JP2004200373A - 電子部品および製造方法 - Google Patents

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Hiroharu Nishimura
弘治 西村
Shinji Wada
信二 和田
Naoyuki Kobayashi
直行 小林
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】プリント基板のランド部との実装性が良好な電子部品および製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】基体21と、基体21に埋設された導電部材31と、基体21に設けられ導電部材31と導通した外部電極41とを備えた電子部品であって、外部電極41の最外層に溶融した第1の接合膜41cと、結晶粒を有する第2の接合膜41dを有する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器等に用いられる電子部品および製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子部品においても、環境などの問題から鉛を含まない接合材(以下鉛フリー半田と略す)を用いることがなされている。
【0003】
図8に従来の電子部品の部分拡大断面図を示す。
【0004】
図8において、1は素体で、素体1は各種素子部などが設けられている。素体1の端部には、端子部2が設けられており、端子部2は素体1側から下地電極3,耐食膜4,接合膜5が順に積層されて構成されている。
【0005】
上記構成において、原因は定かではないが接合膜5が端子部の上に形成されない場合が生じていた。その結果、回路基板等との接合性が悪くなる。
【0006】
上記課題の解決手段としては、接合膜5を厚く形成して下の耐食膜4がむき出しにならないようにすることもできるが、この場合、電子部品を熱処理した際に、接合膜5が溶融し、素体1の側面1a,1b,1cや側面1bと対向している図示していない側面において、側面中央部の接合膜5の膜厚が厚くなるという不具合が生じる。その結果、電子部品を回路基板上に実装した際にその側面上の中央部分で接合膜5が回路基板と点接触状態となり、電子部品の実装姿勢が悪くなり実装不良などが発生する。
【0007】
また、先行技術としては(特許文献1)のようなものが存在する。
【0008】
(特許文献1)では、Niで構成された耐食膜の上にSn含有Niメッキ皮膜を設け、更にその上に半田メッキ皮膜を設けた構成としている。
【0009】
【特許文献1】
特開平7−66075号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら前記従来の構成でも、作製条件によっては、端子部に半田メッキ皮膜が形成されない場合が存在し、実装不良などの不具合が生じていた。
【0011】
そこで本発明は上記の従来の問題点を解決するもので、実装性の良好な電子部品および製造方法を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、基体と、基体の表面か或いは基体の内部の少なくとも一方に設けられた素子部と、基体に設けられ素子部と電気的に接合された端子部とを備え、端子部は実質的に鉛を非含有とした電子部品であって、端子部には、少なくとも下地電極と、下地電極の上に直接或いは耐食膜を介して設けられた接合膜とを有し、接合膜は、第1の部分と第1の部分の上に設けられた第2の部分とを備え、第1及び第2の部分はともにSn或いはSnを主成分とした材料で構成し、第1の部分には結晶粒が観測できない溶融領域を有し、第2の部分には結晶粒領域を設けた。
【0013】
また、素体に端子部を形成する端子部を有する電子部品の製造方法であって、素体上に下地電極を形成し、下地電極の上に直接或いは耐食膜を介して実質的に鉛を非含有の第1の材料で第1の部分を薄膜形成技術で形成した後に、第1の材料の融点以上の温度で熱処理して第1の部分を溶融させ、第1の部分を溶融させた後に第1の部分上に実質的に鉛を非含有の第2の材料で第2の部分を形成した。
