JP2009272188A - ワイヤハーネスの止水構造および止水部の形成方法 - Google Patents

ワイヤハーネスの止水構造および止水部の形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ワイヤハーネス端末のコネクタと電子制御ユニットの接続部から電子制御ユニット内へ電線側から浸水が発生するのを防止する。
【解決手段】自動車または二輪車に搭載される電子制御ユニットに接続されるワイヤハーネスの止水構造であって、前記電子制御ユニットのコネクタと嵌合接続するユニット結合コネクタに前記ワイヤハーネスを構成する電線端末に取り付けた端子を挿入係止して接続しており、前記ユニット結合コネクタに接続する各電線は、コネクタ直近位置に止水部を備え、前記止水部は、各電線の芯線を被覆した絶縁被覆を剥離した芯線露出部の素線間に止水剤を充填して防水材で被覆している。
【選択図】図3

Description

本発明は、ワイヤハーネスの止水構造および止水部の形成方法に関し、特に、電子制御ユニットのコネクタと接続するワイヤハーネスにおいて、ワイヤハーネスの電線側からコネクタ接続部を経て電子制御ユニット内への浸水発生を防止するものである。
自動車やオートバイ等の車両に配索するワイヤハーネスが被水領域に沿って配索される場合、車両に搭載される電子制御ユニットとワイヤハーネスとのコネクタ接続部にワイヤハーネスの電線側から電子制御ユニットへの浸水防止を図る必要がある。
その際、ワイヤハーネスの配索経路を水がかからない領域に配索しても、電子制御ユニットが被水領域のエンジンルーム内等に搭載される場合には、ワイヤハーネスの中間領域で止水処理をしても、該止水処理部から電子制御ユニットとのコネクタ接続部までの間で電線に浸水が発生する恐れがある
そのため、従来は、電子制御ユニットとワイヤハーネスとのコネクタ接続部では、各電線に防水ゴム環を取り付けた防水コネクタを用い、外部より水がかかっても防水コネクタの水密構造により電子制御ユニットへの浸水発生を防止している。
しかしながら、電線の被覆部が損傷し、被覆部の一部が剥ぎ取られたりすると、ヒビが電線の導体まで達することがある。この損傷部が被水領域に位置する場合には、損傷部から導体に達し、導体を構成する素線間の隙間に水が侵入する。侵入した水は毛細管現状により素線間を通ってコネクタの端子圧着部を経由して電子制御ユニット内に浸水が生じる可能性がある。
さらに、電子制御ユニットと接続するコネクタを防水コネクタとしても、該防水コネクタと接続したワイヤハーネスの電線が他端側で他の電線と非防水コネクタを介して接続される場合がある。この場合、非防水コネクタによる接続部で被水すると、該非防水コネクタで露出している電線の導体に水が浸水し、前記と同様に、導体の素線の隙間を毛細管現象で水が伝わり、電子制御ユニットとの接続部まで達する可能性がある。よって、電子制御ユニットと接続する電線は、他端側まで防水コネクタを用いて他の電線とコネクタ接続する必要がある。
しかしながら、防水コネクタは非防水コネクタと比較して大型であるため、設置スペースを確保しなければならず、ワイヤハーネスの経路確保が困難となる場合が多い。かつ、防水コネクタは非防水コストと比較してコスト高になる。
前記防水ゴム環を用いることなく防水を図るコネクタとして、本出願人は、特開2000−144099号公報で、図9に示すように、シリコーンゲルを主成分として成形した防水材100を設け、該防水材100をコネクタ101の端子挿入側面に取り付け、さらに、該防止材100の外面にスペーサ102を配置し、ホルダー103でコネクタ101に係止した防水型のコネクタを提供している。
この防水型のコネクタでは、防水材100に電線端末に圧着した端子104を貫通する端子孔を設けている。
前記防水型のコネクタにおいても、防水材、スペーサ、ホルダーを必要とし、部品点数が増加し、コネクタが大型化すると共にコスト高になる。かつ、防水材の端子孔を貫通させる端子に、前記のように電線の導体を通して水が毛細管現象により達している場合には、確実に電子制御ユニットへの浸水防止を図ることができない恐れがある。
特開2000−144099号公報
