JP2011198435A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストを抑制しつつも、カットオフ特性が良好な選択トランジスタを有し、且つ消費電力も小さい不揮発性半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】不揮発性半導体記憶装置は、メモリトランジスタMTr1〜8、第1、第2ドレイン側選択トランジスタSDTr1、2、第1、第2ソース側選択トランジスタSSTr1、2を有する。制御回路AR2は、第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1の閾値電圧を増加させる動作を行う場合には、ビット線BLに接地電圧GNDを印加する一方、第2ドレイン側選択トランジスタSDTr2のゲートに読出電圧Vreadを印加して、これにより第2ドレイン側選択トランジスタSDTr2を導通状態として接地電圧GNDを第2ドレイン側選択トランジスタSDTr2のボディに転送し、その後、第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1にプログラム電圧Vprgを印加してその電荷蓄積層に電荷を蓄積させる。
【選択図】図8

Description

本発明は、電気的にデータの書き換えが可能な不揮発性半導体記憶装置に関する。
NAND型フラッシュメモリ等の不揮発性半導体記憶装置のビット密度向上にあっては、微細化技術が限界に近づいてきたことから、メモリセルの積層化が期待されている。その一つとして縦型トランジスタを用いてメモリセルを構成した積層型NAND型フラッシュメモリが提案されている(例えば、特許文献1参照)。積層型NAND型フラッシュメモリは、積層方向に直列接続された複数のメモリセルからなるメモリストリングと、そのメモリストリングの両端に設けられた選択トランジスタとを有する。
この積層型NAND型フラッシュメモリは、1本のビット線に多数のメモリストリングが接続されるため、選択トランジスタが優れたカットオフ特性を有することが求められる。一方、製造工程を単純化して、製造コストを低く抑えることも求められている。加えて、消費電力を低く抑えることも求められている。このような3つの異なる要求を同時に満たすような選択トランジスタを備えた積層型NAND型フラッシュメモリの提案が望まれている。
特開2007−266143号公報
本発明は、製造コストを抑制しつつも、カットオフ特性が良好な選択トランジスタを有し、且つ消費電力も小さい不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る不揮発性半導体記憶装置は、直列接続された複数のメモリトランジスタを含む複数のメモリストリングと、前記メモリストリングの一端に一端を接続され前記メモリストリングのドレイン側選択トランジスタとして機能する第1トランジスタと、前記第1トランジスタの他端に一端を接続される第2トランジスタと、前記メモリストリングの他端に一端を接続され前記メモリストリングのソース側選択トランジスタとして機能する第3トランジスタと、前記第2トランジスタの他端に一端を接続される第4トランジスタと、前記第2トランジスタの他端に接続されるビット線と、前記第4トランジスタの他端に接続されるソース線と、前記メモリストリング、前記第1トランジスタ、前記第2トランジスタ、前記第3トランジスタ、前記第4トランジスタの状態を制御する制御回路とを備え、前記メモリストリングは、基板に対して垂直方向に延びる第1柱状部を有して前記メモリトランジスタのボディとして機能する第1半導体層と、前記第1柱状部を取り囲むように形成され、電荷を蓄積することにより前記メモリトランジスタの閾値電圧を変化させる第1電荷蓄積層と、前記第1電荷蓄積層を介して前記第1柱状部を取り囲み、前記基板に対して平行方向に延びるように形成されて前記メモリトランジスタのゲートとして機能する第1導電層とを備え、前記第1トランジスタ乃至第4トランジスタは、基板に対して垂直方向に延びる第2柱状部を有し前記第1乃至第4トランジスタのボディとして機能する第2半導体層と、前記第2柱状部を取り囲むように形成され、電荷を蓄積することにより前記第1乃至第4トランジスタの閾値電圧を変化させる第2電荷蓄積層と、前記第2電荷蓄積層を介して前記第2柱状部を取り囲み、前記基板に対して平行方向に延びるように形成されて前記第1乃至第4トランジスタのゲートとして機能する第2導電層とを備え、前記制御回路は、前記第1トランジスタ又は前記第3トランジスタの閾値電圧を増加させる動作を行う場合には、前記ビット線に第1電圧を印加する一方、前記第2トランジスタのゲートに前記第1電圧よりも大きい第2電圧を印加して、これにより前記第2トランジスタを導通状態として前記第1電圧を前記第2半導体層に転送し、その後、前記第1トランジスタ又は第3トランジスタのゲートにプログラム電圧を印加して前記第2電荷蓄積層に電荷を蓄積させ、前記第1トランジスタ又は前記第3トランジスタの閾値電圧を増加させずそのまま維持する場合には、前記ビット線に前記第2電圧を印加する一方、前記第2トランジスタのゲートに前記第2電圧を印加して、これにより前記ビット線から前記第2トランジスタを介して前記第2半導体層を所定の電圧まで充電した後前記第2トランジスタを非道通状態として前記第2半導体層をフローティング状態に維持し、その後、前記第1トランジスタ又は第3トランジスタのゲートにプログラム電圧を印加することで、前記第2半導体層の電圧がカップリングにより増加させ、これにより前記第2電荷蓄積層への電荷の蓄積を禁止することを特徴とする。
本発明によれば、製造コストを抑制しつつも、カットオフ特性が良好な選択トランジスタを有し、且つ消費電力も小さい不揮発性半導体記憶装置を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置の回路図である。 第1の実施の形態に係るメモリセルアレイAR1の積層構造を示す斜視図である。 メモリセルアレイAR1の等価回路図である。 メモリセルアレイAR1の断面図である。 図4の一部拡大図である。 第2ソース側導電層45a、及び第2ドレイン側導電層45bを示す上面図である。 制御回路AR2の具体的構成を示す回路図である。 第1ソース側選択トランジスタSSTr1、及び第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1の閾値電圧の制御動作を示すフローチャートである。 ステップS101の処理に係る各種信号を示すタイミングチャートである。 ステップS101において各種配線に印加される電圧を示す図である。 ステップS102の処理に係る各種信号を示すタイミングチャートである。 ステップS102において各種配線に印加される電圧を示す図である。 ステップS103の処理に係る各種信号を示すタイミングチャートである。 ステップS103において各種配線に印加される電圧を示す図である。 ステップS103において各種配線に印加される電圧を示す図である。 ステップS105の処理に係る各種信号を示すタイミングチャートである。 ステップS105の処理を示す概略図である。 ステップS105にて第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1(1,1)の閾値電圧を増加させる際に各種配線に印加される電圧を示す図である。 ステップS105にて第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1(1,2)の閾値電圧を増加させずそのまま維持する際に各種配線に印加される電圧を示す図である。 ステップS105にて第1ソース側選択トランジスタSSTr1(1,1)の閾値電圧を増加させる際に各種配線に印加される電圧を示す図である。 ステップS105にて第1ソース側選択トランジスタSSTr1(1,2)の閾値電圧を増加させずそのまま維持する際に各種配線に印加される電圧を示す図である。 ステップS106の処理に係る各種信号を示すタイミングチャートである。 ステップS106にて第2ドレイン側選択トランジスタSDTr2の閾値電圧を負の電圧に設定する際に各種配線に印加される電圧を示す図である。 ステップS106にて第2ソース側選択トランジスタSSTr2の閾値電圧を負の電圧に設定する際に各種配線に印加される電圧を示す図である。 ステップS107にてメモリトランジスタMTr7に対する書き込み動作時に各種配線に印加される電圧を示す図である。 ステップS107にてメモリトランジスタMTr7に対する書き込み禁止動作時に各種配線に印加される電圧を示す図である。 ステップS107にてメモリトランジスタMTr7に対する読出動作時に各種配線に印加される電圧を示す図である。 ステップS107にてメモリトランジスタMTr1〜8に対する消去動作時に各種配線に印加される電圧を示す図である。 第2の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置の積層構造を示す斜視図である。 第3の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置の積層構造を示す斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の実施形態について説明する。
[第1の実施の形態]
先ず、図1を参照して、第1の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置の全体構成について説明する。図1は、第1の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置の回路図である。
図1に示すように、第1の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、メモリセルアレイAR1、及びその周辺に設けられた制御回路AR2を有する。
メモリセルアレイAR1は、図1に示すように、電気的に書き換え可能なメモリトランジスタMTr1〜8(メモリセル)が直列接続されたメモリストリングMSを複数個配列して構成される。制御回路AR2は、メモリトランジスタMTr(MTr1〜8)のゲート等へ与える電圧を制御する各種制御回路にて構成されている。制御回路AR2は、メモリトランジスタMTrにデータを書き込む動作、メモリトランジスタMTrのデータを消去する消去動作、及びメモリトランジスタMTrからデータを読み出す動作を実行する。書き込み動作、読み出し動作の際、選択メモリストリングMSに印加される電圧は、従来の積層型フラッシュメモリと略同様である。
