JP5329052B2 - 線材の止水方法 - Google Patents

線材の止水方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5329052B2
JP5329052B2 JP2007126746A JP2007126746A JP5329052B2 JP 5329052 B2 JP5329052 B2 JP 5329052B2 JP 2007126746 A JP2007126746 A JP 2007126746A JP 2007126746 A JP2007126746 A JP 2007126746A JP 5329052 B2 JP5329052 B2 JP 5329052B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
stopping
wire
wires
magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007126746A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008282720A (ja
Inventor
正義 澤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2007126746A priority Critical patent/JP5329052B2/ja
Priority to US12/119,017 priority patent/US8076572B2/en
Publication of JP2008282720A publication Critical patent/JP2008282720A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5329052B2 publication Critical patent/JP5329052B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K13/00Other constructional types of cut-off apparatus; Arrangements for cutting-off
    • F16K13/08Arrangements for cutting-off not used
    • F16K13/10Arrangements for cutting-off not used by means of liquid or granular medium
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/02Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/02Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
    • F16K31/06Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a magnet, e.g. diaphragm valves, cutting off by means of a liquid
    • F16K31/08Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a magnet, e.g. diaphragm valves, cutting off by means of a liquid using a permanent magnet
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B7/00Insulated conductors or cables characterised by their form
    • H01B7/17Protection against damage caused by external factors, e.g. sheaths or armouring
    • H01B7/28Protection against damage caused by moisture, corrosion, chemical attack or weather
    • H01B7/282Preventing penetration of fluid, e.g. water or humidity, into conductor or cable
    • H01B7/285Preventing penetration of fluid, e.g. water or humidity, into conductor or cable by completely or partially filling interstices in the cable
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G15/00Cable fittings
    • H02G15/02Cable terminations
    • H02G15/04Cable-end sealings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing conductors or cables
    • H01B13/32Filling or coating with impervious material
    • H01B13/322Filling or coating with impervious material the material being a liquid, jelly-like or viscous substance
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/005Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for making dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof connection, coupling, or casing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/14Extreme weather resilient electric power supply systems, e.g. strengthening power lines or underground power cables