本発明は前記問題に鑑みてなされたもので、非被水領域に搭載されて水がかからない電子制御ユニットとのコネクタ接続部に、該コネクタと接続するワイヤハーネスの電線側からの浸水を防止するため、電子制御ユニットのコネクタを防水コネクタとすることなく、浸水防止を図ることを課題とている。
前記課題を解決するため、本発明は、自動車または二輪車に搭載される電子制御ユニットに接続されるワイヤハーネスの止水構造であって、
前記電子制御ユニットのコネクタと嵌合接続するコネクタに前記ワイヤハーネスを構成する電線端末に取り付けた端子を挿入係止して接続しており、
前記コネクタに接続する各電線は、コネクタ接続位置と直近の位置に止水部を備え、
前記止水部は、各電線の芯線を絶縁被覆部より露出させた芯線露出部の素線間に止水剤を充填して防水材で被覆していることを特徴とするワイヤハーネスの止水構造を提供している。
前記のように、本発明では、電子制御ユニット側のコネクタと接続する電線側において、該コネクタと可能な限り近接した直近位置に、電線の芯線を止水した止水部を設けている。該止水部は芯線露出部の素線に止水剤を充填して防水シートで被覆した構成としていることにより、絶縁被覆の損傷により素線間に水が侵入している場合においても、止水部で素線間の水を遮断できる。よって、電子制御ユニットと接続するコネクタを非防水コネクタとしても、電子制御ユニットへの電線側からの浸水発生を防止することができる。
なお、前記ワイヤハーネスとコネクタ接続される電子制御ユニットは、水がかからない非被水領域に搭載され、ワイヤハーネスと電子制御ユニットとのコネクタは水がかからない領域に位置している。
コネクタに接続する複数の電線を集束したワイヤハーネスは、コネクタ接続側で電線端末の端子をコネクタの端子収容室内に挿入係止するため分散させる必要がある。この電線の分散位置で防水シートで被覆した止水部を設けると、電線径が大となるためコネクタの端子収容室の間隔より電線間の間隔が大となり、端子を端子収容室内に挿入しにくくなる。
よって、分散位置から電線群を集束した位置、即ち、集束部分の先端側に各電線の止水部を設けることが最適となる。
前記最適な止水部の位置は、コネクタの端子挿入面から10〜100mmの範囲に位置となる。
例えば、電線が2本の場合では、端子挿入面からの電線集束位置は10mm程度となり、30極以上の多極コネクタの場合には,電線集束位置は100mm程度となる。
このように、電線の集束位置の先端側に止水部を設けると、各電線端末の端子をコネクタの端子収容室内に無理なくスムーズに挿入係止できる。かつ、コネクタ直近の10mm〜100mm程度には外部干渉材は存在しないため、電線の絶縁被覆が損傷を受けることはなく、当該位置で止水処理を図ることにより芯線に侵入している水を確実に遮断して、電子制御ユニットへの浸水防止を図ることができる。
前記芯線露出部に圧着端子を加締め圧着し、該圧着端子と絶縁被覆との間の芯線露出部に前記止水剤を充填してもよい。
このように、芯線露出部に止水剤を滴下するだけでなく、圧着端子で芯線を加締め圧着すると、素線の間に隙間をなくすることができる。よって、圧着端子による加締め圧着と止水剤の充填との2段で止水することにより、より確実に素線の隙間を通ってくる水を遮断することができる。
前記止水剤が充填された芯線露出部を被覆する前記防水材は、
防水カバーからなり、該防水カバーを巻き付けて被覆し、または、
接着剤を内層に設けた熱収縮チューブからなり、該熱収縮チューブを被せ、熱収縮して被覆している。
前記ワイヤハーネスとコネクタ接続される電子制御ユニットは、エンジン制御ユニット、エンジン燃料制御ユニット、ABS制御ユニット、エアバック制御ユニット、走行安全制御ユニット、車両レーダー制御ユニット、暗視カメラ制御ユニットから選択される1種以上である。
また、前記電子制御ユニットと前記ワイヤハーネスを介して接続する機器は、
電子制御ユニットで制御されるライト、ウオッシャ、ドアロック、防盗用ホーン、スターターから選択される1種以上の被制御機器、
前記電子制御ユニットに情報を送信するO2センサ、スピードセンサー、ノックセンサー、衝突センサー等からなるセンサおよび/または他の電子制御ユニットからなる情報送信機器、
さらに、電気接続箱のヒューズ、リレー、コネクタ、接地部材から選択される1種以上の電気部品である。