メモリセルアレイAR1は、図1に示すように、m列のメモリブロックMBを有する。各メモリブロックMBは、n行2列のメモリユニットMUを有する。メモリユニットMUは、メモリストリングMS、メモリストリングMSのソース側に直列接続された第1ソース側選択トランジスタSSTr1、第2ソース側選択トランジスタSSTr2、及びメモリストリングMSのドレイン側に直列接続された第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1、第2ドレイン側選択トランジスタSDTr2を備える。なお、図1に示す例においては、メモリユニットMUの一列目を(1)と表記し、その二列目を(2)と表記する。各メモリブロックMB中において、カラム方向に並ぶ2個のメモリユニットMUは、ビット線BLを共有している。また、各メモリブロックMBにおいて、ロウ方向に並ぶn個のメモリユニットMUは、ワード線、選択ゲート線、ソース線、及びバックゲート線を共有している。ビット線BL、ソース線SLは、m列のメモリブロックMBにより共有されている。
メモリセルアレイAR1は、図2に示すように、データを電気的に記憶するメモリトランジスタMTrを3次元マトリクス状に配列して構成される。すなわち、メモリトランジスタMTrは、水平方向にマトリクス状に配列されるとともに、積層方向(基板に対して垂直方向)にも配列される。積層方向に並ぶ複数個のメモリトランジスタMTr1〜8は直列接続され、前述のメモリストリングMSを構成する。メモリストリングMSの両端には選択時に導通状態とされる第1、第2ドレイン側選択トランジスタSDTr1、SDTr2、及び第1、第2ソース側選択トランジスタSSTr1、SSTr2が接続される。このメモリストリングMSは、積層方向を長手方向として配列される。なお、詳細な積層構造は、後に説明する。
次に、図3を参照して、メモリセルアレイAR1の回路構成について具体的に説明する。図3は、メモリセルアレイAR1の等価回路図である。
メモリセルアレイAR1は、図3に示すように、複数のビット線BL、及び複数のメモリブロックMBを有する。ビット線BLは、ロウ方向に所定ピッチをもって配列されカラム方向を長手方向として延びるストライプ状に形成されている。メモリブロックMBは、所定ピッチをもってカラム方向に繰り返し設けられている。
メモリブロックMBは、図3に示すように、ロウ方向及びカラム方向にマトリクス状に配列された複数のメモリユニットMUを有する。メモリブロックMBにおいて、一本のビット線BLには、共通接続された複数のメモリユニットMUが設けられている。メモリユニットMUは、メモリストリングMS、第1ソース側選択トランジスタSSTr1、第2ソース側選択トランジスタSSTr2、及び第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1、第2ドレイン側選択トランジスタSDTr2を有する。メモリユニットMUは、ロウ方向及びカラム方向にマトリクス状に配列されている。
メモリストリングMSは、直列接続されたメモリトランジスタMTr1〜8、及びバックゲートトランジスタBTrにて構成されている。メモリトランジスタMTr1〜4は、積層方向に直列に接続されている。メモリトランジスタMTr5〜8も、同様に積層方向に直列に接続されている。メモリトランジスタMTr1〜8は、その電荷蓄積層に蓄積される電荷の量が変化することで、その閾値電圧が変化する。閾値電圧が変化することにより、メモリトランジスタMTr1〜8が保持するデータが書き替えられる。バックゲートトランジスタBTrは、最下層のメモリトランジスタMTr4とメモリトランジスタMTr5との間に接続されている。従って、メモリトランジスタMTr1〜MTr8、及びバックゲートトランジスタBTrは、カラム方向に沿った断面においてU字形状に接続されている。第1ソース側選択トランジスタSSTr1のドレインは、メモリストリングMSの一端(メモリトランジスタMTr8のソース)に接続されている。第2ソース側選択トランジスタSSTr2のドレインは、第1ソース側選択トランジスタSSTr2のソースに接続されている。第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1のソースは、メモリストリングMSの他端(メモリトランジスタMTr1のドレイン)に接続されている。第2ドレイン側選択トランジスタSDTr2のソースは、第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1のドレインに接続されている。これらトランジスタSSTr1、2、SDTr1、2は、各々の電荷蓄積層に蓄積される電荷の量が変化することで、異なる閾値電圧を有する。
ロウ方向に一列に配列されたn個のメモリトランジスタMTr1のゲートは、ロウ方向に延びる1本のワード線WL1に共通接続されている。同様に、ロウ方向に一列に配列されたn個のメモリトランジスタMTr2〜8のゲートは、各々、ロウ方向に延びる1本のワード線WL2〜8に共通接続されている。また、ロウ方向及びカラム方向にマトリクス状に配列された2×n個のバックゲートトランジスタBTrのゲートは、バックゲート線BGに共通接続されている。
ロウ方向に一列に配列されたn個の第1ソース側選択トランジスタSSTr1のゲートは、ロウ方向に延びる1本の第1ソース側選択ゲート線SGS1に共通接続されている。同様に、ロウ方向に一列に配列されたn個の第2ソース側選択トランジスタSSTr2のゲートは、ロウ方向に延びる1本の第2ソース側選択ゲート線SGS2に共通接続されている。また、第2ソース側選択トランジスタSSTr2のソースは、ロウ方向に延びるソース線SLに接続されている。
ロウ方向に一列に配列されたn個の第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1のゲートは、ロウ方向に延びる1本の第1ドレイン側選択ゲート線SGD1に共通接続されている。ロウ方向に一列に配列されたn個の第2ソース側選択トランジスタSDTr2のゲートは、ロウ方向に延びる1本の第2ドレイン側選択ゲート線SGD2に共通接続されている。また、第2ドレイン側選択トランジスタSDTr2のドレインは、カラム方向に延びるビット線BLに接続されている。
次に、図4及び図5を参照して、第1の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置の積層構造について説明する。図4は、メモリセルアレイAR1の断面図であり、図5は、図4の一部拡大図である。
メモリセルアレイAR1は、図4に示すように、基板10上にバックゲートトランジスタ層20、メモリトランジスタ層30、選択トランジスタ層40、及び配線層50を有する。バックゲートトランジスタ層20は、バックゲートトランジスタBTrとして機能する。メモリトランジスタ層30は、メモリトランジスタMTr1〜8(メモリストリングMS)として機能する。選択トランジスタ層40は、第1ソース側選択トランジスタSSTr1、第2ソース側選択トランジスタSSTr2、第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1、及び第2ドレイン側選択トランジスタSDTr2として機能する。配線層50は、ソース線SL、及びビット線BLとして機能する。
バックゲートトランジスタ層20は、図4に示すように、バックゲート導電層21を有する。バックゲート導電層21は、バックゲート線BGとして機能すると共に、バックゲートトランジスタBTrのゲートとして機能する。
バックゲート導電層21は、基板10と平行なロウ方向及びカラム方向に2次元的に広がるように形成されている。バックゲート導電層21は、メモリブロックMB毎に分断されている。バックゲート導電層21は、ポリシリコン(poly−Si)にて構成されている。
バックゲート導電層20は、図4に示すように、バックゲートホール22を有する。バックゲートホール22は、バックゲート導電層21を掘り込むように形成されている。バックゲートホール22は、上面からみてカラム方向を長手方向とする略矩形状に形成されている。バックゲートホール22は、ロウ方向及びカラム方向にマトリクス状に形成されている。
メモリトランジスタ層30は、図4に示すように、バックゲート導電層20の上層に形成されている。メモリトランジスタ層30は、ワード線導電層31a〜31dを有する。ワード線導電層31a〜31dは、各々、ワード線WL1〜8として機能すると共に、及びメモリトランジスタMTr1〜8のゲートとして機能する。
ワード線導電層31a〜31dは、層間絶縁層(図示略)を挟んで積層されている。ワード線導電層31a〜31dは、カラム方向に所定ピッチをもってロウ方向を長手方向として延びるように形成されている。ワード線導電層31a〜31dは、ポリシリコン(poly−Si)にて構成されている。
メモリトランジスタ層30は、図4に示すように、メモリホール32を有する。メモリホール32は、ワード線導電層31a〜31d、及び図示しない層間絶縁層を貫通するように形成されている。メモリホール32は、バックゲートホール22のカラム方向の端部近傍に整合するように形成されている。
また、バックゲートトランジスタ層20、及びメモリトランジスタ層30は、図5に示すように、メモリゲート絶縁層33、及びメモリ半導体層34を有する。メモリ半導体層34は、メモリトランジスタMTr1〜MTr8(メモリストリングMS)のボディとして機能する。
メモリゲート絶縁層33は、図5に示すように、バックゲートホール22及びメモリホール32の側面に所定の厚みをもって形成されている。メモリゲート絶縁層33は、ブロック絶縁層33a、電荷蓄積層33b、及びトンネル絶縁層33cを有する。電荷蓄積層33bが電荷を蓄積することによりメモリトランジスタMTr1〜8の閾値電圧が変化し、これによりメモリトランジスタMTrが保持するデータがを書き換えられる。