【0014】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の発明は、基体と、前記基体の表面か或いは基体の内部の少なくとも一方に設けられた素子部と、前記基体に設けられ前記素子部と電気的に接合された端子部とを備え、前記端子部は実質的に鉛を非含有とした電子部品であって、端子部には、少なくとも下地電極と、前記下地電極の上に直接或いは耐食膜を介して設けられた接合膜とを有し、前記接合膜は、第1の部分と前記第1の部分の上に設けられた第2の部分とを備え、前記第1及び第2の部分はともにSn或いはSnを主成分とした材料で構成し、前記第1の部分には結晶粒が観測できない溶融領域を有し、前記第2の部分には結晶粒領域を設けたことを特徴とする電子部品であり、第1の部分に溶融領域を設けることで、この溶融領域により、下層の下地電極や耐食膜をほぼこの第1の部分で覆うことができ、しかもこの第1の部分の上に更に第2の部分を設けることで、確実に端子部表面に上記下地電極や耐食膜が露出することはなく、良好な実装性を有する。更に第2の部分は結晶粒領域を設けることで、第2の部分の表面に良好な凹凸を形成できるので、実装の際に用いられるクリーム半田などの接合材が端子部に馴染みやすくなり、更に実装性を向上させることができる。
【0015】
請求項2記載の発明は、第1の部分及び第2の部分はともに同一材料で構成したことを特徴とする請求項1記載の電子部品であり、この構成によって、材質の不一致などによる剥がれやすいなどの問題点を解決でき、しかも同一材料を用いるので製造工程も簡単になる。
【0016】
請求項3記載の発明は、第1の部分に、前記第1の部分を構成する材料の融点以上の熱処理を加えることで溶融領域を設けたことを特徴とする請求項1記載の電子部品であり、簡単に溶融領域を設けることができ、生産性を向上させることができる。
【0017】
請求項4記載の発明は、第1の部分はほぼ全て溶融領域で構成したことを特徴とする請求項1記載の電子部品とすることで、確実に下層の耐食膜や下地電極を第1の部分で覆うことができ、更に接合膜の欠陥などを抑制できる。
【0018】
請求項5記載の発明は、第2の部分はほぼ全て結晶粒領域で構成したことを特徴とする請求項1記載の電子部品であり、クリーム半田との馴染みが更に向上し、実装性が飛躍的に向上する。
【0019】
請求項6記載の発明は、下地電極は、金,金合金,銀,銀合金,銅,銅合金を塗布して焼き付けによって形成したことを特徴とする請求項1記載の電子部品であり、確実に基体に設けられた素子部との電気的接合を行うことができ、しかも工程も非常に簡単になる。
【0020】
請求項7記載の発明は、耐食膜は、Ni,Ni合金,W,W合金,Ti,Ti合金Cr,Cr合金の少なくとも一つの材料で構成したことを特徴とする請求項1記載の電子部品であり、接合膜が下地電極に吸収されるといったような喰われ現象を確実に抑えることができ、しかも耐候性なども向上させることができる。
【0021】
請求項8記載の発明は、絶縁性を有し磁性を有した基体中に導電材料によってコイル部もしくはインダクタンス部の素子部を設けたことを特徴とする請求項1記載の電子部品であり、ノイズなどを取り除くノイズ対策部品を得ることができる。
【0022】
請求項9記載の発明は、基体中に互いに非接触の素子部を形成し、基体上に複数の端子部を互いに非接触に設けたことを特徴とする請求項1記載の電子部品とすることで、一つの基体中に複数の素子部を設けることができ、多連電子部品を構成できる。
【0023】
請求項10記載の発明は、素体に端子部を形成する端子部を有する電子部品の製造方法であって、素体上に下地電極を形成し、前記下地電極の上に直接或いは耐食膜を介して実質的に鉛を非含有の第1の材料で第1の部分を薄膜形成技術で形成した後に、前記第1の材料の融点以上の温度で熱処理して前記第1の部分を溶融させ、前記第1の部分を溶融させた後に前記第1の部分上に実質的に鉛を非含有の第2の材料で第2の部分を形成したことを特徴とする電子部品の製造方法であり、確実に端子部の表面に接合膜を設けることができ、実装不良を確実に低減でき、更には生産性を更に向上させることができる。
【0024】
請求項11記載の発明は、第1の材料と第2の材料を同一の材料で形成したことを特徴とする請求項10記載の電子部品の製造方法であり、この構成によって、材質の不一致などによる剥がれやすいなどの問題点を解決でき、しかも同一材料を用いるので製造工程も簡単になる。