前記した電気制御ユニットは自動車の走行安全系にかかわるものであるため、ワイヤハーネスとのコネクタ接続部からの浸水が発生し、電子制御ユニットの制御に誤作動を発生するのを防止する必要がある。よって、コネクタ接続部の直前で電線側に止水部を設け、確実に電子制御ユニットへの浸水発生を防止していることにより、走行安全性への信頼性を高めることができる。
前記止水剤としては、流動性を有する樹脂であれば良いが、シリコーン樹脂が最も好適に用いられる。
なお、シリコーン樹脂に代えて、シリコーンゴム、グリース、その他粘性および弾性を有する接着剤が好適に用いられる。シリコーン樹脂は2液混合タイプと1液タイプとがあり、所要時間流動性を有するものであればいずれでも良いが、硬化時間が遅い1液タイプの方が好適であり、かつ、シリコーン樹脂の滴下作業上からも1液タイプが好適に用いられる。
さらに、本発明は、前記ワイヤハーネスの止水部の形成方法を提供している。
前記絶縁被覆から芯線を露出した芯線露出部に止水剤を滴下し、滴下後に加圧空気を負荷して、滴下した止水剤を前記芯線露出部の芯線間の隙間および、芯線露出部を挟む両側の絶縁被覆内の芯線の隙間へ押入し、
その後、前記芯線露出部に粘着防水シートを巻き付けて被覆していることを特徴とする。
前記本発明の止水部の形成方法では、コネクタ接続用の端子圧着部に近い位置で、絶縁被覆から芯線を露出させた後に、止水剤を滴下し、その後、圧力空気を供給する加圧容器内にセットしている。このように、止水剤の滴下部分に圧力空気を負荷することで、芯線露出部の素線の隙間に確実に止水剤を圧入することができる。かつ、芯線露出部の面した両側の絶縁被覆内の芯線の素線間の隙間および絶縁被覆の内面と素線の隙間に止水剤を圧入することができる。よって、電子制御ユニットとのコネクタ接続部の直前に電線の止水部を比較的簡単に形成することができる。
前述したように、本発明の電子制御ユニットと接続するコネクタを端末に接続したワイヤハーネスにおいて、コネクタと可能な限り近接した直近位置に、電線の芯線を止水した止水部を設けているため、該止水部より離れた位置の電線側で、絶縁被覆の損傷により素線間に水が侵入している場合に、コネクタ接続部の直前で水を遮断できる。よって、電子制御ユニットと接続するコネクタを非防水コネクタとしても、電子制御ユニットへの電線側からの浸水発生を防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳述する。
図1乃至図6に第1実施形態を示す。
図1に示すように、実施形態のワイヤハーネスW/Hの先端にコネクタ3を接続している。該コネクタ3は、自動車のエンジンルームに搭載される電子制御ユニット1(以下、ECUと称す)の基板に実装したコネクタ2と雌雄嵌合接続するものであり、コネクタ3はユニット結合コネクタからなる。
前記電子制御ユニット1は水がかからない非被水領域に搭載しており、よって、該電子制御ユニット1のコネクタ2とワイヤハーネス端末のコネクタ23との接続部には水がかからない状態となっている。
本実施形態のECU1はエンジン燃料制御ユニットからなる。また、該ECU1とコネクタ接続するワイヤハーネスW/Hの電線は、O2センサ、スピードセンサー、ノックセンサー、衝突センサーからセンサS、他の電子制御ユニットE、電気接続箱Bのヒューズ、リレー、コネクタと接続している。
前記ワイヤハーネスW/Hは複数本の電線wをテープTを巻き付けて結束し、先端のコネクタ3との接続部では、各電線Wの端末に接続したメス端子5をコネクタ3の各端子収容室3aに挿入係止するため、電線群をテープ巻きせずに扇状に広げて分散している。
前記電線Wは、図3および図4に示すように、多数本の素線10を撚った芯線11を絶縁被覆12で被覆した丸電線からなる。
前記ワイヤハーネスW/Hを構成する各電線Wに、端末にコネクタ3に挿入係止するメス端子5を圧着接続し、コネクタ3の挿入側端面から寸法Lが10〜100mm離れた位置(端子圧着位置から20〜100mm離れた位置に)に、止水部8を設けている。なお、本実施形態では50mmとしている。
止水部8の位置は、電線群に巻き付けられたテープTの先端側で被覆される位置にあり、言い換えると、テープTの巻き付け先端から引き出されて扇状に広がる電線Wのコネクタ根元位置にある。
