JP2010123865A - セラミック電子部品および部品内蔵基板 - Google Patents

セラミック電子部品および部品内蔵基板 Download PDF

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裕 太田
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Abstract

【課題】部品内蔵基板に用いるのに適したセラミック電子部品、および、該セラミック電子部品を用いた信頼性の高い部品内蔵基板を提供する。
【解決手段】セラミック電子部品10を、セラミック素体1と、セラミック素体の外表面に形成された一対の外部端子電極5a,5bとを備え、無機フィラーを含有する樹脂層7により、外部端子電極が被覆された構成とする。
また、本発明の部品内蔵基板においては、基板本体21の、セラミック電子部品10と接する部分を構成する絶縁材料20aに第1の樹脂および第1の無機フィラーを含有させるとともに、内蔵されるべきセラミック電子部品10の外部端子電極を樹脂層7により被覆し、かつ、樹脂層7として、第2の樹脂を含有するものを用い、この第2の樹脂を上記第1の樹脂と同じ樹脂とする。
【選択図】図3

Description

本発明はセラミック電子部品およびセラミック電子部品を内蔵した部品内蔵基板に関する。
近年、携帯電話機や携帯音楽プレイヤーなどの電子機器において、小型化及び薄型化が進んできている。それに伴って、電子機器に搭載されるセラミック電子部品の高密度実装化が急速に進んでおり、セラミック電子部品を配線基板の実装面ではなく配線基板の内部に埋め込んで実装する、いわゆる部品内蔵基板の開発が行われている。
この部品内蔵基板には、セラミック電子部品を部品内部に配置した後、レーザーにより基板表面からセラミック電子部品の外部端子電極に到達するビアホールを形成し、ビアホールにめっき金属などの導電体を充填することにより、セラミック電子部品と基板の回路とを電気的に接続するように構成されたものがある。そして、上記のビアホール形成用のレーザーとして、CO2レーザーを用いるとともに、上記セラミック電子部品(セラミックコンデンサ)の外部端子電極の最外層に、CO2レーザーを反射するようにCuめっき層を形成するようにした、部品内蔵基板及びその製造方法が提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、既存のセラミックコンデンサなどの内部電極を備えたセラミック電子部品には以下に説明するような問題がある。
(1)例えば、内部電極を備えたセラミック素体の両端部に一対の外部端子電極を形成してなるセラミック電子部品の場合、外部端子電極とセラミック素体の隙間から、その後のめっき処理工程や洗浄処理工程などで用いられる酸性のめっき液、水、溶剤などが、内部電極が配設されている領域にまで浸透してショート不良を引き起こす場合がある。
そして、部品内蔵基板の場合にも、埋め込み樹脂が気泡を噛み込むことにより空隙が発生し、その後の工程で、溶剤、酸、アルカリ溶液などが使用され場合において、これらの溶剤、酸、アルカリ溶液などが上記空隙に浸入し、セラミック電子部品の外部端子電極とセラミック素体の隙間を通って内部電極が配設されている領域にまで浸透し、ショート不良を引き起こすというような問題点がある。
(2)また、外部端子電極の最外層にCuめっき層を形成する場合、Cuめっき層は酸化されやすいため、配線基板に内蔵されるまでの過程でCuめっき層表面に酸化膜が形成され、酸化膜の影響でセラミック電子部品と外部回路との接続信頼性が低下するおそれがある。
特開2003−309373号公報
本発明は、上記課題を解決するものであり、セラミック電子部品の製造工程や、それを用いた部品内蔵基板の製造工程などにおいて、溶剤や、酸、アルカリ溶液などを用いる場合にも、それらが、外部端子電極とセラミック素体の隙間から内部に侵入してショート不良などの不具合が発生することを抑制、防止することが可能なセラミック電子部品、および、該セラミック電子部品を用いた信頼性の高い部品内蔵基板を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のセラミック電子部品は、
セラミック素体と、
前記セラミック素体の外表面に形成された一対の外部端子電極と、
前記外部端子電極を被覆する樹脂層と、
を備え、
前記樹脂層は無機フィラーを含有していること
を特徴としている。
また、本発明のセラミック電子部品において、前記樹脂層は前記セラミック電子部品全体を被覆していることが望ましい。
また、本発明は、前記外部端子電極の最外層にCuめっき層が形成されている場合に適用することが好ましい。
また、前記樹脂層の厚みは2〜15μmであることが好ましい。
また、前記樹脂層を構成する樹脂は熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂のいずれであってもよい。
また、前記無機フィラーとしては、ガラス、SiO2、MgO、Al23、BN、およびAlNからなる群より選ばれる少なくとも1種を用いることが望ましい。