Description

本発明は、ワイヤハーネスを構成する電線間の隙間や被覆電線の芯線間の隙間などを止水する線材の止水構造および止水方法に関する(尚、本発明の説明における『止水』は、水の浸入を阻止することに限らず、水、油、アルコール、等を含む液体全般に有効に作用することを意味するが、ここでは一般的に名称として広く用いられている『止水』を用いて説明する)。
ワイヤハーネスの電線間(即ち、ワイヤハーネスを形成する線材間)の隙間を止水材で封止する止水方法として、図6に示すように、ワイヤハーネスを構成する複数の電線W(即ち、電線Wの束)に止水材200を塗布した後、塗布した箇所にシート(即ち、カバー材)10を巻き付け、次にシート10を図示略のクリップで一時的に固定して、止水材200が硬化した後にシート10からクリップを外して、当該シート10の部分を図示略のグロメットの首部で覆い、グロメットをワイヤハーネスに固定するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この場合、作業上の止水材200の充填幅B(シート10で覆う長さ)は、止水材200の必要止水幅Aよりも大きくしてある。
この方法では、止水材200を塗布した後にシート10でくるむだけなので、止水材200が毛細管現象により電線W間の隙間を伝って必要止水幅Aの外側へ流失してしまい、思った通りの止水性能が確保できないおそれがある。また、シート10の外側にはみ出した止水材200のはみ出し部分201が周囲を汚してしまうおそれもある。このように、はみ出し部分201が大きくなるように止水材200が電線W間の隙間および電線Wとシート10の内面との隙間に浸透後、硬化したワイヤハーネスは、その長さ方向に長い距離にわたって硬い部分を有するものとなってしまい、よってワイヤハーネスに必要な可撓性が低いものとなってしまう。
次に、被覆電線の芯線間(即ち、被覆電線を形成する線材間)の隙間を止水材で封止する止水方法の一例を図7を参照しながら説明する。図7に示されるように、被覆電線51は、その複数の芯線(導体)53の周囲に絶縁被覆(即ち、カバー材)54を有する。この被覆電線51には、その端末部に接続端子52が圧着されている(即ち、加締められている)。
被覆電線51への接続端子52の圧着は、絶縁被覆54が除去されて芯線53が露出されている被覆電線51の端末部を接続端子52のバレル55間にセットし、そしてバレル55を加締めて閉じ、これにより芯線53および絶縁被覆54を接続端子52に圧着固定する。
このような接続端子52付きの被覆電線51の芯線53間を止水する止水方法では、被覆電線51の端末部に対し、上から(即ち、図7に向かって手前側から)鎖線楕円60の中心を目掛けて、流動性のある止水材を滴下供給し、止水材を絶縁被覆54の内側に浸透させ、これにより芯線53間の隙間および芯線53と絶縁被覆54の内面との隙間が止水材により埋められることを狙っている。尚、止水材としては、東亞合成株式会社製のアロンアルファ(登録商標)等の接着剤が用いられる。
しかしながら、この方法による止水処理では、芯線53間の隙間および芯線53と絶縁被覆54の内面との隙間に毛細管現象のために均一に止水材が流れ込まない。それ故、鎖線楕円60の中心を目掛けて規定量の止水材を滴下供給しても、芯線53間あるいは芯線53と絶縁被覆54との間に隙間ができて(即ち、隙間が残って)所望の止水効果が得られない可能性が高い。
そのため、大量の止水材を鎖線楕円60の中心を目掛けて滴下供給すると、隙間を埋めるという点では止水材が有効に作用する反面、止水材が必要止水幅以上に浸透してしまうという欠点が生じてしまう。つまり、止水材が芯線53間の隙間および芯線53と絶縁被覆54との隙間に必要止水幅以上浸透後、硬化した被覆電線51は、その長さ方向に長い距離にわたって硬い部分を有するものとなってしまい、よって被覆電線51(即ち、ワイヤハーネス)に必要な可撓性が低いものとなってしまう。
このように、線材間の隙間に浸透させた止水材が何処まで浸透しているかを確認するのが困難な止水構造においては、上述した止水方法では止水処理の信頼性にばらつきが生じてしまう。
特開2005−73389号公報
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、狙った位置に止水材を留めることができ、よって十分な止水性能を発揮できると共に、周囲を止水材で汚すおそれのない線材の止水構造および線材の止水方法を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る線材の止水方法は、下記()〜()を特徴としている。
) 束になった複数の線材間の隙間に液状の止水材を浸透させた後、該止水材を硬化させる線材の止水方法であって、
前記止水材として磁性流体を用い、
該止水材を前記線材間の隙間に浸透させた後、前記止水材が浸透している前記線材の束の部分の外周を覆うカバー材の外側から、前記止水材を前記カバー材内の所定箇所に集めるように、半径方向に磁化され外周側と内周側それぞれにN極又はS極を持ち、内周部で当該N極とS極とが対向するリング状の永久磁石により磁界を掛けた状態で前記止水材を硬化させること。