【0025】
請求項12記載の発明は、フェライト粉末と樹脂バインダーからなるフェライトシートを設ける第1の工程と、前記シートにメッキ転写により導電部材による導体パターンを設ける第2の工程と、前記シートに前記導体パターンを複数枚電気的に接続させる導体スルホールを設ける第3の工程と、フェライトシートと導体パターンを設けたシートおよび導体スルホールを形成したシートを圧着積層させる第4の工程と、圧着積層した積層体を所定の寸法に切断し、前記切断した積層体を800℃〜1200℃にて焼成する第5の工程と、導体パターンと導通する外部電極を設ける第6の工程と、前記外部電極を多層構造にする第7の工程と、前記外部電極の多層構造部分を溶融する第8の工程と、前記溶融した外部電極上に導体層を形成する第9の工程を備えた電子部品の製造方法であり、素子の形状や外観が品質的に安定するので、簡便な工程で連続的に大量に製造できるという作用を有する。
【0026】
以下、本発明の実施の形態について電子部品として、積層型電子部品を一例に挙げて図面を参照しながら説明する。
【0027】
図1〜図3はそれぞれ本発明の実施の形態における電子部品の外観斜視図、断面図、透視斜視図である。
【0028】
図1〜図3において、21は基体で、基体21は略直方体もしくは略正方体に形成され、特に好ましくは、略直方体状の形状にすることが実装性の面で優れており、しかも断面形状を長方形状とすることが、回路基板等に実装した際に取り付け高さを低くすることができるので、電子機器等の小型化を行うことができる。
【0029】
また、基体21は磁性材料や非磁性材料で構成されているが、特に高いインピーダンス値が必要な電子部品の場合には磁性材料が好適に用いられ、低いインピーダンス値が必要な場合には、非磁性材料が好適に用いられる。基体21に磁性材料を用いる場合には、フェライト等の酸化物磁性材料の焼成体が好適に用いられ、特にフェライト材料の中でも、Ni−Zn系のフェライトを用いる事が好ましく、Fe23−NiO−ZnO系のフェライト材料の具体的構成では、40〜60mol%:10〜30mol%:20〜40mol%とし、時にはこの組成で構成された材料に所定の添加物(Cu等)を外割で所定量配合しても良く、比透磁率が約400、固有抵抗値が106Ω・cmと大きく良好なインピーダンス値を得ることができる。
【0030】
31は基体21の端面4aと端面4bの間に設けられ基体21中に埋設された導電部材で、導電部材31は、銀,銀合金,銅,銅合金,ニッケル,ニッケル合金,金,金合金の少なくとも一つから構成することが好ましい。特にこの中でも、銀単体か銀合金(例えば、銀−パラジウム)で構成することが好ましい。また導電部材31は、膜状または、シート状のコイル形状(本実施の形態の場合、渦巻き状)から構成され、線幅が3〜200μm、線厚み1〜80μmの略長方形状の線材が好適に用いられており、このコイル状の導電部材31は、導体スルホール6を介在して複数枚接続されている。本実施の形態の場合には、2つの導電部材31を導体スルホール6を介して接続して素子部を設けたが、3つ以上の導電部材31を導体スルホール6で接続して素子部を形成しても良いし、導体スルホール6を用いずに1つの導電部材を素子部としても良い。更に、本実施の形態では、電気的に非接触の一対の素子部を基体21中に設けたが、3以上の素子部を埋設しても良いし、1つの素子部を埋設した構成でも良い。素子部を複数基体1中に設けることによって多連の電子部品を作製することができ、一つの電子部品の実装で多数の機能もしくは特性を得ることができる。
【0031】
41は基体21の両端面4a,4bにそれぞれ設けられ、導電部材31と電気的に接触した外部電極で、外部電極41は端面4a、4bと上下面4c、4dの一部に設けられた構成となっており、この構成によって回路基板等との接触面積を大きくすることができ、ランドなどとの接合性を向上させることができる。
【0032】
外部電極41は本実施の形態の場合、導電部材31の端部と直接或いは電気的に接合される下地電極41aと、その下地電極41a上に設けられた耐食膜41b、耐食膜41b上に設けられた第1の接合膜41c、第1の接合膜41c上に設けられた第2の接合膜41dで構成される。