また、本発明の部品内蔵基板は、
内蔵されるセラミック電子部品と接する部分が絶縁材料から形成された基板本体と、
前記基板本体表面に形成された表面導体と、
前記基板本体に内蔵され、一対の外部端子電極を有するとともに、前記外部端子電極は樹脂層により被覆されたセラミック電子部品と、
前記基板本体表面から、前記セラミック電子部品の前記外部端子電極に達するように形成され、前記表面導体と前記外部端子電極とを電気的に接続するビアホール導体と、
を備え、
前記基板本体の、前記セラミック電子部品と接する部分を構成する絶縁材料は第1の樹脂および第1の無機フィラーを含有し、
前記セラミック電子部品の前記外部端子電極を被覆する前記樹脂層は第2の樹脂を含有し、
前記第1の樹脂と前記第2の樹脂は同じものであること
を特徴としている。
本発明の部品内蔵基板において、前記樹脂層は第2の無機フィラーを含有し、前記第1の無機フィラーと前記第2の無機フィラーが同じものであることが望ましい。
本発明のセラミック電子部品は、セラミック素体と、セラミック素体の外表面に形成された一対の外部端子電極とを備え、無機フィラーを含有する樹脂層により、外部端子電極が被覆された構成を有しているので、例えば、セラミック電子部品を基板に埋め込み実装する用途に用いた場合に、埋め込み樹脂の気泡噛み込みにより、埋め込み樹脂に多少の空隙が発生した場合にも、その後の、溶剤や、酸、アルカリ溶液などを用いた種々の加工や処理に対して安定なセラミック電子部品を提供することが可能になる。
すなわち、本発明のセラミック電子部品によれば、溶剤や、酸、アルカリ溶液などがセラミック電子部品の外部端子電極を透過してセラミック素体の内部に入り込んだり、外部端子電極とセラミック素体の隙間からセラミック素体の内部に入り込んだりして、ショート不良などの不具合を発生することを抑制、防止することが可能になる。そして、本発明のセラミック電子部品を部品内蔵基板に用いた場合、信頼性の高い部品内蔵基板を得ることが可能になる。
なお、本発明のセラミック電子部品を部品内蔵基板に用いた場合、セラミック電子部品が内蔵される基板本体の、セラミック電子部品と接する部分を構成する絶縁材料には、基板本体の骨格を構成するコア基板との関係において、熱伝導率、熱膨張率、誘電率などの特性を調整するために、無機フィラーが添加されることが多いことから、本発明のセラミック電子部品のように外部端子電極を被覆する樹脂層にも無機フィラーを含有させることにより、樹脂層を上記絶縁材料となじみやすくさせる(親和性を向上させる)ことが可能になり、特性の良好な部品内蔵基板を得ることができるようになる。
また、樹脂層によりセラミック電子部品全体を被覆するようにした場合には、溶剤や、酸、アルカリ溶液などを用いた種々の加工や処理に対してより安定で信頼性の高いセラミック電子部品を提供することが可能になる。
また、外部端子電極の最外層にCuめっき層が形成されている場合、Cuめっき膜は酸化されやすく、酸化されると導通信頼性が低下することになるが、本発明を適用することにより、Cuめっき層が酸化されることを防止して、高い導通信頼性を備えたセラミック電子部品を提供することが可能になる。
また、本発明において、樹脂層の厚みは2〜15μmとすることが望ましいが、これは樹脂層の厚みが2μm未満になると、溶剤や、酸、アルカリ溶液などの侵入を抑制、防止する効果が不十分になり、15μmを超え厚み寸法を大きくしても効果の向上に寄与しないばかりでなく、製品寸法の増大を招くなど、好ましくない結果となることによる。
また、樹脂層を構成する樹脂として、熱硬化性樹脂を用いた場合には、未硬化状態の樹脂が硬化することにより固化し、熱可塑性樹脂の場合は、加熱により流動性が高くなった後、冷却により固化することになるが、本発明においては、どちらを用いることも可能である。
また、無機フィラーとしては、ガラス、SiO2、MgO、Al23、BN、およびAlNからなる群より選ばれる少なくとも1種を用いることが望ましいが、これは、部品内蔵基板を構成する上述の絶縁材料には、ガラス、SiO2、MgO、Al23、BN、AlNなどの無機フィラーが添加されることが多く、樹脂層にもこれらの無機フィラーを含有させることにより、樹脂層と絶縁材料とのなじみやすさ(親和性)をさらに向上させることが可能になることによる。
また、本発明の部品内蔵基板は、内蔵されるセラミック電子部品と接する部分が絶縁材料から形成され、表面導体を備えた基板本体と、基板本体に内蔵され、一対の外部端子電極を有するとともに、外部端子電極が樹脂層により被覆されたセラミック電子部品と、基板本体表面からセラミック電子部品の外部端子電極に達するように形成され、表面導体と外部端子電極とを電気的に接続するビアホール導体とを備えるとともに、基板本体のセラミック電子部品と接する部分を構成する絶縁材料は第1の樹脂および第1の無機フィラーを含有し、セラミック電子部品の外部端子電極を被覆する樹脂層は第2の樹脂を含有し、かつ、第1の樹脂と第2の樹脂は同じものである、という構成を有していることから、例えば、セラミック電子部品を基板に埋め込む際に、埋め込み樹脂の気泡噛み込みにより、埋め込み樹脂に空隙が発生した場合にも、その後の、溶剤や、酸、アルカリ溶液などを用いた種々の加工や処理の工程で、セラミック電子部品の内部に溶剤や、酸、アルカリ溶液などが浸入することを抑制、防止することが可能で、めっきなどの方法で形成されるビアホール導体により、表面導体と外部端子電極とが電気的に確実に形成された、信頼性の高い部品内蔵基板を得ることが可能になる。