) 束になった複数の線材間の隙間に液状の止水材を浸透させた後、該止水材を硬化させる線材の止水方法であって、
前記止水材として磁性流体を用い、
該止水材を前記線材間の隙間に浸透させた後、前記止水材が浸透している前記線材の束の部分の外周を覆うカバー材の外側から、前記止水材を前記カバー材内の所定箇所に集めるように、リング状に形成された磁芯にコイルを巻いてなる電磁石の該コイルに交流電流を流すことで発生させた交番磁界を掛けた状態で前記止水材を硬化させること。
) 上記()または()の止水方法において、
前記止水材は、複数の磁性超微粒子を液状の止水剤中に分散させた複合材料であって、各磁性超微粒子の表面には界面活性剤が強固に化学吸着されており、
前記磁界により前記磁性超微粒子と伴に前記液状の止水剤が前記所定箇所に集められること。
) 上記()の止水方法において、
前記止水材が針状の磁性超微粒子を含有すること。
) 上記()〜()のいずれかの止水方法において、
前記複数の線材がワイヤハーネスを形成する電線であり、それら電線間の隙間に前記止水材を浸透させた状態で、前記電線の束の外周に前記カバー材として被せたシートの外側から前記磁石により前記磁界を掛けて、前記止水材を前記所定箇所に集めること。
) 上記()〜()のいずれかの止水方法において、
前記複数の線材が被覆電線を形成する芯線であり、それら芯線間の隙間および該芯線の束と前記カバー材である絶縁被覆の内面との隙間に前記止水材を浸透させた状態で、前記絶縁被覆の外側から前記磁石により前記磁界を掛けて、前記止水材を前記所定箇所に集めること。
上記()または()の止水方法によれば、磁石を使用することにより、狙った位置に止水材を必要な時間だけ集めて硬化させることができるので、設計通りの止水性能を得ることができると共に、設計範囲外に止水材がはみ出して周囲を汚すのを有効に防止することができる。
上記()の止水方法によれば、交流電流を電磁石のコイルに流すことにより、磁性流体(止水材)中の磁性体(磁性超微粒子)を微細な磁石として連続的に動かすことができるので、止水材を攪拌する効果を生じさせることができて、その結果、狙った位置に止水材を充填させやすくなる。また、交流電流を電磁石のコイルに流すことでIH(電磁誘導加熱)が行なわれるため、止水材として熱硬化性のものを使った場合、該止水材を効率よく硬化させることができる。
上記()の止水方法によれば、磁石を使用することにより、狙った位置に磁性超微粒子と伴に止水剤を集めて硬化させることができるので、設計通りの止水性能を得ることができると共に、設計範囲外に止水材がはみ出して周囲を汚すのを有効に防止することができる。
更に、上記()の止水方法によれば、交流電流を電磁石のコイルに流すことにより、針状の磁性体の向きを連続的に変えることができるので、止水材を攪拌して狙った位置に止水材を充填させる上で、更に効果的である。
上記()の止水方法によれば、ワイヤハーネスを構成する電線間の隙間および該電線の束とシートの内面との隙間を効果的に止水することができる。また、この止水方法によれば、ワイヤハーネスに必要な可撓性を極力低めずに前記隙間を止水することができる。
また、このように止水材の磁性体を纏った電線は、フェライトが装着された場合と同様、通電された際にノイズ低減効果を奏する。
上記()の止水方法によれば、被覆電線を構成する芯線間の隙間および該芯線の束と絶縁被覆の内面との隙間を効果的に止水することができる。また、この止水方法によれば、被覆電線に必要な可撓性を極力低めずに前記隙間を止水することができる。また、このように止水材の磁性体を纏った芯線は、フェライトが装着された電線と同様、通電された際にノイズ低減効果を奏する。
本発明によれば、狙った位置に止水材を留めることができるので十分な止水性能を発揮できると共に、周囲を止水材で汚すおそれもなくなる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための最良の形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
以下、本発明に係る好適な実施形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は第1実施形態の止水方法を実施している状態を示す図であって、図1(a)は斜視図、そして図1(b)は原理説明のための図(磁石の断面図、およびシート内の透視図を含む。)である。