各電線Wの止水部8は、絶縁被覆12の全周に沿ってスリットを入れ、該スリットを挟む一方の絶縁被覆を一方側へ引っ張って移動し(所謂、皮寄せして)、芯線11を露出させている。この芯線露出部15に所要の粘度を有する液状のシリコーン樹脂からなる止水剤20を充填し、粘着剤を塗布した防水シート16を巻き付けて固着している。
前記止水剤20は芯線露出部15の素線10の隙間に浸透させて充填している。かつ、芯線露出部15を挟む両端の絶縁樹脂層12Aと12B内に、端面12A1、12B1より止水剤20を内部に浸透させ、これら絶縁被覆12A、12Bの内部の芯線の素線10の隙間にも止水剤20を充填している。
これら外周面に防水シート16を巻き付けた電線Wの止水部8は、前記のように結束材となるテープTで被覆している。
前記ワイヤハーネスW/Hの先端に接続するコネクタ3、および該コネクタ3と雌雄嵌合接続するECU1のコネクタ2は、防水仕様としていない非防水型のコネクタとしている。
コネクタ3は、コネクタハウジング3b内に仕切壁3cを設けて区画して端子収容室3aを設けている。これら端子収容室3aにワイヤハーネスW/Hの各電線Wの端末に接続した端子5を挿入係止している。各端子収容室3aを囲む底壁には端子係止用のランス(図示せず)を設け、前記端子5の係止溝にランスを係止している。
ECU1のコネクタ2は、ECUのハウジング1aに設けたコネクタ挿入開口1bに面して、ハウジング1a内に位置する。該ECU1に対して、そのコネクタ挿入開口1bよりワイヤハーネスW/Hのコネクタ3を差し込み、コネクタ3をコネクタ2と嵌合接続している。
次ぎに、前記電線10止水部8の形成方法を図5および図6に基づいて説明する。
図5に示すように、芯線露出部15および両側の絶縁樹脂層12A、12Bを密封する加圧容器50を設けている。該加圧容器50は下容器51とヒンジ結合した上容器52とを備えている。下容器51に上容器52を回転させて閉鎖した状態で、上下容器51と52との両側壁51a、52aの接合面の中央部に、1本の電線Wを密嵌状態で貫通する半球状溝部51b、52bを左右両側壁設けている。
下容器51は浅底とし、底壁の中央部には段状突起51cを設けている。
一方、上容器52の上壁に配管取付孔52cを設け、コンプレッサー55と接続した圧力空気導入管56の先端を配管取付孔52cに連結している。
前記加圧容器50を用いた止水部15の形成方法は、図6(A)〜(D)に示す工程からなる。
ワイヤハーネスW/Hの電線側では、まず、図6(A)に示すように、各電線Wには、端子5を圧着接続した先端から前記した20〜100mmは離れた位置で、絶縁被覆12に周方向のスリットを入れ、該スリットを挟む非端子接続側の絶縁樹脂部12Aを移動させ、該絶縁樹脂部12Aと他端側の絶縁樹脂部12Bとの間に、絶縁被覆が除去された芯線露出部15を形成する。
ついで、図6(B)に示すように、止水剤20のデイスペンサ23の下方に芯線露出部15を位置させる。
ついで、図6(C)に示すように、デイスペンサ23より流動性を有する所要粘度(例えば、0.6Pa・s)のシリコーン樹脂からなる止水剤20を芯線露出部15に上方から滴下する。
止水剤20の滴下直後、加圧容器50の上容器52を全開した状態で、下容器51の中央部に電線10の芯線露出部15を位置させ、両側の絶縁被覆12A、12Bを下容器51の両側壁の半球状溝部51bに載置し、芯線露出部15は段状突起51c上にセットする。
なお、芯線露出部15を加圧容器50にセットして、上容器52を開いた状態で止水剤20を電線Wに滴下してもよい。
図6(D)に示すように、下容器51に電線Wをセットした後に、上容器52を回転させて下容器51を閉鎖する。この状態で、上容器52の半球状溝部52bを絶縁被覆12A、12Bの上半周面に嵌合させる。これにより、上下容器52、51内に芯線露出部15およびその両側の絶縁被覆12A、12Bを密封状態で収容する。
ついで、コンプレッサー55より圧力空気導入管56を介して加圧容器50の内部に、50〜300kg/cmの圧力空気を導入する。