なお、「第1の樹脂と第2の樹脂が同じものである」とは、樹脂を構成する主成分が同種であることを意味する。例えば、基板本体の、内蔵されるセラミック電子部品と接する部分を構成する絶縁材料として、エポキシ樹脂を主剤として含有する熱硬化性樹脂を用いる場合には、樹脂層にも同様にエポキシ樹脂を主剤として含有する熱硬化性樹脂を用いることを意味する。なお、主成分以外の樹脂成分も含めて樹脂組成が同じであることが、両者のなじみの良さ(親和性)を確保する見地から、特に好ましい。さらに、両者に同じ樹脂を用いることにより、熱伝導率、熱膨張率、誘電率などの特性のばらつきを減らして、より高品質の部品内蔵基板が得られるという効果も期待できる。
また、樹脂層に無機フィラー(第2の無機フィラー)を含有させるようにした場合において、第1の無機フィラーと第2の無機フィラーを同じものとすることにより、樹脂層を上記絶縁材料となじみやすくさせる(親和性を向上させる)ことが可能になり、特性の良好な部品内蔵基板を得ることができるようになる。
なお、「無機フィラーが同じ」というのは、同種の無機フィラーを用いるということを意味する。例えば、基板本体の、セラミック電子部品と接する部分を構成する絶縁材料にガラスを用いる場合には、樹脂層にも同様にガラスを用いることを意味する。そして、その場合、フィラーの粒径および含有割合も同じであることが特に好ましい。
以下に本発明の実施の形態を示して、本発明の特徴とするところをさらに詳しく説明する。
図1および図2は本発明の一実施例にかかるセラミック電子部品(この実施例1では積層セラミックコンデンサ)を示す断面図であり、図1は外部端子電極を樹脂層で被覆した構造のセラミック電子部品、図2は全体を樹脂層で被覆したセラミック電子部品を示している。
この実施例1のセラミック電子部品(積層セラミックコンデンサ)10は、図1および2に示すように、誘電体セラミックからなる複数のセラミック層2が積層されてなり、互いに対向する第1の主面11および第2の主面12と、互いに対向する第1の側面および第2の側面(図示せず)と、互いに対向する第1の端面31および第2の端面32とを有する略直方体形状のセラミック素体1を備えている。
そして、セラミック素体1の内部には、第1の端面31に引き出された第1の内部電極3aと、第2の端面32に引き出された第2の内部電極3bが、セラミック層2を介して互いに対向するように配設されている。
そして、セラミック素体1の第1の端面31側には、第1の外部端子電極5aが配設され、第2の端面32には、第2の外部端子電極5bが配設されている。
第1,第2の外部端子電極5a,5bは、端面31,32から、セラミック素体1の主面側及び側面側にまで回り込んだ回り込み部15a,15bを有している。
また、図1および図2のいずれのセラミック電子部品10においても、外部端子電極5a,5bの最外層にはめっき層(この実施例ではCuめっき層)6が形成されている。
そして、図1に示すセラミック電子部品10(10a)においては、外部端子電極5a,5bを被覆するように樹脂層7(7a,7b)が配設されている。なお、外部端子電極5aを被覆する樹脂層7は、外部端子電極5aの回り込み部15aの先端部(セラミック素体1との境界部)を被覆するように配設されており、外部端子電極5bを被覆する樹脂層7は、外部端子電極5bの回り込み部15bの先端部(セラミック素体1との境界部)を被覆するように配設されている。
また、図2に示すセラミック電子部品10(10b)においては、セラミック素体1とその両端側に配設された外部端子電極5a,5bの全体を被覆するように樹脂層7が配設されている。
なお、図1のセラミック電子部品10(10a)においては、樹脂層7(7a,7b)の厚みが2〜15μmとされており、図2のセラミック電子部品10(10b)においても、樹脂層7の厚みは2〜15μmとされている。ただし、樹脂層7(7a,7b)の厚みは、外部端子電極5a,5bの表面から樹脂層7(7a,7b)の表面までの距離,すなわち外部端子電極5a,5bを被覆している部分の厚みである。
また、図1および図2のいずれのセラミック電子部品10においても、樹脂層7はガラス、SiO2、MgO、Al23、BN、AlNなどの、無機フィラーを含有している。
この実施例1のセラミック電子部品(積層セラミックコンデンサ)を構成する各部の詳細は以下の通りである。
[セラミック素体]
この実施例1のセラミック電子部品(積層セラミックコンデンサ)10を構成するセラミック素体1は、通常、複数の積層されたセラミック層からなる。ただし、製品の種類によっては、セラミック素体1は必ずしも複数のセラミック層からなる積層体でなくてもよい。