図1(a)および(b)に示される第1実施形態の止水方法では、まず、カバー材としてのシート1と、磁石2と、液状の止水材3とを用意する。シート1としては、磁石2の磁束が通過可能で液状の止水材3が浸透しない非磁性の樹脂シート等を用いる。磁石2としては、半径方向に磁化(着磁)され外周側と内周側それぞれに磁極(N極とS極)を持つリング状の永久磁石を用いる。尚、本実施形態では半割れ可能に構成された永久磁石を磁石2として用いたが、一体形成された永久磁石であってもよい。止水材3としては、磁性流体を用いる。つまり、止水材3は、ベース液となる液状の止水剤(即ち、接着剤等といった樹脂)の中に極めて複数の磁性超微粒子(即ち、磁性体)を均一に分散させたもの(複合材料)であって、各磁性超微粒子の表面には界面活性剤が強固に化学吸着されている。磁性超微粒子は、激しい熱運動と、表面の界面活性剤層の相互反発力のため、止水剤内で凝集することなく安定な分散状態を保つ。磁性超微粒子としては、マグネタイト等の強磁性超微粒子を用いる。
次いで、ワイヤハーネスを構成する電線(本実施形態では銅を導体とした被覆電線)Wの束の止水すべき箇所に、上述の止水材3を塗布して、電線W間の隙間に止水材3を浸透させた状態で、止水材3を塗布した箇所に、シート1を巻き付ける。その後、磁石2をシート1の外側からあてがい、シート1の外側から止水材3に磁界を掛ける。そうすると、特に図1(b)に示すように磁力線10の作用で、止水材3が止水すべき範囲にわたる電線W間の隙間および該電線Wの束とシート1の内面との隙間を埋めるように集まる。そこで、この状態を維持しながら、止水材3を硬化させる。そうすることにより、シート1内の所定箇所に止水材3が集められて硬化されたワイヤハーネスの止水構造が出来上がる。尚、この止水方法では、先ず電線Wの束に止水材3を塗布した後、該止水材3を塗布した箇所にシート1を巻き付ける手順を採っているが、その代わりに、先ず電線Wの束にシート1を巻き付けた後、電線W間の隙間および該電線Wの束とシート1の内面との隙間に止水材3を浸透するよう注入する手順を採ってもよい。
このように、磁石2を使用することにより狙った位置に必要な時間だけ止水材3を集めて、該止水材を硬化させるので、設計通りの止水性能を得ることができると共に、設計範囲外に止水材3がはみ出して周囲を汚すのを有効に防止することができる。
<第2実施形態>
次に、図2を用いて第2実施形態を説明する。第2実施形態では、磁石として、リング状に一体形成された磁芯6にコイル7を巻いた電磁石5を用い、コイル7に電流を流す電源として交流電源8を用いると共に、止水材(不図示)として、ベース液となる液状の止水剤(即ち、接着剤等といった樹脂)の中に極めて複数の針状の磁性超微粒子(即ち、針状の磁性体)を均一に分散させた磁性流体を用いる。この止水材の各磁性超微粒子の表面には上述の止水材3と同様に界面活性剤が強固に化学吸着されており、磁性超微粒子は、激しい熱運動と、表面の界面活性剤層の相互反発力のため、止水剤内で凝集することなく安定な分散状態を保つ。その他は第1実施形態と同じである。
この実施形態の止水方法でも、まず、ワイヤハーネスを構成する電線(本実施形態では銅を導体とした被覆電線)Wの束の止水すべき箇所に、上述の止水材を塗布して、電線W間の隙間に止水材を浸透させた状態で、止水材を塗布した箇所に、シート1を巻き付ける。その後、電磁石5をシート1の外側からあてがい、シート1の外側から止水材に磁界を掛ける。
その際、本実施形態では、電磁石5のコイル7に交流電流を流すことで交番磁界を発生させ、該交番磁界により止水材を所定箇所に集める。そうすることにより、磁性流体(止水材)中の針状の磁性体が、微細な磁石として働くが、単にそれだけではなく、交番磁界によって連続的に向きを変えるので、止水材を攪拌する効果を奏する。それ故、狙った位置に止水材の止水剤を充填させやすくなる。そして、この状態を維持しながら、止水材を硬化させることにより、所定箇所に止水材が集められて硬化されたワイヤハーネスの止水構造が出来上がる。従って、第1実施形態と同様、或いはそれ以上の効果を奏することができる。尚、この止水方法でも、先ず電線Wの束に止水材を塗布した後、該止水材を塗布した箇所にシート1を巻き付ける手順を採っているが、その代わりに、先ず電線Wの束にシート1を巻き付けた後、電線W間の隙間および該電線Wの束とシート1の内面との隙間に止水材を浸透するよう注入する手順を採ってもよい。
ところで、上述した第1実施形態および第2実施形態では、流動性のある止水材として磁界により磁性超微粒子と伴に液状の止水剤が移動する特性(換言すれば、磁界により液状の止水材全体があたかも強磁性を持っているかのように移動する特性)を持つものを用いたが、これに限らず、本発明で止水材として用いる磁性流体は、液状の止水剤(即ち、接着剤等といった樹脂)に単に微細な鉄粉を混ぜた安価なものであってもよい。このように磁性流体中の磁性体が鉄粉のように錆びやすい性質を持っている場合、図3に示すように電線Wの両側から入ってくる外気や水分Sの影響で磁性体3aが錆びることが通常は懸念されるが、磁石2の作用で磁性体3aの分布を止水材2の中央に多く集めることにより、その両側の止水材3の止水剤が、外気や水分Sを遮断し、防錆効果を奏する。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