ブロック絶縁層33aは、図5に示すように、バックゲートホール22及びメモリホール32の側面に所定の厚みをもって形成されている。電荷蓄積層33bは、ブロック絶縁層33aの側面に所定の厚みをもって形成されている。トンネル絶縁層33cは、電荷蓄積層33bの側面に所定の厚みをもって形成されている。ブロック絶縁層33a、及びトンネル絶縁層33cは、酸化シリコン(SiO)にて構成されている。電荷蓄積層33bは、窒化シリコン(SiN)にて構成されている。
メモリ半導体層34は、トンネル絶縁層33cの側面に接するように形成されている。メモリ半導体層34は、バックゲートホール22、及びメモリホール33を埋めるように形成されている。メモリ半導体層34は、ロウ方向からみてU字状に形成されている。メモリ半導体層34は、基板10に対して垂直方向に延びる一対の柱状部34a、及び一対の柱状部34aの下端を連結する連結部34bを有する。メモリ半導体層34は、ポリシリコン(poly−Si)にて構成されている。
上記バックゲートトランジスタ層20の構成を換言すると、メモリゲート絶縁層33は、連結部34bを取り囲むように形成されている。バックゲート導電層21は、メモリゲート絶縁層33を介して連結部34bを取り囲むように形成されている。また、上記メモリトランジスタ層30の構成を換言すると、メモリゲート絶縁層33は、柱状部34aを取り囲むように形成されている。ワード線導電層31a〜31dは、メモリゲート絶縁層33を介して柱状部34aを取り囲むように形成されている。
選択トランジスタ層40は、図4に示すように、第1ソース側導電層41a、及び第1ドレイン側導電層41bを有する。第1ソース側導電層41aは、第1ソース側選択ゲート線SGS1として機能すると共に、及び第1ソース側選択トランジスタSSTr1のゲートとして機能する。第1ドレイン側導電層41bは、第1ドレイン側選択ゲート線SGD1として機能すると共に、及び第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1のゲートとして機能する。
第1ソース側導電層41aは、メモリ半導体層34を構成する一方の柱状部34aの上層に形成され、第1ドレイン側導電層41bは、第1ソース側導電層41aと同層であって、メモリ半導体層34を構成する他方の柱状部34aの上層に形成されている。第1ソース側導電層41a、及び第1ドレイン側導電層41bは、カラム方向に所定ピッチをもってロウ方向に延びるストライプ状に形成されている。第1ソース側導電層41a、及び第1ドレイン側導電層41bは、ポリシリコン(poly−Si)にて構成されている。
選択トランジスタ層40は、図4に示すように、第1ソース側ホール42a、及び第1ドレイン側ホール42bを有する。第1ソース側ホール42aは、第1ソース側導電層41aを貫通するように形成されている。第1ドレイン側ホール42bは、第1ドレイン側導電層41bを貫通するように形成されている。第1ソース側ホール42a及び第1ドレイン側ホール42bは、各々、メモリホール32と整合する位置に形成されている。
選択トランジスタ層40は、図5に示すように、第1ソース側ゲート絶縁層43a、第1ソース側柱状半導体層44a、第1ドレイン側ゲート絶縁層43b、及び第1ドレイン側柱状半導体層44bを有する。第1ソース側柱状半導体層44aは、第1ソース側選択トランジスタSSTr1のボディとして機能する。第1ドレイン側柱状半導体層44bは、第1ドレイン側柱状半導体層SDTr1のボディとして機能する。
第1ソース側ゲート絶縁層43aは、第1ソース側ホール42aの側面に所定の厚みをもって形成されている。第1ソース側ゲート絶縁層43aは、ブロック絶縁層43aa、電荷蓄積層43ab、及びトンネル絶縁層43acを有する。電荷蓄積層43abは、電荷を蓄積する機能を有する層である。
ブロック絶縁層43aaは、図5に示すように、第1ソース側ホール43aの側面に所定の厚みをもって形成されている。ブロック絶縁層43aaは、ブロック絶縁層33aと連続して一体に形成されている。電荷蓄積層43abは、ブロック絶縁層43aaの側面に所定の厚みをもって形成されている。電荷蓄積層43abは、電荷蓄積層33bと連続して一体に形成されている。トンネル絶縁層43acは、電荷蓄積層43abの側面に所定の厚みをもって形成されている。トンネル絶縁層43acは、トンネル絶縁層33cと連続して一体に形成されている。ブロック絶縁層43aa、及びトンネル絶縁層43acは、酸化シリコン(SiO)にて構成されている。電荷蓄積層43abは、窒化シリコン(SiN)にて構成されている。
第1ソース側柱状半導体層44aは、第1ソース側ゲート絶縁層43aの側面及び一対の柱状部34aの一方の上面に接し、基板10に対して垂直方向に延びるように柱状に形成されている。第1ソース側柱状半導体層44aは、第1ソース側ホール42aを埋めるように形成されている。第1ソース側柱状半導体層44aは、柱状部34aと連続して一体に形成されている。第1ソース側柱状半導体層44aは、ポリシリコン(poly−Si)にて構成されている。
第1ドレイン側ゲート絶縁層43bは、第1ドレイン側ホール42bの側面に所定の厚みをもって形成されている。第1ドレイン側ゲート絶縁層43bは、ブロック絶縁層43ba、電荷蓄積層43bb、及びトンネル絶縁層43bcを有する。電荷蓄積層43bbは、電荷を蓄積することにより第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1の閾値電圧を変化させる。
ブロック絶縁層43baは、図5に示すように、第1ドレイン側ホール43bの側面に所定の厚みをもって形成されている。ブロック絶縁層43baは、ブロック絶縁層33aと連続して一体に形成されている。電荷蓄積層43bbは、ブロック絶縁層43baの側面に所定の厚みをもって形成されている。電荷蓄積層43bbは、電荷蓄積層33bと連続して一体に形成されている。トンネル絶縁層43bcは、電荷蓄積層43bbの側面に所定の厚みをもって形成されている。トンネル絶縁層43bcは、トンネル絶縁層33cと連続して一体に形成されている。ブロック絶縁層43ba、及びトンネル絶縁層43bcは、酸化シリコン(SiO)にて構成されている。電荷蓄積層43bbは、窒化シリコン(SiN)にて構成されている。
第1ドレイン側柱状半導体層44bは、第1ドレイン側ゲート絶縁層43bの側面及び一対の柱状部34aの他方の上面に接し、基板10に対して垂直方向に延びるように柱状に形成されている。第1ドレイン側柱状半導体層44bは、第1ドレイン側ホール42bを埋めるように形成されている。第1ドレイン側柱状半導体層44bは、柱状部34aと連続して一体に形成されている。第1ドレイン側柱状半導体層44bは、ポリシリコン(poly−Si)にて構成されている。
また、選択トランジスタ層40は、図4に示すように、第2ソース側導電層45a、及び第2ドレイン側導電層45bを有する。第2ソース側導電層45aは、第2ソース側選択ゲート線SGS2として機能すると共に、及び第2ソース側選択トランジスタSSTr2のゲートとして機能する。第2ドレイン側導電層45bは、第2ドレイン側選択ゲート線SGD2として機能すると共に、及び第2ドレイン側選択トランジスタSDTr2のゲートとして機能する。
第2ソース側導電層45aは、第1ソース側導電層41aの上層に形成されている。第2ドレイン側導電層45bは、第2ソース側導電層45aと同層であって、第1ドレイン側導電層41bの上層に形成されている。第2ソース側導電層45a、及び第2ドレイン側導電層45bは、ポリシリコン(poly−Si)にて構成されている。
選択トランジスタ層40は、図4に示すように、第2ソース側ホール46a、及び第2ドレイン側ホール46bを有する。第2ソース側ホール46aは、第2ソース側導電層45aを貫通するように形成されている。第2ソース側ホール46aは、第1ソース側ホール42aと整合する位置に形成されている。第2ドレイン側ホール46bは、第2ドレイン側導電層45bを貫通するように形成されている。第2ドレイン側ホール46bは、第1ドレイン側ホール42bと整合する位置に形成されている。
選択トランジスタ層40は、図5に示すように、第2ソース側ゲート絶縁層47a、第2ソース側柱状半導体層48a、第2ドレイン側ゲート絶縁層47b、及び第2ドレイン側柱状半導体層48bを有する。第2ソース側柱状半導体層48aは、第2ソース側選択トランジスタSSTr2のボディとして機能する。第2ドレイン側柱状半導体層48bは、第2ドレイン側柱状半導体層SDTr2のボディとして機能する。
第2ソース側ゲート絶縁層47aは、第2ソース側ホール46aの側面に所定の厚みをもって形成されている。第2ソース側ゲート絶縁層47aは、ブロック絶縁層47aa、電荷蓄積層47ab、及びトンネル絶縁層47acを有する。電荷蓄積層47abは、電荷を蓄積することにより第2ソース側選択トランジスタSSTr2の閾値電圧を変化させる。
ブロック絶縁層47aaは、図5に示すように、第2ソース側ホール46aの側面に所定の厚みをもって形成されている。ブロック絶縁層47aaは、ブロック絶縁層43aaと連続して一体に形成されている。電荷蓄積層47abは、ブロック絶縁層47aaの側面に所定の厚みをもって形成されている。電荷蓄積層47abは、電荷蓄積層43abと連続して一体に形成されている。トンネル絶縁層47acは、電荷蓄積層47abの側面に所定の厚みをもって形成されている。トンネル絶縁層47acは、トンネル絶縁層43acと連続して一体に形成されている。ブロック絶縁層47aa、及びトンネル絶縁層47acは、酸化シリコン(SiO)にて構成されている。電荷蓄積層47abは、窒化シリコン(SiN)にて構成されている。
第2ソース側柱状半導体層48aは、第2ソース側ゲート絶縁層47aの側面及び第1ソース側柱状半導体層44aの上面に接し、基板10に対して垂直方向に延びるように柱状に形成されている。第2ソース側柱状半導体層48aは、第2ソース側ホール46aを埋めるように形成されている。第2ソース側柱状半導体層48aは、第1ソース側柱状半導体層44aと連続して一体に形成されている。第2ソース側柱状半導体層48aは、ポリシリコン(poly−Si)にて構成されている。
第2ドレイン側ゲート絶縁層47bは、第2ドレイン側ホール46bの側面に所定の厚みをもって形成されている。第2ドレイン側ゲート絶縁層47bは、ブロック絶縁層47ba、電荷蓄積層47bb、及びトンネル絶縁層47bcを有する。電荷蓄積層47bbは、電荷を蓄積することにより第2ドレイン側選択トランジスタSDTr2の閾値電圧を変化させる。