セラミック素体1はコーナー部および稜部に丸みがつけられていることが好ましい。これにより、部品内蔵時に周囲の樹脂に機械的ダメージを与えることを抑制することができる。
また、セラミック素体1を構成するセラミック材料としては、例えば、BaTiO3、CaTiO3、SrTiO3、CaZrO3などの主成分からなる誘電体セラミックを用いることができる。また、これらの主成分にMn化合物、Fe化合物、Cr化合物、Co化合物、Ni化合物などの副成分を添加したものを用いてもよい。
さらに、セラミック素体1を構成するセラミック材料としては、上記のほかにも、PZT系セラミックなどの圧電体セラミック、スピネル系セラミックなどの半導体セラミック、フェライトなどの磁性体セラミックなどを用いることもできる。誘電体セラミックを用いた場合はコンデンサとして機能し、圧電体セラミックを用いた場合は圧電部品として機能し、半導体セラミックを用いた場合はサーミスタとして機能し、磁性体セラミックを用いた場合はインダクタとして機能するセラミック電子部品10を構成することができる。
なお、積層セラミックコンデンサの場合、セラミック層の、焼成後における厚さは0.5〜10μmであることが好ましい。
[外部端子電極]
外部端子電極5a,5bは、セラミック素体1の端面31,32だけでなく、主面11,12および側面(図示せず)にまで回り込んでいることが望ましい。
また、外部端子電極5a,5bは、下地層と下地層上に形成されためっき層とからなることが好ましい。ただし、外部端子電極は、めっき層を備えていない下地層だけで形成されていてもよく、また、場合によっては、下地層を設けず、めっき層を外部端子電極として形成し、めっき層を直接内部電極と接続するようにしてもよい。
下地層の材料としては、例えば、Cu、Ni、Ag、Pd、Au、およびこれらの合金などを用いることが可能である。下地層は、通常、導電性ペーストを焼き付けてなる焼結金属から形成される。
また、下地層は、内部電極と同時焼成したコファイアによるものでもよく、また、焼成後のセラミック素体に導電性ペーストを塗布して焼き付けたポストファイアによるものでもよい。
めっき層の材料としては、例えば、Cu、Ni、Au、Snおよびこれらの合金などを用いることができる。
なお、セラミック電子部品を、部品内蔵基板に用いる場合において、基板に内蔵する際に、外部端子電極と基板の表面導体などを接続するための接続導体としてはんだを用いる場合には、外部端子電極を構成する下地層に、Niめっき層、Snめっき層の順にめっき層を形成することが好ましく、導電性接着剤を用いる場合は最外層にAuめっき層を形成することが好ましい。また、CO2レーザーによるビア接続を行う場合は最外層にCuめっき層を形成することが好ましい。
外部端子電極の厚み(最も厚い部分)は10〜50μmであることが好ましい。また、めっき層一層あたりの厚みは、1〜10μmであることが好ましい。
[外部端子電極を被覆する樹脂層]
外部端子電極5a,5bあるいは、セラミック素体1と外部端子電極5a,5bの全体を被覆するように配設される樹脂層7は、樹脂および無機フィラーを含む。
部品内蔵基板においては、基板本体の、セラミック電子部品と接する部分を構成する絶縁材料には無機フィラーが含まれるため、なじみの良さ(親和性)を確保する見地から、樹脂層7にも無機フィラーが含まれることが好ましい。
樹脂は、熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂を用いることができる。熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、シアネート樹脂などを用いることができる。熱可塑性樹脂としては、ポリイミド樹脂などを用いることができる。
また、樹脂は、後述する基板本体の、セラミック電子部品と接する部分を構成する絶縁材料に含まれる樹脂と同じであることが好ましい。
「樹脂が同じ」というのは、樹脂を構成する主成分が同種であることを示す。例えば、前記絶縁材料にエポキシ樹脂を主剤として含有する熱硬化性樹脂を用いる場合は、樹脂層も同様にエポキシ樹脂を主剤として含有する熱硬化性樹脂を用いる。また、主成分以外の樹脂成分も含めて樹脂組成が同じであることが特に好ましい。
無機フィラーとして、ガラス、SiO2、MgO、Al23、BN、およびAlNからなる群から選ばれる少なくとも1種の金属酸化物を用いることができる。
無機フィラーは、後述する基板本体の、セラミック電子部品と接する部分を構成する絶縁材料に含まれる無機フィラーと同じであることが好ましい。「無機フィラーが同じ」というのは、同種の無機フィラーを用いるということをいう。例えば、基板本体の、セラミック電子部品と接する部分を構成する絶縁材料にガラスを無機フィラーとして用いる場合は、樹脂層にも同様にガラスを無機フィラーとして用いる。また、無機フィラーの粒径および含有割合も同じであることが特に好ましい。
具体的には、無機フィラーの平均粒径は0.1〜10μmであることが好ましい。
また、無機フィラーは樹脂層を構成する全材料の70〜95重量%を占めることが好ましい。
また、無機フィラーとして金属フィラーを用いることも考えられるが、金属フィラーを用いた場合には、酸化したり、CO2レーザーを乱反射するおそれがあるため、通常は、金属フィラーを含有しないことが好ましい。
また、樹脂層の厚みは2〜15μmであることが好ましい。
なお、外部端子電極のみを被覆するように樹脂層を形成する場合には、外部端子電極5a,5bの回り込み部15a,15bの先端部(セラミック素体1との境界部)も被覆するように形成する。これにより境界部からセラミック素体の内部へのめっき液などの侵入を抑制、防止することが可能になり、信頼性を向上させることができる。
[内部電極]
この実施例1では、図1,図2に示すように、第1の内部電極3aが第1の端面31に引出され、第2の内部電極3bが第2の端面32に引出されている。
第1、第2の内部電極3a,3bが特定のセラミック層2を挟んで対向する部分において、所定の電気的特性が発現する。なお、インダクタの場合は、図1,図2のような電極パターンではなくコイル導体が配置されることになる。
内部電極材料としては、例えば、Ni、Cu、Ag、Pd、Ag−Pd合金、Auなどを用いることができる。
また、内部電極の焼成後の厚みは0.3〜2.0μmであることが好ましい。
ただし、本発明において、内部電極は必須の要素ではない。
[製造プロセス例]
次に、上記セラミック電子部品(積層セラミックコンデンサ)を製造する方法について説明する。
(1)セラミックグリーンシート、内部電極用導電性ペースト、外部端子電極用導電性ペーストを準備する。セラミックグリーンシートや各種導電性ペーストには、バインダおよび溶剤が含まれるが、公知の有機バインダや有機溶剤を用いることができる。
(2)セラミックグリーンシート上に、例えば、スクリーン印刷などの方法により所定のパターンで導電性ペーストを印刷し、内部電極パターンを形成する。
(3)電極パターンが印刷されていない外層用セラミックグリーンシートを所定枚数積層し、その上に内部電極パターンが印刷されたセラミックグリーンシートを交互に所定枚数積層し、さらにその上に電極パターンが印刷されていない外層用セラミックグリーンシートを所定枚数積層し、マザー積層体を作製する。この時点で、必要に応じて、マザー積層体を静水圧プレスなどの手段により積層方向にプレスしてもよい。
(4)マザー積層体をカットラインに沿って所定のサイズにカットし、未焼成のセラミック積層体を切り出す。必要に応じて、バレル研磨などにより、未焼成のセラミック積層体のコーナー部および稜部に丸みをつける。
(5)未焼成のセラミック積層体を焼成する。焼成温度は、セラミックや内部電極の材料にもよるが、通常は900〜1300℃であることが好ましい。
(6)焼成後のセラミック積層体の両端面に導電性ペーストを塗布し、焼き付ける。焼付け温度は、導電性ペーストの種類にもよるが、通常は700〜900℃であることが好ましい。
(7)必要に応じて、外部端子電極表面にめっきを施す。
(8)それから、外部端子電極表面に樹脂層を形成する。樹脂層を形成するに当たっては、樹脂、無機フィラー、有機溶剤を含む樹脂溶液中にセラミック電子部品を浸漬し、少なくとも外部端子電極の表面を樹脂層で被覆する。
なお、図1に示すセラミック電子部品10(10a)を製造する場合には、外部端子電極5a,5bのみを被覆するように樹脂層7(7a,7b)を形成する。このとき、外部端子電極5a,5bの回り込み部15a,15bの先端部(セラミック素体1との境界部)も被覆するように形成する。
また、図2に示すセラミック電子部品10(10b)を製造する場合には、セラミック素体1と外部端子電極5a,5bの両方、すなわち、セラミック電子部品全体が被覆されるように、樹脂層7を形成する。
なお、外部端子電極のみを被覆する場合は、セラミック素体の一端側ずつに被覆することが必要になるため、2回の浸漬工程が必要となるが、セラミック電子部品全体を被覆する場合には、浸漬工程が1回で済むので効率的である。
また、樹脂として、熱硬化性樹脂を用いる場合は加熱により樹脂層を硬化させ、熱可塑性樹脂を用いる場合は加熱溶融させて被覆した後、冷却により硬化させて樹脂層を成形する。
これにより、図1,図2に示すような構造を有するセラミック電子部品10(10a,10b)が得られる。
この実施例2では、上記実施例1のセラミック電子部品を内蔵した部品内蔵基板について説明する。
図3および図4は本発明の一実施例にかかる部品内蔵基板を示す断面図であり、図3はセラミック電子部品を横向きにして内蔵した部品内蔵基板を示しており、図4はセラミック電子部品を縦向きにして内蔵した部品内蔵基板を示している。
なお、この実施例2では、部品内蔵基板30に内蔵されるセラミック電子部品として、図2に示す、セラミック素体1および外部端子電極5a,5bの全体が樹脂層7(7a,7b)により被覆されたセラミック電子部品10(10b)が用いられている。なお、図1に示す、セラミック素体1の両端部の外部端子電極5a,5bが樹脂層7(7a,7b)により被覆された構造を有するセラミック電子部品10(10a)を用いてもよいことはいうまでもない。
なお、図3および図4は、部品内蔵基板30の全体構造を示すことに重点を置いているため、セラミック電子部品を外部端子電極5a,5bなどを被覆する樹脂層7(図1,図2参照)については、その図示を省略している。
この実施例2の部品内蔵基板30は、図3および図4に示すように、内蔵されるセラミック電子部品10と接する部分20などが絶縁材料20aから形成された基板本体21と、基板本体21の表面に形成された表面導体22と、基板本体21に内蔵された、一対の外部端子電極5a,5bを有するセラミック電子部品10と、基板本体21の表面からセラミック電子部品10の外部端子電極5a,5bにかけて形成され、表面導体22と外部端子電極5a,5bとを電気的に接続するビアホール導体23とを備えている。
そして、基板本体21の、セラミック電子部品10と接する部分を構成する絶縁材料20aは第1の樹脂および第1の無機フィラーを含有している。
また、セラミック電子部品10の外部端子電極5a,5bは、樹脂層7により被覆されており、かつ、樹脂層7は第2の樹脂を含有している。
そして、上記絶縁材料20aに含まれる第1の樹脂と、樹脂層7に含まれる第2の樹脂として、同じ樹脂が用いられている。
この実施例2の部品内蔵基板30を構成する各部の詳細は以下の通りである。
[基板本体]
この実施例2において、基板本体21は、内蔵されるセラミック電子部品10と接する部分20などを構成する絶縁材料20aと、基板本体21の骨格を構成するリジッドな樹脂材料からなる複数のコア基板20bとを備えている。そして、絶縁材料20aは、絶縁性の樹脂および無機フィラーを含む。
上記絶縁性の樹脂としては、熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂を用いることができる。
熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、シアネート樹脂などを用いることができる。
熱可塑性樹脂としては、ポリイミド樹脂などを用いることができる。
無機フィラーとしては、ガラス、SiO2、MgO、Al23、BN、およびAlNからなる群から選ばれる少なくとも1種の金属酸化物を用いることができる。これらの無機フィラーは、基板の熱伝導率、熱膨張係数、誘電率などを調整するために添加されるものである。
上記の無機フィラーの平均粒径は0.1〜10μmであることが好ましい。
無機フィラーは絶縁材料の70〜95重量%を占めることが好ましい。
また、無機フィラーとして金属フィラーを用いることも考えられるが、金属フィラーが酸化したり、CO2レーザーを乱反射するおそれがあるため、金属フィラーを含有しないことが好ましい。
なお、この実施例2では、セラミック電子部品10を被覆する樹脂層7に添加される無機フィラーとして、この絶縁材料20aを構成する無機フィラーと同じものを用いている。これにより、セラミック電子部品10の外部端子電極5a,5bなどを被覆する樹脂層7を絶縁材料20aとなじみやすくさせる(親和性を向上させる)ことが可能になり、特性の良好な部品内蔵基板を得ることができるようになる。
コア基板20bの厚みに関しては、基板本体21の厚みがセラミック電子部品を内蔵することができるだけの厚みとなるようにコア基板20bを積層すればよいので、その厚みに特に制約はないが、通常は120〜1500μmの範囲とすることが好ましい。
なお、コア基板20bの積層数は、通常3〜10層程度とすることが望ましい。
また、基板本体21は、その内部、すなわち、コア基板20bの層間などに導体配線や電極、コンデンサ素子や抵抗素子などの素子を配設することも可能である。すなわち、多層構造の部品内蔵基板を得ることができる。
[表面導体、ビアホール導体]
基板本体21に形成される表面導体22、ビアホール導体23としては、Ag、Cuなどを用いることができる。
表面導体22、ビアホール導体23の他に、コア基板20bの層間などに、配線導体が配置されていてもよいことは上述の通りである。
表面導体22の表面にはNiめっき、Auめっきが順に形成されることが好ましい。
[セラミック電子部品の埋め込みプロセス]
次に、セラミック電子部品を基板本体に埋め込む工程について、図3および図4を参照しつつ説明する。
(1)コア基板20bとして、第1のコア基板20b1、セラミック電子部品を収納するためのキャビティ24を有する第2のコア基板20b2、第2のコア基板20b2上に配設される第3のコア基板20b3を用意する。
なお、第1〜第3のコア基板20b1,20b2,20b3は、それぞれ、複数のコア基板を積層することにより形成されていてもよい。
(2)そして、第1のコア基板20b1を、金型(図示せず)内に配置し、第1のコア基板20b1上に、キャビティ24を有する第2のコア基板20b2を載置する。第1のコア基板20b1の裏面には、金属箔をエッチングすることにより形成された表面導体22が配置されている。
(3)第2のコア基板20b2のキャビティ24にセラミック電子部品10を収納する。このとき、第1のコア基板20b1とセラミック電子部品10とを接着剤などにより接着し、セラミック電子部品10を固定することが好ましい。
(4)それから、第2のコア基板20b2上、キャビティ24の内部および第1のコア基板20b1と、第2のコア基板20b2の間に液状の樹脂(すなわち、硬化することにより、内蔵されるセラミック電子部品10と接する部分を構成する絶縁材料となる樹脂)を流し込む。
(5)次に、第2のコア基板20b2上に第3のコア基板20b3を積層する。第3のコア基板20b3の表面には、金属箔をエッチングして形成することにより形成された表面導体22が配置されている。
(6)熱圧着を行い、流し込んだ液状の樹脂を固化させるとともに、第1、第2および第3のコア基板20b1,20b2,20b3を接着する。
なお、流し込んだ樹脂が熱硬化性樹脂の場合は、未硬化状態の樹脂が硬化することにより固化する。熱可塑性樹脂の場合は、加熱により流動性が付与された状態から、冷却されて温度が低下するにより固化する。
(7)それから、CO2レーザーにより、基板表面からセラミック電子部品10の外部端子電極5a,5bに到達するビアホール23aを形成する。
(8)ビアホール23aの内部にCuめっきを施してビアホール導体23を形成し、表面導体22と外部端子電極5a,5bとをビアホール導体23により、電気的に接続する。ビアホール23aの内部へのめっきは、電解めっき、無電解めっきのどちらで行ってもよい。
これにより、図3および4に示すような部品内蔵基板30を得ることができる。
なお、上記の埋め込み方法以外に、第1のコア基板の表面にランドを形成し、はんだや導電性接着剤などにより、セラミック電子部品をランド上に実装してから、液状樹脂を流し込む方法を適用することも可能である。この場合、セラミック電子部品と表面導体とが直接電気的に接続されることはなく、セラミック電子部品からランドを介して基板内部の回路と電気的に接続される。この場合、セラミック電子部品10の外部電極5a,5bを被覆する樹脂層7(図1)としては、セラミック電子部品をランド上に実装する際における、はんだ付け温度や導電性接着剤の硬化温度にて溶融するような、比較的軟化点の低い樹脂を用いることが好ましい。
[実験例]
上記実施例1で説明した方法で、Cu下地層を有する外部端子電極を備えたセラミック電子部品(積層セラミックコンデンサ)を準備した。そして、Cu下地層上にNiめっき、Cuめっきを施し、その後、還元雰囲気下(酸素濃度10ppm以下)、最高温度550℃以上で60分間熱処理して、寸法が、長さ:0.6mm、幅:0.3mm、高さ0.3mmの積層セラミックコンデンサを作製した。
次に、積層セラミックコンデンサ全体を、エポキシ樹脂をアルコール系溶剤に溶解した樹脂液体に常温で1秒以上浸漬したあと、60℃、20分間加温して、樹脂を硬化させた。
なお、この実験例では、樹脂溶液に浸漬させるにあたって、表1に示すように、樹脂濃度の異なる樹脂溶液を用意し、下地層の表面に付着する樹脂の厚み(付着厚)を異ならせて、外部端子電極を被覆する樹脂層の膜厚の異なる複数種類の積層セラミックコンデンサ(試料)を作製した(表1の試料2〜6)。付着厚は、樹脂溶液への浸漬前後の積層セラミックコンデンサの厚み方向の寸法を測定し、その差を付着厚とした。
また、比較のため、外部端子電極を樹脂層で被覆していない試料(表1の試料1)を作製した。
次に、上記実施例2で説明した方法により、上述の各積層セラミックコンデンサをエポキシ樹脂を含む絶縁層を有する樹脂基板内部に埋め込み、部品内蔵基板を作製した。
そして、作製した部品内蔵基板を、70℃/95%R.H./1WVの条件で2000Hr放置する耐湿負荷試験を行って、信頼性を評価した(試料数n=72)。
なお、信頼性の良否の判定は、実装された積層セラミックコンデンサの絶縁抵抗を測定することにより行った。そして、108Ω以下の絶縁抵抗値が検出されなかったロットを良とした。また、108Ωをいくらか下回る絶縁抵抗値が検出された場合にも、その値がそれほど低くなく、実用性がある範囲のものについては可とした。一方、108Ωを大きく下回る絶縁抵抗値が検出されたロットについて不可と評価した。
また、セラミック電子部品(積層セラミックコンデンサ)と、その周囲の、セラミック電子部品と接する部分20(図3,4参照)を構成する絶縁材料20a(図3,4参照)との間の隙間の有無を調べた。なお、隙間の有無は、セラミック電子部品を基板本体に内蔵した状態のままで蛍光液を含浸させ、研磨断面の蛍光液観察を行うことにより調べた(n=10)。
その結果を表1に併せて示す。
Figure 2010123865
なお、表1において、*印を付した試料1は、本発明の発明の要件を満たさない試料である。
表1に示すように、樹脂層を設けていない試料1の場合、耐湿負荷試験において、絶縁抵抗値が108Ωを大幅に下回るものが認められ、耐湿性が低いことが確認された。また、セラミック電子部品と、その周囲の絶縁材料との間に隙間が存在することが確認された。
一方、外部端子電極を被覆するように樹脂層を設けた試料2〜6については、耐湿負荷試験で可または良の結果が得られた。
なお、試料2の場合、樹脂層の付着厚が薄く、耐湿負荷試験における信頼性はやや低いこと、セラミック電子部品とその周囲の絶縁材料との間に少し隙間が存在するものもみられたが、用途によっては十分に実用性があると判断されるものであった。
また、試料6の場合、樹脂層の付着厚が厚く、小型化の見地からはいくらか好ましくない面もあるが、耐湿負荷試験における信頼性は高いことが確認された。
この実験例の結果から判断すると、樹脂層の厚みは2〜15μmとすることが特に好ましい。
なお、上記実施例では、セラミック電子部品が積層セラミックコンデンサである場合を例にとって説明したが、本発明は、積層セラミックコンデンサに限らず、圧電体セラミックを用いた圧電部品、半導体セラミックを用いたサーミスタ、磁性体セラミックを用いたインダクタなどをセラミック電子部品とする部品内蔵基板に広く適用することが可能である。
本発明は、さらにその他の点においても、上記実施例に限定されるものではなく、樹脂層を構成する材料やその配合、樹脂層に含まれる無機フィラーの種類や含有割合、外部端子電極の最外層に形成されるめっき層を構成する金属の種類、部品内蔵基板の具体的な構成、内蔵させるべきセラミック電子部品の種類や、内蔵態様などに関し、発明の範囲内において、種々の応用、変形を加えることが可能である。
本発明の実施例にかかるセラミック電子部品(積層セラミックコンデンサ)を示す断面図である。 本発明の実施例にかかるセラミック電子部品(積層セラミックコンデンサ)の他の例を示す断面図である。 本発明の実施例にかかる部品内蔵基板であって、図1のセラミック電子部品を横置きで内蔵させた部品内蔵基板を示す断面図である。 本発明の実施例にかかる部品内蔵基板であって、図1のセラミック電子部品を縦置きで内蔵させた部品内蔵基板を示す断面図である。
符号の説明
1 セラミック素体
2 セラミック層
3a 第1の内部電極
3b 第2の内部電極
5a 第1の外部端子電極
5b 第2の外部端子電極
6 めっき層
7(7a,7b) 樹脂層
10(10a,10b) セラミック電子部品
11 第1の主面
12 第2の主面
15a,15b 回り込み部
20 絶縁材料からなる、セラミック電子部品と接する部分
20a 絶縁材料
20b1 第1のコア基板
20b2 第2のコア基板
20b3 第3のコア基板
21 基板本体
22 表面導体
23 ビアホール導体
23a ビアホール
24 キャビティ
30 部品内蔵基板
31 第1の端面
32 第2の端面

Claims (8)

  1. セラミック素体と、
    前記セラミック素体の外表面に形成された一対の外部端子電極と、
    前記外部端子電極を被覆する樹脂層と、
    を備え、
    前記樹脂層は無機フィラーを含有していること
    を特徴とする、セラミック電子部品。
  2. 前記樹脂層は前記セラミック電子部品全体を被覆していることを特徴とする、請求項1に記載のセラミック電子部品。
  3. 前記外部端子電極の最外層にはCuめっき層が形成されていることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のセラミック電子部品。
  4. 前記樹脂層の厚みは2〜15μmであることを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれかに記載のセラミック電子部品。
  5. 前記樹脂層を構成する樹脂は熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂であることを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれかに記載のセラミック電子部品。
  6. 前記無機フィラーが、ガラス、SiO2、MgO、Al23、BN、およびAlNからなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれかに記載のセラミック電子部品。
  7. 内蔵されるセラミック電子部品と接する部分が絶縁材料から形成された基板本体と、
    前記基板本体表面に形成された表面導体と、
    前記基板本体に内蔵され、一対の外部端子電極を有するとともに、前記外部端子電極は樹脂層により被覆されたセラミック電子部品と、
    前記基板本体表面から、前記セラミック電子部品の前記外部端子電極に達するように形成され、前記表面導体と前記外部端子電極とを電気的に接続するビアホール導体と、
    を備え、
    前記基板本体の、前記セラミック電子部品と接する部分を構成する絶縁材料は第1の樹脂および第1の無機フィラーを含有し、
    前記セラミック電子部品の前記外部端子電極を被覆する前記樹脂層は第2の樹脂を含有し、
    前記第1の樹脂と前記第2の樹脂は同じものであること
    を特徴とする、部品内蔵基板。
  8. 前記樹脂層は第2の無機フィラーを含有し、前記第1の無機フィラーと前記第2の無機フィラーは同じものであることを特徴とする、請求項7に記載の部品内蔵基板。
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