上述した第1実施形態および第2実施形態では、本発明を、ワイヤハーネスを構成する電線(被覆電線)W間の隙間および該電線Wの束とシート1の内面との隙間を止水材で封じる場合に適用した例について説明したが、本発明は、被覆電線を構成する芯線間の隙間および該芯線の束とその周りの絶縁被覆の内面との隙間を止水材で封じる場合にも適用することができる。
これは例えば、上述した第1実施形態の止水方法を1本の被覆電線に対して実施している様子を示す図4(a)および(b)から明らかなように、被覆電線Wの端末部にある銅製の芯線Waの露出部分に止水材供給装置20から止水材3を滴下供給して絶縁被覆Wbの内側へ浸透させた後、磁石2で絶縁被覆Wbの外側から掛けた磁界によって止水材3を絶縁被覆Wb内の所定箇所まで引き込んで芯線間Waの隙間および該芯線Waの束と絶縁被覆Wbの内面との隙間に浸透させることである。
尚、これと同様に、上記第2実施形態の止水方法が1本の被覆電線に対しても実施できることは言うまでもない。また、図7の従来例と同様に接続端子52が端末部に取り付けられた被覆電線Wの場合でも、図5に示すように、図4(a)および(b)の例と同様に第1実施形態の止水方法を適用することができる。勿論、上記第2実施形態の止水方法をこの接続端子52付き被覆電線Wに対して実施してもよい。
また、上記止水方法において、磁石(電磁石)および電線の少なくとも一方を微振動させると、止水材内の磁性体が動きやすくなるので、好ましい。この場合、第2実施形態については電磁石のコイルに電流を流す電源として交流電源を用いる代わりに直流電源を用いてもよい。
尚、磁石については、例えば、2分割可能、3分割可能、4分割可能、等といったように分割可能に構成されたものが好ましい。このように分割可能な磁石は、線材の周りに配置し易いので好ましい。例えば、半割れ可能に構成された磁石の場合、図示した磁石の磁極(N極とS極)の配置に準拠すると、磁石の第1半円弧部の外周側部分がN極、そして内周側部分がS極となり、そして磁石の第2半円弧部の外周側部分がS極、そして内周側部分がN極となる。尚、このように、内周部でN極とS極が対向する位置にあるリング状の磁石は、線材を通過する磁束が多くなるので、好ましい。
但し、磁石の磁極(N極とS極)の配置については、図示した配置に限らず、止水材を所定箇所に集められる配置であれば、何でもよい。また、磁石の形についてもリング状に限らず、止水材を所定箇所に集められるものであれば、何でもよい。但し、リング状の磁石は、止水材を浸透させた線材に対してその周りから集中して磁界を掛け易いので好ましい。
また、上述した第2実施形態の止水方法では、止水材として、針状の磁性体を含有するものを用いたが、磁性体の形状が針状でなくてもよいものとする。但し、針状の磁性体を用いた方が止水材を攪拌する上でより好ましいことは言うまでもない。
ここで、本発明の理解を深めるため、上記実施形態に係る線材の止水構造について簡潔に纏めて述べる。
束になった複数の線材(W)間の隙間に液状の止水材(3)を浸透させた後、該止水材(3)を硬化させてなる線材の止水構造であって、止水材(3)として磁性流体を用い、該止水材(3)が浸透している線材(W)の束の部分の外周を覆うカバー材(1;Wb)の外側から止水材(3)に磁界を掛けてカバー材(1;Wb)内の所定箇所に集めた状態で該止水材(3)が硬化している線材の止水構造。この止水構造では、磁力を用いて狙った位置に止水材(3)を集めて硬化させたので、設計通りの止水性能が得られると共に、設計範囲外に止水材(3)がはみ出して周囲を汚すのを防止できる。
止水材(3)は、複数の磁性超微粒子を液状の止水剤中に分散させた複合材料であって、各磁性超微粒子の表面には界面活性剤が強固に化学吸着されており、磁界により磁性超微粒子と伴に液状の止水剤が前記所定箇所に集められる。この止水構造では、磁力を用いて狙った位置に磁性超微粒子と伴に集められた止水剤を硬化させたので、設計通りの止水性能が得られると共に、設計範囲外に止水材(3)がはみ出して周囲を汚すのを防止できる。
前記複数の線材がワイヤハーネスを形成する電線(W)であり、それら電線(W)間の隙間および該電線(W)の束とカバー材(1)の内面との隙間に止水材(3)が浸透し且つ硬化している。この止水構造では、ワイヤハーネスを構成する電線(W)間の隙間および該電線(W)の束とカバー材(1)の内面との隙間が効果的に止水される。また、この止水構造では、ワイヤハーネスに必要な可撓性を極力低めずに前記隙間が止水される。また、この止水構造のように止水材(3)の磁性体を纏った電線(W)は、フェライトが装着された場合と同様、通電された際にノイズ低減効果を奏する。
前記複数の線材が被覆電線(W)を形成する芯線(Wa)であり、それら芯線(Wa)間の隙間および該芯線(Wa)の束とカバー材である絶縁被覆(Wb)の内面との隙間に止水材(3)が浸透し且つ硬化している。この止水構造では、被覆電線(W)を構成する芯線(Wa)間の隙間および該芯線(Wa)の束と絶縁被覆(Wb)の内面との隙間が効果的に止水される。また、この止水構造では、被覆電線(W)に必要な可撓性を極力低めずに前記隙間が止水される。また、この止水構造のように止水材(3)の磁性体を纏った芯線(Wa)は、フェライトが装着された電線と同様、通電された際にノイズ低減効果を奏する。