【0033】
下地電極41aは、金,金合金,銀,銀合金,銅,銅合金等の良導体で構成され、形成方法としては、上記良導体を含むペーストを導電部材31の端部と接触するように基体21上に塗布し焼き付けで形成することが容易性などの面で有効である。特に銀或いは銀合金の導電ペーストを用いることがコスト面や特性面で有利である。
【0034】
下地電極41aの上には、耐食膜41bが設けられ、この耐食膜41bはNi,Ni合金,W,W合金,Ti,Ti合金Cr,Cr合金等の材料が用いられ、メッキ法,スパッタリング法,蒸着法などの手法(以下薄膜形成技術と略す)で形成される。特に特性面等を考慮するとNi,Ni合金等で構成することが好ましい。この耐食膜41bを設けることで、上部に第1及び第2の接合膜41c,41dが実装時のリフローなどで下地電極41aに吸収されたりすることを防止できる。なお、下地電極41aがあまり第1及び第2の接合膜41c,41dを吸収しないような材料等で構成される等の場合にはこの耐食膜41bは省略可能である。
【0035】
第1の接合膜41cは耐食膜41bあるいは耐食膜41bが省略された場合には下地電極41aの上に直に設けられ、Sn又はSnを主成分とする材料(Snが97重量%以上であり、残りは不純物)で構成され、合金とした場合には、SnにAg,Cu,In等を所定量添加する。しかも第1の接合膜41cには熱処理が加えられ結晶粒が存在しない溶融領域が設けられている。第1の接合膜41cはまず、耐食膜41bの上に薄膜形成技術で形成される。この時点では第1の接合膜41cにはほぼ全領域に結晶粒が存在する状態となっている。そして、例えば第1の接合膜41cがSn単体で構成されている場合には、Snの融点である233℃以上の温度で熱処理することで第1の接合膜41cを溶融させ、結晶粒がほとんど存在しない溶融領域が形成される構成となる。
【0036】
例えば下地電極41a上に耐食膜41bを形成したにもかかわらず、何らかの事情で下地電極41a上に耐食膜41bが形成されていなかったり、あるいは、第1の接合膜41cを耐食膜41bの上に薄膜形成技術で形成したが何らかの事情で第1の接合膜41cが耐食膜41bの上に形成されていなかったりすることで、第1の接合膜41cを薄膜形成技術で形成した直後は、下地電極41aや耐食膜41bがむき出しになっている(表面欠陥)が、上述の通り、第1の接合膜41cをその構成材料の融点以上で熱処理することで、第1の接合膜41c自体が溶融し、むき出しになった下地電極41aや耐食膜41bをこの溶融した第1の接合膜41cが覆うようになる(カバーリングできる)ので、実質的に第1の接合膜41cを熱処理した時点で表面はほとんど第1の接合膜41cで覆われることになる。
【0037】
なお、第1の接合膜41cに熱処理を施し、溶融領域を形成する場合には、その熱処理の時間と熱処理温度によって溶融領域の割合が異なってくる。最も好ましいのは、第1の接合膜41cのほぼ全てが溶融することであるが、第1の接合膜41cの全体積の内、70%以上が溶融領域で結晶粒が観測される結晶領域が30%よりも小さくなるように構成することで、ある程度の効果を得ることができる。この溶融領域と結晶粒領域の割合は上述の通り、加熱する温度やその加熱時間を調整し適宜実験などにより求めることができる。なお、本実施の形態では、実質的に第1の接合膜41cの全体積は求めることが困難であるので、第1の接合膜41cの断面を3カ所取り、しかもその断面のうち端面4a,4b上における断面において、溶融領域がどの程度存在するか或いは結晶粒領域がどれだけかを面積の比率で求め、それを3カ所に亘ってそれぞれ求め、それらの平均で代用した。
【0038】
なお、第1の接合膜41cを溶融させて冷却した際には、端面4a,4bにおいて、中央部が盛り上がった状態となるが、この盛り上がった部分の最大厚さは5μmから30μmとすることが実装性等の面から良い。
【0039】
また、第1の接合膜41cでほぼ全面において下層の耐食膜41bや下地電極41aがむき出しにならないようになっているので、その上に第2の接合膜41dを薄膜形成技術で形成することで、外部電極41の表面はほとんど結晶粒によって凹凸が形成された状態となり、回路基板に実装しリフローなどを施すと溶融したクリーム半田が外部電極41に馴染み易くなり、接合性を飛躍的に向上させることができる。