導入された圧力空気により、芯線露出部15に滴下した止水剤20は素線10間の隙間に圧入されると共に、該芯線露出部15の両側に面する絶縁被覆12A、12B内の素線10の間の隙間に圧入される。その際、絶縁被覆12A、12Bも外周面に圧力が負荷されているため、絶縁被覆12A、12B内への圧入される止水剤20は少量であり、絶縁被覆12A、12B内で止水剤20が流れていくのを阻止でき、芯線露出部15の素線11間の隙間に止水剤20を確実に圧入できる。
その後、加圧容器50より取り出して、素線11の隙間に充填された止水剤20および芯線露出部15の素線11の外周面の止水剤20が硬化前または硬化後に、防水シート16を巻き付けて、止水部8を形成している。
このように、芯線露出部15の部分を加圧容器内にセットして圧力空気を負荷すれば良い。よって、芯線露出部15の部分だけを処理すればよく、装置を小型化することができる。
なお、前記方法に変えて、各電線Wの他端末から絶縁被覆12の内部に負圧を導入して、芯線露出部15の素線11間および絶縁被覆部12A内に止水剤20を吸引してもよい。
前記のように、本発明では、ECU1と接続されるワイヤハーネスW/Hは、ECU1と接続するユニット結合用のコネタク3の直近位置で電線Wに止水部8を設けている。よって、止水部8から離れた位置で電線Wの絶縁被覆12に損傷が発生し、または、該電線Wの他端末のコネクタ側で浸水が発生し、絶縁被覆12内の芯線11の素線10の隙間を毛細管現象でコネクタ3との接続側へ水が伝わってきても、止水部8には素線10間の隙間に止水剤20を充填しているため、止水部8で水を確実に遮断することができる。したがって、コネクタ3とECU1のコネクタ2の接続部を通して電線W側からECU1の内部に浸水が発生するのを防止できる。
図7(A)に第2実施形態、図7(B)(C)に第2実施形態の変形例を示す。
前記第1実施形態では、芯線露出部15に止水剤20を滴下するのみとしているが、第2実施形態では、芯線露出部15に中間圧着端子30を加締め固着し、素線10間の隙間をなくした状態とし、かつ、第1実施形態と同様に、止水剤20を滴下して素線10間に充填している。
即ち、芯線露出部15に中間圧着端子30を加締め圧着し、該中間圧着端子30とコネクタ接続用端子の圧着側(先端側)の絶縁被覆12Bとの間の芯線露出部15−1に止水剤20を充填している。その後、図示のように、防水シート16を巻き付けている。
図7(B)に示す第2実施形態の第1変形例では、絶縁被覆12Bに圧着するバレル部32aを基板部32bを介して中間バレル部32cと連続して設けた圧着端子32を用いている。他の構成は第2変形例と同一である。
図7(C)に示す第2変形例では、芯線露出部15を挟む両側の絶縁被覆12A、12Bに加締め圧着するバレル部35a、35bおよび芯線露出部15の芯線を加締め圧着する中間バレル部35cを基板部35dに連続して設けた圧着端子35を用いている。他の構成は第1変形例と同一である。
第2実施形態のように、芯線露出部15に止水剤20を滴下するだけでなく、圧着端子で芯線11を加締め圧着すると、圧着端子の加締め位置でも素線10の間に隙間をなくすることができる。このように圧着端子による加締めで素線10間の隙間を無くすとともに、止水剤20を素線10の隙間に充填することにより隙間を無くし、2段で止水することにより、より確実に素線の隙間を通ってくる水を遮断することができる。
図8に、第3実施形態を示す。
前記第1実施形態では止水部8に防水シート16を巻き付けているが、第3実施形態では、防水シートに変えて、接着剤41を内面に塗布した熱収縮チューブ40で被覆している。即ち、止水部8に熱収縮チューブ40を被せた後に、加熱して熱収縮チューブ40を収縮させると共に、接着剤41で止水部8の外周面および両側の絶縁被覆12A、12Bの外周面に固着している。
他の構成は第1実施形態と同様であり、作用効果も同様である。
前記第1実施形態では、ECU1をエンジン燃料制御ユニットとしているが、エンジン制御ユニット、ABS制御ユニット、エアバック制御ユニット、走行安全制御ユニット、車両レーダー制御ユニット、暗視制御カメラ制御ユニットにワイヤハーネスをコネクタ接続する場合にも好適に用いられる。
また、前記ECUはライト、ウオッシャ、ドアロック、防盗用ホーン、スターター等の安全走行用の機器を制御する場合にも好適に用いられる。
さらに、本発明の止水方法により形成された止水部を有する電線を集束したワイヤハーネスは、自動車に限らず、オートバイの被水領域でコネクタ接続する場合に適用できる。
本発明の実施形態を示す全体構成図である。 ワイヤハーネスのコネクタ接続側の一部断面拡大平面図である。 ワイヤハーネスを構成する電線の止水部を示す図面である。 (A)は図3のA−A線断面図、(B)は図3のB−B線断面図である。 止水部の形成に用いる加圧容器の斜視図である。 (A)〜(D)は前記加圧容器を用いた電線の止水部の形成工程を示す図面である。 (A)は第2実施形態の止水部を示す図面、(B)は第2実施形態の第1変形例の止水部を示す図面、(C)は第2実施形態の第2変形例を示す図面である。 第3実施形態の要部斜視図である。 従来例を示す図面である。
符号の説明
1 ECU(電子制御ユニット)
2 ECU側のコネクタ
3 ワイヤハーネス側のコネクタ
5 電線端末のコネクタ
8 止水部
10 素線
11 芯線
12(12A、12B) 絶縁被覆
16 防水シート
20 止水剤
50 加圧容器
W 電線
W/H ワイヤハーネス

Claims (7)

  1. 自動車または二輪車に搭載される電子制御ユニットに接続されるワイヤハーネスの止水構造であって、
    前記電子制御ユニットのコネクタと嵌合接続するコネクタに前記ワイヤハーネスを構成する電線端末に取り付けた端子を挿入係止して接続しており、
    前記コネクタに接続する各電線は、コネクタ接続位置と直近の位置に止水部を備え、
    前記止水部は、各電線の芯線を絶縁被覆部より露出させた芯線露出部の素線間に止水剤を充填して防水材で被覆していることを特徴とするワイヤハーネスの止水構造。
  2. 前記止水部は、前記コネクタの端子挿入面から10〜100mmの範囲に位置している請求項1に記載のワイヤハーネスの止水構造。
  3. 前記芯線露出部に圧着端子を加締め圧着し、該圧着端子と絶縁被覆との間の芯線露出部に前記止水剤を充填している請求項1または請求項2に記載のワイヤハーネスの止水構造。
  4. 前記止水剤が充填された芯線露出部を被覆する前記防水材は、
    防水カバーからなり、該防水カバーを巻き付けて被覆し、または、
    接着剤を内層に設けた熱収縮チューブからなり、該熱収縮チューブを被せ、熱収縮して被覆している請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のワイヤハーネスの止水構造。
  5. 前記ワイヤハーネスとコネクタ接続される電子制御ユニットは、水がかからない非被水領域に搭載されている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のワイヤハーネスの止水構造。
  6. 前記電子制御ユニットは、エンジン制御ユニット、エンジン燃料制御ユニット、ABS制御ユニット、エアバック制御ユニット、走行安全制御ユニット、車両レーダー制御ユニット、暗視カメラ制御ユニットから選択される1種以上からなり、
    前記電子制御ユニットと前記ワイヤハーネスを介して接続する機器は、
    電子制御ユニットで制御されるライト、ウオッシャ、ドアロック、防盗用ホーン、スターターから選択される1種以上の被制御機器、
    前記電子制御ユニットに情報を送信するO2センサ、スピードセンサー、ノックセンサー、衝突センサー等からなるセンサおよび/または他の電子制御ユニットからなる情報送信機器、
    さらに、電気接続箱のヒューズ、リレー、コネクタ、接地部材から選択される1種以上の電気部品である請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のワイヤハーネスの止水構造。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のワイヤハーネスの前記止水部の形成方法であって、
    前記絶縁被覆から芯線を露出させた芯線露出部に止水剤を滴下し、滴下後に圧力空気を負荷して、滴下した止水剤を前記芯線露出部の芯線間の隙間および、芯線露出部に面する絶縁被覆内の芯線の隙間へ押入し、
    その後、前記芯線露出部に粘着防水シートを巻き付けて被覆していることを特徴とするワイヤハーネスの止水部の形成方法。
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