また、ここで、本発明の理解を深めるため、上記実施形態に係る線材の止水方法について簡潔に纏めて述べる。
束になった複数の線材(W)間の隙間に液状の止水材(3)を浸透させた後、該止水材(3)を硬化させる線材の止水方法であって、止水材(3)として磁性流体を用い、該止水材(3)を線材(W)間の隙間に浸透させた後、止水材(3)が浸透している線材(W)の束の部分の外周を覆うカバー材(1;Wb)の外側から、止水材(3)をカバー材(1;Wb)内の所定箇所に集めるように、磁石(2;5)により磁界を掛けた状態で止水材(3)を硬化させる線材の止水方法。この止水方法では、磁石(2;5)を使用することにより、狙った位置に止水材(3)を必要な時間だけ集めて硬化させることができるので、設計通りの止水性能を得ることができると共に、設計範囲外に止水材(3)がはみ出して周囲を汚すのを有効に防止することができる。
止水材(3)は、複数の磁性超微粒子を液状の止水剤中に分散させた複合材料であって、各磁性超微粒子の表面には界面活性剤が強固に化学吸着されており、磁界により磁性超微粒子と伴に液状の止水剤が前記所定箇所に集められる。この止水方法では、磁石(2;5)を使用することにより、狙った位置に磁性超微粒子と伴に止水剤を集めて硬化させることができるので、設計通りの止水性能を得ることができると共に、設計範囲外に止水材(3)がはみ出して周囲を汚すのを有効に防止することができる。
前記磁石として電磁石(5)を用い、該電磁石(5)のコイル(7)に交流電流を流すことで交番磁界を発生させ、該交番磁界により止水材を所定箇所に集める。この止水方法では、交流電流を電磁石(5)のコイル(7)に流すことにより、磁性流体(止水材)中の磁性体(磁性超微粒子)を微細な磁石として連続的に動かすことができるので、止水材を攪拌する効果を生じさせることができて、その結果、狙った位置に止水材を充填させやすくなる。また、交流電流を電磁石(5)のコイル(7)に流すことでIH(電磁誘導加熱)が行なわれるため、止水材として熱硬化性のものを使った場合、該止水材を効率よく硬化させることができる。この実施形態では、止水材が針状の磁性超微粒子を含有するものであると好ましく、その場合、交流電流を電磁石のコイルに流すことにより、針状の磁性体の向きを連続的に変えることができるので、止水材を攪拌して狙った位置に止水材を充填させる上で、更に効果的である。
前記複数の線材がワイヤハーネスを形成する電線(W)であり、それら電線(W)間の隙間に止水材(3)を浸透させた状態で、電線(W)の束の外周にカバー材として被せたシート(1)の外側から磁石(2;5)により磁界を掛けて、止水材(3)を前記所定箇所に集める。この止水方法では、ワイヤハーネスを構成する電線(W)間の隙間および該電線(W)の束とシート(1)の内面との隙間を効果的に止水することができる。また、この止水方法では、ワイヤハーネスに必要な可撓性を極力低めずに前記隙間を止水することができる。また、このように止水材(3)の磁性体を纏った電線(W)は、フェライトが装着された場合と同様、通電された際にノイズ低減効果を奏する。
前記複数の線材が被覆電線(W)を形成する芯線(Wa)であり、それら芯線(Wa)間の隙間および該芯線(Wa)の束とカバー材である絶縁被覆(Wb)の内面との隙間に止水材(3)を浸透させた状態で、絶縁被覆(Wb)の外側から磁石(2;5)により磁界を掛けて、止水材(3)を前記所定箇所に集める。この止水方法では、被覆電線(W)を構成する芯線(Wa)間の隙間および該芯線(Wa)の束と絶縁被覆(Wb)の内面との隙間を効果的に止水することができる。また、この止水方法によれば、被覆電線(W)に必要な可撓性を極力低めずに前記隙間を止水することができる。また、このように止水材(3)の磁性体を纏った芯線(Wa)は、フェライトが装着された電線と同様、通電された際にノイズ低減効果を奏する。
本発明の第1実施形態の止水方法を実施している状態を示す図であって、(a)は斜視図、そして(b)は原理説明のための図(磁石の断面図、およびシート内の透視図を含む。)である。 本発明の第2実施形態の止水方法を実施している状態を示す斜視図である。 防錆効果の説明図である。 第1実施形態の止水方法を1本の被覆電線に対して実施している様子を示す図であって、(a)は斜視図、そして(b)は原理説明のための図(磁石の断面図、および絶縁被覆の断面図を含む。)である。 第1実施形態の止水方法を1本の、接続端子付き被覆電線に対して実施している様子を示す側面図である。 従来例を示す斜視図である。 他の従来例を示す上面図である。
符号の説明
W:電線
1:シート(カバー材)
2:磁石
3:止水材(磁性流体)
5:電磁石
7:コイル