このように、ドレイン側選択トランジスタSDTr1、SDTr2、SSTr1、SSTr2は、メモリトランジスタMTrと同様の電荷蓄積層43ab、43bb、47ab、47bbを有しており、その電荷蓄積層に蓄積される電荷の電荷量が変化することにより、閾値電圧を変化させ得るように構成されている。本来、選択トランジスタは、このような電荷蓄積層を有する必要はない。しかし、本実施の形態では、製造コストの低減の観点から、これら選択トランジスタも電荷蓄積層を有している。すなわち、選択トランジスタのみ電荷蓄積層を有さないゲート絶縁層を形成する場合、工程数が増加し、製造コストの増加が避けられない。そこで、本実施の形態では、図示は省略するが、導電層31a〜31d、導電層41a、41b、45a,45b、及びそれらの間に挟まれた図示しない層間絶縁層を積層した後、U字型のホールを形成し、その壁面に酸化シリコン膜、窒化シリコン膜(電荷蓄積層)、酸化シリコン膜を順次堆積し、図5に示すような構造を得ている。
しかし、選択トランジスタのゲート絶縁層が電荷蓄積層を有する場合、メモリセルへの書き込み動作や読み出し動作において、選択トランジスタの電荷蓄積層に正孔又は電子がトラップされてしまい、これにより選択トランジスタの閾値電圧が意図せず変動する虞がある。このため、本実施の形態では、選択トランジスタに対する閾値電圧の調整動作(書き込み動作)を実行可能なように、制御回路AR2は構成されている。
ブロック絶縁層47baは、図5に示すように、第2ドレイン側ホール46bの側面に所定の厚みをもって形成されている。ブロック絶縁層47baは、ブロック絶縁層43baと連続して一体に形成されている。電荷蓄積層47bbは、ブロック絶縁層47baの側面に所定の厚みをもって形成されている。電荷蓄積層47bbは、電荷蓄積層43bbと連続して一体に形成されている。トンネル絶縁層47bcは、電荷蓄積層47bbの側面に所定の厚みをもって形成されている。トンネル絶縁層47bcは、トンネル絶縁層43bcと連続して一体に形成されている。ブロック絶縁層47ba、及びトンネル絶縁層47bcは、酸化シリコン(SiO)にて構成されている。電荷蓄積層47bbは、窒化シリコン(SiN)にて構成されている。
第2ドレイン側柱状半導体層48bは、第2ドレイン側ゲート絶縁層47bの側面及び第1ドレイン側柱状半導体層44bの上面に接し、基板10に対して垂直方向に延びるように柱状に形成されている。第2ドレイン側柱状半導体層48bは、第2ドレイン側ホール46bを埋めるように形成されている。第2ドレイン側柱状半導体層48bは、第1ドレイン側柱状半導体層44bと連続して一体に形成されている。第2ドレイン側柱状半導体層48bは、ポリシリコン(poly−Si)にて構成されている。
上記選択トランジスタ層40の構成を換言すると、第1ソース側ゲート絶縁層43aは、第1ソース側柱状半導体層44aを取り囲むように形成されている。第1ソース側導電層41aは、第1ソース側ゲート絶縁層43aを介して第1ソース側柱状半導体層44aを取り囲むように形成されている。第1ドレイン側ゲート絶縁層43bは、第1ドレイン側柱状半導体層44bを取り囲むように形成されている。第1ドレイン側導電層41bは、第1ドレイン側ゲート絶縁層43bを介して第1ドレイン側柱状半導体層44bを取り囲むように形成されている。
また、上記選択トランジスタ層40の構成を換言すると、第2ソース側ゲート絶縁層47aは、第2ソース側柱状半導体層48aを取り囲むように形成されている。第2ソース側導電層45aは、第2ソース側ゲート絶縁層47aを介して第2ソース側柱状半導体層48aを取り囲むように形成されている。第2ドレイン側ゲート絶縁層47bは、第2ドレイン側柱状半導体層48bを取り囲むように形成されている。第2ドレイン側導電層45bは、第2ドレイン側ゲート絶縁層47bを介して第2ドレイン側柱状半導体層48bを取り囲むように形成されている。
配線層50は、図4に示すように、選択トランジスタ層40の上層に形成されている。配線層50は、ソース線層51、及びビット線層52を有する。ソース線層51は、ソース線SLとして機能する。ビット線層52は、ビット線BLとして機能する。
ソース線層51は、ロウ方向に延びる板状に形成されている。ソース線層51は、カラム方向に隣接する一対の第2ソース側柱状半導体層48aの上面に接するように形成されている。ビット線層52は、第2ドレイン側柱状半導体層48bの上面に接し、ロウ方向に所定ピッチをもってカラム方向に延びるストライプ状に形成されている。ソース線層51、及びビット線層52は、タングステン(W)等の金属にて構成されている。
次に、図6を参照して、第2ソース側導電層45a、及び第2ドレイン側導電層45bの形状について詳しく説明する。図6は、第2ソース側導電層45a、及び第2ドレイン側導電層45bを示す上面図である。
第2ソース側導電層45a、第2ドレイン側導電層45bは、図6に示すように、各々、垂直方向からみて櫛歯状に形成されている。第2ソース側導電層45aは、ロウ方向に並ぶ複数の第2ソース側柱状半導体層48aを取り囲む複数の直線部451aと、複数の直線部451aの端部を連結する直線部452aとを備える。同様に、第2ドレイン側導電層45bは、ロウ方向に並ぶ複数の第2ドレイン側柱状半導体層48bを取り囲む複数の直線部451bと、複数の直線部451bの端部を連結する直線部452bとを備える。図6に示すように、4つの直線部451aと、2つの直線部451bとが、カラム方向に交互に設けられている。
次に、図7を参照して、制御回路AR2の具体的構成について説明する。図7は、制御回路AR2の具体的構成を示す回路図である。制御回路AR2は、図7に示すように、アドレスデコーダ回路11、昇圧回路12a〜12c、ワード線駆動回路13a、13b、バックゲート線駆動回路14、選択ゲート線駆動回路15a、15b、ソース線駆動回路16、センスアンプ回路17、シーケンサ18、及びロウデコーダ回路19a、19bを有する。
アドレスデコーダ回路11は、図7に示すように、信号BADをロウデコーダ回路19a、19bに出力する。信号BADは、メモリブロックMB(ブロックアドレス)を指定するための信号である。
昇圧回路12a〜12cは、基準電圧を昇圧させた昇圧電圧を生成する。昇圧回路12aは、図7に示すように、昇圧した電圧をワード線駆動回路13a、13bに転送する。昇圧回路12bは、昇圧した電圧をソース線駆動回路16に出力する。昇圧回路12cは、昇圧した信号RDECをロウデコーダ回路19a、19bに出力する。
ワード線駆動回路13aは、図7に示すように、信号VCG1〜4を出力する。ワード線駆動回路13bは、信号VCG5〜8を出力する。信号VCG1〜8は、選択メモリブロックMB<i>のワード線WL1〜8を駆動する際に用いられる。
バックゲート線駆動回路14は、図7に示すように、信号VBGを出力する。信号VBGは、選択メモリブロックMB<i>のバックゲート線BGを駆動する際に用いられる。
選択ゲート線駆動回路15aは、図7に示すように、信号VSGSb、信号VSGDa、信号VSGD2、及び信号VSGOFFを出力する。選択ゲート線駆動回路15bは、信号VSGSa、信号VSGDb、信号VSGS2、及び信号VSGOFFを出力する。信号VSGSa、信号VSGSbは、各々、選択メモリブロックMB<i>の1列目、2列目の第1ソース側選択ゲート線SGS1を駆動する際に用いられる。信号VSGDa、信号VSGDbは、各々、選択メモリブロックMB<i>の1列目、2列目の第1ドレイン側選択ゲート線SGD1を駆動する際に用いられる。信号VSGS2は、選択メモリブロックMB<i>の第2ソース側選択ゲート線SGS2を駆動する際に用いられる。信号VSGD2は、選択メモリブロックMB<i>の第2ドレイン側選択ゲート線SGD2を駆動する際に用いられる。信号VSGOFFは、非選択メモリブロックMB<i>の第1ソース側選択ゲート線SGS1及び第1ドレイン側選択ゲート線SGD1を駆動する際に用いられる。
ここで、上記信号VSGSb、信号VSGDa、及び信号VSGOFFは、選択ゲート線駆動回路15aからロウデコーダ回路19aを介して、各種配線に入力される。一方、信号VSGD2は、信号VSGD2<i>として選択ゲート線駆動回路15aから直接、第2ドレイン側選択トランジスタSDTr2のゲートに入力される。また、信号VSGOFF、信号VSGDb、及び信号VSGSaは、選択ゲート線駆動回路15bからロウデコーダ回路19bを介して、各種配線に入力される。一方、信号VSGS2は、信号VSGS2<i>として選択ゲート線駆動回路15bから直接、第2ソース側選択トランジスタSDTr2のゲートに入力される。また、信号VSGS2、VSGD2は、複数のメモリブロックMBに亘って共通の信号として供給される。
ソース線駆動回路16は、図7に示すように、信号VSLを出力する。信号VSLは、ソース線SLを駆動する際に用いられる。
センスアンプ回路17は、図7に示すように、信号VBL<i>を出力することにより、所定のビット線BLを所定の電圧まで充電し、その後ビット線BLの電圧の変化に基づきメモリストリングMS中のメモリトランジスタMTrの保持データを判定する。また、センスアンプ回路17は、所定のビット線BLに対し書き込みデータに応じた信号VBL<i>を出力する。
シーケンサ18は、図7に示すように、上記回路11〜17に制御信号を供給し、それら回路を制御する。
ロウデコーダ回路19a、19bは、図5に示すように、一つのメモリブロックMBに対して、各々一つ設けられている。ロウデコーダ回路19aは、信号BAD、信号VCG1〜VCG4に基づき、メモリトランジスタMTr1〜MTr4のゲートに信号VCG1<i>〜VCG4<i>を入力する。また、ロウデコーダ回路19aは、信号BAD、信号VSGSb、及び信号SGOFFに基づき、選択的に2列目のメモリユニットMUの第1ソース側選択トランジスタSSTr1のゲートに信号VSGSb<i>を入力する。また、ロウデコーダ回路19aは、信号BAD、信号VSGDa、及び信号SGOFFに基づき、選択的に1列目のメモリユニットMUの第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1のゲートに信号VSGDa<i>を入力する。
ロウデコーダ回路19aは、NAND回路19aa、NOT回路19ab、電圧変換回路19ac、第1転送トランジスタTra1〜Tra6、及び第2転送トランジスタTrb1、Trb2を有する。電圧変換回路19acは、NAND回路19aa、NOT回路19abを介して受け付けた信号BAD、及び信号RDECに基づき信号VSELa<i>を生成し、第1転送トランジスタTra1〜Tra6のゲートに出力する。また、電圧変換回路19acは、信号BAD、信号RDECに基づき信号VbSELa<i>を生成し、第2転送トランジスタTrb1、Trb2のゲートに出力する。
第1転送トランジスタTra1〜Tra4は、ワード線駆動回路13aと各ワード線WL1〜WL4との間に接続されている。第1転送トランジスタTra1〜Tra4は、信号VCG1〜VCG4、VSELa<i>に基づき、ワード線WL1〜WL4に信号VCG1<i>〜VCG4<i>を出力する。第1転送トランジスタTra5は、選択ゲート線駆動回路15aと2列目のメモリユニットMUの第1ソース側選択ゲート線SGS1との間に接続されている。第1転送トランジスタTra5は、信号VSGSb、及び信号VSELa<i>に基づき、2列目のメモリユニットMUの第1ソース側選択ゲート線SGS1に信号VSGSb<i>を出力する。第1転送トランジスタTra6は、選択ゲート線駆動回路15aと1列目のメモリユニットMUの第1ドレイン側選択ゲート線SGD1との間に接続されている。第1転送トランジスタTra6は、信号VSGDa、及び信号VSELa<i>に基づき、1列目のメモリユニットMUの第1ドレイン側選択ゲート線SGD1に信号VSGDa<i>を出力する。
第2転送トランジスタTrb1は、選択ゲート線駆動回路15aと2列目の第1ソース側選択ゲート線SGS1との間に接続されている。第2転送トランジスタTrb1は、信号VSGOFF、及び信号VbSELa<i>に基づき、2列目のメモリユニットMUの第1ソース側選択ゲート線SGS1に信号VSGSb<i>を出力する。第2転送トランジスタTrb2は、選択ゲート線駆動回路15aと1列目のメモリユニットMUのドレイン側選択ゲート線SGDとの間に接続されている。第2転送トランジスタTrb2は、信号VSGOFF、及び信号VbSELa<i>に基づき、1列目のメモリユニットMUの第1ドレイン側選択ゲート線SGD1に信号VSGDa<i>を出力する。
ロウデコーダ回路19bは、信号BAD、及び信号VCG5〜VCG8に基づき、メモリトランジスタMTr5〜MTr8のゲートに信号VCG5<i>〜VCG8<i>を入力する。また、ロウデコーダ回路19bは、信号BAD、信号VSGSa、及び信号SGOFFに基づき、選択的に1列目のメモリユニットMUの第1ソース側選択SSTr1のゲートに信号VSGSa<i>を入力する。また、ロウデコーダ回路19bは、信号BAD、信号VSGDb、及び信号SGOFFに基づき、選択的に2列目のメモリユニットMUの第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1のゲートに信号VSGDb<i>を入力する。
ロウデコーダ回路19bは、NAND回路19ba、NOT回路19bb、電圧変換回路19bc、第1転送トランジスタTrc1〜Trc7、及び第2転送トランジスタTrd1、Trd2を有する。電圧変換回路19bcは、NAND回路19ba、NOT回路19bbを介して受け付けた信号BAD、信号RDECに基づき信号VSELb<i>を生成し、第1転送トランジスタTrc1〜Trc7のゲートに出力する。また、電圧変換回路19bcは、信号BAD、信号RDECに基づき信号VbSELb<i>を生成し、第2転送トランジスタTrd1、Trd2のゲートに出力する。
第1転送トランジスタTrc1〜Trc4は、ワード線駆動回路13bと各ワード線WL5〜WL8との間に接続されている。第1転送トランジスタTrc1〜Trc4は、信号VCG5〜VCG8、VSELb<i>に基づき、ワード線WL5〜WL8に信号VCG5<i>〜VCG8<i>を出力する。第1転送トランジスタTrc5は、バックゲート線駆動回路14とバックゲート線BGとの間に接続されている。第1転送トランジスタTrc5は、信号VBG、及び信号VSELb<i>に基づき、バックゲート線BGに信号VBG<i>を出力する。第1転送トランジスタTrc6は、選択ゲート線駆動回路15bと1列目のメモリユニットMUの第1ソース側選択ゲート線SGS1との間に接続されている。第1転送トランジスタTrc6は、信号VSGSa、及び信号VSELb<i>に基づき、1列目のメモリユニットMUの第1ソース側選択ゲート線SGS1に信号VSGSa<i>を出力する。第1転送トランジスタTrc7は、選択ゲート線駆動回路15bと2列目のメモリユニットMUの第1ドレイン側選択ゲート線SGD1との間に接続されている。第1転送トランジスタTrc7は、信号VSGDb、及び信号VSELb<i>に基づき、2列目のメモリユニットMUの第1ドレイン側選択ゲート線SGD1に信号VSGDb<i>を出力する。
第2転送トランジスタTrd1は、選択ゲート線駆動回路15bと1列目のメモリユニットMUの第1ソース側選択ゲート線SGS1との間に接続されている。第2転送トランジスタTrd6は、信号VSGOFF、及び信号VbSELb<i>に基づき、1列目のメモリユニットMUの第1ソース側選択ゲート線SGS1に信号VSGSa<i>を出力する。第2転送トランジスタTrd2は、選択ゲート線駆動回路15bと2列目のメモリユニットMUの第1ドレイン側選択ゲート線SGD1との間に接続されている。第2転送トランジスタTrd2は、信号VSGOFF、及び信号VbSELb<i>に基づき、2列目のメモリユニットMUの第1ドレイン側選択ゲート線SGD1に信号VSGDb<i>を出力する。
次に、第1実施形態の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置における第1ソース側選択トランジスタSSTr1及び第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1の閾値電圧を増加させる処理について、図8のフローチャートを参照して説明する。
制御回路AR2は、図8に示すように、メモリセルアレイ11内の全ての第2ドレイン側選択トランジスタSDTr2及び第2ソース側選択トランジスタSSTr2の閾値電圧を、負の電圧から正の電圧に変化させる(ステップS101)。すなわち、制御回路AR2は、第2ドレイン側選択トランジスタSDTr2及び第2ソース側選択トランジスタSSTr2を、通常の状態ではディプレッション型(D型)に設定している。しかし、制御回路AR2は、第1ソース側選択トランジスタSSTr1及び第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1の閾値電圧を増加させる処理を実行する場合には、一時的にこれらのトランジスタをD型からエンハンスメント型(E型)に切り換え、処理の終了後、再度D型に戻す。
次に、制御回路AR2は、選択メモリブロックs−MB内の第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1及び第1ソース側選択トランジスタSSTr1の閾値電圧を減少させる(ステップS102)。すなわち、制御回路AR2は、選択メモリブロックs−MB内の第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1及び第1ソース側選択トランジスタSSTr1に対して消去動作を実行する。この処理は、第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1及び第1ソース側選択トランジスタSSTr1の閾値電圧にバラツキがあることから、一旦全ての第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1及び第1ソース側選択トランジスタSSTr1の閾値電圧を一定の範囲に揃えるために実行されるものである。
続いて、制御回路AR2は、選択メモリブロックs−MB内の第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1、及び第1ソース側選択トランジスタSSTr1の状態を読み出す(ステップS103)。
次に、制御回路AR2は、ステップS103にて読み出した状態に基づき、選択メモリブロックs−MB内の第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1、及び第1ソース側選択トランジスタSSTr1の閾値電圧が所定値以上であるか否かを判断する(ステップS104)。
ここで、制御回路AR2は、選択メモリブロックs−MB内の第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1、及び第1ソース側選択トランジスタSSTr1の閾値電圧が所定値以上でないと判断すると(ステップS104、N)、ステップS105の処理を実行する。
制御回路AR2は、ステップS105にて、選択メモリブロックs−MB内において閾値電圧が所定値未満である第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1及び第1ソース側選択トランジスタSSTr1の閾値電圧を増加させるため、これらのトランジスタに対する書き込み動作を実行する。また、制御回路AR2は、ステップS105にて、閾値電圧を増加させる対象ではない第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1及び第1ソース側選択トランジスタSSTr1の閾値電圧を増加させずそのまま維持する(フローティング書き込み禁止方式)。すなわち、これらのトランジスタに対し、書き込み動作が禁止される状態を与える。続いて、制御回路AR2は、ステップS105の後にステップS103の処理を繰り返し実行する。
一方、制御回路AR2は、ステップS104にて、選択メモリブロックs−MB内の全ての第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1及び第1ソース側選択トランジスタSSTr1の閾値電圧が所定値以上であると判断すると(ステップS104、Y)、ステップS106の処理を実行する。
制御回路AR2は、ステップS106にて、メモリセルアレイ11内の全ての第2ドレイン側選択トランジスタSDTr2及び第2ソース側選択トランジスタSSTr2の閾値電圧を正の電圧から負の電圧に戻す。すなわち、制御回路AR2は、第2ドレイン側選択トランジスタSDTr2及び第2ソース側選択トランジスタSSTr2を、E型からD型に戻す。
続いて、制御回路AR2は、メモリトランジスタMTr1〜8に対して、読出動作、書込動作(書き込み禁止動作)、及び消去動作のいずれかを実行する(ステップS107)。以上で、制御回路AR2は、第1ソース側選択トランジスタSSTr1及び第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1の閾値電圧を増加させる処理を終了させる。
次に、図9及び図10を参照して、ステップS101の処理について具体的に説明する。ステップS101において、制御回路AR2から出力される信号、選択/非選択メモリブロックs−MB/ns−MB内の信号、ビット線BL及びソース線SLの信号は、図9に示すように変化する。図10に示すように、ステップS101において、制御回路AR2は、ビット線BL及びソース線SLに接地電圧GND(Vss)を印加する。そして、制御回路AR2は、第2ソース側選択ゲート線SGS2、及び第2ドレイン側選択ゲート線SGD2にプログラム電圧Vpgm(例えば、18V)を印加する。
このプログラム電圧Vpgmと接地電圧GNDとの電位差によって、第2ソース側選択トランジスタSSTr2の電荷蓄積層、及び第2ドレイン側選択トランジスタSDTr2の電荷蓄積層に電荷が蓄積される。すなわち、この蓄積された電荷によって、第2ソース側選択トランジスタSSTr2及び第2ドレイン側選択トランジスタSDTr2の閾値電圧は正の電圧に設定される。
次に、図11及び図12を参照して、ステップS102の処理について具体的に説明する。ステップS102において、制御回路AR2から出力される信号、選択/非選択メモリブロックs−MB/ns−MB内の信号、ビット線BL及びソース線SLの信号は、図11に示すように変化する。図12に示すように、ステップS102において、制御回路AR2は、ビット線BL及びソース線SLに消去電圧Vera(例えば、20V)を印加する。そして、制御回路AR2は、選択メモリブロックs−MB内の第1ドレイン側選択ゲート線SGD1及び第1ソース側選択ゲート線SGS1に接地電圧GNDを印加する。
これにより、第1ドレイン側選択トランジスタSSTr1及び第1ソース側選択トランジスタSSTr1の電荷蓄積層から電荷が放出される。すなわち、この放出された電荷によって、選択メモリブロックs−MB内において、第1ドレイン側選択トランジスタSSTr1及び第1ソース側選択トランジスタSSTr1の閾値電圧は減少する。
次に、図13及び図14を参照して、ステップS103における第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1の状態を読み出す処理について具体的に説明する。ステップS103にて第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1の状態を読み出す際、制御回路AR2から出力される信号、選択/非選択メモリブロックs−MB/ns−MB内の信号、ビット線BL及びソース線SLの信号は、図13に示すように変化する。この例では、図14に示す一番左側のメモリユニットs−MUが選択され、そのメモリユニットs−MU中の第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1が選択されて、その状態が読み出される場合について説明する。図14に示すように、制御回路AR2は、ステップS103において、選択したビット線BLに電圧Vbl(例えば、1.5V)を印加し、ソース線SLに接地電圧GNDを印加する。そして、制御回路AR2は、全ての第2ドレイン側選択ゲート線SGD2及び第2ソース側選択ゲート線SGS2に読出電圧Vread(例えば6〜8V)を印加すると共に、メモリユニットs−MU中に接続されるワード線WL1〜8、バックゲート線BG、及び第1ソース側選択ゲート線SGSに読出電圧Vreadを印加する。また、制御回路AR2は、メモリユニットs−MU中の第1ドレイン側選択ゲート線SGD1にベリファイ電圧Vvrfy(例えば、1V)を印加する。なお、制御回路AR2は、非選択とされた第1ドレイン側選択ゲート線SGD1及び第1ソース側選択ゲート線SGS1に接地電圧GNDを印加する。
これにより、選択されたトランジスタSDTr2、SSTr1、SSTr2、MTr1〜8、BTrは導通状態となる。この状態において、選択された第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1を介して、ビット線BLからソース線SLへ電流が流れるか否かを検知することで、選択された第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1の状態を読み出すことができる。
次に、図15を参照して、ステップS103における第1ソース側選択トランジスタSSTr1の状態を読み出す処理について具体的に説明する。この例では、図15に示す一番左側のメモリユニットs−MUが選択され、そのメモリユニットs−MU中の第1ソース側選択トランジスタSSTr1が選択されて、その状態が読み出される。図15に示すように、ステップS103において、制御回路AR2は、選択されたビット線BLに電圧Vblを印加し、ソース線SLに接地電圧GNDを印加する。そして、制御回路AR2は、全ての第2ドレイン側選択ゲート線SGD2及び第2ソース側選択ゲート線SGS2に読出電圧Vread(例えば6〜8V)を印加すると共に、メモリユニットs−MU中に接続されるワード線WL1〜WL8、バックゲート線BG及び第1ドレイン側選択ゲート線SGDに読出電圧Vreadを印加する。また、制御回路AR2は、メモリユニットs−MU中の第1ソース側選択ゲート線SGS1にベリファイ電圧Vvrfyを印加する。なお、制御回路AR2は、非選択とされた第1ドレイン側選択ゲート線SGD1及び第1ソース側選択ゲート線SGS1に接地電圧GNDを印加する。
これにより、選択されたトランジスタSDTr1、SDTr2、SSTr2、MTr1〜8、BTrは導通状態となる。この状態において、選択された第1ソース側選択トランジスタSSTr1を介して、ビット線BLからソース線SLへ電流が流れるか否かを検知することで、選択された第1ソース側選択トランジスタSSTrの状態を読み出すことができる。
次に、図16〜図19を参照して、ステップS105における第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1の閾値電圧を増加させる処理について具体的に説明する。ステップS105にて第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1の閾値電圧を増加させる際、制御回路AR2から出力される信号、選択/非選択メモリブロックs−MB/ns−MB内の信号、ビット線BL及びソース線SLの信号は、図16に示すように変化する。
この例では、図17に示すように、選択メモリブロックs−MB内にて、1列目、1行目に位置する1個のメモリユニットMU(1,1)を選択して、それに含まれる第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1(1,1)の閾値電圧を増加させる場合を説明する。このとき、同じ1列目に存在する他のメモリユニットMU(1,2)〜(1,n)においては、それらに含まれる第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1(1,2)〜(1,n)の閾値電圧を増加させずそのまま維持させたい場合がある。従って、本実施の形態では、以下のような方式により、これらの第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1(1,2)〜(1,n)の閾値電圧の増加を禁止している。
図18は、第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1(1,1)の閾値電圧を増加させる制御の概略を示している。図18に示すように、制御回路AR2は、1行目のビット線BL(1)、及びソース線SLに接地電圧GNDを印加する。そして、制御回路AR2は、第2ドレイン側選択ゲート線SGD2に電源電圧Vdd(例えば、3V)を印加すると共に、第2ソース側選択ゲート線SGS2に接地電圧GNDを印加する。これにより、第2ドレイン側選択トランジスタSDTr2(1,1)は導通状態となり、第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1(1,1)のボディ(第1ドレイン側柱状半導体層)は、ビット線BL(1)から接地電圧GNDを転送される。また、第2ソース側選択トランジスタSSTr2(1,1)は非導通状態となる。
次に、制御回路AR2は、選択メモリブロックs−MB内の1列目の第1ドレイン側選択ゲート線SGD1(1)にプログラム電圧Vpgmを印加し、選択メモリブロックs−MB内のその他の第1ソース側選択ゲート線SGS1及び第1ドレイン側選択ゲート線SGD1、ワード線WL1〜8、バックゲート線BGにパス電圧Vpass(例えば、10V)を印加する。これにより、転送された接地電圧GNDと第1ドレイン側選択ゲート線SGD1(1)に印加されたプログラム電圧Vpgmとの電位差によって、第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1(1、1)の電荷蓄積層は電荷を蓄積する。すなわち、この蓄積された電荷によって、第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1(1,1)の閾値電圧は増加する。