【0040】
なお、第2の接合膜41dは上述の第1の接合膜41cと同様の材質などで構成され、しかも膜厚は、3μm〜15μmで構成される。
【0041】
仮に第1の接合膜41cを設けたときに未だ耐食膜41bなどが表面に露出していたとしても、その露出面積は非常に狭いので、第2の接合膜41dを設けることで、更に確実に外部電極41の表面に下地電極41aや耐食膜41bが露出することはなくなる。
【0042】
第1の接合膜41cと第2の接合膜41dは全く同一の材質で構成することによって、材質の違いによる特性など違いによって、接合性が悪くなるなどの不具合が解消でき、しかも第1の接合膜41cと第2の接合膜41dを形成する場合に異なるメッキ浴などを用いる必要はないので生産性が非常に良くなる。また、部品の仕様などによって、不純物の添加量等が異なる第1の接合膜41cと第2の接合膜41dを用いて積層しても良い。
【0043】
基本的には、第1の接合膜41cと第2の接合膜41dは双方ともSn単体で構成することが好ましい。
【0044】
なお、変形例としては、例えば、下地電極41aを2層で構成したり、各膜の間に多の膜を設けたりしても良い。すなわち、第1の接合膜41cと第2の接合膜41dの間に他の接合膜や他の膜を設けても良い。
【0045】
特に、この様に外部電極41の最外層として少なくとも第1の接合膜41c及び第2の接合膜41dというような2層構造とすることで、対向する側面にそれぞれ複数の外部電極41を形成する場合に有効である。すなわち、外部電極41がたくさん存在することによって、一つのチップ型電子部品を実装した場合に、接合ポイントが増加し、その結果各接合ポイントにおける確実な接合が要求される。従って上述のとおり、外部電極41の構成とすることで、確実な外部電極41とランドとの接合を実現でき、例えば4つ以上の外部電極41を有するチップ部品において、確実な実装を行うことができ、実装不良を低減させることができる。
【0046】
ここで、本実施の形態の電子部品と、耐食膜41bの上に溶融領域を設けていない接合膜を1層のみ設けた構成の電子部品(比較例)をそれぞれ100個づつ作製し、プリント基板上のランド部との密着強度を測定した。なお、接合膜の材料としてはSnを用い、本実施の電子部品と従来の電子部品の接合膜のトータル厚みは同じとなるようにした。
【0047】
本実施の形態の電子部品の様に、第1の接合膜41cと第2の接合膜41dを備えた場合には、最大が3.80kg、最小が2.75kg、平均が3.30kgであり、標準偏差が0.22であったのに対して、従来の構成では、最大が2.75kg、最小が1.72kg、平均が2.17kg、標準偏差が0.34であった。
【0048】
この結果より、本実施の形態の電子部品が従来の技術のものに較べ、電極密着強度が約50%向上していることから、優れた実装性を有する電子部品を得ることができた。
【0049】
以上の様に構成された、電子部品について、以下その製造方法について説明する。
【0050】
まず、第1の工程としてブチラール等の樹脂とフタール酸系の可塑剤等と酢酸ブチル等の溶剤とを溶解させたビークルとNi、Zn、Cu系等のフェライト粉末とを混練してなる磁性体スラリーをPET等の支持体の上面にドクターブレード法等のシート成形方法により塗布し、その後連続して乾燥を行い図4のセラミックシート7aを得る。
【0051】
次に第4の工程として、セラミックシート7aに銀または銀パラジウム等の導電材料をメッキ転写法等の方法により所定のパターンを形成し、導電部材77が形成されたセラミックシート7b得る。
【0052】
次に第3の工程として、セラミックシート7aにパンチング等により直径約0.1mmの貫通孔を形成する。この貫通孔に銀または銀パラジウム等の導電材料をスクリーン印刷等で充填し、その後乾燥し図4の導体スルーホール70が形成されたセラミックシート7cを得る。
【0053】
次に第4の工程として、約130℃で発泡する粘着シート上に導体が形成されていないセラミックシート7aをPET等の支持体を剥離し積層する。その上にPET等の支持体を剥離したセラミックシート同士が接するようにセラミックシート7aを置き約60℃から120℃で熱圧着して積層した。この積層を数回繰り返した後、導体パターンを形成したセラミックシート7bを同様の方法にて積層する。