Claims (6)

  1. 束になった複数の線材間の隙間に液状の止水材を浸透させた後、該止水材を硬化させる線材の止水方法であって、
    前記止水材として磁性流体を用い、
    該止水材を前記線材間の隙間に浸透させた後、前記止水材が浸透している前記線材の束の部分の外周を覆うカバー材の外側から、前記止水材を前記カバー材内の所定箇所に集めるように、半径方向に磁化され外周側と内周側それぞれにN極又はS極を持ち、内周部で当該N極とS極とが対向するリング状の永久磁石により磁界を掛けた状態で前記止水材を硬化させることを特徴とする線材の止水方法。
  2. 束になった複数の線材間の隙間に液状の止水材を浸透させた後、該止水材を硬化させる線材の止水方法であって、
    前記止水材として磁性流体を用い、
    該止水材を前記線材間の隙間に浸透させた後、前記止水材が浸透している前記線材の束の部分の外周を覆うカバー材の外側から、前記止水材を前記カバー材内の所定箇所に集めるように、リング状に形成された磁芯にコイルを巻いてなる電磁石の該コイルに交流電流を流すことで発生させた交番磁界を掛けた状態で前記止水材を硬化させることを特徴とする線材の止水方法。
  3. 前記止水材は、複数の磁性超微粒子を液状の止水剤中に分散させた複合材料であって、各磁性超微粒子の表面には界面活性剤が強固に化学吸着されており、
    前記磁界により前記磁性超微粒子と伴に前記液状の止水剤が前記所定箇所に集められることを特徴とする請求項1または請求項2に記載した線材の止水方法。
  4. 前記止水材が針状の磁性超微粒子を含有することを特徴とする請求項3に記載した線材の止水方法。
  5. 前記複数の線材がワイヤハーネスを形成する電線であり、それら電線間の隙間に前記止水材を浸透させた状態で、前記電線の束の外周に前記カバー材として被せたシートの外側から前記磁石により前記磁界を掛けて、前記止水材を前記所定箇所に集めることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載した線材の止水方法。
  6. 前記複数の線材が被覆電線を形成する芯線であり、それら芯線間の隙間および該芯線の束と前記カバー材である絶縁被覆の内面との隙間に前記止水材を浸透させた状態で、前記絶縁被覆の外側から前記磁石により前記磁界を掛けて、前記止水材を前記所定箇所に集めることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載した線材の止水方法。
JP2007126746A 2007-05-11 2007-05-11 線材の止水方法 Expired - Fee Related JP5329052B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007126746A JP5329052B2 (ja) 2007-05-11 2007-05-11 線材の止水方法
US12/119,017 US8076572B2 (en) 2007-05-11 2008-05-12 Water stopping configuration of linear members and method of water stopping the linear members