図19は、第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1(1,2)の閾値電圧を増加させずそのまま維持する制御の概略を示している。図19に示すように、制御回路AR2は、2行目のビット線BL(2)に電源電圧Vddを印加し、ソース線SLに接地電圧GNDを印加する。そして、制御回路AR2は、第2ドレイン側選択ゲート線SGD2に電源電圧Vddを印加し、第2ソース側選択ゲート線SGS2に接地電圧GNDを印加する。これにより、第2ドレイン側選択トランジスタSDTr2(1,2)は導通状態となり、第2ソース側選択トランジスタSSTr2(1,2)は非導通状態となる。続いて、第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1(1,2)のボディ(第1ドレイン側柱状半導体層)及びメモリトランジスタMTr1〜8(1,2)のボディ(メモリ柱状半導体層)は、ビット線BL(2)から第2ドレイン側選択トランジスタSDTr2(1,2)を介して電圧Vdd−Vth(Vthは第2ドレイン側選択トランジスタSDTr2(1,2)の閾値電圧)まで充電される。そして、それらボディが上記の電圧まで充電された後、第1ドレイン側選択トランジスタSDTr(1,2)はカットオフされ(非導通状態となり)、第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1(1,2)のボディ、及びメモリトランジスタMTr1〜8(1,2)のボディはフローティング状態となる。
次に、制御回路AR2は、図18と同様の電圧を各種配線に印加する。これにより、各種配線に印加される電圧に基づくカップリングによって、第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1(1,2)のボディ(第1ドレイン側柱状半導体層)の電圧は増加する。これによって、第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1(1,2)のゲートにプログラム電圧Vprgが印加されても、その電荷蓄積層に高電圧がかからないことになる。すなわち、その電荷蓄積層に電荷が蓄積されることは禁止され、第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1(1,2)の閾値電圧は増加せずそのまま維持される。
次に、図17、図20及び図21を参照して、ステップS105における第1ソース側選択トランジスタSSTr1の閾値電圧を増加させる処理について具体的に説明する。
この例では、図17に示すように、選択メモリブロックs−MB内にて、1列目、1行目に位置する1個のメモリユニットMU(1,1)を選択して、それに含まれる第1ソース側選択トランジスタSSTr1(1,1)の閾値電圧を増加させる場合を説明する。このとき、同じ1列目に存在する他のメモリユニットMU(1,2)〜(1,n)においては、それらに含まれる第1ソース側選択トランジスタSSTr1(1,2)〜(1,n)の閾値電圧を増加させずそのまま維持させたい場合がある。従って、本実施の形態では、以下のような方式により、これらの第1ソース側選択トランジスタSSTr1(1,2)〜(1,n)の閾値電圧の増加を禁止している。
図20は、第1ソース側選択トランジスタSSTr1(1,1)の閾値電圧を増加させる制御の概略を示している。図20に示すように、制御回路AR2は、1行目のビット線BL(1)、及びソース線SLに接地電圧GNDを印加する。そして、制御回路AR2は、第2ドレイン側選択ゲート線SGD2に電源電圧Vddを印加すると共に、第2ソース側選択ゲート線SGS2に接地電圧GNDを印加する。これにより、第2ドレイン側選択トランジスタSDTr2は導通状態となり、第2ソース側選択トランジスタSSTr2は非導通状態となる。
次に、制御回路AR2は、選択メモリブロックs−MB内の1列目の第1ソース側選択ゲート線SGD1(1)にプログラム電圧Vpgmを印加すると共に、選択メモリブロックs−MB内のその他の第1ソース側選択ゲート線SGS1及び第1ドレイン側選択ゲート線SGD1、ワード線WL1〜8、バックゲート線BGにパス電圧Vpassを印加する。これにより、メモリトランジスタMTr1〜8(1,1)は導通状態となり、第1ソース側選択トランジスタSSTr1(1,1)のボディ(第1ソース側柱状半導体層)は、ビット線BL(1)から接地電圧GNDを転送される。そして、転送された接地電圧GNDと第1ソース側選択ゲート線SGS1(1)に印加されたプログラム電圧Vpgmとの電位差によって、第1ソース側選択トランジスタSSTr1(1、1)の電荷蓄積層は電荷を蓄積する。すなわち、この蓄積された電荷によって、第1ソース側選択トランジスタSSTr1(1,1)の閾値電圧は増加する。
図21は、第1ソース側選択トランジスタSSTr1(1,2)の閾値電圧を増加させずそのまま維持する制御の概略を示している。図21に示すように、制御回路AR2は、2行目のビット線BL(2)に電源電圧Vddを印加し、ソース線SLに接地電圧GNDを印加する。そして、制御回路AR2は、第2ドレイン側選択ゲート線SGD2に電源電圧Vddを印加し、第2ソース側選択ゲート線SGS2に接地電圧GNDを印加する。これにより、第2ドレイン側選択トランジスタSDTr2(1,2)は導通状態となり、第2ソース側選択トランジスタSSTr2(1,2)は非導通状態となる。続いて、第1ソース側選択トランジスタSSTr1(1,2)のボディ(第1ソース側柱状半導体層)及びメモリトランジスタMTr1〜8(1,2)のボディ(メモリ柱状半導体層)は、ビット線BL(2)から第2ドレイン側選択トランジスタSDTr2(1,2)を介して電圧Vdd−Vthまで充電される。そして、それらボディが上記の電圧まで充電された後、第1ドレイン側選択トランジスタSDTr(1,2)はカットオフされ(非導通状態となり)、第1ソース側選択トランジスタSSTr1(1,2)のボディ、及びメモリトランジスタMTr1〜8(1,2)のボディはフローティング状態となる。
次に、制御回路AR2は、図20と同様の電圧を各種配線に印加する。これにより、各種配線に印加される電圧に基づくカップリングによって、第1ソース側選択トランジスタSSTr1(1,2)のボディ(第1ソース側柱状半導体層)の電圧は増加する。これによって、第1ソース側選択トランジスタSSTr1(1,2)のゲートにプログラム電圧Vprgが印加されても、その電荷蓄積層に高電圧がかからないこととなる。すなわち、その電荷蓄積層に電荷が蓄積されることは禁止され、第1ソース側選択トランジスタSSTr1(1,2)の閾値電圧は増加せずそのまま維持される。
次に、図22及び図23を参照して、ステップS106における第2ドレイン側選択トランジスタSDTr2の閾値電圧を負の電圧に設定する処理について具体的に説明する。ステップS106にて第2ドレイン側選択トランジスタSDTr2の閾値電圧を負の電圧に設定する際、制御回路AR2から出力される信号、選択/非選択メモリブロックs−MB/ns−MB内の信号、ビット線BL及びソース線SLの信号は、図22に示すように変化する。図23に示すように、制御回路AR2は、ビット線BL及びソース線SLに消去電圧Veraを印加し、第2ドレイン側選択ゲート線SGD2に接地電圧GNDを印加する。これにより、第2ドレイン側選択トランジスタSDTr2の電荷蓄積層から電荷が放出され、その閾値電圧は負の電圧に設定される。
次に、図24を参照して、ステップS106における第2ソース側選択トランジスタSSTr2の閾値電圧を負の電圧に設定する処理について具体的に説明する。図24に示すように、制御回路AR2は、ビット線BL及びソース線SLに消去電圧Veraを印加し、第2ソース側選択ゲート線SGS2に接地電圧GNDを印加する。これにより、第2ソース側選択トランジスタSSTr2の電荷蓄積層から電荷が放出され、その閾値電圧は負の電圧に設定される。
次に、図25〜図28を参照して、ステップS107におけるメモリトランジスタMTr1〜8に対する書き込み動作、消去動作、読出動作について具体的に説明する。ワード線WL、選択ゲート線SGD1、SGS1、バックゲート線BG等に印加される電圧は、従来と同様であるので、詳細な説明は省略する。ただし、制御回路AR2は、図25〜図28に示すように、各動作時、第2ドレイン側選択ゲート線SGD2及び第2ソース側選択ゲート線SGS2に接地電圧GNDを印加する。第2ドレイン側選択トランジスタSDTr2及び第2ソース側選択トランジスタSSTr2は、通常時にはD型に設定されているため、それらのゲートに接地電圧GNDが印加されても、それらは導通状態を保持する。
次に、第1の実施の形態の効果について説明する。上記のように、第1の実施の形態は、2つのドレイン側選択トランジスタSDTr1、SDTr2、及び2つのソース側選択トランジスタSSTr1、SSTr2を有する。これらトランジスタSDTr1、2、SSTr1、2は、各々の閾値電圧を変化させる電荷蓄積層を有する。したがって、メモリストリングMS(メモリトランジスタMTr1〜8)の製造と共に一括して、トランジスタSDTr1、2、SSTr1、2を形成することができる。すなわち、第1の実施の形態は、その製造コストを抑えることができる。
さらに、第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1及び第1ソース側選択トランジスタSSTr1は、各々、第2ドレイン側選択トランジスタSDT2及び第2ソース側選択トランジスタSSTr2を用いたフローティング書き込み禁止方式によって、その閾値電圧を増加可能に構成されている。すなわち、第1の実施の形態は、製造コストを抑制しつつ、カットオフ特性が良好な第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1及び第1ソース側選択トランジスタSSTr1を持つことができる。また、この実施の形態は、負の電圧を印加するための回路を追加する必要なく、消費電力及び占有面積を抑えることができる。
また、第2ドレイン側選択トランジスタSDTr2及び第2ソース側選択トランジスタSSTr2は、第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1及び第1ソース側選択トランジスタSSTr1の閾値電圧の調整後、D型とされる。よって、その後、この実施の形態は、メモリトランジスタMTr1〜8に対して書き込み、読み出し、消去等の動作を実行する際、トランジスタSDTr2、SSTr2のゲートに印加する電圧を制御する必要がない。すなわち、この実施の形態は、その制御を簡略化することができる。
[第2の実施の形態]
次に、図29を参照して、第2の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置について説明する。図29は、第2の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置の積層構造を示す斜視図である。なお、第2の実施の形態において、第1の実施の形態と同様の構成については、同一符号を付し、その説明を省略する。
ここで、上記第1の実施の形態において、メモリ半導体層34は、ロウ方向からみて積層方向に延びるU字状に形成されている。これに対して、第2の実施の形態に係るメモリ半導体層34Aは、図29に示すように、ロウ方向及びカラム方向からみてI字状(柱状)に形成されている。ワード線導電層31Aa〜31Adは、メモリブロックMB毎にロウ方向及びカラム方向に広がる板状に形成され、メモリゲート絶縁層34を介してメモリ柱状半導体層34Aを取り囲むように形成されている。
また、第1ソース側柱状半導体層44Aaは、メモリ柱状半導体層34Aの下面から積層方向に延びるように形成され、第2ソース側柱状半導体層48Aaは、第1ソース側柱状半導体層44Aaの下面から積層方向に延びるように形成されている。第1ソース側導電層41Aaは、第1ソース側ゲート絶縁層43aを介して第1ソース側柱状半導体層44Aaを取り囲むように形成されている。第2ソース側導電層45Aaは、第2ソース側ゲート絶縁層47aを介して第2ソース側柱状半導体層48Aaを取り囲むように形成されている。
また、第1ドレイン側柱状半導体層44Abは、メモリ柱状半導体層34Aの上面から積層方向に延びるように形成され、第2ドレイン側柱状半導体層48Abは、第1ドレイン側柱状半導体層44Abの上面から積層方向に延びるように形成されている。第1ドレイン側導電層41Abは、第1ドレイン側ゲート絶縁層43bを介して第1ドレイン側柱状半導体層44Abを取り囲むように形成されている。第2ドレイン側導電層45Abは、第2ドレイン側ゲート絶縁層47bを介して第2ドレイン側柱状半導体層48Abを取り囲むように形成されている。
また、基板10の上面であって、第2ソース側柱状半導体層44Aaと整合する位置には、拡散層51Aが形成されている。拡散層51Aは、ソース線SLとして機能する。ビット線層52は、第2ドレイン側柱状半導体層48Abの上面に接するように形成されている。
第2の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、第1の実施の形態の図9に示すフローチャートと同様の動作を実行する。これにより、第2の実施の形態は、第1の実施の形態と同様の効果を奏する。
[第3の実施の形態]
次に、図30を参照して、第3の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置について説明する。図30は、第3の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置の積層構造を示す斜視図である。なお、第3の実施の形態において、第1及び第2の実施の形態と同様の構成については、同一符号を付し、その説明を省略する。
第3の実施の形態において、図30に示すように、第2ドレイン側導電層45Baは、メモリブロックMB毎に、ロウ方向及びカラム方向に並ぶ複数の第2ドレイン側柱状半導体層48Abを取り囲む板状に形成されている。また、第2ソース側導電層45Bbは、メモリブロックMB毎に、ロウ方向及びカラム方向に並ぶ複数の第2ソース側柱状半導体層48Aaを取り囲む板状に形成されている。これにより、第3の実施の形態は、第2の実施の形態よりも製造工程を簡略化することができる。
第3の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、第1の実施の形態の図9に示すフローチャートと同様の動作を実行する。これにより、第3の実施の形態は、第1の実施の形態と同様の効果を奏する。
[その他の実施の形態]
以上、不揮発性半導体記憶装置の実施形態を説明してきたが、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更、追加、置換等が可能である。
例えば、上記の実施の形態においては、ステップS106にて第2ドレイン側選択トランジスタSDTr2及び第2ソース側選択トランジスタSSTr2に対し消去動作を行って、E型のトランジスタからD型のトランジスタに変更する動作を実行している。しかしながら、本発明は、ステップS106の処理を省略して、第2ドレイン側選択トランジスタSDTr2及び第2ソース側選択トランジスタSSTr2をE型のままとしても良い。この場合、制御回路AR2は、例えばその後に実行される読み出し動作の際に、第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1及び第1ソース側選択トランジスタSSTr1だけでなく、第2ドレイン側選択トランジスタSDTr2及び第2ソース側選択トランジスタSSTr2にも、正の電圧を印加しなければならないが、ステップS106が省略される分、第1ドレイン側選択トランジスタSDTr1及び第1ソース側選択トランジスタSSTr1の書き換え動作に要する時間を短縮することができる。
AR1…メモリセルアレイ、MB…メモリブロック、MS…メモリストリング、 MTr1〜MTr8…メモリトランジスタ、 SST1…第1ソース側選択トランジスタ、 SST2…第2ソース側選択トランジスタ、 SDTr1…第1ドレイン側選択トランジスタ、 SDTr2…第2ドレイン側選択トランジスタ、 BTr…バックゲートトランジスタ、 AR2…制御回路。

Claims (5)

  1. 直列接続された複数のメモリトランジスタを含む複数のメモリストリングと、
    前記メモリストリングの一端に一端を接続され前記メモリストリングのドレイン側選択トランジスタとして機能する第1トランジスタと、
    前記第1トランジスタの他端に一端を接続される第2トランジスタと、
    前記メモリストリングの他端に一端を接続され前記メモリストリングのソース側選択トランジスタとして機能する第3トランジスタと、
    前記第2トランジスタの他端に一端を接続される第4トランジスタと、
    前記第2トランジスタの他端に接続されるビット線と、
    前記第4トランジスタの他端に接続されるソース線と、
    前記メモリストリング、前記第1トランジスタ、前記第2トランジスタ、前記第3トランジスタ、前記第4トランジスタの状態を制御する制御回路とを備え、
    前記メモリストリングは、
    基板に対して垂直方向に延びる第1柱状部を有して前記メモリトランジスタのボディとして機能する第1半導体層と、
    前記第1柱状部を取り囲むように形成され、電荷を蓄積することにより前記メモリトランジスタの閾値電圧を変化させる第1電荷蓄積層と、
    前記第1電荷蓄積層を介して前記第1柱状部を取り囲み、前記基板に対して平行方向に延びるように形成されて前記メモリトランジスタのゲートとして機能する第1導電層と
    を備え、
    前記第1トランジスタ乃至第4トランジスタは、
    基板に対して垂直方向に延びる第2柱状部を有し前記第1乃至第4トランジスタのボディとして機能する第2半導体層と、
    前記第2柱状部を取り囲むように形成され、電荷を蓄積することにより前記第1乃至第4トランジスタの閾値電圧を変化させる第2電荷蓄積層と、
    前記第2電荷蓄積層を介して前記第2柱状部を取り囲み、前記基板に対して平行方向に延びるように形成されて前記第1乃至第4トランジスタのゲートとして機能する第2導電層と
    を備え、
    前記制御回路は、
    前記第1トランジスタ又は前記第3トランジスタの閾値電圧を増加させる動作を行う場合には、
    前記ビット線に第1電圧を印加する一方、前記第2トランジスタのゲートに前記第1電圧よりも大きい第2電圧を印加して、これにより前記第2トランジスタを導通状態として前記第1電圧を前記第2半導体層に転送し、その後、前記第1トランジスタ又は第3トランジスタのゲートにプログラム電圧を印加して前記第2電荷蓄積層に電荷を蓄積させ、
    前記第1トランジスタ又は前記第3トランジスタの閾値電圧を増加させずそのまま維持する場合には、
    前記ビット線に前記第2電圧を印加する一方、前記第2トランジスタのゲートに前記第2電圧を印加して、これにより前記ビット線から前記第2トランジスタを介して前記第1半導体層及び前記第2半導体層を所定の電圧まで充電した後前記第2トランジスタを非道通状態として前記第1半導体層及び前記第2半導体層をフローティング状態に維持し、その後、前記第1トランジスタ又は第3トランジスタのゲートにプログラム電圧を印加することで、前記第2半導体層の電圧をカップリングにより増加させ、これにより前記第2電荷蓄積層への電荷の蓄積を禁止する
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記制御回路は、前記第1トランジスタ又は前記第3トランジスタの閾値電圧を増加させる動作を実行する前に、前記第2トランジスタ及び前記第4トランジスタの閾値電圧を負の電圧から正の電圧に増加させる
    ことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記制御回路は、前記第1トランジスタ又は前記第3トランジスタの閾値電圧を増加させる動作を実行した後に、前記第2トランジスタ及び前記第4トランジスタの閾値電圧を正の電圧から負の電圧に戻す
    ことを特徴とする請求項2記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記制御回路は、前記第1トランジスタ又は前記第3トランジスタの閾値電圧を増加させる動作を実行する前に、前記第1トランジスタ及び前記第3トランジスタに対する消去動作を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記制御回路は、前記第1トランジスタ又は前記第3トランジスタの閾値電圧を読み出し、前記第1トランジスタ又は前記第3トランジスタの閾値電圧が所定値以下である場合に、前記第1トランジスタ及び前記第3トランジスタの閾値電圧を増加させる動作を実行する
    ことを特徴とる請求項1項記載の不揮発性半導体記憶装置。
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