【0054】
次にセラミックシート7cを積層し、その後、セラミックシート7cの導体スルホールと電気的に導通する導電部材77が形成されたセラミックシート7dを同様の方法にて積層する。
【0055】
このとき下部のセラミックシート7bの導体パターンと導体スル−ホール及びセラミックシート7dの導体パターンは電気的に導通されている。
【0056】
次にそれらが積層された上にセラミックシート7aを同様の方法で圧着積層させ、積層体を得る。
【0057】
以上、図4での製造方法は、わかりやすく説明するために1個の素子を解体した場合であり、実際の製造では、素子を複数個取りできるように導電部材77、導体スルホール70がそれぞれ複数個取りできるようにして設計製造している。
【0058】
次に第5の工程として、複数個取りされるこの積層体を所定のサイズの個片に切断し、発泡シートを約130℃で約5分間加熱発泡させた後、個片にばらし、これらをセラミック等のさやに所定量入れ、約900℃で3時間焼成した。
【0059】
次に第6の工程として、焼結体の対向する端面に図4の導電部材77と電気的に導通するように銀等の導電ペーストを塗布・乾燥し約850℃で焼成して外部電極41を形成する。
【0060】
次に第7の工程として、必要に応じて外部電極を覆うようにニッケル−スズメッキ、を施して外部電極を多層構造にした。
【0061】
次に第8の工程として、リフロー炉で約260℃にて外部電極の多層構造部分を溶融した。
【0062】
次に第9の工程として、溶融した電極に再度スズメッキを施して電子部品20を作製した。
【0063】
また、図5に示すように導電部材31を内部に埋設し、基体21の両端に一対の電極のみを設ける電子部品でも上述と同様の外部電極41の構造を採用することもできるし、図6に示すように、基体21内部に多段にヘリカル状の導電部材31を埋設したいわゆる積層インダクタでも同様に外部電極41の構成を採用できるし、図示していないが積層コンデンサの電極にも外部電極41の構成を採用することもできる。
【0064】
また、以上の実施の形態は、素子部を基体21内に埋設した電子部品の例を示したが、図7に示すように、基体21の表面に導電膜や抵抗膜などを設け、それにヘリカル状や環状の溝101を形成し、インダクタンス成分,抵抗成分,或いはキャパシタ成分などを形成した電子部品でも外部電極41の構成を採用しても良い。なお、この場合、下地電極41aに相当する部分が基体21上に設けられた抵抗膜や導電膜101である。また、表面に素子部を形成した場合には、エポキシ樹脂などで構成された絶縁性保護膜100を設けることが好ましい。
【0065】
その他、基体21の表面に素子部を形成する電子部品としては、導電膜にヘリカル状の溝を設けたチップアンテナや溝で狭幅部を形成したチップヒューズなどにも上記端子構造は適応可能である。
【0066】
【発明の効果】
本発明は、基体と、基体の表面か或いは基体の内部の少なくとも一方に設けられた素子部と、基体に設けられ素子部と電気的に接合された端子部とを備え、端子部は実質的に鉛を非含有とした電子部品であって、端子部には、少なくとも下地電極と、下地電極の上に直接或いは耐食膜を介して設けられた接合膜とを有し、接合膜は、第1の部分と第1の部分の上に設けられた第2の部分とを備え、第1及び第2の部分はともにSn或いはSnを主成分とした材料で構成し、第1の部分には結晶粒が観測できない溶融領域を有し、第2の部分には結晶粒領域を設けた電子部品とし、また、素体に端子部を形成する端子部を有する電子部品の製造方法であって、素体上に下地電極を形成し、下地電極の上に直接或いは耐食膜を介して実質的に鉛を非含有の第1の材料で第1の部分を薄膜形成技術で形成した後に、第1の材料の融点以上の温度で熱処理して第1の部分を溶融させ、第1の部分を溶融させた後に第1の部分上に実質的に鉛を非含有の第2の材料で第2の部分を形成した製造方法とすることで、メッキ層の厚みバラツキから生じる外部電極の表面欠陥が少なくなり、素子の外部電極とプリント基板との実装性を向上させることができ、導電性接着剤(例えば、クリーム半田)の溶融時の半田濡れ性を高めることができ、プリント基板への実装性や固着強度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における電子部品の斜視図
【図2】本発明の実施の形態における電子部品の断面図
【図3】本発明の表面実施の形態における電子部品の透視斜視図
【図4】本発明の実施の形態における製造方法を示す積層体の分解斜視図
【図5】本発明の実施の形態における電子部品の斜視図
【図6】本発明の実施の形態における電子部品の断面図
【図7】本発明の実施の形態における電子部品の断面図
【図8】従来の電子部品を示す部分拡大断面図
【符号の説明】
21 基体
31,77 導電部材
41 外部電極
41a 下地電極
41b 耐食膜
41c 第1の接合膜
41d 第2の接合膜
70 導体スルホール
7a セラミックシート
7b 導体パターンを形成したセラミックシート
7c 導体スルホールを形成したセラミックシート

Claims (12)

  1. 基体と、前記基体の表面か或いは基体の内部の少なくとも一方に設けられた素子部と、前記基体に設けられ前記素子部と電気的に接合された端子部とを備え、前記端子部は実質的に鉛を非含有とした電子部品であって、端子部には、少なくとも下地電極と、前記下地電極の上に直接或いは耐食膜を介して設けられた接合膜とを有し、前記接合膜は、第1の部分と前記第1の部分の上に設けられた第2の部分とを備え、前記第1及び第2の部分はともにSn或いはSnを主成分とした材料で構成し、前記第1の部分には結晶粒が観測できない溶融領域を有し、前記第2の部分には結晶粒領域を設けたことを特徴とする電子部品。
  2. 第1の部分及び第2の部分はともに同一材料で構成したことを特徴とする請求項1記載の電子部品。
  3. 第1の部分に、前記第1の部分を構成する材料の融点以上の熱処理を加えることで溶融領域を設けたことを特徴とする請求項1記載の電子部品。
  4. 第1の部分はほぼ全て溶融領域で構成したことを特徴とする請求項1記載の電子部品。
  5. 第2の部分はほぼ全て結晶粒領域で構成したことを特徴とする請求項1記載の電子部品。
  6. 下地電極は、金,金合金,銀,銀合金,銅,銅合金を塗布して焼き付けによって形成したことを特徴とする請求項1記載の電子部品。
  7. 耐食膜は、Ni,Ni合金,W,W合金,Ti,Ti合金Cr,Cr合金の少なくとも一つの材料で構成したことを特徴とする請求項1記載の電子部品。
  8. 絶縁性を有し磁性を有した基体中に導電材料によってコイル部もしくはインダクタンス部の素子部を設けたことを特徴とする請求項1記載の電子部品。
  9. 基体中に互いに非接触の素子部を形成し、基体上に複数の端子部を互いに非接触に設けたことを特徴とする請求項1記載の電子部品。
  10. 素体に端子部を形成する端子部を有する電子部品の製造方法であって、素体上に下地電極を形成し、前記下地電極の上に直接或いは耐食膜を介して実質的に鉛を非含有の第1の材料で第1の部分を薄膜形成技術で形成した後に、前記第1の材料の融点以上の温度で熱処理して前記第1の部分を溶融させ、前記第1の部分を溶融させた後に前記第1の部分上に実質的に鉛を非含有の第2の材料で第2の部分を形成したことを特徴とする電子部品の製造方法。
  11. 第1の材料と第2の材料を同一の材料で形成したことを特徴とする請求項10記載の電子部品の製造方法。
  12. フェライト粉末と樹脂バインダーからなるフェライトシートを設ける第1の工程と、前記シートにメッキ転写により導電部材による導体パターンを設ける第2の工程と、前記シートに前記導体パターンを複数枚電気的に接続させる導体スルホールを設ける第3の工程と、フェライトシートと導体パターンを設けたシートおよび導体スルホールを形成したシートを圧着積層させる第4の工程と、圧着積層した積層体を所定の寸法に切断し、前記切断した積層体を800℃〜1200℃にて焼成する第5の工程と、導体パターンと導通する外部電極を設ける第6の工程と、前記外部電極を多層構造にする第7の工程と、前記外部電極の多層構造部分を溶融する第8の工程と、前記溶融した外部電極上に導体層を形成する第9の工程を備えた電子部品の製造方法。
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