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007126746A JP5329052B2 (ja) 2007-05-11 2007-05-11 線材の止水方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008282720A JP2008282720A (ja) 2008-11-20
JP5329052B2 true JP5329052B2 (ja) 2013-10-30

Family

ID=39968689

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007126746A Expired - Fee Related JP5329052B2 (ja) 2007-05-11 2007-05-11 線材の止水方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8076572B2 (ja)
JP (1) JP5329052B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5320809B2 (ja) * 2008-05-08 2013-10-23 住友電装株式会社 ワイヤハーネスの止水構造および止水部の形成方法
JP5586142B2 (ja) * 2008-11-10 2014-09-10 矢崎総業株式会社 線材の止水方法
JP5382848B2 (ja) * 2008-12-02 2014-01-08 矢崎総業株式会社 線材の止水構造および線材の止水方法
JP2010136484A (ja) * 2008-12-02 2010-06-17 Yazaki Corp 線材の止水方法
JP2012142239A (ja) * 2011-01-06 2012-07-26 Fujikura Ltd ワイヤーハーネス
JP2013109847A (ja) * 2011-11-17 2013-06-06 Yazaki Corp 芯線止水構造及び芯線止水方法
ES2683007T3 (es) * 2012-08-29 2018-09-24 Nexans Procedimiento para cubrir a prueba de humedad una unión entre un conductor eléctrico y un elemento de contacto
EP2897778B1 (de) * 2012-09-18 2016-12-28 LEONI Bordnetz-Systeme GmbH Verfahren zur herstellung eines kabelsatzes sowie kabelsatz
JP6056584B2 (ja) * 2013-03-22 2017-01-11 株式会社オートネットワーク技術研究所 端子付き被覆電線、ワイヤーハーネス、及び防食剤
JP2014203806A (ja) * 2013-04-10 2014-10-27 矢崎総業株式会社 電線の止水構造及びその製造方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59132708A (ja) * 1983-01-18 1984-07-30 日立電線株式会社 磁性流体によるケ−ブル端末部の防爆シ−リング方法
JPS61153532A (ja) * 1984-12-27 1986-07-12 Toshiba Corp 焦電センサ
JPH03280365A (ja) * 1990-03-28 1991-12-11 Yazaki Corp ワイヤハーネスの防水シール構造
JPH06171499A (ja) * 1992-12-04 1994-06-21 Toyota Motor Corp 電磁ブレーキ制御装置
JP2584507Y2 (ja) * 1993-05-24 1998-11-05 住友電装株式会社 電線の防水構造
JP3129936B2 (ja) * 1995-06-12 2001-01-31 矢崎総業株式会社 グロメット止水方法及びグロメット止水用治具
JPH0927221A (ja) * 1995-07-10 1997-01-28 Reikemu:Kk 電線の防水結束方法
JP2003014772A (ja) * 2001-06-27 2003-01-15 Tosoh Corp 液体の輸送方法及びマイクロリアクター
JP2005073389A (ja) 2003-08-25 2005-03-17 Yazaki Corp ワイヤーハーネスの止水処理方法およびワイヤーハーネス
JP2005080428A (ja) * 2003-09-01 2005-03-24 Yazaki Corp ワイヤハーネス幹線部の線間止水構造、ワイヤハーネス幹線部の線間止水方法
JP4841946B2 (ja) * 2005-01-24 2011-12-21 株式会社オートネットワーク技術研究所 車載用電線の止水処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20080277607A1 (en) 2008-11-13
JP2008282720A (ja) 2008-11-20
US8076572B2 (en) 2011-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5329052B2 (ja) 線材の止水方法
JP5586142B2 (ja) 線材の止水方法
JP5382848B2 (ja) 線材の止水構造および線材の止水方法
TWI480902B (zh) Inductor
CN104620335A (zh) 复合材料、电抗器、转换器和功率转换器件
US20170126083A1 (en) Electric Motor with Halbach Array and Ferrofluid Core
JP2016072457A (ja) 異方性ボンド磁石の着磁方法
JP2014120559A (ja) 磁性体コア
JP7378586B2 (ja) 発電素子、これを用いた磁気センサ、エンコーダおよびモータ
CN107923546A (zh) 驱动器及驱动器一体型电动执行器
US20090134719A1 (en) Electric motor containing ferromagnetic particles
JP2015211143A (ja) コア片及びリアクトル
KR20090060354A (ko) 유체의 활성화장치
JP5247390B2 (ja) 線材の止水構造を形成するための治具および線材の止水方法
JP2010136484A (ja) 線材の止水方法
JPH1167519A (ja) 巻線型電子部品
JP6662347B2 (ja) リアクトル
JP2011259593A (ja) インシュレータおよびその形成方法
JP6830737B2 (ja) 磁力増強具及び水活性化システム
JP7140357B2 (ja) 水活性化装置及びその製造方法
JP2009049304A (ja) 巻線型電子部品
JP2001035716A (ja) 複合材料およびその製造方法
KR200328606Y1 (ko) 분말 훼라이트를 이용한 전자기장차폐 케이블전선
JP6247852B2 (ja) 磁気研磨装置、磁気研磨方法、及び工具
JPS6035915A (ja) 地中線遮蔽装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100325

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130311

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130402

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130528

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130625

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130724

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5329052

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees