層80は、図21及び図22に示すように、ドレイン側導電層81を有する。ドレイン側導電層81は、カラム方向に所定ピッチをもってロウ方向に延びるストライプ状に形成されている。
ドレイン側導電層81は、ポリシリコン(p−Si)にて構成されている。ドレイン側導電層81は、ドレイン側選択ゲート線SGDaとして機能する。また、ドレイン側導電層81は、ドレイン側選択トランジスタSDTraのゲートとして機能する。
また、ドレイン側選択トランジスタ層80は、図22に示すように、ドレイン側ホール82を有する。ドレイン側ホール82は、ドレイン側導電層81を貫通するように形成されている。ドレイン側ホール82は、ロウ方向及びカラム方向にマトリクス状に、メモリホール72と整合する位置に形成されている。
また、ドレイン側選択トランジスタ層80は、図22に示すように、ドレイン側ゲート絶縁層83、及びドレイン側柱状半導体層84を有する。ドレイン側ゲート絶縁層83は、ドレイン側ホール82に面する側壁に所定の厚みをもって形成されている。ドレイン側柱状半導体層84は、ドレイン側ゲート絶縁層83の側壁に接し、ドレイン側ホール82を埋めるように形成されている。ドレイン側柱状半導体層84は、メモリ柱状半導体層74の上面に接し、基板10aに対して垂直方向に延びるように形成されている。
ドレイン側ゲート絶縁層83は、酸化シリコン(SiO)にて構成されている。ドレイン側柱状半導体層84は、ポリシリコン(p−Si)にて構成されている。
配線層90は、図21及び図22に示すように、ビット線層91を有する。ビット線層91は、ロウ方向に所定ピッチをもってカラム方向に延びるストライプ状に形成されている。ビット線層91は、ドレイン側柱状半導体層84の上面に接するように形成されている。
ビット線層91は、ポリシリコン(p−Si)にて構成されている。ビット線層91は、ビット線BLaとして機能する。
(第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の消去動作)
次に、図23を参照して、第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の消去動作について説明する。
第3実施形態の消去動作においては、図23の符号「A」に示すように、ソース側導電層61(ソース側選択ゲート線SGSa)の端部の拡散層11a(ソース線SLa)側を高電界とすることにより、GIDL電流を生じさせる。また、ドレイン側導電層81(ドレイン側選択ゲート線SGDa)の端部のビット線層91(ビット線BLa)側を高電界とすることにより、GIDL電流を生じさせる。その他、第3実施形態に係る消去動作は、第1実施形態と同様である。
(第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の効果)
第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、第1実施形態と同様の特徴を有し、第1実施形態と同様の効果を奏する。
[第4実施形態]
(第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の構成)
次に、図24を参照して、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の構成について説明する。図24は、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置を示す回路図である。なお、第4実施形態において、第1〜第3実施形態と同様の構成については、同一符号を付し、その説明を省略する。
第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、図24に示すように、第1〜第3実施形態と異なる制御回路AR2bを有する。
制御回路AR2bは、第1〜第3実施形態の選択ゲート線駆動回路120a、120b、昇圧回路140C、ソース線駆動回路160、及び第1、第2ローデコーダ回路180a、18bの代わりに、選択ゲート線駆動回路120c、120d、昇圧回路140D、ソース線駆動回路160a、及び第1、第2ローデコーダ回路180e、180fを有する。また、制御回路AR2bは、第2実施形態の構成に加えて、昇圧回路140Eを有する。これらの点で、第4実施形態に係る制御回路AR2bは、第1〜第3実施形態と異なる。
選択ゲート線駆動回路120c(120d)は、図25に示すように、第1〜第3選択ゲート線駆動回路120D〜120Fを有する。第1選択ゲート線駆動回路120Dは、信号VSGOFFを出力する。第2選択ゲート線駆動回路120Eは、信号VSGS1(信号VSGS2)を出力する。第3選択ゲート線駆動回路120Fは、信号VSGD2(信号VSGD1)を出力する。信号VSGOFF、信号VSGS1(信号VSGS2)、信号VSGD2(信号VSGD1)は、接地電圧Vss、電源電圧Vdd、及び信号Ve2と同電位となる。
第1選択ゲート線駆動回路120Dは、図25に示すように、第1回路121D、及び第2回路122Dを有する。
第1回路121Dの出力端子は、図25に示すように、第2回路122Dの出力端子に接続されている。第1回路121Dは、昇圧回路140Dからの信号Ve2、及びシーケンサ190からの信号ERASEを受け付ける。信号ERASEが「High」状態の場合、第1回路121Dは、受け付けた信号Ve2を出力する。信号ERASEは、消去動作を実行する際に「High状態」とされる。
第2回路122Dは、シーケンサ190からの信号READ、信号SAi、信号ERASE、及び信号PROGRAMを受け付ける。信号READは、読み出しを実行する際、「High状態」とされる。信号PROGRAMは、書込みを実行する際、「High状態」とされる。
第2回路122Dは、受け付けた信号に基づき、電源電圧Vdd、又は接地電圧Vssの信号を出力する。信号READ、信号SAi、及び信号ERASEが「High状態」の場合、第2回路122Dは、電源電圧Vddの信号を出力する。信号PROGRAM及び信号ERASEが「Low状態」であって、信号READ、信号SAiが「High状態」の場合、第2回路122Dは、接地電圧Vssの信号を出力する。
昇圧回路140Dは、図26Aに示すように、発振回路141D、第1信号生成回路142D、第2信号生成回路143D、及び第3信号生成回路144Dを有する。
発振回路141Dは、図26Bに示すように、NOR回路141Daとインバータ回路141Db〜141Deにて構成されたリングオシレータである。第3信号生成回路144Eからの信号bENに基づき、発振信号Vosを出力する。発振回路141Dは、信号bENが「Low状態」にある時のみに発振信号Vosを出力し、信号bENが「High状態」にある時に発振信号Vosを出力しない。
第1信号生成回路142Dは、図26Aに示すように、発振回路141Dからの発振信号Vosに基づき、信号Ve1の電圧を昇圧する。また、第1信号生成回路142Dは、信号bEN(差動信号)に基づいて、発振回路141Dからの発振信号Vosによって動作状態と停止状態との間で切り替わる。信号Ve1の電圧は、接地電圧Vss、又は電源電圧Vddとなる。また、信号Ve1の電圧は、電源電圧Vddから消去電圧Vera1まで昇圧される。信号Ve1は、ソース線駆動回路160aへと出力される。
第1信号生成回路142Dは、図26Aに示すように、チャージポンプ回路142Da、及びトランジスタ142Dbを有する。チャージポンプ回路142Daは、発振信号Vosに基づき、信号Ve1を電源電圧Vddから消去電圧Vera1まで昇圧させる。トンランジスタ142Dbの一端には、電源電圧Vddが供給される。また、トランジスタ142Dbのゲートには、シーケンサ190から信号RST1が入力され、トランジスタ142Dbの他端は、チャージポンプ回路142Daの出力端子に接続されている。信号RST1が「High状態」となる場合、トランジスタ142Dbは、「ON状態」となる。これにより、信号Ve1は、電源電圧Vddに固定される。
第2信号生成回路143Dは、図26Aに示すように、第1信号生成回路142Dからの信号Ve1に基づき信号Ve2を生成する。また、第2信号生成回路143Dは、及び第3信号生成回路144Dからの信号bENにより、動作状態と非動作状態の間で切り替わる。信号Ve2の電圧は、接地電圧Vss、又は電源電圧Vddとなる。また、信号Ve2の電圧は、信号Ve1の昇圧から所定の遅延時間をおいて電源電圧Vddから電圧Vera2(Vera2<Vera1)まで昇圧される。信号Ve2は、信号Ve1の昇圧に依存して昇圧される。信号Ve2は、選択ゲート線駆動回路120c、120dへと出力される。
第2信号生成回路143Dは、図26Aに示すように、遅延回路143Da、スイッチ回路143Db、及びトランジスタ143Dcを有する。
遅延回路143Daは、信号Ve1を所定時間遅延させ且つ信号Ve1の電圧を所定量だけ減圧させた信号を生成する。スイッチ回路143Dbは、第3信号生成回路144Dの出力信号bENに基づき、遅延回路143Daからの信号を信号Ve2として出力するか否かを制御する。
スイッチ回路143Dbは、図26Aに示すように、レベルシフタ回路143Db1、及びトランジスタ143Db2を有する。レベルシフタ回路143Db1は、図26Cに示すように、信号bENが「Low状態」である場合に、受け付けた信号Ve1を出力する。トランジスタ143Db2の一端は、遅延回路143Daの出力端子に接続されている。そのゲートは、レベルシフタ回路143Dbの出力端子に接続されている。トランジスタ143Db2は、レベルシフタ回路143Dbからの信号が「High状態」である場合に、「ON状態」となる。
トランジスタ143Dcのソースは、図26Aに示すように、スイッチ回路143Dbの出力端子(トランジスタ143Db2のソース)に接続されている。トランジスタ143Dcのドレインは、電源電圧Vddを印加され、そのゲートは、シーケンサ190から信号RST2の入力を受け付ける。信号RST2が「High状態」となる場合、トランジスタ143Dcは、「ON状態」となる。これにより、スイッチ回路143Dbの出力端子の電圧は、電源電圧Vddに固定される。
第3信号生成回路144Dは、図26Aに示すように、信号bENを出力する。第3信号生成回路144Dは、信号Ve2に基づき、信号Vaを生成する。信号Vaの電圧は、信号Ve2よりも所定量だけ減圧された電圧である。また、第3信号生成回路144Dは、信号Vaの電圧と参照電位(基準電圧)Vrefとを比較し、信号bENを出力する。信号Vaは、信号Ve1と所定の関係を有する。
第3信号生成回路144Dは、図26Aに示すように、電圧降下回路144Da、参照電位生成回路144Db、及び差動増幅回路144Dcを有する。
電圧降下回路144Daは、図26Aに示すように、信号Ve2の電圧を所定量だけ減圧させた信号Vaを生成する。電圧降下回路144Daの入力端子は、図27Aに示すように、第2信号生成回路143Dのスイッチ回路143Dbの出力端子(トランジスタ143Db2のソース)に接続されている。電圧降下回路144Daの出力端子は、差動増幅回路144Dcの一方の入力端子に接続されている。
参照電位生成回路144Dbは、図26Aに示すように、差動増幅回路144Dcの他方の端子に入力する参照電位Vrefを生成する。
差動増幅回路144Daは、図26Aに示すように、信号Vaと信号Vrefとを比較して、信号bENを出力する。
昇圧回路140Eは、電源電圧Vddを所定電圧まで昇圧させた信号Vhhを生成する。昇圧回路140Eは、図24に示すように、信号Vhhを第1、第2ローデコーダ回路180e、180fに入力する。
ソース線駆動回路160aは、図27に示すように、昇圧回路140Dから信号Ve1の入力を受け付け、シーケンサ190からの信号ERASE、及び信号READに基づき、ソース線SLに与える信号VSLを制御する。ソース線駆動回路160bは、信号READが「High状態」である場合、信号VSLを接地電圧Vssとする。また、ソース線駆動回路160bは、信号ERASEが「High状態」である場合、信号VSLとしてソース線SLに信号Ve1を与える。
第1、第2ローデコーダ回路180e、180fは、図24に示すように、第1実施形態に係る第1転送トランジスタ186a、185bの代わりに、転送回路186e、185fを有する。
転送回路186e、185fは、図28Aに示すように、電圧変換回路185A、及びトランジスタ185Bを有する。電圧変換回路185Aは、図28A及び図28Bに示すように、昇圧回路140Dからの信号VREDC2、及び信号VSELa<i>(信号VSELb<i>)を受け付ける。また、転送回路186e、185fは、昇圧回路140Eから信号Vhhを受け付ける。電圧変換回路185Aは、信号VSELa<i>(信号VSELb<i>)に基づき、信号Vnode1を出力し、トランジスタ185Bのオンオフを制御する。
トランジスタ185Bの一端は、図28Aに示すように選択ゲート線駆動回路120c(120d)に接続され、その他端は、ソース側選択ゲート線SGSに接続されている。
(第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の消去動作の概略)
次に、図29及び図30を参照して、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の消去動作の概略について説明する。図29は、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の消去動作を示すフローチャートである。図30は、消去動作を示す概略図である。
先ず、制御回路AR2bは、図30の符号「s31」に示すように、選択メモリブロックMBにおいて、ソース側選択ゲート線SGS、及びソース線SLを電源電圧Vddに上げる(ステップS31)。なお、ワード線WL1〜WL8、及びバックゲート線BGは、所定電圧Vdd−Vthまで上げられる。
続いて、制御回路AR2bは、図30の符号「s32」に示すように、選択メモリブロックMBにおいて、消去電圧Vera1へのソース線SLの昇圧を開始すると共に、そのソース線SLに印加される電圧を所定時間遅延させ且つ所定量だけ減圧させた電圧をソース側選択ゲート線SGSに供給する(消去電圧Vera2への昇圧開始)(ステップS32)。すなわち、制御回路AR2bは、ソース線SLの昇圧と同期をとって、ソース側選択ゲート線SGSの昇圧を開始させる。これにより、GIDL電流が発生する。また、ワード線WL1〜WL8、バックゲート線BG、及びドレイン側選択ゲート線SGDは、フローティング状態となる。
次に、制御回路AR2bは、選択メモリブロックMBにおいて、ソース線SLの電圧が消去電圧Vera1に達したか否かを判断する(ステップS33)。ここで、制御回路AR2bは、ソース線SLの電圧が消去電圧Vera1に達したと判断した場合(ステップS33、Y)、その昇圧を停止させる(ステップS34)。また、ステップS34において、制御回路AR2bは、ソース側選択ゲート線SGSの昇圧も停止させる。なお、停止時、ソース側選択ゲート線SGSの電位は、ソース線SLの電位よりも低い。
ステップS34の動作実行後、制御回路AR2bは、図30の符号「s35」に示すように、ワード線WL1〜WL8及びバックゲート線BGを接地電圧Vssとし(ステップS35)、GIDL電流により生じたホールHをメモリトランジスタMTr1〜MTr8のゲートに送り込む。これにより、データを消去する。
(第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の具体的消去動作)
次に、図31A及び図31Bを参照して、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の具体的消去動作について説明する。図31A及び図31Bは、消去動作を示すタイミングチャートである。
先ず、図31Aに示すように、時刻t31において、信号VBADが反転する。
図31Aに示すように、上記信号VBADの変化により、時刻t31にて、信号RST1、RST2は、電源電圧Vddから接地電圧Vssへと下がる。すなわち、昇圧回路140Dのトランジスタ142Db、143Dcは、オフ状態となり、昇圧回路140Dから出力される信号Ve1、Ve2は、フローティング状態となる。
また、図31Bに示すように、上記信号VBADの変化により、時刻t31にて、選択メモリブロックMBにおいて、信号VSELa<i>、信号VSELb<i>は、接地電圧Vssから電源電圧Vddへと上がる。すなわち、第1転送トランジスタ181a〜185a(181b〜184b、186b、187b)は、オン状態となる。一方、第2転送トランジスタ187a、188a(188b、189b)のゲートには、接地電圧Vssが印加され、第1転送トランジスタ187a、188a(188b、189b)は、オフ状態となる。以上の動作により、選択メモリブロックMBにおいて、ワード線WL1〜WL4、WL5〜WL8は、第1転送トランジスタ181a〜184a、181b〜184bを介してワード線駆動回路110a、110bに接続される。また、ドレイン側選択ゲート線SGDは、第1転送トランジスタ185a、186bを介して選択ゲート線駆動回路120c、120dに接続される。また、バックゲート線BGは、第1転送トランジスタ187bを介してバックゲート線駆動回路170に接続される。
また、図31Bに示すように、上記信号VBADの変化により、時刻t31にて、選択メモリブロックMBにおいて、転送トランジスタ186e、185fの信号VnodeAは、電圧Vppへと上がる。すなわち、選択メモリブロックMBにおいて、転送トランジスタ186e、185fは、ソース側選択ゲート線SGSと選択ゲート線駆動回路120c、120dとを接続する。
一方、図31Bに示すように、上記信号VBADの変化により、時刻t31にて、非選択メモリブロックMBにおいて、信号VSELa<x>、信号VSELb<x>は、電圧Vssに保持される。すなわち、第1転送トランジスタ181a〜186a(181b〜187b)は、オフ状態に保持される。一方、第2転送トランジスタ187a、188a(188b、189b)のゲートには、電圧VDDが印加され、第1転送トランジスタ187a、188a(188b、189b)は、オン状態となる。以上の動作により、非選択メモリブロックMBにおいて、ワード線WL1〜WL4、WL5〜WL8は、フローティング状態となる。また、ソース側選択ゲート線SGS及びドレイン側選択ゲート線SGDは、第2転送トランジスタ188a、187a、188b、189bを介して選択ゲート線駆動回路120c、120dに接続される。また、バックゲート線BGは、フローティング状態となる。
また、図31Bに示すように、時刻t31にて、非選択メモリブロックMBにおいて、転送トランジスタ186e、185fの信号VnodeAは、接地電圧Vssのまま保持される。すなわち、非選択メモリブロックMBにおいて、転送トランジスタ186e、185fは、ソース側選択ゲート線SGSと選択ゲート線駆動回路120c、120dとを非接続の状態に保持する。
次に、図31Aに示すように、時刻t32にて、信号VSGS1、信号VSGS2は、接地電圧Vssから電源電圧Vddに上げられる。また、時刻t32にて、信号VSGD1、信号VSGD2、信号VSGOFF、信号VCG1〜VCG8、及び信号VBGは、接地電圧Vssから所定電圧Vdd−Vthに上げられる。
図31Bに示すように、時刻t32にて、上記信号VSGS1、信号VSGS2の変化により、選択メモリブロックMBにおいて、信号VSGS1<i>、信号VSGS2<i>は、電源電圧Vddに上げられる。また、時刻t32にて、上記信号VSGD1、信号VSGD2、信号VCG1〜VCG8、及び信号VBGの変化により、選択メモリブロックMBにおいて、信号VSGD1<i>、信号VSGD2<i>、信号VCG1<i>〜VCG8<i>、及び信号VBG<i>は、所定電圧Vdd−Vthに上げられる。
また、図31Bに示すように、時刻t32にて、ソース線駆動回路160において、信号VSLは、電源電圧Vddまで上げられる。
続いて、図31Bに示すように、時刻t33にて、昇圧回路140Dにおいて、信号Vrefが電圧Vera3まで上げられる。これに伴い、時刻t33にて、発振回路141Dの動作が開始され、第1信号生成回路142Dは、信号Ve1の昇圧を開始する。そして、時刻t33から所定時間をおいて、第2信号生成回路143Dは、信号Ve2の昇圧を開始する。
また、図31Bに示すように、時刻t33にて、上記昇圧回路140Dの動作に伴い、信号VSGS1、VSGS2は、信号Ve2によって、昇圧を開始する。これにより、選択メモリブロックMBにおいて、信号VSGS1<i>、VSGS2<i>は、昇圧を開始する。また、信号VSLは、信号Ve1によって、昇圧を開始する。
続いて、図31Aに示すように、時刻t34にて、昇圧回路140Dにおいて、信号bENに基づき信号Vaが電圧Vera3まで昇圧された(信号Ve1が所定電圧まで昇圧された)と判断され、信号Ve1、Ve2の昇圧は停止され、信号Ve1、Ve2は、消去電圧Vera1、Vera2となる。
また、図31Bに示すように、時刻t34にて、上記昇圧回路140Dの動作に伴い、信号VSGS1、VSGS2は、昇圧を停止し、消去電圧Vera2となる。これにより、選択メモリブロックMBにおいて、信号VSGS1<i>、VSGS2<i>は、昇圧を停止し、消去電圧Vera2となる。また、信号VSLは、昇圧を停止し、消去電圧Vera1となる。
次に、図31Aに示すように、時刻t35にて、信号VCG1〜VCG8、VBGは、接地電圧Vssとされる。これら時刻t35の制御により、GIDL電流によって生じたホールHは、メモリトランジスタMTr1〜MTr8のゲートに送りこまれ、消去動作の実行が開始される。
そして、図31A及び図31Bに示すように、時刻t36にて、消去動作は、終了する。
(第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の効果)
次に、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の効果について説明する。上記のように、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、昇圧回路140Dを有する。昇圧回路140Dは、信号Ve1と信号Ve2を生成する。信号Ve2は、信号Ve1と所定電位差を保ちつつ、信号Ve1の昇圧から所定時間をおいて昇圧される。また、信号Ve1は、ソース線SLに供給され、信号Ve2は、ソース側選択ゲート線SGSに供給される。これら昇圧回路140Dの信号Ve1、Ve2により、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、第1〜第3実施形態と同様に、GIDL電流により、効率的にデータを消去することができる。
また、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、上記第1〜第3実施形態のように、メモリストリングMSのボディとソース線SLとの間のカップリング比を用いて、GIDL電流を生成させるものではない。すなわち、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、ソース側選択トランジスタSSTrの電位とソース線SLの電位とを直接指定し、GIDL電流を生成させる。これにより、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、カップリング比や配線容量などのデバイスパラメータに左右されることなく、消去動作を実行することができる。また、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、第1〜第3意実施形態と比較して、ソース側選択トランジスタSSTrのゲートにかかるストレスを抑制することができる。
[その他実施形態]
以上、不揮発性半導体記憶装置の実施形態を説明してきたが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更、追加、置換等が可能である。
AR1、AR1a…メモリセルアレイ、MB、MBa…メモリブロック、MS、MSa…メモリストリング、 MTr1〜MTr8、MTra1〜MTra4…メモリトランジスタ、 SST…ソース側選択トランジスタ、 SDTr、SDTr…ドレイン側選択トランジスタ、 SGTr…選択トランジスタ、 BTr…バックゲートトランジスタ、 AR2、AR2b…制御回路。

Claims (5)

  1. 直列接続された複数のメモリセルを含むメモリストリングと、
    前記メモリストリングの一端に一端を接続された第1選択トランジスタと、
    前記第1選択トランジスタの他端に一端を接続された第1配線と、
    前記第1選択トランジスタのゲートに接続された第2配線と、
    前記メモリセルのデータを消去する消去動作を実行する制御回路とを備え、
    前記メモリストリングは、
    基板に対して垂直方向に延びる柱状部を有する第1半導体層と、
    前記第1半導体層を取り囲むように形成された電荷蓄積層と、
    前記電荷蓄積層を取り囲み、前記基板に対して平行に延びる第1導電層とを備え、
    前記第1選択トランジスタは、
    前記柱状部の上面又は下面に接し、前記基板に対して垂直方向に延びる第2半導体層と、
    前記第2半導体層を取り囲むように形成された第1ゲート絶縁層と、
    前記第1ゲート絶縁層を取り囲み、前記基板に対して平行に延びる第2導電層とを備え、
    前記制御回路は、前記消去動作時に、前記第1配線の電圧を前記第2配線の電圧よりも所定電位差だけ大きく保ちつつ前記第2配線の電圧及び前記第1配線の電圧を昇圧させ、
    前記所定電位差は、GIDL電流を生じさせる電位差である
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記制御回路は、
    前記消去動作時に、前記所定電位差をもつように前記第1配線を第1電圧に上げると共に前記第2配線を第2電圧に上げた後、前記第1配線の前記第1電圧からの昇圧を開始させ、前記第2配線をフローティング状態とする
    ことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記制御回路は、
    昇圧される第1電圧を前記第1配線に供給する第1電圧生成回路と、
    前記第1電圧を所定時間遅延させ且つ前記第1電圧を前記所定電位差だけ減圧させた第2電圧を前記第2配線に供給する第2電圧生成回路と、
    基準電圧と前記第1電圧と所定の関係を有する第3電圧とを比較して差動信号を出力する第3電圧生成回路とを備え、
    前記第1電圧生成回路は、前記差動信号に基づいて動作状態と停止状態との間で切り替わり、
    前記第2電圧生成回路は、前記差動信号に基づいて動作状態と停止状態との間で切り替わる
    ことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記メモリストリングの他端に一端を接続された第2選択トランジスタと、
    前記第2選択トランジスタの他端に一端を接続された第3配線と、
    前記第2選択トランジスタのゲートに接続された第4配線と、
    を備え、
    前記第2選択トランジスタは、
    前記基板に対して垂直方向に延びる第3半導体層と、
    前記第3半導体層を取り囲むように形成された第2ゲート絶縁層と、
    前記第2ゲート絶縁層を取り囲み、前記基板に対して平行に延びる第3導電層とを備え、
    前記第1半導体層は、一対の前記柱状部の下端を連結する連結部を備え、
    前記第2半導体層は、前記連結部に連結された一方の前記柱状部の上面に接するように形成され、
    前記第3半導体層は、前記連結部に連結された他方の前記柱状部の上面に接するように形成され、
    前記制御回路は、前記消去動作時に、前記第3配線の電圧を前記第4配線の電圧よりも所定電位差だけ大きく保ちつつ前記第3配線の電圧及び前記第4配線の電圧を昇圧させる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記メモリストリングの他端に一端を接続された第2選択トランジスタと
    前記第2選択トランジスタの他端に一端を接続された第3配線と、
    前記第2選択トランジスタのゲートに接続された第4配線と、
    を備え、
    前記第2選択トランジスタは、
    前記基板に対して垂直方向に延びる第3半導体層と、
    前記第3半導体層を取り囲むように形成された第2ゲート絶縁層と、
    前記第2ゲート絶縁層を取り囲み、前記基板に対して平行に延びる第3導電層とを備え、
    前記第2半導体層は、前記柱状部の下面に接するように形成され、
    前記第3半導体層は、前記柱状部の上面に接するように形成され、
    前記制御回路は、前記消去動作時に、前記第3配線の電圧を前記第4配線の電圧よりも所定電位差だけ大きく保ちつつ前記第3配線の電圧及び前記第4配線の電圧を昇圧させる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の不揮発性半導体記憶装置。
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